JP7180333B2 - 紡機の繊維束集束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紡機の繊維束集束装置に関する。
一般に、撚糸機や粗紡機などの紡機は、糸の材料となる繊維束を引き伸ばすドラフト装置と、ドラフト装置によって引き伸ばされた繊維束を集束する繊維束集束装置とを備えている。また、紡機の繊維束集束装置は、案内面を有する吸引パイプと、吸引パイプの案内面に巻き掛けられる通気エプロンとを備え、吸引パイプに案内面に吸引スリットが形成されている(たとえば、特許文献1を参照)。繊維束集束装置によって繊維束を集束する場合、通気エプロンは吸引パイプの案内面に接触しながら移動する。このため、吸引パイプの案内面は、通気エプロンとの擦れによって徐々に摩耗する。
吸引パイプの案内面の摩耗が進行し、その摩耗量が所定量に達した場合に、その都度、吸引パイプ全体を交換するとなると、交換に要する費用が高くなる。そこで従来においては、吸引パイプとは別部材である薄板状の案内部材に案内面を形成し、この案内部材の案内面に吸引スリットを形成した繊維束集束装置が提案されている(たとえば、特許文献2を参照)。この繊維束集束装置においては、薄板状の案内部材を吸引パイプに取り付けた構成となっているため、通気エプロンとの擦れによって案内面が摩耗した場合は、吸引パイプを交換することなく、案内部材のみの交換によって対応可能となる。
特開2008-95233号公報 中国実用新案公告第202482530号明細書
上述のように吸引パイプに案内部材を取り付ける場合は、繊維束集束装置の動作中に案内部材が動かないよう、吸引パイプに案内部材を固定する必要がある。そのための固定手段として、従来の繊維束集束装置では、吸引パイプにネジ止めによって案内部材を固定するか、あるいは、吸引パイプに接着剤を塗布し、この接着剤を用いて案内部材を固定していた。このため、次のような不都合があった。
まず、吸引パイプにネジ止めによって案内部材を固定する方式では、部品点数の増加によってコストアップを招いてしまう。また、ネジ止めによって構造が複雑になり、風綿が付着しやすくなる。
一方、吸引パイプに接着剤によって案内部材を固定する方式では、案内部材を使用済品から未使用品に交換する際に、吸引パイプから使用済品を取り外す作業が面倒であるとともに、その取り外し作業で吸引パイプに傷をつけないよう慎重に作業を進める必要がある。また、案内部材の使用済品を取り外すたびに接着剤を除去する必要がある。このため、案内部材の交換に手間と時間がかかる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、吸引スリットを有する案内部材を吸引パイプに固定することができ、かつ、案内部材の交換を容易に行うことができる、紡機の繊維束集束装置を提供することにある。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置は、ドラフト装置の最終送出ローラ対の下流側に設けられる吸引パイプと、ボトムニップローラおよびトップニップローラによって構成される送出部と、吸引パイプ、ガイド部およびボトムニップローラに巻き掛けられる通気エプロンとを備え、ドラフト装置で引き伸ばされた繊維束を集束する、紡機の繊維束集束装置であって、通気エプロンの巻き掛け位置に対応して吸引パイプに接着剤を塗布することなく取り付けられるとともに、通気エプロンの移動を案内する案内面および案内面に形成された吸引スリットを有する案内部材と、案内部材及び吸引パイプに貼り付けられて案内部材を吸引パイプに固定する固定テープとを備える。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、吸引パイプは、繊維束の移動通路に沿って配置される第1の外面と、第1の外面の一辺から連続して形成され最終送出ローラ対のフロントボトムローラと対向する第2の外面と、第1の外面の他辺から連続して形成されボトムニップローラと対向する第3の外面とを有し、案内部材は、吸引スリットの長手方向の一方側で案内面から曲げられた第1の曲げ片と、吸引スリットの長手方向の他端側で案内面から曲げられた第2の曲げ片とを備え、第1の曲げ片が第2の外面に配置され、かつ、第2の曲げ片が第3の外面に配置されており、固定テープは1つの案内部材に対して1枚であり、固定テープの一部を第1の曲げ片に重ね、かつ、固定テープの他の部分を第2の曲げ片に重ねた状態で、吸引パイプの第2の外面および第3の外面に貼り付けられていてもよい。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、案内部材は、吸引パイプの長手方向に間隔をあけて複数配置され、吸引パイプの長手方向で隣り合う少なくとも2つの案内部材が1枚の固定テープによって固定されていてもよい。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、吸引パイプの長手方向で隣り合う複数の案内部材を対象に、各々の第1の曲げ片に1枚の第1の固定テープを貼り付ける一方、各々の第2の曲げ片に別の1枚の第2の固定テープを貼り付けてもよい。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、固定テープは樹脂テープであってもよい。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、固定テープは金属テープであってもよい。
