JP5655970B1 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷ジョブにしたがって印刷出力を行うにあたって、エラーが発生した場合に、その印刷ジョブをリカバリするための処理を決定するようにした画像処理装置を提供する。【解決手段】画像処理装置の検出手段は、印刷ジョブに係る画像データと、該印刷ジョブに係る印刷出力を読み取った読取画像データを比較することでエラーを検出し、決定手段は、前記検出手段がエラーを検出した場合、該エラーを検出したページ以降の印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと前記画像データを比較することで、該エラー後印刷出力を用いて前記印刷ジョブをリカバリするための処理を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、検品処理の結果がNGと判定されたページに対してその都度再印刷を実行すると、後続の印刷ジョブを実行するまで時間がかかってしまうことを課題とし、印刷装置は、検品処理の結果がOKと判定されたシートを保持する保持手段を備え、検品処理の結果がNGと判定されたページを含む印刷ジョブを再度実行する場合に、検品処理の結果がOKと判定されたページに対しては、対応するシートを保持手段から給紙し、検品処理の結果がNGと判定されたページに対しては、再印刷を実行することが開示されている。
特許文献2には、印刷処理の生産性を高めることができる画像形成装置を提供することを課題とし、印刷後にページ単位で画像検査を行う画像検査手段を備えた画像形成装置において、印刷失敗したページをリジェクトせずリカバリに必要な情報のみ記憶媒体に格納し継続して印刷を行い、印刷終了後エラーレポートを出力する制御を行う制御手段を備えたことが開示されている。
特開2013−123813号公報 特開2004−338308号公報
本発明は、印刷ジョブにしたがって印刷出力を行うにあたって、エラーが発生した場合に、その印刷ジョブをリカバリするための処理を決定するようにした画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、印刷ジョブに係る画像データと、該印刷ジョブに係る印刷出力を読み取った読取画像データを比較することでエラーを検出する検出手段と、前記検出手段がエラーを検出した場合、該エラーを検出したページ以降の該印刷ジョブに係る継続して印刷されている印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと前記画像データを比較することで、該エラー後印刷出力を用いて前記印刷ジョブをリカバリするための処理を決定する決定手段を備えた画像処理装置である。
請求項2の発明は、前記決定手段は、前記検出手段がエラーを検出した場合、該エラーを検出したページ以降の印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと前記画像データを比較することで、該エラー後印刷出力を用いて前記印刷ジョブがリカバリ可能か否かを判定するリカバリ判定手段と、前記リカバリ判定手段がリカバリ可能と判定した場合、前記エラー後印刷出力の他にリカバリに必要なリカバリ画像データを決定するリカバリ画像データ決定手段を具備し、前記リカバリ画像データ決定手段が決定したリカバリ画像データを用いるリカバリ印刷ジョブを、現在の印刷出力が終了してから実行するリカバリ実行手段をさらに備えた請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3の発明は、前記リカバリ判定手段がリカバリができないと判定した場合は、前記印刷ジョブを停止する印刷ジョブ停止手段をさらに備えた請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項4の発明は、前記リカバリ画像データ決定手段は、前記エラーを検出したページ以降の画像データをリカバリ画像データとして決定し、前記リカバリ実行手段は、前記リカバリ印刷ジョブを前記印刷ジョブの停止を解除された場合に実行する、請求項2又は3に記載の画像処理装置である。
請求項5の発明は、印刷ジョブのリカバリに関する情報を出力する出力手段をさらに備える請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置である。
請求項6の発明は、前記検出手段は、予め定められた複数の領域毎に算出した前記画像データと前記読取画像データの濃度ヒストグラムを比較することによってエラーを検出する、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置である。
請求項7の発明は、コンピュータを、印刷ジョブに係る画像データと、該印刷ジョブに係る印刷出力を読み取った読取画像データを比較することでエラーを検出する検出手段と、前記検出手段がエラーを検出した場合、該エラーを検出したページ以降の該印刷ジョブに係る継続して印刷されている印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと前記画像データを比較することで、該エラー後印刷出力を用いて前記印刷ジョブをリカバリするための処理を決定する決定手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項1の画像処理装置によれば、印刷ジョブにしたがって印刷出力を行うにあたって、エラーが発生した場合に、その印刷ジョブをリカバリするための処理を決定することができる。
請求項2の画像処理装置によれば、現在の印刷出力が終了した後に、リカバリのための印刷ジョブを実行することができる。
請求項3の画像処理装置によれば、リカバリができないと判定した場合は、印刷ジョブを停止することができる。
請求項4の画像処理装置によれば、印刷エラーを検出したページ以降の画像データをリカバリ画像データとすることができる。
請求項5の画像処理装置によれば、リカバリに関する情報を出力することができる。
請求項6の画像処理装置によれば、複数の領域毎に算出した画像データと読取画像データの濃度ヒストグラムを比較することによってエラーを検出することができる。
請求項7の画像処理プログラムによれば、印刷ジョブにしたがって印刷出力を行うにあたって、エラーが発生した場合に、その印刷ジョブをリカバリするための処理を決定することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現した場合の印刷処理システムの構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像処理装置は、印刷ジョブにしたがって印刷出力を行うデジタル印刷機であって、図1の例に示すように、画像データ受付モジュール110、印刷モジュール120、読取モジュール130、印刷リカバリ処理モジュール140を有している。
デジタル印刷機は、主に小ロット印刷やバリアブル印刷等に使用される。バリアブル印刷とは、「印刷するページの一枚一枚に対して、テキスト、線画、画像等といった印刷内容のレイアウトは同じで内容を差し替えて印刷を行うこと」をいう。したがって、バリアブル印刷では、ページ毎に印刷内容が異なることが一般的である。ここで「ページ毎に印刷内容が異なる」とは、全てのページにおいて異なる必要はなく、少なくとも連続する前後のページにおいて、対象とするページと異なるものがあればよく、同じ内容のページが連続している組み合わせが含まれていてもよい。
なお、リカバリ処理とは、エラーが検出された印刷ジョブを、正常な印刷ジョブとするための処理である。本実施の形態では、図4、図5、図9、図11等の例を用いてエラーパターンとそれに対応するリカバリ処理の例を後述する。
画像データ受付モジュール110は、印刷モジュール120、印刷リカバリ処理モジュール140と接続されている。画像データ受付モジュール110は、印刷ジョブとともに印刷する画像データを受け付け、その画像データを印刷モジュール120が印刷可能な画像データに変換し、変換後の画像データを印刷モジュール120に渡す。受け付ける画像データとしては、例えば、PostScriptで記述されたデータやPDFフォーマットのデータ等がある。そして、画像データ受付モジュール110が行う処理として、例えば、受け付けた画像データのPostScript、PDF等を解釈し、ラスタライズ処理を行ってビットマップデータ(印刷ジョブに係る画像データの一例)を生成する。なお、変換処理を行いながら、処理結果を印刷モジュール120に渡すようにしてもよいし、処理結果を記憶しておき、全ての変換処理を終了した後に、その記憶された処理結果を印刷モジュール120に渡すようにしてもよい。
また、印刷対象である画像データは、例えば、複数ページであったり、両面印刷が指定されていたり、複数ページをまとめて印刷後に折ったり断裁し、はがきの体裁にすることが指定されていたり、書籍の折り丁にすることが指定されていたりすること等がある。なお、ここでの指定とは、印刷ジョブ内にその指定が含まれていてもよいし、その指定が前提(デフォルト)として設定されているような場合も含む。この指定の順番にしたがって、処理結果を印刷モジュール120に渡す。
