JP6931956B1 - 鉢増し用ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
課題においても構造においても、より広い応用、活用範囲、課題の解決、よりシンプルあるいは多彩な部材、構造、及び、より発展的な部材、構造とその製造方法を開発するといった課題も追及すべきといえる。
鉢増し用部材(3)は、植物(S)の鉢増しをする為の部材であり、植栽容器(13)の容積を増やす為の部材であって、前記鉢増し用部材(3)は、前記植栽容器(13)、または前記植栽容器(13)に収容された培養基材(34)に設けられ、前記植栽容器(13)、または前記植栽容器(13)に収容された培養基材(34)に設けられた状態で、前記鉢増し用部材(3)は、上側と下側に開口部を備えた鉢増し筒(2)であり、前記鉢増し筒(2)は、1つの鉢増し用部材(3)、または2以上の鉢増し用部材(3)が組み合わされて形成され、前記植栽容器(13)の開口部である植栽開口(9)より上に、前記鉢増し用部材(3)の上側の開口部である上側開口(12)が出た状態で設けられ、前記鉢増し筒(2)の内側には、培養基材(34)が保持可能である構成を採用する。
前記鉢増し筒(2)は、1以上の略板状材、または1以上の網状材、または1以上の可撓性シートからなる鉢増し用部材(3)からなり、前記植栽容器(13)、または前記植栽容器(13)に収容された培養基材(34)に設けられ、前記植栽容器(13)、または前記植栽容器(13)に収容された培養基材(34)に設けられた状態で、前記鉢増し用部材(3)は、上側と下側に開口部を備えた略筒状の筒状体(48)、または上側と下側に開口部を備えた略錐台形状の錐台筒(41)を形成し、前記筒状体(48)または錐台筒(41)は鉢増し筒(2)であり、前記鉢増し筒(2)は、1つの鉢増し用部材(3)、または2以上の鉢増し用部材(3)が組み合わされて形成され、前記植栽容器(13)の開口部である植栽開口(9)より上に、前記鉢増し筒(2)の上側の開口部である上側開口(12)が出た状態で設けられ、前記鉢増し筒(2)の内側には、培養基材(34)が保持可能である構成を採用する。
構成を採用することもできる。
前記錘台筒(41)は、錐台展開(42)から構成され、
前記上側の開口部を上側開口(12)とし、前記下側の開口部を下側開口(49)とし、
前記鉢増し用部材(3)は、植栽容器(13)の植栽開口(9)に設けられ、
前記上側開口(12)は、外形縁(47)によって構成される略円形であり、前記上側開口(12)の略円形は、略同一面上に形成されることが可能であり、
前記錐台展開(42)は、
略部分円状あるいは略円状であり、前記部分円状あるいは円状の略中心部に略部分円状または略円状の穴である下側開口(49)が設けられており、
前記略部分円状あるいは略円状の外側の円を外形縁(47)とし、
重複係止部(43)を備え、前記重複係止部(43)において、前記錐台展開(42)を構成する可撓性のシートを重複して係止することによって、下側開口(49)あるいは上側開口(12)の径を可変とすることによって、外径の違う植栽容器(13)にも対応して設けることが可能で、また、前記上側開口(12)の面を略水平に保持したまま該上側開口(12)のみの径の変更も可能であり、
前記部分円状の錐台展開(42)においては、前記部分円状の外形縁(47)から、下側開口(49)に渡って設けられた切り込み部が構成する2つの辺を、隙辺(27)とし、
前記隙辺(27)から、前記錐台展開(42)の一部を互いに重複させることによって、前記重複係止部(43)とし、
前記円状の錐台展開(42)においては、円状の外形縁(47)から、下側開口(49)に渡って、
折り込みを入れた重複部を係止する、タック加工をすることによって、前記重複係止部(43)とした構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記鉢増し用部材(3)が、発泡性の素材で構成する構成を採用することもできる。
構成を採用することもできる。
但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも代表的な例示であり、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、また、それぞれの図の例示の構成は、それぞれ他のお互いの図面の構成の例において、応用可能であるものである。
図1(a)の構成の例の植栽容器13は、略四角柱の筒状の植栽容器13の例であり、係る植栽容器13に、図1(b)の構成の例の様に係る植栽容器13の開口部である植栽開口9が、図1(a)の構成の例の植栽容器13から、上に延長され、尚且つ、係る植栽開口9が広くなっている構成の例であり、係る植栽されている植物Sの根35と、培養基材34が収容されている植栽容部14の容積を大きくすることが可能であり、有用である。
係る上開口辺95が略円弧状であることによって、例えば、係る植栽容器13の植栽開口9が略円形である構成である場合に、係る植栽開口9に係る鉢増し用部材3を、可撓性を備えた素材である構成とし、図1(c)の構成の例の様に、斜めに設け、係る植栽開口9の形状に撓ませた際に、係る鉢増し用部材3によって構成される植栽開口9の高さを、略水平に設けることが可能となり、有用である。
つまり、植栽開口9が略円形の植栽開口9に図1(d)の構成の例のような略台形の可撓性を備えた鉢増し用部材3を同様に係る略円形の植栽開口9を備えた植栽容器13に設けると、係る略台形の平行の長い方の辺を新しい植栽開口9とした時に、係る辺の真ん中付近が低くなり、土等がこぼれ易い構成となるので、このように、係る上開口辺95を弧状にして設けることは、有用である。
この様に、係る略台形を構成している平行な辺は、係る長い方の辺は植栽開口9、短い方の辺は培養基材34内で係る鉢増し用部材3が構成する鉢増し筒2の植栽開口9と反対側の下側の開口部を構成するので、意匠上や、仕様上の目的に等に合わせて、自由な形状に構成し易いものである。
但し、係る略台形を構成する平行でない2辺である接続辺31については、係る複数の鉢増し用部材3が鉢増し筒2を構成する際に、隣の鉢増し用部材3と合される辺となるので、合わせやすさの為には、略直線であることが望ましいものである。
但し、係る略台形を構成する接続辺31についても、例えば、隣合った二辺が互いに嵌め合う構成の形状とする場合は、必ずしも直線でなくても良い。
この様に、係る鉢増し用部材3の下側の辺を、この様に斜めであったり、あるいは、弧状に切込みを備えたり、波形状等の曲線または折れ線状の異形である構成とすることによって、係る鉢増し用部材3の安定性と、植物Sの根35の広がりを促進する構成とすることが可能であり有用である。
また、係る隣り合った鉢増し用部材3の係る互いに略接する様にして合わせられる辺である接続辺31について、それぞれの鉢増し用部材3に設けられた係る二本の接続辺31の角度は、略同角度に設けられた二本の接続辺31を備えた鉢増し用部材3同士で係る鉢増し筒2を構成することによって、係る鉢増し筒2を構成する鉢増し用部材3の倒れ角度32を略一定にすることが可能となり、有用である。
