JP7262510B2 - 画像形成システムおよび画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システムおよび画像形成方法に関し、特に、電子写真方式の画像形成システム及び画像形成方法に関する。
感光体に形成したトナー像を記録媒体の一例である用紙に転写し、トナー像が転写された用紙を高温の定着部において加熱・加圧することによってトナー像を用紙に定着させる電子写真方式の画像形成装置が普及している。電子写真方式の画像形成装置は、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、印刷機、複合機等に適用される。
この種の画像形成装置では、経時的に定着部がトナーで汚れたり、用紙のジャムによって定着部にトナーが付着したりする場合がある。このような状態下において、定着部を用紙が通過すると、定着部のトナーが用紙に付着して汚れとなる。そして、トナーが付着して汚れた用紙は、所謂ヤレ紙(損紙)として扱われる。また、表裏印刷において、画像形成位置がずれたり、経時的に画像濃度が変化したりすることがある。これらの位置ずれや画像濃度の変化などは、その程度によっては、印刷された画像の不良として印刷品質を低下させる。このとき出力される用紙も、ヤレ紙として扱われる。
印刷された画像の不良発生(ヤレ紙の発生)に対処する技術として、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、「不良の判定がなされた場合、その時点で仕掛かっている印刷ジョブは継続し、これが終了した後印刷動作を中止する画像形成装置である。不良が判定された後、仕掛かり途中であった印刷ジョブについても、印刷された画像に対し検査を行う。最初の不良判定後、不良が判定されなかった場合、画像形成装置の異常によるものではなく、偶発的なものであると判定することができる。」と記載されている。
特開2005-271297号公報
ところで、ヤレ紙が発生したとき、印刷ジョブを停止し、ユーザにヤレ紙を除去してもらい、再スタートによってヤレ紙の印刷ジョブから印刷を再開することになる(リカバリ動作)。このとき、複数の印刷ジョブを連続して印刷する連続印刷の場合、ヤレ紙が発生したときからジョブ停止までの間に、ヤレ紙に連続する複数枚の用紙に対しても印刷が行われ、これらの複数枚の用紙もヤレ紙と共に排紙トレイに出力されることになる。
そこで、本発明は、ヤレ紙が発生した後に異常画像であるかの検知を継続するパターンか停止するパターンかを設定に応じて実行できるようにする画像形成システムおよび画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成システムは、
印刷ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
画像形成後の記録媒体の画像を読み取る画像読取センサと、
全ての記録媒体を同じ排紙トレイに出力する印刷ジョブの実行中に画像読取センサによる読取結果に基づいて記録媒体の画像が異常画像であると検知された際に、異常画像が検知された記録媒体の後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了まで継続する制御と、後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了前に停止するとともに、異常画像であると検知された画像を表示装置に表示する制御とを異常のパターンと関係なく実行可能な制御部と、
を備える画像形成システムである。
また、本発明の画像形成方法は、
画像形成後の記録媒体の画像を読み取る画像読取センサを備えた画像システムにおいて、
画像読取センサによる読取結果に基づいて、記録媒体の画像が異常画像であると検知し、
全ての記録媒体を同じ排紙トレイに出力する印刷ジョブの実行中に異常画像を検知した際に、異常画像が検知された記録媒体の後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了まで継続する制御、および、後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了前に停止するとともに、異常画像であると検知された画像を表示装置に表示する制御、のいずれかの制御を異常のパターンと関係なく選択して実行する
ことを特徴とする。
本発明によれば、ヤレ紙が発生した際に、設定に応じて、異常画像であるかの検知を継続するパターンと停止するパターンのいずれかを実行することができる。
本発明が適用される画像形成システムの構成の概略を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の各部のハードウェア構成の一例を示す全体構成図である。 画像形成装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。 ヤレ紙検知時の従来例に係る停止パターンの処理動作の説明図である。 ヤレ紙検知時の従来例に係る継続パターンの処理動作の説明図である。 ヤレ紙検知時の実施例1に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。 ヤレ紙検知時の実施例2に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。 ヤレ紙検知時の実施例3に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。 ヤレ紙検知時の実施例4に係る継続パターンの処理動作の一例の説明図である。 ヤレ紙検知時の実施例5に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。 実施例6に係る画像形成方法の制御の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。本発明は実施形態に限定されるものではない。なお、以下の説明や各図において、同一要素または同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
