JP3156938B2 - コールドスラグ除去装置 - Google Patents

コールドスラグ除去装置

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • B29C45/382Cutting-off equipment for sprues or ingates disposed outside the mould

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体リードフレーム
の樹脂封止成形体からコールドスラグを除去するコール
ドスラグ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子を樹脂封止成形す
るにあたっては、特開昭62−269328号公報にて
開示されるマルチプランジャー型樹脂モールド装置が用
いられている。
【0003】上記装置により樹脂封止成形を行うにあた
って、半導体リードフレームの半導体樹脂封止部が小さ
い場合には、1つのゲートからスルーゲートを介して複
数の半導体樹脂封止部に樹脂を供給することが行われて
いる。
【0004】この方法にて成形を行うと、図8及び図9
に示すように、樹脂封止成形体Aは、カルBと半導体リ
ードフレームCとがゲートスラグDにより連結され、更
に、半導体リードフレームDの半導体樹脂封止部E1 と
E2 とがスルーゲートスラグFにより連結された状態と
なる。この場合、カルB,ゲートスラグD及びスルーゲ
ートスラグFは不要物(コールドスラグ)であり、よっ
て、これらを樹脂封止成形体Aから切去しなくてはなら
ない。
【0005】従来では、上記コールドスラグを折取るた
め、実公昭62−44528号公報にて開示される装置
が用いられていた。同公報において開示される装置と
は、上部カル挾持体及び下部カル挾持体により、カルB
を上下両側から挾持すると共に、上部樹脂封止部挾持体
及び下部樹脂封止部挾持体により、半導体樹脂封止部E
1 ,E2 を上下両側から挾持し、上部及び下部樹脂封止
部挾持体を、上部及び下部カル挾持体に対して回動さ
せ、図8の太線部分(符号Gで示す)から、ゲートスラ
グD及びカルBの折取り操作を行うものである。
【0006】而して、樹脂封止成形体Aからコールドス
ラグを除去するにあたっては、まず、上記装置により、
カルB及びゲートスラグDを除去した後、トリム・フォ
ーミング装置においてスルーゲートスラグFを打抜くよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トリム
・フォーミング装置とは、本来、半導体リードフレーム
Cや極めて薄い樹脂ばりを打抜いたり、アウターリード
を折曲げる工程であるため、スルーゲートスラグFのよ
うな厚い樹脂を無理に打抜こうとすると、半導体樹脂封
止部E1 ,E2 が半導体リードフレームCから剥離した
り、打抜き用の刃物が劣化してしまう等の不具合を生じ
ることがあった。
【0008】また、樹脂封止成形体Aをトリム・フォー
ミング工程に搬送する際には、図10に示すように、一
旦、それらを製品カセットH内に収納しなくてはならな
い。ところが、スルーゲートスラグFが半導体リードフ
レームCから突出しているため、樹脂封止品Jが製品カ
セットHの中で倒れてしまい、トリム・フォーミング装
置に樹脂封止品Jをうまく供給できないことがあった。
すると、トリム・フォーミング装置が停止してしまうば
かりか、半導体リードフレームCの曲り等が生じ、不良
品が製造されてしまうこともあった。
【0009】
【0010】
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、の目的は、トリム・フォーミング装置の打抜き
用刃物によらずにスルーゲートスラグを除去できて、ト
リム・フォーミング装置の打抜き用刃物の劣化防止に寄
与し得ると共に、半導体樹脂封止部が半導体リードフレ
