JP7415906B2 - 包装箱および包装箱の組み立て方法 - Google Patents

包装箱および包装箱の組み立て方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7415906B2
JP7415906B2 JP2020205243A JP2020205243A JP7415906B2 JP 7415906 B2 JP7415906 B2 JP 7415906B2 JP 2020205243 A JP2020205243 A JP 2020205243A JP 2020205243 A JP2020205243 A JP 2020205243A JP 7415906 B2 JP7415906 B2 JP 7415906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
packaging box
top plate
upper edge
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020205243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022092428A (ja
Inventor
昌弘 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp, Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2020205243A priority Critical patent/JP7415906B2/ja
Publication of JP2022092428A publication Critical patent/JP2022092428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7415906B2 publication Critical patent/JP7415906B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

本発明は、包装箱および包装箱の組み立て方法に関する。
ペットボトルを収容するための段ボール製のラップアラウンド方式の包装箱は、底板と、底板に連設された左右の側壁と、一方の側壁の上縁部に連設された頂板と、を備えている。そして、他方の側壁の上縁部に連設された接合片を頂板に貼り付けることで筒状の胴部を形成し、胴部の前後の開口部を上下左右のフラップによって閉塞している。
前記したラップアラウンド方式の包装箱としては、左右の側壁の上縁部にそれぞれ傾斜壁を連設し、一方の傾斜壁の上縁部に頂板を連設するとともに、他方の傾斜壁の上縁部に接合片を連設しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第5097344号公報
前記した従来の包装箱のように、左右の側壁の上縁部にそれぞれ傾斜壁が連設されていると、頂板を組み立てるときに、両側壁に対して頂板および接合片を安定させ難い。したがって、従来の包装箱では、組み立て作業が煩雑になるとともに、製函機で組み立てるときには、傾斜壁を押さえるガイド部材が必要になるという問題がある。
本発明は、胴膨れを抑えるとともに、製造コストを低減でき、さらに、組み立て易い包装箱および包装箱の組み立て方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、第一の発明は、包装箱であって、底板と、前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、前記底板の左右の縁部に連設された第一側壁および第二側壁と、を備えている。また、前記包装箱は、前記第一側壁の上縁部に連設された傾斜壁と、前記傾斜壁の上縁部に連設された頂板と、前記第二側壁の上縁部に連設され、前記頂板に貼り付けられた接合片と、を備えている。前記傾斜壁は、下縁部よりも上縁部が内側に配置されるように、前記第一側壁に対して傾斜している。前記接合片は、折れ線を介して前記第二側壁に連設され、前記折れ線において前記接合片が前記第二側壁に対して垂直に折り曲げられている。
前記課題を解決するため、第二の発明は、包装箱であって、底板と、前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、前記底板の左右の縁部に連設された第一側壁および第二側壁と、を備えている。また、前記包装箱は、前記第一側壁の上縁部に連設された傾斜壁と、前記第二側壁の上縁部に連設された頂板と、前記傾斜壁の上縁部に連設され、前記頂板に貼り付けられた接合片と、を備えている。前記傾斜壁は、下縁部よりも上縁部が内側に配置されるように、前記第一側壁に対して傾斜している。前記頂板は、折れ線を介して前記第二側壁に連設され、前記折れ線において前記頂板が前記第二側壁に対して垂直に折り曲げられている。
