JP2020092649A - 収穫機 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動の誤検出を抑制し、効率的な作業を行うことを目的とする。【解決手段】収穫した作物を脱穀処理する脱穀装置と、脱穀装置による脱穀処理後の茎稈を細断処理する細断装置12と、細断装置12の振動を検出する振動センサ39と、報知部45と、振動センサ39の検出値が連続して所定のしきい値を超えた時間を連続異常時間として計測する計測部51と、連続異常時間が所定の時間を超えた場合に報知部45に警告を報知させる報知指令部48とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、脱穀処理後の排藁を細断処理する排藁細断装置とを備える収穫機に関する。
上記収穫機において、従来より、排藁細断装置は、機体左右方向に延びる軸芯周りで高速で回転する回転体が備えられ、その回転体の外周部に備えられる複数の回転刃と、固定状態で備えられた固定刃とにより、排藁を細断する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
排藁細断装置は、多量の排藁が供給される場合や、あるいは、搬送される排藁に石やその他の硬い夾雑物が混入される場合がある。回転刃がこのような多量の排藁や夾雑物に切断作用すると、排藁や夾雑物が即座に切断されずに回転体の重量バランスが崩れ、排藁細断装置に振動が生じることがある。また、回転体は高速で回転するものであるから、多量の排藁や夾雑物により、回転刃が損傷する等のおそれがあった。回転刃が損傷するとより大きな振動が排藁細断装置に生じる。そして、排藁細断装置が振動すると、排藁細断装置や収穫機の他の装置が振動により故障する場合がある。
しかし、振動等が発生しても作業者は運転席に搭乗しているため、振動等に気付きにくい。キャビン付きの運転席の場合はなおさら、作業車が振動等に気付くことが困難である。そのため、従来の収穫機は、排藁細断装置に振動センサを設け、大きな振動が生じたことを作業者に知らせるものがあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2017−86021号公報 特開2018−8425号公報
しかしながら、このような振動が検出された場合、排藁細断装置や収穫機の他の装置が故障することを防ぐために、脱穀作業や作業走行を停止することが一般的である。脱穀作業や作業走行が停止されると、その分作業が遅れることになる。振動は様々な要因で発生するため、脱穀作業や作業走行が停止される必要のない振動を誤検出する場合(振動の誤検出と称す)もあった。このような振動の誤検出により作業が停止されることを抑制することが要望されている。
そこで、本発明は、振動の誤検出を抑制し、効率的な作業を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る収穫機は、収穫した作物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置による脱穀処理後の茎稈を細断処理する細断装置と、前記細断装置の振動を検出する振動センサと、報知部と、前記振動センサの検出値が連続して所定のしきい値を超えた時間を連続異常時間として計測する計測部と、前記連続異常時間が所定の時間を超えた場合に前記報知部に警告を報知させる報知指令部とを備える。
このような構成により、所定の値以上の振動が連続異常時間以上続いて初めて、細断装置等に故障を生じされるような振動が生じていると判定される。そのため、問題になる可能性の低い振動を誤検知することが抑制され、不必要に脱穀作業や作業走行が停止されることが抑制される。その結果、振動の誤検出を抑制し、効率的な作業を継続的に行うことが可能となる。
また、前記計測部は、前記連続異常時間を計測中に前記検出値が前記しきい値を下回ると、前記連続異常時間をリセットすることが好ましい。
このような構成により、所定の値以上の振動が連続異常時間以上続いていることが確実に判定され、的確に振動の誤検出を抑制し、効率的な作業を継続的に行うことが可能となる。
また、前記振動センサの検出結果が連続的に入力されて、所定の周期毎に前記振動の平均値を前記検出値として前記計測部に出力する検出値算出部を備えても良い。
振動センサによる振動の検出は、様々な要因により誤差が生じる。また、排藁細断装置には外部から振動が伝わることもある。周期毎に振動の平均値を検出値として算出することにより、このような誤差や外部からの影響による検出された振動のばらつきを抑制し、より正確な検出値を求めることができる。その結果、的確に振動の誤検出を抑制し、効率的な作業を継続的に行うことが可能となる。
