JP6667213B2 - 光学走査装置、画像形成装置、及び光学走査装置の組み立て方法 - Google Patents

光学走査装置、画像形成装置、及び光学走査装置の組み立て方法 Download PDF

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Description

本発明は、LBPや複写機、ファクシミリ等の電子写真方式で記録材へ画像を形成する画像形成装置、及び画像形成装置に設けられる光学走査装置に関するものである。
光学走査装置では発光部材として半導体レーザを使用している。特許文献1には、半導体レーザが備える複数のリードピンを基板の穴に挿入し、基板に設けられた回路に電気的に接続する構成が開示されている。
また、特許文献2には、カラー画像を形成する為に、複数の半導体レーザを近接して配置した光学走査装置が開示されている。
特開2001−100128 特許第5132087
特許文献2に示すように複数の半導体レーザを近接して配置する構成で、特許文献1に示すようにリードピンを基板に設けられた穴に挿入する構成とする場合、1つの基板に複数の半導体レーザのそれぞれのリードピンを挿入する構成が考えられる。
ところで、光学的な要求を満たす為に複数の半導体レーザをより近接して配置する必要がある場合がある。しかしながら、基板に、リードピンを挿入する穴を複数設ける場合、基板上の回路パターンの配置等を考慮すると、穴同士の間隔は一定以上に離しておく必要がある。このため、リードピンの挿入する穴の配置の関係から複数の半導体レーザを近接配置するには限界がある。特に、一つの半導体レーザに独立して制御可能な複数のレーザ発光部を備える場合、一つの半導体レーザに設けられるリードピンの数が多くなる。特に、4つのレーザ発光部を備える半導体レーザは、6つのリードピンを備えことになり、より半導体レーザを近接配置することが困難である。
上記課題に鑑みて、本発明は6つのリードピンを備える発光部材を近接して配置することを目的とする。
上述の課題を解決するための本発明の光学走査装置は、各々が4つのレーザ発光部と6つのリードピンとを備える第1、第2発光部材であって、前記6つのリードピンの根本が発光部材の本体に円形に並んでいる前記第1、第2発光部材と、前記第1発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第1の穴と前記第2発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第2の穴とを備えるレーザ駆動回路基板と、前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光を反射し偏向走査する偏向走査手段と、を有し、前記基板の表面に直交する方向に前記基板を見た場合、前記第1発光部材と前記第2発光部材との配列方向が、主走査方向に対応する方向と平行である光学走査装置において、前記基板の表面上において、前記6つの第1の穴は、前記主走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1短辺とし、前記主走査方向に対応する方向に交差する交差方向に並んだ3つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1長辺とする平行四辺形を形成するよう配置され、前記6つの第2の穴は、前記主走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2短辺とし、前記交差方向に並んだ3つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2長辺とする平行四辺形を形成するよう配置されており、更に、二つの前記第1短辺のうちの一方と二つの前記第2短辺のうちの一方、及び他方の前記第1短辺と他方の前記第2短辺、が夫々一直線上に並ぶように、全ての前記第1の穴及び全ての前記第2の穴が配置されており、前記第1、第2発光部材夫々の前記6つのリードピンは前記第1の穴と前記第2の穴の配列に合わせて前記根本よりも先端側が曲げられていることを特徴とする。
また、本発明の光学走査装置は、各々が4つのレーザ発光部と6つのリードピンとを備える第1、第2発光部材であって、前記6つのリードピンの根本が発光部材の本体に円形に並んでいる前記第1、第2発光部材と、前記第1発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第1の穴と前記第2発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第2の穴とを備えるレーザ駆動回路基板と、前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光を反射し偏向走査する偏向走査手段と、を有し、前記基板の表面に直交する方向に前記基板を見た場合、前記第1発光部材と前記第2発光部材との配列方向が、副走査方向に対応する方向と平行である光学走査装置において、前記基板の表面上において、前記6つの第1の穴は、前記副走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1短辺とし、前記副走査方向に対応する方向に交差する交差方向に並んだ3つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1長辺とする平行四辺形を形成するよう配置され、前記6つの第2の穴は、前記副走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2短辺とし、前記交差方向に並んだ3つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2長辺とする平行四辺形を形成するよう配置されており、更に、二つの前記第1短辺のうちの一方と二つの前記第2短辺のうちの一方、及び他方の前記第1短辺と他方の前記第2短辺、が夫々一直線上に並ぶように、全ての前記第1の穴及び全ての前記第2の穴が配置されており、前記第1、第2発光部材夫々の前記6つのリードピンは前記第1の穴と前記第2の穴の配列に合わせて前記根本よりも先端側が曲げられていることを特徴とする。
