JP2018017905A - 光学走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図ると共に、レーザ光をミラー上に安定して照射させ、レーザ光を感光体に安定して導くことができる光学走査装置を提供する。【解決手段】回転多面鏡33により偏向されたレーザ光Lを感光体ドラム1に導くミラー38を備え、回転多面鏡33の反射面33aに直交する線を基準線Wとするとき、半導体レーザ30から出射されたレーザ光Lの主光線は基準線Wに対して副走査方向に所定の角度をもって入射され、半導体レーザ30から出射されたレーザ光Lが感光体ドラム1の表面に直交して入射するときの主光線を基準線Sとするとき、回転多面鏡33の主走査方向に関するミラー38の長さが基準線Sに対して非対称の光学走査装置3において、ミラー38の副走査方向の中心線Fは、ミラー38上に走査されるレーザ光Lの走査線の湾曲に合わせて、感光体ドラム1の軸線方向Hに対して傾けて配置される。【選択図】図7

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に好適な光学走査装置、及び電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)などの画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、複数のレーザ光を用いて各々対応する感光体に静電潜像を形成し、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックのトナーにより可視像化して、それらを重ね合わせてカラー画像を形成するものが広く知られている。
このように感光体の表面にレーザ光を走査して静電潜像を形成する装置として、光学走査装置が広く用いられている。光学走査装置は、装置本体の小型化や走査精度向上のため、従来から様々な構成が提案されている。
例えば特許文献1に記載の構成では、図9に示す様に、レーザ光を出射する2つの光源51M、51Kが副走査方向である矢印+Z方向の異なる位置に配置されている。そして、各々の光源から出射されたレーザ光52M、52Kを回転多面鏡53の同一の反射面に対し、矢印X方向を基準として矢印Z方向に所定の角度θaで入射させる。そして回転多面鏡53はレーザ光52K、52Mを反射面で反射させ、異なる感光体の表面にレーザ光52K、52Mを偏向走査する。これにより装置本体の小型化を図ると共に、2つの光源を精度よく配置することができる。
また特許文献2では、光学走査装置において、レーザ光が感光体と直交するときのレーザ光の主光線を基準線としたとき、主走査方向において走査レンズの長さを非対称にする構成が記載されている。これにより部材の配置の自由度が向上し、装置の小型化を図ることができる。
特開2008−268239号公報 特開平11−311749号公報
特許文献1のようにレーザ光を回転多面鏡の反射面に角度を付けて入射させる構成では、回転多面鏡からミラーを介して感光体にレーザ光を照射する場合、ミラーの反射面上でレーザ光の走査線が湾曲する。これは回転多面鏡からミラーまでの距離(レーザ光の光路長)が、画像中央部よりも画像端部の方が長くなるため、回転多面鏡に入射時の上記角度分、画像端部において画像中央部よりもレーザ光の照射位置がずれるためである。
ここで、上記の様に回転多面鏡の反射面に角度を付けてレーザ光を入射させる構成において、特許文献2の構成の様に、上記基準線に対してミラーの主走査方向の長さを非対称にする構成の場合、次の課題が生じ得る。すなわち、上記基準線に対してミラーの主走査方向の長さが長い側の端部においては、レーザ光の照射位置とミラーの副走査方向端部が接近する。このため、レーザ光がミラー反射面の反射有効域や反射面上から外れるおそれがある。
そこで本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、装置の小型化を図ると共に、レーザ光をミラー上に安定して照射させ、レーザ光を感光体に安定して導くことができる光学走査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る光学走査装置の代表的な構成は、光源と、前記光源から出射されたレーザ光を反射面で反射させて偏向走査する偏向走査手段と、前記偏向走査手段により偏向されたレーザ光を、回転可能に支持された感光体に導くミラーと、を備え、前記偏向走査手段の前記反射面に直交する線を第1の基準線とするとき、前記光源から出射されたレーザ光の主光線は前記第1の基準線に対して副走査方向に所定の角度をもって入射され、前記光源から出射されたレーザ光が前記感光体の表面に直交して入射するときの主光線を第2の基準線とするとき、前記偏向走査手段の主走査方向に関する前記ミラーの長さが前記第2の基準線に対して非対称の光学走査装置において、前記ミラーの前記副走査方向の中心線は、前記ミラー上に走査されるレーザ光の走査線の湾曲に合わせて、前記感光体の軸線方向に対して傾けて配置されることを特徴とする。
本発明によれば、装置の小型化を図ると共に、レーザ光をミラー上に安定して照射させ、レーザ光を感光体に安定して導くことができる。