コンバインの全体側面図である。 脱穀装置の縦断側面図である。 排藁細断装置の側面図である。 排藁細断装置の横断平面図である。 振動センサ配設部の側面図である。 振動センサ配設部の横断平面図である。 振動センサ配設部の縦断背面図である。 制御ブロック図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、図1に示す矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、矢印Fの方向に向かって左側の方向を「機体左側」、矢印Fの方向に向かって右側の方向を「機体右側」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1には、収穫機の一例として普通型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、クローラ走行装置2と、が備えられている。機体の前方には、植立穀稈(作物に相当)を刈り取る刈取部3が設けられている。刈取部3には、植立穀稈を掻き込む掻込リール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、収穫された刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ6と、が備えられている。
機体の前部における右側には、運転キャビン7が設けられている。運転キャビン7の後方には、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンク8が設けられている。穀粒貯留タンク8の左隣りには、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置9が設けられている。刈取部3と脱穀装置9とに亘って、刈取穀稈を脱穀装置9に向けて搬送するフィーダ10が設けられている。穀粒貯留タンク8内の穀粒を外部に排出する穀粒排出装置11が設けられている。穀粒排出装置11には、縦搬送部11Aと、横搬送部11Bと、が備えられている。縦搬送部11Aの下端部は、穀粒貯留タンク8に連通接続されている。横搬送部11Bは、縦搬送部11Aの上端部に上下揺動可能に連結されている。脱穀装置9の後部には、脱穀装置9による脱穀処理後の排藁(茎稈に相当)を細断処理する排藁細断装置12(細断装置に相当)が設けられている。
〔脱穀装置〕
図2に示すように、脱穀装置9の上部には、扱室13が形成されている。扱室13には、扱胴14が設けられている。扱胴14は、機体前後方向に延びる軸芯Y1周りで回転可能である。扱胴14の下方には、受網15が設けられている。脱穀装置9の下部には、選別対象物を機体後方に移送しながら篩い選別する揺動選別装置16や、揺動選別装置16に選別風を送風する唐箕17、一番物の穀粒(単粒化穀粒等)を回収する一番回収部18、二番物の穀粒(枝梗付き穀粒等)を回収する二番回収部19が設けられている。
〔排藁細断装置〕
図2に示すように、排藁細断装置12は、複数の回転刃20が取り付けられると共に機体左右方向に延びる軸芯X1周りで回転可能な回転体21と、回転体21を覆うと共に回転体21を軸芯X1周りで回転可能に支持するケースとしての排藁ケース22と、排藁ケース22に取り付けられた複数の固定刃23とを有している。
図2,3に示すように、排藁ケース22は、回転体21を覆うと共に回転体21を軸芯X1周りで回転可能に支持している。排藁ケース22には、回転体21の上方を覆う天板24と、左右一対の側板25と、回転体21の下方側に位置する底板26とが備えられている。排藁ケース22の上方側には、唐箕17によって吹き飛ばされる細かな塵埃を外方に案内する排塵案内筒27が設けられている。排藁細断装置12は、排塵案内筒27から排出されなかった排藁を、複数の固定刃23と複数の回転刃20とによって細断処理する。
図4に示すように、左側の側板25と右側の側板25とに亘って、回転体21が横架されている。回転体21は、機体左右方向に延びる軸芯X1周りで回転可能な筒状体である。回転体21の機体左右方向両側部には軸部28が設けられ、左右の側板25に設けられた軸受け部材29によって夫々の軸部28が回転自在に支持されている。
回転体21の左側端部(機体左右方向一端側の一例)に動力が伝達される動力入力部30が備えられている。すなわち、図4に示すように、左側の軸部28が側板25から横側外方に突出しており、この軸部28の突出部に伝動プーリ31が設けられ、図示しないエンジンからの動力が伝動ベルト32を介して伝達される。回転体21は、例えば、毎分数千回転程度の高速で回転する。
回転体21には、複数の回転刃20が軸芯X1周りで放射状に取り付けられている。すなわち、図2に示すように、複数の回転刃20は、回転体21の外周部に側面視で約90度毎に位置を異ならせ且つ軸芯方向に間隔をあけて放射状に取り付けられている。固定刃23は、図4に示すように、軸芯X1方向に沿って複数の回転刃20同士の間に位置する状態で且つ底板26を挿通する状態で設けられている。詳述はしないが、固定刃23は、切り換えレバー33の操作によって、側面視で回転刃20の回転軌跡内に位置する作用状態と、回転刃20の回転軌跡から外れる非作用状態とに切り換え可能に構成されている。
図2に示すように、排藁ケース22には、脱穀装置9からの排藁が投入される投入口34、及び細断処理後の排藁を外部に放出する放出口35が形成されている。放出口35には、細断処理後の排藁を後方下方側に案内する案内カバー36が取り付けられている。
図3〜5に示すように、左右の側板25夫々の内側上部側箇所に前後方向に沿って延びる補強部材37が備えられ、この補強部材37は側板25に対して複数のボルトBoにより連結されている。左右両側の補強部材37同士が、左右方向に延びてそれらに亘って架設される架設部材38によって一体的に連結されている。左右一対の補強部材37と架設部材38とによってフレーム体を構成している。このフレーム体により排藁ケース22の強度が保持されている。
