JP2922742B2 - 外部リードの成形方法及び成形装置 - Google Patents

外部リードの成形方法及び成形装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテープキャリア方式で
供給されるIC類の外部リードの成形方法及び成形装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープキャリア方式で供給される一般的
なICの平面図を図5に、その断面図を図6に示す。図
において、1は例えばポリイミド等の絶縁性材料からな
るテープ、1aはテープの本体側、2はテープ1の所定
位置に設けられた位置決め穴、3はテープ1の両端部に
設けられた搬送用穴、4はテープ1裏面側に、テープ1
とテープ本体側1aの間に設けられた開口部、1bはテ
ープ1と本体側1aを連結するテープの連結部、5は開
口部4を跨ぐようにテープ1及びテープの本体側1aに
接着剤等で接合された外部リード、6は図示しないIC
チップと外部リード5に通じる図示しない内部リードと
を接合した後に樹脂等で封入成形したICを示す。
【0003】このIC6はテープ状で搬送できること
や、テープ状でICチップの取付け及び検査等ができる
ことから生産性に優れ、また近年のIC類の高密化に対
応したリード線巾及びリード間隔の微細化,多リード化
が可能なことから使用量が増加しているものである。
【0004】図7は、例えば特公平1−47894号公
報に示された従来のテープキャリア方式で供給されるI
Cの外部リードの成形方法を示す成形品の断面図であ
る。図において、5aは外部リード5の曲げ成形部であ
り、その端部にはテープ1の切離し部1cが付着した状
態となっている。
【0005】上記のように構成された従来のテープキャ
リア方式で供給されるIC外部リードの成形方法は、外
部リード5の曲げ成形部5aの端部にテープ1の切離し
部1cを形成することを特徴としており、切り離し後の
外部リード5を切離し部1cで接続することにより多数
個からなる外部リード5の曲げ成形部5aの水平方向,
垂直方向の変形防止を図り、高精度に成形しようとする
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の外部リードの成
形方法は以上のようにして行われており、切離し部1c
の形成が必要なことからその分、曲げ成形部5aの全長
が長くなり、成形品そのものが大きな寸法になる。これ
はプリント配線板上に実装する部品が大きくなることを
意味し、プリント配線板の実装における高密度化の阻害
要因となる。
【0007】また、このIC6をプリント配線板上に実
装する際のはんだ付け作業においても、切離し部1cが
残存することからはんだ付けの工具形状,寸法に制約を
受けることとなり、さらにはんだ付け後に接合状態をチ
ェックする外観検査が困難になる等の問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プリント配線板の実装における
高密度化や、通常のはんだ付け及び外観検査が容易に図
れ、しかも微細なリード線巾,リード間隔で多リードな
IC外部リードを高精度に成形できる実用的な外部リー
ドの成形方法及びそれに適した成形装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る外部リー
ドの成形方法は、外部リードを保持する四隅のテープを
切断する工程と、外部リードの端部を保持する部分のテ
ープを切断する工程と、外部リードの端部にテープを残
した状態で外部リードを押圧して曲げ加工を行う工程
と、外部リードを押圧保持した状態で、外部リードの実
装面側から上方に向けてリード端部の切断を行う工程と
を備えたものである
【0010】またこの発明に係る外部リードの成形装置
は、外部リードを保持する四隅のテープの切断を行う第
1の金型と、外部リードの端部を保持する部分のテープ
の切断,外部リードを押圧しその端部にテープを残した
状態での曲げ加工、外部リードを押圧保持した状態で上
記テープの残存するリード端部の切断を行う第2の金型
とを備え、上記第1及び第2の金型の側面に各金型間を
連結するレールを設置するようにしたものである
【0011】また、外部リード形成加工時のテープの固
定,切断、外部リードの切断,曲げ加工を行う際の各金
型の駆動部をバネ部材によってテープ開放方向に付勢
し、各金型を押圧することにより上記バネ部材を圧縮し
て上記テープキャリアの加工を行うように構成したもの
である。また、第2の金型に、リード端部の切断にて生
じる切断片及び異物類をエアーブローによって下方に移