<本発明が適用される画像形成システム>
図1は、本発明が適用される画像形成システムの構成の概略を示すシステム構成図である。図1に示すように、本適用例に係る画像形成システム100は、画像形成装置1と、給紙装置2と、画像読取装置3と、後処理装置4と、外部装置5とを有する構成となっている。画像形成装置1は、本発明の画像形成装置の一例であり、その構成等の詳細については後述する。
給紙装置2は、画像形成装置1が内蔵する用紙収納部20とは別に、画像形成装置1の外部に備えられ、様々な種類の記録媒体(例えば、用紙)を画像形成装置1に供給する大容量給紙装置である。
画像読取装置3は、画像形成装置1での画像形成後の記録媒体の画像を読み取る装置である。画像読取装置3は、記録媒体の第1面の画像を、記録媒体の例えば下面側から読み取る第1画像読取センサ101と、記録媒体の第2面の画像を、記録媒体の例えば上面側から読み取る第2画像読取センサ102とを備えている。第1画像読取センサ101及び第2画像読取センサ102としては、例えば、少なくとも記録媒体の最大幅の長さに亘って感光部(画素)が一直線に配置されたCCD型やCMOS型などのイメージセンサからなるインラインセンサを用いることができる。
なお、本例では、画像読取装置3の第1画像読取センサ101及び第2画像読取センサ102を画像形成装置1の外部に設ける構成としているが、画像形成装置1の内部に設ける構成とすることも可能である。また、ここでは、画像形成装置1が両面印刷の場合を例示しているが、片面印刷の場合は、第1画像読取センサ101及び第2画像読取センサ102のいずれか一方を備える構成となる。
後処理装置4は、画像形成装置1から画像読取装置3を経て出力される記録媒体に対して、ステープル処理等の後処理を行う装置である。後処理装置4の上面側には、差込みページ専用の給紙トレイ部であるPIトレイ部(ペーパーインサーショントレイ部)6が備えられている。PIトレイ部6には、ユーザによって所定の用紙がセットされる。ユーザによってPIトレイ部6にセットされた所定の用紙は、後述する制御部90(図3参照)による制御の下に、連続印刷の途中に適宜、後処理装置4内の用紙搬送路に送り込まれ、排紙トレイ部28に出力される。
外部装置5は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)からなり、画像形成装置1に対して画像データを供給する。ここでは、外部装置5として、パーソナルコンピュータを例示したが、これに限定されるものではなく、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
[画像形成装置の全体構成]
続いて、画像形成装置1の全体構成について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の各部のハードウェア構成の一例を示す全体構成図である。本実施形態では、複写機に適用する場合を例に挙げて説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、静電気を用いて画像形成を行う電子写真方式を採用しており、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、原稿搬送部10と、用紙収納部20と、画像読取部30と、画像形成部40と、中間転写ベルト50と、2次転写部60と、定着部70と、制御基板80とを備える構成となっている。
本実施形態に係る画像形成装置1はさらに、図1に示す第1画像読取センサ101および第2画像読取センサ102を備える構成となっている。第1画像読取センサ101および第2画像読取センサ102については、図1では画像読取装置3に設けられた構成を例示しているが、ここでは、画像形成装置1の構成要素の一つとしている。
原稿搬送部10は、原稿をセットする原稿給紙台11と、複数のローラ12と、搬送ドラム13と、搬送ガイド14と、原稿排出ローラ15と、原稿排出トレイ16とを有している。原稿給紙台11にセットされた原稿Gは、複数のローラ12および搬送ドラム13によって、画像読取部30の読取位置に1枚ずつ搬送される。搬送ガイド14および原稿排出ローラ15は、複数のローラ12および搬送ドラム13により搬送された原稿Gを原稿排出トレイ16に排出する。
画像読取部30は、原稿搬送部10によって搬送された原稿Gまたは原稿台31に載置された原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。具体的には、原稿Gの画像がランプLによって照射される。このランプLからの照射光に基づく原稿Gからの反射光は、第1ミラーユニット32、第2ミラーユニット33、レンズユニット34の順に導かれて、撮像素子35の受光面に結像する。撮像素子35は、入射した光を光電変換して所定の画像信号を出力する。撮像素子35から出力された画像信号は、A/D変換されることにより画像データとして生成される。
画像読取部30には、画像処理部36が設けられている。画像処理部36は、画像読取部30でA/D変換によって生成された画像データに、シェーディング補正やディザ処理、圧縮等の周知の画像処理を施して、制御基板80に搭載された制御部90のRAM903(図3参照)に格納する。なお、画像データは、画像読取部30から出力されるデータに限定されず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置などの外部装置から受信したデータであってもよい。
用紙収納部20は、装置本体の下部に配置されており、記録媒体の一例である用紙Sのサイズや種類に応じて複数設けられている。この用紙Sは、給紙部21により給紙されて搬送部23に送られ、搬送部23によって転写位置である2次転写部60に搬送される。また、用紙収納部20の近傍には手差部22が設けられている。この手差部22からは、ユーザによってセットされる、用紙収納部20に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHPシート等の特殊紙が転写位置へ送られる。
