JP7318428B2 - 電子部品内蔵回路基板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は電子部品内蔵回路基板及びその製造方法に関し、特に、放熱性が高められた電子部品内蔵回路基板及びその製造方法に関する。
半導体ICなどの電子部品が内部に埋め込まれた回路基板としては、特許文献1に記載された電子部品内蔵回路基板が知られている。特許文献1に記載された電子部品内蔵回路基板は、電子部品の裏面と接する放熱ビア導体を備えており、これにより、電子部品の動作に伴って発生する熱が効率よく放熱される。
特開2013-229548号公報
しかしながら、特許文献1に記載された放熱ビア導体は、回路基板の表面から電子部品の裏面に達する深いビア導体であることから、十分な放熱効率を得ることが難しいという問題があった。また、放熱ビア導体を設けるための工程を追加する必要もあった。深いビア導体を用いることなく放熱性を高めるためには、電子部品に隣接する導体層の厚さを厚くする方法が考えられる。しかしながら、電子部品に隣接する導体層の厚さを単純に厚くすると、当該導体層による凹凸が大きくなるため、導体層と電子部品の間に位置する絶縁層の厚みを厚くせざるを得ず、その結果、熱抵抗の増大によって十分な放熱性が得られないという問題があった。
したがって、本発明は、電子部品に隣接する導体層の厚さを厚くすることにより放熱性が高められた電子部品内蔵回路基板及びその製造方法において、導体層と電子部品の間に位置する絶縁層の厚みをより薄くすることによって熱抵抗を低くすることを目的とする。
本発明の一側面による電子部品内蔵回路基板は、第1、第2及び第3の絶縁層と、第1の絶縁層の一方の表面に形成された第1の導体層と、第1の絶縁層の他方の表面に形成され、第1及び第2の絶縁層の間に位置する第2の導体層と、第2の絶縁層と第3の絶縁層の間に埋め込まれた電子部品とを備え、第2の導体層の少なくとも一部は第1の絶縁層に埋め込まれており、第2の導体層は、平面視で電子部品と重なる第1の領域と、平面視で電子部品と重ならない第2の領域を有し、第1の領域における第2の導体層の厚さは、第1の導体層の厚さよりも厚いことを特徴とする。
本発明によれば、電子部品と重なる第2の導体層の厚さが厚いため、電子部品の動作によって生じる熱を効率よく放熱することができる。しかも、第2の導体層の少なくとも一部が第1の絶縁層に埋め込まれていることから、第2の導体層によって生じる凹凸が緩和される。これにより、電子部品と第2の導体層の間に位置する第2の絶縁層の厚さを薄くすることができることから、第2の絶縁層による熱抵抗も低減される。
本発明において、第1の絶縁層の他方の表面と第2の導体層の表面が同一平面を構成していても構わない。これによれば、第2の導体層による凹凸が発生しないことから、第2の絶縁層の厚さを非常に薄くすることができ、放熱性をより高めることが可能となる。
本発明において、第1の領域における第2の導体層の厚さは、第2の領域における第2の導体層の厚さよりも厚くても構わない。これによれば、電子部品からの熱を効率よく放熱することができるとともに、電子部品と重ならない第2の領域においては第2の導体層の厚さが薄いことから、第2の領域に形成される配線パターンのライン幅及びスペース幅をより微細化することが可能となる。この場合、第2の領域における第2の導体層は、第1の絶縁層に埋め込まれることなく第1の絶縁層の他方の表面上に形成されていても構わない。これによれば、第1の絶縁層の他方の表面上に形成された銅箔などをパターニングすることによって配線パターンを形成することができる。
本発明において、平面視で電子部品と重なる位置における第2の絶縁層の厚さは、第1の領域における第2の導体層の厚さよりも薄くても構わない。これによれば、第2の絶縁層による熱抵抗が大幅に低減されることから、高い放熱性を得ることが可能となる。
本発明において、第2の導体層は第1の領域において開口部を有し、第1の導体層に接続されたビア導体は、開口部を介して電子部品と接していても構わない。これによれば、より高い放熱特性を得ることが可能となる。
本発明の他の側面による電子部品内蔵回路基板は、第1、第2及び第3の絶縁層と、第1及び第2の絶縁層の間に位置する導体層と、第2の絶縁層と第3の絶縁層の間に埋め込まれた電子部品とを備え、導体層は、平面視で電子部品と重なる第1の領域と、平面視で電子部品と重ならない第2の領域を有し、第1の領域における導体層の厚さは、第2の領域における導体層の厚さよりも厚いことを特徴とする。
本発明によれば、電子部品からの熱を効率よく放熱することができるとともに、電子部品と重ならない第2の領域においては第2の導体層の厚さが薄いことから、第2の領域に形成される配線パターンのライン幅及びスペース幅をより微細化することが可能となる。