〔振動センサ〕
図3,4に示すように、排藁細断装置12の振動を検出する振動センサ39が設けられている。振動センサ39は、排藁ケース22のうち回転体21の右側箇所(機体左右方向他端側箇所の一例)の近傍に支持されている。具体的には、排藁ケース22のうち右側の側板25における上部側箇所の横外側面に取り付けられている。
説明を加えると、図5,7に示すように、排藁ケース22の右側の側板25には、周縁部に沿って機体左右方向に延びるように折り曲げられた折り曲げ部40が形成されている。そして、この折り曲げ部40の上部側箇所において、上方から上側部材としての天板24が載置された状態で複数のボルトBoによって上下方向に連結されている。このように折り曲げ部40の上部側箇所が天板24に対する連結部41を構成している。すなわち、天板24と右側の側板25とにより形成される角部の上端に機体左右方向に延びるように折り曲げられた連結部41が形成されている。又、上述したように、右側の側板25の内側上部側箇所に前後方向に沿って延びる補強部材37が備えられている。
図5,6,7に示すように、振動センサ39は、右側の側板25の外方側において、補強部材37と機体左右方向に重複する位置に、補強部材37と共締め連結される状態で支持されている。すなわち、補強部材37と右側の側板25とを挿通するとともに、右側外方に向かって突出する溶接ボルト42が備えられている。振動センサ39に形成された挿通孔43を溶接ボルト42が挿通するように、振動センサ39を右側の側板25の外方側から当て付けて溶接ボルト42にナット44を装着して締結することにより、振動センサ39が補強部材37及び側板25と共締め連結されている。
振動センサ39は、側板25における回転体21の略上方に位置する箇所に支持されている。具体的には、図3に示すように、振動センサ39は、回転刃20の外端回転軌跡の前後方向での最大幅L1内に収まる状態で、側面視において回転体21の略上方に配備されている。振動センサ39は、周知構造の加速度センサにて構成されている。振動センサ39は、上下方向並びに機体前後方向の加速度変位を夫々検出可能である。排藁ケース22の振動は、特定方向に限らず全方向に亘って振動することが想定されるが、それらのうち上下方向の振動及び機体前後方向の振動を検出するように構成されている。
〔振動異常検出〕
図8に示すように、振動センサ39の検出結果に基づいて振動異常が生じていることを判定し、報知部45を作動させる制御部46が備えられている。制御部46には、入力部49と、検出値算出部50と、計測部51と、報知指令部48とが備えられている。
入力部49は、振動センサ39の検出結果を連続的に取得し、検出値算出部50に出力する。
検出値算出部50は、入力された振動センサ39の検出結果から、所定の周期毎に、振動センサの検出値を算出する。例えば、周期は10mmsecとすることができ、周期(10mmsec)毎に、連続して入力される振動センサ39の検出結果の平均値を振動センサ39の検出値として算出する。算出された振動センサ39の検出値は、計測部51に出力される。なお、振動センサ39の検出値は、検出結果の平均値に限らず、他の方法で算出されても良い。例えば、連続して検出される検出結果を関数化し、関数を積分して、その値がその周期の振動センサ39の検出値とされても良い。また、振動センサ39の検出結果は、上下方向の振動の検出値または機体前後方向の振動の検出値のいずれかでも良いし、上下方向の振動の検出値及び機体前後方向の振動の検出値の合計値で判断してもよく、それらの平均値で判断しても良い。
計測部51は、検出値算出部50で算出された振動センサ39の検出値が、所定のしきい値を超えたか否かを判定する。しきい値による判定は周期毎に行われる。振動センサ39の検出値が所定のしきい値を超えた周期は、異常周期と判定される。異常周期であるか否かの判定結果は、周期毎に順に報知指令部48に送信される。
報知指令部48は、受信した異常周期をカウントし、所定の回数異常周期が連続したか否かを判定する。例えば、報知指令部48は、連続して1000周期(10sec)連続して異常周期であると判定した場合、排藁細断装置12に異常振動が発生していると判定する。なお、報知指令部48は、途中一度でも異常周期でない周期であるとの判定結果を受信した場合、カウントを0に戻し(リセットし)、次に異常周期であるとの判定結果を受信してから、再度1から所定の回数までカウントを行う。そして、報知指令部48は、異常振動が発生していると判定すると、報知部45に対してその旨を報知させる指令(報知指令)を行う。報知部45は、例えば、スピーカや表示装置によって構成されており、報知指令部48からの報知指令に基づいて、排藁細断装置12の異常を表示や音によって報知する。