本発明によれば、6つのリードピンを備える発光部材を近接して配置することが可能となる。
画像形成装置の概略断面図。 光学走査装置の斜視図。 走査光学系を示す副走査断面図。 入射光学系を示す副走査断面図。 レーザ駆動回路基板と半導体レーザとの関係を示す斜視図。 入射光学系を示す主走査断面図。 光学走査装置のレーザ駆動回路基板の取り付け部分の斜視図。 光学走査装置のレーザ駆動回路基板の取り付け部分の斜視図。 光学走査装置のレーザ駆動回路基板の取り付け部分の斜視図。 レーザ駆動回路基板と半導体レーザとの関係を示す斜視図。 (a)本実施形態のY方向から見たときのレーザ駆動回路基板の表面におけるリードピン穴と半導体レーザとの関係を示す図。(b)比較例のY方向から見たときのレーザ駆動回路基板の表面におけるリードピン穴と半導体レーザとの関係を示す図。 本実施形態の変形例のY方向から見たときのレーザ駆動回路基板の表面におけるリードピン穴と半導体レーザとの関係を示す図。 本実施形態のY方向から見たときのレーザ駆動回路基板の表面におけるリードピン穴と半導体レーザとの関係を示す図。 半導体レーザをレーザホルダに取り付ける過程を説明するための図。 リードピンを整列させる工程を説明するための図。 第3実施形態の説明図。 第3実施形態の変形例を示した図。 第3実施形態の変形例を示した図。 第3実施形態の変形例を示した図。
<第1実施形態>
[画像形成装置]
図1は本実施形態の画像形成装置の構成を示す断面説明図である。図1に示す画像形成装置100は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの4色の現像剤(トナー)を備え、記録材10上にトナー画像を形成する電子写真方式のカラー画像形成装置である。
図1において、画像形成を行う際、感光体としての感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)は時計回りに回転しながら下記のプロセスを経る。帯電手段となる帯電ローラ2(2Y、2M、2C、2K)により一様に帯電された感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面には、露光手段としての光学走査装置3からレーザ光LY、LM、LC、LKが照射される。レーザ光LY、LM、LC、LKは、それぞれの色に対応した画像データに基づいて光学走査装置3から出射される。これにより感光ドラム1の表面に画像データに対応した静電潜像が形成される。各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面に形成された静電潜像に対して現像手段となる現像装置4Y、4M、4C、4K内の現像ローラ6Y、6M、6C、6Kから各色のトナーが供給されて各感光ドラム1に付着する。これにより、静電潜像が現像されて各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面に各色のトナー像が形成される。各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに対向して像担持体となる中間転写ベルト8が張架して配置されている。各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面に形成された各色毎のトナー像は中間転写ベルト8の外周面に順次に重ねて一次転写される。この一次転写は、中間転写ベルト8の内周面側に配置された一次転写手段となる一次転写ローラ7Y、7M、7C、7Kに一次転写バイアス電圧が印加されることにより行なわれる。
一方、給送カセット9には記録材10が積載されており、給送ローラ11により給送された後、搬送ローラ12により搬送される。その後、所定のタイミングで中間転写ベルト8と、二次転写手段となる二次転写ローラ13とのニップ部からなる二次転写部14へ搬送される。そして、二次転写ローラ13に二次転写バイアス電圧が印加されることで中間転写ベルト8の外周面上のトナー像が記録材10に転写される。その後、記録材10は二次転写部14の二次転写ローラ13と、中間転写ベルト8とに挟持搬送されて定着手段となる定着装置15に送られ、該定着装置15により加熱及び加圧されてトナー像が記録材10に定着され、排出ローラ16によって搬送される。
[光学走査装置]
次に光学走査装置3の全体構成について図2〜図4を用いて説明する。図2は、光学走査装置3を示す斜視図である。図3は、走査光学系について説明するための図で、図2で示す+Y方向から見た副走査断面図である。また、図4は入射光学系について説明するための図で、+X方向から見た副走査断面図である。なおY方向は感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)の回転軸に平行な方向であり主走査方向である。光学走査装置3は、発光部材としての半導体レーザ30(30Y、30M、30C、30K)から出射されたレーザ光LY、LM、LC、LKのそれぞれを、対応する異なる被照射部である感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)の表面に照射する。
