JP6927481B2 - Led素子 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体発光素子に関し、特に窒化物半導体を含む半導体発光素子に関する。
波長300nm程度以下の、いわゆる深紫外光は、殺菌、キュアリング、医療等の幅広い分野での利用が期待されている。従来、このような波長の光は、水銀ランプを用いて生成されていた。しかし、短寿命、高コスト、有毒ガスの存在などの理由により、固体光源デバイスへの置き換えが検討されている。
しかし、かかる波長帯の光を固体光源デバイスで発光させるに際しては、その発光効率が極めて低いことが課題であり、現在も開発が進められているところである(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−199953号公報
本発明は、従来よりも発光効率を高めた、窒化物系の半導体発光素子を実現することを目的とする。
本発明に係る半導体発光素子は、
基板と、
前記基板の上層に形成された、Alを含む窒化物半導体からなる第一半導体層と、
前記第一半導体層の上層に形成された、Al及びGaを含む窒化物半導体からなる活性層とを有し、
前記活性層は、
第一領域と、前記第一領域よりも高さ位置の低い第二領域とが繰り返されて形成されており、
前記第一領域と前記第二領域の少なくとも一方の面上に、前記第一領域と前記第二領域の高さの差よりも小さい高さの差を有する段差部が繰り返されて形成されていることを特徴とする。
本発明者らの鋭意研究により、活性層の面上に微小な凹凸(段差部)が形成されることで、当該領域に高い発光強度が認められることが確認された。よって、かかる構成を有する素子により、従来よりも発光効率を高めることができる。
この半導体発光素子は、例えば発光波長が220nm以上340nm以下とすることができる。この場合、第一半導体層としては、例えばAlNで構成されることができる。
なお、本明細書において「高さ」とは、基板の面に対して直交する方向に関する長さであるものとして構わない。この場合において、「高さ位置」とは、基板の面に対して直交する方向に関する位置を指すものとして構わない。
前記基板は、サファイア基板で構成され、
前記第一半導体層及び前記活性層は、前記サファイア基板のc軸方向に積層されているものとすることができる。
かかる構成とすることで、AlN基板と比べて安価なサファイア基板を用いながら、発光効率の高い発光素子を実現することができる。
前記第一半導体層は、前記基板の面に平行な第一方向に延伸する第一凸部と、前記第一方向に延伸する第一凹部とを、前記基板の面に平行で前記第一方向とは異なる第二方向に交互に有して構成されていても構わない。
ここで、第一半導体層がサファイア基板のc面上に形成されている場合、第一凸部及び第一凹部が延伸する方向(第一方向)を、例えば[11−20]方向とすることができる。
また、前記半導体発光素子は、前記第一半導体層の上層で、且つ前記活性層の下層に形成された、Alを含む窒化物半導体からなる第二半導体層を有し、
前記第二半導体層は、前記第一半導体層の前記第一凸部の上方に第二凸部を有し、前記第一半導体層の前記第一凹部の上方に第二凹部を有するものとしても構わない。
本発明によれば、従来よりも発光強度の高い半導体発光素子が実現される。
半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。 活性層の一部分を拡大した模式的な図面である。 半導体発光素子を備える電子線励起型光源装置の構成を模式的に示す図面である。 電子線源の部分を拡大した模式図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 実施例1の素子に関する写真及び発光強度プロファイルを示すグラフである。 実施例1の素子の一部分を拡大した写真である。 実施例1と比較例1の素子の発光強度プロファイルを比較した図面である。 比較例2の素子と実施例1の素子の一部拡大写真である。 第二実施形態に係る半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。
本発明の半導体発光素子及びその製造方法につき、図面を参照して説明する。なお、各図において図面の寸法比と実際の寸法比は必ずしも一致しない。
[半導体発光素子の構造]
