JP7039250B2 - 補修装置および補修方法 - Google Patents

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Description

本発明は、補修装置および補修方法に関するものである。
航空機用の外板として、母材の上に純アルミニウム材からなる表層材を貼り合わせた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような航空機用の外板においては、製造時の母材と表層材との貼り合わせの不良等があると、熱処理工程で加熱された際に表層材の一部が母材から浮き上がって水膨れ状の欠陥が発生する場合がある。このような欠陥を補修する方法として、サンディング法と呼ばれる補修方法が知られている。サンディング法は、研磨材を使用して欠陥部分の表層材を削り取って母材を露出させ、母材が露出した部分が滑らかに表層材と連結するように精度の高い研磨処理を行うものである。
特開2001-29875号公報
しかしながら、サンディング法による研磨処理は難易度が高く多大な工数を要してしまう。また、母材の一部が露出してしまうため、腐食等に対する耐性が低下してしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、金属材料により形成された板状部材に発生した欠陥を、板状部材を傷つけることなく容易かつ確実に補修することが可能な補修装置および補修方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用する。
本発明の一態様にかかる補修装置は、軸線に沿って筒状に形成された把持部と、前記軸線に直交する平面上に配置される本体部と、前記本体部の下面に取り付けられるとともに前記軸線を挟んで平行に配置される一対の支持軸回りに回転する一対のガイドローラと、前記把持部の内部に配置されるとともに前記軸線に沿って移動可能な軸部と、前記軸部を前記本体部の前記下面に向けて付勢する付勢力を発生する付勢力発生部と、前記軸部に取り付けられるとともに前記付勢力発生部が発生する付勢力により前記一対のガイドローラよりも前記下面から離間した位置に先端が配置される押圧部と、を備え、前記一対のガイドローラの外周面が樹脂材料により形成されており、前記押圧部が前記先端に向けて突出する曲面形状を有する金属材料により形成されている。
本発明の一態様にかかる補修装置によれば、付勢力発生部が発生する付勢力により一対のガイドローラよりも下面から離間した位置に押圧部の先端が配置されている。補修装置を用いて板状部材に発生した欠陥を補修する作業者は、把持部を把持した状態で押圧部の先端を板状部材に押し付けることにより付勢力発生部が発生する付勢力に対向する押圧力を発生させて一対のガイドローラを板状部材に接触させる。そして、作業者は、押圧部が板状部材の補修箇所を複数回通過するように一対のガイドローラを板状部材に接触した状態で往復動させる。これにより、板状部材の補修箇所に複数回に渡って付勢力発生部が発生させる付勢力が伝達される。ここで、押圧部が先端に向けて突出する曲面形状を有する金属材料により形成されているため、補修箇所が平面形状となるように適切に補修される。また、一対のガイドローラの外周面が樹脂材料により形成されているため、一対のガイドローラを板状部材に接触した状態で往復動させても板状部材を傷つけることがない。
このように、本発明の一態様にかかる補修装置によれば、金属材料により形成された板状部材に発生した欠陥を、板状部材を傷つけることなく容易かつ確実に補修することができる。
本発明の一態様にかかる補修装置において、前記把持部は、前記本体部から離間した先端側の内周面に形成された雌ねじを有し、前記付勢力発生部は、付勢力を発生するばね部材と、前記ばね部材の一端を係止するとともに前記雌ねじと係合する雄ねじが外周面に形成された係止部と、を有する
係止部の雄ねじが把持部の雌ねじに係合した状態で係止部を軸線回りに回転させることにより、係止部がばね部材の一端を係止する軸線方向の位置が変化する。係止部がばね部材の一端を係止する位置を本体部から遠ざけるとばね部材が発生する付勢力が弱まり、係止部がばね部材の一端を係止する位置を本体部に近づけるとばね部材が発生する付勢力が強まる。係止部がばね部材の一端を係止する位置を適切に設定することにより、補修装置の押圧部が板状部材の補修箇所に伝達する付勢力を適切に調整することができる。
