JP6554630B1 - シート巻き取り収納用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要に応じてサイズの調整が可能で、収納スペースの有効活用が可能で、必要な収納物の量、サイズに対して自由に調整可能で、植栽に利用する場合には、3次元的に、自由度の高いガーデニング用品ともなる収納用具を提供する。【解決手段】可撓性を有する略シート状の素材から成る構成シート10は、収納開口部12を備えた中空収納部11を備え、巻かれて収納可能で、巻かれた構成シートが巻いた状態から引出される際には、回転巻軸14を略中心にして、巻かれた部分の構成シートは回転しながら引出され、構成シートの引出しを止めることが可能であるか、又は、巻戻りを止めることが可能な構造のブレーキストッパー79を備え、シート巻取り収納用具1は、シート巻取り収納用具の位置を保持する支持材に係止可能な支持係止部20もしくは把手を備えているか、又は構成シートに引き出された構成シートの位置を保持するシート位置保持部を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、主として植物の育成及び緑化、並びに小物の整理、携帯、運搬に資する収納具に関し、詳しくは、収納具のサイズ調整が自由に可能で、配置領域と配置位置を自由に調整することによって、沢山の植物や雑貨等の収納と、これらの配置を自由にレイアウトすることで斬新な装飾が可能であり、且つ、美的緑化の促進や作業効率向上に資する装飾自在な収納器具に関する。
従来から雑貨等の収納には多種多様な収納具が提案されている。係る収納具は機能的に収納するものから、収納効率よりもお洒落や装飾を目的とした収納具も存在する。しかしながら、収納スペースの領域や配置場所の形状にその場で合わせ、更には収納位置をアレンジできる収納具は皆無といえる。
また、植物を店頭等の装飾に用いたり家庭用のガーデニングとして楽しむ方が増えてきており、係る装飾には花壇、プランター、ハンギング等を利用した方法が用いられている。しかしながら、ワイヤー等で吊るすタイプのハンギング等では重量に制限があり、植物の数や種類が限られてしまうという問題や、鉢やプランター等による装飾ではアレンジやバリエーションの範囲に限界があるという問題がある。
更に、花を用いて広範に装飾する場合では多数の鉢等への水やりに負担も大きくなるという問題もある。そこで、小規模な装飾範囲から大規模な装飾範囲まで自在に対応でき、更にあらゆるレイアウトや創作者の自由なアレンジに対応できる装飾用具が望まれているといえる。特にショーウィンドウなどの装飾などでは個性溢れるお洒落な植物を用いた装飾を容易に施す技術が求められているといえる。
そこで、従来からも種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、発明の名称を「花卉ハンギングバッグおよび花卉ハンギングセット」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。具体的には「有底袋体の正面部複数箇所に十文字状切り込み等による窓部を形成してなり、これにより軒先に吊るしたり、あるいはトレリス等に懸け吊るして用いる場合に安定性がよく、しかも花卉類が成長するにつれて、露出していた袋体自体が次第に隠れるようになる結果、人工的感覚があまりなく自然性を維持することができ、また取り扱い性も格段に向上する」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、挿入口が固定されているため装飾が自由自在とはいえず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献2には、発明の名称を「ユニット式ガーデニングラック」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には「自立接地用のベースを有しかつ長さが異なる複数種の帯板状ポールと、これら複数種の帯板状ポールの長さにそれぞれ等しい縦寸法を有しかつ横幅寸法は全て等しい大きさに形成された複数種のハンギング用格子パネルとを、帯板状ポールの両側辺部に形成した差込み溝及び係合部とハンギング用格子バネルの横幅方向の両側辺から突出させた突片との差込み係合手段を介して鉛直面内に形態の異なる複数種類の自立式ガーデニングラックを組立可能に構成している」というものである。しかしながら、特許文献2に記載の発明は、沢山の植物を自由に装飾できるが、大きな部材を組立て固定しなくてはならず、スペース確保の問題や装飾した個体を集合させているにすぎず、発明品本体による自由自在な装飾とは言えないため、前記問題の解決には至っていない。
なお、本発明者は、発明の名称を「シート巻き取り収納」とする技術を出願中である。(特許文献3参照)具体的には「可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シートが、回転巻軸を中心として回転して巻かれるようにして回転支持具に設けられ、前記回転支持具は、前記構成シートを、回転巻軸を中心として回転して巻き、巻き状態の前記構成シートの位置を保持する機能を有し、前記シート巻き取り収納用具は、支持材に係止可能な支持係止部または把手を備え、前記構成シートにはファスナーあるいは、複数の係止部である側辺係止部が、前記巻き取り具から引き出されることによって長さが可変である辺部である引出辺に沿って設けられ、引き出された際に、前記ファスナーまたは前記側辺係止部によって、2以上の前記構成シートが互いに係止され、前記2以上の構成シートの一部または全部が対面するように設けられることによって、長さが可変な中空収納部を形成可能」というものである。
しかしながら、発明者は、更により幅の広い使用、効果、よりシンプルな部材、構造を開発するといった課題も追及すべきといえる。
特開2001−186816号 特開2000−041814号 特願2018−181089号
あらゆる収納可能なスペースの有効活用と、デザインアレンジによる、雑貨等の小物や植物を用いて美しい装飾が可能であり、用途に応じて、サイズの調整が自由で、植栽に利用する場合には、3次元的に、自由度の高いガーデニング用品ともなる収納ユニットを提供する。
本発明は、多用途用収納ユニットを製造する方法であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成可撓部材(10)によって全体を構成し、前記多用途用収納ユニットは、前記構成可撓部材を上下に配置して巻いた状態に設けることによるか、あるいは前記構成可撓部材(10)に切り込みを入れることによるか、あるいは2以上の前記構成可撓部材(10)を上下に設けるか、あるいは前記構成可撓部材(10)を螺旋状に巻くことによるいずれかの方法で開口入口部を形成し、前記構成可撓部材の背面に、収納空間である中空領域を設け、開口入口部は、前記収納空間の外部から、該収納空間へ通じる開口部であり、前記開口入口部は該開口入口部において二つ以上に分割された下側から配置された構成可撓部材(10)である下側シートの上辺部である下シート上辺(9)と上側から配置された構成可撓部材(10)である上側シートの対向部である上シート対向部(8)との間に形成される空間部分であり、前記開口入口部は、前記開口入口部の前記下シート上辺(9)が、該開口入口部において対向して、該開口入口部を形成する上シート対向部(8)よりも長く、あるいは弛んだ状態で設けることにより、該開口入口部を、閉じ難く開口可能であることにより、前記収納空間内の収納物によって、前記構成可撓部材の背面から圧力がかかっていても、前記開口入口部(12)の開口状態を保持可能である構成を採用する。
本発明は、シート巻き取り収納用具(1)であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の
構成シートは、中空領域である中空収納部(11)を備え、前記中空収納部(11)は、1以上の開口部である収納開口部(12)を備え、
前記中空収納部(11)は、巻かれて収納可能で、前記構成シートが巻かれた略中心の軸を、回転巻軸とし、
前記巻かれた構成シートが巻いた状態から引き出される際には、前記回転巻軸を略中心にして、前記巻かれた部分の構成シートは回転しながら引き出され、
前記シート巻き取り収納用具(1)は、前記構成シートの引き出し長さを調整可能に、前記構成シートの引き出しを止めることが可能であるか、または、巻き戻りを止めることが可能な構造のブレーキやストッパーである、ブレーキストッパーを備え、
前記シート巻き取り収納用具(1)は、
前記シート巻き取り収納用具(1)の位置を保持する支持材(102)に係止可能な支持係止部もしくは把手を備えているか、または 前記構成シート(10)に、引き出された構成シートの位置を保持するシート位置保持部を備え、
前記中空収納部(11)を、長さが可変な中空収納部(11)とすることが可能である手段を採用する。
また、本発明は、前記シート巻き取り収納用具(1)の前記構成シートが巻いた状態から引き出される際に、引き出されることによって長さが可変な前記構成シートの両端の辺を引出辺(75)とし、前記ブレーキストッパーの構成が、前記巻かれた状態の領域の構成シートの一方の引出辺からもう一方の引出辺を橋架して設けられた部材である橋架ブレーキであり、前記橋架ブレーキは、前記構成シートが引き出される際に引き出されることによって回転する巻き状態の部分の構成シートと連動して回転移動し、前記回転移動した橋架ブレーキと、前記構成シートの引き出された部分が干渉、または、保持された橋架ブレーキが、捻じられないことによって、前記構成シートの回転が止まり、前記構成シートの引き出しが止まる構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記橋架ブレーキが、把手または支持係止部である構成を採用することもできる。
また、本発明は、構成シート(10)が、巻軸部材(5)に巻かれ、前記巻軸部材は回転巻軸を中心として回転し、
前記シート巻き取り収納用具(1)は、
前記シート巻き取り収納用具(1)の位置を保持する支持材(102)に係止可能な支持係止部もしくは把手を備えているか、または 前記構成シート(10)に、引き出された構成シートの位置を保持するシート位置保持部を備え、
前記構成シートは、中空領域である中空収納部(11)を備え、前記構成シートは、1以上の開口部である収納開口部(12)を備え、
前記中空収納部(11)を長さが可変な中空収納部(11)とすることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)が、巻軸部材(5)に係止され、前記巻軸部材は回転巻軸を中心として回転して巻かれるようにして回転支持具(7)に設けられ、前記回転支持具(7)は、前記構成シート(10)を、巻軸部材(5)を中心として巻き取り具で回転して巻き、巻き状態の前記構成シート(10)の位置を保持する機能を有し、
前記シート巻き取り収納用具(1)は、
前記シート巻き取り収納用具(1)の位置を保持する支持材(102)に係止可能な支持係止部もしくは把手を備えているか、または 前記構成シート(10)に、引き出された構成シートの位置を保持するシート位置保持部を備え、
前記構成シートは、中空領域である中空収納部(11)を備え、前記構成シートは、1以上の開口部である収納開口部(12)を備え、
前記中空収納部(11)を長さが可変な中空収納部(11)とすることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、
前記シート巻き取り収納用具(1)の前記ブレーキストッパーの構成が、前記巻かれた状態の構成シートの一方の引出辺からもう一方の引出辺を橋架して設けられた部材である橋架ブレーキであり、前記橋架ブレーキが、前記巻軸部材に設けられた橋架巻軸ブレーキであり、
前記橋架巻軸ブレーキは、前記構成シートが引き出される際に引き出されることによって回転する巻き状態の部分の構成シートと連動して回転移動し、前記回転移動した橋架巻軸ブレーキと、前記構成シートの引き出された部分が干渉することによるか、保持された橋架ブレーキが、捻じられないことによって、前記構成シートの回転が止まり、前記構成シートの引き出しが止まる構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シートが前記回転支持具に巻いた状態において、前記回転巻軸方向に対して前記構成シートの略直角である辺部を、引出辺(75)とし、前記引出辺(75)は、前記構成シートが前記巻き取り具から引き出されることによって長さが可変であり、前記収納開口部が、引出辺(75)に設けられた、側辺収納口である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シートに設けられた前記収納開口部(12)が、2つの引出辺(75)と引出辺(75)の間の領域に設けられた辺間収納口である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記辺間収納口が、前記引出辺と略平行方向に設けられている横間収納口である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記辺間収納口が、前記引出辺と略垂直方向に設けられている縦間収納口である構成を採用することもできる。
また、本発明は、 前記辺間収納口が、前記引出辺と斜め方向に設けられている斜間収納口である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記収納開口部(12)が、開閉可能な、収納口係止部を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記中空収納部(11)が、前記中空収納部(11)を係止して仕切る、1以上の収納部仕切りを備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記収納部仕切り、または側辺係止部、または前辺係止部が着脱可能に係止可能な構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記シート巻き取り収納用具(1)が、前記構成シート(10)が巻かれた部分を覆うケース部(6)を備え、前記ケース部(6)が、前記巻かれた構成シート(10)が引き出される際に通過する隙間である、巻取り引出口(77)を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シート(10)の引き出し、あるいは巻き取りをコントロールする為の前記構成シートに対するブレーキ、または、前記構成シートが巻かれた前記巻軸部材(5)の回転を制御するように、ブレーキをかけることが可能な、ブレーキストッパー(79)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シート(10)を1以上に折り曲げ、前記折り曲げ可能な部分は、折り曲げ可能とする為に収納物が入っていない部分である曲折可能部であり、前辺をケース部、または回転支持具、または橋架巻軸ブレーキ、または橋架ブレーキ、またはタブブレーキに係止して、全体の長さをコンパクトにすることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記曲折可能部が、着脱して開閉可能であるか、または、開閉不可能であり、前記曲折可能部が、前記中空収納部を分離可能に着脱して連結可能な収納連結部であり、前記収納連結部にて分割された中空収納部または、前記収納連結部にて貫通した中空である、中空収納部を構成可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シートが折り曲げて畳まれた折り曲げ状態を保持可能な畳保持部材によって、巻かれるかまたは係止されることによって、折り曲げ状態を保持される構成を採用することもできる。
また、本発明は、 前記畳保持部材が、シート巻き取り収納用具の底で、中空収納部の底を外側から保持する底保持具を備えた構成を採用することもでき、また、底保持具をスライド可能に設ける構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記畳保持部材または前記底保持具が、収納部を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記シート巻き取り収納用具が、肩に掛ける肩掛け帯紐または把手を備え、前記シート巻き取り収納用具(1)が、リュックサックまたは携帯可能なバッグとなる構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記中空収納部が、構成シート(10)の一部分が重なる、部分重複部(15)の中空領域であり、
前記構成シート(10)は、一部分が重なるようにして重畳的に連続して設けられ、前記重畳的に設けられた部分重複部(15)が、前記中空収納部であり、前記部分重複部(15)の表側の開口部(19)である収納開口部(12)を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記重畳的に設けられた構成シート(10)が、背面に構成シートを備え、係る背面に備えた構成シートと、前記重畳的に設けられた構成しシートとの間の中空領域も、中空収納部である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記部分重複部(15)の一部または全部が係止されていることによって、前記部分重複部の幅が狭くなっているか、または、閉じられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シート(10)の部分重複部(15)の2辺の引出辺(75)の内、1辺の引出辺(75)側が開放可能に設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シート(10)が、マグネットシートまたはアイアンシートまたは自己吸着シートである構成を採用することもできる。
