JPH0676235U - 磁気浮上式搬送装置 - Google Patents

磁気浮上式搬送装置

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JPH0676235U
JPH0676235U JP1708793U JP1708793U JPH0676235U JP H0676235 U JPH0676235 U JP H0676235U JP 1708793 U JP1708793 U JP 1708793U JP 1708793 U JP1708793 U JP 1708793U JP H0676235 U JPH0676235 U JP H0676235U
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幹 田中
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、搬送物およびクリンル−ム内を塵
埃により汚染されることを防止するとともに、搬送物に
振動による破損を与えることを防止することができる磁
気浮上式搬送装置を提供することを目的とする。 【構成】 複数の軌道1、1相互間には、上記可動軌道
1Aに対向して複数の軌道1、1に亘って延びる可動軌
道浮上用レ−ル37、37と、上記可動軌道1Aに所定
間隔を隔てかつ当該可動軌道1Aを左右から挟んで位置
する可動軌道案内用レ−ル48、48とを設け、上記可
動軌道1Aには、上記可動軌道浮上用レ−ル37、37
に所定の垂直ギャップを隔てて磁気的に結合する浮上用
磁極部45、45と、上記可動軌道案内用レ−ル48、
48に所定の水平ギャップを隔てて磁気的に結合する案
内用磁極部46、46と、上記可動軌道浮上用レ−ルが
延びる方向に向けて推進力を与える磁気推進装置35
R、35Sとを備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、搬送台車が軌道に沿って浮上した状態で走行して、搬送物等の搬送 を行なう磁気浮上式搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、LSIの高集積化、極微細化に伴い、その製造用のクリ−ンル−ムは高 度のクリ−ン度(清浄度)が必要になり、このクリ−ンル−ムで使用される搬送 装置は塵埃を出さないタイプのものが要求されるようになった。このため、磁気 浮上式搬送装置が理想的な搬送装置として実用されている。
【0003】 この種の磁気浮上式搬送装置としては、図5に示すものがあり、その外観斜視 図を図6に示す。
【0004】 両図において、1、1は軌道を形成する筒状の長尺体(以下、単に軌道1、1 という)であって、互いに所定間隔を隔てて並設されており、その各底壁内側に 台車推進装置(リニアモ−タの固定子側)2Sが軌道1、1長手方向に所定間隔 を隔てて配設され、また、各上壁1a、1bには、長手方向に沿って延びる開口 3が形成されている。この開口3を挟む上壁1a、1bの下面には浮上用レ−ル (強磁性体)4、4が取着され、左右の側壁内面には、案内用レ−ル(強磁性体 )5、5が取着されている。1Aは軌道1、1の一部を構成する可動軌道であっ て、軌道1、1と同様にして台車推進装置2、浮上用レ−ル4、4及び案内用レ −ル5、5等が設けられており、その底壁外側に取り付けられたブッシュ6、6 内を貫通して延びるガイド軸7を介して、一方の軌道1から他方の軌道1に、ま たはその逆に往復移動可能にされている。
【0005】 10は駆動機構であって、可動軌道1Aの底壁外側から下方に突出する案内部 材11内に螺合して一方の軌道1から他方の軌道1まで延びる送りねじ軸12と 、当該送りねじ軸12を駆動回転する駆動装置13とから構成されており、図示 しない駆動機構用制御器の駆動指令により駆動装置13の駆動/停止の制御がさ れる。14は駆動機構13を収納するフレ−ムである。