図1(k)の構成の例の鉢増し用部材3が構成する鉢増し筒2においても、係る鉢増し筒2の上側開口12の方が下側開口49より広い構成の鉢増し筒2の構成の例であり、係る鉢増し筒2も略錘台筒41といえる。
図1(j)の構成の例の鉢増し用部材3は、略長方形の構成の例であり、係る鉢増し用部材3においては、略直方体状または円柱状の筒状の鉢増し用部材3を構成可能とする形状であり、係る植栽容器13の植栽開口9を、面積を広げずに、係る植栽容器13の高さだけ変えたい場合に、有用な構成である。
係る抜き掛け材6は、係る鉢増し用部材3である抜き掛け材6に吊設する様にして抜き掛け部5が設けられて、係る抜き掛け部5が培養基材34内に配置され、係る植栽容器13に植栽された植物Sの、例えば、根35に絡められることによって、係る鉢増し用部材3の位置の安定化を図ると共に、次の鉢増し作業の際に、係る鉢増し用部材3を引き上げることによって、根35ごと、係る根35が張ってしまって抜き難い植物Sを抜き上げることが可能となり、次回の鉢増し作業をスムースに行うことが可能となり、また、係る植栽容器13の植物Sと一体的に、係る鉢増し用部材3を設けることが可能となるので、係る鉢増し用部材3の安定を図ることが可能な構成であり、有用である。
係る鉢増し足24としての帯紐材33は、植物Sを植栽する際に、係る植物Sの根35部に巻くなり、対向する他の鉢増し用部材3の帯紐材33と結束等によって連結することによって、係る鉢増し用部材3を、係る植物Sの根35部と、一体的に設けることを可能とする構成の例であり、有用である。
また、係る抜き掛け部5である鉢増し足24は、帯紐材33等の可撓性の長尺素材でも良いし、鎖でも、網状でも、ワイヤーでも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
係る棒状の抜き掛け部5を、係る植栽容器13内に配置させることによって、係る植物Sの根35が、係る、棒状の抜き掛け部5に絡み、係る棒状の抜き掛け部5が抜け防止となる構成の例である。
また、係る穴は、係る帯紐材33に設けられても良いし、図面には示されていないが、鉄等の金属のリングや、樹脂のリングである構成としても良いし、係る鉢増し用部材3の板状あるいは可撓性のシート状の部分に直接係る穴が設けられた構成としても良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、図面には示されていないが、係る抜き掛け部5は、係る鉢増し用部材3に設けられた穴として、係る穴が、培養基材34内に配置され、植物Sから伸びた根35が、係る穴に入り込んで係る鉢増し用部材3に絡むことによって、係る鉢増し用部材3を安定化させる構成としても良い。
図3(a)の構成の例が、図3(b)の構成の例の鉢増し用部材3を、図1(a)の構成の例の略四角柱の筒状の植栽容器13に、設けた構成の例である。
係る鉢増し用部材3は、図3(e)の構成の例の様に、2つの鉢増し用部材3において、4本の矢印状の突起物が、それぞれの突起物の間の隙間に、それぞれの突起物が嵌め合わされて係止される構成の例である。
係る鉢増し用部材3は、略板状材でも良いし、その他、例えば、スポンジ等の発泡性の素材である構成としても良く係る素材を発泡性の素材とすることによって、2つの鉢増し用部材3の嵌め合いの形状や方向の自由度も高く、有用であり、また、発泡性の樹脂等の素材は、軽量で、保温性もあるので、冬季に、寒さによって培養基材34が凍結する予防にもなり、夏季に、太陽の直射日光や、アスファルト等からの照り返し等によって、植栽容器13が熱くなり、鉢蒸れを起こして植物Sをダメにすることの予防ともなりうるものであり、有用である。
図4(a)の構成の例の鉢増し用部材3は、板状あるいは略可撓性のシート状部材から成り、略ホームベース形の鉢増し用部材3の頂点の角を、略2等分する様にして、折り部23が備えられた構成の例である。
係る折り部23によって2等分されている角を構成する辺が、係る鉢増し用部材3が構成する錐台筒41の植栽開口9を形成する辺を構成し、係る辺に、位置保持係止部7として、面ファスナーが備えられている構成の例である。
係る6角形の鉢増し用部材3の、上側の頂点と、下側の頂点を結ぶと、略それぞれの角を2等分される様な構成の例であり、係る折り部23の下側の角は、上側の角に比べて、鋭角である構成の例である。
係る上側の鈍角な角を上側にして植栽容器13に設けた際には、例えば、図4(f)の構成の例の様な角度にて植栽容器13に設けると、ちょうど係る植栽開口9の辺を略水平な状態で設けることが可能である構成の例であるとすると、図4(c)の折り部23の下端側の角を、上側にして、植栽容器13に設けた際には、例えば、図4(g)の構成の例の様に、係る鉢増し用部材3の倒れ角度32が、より、寝た状態で、係る植栽開口9の辺が、より水平に近い倒れ角度32となり、植栽開口9が、より浅く、広い構成の例であり、1つの鉢増し用部材3で、2つのパターンの錐台筒41を構成することが可能な例であり、有用である。
図4(f)の構成の例の鉢増し用部材3は、図4(g)の構成の例の鉢増し用部材3より、より鉛直に近い倒れ角度32で設けられている構成の例であり、折り部23が設けられている角の角度が、図4(f)の構成の例は、図4(g)の構成の例よりも、より、鈍角である構成の鉢増し用部材3が設けられている例である。
図5(a)の構成の例の鉢増し用部材3は、図1(d)の構成の例の略台形の鉢増し用部材3に、2本の棒状の芯材22が設けられた構成の例である。
係る棒状の2本の芯材22は、係る略板状または可撓性のシート状の鉢増し用部材3に接着剤等で係止して略平行に設けられ、係る略台形の平行な辺の長辺側を上辺とし、短辺側を下辺とし、係る上辺から下辺方向に突き出す様にして設けられた構成の例である。
係る構成とすることによって、係る芯材22を係る培養基材34内に突き刺すことが可能である構成とすることによって、係る鉢増し用部材3を係る植栽容器13の植栽開口9の上部に安定的に設けることが可能な構成であり、有用である。
また、係る芯材22を略平行に設けることによって、係る芯材22を両方同時に平行にまとめて差すことが可能であり、係る鉢増し用部材3を係る植栽容器13に設け易く、有用である。
係る芯材22は、特に交差して設けられていることによって、係る鉢増し用部材3を係る植栽容器13内に設けた際に、例えば、係る芯材22に植物Sの根35が絡まったり、培養基材34の抜き抵抗力によって、係る鉢増し用部材3が抜け難い構成となり、有用である。
係る構成においては、係る芯材22によって、係る鉢増し用部材3の位置が保持される構成であるので、図4(e)の構成の例の様に、位置保持係止部7としての、面ファスナーを必ずしも設ける必要が無く、また、係る鉢増し用部材3の位置も、係る芯材22によってしっかりと培養基材34内にて保持可能な構成であり、有用である。
係る鉢増し用部材3は、可撓性のシートから成る構成であるので、例えば、植栽開口9の形状が、円である植栽容器13に、図12に示される様な略円錐台状の錐台筒41を形成可能である、構成の例である。
係る略扇形の鉢増し用部材3は、1つで係る円錐台状の鉢増し用部材3を構成しても良いし、2つ以上の係る略扇形の鉢増し用部材3で係る円錐台状の鉢増し用部材3を形成する構成としても良く、係る略扇形の鉢増し用部材3の重なり量によって、係る鉢増し用部材3は、設けられる植栽容器13のサイズに合わせて調整可能な構成であり、有用であり、また、係る芯材22が係る培養基材34内に差し込まれて、係る鉢増し用部材3の位置を保持可能な構成であり、有用である。