画像読取部30と用紙収納部20との間には、画像形成部40と中間転写ベルト50とが配置されている。画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを有する。
画像形成ユニット40Yは、イエローのトナー像を形成し、画像形成ユニット40Mは、マゼンダのトナー像を形成する。また、画像形成ユニット40Cは、シアンのトナー像を形成し、画像形成ユニット40Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同一の構成を有している。したがって、ここでは、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット40Yについて説明する。
画像形成ユニット40Yは、ドラム状の感光体(感光体トラム)41と、感光体41の周囲に配置された帯電部42と、露光部43と、現像部44と、第1のクリーニング装置45とを有している。感光体41は、不図示の駆動モータによる駆動の下に回転する。帯電部42は、感光体41に電荷を与えることにより感光体41の表面を一様に帯電する。露光部43は、原稿Gから読み取られた画像データまたは外部装置から送信された画像データに基づいて、感光体41の表面に対して露光を行うことにより感光体41上に静電潜像を形成する。
現像部44は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いて、感光体41上に形成された静電潜像を現像する。トナーは、画像を形成する粒子である。キャリアは、現像部44内でのトナーとの混合において摩擦帯電によりトナーに適正な電荷を与える機能と、感光体41と対向する現像領域にトナーを搬送する機能と、感光体41上の静電潜像にトナーが忠実に現像できるように現像電界を形成する機能とを持っている。この現像部44は、感光体41に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる。これにより、感光体41の表面には、イエローのトナー像が形成される。
なお、画像形成ユニット40Mの現像部44は、画像形成ユニット40Mの感光体41にマゼンタのトナーを付着させる。画像形成ユニット40Cの現像部44は、画像形成ユニット40Cの感光体41にシアンのトナーを付着させる。画像形成ユニット40Kの現像部44は、画像形成ユニット40Kの感光体41にブラックのトナーを付着させる。
第1のクリーニング装置45は、感光体41上に付着したトナーを中間転写ベルト50に転写した後に、感光体41の表面をクリーニングする、具体的には感光体41の表面に残留しているトナー(残留トナー)などの残留物(付着物)を除去する。
感光体41上に付着したトナーは、中間転写ベルト50に転写される。中間転写ベルト50は、無端状に形成されており、複数のローラに掛け渡されている。この中間転写ベルト50は、不図示の駆動モータによる駆動の下に、感光体41の回転方向とは逆方向の時計回りに回転する。中間転写ベルト50における各画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kの感光体41と対向する位置には、1次転写部51が設けられている。
1次転写部51は、中間転写ベルト50にトナーと逆極性の電圧を印加させることで、感光体41上に付着したトナーを中間転写ベルト50に転写する。そして、中間転写ベルト50が回転することで、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kで形成されたトナー像が、中間転写ベルト50の表面に順次転写される。これにより、中間転写ベルト50上には、イエロー、マゼンダ、シアンおよびブラックのトナー像が重なり合うことによってカラー画像が形成される。
中間転写ベルト50に対向して、第2のクリーニング装置53が設けられている。第2のクリーニング装置53は、中間転写ベルト50に転写されたトナー像を用紙Sに転写した後に、中間転写ベルト50の表面をクリーニングする、具体的には中間転写ベルト50の表面に残留しているトナー(残留トナー)などの残留物(付着物)を除去する。
中間転写ベルト50の近傍で、かつ搬送部23の用紙搬送方向の下流側には、2次転写部60が配置されている。この2次転写部60は、中間転写ベルト50が張架された転写上ローラ61と、中間転写ベルト50を挟んで転写上ローラ61側に押圧された転写下ローラ62とからなる転写ローラ対によって構成されており、搬送部23によって送られてきた用紙Sを中間転写ベルト50に接触させて、中間転写ベルト50の外周面上に形成されたトナー像を用紙Sに転写する。
2次転写部60における用紙Sの排出側には、定着部70が設けられている。この定着部70は、用紙Sを加圧および加熱して、転写されたトナー像を用紙Sに定着させる。定着部70は、例えば、一対の定着部材である定着上ローラ71および定着下ローラ72によって構成されている。定着上ローラ71および定着下ローラ72は、互いに圧接した状態で配置されており、定着上ローラ71と定着下ローラ72との圧接部として定着ニップ部が形成される。
定着上ローラ71の内部には、加熱部が設けられている。この加熱部からの輻射熱によって定着上ローラ71のローラ部が温められる。そして、定着上ローラ71のローラ部の熱が用紙Sへ伝達されることにより、用紙S上のトナー像が定着される。
用紙Sは、2次転写部60によってトナー像が転写された面(定着対象面)が定着上ローラ71と向き合うように搬送され、定着ニップ部を通過する。したがって、定着ニップ部を通過する用紙Sには、定着上ローラ71と定着下ローラ72とによる加圧と、定着上ローラ71のローラ部の熱による加熱が行われる。
