JP6887720B2 - 化粧料包装体及び化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液状ファンデーション等の液状化粧料を収容した化粧料包装体と、液状化粧料を収容するための化粧料容器に関する。
下記特許文献1〜4のように化粧料を収容する容器は、蓋と容器本体との間にパッキンを備えている。パッキンはゴムやエラストマー等の軟質弾性材から構成されている。パッキンの大きな弾性力を利用して、容器本体と蓋との間の気密性が確保されている。
化粧料には溶媒や紫外線吸収剤等が含まれている。化粧料に含まれている溶媒等がパッキンに付着すると、パッキンが膨潤することがある。その結果、蓋が閉まりにくくなって気密性が低下するという問題があった。また、溶剤等がパッキンに付着することでパッキンが劣化して気密性が低下することもあった。
一方、液状のファンデーションがスポンジ等の保持体に含浸されて、該保持体が化粧料容器に収容されたものも存在している。該化粧料容器の一例を図16〜図19に示している。化粧料容器は、外容器100と内容器200とを備えた二重構造である。内容器200は外容器100に着脱自在に装着される。図16は内容器200が外容器100に装着された状態を示している。図17は内容器200が外容器100から外された状態を示している。外容器100は、外容器本体101と外蓋102とを備えている。内容器200は、内容器本体201と内蓋202と抜け止めリング203を備えている。保持体300は内容器本体201に収容されている。図18及び図19には保持体300の図示を省略している。
図18及び図19のように内容器本体201の側面部201aの上部の径方向外側には、円筒状の外筒部201bが形成されている。側面部201aの上部と外筒部201bとの間には、上側に開口した環状溝201cが形成されている。抜け止めリング203は、内容器本体201に収容された保持体300が内容器本体201から抜け出さないようにするためのものである。抜け止めリング203は内容器本体201の開口縁部に装着されている。抜け止めリング203は、内容器本体201の側面部201bの上部の外周面に嵌合する円筒状の嵌合部203aと、該嵌合部203aの上端部から径方向内側に延びる環状鍔部203bとを備えている。抜け止めリング203の環状鍔部203bは内容器本体201の開口部の周縁部を覆う。抜け止めリング203の環状鍔部203bによって、保持体300の内容器本体201からの抜け出しが防止される。
内蓋202の下面にパッキン210が接着等により固定されている。パッキン210は内蓋202と一体となっている。パッキン210の下面には、下側に突出する環状突起210aが形成されている。図19のように内蓋202を閉じると、パッキン210の環状突起210aは内容器本体201の環状溝201cに入り込む。環状突起210aの外周面は内容器本体201の外筒部201bの内周面に密着する。この環状突起210aと外筒部201bの密着によって、内容器200の気密性が確保される。尚、パッキン210は内蓋202に設けられる他、内容器本体201の環状溝201cに設けられることもある。
このような化粧料容器においても、上述したように、ファンデーションに含まれる溶媒等によってパッキン210が膨潤したり劣化したりする。その結果、内容器200の気密性が低下する。ファンデーションが液状であるため、内容器200の気密性が低下すると、ファンデーションが乾燥したり、減量したりするという問題が生じる。
特開平9−37839号公報 特開平11−56456号公報 特開2005−206199号公報 特開2005−239241号公報
