JP6804397B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、圃場の穀稈を刈り取る刈取部と、刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、を備えるコンバインに関する。
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のものが既に知られている。このコンバインは、刈取部及び脱穀装置(特許文献1では「脱穀部」)を備えている。この刈取部によって刈り取られた穀稈は、脱穀装置により脱穀処理される。この脱穀処理により、穀粒が得られる。
脱穀処理により得られた穀粒は、穀粒タンクに貯留される。穀粒タンクに貯留された穀粒は、必要に応じて、アンローダによって機外に排出される。
特開2011−92093号公報
一般に、コンバインによる収穫作業によって得られた穀粒は、乾燥機に入れられ、乾燥処理される。
ここで、脱穀処理により得られた穀粒には、枝梗が含まれることがある。そして、穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多い場合、枝梗の量が比較的少ない場合に比べて、穀粒の体積が大きくなる。これにより、乾燥処理の効率が低下してしまう。
コンバインによる収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多くなった場合、例えば脱穀装置における扱胴の回転数を上昇させる等の操作を作業者が行えば、穀粒に含まれる枝梗の量を減少させることができる。
しかしながら、特許文献1に記載のコンバインは、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する構成を備えていない。そのため、作業者は、アンローダから排出された穀粒を見るまで、穀粒に含まれる枝梗の多少を知ることができない。
即ち、特許文献1に記載のコンバインにおいて、作業者は、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を知ることができない。そのため、作業者は、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の量を減少させるような操作を行うべきか否かを判断することができない。
本発明の目的は、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することが可能なコンバインを提供することである。
本発明の特徴は、
圃場の穀稈を刈り取る刈取部と、
前記刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒の搬送負荷を示す値である負荷データ値を経時的に取得する負荷データ値取得部と、
穀粒の収量を経時的に測定する収量測定部と、
前記負荷データ値取得部によって取得された前記負荷データ値と、前記収量測定部によって測定された前記収量と、に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する枝梗判定部と、を備え
前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を搬送するスクリューを備え、
前記負荷データ値取得部は、前記負荷データ値として、前記スクリューのトルクを経時的に取得し、
前記収量に対する前記スクリューのトルクの比率である負荷比率を算出する算出部を備え、
前記枝梗判定部は、前記算出部によって算出された前記負荷比率に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することにある。
穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多い場合、穀粒の搬送負荷が比較的大きくなる。また、穀粒の収量が多いほど、穀粒の搬送負荷は大きくなる。
ここで、本発明であれば、穀粒に含まれる枝梗の量と、穀粒の搬送負荷と、穀粒の収量と、の間の上述の相関関係を利用して、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することが可能となる。
従って、本発明であれば、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することが可能なコンバインを実現できる。
また、コンバインが、脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を搬送するスクリューを備えている場合、スクリューのトルクは穀粒の搬送負荷を反映する。従って、スクリューのトルクは、穀粒の搬送負荷を示す値である負荷データ値として適している。また、スクリューのトルクは、比較的精度良く測定することが可能である。
従って、上記の構成であれば、取得される負荷データ値の精度が良好となる。これにより、穀粒に含まれる枝梗の多少を、精度良く判定することが可能となる。
また、穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多い場合、スクリューのトルクが比較的大きくなる。また、穀粒の収量が多いほど、スクリューのトルクは大きくなる。
ここで、穀粒の収量に対するスクリューのトルクの比率である負荷比率は、穀粒の収量に応じて変化しない。また、穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多い場合、負荷比率は比較的大きくなる。
