JP7225787B2 - 半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法 - Google Patents

半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7225787B2
JP7225787B2 JP2018241120A JP2018241120A JP7225787B2 JP 7225787 B2 JP7225787 B2 JP 7225787B2 JP 2018241120 A JP2018241120 A JP 2018241120A JP 2018241120 A JP2018241120 A JP 2018241120A JP 7225787 B2 JP7225787 B2 JP 7225787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
conductor
circuit board
built
main surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018241120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020102577A (ja
Inventor
和俊 露谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2018241120A priority Critical patent/JP7225787B2/ja
Publication of JP2020102577A publication Critical patent/JP2020102577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7225787B2 publication Critical patent/JP7225787B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は半導体IC内蔵回路基板及びその製造方法に関し、特に、半導体ICからの放熱性が改善された半導体IC内蔵回路基板及びその製造方法に関する。
半導体ICなどの電子部品が内部に埋め込まれた回路基板としては、特許文献1及び2に記載された回路基板が知られている。特許文献1に記載された回路基板は、半導体素子などの電子部品が収容されるキャビティと、キャビティの底部に設けられた支持金属層を有し、電子部品の裏面を接着性材料によって支持金属層に接着することにより、電子部品からの放熱性を高めている。また、特許文献2に記載された回路基板は、半導体ICの裏面に接する複数のサーマルビアを有しており、これにより半導体ICからの放熱性が高められている。半導体ICの主面に形成された端子電極は、半導体ICの主面側に設けられた別のビア導体を介して、対応する配線パターンに接続されている。
特開2009-295949号公報 特開2013-229548号公報
しかしながら、特許文献1に記載された回路基板は、支持金属層を形成する必要があることから製造工程が増えるとともに、電子部品と支持金属層との間に接着性材料が介在することから、十分な放熱性を得ることができないという問題があった。また、特許文献2に記載された回路基板は、半導体ICの主面と接するビア導体と裏面と接するビア導体の両方を形成する必要があることから、構造が複雑であり、製造工程数も多くなるという問題があった。
したがって、本発明は、よりシンプルな構造で高い放熱性を得ることが可能な半導体IC内蔵回路基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明による半導体IC内蔵回路基板は、複数の絶縁層と、複数の導体層と、複数の絶縁層の少なくとも一つに埋め込まれた半導体ICとを備え、半導体ICは、複数の端子電極が設けられた主面と、主面に対して垂直な側面とを有し、半導体ICの主面は、側面との境界であるエッジを含む外周部に位置する非有効領域を有し、複数の絶縁層の少なくとも一つには、非有効領域を露出させるビアが設けられており、ビアには、非有効領域と接するビア導体が埋め込まれており、複数の導体層の少なくとも一つは、ビア導体に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、半導体ICの非有効領域と接するビア導体が設けられていることから、ビア導体を介して半導体ICが発する熱を効率よく放熱することができる。また、ビア導体は、半導体ICの主面側に設けられていることから、半導体ICの裏面側に対する加工が不要であり、よりシンプルな構造で高い放熱性を得ることが可能となる。しかも、ビア導体は半導体ICの非有効領域と接していることから、ビアを形成する際に、回路素子や配線などが形成された有効領域に対してダメージが加わることもない。
本発明において、ビアは平面視でエッジに沿った形状を有していても構わない。これによれば、ビア導体と半導体ICとの接触面積が増加することから、より高い放熱効率を得ることが可能となる。この場合、エッジは、第1の方向に延在する第1のエッジと、第1の方向と直交する第2の方向に延在する第2のエッジを含み、ビアは、平面視で第1及び第2のエッジに沿った連続的な形状を有していても構わない。これによれば、ビア導体と半導体ICとの接触面積がよりいっそう増加することから、よりいっそう高い放熱効率を得ることが可能となる。