図4に示すように、レーザ駆動回路基板35によって駆動制御される発光部材としての半導体レーザ30Y、30M、30C、30Kからレーザ光LY、LM、LC、LKが出射される。図4中のθaはレーザ光LM(LC)と水平線(Y軸と平行な方向)とのなす角、θbはレーザ光LY(LK)と水平線(Y軸と平行な方向)とのなす角である。各半導体レーザ30(30Y、30M、30C、30K)は独立して発光制御可能なレーザ発光部(発光点)を4つ備え、一つの半導体レーザ30から4つの近接した略平行の光線を出射する。但し、4つの光線は近接し、実質的に平行であるため、以降の説明や図においては、半導体レーザ30Y、30M、30C、30Kのそれぞれから発せられる4つの光線うちの一つを代表としてレーザ光LY、LM、LC、LKとして説明する。
レーザ光LY、LM、LC、LKは、発散光であり、コリメータレンズ31Y、31M、31C、31Kによって平行化されたレーザ光束に変換される。このレーザ光LY、LM、LC、LKは、シリンドリカルレンズ32を透過することによって、副走査方向にのみ収束され回転多面鏡33の反射面上に線像として結像する。レーザ光LY、LMは同時に回転多面鏡33の同じ反射面に入射し、レーザ光LC、LKは同時に回転多面鏡33の同じ反射面に入射する。とここまでの装置構成が入射光学系を構成する。
次に、回転多面鏡33は複数の反射面を備え、モータ34によって回転駆動され、レーザ光LY、LM、LC、LKを反射して偏向する。回転多面鏡33によって反射されたレーザ光LY、LMは、第1の走査レンズ36aを透過後、LYは第2の走査レンズ37bを透過し、ミラー38cで反射された後、感光ドラム1Yにスポット像として結像する。一方、レーザ光LMは、ミラー38bで反射された後、第2の走査レンズ37aを透過し、ミラー38aで反射され、感光ドラム1Mに結像する。
また、レーザ光LY、LMが回転多面鏡33で反射される方向を+Xとすると、レーザ光LC、LKは−X方向に反射される。レーザ光LC、LKは、それぞれ第2の走査レンズ37c、37dを透過および、ミラー38d、38e、38fで反射され、感光ドラム1C、1Kに結像する。レーザ光LY、LMとレーザ光LC、LKとは回転多面鏡33の異なる反射面で反射されて対応する感光ドラム1へ照射される。ここまでの装置構成が走査光学系を構成する。
このような走査光学系は、4つの感光ドラム1Y、1M、1C、1K上に走査光を導き偏向走査を行う。具体的には、回転多面鏡33の回転により、レーザ光LY、LM、LC、LKの偏向(反射)される角度が変化する。これによりレーザ光LY、LM、LC、LKが結像した各スポット像は感光ドラム1Y、1M、1C、1K表面上を感光ドラム1の回転軸方向(主走査方向)に移動(主走査)する。また、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが回転することにより、各スポット像は感光ドラム1Y、1M、1C、1K表面上を感光ドラム1の回転軸方向に直交する方向(副走査方向)に移動(副走査)する。これにより感光ドラム1の表面に2次元の静電潜像を形成する。入射光学系および複数の走査光学系を構成する光学部材(各発光部材、レンズ、ミラー、回転多面鏡33)は、1つの光学箱(筐体)40に精度良く位置決め支持され、固定されている。
[リードピン穴配置]
次に本実施形態に関わる特徴的な構成について図5、図11で説明する。図5はレーザ駆動回路基板35と半導体レーザ30との関係を示す斜視図であり、レーザ駆動回路基板35のリードピン穴に半導体レーザ30のリードピンが挿入される前の状態を示している。
レーザ駆動回路基板(基板)35は、各半導体レーザ30の各リードピンと電気的に接続される回路(レーザ駆動回路)を備える。そして、その回路を介して各半導体レーザ30へ電流を供給し、各半導体レーザ30の各レーザ発光部を発光させる。リードピン穴50は半導体レーザ30Yの6つのリードピンを挿入する6つの貫通穴である。同様にリードピン穴60は半導体レーザ30M、リードピン穴70は半導体レーザ30C、リードピン穴80は半導体レーザ30Kのそれぞれの6つのリードピンを挿入する6つの貫通穴である。リードピン穴50、60、70、80のそれぞれが有する6個の穴は、図示されているX、Z方向に沿って整列されている。ここで、レーザ駆動回路基板35の表面はX方向とZ方向に平行であるが、このレーザ駆動回路基板35の表面において、X方向は主走査方向に対応する方向であり、Z方向は副走査方向に対向する方向である。
本実施形態では、リードピン穴50、60、70、80のそれぞれが有する6個の穴は、X方向に2列、Z方向に3列で並んでいる。このような並びを、2×3配列と呼ぶことにする。リードピンと回路パターンとの半田付けのしやすさや、基板35上における回路配線パターンの配置のしやすさから、リードピン穴50、60、70、80のそれぞれ合計24個の穴は、基板35の表面上にて互い一定距離以上離れて配置されている。
[レーザ駆動回路基板35の組み付け方法]
次に、レーザ駆動回路基板35の組み付け方法について図7〜9、図14、図15を用いて説明する。図7〜9は、光学走査装置3のレーザ駆動回路基板35の取り付け部分の斜視図である。本実施形態では、一つのレーザ駆動回路基板35のリードピン穴50、60、70、80に合計24本のリードピンを同時に挿入する際に、工具90、91、92を用いて組み付ける。工具90、91、92はそれぞれ櫛歯状になっている(即ち、スリットが設けられている)。工具90および91のスリット間隔はリードピン穴のZ方向間隔に合わせていて、また工具92のスリット間隔はリードピン穴のX方向間隔に合わせている。
前述したように、4つの発光点を有する発光部材(半導体レーザ)は、6つのリードピンを有する。6つのリードピンの内訳は、第1の発光点の為の第1リードピン30LD1、第2の発光点の為の第2リードピン30LD2、第3の発光点の為の第3リードピン30LD3、第4の発光点の為の第4リードピン30LD4、4つの発光点共用のコモンリードピン30COM、フォトダイオード用のPDリードピン30PDである(図15(A)参照)。
