JP2002058348A - 植物栽培具 - Google Patents
植物栽培具Info
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- JP2002058348A JP2002058348A JP2001029334A JP2001029334A JP2002058348A JP 2002058348 A JP2002058348 A JP 2002058348A JP 2001029334 A JP2001029334 A JP 2001029334A JP 2001029334 A JP2001029334 A JP 2001029334A JP 2002058348 A JP2002058348 A JP 2002058348A
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- Japan
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- case
- pot
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- plant
- plant cultivation
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 任意に場所を定めて植物栽培を行えることは
もとより、例えば外出先であっても、栽培植物を観賞す
ることを可能にした植物栽培具を提供する。 【解決手段】 植物を生育するための床材4の収容ケー
ス2を、少なくとも一部を透明にして、または、開口部
を形成して、ケース内部の植物をケース外部から見える
ように構成し、このケース2にケース携行用の吊り下げ
具3を備え、かつ、床材4に植物cを植え付けている。
もとより、例えば外出先であっても、栽培植物を観賞す
ることを可能にした植物栽培具を提供する。 【解決手段】 植物を生育するための床材4の収容ケー
ス2を、少なくとも一部を透明にして、または、開口部
を形成して、ケース内部の植物をケース外部から見える
ように構成し、このケース2にケース携行用の吊り下げ
具3を備え、かつ、床材4に植物cを植え付けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の栽培具に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭での植物の栽培は、露地栽培の
外に、植木鉢やプランターなどを利用して、室内やベラ
ンダなどの室外で栽培が行われ、その他、ガーデニング
と称される植物の栽培も広く行われている。
外に、植木鉢やプランターなどを利用して、室内やベラ
ンダなどの室外で栽培が行われ、その他、ガーデニング
と称される植物の栽培も広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この栽培植物を観賞す
ることができるのは、当然ながら、その場に居る時に限
られるもので、近くに居ても、その場を離れたり、外出
したりした際には、栽培植物を観賞することはできない
のであった。
ることができるのは、当然ながら、その場に居る時に限
られるもので、近くに居ても、その場を離れたり、外出
したりした際には、栽培植物を観賞することはできない
のであった。
【0004】また、栽培植物を常に目にすることがない
ことから、散水が忘れ勝ちになることも多々あった。
ことから、散水が忘れ勝ちになることも多々あった。
【0005】本発明の目的は、任意に場所を定めて植物
栽培を行えることはもとより、例えば外出先であって
も、栽培植物を観賞することを可能にした植物栽培具を
提供する点にある。
栽培を行えることはもとより、例えば外出先であって
も、栽培植物を観賞することを可能にした植物栽培具を
提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による植物栽培具
は、植物を生育するための床材の収容ケースを、このケ
ース内の床材で生育する植物をケース外部から見えるよ
うに構成し、このケースにケース携行用の吊り下げ具を
備えて成る(請求項1)。
は、植物を生育するための床材の収容ケースを、このケ
ース内の床材で生育する植物をケース外部から見えるよ
うに構成し、このケースにケース携行用の吊り下げ具を
備えて成る(請求項1)。
【0007】ケース内部の植物をケース外部から見える
ようにするためには、例えば、床材収容ケースの少なく
とも一部を透明にして、その透明部分を通してケース内
部の植物をケース外部から見えるように構成すればよく
(請求項2)、或いは、床材の収容ケースに開口部を形
成して、この開口部を通してケース内部の植物をケース
外部から見えるように構成すればよい(請求項3)。
ようにするためには、例えば、床材収容ケースの少なく
とも一部を透明にして、その透明部分を通してケース内
部の植物をケース外部から見えるように構成すればよく
(請求項2)、或いは、床材の収容ケースに開口部を形
成して、この開口部を通してケース内部の植物をケース
外部から見えるように構成すればよい(請求項3)。
【0008】この植物栽培具の床材に、例えば草花など
の種子や苗、その他、球根や根株、サボテン、多肉植
物、観葉植物、キノコの菌糸、苔など任意の種類の植物
を備えて、この植物栽培具を任意の場所に定置すること
で、例えば透明部分や開口部を通して、ケース内の栽培
植物をケース外部から観賞することができる。
の種子や苗、その他、球根や根株、サボテン、多肉植
物、観葉植物、キノコの菌糸、苔など任意の種類の植物
を備えて、この植物栽培具を任意の場所に定置すること
で、例えば透明部分や開口部を通して、ケース内の栽培
植物をケース外部から観賞することができる。
【0009】一方、外出に際して、ケース携行用の吊り
下げ具を用いて、植物栽培具を、例えばカバンやハンド
バッグの把手などに吊り下げたり、ショルダーバッグや
ズボンのベルト、ベルトの掛け紐などに吊り下げたり、
その他、首や肩に吊り下げたり、携帯電話のストラップ
代わりに取り付けたりして、植物栽培具を携行すること
で、外出先など場所を選ばずして、例えば透明部分や開
口部を通して、ケース内の栽培植物をケース外部から観
賞することができる。
下げ具を用いて、植物栽培具を、例えばカバンやハンド
バッグの把手などに吊り下げたり、ショルダーバッグや
ズボンのベルト、ベルトの掛け紐などに吊り下げたり、
その他、首や肩に吊り下げたり、携帯電話のストラップ
代わりに取り付けたりして、植物栽培具を携行すること
で、外出先など場所を選ばずして、例えば透明部分や開
口部を通して、ケース内の栽培植物をケース外部から観
賞することができる。
【0010】また、植物栽培具を身に付けていれば、床
材の乾き具合や湿り具合を常に目にすることができるこ
とから、水分補給を忘れ難くなくなり、更に、植物栽培
具を身に付けることは、お洒落でファッション性のアッ
プに繋がるだけでなく、栽培植物を眺める他人の心をも
和らげて、周囲に和やかな雰囲気を醸しだす利点もあ
る。
材の乾き具合や湿り具合を常に目にすることができるこ
とから、水分補給を忘れ難くなくなり、更に、植物栽培
具を身に付けることは、お洒落でファッション性のアッ
プに繋がるだけでなく、栽培植物を眺める他人の心をも
和らげて、周囲に和やかな雰囲気を醸しだす利点もあ
る。
【0011】床材に植え付ける植物として、草花やサボ
テンなどの植物種子の場合、この植物種子をケース内に
収容の床材に直蒔きしたり、植物種子をケース外で床材
に播種して、この床材をケース内に収容したりし、或い
は、植物種子を別の場所で栽培・生育させて、その苗を
床材に移植し、この床材をケース内に収容したり、別の
場所で栽培・生育させた植物を床材ごと取り出して、こ
の床材付きの植物をケース内に収容したりして、植物栽
培を行えばよい。
テンなどの植物種子の場合、この植物種子をケース内に
収容の床材に直蒔きしたり、植物種子をケース外で床材
に播種して、この床材をケース内に収容したりし、或い
は、植物種子を別の場所で栽培・生育させて、その苗を
床材に移植し、この床材をケース内に収容したり、別の
場所で栽培・生育させた植物を床材ごと取り出して、こ
の床材付きの植物をケース内に収容したりして、植物栽
培を行えばよい。
【0012】その他の植物すなわち球根や根株、サボテ
ン、多肉植物、観葉植物、苔などについては、これらを
床材に植え付けや挿し木などして、この床材をケース内
に収容したり、または、別の場所で栽培・生育させて、
これを床材に移植し、これケース内に収容したり、同じ
く別の場所で栽培・生育させた植物を床材ごと取り出し
て、この床材付きの植物をケース内に収容したりし、キ
ノコの菌糸については、ほだ木や木材チップなどを床材
として、キノコの菌糸を植え付け、これをケース内に収
容すればよい。
ン、多肉植物、観葉植物、苔などについては、これらを
床材に植え付けや挿し木などして、この床材をケース内
に収容したり、または、別の場所で栽培・生育させて、
これを床材に移植し、これケース内に収容したり、同じ
く別の場所で栽培・生育させた植物を床材ごと取り出し
て、この床材付きの植物をケース内に収容したりし、キ
ノコの菌糸については、ほだ木や木材チップなどを床材
として、キノコの菌糸を植え付け、これをケース内に収
容すればよい。
【0013】植物栽培具を身に付けて携行する際など
に、床材が崩れると懸念されるならば、植物生育用の床
材をネットで包んだり、床材をポットに収容して、この
床材の表層部分を固化させたり、或いは、ポットに収容
した床材の表面部を覆うように部材を備えさせたりし
て、床材の保形を図るようにすればよい。
に、床材が崩れると懸念されるならば、植物生育用の床
材をネットで包んだり、床材をポットに収容して、この
床材の表層部分を固化させたり、或いは、ポットに収容
した床材の表面部を覆うように部材を備えさせたりし
て、床材の保形を図るようにすればよい。
【0014】また、携行の際などに、植物栽培具の天地
が逆になって、床材が崩れたり位置ずれしたりする等と
懸念されるならば、床材の保形を図った上で、この床材
の位置保持手段を備えればよい。
が逆になって、床材が崩れたり位置ずれしたりする等と
懸念されるならば、床材の保形を図った上で、この床材
の位置保持手段を備えればよい。
【0015】好適には、壁面などに取り外し可能に吸着
する吸盤を植物栽培具に備えることであって、このよう
に吸盤を備えれば、植物栽培具を身に付けないで定置す
る際に、植物栽培具を、例えば自宅や校舎、オフィスな
どの壁面(例えば窓ガラスなど)に吸着させることがで
き、その他、パソコンやワープロなどのケース壁面など
に吸着させれば、目の疲れを癒す効果もある。
する吸盤を植物栽培具に備えることであって、このよう
に吸盤を備えれば、植物栽培具を身に付けないで定置す
る際に、植物栽培具を、例えば自宅や校舎、オフィスな
どの壁面(例えば窓ガラスなど)に吸着させることがで
き、その他、パソコンやワープロなどのケース壁面など
に吸着させれば、目の疲れを癒す効果もある。
【0016】商業ベース的には、植物を植え付けた床材
を予めケースに備えて、これを売り渡したり、植物栽培
具と床材とを別々に用意して、売り渡しの際に、ユーザ
ーの好む植物を植え付けた床材を選択させて、ケースと
共に売り渡すなどの販売態様をとることができる。
を予めケースに備えて、これを売り渡したり、植物栽培
具と床材とを別々に用意して、売り渡しの際に、ユーザ
ーの好む植物を植え付けた床材を選択させて、ケースと
共に売り渡すなどの販売態様をとることができる。
【0017】その他、床材の位置保持手段を備えた植物
栽培具において、床材の位置保持を解除可能に構成し
て、保形された床材を携行用のケースに対して交換可能
に備えるようにし、この際、各種の植物を植え付けた床
材の複数を、ケースと共に売り渡したり、各種の植物を
植え付けた床材を別売する販売態様をとることも好適で
あって、この場合、植物の植え付けが成された床材を交
換して携行することで、例えば日替わりで栽培植物を観
賞することができ、かつ、ファッション性のアップが達
成される利点がある。
栽培具において、床材の位置保持を解除可能に構成し
て、保形された床材を携行用のケースに対して交換可能
に備えるようにし、この際、各種の植物を植え付けた床
材の複数を、ケースと共に売り渡したり、各種の植物を
植え付けた床材を別売する販売態様をとることも好適で
あって、この場合、植物の植え付けが成された床材を交
換して携行することで、例えば日替わりで栽培植物を観
賞することができ、かつ、ファッション性のアップが達
成される利点がある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は携行可能に構成された植物
栽培具1を示し、この実施の形態による植物栽培具1
は、図2及び図3にも示すように、合成樹脂製の全体が
無色透明な硬質(半硬質や軟質の合成樹脂製であっても
よく、合成樹脂製に限らずガラス製であってもよく、以
下、同様である。)の有底ケース2に、ケース携行用の
吊り下げ具3を備える一方、有底ケース2に植物生育用
の床材4を収容して成る。
に基づいて説明する。図1は携行可能に構成された植物
栽培具1を示し、この実施の形態による植物栽培具1
は、図2及び図3にも示すように、合成樹脂製の全体が
無色透明な硬質(半硬質や軟質の合成樹脂製であっても
よく、合成樹脂製に限らずガラス製であってもよく、以
下、同様である。)の有底ケース2に、ケース携行用の
吊り下げ具3を備える一方、有底ケース2に植物生育用
の床材4を収容して成る。
【0019】有底ケース2は、上部に開口部21を有す
るもので、偏平な筒形状のケース部分2aに底板部分2
bを連設すると共に、底板部分2bに排水用の小孔18
を形成して成り、かつ、筒形状のケース部分2aの上部
側に孔あき舌片5を一体に成形して、この舌片5の孔に
ケース携行用の吊り下げ具3を取り付けている。
るもので、偏平な筒形状のケース部分2aに底板部分2
bを連設すると共に、底板部分2bに排水用の小孔18
を形成して成り、かつ、筒形状のケース部分2aの上部
側に孔あき舌片5を一体に成形して、この舌片5の孔に
ケース携行用の吊り下げ具3を取り付けている。
【0020】上記の排水用小孔18については、これを
省略(図5以降の実施の形態では省略している。)して
もよく、また、舌片5を省略し、ケース上部側の壁部に
孔を形成して、この孔に吊り下げ具3を取り付けたり、
ケース上部側に、例えば薄肉の金属バンドを巻き掛け
て、このバンドに形成の孔に吊り下げ具3を取り付ける
等の変更が可能である。
省略(図5以降の実施の形態では省略している。)して
もよく、また、舌片5を省略し、ケース上部側の壁部に
孔を形成して、この孔に吊り下げ具3を取り付けたり、
ケース上部側に、例えば薄肉の金属バンドを巻き掛け
て、このバンドに形成の孔に吊り下げ具3を取り付ける
等の変更が可能である。
【0021】図5以降に示す実施の形態においても同様
であるが、ケース2を、円筒形や半円筒形、その他、平
面視で偏平な角筒形状などに変更可能あり、かつ、上拡
がりや下拡がりなどに形状変更が可能であり、更に、側
面視の形状も任意であって、形状が特定されるものでは
ないことは言うまでもない。
であるが、ケース2を、円筒形や半円筒形、その他、平
面視で偏平な角筒形状などに変更可能あり、かつ、上拡
がりや下拡がりなどに形状変更が可能であり、更に、側
面視の形状も任意であって、形状が特定されるものでは
ないことは言うまでもない。
【0022】この実施の形態では、吊り下げ具3を、舌
片5に形成の孔に装着されるリング6と、このリング6
に連結の鎖編み構造の吊り下げベルト7と、リング8を
介して吊り下げベルト7に連結される係止リング9とか
ら構成しているが、この構成に限られるものではなく、
吊り下げベルト7をチエーン状にするなど、構成は不問
であって、例えばカバンの把手などに取り外し可能に装
着されるものであれば、どのような構成のものであって
もよいのである。
片5に形成の孔に装着されるリング6と、このリング6
に連結の鎖編み構造の吊り下げベルト7と、リング8を
介して吊り下げベルト7に連結される係止リング9とか
ら構成しているが、この構成に限られるものではなく、
吊り下げベルト7をチエーン状にするなど、構成は不問
であって、例えばカバンの把手などに取り外し可能に装
着されるものであれば、どのような構成のものであって
もよいのである。
【0023】尚、係止リング9は、Cの字状リング10