本発明において、ビアは半導体ICの側面をさらに露出させ、ビア導体は半導体ICの側面とさらに接していても構わない。これによれば、ビア導体と半導体ICとの接触面積がよりいっそう増加することから、よりいっそう高い放熱効率を得ることが可能となる。この場合、ビアは、複数の絶縁層の少なくとも一つを貫通して設けられ、複数の導体層は、複数の絶縁層の少なくとも一つを挟むように設けられた第1及び第2の導体層を含み、ビア導体は、第1の導体層と第2の導体層を接続するものであっても構わない。これによれば、ビア導体と半導体ICとの接触面積がよりいっそう増加するとともに、半導体ICが発する熱を第1の導体層側及び第2の導体層側の両方に放熱することが可能となる。さらにこの場合、半導体ICの側面が粗面化されていても構わない。これによれば、半導体ICの側面とビア導体の密着性が向上するとともに、接触面積をさらに増大させることが可能となる。
本発明による半導体IC内蔵回路基板の製造方法は、複数の端子電極が設けられた主面と、主面に対して垂直な側面とを有する半導体ICであって、主面は、側面との境界であるエッジを含む外周部に位置する非有効領域を有する、半導体ICの主面を絶縁層で覆う工程と、絶縁層に非有効領域を露出させるビアを形成する工程と、ビアに、非有効領域と接し、且つ、絶縁層上に設けられた導体層に接続されたビア導体を埋め込む工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、半導体ICの主面側に放熱用のビアを形成していることから、半導体ICの端子電極を露出させるためのビアと同時に放熱用のビアを形成することができる。これにより、製造工程を増やすことなく、高い放熱構造を有する半導体IC内蔵回路基板を作製することが可能となる。しかも、ビアは半導体ICの非有効領域を露出させるものであることから、ビアを形成する際に、回路素子や配線などが形成された有効領域に対してダメージが加わることもない。
本発明においては、ビアを形成する工程をブラスト加工によって行っても構わない。これによれば、任意の平面形状を有する複数のビアを同時に形成することが可能となる。
このように、本発明によれば、よりシンプルな構造で高い放熱性を得ることが可能な半導体IC内蔵回路基板及びその製造方法を提供することが可能となる。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の構造を説明するための模式的な断面図である。 図2は、半導体IC内蔵回路基板100をマザーボード10に実装した状態を示す模式的な断面図である。 図3は、半導体IC300の主面310の構造を説明するための模式的な断面図である。 図4は、シリコンウェーハに含まれるダイシングストリートの幅とブレードの幅の関係を説明するための模式図である。 図5は、半導体IC300の主面とビア導体253の位置関係を説明するための部分拡大図である。 図6は、ビア254aの形状を説明するための模式的な断面図である。 図7は、変形例によるビア254aの形状を説明するための模式的な断面図である。 図8は、ビア254aと半導体IC300の位置関係を説明するための模式的な断面図である。 図9は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図10は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図11は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図12は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図13は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図14は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図15は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図16は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図17は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図18は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図19は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図20は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図21は、開口部261,262の位置を説明するための平面図である。 図22は、配線パターン221,222のパターン形状を説明するための平面図である。 図23は、開口部271,272の位置を説明するための平面図である。 図24は、変形例による半導体IC内蔵回路基板100Aの構造を説明するための模式的な断面図である。 図25は、半導体IC内蔵回路基板100Aの製造方法を説明するための工程図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の構造を説明するための模式的な断面図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100は、4層の絶縁層111~114と、絶縁層111~114の各表面に位置する導体層L1~L4を有している。特に限定されるものではないが、最下層に位置する絶縁層111及び最上層に位置する絶縁層114は、ガラス繊維などの芯材にエポキシなどの樹脂材料を含浸させたコア層であっても構わない。これに対し、絶縁層112,113は、ガラスクロスなどの芯材を含まない樹脂材料からなるものであっても構わない。特に、絶縁層111,114の熱膨張係数は、絶縁層112,113の熱膨張係数よりも小さいことが好ましい。
