JP2020090734A - 紡機の繊維束集束装置 - Google Patents

紡機の繊維束集束装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020090734A
JP2020090734A JP2018227228A JP2018227228A JP2020090734A JP 2020090734 A JP2020090734 A JP 2020090734A JP 2018227228 A JP2018227228 A JP 2018227228A JP 2018227228 A JP2018227228 A JP 2018227228A JP 2020090734 A JP2020090734 A JP 2020090734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction pipe
fiber bundle
guide member
guide
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018227228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7180333B2 (ja
Inventor
尚之 三塚
Naoyuki Mitsutsuka
尚之 三塚
薬司 誠
Makoto Yakushi
誠 薬司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2018227228A priority Critical patent/JP7180333B2/ja
Priority to EP19208231.1A priority patent/EP3663446B1/en
Priority to CN201911199966.1A priority patent/CN111270360B/zh
Publication of JP2020090734A publication Critical patent/JP2020090734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7180333B2 publication Critical patent/JP7180333B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/26Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars in which fibres are controlled by one or more endless aprons
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/70Constructional features of drafting elements
    • D01H5/72Fibre-condensing guides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

【課題】吸引スリットを有する案内部材を吸引パイプに固定することができ、かつ、案内部材の交換を容易に行うことができる、紡機の繊維束集束装置を提供する。【解決手段】ドラフト装置の下流側に設けられる吸引パイプ14と、吸引パイプに巻き掛けられる通気エプロンとを備え、ドラフト装置で引き伸ばされた繊維束を集束する、紡機の繊維束集束装置であって、通気エプロンの巻き掛け位置に対応して吸引パイプ14に取り付けられるとともに、通気エプロンの移動を案内する案内面42および案内面42に形成された吸引スリットを有する案内部材41と、案内部材41を吸引パイプ14に固定する固定テープ51とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、紡機の繊維束集束装置に関する。
一般に、撚糸機や粗紡機などの紡機は、糸の材料となる繊維束を引き伸ばすドラフト装置と、ドラフト装置によって引き伸ばされた繊維束を集束する繊維束集束装置とを備えている。また、紡機の繊維束集束装置は、案内面を有する吸引パイプと、吸引パイプの案内面に巻き掛けられる通気エプロンとを備え、吸引パイプに案内面に吸引スリットが形成されている(たとえば、特許文献1を参照)。繊維束集束装置によって繊維束を集束する場合、通気エプロンは吸引パイプの案内面に接触しながら移動する。このため、吸引パイプの案内面は、通気エプロンとの擦れによって徐々に摩耗する。
吸引パイプの案内面の摩耗が進行し、その摩耗量が所定量に達した場合に、その都度、吸引パイプ全体を交換するとなると、交換に要する費用が高くなる。そこで従来においては、吸引パイプとは別部材である薄板状の案内部材に案内面を形成し、この案内部材の案内面に吸引スリットを形成した繊維束集束装置が提案されている(たとえば、特許文献2を参照)。この繊維束集束装置においては、薄板状の案内部材を吸引パイプに取り付けた構成となっているため、通気エプロンとの擦れによって案内面が摩耗した場合は、吸引パイプを交換することなく、案内部材のみの交換によって対応可能となる。
