JP7432627B2 - リニアモータコンベヤシステム - Google Patents

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Description

本発明は、一般に動力駆動コンベヤに関し、特にリニアモータによって駆動されるトレイコンベヤに関する。
リニア同期モータによって駆動される複数のキャリアが、複雑なネットワーク経路内の様々な経路に沿って個々のキャリアを経路指定する輸送システムが、物品を選択された目的地に搬送するために使用されている。そのような搬送システムの一例が、2015年3月3日に米国マサチューセッツ州DevensのMagnemotion Inc.のNathanael N.King等に付与された米国特許第8,967,051号に記載されている。これらのシステムはうまく機能するが、清掃が簡単ではない。リニアモータステータのハウジングは、食品加工用途におけるグリースや他の食品粒子を回収するための、大きく平坦な、閉じた上面を呈する。正しく清掃しないと、表面がバクテリアで汚染される可能性がある。そして、輸送システムのアクセスしにくいアンダーカット面はそれらのバクテリアをかくまうことになる。
本発明の特徴を具体化したコンベヤシステムの1つのバージョンは、複数のコンベヤセクションと複数のコンベヤトレイとを具える。各コンベヤセクションは、コンベヤセクションの後端から前端までの長さと、コンベヤセクションの左側から右側までの幅とに延びるトレイガイドを具える。少なくとも1つのリニアステータが、後端部と前端部との間でトレイガイドを通って長さ方向に延びる。コンベヤトレイは、コンベヤトレイをトレイガイドに沿って搬送方向に駆動するために少なくとも1つのリニアステータと共にリニアモータを形成する少なくとも1つのトランスレータを有する。複数のコンベヤセクションは、トレイが物品を搬送することができる搬送路と、空のトレイが搬送路に戻る戻り路とを形成するように構成される。コンベヤシステムは、トレイを清掃するために戻り経路に沿って1以上の清掃ゾーンを具える。
本発明の特徴を具体化するコンベヤシステムの別のバージョンは、複数のコンベヤセクションと複数のトレイとを具える。各コンベヤセクションは、コンベヤセクションの後端から前端までの長さと、コンベヤセクションの左側から右側までの幅とに延びるトレイガイドを有する。左側および右側のリニアステータが、後端部と前端部との間でトレイガイドを通って長さ方向に延びる。左側リニアステータは左側に近く、右側リニアステータは右側に近い。コンベヤトレイは、搬送方向にトレイガイドに沿ってコンベヤトレイを駆動するために左側および右側のリニアステータと共にリニアモータを形成するトランスレータを有する。
コンベヤシステムのさらなる別のバージョンは、単一のコンベヤセグメントまたは一連のコンベヤセグメントと、複数のコンベヤトレイとを有するコンベヤを具える。各コンベヤセグメントは、コンベヤセグメントの後端から前端までの長さと、コンベヤセグメントの左側から右側までの幅とに延びるトレイガイドを具える。左側および右側のリニアステータが、後端部と前端部との間でトレイガイドを通って長さ方向に延びる。左側リニアステータは左側に近く、右側リニアステータは右側に近い。コンベヤトレイは、コンベヤトレイをトレイガイドに沿って搬送方向に駆動するために左側および右側のリニアステータと共にリニアモータを形成するトランスレータを有する。
別の態様では、本発明の特徴を具体化するコンベヤトレイは、(a)前縁、後縁、左縁、および右縁を有する物品支持面と、(b)物品支持面の下方に配置され、後縁と前縁とに交差する線に沿って長さ方向に延びる第1のリニアトランスレータと、(c)物品支持面の下方に配置され、第1のリニアトランスレータと右縁との間で第1のリニアトランスレータと平行な長さに延びる第2のリニアトランスレータと、(d)物品支持面の下方に配置され、第1および第2のリニアトランスレータに対して垂直に延びる第3のリニアトランスレータと、(e)物品支持面の下方に配置され、第3のリニアトランスレータと後縁との間で第3のリニアトランスレータと平行な長さに延びる第4のリニアトランスレータと、を具える。
コンベヤトレイの他のバージョンは、(a)4つの角を画定する前縁、後縁、左縁、および右縁を有する上面と、(b)上面の下に配置され、左縁に平行であって後端と前端に交差する線に沿って長さ方向に延びる左リニアトランスレータと、(c)上面の下側に配置され、左リニアトランスレータと右縁との間で左リニアトランスレータと平行に延びる右リニアトランスレータと、(d)上面の下方に配置され、左右のリニアトランスレータに垂直で左縁および右縁と交差する線に沿って長さ方向に延びる前部リニアトランスレータと、(e)上面の下方に配置され、前部リニアトランスレータと後縁との間で前部リニアトランスレータと平行に長さ方向に延びる後部リニアトランスレータと、を具える。
他の態様では、本発明の特徴を具体化したエレベータは、第1および第2の垂直セクションを具える。各垂直セクションは、リニアステータを封入する垂直左ステータレールと、左ステータレールと平行でリニアステータを封入する垂直右ステータレールとを具える。第1のキャリッジが第1の垂直コンベヤセクションに乗っており、第2のキャリッジが第2の垂直コンベヤセクションに乗っている。各キャリッジは、(a)キャリッジの下端部と上端部との間でキャリッジの左側に沿って長さ方向に延在し、垂直左ステータレール内に封入されたリニアモータと共にリニアモータを形成する左トランスレータと、(b)下端部と上端部との間でキャリッジの右側に沿って長さ方向に延在し、垂直右ステータレール内に封入されたリニアモータと共にリニアモータを形成する右トランスレータと、(c)上端部を横切って左側から右側まで延び、上側リニアステータを封入する上側レールと、を具える。第1および第2キャリッジの上側レールは同じ高さにある。第1垂直コンベヤセクションの上部にある第1水平ステータと、第2垂直コンベヤセクションの上部にある第2水平ステータとが、第1および第2キャリッジの上側リニアステータと共にリニアモータを形成する。
別の態様では、本発明の特徴を具体化するコンベヤは、開口端を有する第1の細長いエンクロージャと、第1の細長いエンクロージャの長さに沿って延びる搬送面とを具える。左側リニアステータが、搬送面の左側に沿って長さ方向に延び、右側リニアステータが、搬送面の右側に沿って長さ方向に延びる。複数のコンベヤトレイが搬送面上に支持されており、これらのコンベヤトレイは、第1の細長いエンクロージャを通してコンベヤトレイを駆動するために左側および右側のステータと共にリニアモータを形成するトランスレータを有する。
コンベヤトレイの別のバージョンは、物品支持面と、前縁と、後縁と、左縁と、右縁とを有するトレイ本体を具える。第1のリニアトランスレータが物品支持面の下に配置され、後縁と前縁とを交差する線に沿って長さ方向に延びる。第2のリニアトランスレータが物品支持面の下に配置され、第1のリニアトランスレータと右縁との間で第1のリニアトランスレータと平行に長さ方向に延びる。左スカートが左縁から下方に延び、右スカートが右縁から下方に延びる。第1のリニアトランスレータは左スカートに配置され、第2のリニアトランスレータは右スカートに配置される。
本発明の特徴を具体化したトレイコンベヤ用のキャリッジは、キャリッジの後端部から前端部までの長さとキャリッジの左側から右側への幅とに延びるトレイガイドを具える。左右のリニアステータが、後端部と前端部との間でトレイガイドを通って長さ方向に延びる。左側のリニアステータは左側に近く、右側のリニアステータは右側に近い。後部トランスレータがキャリッジの後端部に配置され、前部トランスレータがキャリッジの前端部に配置されている。
本発明の特徴を具体化するキャリッジアセンブリは、キャリッジと、キャリッジを所定の角度にわたり回転させるモータとを具える。キャリッジは、キャリッジの片側に沿って長さ方向に延びる第1のリニアステータと、キャリッジの反対側に沿って長さ方向に延びる第2のリニアステータとを具える。
本発明の特徴を具体化するコンベヤは、複数のトレイと、リニアモータステータを含むコンベヤセクションとを具える。各トレイは、リニアモータステータと共にリニアモータを形成して、トレイをコンベヤセクションに沿って搬送するリニアモータトランスレータと、トレイが属するファミリを示す印とを具える。センサが印を検知してセンサ信号をコントローラに送信する。コンベヤセクションは、所定のファミリに属するトレイを搬送するように割り当てられている。コントローラは、センサ信号からトレイのファミリを特定し、トレイのファミリが所定のファミリと一致しない場合、コンベヤ上のトレイの搬送を停止する。
別の態様では、本発明の特徴を具体化するコンベヤの運用方法は、(a)割り当てられたファミリを示す印によって、複数のコンベヤトレイの各々を複数のファミリのうちの1つに割り当てるステップと、(b)コンベヤトレイの所定のファミリを1つのコンベヤに割り当てるステップと、(c)コンベヤ上の各コンベヤトレイの割り当てられたファミリを同定するステップと、(d)そのコンベヤに割り当てられた所定のファミリと一致しないファミリのコンベヤトレイを同定するステップと、(e)そのファミリがコンベヤに割り当てられた所定のファミリと一致しないコンベヤトレイをコンベヤから取り除くステップと、(f)所定のファミリと一致するファミリを有するコンベヤトレイをコンベヤに沿って搬送するステップと、を含む。
別の態様では、本発明の特徴を具現化するレールスクラバの一例は、コンベヤの左右のコンベヤレールに沿って走行する前後の車輪と、左右のコンベヤレールと係合するブラシを有する左右のスクラビング車輪とを具える。ノズルが左右のコンベヤレールに配置され、流体タンクから左右のコンベヤレールに流体を噴霧する。駆動システムが左右のコンベヤレールに沿ってレールスクラバを駆動する。
スクラバの別のバージョンは、コンベヤの上面に沿って走行する前後の車輪と、コンベヤの上面に係合するブラシを有する左右のスクラビング車輪と、流体タンクからコンベヤの上面に流体を噴霧するように配置されたノズルと、コンベヤの上面に沿ってスクラバを駆動する駆動システムとを具える。
コンベヤの別のバージョンは、トレイと、トレイを支持するコンベヤセクションとを具える。トレイは、上面と反対側の下面とを有するトレイ本体と、トレイ本体内の複数のローラと、トレイの長さに沿って長さ方向に延在する下面のリニアトランスレータとを具える。コンベヤセクションは、リニアトランスレータに隣接するコンベヤセクションに沿って長さ方向に延び、トランスレータと共にリニアモータを形成してトレイをコンベヤに沿って推進させるリニア駆動ステータを具える。トレイ-ローラアクチュエータが複数のローラと協働して、ローラが通過するときにそれらのローラを回転させる。
別の態様では、コンベヤトレイは、上面と反対側の下面とを有するトレイ本体と、上面と下面を越えてトレイ本体の厚さを貫通して延在する複数のローラと、トレイの長さに沿った長さに延在する下面のリニアトランスレータとを具える。