定着部70の用紙Sの搬送方向の下流には、切換ゲート24が配置されている。切換ゲート24は、定着部70を通過した用紙Sの搬送路を切り換える。すなわち、切換ゲート24は、用紙Sの片面への画像形成におけるフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Sを直進させる。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって出力される。また、切換ゲート24は、用紙Sの片面への画像形成におけるフェースダウン排紙を行う場合、および用紙Sの両面への画像形成を行う場合に、用紙Sを下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって用紙Sの表裏を反転して上方に搬送する。これにより、表裏が反転された用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって出力される。用紙Sの両面への画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって用紙Sの表裏を反転する。そして、表裏が反転された用紙Sは、再給紙路27によって再び転写位置へ送られる。
[画像形成装置の制御系の構成]
次に、画像形成装置1の制御系の構成について、図3を参照して説明する。図3は、画像形成装置1の制御系の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置1は、制御部90を備えている。この制御部90は、図2に示す制御基板80上に構成されている。
制御部90は、例えば、CPU(Central Processing Unit)901と、CPU901が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)902と、CPU901の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)903とを有している。なお、ROM902としては、例えば、電気的に消去可能なプログラマブルROMを用いることができる。
制御部90は、画像読取部30、画像処理部36、画像形成部40、定着部70、PIトレイ部6、操作表示部91、HDD(Hard Disk Drive)92、通信部93、第1画像読取センサ101および第2画像読取センサ102に対してシステムバス94を介して接続され、画像形成装置1の全体を制御する。
具体的には、画像形成装置1では、制御部90による制御の下に、以下の動作、処理が行われる。すなわち、画像読取部30は、原稿Gまたは原稿台31に載置された原稿の画像を読み取り、画像データを生成する。画像読取部30で生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置から送信される画像データは、画像処理部36に送られる。画像処理部36は、受信した画像データに対して、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
画像形成部40は、画像読取部30で生成された画像データまたは外部装置から送信された画像データに基づいて、中間転写ベルト50上にトナー画像を形成する。このトナー画像は、2次転写部60にて、給紙部21によって給紙される用紙Sに転写される。定着部70は、用紙Sを加圧および加熱して、トナー画像を用紙Sに定着させる。PIトレイ部6は、ユーザによってセットされた所定の用紙を、後処理装置4内の用紙搬送路に送り込む。
操作表示部91は、例えば、液晶表示装置(LCD)や有機EL(Electro Luminescence)表示装置などのパネル式表示装置と、タッチパッドなどの位置入力装置とを組み合わせたタッチパネルからなる。この操作表示部91は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部91は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける入力部としての役割を持つ。
HDD92は、画像読取部30で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする内部記憶装置である。通信部93は、外部装置の一例であるクライアントPC5から、通信回線Lを通して送信されるジョブ情報を受け取り、この受け取ったジョブ情報を、システムバス94を介して制御部90に送る。ジョブ情報には、形成する画像の画像データと、その画像データに対応付けられた使用する用紙の種類および枚数などの情報が含まれている。
第1画像読取センサ101は、定着部70を経て供給される印刷後(画像形成後)の用紙Sの第1面の画像を、用紙Sの例えば下面側から読み取る。第2画像読取センサ102は、用紙Sの第2面の画像を、用紙Sの例えば上面側から読み取る。
[ヤレ紙(損紙)について]
上記構成の画像形成装置1において、経時的に定着部70がトナーで汚れたり、用紙Sのジャムによって定着部70にトナーが付着したりする場合があり、当該定着部70を通過する用紙Sは、トナーの付着による汚れによってヤレ紙となる。また、表裏印刷において、画像形成位置がずれたり、経時的に画像濃度が変化したりする場合にも、その程度によっては、出力される用紙Sがヤレ紙となる。
このヤレ紙の発生については、制御部90による制御の下に、第1画像読取センサ101および第2画像読取センサ102による読取結果に基づいて検知することができる。すなわち、制御部90は、第1画像読取センサ101および第2画像読取センサ102による読取結果に基づいて、用紙Sの印刷面の画像が、トナーの付着による汚れや画像形成位置のずれなどによる異常画像の場合に当該用紙をヤレ紙として検知するヤレ紙検知部としての機能を持っている。
具体的には、制御部90は、例えば、第1画像読取センサ101および第2画像読取センサ102が読み取って得た画像データを、HDD92に格納されている原稿画像の画像データと比較する。この画像データの比較により、印刷された画像が正常画像であるか異常画像(不良画像)であるか、より具体的には、印刷面がトナーの付着による汚れていないか、表裏印刷において、画像形成位置がずれたり、経時的に画像濃度が変化したりしていないかなど、印刷画像の異常(不良)を検出することができる。
そして、制御部90は、印刷された画像が異常画像であり、その用紙をヤレ紙として検知したとき、ヤレ紙の印刷ジョブから再印刷を行うための制御を行う。また、制御部90は、ヤレ紙の検知から再印刷を行うまでの間に出力される用紙中に正常画像の用紙が含まれる場合に、当該正常画像の用紙を印刷物として活用するための制御を行う。その詳細については後述する。