なお、複数ページをまとめることを「面付け」という。また「Set(セット)」と表現することもある。
また、画像データ受付モジュール110から印刷モジュール120にデータを転送する場合、特定の条件によってはデータ転送が遅れたり、転送するページ順が意図しない順番になることが起こりえる。例えば、画像データ受付モジュール110内部で予期しない負荷等がかかった場合に発生し得る。これは、結果として印刷不良となる。
例えば、ページ順がずれて、それページ以降のページがずれてしまうような不良は、そのまま印刷を続けても無駄になってしまう。また、一旦稼働後に停止すると、再稼働まで時間を要して生産性が低下する。例えば、再稼働のためには、インクのヘッドの調整や、トナー定着機構の再加熱等が必要となるからである。
そのため不良が発生した印刷ジョブ全体、又は不良の発生したページのみの差異印刷であっても時間を要することとなる。
本実施の形態における印刷リカバリ処理モジュール140は、このような印刷不良を検出し、リカバリのための処理を決定する。
印刷モジュール120は、画像データ受付モジュール110、読取モジュール130と接続されている。印刷モジュール120は、画像データ受付モジュール110から画像データを受け付け、その画像データの印刷物を出力する。具体的には、受け付けたビットマップイメージを、搬送する用紙上にインク又はトナーで像を形成して印刷する。
なお、印刷モジュール120は、カット紙を使用するタイプ(枚葉機)であってもよいし、ロール紙を使用するタイプ(連帳機)であってもよい。
読取モジュール130は、印刷モジュール120、印刷リカバリ処理モジュール140と接続されている。読取モジュール130は、印刷モジュール120が出力した印刷物を読み取り、読み取った読取画像データを印刷リカバリ処理モジュール140に渡す。例えば、画像センサを用いて読み取ればよい。具体的には、印刷モジュール120等に内蔵されているインラインスキャナ、別途に設けたスキャナ、カメラ等で読み取る。
印刷リカバリ処理モジュール140は、画像データ受付モジュール110、読取モジュール130と接続されている。印刷リカバリ処理モジュール140は、検出モジュール145、リカバリ判定モジュール150、リカバリ画像決定モジュール155、リカバリ実行モジュール160、印刷ジョブ停止モジュール165、出力モジュール170、制御モジュール175を有している。
検出モジュール145は、画像データ受付モジュール110から印刷ジョブに係る画像データを受け付け、読取モジュール130からその印刷ジョブに係る印刷出力を読み取った読取画像データを受け付ける。そして、画像データと読取画像データを比較することでエラーを検出する。なお、ページ毎に印刷内容が異なるバリアブル印刷に対応するために、検出モジュール145は、1ページ毎にエラー検出の検査を行う。
例えば、検出モジュール145は、予め定められた複数の領域毎に算出した画像データの濃度ヒストグラムと読取画像データの濃度ヒストグラムを比較することによってエラーを検出する。
具体的には、検出モジュール145は、読取モジュール130から受け付けた読取画像データに対して、副走査方向の短冊状のエリア毎の色データ(例えば、RGBデータ等)を測定し、ヒストグラムを作成する。作成するヒストグラムとして、濃度のヒストグラムであり、1色又は多色に分解した濃度としてもよい。
一方、画像データ受付モジュール110から受け付けたラスタライズ済の画像データ(サムネイル画像であってもよい)に対して、同様のヒストグラムを作成する。
そして、両者のエリア毎のヒストグラムの比較を行う。比較の結果として、両者の差異が予め定められた値より大又は以上である場合は、エラーとして検出する。例えば、画像が入れ替わったり、白紙出力等の異常が起きるとエラーを検出することとなる。なお、印刷モジュール120において、画像データからトーンカーブを変更した結果を、印刷物を走査した濃度のヒストグラムにフィードバックする(トーンカーブ調整の影響を排除する)ことを行うようにしてもよい。
なお、インク調整用に行うデータ処理の結果を流用するようにしてもよい。具体的には、インク調整用にサムネイル画像から作成した副走査方向の短冊状でのエリア毎のデータ生成を利用する。
なお、検出モジュール145がエラーを検出した後すぐに、印刷モジュール120に対して印刷処理の停止指示を行ったとしても、印刷モジュール120ではエラーが検知されたページ以降のページの印刷出力が行われることもある。これは、印刷モジュール120による印刷処理が高速である場合、印刷モジュール120による印刷処理の停止に時間を要する場合、検出モジュール145によるエラー検出が印刷モジュール120による印刷処理に比較して低速である場合等に起こる。
制御モジュール175は、印刷リカバリ処理モジュール140内の各モジュールを制御する。例えば、検出モジュール145がエラーを検出した場合、リカバリ判定モジュール150、リカバリ画像決定モジュール155等を用いて、そのエラーを検出したページ以降の印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと画像データを比較することで、そのエラー後印刷出力を用いて印刷ジョブをリカバリするための処理を決定する。
リカバリ判定モジュール150は、制御モジュール175による制御にしたがって、検出モジュール145がエラーを検出した場合、そのエラーを検出したページ以降の印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと画像データを比較することで、そのエラー後印刷出力を用いて印刷ジョブがリカバリ可能か否かを判定する。ここでの決定は、例えば、具体的には、後述するエラーパターン(1)から(5)に分類することである。エラーパターン(1)から(5)に分類することは、すなわち、そのエラーパターンに対応するリカバリ処理を決定することである。
リカバリ画像決定モジュール155は、制御モジュール175による制御にしたがって、リカバリ判定モジュール150がリカバリ可能と判定した場合、エラー後印刷出力の他にリカバリに必要なリカバリ画像データを決定する。
また、リカバリ画像決定モジュール155は、エラーを検出したページ以降の画像データをリカバリ画像データとして決定するようにしてもよい。
リカバリ実行モジュール160は、リカバリ画像決定モジュール155が決定したリカバリ画像データを用いるリカバリ印刷ジョブを、現在の印刷出力が終了してから実行する。
また、リカバリ実行モジュール160は、リカバリ印刷ジョブを印刷ジョブの停止が解除された場合に実行するようにしてもよい。
印刷ジョブ停止モジュール165は、リカバリ判定モジュール150がリカバリができないと判定した場合は、印刷ジョブを停止する。
出力モジュール170は、印刷ジョブのリカバリに関する情報を出力する。「リカバリに関する情報」として、例えば、エラーが発生したページの画像データそのものであってもよい。この場合、出力されたページをエラーが発生したページと差し替えればよい。また、リカバリに必要な情報を出力してもよい。出力とは、例えば、プリンタ等の印刷装置で印刷すること、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、記憶装置へその情報を書き込むこと、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること、他の情報処理装置へ渡すこと等が含まれる。また、出力先の印刷装置として、印刷モジュール120であってもよいし、他の印刷装置であってもよい。
特に、バリアブル印刷を行っている場合、何らかのエラーにより、一部のページが不良となったり、又は欠落等してしまったときに、一旦印刷ジョブを停止したり、又は印刷ジョブ終了後に再度印刷ジョブを実行せずとも(対象としている印刷ジョブを継続させたまま)、出力モジュール170は、差し替え用の印刷出力を行う。
また、印刷リカバリ処理モジュール140は、画像データ受付モジュール110からの画像データを記憶する記憶装置を有していてもよい。そして、出力モジュール170は、その記憶装置から、エラーが発生したページの画像データを取り出して出力するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態を実現した場合の印刷処理システムの構成例を示す説明図である。
クライアント210と画像データ生成装置220は、通信回線290を介して接続されている。そして、画像データ生成装置220とデジタル印刷機230は専用の接続線を介して接続されている。
クライアント210は、例えば、バリアブル印刷用の文書フォーマット、データを用いて、印刷データ215を生成し、画像データ生成装置220に送信する。印刷データ215は、例えばPDF等によるファイルである。
画像データ生成装置220は、印刷データ225をデジタル印刷機230に渡し、デジタル印刷機230から結果通知255を受け付ける。画像データ生成装置220は、画像データ受付モジュール110、印刷リカバリ処理モジュール140を有しており、エラー検出後の印刷出力を活用して印刷ジョブのリカバリを試みる。また、リカバリに不足するページを印刷ジョブ終了後に引き続き印刷出力する。印刷データ225は、例えばCMYK(シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、黒(blacK))等によって表現される画像データである。
