JP6927518B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

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本発明は、半導体発光素子に関し、特に窒化物半導体を含む半導体発光素子に関する。
波長300nm程度以下のいわゆる深紫外光は、殺菌、キュアリング、医療などといった幅広い分野での利用が期待されている。深紫外光は、従来、水銀ランプを用いて生成されていた。しかし、寿命が短い、コストが高い、有毒ガスが利用される、などの課題があるため、水銀ランプから固体光源デバイスへの置き換えが検討されている。
ところで、特許文献1には、紫外線硬化樹脂を硬化させるための紫外線照射装置が記載されている。この文献によれば、紫外線照射装置の使用用途によっては、発光素子のピーク波長を複数備えた光源を用いるのが好ましいことが記載されている。
特開2010−234729号公報
特許文献1によれば、光源装置の発光プローブ内に、ピーク波長が異なる複数種類の紫外線発光ダイオードを配列させ、各々の発光ダイオードから出力される複数種類の紫外線を照射させている。
しかしながら、上記構成では、異なる発光素子を狭い領域内に密に配置する必要があるため実装が難しく、また、装置の小型化が困難である。加えて、照射面での発光波長や強度が不均一になりやすいため、別途光混合素子などの部材を用いた対策を講じる必要がある。
上記課題に鑑みて、本願発明は、単一の発光素子から、複数のピーク波長を示す光を放射することのできる半導体発光素子を実現することを目的とする。
本発明に係る半導体発光素子は、
基板と、
前記基板の上層に形成され、前記基板とは反対側の面に凹凸を有し、Alを含む窒化物半導体からなる第一半導体層と、
前記第一半導体層の上層に形成され、Al及びGaを含む窒化物半導体からなる活性層とを有し、
前記第一半導体層は、前記基板とは反対側の面に、結晶学的に等価な複数の方向に延伸して形成された凹部と、前記凹部によって周囲を囲まれた凸部とを有することを特徴とする。
本発明者らの鋭意研究により、半導体発光素子を上記の構成とすることで、これまで見られなかった波長帯に、高い強度の発光が認められた。これにより、一の発光素子によって多波長の光が生成される。この点は、「発明を実施するための形態」の項において実施例を参照して後述される。
半導体発光素子は、発光波長を220nm以上340nm以下とすることができる。この場合、第一半導体層は、例えばAlNで構成されることができる。
前記活性層は、前記凹部の上方の位置において、前記凹部の延伸する方向に沿って、高さの位置が連続的に異なる第一段差部を有するものとすることができる。
前記活性層は、前記凹部の上方の位置から、前記凸部の上方の位置に向かう方向に沿って、高さの位置が連続的に異なる第二段差部を有するものとすることができる。
この第二段差部は、凹部の上方の位置と、凸部の上方の位置との高さの差よりは、小さい段差で構成されるものとして構わない。
前記基板は、サファイア基板からなり、
前記第一半導体層及び前記活性層は、前記サファイア基板のc軸方向に積層されており、
前記凹部は、[−1−120]方向と結晶学的に等価な方向に延伸するものとしても構わない。
この構成によれば、AlN基板と比べて安価なサファイア基板を用いながら、発光効率の高い発光素子を実現することができる。
本発明によれば、単一の発光素子から複数のピーク波長を示す光を放射することのできる半導体発光素子が実現される。
半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。 半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。 第一半導体層を上から見たときの模式的な平面図である。 活性層の一部分を拡大した模式的な図面である。 図3Aに対応する箇所における半導体発光素子のTEM写真である。 活性層の一部分を拡大した模式的な図面である。 図4Aに対応する箇所における半導体発光素子のTEM写真である。 半導体発光素子を備える電子線励起型光源装置の構成を模式的に示す図面である。 半導体発光素子を備える電子線励起型光源装置の構成を模式的に示す図面である。 電子線源の部分を拡大した模式図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 第一実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程における模式的な断面図である。 実施例1の発光素子を上から見たときのSEM写真である。 図8Aの拡大写真である。 