画像形成装置1では、制御部90による制御の下に、ヤレ紙が発生したとき、例えば、印刷ジョブを停止し、ユーザにヤレ紙を除去してもらい、再スタートによってヤレ紙の印刷ジョブから再印刷を行うリカバリ動作が行われる。このとき、複数の印刷ジョブを連続して印刷する連続印刷の場合、ヤレ紙が発生したときからジョブ停止(再印刷)までの間に、ヤレ紙に連続する複数枚の用紙に対しても印刷が行われ、これらの複数枚の用紙もヤレ紙と共に排紙トレイに出力されることになる。
ヤレ紙検知時の処理動作としては、上述したように印刷ジョブを停止する停止パターンと、ヤレ紙検知後にヤレ紙の目印となる仕切り紙を挿入して、ヤレ紙の印刷ジョブから印刷を継続する継続パターンとがある。これらのパターンの処理動作の従来例について、以下に具体的に説明する。
(停止パターン)
図4は、ヤレ紙検知時の従来例に係る停止パターンの処理動作の説明図である。停止パターンでは、例えば2枚目の用紙P2でヤレ紙を検知すると、その検知タイミングから一定時間後に印刷ジョブを停止する。このとき、ヤレ紙P2の検知タイミングからジョブ停止までの間に、ヤレ紙P2に連続する複数枚の用紙、本例では3枚の用紙P3~P5に対しても印刷が行われ、その後、排紙トレイ部28に出力される。
印刷ジョブを停止したとき、例えば、操作表示部91にヤレ紙を検知した旨のメッセージを表示することにより、このメッセージを受けてユーザは、ヤレ紙P2およびそれに連続する用紙P3~P5を排紙トレイ部28より除去する。その後、再スタートによってヤレ紙の印刷ジョブからリカバリ動作が行われる。リカバリ動作においては、再印刷が行われる用紙P2に連続する用紙P3~P5に対しても再印刷が行われる。
すなわち、再スタートによるリカバリ動作によって、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された用紙P3~P5と同じ印刷物が、再印刷後の用紙P2に連続する用紙P3~P5として重複して出力されることになる。その結果、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された用紙P3~P5が正常な印刷物である場合に、これらの用紙P3~P5が無駄になってしまう。換言すれば、用紙P3~P5の3枚分の用紙が無駄に消費されることになる。
(継続パターン)
図5は、ヤレ紙検知時の従来例に係る継続パターンの処理動作の説明図である。継続パターンでは、例えば2枚目の用紙P2でヤレ紙を検知すると、その検知タイミングから一定時間後に、ヤレ紙の印刷ジョブからリカバリ動作が行われる。このとき、リカバリ動作が行われる用紙P2の前に、例えば用紙P2等よりも大きいサイズの仕切り紙Qが挿入される。仕切り紙Qは、例えば画像形成装置本体内の複数の用紙収納部20のうちの一つ、または給紙装置2内の複数の給紙トレイのうちの一つに収納されている。
仕切り紙Qは、排紙トレイ部28からの用紙の除去枚数が画像形成部40で印刷された後、ヤレ紙の印刷ジョブが再印刷される用紙P2に先立って、ヤレ紙の目印として排紙トレイ部28に出力される。仕切り紙Qの挿入後、ヤレ紙の印刷ジョブから再印刷を行うリカバリ動作が行われる。このとき、リカバリ動作が行われる用紙P2に連続する用紙P3~P5に対しても印刷が行われる。そして、複数の印刷ジョブを連続して印刷する連続印刷のジョブ完了後、ユーザは、仕切り紙Qに印刷された指定枚数(本例の場合、4枚)の用紙P2~P5を排紙トレイ部28から取り除くことになる。
上述した従来例に係る継続パターンの処理動作では、仕切り紙Qの挿入後のリカバリ動作によって、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された用紙P3~P5と同じ印刷物が、再印刷後の用紙P2に連続する用紙P3~P5として重複して出力されることになる。したがって、停止パターンの場合と同様に、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された用紙P3~P5が正常な印刷物である場合に、用紙P3~P5の3枚分の用紙が無駄に消費されることになる。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置1では、ヤレ紙が発生した後に出力される用紙中、即ちヤレ紙の発生からジョブ停止(または、リカバリ動作の開始)までの間に出力される用紙中に、正常な印刷物(正常画像の用紙)が存在する場合に、当該印刷物を無駄にしないようにするリカバリ動作を実現する。より具体的には、本実施形態に係るリカバリ動作では、ヤレ紙の印刷ジョブのみを再印刷し、正常な印刷物の印刷ジョブについては、再印刷を行わないようにする。
以下に、本実施形態に係るリカバリ動作を実現するための具体的な実施例について説明する。なお、各実施例におけるリカバリ動作は、制御部90(図3参照)による制御の下に実行される。
[実施例1]
実施例1は、ヤレ紙に連続する用紙(ヤレ紙の後続紙)が正常画像の用紙(以下、「正常紙」と記述する場合がある)である場合の停止パターンの例である。図6は、ヤレ紙検知時の実施例1に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。ここでは、一例として、2枚目の用紙P2でヤレ紙を検知し、当該ヤレ紙に連続する3枚の用紙P3~P5が正常紙である場合を例に挙げている。ヤレ紙の検知後も、用紙P3~P5の画像を読み取ることによって正常紙(正常画像の用紙)であるかヤレ紙(異常画像の用紙)であるかの識別が行われる。
ヤレ紙の検知後に出力される用紙の枚数(あるいは、ヤレ紙検知から再印刷(リカバリ動作)までの一定時間/ページ数)は、ヤレ紙の検知タイミングと、画像形成装置本体内の用紙収納部20または給紙装置2(共に図1参照)からの画像形成位置までの給紙経路の距離で決まる。以下の実施例においても同様である。