本発明の一態様にかかる補修装置において、前記係止部は、前記軸線に沿って延びる貫通穴を有し、前記軸部は、前記貫通穴を貫通した状態で配置されており、前記軸部には、前記押圧部の先端の前記下面からの距離が前記一対のガイドローラの先端の前記下面からの距離が一致する場合に前記貫通穴から突出して視認可能となる標識部が形成されてい
作業者は、把持部を把持した状態で押圧部の先端を板状部材に押し付けて一対のガイドローラが板状部材に接触したことを、貫通穴から突出した軸部の標識部を視認することにより確認することができる。そのため、作業者は、一対のガイドローラと板状部材との接触状態を目視により確認しなくても、一対のガイドローラと板状部材とが接触したことを標識部により確認し、補修作業を開始することができる。
本発明の一態様にかかる補修装置において、前記押圧部は、前記一対の支持軸と平行に配置される回転軸回りに回転する円筒状の回転体を有するローラである構成でもよい。
押圧部を一対のガイドローラと同方向に回転するローラとすることにより、金属材料により形成されたローラの幅の全体を利用して補修箇所に付勢力発生部の付勢力を伝達して補修箇所を適切に補修することができる。
上記構成の補修装置において、前記一対のガイドローラのそれぞれが有する円筒状の回転体の幅は、前記押圧部が有する回転体の幅の2倍以上であってもよい。
一対のガイドローラのそれぞれが有する回転体の幅を押圧部が有する回転体の幅よりも十分に広くすることで、一対のガイドローラを板状部材に接触した状態で往復動させる際の安定性が高まり、補修箇所を補修する際の作業性が向上する。
本発明の一態様にかかる補修装置において、前記押圧部は、金属材料により形成される球状の回転体と、該回転体を回転可能に支持する支持部とを有するボールローラであってよい。
押圧部を球状の回転体を有するボールローラとすることにより、金属材料により形成された回転体と補修箇所とが点接触するため、付勢力発生部が発生する付勢力を回転体と補修箇所との点接触位置に集中的に伝達することができる。
本発明の一態様にかかる補修装置において、前記押圧部は、金属材料により形成される半球部と、該半球部に連結される連結部とを有していてもよい。
押圧部を金属材料により形成される半球部とそれに連結される連結部とを有するものとすることで、金属材料により形成された半球部と補修箇所とが点接触するため、付勢力発生部が発生する付勢力を半球部と補修箇所との点接触位置に集中的に伝達することができる。また、押圧部にローラや回転体等の可動部品を設けないため、壊れにくく耐久性の高い構造とすることができる。
本発明の一態様にかかる補修方法は、補修装置により金属材料により形成された板状部材を補修する補修方法であって、前記補修装置は、軸線に沿って筒状に形成された把持部と、前記軸線に直交する平面上に配置される本体部と、前記本体部の下面に取り付けられるとともに前記軸線を挟んで平行に配置される一対の支持軸回りに回転する一対のガイドローラと、前記把持部の内部に配置されるとともに前記軸線に沿って移動可能な軸部と、前記軸部を前記本体部の前記下面に向けて付勢する付勢力を発生する付勢力発生部と、前記軸部に取り付けられるとともに前記付勢力発生部が発生する付勢力により前記一対のガイドローラよりも前記下面から離間した位置に先端が配置される押圧部と、を備え、前記一対のガイドローラの外周面が樹脂材料により形成されており、前記押圧部が前記先端に向けて突出する曲面形状を有する金属材料により形成されており、前記把持部を把持した状態で前記押圧部を前記板状部材に押し付けるとともに前記一対のガイドローラを前記板状部材に接触させる工程と、前記押圧部が前記板状部材の補修箇所を複数回通過するように前記一対のガイドローラを前記板状部材に接触した状態で往復動させる工程と、を備える。
本発明の一態様にかかる補修方法によれば、金属材料により形成された板状部材に発生した欠陥を、板状部材を傷つけることなく容易かつ確実に補修することができる。
本発明の一態様にかかる補修方法は、前記押圧部を前記板状部材に押し付ける前に前記補修箇所に保護フィルムを貼り付ける工程と、を備えていてもよい。
補修箇所に保護フィルムを貼り付けることにより、金属材料により形成された押圧部の外周面との接触により板状部材の補修箇所が傷つくことが防止される。
本発明によれば、金属材料により形成された板状部材に発生した欠陥を、板状部材を傷つけることなく容易かつ確実に補修することが可能な補修装置および補修方法を提供することができる。
第1実施形態の補修装置を示す斜視図である。 図1に示す補修装置の部分縦断面図である。 一対のガイドローラが表層材に接触しない状態を示す補修装置の部分縦断面図である。 図2に示す補修装置の底面である。 表層材と母材とを有する外板の補修箇所を示す断面図である。 補修装置を用いた表層材の補修箇所の補修方法を示すフローチャートである。 第2実施形態の補修装置を示す部分縦断面図である。 第3実施形態の補修装置を示す部分縦断面図である。