特開2008−95233号公報 中国実用新案公告第202482530号明細書
上述のように吸引パイプに案内部材を取り付ける場合は、繊維束集束装置の動作中に案内部材が動かないよう、吸引パイプに案内部材を固定する必要がある。そのための固定手段として、従来の繊維束集束装置では、吸引パイプにネジ止めによって案内部材を固定するか、あるいは、吸引パイプに接着剤を塗布し、この接着剤を用いて案内部材を固定していた。このため、次のような不都合があった。
まず、吸引パイプにネジ止めによって案内部材を固定する方式では、部品点数の増加によってコストアップを招いてしまう。また、ネジ止めによって構造が複雑になり、風綿が付着しやすくなる。
一方、吸引パイプに接着剤によって案内部材を固定する方式では、案内部材を使用済品から未使用品に交換する際に、吸引パイプから使用済品を取り外す作業が面倒であるとともに、その取り外し作業で吸引パイプに傷をつけないよう慎重に作業を進める必要がある。また、案内部材の使用済品を取り外すたびに接着剤を除去する必要がある。このため、案内部材の交換に手間と時間がかかる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、吸引スリットを有する案内部材を吸引パイプに固定することができ、かつ、案内部材の交換を容易に行うことができる、紡機の繊維束集束装置を提供することにある。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置は、ドラフト装置の下流側に設けられる吸引パイプと、吸引パイプに巻き掛けられる通気エプロンとを備え、ドラフト装置で引き伸ばされた繊維束を集束する、紡機の繊維束集束装置であって、通気エプロンの巻き掛け位置に対応して吸引パイプに取り付けられるとともに、通気エプロンの移動を案内する案内面および案内面に形成された吸引スリットを有する案内部材と、案内部材を吸引パイプに固定する固定テープとを備える。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、吸引パイプは、繊維束の移動通路に沿って配置される第1の外面と、第1の外面の一辺から連続して形成される第2の外面と、第1の外面の他辺から連続して形成される第3の外面とを有し、案内部材は、吸引スリットの長手方向の一方側で案内面から曲げられた第1の曲げ片と、吸引スリットの長手方向の他端側で案内面から曲げられた第2の曲げ片とを備え、第1の曲げ片が第2の外面に配置され、かつ、第2の曲げ片が第3の外面に配置されており、固定テープは、固定テープの一部を第1の曲げ片に重ね、かつ、固定テープの他の部分を第2の曲げ片に重ねた状態で、吸引パイプの第2の外面および第3の外面に貼り付けられていてもよい。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、案内部材は、吸引パイプの長手方向に間隔をあけて複数配置され、吸引パイプの長手方向で隣り合う少なくとも2つの案内部材が1枚の固定テープによって固定されていてもよい。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、固定テープは樹脂テープであってもよい。
本発明に係る紡機の繊維束集束装置において、固定テープは金属テープであってもよい。
本発明によれば、吸引スリットを有する案内部材を吸引パイプに固定することができ、かつ、案内部材の交換を容易に行うことができる。
本実施形態に係る紡機の繊維束集束装置の概略構成を示す一部破断側面図である。 図1の繊維束集束装置に用いられる吸引パイプの構造を説明するための斜視図である。 案内部材の正面図である。 図3のIV−IV断面図である。 案内部材が取り付けられた吸引パイプを側面方向から見た図である。 図5のVI方向から吸引パイプを見た図である。 固定テープの貼り付け方の第1変形例を説明する図である。 固定テープの貼り付け方の第2変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る紡機の繊維束集束装置の概略構成を示す一部破断側面図である。
図1に示すように、繊維束集束装置11は、ドラフト装置10の下流側に設けられている。ドラフト装置10は、最終送出ローラ対12を備えている。最終送出ローラ対12は、フロントボトムローラ12aとフロントトップローラ12bとによって構成されている。フロントトップローラ12bは、支持部材19によって支持されている。
繊維束集束装置11は、送出部13と、吸引パイプ14と、通気エプロン15と、ガイド部16とを備えている。送出部13は、ボトムニップローラ18aと、トップニップローラ18bとによって構成されている。ボトムニップローラ18aは、回転軸17と一体に回転するものである。回転軸17には図示しないギヤが取り付けられ、このギヤに中間ギア20が噛み合っている。中間ギア20は、フロントボトムローラ12aと一体に回転するギヤ(図示せず)に噛み合っている。これにより、フロントボトムローラ12aの回転力が中間ギア20を介してボトムニップローラ18aに伝達される構成になっている。
