JP3542069B2 - ドラフト装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドラフト装置に係り、とくにバックローラとフロントローラの周速の比率にほぼ比例したドラフト比で通過する繊維束を延伸するようにしたドラフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
不連続な繊維を紡いで糸を製造するために、ドラフト装置が用いられる。ドラフト装置は不連続な繊維を引き揃えたスライバや糸を延伸するものであって、バックローラに対してフロントローラの回転数を速くすることにより、バックローラとフロントローラの周速の比率にほぼ比例したドラフト比でスライバを延伸するようにしている。なおこのようなドラフト装置は、練条機、粗紡機、精紡機等の各種の紡績機械の主要部をなすものである。
【0003】
従来のドラフト装置は、より均一な延伸を行なうことを目的としてなされていた。すなわち長さ方向における糸の太さを一定するためには、ドラフト比を常に適正な値に維持する必要がある。また太さムラのあるスライバの場合には、このようなスライバの太さムラを矯正するようにドラフト比を制御することが試みられている。このような技術は総て均整な糸を製造することを目的としている。
【0004】
長さ方向に沿って太さが均整になっている糸が高い商品価値を有することは当然である。ところが必ずしも均整な糸が総ての人々の要求にマッチするものではない。すなわち人手によって紡いだような太さムラのある糸がかえって市場で高い評価を受けることがある。例えば太さムラのある糸を用いて製布した織物が均整な糸による織物に比べて商品としての個性を発揮し、あるいはまた特徴ある風合を与えることがある。
【0005】
そこで例えば特開平7−268728号公報では、1/fゆらぎを有する信号によって粗糸にドラフトを与え、糸の太さに1/fゆらぎ変動をもたせた自然な快適感をもつ糸を精紡する方法を提案している。また特開平9−31766号公報には、混紡工程において、スライバまたは粗糸の供給に1/fゆらぎ信号を付与し、混紡スライバ、混紡粗糸または混紡糸の混紡率に1/fゆらぎ変動をもたせて、自然な快適感をもつ混紡糸を製造する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこのような1/fゆらぎを有する糸の製造装置においては、シーケンサに数十個のゆらぎデータを予め設定しておき、これらのデータを繰返して利用してローラの回転速度をこれに応じて変化させるようにしている。このデータは所定時間毎に次のデータに変換され、D/A変換器を通してサーボモータに入力されるようになっている。従って比較的短い周期の時間で一定の変化が繰返される。すなわち数秒の周期で一定の変化を繰返すようになっており、何時も同じ繰返しパターンで制御が行なわれることになる。従って必ずしも人手によって紡いだような風合が糸に与えられるとは限らないという問題がある。
【0007】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、人手によって紡いだようなより優れた風合が付与される糸を製造するドラフト装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の一発明は、バックローラとフロントローラの周速の比率にほぼ比例したドラフト比で通過する繊維束を延伸するようにしたドラフト装置において、
前記バックローラまたは前記フロントローラの回転数を変更することによってドラフト比を制御する制御手段と、
記録媒体に予め記録されている音楽信号を再生して音楽信号に応じて変化する出力を発生するとともに、装着して再生する記録媒体が交換可能な再生手段と、
を具備し、前記再生手段によって再生された音楽信号に応じて前記制御手段を介してドラフト比を制御することを特徴とするドラフト装置に関するものである。ここでバックローラとフロントローラの内の一方が一定の回転数で駆動されるとともに、他方の回転数が前記制御手段によって制御されてよい。
【0009】
また一対のドラフトユニットを具備し、これら一対のドラフトユニットの制御手段が互いに逆相となるようにドラフト比を制御するようにしてよい。あるいはまた一対のドラフトユニットを具備し、これら一対のドラフトユニットの制御手段が互いに独立にドラフト比を制御するようにしてよい。ここで一対のドラフトユニットがそれぞれ別々の繊維束を延伸するとともに、一対のドラフトユニットで延伸された繊維束が互いに重合わされてよい。
【0010】
本願発明の大きな特徴は、音楽信号を再生手段によって再生するとともに、このような音楽信号に応じて制御手段によってドラフト装置のバックローラまたはフロントローラの回転数を制御するようにしたものである。すなわちバックローラまたはフロントローラの回転数を変更するための制御データを簡単に得ることが可能になるとともに、各種の音楽の中から好ましいものを選択してバックローラあるいはフロントローラの制御に用いることが可能になる。また音楽の再生によって制御データを得るようにしているために、デジタルデータを人手で入力してシーケンサ等で制御した場合に比べて、繰返しの周期がはるかに大きな値になり、これによって人手によって紡いだようなより自然な風合を有する糸を提供することことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は本発明の第1の実施の形態のドラフト装置を示している。このドラフト装置は図1および図2に示すようにバックローラ11とミドルローラ12とフロントローラ13とから構成されている。なおこれらのバックローラ11、ミドルローラ12、およびフロントローラ13の上部には図2に示すように、トップバックローラ16、トップミドルローラ17、およびトップフロントローラ18が組合わされ、これらのローラ間を通過するスライバを周速の変化によって引伸すようにし、これによって所定のドラフト比でスライバの延伸を行なうようにしている。