〔第1実施形態〕
以下に、本発明の第1実施形態にかかる補修装置100について、図面を参照して説明する。
本実施形態の補修装置100は、母材の上に表層材を貼り合わせた航空機用の外板に形成された欠陥を補修する装置である。ここで、母材は、例えば、アルミニウムを主成分とし、銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム等を含むことでアルミニウムよりも剛性を高めたアルミニウム合金である。また、表層材は、例えば、純アルミニウム材である。純アルミニウム材は、アルミニウム合金よりも耐食性が高い。
図1の斜視図に示すように、本実施形態の補修装置100は、把持部10と、本体部20と、ガイドローラ30と、ガイドローラ40と、軸部50と、付勢力発生部60と、押圧ローラ(押圧部)70と、を備える。把持部10と、本体部20と、軸部50と、付勢力発生部60は、金属材料(例えば、一般構造用圧延鋼材に黒色酸化処理を施したもの)により形成されている。以下、図2および図3に示す補修装置100の縦断面図を参照して、補修装置100の各部について説明する。
把持部10は、鉛直方向に延びる軸線Xに沿って円筒状に形成された部材である。表層材200を補修する作業者は、把持部10の外周面を手で把持することで補修装置100を用いて補修作業を行う。把持部10の下端は、溶接等により本体部20の上面に連結されている。また、把持部10は、本体部20から離間した先端側の内周面に形成された雌ねじ11を有する。雌ねじ11には、後述する係止部62が締結される。把持部10の外周面には、作業者の手が滑りにくいように、ローレット等の溝部を形成するのが望ましい。また、把持部10の外周面にゴムをかぶせるようにしてもよい。
本体部20は、軸線Xに直交する平面上に配置される板状部材である。本体部20には、後述する軸部50が軸線Xに沿って移動するための貫通穴が形成されている。本体部20の下面には、後述する軸部50が把持部10の下端に向けて抜け出るのを防止する抜け防止部22がボルトにより取り付けられている。
ガイドローラ30は、本体部20の下面21に取り付けられる支持軸31と、支持軸31回りに回転する円筒状の回転体32とを有する。また、ガイドローラ40は、本体部20の下面21に取り付けられる支持軸41と、支持軸41回りに回転する円筒状の回転体42とを有する。支持軸31と支持軸41は、軸線Xを挟んで平行に配置されている。回転体32の外周面および回転体42の外周面は、表層材200の表面を傷つけるのを防止するために、樹脂材料(例えば、ショア硬さがA50以上かつA95以下のウレタンゴム)により形成されている。
軸部50は、把持部10の内周面に沿って配置され、軸線Xに沿って鉛直方向に移動可能な部材である。軸部50は、本体部20側に配置されるとともに円柱状に形成される大径部51と、本体部20から離間した先端側に配置されるとともに円柱状に形成される小径部52とを一体に形成した部材である。大径部51の外径は、小径部52の外径よりも大きい。大径部51の先端側の端面には、後述する付勢力発生部60のばね部材61から付勢力が付与される。付勢力発生部60が発生する付勢力が付与された軸部50は、軸線Xに沿って下方に付勢される。
軸部50の小径部52の先端側には、押圧ローラ70の先端70aの下面21からの距離がガイドローラ30の先端30aおよびガイドローラ40の先端40aの下面21からの距離が一致する場合(図2に示す状態)に、後述する係止部62の貫通穴63から突出して視認可能となる標識部53が形成されている。ここで、標識部53は、周囲の領域とは異なる色(例えば緑色)が塗布された部分であっても良いし、周囲の領域とは異なる色のシール等が貼り付けられた部分であってもよい。作業者が、視認可能となる標識となるのであれば、任意の標識を採用することができる。
なお、付勢力発生部60が発生する付勢力が付与された大径部51の下端は、抜け防止部22に接触するようになっている。そのため、軸部50は、大径部51の下端が抜け防止部22に接触した状態よりも更に鉛直方向の下方に移動することはない。抜け防止部22は、付勢力発生部60が発生する付勢力によって軸部50が把持部10の下端に向けて抜け出ることを防止する。