係る鉢増し用部材3には、3本の芯材22が設けられている構成であるので、係る芯材22を、略直線に配置した構成とすると、係る鉢増し用部材3は略一面のみを備えた構成の鉢増し用部材3を構成し、係る真ん中の芯材22を、例えば、4角形の植栽開口9を備えた植栽容器13の角に設けると、略鉛直な2面を備えた鉢増し用部材3を構成し、係る鉢増し用部材3を4つ同様に、係る四角形の植栽開口9の角に設けることによって、1つの略四角柱状の鉢増し筒2を構成することが可能な構成の例である。
鉢増し用部材3は、可撓性のシートである構成としても良く、係る芯材22を備えることによって、係る鉢増し用部材3が可撓性のシートであっても、係る芯材22が係る可撓性のシートの位置を保持可能とする支持材となり、有用である。
また、係る芯材22は、係る鉢増し用部材3を構成する可撓性シートあるいは板材から飛び出していない構成の例であるが、特に、この様に、上下どちら側を上にしても、係る植栽開口9を構成することが可能な構成である図5(f)の構成の鉢増し用部材3においては、上下2種類の方向で使用可能な構成であり、有用である。
また、この様に、係る鉢増し用部材3を構成する可撓性シートあるいは板材が長い構成である点においても、十分に培養基材34内に係る鉢増し用部材3を構成する可撓性シートあるいは板材自体が差し込まれる構成であるので、しっかりと培養基材34によって支えられ、必ずしも芯材22が係る培養基材34内に差し込まれる構成でなくても、安定可能である構成である。
また、必要に応じて、係る芯材22に、係る可撓性シートを巻くことによって、係る鉢増し用部材3の幅を調整可能でもあり、有用である。
芯材22は、鉢増し用部材3に設けられる棒状の部材であり、係る材質は、ポリプロピレンや、ポリアミド等のプラスチック素材でも良いし、アルミニウムや鉄等の金属でも良いし、木でも、ゴムでも、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
図6(a)の構成の例の鉢増し用部材3は、略板状であり、係る略板状材が、二か所の変曲部37を備えた構成の例であり、図6(b)の構成の例の略板状材と、図6(c)の構成の例の鉢増しユニット1の例の様に、植栽容器13に設けられる構成の例である。
図6(a)の構成の例においては、それぞれの平面の繋がり部の曲折部を、面の変曲部37とし、係る鉢増し用部材3は、3つの平面と2つの略垂直な曲折部である変曲部37から構成される鉢増し用部材3である。
また、係る2番目の略水平方向に設けられた面を、係る面を植栽開口9の縁に載置可能な面である、座部99とする。
また、係る変曲部37も、角形状でも良いし、ラウンド形状の変曲部37である構成としても良い。
尚、変曲部37とは、係る鉢増し用部材3の一連の面が、凸方向に曲折している一連の部分あるいは凹方向に曲折している一連の部分のことを指し、図6(a)の構成の例の鉢増し用部材3の例においては、凸方向の変曲部37と、凹方向の変曲部37の合わせて2つの変曲部37を備えた構成の例である。
また、座部99は、係る2つの変曲部37の間、または、上側の変曲部37の一部である平面または曲面であり、係る座部99において、植栽容器13の植栽開口9の上に、係る座部99を備えた鉢増し筒2を載置可能とする部分である。
係る構成とすることによって、例えば、玄関先等、スペースの関係で、係る植栽容器13を、横方向には広げたいが、前方向には広げたくない場合に、横方向に広げた植栽開口9に、別の花等を追加して植えることが可能な構成であり、有用である。
また、図1(c)の断面図の示す構成の例の様に、係る植栽容器13の植栽開口9に斜めに設けられる構成の例よりも、係る図6の構成の鉢増し用部材3は、係る植栽容器13の植栽開口9から、一気に係る植栽開口9を広くできる構成であり、有用である。
また、図6(c)において、係る変曲部37を備えた図6(a)の構成の2つの鉢増し用部材3間の距離を、自由に設定できるので、対応可能な植栽容器13のサイズも様々で、自由度が高く、有用である。
図7(a)と図7(b)の構成の例の鉢増し用部材3は、二枚の略板状の長方形の部材が、一か所を鋲100で係止され、お互いの面同士で向き合い、摺動して係る鋲を回動軸として回動可能に設けられ、略扇の様に、開閉可能に設けられている構成の例であり、図7(a)の構成の例は、係る鉢増し用部材3の接続辺31が略平行の構成の例であり、図7(b)の構成の例は、係る接続辺31が、図7(a)から、扇の様に回動して開いた構成の例である。
つまり、例えば、係る対向する2本の接続辺31の角度を、図7(a)の構成の例の様に、略平行な構成の4枚の鉢増し用部材3を略正方形の植栽開口9を備えた植栽容器13の係る植栽開口9の各辺に4つ隣り合わせて設けると、係る鉢増し用部材3は略垂直に係る植栽開口9に立つようにして設けられる構成となり、図7(b)の構成の例の様に、係る鉢増し用部材3を略扇状に開いた構成に示される様に、係る接続辺31を略扇の様にして開き、係る二本の接続辺31同士の角度が大きくなればなるほど、例えば図4(f)の状態から図4(g)の状態に示される様に、係る鉢増し用部材3が植栽開口9に設けられる角度を変更可能である構成となり、係る角度が大きい程、係る植栽開口9の面積は大きくなり、より多くの植物を植栽し易くなり有用である一方、垂直方向への高さの嵩増し効果は少なくなり、必要に応じて、設定することが可能な構成となり、自由度が高く有用である。
尚、係る回動可能に、設けられている略板状の部材は、略長方形でも良いし、略台形でも良いし、略扇形でも、5角形でもそれ以上の多角形でも、円や、楕円でも、星形やハート型などでも良く、その他、異形でも良く、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、図7(a)及び図7(b)の構成の例は、2枚の略板状の長方形の部材が1つの鋲100によって係止されている構成の例であるが、3枚あるいはそれ以上の略板状の長方形の部材が1つの鋲によって係止され、係る複数の略板状の長方形の部材が、係る鋲100を回動軸として、略扇の様にして、回動開閉可能な構成としても良い。
尚、係る略板状の長方形の部材は、板でも良いし、可撓性のシートでも良く、板であれば、よりしっかりと安定的に係る植栽開口9に設けることが可能であり有用であり、一方、可撓性のシートである構成とすることによって、係る植栽開口9の形状が円形であっても、係る植栽開口9に沿って柔軟に係る鉢増し用部材3を設けることが可能な構成となり、有用である。
係る鉢増し用部材3の接続辺31には、隣接する鉢増し用部材3と係止可能とする位置保持係止部7として、面ファスナーが設けられた構成の例であり、係る鉢増し用部材3が植栽容器13の植栽開口9に設けられた際に、係る鉢増し用部材3は、係る位置保持係止部7によって、互いに係止された鉢増し筒2を構成可能とする例である。
また、係る回動可能に設けられている略板状材の枚数も、2枚でも良いし、3枚以上でも良く、限定しない。