実施例1では、2枚目の用紙P2をヤレ紙として検知すると、その検知タイミングから3枚の用紙P3~P5を正常紙として出力した後印刷ジョブを停止する。印刷ジョブを停止したとき、例えば、「用紙P2~P5を排紙トレイから除去して下さい。」というメッセージを操作表示部91に表示する。このメッセージを受けてユーザは、ヤレ紙P2およびそれに連続する用紙P3~P5を排紙トレイ部28より除去する。
その後、ユーザによるスタート釦の押下によって再スタートし、ヤレ紙の印刷ジョブの再印刷を行い、用紙P2として排紙トレイ部28に出力した後、印刷ジョブを再度停止する。そして、例えば、「取り除いた用紙P3~P5を排紙トレイにセットして下さい。」というメッセージを操作表示部91に表示する。このメッセージを受けてユーザは、先に取り除いた用紙P2~P5のうち、ヤレ紙P2を除く用紙P3~P5を排紙トレイ部28にセットし、スタート釦の押下によって再スタートする。その後は、用紙P6から通常通り連続印刷を行う。
上述した実施例1に係る停止パターンの処理動作によれば、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された用紙P3~P5と同じ印刷物が、リカバリ動作後の用紙P2に連続する用紙P3~P5として重複して出力されることがない。したがって、正常紙P3~P5を破棄せずに、正常な印刷物として活用(再利用)できるため、P3~P5の3枚分の用紙の無駄な消費をなくすことができる。
[実施例2]
実施例2は、ヤレ紙に連続する用紙中にヤレ紙と正常紙とが混在する場合の停止パターンの例である。図7は、ヤレ紙検知時の実施例2に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。ここでは、一例として、2枚目の用紙P2でヤレ紙を検知し、当該ヤレ紙に連続する3枚の用紙P3~P5において、3枚目の用紙P3が正常紙、4枚目の用紙P4がヤレ紙、5枚目の用紙P5が正常紙である場合を例に挙げている。
実施例2では、用紙P2をヤレ紙として検知し、用紙P3を正常紙、用紙P4をヤレ紙、用紙P5を正常紙として出力した後、印刷ジョブを停止する。このとき、例えば、「用紙P2~P5を排紙トレイから除去して下さい。」というメッセージを表示操作部91に表示する。このメッセージを受けてユーザは、ヤレ紙P2およびそれに連続する用紙P3~P5を排紙トレイ部28より除去する。
次に、ユーザによるスタート釦の押下によって再スタートし、ヤレ紙の印刷ジョブを再印刷し、用紙P2として排紙トレイ部28に出力した後、印刷ジョブを再度停止する。このとき、例えば、「取り除いた用紙P3を排紙トレイにセットして下さい。」というメッセージを操作表示部91に表示する。このメッセージを受けてユーザは、先に取り除いた用紙P2~P5のうち、正常紙である用紙P3を排紙トレイ部28にセットし、スタート釦の押下によって再スタートする。
次に、再スタートによる再印刷によって用紙P4として排紙トレイ部28に出力し、しかる後印刷ジョブを再度停止する。このとき、例えば、「取り除いた用紙P5を排紙トレイにセットして下さい。」というメッセージを操作表示部91に表示する。このメッセージを受けてユーザは、先に取り除いた正常紙である用紙P5を排紙トレイ部28にセットし、スタート釦の押下によって再スタートする。その後は、用紙P6から通常通り連続印刷を行う。
上述した実施例2に係る停止パターンの処理動作によれば、再印刷およびユーザによる正常紙のセットの繰り返しによって、排紙トレイ部28に用紙P1に続いて、ヤレ紙検知後の各用紙P2~P5が正常紙として順番に出力される。しかも、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された正常紙P3,P5と同じ印刷物が、リカバリ動作によって重複して出力されることがない。したがって、正常紙P3,P5を破棄せずに、正常な印刷物として活用(再利用)できるため、P3,P5の2枚分の用紙の無駄な消費をなくすことができる。
[実施例3]
実施例3は、実施例2と同様に、ヤレ紙に連続する用紙中にヤレ紙と正常紙とが混在する場合の停止パターンの例である。図8は、ヤレ紙検知時の実施例3に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。ここでも、2枚目の用紙P2をヤレ紙として検知し、当該ヤレ紙に連続する3枚の用紙P3~P5において、3枚目の用紙P3が正常紙、4枚目の用紙P4がヤレ紙、5枚目の用紙P5が正常紙である場合を例に挙げている。
実施例3では、用紙P2をヤレ紙として検知した後、用紙P3を正常紙として、用紙P4をヤレ紙として、用紙P5を正常紙として出力し、印刷ジョブを停止する。このとき、例えば、「用紙P2~P5を排紙トレイから除去し、用紙P3,P5をPIトレイにセットして下さい。」というメッセージを操作表示部91に表示する。このメッセージを受けてユーザは、ヤレ紙P2およびそれに連続する用紙P3~P5を排紙トレイ部28より除去し、そのうち、正常紙である用紙P3,P5をPIトレイ部6にセットし、しかる後、スタート釦の押下によって再スタートする。
その後、再印刷によって用紙P2を出力し、次いで、PIトレイ部6からの給紙によって正常紙である用紙P3を出力し、次いで、再印刷によって用紙P4を出力し、次いで、PIトレイ部6からの給紙によって正常紙である用紙P5を出力し、以降、用紙P6から通常通り連続印刷を行う。これらの一連の処理動作は、制御部90による制御の下に実行される。
上述した実施例3に係る停止パターンの処理動作によれば、再印刷およびPIトレイ部6からの給紙の繰り返しによって、排紙トレイ部28に用紙P1に続いて、ヤレ紙検知後の各用紙P2~P5が正常紙として順番に出力される。しかも、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された正常紙P3,P5と同じ印刷物が、リカバリ動作によって重複して出力されることがない。したがって、正常紙P3,P5を破棄せずに、正常な印刷物として活用(再利用)できるため、P3,P5の2枚分の用紙の無駄な消費をなくすことができる。
[実施例4]
