JP2012223947A - 印刷制御装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 原画像データの要因で、同一のページで高い頻度で印刷不良が発生することがあり、また印刷装置の要因によって連続したページで連続して印刷不良が発生することがある。こうした不良の発生頻度は、ゴミを読み取った場合と比べて十分大きくなると考えられる
【解決手段】 印刷手段を制御する印刷制御装置及びその制御方法であって、印刷手段で印刷された印刷画像の印刷品位を判定し、印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページのページ数を計数し、その計数された計数値が所定値に達した場合、印刷手段による印刷を停止させる。
【選択図】 図10
【解決手段】 印刷手段を制御する印刷制御装置及びその制御方法であって、印刷手段で印刷された印刷画像の印刷品位を判定し、印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページのページ数を計数し、その計数された計数値が所定値に達した場合、印刷手段による印刷を停止させる。
【選択図】 図10
Description
本発明は、印刷済みの用紙の画像を読み取って、その印刷品位を判別して印刷を制御する印刷制御装置及びそれを制御する制御方法に関する。
従来、POD(プリント・オン・デマンド)機等を含む印刷製本システムでは、印刷された用紙上の画像の品位を認識し(印刷品位判定、以下検品判定と呼ぶ)、所望の品位でないと判定した場合には、一旦印刷を停止する(例えば、特許文献1)。
検品判定で所定の基準を満たしていないと判定された場合に印刷処理を停止させると、仮にその後に印刷処理を再開できたとしても、その間、ダウンタイムが発生して生産性が低下してしまう。
また、生産性を向上させるために、印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定された用紙に印刷する画像データを別の印刷部に出力して印刷処理を継続する構成であっても、所定の基準を満たしていないとの判定の頻度が上がってしまった場合は、用紙が無駄に消費されるという問題がある。
また検品判定所定の基準を満たしていないと判定される要因の一つに、用紙上にゴミが載った状態で検品判定を行った際に、そのゴミを読み取ってしまうことによるものがあるが、この様な出来事の発生頻度は数%以下であると考えられる。
一方、POD機では、原画像データを繰り返し印刷して複数部の用紙に印刷するのが一般的である。このような場合、原画像データの要因で、同一のページで高い頻度で所定の基準を満たしていないと判定されることが考えられる。また印刷装置の要因によって、連続したページで、連続して所定の基準を満たしていないと判定されることが考えられる。こうした判定の発生頻度は、上述したようなゴミを読み取った場合と比べて十分大きくなると考えられる。複数部の印刷時に所定の基準を満たしていないと判定される頻度が増大する場合、その印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページを含む用紙の部が欠損ページを含むことになり、生産性が低下し、且つ紙資源を無駄に浪費するという問題が発生する。
本発明の目的、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、印刷品位が所定の基準を満たしていないページが所定数発生すると、印刷動作を停止させることを特徴とする。
また本願発明の特徴は、印刷品位が所定の基準を満たしていないページの発生頻度が所定値を超えた場合に印刷処理を停止させることにより、生産性の低下を抑えて紙資源の浪費を防止する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷制御装置は以下のような構成を備える。即ち、
印刷手段を制御する印刷制御装置であって、
前記印刷手段で印刷された印刷画像の印刷品位を判定する判定手段と、
前記判定手段により印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページのページ数を計数する計数手段と、
前記計数手段により計数された計数値が所定値に達した場合、前記印刷手段による印刷を停止させる制御手段と、を有することを特徴とする。
印刷手段を制御する印刷制御装置であって、
前記印刷手段で印刷された印刷画像の印刷品位を判定する判定手段と、
前記判定手段により印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページのページ数を計数する計数手段と、
前記計数手段により計数された計数値が所定値に達した場合、前記印刷手段による印刷を停止させる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷品位が所定の基準を満たしていないページが所定数発生すると、印刷動作を停止させることができる。
また、印刷品位が所定の基準を満たしていないページの発生頻度が所定値を超えた場合に印刷処理を停止させることにより、生産性の低下を抑えて紙資源の浪費を防止できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る検品装置を含むシステム構成例を示す図である。
画像形成装置(印刷装置)101は、各種の入力データを処理して印刷を行う。また、検品装置102は、画像形成装置101で印刷された用紙を受け取って、その印刷状態を検査する。フィニッシャ103は、検品装置102で検査された印刷済みの用紙を受け取って後処理を行う。画像形成装置101は、ネットワークを介して外部のプリントサーバやクライアントPCと接続されている。また検品装置102は、通信ケーブルを介して画像形成装置101と1対1で接続されている。またフィニッシャ103も、上記とは別の通信ケーブルを介して画像形成装置101と1対1で接続されている。本実施形態においては、画像の形成(印刷)、印刷した印刷画像の検品、フィニッシングまでを一貫して行うインライン検品機の例で示している。
図2は、実施形態に係る画像形成装置101の構成を説明するブロック図である。
入力画像処理部201は、紙原稿等をスキャナなどの画像読み取り装置で読み取り、その読み取った画像信号を基に画像データを生成し、その画像データに対して画像処理を行う。NIC部202は、ネットワークを介して入力された画像データ(主に、PDLデータ)をRIP部に渡したり、画像形成装置101内部の画像データや装置情報をネットワークを介して外部に送信する。RIP部は、入力されたPDLデータを解読し、RIP展開する。