最上層に位置する絶縁層114及びその表面に形成された導体層L1の一部は、ソルダーレジスト121によって覆われている。同様に、最下層に位置する絶縁層111及びその表面に形成された導体層L4の一部は、ソルダーレジスト122によって覆われている。特に限定されるものではないが、ソルダーレジスト121は半導体IC内蔵回路基板100の上面101を構成し、ソルダーレジスト122は半導体IC内蔵回路基板100の下面102を構成する。図示しないが、半導体IC内蔵回路基板100の上面101には、キャパシタやインダクタなどの電子部品を搭載することができる。下面102にはマザーボードと接続されるユーザー端子を形成することができる。或いは、半導体IC内蔵回路基板100を上下反転し、下面102に電子部品を搭載しても構わない。
図1に示すように、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100は、絶縁層113に埋め込まれた半導体IC300を有している。半導体IC300は、端子電極が設けられた主面310が上面101側を向き、裏面330が下面102側を向くように埋め込まれている。詳細については後述するが、半導体IC300の主面310には、端子電極304~306を含む複数の端子電極が設けられている。図1には半導体IC300を1個だけ図示しているが、2個以上の半導体IC300を埋め込んでも構わない。
導体層L1は、配線パターン211,212を含んでいる。配線パターン211,212のうち、ソルダーレジスト121で覆われていない部分は、半導体IC内蔵回路基板100の外部端子E21~E25を構成する。このうち、配線パターン212によって構成される外部端子E21,E25は、半導体IC300に電源電位(典型的にはグランド電位)を与える端子として用いられる。また、配線パターン211によって構成される外部端子E22~E24は、信号端子、電源端子又はダミー端子として用いられる。
導体層L2は、配線パターン221,222を含んでいる。このうち、配線パターン221は、絶縁層114を貫通して設けられた複数のビア導体251を介して、導体層L1の配線パターン211に接続されている。また、配線パターン222は、絶縁層114を貫通して設けられた複数のビア導体256を介して、導体層L1の配線パターン212に接続されている。また、配線パターン221は、平面視で半導体IC300と重なる位置に設けられたビア導体252を介して、半導体IC300の端子電極に接続される。これに対し、配線パターン222は、平面視で半導体IC300のエッジと重なる位置に設けられたビア導体253に接続されている。ビア導体253は、半導体IC300の主面310及び側面323,324と接している。
導体層L3は、配線パターン231を含んでいる。配線パターン231の一部は、絶縁層112,113を貫通して設けられた複数のビア導体254を介して、導体層L2の配線パターン221又は222に接続されている。ビア導体253は、平面視で半導体IC300と重ならない位置に配置されている。
導体層L4は、配線パターン241を含んでいる。配線パターン241の一部は、絶縁層111を貫通して設けられた複数のビア導体255を介して、導体層L3の配線パターン231に接続されている。また、配線パターン241のうち、ソルダーレジスト122で覆われていない部分は、端子電極E11~E14を構成する。
図2は、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100をマザーボード10に実装した状態を示す模式的な断面図である。図2に示すように、半導体IC内蔵回路基板100は、下面102がマザーボード10と向かい合うよう搭載され、マザーボード10に設けられたランドパターン11~14と半導体IC内蔵回路基板100の外部端子E11~E14がハンダ20を介してそれぞれ接続される。ランドパターン11,14は、半導体IC内蔵回路基板100に電源電位(典型的にはグランド電位)を与える端子であるとともに、半導体IC300が発する熱を外部に放出するための放熱用の端子として用いられる。
図3は、半導体IC300の主面310の構造を説明するための模式的な断面図である。
図3に示すように、半導体IC300の主面310は、中央部に位置する有効領域311と、エッジを含む外周部に位置する非有効領域312を有する。エッジとは、主面310と、主面310に対して垂直な側面321~324との境界である。側面321,322はx方向に延在し、側面323,324はy方向に延在する。
ここで、有効領域311とは、トランジスタなどの回路素子や配線などが形成された領域である。図3に示す例では、有効領域311に9つの端子電極301~309が形成されている。これに対し、非有効領域312とは、回路素子や配線などが形成されていない非活性な領域である。非有効領域312は、いわゆるダイシングストリートの残余部分である。つまり、半導体IC300の製造プロセスにおいては、図4に示すように、シリコンウェーハの状態で多数の半導体IC300を同時に作製し、このシリコンウェーハをダイシングストリート31に沿ってx方向及びy方向に切断することにより個片化される。その際、ダイシングストリート31の幅は、使用するブレード32の幅よりも所定のマージン分だけ広く設計されることから、個片化された半導体IC300の外周部には、ダイシングストリート31の残余部分が生じる。この部分が非有効領域312である。半導体IC300の側面321~324も非有効領域である。
図5は、半導体IC300の主面とビア導体253の位置関係を説明するための部分拡大図である。