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、容器本体の開口縁部に抜け止めリングを備えた化粧料容器において気密性の低下を防止することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る化粧料包装体は、円形状の開口部を有する硬質樹脂製の容器本体と、該容器本体にヒンジ連結された硬質樹脂製の蓋と、容器本体に収容され、液状化粧料が含浸された保持体と、該保持体の容器本体からの抜け出しを防止すべく容器本体の開口縁部に装着された硬質樹脂製の抜け止めリングとを備えた化粧料包装体であって、容器本体は、底面部と、該底面部の周縁部から上側に延びる側面部と、該側面部の外側に環状溝を介して位置する外筒部とを備え、蓋の下面には、環状突起が一体的に形成されており、抜け止めリングは、容器本体の側面部の上部外周面に嵌合する円筒状の嵌合部と、該嵌合部の上端部から径方向内側に延びて容器本体の開口部の周縁部を覆う環状鍔部と、嵌合部から径方向外側に延びる環状シール片とを備えており、閉蓋状態において、環状突起は、抜け止めリングの環状シール片の先端部と容器本体の外筒部との間の環状の隙間に嵌入して、容器本体の外筒部の内周面と抜け止めリングの環状シール片の先端部に当接することを特徴とする。
閉蓋状態において、環状突起は、抜け止めリングの環状シール片の先端部と容器本体の外筒部との間の環状の隙間に嵌入する。そして、環状突起は、容器本体の外筒部の内周面に当接すると共に、抜け止めリングの環状シール片の先端部にも当接する。換言すれば、環状突起は、抜け止めリングの環状シール片の先端部と容器本体の外筒部との間の環状の隙間に強引に入り込んだ状態となる。その結果、環状突起と抜け止めリングの環状シール片の先端部と容器本体の外筒部との間で容器の気密性が確保される。また、容器本体と蓋と抜け止めリングは何れもゴムやエラストマー等の軟質樹脂製ではなく硬質樹脂製であるので、容器本体や蓋や抜け止めリングに液状化粧料が付着しても、容器本体や蓋や抜け止めリングは膨潤したり劣化したりしにくい。そのため、気密性を長時間維持することができる。
蓋はヒンジ部を支点として回動する。環状突起の全周のうちヒンジ部に近い部分は、環状シール片の上面に干渉しやすい。そのため、環状シール片は嵌合部から下側に向けて傾斜して延びていることが好ましい。また、環状シール片の基端部は、嵌合部の上端部よりも所定距離下側に位置していることが好ましい。このように構成することで、ヒンジ部に近い箇所において、蓋の回動に伴って環状突起と環状シール片が干渉することを抑制することができる。
更に、抜け止めリングの嵌合部の外周面の上端部には、下側に向かって拡径しつつ環状シール片の上面と連続するテーパ面が形成されていることが好ましい。ヒンジ部に近い箇所において、蓋の回動に伴う環状突起と嵌合部や環状シール片との干渉を抑制できる。
また、環状突起の先端部と基端部との間の中途部には、局所的に薄肉とされた環状括れ部が形成されていることが好ましい。環状突起の中途部に環状括れ部が形成されていると、環状突起の先部が環状括れ部を支点として径方向に変形しやすくなる。そのため、閉蓋状態において、環状突起が容器本体の外筒部の内周面に密着しやすくなり、また、環状突起が環状シール片の先端部に密着しやすくなる。従って、気密性がより一層向上する。
また、本発明に係る化粧料容器は、円形状の開口部を有し、液状化粧料が含浸された保持体を収容するための硬質樹脂製の容器本体と、該容器本体にヒンジ連結された硬質樹脂製の蓋と、保持体の容器本体からの抜け出しを防止すべく容器本体の開口縁部に装着された硬質樹脂製の抜け止めリングとを備えた化粧料容器であって、容器本体は、底面部と、該底面部の周縁部から上側に延びる側面部と、該側面部の外側に環状溝を介して位置する外筒部とを備え、蓋の下面には、環状突起が一体的に形成されており、抜け止めリングは、容器本体の側面部の上部外周面に嵌合する円筒状の嵌合部と、該嵌合部の上端部から径方向内側に延びて容器本体の開口部の周縁部を覆う環状鍔部と、嵌合部から径方向外側に延びる環状シール片とを備えており、閉蓋状態において、環状突起は、抜け止めリングの環状シール片の先端部と容器本体の外筒部との間の環状の隙間に嵌入して、容器本体の外筒部の内周面と抜け止めリングの環状シール片の先端部に当接することを特徴とする。
以上のように、閉蓋状態において蓋の環状突起が容器本体の外筒部と抜け止めリングの環状シール片に当接することで、容器の気密性が確保される。また、環状突起と蓋と抜け止めリングが硬質樹脂製であるため、化粧料が付着しても気密性が低下しない。