本発明において、導体層の一部は第1の絶縁層に埋め込まれ、導体層の残りの部分は第2の絶縁層に埋め込まれていても構わない。これによれば、第1の領域に位置する導体層を第1及び第2の絶縁層の両方に埋め込むことにより、第1の領域に位置する導体層を選択的に厚くすることができる。この場合、導体層のうち、第1の絶縁層に埋め込まれた部分は、第2の絶縁層に埋め込まれた部分よりも厚くても構わない。これによれば、第2の領域に位置する導体層の厚みをより薄くすることが可能となる。さらにこの場合、第1の絶縁層の導体層が設けられた表面とは反対側の表面に設けられた別の導体層をさらに備え、別の導体層は、導体層のうち、第1の絶縁層に埋め込まれた部分よりも薄く、第2の絶縁層に埋め込まれた部分よりも厚くても構わない。これによれば、高い放熱特性と配線パターンの微細化を明確に両立させることが可能となる。
本発明による電子部品内蔵回路基板の製造方法は、放熱パターンを含む導体層を支持体上に形成する第1の工程と、導体層を埋め込むよう、第1の絶縁層を支持体に積層する第2の工程と、支持体を剥離することによって導体層を露出させる第3の工程と、露出した導体層の表面に第2の絶縁層を積層する第4の工程と、放熱パターンと重なるよう、第2の絶縁層の表面に電子部品を載置する第5の工程と、電子部品が埋め込まれるよう、第2の絶縁層の表面に第3の絶縁層を積層する第6の工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、放熱パターンを含む導体層を先に形成した後、これを第1の絶縁層に埋め込んでいることから、放熱パターンの厚さを厚くすることができるとともに、第2の絶縁層の厚さを薄くすることができる。これにより、電子部品の動作によって生じる熱を効率よく放熱可能な構造を得ることが可能となる。
本発明において、導体層は、第1の絶縁層に埋め込まれた第1の部分と、第1の絶縁層に埋め込まれることなく第1の絶縁層の表面に位置する第2の部分を有し、第3の工程を行った後、第4の工程を行う前に、導体層の第2の部分の少なくとも一部を除去しても構わない。この場合、導体層の第2の部分を全て除去しても構わないし、導体層の第2の部分をパターニングすることによって、平面視で電子部品と重ならず、且つ、放熱パターンよりも厚さの薄い配線パターンを導体層に形成しても構わない。前者によれば、導体層の形成された面がほぼ完全な平坦面となることから、第2の絶縁層の厚さを非常に薄く設定することが可能となる。また、後者によれば、配線パターンの厚さが薄いことから、ライン幅及びスペース幅をより微細化することが可能となる。
このように、本発明によれば、電子部品が埋め込まれてなる電子部品内蔵回路基板及びその製造方法において、電子部品と隣接する導体層の厚さが厚いため、電子部品の動作によって生じる熱を効率よく放熱することができる。しかも、導体層と電子部品の間に位置する絶縁層の厚みを薄くすることができることから、電子部品の動作によって生じる熱を効率よく放熱することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100の構造を説明するための模式的な断面図である。 図2は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図3は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図4は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図5は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図6は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図7は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図8は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図9は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図10は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図11は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図12は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図13は