実施例4は、ヤレ紙に連続する用紙が正常紙である場合の継続パターンの例である。図9は、ヤレ紙検知時の実施例4に係る継続パターンの処理動作の一例の説明図である。ここでも、実施例1と同様に、2枚目の用紙P2でヤレ紙を検知し、当該ヤレ紙に連続する3枚の用紙P3~P5が正常紙(正常画像の用紙)である場合を例に挙げている。
実施例4では、2枚目の用紙P2をヤレ紙として検知すると、その検知から一定時間後に、ヤレ紙の印刷ジョブから再印刷(リカバリ動作)が行われる。このとき、再印刷が行われる用紙P2の前に(即ち、正常紙P5の後ろに)、例えば用紙P2等よりも大きいサイズの仕切り紙Qがヤレ紙の目印として挿入される。仕切り紙Qには、排紙トレイ部28から取り除く用紙(ヤレ紙P2)と、挿入する用紙のページ(正常紙P3~P5)をユーザに対して通知する内容、例えば、「用紙P2を排紙トレイから除去し、用紙P3~P5を後続の用紙P2の後に挿入して下さい。」というメッセージが印刷される。
仕切り紙Qの挿入後、再印刷によって用紙P2を出力し、以降、用紙P6から通常通り連続印刷を行う。連続印刷の終了後、ユーザは、仕切り紙Qによってヤレ紙P2の位置を特定し、仕切り紙Qに印刷されているメッセージに沿って、ヤレ紙P2を除去するとともに、ヤレ紙P2から仕切り紙Qまでの間の正常紙P3~P5を、再印刷後の用紙P2の後に挿入する処理を行うことになる。
上述した実施例4に係る継続パターンの処理動作によれば、ヤレ紙が発生した場合、リカバリ動作の際に仕切り紙Qを挿入し、ヤレ紙の位置を明確にするとともに、正常紙の挿入箇所をメッセージにてユーザに通知し、ヤレ紙の印刷ジョブのみ再印刷を行うため、ヤレ紙のみを除去することができる。すなわち、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された用紙P3~P5と同じ印刷物が、リカバリ動作後の用紙P2に連続する用紙P3~P5として重複して出力されることがない。したがって、正常紙P3~P5を破棄せずに、正常な印刷物として活用(再利用)できるため、P3~P5の3枚分の用紙の無駄な消費をなくすことができる。
なお、本実施例では、ヤレ紙の目印として挿入される仕切り紙Qに、排紙トレイ部28から取り除く用紙と、挿入する用紙のページを通知する内容を印刷するとしたが、例えば取り除く用紙の画像を印刷するようにすることも可能である。
[実施例5]
実施例5は、ヤレ紙に連続する用紙が正常紙である場合の停止パターンであって、除去する用紙をサムネイル表示する例である。図10は、ヤレ紙検知時の実施例5に係る停止パターンの処理動作の一例の説明図である。
実施例5では、2枚目の用紙P2でヤレ紙を検知すると、その検知タイミングから3枚の用紙P3~P5が正常紙として出力した後に印刷ジョブを停止する。印刷ジョブを停止したとき、例えば、「用紙P2~P5を排紙トレイから除去して下さい。スタート釦押下で下記の画像を再印刷します。」というメッセージと共に、排紙トレイ部28より除去する用紙P2のサムネイル画像を操作表示部91に表示する。
用紙P2のサムネイル画像の表示については、第1画像読取センサ101および第2画像読取センサ102で読み取った画像データを用いてもよいし、HDD92に格納してある印刷前の画像データを用いてもよい。
操作表示部91の表示を受けてユーザは、ヤレ紙P2およびそれに連続する用紙P3~P5を排紙トレイ部28より除去する。その後、ユーザによるスタート釦の押下によって再スタートし、ヤレ紙の印刷ジョブの再印刷を行い、用紙P2として排紙トレイ部28に出力した後印刷ジョブを再度停止する。
そして、例えば、「用紙P3~P5を排紙トレイにセットして下さい。スタート釦押下で下記の画像から印刷します。」というメッセージと共に、用紙P6のサムネイル画像を操作表示部91に表示する。この表示を受けてユーザは、先に取り除いた用紙P2~P5のうち、ヤレ紙P2を除く用紙P3~P5を排紙トレイ部28にセットし、スタート釦の押下によって再スタートする。その後は、用紙P6から通常通り連続印刷を行う。
上述した実施例5に係る停止パターンの処理動作によれば、実施例1の場合と同様の作用、効果を得ることができる。すなわち、ヤレ紙P2を検知したときに排紙トレイ部28に出力された用紙P3~P5と同じ印刷物が、リカバリ動作後の用紙P2に連続する用紙P3~P5として重複して出力されることがない。したがって、正常紙P3~P5を破棄せずに、正常な印刷物として活用(再利用)できるため、P3~P5の3枚分の用紙の無駄な消費をなくすことができる。
さらに、実施例5に係る停止パターンの処理動作によれば、排紙トレイ部28より除去するヤレ紙P2のサムネイル画像を操作表示部91にメッセージと共に表示することで、ユーザは、排紙トレイ部28より除去すべき用紙を視覚的に認識することができるため、ユーザによる誤操作を防ぐことができる。
[実施例6]
実施例6は、本実施形態に係る画像形成装置1において、上記実施例1乃至実施例5に係る処理動作を実現する画像形成方法の例である。図11は、実施例6に係る画像形成方法の制御の流れの一例を示すフローチャートである。このフローチャートに沿った一連の処理は、制御部90(より具体的には、CPU901)による制御の下に実行される。
印刷動作が開始されると、制御部90は、先ず、ヤレ紙を検知したか否かを判断し(ステップS11)、ヤレ紙を検知したのであれば(S11のYES)、継続パターンの設定であるか否かを判断する(ステップS12)。継続パターンの設定であれば(S12のYES)、制御部90は、ヤレ紙の検知から再印刷を行うまでの間に出力される用紙の枚数(ページ数)Nを取得し(ステップS13)、次いで、当該用紙の枚数Nを除去枚数Nとして印刷した仕切り紙Qをヤレ紙の目印として挿入し(ステップS14)、ヤレ紙の印刷ジョブから再印刷を開始する(ステップS15)。
再印刷開始後、制御部90は、複数の印刷ジョブを連続して印刷する連続印刷のジョブが終了したか否かを判断し(ステップS16)、終了していなければ(S16のNO)、ステップS11に戻り、終了していれば(S16のYES)、画像形成(印刷)のための一連の処理を終了する。
ステップS11において、ヤレ紙を検知していなければ(S11のNO)、制御部90は、印刷動作を継続し(ステップS17)、ステップS16に移行して、連続印刷のジョブが終了したか否かを判断する。