付勢力発生部60は、軸部50を本体部20の下面21に向けて付勢する付勢力を発生するものである。付勢力発生部60は、付勢力を発生するばね部材61と、ばね部材61の一端を係止するとともに雌ねじ11と係合する雄ねじ62aが外周面に形成された係止部62と、を有する。図2および図3に示すように、係止部62の下面には、ばね部材61の他端が係止されている。係止部62は、軸線Xに沿って延びる貫通穴63を有する。軸部50の小径部52の先端は、貫通穴63を貫通した状態で配置される。
補修装置100の作業者は、係止部62の雄ねじ62aが把持部10の雌ねじ11に係合した状態で係止部62を軸線X回りに工具を用いて回転させることにより、係止部62がばね部材61の他端を係止する軸線X方向の位置が変化する。係止部62がばね部材61の他端を係止する位置を本体部20から遠ざけるとばね部材61が発生する付勢力が弱まり、係止部62がばね部材61の他端を係止する位置を本体部20に近づけるとばね部材61が発生する付勢力が強まる。係止部62がばね部材61の他端を係止する位置を適切に設定することにより、表層材200の厚さや補修箇所の変形度合いなどに応じて、補修装置100の押圧ローラ70が表層材200の補修箇所に伝達する付勢力を適切に調整することができる。本実施形態のばね部材61が発生する付勢力は、5kgf以上かつ10kgf以下の範囲で調整される。
押圧ローラ70は、軸部50の大径部51の下端に取り付けられるとともに付勢力発生部60が発生する付勢力によりガイドローラ30,40よりも下面21から離間した位置に先端70aが配置される部材である。図3に示すように、軸部50に付勢力発生部60の付勢力が付与された状態で、本体部20の下面21から押圧ローラ70の先端70aまでの距離L1は、本体部20の下面21からガイドローラ30の先端30aまでの距離L2によりも長い。なお、本体部20の下面21からガイドローラ40の先端40aまでの距離もL2である。
図2および図3に示すように、押圧ローラ70は、軸部50の大径部51の下端に取り付けられる回転軸71と、回転軸71回りに回転する円筒状の回転体72と、を有する。回転体72は、先端70aに向けて突出する円弧状の曲面形状を有する。また、回転体72の外周面は、表層材200の補修箇所に付勢力発生部60からの付勢力を確実にするために、金属材料(例えば、ステンレス材)により形成されている。
図4の底面図に示すように、押圧ローラ70が有する回転体72の幅W2よりもガイドローラ30が有する回転体32およびガイドローラ40が有する回転体42の幅W1が広い。幅W2は、幅W1の2倍以上とするのが好ましい。幅W2を幅W1の2倍以上とすることで、一対のガイドローラ30,40を表層材200に接触した状態で往復動させる際の安定性が高まる。
次に、補修装置100を用いた補修作業の対象となる補修箇所について説明する。
図5は、表層材200と母材300とを有する外板の補修箇所210を示す断面図である。図5に示す補修箇所210は、製造時の母材と表層材との貼り合わせの不良により熱処理工程で加熱された際に表層材の一部が母材から浮き上がって発生した水膨れ状の欠陥(例えば、ブリスタと呼ばれる)を示す。なお、補修装置100を用いた補修作業の補修箇所は、水膨れ状の欠陥以外の他の欠陥も対象となる。例えば、表層材200の表面に物体との衝突等により形成された凹凸形状や、表層材200の表面に発生した傷も補修箇所となる。
図5に示す補修箇所210は、平面視した場合に直径D1となる略円形の部分である。直径D1は、例えば、0.5mm以上かつ5mm以下の範囲となる。補修対象となる航空機用の外板が翼長が10m以上の主翼に用いられる場合、補修箇所210は数十から数百箇所に発生することがある。
図5に示すように、補修箇所210を補修装置100により補修する前に、補修箇所210には、保護フィルム400が貼付される。保護フィルム400は、補修箇所210を押圧ローラ70で押圧する際に表層材200の表面が傷つかないように保護するための膜状部材である。保護フィルム400としては、補修箇所210に補修前に貼付し、補修後に剥がすことができるものであれば、種々のものを採用することができる。例えば、保護フィルム400として、ポリ塩化ビニルを主成分とし、裏面に粘着材を有し、厚さが0.1mm程度のものを用いるのが好ましい。
保護フィルム400は、補修箇所210の全体を覆うことができるものであれば任意の形状とすることができる。例えば、保護フィルム400として、補修箇所210の直径D1よりも大きい直径D2の平面視が円形のものを用いるのが好ましい。保護フィルム400の直径D2は、例えば、押圧ローラ70の回転体72の幅W1の2倍以上とするのが好ましい。