本発明によれば、吸引スリットを有する案内部材を吸引パイプに固定することができ、かつ、案内部材の交換を容易に行うことができる。
本実施形態に係る紡機の繊維束集束装置の概略構成を示す一部破断側面図である。 図1の繊維束集束装置に用いられる吸引パイプの構造を説明するための斜視図である。 案内部材の正面図である。 図3のIV-IV断面図である。 案内部材が取り付けられた吸引パイプを側面方向から見た図である。 図5のVI方向から吸引パイプを見た図である。 固定テープの貼り付け方の第1変形例を説明する図である。 固定テープの貼り付け方の第2変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る紡機の繊維束集束装置の概略構成を示す一部破断側面図である。
図1に示すように、繊維束集束装置11は、ドラフト装置10の下流側に設けられている。ドラフト装置10は、最終送出ローラ対12を備えている。最終送出ローラ対12は、フロントボトムローラ12aとフロントトップローラ12bとによって構成されている。フロントトップローラ12bは、支持部材19によって支持されている。
繊維束集束装置11は、送出部13と、吸引パイプ14と、通気エプロン15と、ガイド部16とを備えている。送出部13は、ボトムニップローラ18aと、トップニップローラ18bとによって構成されている。ボトムニップローラ18aは、回転軸17と一体に回転するものである。回転軸17には図示しないギヤが取り付けられ、このギヤに中間ギア20が噛み合っている。中間ギア20は、フロントボトムローラ12aと一体に回転するギヤ(図示せず)に噛み合っている。これにより、フロントボトムローラ12aの回転力が中間ギア20を介してボトムニップローラ18aに伝達される構成になっている。
トップニップローラ18bは、通気エプロン15を介してボトムニップローラ18aに押圧され、この押圧によって送出部13のニップ部13aが構成されている。送出部13のニップ部13aには、通気エプロン15と共に繊維束Fが配置される。トップニップローラ18bは、ドラフト装置10のフロントトップローラ12bと同様に2錘毎に、支持部材19を介してウエイティングアーム(図示せず)に支持されている。
吸引パイプ14は、ドラフト装置10の下流側に設けられている。さらに詳述すると、吸引パイプ14は、繊維束Fの移動方向Xにおいて、ドラフト装置10の最終送出ローラ対12よりも下流側で、かつ、送出部13のニップ部13aよりも上流側に配置されている。吸引パイプ14は、接続管21を介して吸引源(図示せず)に接続されている。
通気エプロン15は、無端状のベルト構造を有するもので、たとえば、適度な通気性を有する織布によって形成されている。通気エプロン15は、送出部13のニップ部13aを通過するように、吸引パイプ14、ガイド部16およびボトムニップローラ18aに巻き掛けられている。通気エプロン15は、ボトムニップローラ18aの回転に従って移動することにより、繊維束FをX方向に搬送する。ガイド部16の下方には、吸引ノズル22の先端部22aが配置されている。吸引ノズル22は、糸切れ時にドラフト装置10から送り出されてくる繊維束Fを吸引するものである。吸引ノズル22の基端部(図示せず)は、全錘共通のニューマダクト(図示せず)に接続されている。
図2は、図1の繊維束集束装置に用いられる吸引パイプの構造を説明するための斜視図である。
図2に示すように、吸引パイプ14は、中空の長尺状に形成されている。吸引パイプ14は、繊維束Fの移動方向Xと直交する方向、すなわち図1の紙面と垂直方向に長く延在するように配置される。吸引パイプ14は、たとえば、アルミニウムの押出成形工程を経て得られるものである。吸引パイプ14は、3つの外面31,32,33を有している。本明細書では、外面31を「第1の外面31」、外面32を「第2の外面32」、外面33を「第3の外面33」とする。
第1の外面31は、繊維束Fの移動経路に沿って配置されるもので、外側に凸となるように湾曲して形成されている。第1の外面31には複数の吸引孔35が形成されている。吸引孔35は、各錘の位置に対応して吸引パイプ14の長手方向に所定の間隔をあけて配置されている。吸引孔35は、吸引パイプ14の長手方向と交差する方向に延びるスリット状の開孔となっている。