図1は、半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。図1は、半導体発光素子を[0001]方向及び[1−100]方向で形成される平面で切断したときの断面図に相当する。図1における奥行き方向は[11−20]方向である。
本明細書では、ミラー指数を示すカッコ内の数字の直前に付された符号「−」はその指数の反転を示しており、図面内における「バー」と同義である。また、本明細書において、<11−20>方向とは、[11−20]方向、及びこの[11−20]方向と結晶学的に等価な方向、すなわち[1−210]方向、[−2110]方向、[−1−120]方向、[−12−10]方向、及び[2−1−10]方向を含む概念である。
また、本明細書において、単に「AlGaN」という表記をしている場合には、AlとGaを含む窒化物半導体であるという意味を示すものであり、AlとGaの組成比の記述を単に省略して記載したものであって、AlとGaの組成比が1:1である場合に限定する趣旨ではない。InGaNやAlInGaNという表記についても同様である。
図1に示すように、本実施形態における半導体発光素子1は、基板11、第一半導体層13、第二半導体層15、及び活性層17を備える。本実施形態では、第一半導体層13は基板11の上層に形成され、第二半導体層15は第一半導体層13の上層に形成され、活性層17は第二半導体層15の上層に形成されている。
(基板11)
基板11は、例えばサファイア基板で構成されている。本実施形態では、このサファイア基板の(0001)面、すなわちc面を成長面とし、この成長面の上面に各半導体層が形成されている。なお、サファイア基板の他には、SiCなどが利用可能である。
(第一半導体層13)
本実施形態において、第一半導体層13はAlNで構成される。なお、AlNの他、一般式Alx1Gay1In1-x1-y1N(0≦x1≦1,0≦y1≦1)で規定される窒化物半導体層で構成することができる。この場合、In組成は1%以下とするのが好ましく、Al組成は発光波長に応じて適宜選択される。
第一半導体層13は、所定の方向(ここでは[11−20]方向とする。)に沿って延伸する凹部13bを有している。より詳細には、第一半導体層13には、所定の間隔を開けて複数の凹部13bが形成されており、言い換えれば、凸部13aと凹部13bが交互に形成されている。凸部13aが「第一凸部」に対応し、凹部13bが「第一凹部」に対応する。
本実施形態では、凸部13a及び凹部13bの延伸方向を[11−20]方向とするが、延伸方向は、[11−20]方向に対して結晶学的に等価な方向、すなわち<11−20>方向であるものとして構わないし、他の方向であっても構わない。この延伸方向が「第一方向」に対応する。また、凸部13a及び凹部13bが交互に繰り返される方向、すなわち本実施形態では[1−100]方向が、「第二方向」に対応する。
(第二半導体層15)
本実施形態において、第二半導体層15はAlNで構成されている。第二半導体層15は、図5Dを参照して後述するように、凸部15aと凹部15bが繰り返されて形成されている。
第二半導体層15は、AlNの他、一般式Alx2Gay2In1−x2−y2N(0<x2≦1,0≦y2≦1)で規定される窒化物半導体層で構成することができる。この場合、In組成は1%以下とするのが好ましく、Alの組成は発光波長に応じて適宜選択される。
(活性層17)
本実施形態において、活性層17はAlx3Ga1-x3N(0<x3≦1)/AlNが一周期又は複数周期で積層されて構成されている。一例として、Al0.8Ga0.2Nからなる発光層とAlNからなる障壁層が複数周期繰り返されて構成されている。活性層17は、Al組成を異ならせることでバンドギャップエネルギーに差を設けた2種類の窒化物半導体層(AlGaN又はAlInGaN)が一周期又は複数周期積層されて構成されていても構わない。
また、活性層17はAlx3Ga1-x3N(0<x3≦1)の単膜で構成されても構わない。活性層17の構成材料は、発光波長に応じて適宜選択される。なお、発光波長を220nm以上340nm以下とする場合において、Alx3Ga1-x3NのAl組成比を5%以上、95%以下とするのがより好ましく、10%以上、90%以下とするのが更に好ましい。
図1に示すように、活性層17は、高さ位置の異なる2つの領域(17a,17b)を有している。すなわち、活性層17は、面の高さ位置が高い領域17aと、領域17aより高さ位置の低い領域17bを有する。領域17aが「第一領域」に対応し、領域17bが「第二領域」に対応する。