また、本発明は、シート巻き取り収納用具(1)であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)によって全体が構成され、前記シート巻き取り収納用具(1)は、
開口部である収納開口部(12)を備え、
前記構成シート(10)の背面に、中空収納部である中空領域を備え、
前記収納開口部(12)は該収納開口部(12)において二つ以上に分割された下側から配置された構成シート(10)である下側シートの上辺部である下シート上辺と上側から配置された構成シート(10)である上側シートの対向部である上シート対向部(8)との間に形成される空間部分であり、
該収納開口部は、複数の構成シート(10)である、構成ピース(33)を上下に配置して巻くことによるか、あるいは2以上の前記構成ピース(33)を上下に設けることによって、形成され、
前記構成ピース(33)の上辺であるピース上辺と、前記構成ピースの下辺であるピース下辺はそれぞれ、開放部を備えて設けられ、
前記収納開口部(12)は、
前記収納開口部(12)の前記下シート上辺が、該収納開口部(12)において対向して、該収納開口部(12)を形成する上シート対向部よりも長く、あるいは弛んだ状態であることにより、該収納開口部(12)を、閉じ難く開口可能であることにより、前記中空収納部内の収納物によって、前記構成シート(10)の背面から圧力がかかっていても、前記収納開口部(12)の開口状態を保持可能である
構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記構成シート(10)が、無機または有機の、エレクトロルミネセンスのシートに代表される電子表示シートである構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記 シート巻き取り収納用具(1)が、前記支持材または支持材であるレールに、回動可能に設けられたブラインドカーテンである構成を採用することもできる。
また、本発明は、シート巻き取り収納用具(1)が、水抜き穴を備え、植栽可能な植栽容器である構成を採用することもできる。
また、本発明は、2つに折り曲げられて対向した中空収納部の引出辺を互いに着脱可能に係止することによって、前記対向した2つの中空収納部の間の中空空間を、第2収納部とすることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記シート巻き取り収納用具(1)の前記ブレーキストッパー(79)が、タブブレーキ(26)であり、前記タブブレーキ(26)は、 巻かれた部分の構成シートにおいて、巻かれた状態で一番外側の構成シートが、巻かれた状態で一番外側の構成シートより内側の構成シートに設けられたタブに、係止されることによって、前記構成シートが巻かれた状態以上に、係る構成シートが引き出されない構成を採用することもできる。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、屋内、屋外を問わず、自由な3次元的な設置領域において、設置領域に合わせて自由なサイズに変更可能であり、収納領域を確保でき、スペースを確保可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、屋内、屋外を問わず、自由な設置領域において、設置領域に合わせて自由なサイズに変更可能であり、自由に多種多様な植物を同時に栽培でき、潅水容易で一時的な移動や設置も可能であることから、育苗や園芸における作業負担の軽減や作業の効率化を図れるという優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、その時に必要な荷物の量に合わせて自由なサイズに変更可能であり、自由に間仕切りも変更可能で、多種多様な収納物を同時に運搬可能であることから、例えば、買い物の際のエコバッグの様に、毎回買い物の量や商品のサイズが変わる収納容器としての用途としても優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、荷物の量が増えても、リュックサッとすることによって、より体への負荷が少なく運搬可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、沢山の開口部を構成することができ、柱や壁の形状やサイズに対応して、サイズを変えて装着できるので、例えば工場内において作業者が取りやすい位置に存在する壁や柱を利用して工具を収納するための収納ユニットとして利用するなど、場所や環境に対する制限が極めて少なく、あらゆる場所において自由な装飾が可能となるという優れた効果を発揮するものである。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、沢山のポケット状の植栽部の底部が開口しているため、上部から一度の水やりにより全体に水を供給することが可能となるという優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、花の交換の際、取り除く必要のない植物を移動することなく、別のポケットに違う種類の植物を装飾することも可能であり、また種や球根から育てたり、宿根草や多年草など季節が巡ってまた咲くものをそのままにしながら別のポケットの一年草は交換できるという優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、構成部材が極めて少なく、またシンプルな構成で製作が容易でコストがかからないといった優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具によれば、地面に接触させずに空中に吊るす構成として利用することにより、汚染された土壌や水害の影響を受けることなく、単位面積当たりの収穫量を向上させることができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係るシート巻き取り収納用具の基本構成説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の巻軸部材を備えた例の構成説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の収納開口部の構成の例の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の収納部仕切りの構成の例の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の底保持具の構成の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具が、引出辺75を略水平方向にして支持材102に設けられた構成の例の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具が、引出辺75と略平行な開口部の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具が、スリットカートリッジ80の構成の説明図である。 本発明に係る支持材の構成シート10が、一部が重なる様に設けられた例の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の部分重複部15の一方の引出辺75が開閉可能な構成の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の構成ピースの上辺と下辺の長さ違いの説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の図11と構成ピースの係止方法違いの構成の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具の収納物を収納した構成の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具がカーテン、またはブラインドカーテンとして設けられる構成の例の説明図である。 本発明に係るシート巻き取り収納用具に植物が植栽されている構成の例の説明図である。
本発明に係るシート巻き取り収納用具1は、 シート巻き取り構造によって、サイズが自由に調整可能な収納袋やバッグ、あるいは、その他、収納具である巻き取り式の収納用具であり、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート10が、1以上の中空収納部11を備え、巻かれることによる有用性を最大限に発揮することができるものである。
以下、図面に基づいて本発明に係るシート巻き取り収納用具1について説明する。但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能とする。
また、以下の各図のそれぞれの構成、説明は、代表的にその図面で係る構成、説明をしたものに過ぎず、その他の図面の構成に対しても、それぞれ、互いにそれぞれの構成及び説明は応用可能であるものである。
尚、各図説明においての背面とは、側面図または縦断面図の側面から見た図においては、右側が背面側であり、また、正面図または斜視図においては、可視可能な構成シートの面側が正面あるいはおもて面であり、見えない側の面が背面側であり、横断面図においては、上側が背面側であり、下側が正面あるいはおもて面側である。
図1は、シート巻き取り収納用具1の基本構成である。
図1(a)は、中空領域である中空収納部11を備えた構成シート10が、巻かれて設けられて、係る中空収納部11の長さを、必要に応じて調整可能な構成の例であり、係る構成シート10が係る巻き状態から引き出されることによって長さが可変である回転巻軸14と略直角方向の辺部である引出辺75が、係る構成シート10同士を係止するシート係止部を備え、また、前記構成シート10が巻かれた状態から引き出される際に引き出される進行方向となる前側の辺に該当する前辺9に、引き出した構成シート10の位置を保持する支持材102に係止する係止部であるシート位置保持部18・30として、把手18・20を備えた構成である。
また、係る構成シート10を巻いた際に係る巻いた略中心の巻軸である、図1(b)に示される様な回転巻軸14に対して、係る回転巻軸14側の係る回転巻軸14と略平行である構成シート10の辺である、巻軸辺23の両端部に、係る構成シート10が巻いて設けられた際に、係る巻いた状態から、構成シート10の引き出し、あるいは巻き戻しのブレーキあるいはストップさせる機能を備えブレーキストッパー79である橋架ブレーキ25としてのベルトが設けられており、係る橋架ブレーキ25は、係る構成シート10に係止されており、係る構成シート10の両方の引出辺75から引出辺75の間の構成シート10を、係る引出辺75から引出辺75を跨いで橋架することによって、係るブレーキストッパー79である橋架ブレーキ25を構成する。
橋架ブレーキ25は、橋架して係る構成シート10の引き出しを止めるブレーキ状態で、係る橋架ブレーキ25が捻じられてしまうことによって、係る回転巻軸14が勝手に回ってしまわない強度や硬さ、あるいは幅や太さ、あるいは長さを備えた素材や形状であることにより、係る機能を発揮するものであり、係る材質は、鉄やアルミニウム等の金属でも、皮革でも、ポリアミドやポリエステルやアクリル等の合成樹脂でも、各種ゴムでもその他限定せず、係る形状も、ベルト状でも、板状でも、ロープ状でも、筒状でも、網状でも、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
つまり、例えば、係る橋架ブレーキ25は、係る構成シート10を橋架する長さに対して、あまりにも長い紐であると、係る構成シート10を引き出すのに合わせ回転する、回転巻軸14と一緒に、係る橋架ブレーキ25もねじられて、係る橋架ブレーキ25の機能を果たすことができず、捻じられない為の長さや幅や材質等である必要がある。
但し、構成シート10係止された部分から、係る引出辺75を回り込んで構成シート10を橋架している構成であるので、係る回り込み部分は、可撓性を有するか、回動構造にするか、予め曲がった形状にすることより、回り込み可能な構成とすることが望ましく、係る構成はその他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る橋架ブレーキ25の2つの引出辺75間における係止位置は、略引出辺75部に係止して設けられても良いし、係る引出辺75と引出辺75の間の略中間点あたりでも良いし、両端の引出辺75から引出辺75の間の略全てに渡って、しっかり係止しても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定せず、また、係る係止方法も、縫製でも、接着でも、リベットでも、融着でも、面ファスナーでも、ホックでも。ステープルでもよく、限定せず、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る橋架ブレーキ25の係止位置は、係る中空収納部11の底付近に設けられているが、引出辺75上のもっと上の、中空領域の中程に設けても良く、限定せず、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しないが、係る橋架ブレーキは、構成シートが巻かれた状態の部分において、係る巻かれた構成シートの一番上の構成シートに対して、内側に巻かれた構成シートの引出辺部分から、もう一方の引出辺に橋架して係る構成シートの引き出しを止める構成であるので、係る巻いた状態のより内側の構成シート、つまり、略巻軸辺あたりに設けることが望ましい。
また、係る橋架ブレーキ25は、橋架された橋の部分の略中程で橋架係止部22であるバックルで着脱可能に連結されて係止されることによって開閉可能な橋架状態を構成するものであるが、係る係止位置である、橋架係止部22は、もっと端の方でも良く、橋架状態を構成可能あれば、係る橋架される構成を形成する為の橋架係止部22の係止位置は限定せずその他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定せず、また、係る係止方法は、バックルでも、結束でも、フックでも、面ファスナーでも、ホックでも、ボタンでも、紐でも、係止用穴でも、マグネットでも、嵌合でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る中空領域である中空収納部11は、図3(b)の構成の例と略同様であり、図3(a)の構成の収納開口部12がスリット穴である構成の例と同等の構成において、係る収納開口部12のスリット穴に、開閉可能な係止部である、収納口係止部16であるファスナーによって、係る収納開口部12である辺間収納口29が着脱可能に開閉可能である構成の例である。また、本図においては、係る収納口係止部16であるファスナーが設けられた収納開口部12は、引き出された構成シート10に4段に設けられた構成の例である。
また、 係る収納口係止部16は設けない構成としても良い。
係る、収納口係止部16を備えた構成とすることによって、本図の中空収納部11と同等な収納開口部12の構成を示す図3(c)の係る中空収納口の断面図に示される様に、向かい合った構成シート10の間の中空収納部11に、複数の収納開口部12を備え、係る中空収納部11のどの収納開口部12からでも収納物Sを取り出し可能な構成とすることが可能で、また、係る中空収納部11の長さを、必要に応じて、自由に設定可能な構成の収納用具とすることが可能で、有用である。
尚、九十九折り線で示したシート係止部が構成シート10が、縫製や接着等によって係止されるものであり、また、係るシート係止部は、着脱可能に係止する構成としても良いものである。
尚、係る収納口係止部16についてのより詳細な説明は、図3あるいは、図4に示されており、本図においては、主に、ブレーキストッパー79あるいは巻き構造に関する説明をする為の図である。
図1(b)は、図1(a)の構成の例におけるシート巻き取り収納用具1の構成シート10が巻かれて、係る橋架ブレーキ25が係止されて、係る構成シート10の引き出しが止められた状態の構成の例であり、係る両方の引出辺75から、構成シート10に設けられた橋架ブレーキ25であるベルトが、係る橋架された橋の部分の中程で、バックルで係止されて設けられた構成の例である。
図1(c)は、図1(a)あるいは、図1(b)の構成の例における回転巻軸14側に、支持係止部20としての把手18・20が設けられた構成の例であり、係る把手18・20は、ブレーキストッパー79である橋架ブレーキ25としてのベルトに設けられており、係る橋架ブレーキ25は、係る構成シート10に係止されており、係る構成シート10の両方の引出辺75から引出辺75の間の構成シート10を、係る引出辺75から引出辺75を跨いで橋架することによって、係るブレーキストッパー79を構成し、係る巻軸に、前記構成シート10が巻かれた状態から引き出される際に引き出される進行方向となる前側の辺に該当する前辺9が、係る中空収納部11の底側となる構成の例である。
本図の例の構成においては、係る把手18・20は、橋架ブレーキ25に設けられた構成であるが、橋架ブレーキ25自体が、係る把手18・20あるいは、その他の支持係止部20である構成としても良いし、橋架ブレーキ25自体が、把手18・20あるいは、その他の支持係止部20としての形状である構成としても良い。