動及び集積させるエアーブロー経路を形成したものであ
る。
【0012】
【作用】この発明においては、外部リードの端部にテー
プを残した状態で曲げ成形を行うことにより曲げ加工時
のリード成形部の水平方向,垂直方向の変形を防止で
き、高精度な成形ができるとともに、曲げ加工を行った
後にリード端部を押圧保持した状態で上記テープの残存
するリード端部を切断することで上記加工時のリードの
形状を保ったままテープの切離し部が除去され、ICの
小型化、ひいてはプリント配線板の実装における高密度
化が図れ、さらに、はんだ付けや外観検査を容易に行う
ことができる。
【0013】また、第1及び第2の金型間にテープキャ
リアを移送するレールを配設したから、金型間での電子
部品の移送を容易に行うことができる。また、各ポンチ
類をバネ部材によって付勢し、金型を押圧することで各
ポンチ類にて加工を行う構成としたから、各ポンチ類の
駆動を単純な機構で行うことができる。
【0014】また、テープの残存するリード端部の切断
を、リードの実装面側から行うことで、チップ実装時に
障害となるようなカエリ等を防止できる。また、第2の
金型内の切断片や異物類をエアーブローによって移動,
除去するようにしたから、常にクリーンな状態で外部リ
ードを成形することができる。
【0015】
【実施例】実施例1.以下、この発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1はに本発明による外部リードの成
形装置における板押さえの状態を示す断面図、図2は金
型100におけるテープの連結部の切断箇所を示すIC
の平面図である。また、図3は金型200における成形
手順を示す要部の断面図であり、特に図3(a) は板押さ
えの状態、図3(b) は外部リード端部を保持するテープ
の切断状態、図3(c) は外部リードの曲げ成形状態、図
3(d) は曲げ成形した外部リード端部の切断状態を示
す。
【0016】図において、図5ないし図7と同一符号は
同一または相当部分を示し、7はIC6の外部リード5
とテープ1を押圧する板押さえ具、8はテープ1の連結
部1bを切断する打抜きポンチ、9は板押さえ具7の内
部に設けられた打抜きポンチ8の導通部、10は打抜き
ポンチ8を押圧するエアー駆動等のシリンダ、11は打
抜きポンチ8を介して上記板押さえ具7を押圧するバ
ネ、12はバネ11を板押さえ具7と打抜きポンチ8の
間で保持するバネ保持具、13はIC6の支持と連結部
1bの切断を行うダイ、14はダイ13の内部に設けら
れた打抜きポンチ8の導入部、15はダイ13の上面に
固定され、テープ1の位置決め穴2に導入する位置決め
ピンであり、以上の7〜15によって構成される区分を
(第1)金型100と称する。
【0017】16はIC6の外部リード5とテープ1を
押圧する板押さえ具、17は外部リード5の端部を保持
するテープ1の切断を行う切断ポンチ、18は外部リー
ド5を曲げ成形する曲げポンチ、19は板押さえ具16
の内部に設けられた切断ポンチ17と曲げポンチ18の
導通部、20は支持具、21は支持具20を押圧するエ
アー駆動等のシリンダ、22は支持具20を介して板押
さえ具16を押圧するバネ、23は支持具20を介して
曲げポンチ18を押圧する所定長さのバネ、24は支持
具20を介して切断ポンチ17を押圧するバネ23より
長いバネ、25はバネ22を支持具20と板押さえ具1
6の間で保持するバネ保持具、26はバネ24を支持具
20と切断ポンチ17の間で保持するバネ保持具、27
はバネ23を支持具20と曲げポンチ18の間で保持す
るバネ保持具、28はIC6の支持と切断,成形を行う
ダイ、29はダイ28の内部に設けられた切断ポンチ1
7に相対する切断部、30はダイ28の内部に設けられ
た曲げポンチ18に相対する成形部、31は外部リード
5の曲げ成形後に成形部のリード端部を切断する切断ポ
ンチ、32は切断ポンチ31を押圧するエアー駆動等の
シリンダであり、以上の16〜32によって構成される
区分を(第2)金型200と称する。
【0018】33は金型100のダイ13と金型200
のダイ28を支持する下板、34は下板33の内部に設
けられたシリンダ32に保持するシリンダ保持部、35
は下板33の内部に設けられた導入部14に通じる開口
穴、36はシリンダ10,21を保持する上板、37は
下板33と上板36を支持する支持ポスト、38は切断
面、39は切断箇所を示す。
【0019】次に、成形手順及び上記装置の動作につい
て説明する。まず、金型100において、テープキャリ
ア方式で供給されるIC6をダイ13に位置決めピン1
5を用いて所定位置にセットする。次いで、シリンダ1