実施例1の発光素子のパンクロマティック像の写真である。 実施例1の発光素子を発光させたときの発光スペクトルを模式的に示すグラフである。 図8Cと同一箇所における波長254nmのモノクロマティック像の写真である。 図8Cと同一箇所における波長270nmのモノクロマティック像の写真である。 図8Cと同一箇所における波長290nmのモノクロマティック像の写真である。 比較例1の発光素子を発光させたときの発光スペクトルを模式的に示すグラフである。 比較例1、実施例1、実施例2、及び実施例3の発光素子を発光させたときの発光スペクトルを模式的に示すグラフである。 第二実施形態に係る半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。
本発明の半導体発光素子及びその製造方法につき、図面を参照して説明する。なお、各図において図面の寸法比と実際の寸法比は必ずしも一致しない。
本明細書において、ミラー指数を示すカッコ内の数字の直前に付された符号「−」はその指数の反転を示しており、図面内における「バー」と同義である。また、本明細書において、単に「AlGaN」という表記をしている場合には、AlとGaを含む窒化物半導体であるという意味を示すものであり、AlとGaの組成比の記述を単に省略して記載したものであって、AlとGaの組成比が1:1である場合に限定する趣旨ではない。InGaNやAlInGaNという表記についても同様である。
[半導体発光素子の構造]
図1A及び図1Bは、半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。これらの図面の切断方向については、後述される。また、図2は、後述する第一半導体層13を上から見たときの模式的な平面図である。
図1Aに示すように、本実施形態における半導体発光素子1は、基板11、第一半導体層13、第二半導体層15、及び活性層17を備える。本実施形態では、第一半導体層13は基板11の上層に形成され、第二半導体層15は第一半導体層13の上層に形成され、活性層17は第二半導体層15の上層に形成されている。
図2を参照して後述されるように、半導体発光素子1において、第一半導体層13は、所定の複数の方向に延伸する凹部13bと、この凹部13bに囲まれた領域に形成された凸部13aとを有している。
図1Aは、半導体発光素子1を、[0001]方向及び[−2110]方向で形成される平面であって、凹部13b及び凸部13aを横切る平面で切断した断面図、すなわち、図2内のA1−A1線で半導体発光素子1を切断した断面図に対応する。一方、図1Bは、半導体発光素子1を、[0001]方向及び[−2110]方向で形成される平面であって、凹部13bの延伸方向に沿う平面で切断した断面図、すなわち、図2内のA2−A2線で半導体発光素子1を切断した断面図に対応する。このため、図1Bには、凸部13aが図面上現れていない。
なお、本実施形態においては、半導体発光素子1を、[0001]方向及び[−1−120]方向で形成される平面であって、凹部13b及び凸部13aを横切る平面で切断した場合においても、図1Aと同様の図面になる。同様に、半導体発光素子1を、[0001]方向及び[−1−120]方向で形成される平面であって、凹部13bの延伸方向に沿う平面で切断した場合においても、図1Bと同様の図面になる。
(基板11)
基板11は、例えばサファイア基板で構成されている。本実施形態では、このサファイア基板の(0001)面、すなわちc面を成長面とし、この成長面の上面に各半導体層が形成されている。なお、サファイア基板の他には、SiCなどが利用可能である。
(第一半導体層13)
本実施形態において、第一半導体層13はAlNで構成される。なお、AlNの他、一般式Alx1Gay1In1-x1-y1N(0≦x1≦1,0≦y1≦1)で規定される窒化物半導体層で構成することができる。この場合、In組成は1%以下とするのが好ましく、Al組成は発光波長に応じて適宜選択される。
第一半導体層13は、結晶学的に等価な複数の方向に延伸して形成された凹部13bと、この凹部13bによって周囲を囲まれた凸部13aとを有して構成される。前述したように、図2は、この第一半導体層13を上から見たときの模式的な平面図である。図2に示される例では、第一半導体層13が有する凹部13bは、[−1−120]方向及び[−2110]方向に延伸するように形成されている。そして、凸部13aは、これらの凹部13bによって囲まれた位置に形成されている。上述したように、[−2110]方向は、[−1−120]方向に対して結晶学的に等価な方向である。
本実施形態では、図2に示されるように、凸部13aが、ほぼ平行四辺形、又はほぼひし形の形状を示す。