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図14は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図15は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図16は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図17は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図18は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図19は、電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図20は、本発明の第2の実施形態による電子部品内蔵回路基板200の構造を説明するための模式的な断面図である。 図21は、電子部品内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図22は、電子部品内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図23は、電子部品内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図24は、電子部品内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図25は、電子部品内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図26は、電子部品内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図27は、本発明の第3の実施形態による電子部品内蔵回路基板300の構造を説明するための模式的な断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100の構造を説明するための模式的な断面図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100は、4層の絶縁層111~114と、絶縁層111~114の各表面に位置する導体層L1~L4を有している。特に限定されるものではないが、最下層に位置する絶縁層111及び最上層に位置する絶縁層114は、ガラス繊維などの芯材にエポキシなどの樹脂材料を含浸させたコア層であっても構わない。これに対し、絶縁層112,113は、ガラスクロスなどの芯材を含まない樹脂層であっても構わない。特に、絶縁層111,114の熱膨張係数は、絶縁層112,113の熱膨張係数よりも小さいことが好ましい。このように、樹脂層である絶縁層112,113をコア層である絶縁層111,114で挟み込む構造とすれば、電子部品内蔵回路基板100の厚さが薄い場合であっても十分な機械的強度を得ることが可能となる。
最上層に位置する絶縁層114及びその表面に形成された導体層L1の一部は、ソルダーレジスト121によって覆われている。同様に、最下層に位置する絶縁層111及びその表面に形成された導体層L4の一部は、ソルダーレジスト122によって覆われている。特に限定されるものではないが、ソルダーレジスト121は電子部品内蔵回路基板100の上面101を構成し、ソルダーレジスト122は電子部品内蔵回路基板100の下面102を構成する。図示しないが、電子部品内蔵回路基板100の上面101には、キャパシタやインダクタなどの電子部品を搭載することができる。下面102にはマザーボードと接続されるユーザー端子を形成することができる。或いは、電子部品内蔵回路基板100を上下反転し、下面102に電子部品を搭載しても構わない。
図1に示すように、本実施形態による電子部品内蔵回路基板100は、絶縁層113に埋め込まれた電子部品130を有している。電子部品130は例えば半導体ICであり、端子電極133が設けられた主面131が上面101側を向いて絶縁層113で覆われ、裏面132が下面102側を向いて絶縁層112で覆われている。
導体層L1は、絶縁層114の上面に設けられており、配線パターン141を含んでいる。配線パターン141のうち、ソルダーレジスト121で覆われていない部分は、電子部品内蔵回路基板100の外部端子を構成する。
導体層L2は、絶縁層113の上面と絶縁層114の下面の間に設けられており、配線パターン142を含んでいる。配線パターン142の一部は、絶縁層114を貫通して設けられた複数のビア導体151を介して、導体層L1の配線パターン141に接続されている。また、配線パターン142の別の一部は、平面視で電子部品130と重なる位置に設けられたビア導体152を介して、電子部品130の端子電極133に接続されている。