本発明の一実施形態における化粧料容器を示す断面図であって、(a)は閉蓋状態を示し、(b)は開蓋状態を示す。 同化粧料容器の容器本体を示す断面図。 同化粧料容器の蓋を示す断面図。 同化粧料容器の蓋の要部拡大断面図。 同化粧料容器の抜け止めリングの要部拡大断面図。 同化粧料容器のヒンジ部から離れた箇所の要部断面図であって、開蓋状態を示す。 同化粧料容器のヒンジ部から離れた箇所の要部拡大図であって、蓋が閉じる途中の状態を示す。 同化粧料容器のヒンジ部から離れた箇所の要部拡大図であって、閉蓋状態を示す。 同化粧料容器のヒンジ部に近い箇所の要部断面図であって、開蓋状態を示す。 同化粧料容器のヒンジ部に近い箇所の要部断面図であって、蓋が閉じる途中の状態を示す。 同化粧料容器のヒンジ部に近い箇所の要部断面図であって、蓋が閉じる途中の状態を示す。 同化粧料容器のヒンジ部に近い箇所の要部断面図であって、蓋が閉じる途中の状態を示す。 同化粧料容器のヒンジ部に近い箇所の要部断面図であって、閉蓋状態を示す。 本発明の他の実施形態における化粧料容器の図6に対応した要部断面図。 同化粧料容器の図8に対応した要部断面図。 化粧料容器の一例を示す斜視図。 同化粧料容器の分解斜視図。 同化粧料容器の内容器を分解した断面図。 同化粧料容器の内容器の閉蓋状態を示す要部拡大断面図。
以下、本発明の一実施形態に係る化粧料包装体とそれに使用される化粧料容器について図1〜図13を参酌しつつ説明する。化粧料包装体は、化粧料容器と、該化粧料容器に収容された保持体4とを備えている。本実施形態における化粧料容器は、外容器と内容器とを備えた二重構造の容器における内容器である。化粧料容器としての内容器は、図16及び図17に示したものと同様に、図示しない外容器に着脱自在に装着される。内容器は、液状化粧料が含浸された保持体4を収容するための容器本体1と、該容器本体1にヒンジ連結された蓋2と、容器本体1の開口縁部に装着された抜け止めリング3とを備えている。
<保持体4>
保持体4は、液状化粧料を吸着保持する。液状化粧料は、例えば液状のファンデーションやチークである。保持体4は容易に変形できる柔らかい軟質のものである。保持体4は、多孔質の構造である。保持体4は、例えばスポンジであって、合成樹脂から発泡成形されたものとしてよい。発泡樹脂としては、例えば発泡ウレタンが好ましい。液状化粧料は保持体4に含浸される。保持体4は、平面視円形状である。保持体4は、中心線の方向の寸法が直径よりも小さい円柱状である。
<容器本体1>
容器本体1は、上面に円形状の開口部を有する。容器本体1は、底面部10と側面部11と外筒部12とフランジ部13とヒンジ部14とを備えている。底面部10は円形状であり、平坦な板状である。側面部11は、底面部10の周縁部から上側に延びている。側面部11は円筒状である。底面部10と側面部11によって、保持体4を収容するための収容部が形成される。側面部11の高さは、保持体4の高さよりも高い。側面部11の上端部の内側に円形状の開口部が形成される。側面部11の上端部が開口縁部である。
外筒部12は、側面部11の径方向外側に位置している。外筒部12は円筒状である。外筒部12は側面部11と同軸状である。外筒部12と側面部11との間には環状の空間が形成されている。環状の空間は上側に開口している。従って、側面部11と外筒部12との間には上側に開口した環状溝が形成されている。環状溝は、収容部の開口部の外側に位置している。外筒部12の下端部は、側面部11の上下方向の中途部に環状の連結部15によって連結されている。連結部15は底面部10よりも上側に位置している。連結部15は、側面部11の外周面から径方向外側に向けて略水平に延びている。連結部15は環状溝の底である。外筒部12は側面部11よりも上側に突出している。外筒部12の上端部は側面部11の上端部よりも上側に位置している。連結部15よりも上側に位置する側面部11の上部の外周面には、環状の係合凹部16が形成されている。外筒部12の内周面12aは、上側に向けて一定のテーパ角度で拡径している。外筒部12の内周面12aのテーパ角度は、例えば2度〜6度である。即ち、外筒部12の内周面12aの勾配は、例えば1度〜3度である。