(第二半導体層15)
本実施形態において、第二半導体層15はAlNで構成されている。第二半導体層15は、図7Dを参照して後述するように、凸部15aと凹部15bが繰り返されて形成されている。
第二半導体層15は、AlNの他、一般式Alx2Gay2In1−x2−y2N(0<x2≦1,0≦y2≦1)で規定される窒化物半導体層で構成することができる。この場合、In組成は1%以下とするのが好ましく、Alの組成は発光波長に応じて適宜選択される。
(活性層17)
本実施形態において、活性層17はAlx3Ga1-x3N(0<x3≦1)/AlNが一周期又は複数周期で積層されて構成されている。一例として、Al0.8Ga0.2Nからなる発光層とAlNからなる障壁層が複数周期繰り返されて構成されている。活性層17は、Al組成を異ならせることでバンドギャップエネルギーに差を設けた2種類の窒化物半導体層(AlGaN又はAlInGaN)が一周期又は複数周期積層されて構成されていても構わない。
また、活性層17はAlx3Ga1-x3N(0<x3≦1)の単膜で構成されても構わない。活性層17の構成材料は、発光波長に応じて適宜選択される。なお、発光波長を220nm以上340nm以下とする場合において、Alx3Ga1-x3NのAl組成比を5%以上、95%以下とするのがより好ましく、10%以上、90%以下とするのが更に好ましい。
図1Aに示すように、活性層17は、高さ位置の異なる2つの領域(17a,17b)を有している。すなわち、活性層17は、面の高さ位置が高い領域17aと、領域17aより高さ位置の低い領域17bを有する。より詳細には、第一半導体層13の凸部13aの上方に位置する領域には、高さの高い領域17aが形成されており、第一半導体層13の凹部13aの上方に位置する領域には、高さの低い領域17bが形成されている。
図3Aは、図1Aにおける領域51の一部分を拡大した図面である。この領域51は、第一半導体層13の凹部13bの上方の位置と、第一半導体層13の凸部13aの上方の位置との境界近傍に該当する。図3Aに示すように、この領域51内において、活性層17は、高さの位置が連続的に異なる段差部32(「第二段差部」に対応する。)を有する。この段差部32は、領域17aと17bの高さの差よりは小さい高さの差で構成されている。活性層17には、連続した複数の段差部32が形成されている。段差部32の高さは、例えば、1nm以上、100nm以下の大きさで形成されている。図3Bは、図3Aに対応する箇所における半導体発光素子1のTEM(Transmission Electron Microscope:透過型電子顕微鏡)写真である。
図4Aは、図1Bにおける領域52の一部分を拡大した図面である。この領域52は、[−1−120]方向に延伸する凹部13bと、[−2110]方向に延伸する凹部13bとが交差する領域の近傍の上方に位置している。図4Aに示すように、この領域52内において、活性層17は、高さの位置が連続的に異なる段差部31(「第一段差部」に対応する。)を有する。図4Bは、図4Aに対応する箇所における半導体発光素子1のTEM写真である。
上述したように、図1Bは、半導体発光素子1を、第一半導体層13の凹部13bに沿った平面で切断したときの断面図である。すなわち、図1Bに表示されている第一半導体層13は、全て凹部13bに対応するため、この位置における第一半導体層13の高さは実質的に均一である。しかし、図4Aに示されるように、この上方に形成される活性層17には、微細に形成された連続的な段差部31が設けられている。段差部31の高さは、例えば、1nm以上、100nm以下の大きさで形成されている。
本発明者らは、段差部31が形成された理由を以下のように推察している。第一半導体層13を形成した後、第二半導体層15及び活性層17を形成する際、第一半導体層13に形成された三次元構造の影響で各領域で成長時の原料種の表面拡散状態が異なることが予測される。また成長時に、複数の方向に延伸して形成された凹部13bを介して材料が流れ込む。特に、凹部13bの合流地点では、複数の方向から原料ガスが流れ込み、原料ガスの密度が空間的に分布する。このような理由から、局所的な速度の差が発生したことで、段差部31が形成されたものと考えられる。
また、凹部13bと凸部13aの境界において、凹部13bと凸部13aの成長が競合することで成長速度の差が発生し、段差部32が形成されたものと考えられる。
なお、凸部13a及び凹部13bの幅を適宜調整することで、半導体発光素子1が段差部31のみを有し、段差部32を有しない構成とすることができ、逆に、半導体発光素子1が段差部32のみを有し、段差部31を有しない構成とすることもできる。すなわち、半導体発光素子1は、段差部31と段差部32の少なくとも一方を備える構成である。