【0012】
図1に示すようにバックローラ11はサーボモータ21の出力軸に直結されている。これに対してフロントローラ13はサーボモータ22の出力軸に直結されている。またバックローラ11の軸には歯車23が固着されており、この歯車23が中間遊車24を介してミドルローラ12の従動歯車25に伝動されるようになっている。そしてサーボモータ21がコントローラ27によって駆動されるようになっている。
【0013】
次にコントローラ27の構成について説明すると、図3に示すようにこのコントローラ27はレコードプレーヤ、CDプレーヤ、テープレコーダ等の音楽信号再生装置30を有している。そしてこの音楽信号再生装置30の出力側がトランス31に接続されている。トランス31の二次側は4つのダイオードをブリッジに組合わせて成る全波整流器32に接続されるとともに、この全波整流器32の出力側が位相反転スイッチ33を介してサーボコントロールユニット34に接続されている。そしてこのサーボコントロールユニット34によってサーボモータ21の回転制御を行なうようにしている。
【0014】
サーボコントロールユニット34の入力端子に印加される電圧と回転数との関係が図4に示されている。すなわちサーボコントロールユニット34に印加される電圧を変更することによって、サーボモータ21の回転数が大きく変動することが示されている。すなわちこの実施の形態においては、コントロールユニット34に入力される電圧が0ボルトのときに50rpmの回転数に設定されるのに対し、入力電圧をプラス側に大きくしていくと、50〜80rpmの範囲内で変動することになる。またコントロールユニット34に印加される入力電圧の値をマイナス方向に大きくしていくと、20〜50rpmの範囲内で回転数が変化することになる。
【0015】
今サーボコントロールユニット34の入力電圧をX(V)とし、サーボモータ21の回転数をN(rpm)とすると、
N=5X+50
の関係が成立し、入力電圧Xを変更すると回転数Nが上記の式に従って変化することになる。
【0016】
そこで例えばテープレコーダから成る音声信号再生装置30によってカセットテープに記録されている音楽信号を再生する。この音楽信号はテープレコーダのイヤホンジャックから容易に取出すことが可能になる。そして取出された再生信号をトランス31によって昇圧する。そしてこの後ダイオード32によって全波整流する。そして全波整流された出力信号を位相反転スイッチ33を介してコントロールユニット34に印加することによって、サーボモータ21の回転数が変化する。
【0017】
図5はある音楽を録音したカセットテープをテープレコーダから成る再生装置30によって再生したときの、サーボモータ21の回転数の変化を示している。このグラフから明らかなように、音楽信号再生装置30で音楽を再生すると、これに応じてサーボモータ21の回転数が変動することが明らかであって、サーボモータ21の変速制御がコントローラ27によって行なわれることになる。
【0018】
図1に示すバックローラ11、ミドルローラ12、およびフロントローラ13から成る3線式ドラフト装置のドラフト比は、フロントローラ13の周速Vfとバックローラ11の周速Vbとによって決定され、両者の比Vf/Vbによって表わされる。ここで上述の如くバックローラ11の周速をコントローラ27およびサーボモータ21によって音楽信号に合わせて図5に示すように変速制御する。これに対してフロントローラ13の回転数をサーボモータ22によって一定の回転数に制御する。するとドラフト比がバックローラ11の回転数の変化に応じて変動することになり、このために繊維束のドラフト比が経時的に変化することになる。すなわちこのような装置によって、人為的に太さムラのある糸を紡ぐことが可能になる。
【0019】
このように本実施の形態のドラフト装置によれば、音楽信号再生装置30によって音楽信号を再生するとともに、このような音楽信号に応じてバックローラ11の回転数を所定の範囲内の任意の回転数に制御することが可能になり、このような回転数の変化に応じてこのドラフト装置のドラフト比を任意に変化させ、太さムラのある糸を紡ぐことが可能になる。すなわち人手によって紡いだような自然な風合を与える糸を工業的に提供することが可能になる。
【0020】