【0006】 15は浮上搬送台車であって、その上面から上記開口3を通って支持部材16 が延び、この支持部材16で荷台17を支持している。浮上搬送台車15は、図 示しない台車用制御器およびバッテリを搭載しており、この下面には、リニアモ −タの移動子側2Rが取着され、上面には継鉄にコイルを巻回してなる一対の浮 上用磁石18、18が設けられるとともに、左右側には継鉄にコイルを巻回して なる案内用磁石19、19が設けられている。浮上用磁石18、18は浮上用レ −ル4、4にそれぞれギャップG1を隔てて対向し、案内用磁石19、19は案 内用レ−ル5、5にそれぞれギャップG2を隔てて対向している。20は支持部 材16に取り付けられた一対の非常用タッチロ−ルであって、浮上用レ−ル4、 4の上面に所定間隔を隔てて対向している。
【0007】 このような構成において、荷台17上に搬送物が載置され、浮上用磁石18、 18及び案内用磁石19、19に対して励磁電流が供給されると、浮上搬送台車 15が浮上し、また、台車推進装置(リニアモ−タの固定子側)2Sに交流電流 が供給されて進行磁界が発生すると、上記進行磁界方向に走行し始める。そして 、浮上搬送台車15が台車推進装置2S上方を通過する毎に進行方向に加速され 、その他の区間においては惰性により走行する。
【0008】 このとき、浮上搬送台車15を走行中を軌道1から他方の軌道1に走行路の変 更するには、台車推進装置2Sにより浮上搬送台車15の走行と逆方向の進行磁 界を発生させて、浮上搬送台車15を充分減速させた後、図示しない位置決め用 磁石などにより可動軌道1A内に停止させる。そして、図示しない駆動機構用制 御器が駆動指令を発して駆動装置13を駆動させて、送りねじ軸12を回転させ る。これにより、可動軌道1Aがガイド軸7により案内されながら一方の軌道1 から他方の軌道1まで移動され、浮上搬送台車15の走行路が変更される。
【0009】 次いで、浮上搬送台車15の走行路の変更が終了すると、再び上記に示した手 順で、浮上搬送台車15を走行させて、搬送物を目的地まで搬送させる。
【0010】 尚、上記の従来技術は、可動軌道1Aが軌道1、1の先端部に設けられている ものを示したが、これに限られず、図7に示す如く、軌道1、1の途中に設けた ものも実用されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の磁気浮上式搬送装置では、浮上搬送台車の走行路の変更 は、当該浮上搬送台車を可動軌道内に導き、当該可動軌道を駆動機構により機械 的に可動軌道を軌道の相互間に移動させることにより行なっているため、必然的 に接触運動を有し、これにより塵埃が発生するので、浮上搬送台車で搬送される 搬送物、及びクリンル−ム内が発塵埃により汚染される恐れがあるという問題が あった。この問題を解決するためには、塵埃の発生源となる駆動機構を封じ込め るカバ−等を設ける構造とすることが考えられるが、このようにカバ−等を設け たとしても駆動機構のメインテナンス時には当該カバ−を開放する必要があり、 このカバ−内に発生している塵埃がクリンル−ム内に侵入して、当該クリンル− ム内、及び浮上搬送台車上にある搬送物が汚染される恐れがあるという問題があ る。
【0012】 また、浮上搬送台車の走行方向を変更する時には、当該浮上搬送台車を可動軌 道内において浮上した状態で、駆動装置を駆動して送りねじ軸を回転させて軌道 の相互間を往復移動させて当該浮上搬送台車の走行路の変更をしているので、浮 上搬送台車上に載置される搬送物に伝達される当該駆動装置の振動による破損を 小さくするため、また、可動軌道の駆動制御を正確なものとするために、駆動装 置や送りねじ軸を高精度なものとする必要があり、磁気浮上式搬送装置全体が高 価になるという問題がある。