画像形成装置の断面概略図である。 光学走査装置の斜視図である。 図2の矢印−X方向からみた光学走査装置の断面図である。 図2の矢印+Y方向からみた光学走査装置の断面図である。 光学走査装置の平面概略図である。 ミラーの副走査方向の中心線が感光体ドラムの軸線方向に沿う方向に配置された構成のミラーの正面図である。 ミラーの副走査方向の中心線が感光体ドラムの軸線方向に対して傾けて配置された構成のミラーの正面図である。 ミラーの側面図である。 従来技術の構成を示す断面図である。
(第1実施形態)
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る光学走査装置を備える画像形成装置Aの全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
画像形成装置Aは、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックKの4色のトナーにより記録媒体であるシートに画像を形成する電子写真方式のカラー画像形成装置である。なお、各色の画像形成部にある各部材の構成や動作は、使用するトナーの色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、区別を要する場合には上記トナー色として符号にY、M、C、Kの添え字を付し、特に区別を要しない場合は添え字を省略して総括的に説明する。
図1に示す様に、画像形成装置Aは、シートにトナー像を転写する画像形成部と、画像形成部へシートを供給するシート給送部と、シートにトナー像を定着させる定着部と、を備える。
画像形成部は、図1に示す様に、回転可能に支持された複数の感光体である感光体ドラム1(1Y、1M、1C、1K)と、感光体ドラム1を帯電させる帯電ローラ2(2Y、2M、2C、2K)を備える。また光学走査装置3、現像装置4(4Y、4M、4C、4K)を備える。また一次転写ローラ7(7Y、7M、7C、7K)、二次転写ローラ13、二次転写対向ローラ14、中間転写ベルト8、架張ローラ5などを備える中間転写ユニットを備える。
画像形成に際しては、不図示の制御部がプリント信号を発すると、シート積載部9に積載収納されたシートPが給送ローラ11、搬送ローラ12により画像形成部に搬送される。
一方、画像形成部においては、まず感光体ドラム1が帯電ローラ2によって表面を帯電させられる。その後、不図示の画像データ入力部から入力された画像データに基づいて、光学走査装置3が感光体ドラム1表面にレーザ光L(LY、LM、LC、LK)を照射して感光体ドラム1表面に静電潜像を形成する。この静電潜像を現像装置4によってトナーを付着させて現像することにより感光体ドラム1上にトナー像(現像剤像)が形成される。
感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、感光体ドラム1と一次転写ローラ7から形成される一次転写部において、一次転写ローラ7に一次転写バイアスが印加されることで中間転写ベルト8にそれぞれ一次転写される。
中間転写ベルト8は、不図示の駆動手段により駆動力が入力されることで回転し、これにより二次転写ローラ13と二次転写対向ローラ14から形成される二次転写部にトナー像が到達する。この二次転写部において、二次転写ローラ13に二次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト8の外周面上のトナー像がシートに転写される。
トナー像が転写されたシートは、定着装置15に送られ、加熱、加圧されてトナー像がシートに定着された後、排出ローラ16により画像形成装置Aの外側に排出される。
<光学走査装置>
次に、光学走査装置3の構成について説明する。
図2は、光学走査装置3の斜視図である。図2に示す様に、光学走査装置3は、光源としての半導体レーザ30(30Y、30M、30C、30K)、コリメータレンズ31(31Y、31M、31C、31K)、シリンドリカルレンズ32を備える。これらの光学部材は入射光学系を構成する。
またスキャナモータ34、回転多面鏡33(偏向走査手段)、第1走査レンズ36(36a、36b)、第2走査レンズ37(37a、37b、37c、37d)、ミラー38(38a〜38f)を備える。これらの光学部材は走査光学系を構成する。そして入射光学系と走査光学系は光学箱40に精度良く収納されている。
次に、光学走査装置3の基本動作について説明する。
図3は、図2に示す矢印−X方向から見た光学走査装置3の断面図である。図3に示す様に、レーザ駆動回路基板35によって駆動制御された半導体レーザ30から出射された発散光のレーザ光Lは、コリメータレンズ31によって平行化されたレーザ光束に変換される。その後、レーザ光Lはシリンドリカルレンズ32を透過することで、副走査方向にのみ収束されて回転多面鏡33の反射面33a上に線像として結像する。
また本実施形態では、半導体レーザ30C、30Kは副走査方向の異なる位置に隣り合って配置されている。そして半導体レーザ30C、30Kから出射されたレーザ光LC、LKは、回転多面鏡33の反射面33aに直交する線を基準線W(第1の基準線)としたとき、基準線Wに対して副走査方向に角度θb(所定の角度)をもって同一の反射面33aに入射する。そしてレーザ光LC、LKは、後述する通り、感光体ドラム1C、1K(異なる感光体)上にそれぞれ走査される。このような構成により光学走査装置3の小型化を図ることができる。なお、半導体レーザ30Yと30Mについても同様の構成である。
