JP2020172291A - 収納容器、および、巻回体入り収納容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋係止片と本体脇板とを接続する屈曲基部の脆弱性が高まることを抑えつつ、蓋係止片の折り曲げ加工性を向上可能にした収納容器、および、巻回体入り収納容器を提供する。【解決手段】本体脇板に屈曲基部4Eを介して接続された蓋係止片4Tを備え、蓋係止片4Tは、屈曲基部4Eで容器本体の外側に折り曲げられ、本体脇板のなかで屈曲基部4Eに近接する一部分と、蓋係止片4Tのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分とに、貫通線または半切れ線である脆弱線LT1,LT2を複数備え、脆弱線LT1,LT2は、屈曲基部4Eの延在方向に間隔を空けて並び、脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い他の対象に形成された他の脆弱線LT2の端部分LEとが、相互に異なる仮想直線上に延在する。【選択図】図4
Description
本発明は、長尺物の巻回体を収納するための収納容器、および、巻回体入り収納容器に関する。
上述した収納容器は、上面が開口した容器本体と、開口を開閉する蓋体とを備える。容器本体は、ラップフィルムなどの長尺物の巻回体を収納する。容器本体は、底板に立設された周壁を備え、容器本体の開口は、周壁の上辺によって区画されている。容器本体の周壁は、相互に対向する前板と後板とを備える。蓋体は、後板の上辺に連接された上蓋板、上蓋板の前辺に連接された掩蓋板、上蓋板と掩蓋板とに連接された蓋右板、および、蓋左板を備える。
上述した収納容器では、巻回体の衛生を保てる観点から、蓋体が容器本体の開口をより確実に閉じることが好ましい。この点、特許文献1に記載の収納容器は、容器本体が備える左右の板の上辺に、上辺から外側下方に向けて垂下する蓋係止片を備え、また、蓋体が備える左右の板の内面に、蓋係止片が嵌められる段差部を備える。そして、容器本体の開口を蓋体が閉じるときに、蓋体が備える段差部に蓋係止片が嵌まり、これによって、容器本体の開口が不用意に開くことが抑えられる。
一方、蓋係止片は、左右の板である本体脇板に屈曲基部を介して接続されて、屈曲基部から容器本体の外側に向けて突出している。屈曲基部は、前後方向に延在する一列のミシン目を備える。一列のミシン目は、屈曲基部での折り曲げを容易にすると共に、屈曲基部が折り曲げられた状態で、蓋係止片での層間剥離を低減する。
しかしながら、蓋係止片が屈曲基部から突出する長さは、5mmに満たない非常に短い長さであり、一列のミシン目によって折り曲げが容易になると言えども、屈曲基部を折り曲げるためには、依然として大きな折り曲げ力が必要とされている。屈曲基部の形成に大きな折り曲げ力を要する構成では、成形時の折り曲げ加工が困難となり、品質や生産性低下の要因となる。また、製品使用時に蓋体の開閉が繰り返されることに伴って、蓋係止片の層間剥離が誘起されやすく、ひいては、層間剥離による強度低下から蓋係止片が段差部から意図せず外れ、蓋が浮いてしまうなどの不具合を招くおそれがある。なお、ミシン目を構成する各貫通線の単なる延長は、屈曲基部の折り曲げをさらに容易にする一方で、屈曲基部そのものの脆弱性を高めてしまい、繰り返し使用中に蓋係止片が破断し、係止機能が失われるおそれがある。
本発明は、蓋係止片と本体脇板とを接続する屈曲基部の脆弱性が高まることを抑えつつ、蓋係止片の折り曲げ加工性を向上可能にした収納容器、および、巻回体入り収納容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための収納容器は、前板、後板、左板、右板、および、底板を備え、前記底板と対向する上面が開口した容器本体と、前記後板の上辺に回転可能に連接されて前記容器本体の開口を開閉するための蓋体と、を備え、前記左板および前記右板の少なくとも一方が本体脇板であり、前記本体脇板に屈曲基部を介して接続された蓋係止片をさらに備え、前記蓋係止片は、前記屈曲基部で前記容器本体の外側に折り曲げられ、下記対象1から対象3の少なくとも2つの対象を通る、貫通線または半切れ線である脆弱線を複数備え、対象1.前記本体脇板のなかで前記屈曲基部に近接する一部分、対象2.前記蓋係止片のなかで前記屈曲基部に近接する一部分、対象3.前記屈曲基部であり、前記脆弱線は、前記屈曲基部の延在方向に間隔を空けて並び、前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線の端部分とが、相互に異なる仮想直線上に延在する。
蓋係止片が屈曲基部で折り曲げられるとき、各脆弱線には、屈曲基部の延在方向と直交する方向である引っ張り方向に、引っ張り応力が作用する。脆弱線に作用する引っ張り応力は、貫通線や半切れ線である脆弱線のなかで端部分に集中して、脆弱線の端部分をさらに延長させるように、新たな亀裂を形成し得る。脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の脆弱線の端部分とが、単一の仮想直線上に沿って延在する構成では、新たな亀裂が端部分間に通じて、屈曲基部の脆弱性を高めてしまう。
この点、上述した構成であれば、脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線の端部分とが、相互に異なる仮想直線に沿って延在している。脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線の端部分とが、相互に異なる仮想直線に沿って延在する構成であれば、脆弱線の端部分に形成され得る新たな亀裂が、脆弱線の端部分間を通じにくい。それゆえに、屈曲基部そのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、脆弱線の端部分同士を近づけて屈曲基部を折り曲げやすくすることが可能となる。
上記収納容器は、前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の前記対象に形成された他の脆弱線とは、前記屈曲基部の延在方向と直交する方向で重なる。
上記構成によれば、脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線とが、延在方向と直交する方向である引っ張り方向で重なるため、屈曲基部での折り曲げを容易にし得る部分が、引っ張り方向で2箇所以上となる。結果として、屈曲基部での折り曲げがさらに容易なものとなる。
また、一の対象に形成された脆弱線と、当該脆弱線に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線とは、本体脇板と蓋係止片とを繋ぐ経路を縁取る。経路を縁取る脆弱線の一部分同士が、引っ張り方向で重なる構成であれば、本体脇板と蓋係止片とが脆弱線間に生じる複数の経路で繋がれる。結果として、蓋係止片を折り曲げる際に本体脇板と蓋係止片とを繋ぐ経路に作用する単位体積あたりの引っ張り応力を、経路長を長く得ることによって、低減することが可能である。それゆえに、本体脇板と蓋係止片とを繋ぐ部分に亀裂が生じることを抑えることができる。