【0013】 本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、塵埃の発生を防 止して搬送物およびクリンル−ム内を塵埃により汚染されることをなくすととも に、搬送台車の走行方向の変更に際して、搬送物に振動による損傷等のおそれを 考えずともよい磁気浮上式搬送装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためには、本考案の磁気浮上式搬送装置では、 請求項1においては、複数の軌道と、上記軌道の一部を構成し当該軌道の相互 間を往復移動する可動軌道と、搬送台車を磁気浮上させて上記軌道に沿って駆動 する装置とを備え、上記搬送台車は上記可動軌道により上記軌道の走行路を変更 する磁気浮上式搬送装置において、上記軌道の相互間には、上記可動軌道に対向 して複数の軌道に亘って延びる可動軌道浮上用レ−ルと、上記可動軌道に所定間 隔を隔てかつ当該可動軌道を左右から挟んで位置する可動軌道案内用レ−ルとを 設け、上記可動軌道は、上記可動軌道浮上用レ−ルに所定の垂直ギャップを隔て て磁気的に結合する浮上用磁極部と、上可動軌道記案内用レ−ルに所定の水平ギ ャップを隔てて磁気的に結合する案内用磁極部と、上記可動軌道浮上用レ−ルが 延びる方向に向けて推進力を与える磁気推進装置とを備えたことを特徴とする。
【0015】 請求項2においては、浮上案内用磁極部への電力、制御指令は浮上案内制御装 置によりケ−ブルを介して供給するを特徴とする。
【0016】 請求項3においては、浮上案内用磁極部への電力はケ−ブルを介し、制御指令 は光通信手段を介してそれぞれ地上の浮上案内制御装置から供給することを特徴 とする。
【0017】
【作用】
上述した本考案の磁気浮上式搬送装置では、搬送台車の走行路を変更するとき には、可動軌道を磁気浮上式とする非接触状態で移動させて搬送台車の走行路を 変更させるので、塵埃が発生することを防止できる。
【0018】 また、上述の如き、非接触状態での移動は、可動軌道を磁気浮上式とする非接 触状態で移動させることができるので、搬送台車に載置される搬送物に振動を与 えることなく搬送することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照にして説明する。
【0020】 図1は本考案の実施例としての磁気浮上式搬送装置における構成を示すもので あり、図2は図1におけるA−A矢視図を示すものである。
【0021】 図1、及び図2において、30は天井フレ−ムであって、4本の支柱31〜3 4により一方の軌道1と他方の軌道1間の可動軌道1A上に位置するように架設 されている。この天井フレ−ム30下面には、複数の軌道推進装置(リニアモ− タの固定子側)35Sが軌道1、1の長手方向に直交する方向に所定間隔を隔て て支持部材36を介して配設されているとともに、この軌道推進装置35Sを挟 む両側に一方の軌道1から他方の軌道1まで延びる軌道浮上用レ−ル37、37 がレ−ル支持部材38を介してされぞれ取着されている。
【0022】 可動軌道1Aは、この底が開口しており、また、この上壁1a、1bには、軌 道1の長手方向両端の側壁40a、40bが開口して浮上搬送台車15の荷台1 7を収納する空間を有する筒状部40が一体形成されている。この筒状部40の 上壁40cには、リニアモ−タの移動子側35Rがその固定子側35Sと所定間 隔を隔てて対向するように取着されているとともに、この移動子側35Sを挟ん だ4端に継鉄にコイルを巻回してなる一対の軌道浮上用磁石45、45、45、 45がそれぞれ設けられている。また、筒状部40の側壁40a、40bの軌道 1、1長手方向に直交わる方向の前後には、継鉄にコイルを巻回してなる一対の 軌道案内用磁石46、46、46、46が設けられている。軌道浮上用磁石45 、45、45、45は軌道浮上用レ−ル37、37の下面にそれぞれギャップG 3を隔てて対向し、軌道案内用磁石46、46、46、46は一方の軌道1から 他方の軌道1まで延びて天井フレ−ム30の下面にレ−ル支持部材47を介して 取着されている軌道案内用レ−ル48、48の側面にそれぞれギャップG4を隔 てて対向している。
【0023】 49は軌道浮上用磁石45、45、45、45および軌道案内用磁石46、4 6、46、46とに電力(励磁電流)を供給し、その電力量(励磁電流量)を制 御する指令を与える浮上案内制御装置であって、軌道浮上用磁石45、45、4 5、45、及び軌道案内用磁石46、46、46、46に電流用ケ−ブル50A 、指令用ケ−ブル50Bによりそれぞれ接続されている。その他の構成は、従来 技術に示したものと同様の構成を有するので、その説明を省略する。