フランジ部13は、外筒部12の上端部から径方向外側に向けて延設されている。フランジ部13は、外筒部12の上端部の全周に亘って形成されていてもよいし、外筒部12の上端部の全周のうち一部のみに形成されていてもよい。ヒンジ部14は、フランジ部13に設けられている。ヒンジ部14は外筒部12よりも径方向外側に位置している。ヒンジ部14の中心線は水平方向に沿っている。ヒンジ部14の中心線は、側面部11の上端部よりも高い位置に位置しており、外筒部12の上端部よりも高い位置に位置している。
<蓋2>
蓋2は、収容部の開口部を閉塞して収容部を気密状態とするためのものである。蓋2は、容器本体1に開閉自在に連結されている。蓋2は、容器本体1のヒンジ部14に連結されている。蓋2はヒンジ部14を支点として上下に回動する。図1(a)は蓋2が閉じた閉蓋状態であり、図1(b)は蓋2が開いた開蓋状態である。蓋2は、全体として円形状である。蓋2の外周部に、容器本体1のヒンジ部14に連結されるヒンジ部20が設けられている。
蓋2は、容器本体1の側面部11の上端部を上側から覆うと共に、容器本体1の外筒部12の上端部を上側から覆う。蓋2は、収容部の開口部を覆うと共に環状溝を覆っている。蓋2の上面には、図示しないパフを収容するためのパフ収容凹部21が形成されている。パフ収容凹部21は上側に開口している。パフは円盤状であってパフ収容凹部21はパフの形状に対応して平面視円形状である。
蓋2の下面の外周部は、容器本体1の外筒部12の上端面に全周に亘って当接する。蓋2の下面の主要部は、容器本体1の側面部11の上端面に対して上側に離間している。尚、蓋2の下面の主要部は、抜け止めリング3に対しても上側に離間している。蓋2の下面には環状突起22が下側に向けて突設されている。環状突起22は蓋2に一体的に形成されている。環状突起22の材質は蓋2の材質と同じである。環状突起22によって蓋2の下面は内側の部分と外側の部分に区画される。蓋2の下面のうち、環状突起22よりも外側の部分は環状の外周部であり、環状突起22よりも内側の部分は円形状の主要部である。尚、蓋2の下面の外周部の高さは主要部の高さよりも若干高い。
環状突起22の拡大図を図4に示している。環状突起22の厚さは、環状突起22の径方向の寸法である。環状突起22の厚さは、環状突起22の上端部即ち基端部から下端部即ち先端部にかけて、全体として徐々に薄くなっている。環状突起22の内周面22aは凹凸のない滑面である。環状突起22の外周面22bの上下方向の中途部には、環状凹部23が形成されている。環状突起22の外周面22bに環状凹部23が形成されることにより、環状突起22の上下方向の中途部には、局所的に薄肉とされた環状括れ部24が形成されている。環状突起22の全長のうち環状括れ部24よりも先端側の部分を単に先部25と称する。環状突起22の先部25の外周面25bは一定のテーパ角度で下側に向けて縮径している。蓋2が水平である状態において環状突起22の先部25の外周面25bのテーパ角度は、容器本体1の外筒部12の内周面12aのテーパ角度と同じであることが好ましい。具体的には、環状突起22の先部25の外周面25bのテーパ角度は例えば2度〜6度である。尚、環状突起22の外周面22bの環状凹部23よりも上側の位置には、環状凹部23よりも小さくて浅い環状の係合凹部26が形成されている。環状突起22の内周面22aは、一定のテーパ角度で下側に向けて拡径している。尚、環状突起22の内周面22aの全長のうち少なくとも先部25の内周面25aが、下側に向けて一定のテーパ角度で拡径していることが好ましい。環状突起22の先部25の内周面25aのテーパ角度は、後述する抜け止めリング3の環状シール片32の環状シール面32cのテーパ角度と同じであることが好ましい。具体的には、環状突起22の先部25の内周面25aのテーパ角度は、例えば2度〜30度である。即ち、環状突起22の先部25の内周面25aの勾配は、例えば1度〜15度である。
<抜け止めリング3>