上記収納容器において、複数の前記脆弱線の前記延在方向での位置は、他の前記対象に形成された複数の前記脆弱線が前記延在方向に変位した位置であってもよい。
上記構成によれば、屈曲基部の延在方向にて、1つの対象に位置する複数の脆弱線の位置が設定されることによって、他の対象に位置する複数の脆弱線の位置を設定することが可能である。それゆえに、脆弱線を設計するための負荷と、脆弱線を形成するための負荷とを軽減することが可能ともなる。そして、より簡素な構成によって、屈曲基部そのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、屈曲基部を折り曲げやすくすることが可能ともなる。
上記収納容器において、前記対象は、前記対象1および前記対象2であってもよい。この構成によれば、本体脇板と蓋係止片とに複数の脆弱線が位置するため、蓋係止片の折り曲げに要する負荷を、屈曲基部で隔てられた本体脇板と蓋係止片とに分散させることが可能ともなる。
上記収納容器において、前記脆弱線は、前記屈曲基部の延在方向に延びる直線状を有してもよい。この構成によれば、脆弱線の形状を簡素化することが可能であるから、脆弱線を形成するための負荷を軽減することができ、また、より簡素な構成によって、屈曲基部そのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、屈曲基部を折り曲げやすくすることが実現可能ともなる。
上記収納容器において、前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線との間隔は、前記屈曲基部の延在方向と直交する方向にて、0.5mm以上5.0mm以下であってもよい。この構成によれば、相互に隣り合う端部分間の引っ張り方向での距離が、引っ張り応力に耐え得る適切な大きさに設定されるため、屈曲基部そのものの脆弱性が高まることを高い確度のもとで抑えること、また、屈曲基部を高い確度のもとで折り曲げやすくすることが可能ともなる。
上記収納容器において、前記脆弱線は、前記屈曲基部の延在方向に沿って複数並び、前記対象3に位置する主線部と、前記対象1に位置する前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い前記対象2に位置する端部分と、を備え、前記端部分は、前記屈曲基部の延在方向と交差する方向に延びてもよい。
上記構成によれば、屈曲基部の延在方向に並ぶ複数の脆弱線によって、屈曲基部そのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、屈曲基部を折り曲げやすくすることが可能である。そのため、屈曲基部の延在方向に並ぶ複数の脆弱線を複数列にわたり備える構成と比べて、脆弱線の配置が複雑になることを抑えることが可能ともなる。
上記課題を解決するための巻回体入り収納容器は、長尺物が巻かれた巻回体と、上記収納容器と、を備える。
上記課題を解決するための巻回体入り収納容器は、長尺物が巻かれた巻回体と、上記収納容器と、を備える。
本発明における収納容器、および、巻回体入り収納容器によれば、蓋係止片と本体脇板とを接続する屈曲基部の脆弱性が高まることを抑えつつ、蓋係止片の折り曲げ加工性を向上することができる。
図1から図5を参照して、収納容器および巻回体入り収納容器の一実施形態について説明する。なお、図1は、未開封時の巻回体入り収納容器を示し、図2は、開封後の巻回体入り収納容器であって蓋体が開けられた巻回体入り収納容器を示す。図3は、収納容器を製造するための中間体を示し、図4および図5は、蓋係止片と本体脇板との接続構造を拡大して示す。なお、図2では、収納容器の内部構造を示す便宜上から、引き出された長尺物の右端部を破断して示す。
まず、図1から図3を参照して、巻回体入り収納容器、および、収納容器10の構成について説明する。次いで、図1から図3を参照して、蓋体30の構成を説明する。最後に、図4および図5を参照して、蓋係止片3T,4Tの構成を、巻回体入り収納容器の作用と共に説明する。
[巻回体入り収納容器]
図1が示すように、巻回体入り収納容器は、収納容器10と巻回体50Rとを備える。
収納容器10は、一方向に延びる直方体状を有する。収納容器10は、例えば、コートボール紙などの1枚の厚紙からなる中間体を折り曲げて接着することによって製造される。巻回体50Rは、紙製の筒体50Cを備える。長尺物の一例であるラップフィルム50は、筒体50Cに巻き付けられている。
図1が示すように、巻回体入り収納容器は、収納容器10と巻回体50Rとを備える。
収納容器10は、一方向に延びる直方体状を有する。収納容器10は、例えば、コートボール紙などの1枚の厚紙からなる中間体を折り曲げて接着することによって製造される。巻回体50Rは、紙製の筒体50Cを備える。長尺物の一例であるラップフィルム50は、筒体50Cに巻き付けられている。
[収納容器]
収納容器10は、容器本体20と蓋体30とを備える。
容器本体20は、上面が開口した箱状を有する。容器本体20は、前板21、後板22、右板23、左板24、および、底板25を備える。前板21、後板22、右板23、および、左板24は、底板25から立設する1つの周壁を構成する。容器本体20を構成する各板21,22,23,24,25は、複数の厚紙が積層された積層板として構成してもよいし、1枚の厚紙から構成してもよい。容器本体20の開口20T(図2参照)は、周壁の上辺によって区画されている。
収納容器10は、容器本体20と蓋体30とを備える。
容器本体20は、上面が開口した箱状を有する。容器本体20は、前板21、後板22、右板23、左板24、および、底板25を備える。前板21、後板22、右板23、および、左板24は、底板25から立設する1つの周壁を構成する。容器本体20を構成する各板21,22,23,24,25は、複数の厚紙が積層された積層板として構成してもよいし、1枚の厚紙から構成してもよい。容器本体20の開口20T(図2参照)は、周壁の上辺によって区画されている。
巻回体50Rの軸方向Aは、収納容器10が延在する方向とほぼ平行である。ラップフィルム50は、例えば、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリメチルペンテンからなる群から選択されるいずれか1種類を原材料とするフィルム、もしくは、これらを組み合わせた多層フィルムであり、これらに限定されるものではない。
図1および図2では、底板25に対する開口20Tの側を上側、開口20Tに対する底板25の側を下側として説明する。また、前板21から後板22に向けた方向、および、後板22から前板21に向けた方向を、前後方向として説明する。右板23から左板24に向けた方向、および、左板24から右板23に向けた方向を、左右方向として説明する。また、底板25から開口20Tに向けた方向を、高さ方向として説明する。
[容器本体20]
前板21、後板22、および、底板25は、左右方向に延びる矩形板状を有する。