前記課題を解決するため、第三の発明は、包装箱の組み立て方法である。前記包装箱は、底板と、前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、前記底板の左右の縁部に連設された第一側壁および第二側壁と、を備えている。また、前記包装箱は、前記第一側壁
の上縁部に連設され、下縁部よりも上縁部が内側に配置されるように、前記第一側壁に対して傾斜している傾斜壁と、前記傾斜壁の上縁部に連設された頂板と、前記第二側壁の上縁部に折れ線を介して連設された接合片と、を備えている。本発明の包装箱の組み立て方法においては、まず、前記底板に対して前記第一側壁および前記第二側壁を立ち上げる。次に、前記折れ線において前記接合片を前記第二側壁に対して垂直に折り曲げる。次に、前記頂板を前記第一側壁に対して垂直に折り曲げて、前記接合片に前記頂板を貼り付ける。
本発明の包装箱および包装箱の組み立て方法では、頂板を組み立てるときに、第二側壁に対して接合片または頂板を垂直な状態に保ち易い。例えば、本発明の包装箱を製函機によって組み立てる場合には、傾斜壁を押さえるガイド部材を用いなくても、頂板を綺麗に組み立てることができる。したがって、直方体の包装箱を組み立てるための既存の製函機でも本発明の包装箱を組み立てることができる。このように、本発明の包装箱および包装箱の組み立て方法では、第二側壁に対して接合片または頂板を安定させ易いため、組み立てるときの作業効率を高めることができる。
本発明の包装箱では、左右の側壁と頂板とが直角に連設されている直方体の包装箱に比べて、頂板の左右方向の長さが短くなるとともに、第一側壁の高さが低くなる。したがって、本発明では、包装箱を形成するためのブランクシートの面積を小さくできる。
本発明の包装箱では、頂板が第一側壁に直接連設されていない。これにより、本発明の包装箱の頂板に他の包装箱を積み重ねたときに、第一側壁の上縁部に鉛直下向きの荷重が作用し難くなるため、包装箱の胴膨れを抑えることができる。
本発明の包装箱に収容される内容物が、ペットボトルや瓶のように上端部の外周形状が下部の外周形状よりも小さいものである場合には、内容物の上端部の周囲に傾斜壁が配置されるように構成することで、直方体の包装箱と同じ量の内容物を収容できる。
前記した包装箱において、前記第二側壁の上下の縁部の少なくとも一方には、前後方向に延びている主罫線と、罫線枠とを前後に並べて形成することが好ましい。
この構成では、第二側壁と接合片や頂板との境界部、または第二側壁と底板との境界部に、主罫線において直角に屈曲した領域と、罫線枠内の傾斜した領域と、が形成される。そして、包装箱に上方から荷重が作用したときには、直角に屈曲した領域よりも、罫線枠内の傾斜した領域が優先して変形するようになるので、第二側壁の胴膨れを抑えることができる。
前記した包装箱において、前記端壁は、前記頂板に連設された上フラップと、前記底板に連設された下フラップと、前記第一側壁および前記第二側壁にそれぞれ連設され、前記上フラップおよび前記下フラップに重ねられた左右の側部フラップと、を備えている。
この構成では、ラップアラウンド方式の包装箱を形成するためのブランクシートの面積を低減できるとともに、ラップアラウンド方式の包装箱の胴膨れを抑えることができ、さらに、傾斜壁を有するラップアラウンド方式の包装箱を組み立て易くなる。
本発明では、包装箱に傾斜壁を設けることで、包装箱の胴膨れを抑えるとともに、ブランクシートの面積を小さくして製造コストを低減できる。さらに、本発明では、側壁に対して接合片または頂板を安定させ易いため、包装箱を組み立てるときの作業効率を高めることができる。
本発明の第一実施形態に係る包装箱を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱を示した図で、図1のIV-IV断面図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱の変形例のブランクシートを示した図である。 本発明の第二実施形態に係る包装箱を示した断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
[第一実施形態]
第一実施形態の包装箱1Aは、図1および図2に示すように、角筒状の胴部10と、胴部10の前後の開口部を閉塞している前後の端壁70,80と、を備えているラップアラウンド方式の段ボール箱である。
胴部10は、四角形の角筒状に形成されており、底板20と、左側壁30(特許請求の範囲における「第一側壁」)と、右側壁40(特許請求の範囲における「第二側壁」)と、傾斜壁50と、頂板60と、を備えている。
第一実施形態の包装箱1Aは、図3に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図3に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの折れ線は、ブランクシートSの表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