ームから剥離することなく、しかも、トリム・フォーミ
ング装置への樹脂封止成形体の供給も良好に行い得るコ
ールドスラグ除去装置を提供することである
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1記載のコールドスラグの除去装置は、
複数の半導体樹脂封止部にカル,ゲートスラグ及びスル
ーゲートスラグといったコールドスラグが残存する樹脂
封止成形体から前記コールドスラグを除去するものであ
って、前記カルをその上下両側から挾み付けて支持する
上部カル挾持体及び下部カル挾持体を設け、前記半導体
樹脂封止部をその上下両側から挾み付けて支持し前記上
部及び下部カル挾持体に対する移動によって前記カル及
びゲートスラグを折取る上部樹脂封止部挾持体及び下部
樹脂封止部挾持体を設け、前記上部カル挾持体あるいは
上部樹脂封止部挾持体に前記スルーゲートスラグを押圧
してこれを除去する押圧部材を設け、前記下部樹脂封止
部挾持体のスルーゲートスラグに対応する部位に除去さ
れたスルーゲートスラグを排出する排出部を設けたとこ
ろに特徴を有する。
【0013】
【0014】
【作用】樹脂封止成形工程から樹脂封止成形体が搬送さ
れてくると、その半導体樹脂封止部の上下両側が夫々上
部及び下部樹脂封止部挾持体によって挾持され、更に、
カルの上下両側が夫々上部及び下部カル挾持体によって
挾持される。
【0015】請求項1記載の手段によれば、上部及び下
部樹脂封止部挾持体が移動してカル及びゲートスラグが
樹脂封止成形体から折取られ、これら一連の動作の中
で、スルーゲートスラグが押圧部材により押圧除去され
て、排出部から排出される。
【0016】このように、請求項1記載の手段では、刃
物ではなく押圧部材によりスルーゲートスラグを押圧し
てこれを除去するようにしているから、それが欠損する
ことはなく、この場合、トリム・フォーミング装置を用
いる必要がなくなるので、その刃物の劣化防止に寄与で
きる。
【0017】更に、押圧部材によりスルーゲートスラグ
を押圧する際に、半導体樹脂封止部は上部及び下部樹脂
封止部挾持体によって挾持された状態にあるから、半導
体樹脂封止部が半導体リードフレームから剥離してしま
うことはない。
【0018】しかも、トリム・フォーミング装置に樹脂
封止成形体を搬送する際には、すでにカル及びスルーゲ
ートスラグが除去されているから、樹脂封止成形体が製
品カセットの中で倒れることはなく、トリム・フォーミ
ング装置に樹脂封止成形体を良好な状態で供給すること
ができるようになる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1な
いし図3、ならびに図8を参照しながら説明する。
【0021】まず、図1において、二点鎖線で示す搬送
装置1は、自動トランスファモールド装置(図示せず)
から、樹脂封止成形体A(図8参照)を受け取り、搬送
するためのものであり、この場合、図3に示すように、
樹脂封止成形体Aの半導体リードフレームCには、スル
ーゲートFの裏側に位置して、打抜孔Kが形成されてい
る。
【0022】搬送装置1上には下部樹脂封止部挾持体
2,2が設けられており、樹脂封止成形体Aは下部樹脂
封止部挾持体2,2上にセットされている。下部樹脂封
止部挾持体2は、平板状をなす受部3と、受部3に突設
された複数個の第1の凸部4(図2参照)及び第2の凸
部5から構成されており、このうち受部3には、樹脂封
止成形体AのスルーゲートスラグFに対応する部位に、
夫々排出部たる排出孔6が形成され、第1の凸部4は、
夫々排出孔6間に配置されて、半導体リードフレームC
を下方から受け支持している。
【0023】また、受部3には、樹脂封止成形体Aのゲ
ートスラグDに対応する部位に、夫々切欠部20が形成
されており、第2の凸部5は、夫々切欠部20間に配置
されて、半導体リードフレームCの縁部を下方から受け
支持している。