図1は、本発明の特徴を具体化したリニアモータコンベヤシステムのコンベヤセグメントの等角図である。 図2は、図1のコンベヤセグメントのサイドレールの一部の部分切り欠き拡大図である。 図3は、図1のコンベヤセグメントの部分切欠き等角図であり、組み込まれた電子回路や配線を示す。 図4は、図3の電子回路のブロック図である。 図5は、隣接する2つの図1のコンベヤセグメントの対向する端部の等角図である。 図6は、2つの接合された図1のコンベヤセグメントの等角図である。 図7は、図1のコンベヤセグメントと共に使用可能なコンベヤトレイの等角図である。 図8は、図7のコンベヤトレイの一部分の等角図であり、ハルバッハ磁石アレイを有する。 図9は、図1のコンベヤセグメントと共に使用可能なキャリッジの等角図である。 図10は、図9のキャリッジの角部の拡大等角図であり、部分的に開いたハウジング内の垂直方向および水平方向のトランスレータを示す。 図11は、図9のキャリッジの電気回路のブロック図である。 図12A~12Dは、図1のようなコンベヤセグメントで構成された三次元トレイソータの等角図である。 図13は、図1のようなコンベヤセグメントで構成されたアキュムレータの等角図である。 図14A~14Cは、図1のようなコンベヤセグメントで構成された合流コンベヤの等角図である。 図15A~15Cは、図1のようなコンベヤセグメントで構成されたマルチトレイソータの等角図である。 図16は、図15A~15Cのようなマルチトレイソータに使用可能なコンベヤトレイの等角図である。 図17は、図1のコンベヤセグメントと共に使用可能なエレベータの等角図である。 図18A、18Bは、下降位置および上昇位置にある図17のエレベータの等角図である。 図19は、図1のようなコンベヤセグメントと図17のようなエレベータで構成される正方形スパイラルコンベヤの等角図である。 図20A~20Cは、図1のようなコンベヤセグメントで構成されたエレベータシステムの等角図であり、トレイをオーバーヘッドパイプに送る別々の上下の経路を有する。 図21A~21Cは、本発明の特徴を具体化したコンベヤシステムで使用するためのカバートレイ、コンベヤトレイ、およびコンベヤトレイを覆うカバートレイの不等角投影図である。 図22A~22Dは、コンベヤトレイの上にカバーを被せるための、図1のようなコンベヤセグメントを使用するコンベヤシステムの等角図である。 図23A~23Cは、図22A~22Dのコンベヤシステムの等角図であり、トレイカバーの取り外しを示している。 図24は、図1のようなコンベヤセグメントと共に使用可能な方向転換器の等角図である。 図25は、図24の方向転換器の一部分の拡大透視図であり、湾曲したステータを示している。 図26A~26Dは、図24のような方向転換器を含むコンベヤの一部分の等角図である。 図27は、図26A~26Dの方向転換コンベヤにおけるレールの交差部分の拡大等角図である。 図28は、戻り経路に図1のような湾曲したコンベヤセグメントを使用するコンベヤの等角図である。 図29A、29Bは、本発明の特徴を具体化したコンベヤシステムで使用するためのコンベヤトレイの別バージョンの上面および底面等角図である。 図30は、29Aおよび29Bのコンベヤトレイと適合するコンベヤセグメントから構成されたコンベヤシステムの部分等角図である。 図31は、図20A~20Dのようなエレベータシステムのキャリッジ内の2軸トランスレータの部分透視図である。 図32A、32Bは、図31のトランスレータに取り付けられたフェイルセーフブレーキシステムの側面図であり、非ブレーキ位置およびブレーキ位置を示す。 図33は、図29Aおよび29Bのようなコンベヤトレイを移動させるためのコンベヤセグメントの別バージョンの一部分の部分切り欠き等角図である。 図34は、図33のコンベヤセグメントの等角図である。 図35は、図33のようなコンベヤセグメントの等角図であり、磁気浮上部の代わりに空気ベアリング浮揚部を有する。 図36は、図34のような隣接する2つのコンベヤセグメントの拡大分解図である。 図37は、図34のようなコンベヤセグメントで構成されたコンベヤセクションの一部分の等角図である。 図38は、図34のようなコンベヤセグメントで構成されたコンベヤと、x-yコンベヤセクションとの部分透視等角図である。 図39は、図38のようなx-yコンベヤセクションを用いたコンベヤスイッチの等角図である。 図40は、図38のようなx-yセクションを使用する合流コンベヤの等角図である。 図41は、図29A~29Bのようなコンベヤトレイと共に使用可能なキャリッジの部分切り欠き等角図である。 図42は、図41のようなキャリッジを使用した二段コンベヤシステムの部分等角図である。 図43は、コンベヤの片側から物品を逸らすために傾斜した物品支持ローラを有するコンベヤトレイを用いたリニアモータ駆動の方向転換コンベヤの等角図である。 図43のコンベヤの等角図であり、反対側から物品を逸らしている。 図45は、図43のような方向転換コンベヤの等角図であるが、積み重ねられた物品支持ローラセットを有している。図45Aは、積み重ねられたローラセットのうちの1つの拡大図である。 図46は、コンベヤトレイが主搬送方向と平行な軸上で選択的に回転可能なローラを有する、両側方向転換コンベヤの等角図である。図46Aは、コンベヤの部分拡大図である。 図47は、図1のようなコンベヤセグメントのレールを清掃するために使用される、カバーを取り外した状態のレールスクラバの等角図である。 図48は、図47のレールスクラバの等角図であり、カバーが所定の位置にある。 図49は、図1のようなコンベヤセグメントのセクションから構成されたコンベヤシステムの等角図であり、専用トレイを使用して製品の相互汚染を防止するように構成されている。 図50は、図48のようなレールスクラバの等角図であり、図49のようにコンベヤセクションを清掃している。 図51A、51Bは、水平および傾斜位置で示される傾斜キャリッジを含む、本発明の特徴を具体化したパイプコンベヤの排出端部およびその同レベルリターンの等角図である。 図52A~Cは、水平および傾斜位置に示す傾斜キャリッジを有する、本発明の特徴を具体化したパイプコンベヤの排出端部およびその同レベルリターンの等角図である。 図53は、本発明の特徴を具体化したエンドレスループを形成するために各端部に下部リターンおよび回転反転キャリッジを有するコンベヤセクションの等角図である。 図54は、図7のようなキャリッジトレイの下側角部の等角図であり、図3のようなコンベヤレール内に導電性ストリップと相互作用する磁気ストリップを備えた状態を示す。 図55は、図1のようなコンベヤセグメントの等角図であり、コンベヤトレイ内にリニアモータステータ駆動ローラを有する。 図56は、図14A~14Cの合流コンベヤのような様々なコンベヤに使用可能な1レベル方向転換部の別バージョンの等角図である。 図57は、図56のような一対のキャリッジを用いてトレイプラットフォームを形成する二重レールエレベータの等角図である。 図58は、図1のようなコンベヤセグメントで作られるが、湾曲しているコンベヤセクションのレーストラック部分の等角図である。 図59は、図34のようなコンベヤセグメントを清掃するためのスクラバの等角図である。 図60は、図34のようなコンベヤセグメントからなるエンドレスコンベヤの等角図であり、両端にエレベーターキャリッジを有する。
本発明の特徴を具体化した洗浄可能なコンベヤシステムを構成するためのコンベヤセグメントを図1に示す。コンベヤセグメント100は、搬送方向106に長さ方向に延びる左右のサイドレール102、104を具える。2本のサイドレールは、脚部108と、2本のサイドレール102、104を互いに平行に維持するクロスビーム110の形態の接続構造とを含む最小のコンベヤフレーム内に支持されている。コンベヤフレーム全体はプラスチック材料製であるが、他の材料で製造されてもよい。サイドレール102、104の上面112とクロスビーム110の上面114とは、グリースや汚染物質の蓄積を最小限に抑えるために、凸状に湾曲しているか、丸みを帯びている。
図2に示すように、右のサイドレール104には、三相リニアモータステータ116が埋設されている。同様のステータが左のサイドレールに埋設されている。ステータ116は、線形コア内のスロットによって分離された一連の極を具える。スロット内の三相巻線によってステータが完成される。通電されていないときの残留磁気の摩擦効果を避けるために、コアは鉄分を含まないようにすることができる。通電されると、ステータ116は、示されている搬送方向106に、またはその反対方向にサイドレール104に沿って進む磁束波を生成する。この例では、磁束波はサイドレール104の外側壁118から水平方向外側に向けられる。サイドレール104にはまた、サイドレールの長さに沿って間隔を置いて配置されたセンサ位置に、複数のセンサ120が埋設されている。各センサ120は、センサ位置でサイドレール上のトレイの存在を検出するために使用される。
ステータ116およびセンサ120は、図1に示すように、コンベヤフレームおよびサイドレール102、104に埋め込まれたワイヤ124を介してクロスビーム110に埋め込まれた電子回路および電力回路122によって電力を供給され制御される。電子モジュール122を電源やシステムコントローラに接続する電力線、制御線、およびデータ線126は、コンベヤフレームの脚部108に埋設されている。配線、電子部品、ステータ、およびセンサがすべてコンベヤフレームとサイドレールに封入されるため、コンベヤセグメントには、汚染物質が集まり溜まるための平坦な表面や角や裂け目がない。そのため、コンベヤセグメントの清掃が容易になる。
電子モジュールおよびステータ駆動装置のブロック図を図4に示す。ステータ116は、サイドレールの長さに沿って交互に配置された、一連の三組のコイル130A、130B、130C(三相それぞれに一組づつ)を具える。コイル130A、130B、130Cの各組は、増幅器132A、132B、132Cによって駆動される。ステータ116の整相シーケンスおよび周波数は、コイル制御信号136A、136B、136Cを増幅器132A、132B、132Cに送るステータ駆動制御部134を介して制御される。ステータ駆動制御部134は、遠隔システムコンピュータ140と通信するコンピュータを具え、これがさらに他のコンベヤセグメント内のステータ駆動制御部とも通信する。ステータ駆動制御部134は、無線または有線接続142を介してシステムコンピュータ140からコマンドを受信し、システムコンピュータ140にデータを送信する。センサ120は、センサバスを介してコンベヤトレイの位置を示すセンサ信号146をステータ駆動制御部134に送信し、ステータ駆動制御部134は、これらの信号を使用して、いつステータ116を励磁および遮断するかを決定する。遠隔システムコンピュータ140を除くこれら全ての構成要素は、図3のようにコンベヤフレーム内に封入されている。レール内のステータによって生成された磁束波は、埋設された永久磁石アレイ148を有するコンベヤトレイをレールに沿って搬送方向106に前進させる。
図5は、2つの隣接するコンベヤセグメント100、100’が、それらの左右のサイドレール102、104が連続的なレールを形成するように整列された状態でどのように保持されるかを示す。整列用磁石150が、各サイドレール102、104の底部にある付属器152の端部に埋設されている。同様の磁石154が、隣接するコンベヤセグメント100’のサイドレールの向かい合う端部で同様の付属器156に埋設されている。磁石150、154は、それらが引き合うように対極が互いに向かい合うように配置される。これら磁石の吸引力が向かい合うレールを一直線に保持する。向かい合う両側のサイドレール端部に磁石を有する代わりに、一方の端部が、整列を維持するために隣接するコンベヤセグメント内の磁石によって引き寄せられることになる一片の鉄材料を有してもよい。