また、係る橋架ブレーキ25を備えたシート巻き取り収納用具1が、回転巻軸14側に、把手18・20あるいは、その他の支持係止部20を備えた構成において、係る把手18・20あるいは、その他の支持係止部20が、係る橋架ブレーキ25とは、別部材として、係る回転巻軸14側に備えた構成としても良く、その場合も、係る把手18・20あるいは、その他の支持係止部20の構成シート10への係止位置は、橋架ブレーキ25同様、巻軸である、係る構成シート10が巻いた状態でより中心に近い巻きの中心に近い構成シート10の部分に係止することが望ましく、係る係止された部分から、両方の引出辺75から、係るシート巻き取り収納用具1を保持可能とする構成としても良く、係る橋架ブレーキなどのブレーキストッパーとは別部材の把手を設けた構成の例が、図1(e)の、タブブレーキ26とは別部材の把手を設けた構成の例である。
また、係るシート巻き取り収納用具1の底側、または、把手18・20もしくはその他の支持係止部20が設けられる、巻軸辺23または前辺9には、係る巻軸辺23または前辺9において、座屈防止に、板材や棒材や筒材の補強材である、座屈補強材を備えることによって、座屈を抑制する構成としても良く、巻軸辺や前辺に係る荷重によって、シート巻き取り収納用具1が変形することにより、収納量の減少、回転巻軸部で座屈することによる可撓性シートの損傷、外観の悪化などの課題を抑止することが可能となり、有用である。
図1(d)は、図1(b)の構成の例におけるブレーキストッパー79が、タブブレーキ26であり、係るタブブレーキ26は、橋架ブレーキ25のベルト同様に、係る構成シート10の巻軸辺23に設けられた、ホックを備えたタブである構成の例であり、係るタブに備えられたホックは、巻いた状態の構成シート10が、係る構成シート10が巻かれた部分から引き出された領域と、巻かれた領域の、略境目にて、係る構成シート10の引出辺75に設けられたホックのオスまたはメスと嵌められて係止されることによって、係る構成シート10が引き出されることを止める構成である。
係る構成シート10の引出辺75には、複数の係止部であるホックのオスまたはメスが設けられて、係るホックに対応するタブに設けられたメスまたはオスのホックと嵌め合わせられる構成のタブブレーキ26である。
タブブレーキ26は、巻かれた部分の構成シートにおいて、巻かれた状態で一番外の構成シートが、巻かれた状態の係る一番外の構成シートより内側の構成シートに設けられたタブに、係止されることによって、その巻かれた状態以上に、係る構成シートが引き出されない構成のものである。
係るタブブレーキ26は、本構成においては、ホックであるタブ係止部46によって係止される構成であるが、係るタブブレーキ26の係止構造であるタブ係止部46は、その他、面ファスナーでも良いし、フックでも良いし、ボタンでも、マグネットでも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、図面には示されていないが、係るタブブレーキ26に、支持係止部20、または、シート位置保持部18・30、または、把手を備えても良く、また、シート位置保持部18・30は、シート巻き取り収納用具1の位置を保持する支持材102に係止可能な支持係止部20の一種である。
また、前辺保持部は、前辺に設けられた、シート位置保持部である。
図1(e)は、タブブレーキ26とは別部材の把手を設けた構成の例である。
係るタブブレーキ26は、橋架ブレーキとしても良く、係る把手は、巻軸辺に近い引出辺に設けられ、係る構成シートを跨いで強化するようにして設けられており、係る橋架された把手は、橋架された橋の部分でバックルによって、着脱可能に設けられている構成である。
係る構成の把手においては、橋架ブレーキと同等の効果のある構成ではあるが、長い紐状の把手、あるいは肩掛けとする構成においては、係る把手だけでは捻じられて、橋架ブレーキの役割を果たすことができず、このように、他のブレーキストッパーと合わせて、係る把手または支持係止部またはシート位置保持部とを設けることが有用である。
また、係る把手または支持係止部またはシート位置保持部は、タブブレーキ26または橋架ブレーキまたは橋架巻軸ブレーキに設けても良い。
図2も、シート巻き取り収納用具1の基本構成であり、巻軸部材5を備えた構成である。
図2(a)は、中空領域である中空収納部11を備えた構成シート10が、回転支持具7に設けられた巻軸部材5にて回転可能に巻かれて設けられており、係る構成シート10が係る巻き状態から引き出されることによって長さが可変である辺部である引出辺75の1つに、開口部である収納開口部12が設けられ、また、前記構成シート10が巻かれた状態から引き出される際に引き出される進行方向となる前側の辺に該当する前辺9に、引き出した構成シート10の位置を保持する支持材102に係止する係止部であるシート位置保持部18・30として、フックを備え、また、回転支持具7の側面には、係るシート巻き取り収納用具1の位置を保持する支持材102に係止可能な支持係止部20として、面ファスナーが設けられており、また、回転支持具7の上面には、嵌合部が設けられており、それぞれ、支持材102と係止可能である構成としても良いし、他の、シート巻き取り収納用具1と連結される構成としても良い。
また、係る回転支持具と巻軸部材を回転可能に設けられている構成については、貫通穴を設けた巻軸部材に、回転支持具に設けられた棒を貫通することによって回転可能に設けても良いし、巻軸部材と回転支持具に設けられた凸部と凹部を嵌め合わせることによって、回転可能に設けても良いし、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
本図においては、2辺の引出辺75の内一辺が閉じた構成であり、係る閉じた引出辺75は、側辺係止部8によって構成シート10同士が係止され、もう一方の引出辺75は、開口しており、中空領域である中空収納部11の開口部19である収納開口部12となり、係る中空収納部11への収納物Sを収容する際の入口となり、係る引出辺75に設けられた収納開口部12を、側辺収納口48とする。
また、 係る構成シート10は巻かれた状態から引き出される際に引き出される進行方向となる前側の前辺9の開口部19である前開口部を閉じる係止部である前口係止部39を備え、係る前口係止部39は、前辺9において構成シート10同士を係止するシート係止部でもある前辺係止部17である構成である。
尚、係る前口係止部39は、必ずしも前辺9にて係止されるものでなくても良く、係る前辺9から離れた構成シート10の中程に設ける構成としても良い。
また、係る側辺係止部8、前口係止部39あるいは全辺係止部であるシート係止部は、断続的に隙間を設けて係止される構成としても良いし、連続的に係止される構成としても良い。
また、係る引出辺75が平行で直線である構成シート10が、真直ぐ巻き取られた際に、例えば、引出辺75の側辺係止部8の部分が、巻かれた状態において、太くなりかさ張ることとなるので、係る構成シート10の幅を徐変等、変化させるか、または、係る引出辺75を波線や折れ線の曲線状にするか、斜めに引出辺75がずれながら巻かれる様に巻軸部材5に対して、引出辺75が垂直に設けられていない構成とすることで、係る引出辺75部が巻いた時に完全に重ならず、その部分だけ厚くなり難い構成となり、有用である。
また、前記シート位置保持部18・30は、用途に応じて、構成シート10の他の部分や、支持材102、支持係止部20等と係止可能とする構成のものであり、場合によっては、手で係るシート巻き取り収納用具1の位置を保持するための把手18・20としても良い。
また、支持係止部20は、支持材102や他のシート巻き取り収納用具1と係止される構成であればよく、上記面ファスナ-あるいは嵌合部の他、ホック、ボタン、面ファスナー、自己吸着シート、紐、係止用穴、フック、把手18・20、マグネット、ベルト、粘着、接着、ボルトでも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
係るシート巻き取り収納用具1の構成によって、係るシート巻き取り収納用具1を、引出辺75に設けられた側辺収納口48を上にして、支持材102に設けることによって、横方向に長さを自由に調整可能な収納具を構成することが可能となり、収納具を設置したいスペースのサイズや、収納したい収納物Sの量によって、係る収納具のサイズを自由に調整可能であり、有用な構成である。
また、係る収納具に収納する収納物Sは、文具やノート、衣類、キッチン用品あるいは工具等、その他何でもよく、また、植栽可能に植物を入れて、培養基材60を入れて、植物を植栽しても良い。
係る、植栽容器とした構成においては、潅水した水の排水用の、水抜き穴を設けることが望ましい。
尚、係る水抜き穴は、シート係止部に係止しない部分を設ける構成でも良いし、構成シートに穴を設ける構成としても良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、本図においては、巻軸部材5を左側に配置して、構成シート10の巻きを、左巻きになる様に配置して、右方向に構成シート10を出した時に引出辺75に設けられた収納開口部12が上になる様に、収納開口部12が設けられているが、その反対、つまり、巻軸部材5を右側に配置して、構成シート10の巻きを、右巻きになる様に配置して、左方向に構成シート10を出した時に引出辺75に設けられた収納開口部12が上になる様に、収納開口部12を設けても良い。
図2(b)は、図2(a)の構成における構成シート10の巻いた部分が、ケース部6に包覆されて設けられた構成の横断面図である。
係る構成においては、構成シート10が、回転支持具7でもあるケース部6に回転可能に設けられた棒状体を芯棒として、係る芯棒を中心軸に回転する巻軸部材5として回転可能に巻いて設けられており、係るケース部6に設けられたスリットを係るケース部6からの引き出し口である巻取り引出口77として、構成シート10が引き出された構成であり、係る巻き取り引出口には、係る構成シート10の引き出し、あるいは巻き取りを制御する ブレーキストッパー79が設けられた構成となっている。
尚、係る ブレーキストッパー79は、本図においては、係る巻取り引出口77に設けられて、係る構成シート10を挟み込むことによっての摩擦でブレーキをかける構成となっているが、その他、 巻軸部材5を軸とした回転を制御するように、回転支持具7や、ケース部にてブレーキをかけても良いし、係るブレーキも、摩擦でも、嵌め合いによるものでも、ラチェットでも、橋架ブレーキでも、タブブレーキ26でも良く、係るブレーキストッパー79は、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る巻取り引出口77に設けられた ブレーキストッパー79は、その他、係る構成シート10に付着した泥等の汚れを取り除くようなヘラやブラシ等の汚れを落とす構成である、こそぎ取り部材78とする構成としても良い。
また、巻軸部材5を巻き取る、巻き取り具は、図面には示していないが、自動で巻き取る構成としても良いし、ハンドルを設けてハンドルを手で回して巻き取る手動式にしても良く、係る自動で巻き取る構成は、ぜんまいで巻き取る構成としても良いし、電動で巻き取る構成としてもよく、係る巻き取りの構成は、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るケース部6が、係る構成シート10の巻いた位置を回転可能に巻かれて設けられて保持する回転支持具7を兼ねた構成としても良い。
尚、係る支持材102に設けられた巻き取り具からの構成シート10の引き出し口である巻取り引出口77に、こそぎ取り部材78が設けられている場合、係るこそぎ取り部材78は、構成シート10を巻き取り具に巻き取る際に、構成シート10に付着した土等の汚れをこそぎ取る機能を有し、特に、植栽植物である収納物Sと培養基材60として、土などを中空収納部11に設けた際に、構成シート10に付着した土を除去可能である。係るこそぎ取り部材78は、構成シート10の両面側に設けることが望ましいが、常に構成シート10にて中空収納部11を形成する際の内側の方向が決まっている場合は、係る内側にあたる方向だけにこそぎ取り部材78を設けても良い。
また、係るこそぎ取り部材78部材の形状は、ヘラ状でも、箒状でも良いし、材質はシリコンでも樹脂でも木でも金属でもゴムでも良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
係るケース部6を備えることによって、巻き状態の構成シート10の汚れを防止することが可能で、また、係る構成シート10の巻きを、自動で巻く機構を備えた際に、指等の怪我を予防することができ、有用である。
図2(c)は、図2(a)の構成の例の中空収納部11の構成を示す縦断面図であり、2枚の構成シート10が対面して設けられ、上側と下側の引出辺75の内、下側の引出辺75は、シート係止部である側辺係止部8で係止されることによって、中空収納部11の底部を形成している構成の例である。
図2(d)は、構成シート10が一枚の構成であり、中空収納部11は、引出辺75に設けられる中空収納部11の底部が、1枚の構成シート10が折り曲げられた部分よって構成され、係る折り曲げられることによって構成シート10が対向した間に形成された中空領域が係る中空収納部11となり、係る折り曲げられた部分によって形成される引出辺75と反対側の開口部19が、もう一方の引出辺75であり、係る開口部19が、係る中空収納部11の収納開口部12となる例であり、図2(b)の構成の例の様に、係る底部にシート係止部を設ける手間が掛からず、折り曲げるだけで良いので、有用である。
また、本図の構成の例は、1枚の構成シート10が折り曲げられた部分よって引出辺75が構成される例であるが、図面には示されていないが、係る1枚の構成シート10が折り曲げられた部分が、前辺9となる方向に構成シート10を折り曲げて、折り曲げることによって対向した構成シート10の辺を、引出辺75とし、対向した構成シート10の間を中空収納部11とする構成としても良い。
図2(e)の構成の例は、図2(b)の構成の例における芯棒に貫通穴である芯棒穴27が設けられた構成であり、係る芯棒穴27は、支持係止部20として、係る芯棒穴27に支持材102を貫通させて設けることが可能な構成の例であり、例えば、係る芯棒穴27を丸穴とし、貫通して設けられる支持材102を円柱状にすることによって、係る巻取り収納用具の方向を自由に変えることが可能で、有用であり、例えば、係る芯棒穴27を方形穴とし、支持材102も係る方形穴に対応するサイズの方形とすることにより、係る巻取り収納用具の方向を決まった方向に、固定することが可能であり、有用である。
本図においては、2辺の引出辺75の内一辺が閉じた構成であり、係る閉じた引出辺75は、側辺係止部8によって構成シート10同士が係止され、もう一方の引出辺75は、開口しており、
中空領域である中空収納部11の開口部19である収納開口部12となり、係る中空収納部11への収納物Sを収容する際の入口となり、係る引出辺75に設けられた収納開口部12を、側辺収納口48とする。
また、 係る構成シート10は巻かれた状態から引き出される際に引き出される進行方向となる前側の開口部19である前開口部を閉じる係止部である前口係止部39を備え、係る前口係止部39は、前辺9において構成シート10同士を係止するシート係止部でもある前辺係止部17である構成である。
尚、係る前口係止部39は、必ずしも前辺9にて係止されるものでなくても良く、係る前辺9から離れた構成シート10の中程に設ける構成としても良い。
また、係る側辺係止部8、前口係止部39あるいは全辺係止部であるシート係止部は、断続的に隙間を設けて係止される構成としても良いし、連続的に係止される構成としても良い。
また、係る引出辺75が平行で直線である構成シート10が、真直ぐ巻き取られた際に、例えば、引出辺75の側辺係止部8の部分が、巻かれた状態において、太くなりかさ張ることとなるので、係る構成シート10の幅を徐変等、変化させるか、または、係る引出辺75を波線や折れ線の曲線状にするか、斜めに引出辺75がずれながら巻かれる様に巻軸部材5に対して、引出辺75が垂直に設けられていない構成とすることで、係る引出辺75部が巻いた時に完全に重ならず、その部分だけ厚くなり難い構成となり、有用である。
また、前記シート位置保持部18・30は、主に、引き出された構成シートを保持する部分であり、用途に応じて、構成シート10の他の部分や、支持材102、支持係止部20等と係止可能とする構成のものであり、場合によっては、手で係るシート巻き取り収納用具1の位置を保持するための把手18・20としても良い。
また、支持係止部20は、主に係る構成シートが巻かれた部分において、支持材102や他のシート巻き取り収納用具1と係止される構成であればよく、支持係止部あるいはシート位置保持部は、上記面ファスナ-あるいは嵌合部の他、ホック、ボタン、面ファスナー、自己吸着シート、紐、係止用穴、フック、把手18・20、マグネット、ベルト、粘着、接着、ボルトでも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
係るシート巻き取り収納用具1の構成によって、係るシート巻き取り収納用具1を、引出辺75に設けられた側辺収納口48を上にして、支持材102に設けることによって、横方向に長さを自由に調整可能な収納具を構成することが可能となり、収納具を設置したいスペースのサイズや、収納したい収納物Sの量によって、係る収納具のサイズを自由に調整可能であり、有用な構成である。
また、係る収納具に収納する収納物Sは、文具やノート、衣類、キッチン用品あるいは工具等、その他何でもよく、また、植栽可能に植物を入れて、培養基材60を入れて、植物を植栽しても良い。
係る、植栽容器とした構成においては、潅水した水の排水用の、水抜き穴を設けることが望ましい。
また、本図においては、巻軸部材5を左側に配置して、構成シート10の巻きを、左巻きになる様に配置して、右方向に構成シート10を出した時に引出辺75に設けられた収納開口部12が上になる様に、収納開口部12が設けられているが、その反対、つまり、巻軸部材5を右側に配置して、構成シート10の巻きを、右巻きになる様に配置して、左方向に構成シート10を出した時に引出辺75に設けられた収納開口部12が上になる様に、収納開口部12を設けても良い。