[電子線励起型光源装置の構造]
次に、半導体発光素子1を、電子線励起型光源装置として利用した場合について説明する。
図5Aは、電子線励起型光源装置90を側面から見たときの模式的な断面図であり、図5Bは、同装置90を上面から見たときの模式的な平面図である。図5Bでは、後述する光透過窓45を取り外した状態が示されている。
電子線励起型光源装置90は、内部が負圧の状態で密閉された、外形が直方体状の真空容器40を有し、この真空容器40は、一面に開口を有する容器基体41と、この容器基体41の開口に配置されて当該容器基体41に気密に封着された光透過窓45とによって構成されている。
図5A及び図5Bに示すように、容器基体41の底壁の内面に、半導体発光素子1が、基板11とは反対側、すなわち光取り出し面を構成する活性層17側が光透過窓45に離間して対向するよう配置される。そして、半導体発光素子1の周辺領域には、それぞれ矩形の支持基板61上に矩形の面状の電子線放出部62が形成されてなる複数(図示の例では2つ)の電子線源60が、半導体発光素子1を挟んだ位置に配置されている。
図6は、電子線源60の部分を拡大した模式図である。電子線放出部62は、多数のカーボンナノチューブが支持基板61上に支持されることによって形成されており、支持基板61は板状のベース部63上に固定されている。また、電子線放出部62の上方には網状の引き出し電極65が当該電子線放出部62に離間して対向するよう配置され、この引き出し電極65は、電極保持部材66を介してベース部63に固定されている。支持基板61及び引き出し電極65は、真空容器40の内部から外部に引き出された導電線(不図示)を介して、真空容器40の外部に設けられた、電子線放出用電源(不図示)に電気的に接続されている。
図5A及び図5Bに示す構成では、各ベース部63が容器基体41における互いに対向する2つの側壁の内面に固定されることにより、各支持基板61は、半導体発光素子1を挟んだ位置において電子線放出部62が互いに対向するよう配置されている。
電子線励起型光源装置90においては、電子線源60と引き出し電極65との間に電圧が印加されると、電子線放出部62から引き出し電極65に向かって電子が放出される。この電子は、半導体発光素子1と電子線源60との間に印加された加速電圧によって、半導体発光素子1に向かって加速されながら進み、電子線として半導体発光素子1の活性層17の表面に入射する。この結果、活性層17内の電子が励起され、電子線が入射された表面から紫外線などの光が放射され、光透過窓45を介して当該真空容器40の外部に取り出される。
[製造方法]
半導体発光素子1の製造方法につき、図7A〜図7Dの工程断面図を参照しながら説明する。なお、各工程断面図は、図1Aと同様に、各時点における素子を[0001]方向及び[−2110]方向で形成される平面で切断したときの断面図に相当する。
(ステップS1)
基板11を準備する(図7A参照)。この基板11としては、一例として(0001)面を有するサファイア基板を用いることができる。
準備工程として、基板11のクリーニングを行う。このクリーニングは、より具体的な一例としては、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属化学気相蒸着)装置の処理炉内に基板11を配置し、処理炉内に流量が例えば10slmの水素ガスを流しながら、炉内温度を例えば1150℃に昇温することにより行われる。
(ステップS2)
図7Bに示すように、基板11の(0001)面上にAlNからなる第一半導体層13を形成する。具体的な方法の一例としては、MOCVD装置の炉内温度を900℃以上1600℃以下の温度とし、キャリアガスとして窒素ガス及び水素ガスを流しながら、原料ガスとしてトリメチルアルミニウム(TMA)及びアンモニアを処理炉内に供給する。TMAとアンモニアの流量比(V/III比)を10以上4000以下の値とし、成長圧力を10torr以上500torr以下の値とし、供給時間を適宜調整することで、所望の膜厚のAlNが形成される。ここでは、膜厚が600nmのAlNからなる第一半導体層13を形成した。
第一半導体層13として、Alx1Gay1In1-x1-y1N(0<x1≦1,0≦y1≦1)を形成する場合には、TMA、アンモニアに加えて、トリメチルガリウム(TMG)、及びトリメチルインジウム(TMI)を、第一半導体層13の組成に応じた所定の流量で供給すればよい。
第一半導体層13の厚みは、良好な結晶性が得られる十分な厚さを設定すれば良く、例えば400nm以上とすることができる。
(ステップS3)