0を駆動させて打抜きポンチ8を下方に押圧する。これ
によってバネ11が反発し、板押さえ具7が外部リード
5とテープ1を押圧して保持する。
【0020】さらに、シリンダ10を駆動させて打抜き
ポンチ8を下方に押圧すると、ポンチの先端が図2に示
す切断面38に当接し、当該面を切断する。切断が終了
すると、打抜きポンチ8を上方に移動させてダイ13と
板押さえ具7の間を開放させる。なお、切断によって生
じた切断カスは導入部14,開口穴35を通して外部に
排出される。
【0021】次に、金型200において、金型100に
よって要部を切断されたIC6をダイ28に位置決めピ
ン15を用いて所定位置にセットする。次いで、シリン
ダ21を駆動させて支持具20を下方に押圧する。これ
によって、まずバネ22が反発し、板押さえ具16が外
部リード5とテープ1を押圧して図3の(a) に示す状態
にて保持する。さらに支持具20を下方に押圧すると、
バネ24が反発し、切断ポンチ17がテープ1の図2に
示す切断箇所39に当接,切断を行い、図3の(b) に示
す状態になる。この切断によって、IC6の4辺はテー
プ1の切離し部1cによる外部リード5の端部の保持以
外は自由となり、曲げ成形が可能な状態となる。
【0022】そしてさらに支持具20を下方に押圧する
と、バネ23が反発し、曲げポンチ18が外部リード5
に当接、曲げ成形を行い、図3の(c) に示す状態にな
る。この曲げ成形を行う時には、外部リード5の端部は
テープ1の切離し部1cによって保持されているため形
成時に生じる個々のリードの不要な変形がなくなり、高
精度に成形できる。
【0023】次に、この状態で曲げポンチ18を停止,
保持させた後、シリンダ32を駆動させて切断ポンチ3
1を上方に移動させ、曲げ成形した外部リード5の端部
を切断する。この状態を図3の(d) に示す。この切断は
外部リード5の曲げ成形部を曲げポンチ18とダイ28
の成形部30の間で強固に保持した状態で切断加工を行
うことから、切断に伴う不要な変形がなくなり、前工程
の高精度成形の状態を維持することができる。
【0024】また、この切断方向を曲げポンチ18の進
行方向と反対方向、つまり曲げ方向に対向する方向から
行っていることからプリント配線板(図示せず)に装着
する面には切断によって生じるカエリが残存せず、安定
した装着,接合が可能となる。なお、曲げ成形,外部リ
ード端部の切断を終了したIC6の取り出しは、切断ポ
ンチ31の下方への移動,支持具20の上方への移動に
よってダイ28と板押さえ具16の間を開放させて行
う。
【0025】以上のように本実施例によれば、金型20
0において、テープ1の外部リード5をその先端部に切
り残し部1cを残して切断し、曲げポンチ18で所定形
状に曲げ加工した後、該ポンチ18でリード5を押圧保
持した状態で、切断ポンチ31によって上記切り残し部
1cの残存するリード部を切断するようにしたから、曲
げ加工時の各リード5の水平,垂直方向の不要な変形を
防止することができ、高精度な曲げ加工を行うことがで
き、かつリード5先端部の水平な部分の長さを短くする
ことができ、実装時の高密度化を図ることができ、ま
た、はんだ付け作業の容易化,はんだ付け後の接合状態
の確認を容易に行うことができる。
【0026】実施例2.次に本発明の第2の実施例につ
いて説明する。図4は上記外部リード形成装置のICの
移動用レールの構成を示す断面図であり、図4におい
て、40は金型100と金型200の両側面に設けられ
たレール、41はレール40を支持するバネ、42はバ
ネ41をレール40と下板33の間で保持するバネ保持
具、43はバネ保持具42の導通部を示す。以上の構成
において、金型100でのテープキャリア方式で供給さ
れるIC6とダイ13の位置決めは下記の手順で行う。
【0027】まず、IC6をレール40の所定位置にセ
ットする。次いで、板押さえ具7を下方に移動させる
と、IC6の外部リード5とテープ1に当接し、そのま
まの状態でIC6そのものが下方に移動する。なお、そ
の際レール40はバネ41で支持されているため板押さ
え具7に連動して下方に移動する。
【0028】さらに板押さえ具7を下方に移動させる
と、図5に示すテープ1の位置決め穴2に位置決めピン
15が嵌合し、IC6とダイ13の位置決めが行われ
る。そしてさらに、板押さえ具7を下方に移動すること
によって、実施例1の金型100の手順にて切断が行わ
れる。切断終了後に板押さえ具7を上方に移動させる
と、最終的には図4に示す状態になる。
【0029】次に、この状態でIC6を金型100から
金型200にレール40を通して移動させる。金型20
0におけるIC6とダイ28の位置決めは金型100で