NIC部202或いは入力画像処理部201から入力された画像データは、制御部203に送られる。制御部203は入力されるデータや出力するデータを制御する役割を果たしている。また制御部203に入力された画像データは、一旦メモリ部204に記憶される。このメモリ部204は、例えばハードディスク等を含み、必要に応じて読み出される。出力画像処理部205は、画像データを印刷するための画像処理を実行し、画像処理された画像データはプリンタ部206に送られて印刷される。プリンタ部206は用紙を給紙し、出力画像処理部205から供給された画像データに基づいて、用紙上に順次画像を印刷する。更に操作部207は、ユーザによる各種操作指示を受け付け、又ユーザへのメッセージ等を表示する。
図3は、実施形態に係る画像形成装置101のプリンタ部206の構成を示すブロック図である。
画像形成装置101は、スキャナ部301、レーザ露光部302、感光ドラム303、作像部304、定着部305、給紙/搬送部306、及び、これらを制御するプリンタ制御部(不図示)を有している。スキャナ部301は、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その画像を電気信号に変換して画像データを作成する。レーザ露光部302は、その画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)307に入射させ、そこから反射される反射走査光として感光ドラム303を照射する。作像部304は、感光ドラム303を回転駆動し、帯電器によって帯電させ、レーザ露光部302によって感光ドラム303に形成された潜像をトナーによって現像する。そのトナー像を用紙に転写し、その際に転写されずに感光ドラム303に残った微小トナーを回収するといった一連の電子写真プロセスの現像ユニット(現像ステーション)を4連持つことで実現している。
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に並べられた4連の現像ユニットは、シアンステーションの作像開始から所定時間経過後に、マゼンタ、イエロー、ブラックの作像動作を順次実行していく。このタイミング制御によって、用紙上に色ずれのない、フルカラーのトナー像が転写される。本実施形態はカラープリンタを想定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、白黒プリンタの場合にはブラックの現像ユニットのみが搭載される。
定着部305は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、作像部304によってトナー像が転写された用紙上のトナーを熱と圧力によって溶解、定着させる。給紙/搬送部306は、用紙カセットやペーパーデッキに代表される用紙収納庫を一つ以上持っており、プリンタ制御部の指示に応じて用紙収納庫に収納された複数の用紙の中から一枚分離し、作像部304や定着部305へ搬送する。用紙は搬送され、前述の現像ステーションによって、各色のトナー像が転写され、最終的にフルカラートナー像が用紙上に形成される。また用紙の両面に画像形成する場合は、定着部305を通過した用紙を再度作像部304へ搬送する両面搬送経路を通るように制御する。尚、プリンタ制御部は、画像形成装置101全体を制御する制御部203と通信して、その指示に応じて制御を実行する。また前述のスキャナ、レーザ露光、作像、定着、給紙/搬送の各部の状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作できるよう指示を行う。
図4(A)(B)は、実施形態に係る検品装置102の構成を説明する図である。
図4(A)は、検品装置102の概略構成を説明する図で、画像形成装置101で印刷された印刷済みの用紙(以下、単に用紙と呼ぶ)は、給紙ローラ401によって検品装置102に引き込まれる。その後、その用紙は搬送ベルト402により転送されながら、搬送ベルト402上にあるセンサ403で、その用紙上の画像が読み取られて、その画像の品質が判定される。この判定結果はフィニッシャ103に送られる。この判定が行われた後に、その用紙は排紙ローラ404の回転により排出される。ここでは図示しないが、センサ403は両面印刷された用紙にも対応できるように搬送ベルト402の下側からも読み取る構造であってもよい。
図4(B)は、搬送ベルト402の部分を上から見た上面図であり、ここで、センサ403は図示したように搬送されてきた用紙410の全面の画像をライン単位で読み取るラインセンサである。照射部411は、センサ403で読み取る際に用紙を上から照射する。斜行検知用照射部412は、用紙が搬送ベルト402上を搬送される際に、その搬送方向に対して斜行しているかどうかを検出するのに使用される。ここでは、搬送される用紙410に対して斜め方向から光を照射することで、用紙410の端部の影の画像をセンサ403により読み取って斜行を検知する。本実施形態では、用紙端部の影画像の読み取りもセンサ403で行う構成であるが、センサ403以外の別の読み取りセンサを使用する構成でもよい。
図5は、実施形態に係るフィニッシャ103の構成例を示す断面図である。
検品装置102から排出された用紙はフィニッシャ103に入る。フィニッシャ103には、エスケープトレイ501及び出力トレイ502があり、検品装置102による判定結果に応じて、その搬送パスを切り替えて排出される。更に、実行中のジョブでステイプルモードが設定されている場合には、出力トレイ502に排出するよう制御する。その際、用紙が出力トレイ502に排出される前に、用紙をジョブ毎にフィニッシャ103内部の処理トレイ503に順次蓄えておき、処理トレイ503上でステープラ504にてバインドして、その後、出力トレイ502へステイプル済みの用紙束を排出する。搬送パス切り替え部505は、検品装置102からの判定結果に応じて用紙の搬送パスを切り替える。こうして搬送パスを切り替えることにより、用紙をエスケープトレイ501もしくは出力トレイ502に排出することが可能となる。
図6は、フィニッシャ103の制御系の概略構成を説明するブロック図である。
画像形成装置101の制御部203とフィニッシャ103のフィニッシャ制御部601は専用の通信線で接続されている。フィニッシャ制御部601は、画像形成装置101からジョブに応じたフィニッシャ設定情報を受信し、その受信した設定情報に基づいてフィニッシャ103の各機能を制御する制御部(不図示)との間で通信を行う。搬送パス駆動制御部602は、フィニッシャ制御部601から送信されたジョブの制御情報に基づいて各種フィニッシングユニットへと用紙を導く。例えば、ステイプルを行いたい場合には、フィニッシャ制御部601はステープラ制御部603と通信し、ステープラ制御部603のステータス情報を受信する。またジョブの制御情報をステープラ制御部603に送信し、ジョブの内容に応じたステープラ動作を行うように制御する。