2つのコンベヤセグメント100、100’から構成された短いコンベヤセクションが図6に示され、トレイガイドとして機能するサイドレール102、104の頂部112上に一連のコンベヤトレイ160を支持している。トレイ160は互いに連結されておらず、サイドレール102、104に埋設されたステータによって搬送方向106に向かって、または搬送方向106とは反対に独立して移動可能である。トレイ160は、清掃、メンテナンス、または他の取り外す必要性のためにコンベヤセグメントから単に持ち上げることができる。また、トレイはコンベヤセグメント上で簡単に交換することができる。図7に示すように、各トレイ160は、後縁162、前縁164、左縁166、および右縁168を有する長方形のトレイ本体161として示されている。トレイ160は、縁部162、164、166、168まで延びる上側物品支持面170を有する。スカート172、174が、左右の縁部166、168から下方に延びている。各スカート172、174には、後縁162と前縁164との間でスカートに沿って長さ方向に延びる永久磁石アレイ176が埋め込まれている。これらの磁石アレイは、コンベヤセグメントのサイドレール内のステータによって生成される移動磁気波との磁気結合を最大にするために、それらの磁界が物品支持面170とほぼ平行に向けられるように配置されている。スカート172、174はコンベヤのサイドレールと重なり、トレイ160を横方向の定位置に保持するのを補助する。少なくともスカート172、174はプラスチックのような非磁性材料でなる。上側物品支持面170は、連続的または有孔で、平坦あるいは湾曲し、滑らかであるか、こぶ、円錐形、菱形、または他のパターンでテクスチャ加工されていてもよい。さらに、コンベヤトレイは、例えばベーキングパンとして使用するために、前後左右の縁部から立ち上がった前後左右の側面を有してもよい。物品支持面170は、トレイ本体の前後左右の端部を越えて延在してもよい。
図6に示すような真っ直ぐなコンベヤセグメント100、100’は、図58にあるような湾曲したコンベヤセグメント900と接合することができ、これにより、バンク付レーストラックのようなコンベヤセクション906が形成される。湾曲セグメント900のサイドレール902、904は、直線状のセグメントと同一面上とならないように湾曲し、バンク付レーストラック状セクション906を形成している。コンベヤトレイ160上に載せられた物品908は、バンク付きレーストラックセクション906に入ると、下側レール902を越えてトレイ160から逸らされる。このようにして、レーストラック部は傾斜コンベヤとして機能し、搬送された製品がバンクセクション906内でトレイから落下できるようにする。バンク付レーストラックセクション906はまた、その全回路に沿って下側戻り経路なしの無限軌道を構成することを可能にする。そしてトレイ160は、バンク付セクション906の下流の戻りセクション907に沿って、洗車で使用されるような自動洗浄エンクロージャ909を含む洗浄ゾーンを有する洗浄ステーションを通って送られるように示されている。戻り路907において自動洗浄エンクロージャ909内でトレイ160を洗浄すると、トレイの手動洗浄が低減または排除され、したがって生産性が高まり、一貫してトレイ衛生が確実になる。
磁気結合をさらに良好にするために、永久磁石アレイは、磁石が図8のように交互の極性で配置されるハルバッハ(Halbach)アレイ178として配置することができる。各磁石アレイは、ハルバッハであろうとなかろうと、サイドレール内のステータを一次とする磁気回路の二次を形成する。二次が永久磁石アレイの場合、それらはステータと共にリニア同期モータを形成する。トレイ内の磁石アレイは、ステータによって生成された磁束波が渦電流を誘導する導電性材料と置換することができる。渦電流は、ステータの一次磁場と相互作用する二次磁場、すなわち進行磁束波を発生させて、トレイをレールに沿って移動させる推進力を発生させる。トレイ内の磁石の代わりに導電性材料が使用される場合、導電性材料はステータと共にリニアインダクションモータを形成する。他の代替例として、トレイは、ステータプラテン上の三相ステータ極性の極ピッチとは異なる極ピッチを有する三相巻線を備えた極面のリニアアレイを含むプラテンを有し、リニアリラクタンスモータを形成してもよい。リニア同期モータ、インダクションモータ、またはリラクタンスモータが形成されるかに拘わらず、トレイ内の二次磁場は、本明細書および特許請求の範囲では、標準の回転モータの回転子と類似のトランスレータと称される。図54に示すように、トレイは、スカート703と物品支持面704の底部との間の接合部702においてそれらの下面に沿って延びる磁気ストリップ700を含むことができる。トレイがコンベヤセグメント706に沿って進むにつれて、磁気ストリップ700の磁場が、ステータレール710内に埋設されその長さにわたって延びる導電性ストリップ708内に電流を誘導する。誘導電流は、磁石の磁界と相互作用してトレイ上で上向きかつ外向きに作用する浮揚力を発生させる誘導磁場を発生させ、低摩擦性、浮揚移動をもたらす。
トレイを水平方向または垂直方向に搬送するための、あるいはトレイをそのレールに沿って推進させるためのキャリッジを図9に示す。キャリッジ180は、一対の連結部材186によって平行に連結され維持される左レール182と右レール184とを具える。左右のキャリッジレール182、184の頂部はトレイ用の2レールキャリッジトレイガイドを形成する。コンベヤセグメント内のレールと同様に、左レール182は左リニアステータを封入し、右レール184は右リニアステータを封入している。キャリッジ180の後端部188にある後部トランスレータは、左レール182の下方かつ外方に懸架された左後部ハウジング190内の左後部トランスレータと、右レール184の下方かつ外方に懸架された右後部ハウジング192とを具える。同様に、キャリッジ180の前端部189の前部トランスレータは、左右の前部ハウジング194、196内に左右の前部トランスレータを具える。図10に示すように、各トランスレータは1または2の三相巻線を有する。この例では、後端部188で右レール184から懸架されたトランスレータを明示するために開いて示されている右後部ハウジング192は、垂直トランスレータ200および水平トランスレータ202を有する。垂直トランスレータ200は水平磁気軸204を有し、水平トランスレータ202は垂直磁気軸206を有する。コーナーハウジング190、192、194、196内のトランスレータは、トラックに沿ってキャリッジを推進するためにコンベヤフレームステータと協働することに加えて、左右のレール182、184内のステータに力を結合する。レールステータは、励起されると、レール182、184に沿って、そしてレールから離れるようにトレイを推進させる。したがってトランスレータはレールステータに電気的に接続されている。キャリッジはまた、トレイやその内容物を秤量するために、1または複数の重量センサ207をレール182、184内またはコーナートランスレータハウジング190、192、194、196内に封入してもよい。
図11は、キャリッジフレームに埋設された回路のブロック図である。三相ステータコイル130と、コイル駆動増幅器132と、キャリッジ駆動制御部134と、位置センサ120とを具えるキャリッジレールステータ駆動システムは、図4に関連して説明したコンベヤセグメントのものと概略同じである。ステータ駆動システムの構成要素は、キャリッジフレーム内のレールとトランスレータハウジングとの間に分配されている。三相水平および垂直トランスレータ巻線201の出力199は、コンベヤトレイトランスレータ148を駆動するために、駆動制御部134、増幅器132、およびレールステータ130に、ならびに位置センサ120および重量センサ207に電力を供給する。トランスレータ巻線201は、コンベヤフレームステータ203から誘導的に電力を受ける。高周波搬送波のデータが交流電力に重畳される電力線通信が用いられ、キャリッジ駆動制御部134とシステムコンピュータとの間でデータおよび制御信号が通信される。位置センサ120および重量センサ207が、センサ信号をキャリッジ駆動制御部134に送信する。電力および通信システム205は、(a)交流電力から通信信号を分離するためのフィルタ部と、(b)交流電力を直流に変換する整流器と、(c)キャリッジ駆動制御部134に電力供給するために直流電圧を調節する電圧調整器と、(d)受信した通信信号を復号する復号器と、(e)トレイ位置および重量データを含む発信データメッセージをトランスレータ巻線199を介して送信するための変調器およびライン駆動部とを有する。ステータ駆動制御部134は、電力および通信システム205から受信した復号済み入力メッセージを処理し、電力システムを介して送信するために電力および通信システムにデータメッセージを送信する。キャリッジトランスレータ201は、キャリッジを移動させるためにコンベヤフレームステータ203と共にスイッチドリラクタンスリニアモータを形成する。キャリッジが停止すると、コンベヤフレームステータ203からの電力が、キャリッジレールに沿ってコンベヤトレイを駆動するために用いられる。
図12A~12Dは、キャリッジを用いたコンベヤシステムの一例を説明する図である。コンベヤは以下の4つのコンベヤセクションを有する。第1下部セクションと、当該第1下部セクション210と一直線上にある第2下部セクション212と、第1コンベヤセクション210と平行でありかつ横方向にオフセットしている第3下方セクション214と、第1コンベヤセクション210から水平方向および垂直方向にオフセットしている第4上側セクション216とである。これら4つのコンベヤセクション210、212、214、216は、主空間218を形成する間隙にわたって互いに離間している。ガントリが空間218内に配置されている。このガントリは、2本の平行な水平ガイドトラック222、224と、3対の平行な垂直ガイドトラック226、228、230とを有する。図面を簡単にするために、ガイドトラックを支持するガントリのフレームは図示されていない。トランスレータハウジング190、192、194、196は、ガイドトラック222、224、226、228、230に載っている。ガイドトラックの側面に沿った上側リップ231が、トランスレータハウジングをトラック内に保持する。各ガイドトラックは、ガイドトラックの長さに沿って延びるリニアステータ(図示せず)を有し、キャリッジのトランスレータを推進するためにトラックに沿って磁束波を選択的に伝播させる。図12Aに、上にコンベヤトレイ160を有するキャリッジ180が、トレイ160が第1下部コンベヤセクション210から一直線の第2下部コンベヤセクション212へとキャリッジレールに沿って通過できる位置に示されている。この位置にあるキャリッジの左右のレールは、第1および第2のコンベヤセクション210、212の左右のサイドレールと有効に連続している。トレイ160が他の目的地用に選択された場合、12B、12Cに示すように、キャリッジ180は、水平ガイドトラック222、224に沿って、レールが第3下部コンベヤセクション214と整列する位置まで推進される。次に、キャリッジ内のステータを励起して、図12Cに示すように、トレイ160を第3コンベヤセクション上に推進させる。予定目的地が上部コンベヤセクション216である場合、キャリッジ180は、垂直ガイドトラック226、228内のステータによって、図12Dに示すように上部コンベヤセクションの高さまで持ち上げられる。次に、キャリッジのステータレールが励起されて、トレイ160をキャリッジ180から上部コンベヤセクション216上に推進する。