従って、上記の構成であれば、負荷比率の大小に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を容易に判定することが可能となる。
さらに、本発明において、
前記負荷比率が所定の基準比率よりも高いか否かを判定する比率判定部を備え、
前記枝梗判定部は、前記比率判定部によって前記負荷比率が前記基準比率よりも高いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定すると好適である。
この構成によれば、負荷比率と基準比率とを比較するだけで、穀粒に含まれる枝梗の多少を容易に判定することが可能となる。
さらに、本発明において、
前記基準比率は、標準的な前記負荷比率である標準比率よりも高い比率に設定されていると好適である。
穀粒に含まれる枝梗が多くなると、負荷比率は標準比率よりも高くなる。
ここで、上記の構成であれば、負荷比率が標準比率よりも高くなり、基準比率を超えたときに、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定される構成を実現できる。従って、穀粒に含まれる枝梗が多い場合に、穀粒に含まれる枝梗が多いと確実に判定できる。
また、本発明の別の特徴は、
圃場の穀稈を刈り取る刈取部と、
前記刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒の搬送負荷を示す値である負荷データ値を経時的に取得する負荷データ値取得部と、
穀粒の収量を経時的に測定する収量測定部と、
前記負荷データ値取得部によって取得された前記負荷データ値と、前記収量測定部によって測定された前記収量と、に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する枝梗判定部と、を備え、
前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を搬送するスクリューを備え、
前記負荷データ値取得部は、前記負荷データ値として、前記スクリューの回転数を経時的に取得し、
前記スクリューの回転数が所定の基準回転数よりも低いか否かを判定する回転数判定部を備え、
前記枝梗判定部は、前記回転数判定部によって前記スクリューの回転数が前記基準回転数よりも低いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定することにある
穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多い場合、スクリューの回転数が比較的低くなる。
従って、上記の構成であれば、スクリューの回転数と基準回転数とを比較するだけで、穀粒に含まれる枝梗の多少を容易に判定することが可能となる。
また、穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多い場合、穀粒の搬送負荷が比較的大きくなる。また、穀粒の収量が多いほど、穀粒の搬送負荷は大きくなる。
ここで、本発明であれば、穀粒に含まれる枝梗の量と、穀粒の搬送負荷と、穀粒の収量と、の間の上述の相関関係を利用して、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することが可能となる。
従って、本発明であれば、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することが可能なコンバインを実現できる。
また、コンバインが、脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を搬送するスクリューを備えている場合、スクリューの回転数は穀粒の搬送負荷を反映する。従って、スクリューの回転数は、穀粒の搬送負荷を示す値である負荷データ値として適している。また、スクリューの回転数は、比較的精度良く測定することが可能である。
従って、上記の構成であれば、取得される負荷データ値の精度が良好となる。これにより、穀粒に含まれる枝梗の多少を、精度良く判定することが可能となる。
さらに、本発明において、
前記基準回転数は、前記スクリューの標準的な回転数である標準回転数よりも低い回転数に設定されていると好適である。
穀粒に含まれる枝梗が多くなると、スクリューの回転数は標準回転数よりも低くなる。
ここで、上記の構成であれば、スクリューの回転数が標準回転数よりも低くなり、基準回転数を下回ったときに、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定される構成を実現できる。従って、穀粒に含まれる枝梗が多い場合に、穀粒に含まれる枝梗が多いと確実に判定できる。
さらに、本発明において、
前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を貯留する穀粒タンクを備え、
前記スクリューは、前記脱穀装置から前記穀粒タンクへ穀粒を搬送するための搬送経路に設けられていると好適である。
コンバインが、穀粒を貯留する穀粒タンクと、穀粒タンクから穀粒を排出するアンローダと、を備えている場合、脱穀装置から穀粒タンクへ穀粒を搬送するための搬送経路にスクリューが設けられると共に、アンローダにスクリューが設けられる構成が考えられる。
この場合、穀粒の搬送経路において、脱穀装置から穀粒タンクへ穀粒を搬送するための搬送経路におけるスクリューは、アンローダにおけるスクリューよりも搬送方向上手側に位置している。