導体層L3は、絶縁層111の上面と絶縁層112の下面の間に設けられており、放熱パターン143a及び配線パターン143bを含んでいる。放熱パターン143a及び配線パターン143bは、いずれも絶縁層111に埋め込まれている。放熱パターン143aは、平面視で電子部品130と重なる第1の領域A1に位置し、配線パターン143bは平面視で電子部品130と重ならない第2の領域A2に位置する。図1に示すように、放熱パターン143aの一部は、第1の領域A1からはみ出して第2の領域A2に達していても構わない。配線パターン143bは、絶縁層112,113を貫通して設けられた複数のビア導体153を介して、導体層L2の配線パターン142に接続されている。ビア導体153は、平面視で電子部品130と重ならない位置に配置されている。
本実施形態においては、導体層L3を構成する放熱パターン143a及び配線パターン143bが絶縁層111に完全に埋め込まれている。つまり、放熱パターン143a及び配線パターン143bの表面と絶縁層111の表面は、同一平面を構成する。これにより、絶縁層112を凹凸のない平坦面に形成することができることから、絶縁層112の厚さを非常に薄く設定することが可能である。絶縁層112の厚さについては、電子部品130を絶縁層112に搭載する工程において、電子部品130の接着性を確保できる限りにおいてできるだけ薄いことが好ましく、放熱パターン143aよりも薄いことがより好ましい。
導体層L4は、絶縁層111の下面に設けられており、放熱パターン144a及び配線パターン144bを含んでいる。放熱パターン144aは、絶縁層111を貫通して設けられた複数のビア導体154を介して、導体層L3の放熱パターン143aに接続されている。配線パターン144bは、絶縁層111を貫通して設けられた複数のビア導体155を介して、導体層L3の配線パターン143bに接続されている。また、放熱パターン144a及び配線パターン144bのうち、ソルダーレジスト122で覆われていない部分は、端子電極を構成する。
図1に示すように、本実施形態による電子部品内蔵回路基板100においては、導体層L3の厚さが他の導体層L1,L2,L4よりも厚い。これにより、放熱パターン143aを介した放熱効果が高められる。導体層L3の厚さについては特に限定されないが、放熱効果を十分に高めるためには、導体層L3の厚さを他の導体層L1,L2,L4の厚さの1.5倍以上に設計することが好ましく、2.0倍以上に設計することがより好ましい。導体層L3の厚さが厚いほど放熱効果は高くなるが、導体層L3が厚くなるとその分、電子部品内蔵回路基板100の全体の厚さが厚くなってしまうため、導体層L3の厚さの上限については、電子部品内蔵回路基板100に許容される厚さに応じて定めれば良い。但し、本実施形態による電子部品内蔵回路基板100は、導体層L3が絶縁層111に埋め込まれており、且つ、絶縁層112の厚さを従来よりも薄くすることができることから、導体層L3を厚く設計しても、電子部品内蔵回路基板100の厚みがそのまま単純に増大することはない。
次に、第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100の製造方法について説明する。
図2~図19は、本実施形態による電子部品内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。
まず、図2に示すように、支持体161の両面に銅箔162,143cが積層された構造を有する基材160を用意する。支持体161としては、絶縁層111,114と同じものを用いることができる。また、銅箔162と銅箔143cの界面には図示しない剥離層が設けられており、両者の界面で剥離することが可能である。このうち、銅箔143cは以降の工程でエッチングされるため、厚さが十分に薄いものを用いることが好ましい。銅箔162の厚さについては任意である。
次に、図3に示すように、銅箔143cをシード層として電解メッキを行うことにより、両面に放熱パターン143a及び配線パターン143bを形成する。電解メッキは、銅箔143cの表面に図示しないマスク(レジスト)を形成した状態で行うことにより、放熱パターン143a及び配線パターン143bを選択的に形成することができる。