図7は、本実施形態に係る検品装置102における電気的な処理の流れを表す図である。
センサ403で読み取った用紙上の画像は電気信号に変換され、比較前処理部704で用紙斜行補正など比較処理の前の補正処理を行う。この用紙斜行補正処理は以下のような手法で行う。検品装置102内に引き込まれ、搬送ベルト402で搬送される用紙に対して、斜行検知用照射部412によって照射された際にできる用紙端部の影をセンサ403で読み取り、所定の角度との差分を検出する。
図8は、用紙の斜行の検知を説明する図である。
図8(A)は、用紙の斜行の検知及び判定の原理を説明する図である。搬送ベルト402で搬送される用紙410は、用紙の搬送方向に対して斜め方向で、且つ、搬送ベルト402に対して上方向に配置された斜行検知用照射部412から光が照射される。この照射により用紙410の後端部に用紙端部影801が発生する。この影801をセンサ403で読み取る。こうして読み取られた影画像は、比較前処理部704で二値化及びエッジ検出処理等を行って影の傾きを検出する。この際、傾き検知に用いられる用紙端部影801は、用紙搬送方向/用紙搬送方向と直交する方向のいずれの影でも良く、或いは両方の影を求めて、その平均を取るなどしても良い。
傾き検知については、例えば、センサ403によって読み取られた画像データを二値化及びエッジ検出処理等を行った後の画像が図8(B)のような場合、基準座標811を決定する。次に用紙端部影画像801上に所定の始点座標812と終点座標813を設定する。そして基準座標811と、各座標とのそれぞれの相対座標を求める。
いま基準座標811の座標を(0,0)、始点座標812の座標が(300,245)、終点座標813の座標が(235,3885)である場合、始点座標812と終点座標813の傾きθ(度)は、
θ=tan-1((235-300)/(3885-245))
=−1.023(度)
となる。これにより、用紙410は、用紙搬送方向に対して時計回り方向に1.023度傾斜していると検出される。
θ=tan-1((235-300)/(3885-245))
=−1.023(度)
となる。これにより、用紙410は、用紙搬送方向に対して時計回り方向に1.023度傾斜していると検出される。
ここで検出された傾斜角度及び傾斜回転方向の情報を基に、比較前処理部704は、センサ403で読み取って得られた画像データに対して回転処理を行って、その用紙の斜行を補正した画像データを得る。
比較前処理部704が比較前の補正処理を行った後、その補正された画像データを解像度変換部706に送信する。一方で、比較対象の元データとなるリファレンスデータは、リファレンスデータ入力部701から入力され、リファレンスデータ格納部703に記憶される。ここでリファレンスデータは、ネットワークを介して画像形成装置101から入力されるか、もしくは直接、検品装置102に搭載される何らかの取り込み用インターフェースから取り込まれても良い。リファレンスデータは、解像度変換部705において、また、スキャンにより得られた画像データは解像度変換部706によって、互いに比較可能な同等の解像度(例えば、300dpi)に変換されて画像判定部707に送られる。
画像判定部707は、解像度変換部706から入力した読み取り画像データと、解像度変換部705から入力したリファレンスデータとを比較し、印刷された画像品位が所定の基準を満たしているか否かを判定する。この実施例では、画像品位が所定の基準を満たしていることを「良」と呼び、画像品位が所定の基準を満たしていないことを「NG」と呼ぶ。ここで、もしNGと判定した場合は、該当するページのページ番号と、NGと判定された内容を確認し、これらを組み合わせた判定後のデータを作成する。この判定後のデータは、判定結果記憶部708に記憶され、更に、検品動作判断部709に送られる。判定結果記憶部708は、入力した判定後のデータの内のページ番号と、NG判定内容との組み合わせとから、その組み合わせでの発生回数を更新して検品結果DB713に格納する。検品動作判断部709は、画像判定部707から送られた判定後のデータを用いて、判定結果記憶部708の検品結果DB713から、その判定後のデータの組み合わせにおける、NGの発生回数(発生頻度)を取得する。更に、その取得したNGの発生回数が、所定の閾値(所定値)より大きいか否かを判定し、その閾値より大きいと判定した場合には、必要があれば判定結果表示部710に表示する。また検品装置制御部711に対して各種の制御処理を行うように要求し、外部通信部712を介して画像形成装置101に対し画像形成動作を停止するように要求を通知する。検品装置制御部711は、上述した各種制御を行うCPU714、CPU714により実行されるプログラムを記憶するメモリ715等を有しており、本実施形態に係る印刷制御装置として機能する例で説明する。
次に、検品装置102における印刷品位の判定方法について説明する。尚、本実施形態では、各画素値の差分比較を行うものとして説明する。
画像読み取り用の照射部411によって照射された用紙410からの反射光をセンサ403で読み取る。こうして読み取られた画像データに対して、画素ごとの濃度値の差分を求め、その差分値に応じて正しく印刷されているか否かを判断する。例えばPDLプリントの場合は、PDLデータを展開した原画像データをリファレンスデータとし、その画像データを基に印刷した画像を読み取った画像データと比較する。リファレンスデータと読み取られた画像データとはそれぞれ解像度変換部705,706で同等の解像度に変換され、ビットマップ上で各画像ごとにマッチングを行う。
本実施形態では、双方の画像データを(5×5画素)ブロックに分割し、それぞれのブロックごとに画素毎にRGBもしくはCMYKで濃度比較を行う。ここではRGBで比較を行うか、CMYKで比較するかは画像の種類に応じて設定変更が可能である。例えばカラー画像データの場合にはRGBで比較し、白黒画像データの場合にはCMYK(Kのみ)で比較するものとする。
図9は、5×5のブロックごとの画像比較例を説明する図である。
900は、センサ403で読み取られた画像を示す。901は、解像度変換部706で解像度変換を行った後に、5×5のブロックに分割された画像を示す。902は、リファレンス画像データのある一部分(5×5のブロック)を抜き出したものであり、903は、画像901の同じ部分を抜き出したものである。ここで濃度データは、0〜255の多値データとなっている。
比較値=[用紙を読み取った画像データ値]−[リファレンス画像のデータ値]
