JP6518861B1 - シート植栽容器ユニット及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)を、
支持材(102)であるポールパーテーションを構成する支柱、または柵の並んだ支柱に橋架して支持材(102)間に前記構成シート(10)が対面するように設け、
前記橋架されて対面した前記構成シート(10)に挟まれた空間を中空収納部(11)とし、
前記支持材(102)は、前記構成シート(10)を保持する機能を有し、
前記構成シート(10)が橋架して設けられた前記対面した構成シート(10)と構成シート(10)の下部には、
前記並んだ支持材(102)の間に橋架して設けて前記向かい合った構成シート(10)の間と合わせて前記中空収納部(11)を形成する底部を構成する支持底部(21)、または、前記支持底部(21)であって着脱または移動可能である底部、、または、前記構成シート(10)の下部に前記構成シート(10)と一体に設けられた底部、または、前記2枚の向かい合った構成シート(10)を互いに係止することによって中空収納部(11)の底部を形成させる手段を採用する。
手段を採用することもできる。
可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)を、
支持材(102)であるポールパーテーションを構成する支柱、または柵の並んだ支柱に橋架して支持材(102)間に前記構成シート(10)が対面するように設けられ、
前記橋架されて対面した前記構成シート(10)に挟まれた空間を中空収納部(11)とし、
前記支持材(102)は、前記構成シート(10)を保持する機能を有し、
中空収納部(11)は、前記構成シート(10)の辺部(18)に1以上の開口部(19)を備え、
該中空収納部(11)には前記収納物(S2)を収納可能とし、該収納物(S2)を保持するための1以上の底部を設けており、該底部が、前記構成シート(10)の下側の開口部に前記構成シート(10)と一体に設けられた底部、または支持材(102)に設けられた底部、または、2枚の向かい合った構成シート(10)を互いに係止することによって設けられるシート相互係止底部を備えている構成とする手段を採用することもできる。
例えば、ポケットの配置も様々な配置とすることが可能なため、今までにない斬新かつ洗練された植物アレンジが可能であるという優れた効果を発揮する。
また、曲げた状態を保持するような塑性特性や、元の状態に戻る弾性特性を備えた材料等を用いることが考え得る。係る特性を有することにより、例えば、支持材102に巻いて係止することによって得られる利用体型に合わせて選択し、壁や柱などに設置する場合の基台としての機能を十分に発揮できる形状、大きさ、厚みとする。
必要に応じて支持材と構成シートを係止する、支持係止部20を設けても良い。
係る支持係止部20は、支持材102や支持底部21と構成シート10との係止部であり、係る構成は、構成シート10に設けられた構成でも良いし、支持底部21に設けられても、支持材102に設けられた構成でも良く、また、係る構造も、構成シート10または支持底部21あるいは支持材102に設けられた穴でも良いし、紐状体でも良いし、支持底部21または支持材102に設けられた凸部を構成シート10の穴に挿入し、抜け止めにて係止しても良いし、図1(d)に示されるように、板材で構成シート10を支持底部21と挟み込んでも良いし、ボルトやネジ35、接着、融着で係止してもよく、係る支持係止部20の構造は、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
収納物S1は、支持底部21を底として2段として収納することもできるし、長尺の収納物も同時に合わせて収納できる構成である。
図3(a)では、支持挟底部37が支持材102に設けられていることを示しており、係る支持挟底部37は、構成シート10の下部を挟み込んで構成シート10の下部を閉じることによって支持挟底部37を構成していることを示している。
また、本構成の様に係る挟持底部38が支持材102に設けられた構成の支持底部21である支持挟底部37も良いし、更に可動底部27同様取り外し、または可動する構成である可動挟底部36でもよく、支持挟底部37あるいは可動挟底部36が挟持してシートの底部を設けることが可能な構成とすることによって、より簡単に閉じた底部を設けることが可能となり、尚且つ、収納物の重量を受け止めることも可能となる。
尚、図3(c)は、向かい合った構成シート10の間に支持挟底部37の一部が挟みこまれて、係る構成シート10のそれぞれが支持挟底部37の挟持部分に挟み込まれて係止されることによって、底部を構成している。
尚、前記挟持底部38においての挟み込み部材は、挟み込み部分に滑り止めを設けることが望ましく、係る滑り止めは、凹凸によって滑り止めを設けても良いし、滑り止め材にて滑り止めとしてもよく、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、図面には記載していないが、係る構成シート10の開口部19の開口状態を保持する開口スペーサーを設けても良い。