図5に示すように、ビア導体253は、主面310の有効領域311と重なることなく、一部が非有効領域312と重なるように配置される。このため、ビア導体253が有効領域311に形成された回路素子や配線などに影響を与えることはない。図5に示す例では、ビア導体253の一部が非有効領域312と重なり、残りの部分が半導体IC300と重なりを有していない。ビア導体253のうち、非有効領域312と重なる部分は非有効領域312と接触し、残りの部分は半導体IC300の側面324と接触する。これにより、半導体IC300が発する熱は、非有効領域312及び側面324と接するビア導体253を介して、配線パターン222へと効率よく放熱される。そして、配線パターン222に伝わった熱は、ビア導体254、配線パターン231、ビア導体255、配線パターン241を介して、マザーボード10に放熱される。図5には示されていないが、
半導体IC300の側面321~323も、他のビア導体253と接触している。
このように、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100は、半導体IC300の非有効領域312及び側面321~324と接するビア導体253を備えていることから、半導体IC300の裏面330と接するサーマルビアなどを形成することなく、シンプルな構造にて高い放熱性を確保することが可能となる。
さらに、図6に示すように、導体層L2と導体層L3を接続するビア導体254が埋め込まれるビア254aは、深さ方向に径が縮小する形状を有するとともに、導体層L2側に位置する区間S1の形状と、導体層L3側に位置する区間S2の形状が互いに異なっていても構わない。図6に示す例では、区間S1よりも区間S2の方がビア254aの内壁の角度が垂直に近い。言い換えれば、区間S1における単位深さ当たりの径の縮小量は、区間S2における単位深さ当たりの径の縮小量よりも大きい。ビア254aをこのような形状とすれば、区間S1の内壁と絶縁層113の表面が成す角度θ1が大きくなることから、ビア254aのエッジ部分における導体層L2のカバレッジ性が高められ、結果としてビア導体254の接続信頼性が高められる。
これに対し、破線Cで示すように、ビア254aの全体が区間S2と同じ形状を有している場合、ビア254aのエッジ部分における角度θ2が小さくなり、この部分における導体層L2の膜厚が薄くなるか、或いは、この部分において断線が生じる可能性がある。このような問題は、ビア254aを上記の形状とすることにより、解決することが可能となる。尚、図6に示す形状は、ビア254aを導体層L2側から形成した場合に得られる形状であり、ビア254aを導体層L3側から形成した場合には、区間S1と区間S2の上下位置が図6とは逆になる。
区間S1の形状は、図7に示すように湾曲していても構わない。つまり、深さ位置が深くなるに従って、区間S1における単位深さ当たりの径の縮小量が増加する形状であっても構わない。これによれば、ビア254aのボリュームを増大することが可能となる。
また、ビア254aを図6又は図7に示す形状とすれば、図8に示すように、半導体IC300とビア254aの距離を短縮することができ、これにより半導体IC内蔵回路基板100の平面サイズを小型化することが可能となる。つまり、破線Dで示すように、ビア254aの上端における径を固定しつつ内壁を直線的とした場合、半導体IC300を図8に示す位置に配置することはできず、ビア254aからより離れた位置に配置する必要があるのに対し、ビア254aを図6又は図7に示す形状とすれば、半導体IC300をビア254aにより近づけて配置することが可能となる。このような効果を得るためには、半導体IC300の厚みを区間S2の深さ未満に薄型化するとともに、半導体IC300の深さ位置を区間S2の範囲内に設定すればよい。
次に、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の製造方法について説明する。
図9~図20は、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。
まず、図9に示すように、ガラス繊維などの芯材を含む絶縁層111の両面にCu箔等からなる導体層L3,L4が貼合されてなる基材(ワークボード)、すなわち両面CCL(Copper Clad Laminate)を準備する。絶縁層111に含まれる芯材の厚みは、ハンドリングを容易にするための適度な剛性を確保するため、40μm以上であることが望ましい。なお、導体層L3,L4の材質については特に制限されず、上述したCuの他、例えば、Au、Ag、Ni、Pd、Sn、Cr、Al、W、Fe、Ti、SUS材等の金属導電材料が挙げられ、これらの中でも、導電率やコストの観点からCuを用いることが好ましい。後述する他の導体層L1,L2についても同様である。
また、絶縁層111に用いる樹脂材料は、シート状又はフィルム状に成形可能なものであれば特に制限されず使用可能であり、ガラスエポキシの他、例えば、ビニルベンジル樹脂、ポリビニルベンジルエーテル化合物樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂(BTレジン)、ポリフェニレエーテル(ポリフェニレンエーテルオキサイド)樹脂(PPE,PPO)、シアネートエステル樹脂、エポキシ+活性エステル硬化樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂(ポリフェニレンオキサオド樹脂)、硬化性ポリオレフィン樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、ポリイミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