次に、図4に示すように、絶縁層111の一方の表面に銅箔144c,171が積層された構造を有する基材170を用意し、放熱パターン143a及び配線パターン143bが絶縁層111に埋め込まれるよう、基材170を基材160の両面に積層する。銅箔171と銅箔143cの界面には図示しない剥離層が設けられており、両者の界面で剥離することが可能である。このうち、銅箔144cは以降の工程でパターニングされるため、厚さが十分に薄いものを用いることが好ましい。銅箔171の厚さについては任意である。
また、絶縁層111に用いる樹脂材料は、シート状又はフィルム状に成形可能なものであれば特に制限されず使用可能であり、ガラスエポキシの他、例えば、ビニルベンジル樹脂、ポリビニルベンジルエーテル化合物樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂(BTレジン)、ポリフェニレエーテル(ポリフェニレンエーテルオキサイド)樹脂(PPE,PPO)、シアネートエステル樹脂、エポキシ+活性エステル硬化樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂(ポリフェニレンオキサオド樹脂)、硬化性ポリオレフィン樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、ポリイミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、芳香族液晶ポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、若しくはベンゾオキサジン樹脂の単体、又は、これらの樹脂に、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ酸アルミウイスカ、チタン酸カリウム繊維、アルミナ、ガラスフレーク、ガラス繊維、窒化タンタル、窒化アルミニウム等を添加した材料、さらに、これらの樹脂に、マグネシウム、ケイ素、チタン、亜鉛、カルシウム、ストロンチウム、ジルコニウム、錫、ネオジウム、サマリウム、アルミニウム、ビスマス、鉛、ランタン、リチウム及びタンタルのうち少なくとも1種の金属を含む金属酸化物粉末を添加した材料を用いることができ、電気特性、機械特性、吸水性、リフロー耐性等の観点から、適宜選択して用いることができる。さらに、絶縁層111に含まれる芯材としては、ガラス繊維、アラミド繊維等の樹脂繊維等を配合した材料を挙げることができる。後述する他の絶縁層112~114についても同様である。
次に、図5に示すように、銅箔162と銅箔143cの界面を剥離することにより、支持体161から2つの基材180を分離する。その後は、2つの基材180に対して同じ工程が施されることから、以下、一方の基材180に対する工程について説明する。
次に、図6に示すように、接着剤191を介して支持体190に基材180を搭載する。支持体190としては、ステンレスなどからなる板状体を用いることができる。この状態で銅箔143cをエッチングすることにより、図7に示すように、銅箔143cを全て除去する。これにより、絶縁層111の表面が露出するとともに、放熱パターン143a及び配線パターン143bが露出する。また、放熱パターン143a及び配線パターン143bの表面は、絶縁層111の表面と同一平面を構成する。本工程により、導体層L3が完成する。
次に、図8に示すように、絶縁層111の表面に例えば未硬化(Bステージ状態)の樹脂シート等を真空圧着等によって積層することにより、絶縁層112を形成する。上述の通り、放熱パターン143a及び配線パターン143bは絶縁層111に埋め込まれており、その表面は絶縁層111の表面と同一平面を構成していることから、絶縁層112の厚さについては非常に薄く設定することが可能である。
次に、図9に示すように、放熱パターン143aと重なるよう、絶縁層112上に電子部品130を載置する。電子部品130は、主面131が上側を向き、裏面132が絶縁層112と接するよう、フェースアップ方式で搭載される。電子部品130が半導体ICである場合、シリコン基板が例えば200μm以下、より好ましくは50~100μm程度に薄型化されていても構わない。電子部品130を搭載する際には、放熱パターン143a又は配線パターン143bをアライメントマークとして用いても構わない。本実施形態においては、絶縁層112の厚さが非常に薄く設定されるため、電子部品130を搭載する際、絶縁層112を介してアライメントマークである放熱パターン143a又は配線パターン143bを容易に画像認識することが可能である。
次に、図10に示すように、電子部品130を覆うように絶縁層113及び銅箔142cを形成する。絶縁層113の形成は、例えば、未硬化又は半硬化状態の熱硬化性樹脂を塗布した後、未硬化樹脂の場合それを加熱して半硬化させ、さらに、プレス手段を用いて銅箔142cとともに硬化成形することが好ましい。絶縁層113は、電子部品130の埋め込みを妨げる繊維が含まれない樹脂シートが望ましい。これにより、絶縁層113と、銅箔142c、絶縁層112及び電子部品130との密着性が向上する。