【0024】 本考案の実施例は、以上のように構成されるが、以下、この磁気浮上式搬送装 置の作動について説明する。尚、図1及び図2における軌道浮上用磁石45、4 5、45、45及び軌道案内用磁石46、46、46、46には、軌道浮上制御 装置49から励磁電流が供給されており、可動軌道1Aは筒状部40を介して当 該軌道浮上用磁石45、45、45、45と軌道浮上用レ−ル37、37との磁 気的な結合、軌道案内用磁石46、46、46、46と軌道案内用レ−ル48、 48とのに磁気的な結合により浮上して、空中に吊り下げられた状態となってい る。
【0025】 荷台17上に搬送物が載置され、浮上用磁石18、18及び案内用磁石19、 19に対して励磁電流が供給されると、浮上搬送台車15が浮上し、また、台車 推進装置(リニアモ−タの固定子側)2Sに交流電流が供給されて進行磁界が発 生すると、浮上搬送台車15が進行磁界方向に走行し始める。そして、浮上搬送 台車15が台車推進装置2S上方を通過する毎に進行方向に加速され、その他の 区間においては惰性により走行する。
【0026】 次いで、浮上搬送台車15を走行中の軌道1から他方の軌道1に走行路変更す るには、台車推進装置2Sにより浮上搬送台車15の走行と逆方向の進行磁界を 発生させて、浮上搬送台車15を充分減速させた後、図示しない位置決め用磁石 などにより可動軌道1A内に停止させる。このとき、浮上搬送台車は、図1また は図2で示す如く、可動軌道1Aの浮上用レ−ル4、4と浮上用磁石18、18 との磁気的な吸引、案内用レ−ル5、5と案内用磁石19、19との磁気的な吸 引により可動軌道1A内に浮上した状態で停止されているとともに、軌道浮上用 磁石45、45、45、45と軌道浮上用レ−ル37、37との磁気的な結合に より可動軌道1Aを介して吊り下げられた状態にされる。
【0027】 浮上搬送台車15が可動軌道1A内に浮上した状態で停止させられると、軌道 推進装置35Sに交流電流を供給して、進行磁界が発生すると、この移動子側3 5Rを介して推進力が可動軌道1Aに与えられることになるので、可動軌道1A がその内部に浮上搬送台車15を浮上させた状態で、一方の軌道1から他方の軌 道1に向けて走行し始める。このとき、軌道浮上制御装置49は、可動軌道1A の走行をスム−ズにするために、各磁石45、46と各レ−ル37、48とのそ れぞれのギャップG3、G4の間隔を保つように、軌道浮上用磁石45、45、 45、45と軌道案内用磁石46、46、46、46とに供給される励磁電流量 を制御している。
【0028】 そして、可動軌道1Aが軌道推進装置35S下方を通過する毎に進行方向に加 速され、その他の区間においては惰性により走行して他方の軌道1にまで達する と、軌道浮上制御器49は、走行路の変更された軌道1上の天井フレ−ム30に 配設された軌道推進装置35Sに可動軌道1Aの走行と逆方向の進行磁界を発生 させて、可動軌道1Aを充分に減速させた後、図示しない軌道1の位置決め用磁 石などにより可動軌道1Aを軌道1に当該軌道1の長手方向から当該他の軌道1 に対向する位置に停止させる。
【0029】 次いで、浮上搬送台車15の走行路の変更が終了すると、再び、上記に示した 手順で、浮上搬送台車15を走行させて、搬送物を目的地まで搬送させる。
【0030】 尚、本考案の実施例においては、軌道浮上用磁石45、45、45、45およ び軌道案内用磁石46、46、46、46とに励磁電流を供給し、その励磁電流 を制御する指令を与える軌道浮上制御装置49は、ケ−ブル50A、50Bによ り軌道浮上用磁石45、45、45、45、及軌道案内用磁石46、46、46 、46にそれぞれ接続するようにしているが、これに代えて、例えば図3に示す 如く、可動軌道体1A下方に軌道浮上制御装置49と接続される光送信器60を 、浮上搬送台車15下面に軌道浮上用磁石45、45、45、45および軌道案 内用磁石46、46、46、46とにそれぞれ接続される光受信器61を設ける ことにより、軌道浮上制御器49から軌道浮上用磁石45、45、45、45お よび軌道案内用磁石46、46、46、46とにそれぞれ与えられる制御指令を 光送信器60により光信号に変換して送信し、光受信器で上記光信号を受信する という光無線で行なうよにしてたものであってもよい。