前板21と後板22とは、前後方向に向かい合う。底板25の前辺は、前板21の下辺であり、底板25の後辺は、後板22の下辺である。
右板23、および、左板24は、矩形板状を有し、左右方向に向かい合う。右板23の下辺は、前板21の下辺、後板22の下辺、および、底板25の右辺に繋がる。左板24の下辺もまた、前板21の下辺、後板22の下辺、および、底板25の左辺に繋がる。
前板21、後板22、および、底板25は、左右方向に延びる矩形板状を有する。
前板21と後板22とは、前後方向に向かい合う。底板25の前辺は、前板21の下辺であり、底板25の後辺は、後板22の下辺である。
右板23、および、左板24は、矩形板状を有し、左右方向に向かい合う。右板23の下辺は、前板21の下辺、後板22の下辺、および、底板25の右辺に繋がる。左板24の下辺もまた、前板21の下辺、後板22の下辺、および、底板25の左辺に繋がる。
前板21は、補助前板21A(図3参照)と主前板21B(図3参照)を備える。
補助前板21Aは、容器本体20の内表面を構成する。主前板21Bは、前板21の外表面を構成する。主前板21Bの外表面は、ラップフィルム50を仮止めするための仮止め部21Sを備える(図2参照)。
補助前板21Aは、容器本体20の内表面を構成する。主前板21Bは、前板21の外表面を構成する。主前板21Bの外表面は、ラップフィルム50を仮止めするための仮止め部21Sを備える(図2参照)。
主前板21Bは、左右で一対の前板フラップ21Fを備える。
前板フラップ21Fは、前方に向けて突き出る下辺を備える。前板フラップ21Fは、前板21のなかの高さ方向の中央よりも前板21の上辺寄りであり、仮止め部21Sを軸方向Aで挟むように位置する。
前板フラップ21Fは、前方に向けて突き出る下辺を備える。前板フラップ21Fは、前板21のなかの高さ方向の中央よりも前板21の上辺寄りであり、仮止め部21Sを軸方向Aで挟むように位置する。
前板フラップ21Fは、前板21の上辺のなかの一部分21T(図3参照)と、当該一部分21Tに両端を有した曲線状の切断線21FCとによって囲まれる。切断線21FCは、前板21の上辺から下方に向けて凸となる波状を有する。前板フラップ21Fは、前板フラップ21Fの下端を前方に出すように、前板21の上辺で折り曲げられている。前板フラップ21Fは、容器本体20の開口20Tから引き出されて切断されたラップフィルム50の切断端を前板21から離す。
仮止め部21Sは、軸方向Aに並ぶ複数の四角形状を有した仮止め要素を備える。
仮止め部21Sの位置は、前板21の外表面のなかで高さ方向の中央よりも上辺寄りであり、かつ、軸方向Aの中央を含む。仮止め部21Sを構成する各仮止め要素は、前板21の外表面に塗られたUVニスなどから形成される。仮止め部21Sは、容器本体20の開口20Tから引き出されて前板21の上辺から垂れ下がるラップフィルム50を前板21の外表面に仮止めする。
仮止め部21Sの位置は、前板21の外表面のなかで高さ方向の中央よりも上辺寄りであり、かつ、軸方向Aの中央を含む。仮止め部21Sを構成する各仮止め要素は、前板21の外表面に塗られたUVニスなどから形成される。仮止め部21Sは、容器本体20の開口20Tから引き出されて前板21の上辺から垂れ下がるラップフィルム50を前板21の外表面に仮止めする。
補助前板21Aの上部は、前後方向に延びる規制片3R,4R(図2参照)を備える。
規制片3R,4Rは、補助前板21Aの上辺のなかの左右両端部に位置する。規制片3R,4Rは、補助前板21Aの上辺から罫線LR(図3参照)で折り曲げられている。規制片3R,4Rは、筒体50Cの左右両端部に当接可能に配置され、筒体50Cとの当接を通じて、巻回体50Rが容器本体20から飛び出すことを抑える。
規制片3R,4Rは、補助前板21Aの上辺のなかの左右両端部に位置する。規制片3R,4Rは、補助前板21Aの上辺から罫線LR(図3参照)で折り曲げられている。規制片3R,4Rは、筒体50Cの左右両端部に当接可能に配置され、筒体50Cとの当接を通じて、巻回体50Rが容器本体20から飛び出すことを抑える。
右板23は、3枚のフラップ13F,23F,53F(図3参照)を備える。
左板24は、3枚のフラップ14F,24F,54F(図3参照)を備える。
各フラップ23F、24Fは、容器本体20の内表面を構成する。各フラップ53F,54Fは、容器本体20の外表面を構成する。各フラップ23F,24Fは、フラップ13Fの内側とフラップ14Fの内側とに位置する。右板23と左板24とは、本体脇板の一例である。
左板24は、3枚のフラップ14F,24F,54F(図3参照)を備える。
各フラップ23F、24Fは、容器本体20の内表面を構成する。各フラップ53F,54Fは、容器本体20の外表面を構成する。各フラップ23F,24Fは、フラップ13Fの内側とフラップ14Fの内側とに位置する。右板23と左板24とは、本体脇板の一例である。
右板23は、前後方向に延びる蓋係止片3T(図2参照)を備える。
左板24は、前後方向に延びる蓋係止片4T(図2参照)を備える。
蓋係止片3Tは、右板23を構成するフラップ53F(図3参照)に屈曲基部3Eを介して接続されている。蓋係止片3Tは、屈曲基部3Eで容器本体20の外側(右側)に折り曲げられて、容器本体20の右側に突き出ている。蓋係止片3Tは、前後方向に延在している。
左板24は、前後方向に延びる蓋係止片4T(図2参照)を備える。
蓋係止片3Tは、右板23を構成するフラップ53F(図3参照)に屈曲基部3Eを介して接続されている。蓋係止片3Tは、屈曲基部3Eで容器本体20の外側(右側)に折り曲げられて、容器本体20の右側に突き出ている。蓋係止片3Tは、前後方向に延在している。
蓋係止片4Tは、左板24を構成するフラップ54F(図3参照)に屈曲基部4Eを介して接続されている。蓋係止片4Tは、屈曲基部4Eで容器本体20の外側(左側)に折り曲げられて、容器本体20の左側に突き出ている。蓋係止片4Tは、前後方向に延在している。
収納容器10の製造に際して、主前板21Bは、底板25と主前板21Bとの境界である罫線L(図3参照)で折り曲げられる。補助前板21Aは、主前板21Bの内側に位置するように、主前板21Bと補助前板21Aとの境界である罫線で折り曲げられる。後板22は、前板21と対向するように、底板25と後板22との境界である罫線L(図3参照)で折り曲げられる。
右板23と左板24との形成に際して、内側から順に、まず、後板22に対して罫線LT(図3参照)でフラップ23F,24Fが折り曲げられる。次いで、前板21に対して罫線LTでフラップ13F,14Fが折り曲げられる。続いて、底板25に対して罫線LT(図3参照)でフラップ53F,54Fが折り曲げられる。最後に、フラップ23F,13F,53Fの間、および、フラップ24F,14F,54Fの間が、ホットメルトなどの糊剤で接着される。
[蓋体30]
図1に戻り、蓋体30は、上蓋板31、蓋前板32、蓋右板33、および、蓋左板34を備える。上蓋板31は、後板22の上辺に回転可能に連接されている。上蓋板31は、後板22の上辺を軸として、容器本体20に対して回転し、容器本体20の開口20Tを開閉する。