また、支持材102は、可動底部27や構成シート10を設けた際の位置がずれないように、凸部または凹部の位置決め部48を設けても良い。
また、自立式の支柱間の距離が長い際などには、係る構成シート10と可動底部27を係止可能な構成としても良く、係る係止構造は、図1(b)における係る支持係止部20の構造と同様に、その係止構造は限定せず、また、最初から輪状の構成シート10を設けても良い。
図5(a)は、3つの構成シート10が、直線的に4本の自立式の支柱間に設けられており、植物である収納物S2が植栽されて設けられている構成の例を示す正面図であり、隣り合う構成シート10は、段違いに設けることとなることを示している。尚、係る構成シート10は、本構成の例では、各自立式の支柱間全てに設けられているが、例えば、1つおきに構成シート10を設けても良い。
また、図5(b)は係る連結した構成において、ジグザグに構成シート10を設けた構成の例であり、係る構成に示されるように、巻いて設けられていることによって、自由に方向を変えることが可能であり、列の並ぶ方向を自由に設定でき、有用である。
また、図6(b)は、構成シート10を一部重ねて重畳的に設けた構成の例であり、図6(c)は重畳的に重ねた部分に植栽した構成の例である。
尚、重畳的に重ねることによって、3段に設けられた構成シート10の内側に培養基材を投入しても、重なった部分から土がこぼれ出ることが抑制されて、尚且つ、より多くの培養土で植物を育てることができる為、根詰まりもしにくくなり、植栽植物の安定生育的にも有用である。
図7(a)は上面図、図7(b)は巻き取り具78を設けた支持材102の断面図である。
図7(a)の構成の例においては、左側の支持材102に内蔵された巻き取り具78がこそぎ取り部材79が設けられた巻取り引出口77から引き出され、右側の支持材102に巻かれ、左側の支持材102に戻って係止され、可動底部27を設けて底部を設けて中空収納部11を形成した構成である。尚、右側の支持材102に巻かれ、左側の支持材102に係止される係止構造は、面ファスナーでも良いし、フックでも良いし、磁石でも良いし、その構造は、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るこそぎ取り部材79部材の形状は、ヘラ状でも、箒状でも良いし、材質はシリコンでも樹脂でも木でも金属でもゴムでも良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
支持底部21またはシート本体底部101を係止可能な構成とすることが望ましく、なぜなら、特に係る構成シート10が設けられる支持材102間が長い場合、可動底部27または支持底部21との間に隙間ができやすい為である。
また、係る底部の構成は、シート10のみに係止される シート本体底部101を設けた構成としても良い。
係る巻取り具78は、構成シート10が巻き取られる方向に回転することによって構成シート10は巻き取られ、支持材102に収納され、係る巻取りは、自動でも手動でも良い。
尚、可動底部27は、シート本体底部101でも良いし、あるいは、図面には示していないが、更に水平方向に設けた巻き取り具78から水平方向に引き出された構成シート10と係止されて形成された引出シート底部76でもよい。
尚、前記記載の構成シート10同士の係止については、着脱可能に係止することによって、自由度の高い収納容器となり有用である。
尚、ファスナーで係止する係止構造の場合は、1つの支持材102に2以上の巻き取り具78を設け、同じ方向に引き出す構成とし、引き出し方向の端部から、引き出されてくる辺部に設けられたファスナーで係る2つの構成シート10をファスナーで連結し、巻き取り具78から引き出された根本部までファスナーで閉じることによって、収納部を構成することが可能となる。
また、係る巻き取り具は、図面には示していないが、自動で巻き取る構成としても良いし、ハンドルを設けてハンドルを手で回して巻き取る手動式にしても良く、係る自動で巻き取る構成は、ぜんまいで巻き取る構成としても良いし、電動で巻き取る構成としてもよく、係る巻き取りの構成は、その他、本発明の範囲の範囲内で限定しない。
また、螺旋状に設けられた構成シート10と構成シート10のスリット33が収納口12となり、係る中空収納部11に、例えば緑花等の植物である収納物S2が植栽され、収納口12から緑花を外に出すことが可能である構成である。
また、その高さは、巻く構成シート10の高さで自由に設定可能となる。
また、例えば、下側の構成シート10の幅を狭くすれば、更に小さく、短い収納物S1を収納することも可能であるし、少し上目に設けて下側に隙間を設けて、小さな消しゴムなどを取り出せるようにしても良いし、係る構成シート10に複数の切り込みを入れたり、狭い幅の構成シート10を複数設けて、係る切り込みのどこからでも取り出せる構成としても良い。