の一端側に爪11を枢着する一方、Cの字状リング10
の他端側のフック部aに係脱可能なリング開口部の開閉
部材12を爪11に枢着して成る周知の構造のものであ
って、開閉部材12をフック部aに係止させて、爪11
を仮想線で示す方向(図1を参照)に倒し込むことで、
リング開口部が閉止されるように構成されている。
の一端側に爪11を枢着する一方、Cの字状リング10
の他端側のフック部aに係脱可能なリング開口部の開閉
部材12を爪11に枢着して成る周知の構造のものであ
って、開閉部材12をフック部aに係止させて、爪11
を仮想線で示す方向(図1を参照)に倒し込むことで、
リング開口部が閉止されるように構成されている。
【0024】植物生育用の床材4としては、例えばピー
トモスをネットに収容した圧縮した培養土のポット(例
えば株式会社サカタの商品名であるジフィーセブン)
や、その他、椰子繊維、有機堆肥、化学肥料、植物性繊
維、保水剤、土壌改良材、木材チップなどを適宜に配合
したものが選択され、栽培用の植物として、キノコの菌
糸を選択する場合は、床材4として、ほだ木や木材チッ
プなどが選択される。
トモスをネットに収容した圧縮した培養土のポット(例
えば株式会社サカタの商品名であるジフィーセブン)
や、その他、椰子繊維、有機堆肥、化学肥料、植物性繊
維、保水剤、土壌改良材、木材チップなどを適宜に配合
したものが選択され、栽培用の植物として、キノコの菌
糸を選択する場合は、床材4として、ほだ木や木材チッ
プなどが選択される。
【0025】有底ケース2内への床材4の収容に際し
て、好ましくは図2に示すように、床材4を例えばネッ
ト(保形手段の一例)13で包んで、床材4を保形し、
床材4の崩れを防止することであり、更に好適には、植
物(後述する草花の種子など)cの生育用の開口部を残
す状態で、ネットまわりの生育用床材4の表層部分に例
えば接着剤をスプレーして、床材4の表層部分を固化
し、床材4の崩れを防止することである。
て、好ましくは図2に示すように、床材4を例えばネッ
ト(保形手段の一例)13で包んで、床材4を保形し、
床材4の崩れを防止することであり、更に好適には、植
物(後述する草花の種子など)cの生育用の開口部を残
す状態で、ネットまわりの生育用床材4の表層部分に例
えば接着剤をスプレーして、床材4の表層部分を固化
し、床材4の崩れを防止することである。
【0026】また、この保形された床材4を有底ケース
2の底部に収容したならば、図3に示すように、有底ケ
ース2の互いに相対向するケース壁2c,2cに形成の
孔bに、例えばピン状部材による位置保持手段14を圧
入する等して、植物栽培具1が揺れたり天地が逆になっ
たりした際の床材4の位置ずれを防止することが望まし
い。
2の底部に収容したならば、図3に示すように、有底ケ
ース2の互いに相対向するケース壁2c,2cに形成の
孔bに、例えばピン状部材による位置保持手段14を圧
入する等して、植物栽培具1が揺れたり天地が逆になっ
たりした際の床材4の位置ずれを防止することが望まし
い。
【0027】植物生育用の床材4には、例えば短く成長
する草花の種子cを予め播種しておくのであり、この
際、散水によって初めて発芽する処理を施しておくこと
が好ましく、上記構成の植物栽培具1によれば、生育用
床材4に散水を施して種子cを発芽させ、この植物を有
底のケース2内で栽培(図1を参照)して、植物栽培具
1を任意の場所に定置することで、透明なケース2を通
して、栽培植物を観賞することができる。
する草花の種子cを予め播種しておくのであり、この
際、散水によって初めて発芽する処理を施しておくこと
が好ましく、上記構成の植物栽培具1によれば、生育用
床材4に散水を施して種子cを発芽させ、この植物を有
底のケース2内で栽培(図1を参照)して、植物栽培具
1を任意の場所に定置することで、透明なケース2を通
して、栽培植物を観賞することができる。
【0028】一方、外出に際して、ケース携行用の吊り
下げ具3を用いて、植物栽培具1を、例えばカバンやハ
ンドバッグの把手などに吊り下げたり、ショルダーバッ
グやズボンのベルト、ベルトの掛け紐などに吊り下げた
り、その他、首や肩に吊り下げたり、携帯電話のストラ
ップ代わりに取り付けたりして、植物栽培具1を身に付
けることで、外出先など場所を選ばずして、透明なケー
ス2を通して、栽培植物を観賞することができる。
下げ具3を用いて、植物栽培具1を、例えばカバンやハ
ンドバッグの把手などに吊り下げたり、ショルダーバッ
グやズボンのベルト、ベルトの掛け紐などに吊り下げた
り、その他、首や肩に吊り下げたり、携帯電話のストラ
ップ代わりに取り付けたりして、植物栽培具1を身に付
けることで、外出先など場所を選ばずして、透明なケー
ス2を通して、栽培植物を観賞することができる。
【0029】そして、上記の植物栽培具1を身に付けて
いれば、生育用床材4の乾き具合や湿り具合を常に目に
することができることから、水分補給を忘れ難くなくな
り、更に、植物栽培具1を身に付けることは、お洒落で
ファッション性のアップに繋がるだけでなく、栽培植物
を眺める他人の心をも和らげて、周囲に和やかな雰囲気
を醸しだす利点もある。
いれば、生育用床材4の乾き具合や湿り具合を常に目に
することができることから、水分補給を忘れ難くなくな
り、更に、植物栽培具1を身に付けることは、お洒落で
ファッション性のアップに繋がるだけでなく、栽培植物
を眺める他人の心をも和らげて、周囲に和やかな雰囲気
を醸しだす利点もある。
【0030】図4に示すように、壁面に取り外し可能に
吸着する吸盤(弾性材料よりなる椀形状の吸盤体15と
引き剥がしツマミ16とから成り、吸盤体15を押圧す
ることで発生する吸着力により、吸盤体15が壁面など
に固定するように構成されているが、この構成に限られ
るものではない。)17を植物栽培具1に備えること
で、具体例として、吊り下げ具3の吊り下げベルト7と
係止リング9との連結リング(図1を参照)8に吸盤1
5を連結することで、図5以降に示す実施の形態におい
ても同様であるが、植物栽培具1を身に付けないで定置
する際に、植物栽培具1を壁面(例えば窓ガラスなど)
に吸着させることで、栽培植物を観賞することができる
のであり、その他パソコンなどのケース壁面に植物栽培
具を吸着させれば、目の疲れを癒す効果もある。
吸着する吸盤(弾性材料よりなる椀形状の吸盤体15と
引き剥がしツマミ16とから成り、吸盤体15を押圧す
ることで発生する吸着力により、吸盤体15が壁面など
に固定するように構成されているが、この構成に限られ
るものではない。)17を植物栽培具1に備えること
で、具体例として、吊り下げ具3の吊り下げベルト7と
係止リング9との連結リング(図1を参照)8に吸盤1
5を連結することで、図5以降に示す実施の形態におい
ても同様であるが、植物栽培具1を身に付けないで定置
する際に、植物栽培具1を壁面(例えば窓ガラスなど)
に吸着させることで、栽培植物を観賞することができる
のであり、その他パソコンなどのケース壁面に植物栽培
具を吸着させれば、目の疲れを癒す効果もある。
【0031】図5及び図6は別の実施の形態による植物
栽培具1を示しており、この実施の形態では、ケース2
として、これを合成樹脂製の全体が無色透明な硬質の有
底ケース(図3を参照して、偏平な筒形状のケース部分
2aと底板部分2bとから成るが、既述したように形状
は不問である。)2Aと、このケース2Aの上部開口部
21を閉じる合成樹脂製の全体が無色透明(有色透明で
あってもよく、一部が透明であってもよい。また、全体
が不透明であってもよい。)な上蓋ケース2Bとの組み
合わせ構造とし、かつ、有底ケース2Aに、通気用の孔
dとケース上部側に環状溝eとを形成する一方、上蓋ケ
ース2Bを有底ケース2Aに対して取り外し可能に構成
し、この上蓋ケース2Bに舌片5を一体成形して、この
舌片5に吊り下げ具3を取り付けている。
栽培具1を示しており、この実施の形態では、ケース2
として、これを合成樹脂製の全体が無色透明な硬質の有
底ケース(図3を参照して、偏平な筒形状のケース部分
2aと底板部分2bとから成るが、既述したように形状
は不問である。)2Aと、このケース2Aの上部開口部
21を閉じる合成樹脂製の全体が無色透明(有色透明で
あってもよく、一部が透明であってもよい。また、全体
が不透明であってもよい。)な上蓋ケース2Bとの組み
合わせ構造とし、かつ、有底ケース2Aに、通気用の孔
dとケース上部側に環状溝eとを形成する一方、上蓋ケ
ース2Bを有底ケース2Aに対して取り外し可能に構成
し、この上蓋ケース2Bに舌片5を一体成形して、この
舌片5に吊り下げ具3を取り付けている。
【0032】上記の上蓋ケース2Bは、全体が例えば軟
質または半硬質などの合成樹脂製であって、有底ケース
2Aの上部側に外嵌合される筒状部材23に、注水口2
4を備えた天板部材25を連設すると共に、この天板部
材25に、薄肉部分によるヒンジ26を形成する状態で
注水口蓋27を一体に連設して成り、かつ、注水口蓋2
7の遊端部には、弾性変形によって天板部材25の端部
の凹入部hに係入する口蓋係止部iが設けられている。
質または半硬質などの合成樹脂製であって、有底ケース
2Aの上部側に外嵌合される筒状部材23に、注水口2
4を備えた天板部材25を連設すると共に、この天板部
材25に、薄肉部分によるヒンジ26を形成する状態で
注水口蓋27を一体に連設して成り、かつ、注水口蓋2
7の遊端部には、弾性変形によって天板部材25の端部
の凹入部hに係入する口蓋係止部iが設けられている。
【0033】一方、筒状部材23の互いに相対向する板
部23aの内面部に、筒状部材23の弾性変形によって
ケース上部側の環状溝eに係入するリブ状の係止体28
を膨出すると共に、舌片5の下部側に爪引っ掛け凹部2
9を形成している。
部23aの内面部に、筒状部材23の弾性変形によって
ケース上部側の環状溝eに係入するリブ状の係止体28
を膨出すると共に、舌片5の下部側に爪引っ掛け凹部2
9を形成している。
【0034】上記構成の植物栽培具1において、保形手
段13によって保形されて草花種子cが播種された床材
4を、有底ケース2Aの下部側に収容すると共に、ケー
ス壁2cに形成の孔bに位置保持手段14を圧入して、
生育用床材4の位置ずれを防止し、かつ、上蓋ケース2
Bの係止体28を環状溝eに係止させて、この上蓋ケー
ス2Bによって有底ケース2Aの上部開口部21を閉じ
た状態で、有底のケース2A内で植物を栽培するのであ
る。
段13によって保形されて草花種子cが播種された床材
4を、有底ケース2Aの下部側に収容すると共に、ケー
ス壁2cに形成の孔bに位置保持手段14を圧入して、
生育用床材4の位置ずれを防止し、かつ、上蓋ケース2
Bの係止体28を環状溝eに係止させて、この上蓋ケー
ス2Bによって有底ケース2Aの上部開口部21を閉じ
た状態で、有底のケース2A内で植物を栽培するのであ
る。
【0035】この植物栽培具1を任意の場所に定置し
て、或いは、吊り下げ具3によって植物栽培具1を身に
付けて、透明なケース部分を通して栽培植物を観賞する
のであり、かつ、必要に応じて注水口蓋27を開放し
て、注水口24を通して生育用床材4に水分を補給する
のである。
て、或いは、吊り下げ具3によって植物栽培具1を身に
付けて、透明なケース部分を通して栽培植物を観賞する
のであり、かつ、必要に応じて注水口蓋27を開放し
て、注水口24を通して生育用床材4に水分を補給する
のである。
【0036】ここで、図7に示すように、全体が無色透
明な例えば硬質または半硬質などの合成樹脂製の継ぎ足
しケース2Cと、全体が無色透明(有色透明であっても
よく、一部が透明であってもよい。また、全体が不透明
であってもよい。)な軟質または半硬質などの合成樹脂
製の継ぎケース2Dとを用意して、植物の成長に対応で
きるようにすることが望ましい。
明な例えば硬質または半硬質などの合成樹脂製の継ぎ足
しケース2Cと、全体が無色透明(有色透明であっても
よく、一部が透明であってもよい。また、全体が不透明
であってもよい。)な軟質または半硬質などの合成樹脂
製の継ぎケース2Dとを用意して、植物の成長に対応で
きるようにすることが望ましい。
【0037】即ち、継ぎ足しケース2Cの下部側を、有
底ケース2Aの上部の形状とほゞ一致させて、このケー
ス上部側に、有底ケース2Aの上部側に形成した環状溝
eと同様の環状溝(上蓋ケース2Bの係止体28を係入
するための溝である。)jを形成すると共に、継ぎ足し
ケース2Cの下部側にも環状溝mを形成し、かつ、必要
に応じて通気用の孔dを形成しておくのである。
底ケース2Aの上部の形状とほゞ一致させて、このケー
ス上部側に、有底ケース2Aの上部側に形成した環状溝
eと同様の環状溝(上蓋ケース2Bの係止体28を係入
するための溝である。)jを形成すると共に、継ぎ足し
ケース2Cの下部側にも環状溝mを形成し、かつ、必要
に応じて通気用の孔dを形成しておくのである。
【0038】一方、継ぎケース2Dの互いに相対向する
面部2eの内面部、より具体的には、有底ケース2Aの
上部側に継ぎ足しケース2Cの下部側を乗せ付けた状態
(図8を参照)で、このケース2A,2Cの環状溝e,
mのピッチに相当する位置に、継ぎケース2Dの弾性変
形によって環状溝e,mに係入するリブ状の係止体33
を膨出させておくのである。
面部2eの内面部、より具体的には、有底ケース2Aの
上部側に継ぎ足しケース2Cの下部側を乗せ付けた状態
(図8を参照)で、このケース2A,2Cの環状溝e,
mのピッチに相当する位置に、継ぎケース2Dの弾性変
形によって環状溝e,mに係入するリブ状の係止体33
を膨出させておくのである。
【0039】このように、継ぎ足しケース2Cと継ぎケ
ース2Dとを用意しておけば、図5に示す植物栽培具1
において、植物が上蓋ケース2Bに到達するほどに成長
した際に、上蓋ケース2Bの凹部29に爪を引っ掛け
て、上蓋ケース2Bを有底ケース2Aから取り外し、こ
の上蓋ケース2Bを継ぎ足しケース2Cの上部側に外嵌
合させて、上蓋ケース2Bの係止体28を環状溝jに係
止させる一方、有底ケース2Aの上部側に継ぎケース2
Dを外嵌合させて、有底ケース2Aの環状溝eに継ぎケ
ース2Dの下部側係止体33を係止させ、かつ、この継
ぎケース2Dの上部側を継ぎ足しケース2Cの下部側に
外嵌合させて、継ぎケース2Dの上部側係止体33を継
ぎ足しケース2Cの下部側環状溝mに係止させること
で、図8に示すように、実質的に植物栽培具1の植物生
育空間が高くなることから、植物の成長が阻害されなく
なる利点がある。尚、継ぎ足しケース2Cと継ぎケース
2Dとを一体の成形品としてもよい。
ース2Dとを用意しておけば、図5に示す植物栽培具1
において、植物が上蓋ケース2Bに到達するほどに成長
した際に、上蓋ケース2Bの凹部29に爪を引っ掛け
て、上蓋ケース2Bを有底ケース2Aから取り外し、こ
の上蓋ケース2Bを継ぎ足しケース2Cの上部側に外嵌
合させて、上蓋ケース2Bの係止体28を環状溝jに係
止させる一方、有底ケース2Aの上部側に継ぎケース2
Dを外嵌合させて、有底ケース2Aの環状溝eに継ぎケ
ース2Dの下部側係止体33を係止させ、かつ、この継
ぎケース2Dの上部側を継ぎ足しケース2Cの下部側に
外嵌合させて、継ぎケース2Dの上部側係止体33を継
ぎ足しケース2Cの下部側環状溝mに係止させること
で、図8に示すように、実質的に植物栽培具1の植物生
育空間が高くなることから、植物の成長が阻害されなく
なる利点がある。尚、継ぎ足しケース2Cと継ぎケース
2Dとを一体の成形品としてもよい。
【0040】図9及び図10には、更に別の実施の形態
による植物栽培具1を示しており、この実施の形態によ
る植物栽培具1は、図5及び図6に示した植物栽培具1
と次の点で構成が異なる。
による植物栽培具1を示しており、この実施の形態によ
る植物栽培具1は、図5及び図6に示した植物栽培具1
と次の点で構成が異なる。
【0041】即ち、図5及び図6に示した植物栽培具1
のうち、ケース2として、上蓋ケース2Bについては、
これをそのまま転用し、ケース2Aについては、これを
底部の周壁2dを残した全体が無色透明のケース2E
と、このケース2Eの下部開口42に取り外し可能に装
着される合成樹脂製の全体が無色透明(有色透明であっ
てもよく、一部が透明であってもよい。また、全体が不
透明であってもよい。)の下蓋ケース2Fとの組み合わ
せに変更構成して、ケース2Eの下部側に環状溝nを形
成している。
のうち、ケース2として、上蓋ケース2Bについては、
これをそのまま転用し、ケース2Aについては、これを