トップニップローラ18bは、通気エプロン15を介してボトムニップローラ18aに押圧され、この押圧によって送出部13のニップ部13aが構成されている。送出部13のニップ部13aには、通気エプロン15と共に繊維束Fが配置される。トップニップローラ18bは、ドラフト装置10のフロントトップローラ12bと同様に2錘毎に、支持部材19を介してウエイティングアーム(図示せず)に支持されている。
吸引パイプ14は、ドラフト装置10の下流側に設けられている。さらに詳述すると、吸引パイプ14は、繊維束Fの移動方向Xにおいて、ドラフト装置10の最終送出ローラ対12よりも下流側で、かつ、送出部13のニップ部13aよりも上流側に配置されている。吸引パイプ14は、接続管21を介して吸引源(図示せず)に接続されている。
通気エプロン15は、無端状のベルト構造を有するもので、たとえば、適度な通気性を有する織布によって形成されている。通気エプロン15は、送出部13のニップ部13aを通過するように、吸引パイプ14、ガイド部16およびボトムニップローラ18aに巻き掛けられている。通気エプロン15は、ボトムニップローラ18aの回転に従って移動することにより、繊維束FをX方向に搬送する。ガイド部16の下方には、吸引ノズル22の先端部22aが配置されている。吸引ノズル22は、糸切れ時にドラフト装置10から送り出されてくる繊維束Fを吸引するものである。吸引ノズル22の基端部(図示せず)は、全錘共通のニューマダクト(図示せず)に接続されている。
図2は、図1の繊維束集束装置に用いられる吸引パイプの構造を説明するための斜視図である。
図2に示すように、吸引パイプ14は、中空の長尺状に形成されている。吸引パイプ14は、繊維束Fの移動方向Xと直交する方向、すなわち図1の紙面と垂直方向に長く延在するように配置される。吸引パイプ14は、たとえば、アルミニウムの押出成形工程を経て得られるものである。吸引パイプ14は、3つの外面31,32,33を有している。本明細書では、外面31を「第1の外面31」、外面32を「第2の外面32」、外面33を「第3の外面33」とする。
第1の外面31は、繊維束Fの移動経路に沿って配置されるもので、外側に凸となるように湾曲して形成されている。第1の外面31には複数の吸引孔35が形成されている。吸引孔35は、各錘の位置に対応して吸引パイプ14の長手方向に所定の間隔をあけて配置されている。吸引孔35は、吸引パイプ14の長手方向と交差する方向に延びるスリット状の開孔となっている。
第2の外面32は、第1の外面31の一辺31aから連続して形成されるとともに、内側に凸となるように湾曲して形成されている。第3の外面33は、外面31の他辺31bから連続して形成されるとともに、内側に凸となるように湾曲して形成されている。第2の外面32と第3の外面33とは、第1の外面31と反対側で互いにつながっている。
吸引パイプ14には、案内部材41が取り付けられている。案内部材41は、金属製であって、薄板状に形成されている。案内部材41は、通気エプロン15の巻き掛け位置に対応して吸引パイプ14に取り付けられている。案内部材41は、吸引パイプ14の長手方向に間隔をあけて複数並べて配置されるものである。ただし、図2においては、複数の案内部材41のうちの1つのみを表示している。案内部材41は、吸引パイプ14の1つの吸引孔35につき1つずつ取り付けられる。案内部材41は、繊維束Fの移動経路上で通気エプロン15の移動を案内する案内面42を有している。通気エプロン15は、案内部材41の案内面42に接触しながら、ボトムニップローラ18aの回転に従って移動する。案内面42は、吸引パイプ14の第1の外面31に倣って外側に凸の湾曲面となっている。
案内部材41の案内面42には吸引スリット43が形成されている。案内部材41は、吸引パイプ14の第1の外面31に形成された吸引孔35に対し、吸引スリット43を位置合わせした状態で、吸引パイプ14に取り付けられている。吸引パイプ14の吸引孔35は、好ましくは、吸引スリット43と同じ形状および寸法で形成するとよい。このように吸引孔35を形成しておけば、吸引パイプ14に案内部材41を取り付ける際に、吸引孔35の位置に吸引スリット43の位置を合わせることにより、吸引パイプ14に対して正確かつ容易に案内部材41を位置決めすることができる。ただし、吸引孔35の形状および寸法は、必ずしも吸引スリット43の形状および寸法に合わせる必要はない。たとえば、吸引孔35は、吸引スリット43とは異なる形状で、吸引スリット43よりも大きな開孔で形成してもよい。
図3は、案内部材の正面図であり、図4は、図3のIV−IV断面図である。
図3および図4に示すように、案内部材41は、正面方向から見て矩形状に形成されている。案内部材41には2つの曲げ片45,46が形成されている。本明細書では、曲げ片45を「第1の曲げ片45」、曲げ片46を「第2の曲げ片46」とする。第1の曲げ片45は、吸引スリット43の長手方向の一方側で案内面42の一辺42aから曲げられ、第2の曲げ片46は、吸引スリット43の長手方向の他方側で案内面42の他辺42bから曲げられている。また、第1の曲げ片45は、吸引パイプ14の第1の外面31と第2の外面32とのつなぎ部分の曲げ形状に倣って曲げられ、第2の曲げ片46は、吸引パイプ14の第1の外面31と第3の外面33とのつなぎ部分の曲げ形状に倣って曲げられている。