ここで糸の太さの変動は、音楽信号再生装置30で再生される音楽の種類に依存する。従ってこのような再生装置で再生される音楽の種類を童謡、クラシック音楽、ジャズ音楽、演歌、ポップス、浪曲節、読経音等の各種の音楽に変更することにより、このドラフト装置で紡がれる糸の風合が大きく変化することになる。またこのようなサーボモータ21の制御データは、テープレコーダに装着するカセットテープの変更のみによって容易に対応することが可能になり、このために制御データを準備する操作が非常に簡単になる。またこのようなドラフト装置によれば、1つの曲が終るまでサーボモータ21の回転数を連続的に変化させることが可能になり、このために制御データの周期が非常に長くなる。とくに曲の長いクラシック音楽等を用いれば、テジタルデータの繰返し利用による制御とは比べものにならない長い周期をもった制御を行なうことが可能になる。
【0021】
次に図6によって別の実施の形態を説明する。この実施の形態はバックローラ11とミドルローラ12の回転数を一定の回転数にし、フロントローラ13の回転数をコントローラ27によって変速制御するようにしたものである。すなわちフロントローラ13に直結されているサーボモータ22をコントローラ27によって変速制御するようにしている。
【0022】
図7はさらに別の実施の形態を示している。この実施の形態はサーボモータ22によってフロントローラ13とミドルローラ12とを変速制御するようにしており、バックローラ11をサーボモータ21によって一定の回転数で回転駆動するようにしている。
【0023】
コントローラ27によってサーボモータ22を変速制御すると、フロントローラ13の回転数が変動するとともに、さらに中間遊車24および従動歯車25を介してミドルローラ12の回転数が変動することになり、このためにフロントローラ13とミドルローラ12とがともに変速制御されるようになる。
【0024】
次に図8によってさらに別の実施の形態を説明する。この実施の形態は一対のドラフトユニットから構成されており、これらのドラフトユニットについてそれぞれドラフト比を任意に変更できるようにしたものである。すなわち左右のユニットは何れも図1に示す構成と同一の構成になっており、しかも左右のユニットのバックローラ11と直結されたサーボモータ21が別々にコントローラ27によって制御されるようになっている。従って両側のドラフトユニットでそれぞれ別々のドラフト比で繊維束を構成するスライバを並行して延伸することが可能になる。
【0025】
ここで同時に並行して延伸された両側のドラフトユニットのスライバがともにミキシングローラ42に供給され、このミキシングローラ42によってミキシングされることになる。なおミキシングローラ42は別サーボモータ43によって一定の回転数で回転駆動されるようになっている。従って左右のドラフトユニットでそれぞれ別々の種類の繊維を延伸するとともに、これらをミキシングローラ42において混合することによって、混紡率または太さが変化する糸を得ることが可能になる。
【0026】
図8に示すように左右のドラフトユニットのコントローラ27を互いにケーブルによって接続するとともに、一対のドラフトユニットのドラフト比が互いに逆相になるように制御すると、図9に示すように、太さが一定であって両者の混紡率が互いに補うように変化する糸が得られる。すなわち一方のドラフトユニットのドラフト比を上げると他方のドラフトユニットのドラフト比が低くなり、一方のドラフトユニットのドラフト比を低くすると他方のドラフトユニットのドラフト比が高くなる。これによって太さが一定であって繊維束Aと繊維束Bの太さが互いに音楽信号に応じて変化するような糸が得られる。従って2種類の原料を用いると、それらの混紡率が音楽に応じて変化する糸が紡がれるようになる。
【0027】
これに対して図10に示すように左右のドラフトユニットのコントローラ27によってそれぞれ別々にドラフトユニットのドラフト比を制御することにより、混紡率と太さとがともに変化する糸が得られる。すなわち第1のドラフトユニットによって繊維束Aの割合が制御されるとともに、第2のドラフトユニットのコントローラ27によって繊維束Bの太さが制御されることになる。そして全体の太さは繊維束Aの太さと繊維束Bの太さとの重合わせたものとなり、非常に風合の特殊な糸が紡がれることになる。
【0028】
なおここで左右のドラフトユニットの配置は必ずしも同一平面上において左右に並置される必要はない。すなわち上下に並べて配置してもよく、あるいはまたV字型に配置されてもよく、あるいはまた一方のドラフトユニットを水平に配置し、他方のドラフトユニットを垂直に配置するようにしてもよい。
【0029】
以上本発明を図示の実施の形態によって説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に含まれる範囲内において各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態においては、音楽信号再生装置30で再生された音楽信号をトランス31によって昇圧し、全波整流器32で直流に整流してサーボコントロールユニット34に入力するようにしているが、コントローラ27の構成はこのようなものに限定されない。すなわち例えば音楽信号再生装置30によって取出された再生信号をアンプで増幅するとともに、一定の直流電圧に重畳した状態でサーボコントロールユニット34に印加するようにしてもよい。
【0030】