図7C及び図2に示すように、第一半導体層13に対して、[−1−120]方向、及び[−2110]方向に延伸した凹部13bを形成する。具体的な方法の一例としては、ステップS2まで実行することで得られたウェハを処理炉から取り出し、フォトリソグラフィ法及びリアクティブイオンエッチング法(RIE法)によって、第一半導体層13の[−1−120]方向、及び[−2110]方向に平行な複数の溝を所定の間隔で形成する。
本ステップS3では、結晶学的に等価な複数の方向に延伸する凹部13bを形成するものとすればよい。すなわち、凹部13bの延伸方向は、[−1−120]方向、及び[−2110]方向に限定されるものではない。
本ステップS3では、凹部13bの底面に成長基板11が露出しない範囲内の深さで凹部13bを形成するように制御される。好ましくは、凹部13bの底面から基板11までの間に、第一半導体層13が200nm以上の厚みで形成されているのが好ましい。本ステップS3により、第一半導体層13の上面に、[−1−120]方向、及び[−2110]方向に延伸する凹部13bと、この凹部13bに囲まれた島状の凸部13aが現れる。
一例として、凹部13bの幅を10μmに設定することができる。また、同方向に延伸する凹部13b同士の間隔を8μmに設定することができる。凹部13b同士の間隔は、凸部13aの幅に対応する。なお、凹部13bの幅は、10μmに限定されるものではなく、例えば0.5μm以上、50μm以下に設定される。同様に、凹部13b同士の間隔は、8μmに限定されるものではなく、例えば、0.5μm以上、50μm以下に設定される。また凹部13bの高さ(深さ)は、0.1μm以上5μm以下の範囲で設定されている。
(ステップS4)
図7Dに示すように、凹部13bと凸部13aとが形成された第一半導体層13の上面に、第二半導体層15を形成する。具体的な方法の一例としては、ステップS3の実行完了後のウェハを再びMOCVD装置の炉内に入れ、MOCVD装置の炉内温度を900℃以上1600℃以下の温度とし、キャリアガスとして窒素ガス及び水素ガスを流しながら、原料ガスとしてTMA及びアンモニアを処理炉内に供給する。TMAとアンモニアの流量比(V/III比)を10以上4000以下の値とし、成長圧力を10torr以上500torr以下の値とし、供給時間を適宜調整することで、所望の膜厚のAlNが形成される。ここでは、膜厚が3000nmのAlNからなる第二半導体層15を形成した。
なお、第二半導体層15として、Alx2Gay2In1-x2-y2N(0<x2≦1,0≦y2≦1)を形成する場合には、TMA、アンモニアに加えて、TMG、及びTMIを、第二半導体層15の組成に応じた所定の流量で供給すればよい。
ステップS3において、第一半導体層13に凹凸を形成したことで、その後に成長された第二半導体層15においても、凸部15a及び凹部15bが形成されている。
(ステップS5)
第二半導体層15の上面に、引き続き活性層17を成長させる(図1A及び図1B参照)。具体的な方法の一例としては、MOCVD装置の炉内温度を900℃以上1600℃以下の温度とし、キャリアガスとして窒素ガス及び水素ガスを流しながら、原料ガスとしてTMA及びアンモニアを処理炉内に膜厚に応じて所定時間供給する工程と、原料ガスとしてTMA、TMG及びアンモニアを処理炉内に膜厚に応じて所定時間供給する工程とを、周期数に応じて所定回数繰り返す。これにより、多周期のAlx3Ga1-x3N(0<x3≦1)/AlNからなる活性層17が形成される。
なお、活性層17として、Alx3Gay3In1-x3-y3N(0<x3≦1,0≦y3≦1)/Alx4Gay4In1-x4-y4N(0<x4≦1,0≦y4≦1)を形成する場合には、原料ガスとして、TMA、アンモニア、TMG、及びTMIを、活性層17の組成に応じた所定の流量で供給すればよい。また、上述したように、活性層17は、Alx3Ga1-x3N(0<x3≦1)の単膜で構成されてもよい。
本ステップS5により、活性層17は、高さ位置の異なる2つの領域(17a、17b)が形成されると共に、これらの領域間における高さの差よりは高さの差が小さい段差部31及び32が形成される(図3A、図3B、図4A及び図4B参照)。段差部31及び段差部32は、ステップS3で設定される凹部13bの幅及び隣接する凹部13b同士の間隔、その他の成長条件などによって、その大きさや発現頻度が調整され得る。この点は、実施例を参照して後述される。
(以下のステップ)
半導体発光素子1を電子線励起型光源装置90として利用する場合には、図5A及び図5Bを参照して上述したように、真空容器40内の所定の位置に半導体発光素子1を配置し、更に電子線源60、光透過窓45を配置することで実現される。
[検証]