また、図10(c)では、下段の構成シート10を巻く支持底部21にクリップスリット109が設けられており、係るクリップスリット109の両サイドには、係るクリップスリット109に向かって斜め方向の滑り台状の支持凹凸状部39が設けられており、図10(d)のように、構成シート10を巻いた状態において、係る構成シート10の上端部からクリップを入れて、下側のスリットであるクリップスリット109から、一個ずつ、クリップを取り出すことが可能となる。
係る構成の様に、多重多段の容器は、例えば射出成型やガラス製品などで大量生産するには難易度も高く、更に、ぞの中に複雑な形状を細工をするのは、更に難易度が高いが、本構成によっては、容易に実現させることが可能であり、有用性が高い。
例えば、この様な多段の構成においては、水抜き穴17などを設けて、外側の多段の収容部を緑花、内側を筆記用具を収納するような構成としても良い。
また、係る構成シートは、巻くことによって筒状になっても良いし、既に筒状の構成シート10を支持材102に設けても良い。
係る構成の例の内、図11(a)及び図11(b)は、円柱に設けられた複数の凹部に合わせて構成シート10が螺旋状に設けられており、例えば、建物の円柱に係る凹部を設け、係る凹部に対応する位置に構成シート10を巻いて中空収納部11を形成し、係る中空収納部11に植物である収納物S2を植栽する構成としても良い。
係る構成によって、柱などを出っ張ることなく緑花可能であり、係る巻いて設けられた構成シート10に沿って、その下に潅水管を隠して設けることが可能であり、美観状も、そうした潅水管が露出することなく容易に敷設可能である。
特に、係る潅水管を、柱の中を通すとなると、工事の難易度も上がり、建設コストもアップすることとなり有用である。
なお、凸条の高さは問わない。係る凹、穴形状部に繋がる面形状が周囲の面の流れより、盛り上がることにより、シートへの支持材102の当たりが強くなる形状であれば、その形状を限定しない。
尚、係る支持材102の形状は、本構成の例の様に円柱でも良いし、楕円でも多角形でも異形形状でも良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、必ずしも螺旋状に巻いて設ける構成でなくてもよく、複数の帯体の構成シート10を段ごとに巻いて用いる構成としても良い。
図12(a)は、係る支持材102の正面図であり、図12(b)は側面図であり、両側面の支持材102には段差部119が設けられており、図12(c)においては、各段差部119に構成シート10が巻かれて設けられており、図12(d)は、図12(c)の断面図であり、各構成シート10と支持材102で形成される中空収納部11は、各段差部119によって形成される開口部19から全て繋がっていることが最大の特徴である。
このように、中空収納部11が繋がっていることによって、図12(e)の様に、植物である収納物S2が植栽された構成において、より広いエリアに根を広げることが可能であるため、根詰まりの心配も少なく、植物の生育にも効果的である。
尚、図12(e)は支持材102の両側に段差部119が設けられている構成となっている。
図13(a)は、係る構成シート10が設けられる支持材102であり、12(b)は、構成シート10が設けられた正面図である。図13(c)は、図13(b)の断面図であり、図13(d)及び図13(e)はそれぞれ支持材102に設ける前の構成シート10を広げた状態の説明図であり、図13(d)が正面図、図13(e)が上面図である。
また、図13(f)は係る構成シート10を支持材102に設けた状態の上面図である。
尚、係るシート本体底部101は、本構成においては、支持材102に構成シート10を設けた際に両側のシート本体底部が合わさって係止される構成であるが、片側のみに設けたシート本体底部101が、片側からもう一方の構成シート10に合わさって係止される構成でも良い。
また、係るシート本体底部101あるいはシート本体仕切り部128の係止方法も、接着でも良いし、融着、ボルト、フック、紐、磁石、ステープラー、リベット、吸着でも良く本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るシート本体底部101は、図面には示していないが、係る2枚の向かい合ったシート10の下部を直接互いに係止することによって、底部を設けたシート相互係止底部でも良く、係る係止方法は、縫製でも接着でも良いし、融着、ボルト、フック、紐、磁石、ステープラー、リベット、ファスナー、面ファスナー、吸着、あるいはクリップ等を挟み込んで固定する挟み込み部材を用いた挟持底部38とした構成でも良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る挟持底部38が支持材102に設けられた構成の支持底部21である支持挟底部37も良いし、更に可動底部27同様取り外し、または可動する可動挟底部36でもよく、支持底部21あるいは可動底部27が挟持してシートの底部を設けることが可能な構成とすることによって、より簡単に底部を設けることが可能となり、尚且つ、収納物の重量を受け止めることも可能となる。