【0031】 また、本考案の実施例の磁気浮上により移動させる可動軌道1Aを用いて、図 4(a)に示す如く、複数の軌道1における浮上搬送台車15の走行路を変更させ るようなものに適用したものであってもよい。
【0032】 更に、本考案の実施例は、軌道1、1間を当該軌道1、1の巾方向に可動軌道 1Aを直線移動させて浮上搬送台車15の走行路を変更させるものを示したが、 これに限定されるものでではなく、例えば、図4(b)の如く、可動軌道1Aを軌 道1、1の長手方向に対して斜めに移動させて浮上搬送台車15の走行路を変更 するようにしたものであってもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の磁気浮上式搬送装置によれば、搬送台車の走行 路を変更するときには、可動軌道を磁気浮上式とする非接触状態で移動させて搬 送台車の走行路を変更させることができるので、塵埃が発生することを防止でき 、これにより、浮上搬送台車に載置される搬送物、およびクリ−ンルム内を当該 塵埃等で汚染することがなくなる。
【0034】 また、搬送台車の走行路変更は、上記の如く、可動軌道を磁気浮上式とする非 接触状態で移動することにより行なうようにしているので、搬送台車に載置され ている搬送物に振動を与えることなく、スム−ズに当該搬送台車の走行路の変更 をすることができ、搬送物の破損等をなくし、歩留まりを向上させることができ るとともに、磁気浮上式搬送装置全体のコストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての磁気浮上式搬送装置
を示す断面図である。
【図2】図1における磁気浮上式搬送装置を示すA−A
矢視図である。
【図3】本考案の他の実施例としての磁気浮上式搬送装
置を示す断面図である。
【図4】図1における磁気浮上式搬送装置を用いた搬送
台車の走行経路を示す上面図である。
【図5】従来の技術における磁気浮上式搬送装置を示す
断面図である。
【図6】従来の技術における磁気浮上式搬送装置を示す
斜視図である。
【図7】従来の技術における他の可動軌道の位置関係を
示す上面図である。
【符号の説明】
1 軌道 1A 可動軌道 15 浮上搬送台車 35R 推進装置の移動子側 35S 推進装置の固定子側 37 軌道浮上用レ−ル 45 軌道浮上用磁石 46 軌道案内用磁石 48 軌道案内用レ−ル 49 制御器 50 ケ−ブル 60 光送信器 61 光受信器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の軌道と、上記軌道の一部を構成し
    当該軌道の相互間を往復移動する可動軌道と、搬送台車
    を磁気浮上させて上記軌道に沿って駆動する装置とを備
    え、上記搬送台車は上記可動軌道により上記軌道の走行
    路を変更する磁気浮上式搬送装置において、 上記軌道の相互間には、上記可動軌道に対向して複数の
    軌道に亘って延びる可動軌道浮上用レ−ルと、上記可動
    軌道に所定間隔を隔てかつ当該可動軌道を左右から挟ん
    で位置する可動軌道案内用レ−ルとを設け、 上記可動軌道は、上記可動軌道浮上用レ−ルに所定の垂
    直ギャップを隔てて磁気的に結合する浮上用磁極部と、
    上記可動軌道案内用レ−ルに所定の水平ギャップを隔て
    て磁気的に結合する案内用磁極部と、上記可動軌道浮上
    用レ−ルが延びる方向に向けて推進力を与える磁気推進
    装置とを備えたことを特徴とする磁気浮上式搬送装置。
  2. 【請求項2】 浮上案内用磁極部への電力、制御指令は
    浮上案内制御装置によりケ−ブルを介して供給するを特
    徴とする請求項1記載の磁気浮上式搬送装置。
  3. 【請求項3】 浮上案内用磁極部への電力はケ−ブルを
    介し、制御指令は光通信手段を介してそれぞれ地上の浮
    上案内制御装置から供給することを特徴とする請求項1
    記載の磁気浮上式搬送装置。
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