図2(f)の構成の例は、図2(a)の構成と同様に中空領域である中空収納部11を備えた構成シート10が、巻軸部材5に回転可能に巻かれて設けられており、また、回転支持具7が、把手18・20でもある構成の例であり、係る回転支持具7は、係る構成シート10が巻いて設けられた巻軸部材5に対して、回転可能に設けられており、係る巻軸部材5に、係る巻軸部材5の回転と、構成シート10の引き出しを止める、ブレーキであるブレーキストッパー79が設けられており、係るブレーキストッパー79が、係る構成シート10を橋架して係る巻軸部材5に係止された、橋架巻軸ブレーキ24の構成の例である。
橋架ブレーキあるいは係る巻軸部材5に係止された、橋架巻軸ブレーキ24は、構成シート10を引き出す際に、巻いた構成シートあるいは巻軸部材5と一緒に回転しようとするが、回転して引き出されようとする構成シート10と干渉することによるか、保持された橋架ブレーキが、捻じられないことによって、係る巻軸部材5の回転が止まることで、係る構成シート10が、それ以上引き出されなくなる構成となっている。
更に引き出したい時は、係る構成シート10に対して橋架した橋架巻軸ブレーキ24の、橋架状態を外すことによって、更に必要な長さだけ、構成シート10を引き出すことが可能な構成の例となっている。
係る橋架巻軸ブレーキ24は、構成が非常にシンプルな構造で、コスト的にも有用な構成である。
係る橋架巻軸ブレーキ24と、巻軸部材5との係止部は、橋架された両側または片側が着脱可能な構成としても良いし、橋架巻軸ブレーキ24の橋架された橋の途中で、着脱可能な構成としても良く、係る橋架状態を形成する着脱構造は、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る橋架巻軸ブレーキ24が、把手または支持係止部を備えた構成、または、係る橋架巻軸ブレーキ24が把手または支持係止部である構成としても良く、係る、橋架巻軸ブレーキ24が、把手または支持係止部を備えた構成、または、係る橋架巻軸ブレーキ24が把手または支持係止部である構成において、巻軸部材に、回転支持具が設けられていない構成としても良い。
橋架巻軸ブレーキは、係る橋架ブレーキの一形態であり、一種である。
また、係る構成シート10が係る巻き状態から引き出されることによって長さが可変である構成シート10の引き出し部に設けられた、中空収納部11に、収納物Sを収納可能で、中空収納部11に設けられたファスナーを備えた収納開口部12が、引出辺75に垂直方向に設けられ、また、前記構成シート10が巻かれた状態から引き出される際に引き出される進行方向となる前側の辺に該当する前辺9に、引き出した構成シート10の位置を保持する支持材102に係止する係止部であるシート位置保持部18・30として、フックを備え、また、回転支持具7の側面には、係るシート巻き取り収納用具1の位置を保持する支持材102に係止可能な支持係止部20として、面ファスナーが設けられており、また、回転支持具7の上面には、支持係止部20として、嵌合部が設けられており、それぞれ、支持材102と係止可能である構成としても良いし、他の、シート巻き取り収納用具1と連結される構成としても良い。
図2(g)は、巻軸部材5に図2(f)同様に、橋架巻軸ブレーキ24を備え、前辺側に把手を備えた構成であり、巻軸部材5に回転支持具7は備えていない構成である。
係る構成によって、巻軸部材5に、収納物の重量の負荷が比較的掛からない構成であり、有用である。
巻軸部材は、係る構成シートを巻く際に、軸となる部材であり、筒状でも良いし、円柱でも、角柱でも、板状でも限定しないが、を設ける際には、穴回転支持具7や凸部や凹部を備えて、回転支持具7に回転可能に設けることが可能な構成である。
図3の構成の例は、主に、収納開口部の構成の例の説明図である。
図3(a)の構成の例は、引き出された構成シート10の両サイドの引出辺75の間に、3段渡って開口部である収納開口部12が設けられており、係る引出辺75の間に設けられた収納開口部12は、辺間収納口29である。
本構成の例においては、係る辺間収納口29は、引出辺75に略垂直方向に設けられたスリット穴であり、係る3段のスリット穴の内、一番下と一番上のスリット穴は、略両サイドの引出辺75から引出辺75に渡って、スリット穴が設けられており、2段目のスリット穴については、係る2本の引出辺75の略真ん中からそれぞれの引出辺75に渡って、2つのスリット穴が設けられた構成の例である。
本構成の例においては、係る段違いのスリット穴のそれぞれは、1つの同じ中空収納部11に通じている為、それぞれの収納開口部12から、長さの違う収容物を収納することが可能となる構成であり、有用であり、その例として、3本の長さの違う物差しが収納された例である。
その他、収納物Sとしては紙のサイズの違う印刷物や、長さの違う鉛筆やペン、筆等、限定しない。
図3(b)の構成の例は、図3(a)の収納開口部12がスリット穴である構成の例と同等の構成において、係る収納開口部12のスリット穴に、開閉可能な係止部である、収納口係止部16であるファスナーによって、係る収納開口部12である辺間収納口29が着脱可能に開閉可能である構成の例である。
係る収納口係止部16であるファスナーは、引き出された構成シート10に3段にて設けられており、係る3段の収納開口部12の一番上と一番下に設けられてファスナースライダー3は、それぞれ2つずつ設けられており、一番下のファスナーは、係るファスナースライダー3がファスナーエレメント2上で互いに離れた位置に移動することによって、係る収納開口部12が開口された状態となっており、また、その他の段のファスナーは、閉じた状態となっている。
下から2段目のファスナーエレメント2には、4つのファスナースライダー3が設けられており、係る4つのファスナースライダー3は、2つで一組として、収納開口部12を形成し、係る4つのスライダー3で二組として、二つの収納開口部12を形成可能とする構成となっており、係る収納開口部12は、係るファスナーエレメント2上で、自由な位置に、自由なサイズの収納開口部12を開口させることが可能であり、有用である。
係る収納口係止部16を設けた構成とすることによって、必要な時のみ、係る収納開口部12を開口すればよく、必用でない時は、閉じていればよく、例えば、図3(b)の構成と同等の構成の例の、係る中空収納部11の部分縦断面図である図3(c)のように、衣類やタオル等を係る中空収納部11に上からどんどん収納していき、中途のどこのファスナーからでも取り出すことが可能で、例えば、よく着る衣類は上の方に常に収納されるので、上の収納開口部12から取り出し、例えば、季節の変わり目などで気温が変わって、ちょっと前に着た衣類が着たい時は、下の方からも自由に取り出すことも可能な構成であり、また、タオル等、使用頻度を満遍なく使用したい場合等は、常に下側のタオルを取り出して使用するようにすれば、ファーストインファーストアウトで、常に、最も前に洗濯したタオルを使用することが可能となり、有用である。また、係る構成においては、係る構成シート10を、網状、あるいは、中空収納部11内が視認可能な透明な素材にすることによって、収納物Sを外から視認でき取り出し易い構成としても有用である。
また、係る衣類の量や設置場所のスペースに応じて、中空収納部11の長さを変えることができる構成でもあり、有用である。
尚、係る収納開口部12である辺間収納口29の方向は、本構成の例においては、引出辺75に対して略垂直方向に設けられた縦間収納口58とした構成であるが、引出辺75に対して略平行方向に設けた横間収納口59としても良いし、斜め方向に設けた、斜間収納口としても良く、係る縦間収納口58の場合、図3(b)の構成の例と同様に回転支持具7を上にしてシート巻き取り収納用具1を設置すると、係る収納開口部12である縦間収納口58が縦方向に設けられることにより、図3(c)の例の様に衣類等を収納した場合、係る縦方向の収納開口部12のどの部分からも、収容物を取り出すことが可能となり、有用である。
一方、収納開口部12が引出辺75に対して略平行方向に設けた横間収納口58の場合、回転支持具7に係る構成シート10を巻いた際に、係る収納開口部12の部分が同じ位置で巻かれることとなり、かさ張るという問題点もある構成となるが、係る横間収納口58の形状を、直線ではなく、例えば、波線上の切り込み等、曲線に設けた開口部とすることによって、係る問題点を緩和することも可能である。
係る収納開口部12を斜めに設ける斜間収納口とすることによって、上記の収納開口部12を縦に設けた際の問題点も解消し、係る収納開口部12が巻いた際に重なり、かさ張ることを防止しながら、縦間収納口58と横間収納口59の有用な点も備えた構成であり、更に有用である。
また、斜間収納口とすることによって、係るシート巻き取り収納用具1を、縦横、どちらの方向に設けて使用することも、可能な構成となり、有用である。
必用な用途や使用状況に応じて、係る収納開口部12の形状や方向は限定するものではなく、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
係る収納開口部12を斜めに設ける斜間収納口とすることによって、上記の収納開口部12を縦に設けた際の問題点も解消し、係る収納開口部12が巻いた際に重なり、かさ張ることを防止しながら、横間収納口59の有用な点も備えた構成であり、更に有用である。
また、斜間収納口とすることによって、係るシート巻き取り収納用具1を、縦横、どちらの方向に設けて使用することも、可能な構成となり、有用である。
必用な用途や使用状況に応じて、係る収納開口部12の形状や方向は限定するものではなく、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
係る収納開口部12を開閉可能にする為に、係る収納開口部12に設けられた収納口係止部16は、ファスナ-の他に、ボタンでも良いし、面ファスナー、ホック、フック、マグネット等でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
尚、図3(c)の構成の例では、収納口が、構成シート10の前後に設けられており、前側からも後ろ側からも収納物Sの出し入れが可能な構成であるが、係る収納口は、前だけ、あるいは、後ろだけでも良い。
また、図3の構成の例における係る構成シート10は、2つの構成シート10を2枚合わせて、周囲を係止することによって中空収納部11を形成する構成であるが、係る構成シート10は、1つの構成シート10構成することも可能で、係る中空収納部11の形成方法は、例えば、チューブ状に一体に押し出された押出成形によって形成された構成シート10の内側の中空領域を中空収納部11する構成としても良いし、図2(d)の構成の様に、1枚の構成シート10を折り曲げることによって、係る折り曲げ部を引出辺75にするか、あるいは、前辺9にし、折り曲げられて対向した構成シート10の間の中空領域を、中空収納部11とする構成としても良く、また、構成シート10を螺旋状に設けて、係る螺旋の内側を中空収納部11とする構成としても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るシート巻き取り収納用具1を、ケース部6に設けられた支持シート係止部で壁等に係るシート巻き取り収納用具1を吊設して係止する壁掛収納具としても良いし、係る支持シート係止部を把手18・20として、携行して手さげ袋としても良い。
図4の構成の例は、図3(b)の構成の例において、中空収納部11を係止して仕切る、収納部仕切り37を備えた構成の例である。
図4(a)の構成の例は、引出辺75に対して、略垂直方向に設けられた収納部仕切り37が設けられた構成の例であり、係る収納部仕切り37は、各収納開口部12のすぐ上に設けられることによって、中空収納部11は、上下に3段の3つに分割された中空収納部11が使用可能な構成であり、構成シート10が係る3段分引き出された状態である。
例えば、係るシート巻き取り収納用具1を、携帯用バッグとして使用する構成において、それぞれ3つの中空収納部11に、学校の、国語、数学、英語の3教科の教材やノートを分別、整理して収容するようなことが可能であり、有用である。
また、係る前辺9には、シート位置保持部18・30である前辺保持部18としてフックが備えられており、係る前辺保持部18は、ケース部6または回転支持具7または巻軸部材5に係る前辺保持部18を係止する前本係止部31を備え、係る構成シート10を、図4(c)または図4(d)の例の様に、折って保持可能な構成となっている。
係る、構成シートを折って保持可能な構成によって、係るシート巻き取り収納用具1の保管場所や、携帯して持ち運ぶ際に、係るシート巻き取り収納用具1をコンパクトにして保管または携帯することが可能となり、有用であり、特に、携帯性の為には、係るシート巻き取り収納用具1の長さは、大きな要因となり、有用である。
また、係る図4(c)または図4(d)の構成の例の様な、係る折り曲げて対向した2以上の中空収納部11の間の中空空間を、第2収納部45とする構成としても良く、2つ以上に折り曲げられて対向した中空収納部11の引出辺75を、図面には示されてはいないが、互いに着脱可能に係止してもよく、係る第2収納部45を構成する向かい合った引出辺75間の係止部は、ファスナーとしても良いし、面ファスナーでも、フックでも、磁石でも、ボタンでも、ホックでも、バックルでも、嵌合でも、紐でも、帯でも、結束でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定せず、また、係る引出辺75間には、可撓性のあるシート部材を介して係止して設けても良いし、係る可撓性のあるシート部材の代わりに、網部材を設けても良いし、紐を設けても良いし、板材を設けても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
図4(b)の構成の例は、図4(a)の構成の例の収納部仕切り37と合わせて、引出辺75に対して略平行方向の収納部仕切り37を合わせて設けた構成の例であり、係る収納部仕切り37によって、図4(a)の構成において横方向に3つに分割されていた中空収納部11を、更にそれぞれ、縦方向にも分割することによって、更に細かく収納物Sの分別、整理が可能となった構成の例である。
尚、係る収納部仕切り37は、着脱可能な着脱仕切りとしてもよく、着脱仕切りとすることによって、その時の収納物Sのサイズに応じて、中空収納部11のサイズを変えることが可能な構成であり、例えば、図7(b)の様に、収納する物品のサイズに合わせて必要な中空収納部11のサイズに変更して使用することが可能な構成であり、有用である。
係る着脱可能な収納部仕切り37である着脱仕切りは、ファスナ-の他に、ボタンでも良いし、面ファスナー、ホック、フック、マグネット等でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る着脱仕切りが、面ファスナーである構成において、係る面ファスナーは前記中空収納部11内の対面する構成シート10に設けられたオスとメスの面ファスナーを互いに密着させることによって、着脱可能に係止され、前記オスとメスの面ファスナーのいずれかに、別のメスかオスの面ファスナーを係止することによって、前記着脱仕切りを非着状態とすることが可能に係る面ファスナーを設けることによって、必要に応じて、係る着脱仕切りを形成することが可能な構成としても良い。
また、係る着脱仕切りが、ファスナーである構成において、係る一つのファスナーエレメント2にファスナースライダー3を複数備えることによって、自由な位置、サイズで係る着脱仕切りを着脱可能な構成とすることも可能で、有用である。
また、例えば、昨今の環境志向の高まりの中、買い物のビニール袋の代わりに、マイバッグやエコバッグと呼ばれる買い物した物品を、自分で持参した袋に入れて持ち帰る慣習が定着しつつあり、本構成のシート巻き取り収納用具1は、そうした用途としても大変有用であり、例えば、その日の買い物の量に合わせて、中空収納部11を引き出す量を変えることができ、また、その日購入した物品の種類によって、例えば、重い商品と、壊れやすい商品や、食料品と洗剤等を、収納部仕切り37や、着脱仕切りで分割し、分別して収納することも可能であるし、大根などの長い商品を購入した際には、着脱仕切りを開けて、また、中空収納部11をより多く引き出して収納する構成とすることも可能で、購入する日々の物品に合わせて、自由なバリエーションが可能な構成であり、有用である。
図4(c)と図4(d)の構成の例は、図4(a)の構成の例と同等の構成のシート巻き取り収納用具1が、折られて畳まれた構成の例の側面図である。
図4(c)の構成の例は、図4(a)の構成の例と同等のシート巻き取り収納用具1が、収納開口部12のすぐ上で収納部仕切り37によって仕切られた4段の中空収納部11が巻かれた状態から引き出され、3段目の中空収納部11の収納開口部12のすぐ上のシート係止部を含めた収納物Sが入っていない部分にて、曲折されて、前記構成シート10は、前辺保持部18であるフックが前本係止部31に係止されることによって、係るシート巻き取り収納用具1の長さを短く、コンパクトにした構成の例である。
尚、本図の構成においては、係る構成シート10は、 曲折されて、前辺保持部18であるフックが、ケース部6に設けられた前本係止部31に係止されて、係るシート巻き取り収納用具1の長さを短く、コンパクトにした構成の例であるが、図1あるいは図2に示される様な、橋架巻軸ブレーキ24、または橋架ブレーキ25、またはタブブレーキ26、あるいは回転支持具7に同様に係止して設けて、係るシート巻き取り収納用具1の長さを短く、コンパクトにした構成としても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る構成のシート巻き取り収納用具1の、引き出された中空収納部が、前辺保持部18であるフックが前本係止部31に係止されることによって、係る引き出された中空収納部で囲われたスペースにて、人の体に巻き付けて携帯可能な構成としてもよく、例えば、引き出した中空収納部が少ない場合は、手提げバッグとして、また、更に引き出してより多い収納部を設けた状態とした場合は、ウェストバッグの様に腰に巻いても良いし、更に多く引き出した際には、肩からたすき掛けに係る一連の中空収納部を肩から掛けるような構成としても良く、係る構成とすることによって、常に体に密着して、しっかりと荷物を携帯可能である為、ひったくり等の盗難防止にもなり、また、両手が空くので、自転車やバイクにも乗り易く、また、転倒した際にも、胸や背中を保護しているので安全面の効果も期待でき、特に、お年寄りが携帯用のバッグとしても、両手が空くこと、安全面の保護、体にしっかり身に着けることによるひったくり、忘れ物防止等の様々な点において、有用である。