抜け止めリング3は、容器本体1の収容部に収容された保持体4が収容部の開口部から外部に抜け出さないようにするためのものである。抜け止めリング3は、全体として環状である。抜け止めリング3は、円筒状の嵌合部30と、該嵌合部30の上端部から径方向内側に延びる環状鍔部31と、嵌合部30から径方向外側に延びる環状シール片32とを備えている。
嵌合部30は、容器本体1の側面部11の外周面の上部に嵌合する。容器本体1の側面部11の外周面の上部は、容器本体1の側面部11の外周面のうち連結部15よりも上側に位置する部分である。嵌合部30の下端面は容器本体1の連結部15の上面に当接するかあるいは連結部15の上面よりも上側に僅かに離間している。嵌合部30の内周面には径方向内側に向けて環状の係合凸部33が突設されている。嵌合部30の内周面の係合凸部33は容器本体1の係合凹部16に係合する。嵌合部30の外周面の上端部には、下側に向けて拡径しているテーパ面34が形成されている。該テーパ面34は環状シール片32の上面と連続している。
環状鍔部31は、容器本体1の側面部11の上端部よりも径方向内側に突出していて、容器本体1の開口部の周縁部を上側から覆う。環状鍔部31の下面は、容器本体1の側面部11の上端面に当接する。環状鍔部31の下面には、環状の位置決め突起35が突設されている。位置決め突起35は容器本体1の側面部11の上端部の径方向内側に位置する。位置決め突起35は容器本体1の側面部11の上端部の内周面に嵌合する。位置決め突起35は、容器本体1の側面部11の上端部の内周面に当接するかあるいは容器本体1の側面部11の上端部の内周面の内側に隙間を介して位置する。容器本体1の側面部11の上端部は、抜け止めリング3の嵌合部30と位置決め突起35との間に位置する。環状鍔部31の内縁は位置決め突起35よりも径方向内側に位置する。環状鍔部31の内径は保持体4の直径よりも小さい。
環状シール片32は、嵌合部30の上端部よりも下側に離間した位置から径方向外側且つ下側に向けて傾斜して延びている。環状シール片32は傘状である。環状シール片32の基端部は、嵌合部30の上端部よりも所定距離下側に位置している。環状シール片32の先端部は、環状シール片32の基端部よりも下側に位置している。環状シール片32は水平面に対して下側に45度を越える角度で傾斜している。環状シール片32の上面は、環状シール片32の基端側に位置する急傾斜面32bと環状シール片32の先端側に位置する緩傾斜面32cとを備えている。急傾斜面32bは緩傾斜面32cよりも水平面に対する傾斜角度が大きい。緩傾斜面32cは、水平面であってもよい。嵌合部30のテーパ面34は急傾斜面32bと連続している。環状シール片32の下面32aのテーパ角度は全体に亘って一定であるが、基端部から先端部にかけて変化していてもよい。環状シール片32の上面の先端側に緩傾斜面32cが形成されることにより、環状シール片32の先端部には局所的に厚肉となった厚肉部が形成されている。環状シール片32の下面32aと嵌合部30の外周面との間の境界部は曲面であることが好ましく、環状シール片32の基端部における折れ破損を防止できる。
環状シール片32の先端部には環状シール面32dが形成されている。環状シール面32dは、環状シール片32において最も径方向外側に位置する面である。環状シール面32dは環状シール片32の上面の緩傾斜面32cの径方向外側に連続している。環状シール面32dは、上側に向けて一定のテーパ角度で縮径している円錐台状のテーパ面である。環状シール面32dのテーパ角度は例えば2度〜30度である。即ち、環状シール面32dの勾配は例えば1度〜15度である。環状シール面32dは容器本体1の外筒部12の内周面12aに近い位置に位置している。環状シール面32dは、容器本体1の外筒部12の内周面12aに対して径方向内側に離間している。環状シール面32dと容器本体1の外筒部12の内周面12aとの間には、環状の隙間50が形成されている。この環状の隙間50は、上側ほど広く、下側ほど狭い。環状シール面32dは、容器本体1の環状溝の上下方向の中途部に位置する。
<材質>