係る構成によれば、壁面上に中空収納部11を自由に設けることができる構成であり、特に円柱等の曲面においては、係る一体スペーサー151が曲面の壁面部により強く押し付けられ易いので、より有効である。
係る別体スペーサー139の形状は、例えば、図14(f)に示されるようなU字状であっても、コの字状であっても良いし、自由に形状を変えることができる曲げ自由な素材でも良いし、係る断面形状も円柱でも角柱でも異形形状でも良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る一体スペーサー151または別体スペーサー139の材質は、シリコンでも良いし、ゴムでも良いし、ポリプロピレンやポリエチレンのような樹脂でも良いし、金属でも良いし、木でも良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、構成シート10には、窓や開口開閉可能部を設けても良い。
また、支持材102は、平行でなくても良いし、曲がっていても良い。
また、支持材102の材質は、木や、アルミニウム、鉄等の金属、ポリプロピレン、ポリアミド等の樹脂、生地、石、セメント、陶磁器、カーボン、布状、網状等、その他本発明の範囲内でその種類を限定せず、必要な強度を満足可能な材質が望ましく、同様に、支持材102の形状についても、円柱、多角柱、筒状、鎖状、紐状、布状でも、その他本発明の範囲内でその種類を限定しない。
また、前記構成シート10には、穴又は切り込みを設けても良い。
また、有機ELや無機ELに代表される可撓性のある電子表示シートを一部または全部に用いることによって、光の活用や、収納物を表示する構成にすれば、整理整頓にも好適である。
また、シート10の形状も、多角形、丸、楕円、その他異形でも、長さ、大きさ違いの組み合わせ違いでもよく、その形状を限定せず、また、厚さも、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、帯状の構成シート10を螺旋状に巻く構成で説明した図においても、構成シート10を螺旋状でなく、普通にまいた構成で説明した図においても、それぞれ互いに同様の構成で実施してもよく、複数のシートを重畳的に重ねる構成でもよく、また、図面には記載していないが必要に応じて1以上の支持材と構成シート10の係止部を設けても良い。
10 構成シート
11 中空収納部
12 収納口
17 水抜き穴
18 辺部
19 開口部
20 支持係止部
21 支持底部
27 可動底部
28 支持係止板
29 柵
30 筒
33 スリット
35 ネジ
36 可動挟底部
37 支持挟底部
38 挟持底部
39 支持凹凸状部
48 位置決め部
49 台座
75 引出辺
76 引出シート底部
77 巻取り引出口
78 巻き取り具
79 こそぎ取り部材
101 シート本体底部
102 支持材
109 クリップスリット
119 段差部
121 穴部
128 シート本体仕切り部
129 巻き係止部
131 開口スペーサー
139 別体スペーサー
151 一体スペーサー
S1 収納物(文具等小物雑貨)
S2 収納物(植物)
Claims (29)
- 多目的収納用ユニット(1)の収納物が、植物の収納物(S2)である植栽容器ユニットを製造する方法であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)を、支持材(102)であるポールパーテーションを構成する支柱、または柵の並んだ支柱に橋架して前記並んだ支持材(102)間に前記構成シート(10)が対面するように設け、前記橋架されて対面した前記構成シート(10)に挟まれた空間を中空収納部(11)とし、前記支持材(102)は、前記構成シート(10)を保持する機能を有し、前記構成シート(10)が橋架して設けられた前記対面した構成シート(10)と構成シート(10)の下部には、前記並んだ支持材(102)の間に橋架して設けて前記向かい合った構成シート(10)の間と合わせて前記中空収納部(11)を形成する底部を構成する支持底部(21)、または、前記支持底部(21)であって、前記支持材(102)または構成シート(10)に対して、着脱可能、または移動可能である底部、または、前記構成シート(10)の下部に前記構成シート(10)と一体に設けられた底部、または、前記2枚の向かい合った構成シート(10)を互いに係止することによって中空収納部(11)の底部を形成させることを特徴とする、シート植栽容器ユニットの製造方法。
- 前記可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)を、並んだ支持材(102)に巻いて設けることによって、前記橋架されて対面した前記構成シート(10)の間に中空収納部(11)を形成することを特徴とする請求項1に記載のシート植栽容器ユニットの製造方法。
- 多目的収納用ユニット(1)の収納物が、植物の収納物(S2)である植栽容器ユニット
であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)を、支持材(102)であるポールパーテーションを構成する支柱、または柵の並んだ支柱に橋架して支持材(102)間に前記構成シート(10)が対面するように設けられ、 前記橋架されて対面した前記構成シート(10)に挟まれた空間を中空収納部(11)とし、前記支持材(102)は、前記構成シート(10)を保持する機能を有し、中空収納部(11)は、前記構成シート(10)の辺部(18)に1以上の開口部(19)を備え、該中空収納部(11)には前記収納物(S2)を収納可能とし、該収納物(S2)を保持するための1以上の底部を設けており、該底部が、前記構成シート(10)の下側の開口部に前記構成シート(10)と一体に設けられた底部、または支持材(102)に設けられた底部、または、2枚の向かい合った構成シート(10)を互いに係止することによって設けられるシート相互係止底部を備えていることを特徴とする、シート植栽容器ユニット。 - 前記構成シート(10)は、前記並んだ支持材(102)間に向かい合う様に橋架されて、前記支持材(102)に係止されて設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)は、前記並んだ支持材(102)間に向かい合う様に橋架されて、巻いて設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持底部(21)または可動底部(27)が、前記柵(29)またはポールパーテーションの隣合う支柱または数本おきに、設置され、高さを変えることが可能であることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持材(102)が棒状体でありそれぞれ、台座(49)を設けたことによる自立式の支柱で、ポールパーテーションを構成する支柱であり、前記2つ以上の自立式の支柱の2つの支柱間に、橋架した着脱可能な前記支持底部(21)である可動底部(27)を設けたことにより移動可能な柵を構成し、前記2つの自立式の支柱間に前記構成シート(10)を橋架して設けた際に前記自立式の支柱の距離を維持可能で、且つ、前記可動底部(27)の長さや設置位置を変更することにより、前記中空収納部(11)の容積や高さを自由に調整可能であることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載のシート
植栽容器ユニット。 - 前記台座(49)に設けられた棒状体の支持材(102)が、1つの台座(49)に対して2以上の棒状体が設けられたことを特徴とする請求項7に記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持底部(21)または可動底部(27)が、伸縮可能であり、前記並んだ支持材(102)間の距離を自由に設定可能であることを特徴とする請求項3から請求項8のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持材(102)に設けられた支持底部(21)または可動底部(27)が、挟持部を備えた支持挟底部(37)または可動挟底部(36)であり、前記挟持部にて構成シート(10)を挟み込んで中空収納部(11)の底を構成することを特徴とする請求項3から請求項9のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が並んだ支持材(102)間に設けられた構成で、3以上の支持材(102)が、2つの前記支持材(102)に設けられた前記構成シート(10)及び可動底部(27)または支持底部(21)によって複数連結されていることを特徴とする請求項3から請求項10のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)の背面と支持材(102)の間、または前記構成シート(10)の背面と構成シート(10)の間に、凹部あるいは凸部あるいは穴部である、凹凸部が設けられることによって、前記構成シート(10)の背面に中空収納部(11)を形成し、前記中空収納部(11)は、前記構成シート(10)の辺部(18)に、1以上の開口部(19)を備えたことを特徴とする、請求項3から請求項11のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記凹凸状部が、支持材(102)に設けられた支持凹凸状部(39)であり、該支持凹凸状部に対応する位置に、前記構成シート(10)が、係止または巻かれることによって、前記構成シート(10)の背面に中空収納部(11)を形成し、前記中空収納部(11)は、前記構成シート(10)の辺部(18)に、1以上の開口部(19)を備えたことを特徴とする、請求項3から請求項12のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が、前記支持材(102)に、巻き取り式の巻き取り具に備えられていることを特徴とする請求項3から請求項13のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が、前記支持材(102)に設けられた巻き取り具に備