図5は、案内部材が取り付けられた吸引パイプを側面方向から見た図であり、図6は、図5のVI方向から吸引パイプを見た図である。
図5および図6に示すように、吸引パイプ14には、第1の外面31の上に案内面42を重ね合わせた状態で案内部材41が取り付けられている。案内部材41の第1の曲げ片45は、吸引パイプ14の第2の外面32に重ねて配置され、第2の曲げ片46は、吸引パイプ14の第3の外面33に重ねられて配置されている。これにより、第1の曲げ片45は第2の外面32に引っ掛けられ、第2の曲げ片46は第3の外面33に引っ掛けられている。
また、案内部材41は、固定テープ51によって吸引パイプ14に固定されている。固定テープ51は、テープ基材の片面に粘着層を有するテープである。固定テープ51としては、テープ基材を樹脂で形成した樹脂テープ、テープ基材を紙で形成した紙テープ、あるいは、テープ基材を金属で形成した金属テープを用いることができる。固定テープ51の貼り付けやすさという点では、固定テープ51を樹脂テープで構成することが好ましい。また、固定テープ51の耐久性という点では、固定テープ51を金属テープで構成することが好ましい。
固定テープ51は、吸引パイプ14の第2の外面32および第3の外面33に貼り付けられている。また、吸引パイプ14の第2の外面32において、固定テープ51の第1の部分51aは、案内部材41の第1の曲げ片45に重ねて貼り付けられている。また、吸引パイプ14の第3の外面33において、固定テープ51の第2の部分51bは案内部材41の第2の曲げ片46に重ねて貼り付けられている。
このように、本実施形態においては、繊維束集束装置11の吸引パイプ14に固定テープ51によって案内部材41を固定している。このため、通気エプロン15との擦れによって案内部材41の案内面42が摩耗し、案内部材41を交換する必要が生じた場合は、吸引パイプ14の第2の外面32および第3の外面33に貼り付いている固定テープ51を剥がすだけで、吸引パイプ14から案内部材41を取り外すことができる。
一方、吸引パイプ14に案内部材41を取り付ける場合は、まず、吸引パイプ14の第1の外面31の上に案内部材41の案内面42を重ねて配置するとともに、案内部材41が有する2つの曲げ片45,46のうち、第1の曲げ片45を吸引パイプ14の第2の外面32に引っ掛け、かつ、第2の曲げ片46を吸引パイプ14の第3の外面33に引っ掛ける。次に、吸引パイプ14の吸引孔35と案内部材41の吸引スリット43とを位置合わせする。次に、吸引パイプ14の第2の外面32および第3の外面33に固定テープ51を貼り付ける。その際、固定テープ51の第1の部分51aを案内部材41の第1の曲げ片45に重ねて貼り付けるとともに、固定テープ51の第2の部分51bを案内部材41の第2の曲げ片46に重ねて貼り付ける。これにより、吸引パイプ14に案内部材41を固定することができる。
本実施形態に係る繊維束集束装置11によれば、吸引スリット43が形成された案内面42を有する案内部材41を、固定テープ51によって吸引パイプ14に固定している。このため、吸引パイプ14から案内部材41を取り外す場合は、吸引パイプ14から固定テープ51を剥がすだけで済み、吸引パイプ14に案内部材41を取り付ける場合は、吸引パイプ14に固定テープ51を貼り付けるだけで済む。したがって、案内部材41の交換を容易に行うことができる。また、案内部材41の固定にネジを使用しないため、ネジ止めによる部品点数の増加や風綿の付着を避けることができる。また、案内部材41を固定する際に接着剤を塗布する必要がないため、接着剤を除去する手間もかからない。
なお、上記実施形態においては、図6に示すように1つの案内部材41を1枚の固定テープ51で固定しているが、本発明はこれに限らない。たとえば、図7に示すように、吸引パイプ14の長手方向で隣り合う2つの案内部材41を1枚の固定テープ51で固定してもよい。また、図示はしないが、吸引パイプ14の長手方向で隣り合う3つ以上の案内部材41を1枚の固定テープ51で固定してもよい。このように複数の案内部材41を1枚の固定テープ51で固定すれば、固定テープ51の貼り付け工数を削減することができる。
また、固定テープ51の他の貼り付け方としては、たとえば図8に示すように、吸引パイプ14の長手方向で隣り合う複数(図例では2つ)の案内部材41を対象に、各々の曲げ片45に1枚の固定テープ51を貼り付ける一方、各々の曲げ片46にそれとは別の1枚の固定テープ51を貼り付けてもよい。
10 ドラフト装置、11 繊維束集束装置、14 吸引パイプ、15 通気エプロン、31 第1の外面、32 第2の外面、33 第3の外面、41 案内部材、42 案内面、43 吸引スリット、45 第1の曲げ片、46 第2の曲げ片、51 固定テープ。