より複雑なコンベヤシステムが図13に示されている。ここでは、2列のガントリ220、221を使用して、供給コンベヤセクション230から、垂直に積み重ねられたコンベヤセクションの水平方向にオフセットされた複数の列の水平コンベヤセクション232へ、またはそこから外へと、ガイドトラックに沿って水平方向および垂直方向にトレイ180付きキャリッジ180を動かし、以降の処理のために物品を有するトレイを集積する。処理予定の物品を運ぶトレイは、供給コンベヤセクション230から排出コンベヤセクション234へと、図13に示すホームポジションにあるキャリッジ180を直接横切って通過する。集積セクション232のトレイが処理予定となったら、それらはガントリ221の位置およびキャリッジ180上に移動され、次にガイドトラックに沿ってホームポジションに移動され、それによってトレイはキャリッジから排出コンベヤセクション234へと出される。図13のガントリ220、221には単一のキャリッジ180しか示されていないが、複数のキャリッジを用いてもよい。
図14A~14Cは、図1のコンベヤセクションのように二重ステータレール242、244を有する3つの供給コンベヤセクション236、238、240から構成される合流コンベヤの動作を示す。3つの供給セクション236、238、240は平行に並んで示されている。水平ガイドトラックの第1の対246は、左側および中央の供給コンベヤセクション236、238の共通端部で搬送方向106に対して垂直に延びる。ガイドトラックの第1の対246はこれらの2つのコンベヤを橋渡しして第1の方向転換セクションを形成する。第1のキャリッジ248(図14C)は、トラックの第1の対246に乗って、トレイ160を水平方向に空間を横切って中央供給コンベヤ238に沿った排出コンベヤセクション250へと移動させる。右側の供給コンベヤセクション240は、他の2つの供給セクション236、238の端部を越えて第1のキャリッジ248の前端部から横方向に横切って端部252まで延びる。ガイドトラックの第1の対246と平行な第2の対247は、右側の供給コンベヤセクション240と排出コンベヤセクション250との間の空間を橋渡しする。ガイドトラックの第2の対247は、第2のキャリッジ254を駆動するための第2の方向転換セクションを形成する。トレイ1、トレイ2、およびトレイ3を排出コンベヤセクション250上に合体させるのに必要な一連の動作は次の通りである。
1.図14Aのように、右側の供給コンベヤセクション240のトレイ1を、第2のキャリッジ上に搬送する。
2.図14Bのように、左側の供給コンベヤセクション236のトレイ2を、第1のキャリッジ上に搬送する。
3.キャリッジが排出コンベヤセクション250と整列するまで、第2のキャリッジ254とトレイ1を、ガイドトラックの第2のセット247に沿って横方向に移動させる。
4.キャリッジが排出コンベヤセクション250と一直線に並ぶまで、第1のキャリッジ248とトレイ2を、ガイドトラック246の第1のセット246に沿って横方向に移動させる。
5.2つのキャリッジ248、254がともに中央の供給コンベヤセクション238および排出コンベヤセクション250と一直線上にある状態で、これらすべてのレールを励起して、トレイ1、トレイ2、およびトレイ3を図14Bのように排出コンベヤセクション上に推進させる。
6.必要に応じて、キャリッジ248、254を左右の供給コンベヤ236、240と一直線となる位置に戻し、図14Cのように排出コンベヤセクション250上に合体される次のトレイのセットを集める。
この一段バージョンでは、垂直方向の昇降は必要とされず、キャリッジ248、254のレールを繋ぐ接続部材258内のトランスレータ256は、水平方向トランスレータのみを必要とする。搬送方向106を逆にすることによって、同じ構成のコンベヤセクションを1:3スイッチとして使用することができる。その場合、排出コンベヤセクション250は供給コンベヤセクションとして動作し、3つの供給コンベヤセクション236、238、240は、ガイドトラック246、247およびキャリッジ248、254をスイッチとして有する排出コンベヤとなる。
方向転換セクション818の他の形態が図56に示されている。キャリッジ820が、キャリッジ本体826から垂下する後部および前部スカート822、824を具える。スカート822、824は、コンベヤトレイのように永久磁石アレイといった内蔵トランスレータを有する。方向転換セクション818は、図1のコンベヤセグメントのと同様のステータレール828、830を有する。キャリッジ820は、レール828、830によって規定されたトラックに沿って並進方向832に移動する。方向転換器のステータレール828、830を接合するクロスピース834は、キャリッジ本体826の左右両側から上方に延びるキャリッジレール836、838のステータを励起するコイルを収容している。キャリッジレール836、838が排出または供給コンベヤセクションのレール840、842と整列すると、キャリッジレールステータが励起され、図7のトレイのようにトレイ844をキャリッジの上へ誘導し、またはそこから外れるように推進させる。
図57は、コンベヤトレイ856のためのエレベータプラットフォームを形成する2つのキャリッジ852、854を使用する二重レールエレベータ850を示す。キャリッジ852、854は、図56に示すキャリッジ720と同様である。エレベータ850は、それぞれ左右のステータレール862、864を有する2つの上昇垂直コンベヤセクション858、860を具える。それぞれの上昇コンベヤセクション858、860の頂部には、第1の位置でステータレール865が左右のステータレール862、864と整列したシャトルコンベヤセグメント863がある。各シャトル863は、矢印857で示されるように、関連する上昇コンベヤセクション858、860からのキャリッジ852、854のうちの1つとともに、左右のステータレール873、875を有する2つの下向きコンベヤセクション869、871のうちの1つと横方向外側に並進する。シャトルが、それらのレール865が下向きレール873、875と整列した状態で第2の位置にあるとき、キャリッジ852、854は、エレベータ850の底部に戻るために下向きレール873、875上に進む。次に、上側シャトル863が、それらの第1の位置に内側に戻る。同一の下側シャトル877がエレベータ850の底部に配置されており、キャリッジ852、854を外側の下向きレール873、875から内側の上昇レール862、864まで搬送する。この昇降エレベータ850では、複数対のキャリッジが同時に走行することができる(シャトル863、877の動作はまた、水平方向ではなく垂直方向に同じように移動する、図22A~22Dに示されるエレベータキャリッジを参照して説明される)。上昇コンベヤセクション858、860は、コンベヤフレーム866内で互いに向き合って平行に配置されている。キャリッジ852、854は、垂直ステータレール862、864内のリニアステータと共にリニアモータを形成する、永久磁石アレイといったトランスレータを有する左右のスカート868、870を具える。リニアモータはキャリッジ852、854を上昇エレベータレール862、864の上方に駆動する。各キャリッジ852、854はその上端に上側ステータレール872を有する。キャリッジの上側レール872内のステータは、トレイのスカート874内のトランスレータと共にリニアモータを形成して、トレイ856をエレベータ850上に誘導するかその外に推進させる。2つのキャリッジ852、854は、互いに平行に上下に駆動され、それらの上側レールがトレイ856と水平な台を形成する。エレベータ850の底部で、上側キャリッジレール872は下側コンベヤセクション878のレール876と整列している。下側シャトル877の水平クロスピース880内のコイルは、キャリッジの上側レール872内のステータを励起する。励起されたキャリッジステータは、トレイ856をキャリッジプラットフォーム上に誘導するかキャリッジプラットフォームから離すように推進する。コイルはまた、同様にトレイ856を上側コンベヤセクション884に供給し、またはそこから受け取るために、エレベータ850頂部の上側シャトル863内の上側クロスピース882内にも配置されている。エレベータ850への電力が遮断された場合、各キャリッジ852、854は、キャリッジの落下を防ぐために係合するブレーキ(図示しないが後述する)を有する。
マルチトレイソータが図15A~15Cに示されている。一対の横並びの供給コンベヤセクション260、262が、4つのコンベヤトレイ264のグループを搬送方向106に搬送する。供給コンベヤセクション260、262は、空間270を横切って4つの排出コンベヤセクション266、267、268、269から離間している。2つの水平ガイドトラック272が、搬送方向106に対して垂直に空間270内に配置されている。ガイドトラック272は、トラックに沿って一対のキャリッジ274、276を支持し駆動する。キャリッジ274、276は、供給コンベヤセクション260、262からトレイ264を受け取り、それらを横方向に移動させて、図15B、15Cに示すように、それらを目的の供給コンベヤセクションに移動させる。次に、キャリッジレールが励起されトレイ264を目的の搬出コンベヤセクションへと推進させる。2つのキャリッジ274、276が、各供給コンベヤセクション260、262に対して1つずつ用いられる。マルチトレイソータを逆に動かすと、コンベヤの動作が、個々のトレイグループをより大きなマルチトレイへと結合するコンバイナの動作に変わる。
確実にトレイ264が供給コンベヤセクション上にグループとして一緒に留まるように、クランプ磁石が図16に示すようにトレイ上に配置される。各コンベヤトレイ264は後部クランプ磁石280と前部クランプ磁石282とを有する。前後のクランプ磁石は、同じ供給コンベヤセクション上の先行および後行するトレイの前後のクランプ磁石を引き付ける。例えば、図15Aのトレイ1の後部クランプ磁石は、トレイ2の前部クランプ磁石を引き寄せて、トレイを左側の供給コンベヤセクション260上に一緒に保持する。前部クランプ磁石282または後部クランプ磁石280のいずれかを、先行トレイまたは後行トレイのクランプ磁石によって引き寄せられる鉄材料で置換してもよい。図16に示すように、磁石は、トレイ264の前縁部286および後縁部287に垂直な方向284の極軸に沿って高い磁気クランプ力を与え、前縁部および後縁部に平行な方向に低い磁気剪断力を与えるように分極されている。この極性が、各供給コンベヤ上で連続するトレイを一緒に保持するが、それらを図15B、15Cのようにソートするためにキャリッジ274、276(図15)によって容易に分離できるようにする。図15Aのトレイ1とトレイ3、またはトレイ2とトレイ4のように、各グループ内で横方向に隣接するコンベヤトレイを一緒に保持するために、コンベヤトレイ264は、コンベヤトレイの左右の縁部290、292に1またはそれ以上の左右のクランプ磁石288を有する。左右のクランプ磁石288は、左右の縁部290、292に平行な方向294の極軸に沿って高い剪断力をもたらし、左右の縁部に垂直に低いクランプ力とを及ぼすように分極されている。この方法により、横方向に隣接するトレイが供給コンベヤ内で横並びで一緒に保持され、ソートのためにキャリッジによって横方向に容易に分離できる。前後のクランプ磁石のように、左右のクランプ磁石の一方または他方を、クランプ磁石に引き寄せられる鉄材料で置換することができる。