【0024】尚、下部樹脂封止部挾持体2,2の下側に
は図示しないシュートが配設されている。
【0025】下部樹脂封止部挾持体2,2の上側には上
部樹脂封止部挾持体7,7が設けられている。上部樹脂
封止部挾持体7は、平板状をなす支持部8と支持部8に
突設された第3の凸部9とから構成されるものであり、
支持部8には、スルーゲートスラグFに対応する部位
に、夫々押圧部材挿通孔10が形成されている。上部樹
脂封止部挾持体7は、樹脂封止成形体Aを下部樹脂封止
部挾持体2との間で挾持するものであり、下部樹脂封止
部挾持体2の受部3と上部樹脂封止部挾持体7の支持部
8との間で、半導体樹脂封止部E1 ,E2 を挾持し、第
2の凸部5と第3の凸部9との間で半導体リードフレー
ムCの縁部を挾持する。
【0026】そして、上部樹脂封止部挾持体7は、図示
しない第1のアクチュエータに連結され、第1のアクチ
ュエータの動作に伴って上下動するようになっており、
さらに、上部及び下部樹脂封止部挾持体7,2は図示し
ない回動機構に連結され、カルB部分を中心に一体とな
って回動する。
【0027】下部樹脂封止部挾持体2,2間には下部カ
ル挾持体11が設けられている。下部カル挾持体11に
は、樹脂封止成形体AのカルBに対応する凹部12が複
数個形成されており、この中に夫々カルBが嵌まり込む
ようになっている。そして、下部カル挾持体11は、ロ
ッド13を介して図示しない第2のアクチュエータに連
結されており、第2のアクチュエータが前記第1のアク
チュエータの動作に連動して上下動し、それにより、下
部カル挾持体11も上下動する。
【0028】下部カル挾持体11の上側には、断面略T
字状をなす上部カル挾持体14が設けられている。上部
カル挾持体14は、ロッド15を介して図示しない第3
のアクチュエータに連結されており、第3のアクチュエ
ータは前記第1及び第2のアクチュエータの動作に連動
して上下動し、それにより、上部カル挾持体14も上下
動する。
【0029】また、上部カル挾持体14の下面には、下
部カル挾持体11の凹部12に対応して、平面部16が
複数個形成されており、下部及び上部カル挾持体11,
14の上下動に伴って、下部カル挾持体11の凹部12
と上部カル挾持体14の平面部16との間でカルBを挾
持する。
【0030】上部カル挾持体14には、上部樹脂封止部
挾持体7の押圧部材挿通孔10内に夫々挿通される押圧
部材17が取着されている。押圧部材17は、例えば、
ピン等の突起物からなり、上部及び下部樹脂封止部挾持
体7,2が矢印イ方向へ回動されることに伴って、上部
樹脂封止部挾持体7の押圧部材挿通孔10内に入り込
み、樹脂封止成形体Aの打抜孔Kを介して、スルーゲー
トスラグFを押圧するものである。
【0031】次に上記構成の作用について説明する。
【0032】即ち、自動トランスファモールド装置によ
り、樹脂封止成形体Aが製造されると、樹脂封止成形体
Aは搬送装置1に設けられた下部樹脂封止部挾持体2,
2上にセットされる。すると、搬送装置1が移動して、
樹脂封止成形体Aを、上部樹脂封止部挾持体7,7の直
下まで搬送し、コールドスラグ除去操作が可能な状態に
なる。
【0033】次に、第1のアクチュエータが作動して上
部樹脂封止部挾持体7が下降し、下部樹脂封止部挾持体
2の受部3と上部樹脂封止部挾持体7の支持部8との間
で半導体樹脂封止部E1 ,E2 が挾持され、下部樹脂封
止部挾持体2の第2の凸部5と上部樹脂封止部挾持体7
の第3の凸部9との間で半導体リードフレームCの縁部
が挾持され、半導体リードフレームCが下部樹脂封止部
挾持体7の第1の凸部4により受け支持された状態にな
る。
【0034】そして、第2及び第3のアクチュエータが
作動して、下部カル挾持体11が上昇し、上部カル挾持
体14が下降して、下部カル挾持体11の凹部12と上
部カル挾持体14の平面部16との間でカルBが挾持さ
れる。
【0035】この後、回動機構が作動して、図2に示す