図1に戻り、蓋体30は、上蓋板31、蓋前板32、蓋右板33、および、蓋左板34を備える。上蓋板31は、後板22の上辺に回転可能に連接されている。上蓋板31は、後板22の上辺を軸として、容器本体20に対して回転し、容器本体20の開口20Tを開閉する。
蓋前板32と前板21とは、相互にほぼ同形の矩形板状を有する。蓋前板32の上辺は、上蓋板31の前辺である。蓋前板32は、蓋体30が開口20Tを閉じた状態で、前板21の全体を前側から覆う。蓋前板32は、高さ方向の中間よりも底板25の側に、半円状を有した複数の切り込み部32Cを備える。
切り込み部32Cの後面(内面)は、前板21の前面と接着されている。蓋前板32における高さ方向のほぼ中央は、左右方向の全幅にわたるミシン目線32Mを備える。ミシン目線32Mは、頂部を下方に向けた略V字状を有する。ミシン目線32Mの右端は、ミシン目線32Mに沿って蓋前板32の切断を開始するための開封端32Eである。
開封端32Eが前側に引っ張られるとき、蓋前板32はミシン目線32Mで切断される。また、前板21と蓋前板32との接着は、切り込み部32Cで引き剥がされて、蓋前板32の左右方向の全幅が、ミシン目線32Mを境にして、下側半分と上側半分とに分割される。
蓋前板32のなかでミシン目線32Mに区画された上側半分は、掩蓋板32Pである。蓋前板32のなかでミシン目線32Mに区画された下側半分は、切り取り片32Kであり、ラップフィルム50の使用の開始に際して、容器本体20から切り離される。切り取り片32Kが蓋体30から切り離されると、掩蓋板32Pの下端辺から、切断刃35(図2参照)の刃先の全体が露出する。そして、蓋体30が後板22の上辺で回転することによって、容器本体20の開口20Tが開けられる。
掩蓋板32Pは、蓋体30が開口20Tを閉じた状態で、上蓋板31の前辺から底板25に向けて延びる板状を有し、前板21の前側から前板21の上部を覆う。掩蓋板32Pの高さ方向での幅は、左右方向の端部からやや中央寄りで最も小さく、左右方向の中央部で最も大きい。収納容器10の製造に際して、掩蓋板32Pは、上蓋板31に対して罫線L(図3参照)で折り曲げられる。
掩蓋板32Pの後面(内面)には、切断刃35が接合されている。切断刃35は、左右方向に並ぶ刃先を有した鋸刃状を有する。切断刃35は、蓋体30が開口20Tを閉じた状態で、複数の刃先が掩蓋板32Pから下方に突出するように、掩蓋板32Pに接合されている。掩蓋板32Pに切断刃35を接合する方法は、例えば、掩蓋板32Pと切断刃35との間にシーラント材や接着層を介在させて、超音波接着によって行われる。また、切断刃35を構成する刃材樹脂層にシーラント層をラミネートした構成とすることもできる。
切断刃35を構成する材料は、特に限定されず、例えば、樹脂、あるいは、金属である。切断刃35は、例えば、樹脂と添加剤とを含み、添加剤の種類や、その添加量によって、切断刃35の剛性や、掩蓋板32Pに対する切断刃35の接着性を調整することができる。
切断刃35を構成する樹脂は、例えば、ポリ乳酸などのポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アセタール樹脂、ポリフェニレンサルファイド、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、PES(ポリエーテルサルフォン)樹脂である。切断刃35を構成する添加剤は、例えば、オレフィン系樹脂などの樹脂や、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、シリカ、タルクなどの無機材料である。シーラント層を構成する樹脂は、例えば、官能基をポリオレフィンに導入して接着性を付与した変性ポリオレフィン等が使用される。
蓋右板33は、2枚のフラップ33F,323(図2参照)を備える。
蓋左板34は、2枚のフラップ34F,324(図2参照)を備える。
蓋右板33と蓋左板34とにおいて、各フラップ33F,34Fは、蓋体30の外表面を構成し、各フラップ323,324は、蓋体30の内表面を構成する。蓋右板33と蓋左板34とは、蓋体30が開口20Tを閉じた状態で、右板23の上から右板23の上部を覆い、また、左板24の上から左板24の上部を覆う。
蓋左板34は、2枚のフラップ34F,324(図2参照)を備える。
蓋右板33と蓋左板34とにおいて、各フラップ33F,34Fは、蓋体30の外表面を構成し、各フラップ323,324は、蓋体30の内表面を構成する。蓋右板33と蓋左板34とは、蓋体30が開口20Tを閉じた状態で、右板23の上から右板23の上部を覆い、また、左板24の上から左板24の上部を覆う。
各フラップ323,324は、上蓋板31との間に隙間を空けて位置し、各フラップ33F,34Fの内表面に、段差部33S,34Sを形成する。上述した各蓋係止片3T,4Tは、蓋体30が開口20Tを閉じるとき、段差部33S,34Sに嵌まり込み、クリック音を発生させて、段差部33S,34Sと係合する。各蓋係止片3T,4Tは、段差部33S,34Sとの係合を通じ、閉状態で上蓋板31が浮き上がることを抑える。
蓋体30の形成に際して、まず、掩蓋板32Pに対して罫線LT(図3参照)で各フラップ323、324が折り曲げられる。次いで、上蓋板31に対して罫線LT(図3参照)で各フラップ33F,34Fが折り曲げられる。最後に、フラップ33Fとフラップ323との間、および、フラップ34Fとフラップ324との間が、ホットメルトなどの糊剤で接着される。
[脆弱線LT1,LT2]
次に、脆弱線LT1,LT2の構成について図4および図5を参照して説明する。図4および図5は、左板24を構成するフラップ54Fの一部分、屈曲基部4E、および、蓋係止片4Tを、容器本体20の内側上方に位置する一点から見た透視図である。図4および図5は、各脆弱線LT1,LT2の構成を説明する便宜上、フラップ24F,14Fを割愛して示す。図4は、蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられる前の状態を示し、図5は、蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられた状態を示す。
次に、脆弱線LT1,LT2の構成について図4および図5を参照して説明する。図4および図5は、左板24を構成するフラップ54Fの一部分、屈曲基部4E、および、蓋係止片4Tを、容器本体20の内側上方に位置する一点から見た透視図である。図4および図5は、各脆弱線LT1,LT2の構成を説明する便宜上、フラップ24F,14Fを割愛して示す。図4は、蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられる前の状態を示し、図5は、蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられた状態を示す。