底部の周壁2dを残した全体が無色透明のケース2E
と、このケース2Eの下部開口42に取り外し可能に装
着される合成樹脂製の全体が無色透明(有色透明であっ
てもよく、一部が透明であってもよい。また、全体が不
透明であってもよい。)の下蓋ケース2Fとの組み合わ
せに変更構成して、ケース2Eの下部側に環状溝nを形
成している。
【0042】下蓋ケース2Fは、植物生育用の床材4を
収容するもので、ケース2Eの底部周壁2dは、生育用
床材4の位置ずれを防止する位置保持手段14を構成し
ており、具体的には、下蓋ケース2Fは、軟質または半
硬質などの合成樹脂製であって、ケース2Eの下部側に
外嵌合される筒状部材44に底板部材45を連設する一
方、筒状部材44の互いに相対向する板部44aの内面
部に、筒状部材44の弾性変形によってケース2Eの下
部側環状溝nに係入するリブ状の係止体46を膨出さ
せ、かつ、筒状部材44の上部に爪引っ掛け凹部47を
形成して成る。
収容するもので、ケース2Eの底部周壁2dは、生育用
床材4の位置ずれを防止する位置保持手段14を構成し
ており、具体的には、下蓋ケース2Fは、軟質または半
硬質などの合成樹脂製であって、ケース2Eの下部側に
外嵌合される筒状部材44に底板部材45を連設する一
方、筒状部材44の互いに相対向する板部44aの内面
部に、筒状部材44の弾性変形によってケース2Eの下
部側環状溝nに係入するリブ状の係止体46を膨出さ
せ、かつ、筒状部材44の上部に爪引っ掛け凹部47を
形成して成る。
【0043】上記構成の植物栽培具1によれば、図5及
び図6に示した植物栽培具1と同様の使い勝手で植物栽
培を行うことができ、かつ、図示は省略するが、別の植
物を植え付けた下蓋ケース2Fを別に用意すれば、これ
をケース2Eに備えている下蓋ケース2Fと交換して、
この植物栽培具1を身に付けて外出することで、例えば
日替わりで栽培植物を観賞することができ、更にファッ
ション性のアップも達成される。
び図6に示した植物栽培具1と同様の使い勝手で植物栽
培を行うことができ、かつ、図示は省略するが、別の植
物を植え付けた下蓋ケース2Fを別に用意すれば、これ
をケース2Eに備えている下蓋ケース2Fと交換して、
この植物栽培具1を身に付けて外出することで、例えば
日替わりで栽培植物を観賞することができ、更にファッ
ション性のアップも達成される。
【0044】図11に示すように、ケース2Eを別に用
意すると共に、図7に示した構成と同じ機能の継ぎケー
ス2Gを用意すれば、図示するように、継ぎケース2G
によって2個のケース2E,2Eを継ぎ足すことで、植
物栽培具1の植物生育空間が高くなることから、植物の
成長に対応することができる。
意すると共に、図7に示した構成と同じ機能の継ぎケー
ス2Gを用意すれば、図示するように、継ぎケース2G
によって2個のケース2E,2Eを継ぎ足すことで、植
物栽培具1の植物生育空間が高くなることから、植物の
成長に対応することができる。
【0045】或いは、図12に示すように、丈の高い全
体が無色透明のケース2Hを用意して、図9に示したケ
ース2Eを、この丈の高いケース2Hと交換すること
で、植物栽培具1の植物生育空間を高くすることができ
るのであって、これによっても植物の成長に対応するこ
とができる。
体が無色透明のケース2Hを用意して、図9に示したケ
ース2Eを、この丈の高いケース2Hと交換すること
で、植物栽培具1の植物生育空間を高くすることができ
るのであって、これによっても植物の成長に対応するこ
とができる。
【0046】図示は省略するが、図5に示した有底ケー
ス2Aを天地逆に向けた状態で、このケース2Aの上部
側にケース携行用の吊り下げ具を備える一方、天地を逆
に向けた状態でのケース2Aの下部開口に、図10に示
した下蓋ケース2Fを装着して、この下蓋ケース2Fに
植物生育用の床材を収容して、植物栽培具1としてもよ
い。
ス2Aを天地逆に向けた状態で、このケース2Aの上部
側にケース携行用の吊り下げ具を備える一方、天地を逆
に向けた状態でのケース2Aの下部開口に、図10に示
した下蓋ケース2Fを装着して、この下蓋ケース2Fに
植物生育用の床材を収容して、植物栽培具1としてもよ
い。
【0047】生育用床材4として、植物種子の発芽・生
育を可能とした例えば腐食性材料から成るマット状の植
生基材に、例えば水溶性糊剤によって植物種子を付着保
持させたものや、植物種子と共に肥料と土壌改良材など
を付着保持させたもの等、各種衆知の構成のものを用い
得ることは言うまでもない。
育を可能とした例えば腐食性材料から成るマット状の植
生基材に、例えば水溶性糊剤によって植物種子を付着保
持させたものや、植物種子と共に肥料と土壌改良材など
を付着保持させたもの等、各種衆知の構成のものを用い
得ることは言うまでもない。
【0048】尚、上記の実施の形態では、植物生育用の
床材4をネットによる保形手段13によって保形し、か
つ、位置保持手段14を設けているが、ケース2,2
A,2Fに床材4を収容し且つ種子cを蒔いた上で、こ
の床材4の上部に、通芽用の開口や菊割れの切り込み
(いずれも植物cの生育用の開口部である。)を形成し
たフイルムやシートなどを設けて、このフイルムを例え
ば接着剤によって床材収容部(ケース)2,2A,2F
に固定したり、生育用の開口部を残す状態で、生育用床
材4の表層部分に例えば接着剤をスプレーして、床材4
の表層部分を固化し、この固化させた表層部分を例えば
接着剤によって床材収容部(ケース)2,2A,2Fに
固定する保形・位置保持の手段をとってもよいのであ
る。
床材4をネットによる保形手段13によって保形し、か
つ、位置保持手段14を設けているが、ケース2,2
A,2Fに床材4を収容し且つ種子cを蒔いた上で、こ
の床材4の上部に、通芽用の開口や菊割れの切り込み
(いずれも植物cの生育用の開口部である。)を形成し
たフイルムやシートなどを設けて、このフイルムを例え
ば接着剤によって床材収容部(ケース)2,2A,2F
に固定したり、生育用の開口部を残す状態で、生育用床
材4の表層部分に例えば接着剤をスプレーして、床材4
の表層部分を固化し、この固化させた表層部分を例えば
接着剤によって床材収容部(ケース)2,2A,2Fに
固定する保形・位置保持の手段をとってもよいのであ
る。
【0049】また、生育用の開口部を形成したフイルム
やシートなどを、床材4を覆うように床材収容部(ケー
ス)2,2A,2Fに固定し、或いは、生育用の開口部
を形成するように、床材表層部分を固化させた上で、こ
れら生育用の開口部を通して床材4に、植物種子cを播
種したり、発芽前の球根や草花の根株などを植え付けた
り、その他、別の場合で栽培・生育させた草花の苗や球
根、根株、サボテン、多肉植物、観葉植物、キノコの菌
糸、苔などを移植させたりしてもよい。
やシートなどを、床材4を覆うように床材収容部(ケー
ス)2,2A,2Fに固定し、或いは、生育用の開口部
を形成するように、床材表層部分を固化させた上で、こ
れら生育用の開口部を通して床材4に、植物種子cを播
種したり、発芽前の球根や草花の根株などを植え付けた
り、その他、別の場合で栽培・生育させた草花の苗や球
根、根株、サボテン、多肉植物、観葉植物、キノコの菌
糸、苔などを移植させたりしてもよい。
【0050】植物cの植え付けは、上記の手順に限られ
るものではなく、別の場合で栽培・生育させた植物cを
床材4に移植させたり、別の場合で栽培・生育させた植
物cを床材4ごとケース2,2A,2Fに収容させたり
した上で、上記のフイルムやシートなどを床材収容部
(ケース)2,2A,2Fに固定したり、床材表層部分
を固化させたりしてもよいのである。
るものではなく、別の場合で栽培・生育させた植物cを
床材4に移植させたり、別の場合で栽培・生育させた植
物cを床材4ごとケース2,2A,2Fに収容させたり
した上で、上記のフイルムやシートなどを床材収容部
(ケース)2,2A,2Fに固定したり、床材表層部分
を固化させたりしてもよいのである。
【0051】そして、草花の苗や球根、根株、サボテ
ン、多肉植物、観葉植物などについては、床材4への播
種(実生)による栽培の外に、サボテンを一例として、
子を摘み取ったり切り取ったりして、これを床材4に植
え付けたり挿し木などして、この床材4をケース内に収
容したり、または、別の場所で栽培・生育させて、これ
を床材4に移植し、この床材4をケース内に収容した
り、同じく別の場所で栽培・生育させた植物を床材4ご
と取り出して、この床材4付きの植物をケース内に収容
したりしてもよく、かつ、床材4として、砂系のものと
鹿沼土とが選択されることがあり、また、キノコの菌糸
については、ほだ木や木材チップなどを床材4として、
これにキノコの菌糸を植え付ければよいのである。
ン、多肉植物、観葉植物などについては、床材4への播
種(実生)による栽培の外に、サボテンを一例として、
子を摘み取ったり切り取ったりして、これを床材4に植
え付けたり挿し木などして、この床材4をケース内に収
容したり、または、別の場所で栽培・生育させて、これ
を床材4に移植し、この床材4をケース内に収容した
り、同じく別の場所で栽培・生育させた植物を床材4ご
と取り出して、この床材4付きの植物をケース内に収容
したりしてもよく、かつ、床材4として、砂系のものと
鹿沼土とが選択されることがあり、また、キノコの菌糸
については、ほだ木や木材チップなどを床材4として、
これにキノコの菌糸を植え付ければよいのである。
【0052】図13に示すように、植物栽培具1に、植
物生育用床材4を収容するための床材収容ポット(例え
ば塩化ビニールなどの軟質や、その他の半硬質や硬質の
腐食性を含む合成樹脂製、木製紙やケナフなどの非木製
紙などの紙製、アルミニュームなどの金属製、素焼き等
の陶器製、ガラス製など任意の材質のものが選択可能で
あって、図面では、例えば水平断面形状が円形の植木鉢
形状のものを示しているが形状は不問であり、以下のポ
ットも同じである。)51を備えるようにし、このポッ
ト51に収容の床材4に植物(図示する例ではサボテ
ン)cを植え付け、かつ、床材4の表層部分4aを固化
させて、床材4の保形を図り、更に、位置保持手段14
を備えて、必要に応じて、植物cを植え付けた床材収容
ポット51を、植物(図示する例では別種のサボテン)
cを植え付けた別途用意の床材収容ポット51Aと交換
可能に構成することも好適である。
物生育用床材4を収容するための床材収容ポット(例え
ば塩化ビニールなどの軟質や、その他の半硬質や硬質の
腐食性を含む合成樹脂製、木製紙やケナフなどの非木製
紙などの紙製、アルミニュームなどの金属製、素焼き等
の陶器製、ガラス製など任意の材質のものが選択可能で
あって、図面では、例えば水平断面形状が円形の植木鉢
形状のものを示しているが形状は不問であり、以下のポ
ットも同じである。)51を備えるようにし、このポッ
ト51に収容の床材4に植物(図示する例ではサボテ
ン)cを植え付け、かつ、床材4の表層部分4aを固化
させて、床材4の保形を図り、更に、位置保持手段14
を備えて、必要に応じて、植物cを植え付けた床材収容
ポット51を、植物(図示する例では別種のサボテン)
cを植え付けた別途用意の床材収容ポット51Aと交換
可能に構成することも好適である。
【0053】具体的には、必要に応じて適宜の箇所に通
水孔fを備えた有底状の床材収容ポット51,51Aに
床材4を収容して、この床材4に植物cを植え付け(こ
の実施の形態では、床材収容ポット51,51Aに収容
の床材4で栽培・生育させたサボテンを例示している
が、別の場所でサボテンを栽培・生育させて、これを床
材4に移植させたり、サボテンの子を挿し木の状態で床
材4に植え付ける形態であってもよく、その他の植物の
植え付けであってもよい。)、かつ、植物cを傷めない
ように、床材4の表層部分4aに例えば接着剤を浸透さ
せて、表層部分4aを固化すると共に、同時に、この表
層部分4aを床材収容部(床材収容ポットであり、以下
同じ。)51,51Aに接着固定したものを栽培する。
水孔fを備えた有底状の床材収容ポット51,51Aに
床材4を収容して、この床材4に植物cを植え付け(こ
の実施の形態では、床材収容ポット51,51Aに収容
の床材4で栽培・生育させたサボテンを例示している
が、別の場所でサボテンを栽培・生育させて、これを床
材4に移植させたり、サボテンの子を挿し木の状態で床
材4に植え付ける形態であってもよく、その他の植物の
植え付けであってもよい。)、かつ、植物cを傷めない
ように、床材4の表層部分4aに例えば接着剤を浸透さ
せて、表層部分4aを固化すると共に、同時に、この表
層部分4aを床材収容部(床材収容ポットであり、以下
同じ。)51,51Aに接着固定したものを栽培する。
【0054】或いは、生育用の開口部を残す状態で床材
4の表層部分4aを固化して、この生育用の開口部を通
して床材4に、例えばサボテンなどの植物種子cを播種
したり、サボテンの子を挿し木の状態で植え付けるよう
にしてもよく、いずれにしても、この実施の形態では、
床材収容ポット51,51Aと、これに固定された床材
表層部分4aとによって、床材4の保形手段13を構成
しているのである。
4の表層部分4aを固化して、この生育用の開口部を通
して床材4に、例えばサボテンなどの植物種子cを播種
したり、サボテンの子を挿し木の状態で植え付けるよう
にしてもよく、いずれにしても、この実施の形態では、
床材収容ポット51,51Aと、これに固定された床材
表層部分4aとによって、床材4の保形手段13を構成
しているのである。
【0055】そして、ケース携行用の吊り下げ具3を備
えた全体が無色透明な円筒状の有底ケース2に、上記の
サボテンcを植え付けた床材収容ポット51を収容する
一方、この収容状態でポット51の上部フランジrに係
止(床材4の表層部分4aに係止させることもあり、フ
ランジrを設けない場合は、収容ポット51の上縁に係
止させることもある。)させるように、抜き取り用のツ
マミ52を備えた例えば弾性材料製のプラグ53を、有
底ケース2に予め形成した小孔tに圧入して、このプラ
グ53のポット上縁への係止による位置保持手段14に
よって、床材収容ポット51の位置ずれを防止する状態
で、サボテンcを植え付けた床材収容ポット51を有底
ケース2に保持させるのである。
えた全体が無色透明な円筒状の有底ケース2に、上記の
サボテンcを植え付けた床材収容ポット51を収容する
一方、この収容状態でポット51の上部フランジrに係
止(床材4の表層部分4aに係止させることもあり、フ
ランジrを設けない場合は、収容ポット51の上縁に係
止させることもある。)させるように、抜き取り用のツ
マミ52を備えた例えば弾性材料製のプラグ53を、有
底ケース2に予め形成した小孔tに圧入して、このプラ
グ53のポット上縁への係止による位置保持手段14に
よって、床材収容ポット51の位置ずれを防止する状態
で、サボテンcを植え付けた床材収容ポット51を有底
ケース2に保持させるのである。
【0056】上記の構成によれば、例えば図1に示した
植物栽培具1と同様の使い勝手で植物栽培を行えること
に加えて、植物栽培具1からプラグ53を取り外して、
床材収容ポット51に対する位置保持を解除し、有底ケ
ース2を逆さにしてポット51を取り出し、或いは、有
底ケース2の底部に小孔faを形成しておいて、この小
孔faに細い棒を下方から差し込み、床材収容ポット5
1を持ち上げて、ポット51をケース外に取り出す一
方、例えば別種のサボテンcを植え付けた別の床材収容
ポット51Aを有底ケース2に収容し、かつ、プラグ5
3を装着して、この交換したポット51Aの位置保持を
図った上で、植物栽培具1を身に付けて外出すること
で、例えば日替わりで栽培植物を観賞することができる
のであり、これによってファッション性のアップが達成
される。
植物栽培具1と同様の使い勝手で植物栽培を行えること
に加えて、植物栽培具1からプラグ53を取り外して、
床材収容ポット51に対する位置保持を解除し、有底ケ
ース2を逆さにしてポット51を取り出し、或いは、有
底ケース2の底部に小孔faを形成しておいて、この小
孔faに細い棒を下方から差し込み、床材収容ポット5
1を持ち上げて、ポット51をケース外に取り出す一
方、例えば別種のサボテンcを植え付けた別の床材収容
ポット51Aを有底ケース2に収容し、かつ、プラグ5
3を装着して、この交換したポット51Aの位置保持を
図った上で、植物栽培具1を身に付けて外出すること
で、例えば日替わりで栽培植物を観賞することができる
のであり、これによってファッション性のアップが達成
される。