により算出した比較値の絶対値と、予め設定した許容濃度差と比較して、
|比較値|≦(許容濃度閾値)
である場合には該当画素は、印刷品位がOK(良)である判定する。それ以外の場合にはNGと判定する。
により算出した比較値の絶対値と、予め設定した許容濃度差と比較して、
|比較値|≦(許容濃度閾値)
である場合には該当画素は、印刷品位がOK(良)である判定する。それ以外の場合にはNGと判定する。
図9の例では、画素910の位置に何らかのごみが存在したことにより、本来であれば黒っぽい画素値が読み込まれるはずが、その濃度値が少なく読み取られている。ここでは許容濃度閾値が「40」に設定されているものとする。ここで、画素911の濃度データ値が「255」、画素910の濃度値が「127」とすると、
|比較値|=|127-255|=128(>40)
となる。よって、許容濃度閾値よりも大きいため、該当画素はNGと判定される。
|比較値|=|127-255|=128(>40)
となる。よって、許容濃度閾値よりも大きいため、該当画素はNGと判定される。
このように5×5のブロック単位で、各画素ごとの濃度値を判定し、ブロック単位でのOK率を求める。このブロック単位でのOK率と、所望の方法で設定された閾値を比較する。例えば閾値が90%である場合に、ブロック内のNG画素が1画素であった場合には、
判定率(24/25=96(%))>閾値(90%)
となる。この場合は、このブロックの判定結果はOKとなる。このような判定処理を用紙の全面に対して実施し、全てのブロックでOKとなった場合には、この用紙の印刷品位はOKと判定され、それ以外の場合は条件等によってOKもしくはNGと判定される。
判定率(24/25=96(%))>閾値(90%)
となる。この場合は、このブロックの判定結果はOKとなる。このような判定処理を用紙の全面に対して実施し、全てのブロックでOKとなった場合には、この用紙の印刷品位はOKと判定され、それ以外の場合は条件等によってOKもしくはNGと判定される。
また本実施形態では、上述した各画素値の差分比較について図12に示すように判定方法を切り分けている。
図12(A)〜(D)は、検品装置102による判定処理の具体例を説明する図である。
図12(A)は、検品装置102において、センサ403によって読み取られた用紙の読み取り画像データを示す。図12(B)は、図12(A)の画像データを像域分離した結果を示す図である。尚、このような像域分離は、コピーの場合は、スキャナ部301で読み取った原稿画像データから、或いはPDLプリント時であれば、PDLの原稿データを基に行われる。1201は文字領域と判定された領域を示し、1202は文字領域ではない非文字領域と判定された領域を示す。
図12(C)は、図12(B)の領域1203を拡大した図である。円で囲まれた部分1205には文字つぶれが発生している。これは元の画像データでは、本来は白く抜けたように印刷されるはずが、文字内の黒線で囲まれた部分がつぶれて見える現象である。これは主に、潜像を形成した際に、黒線間の空間が狭いために、潜像を形成する電荷が、その空間内に浸潤してしまったことが要因と考えられる。この場合、検品装置102によりNGと判定される。
図12(D)は、図12(B)の領域1204を拡大した図である。1206は周りが白の領域に対して単独のノイズ画像として現れている。これは上記の文字つぶれのような画像データに関連するものではなく、センサ403によって読み取られた際に、偶然その場所に載っていた微小なゴミが読み取られたものと考えられる。この場合も、検品装置102によりNGと判定される。
以上説明したように非文字領域1202に対してNGと判定された場合は、ゴミが読み取られてしまったものである確率が高い。また文字領域1201においてNGと判定された場合は、文字つぶれによる可能性が高い。厳密には文字領域に対してもゴミが載ってしまう場合があるため、文字領域でのNGと判定されたものが常に文字つぶれであるわけではない。しかし、ゴミが用紙上に載ってしまう可能性は低いと考えられるため、文字つぶれによってNGが発生したと考えてよい。
以上から、文字領域でNGとなった場合と、非文字領域でNGとなった場合では、その要因が異なる。
次に、判定結果記憶部708に記憶される組み合わせ情報について図11を用いて説明する。
図11は、実施形態に係る判定結果記憶部708のDB713に記憶される情報を説明する図である。
1101は、検品装置102で判定された用紙を示す。尚、用紙内の数字は、その用紙が何ページ目を印刷しているかを示している。これら判定された用紙1101の内、NGであると判定された用紙1102が2ページ目であったとする。このとき、ページ番号1105を「2」として取得する。次にページ番号が「2」において、NGと判定された判定内容を示す判定方法ID1104が「2」であったとする。この判定方法IDは、複数の判定方法のいずれであるかを示すための情報で、本実施形態では非文字領域において画素値の差分比較による判定を行った場合を「1」とする。また文字領域において画素値の差分比較による判定を行った場合は「2」を割り当てる。この判定方法の情報は、画像判定部707から供給される。
次に、これらページ番号1105及び判定方法ID1104が、NGが発生した際のNG組み合わせ情報1103として、判定結果記憶部708に記憶される。この判定結果記憶部708は、NG組み合わせ情報1103ごとに、その発生回数を計数する。DB713は、NG組み合わせ情報1103ごとの発生回数を記憶している。ここではNGが発生する度に、該当するNG組み合わせ情報1103の発生度数を+1して記憶する。図11の例では、ページ2で判定方法IDが「2」である判定方法で、NGと判定された度数(発生回数)1111が8回であることがわかる。
次に、図13を用いて本実施形態で説明する、複数の部数を印刷する場合の判定結果と画像形成装置の動作制御について説明する。
図13は、複数の部を印刷する場合の判定結果の参照方法を説明する図である。
1301は画像形成装置101で印刷されて排出された用紙を示す。図13の例では、1部が7ページ構成される用紙が、5部まで印刷された状態を示している。図において、1302は上述した、文字領域において画素値を比較した結果、NGと判定されたことを表している。1303は、上述した、非文字領域において画素値を比較した場合にNGと判定されたことを表している。1304は、それ以外のその他の判定方法でNGと判定されたことを表している。
