JP7205061B2 - 包装容器 - Google Patents
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Description
、側面に沿わせて重ねることにより、箱型の状態に変形することができ、箱型の状態において、折り返し片を、側面から離脱させ、折り返し片を伸展させ、周縁部においてシート材を伸展させて、第1の部分と第2の部分との間の空隙を解消し、第1の部分と第2の部分とを互いに重ねることにより、平坦な状態に変形することができる、包装容器である。
本発明の第1の実施形態に係る包装容器100は、シート材を所定の形状に裁断したブランクの端部を重ね合わせてシールすることにより形成された、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な容器である。
図1に示すように、箱型の状態にある包装容器100は、上面110と、下面130と、側面120とにより空隙(収容空間)が形成される。側面120の外周面には、サイドシール部140および折り返し片150が沿うように設けられている。包装容器100では、一例としてサイドシール部140は、端縁が上面110側に向いた状態で側面120に沿っている。
図2に示すように、平坦な状態にある包装容器100は、互いに重なる第1の部分170aと第2の部分170bとにより構成される。図3に示すように、包装容器100を形成するためのブランクは、第1の部分170aに対応するブランク101aと、第2の部分170bに対応するブランク101bとにより構成される。
次に、平坦な状態にある包装容器を箱型の状態へ変形させる方法の一例を、包装容器100を用いて説明する。図4の(a)から図4の(d)に、容器本体100の変形方法の一例を説明する図を示す。
図5に、第2の実施形態に係る包装容器200の斜視図(図5の(a))および側面図(図5の(b))を示し、図6に包装容器200のブランクの一例であるブランク201a、201bの平面図を示す。なお、図5の(b)では、包装容器200の形状を明確にするため、サイドシール部140および折り返し片150の記載を省略する。ブランク201aは第1の部分170aに対応し、ブランク201bは第2の部分170bに対応する。
図7に、第3の実施形態に係る包装容器300の斜視図(図7の(a))および側面図(図7の(b))を示し、図8に包装容器300のブランクの一例であるブランク301a、301bの平面図を示す。なお、図7の(b)では、包装容器300の形状を明確にするため、サイドシール部140および折り返し片150の記載を省略する。ブランク301aは第1の部分170aに対応し、ブランク301bは第2の部分170bに対応する。
以上の実施形態では、第1の部分170aおよび第2の部分170bに対応する2枚のブランクを用いて包装容器を形成する例を示したが、これらのブランクを一体に形成してもよい。図9に変形例に係るブランク102を示す。ブランク102は、図9に示すように第1の部分170aおよび第2の部分170bに対応するブランクの周縁部の一部が接続部180により接続されている。
101a、101b、102、201a、201b、301a、301b ブランク
110、210、310 上面
111 開口
120、220、320 側面
120a、220a、320a 上側等脚台形面
120b、220b、320b 下側等脚台形面
130、230、330 下面
140 サイドシール部
140a 上側シール代
140b 下側シール代
150 折り返し片
150a 上側折り返し面
150b 下側折り返し面
151 折り返し罫線
170a 第1の部分
170b 第2の部分
180 接続部
Claims (3)
- シート材で形成され、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な包装容器であって、
前記平坦な状態において互いに重なる第1の部分と第2の部分とを備え、
前記第1の部分に開口が形成され、
前記第1の部分および前記第2の部分はそれぞれ、凸多角形状の凸多角形面と、前記凸多角形面の各辺から延出し、前記各辺を平行な2辺のうちの1辺とする等脚台形状の等脚台形面と、隣接する各前記等脚台形面の間に設けられた複数の折り返し面と、外縁の全周
にわたる周縁部と、を有し、
前記第1の部分の前記凸多角形面と、前記第2の部分の前記凸多角形面は相似であり、
前記第1の部分および前記第2の部分の少なくともいずれかが有する前記等脚台形面は、矩形ではない等脚台形状であり、
前記第1の部分および前記第2の部分は、
前記周縁部において、互いにシールされたサイドシール部によって接続しており、前記開口を除いて密閉性を有し、
前記平坦な状態において、
前記周縁部において前記シート材を折り曲げて、前記第1の部分と前記第2の部分との間に空隙を形成するとともに、前記第1の部分の前記開口を含む前記凸多角形面である上面と、前記第2の部分の前記凸多角形面であり前記上面に対向する下面と、前記矩形ではない等脚台形面により形成されるテーパー面を含む複数の側面と、前記折り返し面および前記周縁部を折り畳んだ折り返し片と、を形成し、