特に、お年寄りにとっては、両手が空くことによって転倒の危険性を抑えることが可能であり、リュックサックタイプだと背負うのが難しく、有用である。
また、係るウェストバッグで使用する等の際においては、係るシート巻き取り収納用具1の長さを微調整可能とすることによって、ずれ落ち防止可能であることが望ましく、係る前本係止部31と前辺保持部18との間に、ベルト等の長さ調整可能な部材を介しても良い。
図4(d)の構成の例は、図4(c)の構成の例と同等のシート巻き取り収納用具1が、収納開口部12のすぐ上で収納部仕切り37によって仕切られた6段の中空収納部11が巻かれた状態から引き出され、上から3段目と4段目と5段目の中空収納部11の収納開口部12のすぐ上のシート係止部を含めた収納物Sが入っていない部分にて、曲折されることによって、上から3段目と4段目の中空収納部11が、1段目と2段目と5段目と6段目の中空収納部11に挟まれる様にして内側に折り込まれて、前辺保持部18であるフックが前本係止部31に係止されることによって、係るシート巻き取り収納用具1の長さを短く、コンパクトにした構成の例である。
また、係る折り曲げられたシート係止部を含めた収納物Sが入っていない、曲折可能な部分は、曲折可能部36とし、また、係る曲折可能部36は、例えば、構成シート10で中空収納部11を備えた収納体である収納分離体34を、例えば帯状の可撓性のシートで係止して連結した部分である、収納連結部35としても良く、係る収納連結部35の構成の例を示したのが、図4(e)である。
図4(e)の構成の例は、図4(a)の構成の例における、引出辺75に対して、略垂直方向に設けられた収納部仕切り37とその下辺りの収納物Sが収納されていない部分を曲折可能部36として、係る曲折可能部36が、係る曲折可能部36を境界とした中空収納部11を、係る曲折可能部36で分離可能に着脱できる収納連結部35の構成の例である。
図4(e)の構成の例においては、4つの中空収納部11において、上の2つの中空収納部11が上下に連なった状態でケース部6から引き出されており、下の2つの中空収納部11は、それぞれ、上の二つの連なった中空収納部11から、収納連結部35にて分離された収納分離体34である構成の例であり、係る分離された2つの中空収納部11は、上の2つの中空収納部11として収納連結部35にて連結して、図4(a)と同様の構成のシート巻き取り収納用具1とすることができる。
係る収納連結部35を備えた構成とすることによって、係る収納分離体34を、その時の収納物Sに合わせて、必要なサイズや色等のデザインの収納分離体34を組み合わせる構成とすることが可能となり、また、必要な数の収納分離体34を連結することも可能であり、必要に応じて、係るシート巻き取り収納用具1の中空収納部11を増やしたり、減らしたりすることが可能であり有用である。
収納連結部35は、着脱可能に中空収納部11を連結可能な構成であり、係る連結の構成は、面ファスナーでも良いし、マグネットでも、ボタンでも、ホックでも、フックでも、嵌合による嵌め合いでも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る収納連結部35は、係る収納連結部35にて連結した際に、閉じた曲折可能部36となる構成としても良いし、例えば、前辺係止部17を着脱可能な構成として開いて、係る着脱可能な前辺係止部17を連結部として、他の中空収納部11を連結させて、係るシート巻き取り収納用具1の中空収納部11を更に大きくなる構成としても良い。
また係る中空収納部11が折り込まれた状態を保持する為に、特に本図の構成においては、3段目と4段目の中空収納部11の折り畳み状態を保持可能とする為の、畳保持部材38としての帯状体または紐状体である帯紐が中空収納部11をまとめて巻いて保持している構成の例である。
係る畳保持部材38は、本構成の様に、中空収納部11をケース部6または回転支持具7ごと巻いて係止する構成としても良いし、折り込まれた中空収納部11のみ、つまり、本構成における、内側に折り込まれた3段目と4段目の中空収納部11の折り畳み状態のみの状態を保持する構成としても良く、その為に、例えば、図面には示されていないが、2段目と3段目の中空収納部11の間及び、4段目と5段目の中空収納部11の間の曲折された構成シート10の部分を、橋架または係止する構成としても良いし、例えば、3段目と4段目の中空収納部11の間の曲折された構成シート10の部分を、ケース部6または回転支持具7から、吊ることによって、係る中空収納部11が折り畳まれた状態を保持可能とする構成としても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、本構成においては、2段目と3段目の間と、3段目と4段目の間と、4段目と5段目の間で折り込まれて畳まれた状態であるが、例えば、1段目と2段目の間と、2段目と3段目の間と、4段目と5段目の間で折り込んで畳まれた状態としても良く、係る構成によって、外側からすぐに取り出せる中空収納部11を変えることが可能となり、必要に応じて、係る折り畳み方を変更することが可能で、有用である。
また、畳保持部材38は、紐状体でも良いし、帯状体でも、可撓性のシートでも、網状体でも、棒でも、フックでも、ホックでも、面ファスナーでも、ファスナーでも、マグネットでも良く、また、本図の構成の様に、引出辺に対して平行に設けても、斜めでも、直角に設けても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、図3あるいは図4の各構成の例は、巻軸部材5を上にして設けられる、または、バッグとなる構成の例であるが、係る構成シート10の前辺9にシート位置保持部18・30あるいはシート位置保持部18・30である把手18・20を設けて、係る前辺9部が上に設けられる構成としても良く、前辺9部が上に設けられることによって、巻軸部材5に巻かれた構成シート10や、回転支持具7、あるいはケース部6、あるいはブレーキストッパー79に、収納物Sの重量が掛からず、係るブレーキストッパー79や回転支持具7、あるいはケース部6の破損の予防となり、また、係るブレーキストッパー79への負荷が少ないので、係るブレーキストッパー79の小サイズ化を図ることが可能で、コストダウンを図ることが可能な構成となる。
図5の構成の例は、図4(d)の構成の例において、中空収納部11の底を保持する、底保持具47を備えた構成の例である。
図5(a)の構成の例における底保持具47 は、2本の帯状の畳保持部材38に、橋架するようにして、スライド可能に設けられており、係る構成と同等の構成の側面図が、図5(b)であり、係る底保持具47と畳保持部材38のスライド可能に係止された部分の縦断面図が、図5(c)である。
底保持具47 は、シート巻き取り収納用具1の底で、中空収納部11の底を外側から保持する構成の保持具である。
本構成においては、係る底保持具47は、畳保持部材38に橋架するようにして設けられることによって、例えば、係る底保持具47が無い場合、係る中空収納部11に収納された収納物Sが、真ん中の方に寄って行き、係る畳保持部材38が開いてしまい係る底から外れてしまうというような問題点を、抑制する構成となっており、また、係る構成シート10が必要に応じて自由に引き出し可能で、また、折り曲げられることによって、様々な構成シート10の部分が中空収納部11の底になりうる構成であるので、係る構成シート10の底になった部分の強度を補強可能な構成とすることが望ましく、有用である。
特に、係る底保持具47が、畳保持部材38に、橋架するようにしても植えられていることによって、係る畳保持部材38が開いて外れてしまうということも予防していると合わせて、係る底保持具47が、係る構成シート10の外側から、係る中空収納部11の底の略全体を保持することによって、係る中空収納部11の収納物Sの重量を、係る底保持具47を介して、畳保持部材38でも支えることが可能な構成となっており、より、安定的に収納物Sを保持可能な構成となっている。
また、係る底保持具47を、畳保持部材38にスライド可能に設けられていることによって、係る構成シート10の引き出し量、つまり、中空収納部11の可変なサイズや段数に応じて、柔軟に係る底保持具47の位置を調整可能な構成となっており、有用である。
特に、本構成においては、係る2本の畳保持部材38を、肩掛け帯紐として両肩に掛けて背負うリュックサックの様なバッグとしても良いし、畳保持部材38に肩掛け帯紐を設けた構成とすることによって、係るシート巻き取り収納用具1を背負って使用可能な構成となり、両手が空き、また、重い収容物も運び易い構成となり、有用である。
肩掛け帯紐は帯状または紐状または鎖状の部材で、係るシート巻き取り収納用具1を、肩から掛ける構成であり、肩から掛けても、肩が痛くない程度に、幅があり、可撓性のある素材である構成であることが望ましく、また、係る肩掛け帯紐の設けられる位置は、畳保持部材38でも、ケース部6でも、回転支持具7でも、構成シート10でも、橋架ブレーキ25でも、橋架巻軸ブレーキ24でも、タブブレーキ26でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
尚、係る底保持具47のサイズは、もっと大きく、全体を覆うような構成としても良いし、また、係る全体を覆うような構成として、係る底保持具47自体に、ポケットや穴等の収納部を備えても良いし、係る形態も、可撓性のシートでも、板状でも、容器状でも、その他限定せず、また、材質も、ポリアミドやポリエステル等のプラスチックでも、ビニールでも、その他合成樹脂でも、天然繊維でも、ゴムでも、木でも、鉄やアルミニウムなどの金属でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る底保持具47や畳保持部材38に、ポケットや穴等の収納部を備えることによって、例えば係る収納部には、常に使用することが決まっている、定期券や財布や携帯電話やペン等を収納することによって、常に、一番外の決まった位置に係る収納部がある構成とすることができるので、有用である。
図5(b)においては、係る底保持具47が、引き出された6段の中空収納部11の内、真ん中の4段の中空収納部11を、下から保持している構成である。
図5(c)においては、係る底保持具47が備えた2つの略両端の貫通穴に、2本の畳保持部材38を挿通させて設けられていることによって、係る底保持具47が、係る畳保持部材38に対して、スライド可能に設けられている構成を示しているものである。
図6の構成の例は、図2の構成の例の様に、収納開口部12が引出辺75に設けられた構成のシート巻き取り収納用具1が、引出辺75を略水平方向にして支持材102に設けられた構成の例である。
図6(a)の構成の例は、図2(e)の構成の例のように、芯棒に貫通穴である芯棒穴27が設けられた構成であり、係る芯棒穴27は、支持係止部20として、係る芯棒穴27に支持材102を貫通されて設けられた構成の例であり、構成シート10の前辺9には。シート位置保持部18・30として、面ファスナーが設けられており、係るシート位置保持部18・30が、支持材102に設けられた構成の例であり、係る支持材102には、上下に2つのシート巻き取り収納用具1が設けられた構成の例である。
尚、係る2つの芯棒穴27が挿通された支持材102には、係る2つのシート巻き取り収納用具1に挟まれる様にして、係る2つのシート巻き取り収納用具1の間に、隙間を設ける為の、スペーサー81が設けられることによって、係る隙間が設けられている構成の例である。
スペーサー81によって、係る隙間が設けられることによって、下段に設けられたシート巻き取り収納用具1の引出辺75に設けられた収納開口部12である側辺収納口48から、収納物Sを出し入れし易い構成となり、有用である。
係る、芯棒穴27に係る支持材102が貫通された構成であることによって、係るシート巻き取り収納用具1は係る芯棒穴27を軸に、自由に好きな方向に中空収納部11を向けて設けることが可能な構成であり、また、図6(b)の構成の例における、面ファスナーで支持材102に設けるような構成と比較しても、落下の心配もなく、より安定して係る支持材102にシート巻き取り収納用具1を設置することが可能となり、様々な2本の支持材102間の距離に応じて、その長さを調整可能な収納部を形成可能であり、有用である。
但し、係る有用性を備えた一方で、図6(b)の、面ファスナーで支持材102に設けるような構成と比較して、例えば、この様な棒状の支持材102の横から係るシート巻き取り収納用具1を設置することができず、図6(a)の構成の様に、支持材102の一端が開放可能であって、係る開放な支持材102の一端から挿通しなければ、支持材102に設置できないというマイナス面もあり、いずれの構成についても、必要に応じて選択することが可能である。
図6(b)の構成の例は、支持材102に設けられた支持シート係止部である面ファスナーにて係止されたシート巻き取り収納用具1から引き出された構成シート10が、もう一つの支持材102に、構成シート10の前辺9に備えられたシート位置保持部18・30が係止されることによって、2つの支持材102間に収納部が設けられている構成であり、係るシート巻き取り収納用具1によって、様々な2本の支持材102間の距離に応じて、その長さを調整可能な収納部を形成可能で、また、支持材102の側方から、ケース部6に備えられた支持シート係止部で、様々な太さの支持材102にも係止することも可能とできるので、係止可能な支持材102の自由度が高く、有用な構成である。
これらの図6の構成の例によって、2本の棒などがあれば、それを支持材102として、係る支持材102の間に収納部を自由に臨機応変に構成することが可能となり、スペースの有効活用が可能となり、有用である。
図7は、図6(b)に示される例の様な構成のシート巻き取り収納用具1が、引出辺75を略水平方向にして支持材102に設けられ、係る一方の引出辺75を中空収納部11の開口部として、係る構成シート10を巻いた状態から引き出す方向と平行な方向に収納開口部12を備え、係るシート巻き取り収納用具1が、引出辺75と略平行な開口部である辺間収納口29である横間収納口59を備えた構成の例である。
図7(a)は、係るシート巻き取り収納用具1の収納開口部12側の引出辺75に、紐状のシート位置保持部18・30を3つ備え、前辺9に設けられたシート位置保持部18・30と、ケース部6に設けられた支持係止部20と合わせて、網状の支持材102に設けられて、係る構成シート10の位置を保持している構成の例である。
係るシート巻き取り収納用具1は、引出辺75と略平行な収納部仕切り37によって、中空収納部11が上下2段に分割され、また、引出辺75と略垂直な収納部仕切り37によって分割された収納部が、略3列分引き出された状態で、網状の支持材102に設けられた構成の例である。
係る構成シート10の引出辺75にシート位置保持部18・30を備えていることによって、収納された収納物Sの重量によって、中空収納部11が下に垂れるのを防止する構成であり、有用である。
また、本構成における辺間収納口29は、収納口係止部16であるファスナーを備えて、開閉可能な構成である。
図7(b)は、図7(a)の構成と略同等のシート巻き取り収納用具1に、収納物Sが収納された構成の例となっており、収納部仕切り37によって分割された略3列に引き出された中空収納部11に、収納物Sとして、ノートとスケッチブックが収納されている例であり、係る中空収納部11を分割する収納部仕切り37は、着脱可能な着脱仕切りである構成の例である。
係る引き出された略3列の中空収納部11の内、一番右の列の中空収納部11には、収納部仕切り37よって上下2段に分割された中空収納部11のそれぞれに、ノートが2段に収納されており、右から2列目と3列目の中空収納部11は、着脱仕切りが開かれることによって、1つの中空収納部11を形成し、係る中空収納部11には、ノートよりもサイズの大きなスケッチブックが収納された構成の例である。
このように、様々なサイズの収納物を、必要に応じて収納可能な構成であり、有用である。
図8は、係るシート巻き取り収納用具1の構成シート10が巻かれた部分、あるいは、係る巻かれた部分が収容されているケース部6を複数重ねて収容可能な支持材102であるスリットカートリッジ80の構成の例である。
図8(a)の構成の例において、係るスリットカートリッジ80は、中空の筒状にスリットが、設けられており、係るスリットは上方が開放な構成の例であり、また、係る開放部は、蓋を設けて開閉可能な構成としても良いし、下側を開放または開閉可能な構成としても良い。
図8(b)は、係るスリットカートリッジ80の中空の筒状の中に、3つのシート巻き取り収納用具1のケース部6または回転支持具7と巻かれた構成シート10が積み重なって収容され、係るスリットカートリッジ80のスリットから、構成シート10が引き出された構成となっており、係る3つのそれぞれのシート巻き取り収納用具1の下には、係るシート巻き取り収納用具1の高さを調整するスペーサー81が係るスリットカートリッジ80に収容され、係る構成によって、容易にシート巻き取り収納用具1の高さを設定可能であり、また、見た目もすっきりと外観も良く、支持材102との外れの心配もなく、有用である。