まず、図14(A)及び図14(B)に示すように、各半導体レーザ30(30Y、30M、30C、30K)をレーザホルダh30(h30Y、h30M、h30C、h30K)に嵌入する。次に、図15(B)に示すように、各半導体レーザ30において、工具100a及び100bで全てのリードピンのうちの少なくとも一本の先端を曲げて、全てのリードピンを整列させる(2×3配列にする)。次に、半導体レーザを取り付けた4つのレーザホルダh30を光学箱40に挿入し、各レーザホルダh30毎に位置調整を行い光学箱40に固定する。前述したように各半導体レーザ30のリードピンをリードピン穴60、70、80、90に合うように予め工具で曲げておく。次に、図8に示すように第1の工具90、91に設けられたX方向に延びるスリット内に各リードピンが差し込まれるよう、工具90、91をX方向に移動する。第1の工具90、91には、一つのレーザ半導体に対して3本のスリット90s、91sが設けられている。第1の工具90、91のスリット内に各リードピンが差し込まれることで、各リードピンのZ方向の位置ずれを矯正する。
次に、図9に示すように第2の工具92に設けられたZ方向に延びるスリット92s内に各リードピンが差し込まれるよう、第2の工具92をZ方向に移動する。第2の工具92には、一つのレーザ半導体に対して2本のスリットが設けられている。第2の工具92のスリット内に各リードピンが差し込まれることで、各リードピンのX方向の位置ずれを矯正する。そして、各リードピンが工具90、91、92のスリットに差し込まれた状態で、レーザ駆動回路基板35をY方向(X方向とY方向とに直交する方向)に移動させ、リードピン穴50、60、70、80に各リードピンを挿入する。更にレーザ駆動回路基板35を光学箱4に固定し、各リードピンとレーザ駆動回路基板35の回路パターンとを半田付けして電気的に接続することで組み付けが完了する。
以上のように、光学走査装置の組み立て方法は、第1発光部材30Yと第2発光部材30Mを、光学走査装置の筐体40に保持させるステップを有する。また、第1発光部材と第2発光部材の全てのリードピンを第1の方向(X方向)へ移動する第1の工具90、91のスリットでチャックするステップを有する。また、第1発光部材と第2発光部材の全てのリードピンを第1の方向に対して交差する第2の方向(Z方向)へ移動する第2工具92のスリットでチャックするステップを有する。また、第1の工具と第2の工具でチャックされた状態の第1発光部材と第2発光部材の全てのリードピンを、レーザ駆動基板に設けられた夫々の穴に挿入するステップを有する。また、第1の工具と第2の工具を全てのリードピンから退避させるステップを有する。
更に、第1工具と第2工具で全てのリードピンをチャックする前に、全てのリードピンのうちの少なくとも一本を曲げて、全てのリードピンを整列させるステップを有する。
このように、全てのレーザ半導体30に対応するリードピン穴を2×3配列にすることによって、4つの半導体レーザ30の24本のリードピンを、工具90、91、92のXおよびZの2方向のみの動作で、同時に位置決めすることができる。このため、簡易な工具構成を用いて短時間でレーザ駆動回路基板35を組み付けることが可能となり、組み付け工程の短時間化することができ、組み付け工具の煩雑化を抑制することができる。
[比較例との対比]
図11(a)は、本実施形態のY方向から見たときのレーザ駆動回路基板35の表面におけるリードピン穴60(60a〜60f)、70(70a〜70f)と半導体レーザ30C、30Mとの関係を示す図である。図11(b)は、比較例のY方向から見たときのレーザ駆動回路基板の表面におけるリードピン穴60´(60a´〜60f´)、70´(70a´〜70f´)と半導体レーザ30C´、30M´との関係を示す図である。
本実施形態のように、2×3配列とすることで、リードピン穴60、70の6つの穴それぞれのX方向の幅をW1とすることができる。比較例では、単にレーザ半導体を中心として周方向に等間隔にリードピン穴60a´〜60f´、70a´〜70f´を配置しているため、リードピン穴60´、70´の6つの穴それぞれのX方向の幅はW2(W2>W1)となる。また、リードピン穴60、70の6つの穴同士の最短距離をDaとした場合、本実施形態では、X方向に配列される(配列方向がX方向)半導体レーザ30C、30Mの中心間距離をX1とすることができるのに対し、比較例では中心間距離はX2(X2>X1)となる。このため、本実施形態の方がX方向に配列される半導体レーザ同士をX方向に関して近接して配置させることができる。
図6はZ方向で光学走査装置3の入射光学系を見た図(入射光学系を示す主走査断面図)である。比較例の場合、X方向に関して半導体レーザ同士(30C´と30M´、30K´と30Y´)を中心間距離がX2までしか近接配置できない。このため、偏向点A´と偏向点B´との間隔を比較的大きくとる必要があり、共通の回転多面鏡にレーザ光Lを入射させる場合、比較的外接円が大きい回転多面鏡を使用する必要がある。
一方で、本実施形態の場合、X方向に関して半導体レーザ同士(30Cと30M、30Kと30Y)を中心間距離がX1まで近接配置できる。このため、共通の回転多面鏡にレーザ光Lを入射させる場合、偏向点Aと偏向点Bとの間隔を比較的小さくすることができる。このため、比較的外接円が小さい回転多面鏡を使用することができ、回転多面鏡33の慣性モーメントを小さくしてモータ34の立ち上げ時間を短縮化することができる。また、回転多面鏡33の小型化による光学走査装置3の小型化や低コスト化を実現することができる。
[変形例]
次に本実施形態の変形例について説明する。図12は、本実施形態の変形例をY方向から見たときのレーザ駆動回路基板35の表面におけるリードピン穴60(60a〜60f)、70(70a〜70f)と半導体レーザ30C、30Mとの関係を示す図である。変形例では、各レーザ半導体に対応するリードピン穴は、X方向に2列、X方向に交差する交差方向に3列並んでいる。このように、3つのリードピン穴が並ぶ方向がZ方向でなくても、X方向に配列される半導体レーザ同士をX方向に関して近接して配置させることができる。