係る鉢増し用部材3は、係る構成とすることによって、係る鉢増し用部材3が、より自由度高く、係る接続辺31が大きく角度を変えて回動して動くことが可能な構成であり、それによって、植栽容器13の植栽開口9の形状への対応の自由度も上がり、また、係る略板状材あるいは可撓性のシートの枚数を、更に多く同様に回動可能に設けて連結することによって、例えば、円形の植栽開口9への対応もより、自由度高く可能となる構成とすることもでき、有用である。
また、この様に、複数の略板状材あるいは可撓性のシートにおいて、それぞれ隣合った略板状材あるいは可撓性のシートを係る鋲によって回動開閉可能に係止することによって、係る構成の鉢増し用部材3を1つあるいは2つ以上を隣り合わせて係る植栽開口9に設けた際に、係る下側開口49の開口部をしっかりと確保できることが可能な構成となり、しっかりと植栽した植物の根が植栽容器内に広がる構成とすることが可能であり、有用である。
係る構成とすることによって、特に、係る位置保持係止部7を面ファスナーの様に、面で係止可能な面係止部とすることによって、係る複数の略板状材の重複量を、連続的に変化させることが可能である構成であり、係る鉢増し用部材3のサイズを調整可能な構成となり、有用である。
図7(h)の構成の例の位置保持係止部7は、図7(f)の構成の例の略板状材と略同形状の台形の略板状材において、係る位置保持係止部7である面ファスナーが、係る略板状材の略上から下まで連続的に設けられており、係る構成とすることによって、係る2枚の略板状材を、傾けて互いに係止して設けることが可能となり、係る略板状材を傾けて設けることが可能であることによって、係る鉢増し用部材3を植栽容器13に設ける際の倒れ角度32を変更することが可能となり、また、係る位置保持係止部7のサイズも変更可能な構成となり、様々なサイズの植栽容器13に様々な倒れ角度32で、係る鉢増し用部材3を設けることが可能な構成となり、有用である。
図7(i)の状態から、図7(j)の状態へ、係る鉢増し用部材3がスライドして閉じた状態を示している。
係る構成は、左側の略台形の略板状材を、右側の略台形の略板状材が上下で挟み込むようにして、抜け防止部を備えてスライド可能な構成であり、係る構成の説明図が、図7(k)である。
尚、係るスライド可能な構成は、この他にも、一方の略板状材に設けられたスリットを、もう一方のスリットに設けられた凸部を嵌合させて、互いにスライド可能な構成としても良いし、係るスライド構造については、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
係る鉢増し用部材3が、スライド可能な構成であることによって、係る鉢増し用部材3のサイズの変更が可能となり、様々なサイズの植栽容器13に対応可能で、有用である。
図8(a)の構成の例の鉢増し用部材3が、係る外掛け部38として、帯紐材33にフックを備えた構成の例であり、係る帯紐材33が、係る略台形の鉢増し用部材3に接着等により係止されて設けられており、係る外掛け部38が、植栽容器13と着脱可能に係止されることによって、係る植栽容器13と一体的に設けられることによって係る鉢増し用部材3を引っ張り上げて持ち上げた際に、係る植栽容器13も持ち上げることが可能な構成であり、有用である。
つまり、万一、係る鉢増し用部材3を持ち上げた際に、誤って係る鉢増し用部材3だけ持ち上がって培養基材34の培養土等が散らかってしまうという可能性を、減じる効果があり、有用である。
尚、係る鉢増し用部材3は、係る上側の辺に、把手20を備え、係る把手20を持って、係る鉢増し用部材3を持ち上げることが可能な構成の例である。
係る構成とすることによって、係る鉢増し用部材3と係る植栽容器13を一体的に設けることが可能な構成となり、有用である。
また、図面には示されていないが、係る外掛け部38を、係る植栽容器13ではなく、植栽容器13に設けられた他の鉢カバーに設ける構成としても、同様に係る植栽容器13と、係る鉢増し用部材3が、係る鉢カバーを介して一体的に設けられる構成となり、また、鉢カバーであれば、係る鉢増し用部材3外掛け部38を係止する係止部を備える加工も、素材も様々に選択可能であり、植栽容器13より様々に加工し易く、有用である。
係る外掛け部38である帯紐材33は、係る鉢増し用部材3に設けられて、係る鉢増し用部材3の対向する鉢増し用部材3に設けられた外掛け部38である帯紐材33と、係る植栽容器13の底を経由して、互いに設けられた面ファスナーにて係止された構成の例である。
この様に、係る植栽容器13の底の下を経由して、係る鉢増し用部材3が互いに係止する構成とすることによって、係る鉢増し用部材3を持ち上げても、係る植栽容器13も一体的に持ち上げることが可能な構成となり、有用である。
また、係る互いに係止されている外掛け部38を外して、係る鉢増し用部材3を引っ張り上げれば、係る鉢増し用部材3に設けられた抜き掛け部5にて、係る植物Sを引掛けて引っ張り上げることが可能な構成であり、鉢増し作業等の植え替え作業が楽になり、有用である。
鉢掛部36の一種である外掛け部38は、フックでも良いし、結束でも、面ファスナーでも、自己吸着シートでも、接着でも、溶着でも、リベットでも、ステープラー留めでも、縫製でも、ネジ93留めでも、ホックでも、フックでも、嵌め合いでも、紐でも、結束バンドでも、掛け金でも、マグネットシートでも、マグネットでもよく、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
図9の構成の例は、鉢増し用部材3が、鉢掛部36としてのステイを備えた構成の例である。
係るZ字形のステイが、係る鉢増し用部材3の外面に設けられた構成の例であり、係るステイが、係る鉢増し用部材3の外面に設けられて係る植栽容器13の植栽開口9に設けられていることによって、係る植栽開口9に設けられた鉢増し用部材3の安定性が増し、係る鉢増し用部材3の係る植栽容器13の植栽開口9より下に係る培養基材34内に埋設される部分が少なくても、係る鉢増し用部材3が安定して係る植栽容器13の上に設けられることが可能であり、また、係るステイから上の部分が係る植栽容器13より上の部分として確保可能であり、容易に、追加したいだけの植栽容部14を設定可能であり、有用である。
尚、係る真ん中の長方形の略板状材の位置保持係止部7である面ファスナーは、図面には示されていないが、係る材の裏側に設けられているものである。
また、係る3枚の板状材の2枚の略台形の板状材は、3角形の板状材である構成としても良い。
また、係る略L字の曲がりの部分の支持基底面26を、回動可能に設けて、必要な角度で固定可能な構成とすることによって、係る鉢増し用部材3を設ける植栽容器13の係る外面の傾斜角度に合わせて、自由に設定可能な支え足15とすることが可能となり、有用である。
尚、係るL字の支え足15の略最下部付近を、帯紐材33にて巻いて固定させる構成とすることによって、係る支え足15の位置をより安定的に保持している構成となっており、有用である。
係るステイを、係る鉢増し用部材3の内側に設けることによって、係る鉢増し用部材3を植栽容器13に設けた際に、外側からは、係るステイが見えない構成となり、意匠的に見映えも良く、デザインの自由度も上がり有用であり、また、係る鉢増し用部材3を更に下に長い構成とすることによって、係る鉢増し用部材3を、鉢カバーとすることも可能で、夏の地面からの係る植栽容器13への照り返しや直射日光による鉢蒸れ防止、冬の培養基材34の凍結による植物Sの枯死等も予防可能となり、有用である。