代表的な異常振動の原因の一つは、回転刃20(図2参照)の破損である。そのため、報知指令部48は、異常振動が発生していると判定すると、報知部45である表示装置に、回転刃20(図2参照)が破損した旨を表示しても良い。また、異常振動の発生が続くほど、重大な異常が発生している可能性が高くなり、排藁細断装置12等が故障する可能性が高くなる。そのため、報知指令部48は、異常振動が継続する時間に応じて、報知内容を異ならせても良い。例えば、スピーカにより報知する場合、短い報知音(ブザー等)が間隔を空けて継続的に報知され、異常振動が継続する時間に応じて間隔を異ならせることができる。具体的には、異常振動が継続する時間が短い場合には間隔が長くされ、異常振動が継続する時間が長くなるほど間隔を短くする。短い報知音が報知される間隔が短くなるほど、切迫度が高くなる印象が与えられるので、異常振動の重要度がより明確に伝えられる。異常振動が継続する時間がある時間より長くなると、連続的な報知音が報知されるようにしても良い。
何らかの原因により、排藁細断装置12の回転刃20(図2参照)の破損等が生じていなくても一時的に振動センサ39が振動を検出する場合がある。このような振動は排藁細断装置12等の故障の原因になることは少なく、このような振動を検出したことによって作業等を停止することは作業効率を著しく悪化させる。上記のように、排藁細断装置12に生じた振動を検出し、一定期間(一定時間)以上、所定のしきい値以上の振動が連続して検出された場合に、制御部46は排藁細断装置12に異常振動が発生していると判断する。これにより、作業等を停止する必要のない振動を異常振動として検出する誤検出を抑制し、作業等を停止する必要のある異常振動が生じたことを精度良く検出して対処することが可能となり、異常振動の誤検出を抑制し、効率的な作業を行うことができる。
〔別実施形態〕
(1)入力部49と、検出値算出部50と、計測部51と、報知指令部48とが制御部46に設けられる構成が例示されたが、これらは、適宜組み合わせて構成されても、それぞれが複数の機能部から構成されても良い。また、制御部46の機能はハードウェアで構成されることに限定されず、ソフトウェアで構成されても良い。
(2)振動センサ39の構成や設置レイアウトは、上記実施形態の構成に限られるものではなく、任意である。例えば、振動センサ39は、回転体21の右側箇所の近傍に支持される構成に限らず、左側箇所の近傍に支持される構成であってもよい。また、振動センサ39が回転体21の左右両側に夫々備えられる構成としてもよい。また、振動センサ39が、排藁ケース22のうち、回転体21の略上方に位置する箇所に支持される構成に限らず、回転体21の直上方に位置する箇所に支持される構成でもよく、回転体21から前後方向に離れた位置に支持される構成としてもよい。また、振動センサ39が、排藁ケース22のうち角部の近傍に支持される構成としたが、この構成に代えて、振動センサ39が、排藁ケース22のうち角部から離間した平坦な面部分に支持される構成としてもよい。また、振動センサ39が排藁ケース22の側板25に支持される構成としたが、この構成に代えて、排藁ケース22の天板24に支持される構成でもよく、底板26に支持される構成でもよい。また、振動センサ39が補強部材37と共締め連結される状態で支持される構成としたが、この構成に代えて、補強部材を設けることなく振動センサ39が単に排藁ケース22に支持される構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、異常判断部47によって排藁細断装置12が異常であると判断された場合に、報知部45にて報知作動する構成としたが、このような報知処理に代えて、あるいは、それに加えて、排藁細断装置12の回転数を低下させる処理を実行したり、エンジンを停止させる等の処理を実行してもよい。
(4)排藁細断装置12の構成も、排藁を細断できる構成であれば任意であり、回転刃20と固定刃23とに替えて、円盤状の回転刃を備える構成等にすることもできる。また、排藁細断装置12は、藁に限らず、脱穀処理をした後に発生する様々な茎稈(排出物)を細断することもできる。
本発明は、普通型コンバインに限らず、自脱型コンバインに適用することができる。また、米、麦、トウモロコシ、大豆等を収穫できる収穫機にも適用できる。さらに、クローラに限らず、ホイールにより走行する収穫機にも適用できる。
9 :脱穀装置
12 :排藁細断装置
39 :振動センサ
46 :制御部
48 :報知指令部
50 :検出値算出部
51 :計測部

Claims (3)

  1. 収穫した作物を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記脱穀装置による脱穀処理後の茎稈を細断処理する細断装置と、
    前記細断装置の振動を検出する振動センサと、
    報知部と、
    前記振動センサの検出値が連続して所定のしきい値を超えた時間を連続異常時間として計測する計測部と、
    前記連続異常時間が所定の時間を超えた場合に前記報知部に警告を報知させる報知指令部とを備える収穫機。
  2. 前記計測部は、前記連続異常時間を計測中に前記検出値が前記しきい値を下回ると、前記連続異常時間をリセットする請求項1に記載の収穫機。
  3. 前記振動センサの検出結果が連続的に入力されて、所定の周期毎に前記振動の平均値を前記検出値として前記計測部に出力する検出値算出部を備える請求項1または請求項2に記載の収穫機。
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