また、保護フィルム400を貼付して補修箇所210を補修装置100により補修するのが好ましいが、保護フィルム400を貼付せずに補修箇所210を補修してもよい。
次に、本実施形態の補修装置100を用いた表層材200の補修箇所210の補修方法について説明する。
図6に示すように、補修装置100を用いて補修作業を行う作業者は、ステップS601で、補修箇所210を目視等により確認し、補修箇所210に印を付加する。印の付加は、例えば筆記具にて印を書くことにより行う。
ステップS602で、作業者は、印が付加された補修箇所210に保護フィルム400を貼付する。
ステップS603で、作業者は、把持部10手で把持した状態で押圧ローラ70を表層材200の補修箇所210に押し付けるとともにガイドローラ30およびガイドローラ40を表層材200の補修箇所210またはその近傍に接触させる。この場合、補修装置100は、図3に示すガイドローラ30およびガイドローラ40が表層材200から離間した状態から、図2に示すガイドローラ30およびガイドローラ40が表層材200に接触した状態になる。
図3に示す状態においては、押圧ローラ70の先端70aが本体部20の下面21から距離L1だけ離間している。一方、図2に示す状態においては、押圧ローラ70の先端70aが本体部20の下面21から距離L2だけ離間している。図3に示す状態から図2に示す状態に切り替わると、付勢力発生部60のばね部材61の長さが(L1-L2)の分だけ短くなる。そして、短くなったばね部材61の長さの分だけ付勢力発生部60が発生する付勢力が増加する。
ステップS604で、作業者は、付勢力発生部60が発生する付勢力が増加し、押圧ローラ70から表層材200に付勢力が伝達される状態を維持しながら、補修装置100を往復動させる。具体的には、押圧ローラ70の先端70aが補修箇所210を複数回通過するように補修装置100を往復動させる。押圧ローラ70が補修箇所210を通過する際に付勢力発生部60が発生する付勢力が補修箇所に伝達され、補修箇所210が補修箇所210の周囲と同じ平面形状に復元される。作業者は、例えば、5回程度の補修装置100を往復動させる。
ステップS605で、作業者は、補修装置100を補修箇所210から離れた状態に配置し、補修が完了したかどうかを判断する。この判断は、例えば、作業者が補修箇所210を目視で確認し、あるいは補修箇所210を指先で触ることにより行う。ステップS605でYESと判断した場合はステップS606へ処理を進め、NOと判断した場合はステップS604の処理を再び行う。
ステップS606で、作業者は、補修箇所210から保護フィルム400を除去し、補修装置100を用いた補修作業を終了する。
以上説明した本実施形態の補修装置100およびそれを用いた補修方法が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の補修装置100によれば、付勢力発生部60が発生する付勢力により一対のガイドローラ30,40よりも下面21から離間した位置に押圧ローラ70の先端70aが配置されている。補修装置100を用いて表層材200に発生した欠陥を補修する作業者は、把持部10を把持した状態で押圧ローラ70の先端70aを表層材200に押し付けることにより付勢力発生部60が発生する付勢力に対向する押圧力を発生させて一対のガイドローラ30,40を表層材200に接触させる。そして、作業者は、押圧ローラ70が表層材200の補修箇所210を複数回通過するように一対のガイドローラ30,40を表層材200に接触した状態で往復動させる。これにより、表層材200の補修箇所210に複数回に渡って付勢力発生部60が発生させる付勢力が伝達される。
ここで、押圧ローラ70が先端70aに向けて突出する曲面形状を有する金属材料により形成されているため、補修箇所210が平面形状となるように適切に補修される。また、一対のガイドローラ30,40の外周面が樹脂材料により形成されているため、一対のガイドローラ30,40を表層材200に接触した状態で往復動させても表層材200を傷つけることがない。
このように、本実施形態の補修装置100によれば、金属材料により形成された表層材200に発生した欠陥を、表層材200を傷つけることなく容易かつ確実に補修することができる。
また、本実施形態の補修装置100によれば、係止部62の雄ねじ62aが把持部10の雌ねじ11に係合した状態で係止部62を軸線X回りに回転させることにより、係止部62がばね部材61の一端を係止する軸線X方向の位置が変化する。係止部62がばね部材61の一端を係止する位置を本体部20から遠ざけるとばね部材61が発生する付勢力が弱まり、係止部62がばね部材61の一端を係止する位置を本体部20に近づけるとばね部材61が発生する付勢力が強まる。係止部62がばね部材61の一端を係止する位置を適切に設定することにより、補修装置100の押圧ローラ70が表層材200の補修箇所210に伝達する付勢力を適切に調整することができる。