デジタル印刷機230は、印刷モジュール120としての印刷モジュール235、搬送路245、読取モジュール130としてセンサ240、後加工装置250(フィニッシャーともいわれる)を有している。印刷モジュール235が印刷を行い、その印刷出力(印刷物)を搬送路245を介して後加工装置250へ送り、センサ240は、デジタル印刷機230からの印刷出力を読み取り、読取画像データを結果通知255として画像データ生成装置220に渡す。後加工装置250は、印刷出力を蓄積すること、又は、その印刷出力に対して丁合、紙折り、製本、断裁、包装、封入封緘等の処理を行う。
搬送路245は、印刷モジュール235から出力された印刷物を後加工装置250へ搬送するためのものである。
センサ240は、搬送路245によって搬送される印刷物を画像データとして読み取るものである。印刷物の表面だけでなく、裏面も読み取るような機構としてもよい。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ここでの処理は、面付け処理ではなく、ページ単位での印刷処理を対象としている。
ステップS300では、検査を開始する。印刷後の後処理(製本、丁合等)の指定に関する情報から、面付け処理は不要であることを検知した場合の処理である。もちろんのことながら、画像データ受付モジュール110から画像データと読取モジュール130から読取画像データ(その画像データを印刷モジュール120によって印刷させ、その印刷出力を読み取ったデータ)の両者を受け付けている。また、予め全ページの画像データを記憶していてもよい。
ステップS302では、画像データと読取画像データの比較判定は正常であるか否かを判断し、OK(正常である)の場合はステップS304へ進み、NGの場合はステップS306へ進む。比較判定処理は、前述のように、検出モジュール145による処理を行う。
ステップS304では、印刷を継続する。この後、ステップS302に戻る。
ステップS306では、判定結果(読取画像データ)が「白紙」であるか否かを判断し、「白紙」である場合はステップS308へ進み、それ以外の場合はステップS316へ進む。「白紙」であるか否かの判断は、読取画像データ内の有色領域の面積(又は面積割合)が予め定められた閾値未満又は以下である場合は、「白紙」であると判断するようにしてもよいし、読取画像データ内の白色領域の面積(又は面積割合)が予め定められた閾値より大又は以上である場合は、「白紙」であると判断するようにしてもよい。有色領域とは、白色領域以外の画素値を有する画素の領域であり、白色領域とは、「白色」を示す画素値を少なくとも含み、予め定められた閾値以下の画素値を有する画素の領域である。例えば、「白色」を示す画素値とは、CMYKそれぞれが0である画素である。そして、読取モジュール130のセンサの特性を考慮して白色と見なせる画素値の最大値を予め定められた閾値としたものである。なお、「白色」を示す画素値を、CMYKそれぞれが最大の画素値(例えば、255等)とする色体系もあるが、その場合は、予め定められた閾値以上の画素値を有する画素の領域を白色領域とすればよい。
ステップS308では、次ページが正常であるか否かを判断し、正常である場合はステップS310へ進み、それ以外の場合はステップS312へ進む。次ページとは、ステップS302で対象としたページの次のページであって、そのページの画像データと印刷画像データの比較である。比較処理は、ステップS302での処理と同等である。
ステップS310では、白紙エラー通知を行う(エラーパターン(1)と判断する)。この後、ステップS326へ進む。
ステップS312では、次ページがNGページと同じであるか否かを判断し、NGページと同じである場合はステップS314へ進み、それ以外の場合はステップS320へ進む。ここでNGページとは、ステップS302で対象としたページ(すなわち正常ではないと判断されたページ)である。
ステップS314では、間欠エラー(間延び)通知を行う(エラーパターン(2)と判断する)。この後、ステップS326へ進む。
ステップS316では、判定結果が「次ページと同じ」であるか否かを判断し、「次ページと同じ」である場合はステップS318へ進み、それ以外の場合はステップS320へ進む。ここで「次ページと同じ」とは、ステップS302で対象としたページの読取画像データと、ステップS302で対象としたページの次のページの画像データが同じであることをいう。つまり、1ページ分の画像データの印刷が行われなかった場合である。
ステップS318では、ページ抜けエラー通知を行う(エラーパターン(3)と判断する)。この後、ステップS326へ進む。
ステップS320では、判定結果が「他ページと同じ」であるか否かを判断し、「他ページと同じ」である場合はステップS322へ進み、それ以外の場合はステップS324へ進む。ここで「他ページと同じ」とは、ステップS302で対象としたページの読取画像データと、画像データ受付モジュール110から受け取った画像データのうちのいずれかのページの画像データ(ただし、ステップS302で対象としたページの画像データと次のページの画像データを除く)が同じであることをいう。つまり、本来出力されるべきページ及びその次のページとは異なるページの印刷画像データがある場合をいう。
ステップS322では、ページ入れ替わりエラー通知を行う(エラーパターン(4)と判断する)。この後、ステップS326へ進む。
ステップS324では、その他エラー通知(画像乱れ等)を行う(エラーパターン(5)と判断する)。
なお、エラーパターン(2)、(3)以外のエラーパターン((1)、(4)、(5))であると判断するのに、対象としている次のページの画像データと印刷画像データが同じであることを条件としてもよい。つまり、対象としているページの印刷画像データだけが誤りであって、次からのページにおける画像データと印刷画像データは誤りではないことを条件としてもよい。
ステップS326では、ただちに印刷を中止する設定であるか否かを判断し、ただちに印刷を中止する設定である場合はステップS328へ進み、それ以外の場合はステップS330へ進む。ここでの設定(ただちに印刷を中止する設定)は、エラーパターン(1)〜(5)のいずれか又はこれらの組み合わせによる設定であって、管理者等のユーザーによって予め設定されていたり、デフォルトとして予め定められていたりする。
ステップS328では、印刷を中止する。
ステップS330では、印刷ジョブ終了であるか否かを判断し、印刷ジョブ終了である場合はステップS334へ進み、それ以外の場合はステップS332へ進む。
ステップS332では、その印刷ジョブによる印刷を継続する。この後、ステップS302に戻る。
ステップS334では、不良印刷検出ページを印刷する設定であるか否かを判断し、不良印刷検出ページを印刷する設定である場合はステップS336へ進み、それ以外の場合は印刷ジョブを終了する(ステップS399)。
ステップS336では、不良印刷を検出したページの画像データを再度印刷する。不良ページの再印刷パターンは、片面か両面か、また上記エラーパターン(1)〜(5)のエラーにより異なる。詳細は、図4、5を用いて説明する。
ステップS399では、印刷ジョブを終了する。
図4は、片面印刷を行っている場合、エラー検知後の印刷ジョブの継続方法の制御例を示している。
図4(1)は、ステップS308で検知するエラーパターン(1)の例を示しており、白紙エラー通知の内容例を示している。具体的には、図4(1a)は、3ページ目が白紙となった例(1、2ページ目は正常であり、4ページ目以降も正常)を示している。図4(1b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を印刷することを示している。なお、「3ページ目の白紙を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の液晶ディスプレイ等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図4(2)は、ステップS312で検知するエラーパターン(2)の例を示しており、間欠エラー(間延び)通知の内容例を示している。具体的には、図4(2a)は、2ページ目と3ページ目の間に白紙のページが挿入されてしまった例を示している。図4(2b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(白紙)を廃棄することを示している。なお、「3ページ目の白紙を、廃棄すること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図4(3)は、ステップS316で検知するエラーパターン(3)の例を示しており、ページ抜けエラー通知の内容例を示している。具体的には、図4(3a)は、3ページ目が抜けた例を示している。図4(3b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を印刷することを示している。なお、「3ページ目に、新たに印刷した印刷物を挿入すること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図4(4)は、ステップS320で検知するエラーパターン(4)の例を示しており、ページ入れ替わりエラー通知の内容例を示している。具体的には、図4(4a)は、3ページ目が89ページ目と入れ替わった例を示している。図4(4b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を印刷することを示している。なお、「3ページ目の印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図4(5)は、ステップS320で検知するエラーパターン(5)の例を示しており、その他エラー通知(画像乱れ等)の内容例を示している。図4(5a)は、3ページ目が画像乱れ等となった例を示している。なお、「3ページ目の印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。以下、同様に、リカバリ処理の内容を表示装置に表示するようにしてもよい。