次に、図11に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて銅箔142cをエッチングにより除去することにより、絶縁層113を露出させる開口部152a,153aを形成する。このうち、開口部152aは電子部品130の端子電極133と重なる位置に形成され、開口部153aは電子部品130と重ならず、且つ、配線パターン143bと重なる位置に形成される。
次に、図12に示すように、銅箔142cをマスクとしてレーザー加工又はブラスト加工を行うことにより、銅箔142cで覆われていない部分における絶縁層113,112を除去する。これにより、銅箔142cの開口部152aに対応する位置には、絶縁層113にビア152bが形成され、電子部品130の端子電極133が露出する。同様に、銅箔142cの開口部153aに対応する位置には、絶縁層113,112にビア153bが形成され、配線パターン143bが露出する。
次に、図13に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことにより、ビア152b,153bの内壁にビア導体152,153をそれぞれ形成する。これにより、ビア導体152,153を介して、電子部品130の端子電極133及び配線パターン143bが銅箔142cに接続される。
次に、図14に示すように、銅箔142cをフォトリソグラフィー法など公知の手法によってパターニングすることにより、配線パターン142を形成する。これにより、導体層L2が完成する。
次に、図15に示すように、導体層L2を埋め込むよう、絶縁層114と銅箔141cが積層されたシートを真空熱プレスした後、銅箔171と銅箔144cの界面を剥離することにより、支持体190を分離する。
次に、図16に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて銅箔141c,144cの一部をエッチングにより除去することにより、銅箔141cに絶縁層114を露出させる開口部151aを形成し、銅箔144cに絶縁層111を露出させる開口部154a,155aを形成する。このうち、開口部151aは配線パターン142と重なる位置に形成され、開口部154aは放熱パターン143aと重なる位置に形成され、開口部154aは配線パターン143bと重なる位置に形成される。
次に、図17に示すように、銅箔141c,144cをマスクとしてレーザー加工又はブラスト加工を行うことにより、銅箔141cで覆われていない部分における絶縁層114を除去するとともに、銅箔144cで覆われていない部分における絶縁層111を除去する。これにより、銅箔141cの開口部151aに対応する位置には、絶縁層114にビア151bが形成され、導体層L2の配線パターン142が露出する。また、銅箔141cの開口部154a,155aに対応する位置には、絶縁層111にビア154b,155bがそれぞれ形成され、導体層L3の放熱パターン143a及び配線パターン143bが露出する。
次に、図18に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことにより、ビア151b,154b,155bの内壁にビア導体151,154,155をそれぞれ形成する。これにより、ビア導体151を介して、導体層L2の配線パターン142が銅箔141cに接続される。また、ビア導体154を介して、導体層L3の放熱パターン143aが銅箔144cに接続され、ビア導体155を介して、導体層L3の配線パターン143bが銅箔144cに接続される。
次に、図19に示すように、銅箔141c,144cをフォトリソグラフィー法など公知の手法によってパターニングすることにより、配線パターン141,144を形成する。これにより、導体層L1,L4が完成する。そして、所定の平面位置にソルダーレジスト121,122を形成すれば、本実施形態による電子部品内蔵回路基板100が完成する。
このように、本実施形態においては、放熱パターン143a及び配線パターン143bを含む導体層L3を先に形成した後、これを絶縁層111に埋め込んでいることから、放熱パターン143aの厚さを厚くすることができる。しかも、放熱パターン143a及び配線パターン143bの表面と絶縁層111の表面が同一平面を構成していることから、絶縁層112の厚さを非常に薄くすることができる。これにより、電子部品130の動作によって生じる熱が効率よく放熱パターン143aに伝わるため、高い放熱特性を得ることが可能となる。
<第2の実施形態>