X方向に配列される2つの半導体レーザのうち、一方の半導体レーザに対応するリードピン穴を第1の穴とし、他方に対応する穴を第2の穴として、第1実施形態及びその変形例を含めて一般化して説明する。6つの第1の穴(70a〜70f)のうち、X方向に並んだ2つの第1の穴(70cと70f、70aと70d)を結ぶ線分(L2a、L2b)を第1短辺とする。また、6つの第1の穴のうち、X方向に交差する交差方向に配列された3つの第1の穴(70dと70eと70f、70aと70bと70c)を結ぶ線分(L1a、L1b)を第1長辺とする。そして第1短辺と第1長辺からなる平行四辺形を形成するよう6つの第1の穴が配置される。6つの第2の穴(60a〜60f)のうち、X方向に並んだ2つの第2の穴(60cと60f、60aと60d)を結ぶ線分(L4a、L4b)を第2短辺とする。また、6つの第2の穴のうち、X方向に交差する交差方向に配列された3つの第2の穴(60dと60eと60f、60aと60bと60c)を結ぶ線分(L3a、L3b)を第2長辺とする。そして第2短辺と第2長辺からなる平行四辺形を形成するよう6つの第2の穴が配置される。このようにリードピン穴を配置することでX方向に配列される半導体レーザ同士をX方向に関して近接して配置させることができる。なお、交差方向としてはX方向と直交する方向であるZ方向も含まれるものとする。
このように、本実施形態によれば、本発明は6つのリードピンを備える発光部材を近接して配置することが可能となる。
<第2実施形態>
第2実施形態に関する構成について図10、13を用いて説明する。図10は、レーザ駆動回路基板と半導体レーザとの関係を示す斜視図。図13は、本実施形態のY方向から見たときのレーザ駆動回路基板35の表面におけるリードピン穴70(70a〜70f)、80(80a〜80f)と半導体レーザ30C、30Kとの関係を示す図である。本実施形態では、リードピン穴は、X方向に3列、Z方向に2列で並んでいる。このような並びを、3×2配列と呼ぶことにする。半導体レーザ30Y、30M、30C、30Kのリードピン形状は、予め3×2配列のリードピン穴に合うように曲げ広げて、リードピン穴50、60、70、80に挿入する。その他の画像形成装置および光学走査装置に関する機能および名称は実施形態1と同様につきここでは省略する。
図4に示したように、副走査断面で見たときにレーザ光Lが斜めに入射し、回転多面鏡33への入射角が0でなく、θa、θbとなる入射光学系の場合、回転多面鏡33の各反射面の倒れ角の誤差の影響で主走査方向の走査ムラ(ジッタ)が発生する虞がある。θa、θbの角度を小さい程、このジッタは抑えられる。本実施形態では、図13に示すように、3×2配列によって、Z方向に配列される半導体レーザ30M、30Cと30Y、30Kの中心間距離X1を短くすることができるので、θa、θbの角度を小さくすることができ、ジッタの発生を抑制することができる。またX方向およびZ方向に、リードピン穴間隔を広げつつ、Z方向には半導体レーザの近接配置が可能となる。その結果、基板上のスペースが広がるので、半田付けがしやすくパターンの這い回しもしやすくなる。
さらに、3×2配列であっても実施形態1と同様、近接した4つの半導体レーザ30Y、30M、30C、30Kのリードピンを、工具90、91、92でXおよびZの2方向のみの動作で、同時に24本のリードピンを矯正させることができる。このため、容易に短時間でレーザ駆動回路基板35を組み付けることが可能となる。
Z方向に配列される2つの半導体レーザのうち、一方の半導体レーザに対応するリードピン穴を第1の穴とし、他方に対応する穴を第2の穴としてより一般化して説明する。6つの第1の穴(70a〜70f)のうち、Z方向に並んだ2つの第1の穴(70eと70f、70aと70b)を結ぶ線分を第1短辺とする。また、6つの第1の穴のうちX方向に交差する交差方向に配列された3つの第1の穴(70aと70fと70e、70bと70dと70f)を結ぶ線分を第1長辺とする。そして第1短辺と第1長辺からなる平行四辺形を形成するよう6つの第1の穴を配置する。また、6つの第2の穴(80a〜80f)のうち、Z方向に並んだ2つの第2の穴(80eと80f、80aと80b)を結ぶ線分を第2短辺とする。また、6つの第2の穴のうちX方向に交差する交差方向に配列された3つの第2の穴(80aと80fと80e、80bと80dと80f)を結ぶ線分を第2長辺とする。そして第2短辺と第2長辺からなる平行四辺形を形成するよう6つの第2の穴が配置される。このようにリードピン穴を配置することでZ方向に配列される半導体レーザ同士をZ方向に関して近接して配置させることができる。なお、交差方向としてはZ方向と直交する方向であるX方向も含まれるものとする。
このように、本実施形態によれば、本発明は6つのリードピンを備える発光部材を近接して配置することが可能となる。
<第3実施形態>
図16(A)は、光学走査装置の4つの半導体レーザ30Y〜30Kのリードピンと、これらのリードピンを挿入する基板35の穴と、の関係を示す。ST1は半導体レーザ30Yのリードピンが入る6つの穴、ST2は半導体レーザ30Mのリードピンが入る6つの穴、ST3は半導体レーザ30Cのリードピンが入る6つの穴、ST4は半導体レーザ30Kのリードピンが入る6つの穴、である。SCは4つの半導体レーザの中央部を示している。
前述したように、一つの半導体レーザに設けられた6つのリードピンの内訳は、第1リードピン30LD1、第2リードピン30LD2、第3リードピン30LD3、第4リードピン30LD4、コモンリードピン30COM、PDリードピン30PDである。