、芳香族液晶ポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、若しくはベンゾオキサジン樹脂の単体、又は、これらの樹脂に、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ酸アルミウイスカ、チタン酸カリウム繊維、アルミナ、ガラスフレーク、ガラス繊維、窒化タンタル、窒化アルミニウム等を添加した材料、さらに、これらの樹脂に、マグネシウム、ケイ素、チタン、亜鉛、カルシウム、ストロンチウム、ジルコニウム、錫、ネオジウム、サマリウム、アルミニウム、ビスマス、鉛、ランタン、リチウム及びタンタルのうち少なくとも1種の金属を含む金属酸化物粉末を添加した材料を用いることができ、電気特性、機械特性、吸水性、リフロー耐性等の観点から、適宜選択して用いることができる。さらに、絶縁層111に含まれる芯材としては、ガラス繊維、アラミド繊維等の樹脂繊維等を配合した材料を挙げることができる。後述する他の絶縁層112~114についても同様である。
次に、図10に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L3をパターニングすることにより、配線パターン231を形成する。さらに、配線パターン231を埋め込むよう、絶縁層111の表面に例えば未硬化(Bステージ状態)の樹脂シート等を真空圧着等によって積層することにより、絶縁層112を形成する。
次に、図11に示すように、絶縁層112上に半導体IC300を載置する。半導体IC300は、主面310が上側を向くよう、フェースアップ方式で搭載される。上述の通り、半導体IC300は薄型化されていても構わない。具体的には、半導体IC300の厚さは、例えば200μm以下、より好ましくは50~100μm程度とされる。この場合、コスト的にはウエハーの状態で多数の半導体IC300に対して一括して加工する事が望ましく、加工順序は裏面を研削し、その後ダイシングにより個別の半導体IC300に分離することができる。その他の方法として、研磨処理によって薄くする前にダイシングによって個別の半導体IC300に裁断分離又はハーフカット等する場合には、熱硬化性樹脂等によって半導体IC300の主面を覆った状態で裏面を研磨することもできる。従って、絶縁膜研削、電子部品裏面研削、ダイシングの順序は多岐に亘る。さらに、半導体IC300の裏面の研削方法としては、エッチング、プラズマ処理、レーザー処理、ブラスト加工、グラインダーによる研磨、バフ研磨、薬品処理等による粗面化方法が挙げられる。これらの方法によれば、半導体IC300を薄型化することができるだけでなく、絶縁層112に対する密着性を向上させることも可能となる。
次に、図12に示すように、半導体IC300を覆うように絶縁層113及び導体層L2を形成する。絶縁層113の形成は、例えば、未硬化又は半硬化状態の熱硬化性樹脂を塗布した後、未硬化樹脂の場合それを加熱して半硬化させ、さらに、プレス手段を用いて導体層L2とともに硬化成形することが好ましい。絶縁層113は、半導体IC300の埋め込みを妨げる繊維が含まれない樹脂シートが望ましい。これにより、絶縁層113と、導体層L2、絶縁層112及び半導体IC300との密着性が向上する。
次に、図13に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L2の一部をエッチングにより除去することにより、絶縁層113を露出させる開口部261~263を形成する。このうち、開口部261は端子電極304~306(301~309)と重なる位置に形成され、開口部262は有効領域311と重なることなく非有効領域312と重なる位置に形成され、開口部263は半導体IC300と重ならず、且つ、導体層L3の配線パターン231と重なる位置に形成される。
図21は、開口部261,262の位置を説明するための平面図である。
図21に示すように、開口部261は、端子電極301~309と重なる位置に設けられ、開口部262は半導体IC300のエッジに沿って設けられる。開口部262は、非有効領域312だけでなく、半導体IC300と重ならない位置にも形成される。開口部262の形状は、半導体IC300のエッジに沿った形状であり、したがって側面321,322に対応する部分はx方向に延在し、側面323,324に対応する部分はy方向に延在する。また、一部の開口部262については、x方向に延在する側面(例えば側面321)とy方向に延在する側面(例えば側面324)に亘って連続的に設けられる。
次に、図14に示すように、開口部263の中心部分に対してレーザー加工を行うことにより、絶縁層112,113にビアCを形成する。ビアCは、図6に示した破線Cに対応している。つまり、ビアCの全体が区間S2と同じ形状を有している。ここで、レーザー光は開口部263の全体に照射するのではなく、開口部263の中心部分にのみ照射することにより、リング状の未加工領域を残しておく。
次に、図15に示すように、導体層L2をマスクとして全体的にブラスト加工を行うことにより、導体層L2で覆われていない部分における絶縁層113を除去する。これにより、導体層L2の開口部261に対応する位置には、絶縁層113にビア252aが形成され、端子電極304~306(301~309)が露出する。同様に、導体層L2の開口部262に対応する位置には、絶縁層113にビア253aが形成され、半導体IC300の非有効領域312及び側面321,322(321~324)が露出する。側面321~324の露出量については、ブラスト加工を行う時間によって制御することが可能である。このとき、ブラスト粒子によって露出面が粗化されることから、後のめっき銅との密着性向上を図ることができる。この点から、本工程は、レーザー加工よりもブラスト加工によって行うことが望ましい。さらに、導体層L2の開口部263に対応する位置においては、ビアCの上部における径がブラスト加工によって拡大し、図6に示した区間S1,S2を有するビア254aが形成される。このように、ビア254aは、レーザー加工を行った後、さらにブラスト加工を行うことによって、図6に示した区間S1,S2を有する形状とすることができる。したがって、区間S1の形状は主にブラスト加工に起因し、区間S2の形状は主にレーザー加工に起因する。