また、本実施形態の補修装置100によれば、作業者は、把持部10を把持した状態で押圧ローラ70の先端70aを表層材200に押し付けて一対のガイドローラ30,40が表層材200に接触したことを、貫通穴63から突出した軸部50の標識部53を視認することにより確認することができる。そのため、作業者は、一対のガイドローラ30,40と表層材200との接触状態を目視により確認しなくても、一対のガイドローラ30,40と表層材200とが接触したことを標識部53により確認し、補修作業を開始することができる。
また、本実施形態の補修装置100によれば、一対のガイドローラ30,40のそれぞれが有する円筒状の回転体32,42の幅W2は、好ましくは、押圧ローラ70が有する回転体72の幅W1の2倍以上である。
一対のガイドローラ30,40のそれぞれが有する回転体32,42の幅W2を押圧ローラ70が有する回転体72の幅W1よりも十分に広くすることで、一対のガイドローラ30,40を表層材200に接触した状態で往復動させる際の安定性が高まり、補修箇所210を補修する際の作業性が向上する。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとする。
第1実施形態の補修装置100は、補修箇所210に付勢力発生部60が発生する付勢力を伝達する機構として、押圧ローラ70を用いるものであった。
それに対して、本実施形態の補修装置100Aは、補修箇所210に付勢力発生部60が発生する付勢力を伝達する機構として、ボールローラ(押圧部)70Aを用いるものである。
図7に示すように、ボールローラ70Aは、軸部50の大径部51の下端に取り付けられる部材であり、金属材料(例えば、ステンレス材)により形成される球状の回転体71Aと、回転体71Aを回転可能に支持する支持部72Aとを有する。球状の回転体71Aは、先端70Aaに向けて突出する球面形状(曲面形状)を有する。ボールローラ70Aは、表層材200と接触しない状態においては、付勢力発生部60が発生する付勢力によりガイドローラ30,40よりも下面21から離間した位置に先端70Aaが配置される部材である。
本実施形態の補修装置100Aによれば、球状の回転体71Aを有するボールローラ70Aを採用することにより、金属材料により形成された球状の回転体71Aと補修箇所210とが点接触するため、付勢力発生部60が発生する付勢力を回転体71Aと補修箇所210との点接触位置に集中的に伝達することができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとする。
第1実施形態の補修装置100は、補修箇所210に付勢力発生部60が発生する付勢力を伝達する機構として、押圧ローラ70を用いるものであった。
それに対して、本実施形態の補修装置100Bは、補修箇所210に付勢力発生部60が発生する付勢力を伝達する機構として、押圧突起(押圧部)70Bを用いるものである。
図8に示すように、押圧突起70Bは、軸部50の大径部51の下端に取り付けられる部材であり、金属材料(例えば、ステンレス材)により形成される半球状の半球部71Bと、半球部71Bに連結される連結部72Bとを有する。半球部71Bは、先端70Baに向けて突出する球面形状(曲面形状)を有する。押圧突起70Bは、表層材200と接触しない状態においては、付勢力発生部60が発生する付勢力によりガイドローラ30,40よりも下面21から離間した位置に先端70Baが配置される部材である。
本実施形態の補修装置100Bによれば、金属材料により形成される半球部71Bとそれに連結される連結部72Bとを採用することで、金属材料により形成された半球部71Bと補修箇所210とが点接触するため、付勢力発生部60が発生する付勢力を半球部71Bと補修箇所210との点接触位置に集中的に伝達することができる。また、補修箇所210を押圧する構造として、ローラや回転体等の可動部品を設けないため、壊れにくく耐久性の高い構造とすることができる。
10 把持部
11 雌ねじ
20 本体部
21 下面
22 抜け防止部
30,40 ガイドローラ
31,41 支持軸
32,42 回転体
50 軸部
51 大径部
52 小径部
53 標識部
60 付勢力発生部
61 ばね部材
62 係止部
62a 雄ねじ
63 貫通穴
70 押圧ローラ(押圧部)