底板20は、図1および図2に示すように、四角形の平板である。底板20の左縁部には、折れ線を介して左側壁30が連設され、底板20の右縁部には、折れ線を介して右側壁40が連設されている。左側壁30および右側壁40は、同じ四角形の壁体であり、底板20に対して垂直に形成されている。
左側壁30の上縁部には、図1に示すように、折れ線を介して傾斜壁50が連設されている。傾斜壁50は、左側壁30の上縁部に沿って帯状に延びている。
傾斜壁50は、図4に示すように、下縁部よりも上縁部が内側(右側)に配置されるように、左側壁30に対して傾斜している。
傾斜壁50の上縁部には、図1に示すように、折れ線を介して頂板60の左縁部が連設されている。頂板60は四角形の平板であり、底板20に対して平行に配置されている。
右側壁40の上縁部には、図2に示すように、折れ線を介して接合片90が連設されている。接合片90は、右側壁40の上縁部に沿って帯状に延びている。
接合片90は、図4に示すように、右側壁40に対して垂直に折り曲げられている。接合片90は、接着剤によって頂板60の下面の右端部に貼り付けられている。
右側壁40の上縁部には、図3に示すように、前後二本の主罫線L1,L1と、両主罫線L1,L1の間に形成された罫線枠L2と、が前後に並んで形成されている。
主罫線L1は、前後方向に延びている罫線である。罫線枠L2は、罫線によって四角形の外縁が形成された枠状の領域である。両主罫線L1,L1は、罫線枠L2の前後の縁部の中間部に接続されている。
図2に示すように、右側壁40に対して接合片90を折り曲げた状態では、右側壁40と接合片90との境界部に、主罫線L1において直角に屈曲した領域と、罫線枠L2内の傾斜した領域と、が形成される。
なお、頂板60の右縁部において、罫線枠L2内の傾斜した領域に対応する位置には、窪み部61が形成されている。これにより、右側壁40と接合片90との境界部よりも頂板60の右縁部が側方に突出しないように構成されている。
右側壁40の下縁部には、上縁部と同様に、前後二本の主罫線L1,L1と、両主罫線L1,L1の間に形成された罫線枠L2と、が前後に並んで形成されている(図3参照)。そして、右側壁40と底板20との境界部に、主罫線L1において直角に屈曲した領域と、罫線枠L2内の傾斜した領域と、が形成されている。
前側の端壁70は、図1に示すように、底板20に対して垂直に形成されている。前側の端壁70は、頂板60の前縁部に連設された上フラップ71と、底板20の前縁部に連設された下フラップ72と、を備えている。また、前側の端壁70は、左側壁30および右側壁40の前縁部にそれぞれ連設された左右の側部フラップ73,73を備えている。
第一実施形態の包装箱1Aでは、左右の側部フラップ73,73の外面に上フラップ71および下フラップ72が重ねられて接合されている。
なお、第一実施形態では、上フラップ71の下縁部と下フラップ72の上縁部とは離れているが、上フラップ71の下縁部と下フラップ72の上縁部とを突き合わせてもよい。
また、上フラップ71および下フラップ72の外面に左右の側部フラップ73,73を重ねて接合してもよい。
このようにして、胴部10の前側の開口部が上フラップ71、下フラップ72、左右の側部フラップ73,73からなる端壁70によって閉塞されている。
左側の側部フラップ73の上縁部と左縁部との間には、傾斜壁50の前縁部に沿って傾斜した傾斜縁部73aが形成されている。傾斜縁部73aは、傾斜壁50の前縁部に接する部位である。
後側の端壁80は、前側の端壁70と前後対称に形成されている。後側の端壁70は、図3に示すように、頂板60に連設された上フラップ81と、底板20に連設された下フラップ82と、左側壁30および右側壁40にそれぞれ連設された左右の側部フラップ83,83と、を備えている。
また、後側の端壁80の左側の側部フラップ83の上縁部と左縁部との間にも傾斜縁部83aが形成されている。傾斜縁部83aは傾斜壁50の後縁部に接する部位である。
第一実施形態では、底板20および頂板60の左右方向の中央部に、折り畳み用罫線L10が前縁部から後縁部に亘って形成されている。また、前後の上フラップ71,81の左右方向の中央部に、折り畳み用罫線L10が上縁部から下縁部に亘って形成されている。この折り畳み用罫線L10は、図1に示す包装箱1Aを破棄する際に包装箱1Aを折り畳むための罫線である。
次に、第一実施形態の包装箱1Aの組み立て方法について説明する。
第一実施形態では、直方体のラップアラウンド方式の包装箱を組み立てるための製函機を用いて、第一実施形態の包装箱1Aを組み立てる手順について説明する。
まず、製函機に図3に示すブランクシートSが供給されると、底板20の上面に内容物を載せる。第一実施形態では、頂板60側(図3の右側)が進行方向の前方となるようにして、ブランクシートSを製函機の組み立てラインに流す。
続いて、図4に示すように、底板20に対して左側壁30および右側壁40を立ち上げる。さらに、右側壁40に対して接合片90を垂直に折り曲げる。このとき、接合片90の上面に接着剤を塗布する。