えられている構成において、巻き取り具の手前で、前記構成シート(10)についた汚れや土をこそぎ取る、こそぎ取り部材を設けたことを特徴とする請求項14に記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が、前記支持材(102)に設けられた2以上の巻き取り具に備えられている構成において、前記構成シート(10)にはファスナーあるいは、複数の係止部が、前記巻き取り具から引き出されることによって長さが可変である辺部(18)である引出辺(75)に設けられ、引き出された際に、前記ファスナーまたは前記係止部によって、前記構成シート(10)が互いに、または前記支持材に設けられた底部に係止されることによって、長さが可変な中空収納部(11)が形成される構成である、前記巻き取り具を設けたことを特徴とする請求項3から請求項15のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が、該構成シート(10)の長手方向または下方部に、支持底部(21)またはシート本体底部(101)を係止可能な係止部を設けていることを特徴とする請求項3から請求項16のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持底部(21)あるいは可動底部(27)あるいは シート本体底部(101)あるいは支持材が、前記構成シート(10)と支持材(102)あるいは前記支持底部を係止するシート係止部を設け、前記構成シート(10)が、前記支持底部(21)に係止されているか、前記支持底部(21)を覆っていることを特徴とする請求項3から請求項17の何れかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持底部(21)が、着脱可能または支持材(102)上を移動可能である可動底部(27)であることを特徴とする請求項3から請求項18の何れかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)の一部と該シート10の他の一部が互いに係止、または、着脱可能に係止され、前記構成シート(10)が、筒状であることを特徴とする請求項3から請求項19のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が、筒状であることを特徴とする請求項3から請求項20のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持係止部(20)が、着脱可能に係止することにより、中空収納部(11)を設けることを特徴とする請求項3から請求項21のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が、1以上の凸部あるいは凹部あるいは凸条部あるいは凹条部を設けていることを特徴とする請求項3から請求項22のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)の1以上の凸条部が、前記構成シート(10)の辺に対して開口部(19)のある、略コの字状あるいは略Uの字状の囲い形状に設けてあることを特徴とする請求項23に記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)を、2本の支柱間に巻いて設けた際に、前記1以上の凸部あるいは1以上の凸条部あるいは凹部あるいは凹条部によって、前記シート植栽容器ユニットの仕切りまたは、底部であるシート本体底部(101)を、設けることが可能であることを特徴とする請求項23から請求項24のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記2本の支柱間に巻いて設けた構成シート(10)に設けられた、前記1以上の凸部あるいは1以上の凸条部あるいは凹部あるいは凹条部が、対向する構成シート(10)または前記、凸部あるいは凸条部あるいは凹部あるいは凹条部に合わさり、係止されることを特徴とする請求項23から請求項25のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)に設けられた、前記1以上の凸部の1以上の凸条部あるいは凹部あるいは凸条部あるいは凹条部が、着脱可能であることを特徴とする請求項23から請求項26のいずれかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記支持材(102)または、前記支持材(102)の支持底部(21)または、シート本体底部(101)が水抜きのための穴を設けられたこと、あるいは、多孔性の材質であることを特徴とする請求項3から請求項27の何れかに記載のシート植栽容器ユニット。
- 前記構成シート(10)が、2本の支持材に跨って係止または巻いて橋架されていることを特徴とする請求項3から請求項28の何れかに記載のシート植栽容器ユニット。
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