70a 先端
70A ボールローラ(押圧部)
70B 押圧突起(押圧部)
71 回転軸
72 回転体
100,100A 補修装置
200 表層材(板状部材)
210 補修箇所
300 母材
400 保護フィルム
X 軸線

Claims (7)

  1. 軸線に沿って筒状に形成された把持部と、
    前記軸線に直交する平面上に配置される本体部と、
    前記本体部の下面に取り付けられるとともに前記軸線を挟んで平行に配置される一対の支持軸回りに回転する一対のガイドローラと、
    前記把持部の内部に配置されるとともに前記軸線に沿って移動可能な軸部と、
    前記軸部を前記本体部の前記下面に向けて付勢する付勢力を発生する付勢力発生部と、
    前記軸部に取り付けられるとともに前記付勢力発生部が発生する付勢力により前記一対のガイドローラよりも前記下面から離間した位置に先端が配置される押圧部と、を備え、
    前記一対のガイドローラの外周面が樹脂材料により形成されており、
    前記押圧部が前記先端に向けて突出する曲面形状を有する金属材料により形成されており、
    前記把持部は、前記本体部から離間した先端側の内周面に形成された雌ねじを有し、
    前記付勢力発生部は、付勢力を発生するばね部材と、前記ばね部材の一端を係止するとともに前記雌ねじと係合する雄ねじが外周面に形成された係止部と、を有し、
    前記係止部は、前記軸線に沿って延びる貫通穴を有し、
    前記軸部は、前記貫通穴を貫通した状態で配置されており、
    前記軸部には、前記押圧部の先端の前記下面からの距離が前記一対のガイドローラの先端の前記下面からの距離が一致する場合に前記貫通穴から突出して視認可能となる標識部が形成されている補修装置。
  2. 前記押圧部は、前記一対の支持軸と平行に配置される回転軸回りに回転する円筒状の回転体を有するローラである請求項1に記載の補修装置。
  3. 前記一対のガイドローラのそれぞれが有する円筒状の回転体の幅は、前記押圧部が有する回転体の幅の2倍以上である請求項に記載の補修装置。
  4. 前記押圧部は、金属材料により形成される球状の回転体と、該回転体を回転可能に支持する支持部とを有するボールローラである請求項1に記載の補修装置。
  5. 前記押圧部は、金属材料により形成される半球部と、該半球部に連結される連結部とを有する請求項1に記載の補修装置。
  6. 補修装置により金属材料により形成された板状部材を補修する補修方法であって、
    前記補修装置は、
    軸線に沿って筒状に延びる把持部と、
    前記軸線に直交する平面上に配置される本体部と、
    前記本体部の下面に取り付けられるとともに前記軸線を挟んで平行に配置される一対の支持軸回りに回転する一対のガイドローラと、
    前記把持部の内部に配置されるとともに前記軸線に沿って移動可能な軸部と、
    前記軸部を前記本体部の前記下面に向けて付勢する付勢力を発生する付勢力発生部と、
    前記軸部に取り付けられるとともに前記付勢力発生部が発生する付勢力により前記一対のガイドローラよりも前記下面から離間した位置に先端が配置される押圧部と、を備え、
    前記一対のガイドローラの外周面が樹脂材料により形成されており、
    前記把持部は、前記本体部から離間した先端側の内周面に形成された雌ねじを有し、
    前記付勢力発生部は、付勢力を発生するばね部材と、前記ばね部材の一端を係止するとともに前記雌ねじと係合する雄ねじが外周面に形成された係止部と、を有し
    前記係止部は、前記軸線に沿って延びる貫通穴を有し、
    前記軸部は、前記貫通穴を貫通した状態で配置されており、
    前記軸部には、前記押圧部の先端の前記下面からの距離が前記一対のガイドローラの先端の前記下面からの距離が一致する場合に前記貫通穴から突出して視認可能となる標識部が形成されており、
    前記押圧部が前記先端に向けて突出する曲面形状を有する金属材料により形成されており、
    前記把持部を把持した状態で前記押圧部を前記板状部材に押し付けるとともに前記一対のガイドローラを前記板状部材に接触させる工程と、
    前記押圧部が前記板状部材の補修箇所を複数回通過するように前記一対のガイドローラを前記板状部材に接触した状態で往復動させる工程と、を備える補修方法。
  7. 前記押圧部を前記板状部材に押し付ける前に前記補修箇所に保護フィルムを貼り付ける工程と、を備える請求項6に記載の補修方法。
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