ここで、穀粒の搬送経路におけるスクリューのトルクまたは回転数に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する場合、トルクまたは回転数の取得対象となるスクリューの位置が、穀粒の搬送経路における搬送方向上手側であるほど、穀粒に含まれる枝梗の多少を、より早く判定できる。
そして、上記の構成によれば、トルクまたは回転数の取得対象となるスクリューは、脱穀装置から穀粒タンクへ穀粒を搬送するための搬送経路に設けられている。従って、トルクまたは回転数の取得対象となるスクリューがアンローダに設けられている場合に比べて、穀粒に含まれる枝梗の多少を、より早く判定できる。
さらに、本発明において、
前記枝梗判定部によって穀粒に含まれる枝梗が多いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いことを報知する報知装置を備えると好適である。
この構成によれば、穀粒に含まれる枝梗が比較的多い場合に、そのことを作業者に報知することが可能となる。従って、作業者は、穀粒に含まれる枝梗が比較的多い場合に、そのことを確実に知ることができる。
コンバインの側面図である。 コンバインの平面図である。 制御部に関する構成を示すブロック図である。 負荷比率の推移の一例を示す図である。 枝梗判定ルーチンのフローチャートである。 第1別実施形態における制御部に関する構成を示すブロック図である。 第1別実施形態における縦スクリューの回転数の推移の一例を示す図である。 第1別実施形態における枝梗判定ルーチンのフローチャートである。 第2別実施形態におけるコンバインの背面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。尚、以下の説明においては、図1及び図2に示す矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」として、図2及び図9に示す矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図1及び図9に示す矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2に示すように、自脱型のコンバインAの機体前部には、刈取部1が設けられている。刈取部1は、圃場の穀稈を刈り取る。
このように、コンバインAは、圃場の穀稈を刈り取る刈取部1を備えている。
また、図1に示すように、刈取部1の上側には、運転部2が設けられている。運転部2には、作業者が搭乗可能であると共に、図2に示すように、モニタ2a(本発明に係る「報知装置」に相当)が設けられている。モニタ2aは、種々の情報を表示可能に構成されている。作業者は、モニタ2aを見ることにより、種々の情報を確認することができる。
また、図2に示すように、運転部2の後方には、穀粒タンク3が設けられている。穀粒タンク3の左側には、脱穀装置4が設けられている。図1及び図2に示すように、穀粒タンク3及び脱穀装置4の上方には、アンローダ5が設けられている。
また、コンバインAの機体下部には、クローラ式の走行装置6が設けられている。コンバインAは、走行装置6によって自走可能である。
刈取部1によって刈り取られた穀稈は、脱穀装置4へ搬送される。脱穀装置4において、刈取穀稈は脱穀処理される。脱穀処理により得られた穀粒は、穀粒タンク3に貯留される。穀粒タンク3に貯留された穀粒は、必要に応じて、アンローダ5によって機外に排出される。
このように、コンバインAは、刈取部1によって刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置4を備えている。また、コンバインAは、脱穀装置4における脱穀処理により得られた穀粒を貯留する穀粒タンク3を備えている。
〔脱穀装置の構成〕
図1及び図2に示すように、脱穀装置4は、扱胴41、チャフシーブ42、複数の送塵弁43、横スクリュー44(本発明に係る「スクリュー」に相当)を備えている。
扱胴41は、機体前後方向に沿う軸芯周りに回転駆動される。そして、刈取穀稈は、扱胴41により脱穀処理される。また、扱胴41は、回転数が変更可能であるように構成されている。
複数の送塵弁43は、扱胴41の上方に設けられていると共に、扱胴41の回転方向に対して傾斜している。扱胴41によって処理されている脱穀処理物は、扱胴41の回転に伴い、複数の送塵弁43により機体後側へ案内される。これにより、脱穀処理物は、機体後側へ送られる。また、扱胴41の回転方向に対する複数の送塵弁43の傾斜角度は変更可能である。
扱胴41の回転方向に対する複数の送塵弁43の傾斜角度が急傾斜であるほど、扱胴41の回転に伴う脱穀処理物の送り速度は速くなる。即ち、扱胴41の回転方向に対する複数の送塵弁43の傾斜角度を変更することにより、扱胴41の回転に伴う脱穀処理物の送り速度が変化する。
チャフシーブ42は、扱胴41の下方に設けられている。チャフシーブ42は、扱胴41における脱穀処理により得られた脱穀処理物から穀粒を選別する。
より具体的には、チャフシーブ42は、機体前後方向に所定間隔を空けて並ぶ複数のチャフリップ板42aを有している。複数のチャフリップ板42aは、それぞれ、後上がりに傾斜している。また、複数のチャフリップ板42aの傾斜角度は変更可能である。そして、複数のチャフリップ板42aの傾斜角度を変更することにより、チャフシーブ42の開度が変化することとなる。