次に、図16に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことにより、ビア導体252~254を形成する。ビア導体252~254は、それぞれビア252a~254aの内部に埋め込まれる。このうち、ビア導体253は、半導体IC300の非有効領域312及び側面321,322(321~324)と直接接している。
次に、図17に示すように、導体層L2を公知の手法によってパターニングすることにより、配線パターン221,222を形成する。その後、導体層L2を埋め込むよう、絶縁層114と導体層L1が積層されたシートを真空熱プレスする。絶縁層114に用いる材料及び厚みは、絶縁層111と同じであっても構わない。
図22は、配線パターン221,222のパターン形状を説明するための平面図である。
図22に示すように、配線パターン221は、端子電極301~309の直上に形成される部分だけでなく、端子電極301,303,308,309の直上から半導体IC300と重ならない位置まで延在する導出部分221aを有している。一方、配線パターン222は、配線パターン221が設けられない領域のほぼ全面に形成される。図22に示すように、平面視で、配線パターン221の導出部分221aが半導体IC300のエッジを横切る位置においては、ビア導体253が形成されていない。これにより、ビア導体253と配線パターン221の導出部分221aとの干渉が防止されている。図22には、ビア導体254の位置も示されている。図22に示すように、ビア導体254は配線パターン221又は222に接続されている。
次に、図18に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L1,L4の一部をエッチングにより除去することにより、絶縁層114を露出させる開口部271,272と、絶縁層114を露出させる開口部273を形成する。このうち、開口部271は配線パターン221と重なる位置に形成され、開口部272は配線パターン222と重なる位置に形成され、開口部273は配線パターン231と重なる位置に形成される。図23は、開口部271,272の位置を説明するための平面図である。図23に示すように、開口部271は配線パターン221と重なる位置に設けられ、開口部272は配線パターン222と重なる位置に設けられる。図23には、ビア導体254の位置も示されている。
次に、図19に示すように、開口部271~273に対して公知のブラスト加工やレーザー加工を行うことにより、導体層L1で覆われていない部分における絶縁層114を除去するとともに、導体層L4で覆われていない部分における絶縁層111を除去する。これにより、導体層L1の開口部271に対応する位置には、絶縁層114にビア251aが形成され、配線パターン221が露出する。また、導体層L1の開口部272に対応する位置には、絶縁層114にビア256aが形成され、配線パターン222が露出する。さらに、導体層L4の開口部273に対応する位置には、絶縁層111にビア255aが形成され、配線パターン231が露出する。
次に、図20に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことにより、ビア251a,256a,255aの内部にそれぞれビア導体251,256,255を形成する。その後、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L1,L4をパターニングすることによって、図1に示したように、導体層L1に配線パターン211を形成し、導体層L4に配線パターン241を形成する。そして、所定の平面位置にソルダーレジスト121,122を形成すれば、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100が完成する。
このように、本実施形態においては、放熱に寄与する構造、つまり半導体IC300と接するビア導体253を別プロセスによって形成するのではなく、信号用または電源用のビア導体252,254を形成するためのプロセスと同時に形成していることから、より少ない工程数にて半導体IC内蔵回路基板100を作製することが可能となる。しかも、ビア253aの形成においては、ブラスト加工を行っていることから、半導体IC300のエッジに沿った形状を有する複数のビア253aを同時に形成することができる。
図24は、変形例による半導体IC内蔵回路基板100Aの構造を説明するための模式的な断面図である。
図24に示すように、変形例による半導体IC内蔵回路基板100Aは、ビア導体254が半導体IC300の側面321,322(321~324)と接している点において、上述した半導体IC内蔵回路基板100と相違している。その他の基本的な構成は、上述した半導体IC内蔵回路基板100と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ビア導体254は、半導体IC300の側面321~324だけでなく、主面310の非有効領域312にも接している。つまり、本変形例では、上述したビア導体253の代わりに貫通型のビア導体254が用いられる。このように、半導体IC内蔵回路基板100Aにおいては、絶縁層112,113を貫通するビア導体254が半導体IC300の側面321~324と接していることから、半導体IC300が発する熱は、ビア導体254を介して下層の導体層L3,L4へと速やかに放熱される。その結果、より高い放熱特性を得ることが可能となる。