図20は、本発明の第2の実施形態による電子部品内蔵回路基板200の構造を説明するための模式的な断面図である。
図20に示すように、第2の実施形態による電子部品内蔵回路基板200は、導体層L3が絶縁層111に埋め込まれた第1の部分B1と、絶縁層111に埋め込まれることなく絶縁層111の表面上に位置する第2の部分B2有している点において、第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100と相違している。その他の基本的な構成は第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第2の実施形態による電子部品内蔵回路基板200においては、放熱パターン143aが第1及び第2の部分B1,B2からなり、配線パターン143bが第2の部分B2のみからなる。つまり、放熱パターン143aは、絶縁層111に埋め込まれた部分(第1の部分B1)と絶縁層111の表面から突出した部分(第2の部分B2)からなり、配線パターン143bは、絶縁層111の表面上に設けられた部分(第2の部分B2)のみからなる。このため、第1の実施形態とは異なり、放熱パターン143aと配線パターン143bが同じ厚さではなく、放熱パターン143aの方が配線パターン143bよりも厚さが厚い。
かかる構成により、第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100と同じ放熱性を確保しつつ、配線パターン143bのライン幅及びスペース幅をより微細化することが可能となる。
次に、第2の実施形態による電子部品内蔵回路基板200の製造方法について説明する。
まず、図2に示した基材160を用意した後、図21に示すように、銅箔143cをシード層として電解メッキを行うことにより、両面に放熱パターン143aを形成する。電解メッキは、銅箔143cの表面に図示しないマスク(レジスト)を形成した状態で行うことにより、放熱パターン143aを選択的に形成することができる。この時、第1の実施形態とは異なり、配線パターン143bは形成しない。放熱パターン143aは、銅箔143cよりも厚さが厚い。
次に、図22に示すように、絶縁層111の一方の表面に銅箔144c,171が積層された構造を有する基材170を用意し、放熱パターン143aが絶縁層111に埋め込まれるよう、基材170を基材160の両面に積層する。銅箔144cは、放熱パターン143aよりも薄く、銅箔143cよりも厚い。
次に、図23に示すように、銅箔161と銅箔143cの界面を剥離することにより、基材160から2つの基材180を分離する。その後は、2つの基材180に対して同じ工程が施されることから、以下、一方の基材180に対する工程について説明する。
次に、図24に示すように、接着剤191を介して支持体190に基材180を搭載する。この状態で銅箔143cをパターニングすることにより、図25に示すように、配線パターン143bを形成する。つまり、銅箔143cが第2の部分B2そのものであり、パターニングによって絶縁層111の表面に残存した銅箔143cが配線パターン143bとなる。この時、放熱パターン143a上に位置する銅箔143cについても残存させることが好ましい。
次に、図26に示すように、絶縁層111の表面に例えば未硬化(Bステージ状態)の樹脂シート等を真空圧着等によって積層することにより、絶縁層112を形成する。第1の実施形態とは異なり、本実施形態では配線パターン143bが絶縁層111の表面に設けられているため、絶縁層112の形成面は完全な平坦面ではないが、銅箔143cの厚みを薄く設定することにより、絶縁層112の厚さについても薄く設定することが可能である。
その後は、図9~図19を用いて説明した工程を順次行うことにより、第2の実施形態による電子部品内蔵回路基板200が完成する。
このように、本実施形態においては、薄い銅箔143cをパターニングすることによって配線パターン143bを形成していることから、第1の実施形態による効果に加え、配線パターン143bのライン幅及びスペース幅をより微細化することが可能となる。
<第3の実施形態>
図27は、本発明の第3の実施形態による電子部品内蔵回路基板300の構造を説明するための模式的な断面図である。