第2の外面32は、第1の外面31の一辺31aから連続して形成されるとともに、内側に凸となるように湾曲して形成されている。第3の外面33は、外面31の他辺31bから連続して形成されるとともに、内側に凸となるように湾曲して形成されている。第2の外面32と第3の外面33とは、第1の外面31と反対側で互いにつながっている。
吸引パイプ14には、案内部材41が取り付けられている。案内部材41は、金属製であって、薄板状に形成されている。案内部材41は、通気エプロン15の巻き掛け位置に対応して吸引パイプ14に取り付けられている。案内部材41は、吸引パイプ14の長手方向に間隔をあけて複数並べて配置されるものである。ただし、図2においては、複数の案内部材41のうちの1つのみを表示している。案内部材41は、吸引パイプ14の1つの吸引孔35につき1つずつ取り付けられる。案内部材41は、繊維束Fの移動経路上で通気エプロン15の移動を案内する案内面42を有している。通気エプロン15は、案内部材41の案内面42に接触しながら、ボトムニップローラ18aの回転に従って移動する。案内面42は、吸引パイプ14の第1の外面31に倣って外側に凸の湾曲面となっている。
案内部材41の案内面42には吸引スリット43が形成されている。案内部材41は、吸引パイプ14の第1の外面31に形成された吸引孔35に対し、吸引スリット43を位置合わせした状態で、吸引パイプ14に取り付けられている。吸引パイプ14の吸引孔35は、好ましくは、吸引スリット43と同じ形状および寸法で形成するとよい。このように吸引孔35を形成しておけば、吸引パイプ14に案内部材41を取り付ける際に、吸引孔35の位置に吸引スリット43の位置を合わせることにより、吸引パイプ14に対して正確かつ容易に案内部材41を位置決めすることができる。ただし、吸引孔35の形状および寸法は、必ずしも吸引スリット43の形状および寸法に合わせる必要はない。たとえば、吸引孔35は、吸引スリット43とは異なる形状で、吸引スリット43よりも大きな開孔で形成してもよい。
図3は、案内部材の正面図であり、図4は、図3のIV-IV断面図である。
図3および図4に示すように、案内部材41は、正面方向から見て矩形状に形成されている。案内部材41には2つの曲げ片45,46が形成されている。本明細書では、曲げ片45を「第1の曲げ片45」、曲げ片46を「第2の曲げ片46」とする。第1の曲げ片45は、吸引スリット43の長手方向の一方側で案内面42の一辺42aから曲げられ、第2の曲げ片46は、吸引スリット43の長手方向の他方側で案内面42の他辺42bから曲げられている。また、第1の曲げ片45は、吸引パイプ14の第1の外面31と第2の外面32とのつなぎ部分の曲げ形状に倣って曲げられ、第2の曲げ片46は、吸引パイプ14の第1の外面31と第3の外面33とのつなぎ部分の曲げ形状に倣って曲げられている。
図5は、案内部材が取り付けられた吸引パイプを側面方向から見た図であり、図6は、図5のVI方向から吸引パイプを見た図である。
図5および図6に示すように、吸引パイプ14には、第1の外面31の上に案内面42を重ね合わせた状態で案内部材41が取り付けられている。案内部材41の第1の曲げ片45は、吸引パイプ14の第2の外面32に重ねて配置され、第2の曲げ片46は、吸引パイプ14の第3の外面33に重ねられて配置されている。これにより、第1の曲げ片45は第2の外面32に引っ掛けられ、第2の曲げ片46は第3の外面33に引っ掛けられている。
また、案内部材41は、固定テープ51によって吸引パイプ14に固定されている。固定テープ51は、テープ基材の片面に粘着層を有するテープである。固定テープ51としては、テープ基材を樹脂で形成した樹脂テープ、テープ基材を紙で形成した紙テープ、あるいは、テープ基材を金属で形成した金属テープを用いることができる。固定テープ51の貼り付けやすさという点では、固定テープ51を樹脂テープで構成することが好ましい。また、固定テープ51の耐久性という点では、固定テープ51を金属テープで構成することが好ましい。
固定テープ51は、吸引パイプ14の第2の外面32および第3の外面33に貼り付けられている。また、吸引パイプ14の第2の外面32において、固定テープ51の第1の部分51aは、案内部材41の第1の曲げ片45に重ねて貼り付けられている。また、吸引パイプ14の第3の外面33において、固定テープ51の第2の部分51bは案内部材41の第2の曲げ片46に重ねて貼り付けられている。
このように、本実施形態においては、繊維束集束装置11の吸引パイプ14に固定テープ51によって案内部材41を固定している。このため、通気エプロン15との擦れによって案内部材41の案内面42が摩耗し、案内部材41を交換する必要が生じた場合は、吸引パイプ14の第2の外面32および第3の外面33に貼り付いている固定テープ51を剥がすだけで、吸引パイプ14から案内部材41を取り外すことができる。