このようなビア導体254は、図25に示すように、導体層L2に形成する開口部263の一部を半導体IC300の非有効領域312と重ね、この状態で開口部263の中心部分に対してレーザー加工を行うことによりビアCを形成した後、上述した実施形態と同様、ブラスト加工及びメッキ加工を行うことによって形成することができる。この場合、上記実施形態と比べ、半導体IC300の側面321~324がブラスト加工に晒される時間が長くなることから、半導体IC300の側面321~324がブラスト加工によってさらに粗面化する。その結果、半導体IC300の側面321~324とビア導体254の密着性が向上するとともに、接触面積の増大によって放熱効率をさらに高めることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、ビア導体253又は254が半導体IC300の非有効領域312及び側面321~324と接しているが、本発明において、ビア導体253又は254が半導体IC300の側面321~324と接していることは必須でなく、少なくとも、非有効領域312と接していれば足りる。しかしながら、より高い放熱特性を得るためには、上記実施形態のように、ビア導体253又は254を半導体IC300の非有効領域312及び側面321~324の両方と接触させることが好ましい。
10 マザーボード
11~14 ランドパターン
20 ハンダ
31 ダイシングストリート
32 ブレード
100,100A 半導体IC内蔵回路基板
101 半導体IC内蔵回路基板の下面
102 半導体IC内蔵回路基板の上面
111~114 絶縁層
121,122 ソルダーレジスト
211,212,221,222,231,241 配線パターン
221a 導出部分
251~256 ビア導体
251a~256a ビア
261~263,271~273 開口部
300 半導体IC
301~309 端子電極
310 半導体ICの主面
311 有効領域
312 非有効領域
321~324 半導体ICの側面
330 半導体ICの裏面
C ビア
E11~E14,E21~E25 外部端子
L1~L4 導体層
S1,S2 区間

Claims (8)

  1. 複数の絶縁層と、複数の導体層と、前記複数の絶縁層の少なくとも一つに埋め込まれた半導体ICとを備え、
    前記半導体ICは、前記複数の絶縁層の前記少なくとも一つによって覆われ、複数の端子電極が設けられた主面と、前記複数の絶縁層の前記少なくとも一つによって覆われ、前記主面に対して垂直な側面とを有し、
    前記半導体ICの前記主面は、前記側面との境界であるエッジを含む外周部に位置する非有効領域を有し、
    前記複数の絶縁層の前記少なくとも一つには、前記非有効領域を露出させるビアが設けられており、
    前記ビアには、前記非有効領域と接するビア導体が埋め込まれており、
    前記複数の導体層の少なくとも一つは、前記ビア導体に接続されている、半導体IC内蔵基板。
  2. 前記ビアは、平面視で前記エッジに沿った形状を有している、請求項1に記載の半導体IC内蔵基板。
  3. 前記エッジは、第1の方向に延在する第1のエッジと、前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する第2のエッジを含み、
    前記ビアは、平面視で前記第1及び第2のエッジに沿った連続的な形状を有している、請求項2に記載の半導体IC内蔵基板。
  4. 前記ビアは、前記半導体ICの前記側面をさらに露出させ、
    前記ビア導体は、前記半導体ICの前記側面とさらに接する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体IC内蔵基板。
  5. 前記ビアは、前記複数の絶縁層の前記少なくとも一つを貫通して設けられ、
    前記複数の導体層は、前記複数の絶縁層の前記少なくとも一つを挟むように設けられた第1及び第2の導体層を含み、
    前記ビア導体は、前記第1の導体層と前記第2の導体層を接続する、請求項4に記載の半導体IC内蔵基板。
  6. 前記半導体ICの前記側面が粗面化されている、請求項4又は5に記載の半導体IC内蔵基板。
  7. 複数の端子電極が設けられた主面と、前記主面に対して垂直な側面とを有する半導体ICであって、前記主面は、前記側面との境界であるエッジを含む外周部に位置する非有効領域を有する、前記半導体ICの前記主面を絶縁層で覆う工程と、
    前記絶縁層に前記非有効領域を露出させるビアを形成する工程と、
    前記ビアに、前記非有効領域と接し、且つ、前記絶縁層上に設けられた導体層に接続されたビア導体を埋め込む工程と、を備える半導体IC内蔵基板の製造方法。
  8. 前記ビアを形成する工程をブラスト加工によって行うことを特徴とする請求項7に記載の半導体IC内蔵基板の製造方法。
JP2018241120A 2018-12-25 2018-12-25 半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法 Active JP7225787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018241120A JP7225787B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018241120A JP7225787B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020102577A JP2020102577A (ja) 2020-07-02