容器本体1と蓋2と抜け止めリング3は、何れも硬質の合成樹脂製である。容器本体1と蓋2と抜け止めリング3は、例えば射出成形等によって形成されている。容器本体1と蓋2と抜け止めリング3は、例えば射出成形品である。硬質樹脂は、例えばポリプロピレン樹脂である。
<蓋2の開閉動作>
図6〜図8に、ヒンジ部14,20とは180度反対側の箇所の拡大図を示している。この箇所はヒンジ部14,20から最も遠い箇所である。図6に示している状態から図8に示している状態へと蓋2は閉まっていく。図8は閉蓋状態を示している。蓋2が閉まる途中に、図7のように蓋2の環状突起22の先端部が容器本体1の外筒部12の上端部の内側の面取り部12bに当接する。容器本体1の外筒部12の上端部の内側に面取り部12bが形成されていると、蓋2の環状突起22と容器本体1の外筒部12の上端部との干渉の程度を小さくすることができる。蓋2の環状突起22が容器本体1の外筒部12に当接した後、環状括れ部24を支点として環状突起22の先部25が径方向内側に撓む。そして、蓋2の環状突起22は、蓋2が閉まっていく動作に伴って、容器本体1の外筒部12の内周面12aを摺動しながら下降していく。容器本体1の外筒部12の内周面12aは上側に向けて所定のテーパ角度で拡径しているので、蓋2の環状突起22と容器本体1の外筒部12の内周面12aとの干渉の程度は小さい。そのため、蓋2の環状突起22は容器本体1の外筒部12の内周面12aを下側に向けてスムーズに摺動していく。
図8のような閉蓋状態になると、環状シール片32の環状シール面32dと容器本体1の外筒部12の内周面12aとの間の環状の隙間50に、蓋2の環状突起22が楔のように嵌入する。尚、蓋2が閉まっていく際、蓋2の環状突起22はヒンジ部14,20に最も近い部分から環状溝に徐々に進入していき、蓋2の環状突起22の全周のうちヒンジ部14,20から最も遠い部分は最後に環状溝に進入する。図8はヒンジ部14,20から最も遠い箇所を示している。閉蓋状態において、蓋2の環状突起22の先部25の外周面25bは容器本体1の外筒部12の内周面12aに当接する。好ましくは、蓋2の環状突起22の先部25の外周面25bは容器本体1の外筒部12の内周面12aに面接触する。また、蓋2の環状突起22の先部25の内周面25aは環状シール片32の環状シール面32dに当接する。好ましくは、蓋2の環状突起22の先部25の内周面25aは環状シール片32の環状シール面32dに面接触する。
環状シール片32の環状シール面32dと容器本体1の外筒部12の内周面12aとの間の環状の隙間50に蓋2の環状突起22が強引に進入することで、環状シール片32は蓋2の環状突起22によって径方向内側に押されると共に下側にも押されることになる。この蓋2の環状突起22による押圧によって、環状シール片32は環状シール片32の基端部を支点として径方向内側且つ下側に若干撓むことになる。環状シール片32はゴムやエラストマーではなく硬質樹脂製であるため、環状シール片32は大きく変形することはなく、環状シール片32の撓み量は僅かである。
一方、蓋2の環状突起22の先部25は、環状シール片32から径方向外側に押し返されることになる。蓋2の環状突起22の先部25は、環状シール片32から反発力を受ける。その反発力によって蓋2の環状突起22の先部25は径方向外側に押される。蓋2の環状突起22の先部25は容器本体1の外筒部12の内周面12aに押しつけられる。環状シール片32は硬質樹脂製であるため、大きな反発力が生じる。蓋2の環状突起22の先部25は、環状シール片32と容器本体1の外筒部12によって径方向に挟まれる。蓋2の環状突起22の先部25の内周面25aは環状シール片32の環状シール面32dに密着し、蓋2の環状突起22の先部25の外周面25bは容器本体1の外筒部12の内周面12aに密着する。従って、抜け止めリング3の環状シール片32の環状シール面32dと蓋2の環状突起22の先部25の内周面25aの間、及び、蓋2の環状突起22の先部25の外周面25bと容器本体1の外筒部12の内周面12aの間で、内容器が密封され、収容部の気密性が確保される。