なお、容器本体20の軸方向Aでの中心を通り、かつ、軸方向Aと直交した対称面に対して、屈曲基部3Eと蓋係止片3Tとが備える各脆弱線LT1,LT2は、屈曲基部4Eと蓋係止片4Tとが備える各脆弱線LT1,LT2と面対称である。以下では、屈曲基部3Eと蓋係止片3Tとが備える各脆弱線LT1,LT2について重複した説明を割愛し、屈曲基部4Eと蓋係止片4Tとが備える脆弱線LT1,LT2を主に説明する。
図4が示すように、蓋係止片4Tは、左板24を構成するフラップ54Fに屈曲基部4Eを介して接続されている。屈曲基部4Eとは、蓋係止片4Tを外側へ折り曲げるときに基部となる部分であり、本実施形態では折り罫線の部分である。蓋係止片4T、および、屈曲基部4Eは、前後方向DFBに延在している。下記対象1から対象3の少なくとも2つの対象を通る、第1脆弱線LT1と、第2脆弱線LT2とは、貫通線または半切れ線であり、各対象に複数備える。
ここで、貫通線とは、収納容器10を形成する厚紙が厚み方向に完全に切断されているものをいい、半切れ線とは、厚紙が厚み方向に一部切断されているものをいう。また、点の集合で線を形成してもよいし、脆弱線は貫通線と半切れ線とを組み合わせた構成でもよい。図4に示す例は、対象1に第1脆弱線LT1を複数備え、対象2に第2脆弱線LT2を複数備える。
対象1.フラップ54Fのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分
対象2.蓋係止片4Tのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分
対象3.屈曲基部4E
ここで、近接するとは、複数の脆弱線が互いに影響を及ぼしうる範囲であり、前後方向DFBと直交する方向にて、屈曲基部4Eから0.5mm以上5.0mm以下の範囲をいう。
ここで、貫通線とは、収納容器10を形成する厚紙が厚み方向に完全に切断されているものをいい、半切れ線とは、厚紙が厚み方向に一部切断されているものをいう。また、点の集合で線を形成してもよいし、脆弱線は貫通線と半切れ線とを組み合わせた構成でもよい。図4に示す例は、対象1に第1脆弱線LT1を複数備え、対象2に第2脆弱線LT2を複数備える。
対象1.フラップ54Fのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分
対象2.蓋係止片4Tのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分
対象3.屈曲基部4E
ここで、近接するとは、複数の脆弱線が互いに影響を及ぼしうる範囲であり、前後方向DFBと直交する方向にて、屈曲基部4Eから0.5mm以上5.0mm以下の範囲をいう。
なお、対象3が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、対象1が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。
また、対象2が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、対象1が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。前記対象1が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、前記対象3が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。また、前記対象3が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、前記対象2が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。前記対象2が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、前記対象3が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。また、前記対象1から前記対象3のすべてに脆弱線を複数備えてもよい。
この構成によれば、フラップ54Fと蓋係止片4Tとに別々の脆弱線が位置するため、蓋係止片4Tの折り曲げに要する負荷を、屈曲基部4Eで隔てられたフラップ54Fと蓋係止片4Tとに分散させることが可能となる。
また、対象2が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、対象1が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。前記対象1が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、前記対象3が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。また、前記対象3が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、前記対象2が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。前記対象2が第1脆弱線LT1を複数備え、かつ、前記対象3が第2脆弱線LT2を複数備えてもよい。また、前記対象1から前記対象3のすべてに脆弱線を複数備えてもよい。
この構成によれば、フラップ54Fと蓋係止片4Tとに別々の脆弱線が位置するため、蓋係止片4Tの折り曲げに要する負荷を、屈曲基部4Eで隔てられたフラップ54Fと蓋係止片4Tとに分散させることが可能となる。
第1脆弱線LT1は、屈曲基部4Eの延在方向である前後方向DFBに延在する直線状を有する。各第1脆弱線LT1は、前後方向DFBに等間隔を空けて並んでいる。第1脆弱線LT1の前後方向DFBでの長さは、例えば、1mm以上5mm以下である。前後方向DFBの長さが1mm以上5mm以下であると、蓋係止片4Tを折り曲げやすく、かつ、第1脆弱線LT1の強度を適正に保つことができる。前後方向DFBで隣り合う第1脆弱線LT1同士の間隔は、例えば、1mm以上3mm以下である。前後方向DFBで隣り合う間隔が1mm以上3mm以下であると、蓋体30の開閉動作に対し蓋係止片4Tの塑性変形を抑制し耐久性を付与することができる。複数の第1脆弱線LT1は、前後方向DFBに延在する第1仮想直線LA1上に位置する。
第2脆弱線LT2は、屈曲基部4Eの延在方向である前後方向DFBに延在する直線状を有する。各第2脆弱線LT2は、各第1脆弱線LT1と同じく、前後方向DFBに等間隔を空けて並んでいる。第2脆弱線LT2の前後方向DFBでの長さは、例えば、1mm以上5mm以下である。前後方向DFBの長さが1mm以上5mm以下であると、蓋係止片4Tを折り曲げやすく、かつ、第2脆弱線LT2の強度を適正に保つことができる。前後方向DFBで隣り合う第2脆弱線LT2同士の間隔は、例えば、1mm以上3mm以下である。前後方向DFBで隣り合う間隔が1mm以上3mm以下であると、蓋体30の開閉動作に対し蓋係止片4Tの塑性変形を抑制し耐久性を付与することができる。複数の第2脆弱線LT2は、前後方向DFBに延在する第2仮想直線LA2上に位置する。