図5は、両面印刷を行っている場合、エラー検知後の印刷ジョブの継続方法の制御例を示している。なお、図3の例に示したフローチャートの判定を行うステップの処理において、図5の例に示すエラーパターンのいずれであるかの判定処理を行えばよい。例えば、表面と裏面における判定処理を行えばよい。
図5(11)、(12)は、ステップS308で検知するエラーパターン(1)の例を示しており、白紙エラー通知の内容例を示している。
図5(11)は、表面の3ページ目が白紙となった例を示している。具体的には、図5(11a)は、3ページ目の表面が白紙となった例(1、2ページ目は正常であり、4ページ目以降も正常)を示している。図5(11b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(12)は、裏面の3ページ目が白紙となった例を示している。具体的には、図5(12a)は、3ページ目の裏面が白紙となった例(1、2ページ目は正常であり、4ページ目以降も正常)を示している。図5(12b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(21)(22)は、ステップS312で検知するエラーパターン(2)の例を示しており、間欠エラー(間延び)通知の内容例を示している。
図5(21a)は、2ページ目と3ページ目の間に表面、裏面ともに白紙のページが挿入されてしまった例を示している。図5(21b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(白紙)を廃棄することを示している。なお、「3ページ目の白紙を、廃棄すること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(22a)は、裏面の2ページ目と3ページ目の間にページが挿入されてしまった例を示している。その後、裏面では白紙ページの次に3ページ目が印刷され、次に5ページ目が印刷されて、表面と裏面のページが合うように印刷されている。なお、ページが挿入されてしまったことを検知した後、制御モジュール175が、5ページ目以降で裏面と表面のページが合うように印刷するように、画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。この場合、裏面と表面が合致していないページ(図5(22a)の例の場合は、3ページ目と4ページ目)を検知する。図5(22b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目、4ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目、4ページ目を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(31)(32)は、ステップS316で検知するエラーパターン(3)の例を示しており、ページ抜けエラー通知の内容例を示している。
図5(31a)は、表面と裏面の3ページ目が抜けた例を示している。図5(31b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目に、新たに印刷した印刷物を挿入すること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(32a)は、裏面の3ページ目が抜けた例を示している。その後、裏面では次のページに4ページ目が印刷されて、表面と裏面のページが合うように印刷されている。なお、ページが抜けたことを検知した後、制御モジュール175が、4ページ目以降で裏面と表面のページが合うように印刷するように、画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。この場合、裏面と表面が合致していないページ(図5(32a)の例の場合は、3ページ目)を検知する。図5(32b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(41)(42)は、ステップS320で検知するエラーパターン(4)の例を示しており、ページ入れ替わりエラー通知の内容例を示している。
図5(41a)は、表面の3ページ目が89ページ目と入れ替わった例を示している。図5(41b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目の印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(42a)は、裏面の3ページ目が89ページ目と入れ替わった例を示している。図5(42b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目の印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(51)(52)は、ステップS320で検知するエラーパターン(5)の例を示しており、その他エラー通知(画像乱れ等)の内容例を示している。
図5(51)は、表面の3ページ目が画像乱れ等となった例を示している。図5(51b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目の印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図5(52)は、裏面の3ページ目が画像乱れ等となった例を示している。図5(51b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目(もちろんのことながら、表面、裏面ともに)を印刷することを示している。なお、「3ページ目の印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
なお、図5(11a)、(41a)、(51a)の例のように、表面にエラーを検知した場合は、制御モジュール175は、裏面については通常の印刷順序で印刷を行うように画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。
また、図5(12a)、(42a)、(52a)の例のように、裏面にエラーを検知した場合は、制御モジュール175は、裏面について継続して通常の印刷順序で印刷を行うように画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。
また、図5(21a)の例のように、表面にエラーを検知した場合は、制御モジュール175は、そのエラーを検知したページの裏面については、空白ページ(又はダミーページ)を挿入するように画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。
また、図5(22a)の例のように、裏面にエラーを検知した場合は、制御モジュール175は、そのエラーを検知したページの次のページ(1ページ分)のスキップ処理を行うようにしてもよい。つまり、この例の場合は、2ページ分の判定処理(対象とするページと次のページの判定処理)を行っているので、図5(22a)の例のように、裏面の4ページ目をスキップして、5ページ目から表面と裏面が合うように、画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。
また、図5(31a)の例のように、表面にエラーを検知した場合は、制御モジュール175は、そのエラーを検知したページの裏面についても、表面と同様のページをスキップ(図5(51a)の場合は裏面の3ページ目をスキップ)するように画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。
また、図5(32a)の例のように、裏面にエラーを検知した場合は、制御モジュール175は、裏の後続印刷時に、1ページの空白ページ(又はダミーページ)を挿入(図5(32a)の場合は裏面のダミーページとしての4ページ目を挿入)するように画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図3の例に示すフローチャートにおけるステップS314をステップS614に修正し、そして、ステップS634、ステップS636の処理を追加したものである。