【0057】尚、位置保持手段14を構成するプラグ5
3については、これをビスなどに変更しても、位置保持
の解除を行うことが可能であり、かつ、床材収容ポット
51の交換を必要としないならば、プラグ53による位
置保持の手段に代えて、二点鎖線の矢印線で取り出して
拡大図示するように、ケース内にポット51を収容した
状態で、ケース2の一部を内方に凹入させるように熱変
形させて、この凹入による隆状部51Bをポット51の
上縁に係止させるように、位置保持手段14を構成して
もよいのであり、その他、例えば接着剤によってポット
51を直接的に有底ケース2に固定する位置保持の手段
をとってもよいのである。
3については、これをビスなどに変更しても、位置保持
の解除を行うことが可能であり、かつ、床材収容ポット
51の交換を必要としないならば、プラグ53による位
置保持の手段に代えて、二点鎖線の矢印線で取り出して
拡大図示するように、ケース内にポット51を収容した
状態で、ケース2の一部を内方に凹入させるように熱変
形させて、この凹入による隆状部51Bをポット51の
上縁に係止させるように、位置保持手段14を構成して
もよいのであり、その他、例えば接着剤によってポット
51を直接的に有底ケース2に固定する位置保持の手段
をとってもよいのである。
【0058】このことから、図1〜図12に示す植物栽
培具1において、ピン状部材14や底部周壁2dによる
構造的な位置保持手段14を省略して、床材4を保形し
ている例えばネット13をケース2に接着固定する等の
位置保持の手段をとってもよいのである。
培具1において、ピン状部材14や底部周壁2dによる
構造的な位置保持手段14を省略して、床材4を保形し
ている例えばネット13をケース2に接着固定する等の
位置保持の手段をとってもよいのである。
【0059】図14に示すように、全体が無色透明な底
無しの筒状ケース(この実施の形態では、内面形状が円
形であるが、三角形や四角形、五角形、六角形など形状
は任意である。)2Iと、図13に示したところの、床
材4に植物cを植え付けた床材収容ポット(上述したよ
うに材質は不問であり、この実施の形態では、フランジ
rの肉厚を厚くしたものにしているが、これは必須の要
件ではない。)51との組み合わせによる植物栽培具
(吊り下げ具3の図示を省略している。)1も好適に実
施可能である。
無しの筒状ケース(この実施の形態では、内面形状が円
形であるが、三角形や四角形、五角形、六角形など形状
は任意である。)2Iと、図13に示したところの、床
材4に植物cを植え付けた床材収容ポット(上述したよ
うに材質は不問であり、この実施の形態では、フランジ
rの肉厚を厚くしたものにしているが、これは必須の要
件ではない。)51との組み合わせによる植物栽培具
(吊り下げ具3の図示を省略している。)1も好適に実
施可能である。
【0060】この際、筒状ケース2Iの下部側における
床材収容ポット51の収容部を、下狭まりのテーパー内
面部(外面をケース上部側と同径のストレート面にして
いるが、下狭まりのテーパー外面部としてもよい。)S
に形成する一方、床材収容ポット51の少なくとも一部
(この実施の形態では肉厚を厚くしたフランジr)を、
テーパー内面部Sにテーパー嵌合されるように形成し
て、ポット51をテーパー内面部Sに上方から圧入させ
た際に、このポット51がテーパー嵌合によってテーパ
ー内面部Sに嵌着保持されるようにし、このポット51
のテーパー嵌着の構造によって、床材4ひいては床材4
を保形して保持する床材収容ポット51の位置保持手段
14を構成している。
床材収容ポット51の収容部を、下狭まりのテーパー内
面部(外面をケース上部側と同径のストレート面にして
いるが、下狭まりのテーパー外面部としてもよい。)S
に形成する一方、床材収容ポット51の少なくとも一部
(この実施の形態では肉厚を厚くしたフランジr)を、
テーパー内面部Sにテーパー嵌合されるように形成し
て、ポット51をテーパー内面部Sに上方から圧入させ
た際に、このポット51がテーパー嵌合によってテーパ
ー内面部Sに嵌着保持されるようにし、このポット51
のテーパー嵌着の構造によって、床材4ひいては床材4
を保形して保持する床材収容ポット51の位置保持手段
14を構成している。
【0061】好適には、床材収容ポット51をテーパー
内面部Sに上方から圧入させた際に、ポット51の少な
くとも一部が、体積的に又は/及び形状的に縮径方向に
弾性変形するようにして、ポット51が筒状ケース2I
のテーパー内面部Sに弾性的にテーパー嵌合するよう
に、位置保持手段14を構成することである。
内面部Sに上方から圧入させた際に、ポット51の少な
くとも一部が、体積的に又は/及び形状的に縮径方向に
弾性変形するようにして、ポット51が筒状ケース2I
のテーパー内面部Sに弾性的にテーパー嵌合するよう
に、位置保持手段14を構成することである。
【0062】図15(A)〜(C)に示すように、全体
が無色透明のストレートな角筒ケース(この実施の形態
では六角形であるが、三角形や四角形、五角形など形状
は任意である。)2Jと、図13に示したところの植物
cを備えた床材収容ポット(この実施の形態では、フラ
ンジrを省略したものにしている。)51との組み合わ
せによる植物栽培具(吊り下げ具3の図示を省略してい
る。)1も好適に実施可能である。
が無色透明のストレートな角筒ケース(この実施の形態
では六角形であるが、三角形や四角形、五角形など形状
は任意である。)2Jと、図13に示したところの植物
cを備えた床材収容ポット(この実施の形態では、フラ
ンジrを省略したものにしている。)51との組み合わ
せによる植物栽培具(吊り下げ具3の図示を省略してい
る。)1も好適に実施可能である。
【0063】床材収容ポット51として、図15
(A),(B)に示すように、ポット51の底部側がケ
ース2内に容易に嵌入し得ると共に、ポット51の上部
側がケース2Jの上端内縁に係止する水平断面形状が円
形のテーパー形状のものとし、かつ、ポット51の上端
の外周長が角筒ケース2Jの内周長よりも短くなるよう
に寸法設定する。
(A),(B)に示すように、ポット51の底部側がケ
ース2内に容易に嵌入し得ると共に、ポット51の上部
側がケース2Jの上端内縁に係止する水平断面形状が円
形のテーパー形状のものとし、かつ、ポット51の上端
の外周長が角筒ケース2Jの内周長よりも短くなるよう
に寸法設定する。
【0064】上記ポット51のテーパー形状として、底
部側を小径にする殆どストレートに近いテーパー形状で
あってもよく、端的には、ポット成形時の抜き勾配に基
づくテーパー形状であってもよいのである。
部側を小径にする殆どストレートに近いテーパー形状で
あってもよく、端的には、ポット成形時の抜き勾配に基
づくテーパー形状であってもよいのである。
【0065】この構成によれば、床材収容ポット51を
上方から角筒ケース2Jに圧入した際に、図15(C)
に示すように、ポット51が角筒ケース2Jの内面に倣
うように、体積的に又は/及び形状的に縮径方向に弾性
変形〔図15(A)の下部側の仮想線図を参照〕して、
この弾性変形面部が角筒ケース2Jの内面部S5に弾性
的に嵌着保持されることになるのであって、この弾性的
な床材収容ポット51の嵌着構造によって、床材4ひい
ては床材4を保形保持する床材収容ポット51の位置保
持手段14が構成されるのである。
上方から角筒ケース2Jに圧入した際に、図15(C)
に示すように、ポット51が角筒ケース2Jの内面に倣
うように、体積的に又は/及び形状的に縮径方向に弾性
変形〔図15(A)の下部側の仮想線図を参照〕して、
この弾性変形面部が角筒ケース2Jの内面部S5に弾性
的に嵌着保持されることになるのであって、この弾性的
な床材収容ポット51の嵌着構造によって、床材4ひい
ては床材4を保形保持する床材収容ポット51の位置保
持手段14が構成されるのである。
【0066】これら図14及び図15(A)〜(C)の
何れの実施の形態においても、植物cを備えた床材収容
ポット51を、ケース2I,2J内に上方から嵌め込ん
で、例えば棒状部材を用いてポット51の上端を押し込
み、床材収容ポット51をケース2I,2J内に圧入す
ることで、床材4ひいては床材4を保形保持する床材収
容ポット51の位置保持が成された植物栽培具1が構成
されるのである。
何れの実施の形態においても、植物cを備えた床材収容
ポット51を、ケース2I,2J内に上方から嵌め込ん
で、例えば棒状部材を用いてポット51の上端を押し込
み、床材収容ポット51をケース2I,2J内に圧入す
ることで、床材4ひいては床材4を保形保持する床材収
容ポット51の位置保持が成された植物栽培具1が構成
されるのである。
【0067】そして、例えば棒状部材を用いてポット5
1を押し上げることで、床材収容ポット51をケース2
I,2J外に取り出すことができるのであり、図15
(A)〜(C)に示した植物栽培具1では、ポット51
を下方に押し出すこともでき、図14に示した植物栽培
具1では、内面部Sのテーパー角を小さくすることで、
ポット51を下方に押し出すことができる。
1を押し上げることで、床材収容ポット51をケース2
I,2J外に取り出すことができるのであり、図15
(A)〜(C)に示した植物栽培具1では、ポット51
を下方に押し出すこともでき、図14に示した植物栽培
具1では、内面部Sのテーパー角を小さくすることで、
ポット51を下方に押し出すことができる。
【0068】これによって、ケース外に取り出したポッ
ト51と、植物cを植え付けた別途用意のポット(図示
を省略するが、図13に示した床材収容ポット51Aを
参照。)との交換が容易にできるのであり、しかも、例
えば図1に示したピン状部材などによる構造的な位置保
持手段14を省略することから、植物栽培具1をコスト
的に安価に構成することができる。
ト51と、植物cを植え付けた別途用意のポット(図示
を省略するが、図13に示した床材収容ポット51Aを
参照。)との交換が容易にできるのであり、しかも、例
えば図1に示したピン状部材などによる構造的な位置保
持手段14を省略することから、植物栽培具1をコスト
的に安価に構成することができる。
【0069】図示は省略するが、図14及び図15
(A)〜(C)に示した植物栽培具1において、ケース
2I,2Jを有底のケースに成形し、或いは、別途底部
材を接着して、有底のケース2I,2Jとしてもよいの
であり、この際、図13で示した小孔faを底部に形成
して、この小孔faに細い棒を下方から差し込み、床材
収容ポット51を持ち上げて、ポット51をケース外に
取り出すことで、例えば別種のサボテンcなどを植え付
けた別の床材収容ポット51との交換を行うことができ
る。
(A)〜(C)に示した植物栽培具1において、ケース
2I,2Jを有底のケースに成形し、或いは、別途底部
材を接着して、有底のケース2I,2Jとしてもよいの
であり、この際、図13で示した小孔faを底部に形成
して、この小孔faに細い棒を下方から差し込み、床材
収容ポット51を持ち上げて、ポット51をケース外に
取り出すことで、例えば別種のサボテンcなどを植え付
けた別の床材収容ポット51との交換を行うことができ
る。
【0070】尚、図15(A)〜(C)に示した植物栽
培具1において、床材収容ポット51を、ケース2Jと
同じ角形のテーパー形状にして、このポット51を上方
から角筒ケース2Jに圧入した際に、ポット51が体積
的に又は/及び形状的に縮径方向に弾性変形して、この
弾性変形面部が角筒ケース2Jの内面部S5に弾性的に
嵌着保持されるように、位置保持手段14を構成しても
よい。
培具1において、床材収容ポット51を、ケース2Jと
同じ角形のテーパー形状にして、このポット51を上方
から角筒ケース2Jに圧入した際に、ポット51が体積
的に又は/及び形状的に縮径方向に弾性変形して、この
弾性変形面部が角筒ケース2Jの内面部S5に弾性的に
嵌着保持されるように、位置保持手段14を構成しても
よい。
【0071】同じく図15(A)〜(C)に示した植物
栽培具1において、角形としたケース2Jを、内面が円
形のストレートな円筒ケースにして、この円筒としたケ
ース2Jに床材収容ポット51を上方から圧入した際
に、ポット51が体積的に又は/及び形状的に縮径方向
に弾性変形して、この弾性変形部分が円筒ケース2Jの
内面部S5に弾性的に嵌着保持されるように、位置保持
手段14を構成してもよいのである。
栽培具1において、角形としたケース2Jを、内面が円
形のストレートな円筒ケースにして、この円筒としたケ
ース2Jに床材収容ポット51を上方から圧入した際
に、ポット51が体積的に又は/及び形状的に縮径方向
に弾性変形して、この弾性変形部分が円筒ケース2Jの
内面部S5に弾性的に嵌着保持されるように、位置保持
手段14を構成してもよいのである。
【0072】また、図16に示すように、全体が無色透
明な筒状ケース(この実施の形態では、内面形状が円形
であるが、三角形や四角形、五角形、六角形など形状は
任意である。)2Pに対して、床材収容ポット51を密
に嵌入保持させるように、位置保持手段14を構成して
もよく、即ち、床材収容ポット51を、体積的に又は/
及び形状的に縮径方向に弾性変形して、筒状ケース2P
の内面部S6に密嵌保持されるストレートの筒部51d
と、ケース2P内への嵌入の容易化を図るための下部側
のテーパー状皿部51eとの成形品として、筒部51d
とこれを密に嵌入保持する筒状ケース2Pの内面部S6
とによって、位置保持手段14を構成してもよいのであ
る。
明な筒状ケース(この実施の形態では、内面形状が円形
であるが、三角形や四角形、五角形、六角形など形状は
任意である。)2Pに対して、床材収容ポット51を密
に嵌入保持させるように、位置保持手段14を構成して
もよく、即ち、床材収容ポット51を、体積的に又は/
及び形状的に縮径方向に弾性変形して、筒状ケース2P
の内面部S6に密嵌保持されるストレートの筒部51d
と、ケース2P内への嵌入の容易化を図るための下部側
のテーパー状皿部51eとの成形品として、筒部51d
とこれを密に嵌入保持する筒状ケース2Pの内面部S6
とによって、位置保持手段14を構成してもよいのであ
る。
【0073】この実施の形態において、図17に示すよ
うに、底部材51fを接着する構成にしてもよく、或い
は図18に示すように、床材収容ポット51を、筒状ケ
ース2Pの内面部S6に密嵌保持されるストレートの形
状にして、このストレート形状のポット51と筒状ケー
ス2Pの内面部S6とによって位置保持手段14を構成
し、かつ、筒状ケース2Pの上部側内面に上拡がりのテ
ーパー面部S2を形成して、ポット嵌入の容易化を図る
ようにしてもよいのである。
うに、底部材51fを接着する構成にしてもよく、或い
は図18に示すように、床材収容ポット51を、筒状ケ
ース2Pの内面部S6に密嵌保持されるストレートの形
状にして、このストレート形状のポット51と筒状ケー
ス2Pの内面部S6とによって位置保持手段14を構成
し、かつ、筒状ケース2Pの上部側内面に上拡がりのテ
ーパー面部S2を形成して、ポット嵌入の容易化を図る
ようにしてもよいのである。
【0074】尚、図16または図17に示した床材収容
ポット51と、図18に示した筒状ケース2Pとの組み
合わせの構成にしてもよいのであり、更に、図15〜図
18に示した構成では、床材収容ポット51をテーパー
形状にしたりストレート形状にしたりして、床材収容ポ
ット51の弾性変形に基づいて位置保持手段14を構成
しているが、ポット51をストレート形状や中膨らみの
ビヤ樽形状、中狭まりの鼓形状のものにして、その最大
外径をケース内径とほゞ同径に設定し、ケース内面部と
ポット外面との摩擦抵抗に基づいて、ポット51の抜け
落ちを防止させるように、位置保持手段14を構成して
もよいのである。
ポット51と、図18に示した筒状ケース2Pとの組み
合わせの構成にしてもよいのであり、更に、図15〜図
18に示した構成では、床材収容ポット51をテーパー
形状にしたりストレート形状にしたりして、床材収容ポ
ット51の弾性変形に基づいて位置保持手段14を構成
しているが、ポット51をストレート形状や中膨らみの
ビヤ樽形状、中狭まりの鼓形状のものにして、その最大
外径をケース内径とほゞ同径に設定し、ケース内面部と
ポット外面との摩擦抵抗に基づいて、ポット51の抜け
落ちを防止させるように、位置保持手段14を構成して
もよいのである。
【0075】これら何れの形態においても、図14及び
図15(A)〜(C)に示した植物栽培具1と同様の使
い勝手で植物栽培を行えることに変わりはない。