以下、実施例及び比較例を参照して説明する。
実施例1は、上述した製造方法によって、AlNからなる第一半導体層13の上層に、AlGaNからなる第二半導体層15を成長させた後、第二半導体層15の上面に活性層17として、AlGaN/AlGaNの多重量子井戸構造を形成した素子に対応する。すなわち、活性層17が第二半導体層15を兼ねる構造である。また、実施例1は、第一半導体層13において、凹部13bの幅を3μm、隣接する凹部13b同士の間隔を8μmとして製造された素子に対応する。
図8A及び図8Bは、実施例1の発光素子を上から見たときのSEM写真である。図8Bは、図8Aの写真を拡大したものである。図8Bによれば、活性層17のうち、凹部17bが形成されている領域内において、凹部17bの延伸方向に沿って連続的に段差部31が形成されているのが確認される。図8Bによれば、段差部31は、凸部17aと凹部17bの高さの差よりも、小さい段差で構成されていることが確認される。
図8Cは、実施例1の素子の、カソードルミネッセンスによるパンクロマティック像の写真に対応する。より詳細には、実施例1の素子に対して、室温下で加速電圧5kVの電圧を印加した状態で表面を撮像した画像である。発光強度が高い箇所ほど白っぽく表示されている。図8Cによれば、図8Bに図示されるように、段差部31が形成されている箇所において特に強い発光が確認されている。
図8Dは、実施例1の素子を発光させたときの発光スペクトルを模式的に示したグラフである。より詳細には、実施例1の素子を用いて電子線励起型光源装置90を構成し、電子線源60から実施例1の素子に対して電子を照射して活性層17を励起させることで得られた光のスペクトルである。
図8Dにおいて、横軸が光の波長を示し、縦軸は光強度の相対値を示している。また、図8Dにおいて、実線は実際の発光スペクトルに対応し、破線は実線で示されているスペクトルに対してガウシアンフィッティングを行うことで得られたグラフである。図8Dによれば、254nm、270nm、及び290nmの3箇所において高い発光強度が認められることが分かる。
図8E、図8F、図8Gは、それぞれ図8Cと同一箇所における、波長254nm、270nm、290nmのモノクロマティック像の写真である.図8Dでフィッティングした各ピーク波長の発光が、異なる場所で発光しており,270nmおよび290nmの発光が段差部31で局所的に起こっていることが確認された。
比較例1は、第一半導体層13に凹部13bを形成することなく、活性層17を形成した素子に対応する。すなわち、実施例1と比較して、ステップS3が実行されていない点が異なる。図9は、この比較例1の素子を発光させたときの発光スペクトルを模式的に示したグラフである。図9によれば、比較例1の素子では、1箇所にのみ発光ピークが認められている。なお、図9は、図8Dと同様に、横軸が波長に対応し、縦軸が光出力の相対値に対応している。ただし、図示の都合上、図8Dと図9とでは、基準となる値を異ならせている。
実施例2及び実施例3は、実施例1と同様に、上述した製造方法によって、AlNからなる第一半導体層13の上層に、AlGaNからなる第二半導体層15を成長させた後、第二半導体層15の上面に活性層として複数周期のAlGaN/AlGaN多重量子井戸構造を形成した素子に対応する。なお、実施例2は、第一半導体層13において、凹部13bの幅を10μm、隣接する凹部13b同士の間隔を8μmとして製造された素子に対応する。実施例3は、第一半導体層13において、凹部13bの幅を1μm、隣接する凹部13b同士の間隔を8μmとして製造された素子に対応する。
図10は、比較例1、実施例1、実施例2、及び実施例3の各素子を発光させたときの発光スペクトルを模式的に示したグラフである。図10によれば、比較例1と比べると、実施例1〜実施例3では、長波長側にも高い発光強度が現れていることが分かる。実施例2及び実施例3の素子の写真は図示されていないが、実施例2では段差部32が確認され、実施例3では、実施例1と同様に段差部31が確認された。ただし、実施例3の素子は、実施例1と比較して、段差部31の大きさは極めて小さかった。また、比較例1の素子には、段差部(31,32)が確認されなかった。
以上の結果に鑑みると、活性層17を形成する前の段階で、第一半導体層13に対して、所定の複数の方向に凹部13bを形成しておくことで、段差部(31,32)が形成され、これにより発光波長の帯域幅が拡がる。すなわち、一の発光素子によって、多波長の光が生成される。また、凹部13bの幅や間隔を調整することで、発光波長のスペクトルを適宜変更させることができる。