チャフシーブ42は、前後方向に揺動駆動される。そして、チャフシーブ42は、揺動することにより、複数のチャフリップ板42aの間から穀粒を漏下させると共に、複数のチャフリップ板42aの間から漏下しなかった枝梗等を機体後側へ搬送する。
尚、チャフシーブ42の開度を増加させると、穀粒の漏下量が多くなると共に、漏下する穀粒に枝梗等が混入しやすくなる。
横スクリュー44は、チャフシーブ42の下方に設けられていると共に、機体左右方向に延びている。チャフシーブ42から漏下した穀粒は、横スクリュー44によって、穀粒タンク3へ向かって搬送される。
〔揚穀装置に関する構成〕
図1及び図2に示すように、穀粒タンク3と脱穀装置4との間には、揚穀装置9が設けられている。揚穀装置9は、縦スクリュー91(本発明に係る「スクリュー」に相当)を有している。
横スクリュー44によって搬送された穀粒は、縦スクリュー91によって上方へ搬送される。そして、縦スクリュー91の上端部まで搬送された穀粒は、穀粒タンク3の中へ放出される。
以上で説明した通り、脱穀装置4における脱穀処理により得られた穀粒は、横スクリュー44及び縦スクリュー91によって、穀粒タンク3へ搬送される。即ち、横スクリュー44及び縦スクリュー91は、何れも、脱穀装置4から穀粒タンク3へ穀粒を搬送するための搬送経路に設けられている。
このように、コンバインAは、脱穀装置4における脱穀処理により得られた穀粒を搬送する縦スクリュー91を備えている。
また、このように、縦スクリュー91は、脱穀装置4から穀粒タンク3へ穀粒を搬送するための搬送経路に設けられている。
また、図2に示すように、縦スクリュー91の上端部の近傍には、収量測定部Mが設けられている。収量測定部Mは、穀粒タンク3の中へ放出される穀粒の量を単位時間毎に測定する。これにより、収量測定部Mは、穀粒の収量を経時的に測定する。
詳述すると、収量測定部Mは、縦スクリュー91の上端部から放出される穀粒による押圧力を受けるように構成されている。そして、収量測定部Mは、この押圧力を検出する。収量測定部Mは、検出された押圧力に基づいて、穀粒の収量を算出する。これにより、収量測定部Mは、穀粒の収量を経時的に測定する。
このように、コンバインAは、穀粒の収量を経時的に測定する収量測定部Mを備えている。
〔制御部に関する構成〕
図3に示すように、コンバインAは、制御部7を備えている。そして、制御部7は、トルクセンサ71、負荷データ値取得部72、算出部73、比率判定部74、枝梗判定部75、脱穀制御部76、報知制御部77を有している。また、収量測定部Mは、制御部7に含まれている。
トルクセンサ71は、縦スクリュー91のトルクを経時的に検出するように構成されている。
ここで、縦スクリュー91のトルクは、縦スクリュー91における穀粒の搬送負荷に応じて変化する。即ち、縦スクリュー91のトルクは、脱穀装置4における脱穀処理により得られた穀粒の搬送負荷を示す値である。
従って、縦スクリュー91のトルクは、本発明に係る「負荷データ値」に相当する。
負荷データ値取得部72は、トルクセンサ71により検出された縦スクリュー91のトルクを経時的に取得する。負荷データ値取得部72により取得されたトルクは、算出部73へ送られる。
このように、コンバインAは、脱穀装置4における脱穀処理により得られた穀粒の搬送負荷を示す値である負荷データ値を経時的に取得する負荷データ値取得部72を備えている。また、負荷データ値取得部72は、負荷データ値として、縦スクリュー91のトルクを経時的に取得する。
また、収量測定部Mにより経時的に測定された穀粒の収量は、算出部73へ送られる。
算出部73は、負荷データ値取得部72から受け取った縦スクリュー91のトルクと、収量測定部Mから受け取った穀粒の収量と、に基づいて、負荷比率を算出する。尚、本実施形態における負荷比率とは、穀粒の収量に対する縦スクリュー91のトルクの比率である。
算出部73により算出された負荷比率は、比率判定部74へ送られる。
このように、コンバインAは、収量に対する縦スクリュー91のトルクの比率である負荷比率を算出する算出部73を備えている。
比率判定部74は、算出部73から受け取った負荷比率が所定の基準比率LTよりも高いか否かを判定する。比率判定部74による判定結果は、枝梗判定部75へ送られる。
このように、コンバインAは、負荷比率が所定の基準比率LTよりも高いか否かを判定する比率判定部74を備えている。
枝梗判定部75は、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する。
より具体的には、枝梗判定部75は、比率判定部74によって負荷比率が基準比率LTよりも高いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。また、枝梗判定部75は、比率判定部74によって負荷比率が基準比率LT以下であると判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が少ないと判定する。
即ち、枝梗判定部75は、算出部73により算出された負荷比率に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する。
また、上述の通り、負荷比率は、縦スクリュー91のトルクと、穀粒の収量と、に基づいて、算出部73により算出される。即ち、枝梗判定部75は、縦スクリュー91のトルクと、穀粒の収量と、に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する。