図15(A)〜(C)に示した植物栽培具1と同様の使
い勝手で植物栽培を行えることに変わりはない。
【0076】尚、図13〜図16および図18に示した
構成において、舌片5を省略し、かつ、一例として図1
4の仮想線図を参照して明らかなように、ケース2Iの
上部側壁部に小孔を形成して、この小孔に図2に示した
吊り下げ具3のリング6を連結するようにしてもよく、
この構成によれば、舌片5の省略によってケース2Iの
成形コストを大幅にダウンさせることができる。
構成において、舌片5を省略し、かつ、一例として図1
4の仮想線図を参照して明らかなように、ケース2Iの
上部側壁部に小孔を形成して、この小孔に図2に示した
吊り下げ具3のリング6を連結するようにしてもよく、
この構成によれば、舌片5の省略によってケース2Iの
成形コストを大幅にダウンさせることができる。
【0077】図19に示すように、全体が無色透明な筒
状ケース(この実施の形態では、内面形状が円形である
が、三角形や四角形、五角形、六角形など形状は任意で
ある。)2Qに対して、床材収容ポット51を下方から
密に嵌入保持させるように構成することも好適である。
状ケース(この実施の形態では、内面形状が円形である
が、三角形や四角形、五角形、六角形など形状は任意で
ある。)2Qに対して、床材収容ポット51を下方から
密に嵌入保持させるように構成することも好適である。
【0078】即ち、床材収容ポット51を、体積的に又
は/及び形状的に縮径方向に弾性変形して、筒状ケース
2Qの内面部S7に密嵌保持される有底のストレート形
状のものにし、このストレート形状のポット51と筒状
ケース2Qの内面部S7とによって、位置保持手段14
を構成するのであり、好ましくは、ポット51の下方か
らの嵌入の容易化を図るために、ポット上部側の外面を
テーパー面部S3に形成することである。
は/及び形状的に縮径方向に弾性変形して、筒状ケース
2Qの内面部S7に密嵌保持される有底のストレート形
状のものにし、このストレート形状のポット51と筒状
ケース2Qの内面部S7とによって、位置保持手段14
を構成するのであり、好ましくは、ポット51の下方か
らの嵌入の容易化を図るために、ポット上部側の外面を
テーパー面部S3に形成することである。
【0079】この際、図20に示すように、底部材51
hを接着する構成としてもよく、或いは図21に示すよ
うに、床材収容ポット51を、筒状ケース2Qの内面部
S7に密嵌保持されるストレートの形状にして、このス
トレート形状のポット51と筒状ケース2Qの内面部S
7とによって、位置保持手段14を構成し、好ましく
は、筒状ケース2Qの下部側内面にテーパー面部S4を
形成して、ケース2Qへの下方からのポット嵌入の容易
化を図ることである。
hを接着する構成としてもよく、或いは図21に示すよ
うに、床材収容ポット51を、筒状ケース2Qの内面部
S7に密嵌保持されるストレートの形状にして、このス
トレート形状のポット51と筒状ケース2Qの内面部S
7とによって、位置保持手段14を構成し、好ましく
は、筒状ケース2Qの下部側内面にテーパー面部S4を
形成して、ケース2Qへの下方からのポット嵌入の容易
化を図ることである。
【0080】尚、図19または図20に示した床材収容
ポット51と、図21に示した筒状ケース2Qとの組み
合わせの構成にしてもよい。
ポット51と、図21に示した筒状ケース2Qとの組み
合わせの構成にしてもよい。
【0081】いずれの構成においても、ケース2Qに下
方から収容されたポット51の上端に、例えば棒状部材
を押し付けて、ポット51を押し下げることで、ケース
下方へのポット51の取り出しが行われるのであり、或
いは、図22に示すように、ポット底部に孔開き舌片7
1を備えておけば、この舌片71の孔に例えばゼムピン
などを引っ掛けて、これを引っ張ることで、床材収容ポ
ット51を筒状ケース2Qの下方に引き出すことが可能
となる。
方から収容されたポット51の上端に、例えば棒状部材
を押し付けて、ポット51を押し下げることで、ケース
下方へのポット51の取り出しが行われるのであり、或
いは、図22に示すように、ポット底部に孔開き舌片7
1を備えておけば、この舌片71の孔に例えばゼムピン
などを引っ掛けて、これを引っ張ることで、床材収容ポ
ット51を筒状ケース2Qの下方に引き出すことが可能
となる。
【0082】尚、図16〜図22に示した構成におい
て、テーパー面部を形成することは必須の要件ではな
く、ポット51の嵌入を容易に行えるように、例えば角
部を曲面の構成にする等の変更が可能であり、或いは、
ポット外面の全体を殆どストレートに近いテーパー形状
にしてもよいのであり、このテーパー形状として、ポッ
ト成形時の抜き勾配に基づくテーパーの形状であっても
よいのである。
て、テーパー面部を形成することは必須の要件ではな
く、ポット51の嵌入を容易に行えるように、例えば角
部を曲面の構成にする等の変更が可能であり、或いは、
ポット外面の全体を殆どストレートに近いテーパー形状
にしてもよいのであり、このテーパー形状として、ポッ
ト成形時の抜き勾配に基づくテーパーの形状であっても
よいのである。
【0083】また、図23に示すように、床材収容ポッ
ト51を、外面形状がストレート形状のものとし、或い
は、ポット底部側を小径にする殆どストレートに近いテ
ーパー形状(ポット成形時の抜き勾配に基づくテーパー
形状であってもよい。)のものとし、このポット上部側
の外径を、ポット51の体積的または/及び形状的な縮
径方向の弾性変形に伴ってケース2Qの内面部S7に密
嵌される程度の径に設定して、このポット51と筒状ケ
ース2Qの内面部S7とによって、ポット51の抜け落
ちを防止する位置保持手段14を構成し、或いは、ポッ
ト上部側の外径をケース内径とほゞ同径に設定して、ケ
ース内面部S7とポット外面との摩擦抵抗に基づいて、
ポット51の抜け落ちを防止する位置保持手段14を構
成し、かつ、ポット底部側の外径については、筒状ケー
ス2Qの内径よりも僅かに小径、或いは、ポット51の
体積的または/及び形状的な縮径方向の弾性変形に伴っ
て筒状ケース2Qの内面部S7に密嵌される程度の径に
設定して、この床材収容ポット51を筒状ケース2Q内
に下方から収容させるようにしてもよい。
ト51を、外面形状がストレート形状のものとし、或い
は、ポット底部側を小径にする殆どストレートに近いテ
ーパー形状(ポット成形時の抜き勾配に基づくテーパー
形状であってもよい。)のものとし、このポット上部側
の外径を、ポット51の体積的または/及び形状的な縮
径方向の弾性変形に伴ってケース2Qの内面部S7に密
嵌される程度の径に設定して、このポット51と筒状ケ
ース2Qの内面部S7とによって、ポット51の抜け落
ちを防止する位置保持手段14を構成し、或いは、ポッ
ト上部側の外径をケース内径とほゞ同径に設定して、ケ
ース内面部S7とポット外面との摩擦抵抗に基づいて、
ポット51の抜け落ちを防止する位置保持手段14を構
成し、かつ、ポット底部側の外径については、筒状ケー
ス2Qの内径よりも僅かに小径、或いは、ポット51の
体積的または/及び形状的な縮径方向の弾性変形に伴っ
て筒状ケース2Qの内面部S7に密嵌される程度の径に
設定して、この床材収容ポット51を筒状ケース2Q内
に下方から収容させるようにしてもよい。
【0084】好適には、ポット上端の外角部と筒状ケー
ス下端の内角部の少なくとも一方をR面の構成にするこ
とである。
ス下端の内角部の少なくとも一方をR面の構成にするこ
とである。
【0085】図15〜図23に示した実施の形態では、
床材収容ポット51をテーパー形状やストレート形状に
して、床材収容ポット51の弾性変形に基づいて位置保
持手段14を構成しているが、ポット51を、ストレー
ト形状や中膨らみのビヤ樽形状、中狭まりの鼓形状など
にして、その最大外径をケース内径とほゞ同径またはや
ゝ大径に設定し、ケース内へのポット51の圧入に際し
て、ポット51の弾性変形を殆ど伴わせないで、或い
は、やゝなる弾性変形を伴わせて、その際のケース内面
部とポット外面との摩擦抵抗を主体にして、ポット51
の抜け落ちを防止させるように、位置保持手段14を構
成してもよいのである。
床材収容ポット51をテーパー形状やストレート形状に
して、床材収容ポット51の弾性変形に基づいて位置保
持手段14を構成しているが、ポット51を、ストレー
ト形状や中膨らみのビヤ樽形状、中狭まりの鼓形状など
にして、その最大外径をケース内径とほゞ同径またはや
ゝ大径に設定し、ケース内へのポット51の圧入に際し
て、ポット51の弾性変形を殆ど伴わせないで、或い
は、やゝなる弾性変形を伴わせて、その際のケース内面
部とポット外面との摩擦抵抗を主体にして、ポット51
の抜け落ちを防止させるように、位置保持手段14を構
成してもよいのである。
【0086】そして、上記したように、ポット51をビ
ヤ樽形状などにする場合も勿論であるが、図15〜図2
3に示したポット51において、好適には、これを摩擦
抵抗の大きな軟質のポリエチレンやポリプロピレン、ビ
ニールなどの合成樹脂製などにして、その最大外径をケ
ース内径とほゞ同径またはやゝ大径に設定し、ケース内
へのポット51の圧入に際して、ポット51の弾性変形
を殆ど伴わせないで、或いは、やゝなる弾性変形を伴わ
せて、その際のケース内面部とポット外面との摩擦抵抗
を主体にして、ポット51の抜け落ちを防止させるよう
に、位置保持手段14を構成してもよいのである。
ヤ樽形状などにする場合も勿論であるが、図15〜図2
3に示したポット51において、好適には、これを摩擦
抵抗の大きな軟質のポリエチレンやポリプロピレン、ビ
ニールなどの合成樹脂製などにして、その最大外径をケ
ース内径とほゞ同径またはやゝ大径に設定し、ケース内
へのポット51の圧入に際して、ポット51の弾性変形
を殆ど伴わせないで、或いは、やゝなる弾性変形を伴わ
せて、その際のケース内面部とポット外面との摩擦抵抗
を主体にして、ポット51の抜け落ちを防止させるよう
に、位置保持手段14を構成してもよいのである。
【0087】また、同じく図15〜図23に示したポッ
ト51において、ポット51の外面に別途、摩擦抵抗が
大きな例えばビニールテープやフエルトテープなどを巻
き付けたり、繊維屑などを付着させたりして、その最大
外径をケース内径とほゞ同径またはやゝ大径に設定し、
ケース内へのポット51の圧入に際して、ポット51の
弾性変形を殆ど伴わせないで、或いは、上記のビニール
テープやフエルトテープなどとポット51の少なくとも
一方のやゝなる弾性変形を伴わせて、その際のケース内
面部とポット外面との摩擦抵抗を主体にして、ポット5
1の抜け落ちを防止させるように、位置保持手段14を
構成してもよいのである。
ト51において、ポット51の外面に別途、摩擦抵抗が
大きな例えばビニールテープやフエルトテープなどを巻
き付けたり、繊維屑などを付着させたりして、その最大
外径をケース内径とほゞ同径またはやゝ大径に設定し、
ケース内へのポット51の圧入に際して、ポット51の
弾性変形を殆ど伴わせないで、或いは、上記のビニール
テープやフエルトテープなどとポット51の少なくとも
一方のやゝなる弾性変形を伴わせて、その際のケース内
面部とポット外面との摩擦抵抗を主体にして、ポット5
1の抜け落ちを防止させるように、位置保持手段14を
構成してもよいのである。
【0088】上記の図19〜図23に示した構成のポッ
ト51を備える植物栽培具1において、そのポット51
を上方からケース2Qに収容させるようにしてもよいの
であるが、ポット51を下方からケース2Qに収容させ
る構成では、図19を参照して明らかなように、ケース
2Qの上部側壁部に小孔を形成して、この小孔に図2に
示した吊り下げ具3のリング6を連結しても、床材収容
ポット51の交換を容易に行うことができるのであっ
て、ケース2Qが単純なストレート筒であることに加え
て、舌片5を必要としないことから、ケース2Qの成形
コストの大幅ダウンが達成される。
ト51を備える植物栽培具1において、そのポット51
を上方からケース2Qに収容させるようにしてもよいの
であるが、ポット51を下方からケース2Qに収容させ
る構成では、図19を参照して明らかなように、ケース
2Qの上部側壁部に小孔を形成して、この小孔に図2に
示した吊り下げ具3のリング6を連結しても、床材収容
ポット51の交換を容易に行うことができるのであっ
て、ケース2Qが単純なストレート筒であることに加え
て、舌片5を必要としないことから、ケース2Qの成形
コストの大幅ダウンが達成される。
【0089】図24(A)に示すように、ポット51の
外面部に少なくとも1個(好ましくは、ケース2の中心
とポット51の中心とをほゞ一致させ得るように、周方
向に分散させて3個以上)の隆起部51iを備えて、こ
の隆起部51iの体積的または/及びポット51の形状
的な縮径方向の弾性変形に伴って、ポット51をケース
内面に密嵌させるように、位置保持手段14を構成して
もよく、或いは図24(B)に示すように、ケース2の
内面部に少なくとも1個(好ましくは、周方向に間隔を
隔てて3個以上)の隆起部2iを備えて、この隆起部2
iにポット51を圧入させた際の、ポット51の体積的
または/及び形状的な縮径方向の弾性変形に伴ってポッ
ト51をケース2に密嵌保持させるように、位置保持手
段14を構成してもよいのである。
外面部に少なくとも1個(好ましくは、ケース2の中心
とポット51の中心とをほゞ一致させ得るように、周方
向に分散させて3個以上)の隆起部51iを備えて、こ
の隆起部51iの体積的または/及びポット51の形状
的な縮径方向の弾性変形に伴って、ポット51をケース
内面に密嵌させるように、位置保持手段14を構成して
もよく、或いは図24(B)に示すように、ケース2の
内面部に少なくとも1個(好ましくは、周方向に間隔を
隔てて3個以上)の隆起部2iを備えて、この隆起部2
iにポット51を圧入させた際の、ポット51の体積的
または/及び形状的な縮径方向の弾性変形に伴ってポッ
ト51をケース2に密嵌保持させるように、位置保持手
段14を構成してもよいのである。
【0090】この構成の変わるものとして、図25に示
すように、ポット底部側の部材81に、中心まわりで周
方向に分散させて複数本(この実施の形態では3本)の
棒状部材82を立設して、軟質や半硬質、硬質の合成樹
脂製(その他、アルミなどの金属製)のスペーサー部材
83を成形し、このスペーサー部材83をポット51に
下方から被せて、これをケース2に収容し、この際、棒
状部材82をケース2とポット51とで挟着させて、も
って、ポット51の位置保持手段14を構成することが
可能である。
すように、ポット底部側の部材81に、中心まわりで周
方向に分散させて複数本(この実施の形態では3本)の
棒状部材82を立設して、軟質や半硬質、硬質の合成樹
脂製(その他、アルミなどの金属製)のスペーサー部材
83を成形し、このスペーサー部材83をポット51に
下方から被せて、これをケース2に収容し、この際、棒
状部材82をケース2とポット51とで挟着させて、も
って、ポット51の位置保持手段14を構成することが
可能である。
【0091】図26に示す実施の形態では、植物栽培具
1を構成するケース2として、これを全体が無色透明な
筒状の上部ケース2Kと、この上部ケース2Kの下部開
口に装着(この実施の形態ではネジ込みの装着構造とし
ているが、図5を参照して、ケース2Aと上蓋ケース2
Bとによる弾性嵌着の装着構造などに変更可能であ
る。)される有底の下部ケース2Lとから構成し、か
つ、上部ケース2Kの上部側にケース携行用の吊り下げ
具3を備えている。
1を構成するケース2として、これを全体が無色透明な
筒状の上部ケース2Kと、この上部ケース2Kの下部開
口に装着(この実施の形態ではネジ込みの装着構造とし
ているが、図5を参照して、ケース2Aと上蓋ケース2
Bとによる弾性嵌着の装着構造などに変更可能であ
る。)される有底の下部ケース2Lとから構成し、か
つ、上部ケース2Kの上部側にケース携行用の吊り下げ
具3を備えている。
【0092】そして、図13に示して既述したところ
の、植物cの植え付けと床材表層部分4aの固化ならび
に床材収容部に対する表層部分4aの固定を施した床材
収容ポット51、即ち、保形手段13によって保形され
且つ植物cが植え付けられた床材4を用意して、これを
下部ケース2Lに納め、床材収容ポット51のフランジ
rを下部ケース2Lのネジ部下方の段部2fに係止保持
させた状態で、この下部ケース2Lに上部ケース2Kを
ネジ込み、フランジrを両ケース2K,2Lで挟着し