そして、図16に示すように、第1発光部材30Yの第1リードピン30LD1が挿入される穴LD1と第3発光部材30Cの第1リードピン30LD1が挿入される穴LD1の位置関係、第1発光部材30Yの第2リードピン30LD2が挿入される穴LD2と第3発光部材30Cの第2リードピン30LD2が挿入される穴LD2の位置関係、第1発光部材30Yの第3リードピン30LD3が挿入される穴LD3と第3発光部材30Cの第3リードピン30LD3が挿入される穴LD3の位置関係、第1発光部材30Yの第4リードピン30LD4が挿入される穴LD4と第3発光部材30Cの第4リードピン30LD4が挿入される穴LD4の位置関係、第1発光部材30Yのコモンリードピン30COMが挿入される穴COMと第3発光部材30Cのコモンリードピン30COMが挿入される穴COMの位置関係、第1発光部材30YのPDリードピン30PDが挿入される穴PDと第3発光部材30CのPDリードピン30PDが挿入される穴PDの位置関係、が中央部SCを基準にして全て点対称になっている。
第2発光部材のリードピンを挿入する6つの穴と、第4発光部材のリードピンを挿入する6つ穴も、中央部SCを基準に点対称になっている。
ところで、図16(A)に示すように、リードピンが挿入される穴は全て、4本の互いに平行な第1の仮想直線XL1〜XL4と、第1の仮想直線と交差し且つ互いに平行な6本の第2の仮想直線YL1〜YL6と、で構成される仮想座標の交点に位置するように配置されている。本例の仮想座標は直交座標系(Cartesian coordinate system)である。
そして、24個の穴のうちの一つの穴と、第1の仮想直線が並ぶ第1の方向(方向XL)と第2の仮想直線が並ぶ第2の方向(方向YL)との両方向において一つの穴が位置する座標とは異なる座標に位置する全ての他の穴と、が第1の方向と第2の方向の両方向においてオーバーラップしないように、全ての穴が配置されている。以下、具体的に説明する。
図16(B)は比較例の基板35を示している。比較例も、一つの基板35に対して、6つのリードピンを有する半導体レーザを4つ取り付ける構成である。24個の穴のうちの一つの穴である、座標(XL1,YL3)に位置する穴(黒で塗りつぶした穴。以下、注目穴と称する。)に注目して説明する。図16(B)の実線で示す穴は、第1の方向XLと、第2の方向YLと、の少なくとも一つの方向において、注目穴が位置する座標(XL1,YL3)と一致する穴である。例えば座標(XL2,YL3)に位置する穴は第2の方向YLにおいて位置が一致する。
一方、図16(B)の破線で示す穴は、方向XLと方向YLの両方向において注目穴が位置する座標(XL1,YL3)とは異なる位置に位置する穴である。破線で示した17個の穴のうち、座標(XL1’,YL2)に位置する穴と、座標(XL1’,YL5)に位置する穴は、方向XLにおいて注目穴とオーバーラップしている(斜線部分)。図16(B)に示すような穴のレイアウトであると、図7で示した工具90〜92でリードピンをチャックしにくくなってしまう。
これに対して、本実施形態は、24個の穴のうちの一つの穴と、第1の方向XLと、第2の方向YLと、の両方向において一つの穴が位置する座標とは異なる座標に位置する全ての他の穴と、が第1の方向と第2の方向の両方向においてオーバーラップしないように、全ての穴が配置されている。図16(A)に示すような本例の穴のレイアウトであれば、工具によるチャックが行いやすく、組み立て性が向上する。
なお、本例は、一つの基板に対して、6つのリードピンを有する半導体レーザを4つ取り付ける構成であった。この他に、図17(A)に示すように、一つの基板に対して、6つのリードピンを有する半導体レーザ(4ビームレーザ)を一つだけ取り付ける構成や、図17(B)に示すように、一つの基板に対して、10つのリードピンを有する半導体レーザ(8ビームレーザ)を一つだけ取り付ける構成にも適用可能である。要するに、4つ以上のレーザ発光部と、6つ以上のリードピンと、を有する発光部材を搭載する光学走査装置であって、6つ以上の穴のうちの一つの穴と、第1の仮想直線が並ぶ第1の方向と、第2の仮想直線が並ぶ第2の方向と、の両方向において、一つの穴が位置する座標とは異なる座標に位置する全ての他の穴と、が第1の方向と第2の方向の両方向においてオーバーラップしないように、6つ以上の穴全てが配置されていればよい。
また、図18(A)に示すように、一つの基板に対して、4つのリードピンを有する半導体レーザ(2ビームレーザ)を二つ取り付ける構成や、図18(B)、図18(C)、図18(D)に示すように、一つの基板に対して、6つのリードピンを有する半導体レーザ(4ビームレーザ)を二つ取り付ける構成にも適用可能である。更に、図19(A)に示すように、一つの基板に対して、4つのリードピンを有する半導体レーザ(2ビームレーザ)を四つ取り付ける構成や、図19(B)に示すように、一つの基板に対して、6つのリードピンを有する半導体レーザ(4ビームレーザ)を四つ取り付ける構成にも適用可能である。要するに、各々が、2つ以上のレーザ発光部と、4つ以上のリードピンと、を有する第1、第2発光部材を搭載する光学走査装置であって、8つ以上の穴のうちの一つの穴と、第1の仮想直線が並ぶ第1の方向と、第2の仮想直線が並ぶ第2の方向と、の両方向において、一つの穴が位置する座標とは異なる座標に位置する全ての他の穴と、が第1の方向と第2の方向の両方向においてオーバーラップしないように、8つ以上の穴全てが配置されていればよい。
図16〜図19に示した例の中でも、特に、一つの半導体レーザに対応するリードピン挿入穴の全て(例えば4ビームレーザの場合は6つの穴全て)が平行四辺形(直交座標系の場合は長方形)の形状に並んだ基板が好ましい。一つの基板に複数の半導体レーザを取り付ける場合も、半導体レーザ各々において、対応するリードピン挿入穴の全てが平行四辺形の形状に並んだ基板が好ましい。具体的には、図16(A)、図17(A)、図17(B)、図18(A)、図18(B)、図18(C)、図19(A)、図19(B)に示した穴のレイアウトが好ましい。このようなレイアウトであれば、スリット数が少ない工具を使用でき、工具によってリードピンをチャックし易くなる。