このように、枝梗判定部75は、比率判定部74によって負荷比率が基準比率LTよりも高いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。また、枝梗判定部75は、算出部73によって算出された負荷比率に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する。
また、このように、コンバインAは、負荷データ値取得部72によって取得された縦スクリュー91のトルクと、収量測定部Mによって測定された収量と、に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する枝梗判定部75を備えている。
ここで、図4に示すように、基準比率LTは、標準比率LSよりも高い比率に設定されている。尚、標準比率LSは、標準的な負荷比率である。また、本明細書における「標準的な負荷比率」とは、穀粒に含まれる枝梗が比較的少ない状態における負荷比率のことである。
このように、基準比率LTは、標準的な負荷比率である標準比率LSよりも高い比率に設定されている。
図4に示すように、穀粒に含まれる枝梗が比較的少ない状態では、負荷比率は、標準比率LSの近傍で推移する。そして、穀粒に含まれる枝梗が比較的多くなると、負荷比率は、基準比率LTを超える。このとき、比率判定部74によって、負荷比率が基準比率LTよりも高いと判定される。これにより、枝梗判定部75は、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。
枝梗判定部75による判定結果は、脱穀制御部76及び報知制御部77へ送られる。
脱穀制御部76は、枝梗判定部75による判定結果に基づいて、扱胴41、チャフシーブ42、複数の送塵弁43を制御する。
より具体的には、枝梗判定部75によって穀粒に含まれる枝梗が多いと判定された場合、脱穀制御部76は、扱胴41の回転数を上昇させる。これにより、刈取穀稈は、より確実に脱穀処理される。従って、脱穀処理物における穀粒と枝梗とが分離しやすくなる。
また、枝梗判定部75によって穀粒に含まれる枝梗が多いと判定された場合、脱穀制御部76は、チャフシーブ42における複数のチャフリップ板42aの傾斜角度を変更することにより、チャフシーブ42の開度を減少させる。これにより、チャフシーブ42から漏下する穀粒に、枝梗等が混入しにくくなる。
また、枝梗判定部75によって穀粒に含まれる枝梗が多いと判定された場合、脱穀制御部76は、扱胴41の回転方向に対する複数の送塵弁43の傾斜角度を変更することにより、扱胴41の回転に伴う脱穀処理物の送り速度を遅くする。これにより、刈取穀稈は、より確実に脱穀処理される。従って、脱穀処理物における穀粒と枝梗とが分離しやすくなる。
以上で説明した扱胴41、チャフシーブ42、複数の送塵弁43の制御により、穀粒に含まれる枝梗が減少しやすくなる。
報知制御部77は、枝梗判定部75による判定結果に基づいて、モニタ2aを制御する。
より具体的には、枝梗判定部75によって穀粒に含まれる枝梗が多いと判定された場合、報知制御部77は、モニタ2aに、穀粒に含まれる枝梗が多いことを知らせる文字または記号等を表示させる。これにより、モニタ2aは、穀粒に含まれる枝梗が多いことを作業者へ報知する。
このように、コンバインAは、枝梗判定部75によって穀粒に含まれる枝梗が多いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いことを報知するモニタ2aを備える。
〔枝梗判定ルーチンについて〕
コンバインAが圃場において収穫作業走行を行っているとき、制御部7は、図5に示す枝梗判定ルーチンを所定期間毎に実行する。以下では、この枝梗判定ルーチンについて説明する。
枝梗判定ルーチンが実行されると、まず、ステップS1の処理が実行される。ステップS1では、算出部73により、負荷比率が算出される。算出された負荷比率は、比率判定部74へ送られる。次に、処理はステップS2へ移行する。
ステップS2では、比率判定部74により、負荷比率が基準比率LTよりも高いか否かが判定される。
ステップS2でYesと判定されると、処理はステップS4へ移行する。また、ステップS2でNoと判定されると、処理はステップS3へ移行する。
ステップS3では、枝梗判定部75により、穀粒に含まれる枝梗の多少が判定される。このとき、ステップS2でNoと判定されているので、枝梗判定部75は、穀粒に含まれる枝梗が少ないと判定する。そして、この枝梗判定ルーチンは一旦終了する。
ステップS4では、枝梗判定部75により、穀粒に含まれる枝梗の多少が判定される。このとき、ステップS2でYesと判定されているので、枝梗判定部75は、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。この判定結果は、脱穀制御部76及び報知制御部77へ送られる。次に、処理はステップS5へ移行する。
ステップS5では、報知制御部77が、モニタ2aに、穀粒に含まれる枝梗が多いことを知らせる文字または記号等を表示させる。これにより、モニタ2aは、穀粒に含まれる枝梗が多いことを作業者へ報知する。次に、処理はステップS6へ移行する。
ステップS6では、脱穀制御部76が、扱胴41の回転数を上昇させる。次に、処理はステップS7へ移行する。
ステップS7では、脱穀制御部76が、チャフシーブ42における複数のチャフリップ板42aの傾斜角度を変更することにより、チャフシーブ42の開度を減少させる。次に、処理はステップS8へ移行する。
ステップS8では、脱穀制御部76が、扱胴41の回転方向に対する複数の送塵弁43の傾斜角度を変更することにより、扱胴41の回転に伴う脱穀処理物の送り速度を遅くする。そして、この枝梗判定ルーチンは一旦終了する。