図2は、図1における領域A、すなわち領域17aの一部分を拡大した図面である。図2に示すように、活性層17は、段差部31を有する。この段差部31は、領域17aと17bの高さの差よりは小さい高さの差で構成されている。活性層17には、連続した複数の段差部31が形成されている。なお、本実施形態の半導体発光素子1においては、領域17aと同様に、活性層17の領域17bにも複数の段差部31が形成されているものとして構わない。また、活性層17のうち、領域17bにのみ段差部31が形成されているものとしても構わない。
図2に示される例では、各段差部31の上面部32が(0001)面に平行であり、隣接する各上面部32を連結する面が当該(0001)面とは非平行である。ただし、各上面部32は必ずしも(0001)面に対して平行でなければならないものではなく、図2に示された構造はあくまで一例である。
[電子線励起型光源装置の構造]
次に、図1に示す半導体発光素子1を、電子線励起型光源装置として利用した場合について説明する。
図3は、図1に示す半導体発光素子1を備える電子線励起型光源装置の構成を模式的に示す図面である。図3において、(a)が電子線励起型光源装置を側面から見たときの模式的な断面図であり、(b)が同装置を上面から見たときの模式的な平面図である。なお、図3(b)では、後述する光透過窓45を取り外した状態を示している。
電子線励起型光源装置90は、内部が負圧の状態で密閉された、外形が直方体状の真空容器40を有し、この真空容器40は、一面に開口を有する容器基体41と、この容器基体41の開口に配置されて当該容器基体41に気密に封着された光透過窓45とによって構成されている。
図3に示すように、容器基体41の底壁の内面に、図1に示す半導体発光素子1が、基板11とは反対側、すなわち光取り出し面を構成する活性層17側が光透過窓45に離間して対向するよう配置される。そして、半導体発光素子1の周辺領域には、それぞれ矩形の支持基板61上に矩形の面状の電子線放出部62が形成されてなる複数(図示の例では2つ)の電子線源60が、半導体発光素子1を挟んだ位置に配置されている。
図4は、電子線源60の部分を拡大した模式図である。電子線放出部62は、多数のカーボンナノチューブが支持基板61上に支持されることによって形成されており、支持基板61は板状のベース部63上に固定されている。また、電子線放出部62の上方には網状の引き出し電極65が当該電子線放出部62に離間して対向するよう配置され、この引き出し電極65は、電極保持部材66を介してベース部63に固定されている。支持基板61及び引き出し電極65は、真空容器40の内部から外部に引き出された導電線(不図示)を介して、真空容器40の外部に設けられた、電子線放出用電源(不図示)に電気的に接続されている。
図3に示す構成では、各ベース部63が容器基体41における互いに対向する2つの側壁の内面に固定されることにより、各支持基板61は、半導体発光素子1を挟んだ位置において電子線放出部62が互いに対向するよう配置されている。
電子線励起型光源装置90においては、電子線源60と引き出し電極65との間に電圧が印加されると、電子線放出部62から引き出し電極65に向かって電子が放出される。この電子は、半導体発光素子1と電子線源60との間に印加された加速電圧によって、半導体発光素子1に向かって加速されながら進み、電子線として半導体発光素子1の活性層17の表面に入射する。この結果、活性層17内の電子が励起され、電子線が入射された表面から紫外線などの光が放射され、光透過窓45を介して当該真空容器40の外部に取り出される。
[製造方法]
半導体発光素子1の製造方法につき、図5A〜図5Dの工程断面図を参照しながら説明する。なお、各工程断面図は、図1と同様に、各時点における素子を[0001]方向及び[1−100]方向で形成される平面で切断したときの断面図に相当する。
(ステップS1)
基板11を準備する(図5A参照)。この基板11としては、一例として(0001)面を有するサファイア基板を用いることができる。
準備工程として、基板11のクリーニングを行う。このクリーニングは、より具体的な一例としては、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属化学気相蒸着)装置の処理炉内に基板11を配置し、処理炉内に流量が例えば10slmの水素ガスを流しながら、炉内温度を例えば1150℃に昇温することにより行われる。