また、係る略L字形の支え足15の安定性向上の為、係る植栽容器13と略L字の間の隙間を埋めて、よりしっかりと支える為のボルト93が、係る支え足15に設けられており、係るボルト93の先端を係る植栽容器13に突き当てることによって、係る支え足15の安定性を向上させる構成となっている。
また、係る図面には示されていないが、図9(c)の構成の支え足15と同様に、係るL字形の支え足15の略最下部を、帯紐材33で巻く構成とすることによって係る支え足15の安定性を向上する構成としても良い。
係る支え足15を係る鉢増し用部材3に係止する係止具は、面ファスナーでも良いし、ホックでも、フックでも、嵌め合い部でも、帯紐材33でも、ベルトでも、マグネットでも、ネジ93でも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
尚、係る支持基底面26は、略T字型でも良いし、略L字形でも良いし、逆Y字状に係る鉢増し用部材3の底部に棒または板状材を備えて、より広い面、あるいはより広い点で係る鉢増し用部材3を支持する構成としても良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
係る鉢掛部36のスライド構造は、図10(c)の構成の例に示されるように、係る鉢増し用部材3に設けられたスリットに、ボルト93が挿通して設けられており、係るボルト93の先に設けられたコの字形状の鉢掛部36であるステイが、上下に移動可能な構成であり、有用である。
また、係る植栽容器13の植栽開口9と、係る鉢増しユニット1の隙間を埋めるために、係る鉢増し用部材3の内側の面には、係る植栽開口9を覆う様にして、可撓性のシートが設けられている構成となっており、係る植栽開口9と鉢増し用部材3との隙間から、培養基材34や潅水された水が流れ出るのを防止可能とする構成であり、有用である。
係る鉢増しユニット1は、係る鉢増し用部材3の支持基底面26と、鉢掛部36であるステイによって上下からしっかり、がっちりと強固に挟み込まれることによって、より、一体的な構成とすることが可能であり、有用である。
係る鉢増し用部材3の支持基底面26は、係る鉢増し用部材3の下部に、略L字形に設けられている構成の例であり、また、係る植栽容器13の形状も、図10(b)の例の植栽容器13が、下側に窄まり形状であるのに対して、図10(d)の構成の例の植栽容器13は、略ずん胴形状の略直方体の形状であり構成の例である。
係る構成とすることによって、係る鉢増し用部材3の位置を、しっかりと保持可能な構成であり、有用である。
係る構成とすることによって、鉢増しユニット1の移動が、自由となり、たとえ係る鉢増しユニット1の重量が重い構成であっても、移動が自由である構成とすることが可能であり、且つ、係る鉢増し用部材3は、様々な形状の植栽容器13のサイズに対応可能であるので、様々なサイズの植栽容器13の植栽容部14の容量をアップしながら、移動の自由度の高い鉢増しユニット1を構成することが可能となり、有用である。
この様に、係る車輪54が、係る植栽容器13より外側にあたる部分に設けられた構成とすることによって、係る鉢増しユニット1は、より安定的な構成とすることが可能で、係る鉢増し用部材3によって、係る植栽容部14の容積が上に広がり、係る鉢増しユニット1の重心が高くなった鉢増しユニット1を、より安定的に自立可能で、且つ、移動可能である構成とすることが可能であり、有用である。
また、係る鉢増し用部材3は、鉢掛部36である帯紐材33としての結束バンドで係止されることによって、係る鉢増し用部材3が植栽容器13の下部から外れることを防止し、有用であり、特に、この様に、車輪54が係る植栽容器13の真下から外れた位置に設けられた構成であるので、係る鉢掛部36によって、係る鉢増し用部材3の位置を保持可能とする係る構成は、有用である。
係る支持基底面26が、回動可能に設けられていることによって、係る鉢増し用部材3は、様々な角度の外径面を備えた植栽容器13に設けることが可能な自由度を備え、有用である。
また、係る回動可能に設けられた支持基底面26を、図10の構成の例に示される様に、係る植栽容器13の下に配置させることが可能な構成としても良いし、また、他の鉢増し用部材3と鉢掛部36によって、係止することによって、係る回動可能な支持基底面26の回動を抑制することが可能な構成となり、係る鉢増しユニット1が転倒することを抑制可能な構成とすることが可能であり、有用である。
尚、図11(a)の構成の例が、係る鉢増しユニット1の例において、鉢増し用部材3が2段に設けられた構成の例の縦断面図であり、図11(b)が係る正面図の例である。
また、図11(c)の構成の例が、係る鉢増し用部材3が3段に設けられた構成の例である。
図12(a)の構成の例の植栽容器13に、図12(d)の構成の例の 鉢増し用部材3である鉢増し筒2が設けられた構成の例が、図12(b)の構成の例の鉢増しユニット1である。
係る略筒状の鉢増し筒2は、例えば、植栽容器13の植栽開口9内の奥側に設けることによって、係る植栽容器13内で、奥側の緑花にも日光を良く当たる様にすることが可能であり、且つ装飾的にも奥側の緑花もよく見えて、有用であり、また、係る植栽容器13の植栽容部14の容積を立体的に増やすことが可能である構成となり、より、多くの植物Sを植栽することが可能となり、有用である。
また、係る構成とすることによって、係る鉢増し筒2の長さを変更し易い構成であり有用である。
つまり、係る鉢増し筒2を製造する際に、例えば、筒を切断することによって係る鉢増し筒2を製造することが可能な構成であり、有用である。
また、係る錐台筒41は、図12(f)の構成の例の様に、係る植栽容器13に浅めに設けて、係る植栽容器13の植栽開口9に接触しないようにして、係る植栽容器13に設ける構成としても良い。
係る凸座掛部98は、係る鉢増し筒2の外面に設けられた凸部であり、係る凸座掛部98で、係る植栽容器13に引掛けて設ける構成の例であり、図13(a)の構成の例が、係る凸座掛部98を備えた鉢増しユニット1の断面図の例であり、図13(b)が、係る凸座掛部98を備えた鉢増し筒2である錐台筒41の構成の例である。
係る凸座掛部98は、係る鉢増し筒2の周囲に凸状に設けられており、係る凸座掛部98が、係る植栽容器13の植栽開口9の上に載置されて設けられている構成の例である。
この様にして、係る凸座掛部98が設けられていることによって、係る鉢増し用部材3は、係る凸座掛部98以上は、係る植栽容器13の中に挿入されない為、係る 鉢増し用部材3を備える植栽容器13の植栽開口9のサイズに関わらず、係る植栽容器13の上に出る係る鉢増し用部材3の量を一定とすることが可能な構成であり、また、図12(f)の構成の例の様に、植栽開口9に接しない様に、係る鉢増し筒2を備える構成においても、係る 鉢増し用部材3が、係る植栽開口9の縁に支えられて、安定的に保持可能な構成となり、有用である。
尚、係る凸座掛部98は、係る鉢増し筒2の全周に渡って設けられている構成の例であるが、必ずしも、全周に設けられるべきものではなく、係る鉢増し筒2の外周に、数か所に分けて設けられた構成としても良い。