1305は、5部目のページ4から連続して4ページ分のNGが発生している状態を示している。ここでは、NGが発生した判定内容に因らず、所定ページ以上連続してNGが発生した場合に、画像形成装置101の動作を停止させている。これは、連続したページでNGが発生した場合には、画像形成装置101の不具合に関連してNGが発生すると考えられ、NGの発生要因が1つに限定されないおそれがあるためである。この場合、画像形成装置101は正常に印刷を行うことが難しく、引き続き連続して印刷を行った場合印刷品質が劣化し、用紙の無駄な使用が発生すると考えられる。このため、このような場合は、直ちに画像形成装置101の印刷動作を停止させる必要がある。本実施形態では説明を簡単にするため、5部で7ページ目までを示している。例えば、10ページ連続でNGが発生した場合に画像形成装置101の動作を停止させるよう閾値を設定した場合は、図13の例では、6部の6ページまで連続してNGが検出された場合に、画像形成装置101の印刷動作を停止させることになる。
1306は、ページ2の用紙に対して、1部目と3部目〜5部目の4枚の用紙でNGを検出している状態を示している。更に、それぞれの用紙に対しては文字領域での画素値の比較方法1302でのNGが検出されている。このように本実施形態では、図11で説明したように、各部にまたがって、同一のNG要因によって、NGが所定頻度以上検出された場合には、画像形成装置101の動作を停止させるようにしている。これは各部にまたがって、同一のページで同じNGの要因によってNGが検出されている場合には、そのページの画像データに問題がある場合が考えられるためである。例えば、該当のページの文字サイズが小さいため、文字つぶれが発生している等の原因が考えられる。こうしたNGが検出された場合、該当するページに対して画像データを修正した後に、新たに印刷し直して、その用紙を挿入することで再利用性を高めることが可能である。こうした場合を考慮し、仮にNGの発生頻度が所定頻度に達した場合でも、その部の全ての用紙を印刷した後で画像形成装置101の動作を停止したほうが望ましい場合がある。例えば、部数N(Nは6以上の正の整数)のページ2でNGの発生頻度が所定頻度に達した場合、その部の全てのページ(7ページ目)が印刷されるまで印刷動作を継続させ、7ページ目の印刷が完了した時点で画像形成装置101の動作を停止する。
更に、1305のように、連続したページでNGが検出された場合と、1306で示すように、各部のNG検出頻度が所定閾値に達した場合とで、操作部207における表示方法を異ならせている。
図14(A)(B)は、NGの種類に応じた操作部207の表示例を示す図である。
図14(A)は、図13の1305で示すような、連続したページでNGが検出されて画像形成装置101の動作が停止した際の操作部207への表示例を示す。この例では、連続してページでNGが検出されており、プリンタ部206のプリンタエンジンによる要因が疑われる。従って、この場合は、画像形成装置101の動作を停止した後、ユーザに対してクリーニング動作を促すメッセージを表示している。ここでユーザはOKボタン1401を押下することによりクリーニング動作を開始することが可能になる。
図14(B)は、図13の1306で示すような、部にまたがった同一の要因によるNGの表示例を示す。この表示は、画像形成装置101の動作が停止した後、操作部207の表示部に表示される。この例では、各部のページ2で所定頻度以上のNGが検出され、且つNGと判定された要因が文字領域であり、且つ画素値比較である。このため、例えば、ページ2の原稿画像の文字数が小さく、これが原因で文字つぶれが発生していると判断される。このことから、ユーザに対してページ2の原稿に対して文字サイズ等の確認を促す表示を行っている。ここでユーザが確認ボタン1402を押下することにより、この表示を消すことが可能である。またNG検出箇所ボタン1403は、所定頻度以上のNGが検出された個所の表示を指示するためのボタンである。また、このNG検出箇所ボタン1403は図14(A)の画面に設けられても良い。
図15は、図14(B)の場合に、NG検出箇所ボタン1403が押下された場合に表示される画面の例を示す図である。
1501は、NGが検出されたページのサムネールである。1502は、サムネール1501内で、実際にNGが検出された個所の拡大表示である。1503は、この拡大表示1502内で、実際にNGと判定された個所を指している。尚、この1503は、本実施形態での説明のために図示したものであり、実際には表示されない。1504は、サムネール1501の部数番号及びページ番号を示す。この例では、3部目のページ2でNGと判定されたことを示している。1505は、1つ前のNGと判定されたページを表示させるためのボタンで、このボタン1505が選択されると、図13の例では、2部目の6ページ目が表示される。1506は1つ次のNGと判定されたページを表示させるためのボタンで、このボタンが押下されると、図13の例では、4部目のページ2が表示される。OKボタン1507は、このNG検出個所表示を消すためのボタンで、ユーザがこのボタンを押下すると所定の表示に切り替えられる。
尚、図15でボタン1505が押下されたとき、図13で同じNG1302に起因する1306内で、1つ前にNGと判定された1部のページ2に戻るようにしても良い。このように図15の前ボタン1505、次ボタン1506により移動するNG箇所を、図13の1305,1306のように分類されたページ内に限るようにしても良い。
次に本実施形態に係る検品装置102の動作を説明する。
図10は、本実施形態に係る検品装置102による画像形成装置の動作を制御する処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはメモリ715に記憶されており、CPU714の制御の下に実行される。
まずS1001で、検品装置102に用紙が供給されたかどうかを判定する。画像形成装置101から排出された用紙が、給紙ローラ401によって検品装置102に引き込まれると、検品装置102の用紙検知センサ(不図示)によって用紙が検出されてS1002に進む。S1002では図7で説明したように、画像判定部707により、各ページ毎に印刷品位が判定される。次にS1003に進み、画像判定部707においてNGが検出されたかどうかを判定する。NGが検出された場合はS1004に進み、画像判定部707により、そのNGが検出されたページ番号を取得する。このページ番号の取得方法はどのような方法でもよい。例えば、S1001で用紙が検出された段階で、ページ数を自動的に計数するような構成でも良いし、画像形成装置101から用紙の排出タイミングに合わせて送信されたページ情報を受信する構成でもよい。