て、床材収容ポット51の位置保持を図っているのであ
る。
の、植物cの植え付けと床材表層部分4aの固化ならび
に床材収容部に対する表層部分4aの固定を施した床材
収容ポット51、即ち、保形手段13によって保形され
且つ植物cが植え付けられた床材4を用意して、これを
下部ケース2Lに納め、床材収容ポット51のフランジ
rを下部ケース2Lのネジ部下方の段部2fに係止保持
させた状態で、この下部ケース2Lに上部ケース2Kを
ネジ込み、フランジrを両ケース2K,2Lで挟着し
て、床材収容ポット51の位置保持を図っているのであ
る。
【0093】即ち、この実施の形態では、床材収容ポッ
ト51のフランジrを挟着するところの、下部ケース2
Lの段部2fと上部ケース2Kの下端部2hとによっ
て、床材4ひいては床材4を保形保持する床材収容ポッ
ト51の位置保持手段14を構成しているのである。
ト51のフランジrを挟着するところの、下部ケース2
Lの段部2fと上部ケース2Kの下端部2hとによっ
て、床材4ひいては床材4を保形保持する床材収容ポッ
ト51の位置保持手段14を構成しているのである。
【0094】上部ケース2Kに対する下部ケース2Lの
ネジ込みに際して、床材4ひいては床材収容ポット51
の位置保持を図る上で、上記したように、下部ケース2
Lの段部2fと上部ケース2Kの下端部2hとによって
フランジrを挟着することが望ましいが、やゝガタツキ
のある状態で保持させるようにしてもよい。
ネジ込みに際して、床材4ひいては床材収容ポット51
の位置保持を図る上で、上記したように、下部ケース2
Lの段部2fと上部ケース2Kの下端部2hとによって
フランジrを挟着することが望ましいが、やゝガタツキ
のある状態で保持させるようにしてもよい。
【0095】図13〜図15および図26に示した植物
栽培具1では、床材4の表層部分4aに接着剤を浸透さ
せて、表層部分4aを固化し、この表層部分4aを床材
収容部に固定させて、保形手段13を構成しているが、
図27に示すように、床材4の表面を部材(例えば見栄
えをよくするための化粧用の粒状物を示している。)5
4で覆って、この覆い部材54を例えば接着剤で固め、
かつ、覆い部材54を例えば接着剤によって床材収容ポ
ット51に固定して、保形手段13を構成するようにし
てもよく、この構成と床材4の表層部分4aの固化とを
併せて実施してもよいのである。
栽培具1では、床材4の表層部分4aに接着剤を浸透さ
せて、表層部分4aを固化し、この表層部分4aを床材
収容部に固定させて、保形手段13を構成しているが、
図27に示すように、床材4の表面を部材(例えば見栄
えをよくするための化粧用の粒状物を示している。)5
4で覆って、この覆い部材54を例えば接着剤で固め、
かつ、覆い部材54を例えば接着剤によって床材収容ポ
ット51に固定して、保形手段13を構成するようにし
てもよく、この構成と床材4の表層部分4aの固化とを
併せて実施してもよいのである。
【0096】上記の覆い部材54としての粒状物は、化
粧砂や小石粒、合成樹脂製のビーズなどであったりする
が、これを肥料粒や肥料粒とビーズなどとの混合物に置
き換えて実施するもよく、その他、図28に示すよう
に、例えば合成樹脂製のスポンジ状の部材(その他、例
えばフイルムやシートなど)を覆い部材54として、こ
れの中間部に植物cの生育用の小孔55を形成すると共
に、この小孔55に通じるスリット56を形成したもの
とし、この覆い部材54のスリット56を拡げるように
して、かつ、植物cの根元まわりに小孔55を位置づけ
るように、覆い部材54を植物cの根元まわりに被せ、
必要に応じてスリット56を接着し、かつ、この覆い部
材54を床材収容ポット51に接着固定することで、保
形手段13を構成することができる。
粧砂や小石粒、合成樹脂製のビーズなどであったりする
が、これを肥料粒や肥料粒とビーズなどとの混合物に置
き換えて実施するもよく、その他、図28に示すよう
に、例えば合成樹脂製のスポンジ状の部材(その他、例
えばフイルムやシートなど)を覆い部材54として、こ
れの中間部に植物cの生育用の小孔55を形成すると共
に、この小孔55に通じるスリット56を形成したもの
とし、この覆い部材54のスリット56を拡げるように
して、かつ、植物cの根元まわりに小孔55を位置づけ
るように、覆い部材54を植物cの根元まわりに被せ、
必要に応じてスリット56を接着し、かつ、この覆い部
材54を床材収容ポット51に接着固定することで、保
形手段13を構成することができる。
【0097】この図28に示す覆い部材54において、
仮想線で図示するように、スリット56を延長させても
よく、或いは、スリット部分で二分するように、覆い部
材54を二つ割りのドーナツ状に成形し、或いは、上記
の化粧用の粒状物54によってドーナツ状の部材を形成
して、この覆い部材54を植物cの根元まわりに位置づ
けた状態で、接着するようにしてもよいのである。
仮想線で図示するように、スリット56を延長させても
よく、或いは、スリット部分で二分するように、覆い部
材54を二つ割りのドーナツ状に成形し、或いは、上記
の化粧用の粒状物54によってドーナツ状の部材を形成
して、この覆い部材54を植物cの根元まわりに位置づ
けた状態で、接着するようにしてもよいのである。
【0098】更に、フイルムやシートなどによる覆い部
材54の上面部に、上記した化粧用の粒状物に相当する
ものを、一体成形(例えば中空状に膨出)してもよいの
である。
材54の上面部に、上記した化粧用の粒状物に相当する
ものを、一体成形(例えば中空状に膨出)してもよいの
である。
【0099】上記の形態では、床材4に植物cを植え付
けた上で、床材4の表層部分4aを固化させたり、覆い
部材54を備えたりして、保形手段13を構成している
が、植物cの植え付け前に、生育用の開口部を形成する
状態で、床材4の表層部分4aを床材収容ポット51に
一体化させる状態で固化させたり、接着や熱融着などの
手段で覆い部材54を床材収容ポット51に接着させた
りして、保形手段13を構成し、この後、上記の生育用
の開口部を通して床材4に、例えばサボテンなどの植物
種子cを播種するようにしてもよい。
けた上で、床材4の表層部分4aを固化させたり、覆い
部材54を備えたりして、保形手段13を構成している
が、植物cの植え付け前に、生育用の開口部を形成する
状態で、床材4の表層部分4aを床材収容ポット51に
一体化させる状態で固化させたり、接着や熱融着などの
手段で覆い部材54を床材収容ポット51に接着させた
りして、保形手段13を構成し、この後、上記の生育用
の開口部を通して床材4に、例えばサボテンなどの植物
種子cを播種するようにしてもよい。
【0100】また、植物種子cの播種に代えて、生育用
の開口部を通して床材4に、発芽前の球根や草花の根株
などを植え付けたり、サボテンの子を摘み取ったり切り
取ったりして、これを挿し木のように床材4に植え付け
たり、その他、別の場合で生育させた草花の苗や球根、
根株、サボテン、多肉植物、観葉植物、キノコの菌糸、
苔などを移植するようにしてもよいのである。
の開口部を通して床材4に、発芽前の球根や草花の根株
などを植え付けたり、サボテンの子を摘み取ったり切り
取ったりして、これを挿し木のように床材4に植え付け
たり、その他、別の場合で生育させた草花の苗や球根、
根株、サボテン、多肉植物、観葉植物、キノコの菌糸、
苔などを移植するようにしてもよいのである。
【0101】一例として、図14に示した植物栽培具1
の床材収容ポット51を対象にするものとして、図29
(A)に示すように、収容ポット51に収容された床材
4の上部に、生育用の開口部を形成するための部材(平
面視で円形や角形など任意である。)61を配置して、
例えば接着剤62を上方からスプレーし、生育用開口の
形成部材61を取り除いて、植物cの生育用開口部を形
成する状態で、床材4の表層部分4aの固化と、この表
層部分4aの床材収容部に対する接着固定を図り、か
つ、図示は省略するが、生育用の開口部を通して床材4
に、例えばサボテンの子を挿し木したり、草花の苗や球
根などを植え付けて生育させたりし、その他、草花やサ
ボテンなどの植物種子を播種したりし、或いは、別の場
合で生育させた草花の苗や球根、根株などを移植させた
りする。
の床材収容ポット51を対象にするものとして、図29
(A)に示すように、収容ポット51に収容された床材
4の上部に、生育用の開口部を形成するための部材(平
面視で円形や角形など任意である。)61を配置して、
例えば接着剤62を上方からスプレーし、生育用開口の
形成部材61を取り除いて、植物cの生育用開口部を形
成する状態で、床材4の表層部分4aの固化と、この表
層部分4aの床材収容部に対する接着固定を図り、か
つ、図示は省略するが、生育用の開口部を通して床材4
に、例えばサボテンの子を挿し木したり、草花の苗や球
根などを植え付けて生育させたりし、その他、草花やサ
ボテンなどの植物種子を播種したりし、或いは、別の場
合で生育させた草花の苗や球根、根株などを移植させた
りする。
【0102】或いは、必要に応じて図29(B)に示す
ように、上記の開口部形成部材61と取り代えて、第2
の生育用開口部を形成するための部材(平面視で円形や
角形など任意であり、上部に粒状物滑落用の錐体を備え
ている。)63を配置して、上記のスプレーした接着剤
62が接着機能を有する間に、または、表層部分4aに
別途、接着剤を例えばスプレーして、床材4の表層部分
4aに、化粧砂や小石粒、合成樹脂製のビーズなどの化
粧用の粒状物(覆い部材)54を撒き、粒状物54を表
層部分4aに接着保持させる。
ように、上記の開口部形成部材61と取り代えて、第2
の生育用開口部を形成するための部材(平面視で円形や
角形など任意であり、上部に粒状物滑落用の錐体を備え
ている。)63を配置して、上記のスプレーした接着剤
62が接着機能を有する間に、または、表層部分4aに
別途、接着剤を例えばスプレーして、床材4の表層部分
4aに、化粧砂や小石粒、合成樹脂製のビーズなどの化
粧用の粒状物(覆い部材)54を撒き、粒状物54を表
層部分4aに接着保持させる。
【0103】この後、図29(C)に示すように、第2
の開口部形成部材63を取り除いて、生育用の開口部を
形成する状態で床材4の保形を図り、この開口部を通し
て床材4に、例えばサボテンの子cを挿し木したり、そ
の他、図示を省略するが、草花やサボテンなどの植物種
子を播種したりし、或いは、別の場合で生育させた草花
の苗や球根、根株などを移植させたりする。
の開口部形成部材63を取り除いて、生育用の開口部を
形成する状態で床材4の保形を図り、この開口部を通し
て床材4に、例えばサボテンの子cを挿し木したり、そ
の他、図示を省略するが、草花やサボテンなどの植物種
子を播種したりし、或いは、別の場合で生育させた草花
の苗や球根、根株などを移植させたりする。
【0104】尚、覆い部材である粒状物54について、
これを密に撒いて表層部分4aに接着保持させた場合
は、この粒状物54が床材保形手段13の機能を持つこ
とになるが、表層部分4aが保形手段13を構成するこ
とから、粒状物54を密に撒く必要はなく、粒状物54
を化粧用として疎に撒いてもよいのである。
これを密に撒いて表層部分4aに接着保持させた場合
は、この粒状物54が床材保形手段13の機能を持つこ
とになるが、表層部分4aが保形手段13を構成するこ
とから、粒状物54を密に撒く必要はなく、粒状物54
を化粧用として疎に撒いてもよいのである。
【0105】一方、粒状物54を密に撒く場合は、これ
が表層部分4aの保形手段13を構成することから、例
えば接着剤62のスプレーによる表層部分4aの固化を
省略してもよいのである。
が表層部分4aの保形手段13を構成することから、例
えば接着剤62のスプレーによる表層部分4aの固化を
省略してもよいのである。
【0106】この他にも、図30(A)に示すように、
収容ポット51に収容された床材4の上部に、例えば接
着剤62をスプレーして、床材4の表層部分4aの固化
と、この表層部分4aの床材収容部に対する接着固定を
図り、かつ、図30(B)に示すように、表層部分4a
の固化後(固化前であってもよい。)に、例えば下縁部
を鋸刃に形成した筒状部材66を用いて、この筒状部材
66の回転と昇降とによって、固化させた表層部分4a
の一部(例えばポット中央付近の表層部分)を切り取
り、又は、その部分を切り崩す等して、表層部分4aに
植物の生育用開口部を形成し、この開口部を通して床材
4に、例えばサボテンの子cなどを挿し木したり、植物
種子を播種したりし、或いは、別の場所で生育させた草
花の苗や球根などを移植したりしてもよいのである。
収容ポット51に収容された床材4の上部に、例えば接
着剤62をスプレーして、床材4の表層部分4aの固化
と、この表層部分4aの床材収容部に対する接着固定を
図り、かつ、図30(B)に示すように、表層部分4a
の固化後(固化前であってもよい。)に、例えば下縁部
を鋸刃に形成した筒状部材66を用いて、この筒状部材
66の回転と昇降とによって、固化させた表層部分4a
の一部(例えばポット中央付近の表層部分)を切り取
り、又は、その部分を切り崩す等して、表層部分4aに
植物の生育用開口部を形成し、この開口部を通して床材
4に、例えばサボテンの子cなどを挿し木したり、植物
種子を播種したりし、或いは、別の場所で生育させた草
花の苗や球根などを移植したりしてもよいのである。
【0107】或いは、図30(A)に示したように、例
えば接着剤62をスプレーして、床材4の表層部分4a
の固化と、この表層部分4aの床材収容部に対する接着
固定とを図った上で、必要に応じて表層部分4aの上面
に接着剤をスプレーして、図31に示すように、表層部
分4aの上面に、化粧砂や小石粒、合成樹脂製のビーズ
などの化粧用の粒状物(覆い部材)54を撒いて、この
粒状物を表層部分4aに付着保持させ、次いで、例えば
鋸刃付きの筒状部材66の回転と昇降とによって、又
は、切り崩す等の手段で、表層部分4aに植物の生育用
開口部を形成し、この開口部を通して床材4に、例えば
サボテンの子cなどを挿し木したり、植物種子を播種し
たりし、或いは、別の場所で生育させた草花の苗や球根
などを移植したりしてもよいのである。
えば接着剤62をスプレーして、床材4の表層部分4a
の固化と、この表層部分4aの床材収容部に対する接着
固定とを図った上で、必要に応じて表層部分4aの上面
に接着剤をスプレーして、図31に示すように、表層部
分4aの上面に、化粧砂や小石粒、合成樹脂製のビーズ
などの化粧用の粒状物(覆い部材)54を撒いて、この
粒状物を表層部分4aに付着保持させ、次いで、例えば
鋸刃付きの筒状部材66の回転と昇降とによって、又
は、切り崩す等の手段で、表層部分4aに植物の生育用
開口部を形成し、この開口部を通して床材4に、例えば
サボテンの子cなどを挿し木したり、植物種子を播種し
たりし、或いは、別の場所で生育させた草花の苗や球根
などを移植したりしてもよいのである。
【0108】図32に示すように、栽培具ケースとし
て、前面開閉式(後面開閉や側面開閉であってもよ
い。)の蓋ケース2Mを備えた箱状ケース2の構造にし
て実施可能である。
て、前面開閉式(後面開閉や側面開閉であってもよ
い。)の蓋ケース2Mを備えた箱状ケース2の構造にし
て実施可能である。
【0109】即ち、ケース携行用の吊り下げ具(図示を
省略)を備えるようにした箱状のケース本体2Nに対し
て、これの左右一方の側壁面部2eに、薄肉部分による
ヒンジ58を介して前面の蓋ケース2Mを連設する一
方、左右他方の側壁面部2eに凹入部59を形成し、か
つ、この凹入部59に係脱可能な係止片60を蓋ケース
2Mの遊端側に形成して、開閉式の蓋ケース2Mを前面
に備えた箱状ケース2に構成しての実施が可能である。
省略)を備えるようにした箱状のケース本体2Nに対し
て、これの左右一方の側壁面部2eに、薄肉部分による
ヒンジ58を介して前面の蓋ケース2Mを連設する一
方、左右他方の側壁面部2eに凹入部59を形成し、か
つ、この凹入部59に係脱可能な係止片60を蓋ケース
2Mの遊端側に形成して、開閉式の蓋ケース2Mを前面
に備えた箱状ケース2に構成しての実施が可能である。
【0110】この箱状ケース2のケース本体2Nに、図
2や図13〜図15、図26、図27、図29〜図31
に例示の保形手段13によって保形された床材4を収容
し、かつ、適宜に位置保持の手段を講じることで、植物
栽培具1が構成される。
2や図13〜図15、図26、図27、図29〜図31