係る凸座掛部98は、係る錐台筒41の上下の開口部をそれぞれ水平にして配置した時に、略水平面を備え、斜め方向に設けられた凸部の構成の例である。
この様に、係る凸座掛部98が、数か所に分けて設けられることによって、係る鉢増し用部材3である錐台筒41と、係る植栽容器13の間に隙間を備えた構成となり、係る隙間から、空気の出入りが可能な構成となり、特に、係る鉢増し用部材3を設けて係る鉢増しユニット1の高さが高くなるので、係る植物Sの根35の呼吸をする為の、空気を係る鉢増しユニット1の高さの途中で設けることが可能な構成となり、有用である。
図13(d)及び図13(e)の構成の例の鉢増し用部材3においては、係る凸座掛部98であるリブの端面に、段差を備えた構成の例であり、図13(e)が、係る構成の鉢増し用部材3の斜視図であり、図13(d)が、係る構成の鉢増し用部材3を備えた鉢増しユニット1の断面図である。
係るリブを備えて、係るリブに設けられた段差によって、係る鉢増し筒2を保持可能な構成とすることによって、係る植栽容器13の植栽開口9の径が変わっても、係る鉢増し筒2を一定の高さで、係る植栽容器13に保持可能な構成となり、有用である。
図14(a)の構成の例の鉢増し用部材3を備えた鉢増し筒2は、段付きの円錐台形状の構成の例であり、変曲部37を2つ備え、係る2つの変曲部37の間が、略水平方向の面である座部99である構成の鉢増し筒2を植栽容器13が備えた鉢増しユニット1の例の縦断面図であり、係る略同等の構成の斜視図が、図14(c)である。
係る鉢増し筒2は、上側と下側の開口部が略円形状であり、係る略水平方向の座部99で、係る植栽容器13の略円形の植栽開口9に載置して設けられた構成の鉢増しユニット1の例である。
係る構成とすることによって、係る鉢増し筒2は、係る植栽容器13のサイズが、様々なサイズであっても対応可能な構成となり有用であり、また、係る植栽容器13の植栽開口9が、四角であっても、その他多角形であっても、異形であっても係る植栽容器13に係る鉢増し筒2を設けることが可能な構成となり、有用である。
特に、この様に係る座部99が略水平方向に備えられた構成の鉢増し筒2においては、係る植栽容器13の植栽開口9の形状に関わらず、係る植栽開口9が略水平方向に開口している一般的な植栽容器13であれば、係る略水平方向に備えられた鉢増し筒2の座部99が係る植栽開口9に載置可能にフィットして設けることが可能であるので、係る鉢増し筒2をより安定的に設けることが可能であり、有用である。
係る、座部99が、上方に向かって斜めであることによって、係る植栽容器13の植栽開口9を、内側から押し広げるようにして係る植栽開口9に嵌り込むようにして設けられる構成であり、係る植栽開口9が押し広げられる様にして係る鉢増し筒2が設けられる為、より係る鉢増し筒2と植栽容器13が一体的な構成とすることが可能であり、有用である。
また、係る植栽容器13のサイズも、様々に対応可能な構成であり自由度が高く有用である。
尚、係る座部99の斜度は、限定しない。
図14(d)の構成の例の鉢増し用部材3である鉢増しユニット1は、係る座部99の面が斜め下方方向に向かって備えられた構成の鉢増し筒2が、略円形の植栽開口9を備えた植栽容器13に設けられた構成の例の縦断面図である。
係る、座部99が、下方に向かって斜めであることによって、係る植栽容器13の植栽開口9を、外側から押込むようにして係る植栽開口9に嵌り込むようにして設けられる構成であり、係る植栽開口9が押し込まれる様にして係る鉢増し筒2が設けられる為、より係る鉢増し筒2と植栽容器13が一体的な構成とすることが可能であり、有用である。
また、係る植栽容器13のサイズも、様々に対応可能な構成であり自由度が高く有用である。
係る、ずれ防止のリブは、係る植栽開口9の外側に配置される様に設けられており、係る鉢増し筒2が、ずれそうになった際に、係るずれ防止部96が、係るずれ防止部96と干渉することによって、係る鉢増し筒2がずれ難い構成となっている。
係るずれ防止部96は、係る鉢増し筒2の周に沿って、全周に備えられている構成としても良いし、係る座部99の数か所に分かれて設けられている構成としても良く、また、係るずれ防止部96は、一列でなく、2列でも良いし、2列以上である構成としても良く、限定しない。
係る鉢増し筒2は、上側の変曲部37が、略弧状の曲面であり、係る曲面にて係る植栽容器13に係る鉢増し筒2が載置または嵌り込むことによって、係る鉢増し筒2が係る植栽容器13に設けられている構成の例である。
係る構成の鉢増し筒2においても、係る構成とすることによって、意匠的に柔らかいデザインとすることが可能であり、意匠的デザインの自由度が増すとともに、角が略無いので、足などをぶつけても、あるいは子供がぶつけても怪我等し難い形状とすることが可能であり、有用である。
係る変曲部37を備えた鉢増し筒2は、上側開口12の方が下側開口49より広い構成であり、略錘台筒41であるといえる。
図15(a)及び図15(b)は、係る鉢増し用部材3の形状の例であり、係る鉢増し用部材3は、本図の以下の説明に関する円錐台形状の錐台筒41の展開形状である錐台展開42を示している。
図15(a)は略円状の部分円型の中心部に部分円状の穴が設けられており、係る外円である外形縁47が係る錐台筒41の植栽開口9を構成し、内側の部分円の穴の円周が、係る錐台筒41の下側の開口部を構成するものであり、係る植栽開口9が、下側の開口部より径が大きい構成の例である。係る錐台展開42の隙辺27を互いに係止することによって、図12(d)に示される、錐台筒41を構成することが可能となるものである。尚、図面には示していないが、係る部分円状は、円状として係る中央の穴から、外形縁47まで、切り込みを設けた構成としても良く、係る切り込みにて形成された隙辺27から、係る構成ピース19の一部を互いに重複させて係止することによって、係る錐台筒41を構成する仕様としても良い。また、係る錐台筒41あるいは錐台展開42の構成は、筒状の構成である、筒状体48あるいは、係る筒状体48の展開形状を成す展開部材である、筒状展開においても、同様の構成としても良い。
尚、係る図15(a)及び図15(b)の錐台展開42における隙辺27あるいは隙辺27から鉢増し用部材3を部分的に重複させて係止させる構成あるいは、タック加工にて係止させる重複係止する構成であり、また、係る係止部20である重複係止部43を、着脱可能に係止することによって、また、係る重ね合わせ量を変えることが可能である構成とすることによって、係る錐台筒41の外径や、倒れ角度32を自由に調整することが可能となり、有用である。
尚、係る図15(b)の錐台展開42は、図16(c)に示される様な、隙間を備えた略錐台筒41が、係る重複係止部43を備えた構成としても良い。
係る重複係止部43は、縫製でも溶着でもステープラでもリベットでも紐でも面ファスナーでもファスナーでもボタンでもホックでもビス止めでもクリップでも磁石でもベルトでも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能であり、限定しない。