の手順と同様であり、切断,曲げ成形も実施例1の金型
200の手順と同様である。
【0030】以上のように、本実施例によれば、IC6
の各金型100,200との位置決め及び金型間の移動
が簡単な構成によって行われ、さらには、他の金型前後
において他の駆動装置を流用すれば簡単に、IC6のセ
ットから金型100及び金型200における切断,成
形,成形品の取り出しに至る全工程の自動化が図れ、実
用的で生産性に優れている。
【0031】実施例3.次に本発明の第3の実施例につ
いて説明する。図3(d) に示す金型200における外部
リード5の端部の切断においては切断カス47が生じ
る。以下、この切断カスを金型200の外方に排出させ
る機構について説明する。図1及び図3において、44
は支持具20の側面に設けられたエアーの導入孔、45
は切断ポンチ17の側面に形成したエアーの通行溝、4
6は切断部29と切断ポンチ31の間に形成した切断カ
ス47の通行空間、48はシリンダ保持部の一部に形成
した切断カス47の通行穴を示す。
【0032】本実施例によれば、導入口44から導入さ
れたエアーは通行溝45を通じて金型内に導入され、切
断カス47のエアブローを行う。切断カス47はこのエ
アー圧によって下方に移動し、通行空間46,通行穴4
8を介して金型の外方に排出される。また、このエアー
ブローによって金型内に付着したゴミ類も同様に排出さ
れることから、常に新生面でのリード加工が可能とな
り、安定した切断,成形ができる。
【0033】また、テープキャリア方式のIC類はこの
樹脂製のフレーム49とフタ50によって梱包された状
態で提供される場合があり、以下、この構成を図1及び
図4を用いて説明する。図において、49はテープキャ
リア方式で供給されるIC6を支持する樹脂製のフレー
ム、50はフレーム49と対をなすもので、IC6を保
持する樹脂製のフタを示す。
【0034】次に動作について説明する。フレーム49
とフタ50によって梱包されたIC6は図4に示す状態
でレール40にセットされる。次いで、金型100にお
ける切断工程に入ることとなる。続く一連の手順は実施
例1,2,3と同様でありここではその説明は省略す
る。
【0035】なお、上記各実施例では、電子部品として
ICを用いて説明したが、他の電子部品の外部リードの
成形にも利用できる。また、各ポンチ類の押圧にバネを
用いたが、これはゴム等の弾性を有するものであれば何
でもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部
リードの端部にテープを残した状態で曲げ成形を行うこ
とにより曲げ加工時のリード成形部の水平方向,垂直方
向の変形を防止でき、高精度な成形ができるとともに、
曲げ加工を行った後にリード端部を押圧保持した状態で
上記テープの残存するリード端部を切断することで上記
加工時のリードの形状を保ったままテープの切離し部が
除去され、ICの小型化、ひいてはプリント配線板の実
装における高密度化が図れ、さらに、半田付けや外観検
査を容易に行うことができる効果がある。
【0037】また、第1及び第2の金型間にテープキャ
リアを移送するレールを配設したから、金型間での電子
部品の移送を容易に行うことができる効果がある。ま
た、各ポンチ類をバネ部材によって付勢し、金型を押圧
することで各ポンチ類にて加工を行う構成としたから、
各ポンチ類の駆動を単純な機構で行うことができる効果
がある。
【0038】また、テープの残存するリード端部の切断
を、リードの実装面側から行うことで、チップ実装時に
障害となるようなカエリ等を防止できる効果がある。ま
た、第2の金型内の切断片や異物類をエアーブローによ
って移動,除去するようにしたから、常にクリーンな状
態でIC外部リードを成形することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による外部リードの形成装置
を示す全体断面図である。
【図2】上記外部リードの形成装置を用いて外部リード
を形成する際の、各金型で切断されるテープキャリアの
部分を示す平面図である。
【図3】上記外部リードの形成装置を用いて外部リード
を形成する際の金型200でのリード形成方法を示す部
分断面図である。
【図4】この発明の実施例による外部リードの形成装置
の移動用レールの組立状態を示す部分断面図である。
【図5】テープキャリア方式で供給されるICの平面図
である。
【図6】上記テープキャリア方式で供給されるICの断
面図である。