図1のようなコンベヤセグメントと共に使用可能な直角エレベータセクションが、図17に示されている。上昇位置に示すエレベータ300は、クロスメンバ306によって平行に保持された左右のステータレール302、304を有するキャリッジ301を具える。垂直トランスレータ308が、後端部310および前端部312において左右のレール302、304から垂下している。これらのトランスレータは、エレベータレール302、304に埋設されたステータに電気的に接続されている。エレベータキャリッジ301が、各コーナーに埋設された垂直リニアステータが裏打ちされた垂直ガイドトラック316を有するフレーム314に支持されている。垂直ガイドトラック316を裏打ちするステータは、エレベータキャリッジ301を昇降させるトランスレータ308と共にリニアモータを形成する。エレベータフレーム314はまた、エレベータキャリッジレール302、304に対して垂直である一対の平行なステータレール316、318を有する。キャリッジ301がその下方位置にあるとき、キャリッジレール302、304は、フレームレール316、318のレベルよりも低い高さに位置して、コンベヤトレイがエレベータ300に入るときにそれらのための間隙を提供する。
直角エレベータの動作が、図18A、18Bに示されている。コンベヤトレイ320は、図18Aの供給コンベヤセクション322に沿って直角エレベータセクション300に向かって前進するように示されている。供給コンベヤセクション322のレールは、トレイ320を下降したエレベータキャリッジ301上に移送できるように、エレベータフレームレール316、318と整列している。トレイ320が下降したエレベータキャリッジ上に来たら、エレベータ300がキャリッジ301とトレイ320を図18Bに示す上方位置に持ち上げる。トランスレータを有する左右のスカート324、326を有することに加えて、トレイ320は、トランスレータを有する後部および前部のスカート328、330を有する。トレイ320がエレベータ300によってフレームレール316、318から持ち上げられると、それはキャリッジレール302、304に支持される。スカート324、326、328、330はトレイ320の隅までずっと延びていない。スリット332が、トレイ320の四隅のそれぞれにおいてスカート324、326、328、330に形成されている。スリット332は、トレイ320をエレベータ300上に移送し、かつ排出コンベヤセクション334上に直角に移送できるように、エレベータレール用の通路を提供する。
図19は、図1のようなコンベヤセグメントと、コーナーの図17のような直角エレベータとで構成された四角いスパイラルコンベヤを示す。スパイラルコンベヤ340は、互いに垂直方向にオフセットした連続するコンベヤセクションの四面階段状スパイラルの1段を形成するように構成されたコンベヤセクション342から構成される。このスパイラルコンベヤの各コーナーにあるエレベータセクション300が、トレイ320を1の垂直レベルから次の垂直レベルへ上昇または下降させる。追加のコンベヤセクション342とコーナーの直角エレベータ300で複数の段を形成することができる。
図20A~20Cは、エレベータキャリッジ用の上り通路と、水平方向にオフセットした下り通路とを有するエレベータを示す。供給コンベヤセクション350がトレイ160を上昇エレベータ352に送り、これがエレベータキャリッジ356のための垂直ガイドトラック354を提供する。そのステータレールが供給コンベヤセクション350のステータレールと整列した状態の垂直トラック354によって画定される上昇ガイド経路の底部にあるキャリッジ356がトレイ160を受ける。垂直ガイドトラック354内のステータは、キャリッジ356の角部にある2軸トランスレータ358の垂直トランスレータを励起して、図20Bに示すように、キャリッジとその上に着座しているトレイ160とを上昇させる。キャリッジ356が上昇ガイド経路の頂部に達すると、上側水平ガイドトラック360に沿った水平ステータが、2軸トランスレータ358の水平トランスレータを励起して、上昇エレベータ352の頂部から下降エレベータ362の頂部へとキャリッジ356を移動させる。下降エレベータは、上昇ガイド経路に隣接する下降ガイド経路を画定する垂直ガイドトラックを有する。下降ガイド経路は、空のキャリッジ356のための戻り路として機能する。下側水平ガイド経路364は、トレイを上昇エレベータ352の底部の定位置に戻して別の入来トレイ160を受ける状態に戻す。かくして、エレベータは、上昇および下降ガイド経路と、上側および下側水平ガイド経路とによって形成された閉ループの周りを多数のキャリッジ356が周回できるようにする。トレイ運搬キャリッジ356が、図20Cに示すように、下降エレベータ362の頂部にあるときに、キャリッジのレールステータが励起され、トレイ160を排出コンベヤセクション366上に推進させる。排出コンベヤ366は、上から吊り下げられたパイプ368内に収容して、何かがトレイから床の上や下の人もしくはコンベヤ上に落下するのを防ぎ、外部ソースからのコンベヤトレイ160上の製品の汚染を防ぐ。
2軸トランスレータ358の詳細が図31に示されている。コア482の外側に向いた磁極面480がアレイ状に配置されている。コア482の三相水平および垂直巻線484、485により、トランスレータ358がキャリッジレールに平行な方向486に垂直または水平に移動できるようになる。キャリッジ356は、トランスレータハウジングから吊り下げられた安全ブレーキ488を有する。図32A、32Bに示すように、安全ブレーキ488は、外向きに付勢されたコイルばね496を介して外向きの永久磁石494に接続されたプランジャ492を有するソレノイド490を具える。図11に示すように、ソレノイド490はトランスレータ巻線と電気的に直列である。キャリッジ356に電力が供給されている限り、ソレノイド490は図32Aに示すように作動し、キャリッジ356がエレベータガイドトラックに沿って移動できるように、プランジャ492および磁石494をエレベータガイドトラックから内側に離れさせる。キャリッジ356への電力が消失すると、ソレノイド490が停止し、圧縮されたばね496が解放されて図32Bのようにプランジャ492と磁石494とをトランスレータハウジングの外側498の制動位置まで外側に付勢する。制動位置における磁石494はガイドトラックの金属に十分に近くなり、電力供給されていないキャリッジ356を所定位置に保持してエレベータ底部に急降下するのを防止するために磁気吸引する。
図21Aのコンベヤトレイ370は、図21Bに示すようにコンベヤトレイ370用のカバーとして使用することができる。トレイ370は、物品搬送面380の後縁部376および前縁部378から直立する後壁372および前壁374を有すること以外は、カバートレイ160とほぼ同じである。図21Cに示すように、カバートレイ160の下側は、カバートレイ370の2つの壁372、374の上に支持されている。後壁372および前壁374は、スカート172、174の間のカバーの後端および前端の隙間を埋めるように図のように形成されて、2つのトレイ370、160の間の体積を完全に封入することができる。
トレイ370をカバートレイ160でカバーしたり外すためのコンベヤが図22A~22Dに示されている。図22Aでは、カバートレイ160は上側コンベヤセクション380に沿って第1の搬送方向382に開放端384に向かって搬送されている。カバーされるべき壁付トレイ370が、上側コンベヤセクション380の真下の下側コンベヤセクション386上を同じ方向382に進む。キャリッジ388を含むエレベータセクション(フレームとガイドトラックは図示せず)が、図22Bのようにキャリッジが下方位置にあるときに、下側コンベヤセクション386と、整列された第2の下側コンベヤセクション392との間の空間390をブリッジする。エレベータは、トレイ160と共にキャリッジ388を上方位置へと上昇させて、図22Cに示すようにカバートレイ160を受ける。カバートレイ160が下側の壁付トレイ370を覆う定位置に配置されると、エレベータキャリッジ388が下降され、キャリッジ内のステータレールと第2の下側コンベヤ392が励起されて、図22Dのようにカバー付きトレイを下流側に推進させる。
下側トレイ370は、図23A~23Cに示すように覆われていない。カバー付きトレイ370およびカバー用トレイ160は、図23Aに示すように、その下方位置にあるエレベータキャリッジ388に向けて搬送方向394に第2の下側コンベヤセクション392上を搬送される。上側コンベヤセクション380のステータレールの端部396、397は、図23Bに示すように、カバートレイ160が第1の下側コンベヤセクション386上に進む際に、カバートレイ160が下側の壁付トレイ370とさらに前進するのを防止するストッパとして作用する。壁付コンベヤトレイ370がエレベータキャリッジ388から離れると、エレベータはキャリッジを上方位置まで上昇させ、キャリッジのステータレールを励起し、図23Cに示すようにカバートレイ160を上側コンベヤセクション380上に推進させる。
図24、25は、図1のようなコンベヤセグメントで構成されたコンベヤに利用可能な方向転換セクションを示す。方向転換セクション400は、例えばリングである円形トラック402を具え、それは円形トラックの周りに角度αを成す湾曲ステータ404を収容する。同一の湾曲ステータ(図示せず)が、円形トラック402内で湾曲ステータ404と正反対にある。円形トラック402は、ダイバータフレーム406内で支持されている。2つの直交する対のサイドレール408、410が、円形トラック402のレースウェイレッジ414に乗っているトランスレータ412上に支持されている。一対のサイドレール410が任意である。サイドレール408、410は、修理、交換、または清掃のためにレッジ414から手で持ち上げることができる。
図26A~26Dは、図24および25の方向転換セクション400を用いた方向転換コンベヤを示す。方向転換セクション400は、供給コンベヤセクション416、インライン排出コンベヤセクション418、およびサイドオフコンベヤセクション420の間のギャップ401(図26C)に存在する。供給コンベヤセクション416は、トレイ160を搬送方向106に方向転換セクション400に向けて搬送する。円形トラック402内の湾曲したステータは、方向転換器400内のインラインレール408内のステータを誘導的に励起して、図26Bに示すように先行トレイ160Aを方向転換器を横切ってインライン排出コンベヤセクション418上に真っ直ぐに送る。サイドオフ排出コンベヤセクション420へと方向転換させたいトレイ160Bが方向転換器400に到達すると、湾曲ステータが励起されて、図26Cに示すように、インライン方向転換レール408がサイドオフコンベヤセクション420のレール422と整列するまで、トランスレータを方向転換角度δにわたって回転させる。円形トラック402の湾曲ステータは、次に方向転換レール408内のステータを励起して、図26Dに示すように、トレイ160Bをサイドオフコンベヤセクション420上へと推進させる。静止した湾曲方向転換ステータによって範囲が定められる角度α(図25)は、コンベヤの方向転換角度δ以上である。図26A、27に示されるように、排出コンベヤセクション418、420のレールは、通過するトレイスカートを通すためにそれらの交差部にノッチ424、426を提供するように凹んでいる。
湾曲した下側リターン路を有するコンベヤを図28に示す。このコンベヤは、真下に湾曲した下側リターン路432を有する、平坦な上側主搬送路セクション430を具える。上側搬送路430は、図1のような1またはそれ以上のコンベヤセグメントから構成される。下側リターン路は同様のセグメントで構成されているが、湾曲したレールを有する。そして、下側リターン路コンベヤセクションの部分部分は、ゴンドラのように、搬送路セクション430の端部と同一平面上にある2つの端部434、436を具える。搬送路セクション430のレールと端部434、436とは、狭い間隙438、440を横切って整列している。間隙438、440は、搬送路セクション430上のトレイ160が少し減速して通過するのに十分に狭く、トレイが搬送路セクションに接触することなくリターン路セクション432上へと移動するのに十分に広い。