ステップS600では、検査を開始する。
ステップS602では、印刷結果の比較判定は正常であるか否かを判断し、OKの場合はステップS604へ進み、NGの場合はステップS606へ進む。
ステップS604では、印刷を継続する。この後、ステップS602に戻る。
ステップS606では、判定結果が「白紙」であるか否かを判断し、「白紙」である場合はステップS608へ進み、それ以外の場合はステップS616へ進む。
ステップS608では、次ページが正常であるか否かを判断し、正常である場合はステップS610へ進み、それ以外の場合はステップS612へ進む。
ステップS610では、白紙エラー通知を行う(エラーパターン(1)と判断する)。この後、ステップS626へ進む。
ステップS612では、次ページがNGページと同じであるか否かを判断し、NGページと同じである場合はステップS614へ進み、それ以外の場合はステップS620へ進む。
ステップS614では、エラーパターン(2)のフラグを設定し(エラーパターン(2)と判断する)、NGページを記憶する。この後、ステップS626へ進む。
ステップS616では、判定結果が「次ページと同じ」であるか否かを判断し、「次ページと同じ」である場合はステップS618へ進み、それ以外の場合はステップS620へ進む。
ステップS618では、ページ抜けエラー通知を行う(エラーパターン(3)と判断する)。この後、ステップS626へ進む。
ステップS620では、判定結果が「他ページと同じ」であるか否かを判断し、「他ページと同じ」である場合はステップS622へ進み、それ以外の場合はステップS624へ進む。
ステップS622では、ページ入れ替わりエラー通知を行う(エラーパターン(4)と判断する)。この後、ステップS626へ進む。
ステップS624では、その他エラー通知(画像乱れ等)を行う(エラーパターン(5)と判断する)。
ステップS626では、ただちに印刷を中止する設定であるか否かを判断し、ただちに印刷を中止する設定である場合はステップS628へ進み、それ以外の場合はステップS630へ進む。
ステップS628では、印刷を中止する。
ステップS630では、印刷ジョブ終了であるか否かを判断し、印刷ジョブ終了である場合はステップS634へ進み、それ以外の場合はステップS632へ進む。
ステップS632では、印刷を継続する。この後、ステップS602に戻る。
ステップS634では、エラーパターン(2)のフラグが設定されているか否かを判断し、設定されている場合はステップS636へ進み、それ以外の場合はステップS638へ進む。
ステップS636では、記憶されたNGページを表示する。つまり、白紙となっているページ数(破棄すべきページ)を印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示する。
ステップS638では、不良印刷検出ページを印刷する設定であるか否かを判断し、不良印刷検出ページを印刷する設定である場合はステップS640へ進み、それ以外の場合は印刷ジョブを終了する(ステップS699)。
ステップS640では、不良印刷を検出したページを再度印刷する。不良ページの再印刷パターンは、片面か両面か、また上記エラーパターン(1)〜(5)のエラーにより異なる。
ステップS699では、印刷ジョブを終了する。
図7は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ここでの処理は、面付け処理を行い、セット単位での印刷処理を対象としている。図3の例に示すフローチャートの処理と同等のものであるが、リカバリ処理の処理単位がセットである。
ステップS700では、検査を開始する。印刷後の後処理(製本、丁合等)の指定に関する情報から、面付け処理を行う場合であることを検知した場合の処理である。もちろんのことながら、画像データ受付モジュール110から画像データと読取モジュール130から読取画像データ(その画像データを印刷モジュール120によって印刷させ、その印刷出力を読み取ったデータ)の両者を受け付けている。また、予め全ページの画像データを記憶していてもよい。
ステップS702では、印刷結果の比較判定は正常であるか否かを判断し、OKの場合はステップS704へ進み、NGの場合はステップS706へ進む。
ステップS704では、印刷を継続する。この後、ステップS702に戻る。
ステップS706では、判定結果が「白紙」であるか否かを判断し、「白紙」である場合はステップS708へ進み、それ以外の場合はステップS716へ進む。
ステップS708では、次ページが正常であるか否かを判断し、正常である場合はステップS710へ進み、それ以外の場合はステップS712へ進む。
ステップS710では、白紙エラー通知を行う(エラーパターン(11)と判断する)。この後、ステップS726へ進む。
ステップS712では、次ページがNGページと同じであるか否かを判断し、NGページと同じである場合はステップS714へ進み、それ以外の場合はステップS720へ進む。
ステップS714では、間欠エラー(間延び)通知を行う(エラーパターン(12)と判断する)。この後、ステップS726へ進む。
ステップS716では、判定結果が「次ページと同じ」であるか否かを判断し、「次ページと同じ」である場合はステップS718へ進み、それ以外の場合はステップS720へ進む。
ステップS718では、ページ抜けエラー通知を行う(エラーパターン(13)と判断する)。この後、ステップS726へ進む。
ステップS720では、判定結果が「他ページと同じ」であるか否かを判断し、「他ページと同じ」である場合はステップS722へ進み、それ以外の場合はステップS724へ進む。
ステップS722では、ページ入れ替わりエラー通知を行う(エラーパターン(14)と判断する)。この後、ステップS726へ進む。
ステップS724では、その他エラー通知(画像乱れ等)を行う(エラーパターン(15)と判断する)。
ステップS726では、ただちに印刷を中止する設定であるか否かを判断し、ただちに印刷を中止する設定である場合はステップS728へ進み、それ以外の場合はステップS730へ進む。
ステップS728では、印刷を中止する。
ステップS730では、印刷ジョブ終了であるか否かを判断し、印刷ジョブ終了である場合はステップS734へ進み、それ以外の場合はステップS732へ進む。
ステップS732では、印刷を継続する。リカバリ用に再スタートページ算出と設定を行う。この後、ステップS702に戻る。
ステップS734では、不良印刷検出セットを印刷する設定であるか否かを判断し、不良印刷検出セットを印刷する設定である場合はステップS736へ進み、それ以外の場合は印刷ジョブを終了する(ステップS799)。
ステップS736では、不良印刷を検出したセットを再度印刷する。不良ページの再印刷パターンは、片面か両面か、また上記エラーパターン(11)〜(15)のエラーにより異なる。
ステップS799では、印刷ジョブを終了する。
図8は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。この例は、8ページ分の面付け処理の例を示したものである。
図8(1)の例に示すセット810は、1ページ目から8ページ目までを単位としているセットである。セット820は、9ページ目から16ページ目までを単位としているセットである。セット830は、17ページ目から24ページ目までを単位としているセットである。製本の仕様により、「折り丁」の仕様、面付けは予め定められている。
図8(2)の例に示すものは、印刷媒体である連帳紙に折り丁単位であるセット800を印刷したところを示したものである。印刷のエラーを検出し、リカバリ処理として、再印刷する場合、セット(折り丁)単位での処理が必要となる。
図9は、セット単位の片面印刷を行っている場合、エラー検知後の印刷ジョブの継続方法の制御例を示している。なお、エラーパターンの種類にかかわらず、セット単位での再度の印刷を行う。
図9(1)は、ステップS708で検知するエラーパターン(11)の例を示しており、白紙エラー通知の内容例を示している。具体的には、図9(1a)は、1セット目の3ページ目が白紙となった例を示している。図9(1b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセットを印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図9(2)は、ステップS712で検知するエラーパターン(12)の例を示しており、間欠エラー(間延び)通知の内容例を示している。具体的には、図9(2a)は、1セット目の2ページ目と3ページ目の間にページが挿入されてしまった例を示している。図9(2b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセットを印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