続いて、左側壁30に対して頂板60を折り曲げる。これにより、傾斜壁50の下縁部よりも上縁部が内側に配置されるように、傾斜壁50が左側壁30に対して傾斜する。また、頂板60が底板20に対して平行に配置され、頂板60の右端部が接合片90の上面に重なり、頂板60の下面に接合片90が貼り付けられる。
そして、図1に示すように、胴部10を形成した後に、前後の端壁70,80の各フラップを折り曲げて、端壁70,80を組み立てることで、包装箱1Aの組み立て作業が完了する。
以上のような包装箱1Aおよび包装箱1Aの組み立て方法では、図4に示すように、頂板60を組み立てるときに、右側壁40に対して接合片90を垂直な状態に保ち易いため、包装箱1Aを製函機によって組み立てる場合に、傾斜壁50を押さえるガイド部材を用いなくても、頂板60を綺麗に組み立てることができる。
したがって、直方体の包装箱を組み立てるための既存の製函機でも第一実施形態の包装箱1Aを組み立てることができる。このように、第一実施形態の包装箱1Aおよび包装箱1Aの組み立て方法では、右側壁40に対して接合片90を安定させ易いため、組み立てるときの作業効率を高めることができる。
第一実施形態の包装箱1Aでは、図1および図2に示すように、底板20の左右方向の長さよりも頂板60の左右方向の長さが短い。また、包装箱1Aでは、左側壁30の高さが底板20から頂板60までの高さよりも低くなる。したがって、包装箱1Aを形成するためのブランクシートS(図3参照)の面積を小さくできるため、ラップアラウンド方式の包装箱1Aの製造コストを低減できる。
第一実施形態の包装箱1Aでは、図4に示すように、頂板60が左側壁30に直接連設されていない。これにより、包装箱1Aの頂板60に他の包装箱を積み重ねたときに、左側壁30の上縁部に鉛直下向きの荷重が作用し難くなるため、包装箱1Aの胴膨れを抑えることができる。
さらに、第一実施形態の包装箱1Aでは、図2に示すように、右側壁40と接合片90との境界部および右側壁40と底板20との境界部に、主罫線L1において直角に屈曲した領域と、罫線枠L2内の傾斜した領域と、が形成される。そして、包装箱1Aに上方から荷重が作用したときには、直角に屈曲した領域よりも、罫線枠L2内の傾斜した領域が優先して変形するようになるので、右側壁40の胴膨れを抑えることができる。
第一実施形態の包装箱1Aに収容される内容物が、ペットボトルや瓶のように上端部の外周形状が下部の外周形状よりも小さいものである場合には、内容物の上端部の周囲に傾斜壁50が配置されるように構成することで、直方体の包装箱と同じ量の内容物を収容できる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第一実施形態の包装箱1Aでは、図1に示すように、左側壁30に傾斜壁50および頂板60を連設し、右側壁40に接合片90を連設しているが、右側壁40に傾斜壁50および頂板60を連設し、左側壁30に接合片90を連設してもよい。
第一実施形態の包装箱1Aでは、図2に示すように、右側壁40の上下の縁部が前後二本の主罫線L1,L1と、両主罫線L1,L1の間に形成された一つの罫線枠L2と、によって形成されているが、罫線枠の数や大きさは限定されるものではない。例えば、複数の主罫線L1と複数の小さな罫線枠L2とを交互に並べて配置してもよい。さらに、図5に示すように、L字形状の二本の屈曲線L3,L3を間隔を空けて点対称に配置することで、長方形の罫線枠L2を形成してもよい。
また、右側壁40の上下の縁部に一本の連続した折れ線を形成してもよい。また、右側壁40の上下の縁部の一方のみに主罫線L1と罫線枠L2とを形成してもよい。
第一実施形態の包装箱1Aでは、図1に示すように、接合片90が頂板60の下面に貼り付けられているが、接合片90を頂板60の上面に貼り付けてもよい。
第一実施形態の包装箱1Aでは、前後の端壁70,80が複数のフラップを重ね合わせることで形成されているが、その構成は限定されるものではなく、例えば、一枚の平板によって前後の端壁70,80を形成してもよい。
第一実施形態の包装箱1Aは段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱を形成してもよい。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態の包装箱および包装箱の組み立て方法について説明する。図6に示す第二実施形態の包装箱1Bおよび包装箱1Bの組み立て方法は、前記した第一実施形態の包装箱1A(図1参照)および包装箱1Aの組み立て方法と略同様の構成である。
第二実施形態の包装箱1Bは、図6に示すように、左側壁30の上縁部に傾斜壁50が連設され、傾斜壁50の上縁部に接合片90が連設されている。また、右側壁40の上縁部に頂板60が連設され、頂板60が右側壁40に対して垂直に折り曲げられている。
第二実施形態の包装箱1Bの組み立て方法では、左側壁30に対して傾斜壁50および接合片90を折り曲げるとともに、右側壁40に対して頂板60を垂直に折り曲げて、頂板60に接合片90を貼り付ける。