次にS1005に進み、画像判定部707は、NGと判定された内容情報を取得する。次にS1006に進み、画像判定部707で、そのページ番号情報と判定内容とを組み合わせて判定結果記憶部708に記憶する。次にS1007に進み、NG組み合わせ情報1103に合致する組み合わせの累積度数を読み出す。この際、検品動作判断部709において、NG組み合わせ情報1103と、これに合致するNG組み合わせ情報1103のNG判定の度数1111を判定結果記憶部708から読み出す。
図11の例では、ページ2において判定方法IDが「2」の場合の累積度数は8回であることが分かる。
次にS1008に進み、累積度数と閾値(第一の所定値)とを比較する。このS1008では、検品動作判断部709において、累積度数が閾値以上と判断された場合、例えば閾値が8回である場合は、S1009に遷移する。S1009では、検品動作判断部709が、閾値よりも大きいと判定して、これ以上、画像形成装置による印刷処理を継続しても印刷成果物の生産性が向上しないと判断し、画像形成装置101の動作を停止させると判断する。但し、本実施形態では、部数方向のNGにおける画像形成装置101の停止動作に関しては、その部の全てのページの印刷が完了するまで停止しない。そのため、ここでは画像形成停止フラグに「1」を設定し、その部の全てのページの印刷が完了した時点で印刷動作を停止する。尚、この画像形成停止フラグは、メモリ715に設けられている。
尚、この画像形成停止フラグは、検品動作判断部709内で取り扱われる情報の一部であり、S1008での判定結果がYESの場合に「1」に設定される。次にS1010に進み、検品動作判断部709が、連続NGカウンタをカウントアップする。この連続NGカウンタも、検品動作判断部709で取り扱われる情報の一部である。このカウンタは、ページ方向に対して判定内容とは関係なく、NGと判定された連続回数を示している。次にS1011に進み、検品動作判断部709が、連続NGカウントの閾値以上かどうかを判断する。例えば図13を用いて説明したように、連続NGカウントの閾値が10ページであれば、連続NGカウンタの値(計数値)が10以上の場合にS1012に遷移する。尚、S1011で、連続NGカウンタの値が、連続NGカウントの閾値以上であると判定された場合、画像形成装置101における不具合の可能性が高く無駄な印刷を防ぎ、且つ省資源性を向上させるため、直ちに印刷動作を停止させる必要がある。
S1012では、検品動作判断部709において累積情報をクリアする。ここで累積情報とは、連続NGカウンタ及び画像形成停止フラグ、及び図11で説明したNG履歴DB1110の内容である。次にS1013に進み、画像形成装置101に対して印刷動作の停止要求を出力する。尚、図10の「エラー1終了」は、連続した所定ページで、NGが検出された際に到達する。この場合、図14(A)で説明したような表示が操作部207に表示される。
一方、S1008で、検品動作判断部709で、組み合わせの累積度数が閾値以上でないと判定された場合について説明する。この場合もS1010では、検品動作判断部709で、連続NGカウンタをカウントアップしてS1011に進む。次にS1011に進み、検品動作判断部709が、連続NGカウンタの値が閾値より小さいと判断した場合はS1015に遷移する。S1015では、検品動作判断部709が、その部の全てのページの判定が完了したかどうかを判断する。ここで全てのページの検品判定が完了していないと判断された場合はS1001に進む。
S1015で、検品動作判断部709が、その部における全てのページの判定処理が完了したと判断した場合はS1016に進む。S1016では、検品動作判断部709が、画像形成停止フラグが「1」かどうかを判断する。画像形成停止フラグが「1」の場合は、部にまたがって同一ページで、組み合わせの累積発生回数が閾値以上になっていることを示している。この場合はS1017に遷移し、検品動作判断部709が、累積情報をクリアする。次にS1018に進み、画像形成装置101に対して印刷動作の停止要求を出力する。尚、図の「エラー2終了」は、部にまたがって、同一ページで同一のNGが発生した場合の組み合わせの発生回数が、閾値以上になったと判断された場合に到達する。この場合、図14(B)で説明したような画面が操作部207に表示される。またこのS1018に到達するのは、その部における全てのページの品札品位の判定が完了しているため、ユーザはどのページでNGが集中して発生していたかを確認できる。これにより、例えば図14(B)に示すように、ページ2の原稿に問題があることを認識して、ページ2の原稿を修正するなどの対応を取ることが可能になる。
尚、上述していない条件の場合、フローチャートは最終的にS1019に遷移する。ここでは、検品動作判断部709が、指定された部数の全てのページの用紙に対して印刷品位の判定処理が完了したかどうかを判断する。指定された部数の全てのページの用紙に対する判定処理が完了していないと判断された場合は再びS1001に進み、次の用紙に対する判定動作に備える。またS1019で、検品動作判断部709が、指定された部数の全てのページの用紙で判定処理が完了したと判断した場合は、画像形成装置101を停止しなければならないような致命的なNGが発生しなかったことになる。その場合はS1020に進み、検品動作判断部709が累積情報をクリアして正常終了となる。
以下、2つの状況に対して図16(A)(B)の判定結果の場合を用いて詳細に説明する。尚、図16(A)(B)は、図13で説明した多部数の印刷時における判定結果と画像形成装置の動作制御を説明する図である。
[ページ方向に連続してNGと判定されたページがある場合]
図16(A)は、1部が10ページからなる用紙を5部印刷し、連続NGカウントの閾値が「7」に設定されているものとする。但し、4部の印刷途中で、印刷処理を停止させる必要があるため、図16(A)では4部までしか記載していない。また4部のページ4以降は、実際には印刷されないため、グレーで塗りつぶしてある。
図16(A)は、1部が10ページからなる用紙を5部印刷し、連続NGカウントの閾値が「7」に設定されているものとする。但し、4部の印刷途中で、印刷処理を停止させる必要があるため、図16(A)では4部までしか記載していない。また4部のページ4以降は、実際には印刷されないため、グレーで塗りつぶしてある。
以下、図10のフローチャートを参照して、検品動作判定部709の制御動作について説明する。
図10のS1001において、検品装置102は用紙の入力を待っている。印刷処理が開始されて、印刷済みの用紙が検品装置102に入力されるとS1002に遷移し、その用紙に印刷されている画像の品位を判定する。次にS1003で、その判定結果がNGかどうかを判断する。ここで、図16(A)では、1部の1ページ目はNGが発生しないためS1014に遷移する。こうして図16(A)では、1部のページ1から10ページの用紙ではNGが発生しないためS1001〜S1003,S1014,S1015を繰り返す。そして1部の全10ページの判定が完了するとS1016に進み、画像形成停止フラグに「1」かどうかを判定するが、この場合は画像形成停止フラグは「0」であるためS1019に遷移する。S1019では指定された部数の判定処理が完了したかどうかを判断する。この場合、全5部と指定された内の1部目であるからS1001に遷移して、次の部のページの用紙に対しても、上記と同様に判定処理を実行する。
