JP7119306B2 - 包装容器への内容物の充填方法 - Google Patents
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Description
、第1のシート材と第2のシート材との間に空隙を形成すると共に、開口を含む上面と、上面と対向する下面と、4つの側面とを形成する工程と、第1のシート材および第2のシート材のシール部を含む周縁部を折り曲げて側面に沿わせて重ね、側面に貼り付けることにより、包装容器を箱型の状態とする工程と、周縁部が側面に貼り付けられた箱型の状態の包装容器に、開口を介して内容物を空隙へ充填する工程と、開口を閉塞する工程とを含む。
初めに、本充填方法に用いられる包装容器の一例である包装容器100について説明する。包装容器100は、シート材を所定の形状に裁断したブランクの端部を重ね合わせてシールすることにより形成された、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な容器である。
図1の(a)に、箱型の状態にある包装容器100の斜視図を示す。また、包装容器100の形状を明確にするために、図1の(b)に、後述するサイドシール部140を対向する一対の第1の側面121と、対向する一対の第2の側面122とにより構成される側面120に沿わせて折り曲げる前の包装容器100の斜視図を示す。
図2に、平坦な状態にある包装容器100の斜視図を示す。図2の(a)は、平坦な状態にある包装容器100の上面110を上方にした状態を示す斜視図である。図2の(b)は、平坦な状態にある包装容器100の下面130を上方にした状態を示す斜視図である。
図3に、包装容器100のブランクの一例であるブランク101の平面図(展開図)を示す。ブランク101は、1枚のシート材を所定形状に裁断し、点線で示す罫線により箱型の状態における各面等を構成する領域を区画することにより形成される。
次に、平坦な状態にある包装容器100を箱型の状態へ変形させる方法の一例を説明する。図4の(a)から図4の(d)に、容器本体100の変形方法に係る各手順を説明する図を示す。
包装容器100を箱型の状態へ変形させる方法は、上記の方法に限定されない。変形例に係る変形方法を図6に示す。図6の変形方法と図4の変形方法との相違点は、サイドシール部140の折り曲げ方向、及び折り曲げ片150の折り込み方向である。
包装容器100では、サイドシール部140を、矩形状の第1の部分201及び第2の部分202の対向する2つの端縁に設けたが、サイドシール部140の数は2つに限定されない。
次に、本充填方法について包装容器100を用いて、図8を参照して説明する。本充填方法に用いる包装容器は、包装容器100に限定されず、変形例に係る包装容器300、400のいずれかであってもよい。図8は、本充填方法の各工程を紙面上方から下方に向かって順に示した図である。
初めに、平坦な状態にある包装容器100の、第1の部分201と第2の部分202とを引き離して、第1の部分201と第2の部分202との間に空隙を形成する。具体的には、例えば包装容器100のシート材を第1の罫線171に沿って折り曲げ、または、第2の罫線172に沿ってシート材の折り返し部180を伸展させる。このとき、第1の罫線171に沿ったシート材の折り曲げと、第2の罫線172に沿った折り返し部180を伸展とは、同時に行ってもよい。
次に、サイドシール部140を側面120に沿わせて折り曲げる。具体的には、例えばサイドシール部140を第1の罫線171に沿って上方または下方に折り曲げ、折り曲げ片150を第2の側面122へ向かって折り曲げる。なお、本工程では、図6の(b)、(c)に示した、変形例に係る変形方法によってサイドシール部240を折り曲げてもよい。すなわち、サイドシール部140を第1の罫線171に沿って上方に折り曲げた後、折り曲げ片150を第1の側面121へ向かって折り込んでもよい。
次に、折り曲げ片150を第2の側面122に貼り付ける。貼り付ける方法としては、例えば、ヒートシール、ホットメルト接着剤、面ファスナー、スナップボタン等の周知の方法を用いることができる。これにより、包装容器100は、箱型の状態となる。
次に、開口111を介して内容物を包装容器100の空隙へ充填する。具体的には、例えばスパウト112に充填ノズル等の充填手段を挿入した後、充填手段により包装容器100の空隙内に内容物を充填する。
次に、開口111を閉塞する。具体的には、例えばスパウト112にキャップ300を螺着して密閉する。これにより、内容物の充填された包装容器100を得ることができる。なお、開口111を閉塞する方法はキャップ300に限定されず、例えばスパウト112にポンプディスペンサー等を装着してもよいし、フィルム等で開口111を閉塞してもよい。
101 ブランク
110 上面
111 開口
112 スパウト
120 側面
121 第1の側面
122 第2の側面
130 下面
140 サイドシール部
150 折り曲げ片
171 第1の罫線
172 第2の罫線
180 折り返し部
191 第1のシール代
192 第2のシール代
201 第1の部分
202 第2の部分
300 キャップ
Claims (2)
- 平坦な状態から箱形の状態へと変形可能な包装容器への内容物の充填方法であって、
前記包装容器は、開口が形成された矩形状の第1のシート材と、矩形状の第2のシート材とを備え、
前記第1のシート材および前記第2のシート材の全周が、前記第2のシート材の外周縁に沿う部分において互いにシールされており、前記開口を除いて密閉性を有し、
前記平坦な状態の前記包装容器の前記第1のシート材と前記第2のシート材とを引き離して、前記第1のシート材と前記第2のシート材との間に空隙を形成すると共に、前記開口を含む上面と、前記上面と対向する下面と、4つの側面とを形成する工程と、
前記第1のシート材および前記第2のシート材のシール部を含む周縁部を折り曲げて前記側面に沿わせて重ね、前記側面に貼り付けることにより、前記包装容器を前記箱型の状態とする工程と、
前記周縁部が前記側面に貼り付けられた前記箱型の状態の前記包装容器に、前記開口を介して前記内容物を前記空隙へ充填する工程と、
前記開口を閉塞する工程とを含む、包装容器への内容物の充填方法。 - 前記包装容器は、前記開口にスパウトが取付けられ、
前記開口を閉塞する工程において、前記開口は、前記スパウトに装着可能なキャップまたはポンプディスペンサーにより閉塞される、請求項1に記載の包装容器への内容物の充填方法。
Priority Applications (1)
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JP2017143705A JP7119306B2 (ja) | 2017-07-25 | 2017-07-25 | 包装容器への内容物の充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017143705A JP7119306B2 (ja) | 2017-07-25 | 2017-07-25 | 包装容器への内容物の充填方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019026274A JP2019026274A (ja) | 2019-02-21 |
JP7119306B2 true JP7119306B2 (ja) | 2022-08-17 |
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ID=65477539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017143705A Active JP7119306B2 (ja) | 2017-07-25 | 2017-07-25 | 包装容器への内容物の充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7119306B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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2017
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JP2019026274A (ja) | 2019-02-21 |
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