段差部(31,32)が活性層17に設けられることで、c面とは異なる面にも活性層17の成長面が形成される。この成長面では、成長面をc面とする領域と比較して原料ガスの取り込まれ方が相違し、バンドギャップエネルギーが異なる値を示す領域が形成されたものと推察される。具体的には活性層17のAlGaN量子井戸層の組成や井戸幅が場所によって異なることでバンドギャップエネルギーが相違すると考えられる。活性層17がバンドギャップエネルギーが場所に応じて異なる値を示すことで、発光波長が多波長化したものと考えられる。
以上によれば、上述した各ステップS1〜S5を経て半導体発光素子1を製造することで、活性層17に段差部(31,32)が形成され、発光波長が多波長化することが確認された。なお、上記実施例1〜3では、多重量子井戸構造からなる活性層17を備えた構成としているが、同じ原理によって、単膜のAlGaNからなる活性層17を有する場合であっても、段差部(31,32)が形成されることが分かる。
なお、図8A及び図8Bに示される写真では、凹部17b同士が交差する領域において、凹部17bの面積が拡大していることが確認される。これは、活性層17を成長させている段階において、成長モードに影響が及んだことで、場所に応じて成長速度が変化したことによるものと推察される。
[第二実施形態]
本発明の第二実施形態につき、説明する。
半導体発光素子1は、LED素子として用いることもできる。本実施形態は、半導体発光素子1をLED素子として利用する場合に対応する。以下、構造とその製造方法につき説明する。
図11は、半導体発光素子1をLEDとして実現したものの模式的な断面図である。半導体発光素子1をLEDとして実現する場合には、第二半導体層15を第一導電型(例えばn型)の半導体層として構成する。一例として、第二半導体層15はn型AlX2Ga1-X2N(0<x2≦1)で構成される。
図11に示す半導体発光素子1は、活性層17の上層に、例えばp型Alx5Ga1-X5N(0<x5≦1)で構成された第三半導体層19を備える。そして、第二半導体層15の一部露出面上に、例えばTi/Alで構成されるn側電極21が形成されており、第三半導体層19の上層に例えばNi/Auで構成されるp側電極23が形成されている。そして、n側電極21及びp型電極23に対して、それぞれ不図示のボンディングワイヤが形成される。
図11に示す半導体発光素子1において、n側電極21とp側電極23の間に電圧が印加されると、活性層17に電流が流れ、電子と正孔が再結合して所定波長の光が発光する。このとき、本構成によれば、第一実施形態で上述したように、活性層17に段差部(31,32)が形成されているため、当該領域において高い発光強度が示される。
次に、半導体発光素子1をLED素子として利用する場合の製造方法につき説明する。
まず、上記と同様にステップS1〜S3を実行する。その後、ステップS4において、原料ガスとして、アンモニア、TMA及びTMGに加えて、n型不純物を構成するためのメチルシランやテトラエチルシランなどを含める。これにより、n型半導体からなる第二半導体層15を形成する。
その後、ステップS5において活性層17を成長させた後、原料ガスとして、アンモニア、TMA及びTMGに加えて、p型不純物を構成するためのビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)を含めて更に成長させる。これにより、図10に示すように、活性層17の上層にp型Alx5Ga1-X5N(0<x5≦1)で構成された第三半導体層19が形成される。なお、この後に、原料ガスの流量を変更して、p型GaNからなるp型コンタクト層を形成してもよい。
次に、RIE法により、一部の領域内に形成された第三半導体層19及び活性層17を削って第二半導体層15の上面を露出させる。そして、露出した第二半導体層15の上層に例えばTi/Alからなるn側電極21を形成する。一方で、第三半導体層19(又はp型コンタクト層)の上層に例えばNi/Auからなるp側電極23を形成する。そして、各素子同士を例えばレーザダイシング装置によって分離し、電極に対してワイヤボンディングを行う。
[別実施形態]
以下、別実施形態について説明する。
〈1〉 上記の実施形態では、ステップS2で第一半導体層13を形成した後、ステップS3で第一半導体層13の上面に凹凸を形成し、その後に、ステップS4で第二半導体層15を形成し、その後に、ステップS5で活性層17を形成する場合について説明した。この場合において、第二半導体層15を第一半導体層13と同一の材料で実現しても構わない。
また、上記の実施形態において、第二半導体層15を形成した後、別の半導体層を形成してから活性層17を形成しても構わない。すなわち、少なくとも活性層17を形成する前の段階において、基板11上に形成された第一半導体層13に、所定の複数の方向に延伸した凹部13bが形成されていればよい。