尚、係るシート巻き取り収納用具1の高さを調整する構成については、スペーサー81によるものでも良いし、ネジ止めでも良いし、その他本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
尚、係るスリットカートリッジ80は、シート位置保持部18・30を係止可能な係止部を設けても良い。
また、係るスリットカートリッジ80には、前記構成シート10の巻かれた部分を、ケース部6に収容した状態で収容しても良いし、ケース部6に収容せずに、前記巻いた構成シート10のままで収容しても良い。
尚、図8の構成の例においては、1つの支持材102であるスリットカートリッジ80にシート巻き取り収納用具1が設けられたのみの構成で示されており、係る構成シート10が他の支持材102等に係止される例とはなっていないが、それぞれ、例えば、図6や、その他の図面の構成の例と同様に、他の支持材102に構成シート10を係止して、中空収納部11を設ける様な構成とすることが可能である。
また、図面には示されていないが、係るスリットカートリッジ80である支持材102は、係るスリット部がレールとして外から係るレールとの嵌め合いにて、係るシート巻き取り収納用具1を設ける構成としても良い。
図9の構成の例は、構成シート10が、一部が重なる様に設けられた部分重複部15を備えた構成の例である。
図9(a)は、図3のシート巻き取り収納用具1の構成における構成シート10の一部が重なる様に重畳的に設けられた構成の例であり、係る部分重複部15は、上下に二つの開口部19である辺間開口部を備えており、係る重複部の開口部19は、巻軸部材5に対して略平行に設けられており、上側の開口部19は、外側に面しており、収納物Sを部分重複部15に入れる入口となり、下側の開口部19は、中空収納部11内に面しており、部分重複部15から中空収納部11への入口となる構成であり、本構成においては、上側の開口部19から入れられた収納物Sは、部分重複部15を通って、下側の開口部19から中空収納部11内に収納されていく構成の例である。
尚、本図においては、構成シート10が、3つの部分重複部15を備えた領域が、巻いた状態から引き出された状態の例である。
尚、図面には示されていないが、係る部分重複部15の開口部19を、開閉可能な収納口係止部16を備えた構成としても良い。
尚、図9(c)は、係る部分重複部15の構成を示す部分縦断面図である。
図9(b)は、図9(a)の構成の様に部分重複部15を備えた構成において、図6のシート巻き取り収納用具1の構成の様に、引出辺75側と引出辺75と略平行な開口部19を備えた部分重複部15を備えて、構成シート10の一部が重なる様に重畳的に設けられた構成の例である。
係る構成シート10は、上下3段の部分重複部15を備えた構成の例であり、各3段の部分重複部15は、それぞれ、2か所のシート係止部である部重係止部89によって、係る部分重複部15の重複状態を保持可能に、係止されている構成シートが巻き状態から引き出された構成の例である。
尚、係る部重係止部89は、本構成の引き出された部重係止部89においては、部分重複部15の2枚の構成シート10のみを係止した構成の例であるが、係る最背面に設けられている構成シート10、つまり、本図の構成においては、部分重複部15の2枚と合わせて、重なっている3枚の構成シート10をまとめて係止する構成としても良い。
また、下側の引出辺75を側辺係止部8で係止されて中空収納部11の底を構成しているが、係る側辺係止部8を断続的に設けることによって、係る底に水抜き穴を備えた構成であり、図9(d)に示す様に、中空収納部11に培養基材60を収容して、部分重複部15の開口部19から、植物を植栽する構成とすることも可能であり、係る部分重複部15を備えた構成とすることによって、例えば、培養基材60としての培養土が、係る開口部19から流出するのを抑制し、また、植栽された植物は、中空収納部11内の広いエリアで根を張ることが可能となる為、根詰まりによる根腐れ等を防止可能で、有用な構成である。
尚、係る重複部の開口部19は、巻軸部材5に対して略平行でも、斜めでも、略直角でも良く、また、重畳方向も図9の各構成と、反対としても良く、その場合は、係るシート巻き取り収納用具1の上下も、本図とは逆になる構成となる。
また、係る部分重複部15は、本図の構成においては、上下に二つの開口部19を備えているが、図面には示していないが、係る二つの開口部19の内1つの開口部19は、例えば、半分だけ、あるいは、部分的に開口している構造としても良いし、また、あるいは、係るどちらか一方の開口部19のみ開口し、もう一方は係る部分重複部15の構成シート10を係止して、閉じた構成としても良いし、また、係る閉じた構成あるいは、一部を係止して閉じた構成において、係る係止部を、係る部分重複部15の略中央付近を係止して、開口部19は上下2つで、略中央付近が係止された構成としても良い。尚、係る部分重複部15の係止部の場所は、限定しない。
上記部分重複部15の開口部19は、例えば、一方の開口部19は、一部分だけ開口することによって、例えば、水抜きであったり、挿入した植物の根の部分の重量を支えて受けながら、係る部分的な開口部19から根は広がるという構成としても良く、有用である。
また、係る部分重複部15の略中央付近あるいは、部分重複部15の開口部19から中に入った位置で係る部分重複部15の一部を係止することによって、例えば、植栽した際に、係る部分重複部15から中空収納部11への移行部分付近に、培養基材60の密度が薄い部分を形成可能となり、根の酸欠予防ともなり、有用である。
特に、図9(d)に示される様に、係る部分重複部15の開口部19から、植物を植える植栽容器として、また、中空収納部11に係る植物の根を張ることを可能とした構成とすることによって、係る植栽容器の側面から自由に植物を植栽可能で、植物を植栽しない係る重複部分の開口部19からは、土や水のこぼれ出しを抑制可能で、植栽された係る植物も、十分に根を張るスペースを確保可能で、且つ、長さが自由に変更可能な植栽容器とすることができ、係る植栽容器を設置するスペースに合わせて設置可能な植栽容器とすることができ、大変有効である。
このように、中空収納部11が繋がっていることによって、植物である収納物Sが植栽された構成において、より広いエリアに根を広げることが可能であるため、根詰まりの心配も少なく、植物の生育にも効果的である。
また、係る部分重複部は、水平方向に対して係る構成シート10が重複していることにより、土等の培養基材や水が、外に流出し難い構成となっている。
また、植物以外の収納物Sを収納する収納ユニットとしても、係る重複部分の開口部19から、長さの違う長尺な収納物Sを収納可能な収納容器となり、特に、図3(a)の構成の例の収納開口部12において、長尺の収納物Sを収納した場合と比べて、部分重複部15で挟持して保持可能である為、長尺の収納物Sが、横にも手前側にも倒れ難い収納容器となり、有用である。
尚、係る部分重複部における2つの構成シートの間の中空領域は、中空収納部である。
図10は、図9の構成において、部分重複部15の一方の引出辺75が開閉可能な構成の例であり、例えば、係る構成シート10をマグネットシートや自己吸着シートとすることによって、紙などを連続して挟んで収納する構成とすることが可能となり、係る紙を垂直面等に収納することが可能で、ずらして重ねて収納可能であるので、重なって下の紙が見えないということのない収納具となり、しかも、紙の量に合わせて、収納具のサイズを変更でき、有用であり、図10(a)が収納開口部12が引出辺75に対して略垂直方向に設けられた構成の正面図、図10(b)が収納開口部12が引出辺75に対して略平行方向に設けられた構成の斜視図、図10(c)が図10(a)の構成と同様の構成の正面図において、紙媒体が収納されている構成の例であり、図10(d)が図10(c)と同様の構成の縦断面図において、紙媒体が収納されている構成の例を示す図である。
図10(a)は、図9(a)の構成の例と同様に、ケース部6内の巻いた状態から、構成シート10の3つの部分重複部15を備えた領域が、引き出された状態の例であり、係る引出辺75の側辺係止部8は、左側の引出辺75のみに設けられている構成の例であり開口部19である収納開口部12は、引出辺75に垂直に設けられた構成の例である。
図10(b)は、図9(b)の構成の例と同様に、ケース部6内の巻いた状態から、構成シート10の3段の部分重複部15を備えた構成シート10が、引き出された状態の例であり開口部19である収納開口部12は、引出辺75に平行に設けられた構成の例である。
係る構成とすることによって、例えば、係る部分重複部15で紙媒体を挟持して収納する場合、係る部分重複部15のサイズを、引き出し量によって可変とすることができる為、挟持したい最大の紙媒体のサイズによって、構成シート10の引き出し量を調整して、自由に変更可能な構成となり、例えば、封筒を収納したい場合、あるいはA4、A3あるいは、それぞれの用紙を、縦や横にして収納したい場合によっても、自由なサイズに変更が可能な構成となり、有用である。
図10(c)の構成の例は、図10(a)と同様の構成のシート巻き取り収納用具1において、係る部分重複部15に、紙の資料が挟持されている構成の例であり、例えば、係る構成シート10をマグネットシートあるいは、合わせてアイアンシートを設ける構成とすることによって、係る紙媒体を複数垂直面などにでも保持することができ、係る複数の紙媒体は、ずらして保持可能であるので、積み重なった下の紙媒体がどのような紙媒体であるのかも視認可能であるし、また、その必要な紙媒体だけを取り出すことも可能である構成である。
図10(d)は、係る部分重複部15において紙媒体を挟持する部分の状態を、縦断面図によって示している図であり、係る紙媒体は、部分重複部15と合わせて、係る紙媒体の背面に設けられた構成シート10と、前面の部分重複部15を備えた構成シート10とも合わせて挟持された構成であり、より、しっかりと係る紙媒体を保持可能とされている構成の例である。
係る紙媒体の背面に設けられた構成シート10を、マグネットシート、あるいは、アイアンシートとすることも可能で、自己吸着シートや、シリコンやその他ゴム、エラストマー系の樹脂のシートとしても良く、その他、滑り難い素材等しても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る紙媒体を挟持する構成は、2つの両方の引出辺75が側辺係止部8を備えた構成とすることにより、係る紙媒体の脱落の心配は、より減ることとなり、有用であり、また、一方の側辺係止部8のみが側辺係止部8を備えた構成の紙媒体の出し入れの容易さと、必要性に応じて選択可能で、また、一方の側辺係止部8は、着脱可能な構成とすることによって、その両方の有用な点を兼ね備えた構成としても良い。
係る部分重複部15の重なり量や形状、各種シート係止部の数や位置、あるいはサイズは限定するものではなく、また、係るシート係止部を着脱可能に設ける際の着脱可能な構成は、面ファスナーでも、マグネットでも、ボタンでも、ホックでも、自己吸着シートでも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
図10(e)は、図10(d)の構成において、中空収納部である係る部分重複部を備えて、重畳的に設けられた構成シート10の背面の構成シート10の無い構成の例の縦断面図であり、6枚の重畳的に設けられた構成シート10の部分重複部における中空領域である中空収納部に、紙媒体が挟持されて収納された構成の例である。
係る構成とすることによって、図10(d)の構成と比較して、係る構成シートをケース部から引き出した部分の厚さが薄くなり、つまり、係るケース部内にて巻かれた状態の構成シートの巻きの大きさを、よりコンパクトにすることが可能であり、その分、より長いシート巻き取り収納用具1とすることが可能な構成となり、図9の構成においても、図10(e)の様に、背面の構成シート10が無い構成としても良い。
また、例えば、係る構成シートの材質が、マグネットシートの場合、係るシート巻き取り収納用具1をホワイトボードや、冷蔵庫の鉄部に、磁力でくっつけて保持させても良く、その場合、係る鉄部が、図10(d)の構成における最背面の構成シートと同等の役割となり、係る重畳的に設けられた構成シートと係る鉄部で挟持して、係る紙媒体を保持可能に収納することが可能となる構成であり、有用であり、冷蔵庫等のサイズに合わせて、係るシート巻き取り収納用具1のサイズを自由に調整可能であるので、有用である。
図11は、構成シートである構成ピース33の上辺であるピース上辺41の方が、係る構成ピース33の下辺であるピース下辺32と比較して長い構成であり、シート巻き取り収納用具1の中空収納部11及び、収納開口部12を示し、シンプルな部材のみで構成することが可能であることを表している。図11(a)は、九十九折り線で示したシート係止部が構成シート10が、縫製や接着等によって係止されるものであり、係る構成シート10が連続して複数設けられることで、シート巻き取り収納用具1が構成されるものであることを示している。図11(b)は、図11(a)の構成における、A-A‘断面図であり、図11(c)は、図11(a)の構成の構成シート10である構成ピース33の形状の例を示したものであり、図11(d)、図11(e)、図11(f)は、図11(a)の構成または、類似の構成の側面方向からの縦断面図を示している。
図11(g)及び図11(h)は、構成ピース33の形状のバリエーションの例を示したものであり図11(i)は、方形の構成ピース33の係止バリエーションの例である。
図11における構成シート10である構成ピース33は、例えばテント生地やメッシュ生地等の布状部材を用いた構成シート10としたもので、これを上下に設けた構成の例である。素材は丈夫で可とう性を有し、壁や柱等に応じて自由に変形するとともに、収納物Sの重量に耐えるための強度を有した素材を用いることが望ましい。
また、係る構成ピース33の寸法や形状については図11(c)のように、係る構成ピース33の上辺であるピース上辺41の方が、係る構成ピース33の下辺であるピース下辺32と比較して長い構成であり、係る構成ピース33を図11(a)のように、複数の構成ピース33を係る構成ピース33の側辺であるピース側辺27を略平行にして上下に並べて係止することによって、図11(b)のように、ピース上辺41がピース下辺32より弛むことにより、開いて設けられることが可能となり、上と下に設けられた係る構成ピース33において、下側の構成ピース33のピース上辺41である下シート上辺42と、係る下シート上辺42と対向した上側の構成ピース33の最も近い部分である、上シート対向部43の間に形成される収納開口部12が、閉じた状態になり難い構成である例である。
つまり、下シート上辺42が、上シート対向部43よりも弛みの大きい状態で設けられることにより、係る構成シート10の背面に備えられた中空収納部11である中空領域内の収納物Sによって、前記構成シート10の背面から圧力がかかっていても、前記収納開口部12が閉じ難い構成であり、例えば、収納物Sが植物である植栽容器とした場合においては、図13(a)の構成の例に示される様に、係る中空収納部11に収納された培養基材60による圧力によって、係る収納開口部12が閉じ難い、あるいは、上シート下辺44が下シート上辺42より後ろに維持し易い構成であり、培養基材60あるいは、潅水が外にこぼれ難い構成とすることが可能であり、また、例えば、収容物が図13(b)に示されるような長さのある物差しや、棒、鉛筆などであって、係る上シート下辺44に中空収納部11の内側から係る構成ピース33に圧力が外側にかかるような場合でも、係る収納開口部12の開口を保持し易い構成となっており、有用である。
つまり、係る収納開口部12の、上方向への開口状態を保持し易い構成であることによる、様々な有用性を擁するものである。
例えば、前記に示された収容物を収納した際の有用性の他に、植物を植栽する場合においては、係る上側に開口した開口部においては、係る収納開口部12より上に収容されている培養基材60の重量が、直接的にはかからない為、係る植物の植え替えのしやすさであったり、植物の根部への圧力が減ることによる、植物の育成への効果をもたらし、有用である。
尚、図11(a)の係る構成シート10は、一部が重なり合う様に、重畳的に、構成シート10である構成ピース33の下辺が隣接される他の構成ピース33に部分重複部15内で覆われる構成が繰り返して配置される構成であり、係る構成と同等の構成の側面からの縦断面図が、図11(d)の構成の例である。
特に、係る構成シート10の一部が重複して設けられる構成においては、中空領域内の収納物Sによって、前記構成シート10の背面から圧力がかかった場合に、係る収納開口部12の開口状態を保持可能で、有用である。
また、係る構成シート10が重複しない図11(f)の構成においては、例えば、図13(b)の様に、収容物が長い場合であっても、収納開口部12の上シート下辺44が係る収容物に押されても下シート上辺42の内側で保持可能であり、係る収納開口部12の開口状態を閉じずに、保持可能であり、他の収容物の出し入れがし易く、有用であり、また、係る収容物が、植物と培養基材60であっても、収納開口部12の上シート下辺44が係る収容物に押されて下シート上辺42の内側で保持可能であり、係る培養基材60や潅水のこぼれを抑制可能であり、有用である。
尚、図11(e)は、上下に設けられた構成ピース33において、係る構成ピース33が、下シート上辺42と、上シートの下辺である、上シート下辺44と、略水平方向になる様に設けられた構成であり、図11(f)は、係る下シート上辺42と、上シート下辺44が、水平方向に対して、隙間を備えて設けられた構成の例である。
図11(g)及び図11(h)は、図11(c)におけるピース上辺41の形状が曲線である構成の例であり、図11(g)は、係るピース上辺41が弧状であり、図11(h)は波線状である構成の例であり、係るピース上辺41の形状は、その他の曲線状でも、折れ線状でも、斜め線でもよく、特に限定しない。また、ピース下辺32の形状についても、ピース上辺41と同様に、特に限定はしない。