尚、ステップS6からS8の処理が実行されることにより、穀粒に含まれる枝梗が減少しやすくなる。
上述の通り、穀粒に含まれる枝梗の量が比較的多い場合、穀粒の搬送負荷が比較的大きくなる。また、穀粒の収量が多いほど、穀粒の搬送負荷は大きくなる。
ここで、以上で説明した構成であれば、穀粒に含まれる枝梗の量と、穀粒の搬送負荷と、穀粒の収量と、の間の上述の相関関係を利用して、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することが可能となる。
従って、以上で説明した構成であれば、収穫作業中に、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定することが可能なコンバインAを実現できる。
〔第1別実施形態〕
上記実施形態においては、負荷データ値取得部72は、負荷データ値として、縦スクリュー91のトルクを経時的に取得する。
しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第1別実施形態について、上記実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
図6は、本発明に係る第1別実施形態におけるコンバインAの構成を示す図である。図6に示すように、この第1別実施形態においては、制御部7は、回転数センサ78及び回転数判定部79を有している。
回転数センサ78は、縦スクリュー91の回転数を経時的に検出するように構成されている。
ここで、縦スクリュー91の回転数は、縦スクリュー91における穀粒の搬送負荷に応じて変化する。即ち、縦スクリュー91の回転数は、脱穀装置4における脱穀処理により得られた穀粒の搬送負荷を示す値である。
従って、縦スクリュー91の回転数は、本発明に係る「負荷データ値」に相当する。
そして、この第1別実施形態において、負荷データ値取得部72は、回転数センサ78により検出された縦スクリュー91の回転数を経時的に取得する。負荷データ値取得部72により取得された回転数は、回転数判定部79へ送られる。
このように、この第1別実施形態において、負荷データ値取得部72は、負荷データ値として、縦スクリュー91の回転数を経時的に取得する。
また、収量測定部Mにより経時的に測定された穀粒の収量は、回転数判定部79へ送られる。
回転数判定部79は、負荷データ値取得部72から受け取った縦スクリュー91の回転数が所定の基準回転数RTよりも低いか否かを判定する。回転数判定部79による判定結果は、枝梗判定部75へ送られる。尚、基準回転数RTは、穀粒の収量に応じて設定される。
このように、この第1別実施形態におけるコンバインAは、縦スクリュー91の回転数が所定の基準回転数RTよりも低いか否かを判定する回転数判定部79を備えている。
また、この第1別実施形態において、枝梗判定部75は、回転数判定部79によって縦スクリュー91の回転数が基準回転数RTよりも低いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。また、枝梗判定部75は、回転数判定部79によって縦スクリュー91の回転数が基準回転数RT以上であると判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が少ないと判定する。
このように、この第1別実施形態における枝梗判定部75は、回転数判定部79によって縦スクリュー91の回転数が基準回転数RTよりも低いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。
ここで、図7に示すように、基準回転数RTは、標準回転数RSよりも低い回転数に設定されている。尚、標準回転数RSは、縦スクリュー91の標準的な回転数である。また、本明細書における「標準的な回転数」とは、穀粒に含まれる枝梗が比較的少ない状態における回転数のことである。
このように、基準回転数RTは、縦スクリュー91の標準的な回転数である標準回転数RSよりも低い回転数に設定されている。
図7に示すように、穀粒に含まれる枝梗が比較的少ない状態では、縦スクリュー91の回転数は、標準回転数RSの近傍で推移する。そして、穀粒に含まれる枝梗が比較的多くなると、縦スクリュー91の回転数は、基準回転数RTを下回る。このとき、回転数判定部79によって、縦スクリュー91の回転数が基準回転数RTよりも低いと判定される。これにより、枝梗判定部75は、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。
また、この第1別実施形態におけるコンバインAが圃場において収穫作業走行を行っているとき、制御部7は、図8に示す枝梗判定ルーチンを所定期間毎に実行する。以下では、この枝梗判定ルーチンについて説明する。
枝梗判定ルーチンが実行されると、まず、ステップS12の処理が実行される。ステップS12では、回転数判定部79により、縦スクリュー91の回転数が基準回転数RTよりも低いか否かが判定される。
ステップS12でYesと判定されると、処理はステップS14へ移行する。また、ステップS12でNoと判定されると、処理はステップS13へ移行する。
ステップS13では、枝梗判定部75により、穀粒に含まれる枝梗の多少が判定される。このとき、ステップS12でNoと判定されているので、枝梗判定部75は、穀粒に含まれる枝梗が少ないと判定する。そして、この枝梗判定ルーチンは一旦終了する。