図27に示すように、第3の実施形態による電子部品内蔵回路基板300は、平面視で電子部品130と重なる第1の領域A1に位置する放熱パターン143aに複数の開口部103が形成されており、放熱パターン144aに接続された複数のビア導体156が開口部103を介して電子部品130の裏面132と接している点において、第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100と相違している。その他の基本的な構成は第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態によれば、ビア導体156が電子部品130の裏面132と接していることから、第1の実施形態による電子部品内蔵回路基板100よりもさらに高い放熱特性を得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
100,200,300 電子部品内蔵回路基板
101 電子部品内蔵回路基板の上面
102 電子部品内蔵回路基板の下面
103 開口部
111~114 絶縁層
121,122 ソルダーレジスト
130 電子部品
131 電子部品の主面
132 電子部品の裏面
133 端子電極
141,142,144 配線パターン
141c~144c 銅箔
143a,144a 放熱パターン
143b,144b 配線パターン
151~156 ビア導体
151a~155a 開口部
151b~155b ビア
160 基材
161 支持体
161,162 銅箔
170 基材
171 銅箔
180 基材
190 支持体
191 接着剤
A1 第1の領域
A2 第2の領域
B1 第1の部分
B2 第2の部分
L1~L4 導体層

Claims (7)

  1. 第1、第2及び第3の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の一方の表面に形成された第1の導体層と、
    前記第1の絶縁層の他方の表面に形成され、前記第1及び第2の絶縁層の間に位置する第2の導体層と、
    前記第2の絶縁層と前記第3の絶縁層の間に埋め込まれた電子部品と、を備え、
    前記第2の導体層の少なくとも一部は前記第1の絶縁層に埋め込まれており、
    前記第2の導体層は、平面視で前記電子部品と重なる第1の領域と、平面視で前記電子部品と重ならない第2の領域を有し、
    前記第1の領域における前記第2の導体層の厚さは、前記第1の導体層の厚さよりも厚く、
    前記第1の絶縁層の前記他方の表面と前記第2の導体層の表面が同一平面を構成することを特徴とする電子部品内蔵回路基板。
  2. 平面視で前記電子部品と重なる位置における前記第2の絶縁層の厚さは、前記第1の領域における前記第2の導体層の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項に記載の電子部品内蔵回路基板。
  3. 前記第2の導体層は、前記第1の領域において開口部を有し、
    前記第1の導体層に接続されたビア導体は、前記開口部を介して前記電子部品と接していることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品内蔵回路基板。
  4. 放熱パターンを含む第2の導体層を支持体上に形成する第1の工程と、
    前記第2の導体層を埋め込むよう、一方の表面に第1の導体層が形成された第1の絶縁層を他方の表面側から前記支持体に積層する第2の工程と、
    前記支持体を剥離することによって前記第2の導体層を露出させる第3の工程と、
    露出した前記第2の導体層の表面に第2の絶縁層を積層する第4の工程と、
    前記放熱パターンと重なるよう、前記第2の絶縁層の表面に電子部品を載置する第5の工程と、
    前記電子部品が埋め込まれるよう、前記第2の絶縁層の表面に第3の絶縁層を積層する第6の工程と、を備え
    前記放熱パターンの厚さは、前記第1の導体層の厚さよりも厚いことを特徴とする電子部品内蔵回路基板の製造方法。
  5. 前記第2の導体層は、前記第1の絶縁層に埋め込まれた第1の部分と、前記第1の絶縁層に埋め込まれることなく前記第1の絶縁層の表面に位置する第2の部分を有し、
    前記第3の工程を行った後、前記第4の工程を行う前に、前記第2の導体層の前記第2の部分の少なくとも一部を除去することを特徴とする請求項に記載の電子部品内蔵回路基板の製造方法。
  6. 前記第3の工程を行った後、前記第4の工程を行う前に、前記第2の導体層の前記第2の部分を全て除去することを特徴とする請求項に記載の電子部品内蔵回路基板の製造方法。
  7. 前記第3の工程を行った後、前記第4の工程を行う前に、前記第2の導体層の前記第2の部分をパターニングすることによって、平面視で前記電子部品と重ならず、且つ、前記放熱パターンよりも厚さの薄い配線パターンを前記第2の導体層に形成することを特徴とする請求項に記載の電子部品内蔵回路基板の製造方法。
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