そして、2部目のページ5で、NGが発生するとS1003からS1004に遷移する。S1004では、そのページ番号を取得する。この場合のページ数は「5」であるためページ番号1105は「5」となる。次にS1005に進み、その判定内容を取得する。この場合の判定内容は、非文字領域での画素値の比較によるものであるため、判定方法ID1104は「1」となる。次にS1006に進み、{ページ番号1105,判定方法ID1104}={5,1}の組み合わせで、判定結果記憶部708のNG履歴DB1110に記憶する。次にS1007に進み、その組み合わせ{5,1}の累積度数を読み出す。この場合、この組み合わせの累積度数は「1」である。次にS1008で、S1007で読み出した累積度数が、閾値以上かどうかを判断する。ここでは閾値が「8」と設定されているとして、(累積度数:1)<(閾値:8)となってS1010に進む。
S1010では、連続NGカウンタをカウントアップ(+1)する。次にS1011に進み、連続NGカウンタのカウント値が閾値以上かどうかを判断する。この場合は、連続NGカウンタの値は「1」であり、且つ連続NGカウントの閾値は「7」に設定されているため、(連続NGカウンタ値:1)<(連続NG閾値:7)となってS1015に遷移する。S1015では、まだ2部目のページ5の用紙であるため再びS1001に遷移する。尚、この連続NGカウンタは、NGが検出されない場合、S1014で「0」にクリアされる。以下、2部のページ6から3部のページ6までは、NGが検出されないため、その説明を省略する。
次に3部のページ7からページ9では、同様の遷移をするため、まとめて説明する。S1001からS1005までは同様であるため、説明を省略する。次にS1006で、ページ番号1105と判定方法ID1104との組み合わせを判定結果記憶部708のNG履歴DB1110に記憶する。ここで3部目の7,8,9ページの組み合わせ情報は、それぞれ{ページ番号,判定方法ID}={7,3},{8,2},{9,2}となる。次にS1007に進み、その組合せ情報の累積度数を読み出す。ここで読み出された累積度数は、ページ7から9までの全てで「1」である。よってS1008における判断によってS1010に遷移する。以降はS1010,S1011→S1015→S1001の順に遷移する。
次に3部目の10ページでは、S1015で、3部における全てのページの用紙に対して判定処理を完了したためS1016に遷移する。しかし、ここではS1009を通過していないため画像形成停止フラグが「0」となり、S1019を経由して再度S1001に遷移する。次に4部目のページ1及びページ2に対する処理は前述と同様であるため、説明を割愛する。
次に4部目のページ3の場合を説明する。S1001からS1008を経由してS1010,S1011に遷移する。S1011では、連続NGカウンタ値が「7」となっており、連続NGカウント閾値「7」と等しくなる。このためS1012に遷移して、累積情報をクリアする。次にS1013に進み、画像形成装置101に対して停止要求を出力する。これを受けて、画像形成装置101は、ただ理に印刷動作を停止する。
以上説明したように、ページ方向に対する連続ページでのNG検出の場合には、連続NG回数が閾値以上になった場合に、直ちに画像形成装置に対して印刷処理を停止するように要求する。これにより無駄な印刷物が発生するのを防止する。
[部にまたがって同一ページでNGを検出する場合]
図16(B)は、1部が5ページからなる用紙を10部、印刷する場合のNG発生例を説明する図である。ここでも、連続NGカウントの閾値は「7」に設定されているものとする。
図16(B)は、1部が5ページからなる用紙を10部、印刷する場合のNG発生例を説明する図である。ここでも、連続NGカウントの閾値は「7」に設定されているものとする。
以下図10のフローチャートを参照して、本実施形態に係る検品装置の動作を説明する。
図10のS1001で、検品装置102に用紙が供給されるとSS1002に遷移し、その用紙の印刷品位を判定する。次にS1003に進み、判定結果がNGかどうかを判断する。図16(B)の1部目の1ページ目ではNGが発生しないため、S1003からS1014に遷移し、続いてS1015で、全ページの判定処理が完了していないため、S1001に遷移する。
次に1部のページ2で、図16(B)に示すようにNGが発生する。
S1004では、ページ番号1105が「2」、S1005では判定方法ID1104が「2」であることをそれぞれ取得する。次にS1006で、{ページ番号1105,判定方法ID1104}={2,1}の組み合わせ情報を、判定結果記憶部708のNG履歴DB1110に記憶する。次にS1007に進み、その組み合わせ{2,1}の累積度数を読み出し、S1008で閾値を比較する。最初は、組み合わせ累積度数は「1」であり閾値(「8」)よりも小さいためS1010に進んで、連続NGカウンタをカウントアップする。次にS1011に進み、その連続NGカウンタの値と連続NGカウントの閾値(第二の所定値)(「7」)とを比較する。ここでは閾値以下であるためS1015に進む。
尚、図16(B)のように、部にまたがった同一ページにおけるNG検出の場合では、ページ方向に連続してNGが発生しないため、今後S1010からS1015への遷移についての説明は省略する。S1015では、現在の部の全てのページの用紙に対する判定が完了したかどうかを判断し、完了していないときはS1001に遷移する。以降、3部から9部までの間は、上記説明と同様なため、説明を省略する。また、10部のページ1目についても、他の部のページ1と同様の処理であるため、説明を省略する。
次に10部のページ2では、NGが発生しているためS1003からS1004に遷移し、ページ番号1105が「2」、S1005では判定方法ID1104が「2」であることをそれぞれ取得する。次にS1006で、{ページ番号1105,判定方法ID1104}={2,1}の組み合わせ情報を、判定結果記憶部708のNG履歴DB1110に記憶する。次にS1007で、その組み合わせ情報{2,1}の累積度数を読み出す。この時、組み合わせ{2,1}の累積度数は「8」となっているため、閾値(「8」)と等しくなりS1008からS1009に遷移し、画像形成停止フラグを「1」に設定する。そしてS101,S1011を経由してS1015に進む。S1015では、ページ2であるためS1001に遷移する。