第1仮想直線LA1と第2仮想直線LA2とは、相互に平行である。第1仮想直線LA1と第2仮想直線LA2との間隔は、相互に隣り合う第1脆弱線LT1の間隔よりも小さい。すなわち、第1脆弱線LT1の端部分LEに対して、当該端部分LEに最も近い脆弱線は、第2脆弱線LT2である。第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い他の脆弱線である第2脆弱線LT2の端部分LEとは、別々の仮想直線LA1,LA2に延在する。第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い第2脆弱線LT2とは、前後方向DFBと直交する方向で重なっている。なお、端部分LEとは、前後方向DFBにおいて各脆弱線LT1,LT2の末端を含む部分である。
図5が示すように、蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられるとき、第1脆弱線LT1および第2脆弱線LT2には、前後方向DFBと直交する方向である引っ張り方向(図中の矢印方向)に、引っ張り応力D1,D2が作用する。第1脆弱線LT1と第2脆弱線LT2とに作用する引っ張り応力D1,D2は、貫通線や半切れ線である脆弱線のなかで端部分LEに集中して、端部分LEをさらに延長させるように、新たな亀裂を形成し得る。
この際、第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い第2脆弱線LT2の端部分LEとが、相互に異なる仮想直線LA1,LA2に位置する構成であれば、各端部分LEに形成され得る新たな亀裂が、これら端部分LEの間を通じにくい。それゆえに、屈曲基部4Eそのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、第1脆弱線LT1と第2脆弱線LT2とを近づけて、屈曲基部4Eを折り曲げやすくすることが可能となる。
また、第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い第2脆弱線LT2とが、引っ張り方向で重なり、相互の端部分LEを含む範囲以外では重ならない。そのため、屈曲基部4Eでの折り曲げを容易にし得る部分が、引っ張り方向で2箇所となり、結果として、屈曲基部4Eでの折り曲げがさらに容易なものとなる。
さらに、第1脆弱線LT1と、当該第1脆弱線LT1に最も近い第2脆弱線LT2とは、フラップ54Fと蓋係止片4Tとを繋ぐ経路4RTを縁取る。そして、経路4RTを縁取る脆弱線の一部分同士が引っ張り方向で重なる構成では、フラップ54Fと蓋係止片4Tとが脆弱線LT1,LT2間に生じる複数の経路4RTで繋がれる。結果として、経路4RTに作用する単位体積あたりの引っ張り応力D1,D2を低減して、フラップ54Fと蓋係止片4Tとを繋ぐ経路4RTに亀裂が生じることを抑えることができる。
第2脆弱線LT2の前後方向DFBでの長さは、例えば、1mm以上5mm以下であって、第1脆弱線LT1の前後方向DFBでの長さと等しくてもよく、あるいは、第1脆弱線LT1の前後方向DFBでの長さと異なっていてもよい。前後方向DFBで隣り合う第2脆弱線LT2同士の間隔は、例えば、1mm以上3mm以下であり、前後方向DFBで隣り合う第1脆弱線LT1同士の間隔と等しくてもよく、あるいは、第1脆弱線LT1の前後方向DFBでの長さと異なっていてもよい。
第1脆弱線LT1と第2脆弱線LT2との前後方向DFBでの長さが等しく、かつ、隣り合う第1脆弱線LT1の間隔と隣り合う第2脆弱線LT2の間隔とが等しい場合、複数の第1脆弱線LT1の位置は、複数の第2脆弱線LT2が並進した位置である。すなわち、仮想直線LA1に位置する複数の第1脆弱線LT1の前後方向DFBでの位置は、仮想直線LA2に位置する複数の第2脆弱線LT2が前後方向DFBに変位した位置である。
複数の第1脆弱線LT1と、複数の第2脆弱線LT2とが、相互に並進した位置となる構成であれば、複数の第1脆弱線LT1と、複数の第2脆弱線LT2とのいずれか一方が設定されることによって、他方の位置を設定することが可能でもある。それゆえに、第1脆弱線LT1や第2脆弱線LT2を設計するための負荷と、脆弱線を形成するための負荷とを軽減することが可能ともなる。そして、より簡素な構成によって、屈曲基部4Eそのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、屈曲基部4Eを折り曲げやすくすることが可能ともなる。
第1仮想直線LA1と第2仮想直線LA2との間隔は、前後方向DFBと直交する方向にて、0.5mm以上5.0mm以下であってもよく、好ましくは0.7mm以上4.0mm以下、さらに好ましくは1.0mm以上3.0mm以下である。1.0mm以上であると製造が容易となり、3.0mm以下であると屈曲基部4Eの脆弱性が高まることを抑えつつ、蓋係止片4Tの折り曲げ加工性を向上させる設計が容易になる。第1仮想直線LA1と第2仮想直線LA2との間隔は、前後方向DFBと直交する方向において、第1脆弱線LT1と第2脆弱線LT2とが重なる部分同士の間隔である。仮想直線LA1,LA2の間隔がこのように定められる場合には、第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い第2脆弱線LT2の端部分LEとの引っ張り方向での距離が、引っ張り応力D1,D2に適した大きさに定められる。そのため、屈曲基部4Eそのものの脆弱性が高まることを高い確度のもとで抑えること、また、屈曲基部4Eを高い確度のもとで折り曲げやすくすることが可能ともなる。
以上、上記実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い他の脆弱線である第2脆弱線LT2の端部分LEとが、相互に異なる仮想直線LA1,LA2に沿って延在しているため、蓋係止片4Tを屈曲基部4Eに沿って折り曲げた際に、端部分LEに形成され得る新たな亀裂が、端部分LEの間を通じにくい。それゆえに、屈曲基部4Eそのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、仮想直線LA1,LA2同士を近づけて屈曲基部4Eを折り曲げやすくすることが可能となる。
(1)第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い他の脆弱線である第2脆弱線LT2の端部分LEとが、相互に異なる仮想直線LA1,LA2に沿って延在しているため、蓋係止片4Tを屈曲基部4Eに沿って折り曲げた際に、端部分LEに形成され得る新たな亀裂が、端部分LEの間を通じにくい。それゆえに、屈曲基部4Eそのものの脆弱性が高まることを抑えつつ、仮想直線LA1,LA2同士を近づけて屈曲基部4Eを折り曲げやすくすることが可能となる。
(2)第1脆弱線LT1の端部分LEと、当該端部分LEに最も近い第2脆弱線LT2とが、引っ張り方向で重なる構成であれば、屈曲基部4Eでの折り曲げを容易にし得る部分が、引っ張り方向で2箇所以上となる。結果として、屈曲基部4Eでの折り曲げがさらに容易なものとなる。