ステップS14では、枝梗判定部75により、穀粒に含まれる枝梗の多少が判定される。このとき、ステップS12でYesと判定されているので、枝梗判定部75は、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する。この判定結果は、脱穀制御部76及び報知制御部77へ送られる。次に、処理はステップS15へ移行する。
ステップS15からS18の処理は、図5において説明したステップS5からS8の処理と同様であるため、説明を省略する。
〔第2別実施形態〕
上記実施形態においては、脱穀装置4における脱穀処理により得られた穀粒は、横スクリュー44及び縦スクリュー91によって、穀粒タンク3へ搬送される。
しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明に係る第2別実施形態について、上記実施形態とは異なる点を中心に説明する。以下で説明している部分以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
図9は、本発明に係る第2別実施形態における普通型のコンバインCの構成を示す図である。図9に示すように、コンバインCは、脱穀装置24及び穀粒タンク23を備えている。
脱穀装置24は、第1横スクリュー244(本発明に係る「スクリュー」に相当)を有している。第1横スクリュー244は、機体左右方向に延びている。脱穀装置24における脱穀処理により得られた穀粒は、第1横スクリュー244によって、穀粒タンク23へ向かって搬送される。
図9に示すように、穀粒タンク23と脱穀装置24との間には、揚穀装置29が設けられている。揚穀装置29は、バケットコンベヤ291及び第2横スクリュー292(本発明に係る「スクリュー」に相当)を有している。
第1横スクリュー244によって搬送された穀粒は、バケットコンベヤ291によって上方へ搬送される。そして、バケットコンベヤ291の上端部まで搬送された穀粒は、第2横スクリュー292によって、穀粒タンク23へ向かって搬送される。
そして、第2横スクリュー292の右端部まで搬送された穀粒は、穀粒タンク23の中へ放出される。
以上で説明した通り、脱穀装置24における脱穀処理により得られた穀粒は、第1横スクリュー244、バケットコンベヤ291、第2横スクリュー292によって、穀粒タンク23へ搬送される。即ち、第1横スクリュー244、バケットコンベヤ291、第2横スクリュー292は、何れも、脱穀装置24から穀粒タンク23へ穀粒を搬送するための搬送経路に設けられている。
また、第2横スクリュー292の右端部の近傍には、収量測定部Mが設けられている。収量測定部Mは、穀粒タンク23の中へ放出される穀粒の量を単位時間毎に測定する。これにより、収量測定部Mは、穀粒の収量を経時的に測定する。
詳述すると、収量測定部Mは、第2横スクリュー292の右端部から放出される穀粒による押圧力を受けるように構成されている。そして、収量測定部Mは、この押圧力を検出する。収量測定部Mは、検出された押圧力に基づいて、穀粒の収量を算出する。これにより、収量測定部Mは、穀粒の収量を経時的に測定する。
コンバインCにおいて、トルクセンサ71は、第2横スクリュー292のトルクを経時的に検出するように構成されている。そして、算出部73は、第2横スクリュー292のトルクと、収量測定部Mから受け取った穀粒の収量と、に基づいて、負荷比率を算出する。尚、この第2別実施形態における負荷比率は、穀粒の収量に対する第2横スクリュー292のトルクの比率である。
そして、上記実施形態と同様に、負荷比率に基づいて、枝梗判定部75により、穀粒に含まれる枝梗の多少が判定される。
〔その他の実施形態〕
(1)走行装置6は、ホイール式であっても良いし、セミクローラ式であっても良い。
(2)モニタ2aは設けられていなくても良い。
(3)報知制御部77は設けられていなくても良い。
(4)トルクセンサ71は、脱穀装置4から穀粒タンク3へ穀粒を搬送するための搬送経路以外の箇所に設けられているスクリューのトルクを経時的に取得するように構成されていても良い。例えば、トルクセンサ71は、アンローダ5の有する排出スクリューのトルクを経時的に取得するように構成されていても良い。
(5)基準比率LTは、標準比率LSとは無関係に設定されていても良い。
(6)比率判定部74は設けられていなくても良い。
(7)算出部73は設けられていなくても良い。
(8)トルクセンサ71は、横スクリュー44のトルクを経時的に検出するように構成されていても良い。この場合、算出部73は、横スクリュー44のトルクと、収量測定部Mから受け取った穀粒の収量と、に基づいて、負荷比率を算出するように構成することができる。尚、この場合における負荷比率は、穀粒の収量に対する横スクリュー44のトルクの比率である。
(9)第1別実施形態において、基準回転数RTは、標準回転数RSとは無関係に設定されていても良い。
(10)第1別実施形態において、回転数センサ78は、脱穀装置4から穀粒タンク3へ穀粒を搬送するための搬送経路以外の箇所に設けられているスクリューの回転数を経時的に取得するように構成されていても良い。例えば、回転数センサ78は、アンローダ5の有する排出スクリューの回転数を経時的に取得するように構成されていても良い。
(11)第1別実施形態において、回転数センサ78は、横スクリュー44の回転数を経時的に検出するように構成されていても良い。
(12)第1別実施形態において、回転数判定部79は設けられていなくても良い。