第二実施形態の包装箱1Bおよび包装箱1Bの組み立て方法では、包装箱1Bに傾斜壁50を設けることで、包装箱1Bの胴膨れを抑えるとともに、ブランクシートの面積を小さくして製造コストを低減できる。さらに、第二実施形態の包装箱1Bおよび包装箱1Bの組み立て方法では、右側壁40に対して頂板60を安定させ易いため、包装箱1Bを組み立てるときの作業効率を高めることができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明したが、本発明は前記第二実施形態に限定されることなく、前記第一実施形態と同様に、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
1A 包装箱(第一実施形態)
1B 包装箱(第二実施形態)
10 胴部
20 底板
30 左側壁
40 右側壁
50 傾斜壁
60 頂板
70 端壁
71 上フラップ
72 下フラップ
73 側部フラップ
73a 傾斜縁部
80 端壁
81 上フラップ
82 下フラップ
83 側部フラップ
83a 傾斜縁部
90 接合片
L1 主罫線
L2 罫線枠
L10 折り畳み用罫線
S ブランクシート

Claims (5)

  1. 底板と、
    前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、
    前記底板の左右の縁部に連設された第一側壁および第二側壁と、
    前記第一側壁の上縁部に連設された傾斜壁と、
    前記傾斜壁の上縁部に連設された頂板と、
    前記第二側壁の上縁部に連設され、前記頂板に貼り付けられた接合片と、を備え、
    前記傾斜壁は、下縁部よりも上縁部が内側に配置されるように、前記第一側壁に対して傾斜しており、
    前記接合片は、折れ線を介して前記第二側壁に連設され、前記折れ線において前記接合片が前記第二側壁に対して垂直に折り曲げられていることを特徴とする包装箱。
  2. 底板と、
    前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、
    前記底板の左右の縁部に連設された第一側壁および第二側壁と、
    前記第一側壁の上縁部に連設された傾斜壁と、
    前記第二側壁の上縁部に連設された頂板と、
    前記傾斜壁の上縁部に連設され、前記頂板に貼り付けられた接合片と、を備え、
    前記傾斜壁は、下縁部よりも上縁部が内側に配置されるように、前記第一側壁に対して傾斜しており、
    前記頂板は、折れ線を介して前記第二側壁に連設され、前記折れ線において前記頂板が前記第二側壁に対して垂直に折り曲げられていることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記第二側壁の上下の縁部の少なくとも一方には、前後方向に延びている主罫線と、罫線枠と、が前後に並んで形成されていることを特徴とする包装箱。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前記端壁は、
    前記頂板に連設された上フラップと、
    前記底板に連設された下フラップと、
    前記第一側壁および前記第二側壁にそれぞれ連設され、前記上フラップおよび前記下フラップに重ねられた左右の側部フラップと、を備えていることを特徴とする包装箱。
  5. 底板と、
    前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、
    前記底板の左右の縁部に連設された第一側壁および第二側壁と、
    前記第一側壁の上縁部に連設され、下縁部よりも上縁部が内側に配置されるように、前記第一側壁に対して傾斜している傾斜壁と、
    前記傾斜壁の上縁部に連設された頂板と、
    前記第二側壁の上縁部に折れ線を介して連設された接合片と、を備えている包装箱の組み立て方法であって、
    前記底板に対して前記第一側壁および前記第二側壁を立ち上げる段階と、
    前記折れ線において前記接合片を前記第二側壁に対して垂直に折り曲げる段階と、
    前記頂板を前記第一側壁に対して垂直に折り曲げて、前記接合片に前記頂板を貼り付ける段階と、を備えていることを特徴とする包装箱の組み立て方法。
JP2020205243A 2020-12-10 2020-12-10 包装箱および包装箱の組み立て方法 Active JP7415906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020205243A JP7415906B2 (ja) 2020-12-10 2020-12-10 包装箱および包装箱の組み立て方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020205243A JP7415906B2 (ja) 2020-12-10 2020-12-10 包装箱および包装箱の組み立て方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022092428A JP2022092428A (ja) 2022-06-22