図9〜図13に、ヒンジ部14,20側の箇所の拡大図を示している。この箇所はヒンジ部14,20に最も近い箇所である。図9に示している状態から図13に示している状態へと蓋2は閉まっていく。図13は閉蓋状態を示している。環状突起22はヒンジ部14,20を支点として回動する。ヒンジ部14,20に近い箇所では、蓋2が閉まる際に、環状突起22は上側且つ径方向内側から下側且つ径方向外側へと移動する。図10及び図11のように、抜け止めリング3の嵌合部30の外周面の上端部にテーパ面34が形成されているので、嵌合部30の上端部と環状突起22の先端部との干渉が回避される。また、抜け止めリング3の環状シール片32の基端部が嵌合部30の上端部よりも下側に位置していると共に環状シール片32が嵌合部30から斜め下側に向けて延びているので、環状突起22の先端部と環状シール片32の基端部との干渉が回避される。蓋2が閉まる途中で図12のように環状突起22の先端部は環状シール片32の上面の緩傾斜面32cに接触する。そして、環状突起22の先端部は、環状シール片32の緩傾斜面32cを下側に押圧しながら環状シール片32の緩傾斜面32cを乗り越えて、図13のように環状シール片32の環状シール面32dと容器本体1の外筒部12との間の環状の隙間50に入り込む。
以上のように、閉蓋状態になると、蓋2の環状突起22が抜け止めリング3の環状シール片32と容器本体1の外筒部12との間の環状の隙間50に強制的に入り込み、内容器の収容部の気密性が確保される。容器本体1と蓋2と抜け止めリング3は、何れもゴムやエラストマー等の軟質樹脂ではなく硬質樹脂製であるので、容器本体1の外筒部12や蓋2の環状突起22や抜け止めリング3の環状シール片32に液状化粧料が付着しても、容器本体1の外筒部12や蓋2の環状突起22や抜け止めリング3の環状シール片32が膨潤したり劣化したりしにくい。そのため、内容器の収容部の気密性が長時間確保され、保持体4に含浸された液状化粧料の乾燥と減量が抑制される。
また、抜け止めリング3の環状シール片32の先端部に、上側に向けて縮径している環状シール面32dが形成されていて、その環状シール面32dに蓋2の環状突起22の先部25の内周面25aが面接触するので、環状シール片32と環状突起22との間で高い気密性が得られる。更に、環状突起22の先部25の外周面25bが容器本体1の外筒部12の内周面12aに面接触するので、環状突起22と外筒部12との間で高い気密性が得られる。
また、環状突起22の中途部に環状括れ部24が形成されているので、環状突起22の先部25が環状括れ部24を支点として径方向に容易に変形できる。そのため、閉蓋状態において、環状突起22の先部25の外周面25bが容器本体1の外筒部12の内周面12aに密着しやすく、環状突起22の先部25の内周面25aが環状シール片32の環状シール面32dに密着しやすい。従って、内容器の収容部の気密性をより一層向上させることができる。
閉蓋状態において、環状突起22は容器本体1の外筒部12と環状シール片32によって挟み込まれており、環状突起22には容器本体1及び環状シール片32から上向きの力が作用している。特に、環状シール片32の反発力が大きい場合には、環状突起22に作用する上向きの力も大きく、環状突起22が上側に位置ずれしやすくなる。つまり、蓋2が開く方向に位置ずれしやすくなる。そのため、図14のように容器本体1の外筒部12の内周面12aの上部に、環状突起22の外周面22bの環状の係合凹部26に係合する環状の係合凸部17を形成してもよい。図15のように閉蓋状態において環状突起22の係合凹部26に容器本体1の外筒部12の係合凸部17が係合することにより、蓋2の閉まり具合がより一層確実なものとなり、環状突起22の上側への浮き上がりを確実に防止でき、気密性をより一層確実に維持することができる。
尚、本実施形態では、環状シール片32の環状シール面32dが一定のテーパ角度で上側に向けて縮径するテーパ面であったが、環状シール片32の環状シール面32dは上下方向に沿って径方向外側凸に湾曲した曲面であってもよい。閉蓋状態において、環状突起22の先部25の内周面25aが環状シール面32dに線接触してもよい。