Claims (5)

  1. ドラフト装置の下流側に設けられる吸引パイプと、前記吸引パイプに巻き掛けられる通気エプロンとを備え、前記ドラフト装置で引き伸ばされた繊維束を集束する、紡機の繊維束集束装置であって、
    前記通気エプロンの巻き掛け位置に対応して前記吸引パイプに取り付けられるとともに、前記通気エプロンの移動を案内する案内面および前記案内面に形成された吸引スリットを有する案内部材と、
    前記案内部材を前記吸引パイプに固定する固定テープと
    を備える紡機の繊維束集束装置。
  2. 前記吸引パイプは、前記繊維束の移動通路に沿って配置される第1の外面と、前記第1の外面の一辺から連続して形成される第2の外面と、前記第1の外面の他辺から連続して形成される第3の外面とを有し、
    前記案内部材は、前記吸引スリットの長手方向の一方側で前記案内面から曲げられた第1の曲げ片と、前記吸引スリットの長手方向の他端側で前記案内面から曲げられた第2の曲げ片とを備え、前記第1の曲げ片が前記第2の外面に配置され、かつ、前記第2の曲げ片が前記第3の外面に配置されており、
    前記固定テープは、前記固定テープの一部を前記第1の曲げ片に重ね、かつ、前記固定テープの他の部分を前記第2の曲げ片に重ねた状態で、前記吸引パイプの前記第2の外面および前記第3の外面に貼り付けられている
    請求項1に記載の紡機の繊維束集束装置。
  3. 前記案内部材は、前記吸引パイプの長手方向に間隔をあけて複数配置され、
    前記吸引パイプの長手方向で隣り合う少なくとも2つの前記案内部材が1枚の前記固定テープによって固定されている
    請求項1または2に記載の紡機の繊維束集束装置。
  4. 前記固定テープは樹脂テープである
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の紡機の繊維束集束装置。
  5. 前記固定テープは金属テープである
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の紡機の繊維束集束装置。
JP2018227228A 2018-12-04 2018-12-04 紡機の繊維束集束装置 Active JP7180333B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018227228A JP7180333B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 紡機の繊維束集束装置
EP19208231.1A EP3663446B1 (en) 2018-12-04 2019-11-11 Fiber bundle condensing device of spinning machine
CN201911199966.1A CN111270360B (zh) 2018-12-04 2019-11-29 纺纱机的纤维束集束装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018227228A JP7180333B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 紡機の繊維束集束装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020090734A true JP2020090734A (ja) 2020-06-11
JP7180333B2 JP7180333B2 (ja) 2022-11-30