(3)また、フラップ54Fと蓋係止片4Tとが、脆弱線LT1,LT2間に生じる複数の経路4RTで繋がれるから、経路4RTに作用する単位体積あたりの引っ張り応力D1,D2を、経路長を長く得ることによって、低減することが可能である。結果として、フラップ54Fと蓋係止片4Tとを繋ぐ部分に亀裂が生じることを抑えることができる。
(4)複数の第1脆弱線LT1の位置は、複数の第2脆弱線LT2の並進した位置であるから、第1脆弱線LT1を設計するための負荷と、第1脆弱線LT1を形成するための負荷とを軽減することが可能ともなる。そして、より簡素な構成によって、上記(1)から(3)に準じた効果を得ることが可能ともなる。
(5)第1脆弱線LT1が蓋係止片4Tに位置し、かつ、第2脆弱線LT2がフラップ54Fに位置する構成であれば、屈曲基部4Eを挟み、2か所で折り曲げることになるので折り曲げる負荷を分散させるとともに、蓋係止片4Tの折り曲げの中心が屈曲基部4E付近となるため、折り曲げた蓋係止片4Tの長さが変化することを防ぐことができる。
(6)各脆弱線LT1,LT2が前後方向DFBに延在する直線状を有するため、各脆弱線LT1,LT2の形状を簡素化することが可能であって、各脆弱線LT1,LT2を形成するための負荷を軽減することができ、また、蓋係止片4Tの折り曲げ加工を容易にすることができる。
(7)第1仮想直線LA1と第2仮想直線LA2との間隔が、0.5mm以上5.0mm以下であれば、屈曲基部4Eそのものの脆弱性が高まることを高い確度のもとで抑えること、また、屈曲基部4Eを高い確度のもとで折り曲げやすくすることが可能ともなる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
[変更例1]
・図6および図7は、図4および図5に対応する図であって、図6は、変更例1の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられる前の状態を示し、図7は、変更例1の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられた状態を示す。
[変更例1]
・図6および図7は、図4および図5に対応する図であって、図6は、変更例1の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられる前の状態を示し、図7は、変更例1の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられた状態を示す。
図6が示すように、第1脆弱線LT1は、貫通線あるいは半切れ線であって、屈曲基部4Eの延在方向である前後方向DFBに沿って複数並んでいる。第1脆弱線LT1は、屈曲基部4Eに位置する主線部LTMと、主線部LTMに繋がる第1端部分LE1と第2端部分LE2とを備える。
第1端部分LE1は、フラップ54Fのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分、すなわち、上記対象1に位置する。第1端部分LE1は、主線部LTMの前端から、前後方向DFBと交差する方向である前側下方に向けて延在する。第1端部分LE1は、主線部LTMの前端を通り前側下方に向けて延在する仮想直線LA上に位置する。
第2端部分LE2は、蓋係止片4Tのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分、すなわち、上記対象2に位置する。第2端部分LE2は、主線部LTMの後端から、前後方向DFBと交差する方向である後側上方に向けて延在する。第2端部分LE2は、主線部LTMの後端を通り後側上方に向けて延在する仮想直線LA上に位置する。
対象1に形成された第1脆弱線LT1の第1端部分LE1と、当該第1端部分LE1に最も近い対象2に形成された他の第1脆弱線LT1の第2端部分LE2とは、別々の仮想直線上で延在する。第1端部分LE1と、当該第1端部分LE1に最も近い他の第1脆弱線LT1の第2端部分LE2とは、前後方向DFBと直交する方向で重なっている。
図7が示すように、蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられるとき、第1脆弱線LT1には、前後方向DFBと直交する方向である引っ張り方向(図中の矢印方向)に、引っ張り応力D1,D2が作用する。第1脆弱線LT1に作用する引っ張り応力D1,D2は、主線部LTMの両端部と、両端部から延在する各端部分LE1,LE2の先端とに分散する。すなわち、第1脆弱線LT1は、引っ張り応力D1,D2の作用点が分散する分だけ、新たな亀裂を形成しがたくなる。
この際、第1端部分LE1と第2端部分LE2とが、引っ張り方向で重なるため、屈曲基部4Eでの折り曲げを容易にし得る部分が、引っ張り方向で2箇所となり、結果として、屈曲基部4Eでの折り曲げがさらに容易なものとなる。そして、第1端部分LE1と第2端部分LE2とは、フラップ54Fと蓋係止片4Tとを繋ぐ経路4RTを、引っ張り方向と交差するように縁取る。結果として、経路4RTに作用する単位体積あたりの引っ張り応力D1,D2を低減して、フラップ54Fと蓋係止片4Tとを繋ぐ経路4RTに亀裂が生じることを抑えることができる。
なお、第1端部分LE1と第2端部分LE2との間隔は、前後方向DFBと直交する方向にて、0.5mm以上5.0mm以下であってもよい。第1端部分LE1と第2端部分LE2との間隔がこのように定められる場合には、第1端部分LE1と第2端部分LE2との引っ張り方向での距離が、引っ張り応力D1,D2に適した大きさに定められる。そのため、屈曲基部4Eそのものの脆弱性が高まることを高い確度のもとで抑えること、また、屈曲基部4Eを高い確度のもとで折り曲げやすくすることが可能ともなる。
・変更例1では、主線部LTMと第1端部分LE1とが間隔を空けて位置してもよい。また、主線部LTMと第2端部分LE2とが間隔を空けて位置してもよい。すなわち、変更例1の第1脆弱線LT1は、主線部LTMと各端部分LE1,LE2とから構成されるミシン目であってもよい。こうした構成であっても、変更例1に準じた効果を得ることは可能である。
[変更例2]
・図8および図9は、図4および図5に対応する図であって、図8は、変更例2の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられる前の状態を示し、図9は、変更例2の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられた状態を示す。
・図8および図9は、図4および図5に対応する図であって、図8は、変更例2の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられる前の状態を示し、図9は、変更例2の蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられた状態を示す。