図29A、29Bは、トレイの下側456に2つの直交する対のトランスレータ452、454を有するスカートレストレイ450を示す。トレイ450の上面458は平らな物品支持面を提供する。トランスレータ452、454は、その磁場がトレイの物品支持面458と下面456とに対して鉛直に向けられた永久磁石アレイを具える。後述するように、磁気浮上のために、ハルバッハ配列などのコーナー磁石459がトレイ450のコーナーに任意に配置される。トレイはまた、トレイを図30のように大きなマルチトレイ462を形成するために使用できるように、側面、前面、および背面のクランプ磁石460をトレイの側部に具えることができる。これらのクランプ磁石は、図16に示すトレイ264のものと同様である。下にトランスレータを有するスカートレストレイ450は、トランスレータ452、454と共にリニアモータを形成するステータを有するフラットトップレール466上を走行するように設計されている。埋設されたステータを有するレール466は、トレイ450のトレイガイドとして機能する。図30において、マルチトレイ462の形成を可能にするために、2つのコンベヤセクション468、470が並んで配置されている。接続構造472が、左右のレールを平行に維持している。
本発明の特徴を具体化したコンベヤセグメントの他の変形例を図33、34に示す。コンベヤセグメント500は、セグメントの一端から他端まで長さ方向に延びる2本の平行なステータ502、504を具える。ステータ502、504はアイアンレスであり、トレイ450上の対向するトランスレータ452(図29B)間の距離と実質的に同じ距離だけ離間している。ステータ502、504はそれぞれ、搬送方向506にステータの長さに沿って進む磁束波を生成する。
導電性磁気浮上(マグレブ)プレート508、510が、ステータ502、504の横方向外側にコンベヤセグメント500の長さに沿って延びる。図29Bに示すようなコンベヤトレイ450はステータ502、504によって搬送方向506に推進されるが、トレイのコーナーマグネット459(図29B)は、コーナーマグネットの磁場と反対の無効磁場を発生させ、トレイを浮上させて低摩擦走行させるのに十分な力で磁気浮上プレート508、510に電流を誘導する。位置センサ511が、コンベヤセグメント500の長さに沿って配置されて、それらの位置においてトレイの存在を検出し、その検出を示すセンサ信号を電子駆動制御回路512に送信する。駆動制御部512への電力および通信配線は、コンベヤフレーム514の脚部516を介して外部回路またはコンピュータに配線することができる。ステータ502、504、位置センサ511、電子駆動制御回路512、および配線はすべて、平坦な上面520を有し、それに沿ってトレイが推進されるトレイガイドを形成するトレイガイドハウジング518内に封入されている。両側に沿った各端部のハウジング518のすぐ内側には、整列用磁石522、または磁石に引き寄せられて図5のように隣接する部分を整列させる鉄要素がある。図30、34のコンベヤセグメントでは、トレイガイドは、図1のコンベヤセグメントのトレイガイドのように直接接触するのではなく、磁気浮上によってトレイガイドの頂部に沿ってトレイを支持する。図6のトレイのように、トレイ450は、連結または他のコンベヤ構造から干渉を受けることなく取り外しや交換が容易である。
図35は、図33の磁気浮上プレート508、510がエアダクト524、526によって置き換えられたコンベヤセグメントの他のバージョンを示す。空気源(図示せず)からの加圧空気がダクト524、526に注入され、ダクト頂部にある開口部527を通して放出されて、エアクッション上にコンベヤトレイを浮揚させる。この場合、図29Bのようなコーナー磁石459はトレイ450に不要となる。
隣接するコンベヤセグメント500、500’の横方向整列を図36に示す。この例では、一方のコンベヤセグメント500が、片側に一対の整列用磁石522を有し、他方の側に一対の鉄要素523を有する。隣接するコンベヤセクション500’の対面する端部は、片側に一対の磁石522を有し、他方の側に一対の鉄要素523を有する。磁石522は鉄要素523を引き付ける。磁石522および鉄要素523の横方向寸法は一致しており、当接セグメント500、500’の正確な横方向位置合わせができる。もちろん、全ての鉄要素523は、隣接するコンベヤセグメントの対向する磁石と反対の極性の磁石と置換することができる。しかし、磁石522と鉄要素523を上記のように配置することによって、すべてのセグメントを同じにすることができ、磁石の極性は関係なくなる。
図37のコンベヤセクション524に示すように、カバー526が、隣接するコンベヤセグメント500のハウジング518間に滑らかな接合部をもたらす。図37が示すように、コンベヤトレイ450は個別に進めてもよいし、車列状に一緒に進めてもよい。
図38、39は、1対Nスイッチ用のコンベヤ構成を示す。単一の供給コンベヤセクション530が、コンベヤトレイ450を、供給コンベヤセクション530に対して垂直に長さ方向に延びるx-yコンベヤセグメント532上に供給する。x-yコンベヤセグメント532は、互いに直交する2対のステータ534、536を有する。第1の対のステータ534は、トレイ450を主搬送方向538に駆動する。第2の対のステータ536は、トレイ450を主搬送方向に対して横方向に、N個(3個が示されている)の排出コンベヤセクション540のうちの1つへと駆動する。第1のステータ534はトレイ内の左右のトランスレータと共にリニアモータを形成し、第2のステータ536は前後のトランスレータと共にリニアモータを形成する。対のステータに隣接する導電性プレート542が、それらがx-yコンベヤセグメント532に沿って前進する際にトレイ450を浮揚させる。
合流コンベヤが図40に示されており、ここではN個(3個が示されている)の供給コンベヤセクション544A~544Cがコンベヤトレイ450を主搬送方向546に、x-yコンベヤセクション548へと推進させる。x-yコンベヤセクション548は、トレイ450を供給セクション544A~544Cから誘導し、それらを単一の排出コンベヤセクション550へと移送する。合流コンベヤのトポロジーは、主搬送方向を逆にした図38、39のスイッチコンベヤのトポロジーと同じである。
図29A、29Bに示すようなコンベヤトレイ450用のマルチレベルコンベヤ552が、図42に示されている。図示のようなコンベヤのレイアウトは、図12A~12Dに示した三次元トレイソータのレイアウトと同じである。その動作は同様である。水平および垂直ガイドトラック554、556に沿ったコンベヤステータが、トレイ支持キャリッジ558を横方向および垂直方向に推進させる。図41にさらに詳細に示されるキャリッジ558が、トランスレータハウジング562内の各隅に2軸トランスレータ560を有する。これらのハウジングは、ガイドトラック554、556に乗るように形成されている。キャリッジ558はまた、ハウジングと共にキャリッジトレイガイドを形成するキャリッジ本体に埋設された一対のステータ564を有する。これらのステータは連続的な頂部のトレイガイド面561の下にあり、トレイ450をキャリッジ内に誘導し、およびその外へ推進させる。図10のキャリッジのように、キャリッジ558はコーナーに重量センサ563を有してもよい(図41には1つのみ示す)。重量センサ563は、ステータ564と一緒に、ガイドトラック554、556に沿ってコンベヤステータから誘導的に電力を受け取るトランスレータ560を通じて通信し電力供給される。導電性ストリップ565は、図33の浮上コンベヤセグメント500の導電性ストリップ508、510のように、ステータ564と並んでキャリッジ558に沿って延在し、トレイ450を浮揚させるのに使用される。
コンベヤトレイの他の変形例が図43、44に示されている。トレイ570は、平らな上面に物品を支持するのではなく、トレイの本体の厚さを通って延在するローラ572の上に物品を支持する。左右の固定コンベヤ側壁574、575の下の駆動ステータ(図示せず)がトランスレータ(図示せず)と協働して、トレイ570の左右の縁部576、577に沿って主搬送方向578に推進する。トレイ570の前壁580および後壁581が、始動、停止、および他の加速時に物品がトレイの前端や後端から落下するのを防止する。ローラ572は、トレイ本体の上面571および下側に開口するキャビティ573内にあり、主搬送方向578に対して斜めの回転軸582を規定する軸上で自由回転可能である。右側コンベヤ側壁585の開口部586に隣接してコンベヤフレームに支持された細長い作動ローラ584が、主搬送方向578に平行な軸588を規定する軸上で自由に回転する。作動ローラ584は、トレイローラ572の列と一直線上に配置されている。トレイ570が作動ローラ584を通過すると、トレイローラ572の底部はそれらの斜軸582を中心に回転し、ローラの頂部の物品をトレイ570の側面から離れるように、開口部586を通して右側に逸れた方向590に押し出す。車軸を持たず全方向に回転可能なローラボールを代わりにトレイに使用し、同じ作動ローラによって作動させることもできる。
図44は、図43と同じ傾斜角で配置されたローラ572を有するトレイ570を具える同じコンベヤを示す。一組の作動ローラ584’が、左側壁574の開口部592に隣接してコンベヤフレーム内に支持されている。主搬送方向578に移動するトレイ570は、作動ローラ584’を通過した後に停止する。ステータの磁場が、作動ローラ584’を越えてトレイ570を逆方向594に駆動するように反転される。作動ローラ584’と主方向とは反対の逆方向594で係合しているトレイローラ572が反対方向に回転して、搬送された物品を左側壁574の開口592を通して左側に逸れた方向596に押す。
図45のコンベヤトレイ600は、列状に配置された重ねられたローラセット602(図45A)を有する。各組の底部ローラ604はトレイ600の下側を越えて突出している。頂部ローラ606はトレイ600の上面608を越えて突出している。少なくとも物品を支持する際に、頂部ローラ606は底部ローラ604の上に載っているので、底部ローラが一方向に回転すると頂部ローラは反対方向に回転する(図45Aのローラセットは、明確のために、頂部ローラ606用の側部支持体や車軸なしで示されている)。頂部および底部ローラ604、606は両方とも、搬送方向578に対して斜めの軸610、611を規定する平行な軸上で回転するように配置されている。コンベヤトレイ600が作動ローラ584を越えて推進されると、底部ローラ604がそれらの軸610で前方に回転し、これにより物品を支持する頂部ローラ606が後方に回転する。頂部トレイローラ606の後方回転成分は、コンベヤに沿ったトレイ600の前進運動に等しいので、物品は主搬送方向578に垂直な逸れた方向612にトレイから方向転換される。
図46、46Aに示すコンベヤトレイ614は、主搬送方向578に平行な回転軸618を規定する軸上で回転するトレイローラ616を有する。コンベヤフレームに支持されたキャスタ状の作動ローラ620のアレイが、この変形例ではトレイ-ローラ動作を提供する。自由回転可能な作動ローラ620は、それらの回転軸622を変えるためにラックアンドピニオンシステムによって垂直軸613を中心に旋回可能である。図のように作動ローラ620が主搬送方向578に対して斜めに傾斜した状態で、トレイローラ616が回転して物品をトレイ614を横切って右側壁626の開口部624に向かって押す。トレイローラ616が前後のトレイ壁617、619に接触することなく物品をトレイに対して90°でトレイから押し出すが、それらは搬送方向578へのトレイの動きのために、開口部624を通って斜め方向628に出る。作動ローラ620が旋回し、それらの軸622が主搬送方向の反対側で同じ傾斜角になると、作動トレイローラ616が左側壁627に向かって開口部625を通って逸れた方向629に回転する。したがって、このコンベヤは、作動ローラ620の向きを変えることによって両方向に物品をトレイから逸らすのに有用である。