また上記実施の形態においては、バックローラ11あるいはフロントローラ13の回転数を変更するためにこれらのローラ11、13に直結されたサーボモータ21、22を用いて回転数を変更するようにしているが、このような構成に代えて、一定の回転数で回転するモータと無段変速機とを組合わせ、これによってバックローラ11またはフロントローラ13の回転数を変更するようにしてもよい。また上記実施の形態は何れも3線式のドラフト装置に関するものであるが、本発明は2線式ドラフト装置、4線式ドラフト装置、エプロン式ドラフト装置等の各種のドラフト装置に広く適用可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明は、バックローラとフロントローラの周速の比率にほぼ比例したドラフト比で通過する繊維束を延伸するようにしたドラフト装置において、バックローラまたはフロントローラの回転数を変更することによってドラフト比を制御する制御手段と、記録媒体に予め記録されている音楽信号を再生して音楽信号に応じて変化する出力を発生するとともに、装着して再生する記録媒体が交換可能な再生手段と、を具備し、再生手段によって再生された音楽信号に応じて制御手段を介してドラフト比を制御するようにしたものである。
【0032】
従って音楽信号に応じて制御手段を介してドラフト比が制御されるようになり、このために音楽信号に応じて太さが変化する糸を紡ぐことが可能になる。
【0033】
バックローラとフロントローラの内の一方が一定の回転数で駆動されるとともに、他方の回転数が制御手段によって制御されるようにした構成によれば、これらのバックローラとフロントローラの回転数の比によってドラフト比が制御されることになる。
【0034】
一対のドラフトユニットを具備し、これら一対のドラフトユニットの制御手段が互いに逆相となるようにドラフト比を制御するようにした構成によれば、一対のドラフトユニットから供給される繊維束の太さが音楽信号に応じて互いに逆相で変化するとともに、太さが全体としてほぼ一定な糸が紡がれるようになる。
【0035】
一対のドラフトユニットを具備し、これら一対のドラフトユニットの制御手段が互いに独立にドラフト比を制御するようにした構成によれば、太さと混合される2種類の繊維束の太さの比が互いに別々に変化する糸が紡がれるようになる。
【0036】
一対のドラフトユニットがそれぞれ別々の繊維束を延伸するとともに、一対のドラフトユニットで延伸された繊維束が互いに重合わされるようにした構成によれば、太さが一定で混合比が異なるか、混合比と全体の太さが異なる糸が紡がれるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドラフト装置の要部平面図である。
【図2】同ドラフト装置の要部側面図である。
【図3】コントローラのブロック図である。
【図4】入力電圧とサーボモータの回転数との関係を示すグラフである。
【図5】音楽信号とローラの回転数との関係を示すグラフである。
【図6】別の実施の形態のドラフト装置の要部平面図である。
【図7】さらに別の実施の形態のドラフト装置の要部平面図である。
【図8】さらに別の実施の形態のドラフト装置の要部平面図である。
【図9】2種類の繊維束の割合が変化し、しかも太さが一定な糸を表わす平面図である。
【図10】2種類の繊維束の割合と合さったときの太さが変化する糸を表わす平面図である。
【符号の説明】
11 バックローラ
12 ミドルローラ
13 フロントローラ
16 トツプバックローラ
17 トップミドルローラ
18 トップフロントローラ
21、22 サーボモータ
23 歯車
24 中間遊車
25 従動歯車
27 コントローラ
30 音楽信号再生装置
31 トランス
32 全波整流器
33 位相反転スイッチ
34 サーボコントロールユニット
42 ミキシングローラ
43 サーボモータ

Claims (5)

  1. バックローラとフロントローラの周速の比率にほぼ比例したドラフト比で通過する繊維束を延伸するようにしたドラフト装置において、
    前記バックローラまたは前記フロントローラの回転数を変更することによってドラフト比を制御する制御手段と、
    記録媒体に予め記録されている音楽信号を再生して音楽信号に応じて変化する出力を発生するとともに、装着して再生する記録媒体が交換可能な再生手段と、
    を具備し、前記再生手段によって再生された音楽信号に応じて前記制御手段を介してドラフト比を制御することを特徴とするドラフト装置。
  2. バックローラとフロントローラの内の一方が一定の回転数で駆動されるとともに、他方の回転数が前記制御手段によって制御されることを特徴とする請求項1に記載のドラフト装置。
  3. 一対のドラフトユニットを具備し、これら一対のドラフトユニットの制御手段が互いに逆相となるようにドラフト比を制御することを特徴とする請求項1に記載のドラフト装置。
  4. 一対のドラフトユニットを具備し、これら一対のドラフトユニットの制御手段が互いに独立にドラフト比を制御することを特徴とする請求項1に記載のドラフト装置。
  5. 一対のドラフトユニットがそれぞれ別々の繊維束を延伸するとともに、一対のドラフトユニットで延伸された繊維束が互いに重合わされることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のドラフト装置。
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