(ステップS2)
図5Bに示すように、基板11の(0001)面上にAlNからなる第一半導体層13を形成する。具体的な方法の一例としては、MOCVD装置の炉内温度を900℃以上1600℃以下の温度とし、キャリアガスとして窒素ガス及び水素ガスを流しながら、原料ガスとしてトリメチルアルミニウム(TMA)及びアンモニアを処理炉内に供給する。TMAとアンモニアの流量比(V/III比)を10以上4000以下の値とし、成長圧力を10torr以上500torr以下の値とし、供給時間を適宜調整することで、所望の膜厚のAlNが形成される。ここでは、膜厚が600nmのAlNからなる第一半導体層13を形成した。
第一半導体層13として、Alx1Gay1In1-x1-y1N(0<x1≦1,0≦y1≦1)を形成する場合には、TMA、アンモニアに加えて、トリメチルガリウム(TMG)、及びトリメチルインジウム(TMI)を、第一半導体層13の組成に応じた所定の流量で供給すればよい。
第一半導体層13の厚みは、良好な結晶性が得られる十分な厚さを設定すれば良く、例えば400nm以上とすることができる。
(ステップS3)
図5Cに示すように、第一半導体層13に対して、<11−20>方向に延伸した凹部13bを形成する。具体的な方法の一例としては、ステップS2まで実行することで得られたウェハを処理炉から取り出し、フォトリソグラフィ法及びリアクティブイオンエッチング法(RIE法)によって第一半導体層13の<11−20>方向に平行な複数の溝を所定の間隔で形成する。なお、図5Cでは、<11−20>方向と結晶学的に等価な一の方向である[11−20]方向に凹部13bを延伸させている。
本ステップS3では、凹部13bの底面に成長基板11が露出しない範囲内の深さで凹部13bを形成するように制御される。好ましくは、凹部13bの底面から基板11までの間に、第一半導体層13が200nm以上の厚みで形成されているのが好ましい。本ステップS3により、第一半導体層13の上面に、凹部13bと凸部13aが所定の方向(本実施形態では[1−100]方向)に交互に現れる。
一例として、凸部13aの幅、及び凹部13bの幅は、いずれも12μmに設定される。なお、凸部13aの幅と凹部13bの幅は異なる値に設定されるものとしても構わない。
(ステップS4)
図5Dに示すように、所定の方向に延伸する凹凸部(凸部13aと凹部13)が形成された第一半導体層13の上面に、第二半導体層15を形成する。具体的な方法の一例としては、ステップS3の実行完了後のウェハを再びMOCVD装置の炉内に入れ、MOCVD装置の炉内温度を900℃以上1600℃以下の温度とし、キャリアガスとして窒素ガス及び水素ガスを流しながら、原料ガスとしてTMA及びアンモニアを処理炉内に供給する。TMAとアンモニアの流量比(V/III比)を10以上4000以下の値とし、成長圧力を10torr以上500torr以下の値とし、供給時間を適宜調整することで、所望の膜厚のAlNが形成される。ここでは、膜厚が3000nmのAlNからなる第二半導体層15を形成した。
なお、第二半導体層15として、Alx2Gay2In1-x2-y2N(0<x2≦1,0≦y2≦1)を形成する場合には、TMA、アンモニアに加えて、TMG、及びTMIを、第二半導体層15の組成に応じた所定の流量で供給すればよい。
ステップS3において、第一半導体層13に凹凸を形成したことで、その後に成長された第二半導体層15においても、凸部15a及び凹部15bが形成される。凸部15aが「第二凸部」に対応し、凸部15bが「第二凹部」に対応する。
(ステップS5)
第二半導体層15の上面に、引き続き活性層17を成長させる(図1参照)。具体的な方法の一例としては、MOCVD装置の炉内温度を900℃以上1600℃以下の温度とし、キャリアガスとして窒素ガス及び水素ガスを流しながら、原料ガスとしてTMA及びアンモニアを処理炉内に膜厚に応じて所定時間供給する工程と、原料ガスとしてTMA、TMG及びアンモニアを処理炉内に膜厚に応じて所定時間供給する工程とを、周期数に応じて所定回数繰り返す。これにより、多周期のAlx3Ga1-x3N(0<x3≦1)/AlNからなる活性層17が形成される。