図43~45の受動作動ローラ584は、トレイローラ572、604が乗る平坦な支持面の形態であるトレイ-ローラアクチュエータによって置換することができる。平坦な支持面は静止していてもよいし、あるいはベルトの外面のような移動面であってもよい。あるいは、トレイ-ローラの回転は、磁気的または電磁的に達成されてもよい。一例として、コンベヤフレームに支持されたトレイ-ローラアクチュエータは、永久磁石、電磁石、または図43~46のトレイローラ572、604、616の鉄、磁性、または導電性ロータと相互作用する磁場または電磁場を生成するステータであり得る。図55は、サイドレール102、104の間の滑らかなハウジング内に収容されたリニアモータステータ712を有する図1のようなコンベヤセグメント100を示す。コンベヤトレイ714は、ステータ712と共にリニアモータを形成する永久磁石または導電性材料で作られたロータを有するローラ716のアレイを有し、これがローラ716を選択的に回転させることができる。
レールスクラバ630が図47、48に示されており、これはコンベヤセグメント634のレール632、633に乗っている。この例では、スクラバ630は、3つの流体タンク、すなわち石鹸タンク636と、水タンク637と、消毒剤タンク638とを有している。各タンクは、逆U字型の脚部間に空間を有する逆U字型形状をしている。駆動モータおよびバッテリ(図示せず)を含む駆動システムが、この空間に収容されたハウジング640に配置されている。バッテリによって電力供給されるモータが、レール632、633に沿ってスクラバ630を駆動するために前または後の駆動輪642、643あるいはその両方を駆動する。車輪642、643が、ハウジング640を通って延びる車軸644に取り付けられている。車軸644は駆動モータに連結されている。車輪642、643はそれぞれ、レール632、633を受けて脱線を防止する中央溝646を有する。スクラバ630はまた、両方のレール632、633をスクラブするために少なくとも1組のスクラビングホイール648、この例では2組のスクラビングホイール648を具える。駆動輪642と同様に、スクラビングホイール648は、中央ハウジング640を通って延びる車軸650に取り付けられている。スクラビングホイール648も駆動モータによって駆動されるが、おそらくは駆動ホイール642よりも高速で回転するように別に連動されている。あるいは、スクラバホイール648は、別個のモーターによって駆動されてもよい。スクラビングホイール648は、間隙によって分離された2つのホイール半体を具える。2つのホイール半体の向かい合う面のスクラブブラシパッドが、間隙に受容されたレールをこする。石鹸、水、および消毒剤のディスペンサー652、653、654が、タンク636、637、638に接続された取り付け具655と、上側および下側のスプレーノズル656、657と、取り付け具を下側ノズルに接続する管658とを具える。ディスペンサー652、653、654がタンク636、637、638の両側にあり、ノズルがレール632、633の頂部と底部にスプレーを向けている。ハウジング640はまた、駆動ホイールとスクラビングホイールの速度を制御するスクラバコンピュータならびに他の電子回路や電源回路を収容する。
レールスクラバ630は、レール632、633内のステータ巻線から、レールに沿って走行するスクラバ付加物662、663に収容された二次コイル巻線を介して誘導的に電力を受け取る。単一のコイルで十分であり得る。変圧器の作用によってコイルに伝達された交流電力は直流電力に変換されて電子機器に電力を供給し、バッテリを充電するかモータを駆動する。あるいは、駆動輪642またはスクラバホイール648、あるいはその両方は、レールステータに駆動される磁気的または電気的に伝導性のロータを具えることができる。その場合、駆動モーターは必要なくなる。あるいは、二次コイルは、スクラバをレールに沿って押すことによってレールに沿って移動するレール-ステータが生成する磁束波に反応するトランスレータに置換することができる。その場合、駆動ローラ642は、駆動モータに連結されていないアイドルホイールとすることができる。
図47のスクラバ630の頂部および側部は、図48に示されるように、滑らかなステンレス鋼カバー660によって覆われている。スクレーパ664が、カバー660の前面666から外側に延びている。このスクレーパ664は、逆U字形の横断面と、テーパ状の上面668と、逆U字形に収容されているトレイ駆動レール632、633からバルク破片を除去するためのテーパ状の側面670とを有する。スクレーパ664は、カバー660の前面666から内側に離間している。
図33、34におけるコンベヤセグメント500のトレイガイドハウジング518の上面520を清掃するための同様のスクラバ910が、図59に、カバーなしで示されている。このスクラバは、その車輪912がレールに乗らない点で図47のスクラバとは異なっている。むしろ、それらはトレイガイドハウジング518の上面520に沿って移動する。別の相違点は、スクラバホイール914が図47のスクラバホイール648から90°回転していることである。スクラバホイール914の底部のブラシ916が、トレイガイドの上面520をこする。水、石鹸、および消毒剤がスプレーノズル918を介して上面520に噴霧される。スクラバは、内部バッテリによって、またはコンベヤセグメント内のステータと、スクラバ910用のトランスレータを形成する永久磁石または導電性ロータとによって形成されたリニアモータによって電力供給される。
用途によっては、特定の製品の輸送に使用されるトレイが、他の製品の輸送に使用されないようにすることが重要である。これは、相互汚染が許容されない場合に特に当てはまる。1つの製品用のトレイが他の製品に使用されるのを防ぐことによって相互汚染を回避する1つの方法が図49に示されている。4つの別々のコンベヤライン671、672、673、674が示されている。各コンベヤラインは個々の製品タイプまたはファミリ専用であり、トレイ681、682、683、684は個々の製品タイプまたはファミリに許容可能なキャリアとしての識別子を有する。そのため、各トレイは、識別子から判別可能な多数のファミリのうちの1つに割り当てられている。識別子は、コンベヤに沿って検知位置に配置された、またはコンベヤステータレール678内に埋設されたセンサ676によって検出できるものなら何でもよい。識別可能な印675の例には、トレイ形状、トレイの色、トレイのマーキング、バーコード、光学センサによって読み取ることができるかビジョンシステムによって特定できる他の製品コード、RFIDリーダによって読み取り可能なRFIDタグ、および磁気センサで読み取り可能なトレイ上の磁石配置が含まれる。センサ676がセンサのコンベヤに割り当てられていないファミリからのトレイを検出すると、このセンサ信号を受信したローカルまたはシステムコントローラ679がコンベヤを停止し、警報を鳴らすかまたは警告を表示してオペレータが問題のトレイを取り除くことができる。
温度などのプロセスパラメータを検出する他のセンサを、有効なプロセス温度範囲および滞留時間を検出するために使用することもできる。例えば、トレイ洗浄プロセスでは、トレイセンサが、適切な洗浄、すすぎ、および乾燥サイクルを検証するために使用される。プロセスセンサが、トレイ自体の中または上に、あるはトレイが処理にかけられるコンベヤラインに沿って配置されてもよい。
本例に示されるコンベヤライン671~674のそれぞれは、トレイ681、682、683、684が製品を運ぶ搬送路を規定する主コンベヤセクション686と、上が空のトレイのリターン搬送路を規定するリターンコンベヤセクション688とを具える。主コンベヤセクション686の供給側端部は、供給切換部690によってリターンセクション688の排出端部に連結されている。主コンベヤセクション686の排出端部は、排出方向転換セクション692によってリターンセクション688の供給側端部に連結されている。方向転換セクション690、692は、図14A~14Cに示すものと同じでよい。
第4のコンベヤライン674の動作の説明は、他の各コンベヤライン671~673の動作方法を例示する。主コンベヤセクション686に沿って所定の実行予定のプロセスに割り当てられたファミリのトレイ684が、供給方向転換器690によってリターンコンベヤセクション688から主コンベヤセクションに供給される。第4のコンベヤライン674専用のものとしてコントローラ679によって識別されたセンサ676を通過するトレイ684のみが、主コンベヤセクション686上へと通される。トレイ684が主コンベヤセクション686上でそれらの処理を完了し、それらの製品が取り出された後、それらは排出方向転換期692によってリターンコンベヤセクション688に戻されるか、清掃のために他の場所に向けられる。清掃されたトレイはリターンコンベヤセクション688に戻すことができる。あるいは、洗浄プロセスは、1または複数の密閉型自動洗浄ステーション689内の戻りコンベヤセクション688に沿って自動的に実行することができる。本出願に記載されているすべてのトレイコンベヤのバージョンにおいて、手動によるトレイの取り外しや洗浄の代わりに、全自動洗浄ステーションエンクロージャ689を1以上の洗浄ゾーンのリターンセクションに設置することができる。あるいは、洗浄ゾーンの洗浄ステーションは、全手動または半自動であり、人間の補完的な活動を必要としてもよい。記載されている複数ステータのコンベヤシステムのリターンセクション内の洗浄ステーションは、単一ステータのトレイコンベヤにも使用することができる。
プロセスの完了時または容認できないコンベヤトレイが検出された時にコンベヤセクション686、688、690、692を清掃する必要または要求がある場合、例えば清掃のためにすべてのトレイ674を取り外して隔離し、図50に示すように、スクラバ630がコンベヤライン674上に配置される。スクラバ630は、レール694から残留物を除去するために、すべてのコンベヤセクション686、688、690、692に沿って走行する。スクラバ630がレール694を洗浄した後、コンベヤライン674から取り除かれる。次いで、隔離されていたトレイ684をコンベヤライン674上、典型的にはリターンコンベヤセクション688上に戻すことができる。不適切なトレイが検出された場合に、レールの清掃が必要とされてもよい。
あるいは、コンベヤライン674は、異なるプロセスに対して、または異なる製品に対する同じプロセスに対して使用することができる。前回のプロセス実行の製品または副産物からの汚染が許容できない場合は、実行中のプロセスに固有の識別可能な異なるファミリのトレイのが使用される。例えば、ピーナッツに関するアレルゲンによる汚染を回避するために、ピーナッツプロセス作業の後に別の食品に対する次のプロセス作業を続けることができる。ローカルまたはシステムコントローラ679は、センサ信号に基づいて、所定のファミリのプロセス固有または製品固有のトレイを通過させ、他のプロセスまたは製品専用の他のファミリのトレイをロックアウトする。図49に示すのと同様に、4つのコンベヤライン671~674は、対応して割り当てられたコンベヤトレイ681~684を有する4つの異なる製品またはプロセス1~4に専用のものとすることができる。ローカルまたはシステムコントローラは、センサ676でトレイを識別すると、許可されていないトレイをロックアウトする。このようにして汚染が回避される。化学工業、生物医学工業、製薬工業、食品工業、および電子工業などの繊細なプロセスでは、壁696などの障壁によって異なる工程を異なるゾーンに分離する必要がある。ここで説明した方法が、これらの状況にも適用される。