また、以上説明した基板の穴は、座標として直交座標系の交点に位置していたが、第1の方向XLと第2の方向は直交していなくてもよく、斜行座標系(oblique coordinate system)でも構わない。
1(1Y、1M、1C、1K) 感光ドラム
3 光学走査装置
30(30Y、30M、30C、30K) 半導体レーザ
35 レーザ駆動回路基板
60、70、80、90 リードピン穴

Claims (14)

  1. 各々が4つのレーザ発光部と6つのリードピンとを備える第1、第2発光部材であって、前記6つのリードピンの根本が発光部材の本体に円形に並んでいる前記第1、第2発光部材と、前記第1発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第1の穴と前記第2発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第2の穴とを備えるレーザ駆動回路基板と、前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光を反射し偏向走査する偏向走査手段と、を有し、前記基板の表面に直交する方向に前記基板を見た場合、前記第1発光部材と前記第2発光部材との配列方向が、主走査方向に対応する方向と平行である光学走査装置において、
    前記基板の表面上において、前記6つの第1の穴は、前記主走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1短辺とし、前記主走査方向に対応する方向に交差する交差方向に並んだ3つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1長辺とする平行四辺形を形成するよう配置され、前記6つの第2の穴は、前記主走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2短辺とし、前記交差方向に並んだ3つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2長辺とする平行四辺形を形成するよう配置されており、
    更に、二つの前記第1短辺のうちの一方と二つの前記第2短辺のうちの一方、及び他方の前記第1短辺と他方の前記第2短辺、が夫々一直線上に並ぶように、全ての前記第1の穴及び全ての前記第2の穴が配置されており、
    前記第1、第2発光部材夫々の前記6つのリードピンは前記第1の穴と前記第2の穴の配列に合わせて前記根本よりも先端側が曲げられていることを特徴とする光学走査装置。
  2. 前記交差方向は前記主走査方向に対応する方向と直交する方向であることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  3. 前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光は、前記偏向走査手段で反射されることによって、それぞれ被照射部の表面にスポットを形成し、前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光の前記スポットは、前記偏向走査手段によって偏向走査されることで、それぞれ前記被照射部の表面上を前記主走査方向へ移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学走査装置。
  4. 前記偏向走査手段は複数の反射面を備え、
    前記第1発光部材から出射される光と前記第2発光部材から出射される光は、前記偏向走査手段の異なる前記反射面で反射され、それぞれ異なる被照射部に照射されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学走査装置。
  5. 前記基板は、前記第1発光部材の前記6つのリードピンのそれぞれと、前記第2発光部材の前記6つのリードピンのそれぞれと、に電気的に接続された回路を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学走査装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光学走査装置と、第1感光体と、第2感光体と、を有し、
    前記第1発光部材から出射される光を前記第1感光体に照射して前記第1感光体に潜像を形成し、前記第2発光部材から出射される光を前記第2感光体に照射して前記第2感光体に潜像を形成し、前記第1感光体に形成された潜像と前記第2感光体に形成された潜像にそれぞれトナーを付着させてトナー像を形成し、これらのトナー像を記録材に転写することで、記録材に画像を形成する画像形成装置。
  7. 各々が4つのレーザ発光部と6つのリードピンとを備える第1、第2発光部材であって、前記6つのリードピンの根本が発光部材の本体に円形に並んでいる前記第1、第2発光部材と、前記第1発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第1の穴と前記第2発光部材の前記6つのリードピンがそれぞれ挿入された6つの第2の穴とを備えるレーザ駆動回路基板と、前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光を反射し偏向走査する偏向走査手段と、を有し、前記基板の表面に直交する方向に前記基板を見た場合、前記第1発光部材と前記第2発光部材との配列方向が、副走査方向に対応する方向と平行である光学走査装置において、
    前記基板の表面上において、前記6つの第1の穴は、前記副走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1短辺とし、前記副走査方向に対応する方向に交差する交差方向に並んだ3つの前記第1の穴を結ぶ線分を第1長辺とする平行四辺形を形成するよう配置され、前記6つの第2の穴は、前記副走査方向に対応する方向に並んだ2つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2短辺とし、前記交差方向に並んだ3つの前記第2の穴を結ぶ線分を第2長辺とする平行四辺形を形成するよう配置されており、