JP7415906B2 true JP7415906B2 (ja) 2024-01-17

Family

ID=82068143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020205243A Active JP7415906B2 (ja) 2020-12-10 2020-12-10 包装箱および包装箱の組み立て方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7415906B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111292A (ja) 2004-10-13 2006-04-27 Toppan Printing Co Ltd 包装用紙容器
JP2011093601A (ja) 2009-11-02 2011-05-12 Kirin Brewery Co Ltd 個包装箱を収納するための外装箱、およびそれを用いた製品箱
JP2011189973A (ja) 2010-03-16 2011-09-29 Rengo Co Ltd 包装箱
WO2013131126A1 (en) 2012-03-06 2013-09-12 Visy R & D Pty Ltd A blank for forming a container
JP2019018871A (ja) 2017-07-13 2019-02-07 レンゴー株式会社 包装箱
JP2020147302A (ja) 2019-03-12 2020-09-17 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP2020172291A (ja) 2019-04-10 2020-10-22 株式会社クレハ 収納容器、および、巻回体入り収納容器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111292A (ja) 2004-10-13 2006-04-27 Toppan Printing Co Ltd 包装用紙容器
JP2011093601A (ja) 2009-11-02 2011-05-12 Kirin Brewery Co Ltd 個包装箱を収納するための外装箱、およびそれを用いた製品箱
JP2011189973A (ja) 2010-03-16 2011-09-29 Rengo Co Ltd 包装箱
WO2013131126A1 (en) 2012-03-06 2013-09-12 Visy R & D Pty Ltd A blank for forming a container
JP2019018871A (ja) 2017-07-13 2019-02-07 レンゴー株式会社 包装箱
JP2020147302A (ja) 2019-03-12 2020-09-17 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP2020172291A (ja) 2019-04-10 2020-10-22 株式会社クレハ 収納容器、および、巻回体入り収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022092428A (ja) 2022-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6503883B2 (ja) 包装箱
JP7119306B2 (ja) 包装容器への内容物の充填方法
JP7415906B2 (ja) 包装箱および包装箱の組み立て方法
JP7293740B2 (ja) 包装箱
JP7156431B2 (ja) 包装箱
JP7435376B2 (ja) 包装箱
JP7192517B2 (ja) 包装箱
JP7439638B2 (ja) 包装箱
JP2021004085A (ja) 包装箱及びブランクシート
JP2007320615A (ja) 包装容器
JP7347231B2 (ja) トレイ
JP6969697B1 (ja) 包装箱
JP7416304B1 (ja) 包装箱
JP7380495B2 (ja) トレイ
JP3217223U (ja) 包装箱
JP2019214402A (ja) 包装箱
JP7310528B2 (ja) 包装箱
JP7475878B2 (ja) 包装箱
JP7424154B2 (ja) トレイ
JP7409989B2 (ja) 包装箱
JP2019142536A (ja) トレイ
JP7196742B2 (ja) 包装箱
JP3167738U (ja) 包装用紙箱
JP7251599B1 (ja) 包装箱
JP3873725B2 (ja) 蓋付き箱体およびその組み立て方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7415906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150