前記折り返し片を、前記側面に沿わせて重ねることにより、前記箱型の状態に変形することができ、
前記箱型の状態において、
前記折り返し片を、前記側面から離脱させ、
前記折り返し片を伸展させ、
前記周縁部において前記シート材を伸展させて、前記第1の部分と前記第2の部分との間の空隙を解消し、
前記第1の部分と第2の部分とを互いに重ねることにより、前記平坦な状態に変形することができる、包装容器。 - シート材で形成され、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な包装容器であって、
前記平坦な状態において互いに重なる第1の部分と第2の部分とを備え、
前記第1の部分に開口が形成され、
前記第1の部分および前記第2の部分はそれぞれ、凸多角形状の凸多角形面と、前記凸多角形面の各辺から延出し、前記各辺を平行な2辺のうちの1辺とする等脚台形状の等脚台形面と、隣接する各前記等脚台形面の間に設けられた複数の折り返し面と、外縁の全周にわたる周縁部と、を有し、
前記第1の部分の前記凸多角形面と、前記第2の部分の前記凸多角形面は相似であり、
前記第1の部分および前記第2の部分の少なくともいずれかが有する前記等脚台形面は、矩形ではない等脚台形状であり、
前記第1の部分および前記第2の部分は、
前記周縁部において、互いにシールされたサイドシール部と前記シート材が折り返された接続部とによって接続しており、前記開口を除いて密閉性を有し、
前記平坦な状態において、
前記サイドシール部において前記シート材を折り曲げ、前記接続部において前記シート材を伸展させて、前記第1の部分と前記第2の部分との間に空隙を形成するとともに、前記第1の部分の前記開口を含む前記凸多角形面である上面と、前記第2の部分の前記凸多角形面であり前記上面に対向する下面と、前記矩形ではない等脚台形面により形成されるテーパー面を含む複数の側面と、前記折り返し面および前記周縁部を折り畳んだ折り返し片と、を形成し、
前記折り返し片を、前記側面に沿わせて重ねることにより、前記箱型の状態に変形することができ、
前記箱型の状態において、
前記折り返し片を、前記側面から離脱させ、
前記折り返し片を伸展させ、
前記サイドシール部において前記シート材を伸展させ、伸展された前記接続部において前記シート材を折り返して、前記第1の部分と前記第2の部分との間の空隙を解消し、
前記第1の部分と第2の部分とを互いに重ねることにより、前記平坦な状態に変形することができる、包装容器。 - 前記第1の部分または前記第2の部分の前記箱型の状態において前記側面となる部分の少なくとも一部およびこれに重なる部分に、互いに着脱可能な接合部材を有する、請求項1または2に記載の包装容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018029179A JP7205061B2 (ja) | 2018-02-21 | 2018-02-21 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018029179A JP7205061B2 (ja) | 2018-02-21 | 2018-02-21 | 包装容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019142551A JP2019142551A (ja) | 2019-08-29 |
JP7205061B2 true JP7205061B2 (ja) | 2023-01-17 |
Family
ID=67771852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018029179A Active JP7205061B2 (ja) | 2018-02-21 | 2018-02-21 | 包装容器 |
Country Status (1)
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JP2001278265A (ja) | 2000-03-27 | 2001-10-10 | Toppan Printing Co Ltd | 容 器 |
JP2004123100A (ja) | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 箱 |
JP2013537505A (ja) | 2010-08-16 | 2013-10-03 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | シールされるクラムシェルカートン |
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2018
- 2018-02-21 JP JP2018029179A patent/JP7205061B2/ja active Active
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JP2019142551A (ja) | 2019-08-29 |
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