に例示の保形手段13によって保形された床材4を収容
し、かつ、適宜に位置保持の手段を講じることで、植物
栽培具1が構成される。
【0111】具体的には、例えば図13(その他、図1
4や図15、図26、図27、図29〜図31)に示し
たところの、床材4に植物cを植え付けた床材収容ポッ
ト51を用いるものとして、これをケース本体2Nに収
容するようにし、好適には、ケース本体2Nの底面部
に、床材収容ポット51の底部を嵌入する位置決め凹部
2iを形成し、かつ、ポット51の位置保持手段14と
して、遊端側をやゝ上向きにする状態で、蓋ケース2M
に係止片2m,2mを連設して、蓋ケース2Mを閉じた
状態で、係止片2m,2mを床材収容ポット51の上部
側に係止させるようにし、もって、床材4ひいては床材
4を保形保持したポット51の位置保持手段14を構成
することで、床材収容ポット51の交換が可能な植物栽
培具1を構成することができる。
4や図15、図26、図27、図29〜図31)に示し
たところの、床材4に植物cを植え付けた床材収容ポッ
ト51を用いるものとして、これをケース本体2Nに収
容するようにし、好適には、ケース本体2Nの底面部
に、床材収容ポット51の底部を嵌入する位置決め凹部
2iを形成し、かつ、ポット51の位置保持手段14と
して、遊端側をやゝ上向きにする状態で、蓋ケース2M
に係止片2m,2mを連設して、蓋ケース2Mを閉じた
状態で、係止片2m,2mを床材収容ポット51の上部
側に係止させるようにし、もって、床材4ひいては床材
4を保形保持したポット51の位置保持手段14を構成
することで、床材収容ポット51の交換が可能な植物栽
培具1を構成することができる。
【0112】ここで、上記した各種のケース2,2A〜
2Nとして、これの全体を無色透明としているが、全体
を着色透明にしてもよく、一部(栽培植物をケース外部
から見える範囲)のみを透明にしてもよいのである。
2Nとして、これの全体を無色透明としているが、全体
を着色透明にしてもよく、一部(栽培植物をケース外部
から見える範囲)のみを透明にしてもよいのである。
【0113】また、図1と図5及び図13に示した植物
栽培具1の有底ケース2,2Aと、図9に示した植物栽
培具1の下蓋ケース2Fは、保形手段13によって保形
された床材4の落ち止めを図るものであるが、これらを
必ずしも有底に形成する必要はなく、機能的に落ち止め
が達成されるならば、その底部に通気・通水用の開口を
形成したり、周縁部のみを内フランジ状に備える構成
(図10に示した底部の周壁2dを備える構成を参
照。)に変更が可能である。
栽培具1の有底ケース2,2Aと、図9に示した植物栽
培具1の下蓋ケース2Fは、保形手段13によって保形
された床材4の落ち止めを図るものであるが、これらを
必ずしも有底に形成する必要はなく、機能的に落ち止め
が達成されるならば、その底部に通気・通水用の開口を
形成したり、周縁部のみを内フランジ状に備える構成
(図10に示した底部の周壁2dを備える構成を参
照。)に変更が可能である。
【0114】尚、上蓋ケース2Bを省略して、ケース上
部側に舌片5を連設(図1を参照)し、これにケース携
行用の吊り下げ具3を取り付けたり、ケース上部側の壁
部に孔を形成して、この孔に吊り下げ具3を取り付けた
り、ケース上部側に、例えば薄肉の金属バンドを巻き掛
けて、このバンドに形成の孔に吊り下げ具3を取り付け
る等の変更が可能である。
部側に舌片5を連設(図1を参照)し、これにケース携
行用の吊り下げ具3を取り付けたり、ケース上部側の壁
部に孔を形成して、この孔に吊り下げ具3を取り付けた
り、ケース上部側に、例えば薄肉の金属バンドを巻き掛
けて、このバンドに形成の孔に吊り下げ具3を取り付け
る等の変更が可能である。
【0115】また、ケース2C,2Eの継ぎ足しやケー
ス2Hの交換を行うか否かは別として、植物が大きく成
長した際に、これを植物栽培具1から取り出して露地に
移植し、露地栽培したり、植木鉢やプランターなどに移
植して、室内やベランダなどで栽培したりすることがで
きる。
ス2Hの交換を行うか否かは別として、植物が大きく成
長した際に、これを植物栽培具1から取り出して露地に
移植し、露地栽培したり、植木鉢やプランターなどに移
植して、室内やベランダなどで栽培したりすることがで
きる。
【0116】上記の例えばネットによる保形手段13
や、床材収容ポット51と覆い部材54とによる保形手
段13を、経年に伴って土に同化する腐食性の材料製
(例えば植物繊維製や、その他、腐食性や生分解性の樹
脂繊維など)にしておき、図9に示す構成の植物栽培具
1では、床材4を収容する下蓋ケース2Fをも腐食性の
材料製にしておけば、植物を栽培具1から取り出すこと
なく、保形手段13や下蓋ケース2Fに植え付けたまま
で、成長した植物を露地や植木鉢などに移植しても、エ
コロジー面での問題を伴うことがなくて好適である。
や、床材収容ポット51と覆い部材54とによる保形手
段13を、経年に伴って土に同化する腐食性の材料製
(例えば植物繊維製や、その他、腐食性や生分解性の樹
脂繊維など)にしておき、図9に示す構成の植物栽培具
1では、床材4を収容する下蓋ケース2Fをも腐食性の
材料製にしておけば、植物を栽培具1から取り出すこと
なく、保形手段13や下蓋ケース2Fに植え付けたまま
で、成長した植物を露地や植木鉢などに移植しても、エ
コロジー面での問題を伴うことがなくて好適である。
【0117】また、植物cの見栄えを倍加させる上で、
各種ケース2,2A〜2Nの例えば半分の面部〔ケース
携行用の吊り下げ具3を用いて、植物栽培具1を例えば
カバンの把手などに吊り下げた際に、カバン側となる面
部が好適であり、例えば図15(A),(B)のS1を
参照して三面であるが、二面や一面であってもよく、そ
の他、四角形の一面や隣り合う二面、五角形の隣り合う
2面や三面、偏平な筒形状ケースや円筒状ケースのほゞ
半分やそれ以下の面など任意に選択可能である。〕をミ
ラー面S1にすることも頗る好適であり、このケースと
して、ミラー面形成側のケース部分と残りのケース部分
とを、別々に成形して、これらのケース部分を接着する
ように構成してもよい。
各種ケース2,2A〜2Nの例えば半分の面部〔ケース
携行用の吊り下げ具3を用いて、植物栽培具1を例えば
カバンの把手などに吊り下げた際に、カバン側となる面
部が好適であり、例えば図15(A),(B)のS1を
参照して三面であるが、二面や一面であってもよく、そ
の他、四角形の一面や隣り合う二面、五角形の隣り合う
2面や三面、偏平な筒形状ケースや円筒状ケースのほゞ
半分やそれ以下の面など任意に選択可能である。〕をミ
ラー面S1にすることも頗る好適であり、このケースと
して、ミラー面形成側のケース部分と残りのケース部分
とを、別々に成形して、これらのケース部分を接着する
ように構成してもよい。
【0118】更に、各種のケース2,2A〜2Nを、キ
ャラクターなどの面白可笑しい形状にしたり、その他、
見栄えの良い形状にする等、形状は任意に変更が可能で
あり、かつ、合成樹脂製のケースとして、軟質や半硬
質、硬質の色々な組み合わせを選択可能であることは言
うまでもない。
ャラクターなどの面白可笑しい形状にしたり、その他、
見栄えの良い形状にする等、形状は任意に変更が可能で
あり、かつ、合成樹脂製のケースとして、軟質や半硬
質、硬質の色々な組み合わせを選択可能であることは言
うまでもない。
【0119】流通面からは、床材4を収容した床材収容
ポット51を多数用意して、植物栽培センターなどで大
量の植物栽培を行い、かつ、植物が或る程度生育した段
階で出荷して、これをケース内に納める形態がとられる
のが一般的であろう。
ポット51を多数用意して、植物栽培センターなどで大
量の植物栽培を行い、かつ、植物が或る程度生育した段
階で出荷して、これをケース内に納める形態がとられる
のが一般的であろう。
【0120】この際、床材収容ポット51を合成樹脂製
や紙製にした場合、植物cが所定の生育過程をとる間
に、即ち経時的に、合成樹脂製や紙製の床材収容ポット
51が変質(劣化や変色、褪色など)することが考えら
れる。
や紙製にした場合、植物cが所定の生育過程をとる間
に、即ち経時的に、合成樹脂製や紙製の床材収容ポット
51が変質(劣化や変色、褪色など)することが考えら
れる。
【0121】この変質した床材収容ポット51を、その
まま植物栽培具1に納めると、見栄えが悪くなる等と懸
念されるならば、或いは、懸念されるか否かは別として
も、図33に示すように、この床材収容ポット51をす
っぽりと納める第2の収容ポット64を別途用意して、
これに床材収容ポット51を納め、これをケースに収容
させることが好適であって、床材収容ポット51を、第
2の収容ポット64に弾性的に嵌着保持させたり、接着
剤を用いて接着したりする等、任意の手段でポット5
1,64を一体化させるものとする。
まま植物栽培具1に納めると、見栄えが悪くなる等と懸
念されるならば、或いは、懸念されるか否かは別として
も、図33に示すように、この床材収容ポット51をす
っぽりと納める第2の収容ポット64を別途用意して、
これに床材収容ポット51を納め、これをケースに収容
させることが好適であって、床材収容ポット51を、第
2の収容ポット64に弾性的に嵌着保持させたり、接着
剤を用いて接着したりする等、任意の手段でポット5
1,64を一体化させるものとする。
【0122】この他、植物cを生育させた床材4を床材
収容ポット51から取り出して、これを別途用意の床材
収容ポット51または第2の収容ポット64に収容し、
これをケース内に納めるようにしてもよいのであり、こ
のときに用いる床材収容ポット51として、図34
(A),(B)に示すように、薄肉部分によるヒンジ5
1aで連結された二つ割りのポット部分51b,51b
と、このポット部分51b,51bを突き合わせにした
状態で、これを保形するリング51cとから構成して、
保形リング51cを取り外すことで、床材収容ポット5
1からの床材4の取り出しを容易に行えるようにするこ
とが望ましい。
収容ポット51から取り出して、これを別途用意の床材
収容ポット51または第2の収容ポット64に収容し、
これをケース内に納めるようにしてもよいのであり、こ
のときに用いる床材収容ポット51として、図34
(A),(B)に示すように、薄肉部分によるヒンジ5
1aで連結された二つ割りのポット部分51b,51b
と、このポット部分51b,51bを突き合わせにした
状態で、これを保形するリング51cとから構成して、
保形リング51cを取り外すことで、床材収容ポット5
1からの床材4の取り出しを容易に行えるようにするこ
とが望ましい。
【0123】尚、植物cを生育させた床材4を別途用意
の床材収容ポット51または第2の収容ポット64に収
容し、これをケース内に納めた植物栽培具1において、
この植物栽培具1に上記した任意の位置保持手段14を
備えて、別途用意の床材収容ポット51または第2の収
容ポット64の位置保持を図るものとするが、図35に
示すように、第2の収容ポット64を、ケース2内に密
嵌保持させるようにして、これによって位置保持手段1
4を構成してもよいのであり、この際、植物cを生育さ
せた床材収容ポット51を、予め第2の収容ポット64
に例えば接着するなどして、両ポット51,64の一体
化を図るものとする。
の床材収容ポット51または第2の収容ポット64に収
容し、これをケース内に納めた植物栽培具1において、
この植物栽培具1に上記した任意の位置保持手段14を
備えて、別途用意の床材収容ポット51または第2の収
容ポット64の位置保持を図るものとするが、図35に
示すように、第2の収容ポット64を、ケース2内に密
嵌保持させるようにして、これによって位置保持手段1
4を構成してもよいのであり、この際、植物cを生育さ
せた床材収容ポット51を、予め第2の収容ポット64
に例えば接着するなどして、両ポット51,64の一体
化を図るものとする。
【0124】図36に示すように、化粧部材84とし
て、軸線方向のスリット85が形成された筒状のものを
用意して、この化粧部材84にポット51を納め、これ
をケース2に収容するように構成してもよく、この際、
スリット85の幅を狭めるように、化粧部材84をケー
ス2に納めるようにして、この化粧部材84の弾性的な
縮径によってポット51を挟持させると同時に、弾性復
元力によって化粧部材84をケース2内に密嵌保持させ
るようにし、もって、ポット51の位置保持手段14を
構成してもよいのである。
て、軸線方向のスリット85が形成された筒状のものを
用意して、この化粧部材84にポット51を納め、これ
をケース2に収容するように構成してもよく、この際、
スリット85の幅を狭めるように、化粧部材84をケー
ス2に納めるようにして、この化粧部材84の弾性的な
縮径によってポット51を挟持させると同時に、弾性復
元力によって化粧部材84をケース2内に密嵌保持させ
るようにし、もって、ポット51の位置保持手段14を
構成してもよいのである。
【0125】これまでの実施の形態では、床材をケース
に備える構成例として、床材をケース内に収容すること
について説明してきたが、この床材収容の形態に限られ
るものではなく、即ち、図37に示すように、床材4を
収容させたポット51を、例えば接着などの手段によっ
て筒状ケース2の下端部に備えて、植物栽培具1を構成
することが可能である。
に備える構成例として、床材をケース内に収容すること
について説明してきたが、この床材収容の形態に限られ
るものではなく、即ち、図37に示すように、床材4を
収容させたポット51を、例えば接着などの手段によっ
て筒状ケース2の下端部に備えて、植物栽培具1を構成
することが可能である。
【0126】その他、図示は省略するが、図26に示し
たネジ込み構造の植物栽培具1において、これの下部側
ケース2Lをポット51と見做し、これに床材4を収容
して植物を栽培するように、植物栽培具1を構成するこ
とが可能である。
たネジ込み構造の植物栽培具1において、これの下部側
ケース2Lをポット51と見做し、これに床材4を収容
して植物を栽培するように、植物栽培具1を構成するこ
とが可能である。
【0127】図37に示す実施の形態では、植物の生育
用開口部を形成する状態で、ポット51に収容の床材4
の表層部分4aを固化させて、保形手段13を構成し、
かつ、上記の開口部を通して例えばサボテンの子cを挿
し木し、これが生育した状況を示しているが、既に述べ
たように、ポット51に収容の床材4に、草花の苗や球
根などを植え付けて生育させたり、草花やサボテンなど
の植物種子を播種したり、別の場合で生育させた草花の
苗や球根、根株などを移植させたりして、このポット5
1をケース下端に備えるようにしてもよいのである。
用開口部を形成する状態で、ポット51に収容の床材4
の表層部分4aを固化させて、保形手段13を構成し、
かつ、上記の開口部を通して例えばサボテンの子cを挿
し木し、これが生育した状況を示しているが、既に述べ
たように、ポット51に収容の床材4に、草花の苗や球
根などを植え付けて生育させたり、草花やサボテンなど
の植物種子を播種したり、別の場合で生育させた草花の
苗や球根、根株などを移植させたりして、このポット5
1をケース下端に備えるようにしてもよいのである。
【0128】その他、挿し木や播種、移植などの後に、
床材4の表層部分4aを固化させたり、覆い部材54を
備えたりして、保形手段13を構成するようにしてもよ
いのである。
床材4の表層部分4aを固化させたり、覆い部材54を
備えたりして、保形手段13を構成するようにしてもよ
いのである。
【0129】尚、図37に仮想線で示すように、床材収
容ポット51を納める化粧用のポット65を別途用意し
て、これをポット51に被せ、かつ、接着などの手段で
一体化させれば、見栄えがよくなって好適である。
容ポット51を納める化粧用のポット65を別途用意し
て、これをポット51に被せ、かつ、接着などの手段で
一体化させれば、見栄えがよくなって好適である。
【0130】この化粧用のポット65や、上記した第2
の収容ポット64、及び、化粧部材84としては、合成
樹脂製や紙製、金属製のものなどが任意に選択される
が、金属製とする場合は、好適には、光沢があって見栄
えがよく、更に、周壁をジクザクにする等の加工が容易
である上に、見栄えよく着色することが可能なアルミニ
ュームを選択して、例えばアルミ箔製にすることであ
る。
の収容ポット64、及び、化粧部材84としては、合成
樹脂製や紙製、金属製のものなどが任意に選択される
が、金属製とする場合は、好適には、光沢があって見栄