なお、活性層17として、Alx3Gay3In1-x3-y3N(0<x3≦1,0≦y3≦1)/Alx4Gay4In1-x4-y4N(0<x4≦1,0≦y4≦1)を形成する場合には、原料ガスとして、TMA、アンモニア、TMG、及びTMIを、活性層17の組成に応じた所定の流量で供給すればよい。また、上述したように、活性層17は、Alx3Ga1-x3N(0<x3≦1)の単膜で構成されてもよい。
本ステップS5により、活性層17は、高さ位置の異なる2つの領域(17a、17b)が形成されると共に、これらの領域間における高さの差よりは高さの差が小さい段差部31が形成される(図1及び図2参照)。段差部31は、ステップS3で設定される凸部13a及び凹部13bの幅、その他の成長条件などによって、大きさや発現頻度が調整され得る。この点は、実施例を参照して後述される。
(以下のステップ)
半導体発光素子1を電子線励起型光源装置90として利用する場合には、図3及び図4を参照して上述したように、真空容器40内の所定の位置に半導体発光素子1を配置し、更に電子線源60、光透過窓45を配置することで実現される。
[検証]
以下、実施例及び比較例を参照して説明する。
図6は、上述した製造方法で製造された半導体発光素子(以下、「実施例1」と呼ぶ。)の結果を示す写真及びグラフである。図6において、(a)は実施例1の素子の断面構造を示すSEM写真であり、(b)は、カソードルミネッセンスによるパンクロマティック像の写真であり、(c)はパンクロマティック像の発光強度プロファイルである。なお、(b)の写真は、(a)の試料に対して、室温下で加速電圧5kVの電圧を印加した状態で表面を撮像した画像である。また、(c)のグラフは、(b)で得られた発光強度を同一位置において<11−20>方向に積分した値をグラフ化したものである。
なお、実施例1は、AlNからなる第一半導体層13の上層に、AlGaN単膜からなる活性層17を膜厚800nmで形成した素子に対応する。すなわち、活性層17が第二半導体層15を兼ねる構造である。
図6(a)によれば、活性層17は、面の高さ位置が高い領域17aと、領域17aより高さ位置の低い領域17bを有して構成されていることが確認される。また、図6(b)に示すパンクロマティック像の結果によれば、所定の領域において発光強度が著しく高い箇所が存在することが確認される。図6(b)において白っぽく表示されている領域が、発光強度が著しく高い箇所に対応する。
図7は、実施例1の素子の一部分を拡大した写真である。図7によれば、活性層17に段差部31が形成されていることが確認される。そして、この図7と図6とを対比すると、当該段差部31において発光強度が上昇していることが確認される。
図8は、比較例1の素子と実施例1の素子の両者に対し、図6(c)と同様の方法によって得られた、パンクロマティック像の発光強度プロファイルを並べたものである。なお、比較例1の素子は、ステップS3を行わずに製造された素子である。すなわち、第一半導体層13に凹部13bを形成することなく、AlGaN単膜からなる活性層17を形成させた素子に対応する。なお、図8(c)は、比較例1と実施例1の各素子の発光積分強度を比較した表である。
図8(b)によれば、比較例1の素子では、発光強度が位置によらず均一であることが理解される。これに対し、図8(a)によれば、実施例1の素子は、上述したように段差部31の形成箇所において飛躍的に発光強度が向上していることが分かるまた、図8(c)によれば、素子全体の発光強度は実施例1の素子の方が比較例1の素子よりも高いことが確認される。
このように、半導体発光素子1によれば、活性層17に段差部31を有することで、従来よりも発光強度を高めることができる。なお、この理由は現時点では定かではないが、一つの仮説として、段差部31が活性層17に形成された結果、段差部31でAlGaN組成が局所的に変調されInGaN系で見られたようなポテンシャルの空間的な揺らぎが形成されたことで、電子と正孔の再結合確率が向上したものと推察される。
図9は、比較例2の素子と実施例1の素子の両者の活性層の一部拡大写真である。ここで、比較例2の素子は、実施例1の素子と比較して、ステップS3における凸部13aの幅、及び凹部13bの幅を異ならせている。実施例1の素子では、凸部13aの幅、及び凹部13bの幅をいずれも12μmとしている。これに対し、比較例2の素子では、凸部13aの幅、及び凹部13bの幅をいずれも2μmとしている。