ように、下部及び上部樹脂封止部挾持体2,7がカルB
を中心に、矢印イ方向へ一体となって回動すると、実線
GからカルB及びゲートスラグDが折取られ、これと共
に、押圧部材17が、押圧部材挿通孔10及び打抜孔K
を介して、スルーゲートスラグFを押圧して折取り、折
取られたスルーゲートスラグFは、排出孔6からシュー
トに排出される。
【0036】上記構成によれば次の効果を奏する。即
ち、上部カル挾持体14に押圧部材17を設けると共
に、下部樹脂封止部挾持体2に排出孔6を設け、上部及
び下部樹脂封止部挾持体7,2が回動することに伴い、
刃物ではなく押圧部材17によってスルーゲートスラグ
Fを押圧し、これを除去するようにしたので、押圧部材
17が欠損することはなく、しかも、トリム・フォーミ
ング装置においてスルーゲートスラグFを除去する必要
がなくなるので、トリム・フォーミング装置に用いられ
ている刃物の劣化防止に寄与することができる。
【0037】しかも、押圧部材17によりスルーゲート
スラグFを押圧する際には、上部樹脂封止部挾持体7の
支持部8と下部樹脂封止部挾持体2の受部3との間で半
導体樹脂封止部E1 ,E2 を挾持し、しかも、下部樹脂
封止部挾持体2の第1の凸部4によって半導体リードフ
レームCを受け支持しているから、半導体樹脂封止部E
1 ,E2 が半導体リードフレームCから剥離することを
極力防止することができる。
【0038】また、トリム・フォーミング装置へ樹脂封
止成形体Aを搬送する際には、カルB,ゲートスラグD
及びスルーゲートスラグFは除去された状態にあるか
ら、樹脂封止成形体Aが製品カセットの中で倒れること
がなくなり、トリム・フォーミング装置に樹脂封止品を
良好な状態で供給し得る。
【0039】次に、本発明の第2実施例について、図3
および図4を参照して説明する。尚、上記第1実施例と
同様の部品については、これと同じ符号を付して説明を
省略し、以下、第1実施例とは異なる部品についてのみ
説明する。
【0040】即ち、上部樹脂封止部挾持体7に、スルー
ゲートスラグFに対応するように、ピン等の突起物から
なる押圧部材18を設ける。尚、この場合、上部樹脂封
止部挾持体7には、第1実施例における押圧部材挿通孔
10は形成されておらず、上部カル挾持体19は、押圧
部材を設ける必要がないので、断面矩形状に形成されて
いる。
【0041】而して、第1のアクチュエータの作動に伴
い、上部樹脂封止部挾持体7が下降し、上部樹脂封止部
挾持体7と下部樹脂封止部挾持体2との間で、図3に示
すような樹脂封止成形体Aを挾持する際に、押圧部材1
8により、打抜孔Kを介してスルーゲートスラグFを押
圧し、これを排出孔6から、下方のシュートに排出する
ようにしている。
【0042】このものによれば、第1実施例と同様な効
果を奏するのは勿論のこと、上部樹脂封止部挾持体7に
押圧部材挿通孔を形成する必要がなく、しかも、上部カ
ル挾持体20は断面矩形状に形成すれば良く、よって、
構成の簡素化を図り得る。
【0043】次に、本発明の第3実施例について、図5
ないし図7を参照して説明する。尚、第1実施例と同様
の部品については、これと同じ符号を付して説明を省略
し、以下、第1実施例とは、異なる部品についてのみ説
明する。
【0044】まず、図5において、上部樹脂封止部挾持
体7の支持部8には、ゲートスラグDに対応するよう
に、押圧部材挿通用の切欠部21が複数個形成されてい
る。また、上部カル挾持体14には、切欠部21内に夫
々挿通される押圧部材22が設けられており、押圧部材
22は、例えば、ピン等の突起物から構成されている。
尚、後述するように、この場合には、下部樹脂封止部挾
持体7の切欠部20が排出部として機能する。
【0045】而して、上部及び下部カル挾持体14,1
1間でカルBが挾持され、下部及び上部樹脂封止部挾持
体2,7間で半導体樹脂封止部E1 、E2 が挾持された
状態において、下部及び上部樹脂封止部挾持体2,7が