環状突起22の外周面22bに環状凹部23を形成することによって環状括れ部24が形成されていたが、環状突起22の内周面22aに環状凹部を形成することによって環状括れ部24が形成されていてもよい。また、環状突起22の外周面22bと内周面22aにそれぞれ環状凹部を形成することによって環状括れ部24が形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、化粧料容器が外容器と内容器とを備えた二重構造の容器における内容器であったが、外容器を備えずに、単に容器本体1と蓋2とを備えた容器であってもよい。
1 容器本体
2 蓋
3 抜け止めリング
4 保持体
10 底面部
11 側面部
12 外筒部
12a 内周面
12b 面取り部
13 フランジ部
14 ヒンジ部
15 連結部
16 係合凹部
17 係合凸部
20 ヒンジ部
21 パフ収容凹部
22 環状突起
22a 内周面
22b 外周面
23 環状凹部
24 環状括れ部
25 先部
25a 内周面
25b 外周面
26 係合凹部
30 嵌合部
31 環状鍔部
32 環状シール片
32a 下面
32b 急傾斜面
32c 緩傾斜面
32d 環状シール面
33 係合凸部
34 テーパ面
35 位置決め突起
50 環状の隙間

Claims (6)

  1. 円形状の開口部を有する硬質樹脂製の容器本体と、該容器本体にヒンジ連結された硬質樹脂製の蓋と、容器本体に収容され、液状化粧料が含浸された保持体と、該保持体の容器本体からの抜け出しを防止すべく容器本体の開口縁部に装着された硬質樹脂製の抜け止めリングとを備えた化粧料包装体であって、
    容器本体は、底面部と、該底面部の周縁部から上側に延びる側面部と、該側面部の外側に環状溝を介して位置する外筒部とを備え、
    蓋の下面には、環状突起が一体的に形成されており、
    抜け止めリングは、容器本体の側面部の上部外周面に嵌合する円筒状の嵌合部と、該嵌合部の上端部から径方向内側に延びて容器本体の開口部の周縁部を覆う環状鍔部と、嵌合部から径方向外側に延びる環状シール片とを備えており、
    閉蓋状態において、環状突起は、抜け止めリングの環状シール片の先端部と容器本体の外筒部との間の環状の隙間に嵌入して、容器本体の外筒部の内周面と抜け止めリングの環状シール片の先端部に当接することを特徴とする化粧料包装体。
  2. 環状シール片は嵌合部から下側に向けて傾斜して延びている請求項1記載の化粧料包装体。
  3. 環状シール片の基端部は、嵌合部の上端部よりも所定距離下側に位置している請求項1又は2記載の化粧料包装体。
  4. 抜け止めリングの嵌合部の外周面の上端部には、下側に向かって拡径しつつ環状シール片の上面と連続するテーパ面が形成されている請求項3記載の化粧料包装体。
  5. 環状突起の先端部と基端部との間の中途部には、局所的に薄肉とされた環状括れ部が形成されている請求項1乃至4の何れかに記載の化粧料包装体。
  6. 円形状の開口部を有し、液状化粧料が含浸された保持体を収容するための硬質樹脂製の容器本体と、該容器本体にヒンジ連結された硬質樹脂製の蓋と、保持体の容器本体からの抜け出しを防止すべく容器本体の開口縁部に装着された硬質樹脂製の抜け止めリングとを備えた化粧料容器であって、
    容器本体は、底面部と、該底面部の周縁部から上側に延びる側面部と、該側面部の外側に環状溝を介して位置する外筒部とを備え、
    蓋の下面には、環状突起が一体的に形成されており、
    抜け止めリングは、容器本体の側面部の上部外周面に嵌合する円筒状の嵌合部と、該嵌合部の上端部から径方向内側に延びて容器本体の開口部の周縁部を覆う環状鍔部と、嵌合部から径方向外側に延びる環状シール片とを備えており、
    閉蓋状態において、環状突起は、抜け止めリングの環状シール片の先端部と容器本体の外筒部との間の環状の隙間に嵌入して、容器本体の外筒部の内周面と抜け止めリングの環状シール片の先端部に当接することを特徴とする化粧料容器。
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