図8が示すように、第1脆弱線LT1は、貫通線あるいは半切れ線であって、屈曲基部4Eの延在方向である前後方向DFBに沿って複数並んでいる。第1脆弱線LT1は、屈曲基部4Eに位置する主線部LTMと、主線部LTMに繋がる第1端部分LE1と第2端部分LE2とを備える。
第1端部分LE1は、フラップ54Fのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分、すなわち、上記対象1に位置する。第1端部分LE1は、主線部LTMの前後両端から、前後方向DFBと直交する方向である下方に向けて延在する。第1端部分LE1は、主線部LTMの前後両端を通り、かつ、下方に向けて延在する仮想直線LA上に位置する。
第2端部分LE2は、蓋係止片4Tのなかで屈曲基部4Eに近接する一部分、すなわち、上記対象2に位置する。第2端部分LE2は、主線部LTMの前後両端から、前後方向DFBと直交する方向である上方に向けて延在する。第2端部分LE2は、主線部LTMの前後両端を通り、かつ、上方に向けて延在する仮想直線LA上に位置する。
第1脆弱線LT1の前方に位置する端部分LE1,LE2と、当該端部分LE1,LE2に最も近い他の第1脆弱線LT1の後方に位置する端部分LE1,LE2とは、別々の仮想直線上で延在する。
図9が示すように、蓋係止片4Tが屈曲基部4Eで折り曲げられるとき、第1脆弱線LT1には、前後方向DFBと直交する方向である引っ張り方向(図中の矢印方向)に、引っ張り応力D1,D2が作用する。第1脆弱線LT1に作用する引っ張り応力D1,D2は、主線部LTMの両端部と、両端部から延在する各端部分LE1,LE2の先端とに分散する。すなわち、第1脆弱線LT1は、引っ張り応力D1,D2の作用点が分散する分だけ、新たな亀裂を形成しがたくなる。
・変更例2では、主線部LTMと第1端部分LE1とが間隔を空けて位置してもよい。また、主線部LTMと第2端部分LE2とが間隔を空けて位置してもよい。すなわち、変更例2の第1脆弱線LT1は、主線部LTMと各端部分LE1,LE2とから構成されるミシン目であってもよい。こうした構成であっても、変更例1に準じた効果を得ることは可能である。
[その他]
・切断刃の形状は、左右方向に延びる緩やかなV字状に限らず、例えば、左右方向に延びる直線状に変更することも可能である。また、左右方向に延びる全幅の切断刃に限らず、例えば左右方向の端部または中央部などの一部に切断刃を有する形状であってもよい。
・長尺物は、アルミニウム箔やクッキングシートに変更することも可能である。
・切断刃の形状は、左右方向に延びる緩やかなV字状に限らず、例えば、左右方向に延びる直線状に変更することも可能である。また、左右方向に延びる全幅の切断刃に限らず、例えば左右方向の端部または中央部などの一部に切断刃を有する形状であってもよい。
・長尺物は、アルミニウム箔やクッキングシートに変更することも可能である。
LA,LA1,LA2…仮想直線、LE,LE1,LE2…端部分、LT1,LT2…脆弱線、LTM…主線部、3T,4T…蓋係止片、4RT…経路、10…収納容器、20…容器本体、20T…開口、21…前板、22…後板、23…右板、24…左板、25…底板、30…蓋体、50R…巻回体。
Claims (8)
- 前板、後板、左板、右板、および、底板を備え、前記底板と対向する上面が開口した容器本体と、
前記後板の上辺に回転可能に連接されて前記容器本体の開口を開閉するための蓋体と、
を備え、
前記左板および前記右板の少なくとも一方が本体脇板であり、
前記本体脇板に屈曲基部を介して接続された蓋係止片をさらに備え、
前記蓋係止片は、前記屈曲基部で前記容器本体の外側に折り曲げられ、
下記対象1から対象3の少なくとも2つの対象を通る、貫通線または半切れ線である脆弱線を複数備え、
対象1.前記本体脇板のなかで前記屈曲基部に近接する一部分、
対象2.前記蓋係止片のなかで前記屈曲基部に近接する一部分、
対象3.前記屈曲基部、
前記脆弱線は、前記屈曲基部の延在方向に間隔を空けて並び、前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線の端部分とが、相互に異なる仮想直線上に延在する
収納容器。 - 前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の前記対象に形成された他の脆弱線とは、前記屈曲基部の延在方向と直交する方向で重なる
請求項1に記載の収納容器。 - 複数の前記脆弱線の前記延在方向での位置は、他の前記対象に形成された複数の前記脆弱線が前記延在方向に変位した位置である
請求項1または2に記載の収納容器。 - 前記対象は、前記対象1および前記対象2である
請求項1から3のいずれか一項に記載の収納容器。 - 前記脆弱線は、前記屈曲基部の延在方向に延びる直線状を有する
請求項1から4のいずれか一項に記載の収納容器。 - 前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い他の対象に形成された他の脆弱線との間隔は、前記屈曲基部の延在方向と直交する方向にて、0.5mm以上5.0mm以下である
請求項1から5のいずれか一項に記載の収納容器。 - 前記脆弱線は、
前記屈曲基部の延在方向に沿って複数並び、
前記対象3に位置する主線部と、
前記対象1に位置する前記脆弱線の端部分と、当該端部分に最も近い前記対象2に位置する端部分と、を備え、
前記端部分は、前記屈曲基部の延在方向と交差する方向に延びる
請求項1に記載の収納容器。 - 長尺物が巻かれた巻回体と、
請求項1から7のいずれか一項に記載の収納容器と、を備える
巻回体入り収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019074935A JP2020172291A (ja) | 2019-04-10 | 2019-04-10 | 収納容器、および、巻回体入り収納容器 |
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JP7415906B2 (ja) | 2020-12-10 | 2024-01-17 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱および包装箱の組み立て方法 |
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- 2019-04-10 JP JP2019074935A patent/JP2020172291A/ja active Pending
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JP7415906B2 (ja) | 2020-12-10 | 2024-01-17 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱および包装箱の組み立て方法 |
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