矢印イ方向へ回動されると、図6に示すように、実線G
からゲートスラグD及びカルBが折取られ、押圧部材1
7により、スルーゲートスラグFが押圧除去され、これ
と共に、押圧部材22が、上部樹脂封止部挾持体7の押
圧部材挿通用の切欠部21内に入り込む。
【0046】この場合、樹脂封止成形体Aの半導体リー
ドフレームCには、図7に示すように、ゲートスラグD
に対応する部分に位置して夫々打抜孔Lが形成されてお
り、押圧部材22は打抜孔Lを介してゲートスラグDを
押圧する。すると、半導体樹脂封止部E1 からゲートス
ラグDが折取られ、折取られたゲートスラグDは、排出
部としての切欠部20から下方のシュートに排出され
る。
【0047】第3実施例によれば、上部カル挾持体14
に押圧部材22を設けたので、上部及び下部樹脂封止部
挾持体7,2が回動すると、ゲートスラグDが押圧部材
22により押圧されて、半導体樹脂封止部E1 から確実
に除去されるようになる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次に述べる如く優れた効果を奏する。
【0049】請求項1記載のコールドスラグの除去装置
によれば、上部カル挾持体あるいは上部樹脂封止部挾持
体に押圧部材を設け、樹脂封止成形体のスルーゲートス
ラグを押圧部材により押圧して除去するようにし、しか
も、前記下部樹脂封止部挾持体のスルーゲートスラグに
対応する部位に、除去されたスルーゲートスラグを排出
する排出部を設けたので、トリム・フォーミング装置の
打抜き用刃物によらずにスルーゲートスラグを除去でき
て、トリム・フォーミング装置の打抜き用刃物の劣化防
止に寄与し得ると共に、半導体樹脂封止部が半導体リー
ドフレームから剥離することもなく、しかも、トリム・
フォーミング装置への樹脂封止品の供給も良好に行い得
る。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断側面図
【図2】作用説明用の縦断側面図
【図3】樹脂封止成形体を示す上面図
【図4】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】図3相当図
【図8】樹脂封止成形体を示す側面図
【図9】従来例における樹脂封止成形体を示す図3相当
【図10】製品カセット内における樹脂封止品を示す縦
断側面図
【符号の説明】
Aは樹脂封止成形体、Bはカル、Cは半導体リードフレ
ーム、Dはゲートスラグ、E1 ,E2 は半導体樹脂封止
部、Fはスルーゲートスラグ、2は下部樹脂封止部挾持
体、6は排出孔(排出部)、7は上部樹脂封止部挾持
体、10は押圧部材挿通孔、11は下部カル挾持体、1
4は上部カル挾持体、17は押圧部材、18は押圧部
材、19は上部カル挾持体を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体樹脂封止部にカル,ゲート
    スラグ及びスルーゲートスラグといったコールドスラグ
    が残存する樹脂封止成形体から前記コールドスラグを除
    去するものであって、前記カルをその上下両側から挾み
    付けて支持する上部カル挾持体及び下部カル挾持体と、
    前記半導体樹脂封止部をその上下両側から挾み付けて支
    持し前記上部及び下部カル挾持体に対する移動によって
    前記カル及びゲートスラグを折取る上部樹脂封止部挾持
    体及び下部樹脂封止部挾持体と、前記上部カル挾持体あ
    るいは上部樹脂封止部挾持体に設けられ前記スルーゲー
    トスラグを押圧してこれを除去する押圧部材と、前記下
    部樹脂封止部挾持体のスルーゲートスラグに対応する部
    位に設けられ除去されたスルーゲートスラグを排出する
    排出部とを備えてなるコールドスラグ除去装置。
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