そして、これから印刷対象となるセットの先頭ページを、エラーが検出されたセットが正常であったとした場合のページに設定する。例えば、NGページである3ページ目を含むセットの印刷が終了する時点(リカバー時922)で、2セット目の先頭ページを9ページ目とする設定を行う。また、リカバー時922で間に合わない場合は、次のセットを印刷する時点(リカバー時924)で、次のセットである3セット目の先頭ページを17ページ目とする設定を行う。なお、セットの先頭ページの設定を行わない場合は、図9(2c)の例に示すように、その後のセットも全て再度印刷することが必要になってしまう。本実施の形態では、このリカバリ処理(これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理)によって再度印刷するセットの数を低減させるようにしている。
図9(3)は、ステップS716で検知するエラーパターン(13)の例を示しており、ページ抜けエラー通知の内容例を示している。具体的には、図9(3a)は、1セット目の3ページ目が抜けた例(本来の3ページ目に4ページ目を印刷してしまう、以下同様)を示している。図9(3b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセットを印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
そして、これから印刷対象となるセットの先頭ページを、エラーが検出されたセットが正常であったとした場合のページに設定する。例えば、NGページである3ページ目を含むセットの印刷が終了する時点(リカバー時932)で、次のセットである2セット目の先頭ページを9ページ目とする設定を行う。また、リカバー時932で間に合わない場合は、次のセットを印刷する時点(リカバー時934)で、次のセットである3セット目の先頭ページを17ページ目とする設定を行う。なお、セットの先頭ページの設定を行わない場合は、図9(3c)の例に示すように、その後のセットも全て再度印刷することが必要になってしまう。本実施の形態では、このリカバリ処理(これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理)によって再度印刷するセットの数を低減させるようにしている。
なお、「これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理」を行うために、セットに含まれる面付けのページの先頭ページを、算出する算出モジュールを設けてもよい。算出モジュールは、セットを構成するページ数と、これから印刷対象となるセット番号を用いて、そのセットの先頭ページを算出する。そして、その算出したセットの先頭ページを、エラーを検出した場合に(印刷の途中である)算出し、画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120に設定する。なお、予め各セットの先頭ページを記憶しているテーブルを印刷リカバリ処理モジュール140内部に保持していて、リカバリ可能なセット番号から表を用いて、そのセットにおける先頭ページを抽出するようにしてもよい。
図9(4)は、ステップS720で検知するエラーパターン(14)の例を示しており、ページ入れ替わりエラー通知の内容例を示している。具体的には、図9(4a)は、1セット目の3ページ目が75ページ目と入れ替わった例を示している。図9(4b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセットを印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットの印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図9(5)は、ステップS720で検知するエラーパターン(15)の例を示しており、その他エラー通知(画像乱れ等)の内容例を示している。具体的には、図9(5a)は、1セット目の3ページ目が画像乱れ等となった例を示している。図9(5b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセットを印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットの印刷物を、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図10は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。この例は、両面を用いた16ページ分の面付け処理の例を示したものである。
図10(1)の例は、表面と裏面の面付けを示している。これは、図10(2a)〜(2f)の例に示すような折り処理を行った場合の面付けを行った場合の例である。縦方向に中央で折り(2a)、時計回りに90度回転させ(2b)、再度縦方向に中央で折り(2c)、再度時計回りに90度回転させ(2d)、再度縦方向に中央で折り(2e)、1〜16ページ分の折丁を完成させたものである(2d)。
図10(3)の例に示すものは、印刷媒体である連帳紙に折り丁単位であるセットを印刷(表面と裏面に印刷)したところを示したものである。印刷のエラーを検出し、リカバリ処理として、再印刷する場合、セット(折り丁)単位での処理が必要となる。
図10(4)の例に示すものは、表面(図では上段)と裏面(図では下段)のセットの例を示したものである。したがって、印刷のエラーを検出し、リカバリ処理として、再印刷する場合、表面と裏面の両方を含めたセット(折り丁)単位での処理が必要となる。なお、製本の仕様により、「折り丁」の仕様、面付けは予め定められている。
図11は、セット単位の両面印刷を行っている場合、エラー検知後の印刷ジョブの継続方法の制御例を示している。なお、エラーパターンの種類にかかわらず、セット単位での再度の印刷を行う。表面の次に裏面を印刷するものとする。したがって、表面でエラーを検出した場合は、リカバリ処理として裏面を白紙(又はダミーページ)としてもよい。
図11(11)は、ステップS708で検知するエラーパターン(11)の例を示しており、白紙エラー通知の内容例を示している。具体的には、図11(11a)は、1セット目の表面の3ページ目が白紙となった例を示している。図11(11b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図11(12)は、ステップS708で検知するエラーパターン(11)の例を示しており、白紙エラー通知の内容例を示している。具体的には、図11(12a)は、1セット目の裏面の16ページ目が白紙となった例を示している。図11(12b)は、リカバリ処理として、NGページである16ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「16ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図11(21)は、ステップS712で検知するエラーパターン(12)の例を示しており、間欠エラー(間延び)通知の内容例を示している。具体的には、図11(21a)は、1セット目の表面の本来の6ページ目に白紙のページが挿入されてしまった例(本来の7ページ目の位置に6ページ目を印刷してしまう、以下同様)を示している。
そして、これから印刷対象となるセットの先頭ページを、エラーが検出されたセットが正常であったとした場合のページに設定する。例えば、NGページである6ページ目を含むセットの印刷が終了する時点(リカバー時1122)で、次のセットである2セット目の先頭ページを17ページ目とする設定を行う。また、リカバー時1122で間に合わない場合は、次のセットを印刷する時点(リカバー時1124)で、次のセットである3セット目の先頭ページを33ページ目とする設定を行う。なお、セットの先頭ページの設定を行わない場合は、その後のセットも全て再度印刷することが必要になってしまう。本実施の形態では、このリカバリ処理(これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理)によって再度印刷するセットの数を低減させるようにしている。
そして、図11(21b)は、リカバリ処理として、NGページである本来の6ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「6ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
また、図11(22a)は、1セット目の裏面の本来の9ページ目に白紙のページが挿入されてしまった例(本来の12ページ目の位置に11ページ目を印刷してしまう、以下同様)を示している。
そして、これから印刷対象となるセットの先頭ページを、エラーが検出されたセットが正常であったとした場合のページに設定する。例えば、NGページである9ページ目を含むセットの印刷が終了する時点(リカバー時1126)で、次のセットである2セット目の先頭ページを17ページ目とする設定を行う。また、リカバー時1126で間に合わない場合は、次のセットを印刷する時点(リカバー時1128)で、次のセットである3セット目の先頭ページを33ページ目とする設定を行う。なお、セットの先頭ページの設定を行わない場合は、その後のセットも全て再度印刷することが必要になってしまう。本実施の形態では、このリカバリ処理(これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理)によって再度印刷するセットの数を低減させるようにしている。