図9によれば、比較例2の素子では、活性層17に段差部31が確認されなかった。これに対し、実施例1の素子では、活性層17に段差部31が形成されている。この結果からは、ステップS3において設定される、凸部13aの幅、及び凹部13bの幅によっては、活性層17に段差部31が形成される場合と形成されない場合が起こり得ることが分かる。本発明者は、ステップS3において、所定の条件下で凸部13aの幅、及び凹部13bの幅を設定した上で、上述した各ステップを実行することで、活性層17に段差部31が形成されることを新たに見出したものである。なお、上述しているように、ここでいう「段差部31」とは、第一領域17aと第二領域17bの差の部分を意味するものではなく、これらの領域(17a,17b)の高さの差よりも高さの差が小さい、微小な凹凸を指している。
活性層17に段差部31が形成される理由としては、現時点では定かではないが、ステップS3によって形成された凹凸構造(13a,13b)の存在により、エピタキシャル成長時の原料ガスの流れと結晶の成長方向が微妙に影響し、この結果、成長モードが変化することで段差部31が形成されたものと考えられる。
以上によれば、上述した各ステップS1〜S5を経て半導体発光素子1を製造することで、活性層17に段差部31が形成され、発光強度が高まることが確認された。なお、上記実施例1では、単膜のAlGaNからなる活性層17を備えた構成としているが、同じ原理によって、多重量子井戸構造からなる活性層17を有する場合であっても、段差部31が形成されることが分かる。
[第二実施形態]
本発明の第二実施形態につき、説明する。
図1に示す半導体発光素子1は、LED素子として用いることもできる。本実施形態は、半導体発光素子1をLED素子として利用する場合に対応する。以下、構造とその製造方法につき説明する。
図10は、図1に示す半導体発光素子1をLEDとして実現したものの模式的な断面図である。半導体発光素子1をLEDとして実現する場合には、第二半導体層15を第一導電型(例えばn型)の半導体層として構成する。一例として、第二半導体層15はn型AlX2Ga1-X2N(0<x2≦1)で構成される。
また、図10に示す半導体発光素子1は、活性層17の上層に、例えばp型Alx5Ga1-X5N(0<x5≦1)で構成された第三半導体層19を備える。そして、第二半導体層15の一部露出面上に、例えばTi/Alで構成されるn側電極21が形成されており、第三半導体層19の上層に例えばNi/Auで構成されるp側電極23が形成されている。そして、n側電極21及びp型電極23に対して、それぞれ不図示のボンディングワイヤが形成される。
図10に示す半導体発光素子1において、n側電極21とp側電極23の間に電圧が印加されると、活性層17に電流が流れ、電子と正孔が再結合して所定波長の光が発光する。このとき、本構成によれば、第一実施形態で上述したように、活性層17に段差部31が形成されているため、当該領域において高い発光強度が示される。
次に、半導体発光素子1をLED素子として利用する場合の製造方法につき説明する。
まず、上記と同様にステップS1〜S3を実行する。その後、ステップS4において、原料ガスとして、アンモニア、TMA及びTMGに加えて、n型不純物を構成するためのメチルシランやテトラエチルシランなどを含める。これにより、n型半導体からなる第二半導体層15を形成する。
その後、ステップS5において活性層17を成長させた後、原料ガスとして、アンモニア、TMA及びTMGに加えて、p型不純物を構成するためのビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)を含めて更に成長させる。これにより、図10に示すように、活性層17の上層にp型Alx5Ga1-X5N(0<x5≦1)で構成された第三半導体層19が形成される。なお、この後に、原料ガスの流量を変更して、p型GaNからなるp型コンタクト層を形成してもよい。
次に、RIE法により、一部の領域内に形成された第三半導体層19及び活性層17を削って第二半導体層15の上面を露出させる。そして、露出した第二半導体層15の上層に例えばTi/Alからなるn側電極21を形成する。一方で、第三半導体層19(又はp型コンタクト層)の上層に例えばNi/Auからなるp側電極23を形成する。そして、各素子同士を例えばレーザダイシング装置によって分離し、電極に対してワイヤボンディングを行う。
[別実施形態]
以下、別実施形態について説明する。