一方、吸引パイプ14に案内部材41を取り付ける場合は、まず、吸引パイプ14の第1の外面31の上に案内部材41の案内面42を重ねて配置するとともに、案内部材41が有する2つの曲げ片45,46のうち、第1の曲げ片45を吸引パイプ14の第2の外面32に引っ掛け、かつ、第2の曲げ片46を吸引パイプ14の第3の外面33に引っ掛ける。次に、吸引パイプ14の吸引孔35と案内部材41の吸引スリット43とを位置合わせする。次に、吸引パイプ14の第2の外面32および第3の外面33に固定テープ51を貼り付ける。その際、固定テープ51の第1の部分51aを案内部材41の第1の曲げ片45に重ねて貼り付けるとともに、固定テープ51の第2の部分51bを案内部材41の第2の曲げ片46に重ねて貼り付ける。これにより、吸引パイプ14に案内部材41を固定することができる。
本実施形態に係る繊維束集束装置11によれば、吸引スリット43が形成された案内面42を有する案内部材41を、固定テープ51によって吸引パイプ14に固定している。このため、吸引パイプ14から案内部材41を取り外す場合は、吸引パイプ14から固定テープ51を剥がすだけで済み、吸引パイプ14に案内部材41を取り付ける場合は、吸引パイプ14に固定テープ51を貼り付けるだけで済む。したがって、案内部材41の交換を容易に行うことができる。また、案内部材41の固定にネジを使用しないため、ネジ止めによる部品点数の増加や風綿の付着を避けることができる。また、案内部材41を固定する際に接着剤を塗布する必要がないため、接着剤を除去する手間もかからない。
なお、上記実施形態においては、図6に示すように1つの案内部材41を1枚の固定テープ51で固定しているが、本発明はこれに限らない。たとえば、図7に示すように、吸引パイプ14の長手方向で隣り合う2つの案内部材41を1枚の固定テープ51で固定してもよい。また、図示はしないが、吸引パイプ14の長手方向で隣り合う3つ以上の案内部材41を1枚の固定テープ51で固定してもよい。このように複数の案内部材41を1枚の固定テープ51で固定すれば、固定テープ51の貼り付け工数を削減することができる。
[参考例]
また、参考例としての構成を説明する。固定テープ51の他の貼り付け方としては、たとえば図8に示すように、吸引パイプ14の長手方向で隣り合う複数(図例では2つ)の案内部材41を対象に、各々の曲げ片45に1枚の固定テープ51を貼り付ける一方、各々の曲げ片46にそれとは別の1枚の固定テープ51を貼り付けてもよい。
10 ドラフト装置、11 繊維束集束装置、14 吸引パイプ、15 通気エプロン、31 第1の外面、32 第2の外面、33 第3の外面、41 案内部材、42 案内面、43 吸引スリット、45 第1の曲げ片、46 第2の曲げ片、51 固定テープ。

Claims (4)

  1. ドラフト装置の最終送出ローラ対の下流側に設けられる吸引パイプと、ボトムニップローラおよびトップニップローラによって構成される送出部と、前記吸引パイプ、ガイド部および前記ボトムニップローラに巻き掛けられる通気エプロンとを備え、前記ドラフト装置で引き伸ばされた繊維束を集束する、紡機の繊維束集束装置であって、
    前記通気エプロンの巻き掛け位置に対応して前記吸引パイプに接着剤を塗布することなく取り付けられるとともに、前記通気エプロンの移動を案内する案内面および前記案内面に形成された吸引スリットを有する案内部材と、
    前記案内部材及び前記吸引パイプに貼り付けられて前記案内部材を前記吸引パイプに固定する固定テープと、
    を備え、
    前記吸引パイプは、前記繊維束の移動通路に沿って配置される第1の外面と、前記第1の外面の一辺から連続して形成され前記最終送出ローラ対のフロントボトムローラと対向する第2の外面と、前記第1の外面の他辺から連続して形成され前記ボトムニップローラと対向する第3の外面とを有し、
    前記案内部材は、前記吸引スリットの長手方向の一方側で前記案内面から曲げられた第1の曲げ片と、前記吸引スリットの長手方向の他端側で前記案内面から曲げられた第2の曲げ片とを備え、前記第1の曲げ片が前記第2の外面に配置され、かつ、前記第2の曲げ片が前記第3の外面に配置されており、
    前記固定テープは1つの前記案内部材に対して1枚であり、前記固定テープの一部を前記第1の曲げ片に重ね、かつ、前記固定テープの他の部分を前記第2の曲げ片に重ねた状態で、前記吸引パイプの前記第2の外面および前記第3の外面に貼り付けられている
    紡機の繊維束集束装置。
  2. 前記案内部材は、前記吸引パイプの長手方向に間隔をあけて複数配置され、
    前記吸引パイプの長手方向で隣り合う少なくとも2つの前記案内部材が1枚の前記固定テープによって固定されている
    請求項1に記載の紡機の繊維束集束装置。
  3. 前記固定テープは樹脂テープである
    請求項1または2に記載の紡機の繊維束集束装置。
  4. 前記固定テープは金属テープである
    請求項1または2に記載の紡機の繊維束集束装置。
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