そして、図11(22b)は、リカバリ処理として、NGページである本来の9ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「9ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図11(31)は、ステップS716で検知するエラーパターン(13)の例を示しており、ページ抜けエラー通知の内容例を示している。具体的には、図11(31a)は、1セット目の表面の6ページ目が抜けた例(本来の6ページ目の位置に7ページ目を印刷してしまう、以下同様)を示している。
そして、これから印刷対象となるセットの先頭ページを、エラーが検出されたセットが正常であったとした場合のページに設定する。例えば、NGページである6ページ目を含むセットの印刷が終了する時点(リカバー時1132)で、2セット目の先頭ページを17ページ目とする設定を行う。また、リカバー時1132で間に合わない場合は、次のセットを印刷する時点(リカバー時1134)で、次のセットである3セット目の先頭ページを33ページ目とする設定を行う。なお、セットの先頭ページの設定を行わない場合は、その後のセットも全て再度印刷することが必要になってしまう。本実施の形態では、このリカバリ処理(これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理)によって再度印刷するセットの数を低減させるようにしている。
図11(31b)は、リカバリ処理として、NGページである6ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「6ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
また、図11(32a)は、1セット目の裏面の8ページ目が抜けた例(本来の8ページ目の位置に9ページ目を印刷してしまう、以下同様)を示している。
そして、これから印刷対象となるセットの先頭ページを、エラーが検出されたセットが正常であったとした場合のページに設定する。例えば、NGページである8ページ目を含むセットの印刷が終了する時点(リカバー時1136)で、2セット目の先頭ページを17ページ目とする設定を行う。また、リカバー時1136で間に合わない場合は、次のセットを印刷する時点(リカバー時1138)で、次のセットである3セット目の先頭ページを33ページ目とする設定を行う。なお、セットの先頭ページの設定を行わない場合は、その後のセットも全て再度印刷することが必要になってしまう。本実施の形態では、このリカバリ処理(これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理)によって再度印刷するセットの数を低減させるようにしている。
図11(32b)は、リカバリ処理として、NGページである8ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「8ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
なお、「これから印刷対象となるセットの先頭ページの再設定処理」を行うために、セットに含まれる面付けのページの先頭ページを、算出する算出モジュールを設けてもよい。算出モジュールは、セットを構成するページ数と、これから印刷対象となるセット番号を用いて、そのセットの先頭ページを算出する。そして、その算出したセットの先頭ページを、エラーを検出した場合に(印刷の途中である)算出し、画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120に設定する。なお、予め各セットの先頭ページを記憶しているテーブルを印刷リカバリ処理モジュール140内部に保持していて、リカバリ可能なセット番号から表を用いて、そのセットにおける先頭ページを抽出するようにしてもよい。
図11(41)は、ステップS720で検知するエラーパターン(14)の例を示しており、ページ入れ替わりエラー通知の内容例を示している。具体的には、図11(41a)は、1セット目の表面の3ページ目が55ページ目と入れ替わった例を示している。図11(41b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図11(42)は、ステップS720で検知するエラーパターン(14)の例を示しており、ページ入れ替わりエラー通知の内容例を示している。具体的には、図11(42a)は、1セット目の裏面の16ページ目が55ページ目と入れ替わった例を示している。図11(42b)は、リカバリ処理として、NGページである16ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「16ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図11(51)は、ステップS720で検知するエラーパターン(15)の例を示しており、その他エラー通知(画像乱れ等)の内容例を示している。具体的には、図11(51a)は、1セット目の表面の3ページ目が画像乱れ等となった例を示している。図11(51b)は、リカバリ処理として、NGページである3ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「3ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
図11(52)は、ステップS720で検知するエラーパターン(15)の例を示しており、その他エラー通知(画像乱れ等)の内容例を示している。具体的には、図11(52a)は、1セット目の裏面の16ページ目が画像乱れ等となった例を示している。図11(52b)は、リカバリ処理として、NGページである16ページ目を含むセット(表面と裏面)を印刷することを示している。なお、「16ページ目を含むセットを、新たに印刷した印刷物に差し替えること」の指示を、印刷リカバリ処理モジュール140等の表示装置に表示するようにしてもよい。
なお、図11(11a)、(21a)、(31a)、(41a)、(51a)の例のように、表面にエラーを検知した場合は、制御モジュール175は、裏面については白紙(又はダミーページ)の印刷を行うように画像データ受付モジュール110又は印刷モジュール120を制御するようにしてもよい。
図12は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ここでの処理は、両面での面付け処理を行い、セット単位での印刷処理を対象としている。図7の例に示すフローチャートにおけるステップS714をステップS1214に修正し、ステップS718をステップS1218に修正し、そして、ステップS1230、ステップS1232の処理を追加したものである。
ステップS1200では、検査を開始する。
ステップS1202では、印刷結果の比較判定は正常であるか否かを判断し、OKの場合はステップS1204へ進み、NGの場合はステップS1206へ進む。
ステップS1204では、印刷を継続する。この後、ステップS1202に戻る。
ステップS1206では、判定結果が「白紙」であるか否かを判断し、「白紙」である場合はステップS1208へ進み、それ以外の場合はステップS1216へ進む。
ステップS1208では、次ページが正常であるか否かを判断し、正常である場合はステップS1210へ進み、それ以外の場合はステップS1212へ進む。
ステップS1210では、白紙エラー通知を行う(エラーパターン(11)と判断する)。この後、ステップS1226へ進む。
ステップS1212では、次ページがNGページと同じであるか否かを判断し、NGページと同じである場合はステップS1214へ進み、それ以外の場合はステップS1220へ進む。
ステップS1214では、エラーパターン(12)のフラグを設定(エラーパターン(12)と判断する)し、NGセット、NGページを記憶する。この後、ステップS1226へ進む。
ステップS1216では、判定結果が「次ページと同じ」であるか否かを判断し、「次ページと同じ」である場合はステップS1218へ進み、それ以外の場合はステップS1220へ進む。
ステップS1218では、エラーパターン(13)のフラグを設定(エラーパターン(13)と判断する)し、NGセット、NGページを記憶する。この後、ステップS1226へ進む。
ステップS1220では、判定結果が「他ページと同じ」であるか否かを判断し、「他ページと同じ」である場合はステップS1222へ進み、それ以外の場合はステップS1224へ進む。
ステップS1222では、ページ入れ替わりエラー通知を行う(エラーパターン(14)と判断する)。この後、ステップS1226へ進む。
ステップS1224では、その他エラー通知(画像乱れ等)を行う(エラーパターン(15)と判断する)。
ステップS1226では、ただちに印刷を中止する設定であるか否かを判断し、ただちに印刷を中止する設定である場合はステップS1228へ進み、それ以外の場合はステップS1230へ進む。