そして、これ以降、10部のページ3及びページ4の制御は同様であるため、まとめて説明する。S1001,S1002、S1003と遷移し、これらページではNGが発生していないため、更に、S1014に遷移する。S1014では、連続NGカウンタをクリアする。次にステップS1015で、10部における処理済みの用紙の数が1部当たりのページ数「5」ではないためS1001に遷移する。
最後に10部のページ5では、S1003でNGが発生していないためS1014に遷移して、連続NGカウンタをクリアする。次にステップS1015で、10部でのページ数が「5」となるためS1016に遷移する。S1016で、画像形成停止フラグが「1」であるかどうかを判断する。ここで画像形成停止フラグは「1」であるためS1017に遷移して累積情報をクリアする。次にS1018で、画像形成装置101に対して印刷動作の停止要求を出力する。これを受けて画像形成装置101は、直ちに印刷を停止する。
以上説明したように、図16(B)のように、部にまたがって同じページでNGを検出した場合、そのページで、且つ同じ判定方法である組み合わせ情報の累積度数を求め、その累積度数が閾値以上になっても直ちに印刷を停止させない。その代わり、同一の部の全てのページの判定処理、即ち全てのページの印刷が完了した時点で、初めて印刷動作を停止させる。そして、NGが多発したページの画像データに対してユーザが対策を行った後に、再度そのページのみを印刷して、その品位を判定し、NGでなければその印刷ページを、NGでないと判定処理済みの用紙束にマージする。
以上説明したように本実施形態によれば、複数部印刷する際に、高い頻度で印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定された場合にのみ印刷を停止させることにより、画像形成装置のダウンタイムを増やさずに継続して印刷できる。またこれにより、致命的な生産性低下を防ぐことができ、且つ継続して、不要な印刷物が発生するのを防止できるため、省資源に貢献できるという効果がある。
尚、本実施形態では説明の簡単のために、画像形成装置から供給される印刷済みの用紙は、用紙の片面にのみ印刷されているように説明したが、用紙の両面に印刷されていても良い。その場合、図4で説明したように、センサ403は用紙の両面を同時に読み取り、検品装置102は、用紙両面の読み取り画像を同時もしくは時分割で判定するような構成でも構わない。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (8)
- 印刷手段を制御する印刷制御装置であって、
前記印刷手段で印刷された印刷画像の印刷品位を判定する判定手段と、
前記判定手段により印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページのページ数を計数する計数手段と、
前記計数手段により計数された計数値が所定値に達した場合、前記印刷手段による印刷を停止させる制御手段と、
を有することを特徴とする印刷制御装置。 - 前記計数手段は、複数部のそれぞれの部で、印刷品位が所定の基準を満たしていないページのページ数を計数し、前記制御手段は、当該ページ数が第一の所定値に達した場合に、前記印刷手段による印刷を停止させ、
前記計数手段は、複数部で、印刷品位が所定の基準を満たしていない同一ページのページ数を計数し、前記制御手段は、当該ページ数が第二の所定値に達した場合に、前記印刷手段による印刷を停止させることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。 - 前記判定手段により印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されると、印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページに係るページ番号及び前記判定手段による判定方法を記憶する記憶手段と、
前記ページ番号と前記判定方法の組み合わせの発生頻度を算出する算出手段とを更に有し、
前記制御手段は、更に前記発生頻度が所定値に達した場合、複数部のそれぞれの部の印刷が終了した後に前記印刷手段による印刷を停止させることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。 - 前記計数手段により計数されたページ数が所定値に達した場合、或いは前記発生頻度が所定値に達した場合に、メッセージを表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の印刷制御装置。
- 前記表示手段に前記メッセージが表示された場合に、前記判定手段により所定の基準を満たしていないと判定された箇所の表示を指示する指示手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。
- 前記判定手段は、
印刷済みの用紙上の印刷画像を読み取って画像データを出力する読み取り手段と、
前記読み取り手段から出力された前記画像データと、前記印刷画像の元となった画像データとを画素ごとに比較する比較手段とを有し、
前記比較手段による比較の結果に基づいて前記印刷画像の品位を判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。 - 印刷手段を制御する印刷制御装置の制御方法であって、
前記印刷手段で印刷された印刷画像の印刷品位を判定する判定工程と、
前記判定工程で印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページのページ数を計数する計数工程と、
前記計数工程で計数された計数値が所定値に達した場合、前記印刷手段による印刷を停止させる制御工程と、
を有することを特徴とする印刷制御装置の制御方法。 - 前記判定工程で印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されると、印刷品位が所定の基準を満たしていないと判定されたページに係るページ番号及び前記判定工程での判定方法を記憶する記憶工程と、
前記ページ番号と前記判定方法の組み合わせの発生頻度を算出する算出工程とを更に有し、
前記制御工程は更に、前記発生頻度が所定値に達した場合、複数部のそれぞれの部の印刷が終了した後に前記印刷手段による印刷を停止させることを特徴とする請求項7に記載の印刷制御装置の制御方法。
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