また、図15(b)の構成の例の鉢増し用部材3は、図16(d)の構成の例の鉢増し用部材3の様に、係る略扇形の複数の鉢増し用部材3を係る重複係止部43にて、連結する構成としても、係る鉢増し用部材3が対応する植栽容器13のサイズの幅が広がり、有用である。
図16(a)の構成の例の鉢増し筒2は、一部を重複した状態の略錐台筒41状の鉢増し用部材3の例であり、係る鉢増し用部材3は、上側の開口部から下側の開口部にかけて、摺動可能な重複部を備えた切れ込み部により形成される隙辺27を備えている構成の例の上面図である。
係る構成とすることによって、係る鉢増し筒2は、係る重複部で係る略錐台形状の錐台筒41の径や、倒れ角度32を調整可能な錐台筒41を形成することが可能な構成とすることができるものである。
また、係る鉢増し用部材3より植栽開口9が大きい植栽容器13に係る鉢増し用部材3を設ける際には、図16(d)の構成の例のように、2つの鉢増し用部材3を組み合わせて1つの錐台筒41を形成することが可能であり、有用である。
図16(b)の構成の例の鉢増し筒2は、一部を重複した状態の略筒状の鉢増し用部材3の例であり、係る鉢増し用部材3は、上側の開口部から下側の開口部にかけて、摺動可能な重複部を備えた切れ込み部による隙辺27を備えている構成の例の上面図である。
但し、係る略筒状体48から植栽開口9側を開いた略錐台筒41においては、係る植栽開口9を略水平に保持される状態は、略直管状の筒状である状態であり、係る植栽開口9側の開口部を開いていくことによって、係る植栽開口9の水平度は、高さ違いの部分が大きくなっていく構成である。
係る錐台筒41は、例えば、図16(d)の構成の例の様に、2つが互いの隙間を埋め合う様にして、重複して設けることが可能な構成の例である。
係る構成とすることによって、係る鉢増し用部材3から形成される錐台筒41が対応可能な植栽容器13の植栽開口9のサイズの幅が大きく広がり、有用な構成である。
部分錘台40は、隙間を備えた錐台筒41である。
また、隙間を備えた筒状体48は、部分筒である。
係る切れ込み部を備えた鉢増し用部材3である鉢増し筒2を、植栽容器13の植栽開口9に備え、係る鉢増し筒2の外径より小さい植栽開口9を備えた植栽容器13に対しては、係る鉢増し筒2の切れ込み部を重複させる構成とすることによって、対応可能な構成であり、また、係る鉢増し筒2の径より大きい植栽開口9を備えた植栽容器13に対しては、係る鉢増し筒2を図16(d)の構成の例の様に、複数の鉢増し筒2を合わせて設ける構成とすることによって、対応可能な構成の例であり、有用である。
図17(a)の構成の例の鉢増しユニット1は、係る植栽容器13に設けられた鉢増し用部材3を、係る植栽開口9に回動可能に設けられた構成の例であり、係る回動可能に設けられた鉢増し用部材3が、開いた状態の植栽容器13に、係る植物Sが植栽された構成の例である。
係る鉢増し用部材3は、上に上げられた状態において、例えば掛け金で留められることによって、係る上に上げられた状態を保持可能な構成の例である。
係る、鉢増し用部材3が上に上げられた状態を保持可能とする構成は、掛け金でも良いし、棒を縦方向の閂の様に設ける構成でも良いし、係る上に上げられた鉢増し用部材3の周囲を、帯紐材33で巻いて保持する構成としても良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
係る構成の例においては、係る鉢増し用部材3が、スライドのガイドであるスライドガイド97の内側にスライド可能に保持され、必要に応じて、係るスライド可能な鉢増し用部材3を上に上げて鉢増し可能な構成の例である。
スライドガイド97は、例えば、略コの字型の支持材が係る植栽容器13に設けられて、係るコの字形状の内側において、係る鉢増し用部材3を保持する構成の例であり、係るスライドガイド97の構成は、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
図18(a)の構成の例の鉢増し用部材3は、係る水溜め容部8を備えた構成の例の鉢増し用部材3の構成の例の正面図である。
係る、水溜め容部8は、係る台形の鉢増し用部材3の平行な辺の短辺側の辺に、受け形状の容部として設けられた構成の例であり、係る受け形状の容部が、水溜め容部8となり、潅水された水が、溜まる構造の容器状の形状をした部分である。
特に、この様な植栽容器13の場合、地植えと比較して、培養基材34の乾燥は早く、保水力が足りなくなるので、この様に係る鉢増し用部材3が水溜め容部8を備えることは有用な構成であり、特に、水を好む植物Sや、暫く旅行等で家を留守にする様な場合においては、係る鉢増し用部材3が水溜め容部8を備えることによって、培養基材34の乾燥を遅らせることが可能となり、有用である。
鉢増し用部材3は、植栽容器に植栽された植物Sの根が一杯になった際等に、植栽容器13の容積を増やす為の部材であり、係る鉢増し用部材3は、植栽容器13の植栽開口9、または植栽容器13に収容された培養基材34に設けられ、植栽容器13、または植栽容器13に収容された培養基材34に設けられた状態で、鉢増し用部材3は、上側と下側に開口部を備えた鉢増し筒2を形成するか、または鉢増し筒2であり、係る鉢増し筒2は、1つの鉢増し用部材3、または2以上の鉢増し用部材3を組み合わせて形成し、前記植栽容器13の開口部である植栽開口9より上に、前記鉢増し用部材3の上側の開口部が出た状態で設けられ、係る鉢増し筒2の内側には、培養基材34が保持可能となる構成の部材であり、
鉢増し用部材3の素材は、ポリプロピレンやポリアミドなどの合成樹脂でも良いし、発泡性の樹脂やゴムでも良いし、ガラスや陶磁器でも良いし、木でも、各種ゴムでも、鉄やアルミニウム等の金属でも、カーボンでも良く、また、可とう性を有した素材でもよく、テント生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムやエラストマー樹脂や各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、マグネットシート、金属メッシュ等金属、また、色も透明、蛍光、光っても良く、弾性素材でも、塑性素材でも、可撓性素材でも良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。
2 鉢増し筒
3 鉢増し用部材
5 抜き掛け部
6 抜き掛け材
7 位置保持係止部
8 水溜め容部
9 植栽開口
12 上側開口
13 植栽容器
14 植栽容部
15 支え足
20 把手
22 芯材
23 折り部
24 鉢増し足
26 支持基底面
27 隙辺
31 接続辺
32 倒れ角度
33 帯紐材
34 培養基材
35 根
36 鉢掛部
37 変曲部
38 外掛け部
40 部分錘台
41 錐台筒
42 錐台展開
43 重複係止部
47 外形縁
48 筒状体
49 下側開口
54 車輪
93 ネジ・ボルト
94 下開口辺
95 上開口辺
96 ずれ防止部
97 スライドガイド
98 凸座掛部
99 座部
100 鋲
S 植物
Claims (18)
- 鉢増しユニット(1)は、鉢増し筒(2)と植栽容器(13)からなり、前記鉢増し筒(2)は鉢増し用部材(3)から成り、植栽容器(13)の容積を増やす為の部材であって、