えがよく、更に、周壁をジクザクにする等の加工が容易
である上に、見栄えよく着色することが可能なアルミニ
ュームを選択して、例えばアルミ箔製にすることであ
る。
【0131】尚、図1に示す植物栽培具1では、ケース
2が上部に開口部21を有することから、また、図5〜
図12に示す植物栽培具1では、上蓋ケース2Bを省略
(但し、ケース携行用の吊り下げ具3をケース2,2
A,2C,2E,2Hに備えるものとする。)すること
で、上部に開口部21が現出されることから、更に、図
13〜図37に示す植物栽培具1では、ケース2,2
I,2J,2K,2P,2Qが筒状であって、上部に開
口部21を有することから、この開口部21を通して、
ケース内の植物をケース外部から見ることが可能であ
り、従って、ケース2,2A,2C,2E,2H〜2
K,2P,2Qを透明に構成する必要はなく、即ち、こ
れらのケースを色付きを含めて不透明に構成してもよい
のである。
2が上部に開口部21を有することから、また、図5〜
図12に示す植物栽培具1では、上蓋ケース2Bを省略
(但し、ケース携行用の吊り下げ具3をケース2,2
A,2C,2E,2Hに備えるものとする。)すること
で、上部に開口部21が現出されることから、更に、図
13〜図37に示す植物栽培具1では、ケース2,2
I,2J,2K,2P,2Qが筒状であって、上部に開
口部21を有することから、この開口部21を通して、
ケース内の植物をケース外部から見ることが可能であ
り、従って、ケース2,2A,2C,2E,2H〜2
K,2P,2Qを透明に構成する必要はなく、即ち、こ
れらのケースを色付きを含めて不透明に構成してもよい
のである。
【0132】また、開口部21を通してケース内の植物
をケース外部から見るか否かは別として、ケース内の栽
培植物をケース外部から見える範囲を透明にして、残り
のケース部分を不透明にしてもよいのであり、更に、ケ
ースを透明か不透明かの何れにするかを問わずして、例
えば花柄などの模様やキャラクター、図柄などをケース
にプリントしたり、それら図柄などをプリントしたシー
ルを、ケース外面や剥がれ難いようにケース内面に貼着
する等して、見栄えを高めるようにしてもよいのであ
る。
をケース外部から見るか否かは別として、ケース内の栽
培植物をケース外部から見える範囲を透明にして、残り
のケース部分を不透明にしてもよいのであり、更に、ケ
ースを透明か不透明かの何れにするかを問わずして、例
えば花柄などの模様やキャラクター、図柄などをケース
にプリントしたり、それら図柄などをプリントしたシー
ルを、ケース外面や剥がれ難いようにケース内面に貼着
する等して、見栄えを高めるようにしてもよいのであ
る。
【0133】ここで、ケース2を透明や不透明あるいは
一部を透明にするか否かは適宜に選択するものとして、
ケース内の栽培植物を、開口部を通してケース外から見
えるようにした植物栽培具について、以下に説明する。
一部を透明にするか否かは適宜に選択するものとして、
ケース内の栽培植物を、開口部を通してケース外から見
えるようにした植物栽培具について、以下に説明する。
【0134】図38に示す植物栽培具1では、底部材9
1を備えた平面視形状が矩形状(その他、四角形に限ら
ず、五角形や六角形など任意であり、円形状や楕円形状
であってもよい。)のケース2に、植物cを生育させた
床材収容ポット51を収容するようにし、この際、ケー
ス外部からケース内の植物cを見ることができるよう
に、ケース2の前面部に開口部92を形成する一方、ケ
ース2の背面部にも、ポット51を出し入れするための
開口部93を形成し、かつ、この開口部93の下部側
(上部側や側部であってもよい。)に、薄肉部分による
ヒンジ(図6の26を参照)94を介して蓋ケース95
を連設すると共に、この蓋ケース95の遊端側に、開口
部93の内角部分に係止する蓋ケースロック用の係止片
(図6のh,iによる係止手段を参照)96を形成し、
更に、蓋ケース95を閉じた状態で、ケース内のポット
51の上縁に係止する係止片97を、蓋ケース95の内
面部に連設して、位置保持手段14を構成している。
1を備えた平面視形状が矩形状(その他、四角形に限ら
ず、五角形や六角形など任意であり、円形状や楕円形状
であってもよい。)のケース2に、植物cを生育させた
床材収容ポット51を収容するようにし、この際、ケー
ス外部からケース内の植物cを見ることができるよう
に、ケース2の前面部に開口部92を形成する一方、ケ
ース2の背面部にも、ポット51を出し入れするための
開口部93を形成し、かつ、この開口部93の下部側
(上部側や側部であってもよい。)に、薄肉部分による
ヒンジ(図6の26を参照)94を介して蓋ケース95
を連設すると共に、この蓋ケース95の遊端側に、開口
部93の内角部分に係止する蓋ケースロック用の係止片
(図6のh,iによる係止手段を参照)96を形成し、
更に、蓋ケース95を閉じた状態で、ケース内のポット
51の上縁に係止する係止片97を、蓋ケース95の内
面部に連設して、位置保持手段14を構成している。
【0135】尚、図39に示すように、蓋ケース95を
閉じた状態で、この蓋ケース95によってポット(外形
のみを図示している。)51が撓み変形されて、ポット
51の位置ずれを生じさせないように、位置保持手段1
4を構成してもよいのであり、れによって上記の係止片
97を省略することが可能となり、更に、この構成の場
合、底部材91を省略することも可能である。
閉じた状態で、この蓋ケース95によってポット(外形
のみを図示している。)51が撓み変形されて、ポット
51の位置ずれを生じさせないように、位置保持手段1
4を構成してもよいのであり、れによって上記の係止片
97を省略することが可能となり、更に、この構成の場
合、底部材91を省略することも可能である。
【0136】上記の蓋ケース95を備えることは必須の
要件ではなく、この蓋ケース95を省略して、ポット5
1をケース2上部の開口部21から挿抜するようにして
もよいのであり、この際、既に述べた任意の位置保持手
段14を採用し、更に、ケース上部側に舌片(図1を参
照)を連設して、これにケース携行用の吊り下げ具3を
取り付けるものとする。
要件ではなく、この蓋ケース95を省略して、ポット5
1をケース2上部の開口部21から挿抜するようにして
もよいのであり、この際、既に述べた任意の位置保持手
段14を採用し、更に、ケース上部側に舌片(図1を参
照)を連設して、これにケース携行用の吊り下げ具3を
取り付けるものとする。
【0137】尚、上記の開口部21,92に、ケース内
の植物cをケース外部から見ることができるように、少
なくとも一部を無色透明または有色透明にした開口蓋を
備えてもよいのであり、かつ、この開口蓋をケース2と
一体に成形したり、後付けによって一体化させたり、或
いは、開閉可能や取り外し可能に構成したりしてもよい
のであり、更に、上記した例えば花柄などを開口蓋にプ
リントしたり、図柄などをプリントしたシールを、開口
蓋の外面や剥がれ難いように内面に貼着する等して、見
栄えを高めるようにしてもよいのである。
の植物cをケース外部から見ることができるように、少
なくとも一部を無色透明または有色透明にした開口蓋を
備えてもよいのであり、かつ、この開口蓋をケース2と
一体に成形したり、後付けによって一体化させたり、或
いは、開閉可能や取り外し可能に構成したりしてもよい
のであり、更に、上記した例えば花柄などを開口蓋にプ
リントしたり、図柄などをプリントしたシールを、開口
蓋の外面や剥がれ難いように内面に貼着する等して、見
栄えを高めるようにしてもよいのである。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケースに収容の床材で植物の栽培を行うことで、後は任
意に場所を定めて植物栽培を行えることはもとより、外
出先であっても、栽培植物を見ることのできる植物栽培
具が提供される。
ケースに収容の床材で植物の栽培を行うことで、後は任
意に場所を定めて植物栽培を行えることはもとより、外
出先であっても、栽培植物を見ることのできる植物栽培
具が提供される。
【0139】特に、外出に際して、植物栽培具を携行す
ることで、床材の乾き具合や湿り具合を常に目にするこ
とができることから、水分補給を忘れることがなく、更
に、植物栽培具を身に付けることは、お洒落でファッシ
ョン性のアップに繋がるだけでなく、栽培植物を眺める
他人の心をも和らげて、周囲に和やかな雰囲気を醸しだ
す利点もある。
ることで、床材の乾き具合や湿り具合を常に目にするこ
とができることから、水分補給を忘れることがなく、更
に、植物栽培具を身に付けることは、お洒落でファッシ
ョン性のアップに繋がるだけでなく、栽培植物を眺める
他人の心をも和らげて、周囲に和やかな雰囲気を醸しだ
す利点もある。
【図1】植物栽培具の断面図である。
【図2】生育用床材のセット前の状態を示す植物栽培具
の断面図である。
の断面図である。
【図3】図1のA−A線視による断面図である。
【図4】吸盤の断面図である。
【図5】別の実施の形態の植物栽培具を示す断面図であ
る。
る。
【図6】図5に示した植物栽培具の床材セット前の状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】継ぎ足し用の筒状ケースと筒部材との断面図で
ある。
ある。
【図8】筒状ケースの継ぎ足し状態を示す植物栽培具の
断面図である。
断面図である。
【図9】更に別の実施の形態による植物栽培具の断面図
である。
である。
【図10】図9に示した植物栽培具の床材セット前の状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図11】別の筒状ケースの継ぎ足し状態を示す植物栽
培具の断面図である。
培具の断面図である。
【図12】丈の高い筒状ケースと交換した植物栽培具の
断面図である。
断面図である。
【図13】床材収容ポットを備えた別の実施の形態によ
る植物栽培具の断面図である。
る植物栽培具の断面図である。
【図14】床材収容ポットをテーパー嵌合によって筒状
ケースに保持させるように構成した植物栽培具の断面図
である。
ケースに保持させるように構成した植物栽培具の断面図
である。
【図15】床材収容ポットを角筒ケースに圧入させるよ
うに構成した別の実施の形態による植物栽培具を示し、
(A)は角筒ケースへのポット圧入前の状態を実線で示
す植物栽培具の断面図、(B)は角筒ケースへの圧入前
の床材収容ポットを仮想線で示す植物栽培具の平面図、
(C)は角筒ケースへの床材収容ポットの圧入状態を示
す平面図である。
うに構成した別の実施の形態による植物栽培具を示し、
(A)は角筒ケースへのポット圧入前の状態を実線で示
す植物栽培具の断面図、(B)は角筒ケースへの圧入前
の床材収容ポットを仮想線で示す植物栽培具の平面図、
(C)は角筒ケースへの床材収容ポットの圧入状態を示
す平面図である。
【図16】床材収容ポットとケースとの組み合わせ説明
図である。
図である。
【図17】床材収容ポットの断面図である。
【図18】床材収容ポットとケースとの組み合わせ説明
図である。
図である。
【図19】床材収容ポットを下方から収容させる構成の
植物栽培具の断面図である。
植物栽培具の断面図である。
【図20】床材収容ポットの断面図である。
【図21】床材収容ポットとケースとの組み合わせ説明
図である。
図である。
【図22】舌片を備えた床材収容ポットの断面図であ
る。
る。
【図23】床材収容ポットとケースとの組み合わせ説明
図である。
図である。
【図24】(A)は隆起部をポット側に備えた植物栽培
具の横断平面図、(B)は隆起部をケース側に備えた植
物栽培具の横断平面図である。
具の横断平面図、(B)は隆起部をケース側に備えた植
物栽培具の横断平面図である。
【図25】スペーサー部材の斜視図である。
【図26】床材収容ポットを備えた別の実施の形態によ
る植物栽培具の断面図である。
る植物栽培具の断面図である。
【図27】覆い部材によって床材の表層部分を覆った床
材収容ポットの断面図である。
材収容ポットの断面図である。
【図28】変形例の覆い部材を示す平面図である。
【図29】(A)は接着剤のスプレーによる床材の表層
部分の固化状況を示す断面図、(B)は表層部分の固化
に加えての覆い部材の施工状況を示す断面図、(C)は
サボテンの子の植え付け状況を示す断面図である。
部分の固化状況を示す断面図、(B)は表層部分の固化
に加えての覆い部材の施工状況を示す断面図、(C)は
サボテンの子の植え付け状況を示す断面図である。
【図30】別の実施の形態を示し、(A)は接着剤のス
プレーによる床材の表層部分の固化状況を示す断面図、
(B)は植物の生育用開口部の形成状況を示す断面図で
ある。
プレーによる床材の表層部分の固化状況を示す断面図、
(B)は植物の生育用開口部の形成状況を示す断面図で
ある。
【図31】更に別の実施の形態による植物の生育用開口
部を形成する説明図である。
部を形成する説明図である。
【図32】前面開閉式の蓋ケースによる植物栽培具の水
平断面図である。
平断面図である。
【図33】第2の収容ポットに納めた床材収容ポットの
断面図である。
断面図である。
【図34】(A)はヒンジで連結された二つ割りのポッ
ト部分の平面図、(B)はリングで保形された床材収容
ポットの断面図である。
ト部分の平面図、(B)はリングで保形された床材収容
ポットの断面図である。
【図35】第2の収容ポットをケース内に密嵌保持させ
た植物栽培具の断面図である。
た植物栽培具の断面図である。
【図36】化粧部材の平面である。
【図37】床材収容ポットをケース下端部に備える構成
の植物栽培具の断面図である。
の植物栽培具の断面図である。
【図38】開口部を通してケース内の植物をケース外部
から見えるようにした植物栽培具の縦断側面図である。
から見えるようにした植物栽培具の縦断側面図である。
【図39】図38のB−B線視に相当する植物栽培具の
断面図である。
断面図である。
2…ケース、3…吊り下げ具、4…床材、21,93…
開口部、c…植物。
開口部、c…植物。
Claims (3)
- 【請求項1】 植物を生育するための床材の収容ケース
を、このケース内の床材で生育する植物をケース外部か
ら見えるように構成し、このケースにケース携行用の吊
り下げ具を備えて成ることを特徴とする植物栽培具。 - 【請求項2】 床材収容ケースの少なくとも一部を透明
にして、その透明部分を通してケース内部の植物をケー
ス外部から見えるように構成して成る請求項1に記載さ
れた植物栽培具。 - 【請求項3】 床材の収容ケースに開口部を形成して、
この開口部を通してケース内部の植物をケース外部から
見えるように構成して成る請求項1に記載された植物栽
培具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029334A JP2002058348A (ja) | 2000-06-07 | 2001-02-06 | 植物栽培具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000169892 | 2000-06-07 | ||
JP2000-169892 | 2000-06-07 | ||
JP2001029334A JP2002058348A (ja) | 2000-06-07 | 2001-02-06 | 植物栽培具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002058348A true JP2002058348A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=26593451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001029334A Pending JP2002058348A (ja) | 2000-06-07 | 2001-02-06 | 植物栽培具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002058348A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-02-06 JP JP2001029334A patent/JP2002058348A/ja active Pending
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