JP7225787B2 true JP7225787B2 (ja) 2023-02-21

Family

ID=71139941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018241120A Active JP7225787B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7225787B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324642A (ja) 2005-04-19 2006-11-30 Renesas Technology Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2007188958A (ja) 2006-01-11 2007-07-26 Tdk Corp 基板の加工方法
JP2010010640A (ja) 2008-06-25 2010-01-14 Samsung Electro Mech Co Ltd 電子部品組込み型印刷回路基板及びその製造方法
JP2013038361A (ja) 2011-08-11 2013-02-21 Fujikura Ltd 部品内蔵プリント基板及びその製造方法
JP2013211480A (ja) 2012-03-30 2013-10-10 Fujikura Ltd 部品内蔵基板

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324642A (ja) 2005-04-19 2006-11-30 Renesas Technology Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2007188958A (ja) 2006-01-11 2007-07-26 Tdk Corp 基板の加工方法
JP2010010640A (ja) 2008-06-25 2010-01-14 Samsung Electro Mech Co Ltd 電子部品組込み型印刷回路基板及びその製造方法
JP2013038361A (ja) 2011-08-11 2013-02-21 Fujikura Ltd 部品内蔵プリント基板及びその製造方法
JP2013211480A (ja) 2012-03-30 2013-10-10 Fujikura Ltd 部品内蔵基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020102577A (ja) 2020-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101058621B1 (ko) 반도체 패키지 및 이의 제조 방법
JP3945483B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5605414B2 (ja) 電子部品内蔵基板及びその製造方法
JP2007184438A (ja) 半導体装置
JP2006173232A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US20150223318A1 (en) Multilayer wiring board
JP2011181825A (ja) 接続用パッドの製造方法
TW201517710A (zh) 電路板及電路板製作方法
JP2008210912A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2011077305A (ja) 機能素子内蔵基板及びその製造方法、並びに電子機器
JP6378616B2 (ja) 電子部品内蔵プリント配線板
JP6994342B2 (ja) 電子部品内蔵基板及びその製造方法
US20170374748A1 (en) Package structure and manufacturing method thereof
JP7225787B2 (ja) 半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法
JP2006134914A (ja) 電子部品内蔵モジュール
JP5377403B2 (ja) 半導体装置及び回路基板の製造方法
CN111385971B (zh) 电路基板及其制造方法
JP2020107877A (ja) 回路基板及びその製造方法
JP7225754B2 (ja) 半導体ic内蔵回路基板及びその製造方法
TWI767597B (zh) 電子零件內藏式電路基板及其製造方法
CN220569634U (zh) 高导热嵌埋结构
JP7318428B2 (ja) 電子部品内蔵回路基板及びその製造方法
TWI474766B (zh) 電路板結構的製造方法
JP2008060298A (ja) 半導体構成体およびその製造方法並びに半導体装置およびその製造方法
CN116779453A (zh) 高导热嵌埋结构及其制作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7225787

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150