図11(i)は、方形の構成ピース33の場合の本発明に関する構成の係止箇所を、破線の九十九折り線で示しており、上下が開放な下すぼまりの台形形状の部分を、図11(a)の様に略平行に係止することによって、上シート下辺44が下シート上辺42より弛みを持たせることが可能な構成の例である。
図11の構成における中空収納部11は、収納開口部12の背面あるいは内側の、構成シート10と背面側の構成シート10に囲まれた中空領域であり、また、各構成ピース33は、ピース上辺41及び、ピース下辺32が開放に設けられており、各構成ピース33背面の中空領域である収納空間は、各それぞれの構成ピース33の背面の収納空間が繋がっている構成である。
また、図面には示していないが、係る複数の構成ピース33の背面に設けられた構成シート10の代わりに、係る複数の構成ピース33の背面に、同様の複数の構成ピース33を設けることによって、両面に収納口である、収納開口部12を備えて、どちらからでも収納物Sを収納可能な構成としても良い。
収納開口部12は、雑貨などの物品を収納する場合や植物を植栽する場合などの中空収納部11への入口である収納口であり、様々な用途に応じて対応することができる。
中空収納部11は、各構成シート10の収納開口部12から収納物Sを収納できる領域ともなり、また植物を収納する場合においては係る中空収納部11内に育苗のための土壌等の植物培養基材60を充填する領域とすることもできる。
部分重複部15は、各構成シート10において前面に配置される他の構成シート10の背面とが部分的に重なり合う部分をいう。
構成ピース33は、構成シート10の一形態であり、構成シート10同等の可撓性を備えた材質から成り、1以上の構成ピース33を組み合わせて設けることによって、1つのシート巻き取り収納用具1を構成するものである。
図12は、図11と同等の構成のシート巻き取り収納用具1について、図11(c)と同等形状の構成ピース33のピース側辺を、図11の構成のように略平行には、係止しない構成の例であり、図12(a)は、係る構成の正面図、図12(c)は、斜視図、図12(b)は、係る構成ピース33の形状の例、図12(d)は、係止部が断続的に設けられている構成の例である。
図12(e)は、係る構成の側面からの部分断面図である。
図12の本発明に係る構成においては、背面側の構成シート10の横幅よりも長いピース上辺41を、略係る背面側の構成シート10と同等の幅に合わせて弛ませ、また、ピース下辺32も必要に応じて弛ませ、背面側の構成シート10にピース上辺41とピース下辺32を開放にピース側辺部を係止した構成である。
係る構成によって、図11同様の効果と合わせて、例えば、特に係る収容物が植物の場合、1つの構成ピース33ごとに下方向にすぼまっている形状であることによって、土等の培養基材60の下の収納空間への重量圧力を緩和しつつ、且つ、植栽した植物の根は、下へ広がることが可能である為、根詰まりによる根腐れを防止可能で、有用である。
また、ピース側辺の係止部分は、図12(d)の様に、ピース側辺の上部と下部だけの様に、断続的でもよく、上下に複数並んだ構成ピース33は、それぞれの構成ピース33が上下への開放部分を備えて、連通した収納空間を備えた収納ユニットを構成するものである。
図13は、図11と同等の構成のシート巻き取り収納用具1の収納物S(S2)が植物である構成である図13(a)と、図13(b)は、収納物S(S1)が文具等小物雑貨の例として、長尺である収納物S(S1)である物差し、あるいは棒、あるいは鉛筆である構成の例である。
図13(a)においては、上下に設けられた構成ピース33の上シート下辺44と下シート上辺42とが水平方向に対して重複していない構成の例であり、つまり、図11(f)同等の構成ピース33の配置となっている。
尚、図中の複数のドット模様の領域が、培養基材60であることを示しており、係る培養基材60内にて、植物である収納物Sの根35が広がる構成である。
中空収納部11に収納された培養基材60や潅水は、係る構成ピース33の上シート下辺44と下シート上辺42とが水平方向に対して重複していない距離が開けば開く程、こぼれ易くなり、図11(d)のように、重複して設けられることにより、係る培養基材60や潅水は、こぼれ難くなる。一方、収納開口部12を広く設けることができる。
また、上シート下辺44に対して、下シート上辺42が前側に出れば出るほど、同様に係る培養基材60や潅水は、こぼれ難くなり、例えば、図11(e)の構成の例の様に、上シート下辺44と下シート上辺42とが略水平方向に設けられた場合においても、下シート上辺42が前に出れば出るほど、係る培養基材60のこぼれは少なくなることとなり、それは、図11(f)の構成においても同様である。
また、図11(a)の背面側の構成シート10には、水を受ける、3つの受け部57が設けられており、上から潅水された水の一部は、係る受け部57に受けられて保持されることによって、係るシート巻き取り収納用具1の上側と下側における水の保持量と保持期間の条件を、より、均一化することが可能となり、植物の安定的な生育上、有用である。
また、植栽する植物によって、比較的乾燥を好む植物を植栽する場合においては、係る受け部57に、培養基材60を入れずに、閉じた状態にしておくことによって、潅水された際にも、係る受け部57で水が受けられず、下へ落ちていくので、培養基材60の水分量の調整をすることも可能である。
図13(b)は、3本の長さの違う長尺である収納物S(S1)が、収納開口部12から中空収納部11に挿入された構成であり、中空収納部11に挿入された長尺の収納物S(S1)は、その長さに応じて、背面側の構成シート10に設けられた3つの受け部57にて、収納物Sの下側の端を支持されて、収納された構成となっている。
尚、係る受け部57は、構成シート10である下から二つ目の構成ピース33にも設けられており、係る構成ピース33に設けられた受け部57にて収納物Sを保持しても良く、その場合、更に短い収納物Sも保持可能であり、収納物Sの長さの自由度が増え、有用である。
係る構成によって、長さの違う収納物Sであっても、同じ収納開口部12から、収納可能である構成となっている。
尚、図13(b)においては、構成ピース33の下シート上辺42と上シート下辺44との位置関係が、図11(f)同等に、水平方向に隙間を設けて配置されている。
係る構成ピース33が、図11(d)の様に、水平方向に重複した場合と比較して、図11(d)の有用性は、収納開口部12をより多く設けることができるので、収納物Sの仕訳がし易いという点、あるいは、収納された内部が見えず、外観上、より、美観的であるという点があげられる。
一方、図11(f)の構成の有用性は、中空収納部11内が見えるので、収納物Sの長さに応じて、係る収納物Sの下端を挿入する受け部57を、見ながら収納することが可能であり、収納し易いという点や、取り出す収納物Sの長さを係る隙間から確認しながら取り出せるという点や、収納開口部12を大きく設けることができるので、より多くの収容物や大きい収容物を収容可能であるという点があげられる。
尚、係る受け部57は、構成シート10と同様の可撓性シートを係止して設けても良いし、その他の可撓性のある素材を用いても良いし、吸水性のシートでも良いし、金属やポリプロピレン等のプラスチックでも良いし、係る素材は、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能であり、限定しない。
また、係る受け部57が設けられる場所も、中空収納部11内の必要に応じた場所あればよく、限定せず、本構成においては、背面側の構成シート10に設けられているが、受け部57は、構成シート10に設けられていても良いし、支持材102に設けられていても良いし、基台支持ユニット40に設けられても良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能であり、限定しない。
図14は、シート巻き取り収納用具1が、カーテン、またはブラインドカーテンとして設けられる構成の例である。
図14(a)の構成は、6つのシート巻き取り収納用具1が、略水平方向に設けられた支持材102に、並んで設けられた構成の例であり、係る支持材102は、カーテンレールとしても良く、係るシート巻き取り収納用具1は、係る支持材102に、垂直方向の回動回転軸を備えて回動回転可能に設けられており、回動回転可能であることによって、ブラインドカーテンとして、各シート巻き取り収納用具1が回動開閉して、目隠し量を調整可能とする構成であり、図14(b)が、各シート巻き取り収納用具1が回動して開いた状態を示した図である。
また、各シート巻き取り収納用具1は2本の回動紐109で連結されており、係る回動紐109は各シート巻き取り収納用具1のケース部6の略両上端に係止して設けられていることによって、係る回動紐109にて、係るシート巻き取り収納用具1が連動して回動開閉可能である構成の例である。
また、係るシート巻き取り収納用具1は、係る支持材102であるレールを、スライドして移動可能な構成としても良い。
また、係るシート巻き取り収納用具1は、前辺9側を上側に設ける構成としても良い。
係る構成とすることによって、窓際に新たな収納スペースを形成可能で、また、ブラインドカーテンとすることによって、係るシート巻き取り収納用具1に収納物Sが収納された状態でも、回動開閉によって、日当たりの調整も可能であるし、レールをスライド移動することによって、人が通過可能に開閉することも可能なブラインドカーテンとすることができ、また、洗濯して外に干してすぐ窓際にある収納に収納できるので、家事の負担の軽減にもなり、有用である。
図15は、図6と同様の構成において、引出辺75が略水平方向に支持材102に設けられて中空収納部11の開口部19である収納開口部12を形成している構成の1つの実施例であり、図15は、係る構成の正面図であり、支持材102間に設けられたシート巻き取り収納用具1に、植物が植栽されている構成の例であり、台座4949に支持材102が備えられ、係る2本の支持材102間に橋架されてシート巻き取り収納用具1が設けられた構成でもある。
係る構成においては、支持材102が台座49の上に自立する構成の支持材102であるので、橋架されたシート巻き取り収納用具1と収納物Sの重量によって、係る支柱が互いに引っ張られて内側に倒れることも懸念されるので、互いの支持材102間に橋架する棒を設ける構成としても良い。
尚、係る支持材102が、地面などに固定された支持材102であれば、そうした心配もなく、支持材102としては、より適した構成であるといえる。
尚、上記一連の本図の構成の例において、構成シート10同士の係止部であるシート係止部は、面ファスナーでも良いし、ホック、ボタン、マグネット、フック、ベルト、ファスナー、縫製、融着、接着でも良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、各図に示されている構成の例、及び説明については、それぞれの各図の構成に対して、互いに応用可能である。
また、各図の構成の例に示されたファスナーの取り付け方、ファスナースライダー3の取付数は限定せず、それぞれが必要性に応じた数や組み合わせであれば良く、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、収納部仕切り37、側辺係止部8、前辺係止部17、部重係止部89、前口係止部39、あるいはその他のシート係止部は、縫製でも良いし、その他、接着、融着、ステープル、リベット留め、でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、収納部仕切り37、側辺係止部8、前辺係止部17、あるいはその他のシート係止部は、着脱可能に設けても良く、ファスナーやフックでも良いし、その他、ホック、ボタン、面ファスナー、自己吸着シート、紐、係止用穴、フック、マグネット、ベルト、粘着でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、構成シート10は、ケース部6、あるいは、回転支持具7、あるいは、巻軸部材5から着脱可能に設けることによって、構成シート10単独で洗濯をしたり、付け替えたりすることが可能な構成としても良く、係る着脱可能な構成は、回転支持具7、あるいは、巻軸部材5に設けられた凸部と構成シート10に設けられた穴を嵌合させる構成としても良いし、回転支持具7、あるいは、巻軸部材5に設けられた挟持部に構成シート10を挟持させる構成としても良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、構成シート10には、窓や開口開閉可能部を設けても良い。
また、シート巻き取り収納用具1の底部には、水抜きを設けて、特に植栽した場合の水抜きや、屋外に設けた際の水抜きとしても良い。
また、支持材102は、平行でなくても良いし、曲がっていても良い。
また、支持材102の材質は、木や、アルミニウム、鉄等の金属、ポリプロピレン、ポリアミド等の樹脂、生地、石、セメント、陶磁器、カーボン、布状、網状等、その他本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定せず、必要な強度を満足可能な材質が望ましく、同様に、支持材102の形状についても、円柱、多角柱、筒状、鎖状、紐状、布状でも、その他本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、前記構成シート10には、穴又は切り込みを設けても良い。
また、構成シート10の素材は、可とう性を有したシート状で、テント生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムや各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、網状、金属メッシュ等金属、張り剥がし自在なシートや自己吸着シート、マグネットシート、エラストマー系の樹脂、シリコン樹脂、発泡樹脂、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。用途によっては、シリコン樹脂やゴム、エラストマー系の樹脂等で、水漏れ防止としても良い。
また、構成シート10が特に、部分重複部15における中空収納部11側の構成シート10を、上記素材や、穴や切り込みを備えるか、あるいは網状の構成シート10とした、2つ以上の素材あるいは、加工を施された構成としてもよく、係る構成によって、植栽した際に潅水の根への効率的な供給が可能となり、有用である。、
また、有機ELや無機ELに代表されるエレクトロルミネセンスのシートなどの、可撓性のある電子表示シートを一部または全部に用いることによって、光の活用や、収納物Sを表示する構成にすれば、整理整頓にも好適である。
また、構成シート10の形状も、波型、山形、その他異形でも、長さ、大きさ違いの組み合わせ違いでもよく、その形状を限定せず、また、厚さも、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、支持シート係止部、あるいは、構成シート10同士の係止部について、図面に表記していないものも、必要に応じて、必要な個所に設ける構成が可能であり、また、それぞれの係止方法は、ボルト、接着、融着、縫製、結束、ピン止め、ボタン止め、面ファスナー止め、マグネット、ステープラー等、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその係止手段を限定せず、また、着脱可能に係止してもよく、着脱可能な係止手段は、ホック、ボタン、面ファスナー、フック、マグネット、紐、ファスナー等、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその係止手段を限定しない。着脱可能な構成とすることにより、必要に応じて構成シート10のサイズや材質を選択可能となり、有用である。
また、係る構成シート10が、2つの前記シート巻き取り収納用具1を設けた、シート巻き取り収納用具1としても良い。
また、 ケース部6、または回転支持具7、または橋架巻軸ブレーキ24、または橋架ブレーキ25、またはタブブレーキ26を備えた構成を例として説明した各図の構成について、代表して係るそれぞれの構成にて説明しているものであって、それぞれのケース部6、または回転支持具7、または橋架巻軸ブレーキ24、または橋架ブレーキ25、またはタブブレーキ26を備えた構成は、互いに応用可能である。
また、前辺保持部やシート位置保持部の構成にて説明している構成についても、支持係止部で説明した構成において応用可能であり、また、その逆の応用も可能である。
本願発明は、サイズを自由に変更可能であるので、少ないスペースでも収納を容易にし、収納物の量やサイズに合わせたバッグやリュックサックとすることも可能で、且つ、植物の装飾を自在に出来ることから、各種イベントの装飾をはじめ家庭用ガーデニング用品としても魅力的な発明品であり、産業上利用可能性は極めて高いと思慮されるものである。
1 シート巻き取り収納用具
2 エレメント
3 スライダー
5 巻軸部材
6 ケース部
7 回転支持具
8 側辺係止部
9 前辺
10 構成シート
11 中空収納部
12 収納開口部
14 回転巻軸
15 部分重複部
16 収納口係止部
17 前辺係止部
18 シート位置保持部・前辺保持部・把手
19 開口部
20 支持係止部・把手
22 橋架係止部
23 巻軸辺
24 橋架巻軸ブレーキ
25 橋架ブレーキ
26 タブブレーキ
27 芯棒穴
29 辺間収納口
30 シート位置保持部
31 前本係止部
32 ピース下辺
33 構成ピース
34 収納分離体
35 収納連結部
36 曲折可能部
37 収納部仕切り
38 畳保持部材
39 前口係止部
41 ピース上辺
42 下シート上辺
43 上シート対向部
44 上シート下辺
45 第2収納部
46 タブ係止部
47 底保持具
48 側辺収納口