ステップS1228では、印刷を中止する。
ステップS1230では、エラーパターン(12)、(13)のフラグが設定されているか否かを判断し、設定されている場合はステップS1232へ進み、それ以外の場合はステップS1234へ進む。
ステップS1232では、印刷を中止する。
ステップS1234では、印刷ジョブ終了であるか否かを判断し、印刷ジョブ終了である場合はステップS1238へ進み、それ以外の場合はステップS1236へ進む。
ステップS1236では、印刷を継続する。リカバリ用に再スタートページ算出と設定を行う。この後、ステップS1202に戻る。
ステップS1238では、不良印刷検出セットを印刷する設定であるか否かを判断し、不良印刷検出セットを印刷する設定である場合はステップS1240へ進み、それ以外の場合は印刷ジョブを終了する(ステップS1299)。
ステップS1240では、不良印刷を検出したセットを再度印刷する。不良ページの再印刷パターンは、片面か両面か、また上記エラーパターン(11)〜(15)のエラーにより異なる。
ステップS1299では、印刷ジョブを終了する。
図13を参照して、本実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成例について説明する。図13に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1317と、プリンタ等のデータ出力部1318を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1301は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、画像データ受付モジュール110、検出モジュール145、リカバリ判定モジュール150、リカバリ画像決定モジュール155、リカバリ実行モジュール160、印刷ジョブ停止モジュール165、出力モジュール170等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1302は、CPU1301が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1303は、CPU1301の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1304により相互に接続されている。
ホストバス1304は、ブリッジ1305を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1306に接続されている。
キーボード1308、マウス等のポインティングデバイス1309は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1310は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1311は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1301によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、画像データ受付モジュール110からの画像データ、読取モジュール130によって読み取られた読取画像データ等が格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ1312は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1313に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1307、外部バス1306、ブリッジ1305、及びホストバス1304を介して接続されているRAM1303に供給する。リムーバブル記録媒体1313も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1314は、外部接続機器1315を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1314は、インタフェース1307、及び外部バス1306、ブリッジ1305、ホストバス1304等を介してCPU1301等に接続されている。通信部1316は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1317は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1318は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図13に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図13に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図13に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等に組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…画像データ受付モジュール
120…印刷モジュール
130…読取モジュール
140…印刷リカバリ処理モジュール
145…検出モジュール
150…リカバリ判定モジュール
155…リカバリ画像決定モジュール
160…リカバリ実行モジュール
165…印刷ジョブ停止モジュール
170…出力モジュール
175…制御モジュール
210…クライアント
215…印刷データ
220…画像データ生成装置
225…印刷データ
230…デジタル印刷機
235…印刷モジュール
240…センサ
245…搬送路
250…後加工装置
255…結果通知
290…通信回線

Claims (7)

  1. 印刷ジョブに係る画像データと、該印刷ジョブに係る印刷出力を読み取った読取画像データを比較することでエラーを検出する検出手段と、
    前記検出手段がエラーを検出した場合、該エラーを検出したページ以降の該印刷ジョブに係る継続して印刷されている印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと前記画像データを比較することで、該エラー後印刷出力を用いて前記印刷ジョブをリカバリするための処理を決定する決定手段
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記決定手段は、
    前記検出手段がエラーを検出した場合、該エラーを検出したページ以降の印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと前記画像データを比較することで、該エラー後印刷出力を用いて前記印刷ジョブがリカバリ可能か否かを判定するリカバリ判定手段と、
    前記リカバリ判定手段がリカバリ可能と判定した場合、前記エラー後印刷出力の他にリカバリに必要なリカバリ画像データを決定するリカバリ画像データ決定手段
    を具備し、
    前記リカバリ画像データ決定手段が決定したリカバリ画像データを用いるリカバリ印刷ジョブを、現在の印刷出力が終了してから実行するリカバリ実行手段
    をさらに備えた請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記リカバリ判定手段がリカバリができないと判定した場合は、前記印刷ジョブを停止する印刷ジョブ停止手段
    をさらに備えた請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記リカバリ画像データ決定手段は、前記エラーを検出したページ以降の画像データをリカバリ画像データとして決定し、
    前記リカバリ実行手段は、前記リカバリ印刷ジョブを前記印刷ジョブの停止を解除された場合に実行する、
    請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 印刷ジョブのリカバリに関する情報を出力する出力手段
    をさらに備える請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記検出手段は、
    予め定められた複数の領域毎に算出した前記画像データと前記読取画像データの濃度ヒストグラムを比較することによってエラーを検出する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. コンピュータを、
    印刷ジョブに係る画像データと、該印刷ジョブに係る印刷出力を読み取った読取画像データを比較することでエラーを検出する検出手段と、
    前記検出手段がエラーを検出した場合、該エラーを検出したページ以降の該印刷ジョブに係る継続して印刷されている印刷出力であるエラー後印刷出力に係る読取画像データと前記画像データを比較することで、該エラー後印刷出力を用いて前記印刷ジョブをリカバリするための処理を決定する決定手段
    として機能させるための画像処理プログラム。
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