相互汚染を防止するための別の方法は、特定のファミリのトレイだけがコンベヤと幾何学的にまたは駆動可能に適合するようにトレイを作ることである。例えば、特定のプロセス用のコンベヤは、特定のファミリのトレイにのみ適合するレールゲージを有してもよい。あるいは、特定のファミリのトレイ内のトランスレータとのみ整列するステータをコンベヤセクションに配置してもよい。
同じ高さリターン部を有する頭上式パイプコンベヤを図51Aおよび51Bに示す。このパイプコンベヤ720は、同じ高さで互いに平行で両端部が開いている2本の細長いエンクロージャまたはパイプ722、724を具える。ステータ(図示せず)が搬送面、本例では床の左右の側面726、728にあるパイプ722、724の内底の床725に沿って延びて、図7の例のようにコンベヤトレイ730を推進する。パイプ722、724は、ケーブルやロッドなどのアタッチメント732によって上方から吊り下げられてもよい。2つのパイプ722、724は、供給パイプ722の排出端と、リターンパイプ724の再入端とで開口している。キャリッジアセンブリが、傾斜可能なキャリッジ734と、キャリッジが並進する部分的な円筒の形態のガイドトラック736とを具える。キャリッジ734は、ロータトランスレータに固定された一対の垂下アーム742によってロータトランスレータ740を介して接合された左右一対のステータレール738を有する。θ-zステータ744が、円筒形ガイドトラック736の内側に沿って配置されている。θ-zステータ744は、ガイドトラック736に沿って円周方向に(θ内で)移動する磁束波を生成し、図51Bに示すように、トレイ730を傾斜軸を中心に、物品746を排出するために(図51Aのように)水平に対して所定の角度θだけ傾斜させる。キャリッジレール738およびトレイ730内の磁石または鉄材料が十分に互いに引き合って、トレイが傾いたときにトレイがキャリッジから滑り落ちるのを防ぐ。ステータ744はまた、ガイドトラック736に沿って磁束波を軸方向(z方向)に伝播させて、キャリッジ734を供給パイプ722と一直線上の第1の位置から、リターンパイプ724と一直線上の第2の位置へと並進させる。このようにしてトレイ730を戻すことができ、キャリッジ734がその傾斜軸に沿って並進する。
上下パイプコンベヤを図52A~52Cに示す。このバージョンでは、リターンパイプ750は入来パイプ752の下にある。キャリッジアセンブリは、アーム760によって接合された2対の平行なステータレール756、758を有する循環キャリッジ754を有する。レール756、758に平行なシャフトセグメント762が、アーム760をロータ764に接合する。外側ステータ766が、ロータ764およびステータレール756、758を180°の所定角度だけ回転させて、ステータレールを上下のパイプ752、754と一直線上に交互に配置する。図52Bのようにキャリッジ754が傾動すると、物品746がトレイ730から落下する。キャリッジ754がその180°回転を完了すると、2対のレールが180°回転的に分離されているので、キャリッジステータレール756、758の両方の組が上下のパイプ752、754と整列する。これらのステータレールが励起されて、トレイ730を上側パイプ752用の上側レール756上へと誘導し、そしてトレイを上下逆さまで戻すために下側レール758上に戻す。パイプ754の天井759は、上下反転の搬送面を形成する。下側リターンパイプ760の開口端に取り付けられたスクレーパ760が、キャリッジ754に沿って推進されるときに上下反転トレイ730の物品支持面762に付着する破片を掻き取るように配置されている。上下反転トレイ730は、説明した他のコンベヤと同様に、磁石および鉄要素によってキャリッジ754から落下するのが防止される。
上側搬送路と下側戻り路を有するエンドレスコンベヤ769が図53に示されている。上側搬送路770は、図1のものと同様の一対のステータレール772、774と、図1のものと同様の推進トレイ730とを具える。下側戻り路776は、一対の上下反転したステータレール778、780を有する。本例では、搬送路772と戻り路の両方が同じフレーム782に支持されている。コンベヤ両端のキャリッジアセンブリ内でキャリッジ784を回転させると、搬送トレイ730が搬送路770と戻り路776との間で移動して、エンドレス搬送路を形成する。各キャリッジ784は、4対の平行なステータレール786を有する。4本の右側レールは右側正方形788を画定し、4本の左側レールは左側正方形790を画定する。正方形788、790は、シャフト792によってモータ794に連結されている。モータは、キャリッジ784を所定の90°刻みで回転させ、それによって4対のレール786のうちの1つが搬送路770と整列し、反対側の対のレールが戻り路776と整列するように停止する。搬送路770および戻り路と整列したステータレール786は、トレイ730を搬送路上へと排出し、戻り路からトレイを誘導するように作動される。キャリッジと戻り路レール786、778、780内およびトレイ730内の引き寄せられた磁性材料と鉄材料が、上下反転または傾斜したトレイが落下するのを防止する。図52A~52Cのキャリッジ754のようなキャリッジを、図53のコンベヤと共に使用することができ、またはその逆もしかりである。
図33のようなコンベヤセグメント500および図29Aのようなスカートレストレイ450用のエンドレスコンベヤ920が、図60に示されている。4つの垂直ガイドトラック922に沿ったコンベヤステータが、コンベヤ902の両端にエレベータ924を形成している。各エレベータはキャリッジ926を昇降させて、トレイ450を上側トレイ搬送路928と下側トレイ戻り路929との間で移送する。キャリッジの埋設されたステータが、搬送路または戻り路からキャリッジ926上にトレイ450を誘導する。その後、エレベータ924がキャリッジおよび支持されたトレイを上昇または下降させる間に、キャリッジステータの電源が切られる。キャリッジ926が搬送路928または戻り路929と整列すると、キャリッジステータが逆位相で再励起されて、トレイ450を搬送路または戻り路に出し入れする。次に、エレベータ924がキャリッジ926を所定の位置に昇降させて次のトレイ450を受け取る。このキャリッジ926は図41のキャリッジ558と同様であるが、各コーナーのトランスレータハウジング930には単軸の垂直トランスレータのみを使用する。トランスレータハウジング930はガイドトラック922に乗る。搬送路928と戻り路929の両方が、コンベヤトレイ450のための浮揚トレイガイドを提供する1以上のコンベヤセグメント500から構成される。

Claims (11)

  1. コンベヤの運用方法において、
    割り当てられたファミリを示す印によって、複数のコンベヤトレイの各々を複数のファミリのうちの1つに割り当てるステップと、
    コンベヤトレイの所定のファミリをコンベヤに割り当てるステップと、
    前記コンベヤ上の各コンベヤトレイの割り当てられたファミリを識別するステップと、
    コンベヤトレイのファミリが前記コンベヤに割り当てられた所定のファミリと一致しないコンベヤトレイを識別するステップと、
    コンベヤトレイのファミリが前記コンベヤに割り当てられた所定のファミリと一致しないコンベヤトレイを前記コンベヤから取り除くステップと、
    コンベヤの一部に沿ってコンベヤトレイに作用する処理ステーションを通じて、コンベヤトレイのファミリが所定のファミリと一致するコンベヤトレイを前記コンベヤに沿って搬送するステップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1の方法において、
    各トレイが前記処理ステーションを通って搬送された後に、またはそのファミリが前記コンベヤに割り当てられた所定のファミリと一致しないコンベヤトレイが検出されたときに、前記コンベヤからコンベヤトレイを取り除くステップと、
    コンベヤトレイが前記コンベヤで交換される前に前記コンベヤを清掃するステップとを含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法で使用されるコンベヤのレールをスクラブするためのレールスクラバであって、
    コンベヤの左右のコンベヤレールに沿って走行する前後のホイールと、
    前記左右のコンベヤレールと係合するブラシを有する左右のスクラブホイールと、
    流体タンクと、
    前記左右のコンベヤレールに配置され、前記流体タンクから左右のコンベヤレール上に流体を噴霧するノズルと、
    前記左右のコンベヤレールに沿って前記レールスクラバを駆動する駆動システムと、
    を具えることを特徴とするレールスクラバ。
  4. 請求項3のレールスクラバにおいて、前記前後のホイールの少なくとも一方に結合されて前記駆動システムを構成し、前記左右のスクラブホイールに結合されて前記スクラブホイールを回転させる少なくとも1つのモータをさらに具えることを特徴とするレールスクラバ。
  5. 請求項4のレールスクラバにおいて、前記少なくとも1つのモータに電力を供給するバッテリをさらに具えることを特徴とするレールスクラバ。
  6. 請求項3のレールスクラバにおいて、前記左右のコンベヤレールに沿って前記レールスクラバを駆動するために、前記コンベヤのステータと共にリニアモーターを形成するトランスレータをさらに具えることを特徴とするレールスクラバ。
  7. 請求項3のレールスクラバにおいて、前記流体タンク、前記左右のスクラブホイール、前記前後のホイール、前記ノズル、および前記駆動システムを覆い、前端部と、当該前端部の外側に延びて前記左右のコンベヤレールからゴミをこすり落とすレールスクレーパとを有するカバーをさらに具えることを特徴とするレールスクラバ。
  8. 請求項1に記載の方法で使用されるコンベヤの上面をスクラブするためのスクラバであって、
    コンベヤの上面に沿って走行する前後のホイールと、
    前記コンベヤの上面と係合するブラシを有する左右のスクラブホイールと、
    流体タンクと、
    前記流体タンクから前記コンベヤの上面に流体を噴霧するように配置されているノズルと、
    前記コンベヤの上面に沿って前記スクラバを駆動する駆動システムとを具えることを特徴とするスクラバ。
  9. 請求項8のスクラバにおいて、前記駆動システムを構成するために前記前後のホイールに結合され、前記コンベヤの上面に対して垂直な軸の周りに前記スクラブホイールを回転させるために前記左右のスクラブホイールに結合される少なくとも1つのモータをさらに具えることを特徴とするスクラバ。
  10. 請求項9のスクラバにおいて、前記少なくとも1つのモータに電力を供給するバッテリをさらに具えることを特徴とするスクラバ。
  11. 請求項8のレールスクラバにおいて、前記コンベヤの上面に沿って前記レールスクラバを駆動するために前記コンベヤ内のステータと共にリニアモータを形成するトランスレータをさらに具えることを特徴とするスクラバ。
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