Family

ID=68531396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018227228A Active JP7180333B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 紡機の繊維束集束装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3663446B1 (ja)
JP (1) JP7180333B2 (ja)
CN (1) CN111270360B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4047115A1 (en) 2021-02-17 2022-08-24 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Fiber bundle condensing device of spinning machine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1019331A5 (nl) 2010-05-10 2012-06-05 Flooring Ind Ltd Sarl Vloerpaneel en werkwijzen voor het vervaardigen van vloerpanelen.

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111217A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kanai Hiroaki 毛羽伏せ具およびリング精紡機
JP2011122260A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Toyota Industries Corp 紡機の繊維束集束装置における吸引パイプ及びその製造方法
CN202786574U (zh) * 2012-06-08 2013-03-13 常州市同和纺织机械制造有限公司 集聚纺纱异形管可更换集聚工作面机构

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB542997A (ja) * 1940-07-01 1900-01-01
JP3542069B2 (ja) * 1999-01-06 2004-07-14 東邦テナックス株式会社 ドラフト装置
DE19903113A1 (de) * 1999-01-27 2000-08-03 Stahlecker Fritz Vorrichtung zum Verdichten eines verstreckten Faserverbandes
DE10036786A1 (de) * 2000-07-28 2002-02-07 Stahlecker Fritz Vorrichtung zum Verdichten eines Faserverbandes
DE10158001A1 (de) * 2001-11-22 2003-06-05 Stahlecker Gmbh Wilhelm Vorrichtung an einer Spinnmaschine zum Verdichten eines Faserverbandes
DE10218876A1 (de) * 2002-04-26 2003-11-13 Rieter Ag Maschf Faserbandführungsvorrichtung
CN1270008C (zh) * 2003-07-07 2006-08-16 宁波德昌精密纺织机械有限公司 一种紧密纺纱器上的吸气管
JP4419703B2 (ja) * 2004-06-22 2010-02-24 株式会社豊田自動織機 紡機における繊維束集束装置
DE102005045451B4 (de) * 2005-09-22 2008-05-08 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Verdichten eines Faserverbandes
JP4844336B2 (ja) 2006-10-11 2011-12-28 株式会社豊田自動織機 紡機における繊維束集束装置
DE102007024234B4 (de) * 2007-05-21 2022-06-23 Wilhelm Stahlecker Gmbh Streckwerk zum Verziehen eines Faserverbandes
DE102010032341A1 (de) * 2010-07-27 2012-02-02 Wilhelm Stahlecker Gmbh Streckwerk für einen Stapelfaserverband und Druckwalzenaggregat dafür
CN202214487U (zh) * 2011-08-04 2012-05-09 江阴市华方新技术科研有限公司 可调换耐磨紧密纺异型吸风管
CN202482530U (zh) 2011-12-30 2012-10-10 日照裕鑫动力有限公司 组合式紧密纺集聚装置
JP2015036456A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 株式会社豊田自動織機 前紡機における繊維束送出装置の清掃装置
CN204474827U (zh) * 2014-12-12 2015-07-15 桐乡市张驰纺业有限公司 纺丝机构
DE102015109644A1 (de) * 2015-06-17 2016-12-22 Rieter Ingolstadt Gmbh Faserbandführung

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111217A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kanai Hiroaki 毛羽伏せ具およびリング精紡機
JP2011122260A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Toyota Industries Corp 紡機の繊維束集束装置における吸引パイプ及びその製造方法
CN202786574U (zh) * 2012-06-08 2013-03-13 常州市同和纺织机械制造有限公司 集聚纺纱异形管可更换集聚工作面机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4047115A1 (en) 2021-02-17 2022-08-24 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Fiber bundle condensing device of spinning machine
JP2022125394A (ja) * 2021-02-17 2022-08-29 株式会社豊田自動織機 紡機の繊維束集束装置
JP7468394B2 (ja) 2021-02-17 2024-04-16 株式会社豊田自動織機 紡機の繊維束集束装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN111270360B (zh) 2022-05-17
CN111270360A (zh) 2020-06-12
EP3663446B1 (en) 2024-06-12
EP3663446A1 (en) 2020-06-10
JP7180333B2 (ja) 2022-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5290640B2 (ja) 紡織繊維を有する繊維束を特にコーミングのために繊維分類または繊維選択する装置
JP4844336B2 (ja) 紡機における繊維束集束装置
EP1612309B1 (en) Fibre condensing device for a spinning machine
JP2020090734A (ja) 紡機の繊維束集束装置
JP3820951B2 (ja) 紡機における繊維束集束装置
KR100589880B1 (ko) 방사기에서의 섬유다발 집속장치
CN104372452A (zh) 用于前纺机中的纤维束喂给器的清洁器
CN103510203A (zh) 牵伸辊的清洁装置、牵伸装置及纺纱机
EP2876193B1 (en) Cleaning device, drafting device, and spinning unit
JP5282724B2 (ja) 紡機の繊維束集束装置における吸引パイプ及びその製造方法
JP6720781B2 (ja) 紡機における繊維束集束装置
JP3786069B2 (ja) 紡機の繊維束集束装置
JP2009068126A (ja) ドラフトローラのクリーニング装置、ドラフト装置、及び繊維機械
JP3826864B2 (ja) 紡機における繊維束集束装置
JP2003138436A (ja) 精紡機のスライバ集束装置
JP7251345B2 (ja) 精紡機
WO2002084000A1 (fr) Dispositif de reliure de fascicule
JP2021066993A (ja) 紡績機のドラフト装置用の集束装置、ならびに集束装置用のドラフト装置
JP5515754B2 (ja) 紡機の繊維束集束装置
JP2004100093A (ja) 紡機における繊維束集束装置
JP2020176342A (ja) 紡機の繊維束集束装置
JP7468394B2 (ja) 紡機の繊維束集束装置
RU76922U1 (ru) Пильчатый валик текстильной машины
JPS6175828A (ja) 吸着加撚紡績装置における加撚ロ−ラ駆動装置
JP2006104627A (ja) 精紡機における回転伝達用歯車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220920

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220920

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220929

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221031

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7180333

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151