〈2〉 第一実施形態において、第一半導体層13に設けられる凹部13bの延伸方向が[−1−120]方向及び[−2110]方向である場合を例に挙げて説明したが、これはあくまで一例である。凹部13bの延伸方向は、相互に結晶学的に等価な複数の方向であればよい。例えば、凹部13bを、相互に結晶学的に等価な3方向に延伸させて形成させても構わない。
〈3〉 上記の実施形態において、第一半導体層13と第二半導体層15の間に別の半導体層が形成されていても構わない。この場合、第二実施形態では、少なくともn型半導体層として形成された第二半導体層15の一部上面を露出させた後、当該第二半導体層15の上面にn側電極21が形成されているものとして構わない。
なお、第二実施形態において、第二半導体層15をn型半導体層とし、第三半導体層19をp型半導体層として説明したが、これはあくまで一例であって、上記実施形態の構成からn型とp型を反転させた半導体発光素子を本発明から排除する趣旨ではない。
〈4〉 半導体発光素子1を用いたアプリケーションとして、LED及び電子線励起型光源装置を上述したが、半導体発光素子1の利用態様はこれらに限定されるものではない。また、各図面に示した構成は、あくまで一例であり、本発明はこれらの図面に示される構造に限定されるべきものではない。
〈5〉 上記の実施例1〜3では、活性層17が、第一段差部31と第二段差部32の一方を備えている場合について、結果に基づいて説明した。しかし、上述の推論に基づけば、段差部(31,32)の双方が活性層17に形成されている場合であっても、発光スペクトルの帯域幅を拡大する効果が得られる。本発明者らの鋭意研究により、凸部13a及び凹部13bの幅を適宜設定することで、段差部31と段差部32の双方を備える半導体発光素子1が製造できることが確認された。
1 : 半導体発光素子
11 : 基板
13 : 第一半導体層
13a : 第一半導体層に形成された凸部
13b : 第一半導体層に形成された凹部
15 : 第二半導体層
15a : 第二半導体層に形成された凸部
15b : 第二半導体層に形成された凹部
17 : 活性層
17a : 活性層内の高さの高い領域
17b : 活性層内の高さの低い領域
19 : 第三半導体層
21 : n側電極
23 : p側電極
31 : (第一)段差部
32 : (第二)段差部
40 : 真空容器
41 : 容器基体
45 : 光透過窓
60 : 電子線源
61 : 支持基板
62 : 電子線放出部
63 : ベース部
65 : 引き出し電極
66 : 電極保持部材
90 : 電子線励起型光源装置

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板の上層に形成され、前記基板とは反対側の面に凹凸を有し、Alを含む窒化物半導体からなる第一半導体層と、
    前記第一半導体層の上層に形成され、Al及びGaを含む窒化物半導体からなる活性層とを有し、
    前記第一半導体層は、前記基板とは反対側の面に、結晶学的に等価な複数の方向に延伸して形成された凹部と、前記凹部によって周囲を囲まれた凸部とを有し、
    前記凹部は、第一方向に沿って複数本が延伸すると共に、前記第一方向に対して結晶学的に等価な第二方向に沿って複数本が延伸することで、格子形状を呈しており、
    前記活性層は、前記凹部の上方の位置において、前記凹部の延伸する方向に沿って、高さの位置が連続的に異なる第一段差部を有することを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記活性層は、前記凹部の上方の位置から、前記凸部の上方の位置に向かう方向に沿って、高さの位置が連続的に異なる第二段差部を有することを特徴とする請求項に記載の半導体発光素子。
  3. 前記基板は、サファイア基板からなり、
    前記第一半導体層及び前記活性層は、前記サファイア基板のc軸方向に積層されており、
    前記凹部は、[−1−120]方向と結晶学的に等価な方向に延伸することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記第一半導体層はAlNからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  5. 発光波長が220nm以上340nm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
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