前記鉢増し筒(2)は、1以上の略板状材、または1以上の網状材、または1以上の可撓性シートからなる鉢増し用部材(3)から成り、上側と下側に開口部を備えた単体で略筒状の筒状体(48)、または上側と下側に開口部を備えた単体で略錐台形状の錐台筒(41)であり、
前記鉢増し用部材(3)は、上側と下側に開口部を備えた略筒状の筒状体(48)、または上側と下側に開口部を備えた略錐台形状の錐台筒(41)を形成し、前記筒状体(48)または錐台筒(41)は鉢増し筒(2)であり、前記鉢増し筒(2)は、1つの鉢増し用部材(3)、または2以上の鉢増し用部材(3)が組み合わされて形成され、前記植栽容器(13)の開口部である植栽開口(9)より上に、前記鉢増し筒(2)の上側の開口部である上側開口(12)が出た状態で設けられ、前記鉢増し筒(2)の内側には、培養基材(34)が保持可能であり、
前記鉢増し用ユニットは、支え足(15)を備え、前記支え足(15)は、前記鉢増し用部材(3)に設けられているか、あるいは前記鉢増し用部材(3)と一体である支え足(15)であるか、または前記植栽容器(13)と前記鉢増し用部材(3)とに一部を挟持されて設けられて、前記植栽容器(13)が載置されている面上に、当接して支えられて設けられることによって、前記植栽容器あるいは、前記鉢増し筒(2)の転倒を抑制していることを特徴とする鉢増しユニット(1)。 - 前記鉢増し筒(2)は、前記植栽容器(13)に収容された培養基材(34)に載置、あるいは下側開口(49)を埋設して設けられて前記培養基材(34)に設けられるか、または前記鉢増し筒(2)に設けられたステイによって、前記植栽容器の開口部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の鉢増しユニット(1)。
- 前記鉢増し用部材(3)が、支え足(15)であることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の鉢増しユニット(1)。
- 前記支え足(15)が、支持基底面(26)を備え、前記支持基底面(26)が、地面と略水平方向に設けられた板状材であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の鉢増しユニット(1)。
- 前記支持基底面(26)の上に、前記植栽容器(13)を載置可能であることを特徴とする請求項4に記載の鉢増しユニット(1)。
- 前記支持基底面(26)が、回動可能に設けられていることを特徴とする請求項4から請求項5のいずれかに記載の鉢増しユニット(1)。
- 前記鉢増し用部材(3)が、鉢掛部(36)を備え、前記鉢掛部(36)は、ステイ、または帯紐材(33)を備え、前記帯紐材(33)は可撓性のある長尺な部材であり、
前記鉢掛部(36)は、他の鉢掛部(36)または、前記植栽容器(13)または、他の鉢増し用部材(3)または他の支え足(15)と係止して設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の鉢増しユニット(1)。 - 前記植栽容器(13)の植栽開口(9)と、前記鉢増し用部材(3)の隙間を埋めるために、前記隙間にシール材を備えるかまたは、前記鉢増し用部材(3)の面に、前記植栽開口(9)を覆う様にして、可撓性のシートを備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の鉢増しユニット(1)。
- 鉢増し用部材(3)は鉢増し筒(2)を構成し、植栽容器(13)の容積を増やす為の部材であって、
鉢増し用部材(3)は、鉢増しをする為の部材であり、植栽容器(13)の容積を増やす為の部材であって、前記鉢増し用部材(3)は、
前記植栽容器(13)に収容された培養基材(34)に載置または下側開口(49)を埋設して設けられ、前記培養基材(34)に設けられた状態で、上側と下側に開口部を備えた鉢増し筒(2)を構成し、前記鉢増し筒(2)は、1つの鉢増し用部材(3)、または2以上の鉢増し用部材(3)が組み合わされて形成され、前記植栽容器(13)の開口部である植栽開口(9)より上に、前記鉢増し用部材(3)の上側の開口部である上側開口(12)が出た状態で設けられて用いられ、前記鉢増し筒(2)の内側には、培養基材(34)が保持可能であり、
前記鉢増し用部材(3)は、支え足(15)を前記鉢増し用部材(3)に係止する為の係止具を備えているかまたは、支え足(15)を備え、前記支え足(15)は、前記鉢増し用部材(3)に設けられているか、あるいは前記鉢増し用部材(3)と一体であり、
前記支え足は、前記鉢増し用部材(3)が設けられる前記植栽容器(13)が載置される面上に、当接して支えて用いられることを特徴とする鉢増し用部材(3)。 - 前記鉢増し用部材(3)が、支え足(15)であることを特徴とする請求項9に記載の鉢増しユニット(1)。
- 前記鉢増し筒(2)はステイを備え、前記ステイは、前記植栽容器の開口部に設けて用いられることを特徴とする請求項9から請求項10の何れかに記載の鉢増し用部材(3)。
- 前記鉢増し用部材(3)は、抜き掛け部(5)を備えた抜き掛け材(6)であり、前記抜き掛け部(5)は、前記鉢増し用部材(3)が、前記植栽容器に植栽された植物(S)の根 (35)が絡んで引っ掛かる部分を備えることによって、前記鉢増し用部材(3)が抜けるのを抑止し、また、前記植物(S)を前記植栽容器(13)から引き抜く際の引掛け部となることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の鉢増し用部材(3)。
- 前記抜き掛け部(5)が、帯紐材(33)、または可撓性の長尺素材、または鎖、または網、またはワイヤー、またはリング、または棒、または穴であることを特徴とする請求項12に記載の鉢増し用部材(3)。
- 前記抜き掛け材(6)が備えた前記抜き掛け部(5)によって、2つの抜き掛け材(6)が連結されているか、または連結されることを特徴とする請求項12から請求項13のいずれかに記載の鉢増し用部材(3)。
- 前記支え足(15)が、支持基底面(26)を備え、前記支持基底面(26)が、地面と略水平方向に設けられた板状材であることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれかに記載の鉢増し用部材(3)。
- 前記支持基底面(26)が、回動可能に設けられていることを特徴とする請求項15に記載の鉢増し用部材(3)。
- 前記鉢増し用部材(3)が、鉢掛部(36)を備え、前記鉢掛部(36)は、ステイ、または帯紐材(33)を備え、前記帯紐材(33)は可撓性のある長尺な部材であり、
前記鉢掛部(36)は、他の鉢掛部(36)または、前記植栽容器(13)または、他の鉢増し用部材(3)または他の支え足(15)と係止してもう設けられることを特徴とする請求項9から請求項16のいずれかに記載の鉢増し用部材(3)。 - 前記植栽容器(13)の植栽開口(9)と、前記鉢増し用部材(3)の隙間を埋めるために、前記隙間にシール材を備えるかまたは、前記鉢増し用部材(3)の面に、前記植栽開口(9)を覆う様にして、可撓性のシートを備えたことを特徴とする請求項9から請求項17のいずれかに記載の鉢増し用部材(3)。
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