49 台座
57 受け部
58 縦間収納口
59 横間収納口
60 培養基材
75 引出辺
77 巻取り引出口
78 こそぎ取り部材
79 ブレーキストッパー
80 スリットカートリッジ
81 スペーサー
89 部重係止部
102 支持材
109 回動紐
S 収納物・植物

Claims (34)

  1. シート巻き取り収納用具(1)であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の
    構成シート(10)は、中空領域である中空収納部(11)を備え、前記中空収納部(11)は、1以上の開口部(19)である収納開口部(12)を備え、
    前記中空収納部(11)は、巻かれて収納可能で、前記構成シート(10)が巻かれた略中心の軸を、回転巻軸(14)とし、
    前記巻かれた構成シート(10)が巻いた状態から引き出される際には、前記回転巻軸(14)を略中心にして、前記巻かれた部分の構成シート(10)は回転しながら引き出され、
    前記シート巻き取り収納用具(1)は、前記構成シート(10)の引き出し長さを調整可能に、前記構成シート(10)の引き出しを止めることが可能であるか、または、巻き戻りを止めることが可能な構造のブレーキやストッパーである、ブレーキストッパー(79)を備え、
    前記シート巻き取り収納用具(1)は、
    前記シート巻き取り収納用具(1)の位置を保持する支持材(102)に係止可能な支持係止部(20)もしくは把手(20)(18)を備えているか、または 前記構成シート(10)に、引き出された構成シート(10)の位置を保持するシート位置保持部(30)(18)を備え、
    前記中空収納部(11)を、長さが可変な中空収納部(11)とすることが可能であることを特徴とするシート巻き取り収納用具(1)。
  2. 前記シート巻き取り収納用具(1)の前記構成シート(10)が巻いた状態から引き出される際に、引き出されることによって長さが可変な前記構成シート(10)の両端の辺を引出辺(75)とし、
    前記ブレーキストッパー(79)の構成が、前記巻かれた状態の領域の構成シート(10)の一方の引出辺(75)からもう一方の引出辺(75)を橋架して設けられた部材である橋架ブレーキ(25)であり、前記橋架ブレーキの橋架状態は、開閉可能であり、
    前記橋架ブレーキ(25)は、前記構成シート(10)が引き出される際に引き出されることによって回転する巻き状態の部分の構成シート(10)と連動して回転移動し、前記回転移動した橋架ブレーキ(25)と、前記構成シート(10)の引き出された部分が干渉、または、保持された橋架ブレーキが、捻じられないことによって、前記構成シート(10)の回転が止まり、前記構成シート(10)の引き出しが止まることを特徴とする請求項1に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  3. 前記シート巻き取り収納用具(1)の前記ブレーキストッパー(79)が、タブブレーキ(26)であり、前記タブブレーキ(26)は、
    巻かれた部分の構成シートにおいて、巻かれた状態で一番外側の構成シートが、巻かれた状態で前記一番外側の構成シートより内側の構成シートに設けられたタブに、係止されることによって、前記構成シートが巻かれた状態以上に、前記構成シートが引き出されない構成であることを特徴とする請求項1に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  4. シート巻き取り収納用具(1)であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)が、巻軸部材(5)に巻かれ、前記巻軸部材(5)は回転巻軸(14)を中心として回転し、
    前記シート巻き取り収納用具(1)は、
    前記シート巻き取り収納用具(1)の位置を保持する支持材(102)に係止可能な支持係止部(20)もしくは把手(20)(18)を備えているか、または 前記構成シート(10)に、引き出された構成シート(10)の位置を保持するシート位置保持部(30)(18)を備え、
    前記構成シート(10)は、中空領域である中空収納部(11)を備え、前記構成シート(10)は、1以上の開口部(19)である収納開口部(12)を備え、
    前記中空収納部(11)を長さが可変な中空収納部(11)とすることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  5. シート巻き取り収納用具(1)であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)が、巻軸部材(5)に係止され、前記巻軸部材(5)は回転巻軸(14)を中心として回転して巻かれるようにして回転支持具(7)に設けられ、前記回転支持具(7)は、前記構成シート(10)を、巻軸部材(5)を中心として巻き取り具で回転して巻き、巻き状態の前記構成シート(10)の位置を保持する機能を有し、
    前記シート巻き取り収納用具(1)は、
    前記シート巻き取り収納用具(1)の位置を保持する支持材(102)に係止可能な支持係止部(20)もしくは把手(20)(18)を備えているか、または 前記構成シート(10)に、引き出された構成シート(10)の位置を保持するシート位置保持部(30)(18)を備え、
    前記構成シート(10)は、中空領域である中空収納部(11)を備え、前記構成シート(10)は、1以上の開口部(19)である収納開口部(12)を備え、
    前記中空収納部(11)を長さが可変な中空収納部(11)とすることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  6. 前記シート巻き取り収納用具(1)の前記ブレーキストッパー(79)の構成が、前記巻かれた状態の構成シート(10)の一方の引出辺(75)からもう一方の引出辺(75)を橋架して設けられた部材である橋架ブレーキ(25)であり、前記橋架ブレーキ(25)が、前記巻軸部材(5)に設けられた橋架巻軸ブレーキ(24)であり、
    前記橋架巻軸ブレーキ(24)は、前記構成シート(10)が引き出される際に引き出されることによって回転する巻き状態の部分の構成シート(10)と連動して回転移動し、前記回転移動した橋架巻軸ブレーキ(24)と、前記構成シート(10)の引き出された部分が干渉することによるか、保持された橋架ブレーキが、捻じられないことによって、前記構成シート(10)の回転が止まり、前記構成シート(10)の引き出しが止まることを特徴とする請求項4から請求項5のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  7. 前記橋架ブレーキ(25)または、橋架巻軸ブレーキ、またはタブブレーキが、把手(20)(18)または支持係止部(20)であるか、または、把手(20)(18)または支持係止部(20)を備えていることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  8. 前記回転巻軸(14)方向に対して、前記構成シート(10)の略直角である辺部を、引出辺(75)とし、前記引出辺(75)は、前記構成シート(10)が巻いた状態から引き出されることによって長さが可変であり、前記シート巻き取り収納用具(1)が、引出辺(75)に設けられた、側辺収納口(48)である、開口部の長さが可変な前記収納開口部(12)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  9. シート巻き取り収納用具(1)が、2つの引出辺(75)と引出辺(75)の間の領域に設けられた辺間収納口(29)である、前記収納開口部(12)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  10. 前記辺間収納口(29)が、前記引出辺(75)と略平行方向に設けられている横間収納口(59)であることを特徴とする請求項9に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  11. 前記辺間収納口(29)が、前記引出辺(75)と略垂直方向に設けられている縦間収納口(58)であることを特徴とする請求項9に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  12. 前記辺間収納口(29)が、前記引出辺(75)と斜め方向に設けられている斜間収納口であることを特徴とする請求項11に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  13. 前記収納開口部(12)が、開閉可能な、収納口係止部(16)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  14. 前記中空収納部(11)が、前記中空収納部(11)を係止して仕切る、1以上の収納部仕切り(37)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  15. 前記収納部仕切り(37)が着脱可能に係止可能であることを特徴とする請求項14に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  16. 前記シート巻き取り収納用具(1)が、前記構成シート(10)が巻かれた部分を覆うケース部(6)を備え、前記ケース部(6)が、前記巻かれた構成シート(10)が引き出される際に通過する隙間である、巻取り引出口(77)を備えていることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  17. 前記ブレーキストッパー(79)が、前記構成シート(10)の引き出し、あるいは巻き取りをコントロールする為の前記構成シート(10)に対するブレーキ、または、前記構成シート(10)が巻かれた前記巻軸部材(5)の回転を制御するように、ブレーキをかけることが可能な構成であることを特徴とした請求項1から請求項16のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  18. 前記構成シート(10)を1以上に折り曲げ、前記折り曲げ可能な部分は、折り曲げ可能とする為に収納物(S)が入っていない部分である曲折可能部(36)であり、前辺(9)をケース部(6)、または回転支持具(7)、または橋架巻軸ブレーキ(24)、または橋架ブレーキ(25)、またはタブブレーキ(26)に係止して、全体の長さをコンパクトにすることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  19. 前記曲折可能部(36)が、着脱開閉可能であるか、または、着脱開閉不可能であり、前記曲折可能部(36)が、前記中空収納部(11)を分離可能に着脱して連結可能な収納連結部(35)であることを特徴とする請求項18に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  20. 2つ以上に折り曲げられて対向した中空収納部(11)の引出辺(75)を互いに着脱可能に係止可能で、前記対向した2つの中空収納部(11)の間の中空空間を、第2収納部(45)とすることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項19のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  21. 前記構成シート(10)が折り曲げて畳まれた折り曲げ状態を保持可能な畳保持部材(38)によって、巻かれるかまたは係止されることによって、折り曲げ状態を保持されることを特徴とする請求項1から請求項20のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  22. 前記畳保持部材(38)が、シート巻き取り収納用具(1)の底で、中空収納部(11)の底を外側から保持する底保持具(47)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項21のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  23. 前記畳保持部材(38)または前記底保持具(47)が、収納部を備えたことを特徴とした請求項1から請求項22のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  24. 前記底保持具(47)が、スライド可能に設けられたことを特徴とした請求項22から請求項23のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  25. 前記シート巻き取り収納用具(1)が、肩に掛ける肩掛け帯紐または把手(20)(18)を備え、前記シート巻き取り収納用具(1)が、リュックサックまたは携帯可能なバッグとなることを特徴とした請求項1から請求項24のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  26. 前記シート巻き取り収納用具(1)の中空収納部が、構成シート(10)の一部分が重なる、部分重複部(15)の中空領域であり、
    前記構成シート(10)は、一部分が重なるようにして重畳的に連続して設けられ、前記重畳的に設けられた部分重複部(15)が、前記中空収納部であり、前記部分重複部(15)の表側の開口部(19)である収納開口部(12)を備えていることを特徴とする請求項1から請求項25のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  27. 前記重畳的に設けられた構成シート(10)が、背面に構成シートを備え、係る背面に備えた構成シートと、前記重畳的に設けられた構成しシートとの間の中空領域も、中空収納部であることを特徴とする請求項26に記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  28. 前記部分重複部(15)の一部または全部が係止されていることによって、前記部分重複部(15)の幅が狭くなっているか、または、閉じられていることを特徴とする請求項26から請求項27のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  29. 前記構成シート(10)の部分重複部(15)の2辺の引出辺(75)の内、1辺の引出辺(75)側が開放可能に設けられているか、または、2辺の引出辺と、前辺が開放可能に設けられていることを特徴とする請求項26から請求項28のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  30. 前記構成シート(10)が、マグネットシートまたはアイアンシートまたは自己吸着シートであることを特徴とする請求項1から請求項29のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  31. シート巻き取り収納用具(1)であって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)によって全体が構成され、前記シート巻き取り収納用具(1)は、
    開口部(19)である収納開口部(12)を備え、
    前記構成シート(10)の背面に、中空収納部(11)である中空領域を備え、
    前記収納開口部(12)は該収納開口部(12)において二つ以上に分割された下側から配置された構成シート(10)である下側シートの上辺部である下シート上辺(42)と上側から配置された構成シート(10)である上側シートの対向部である上シート対向部(43)(8)との間に形成される空間部分であり、
    該収納開口部(12)は、複数の構成シート(10)である、構成ピース(33)を上下に配置して巻くことによるか、あるいは2以上の前記構成ピース(33)を上下に設けることによって、形成され、
    前記構成ピース(33)の上辺であるピース上辺(41)と、前記構成ピース(33)の下辺であるピース下辺(32)はそれぞれ、開放部を備えて設けられ、
    前記収納開口部(12)は、
    前記収納開口部(12)の前記下シート上辺(42)が、該収納開口部(12)において対向して、該収納開口部(12)を形成する上シート対向部(43)よりも長く、あるいは弛んだ状態であることにより、該収納開口部(12)を、閉じ難く開口可能であることにより、前記中空収納部(11)内の収納物(S)によって、前記構成シート(10)の背面から圧力がかかっていても、前記収納開口部(12)の開口状態を保持可能であることを特徴とした請求項1から請求項30のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  32. 前記構成シート(10)が、無機または有機の、エレクトロルミネセンスのシートに代表される電子表示シートであることを特徴とした請求項1から請求項31のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  33. 前記 シート巻き取り収納用具(1)が、前記支持材(102)または支持材(102)であるレールに、回動可能に設けられたブラインドカーテンであることを特徴とした、請求項1から請求項32のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
  34. シート巻き取り収納用具(1)が、水抜き穴を備え、中空収納部に培養基材を収容し、植栽可能な植栽容器であることを特徴とする請求項1から請求項33のいずれかに記載のシート巻き取り収納用具(1)。
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