JP6969697B1 - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
Description
この構成では、包装箱を開封するときに、後側の横フラップから第二貼付部が切り離されることで、後側の横フラップと下フラップとの連結を容易に解除できる。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
胴部10は、四角形の角筒状に形成されており、頂板20と、底板30と、前壁40と、後壁50と、を備えている。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
左側の頂部罫線L20は、開封開始部41よりも左側に配置されている。左側の頂部罫線L20は、左方に向けて凸形状となるように弧状に湾曲している。
右側の頂部罫線L20は、左側の頂部罫線L20に対して左右対称に形成されており、右方に向けて凸形状となるように弧状に湾曲している。
後側の横フラップ71は、後壁50の左縁部に折れ線を介して連設されている。後側の横フラップ71は、前側の横フラップ71に対して前後対称に形成されている。前後の横フラップ71,71は前後方向に間隔を空けて配置されている。
第二貼付部75の内面が接着剤によって下フラップ73の外面の下端部に貼り付けられることで、後側の横フラップ71と下フラップ73とが連結されている。
前後二つの外側手掛け部82,82は、前後対称に形成されている。前側の外側手掛け部82の上縁部は、後端部から前端部に向けて上向きに傾斜し、後側の外側手掛け部82の上縁部は、前端部から後端部に向けて上向きに傾斜している。
蓋板85の上縁部以外の縁部は、スリットを介して外側手掛け部82の内縁部に連設されている。
蓋板85を内側に押し込んだときには、蓋板85は折れ線において外側手掛け部82に対して内側に折れ曲がる。これにより、蓋板85は内側手掛け部81内に入り込む。
なお、第一切断誘導線L1のうち、第一貼付部51の中央部52の上縁部に形成された部分L11は、外側のライナーP2には現れないが、図2においては、第一貼付部51の範囲を明確にするため、部分L11を破線で示している。
また、第一貼付部51では、両側部53,53の下縁部よりも中央部52の下縁部が僅かに上方に配置されている。また、中央部52の下縁部と側部53の下縁部との連結部は、側部53の下縁部よりも下方に突出している。
このとき、左右の頂部罫線L20,L20において、頂板20の中央部が左右の側部に対して上方に折れ曲がり、頂板20の中央部を大きく引き上げることができるため、第三切断誘導線L3を容易に切り開くことができる。
続いて、頂板20を後方に向けて引いていくと、頂板20に連設された後壁50も後方に向けて傾く。
より詳細に説明すると、第一貼付部51の中央部52では、外側のライナーP2が中芯P3から引き剥がされ、中芯P3が露出した状態となる。
したがって、後壁50を傾ける(引き上げる)と、中央部52においては、外側のライナーP2が中芯P3から引き剥がされ、内側のライナーP1と中芯P3は、下壁60に残置される。
これにより、外側のライナーP2が両側部53,53の下縁部の第一切断誘導線L1が切り開かれるときに、外側のライナーP2が第一切断誘導線L1以外で引き裂かれるのを防ぐことができ、開封後の包装箱1の見栄えが低下するのを防ぐことができる。
これにより、後側の横フラップ71から第二貼付部75が切り離され、第二貼付部75は下フラップ73に貼り付けられたままとなる。このように、後側の横フラップ71と下フラップ73との連結を容易に解除できる。
本実施形態の包装箱1では、図4に示すように、第一貼付部51の中央部52は、内側のライナーP1および中芯P3に形成され、両側部53,53は、両ライナーP1,P2および中芯P3に形成されているが、本発明の参考例としては、第一貼付部51を内側のライナーP1のみに形成してもよい。
10 胴部
20 頂板
21 蓋片
25 上側開口部
30 底板
40 前壁
41 開封開始部
50 後壁
51 第一貼付部
52 中央部
53 側部
60 下壁
70 側壁
71 横フラップ
72 上フラップ
73 下フラップ
74 連結フラップ
75 第二貼付部
81 内側手掛け部
82 外側手掛け部
85 蓋板
L1 第一切断誘導線
L2 第二切断誘導線
L3 第三切断誘導線
L4 第四切断誘導線
L20 頂部罫線
P1 内側のライナー
P2 外側のライナー
P3 中芯
S ブランクシート
Claims (2)
- 内外二枚のライナーと、前記両ライナーの間に挟まれた中芯と、を有するブランクシートにより形成された段ボール製の包装箱であって、
頂板、底板、前壁および後壁を有する角筒状の胴部と、
前記胴部の左右の開口部に設けられた左右の側壁と、を有し、
前記側壁は、
前記前壁および前記後壁にそれぞれ連設された前後の横フラップと、
前記頂板に連設され、前記両横フラップに重ねられた上フラップと、
前記底板に連設され、前記両横フラップに重ねられた下フラップと、を備え、
前記前壁と前記頂板とは、切断誘導線を介して連設され、
前記底板には、前記後壁の内面に重ねられる下壁が連設され、
前記後壁には、前記下壁の外面に貼り付けられた第一貼付部が第一切断誘導線によって区画されており、
前記第一切断誘導線の一部は、内側の前記ライナーおよび前記中芯のみに形成され、
前記第一切断誘導線の他の部位は、前記両ライナーおよび前記中芯に形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1に記載の包装箱であって、
後側の前記横フラップには、前記下フラップに貼り付けられる第二貼付部が第二切断誘導線によって区画されていることを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
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JP2021092189A JP6969697B1 (ja) | 2021-06-01 | 2021-06-01 | 包装箱 |
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JP2021092189A JP6969697B1 (ja) | 2021-06-01 | 2021-06-01 | 包装箱 |
Publications (2)
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JP6969697B1 true JP6969697B1 (ja) | 2021-11-24 |
JP2022184380A JP2022184380A (ja) | 2022-12-13 |
Family
ID=78605669
Family Applications (1)
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JP2021092189A Active JP6969697B1 (ja) | 2021-06-01 | 2021-06-01 | 包装箱 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6969697B1 (ja) |
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2021
- 2021-06-01 JP JP2021092189A patent/JP6969697B1/ja active Active
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JP2022184380A (ja) | 2022-12-13 |
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