(13)第2別実施形態において、トルクセンサ71は、第1横スクリュー244のトルクを経時的に検出するように構成されていても良い。この場合、算出部73は、第1横スクリュー244のトルクと、収量測定部Mから受け取った穀粒の収量と、に基づいて、負荷比率を算出するように構成することができる。尚、この場合における負荷比率は、穀粒の収量に対する第1横スクリュー244のトルクの比率である。
(14)第2別実施形態において、回転数センサ78及び回転数判定部79が設けられると共に、回転数センサ78が第1横スクリュー244の回転数を経時的に検出するように構成されていても良い。この場合、枝梗判定部75は、回転数判定部79によって第1横スクリュー244の回転数が所定の基準回転数RTよりも低いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定するように構成することができる。
(15)第2別実施形態において、回転数センサ78及び回転数判定部79が設けられると共に、回転数センサ78が第2横スクリュー292の回転数を経時的に検出するように構成されていても良い。この場合、枝梗判定部75は、回転数判定部79によって第2横スクリュー292の回転数が所定の基準回転数RTよりも低いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定するように構成することができる。
本発明は、自脱型コンバインだけでなく、普通型コンバインにも利用可能である。
1 刈取部
2a モニタ(報知装置)
3、23 穀粒タンク
4、24 脱穀装置
44 横スクリュー(スクリュー)
72 負荷データ値取得部
73 算出部
74 比率判定部
75 枝梗判定部
79 回転数判定部
91 縦スクリュー(スクリュー)
244 第1横スクリュー(スクリュー)
292 第2横スクリュー(スクリュー)
A、C コンバイン
LS 標準比率
LT 基準比率
M 収量測定部
RS 標準回転数
RT 基準回転数

Claims (7)

  1. 圃場の穀稈を刈り取る刈取部と、
    前記刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒の搬送負荷を示す値である負荷データ値を経時的に取得する負荷データ値取得部と、
    穀粒の収量を経時的に測定する収量測定部と、
    前記負荷データ値取得部によって取得された前記負荷データ値と、前記収量測定部によって測定された前記収量と、に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する枝梗判定部と、を備え
    前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を搬送するスクリューを備え、
    前記負荷データ値取得部は、前記負荷データ値として、前記スクリューのトルクを経時的に取得し、
    前記収量に対する前記スクリューのトルクの比率である負荷比率を算出する算出部を備え、
    前記枝梗判定部は、前記算出部によって算出された前記負荷比率に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定するコンバイン。
  2. 前記負荷比率が所定の基準比率よりも高いか否かを判定する比率判定部を備え、
    前記枝梗判定部は、前記比率判定部によって前記負荷比率が前記基準比率よりも高いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定する請求項に記載のコンバイン。
  3. 前記基準比率は、標準的な前記負荷比率である標準比率よりも高い比率に設定されている請求項に記載のコンバイン。
  4. 圃場の穀稈を刈り取る刈取部と、
    前記刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒の搬送負荷を示す値である負荷データ値を経時的に取得する負荷データ値取得部と、
    穀粒の収量を経時的に測定する収量測定部と、
    前記負荷データ値取得部によって取得された前記負荷データ値と、前記収量測定部によって測定された前記収量と、に基づいて、穀粒に含まれる枝梗の多少を判定する枝梗判定部と、を備え、
    前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を搬送するスクリューを備え、
    前記負荷データ値取得部は、前記負荷データ値として、前記スクリューの回転数を経時的に取得し、
    前記スクリューの回転数が所定の基準回転数よりも低いか否かを判定する回転数判定部を備え、
    前記枝梗判定部は、前記回転数判定部によって前記スクリューの回転数が前記基準回転数よりも低いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いと判定するコンバイン。
  5. 前記基準回転数は、前記スクリューの標準的な回転数である標準回転数よりも低い回転数に設定されている請求項に記載のコンバイン。
  6. 前記脱穀装置における脱穀処理により得られた穀粒を貯留する穀粒タンクを備え、
    前記スクリューは、前記脱穀装置から前記穀粒タンクへ穀粒を搬送するための搬送経路に設けられている請求項からの何れか一項に記載のコンバイン。
  7. 前記枝梗判定部によって穀粒に含まれる枝梗が多いと判定された場合、穀粒に含まれる枝梗が多いことを報知する報知装置を備える請求項1からの何れか一項に記載のコンバイン。
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