【図7】従来の外部リードの曲げ成形品を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 テープ 1b 連結部 1c 切離し部 2 位置決め穴 5 外部リード 6 IC 7 板押さえ具 8 打抜きポンチ 11 バネ 13 ダイ 15 位置決めピン 16 板押さえ具 17 切断ポンチ 18 曲げポンチ 22 バネ 23 バネ 24 バネ 28 ダイ 40 レール 44 導入口 47 切断カス 49 フレーム 50 フタ 100 第1金型 200 第2金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−312844(JP,A) 特開 平2−235353(JP,A) 特開 昭57−186346(JP,A) 特開 昭57−75450(JP,A) 特開 平4−97537(JP,A) 特開 平5−206213(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/60 311 H01L 23/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープキャリア方式で供給される電子部
    品の外部リードの成形方法において、 外部リードを保持するテープキャリアの四隅の部分を切
    断する工程と、 上記外部リードの端部を保持する部分のテープキャリア
    を、前記外部リードの端部に残した状態で切断する工程
    と、 外部リードの端部にテープを残した状態で該外部リード
    に加工工具を押圧し、該外部リードを所定形状に曲げる
    工程と、 上記加工工具で上記外部リードを押圧保持した状態で、
    該加工工具を、外部リードの実装面側から上方に向けて
    移動させることにより、上記テープキャリアの残存する
    外部リードの端部の切断を行う工程とを含むことを特徴
    とする外部リードの成形方法。
  2. 【請求項2】 テープキャリア方式で供給される電子部
    品の外部リードを所定形状に加工するための外部リード
    の成形装置において、 外部リードを保持するテープキャリアの四隅の部分の切
    断を行う第1の金型と、 上記第1の金型により加工されたテープキャリアを受
    け、外部リードの端部を保持するテープキャリアを前記
    外部リードの端部に残した状態で切断したのち該外部リ
    ードを押圧して所定形状に曲げ、しかる後、上記外部リ
    ードを押圧保持した状態で、上記テープキャリアの残存
    する外部リード端部の切断を行う第2の金型とを備え、 上記第1及び第2の金型の側面に各金型間を連結するレ
    ールを設け、第1の金型で処理されたテープキャリアを
    第2の金型に移送するようにしたことを特徴とする外部
    リードの成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の外部リードの成形装置に
    おいて、 上記第1の金型は、 上記テープキャリアを押圧固定する第1の押え具と、 上記テープキャリアの4隅の部分の切断を行う打ち抜き
    ポンチとを有し、 上記第2の金型は、 上記テープキャリアを押圧固定する第2の押え具と、 上記外部リードの端部にテープキャリアを残すように、
    テープキャリアを切断する第1の切断ポンチと、 上記外部リードを所定形状に曲げ加工する曲げポンチ
    と、 上記テープキャリアの残存する外部リード端部の切断を
    行う第2の切断ポンチとを有し、 上記第1及び第2の押え具,打ち抜きポンチ,第1の切
    断ポンチ,及び曲げポンチはそれぞれ弾性部材によって
    テープキャリア開放方向に付勢し、各金型を上方より押
    圧することにより、上記各弾性部材が圧縮して上記テー
    プキャリアの加工を行うように構成した ことを特徴とす
    る外部リードの成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の外部リードの成形装置に
    おいて、上記第2の金型の上記第2の切断ポンチは、 外部リードの実装面側から上方に向けて切断加工を行う
    ものである ことを特徴とする外部リードの成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項記載の外部リードの成形装置に
    おいて、 上記第の金型は、上記リード端部の切断加工にて生じる切断片及び該金型
    内面に付着した異物をエアーブローにより該金型下方に
    移動及び集積させるためのエアーブロー経路を有する
    とを特徴とする外部リードの成形装置。
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