〈1〉 上記の実施形態では、ステップS2で第一半導体層13を形成した後、ステップS3で第一半導体層13の上面に凹凸を形成し、その後に、ステップS4で第二半導体層15を形成し、その後に、ステップS5で活性層17を形成する場合について説明した。この場合において、第二半導体層15を第一半導体層13と同一の材料で実現しても構わない。
また、上記の実施形態において、第二半導体層15を形成した後、別の半導体層を形成してから活性層17を形成しても構わない。すなわち、少なくとも活性層17を形成する前の段階において、基板11上に形成された第一半導体層13に、所定の大きさの凹凸加工が施されていればよい。
〈2〉 第一実施形態において、凸部13a及び凹部13bの延伸方向が<11−20>方向である場合を例に挙げて説明したが、これはあくまで一例であり、活性層17が段差部31を有して成長することができれば、凹凸の延伸方向は他の方向でも構わない。
〈3〉 上記の実施形態において、第一半導体層13と第二半導体層15の間に別の半導体層が形成されていても構わない。この場合、第二実施形態では、少なくともn型半導体層として形成された第二半導体層15の一部上面を露出させた後、当該第二半導体層15の上面にn側電極21が形成されているものとして構わない。
なお、第二実施形態において、第二半導体層15をn型半導体層とし、第三半導体層19をp型半導体層として説明したが、これはあくまで一例であって、上記実施形態の構成からn型とp型を反転させた半導体発光素子を本発明から排除する趣旨ではない。
〈4〉 半導体発光素子1を用いたアプリケーションとして、LED及び電子線励起型光源装置を上述したが、半導体発光素子1の利用態様はこれらに限定されるものではない。また、各図面に示した構成は、あくまで一例であり、本発明はこれらの図面に示される構造に限定されるべきものではない。
1 : 半導体発光素子
11 : 基板
13 : 第一半導体層
13a : 凸部(第一凸部)
13b : 凹部(第一凹部)
15 : 第二半導体層
15a : 凸部(第二凸部)
15b : 凹部(第二凹部)
17 : 活性層
17a : 第一領域
17b : 第二領域
19 : 第三半導体層
21 : n側電極
23 : p側電極
31 : 段差部
32 : 上面部
40 : 真空容器
41 : 容器基体
45 : 光透過窓
60 : 電子線源
61 : 支持基板
62 : 電子線放出部
63 : ベース部
65 : 引き出し電極
66 : 電極保持部材
90 : 電子線励起型光源装置

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板の上層に形成された、Alを含む窒化物半導体からなる第一半導体層と、
    前記第一半導体層の上層に形成され、Alを含む窒化物半導体からなり、n型又はp
    型を示す第二半導体層と、
    前記第二半導体層の上層に形成された、Al及びGaを含む窒化物半導体からなる活性層と
    前記活性層の上層に形成され、Alを含む窒化物半導体からなり、前記第二半導体層とは異なる導電型の第三半導体層と、を有し、
    前記活性層は、
    第一領域と、前記第一領域よりも高さ位置の低い第二領域とが繰り返されて形成されており、
    前記第一領域と前記第二領域の少なくとも一方の面上に、前記第一領域と前記第二領域の高さの差よりも小さい高さの差を有する段差部が繰り返されて形成されていることを特徴とするLED素子。
  2. 前記基板は、サファイア基板で構成され、
    前記第一半導体層及び前記活性層は、前記サファイア基板のc軸方向に積層されていることを特徴とする請求項1に記載のLED素子。
  3. 前記第一半導体層は、前記基板の面に平行な第一方向に延伸する第一凸部と、前記第一方向に延伸する第一凹部とを、前記基板の面に平行で前記第一方向とは異なる第二方向に交互に有して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のLED素子。
  4. 前記第二半導体層は、前記第一半導体層の前記第一凸部の上方に第二凸部を有し、前記第一半導体層の前記第一凹部の上方に第二凹部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のLED素子。
  5. 前記第一半導体層はAlNで構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のLED素子。
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