ステップS12において、継続パターンの設定でなければ(S12のNO)、停止パターンの設定であることから、制御部90は、排紙トレイ部28から除去する用紙と再印刷する用紙のサムネイル画像を表示し(ステップS18)、次いで、印刷ジョブを停止する(ステップS19)。
次に、制御部90は、印刷ページをMページ戻し(ステップS20)、次いで、ユーザによってスタート釦の押下を待ち(ステップS21)、スタート釦が押下されると(S21のYES)、正常紙の再利用か否か(正常紙を正常な印刷物として活用するか否か)を判断する(ステップS22)。正常紙の再利用であれば(S22のYES)、制御部90は、ヤレ紙の印刷ジョブの再印刷を実施する(ステップS23)。
次に、制御部90は、ヤレ紙検知に伴うリカバリ動作が完了したか否か、即ちステップS20で戻したMページの印刷が完了したか否かを判断し(ステップS24)、リカバリ動作が完了したのであれば(S24のYES)、ステップS16に移行して、連続印刷のジョブが終了したか否かを判断する。
リカバリ動作が完了していなければ(S24のNO)、制御部90は、次ページが正常紙か否かを判断し(ステップS25)、正常紙であれば(S25のYES)、PIトレイ部6より給紙し(ステップS26)、正常紙でなければ(S25のNO)、次ページの印刷を実施する(ステップS27)。ステップS26およびステップS27の処理後、ステップS16に移行して、連続印刷のジョブが終了したか否かを判断する。
ステップS22の判断処理において、正常紙の再利用でなければ(S22のNO)、制御部90は、次ページの印刷を実施し(ステップS28)、しかる後ステップS16に移行して、連続印刷のジョブが終了したか否かを判断する。
[変形例]
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1として複写機を例に挙げたが、この適用例に限られるものではない。すなわち、本発明は、複写機の他、プリンタ装置、ファクシミリ装置、印刷機、複合機など、電子写真方式の画像形成装置全般に対して適用可能である。
1…画像形成装置、 2…給紙装置、 3…画像読取装置、 4…後処理装置、 5…外部装置、 6…PIトレイ部、 10…原稿搬送部、 20…用紙収納部、 30…画像読取部、 40…画像形成部、 50…中間転写ベルト、 60…2次転写部、 70…定着部、 90…制御部、 91…操作表示部、 100…画像形成システム、 101…第1画像読取センサ、 102…第2画像読取センサ

Claims (8)

  1. 印刷ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    画像形成後の前記記録媒体の画像を読み取る画像読取センサと、
    全ての記録媒体を同じ排紙トレイに出力する印刷ジョブの実行中に前記画像読取センサによる読取結果に基づいて前記記録媒体の画像が異常画像であると検知された際に、前記異常画像が検知された前記記録媒体の後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了まで継続する制御と、前記後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了前に停止するとともに、前記異常画像であると検知された画像を表示装置に表示する制御とを異常のパターンと関係なく実行可能な制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像読取センサは、記録媒体の第1面の画像を読み取る第1画像読取センサと、記録媒体の第2面の画像を読み取る第2画像読取センサとを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第1画像読取センサは記録媒体の下面側から読み取り、前記第2画像読取センサは記録媒体の上面側から読み取る
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記記録媒体の搬送方向において、前記第2画像読取センサは前記第1画像読取センサよりも下流側に配置されている
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記異常画像を検知した際に前記印刷ジョブを継続する継続パターンが設定されていない場合は、前記異常画像の検知に基づくタイミングで印刷ジョブを停止するように前記制御部が制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  6. 前記異常画像の検知に基づいて印刷ジョブを停止した後、ユーザの操作指示によって、当該異常画像と検知された画像の再印刷が行われる
    ことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  7. 前記画像読取センサによる読取結果に基づいて、前記記録媒体の画像が異常画像であると検知する検知部を備えた
    ことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  8. 画像形成後の記録媒体の画像を読み取る画像読取センサを備えた画像形成システムにおいて、
    前記画像読取センサによる読取結果に基づいて、前記記録媒体の画像が異常画像であると検知し、
    全ての記録媒体を同じ排紙トレイに出力する印刷ジョブの実行中に前記異常画像を検知した際に、前記異常画像が検知された前記記録媒体の後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了まで継続する制御、および、前記後続の記録媒体について異常画像であるかの検知を印刷ジョブの終了前に停止するとともに、前記異常画像であると検知された画像を表示装置に表示する制御、のいずれかの制御を異常のパターンと関係なく選択して実行する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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