    更に、二つの前記第1短辺のうちの一方と二つの前記第2短辺のうちの一方、及び他方の前記第1短辺と他方の前記第2短辺、が夫々一直線上に並ぶように、全ての前記第1の穴及び全ての前記第2の穴が配置されており、
    前記第1、第2発光部材夫々の前記6つのリードピンは前記第1の穴と前記第2の穴の配列に合わせて前記根本よりも先端側が曲げられていることを特徴とする光学走査装置。
  8. 前記交差方向は前記副走査方向に対応する方向と直交する方向であることを特徴とする請求項7に記載の光学走査装置。
  9. 前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光は、前記偏向走査手段で反射されることによって、それぞれ被照射部の表面にスポットを形成し、前記第1及び第2発光部材からそれぞれ出射される光の前記スポットは、前記偏向走査手段によって偏向走査されることで、それぞれ前記被照射部の表面上を前記副走査方向に直交する主走査方向へ移動することを特徴とする請求項7又は8に記載の光学走査装置。
  10. 前記偏向走査手段は複数の反射面を備え、
    前記第1発光部材から出射される光と前記第2発光部材から出射される光は、前記偏向走査手段の同じ前記反射面で反射され、それぞれ異なる被照射部に照射されることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の光学走査装置。
  11. 前記基板は、前記第1発光部材の前記6つのリードピンのそれぞれと、前記第2発光部材の前記6つのリードピンのそれぞれと、に電気的に接続された回路を備えることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の光学走査装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載の光学走査装置と、第1感光体と、第2感光体と、を有し、
    前記第1発光部材から出射される光を前記第1感光体に照射して前記第1感光体に潜像を形成し、前記第2発光部材から出射される光を前記第2感光体に照射して前記第2感光体に潜像を形成し、前記第1感光体に形成された潜像と前記第2感光体に形成された潜像にそれぞれトナーを付着させてトナー像を形成し、これらのトナー像を記録材に転写することで、記録材に画像を形成する画像形成装置。
  13. 前記装置は更に、各々が、4つのレーザ発光部と、6つのリードピンと、を有する第3、第4発光部材であって、前記6つのリードピンの根本が発光部材の本体に円形に並んでいる前記第3、第4発光部材を有し、
    前記第1乃至第4発光部材は、前記基板上の所定の点の周りにこの順に並んでおり、
    前記基板は、12個の穴以外に、前記第3発光部材の6つのリードピンと前記第4発光部材の6つのリードピンが夫々挿入される12個の穴を有することを特徴とする請求項1又は7に記載の光学走査装置。
  14. 各々の前記発光部材は、第1乃至第4の発光点の為の第1乃至第4のリードピン、第1乃至第4の発光点共用のコモンリードピン、フォトダイオード用のPDリードピンを有し、
    前記第1発光部材の第1リードピンが挿入される穴と前記第3発光部材の第1リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第1発光部材の第2リードピンが挿入される穴と前記第3発光部材の第2リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第1発光部材の第3リードピンが挿入される穴と前記第3発光部材の第3リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第1発光部材の第4リードピンが挿入される穴と前記第3発光部材の第4リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第1発光部材のコモンリードピンが挿入される穴と前記第3発光部材のコモンリードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第1発光部材のPDリードピンが挿入される穴と前記第3発光部材のPDリードピンが挿入される穴の位置関係、
    が全て前記所定の点を基準に点対称になっており、
    前記第2発光部材の第1リードピンが挿入される穴と前記第4発光部材の第1リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第2発光部材の第2リードピンが挿入される穴と前記第4発光部材の第2リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第2発光部材の第3リードピンが挿入される穴と前記第4発光部材の第3リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第2発光部材の第4リードピンが挿入される穴と前記第4発光部材の第4リードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第2発光部材のコモンリードピンが挿入される穴と前記第4発光部材のコモンリードピンが挿入される穴の位置関係、
    前記第2発光部材のPDリードピンが挿入される穴と前記第4発光部材のPDリードピンが挿入される穴の位置関係、
    が全て前記所定の点を基準に点対称になっていることを特徴とする請求項13に記載の光学走査装置。
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