図4は、図2で示す矢印+Y方向から見た光学走査装置3の断面図である。図4に示す様に、回転多面鏡33の反射面33aに入射した各レーザ光Lは、回転多面鏡33がスキャナモータ34により回転駆動することで、反射面33aに反射されて偏向される。
偏向されたレーザ光Lは、レーザ光LY、LMに関しては、第1走査レンズ36aを透過後、LYは第2走査レンズ37bを透過し、ミラー38cで反射された後に感光体ドラム1Yにスポット像として結像する。またレーザ光LMは、ミラー38bで反射された後、第2走査レンズ37aを透過し、ミラー38aで反射されて感光体ドラム1Mに結像する。またレーザ光LC、LKは矢印−X方向に偏向され、それぞれ第1走査レンズ36b、第2走査レンズ37c、37dを透過した上で、ミラー38d、38e、38fで反射されて感光体ドラム1C、1Kに結像する。
このようにして光学走査装置3は、レーザ光Lを感光体ドラム1上に走査して静電潜像を形成する。具体的には、回転多面鏡33の回転によりレーザ光Lの偏向される角度が変化してレーザ光Lが結像したスポット像が主走査方向に走査される。また感光体ドラム1が回転することによりレーザ光Lが結像したスポット像が副走査方向に走査される。
なお、図4において、レーザ光Lが反射面33aに直交して入射して反射面33aに反射されたときの光路を基準線Vとして示す。レーザ光Lは、回転多面鏡33の反射面33aへの入射角度θb分だけ、基準線Vから矢印±Z方向にずれて斜めからミラー38上に照射される。
<位置関係>
次に、光学走査装置3を構成する各部材の位置関係等について説明する。図5は、光学走査装置3の平面概略図である。なお、説明の便宜上、図5ではレーザ光LK、LYをミラー38c、38fで反射させずに展開して図示している。
図5に示す様に、回転多面鏡33で偏向されたレーザ光LKが、感光体ドラム1K表面と直交するときのレーザ光LKの主光線を基準線S(第2の基準線)とする。このとき、感光体ドラム1K上の有効書き込み領域の主走査方向の端部うち、基準線Sに対して半導体レーザ30Kに近い側の端部に向かうレーザ光LKの主光線と基準線Sとが成す画角をθ1とする。また他方の端部に向かうレーザ光LKの主光線と基準線Sとが成す画角をθ2とする。このとき、θ1>θ2の条件を満たすように画角θ1、θ2が設定されている。
また第2走査レンズ37dの主走査方向の長さに関して、基準線Sから半導体レーザ30Kに近い側の端部までの長さをL1、他方側の端部までの長さをL2とするとき、L1>L2の条件を満たすように長さが設定されている。
またミラー38fを配置するのに必要な光学箱40の主走査方向の長さに関して、基準線Sから半導体レーザ30Kに近い側の端部までの長さをM1、他方側の端部までの長さをM2とする。このとき、M1>M2の条件を満たすように長さが設定されている。
またミラー38fの主走査方向の長さに関して、基準線Sから半導体レーザ30Kに近い側の端部までの長さをN1、他方側の端部までの長さをN2とする。このとき、N1>N2の条件を満たすようにミラー38fの長さが設定されている。つまり、ミラー38fの主走査方向の長さは基準線Sに対して非対称であり、基準線Sより半導体レーザ30Kに近い側の長さが、遠い側の長さよりも長くなっている。
以上説明した構成により、半導体レーザ30Kから回転多面鏡33までの距離を十分確保して光学特性を向上させると共に、基準線Sからみて主走査方向の半導体レーザ30から遠い側の部材や光学箱40の突出量を小さくして装置の小型化を図ることができる。
なお、半導体レーザ30Y、30Kから出射されたレーザ光LY、LKは、回転多面鏡33に対して同じ方向から入射し、回転多面鏡33によりそれぞれ反対方向に偏向されて走査される。そしてレーザ光LYが偏向された側の部材に関しても、上記のレーザ光LKが偏向された側の部材の位置関係や長さと同様の関係となっている。
<ミラー>
次に、ミラー38の構成について、ミラー38fを例示して詳しく説明する。
本実施形態の光学走査装置3では、ミラー38fの反射面上に照射されるレーザ光LKの走査線は湾曲する。これは以下の理由によるものである。
すなわち、ミラー38の反射面上に照射されるレーザ光Lは、回転多面鏡33の反射面33aに入射角度θbをもってレーザ光Lが入射するため、基準線Sから主走査方向にずれていって光路長が長くなるにつれて図4に示す矢印±Z方向にずれて照射される。このため、ミラー38fの反射面上では、基準線Sよりも主走査方向の端部側にいくにつれてレーザ光LKの照射位置が矢印+Z側(図4)にずれて照射されることになる。このような理由により、ミラー38fの反射面において、レーザ光LKの走査線が湾曲形状となる。
ここで本実施形態では、前述した通り、基準線Sに対してミラー38fの主走査方向の長さが非対称となっている。このため図5に示す様に、反射面33a上の偏向点Dからミラー38fまでのレーザ光LYの光路長は、基準線Sと重なる部分をT3、基準線Sより半導体レーザ30に近い側の最長部をT1、他方側の最長部をT2とすると各々の長さはT1>T2>T3となる。
従って、図6に示す様に、ミラー38fの副走査方向の中心線Fが感光体ドラム1の軸線方向に沿う方向に配置される構成の場合、次の問題が生じ得る。すなわち、ミラー38fの反射面上に照射されるレーザ光LKの位置は、半導体レーザ30Kに近い側の位置が、反対側や基準線S近傍に比較して、ミラー38fの副走査方向(矢印Z方向)の端部Gに近くなる。このようにレーザ光LKの照射位置と端部Gとの距離LGが小さくなると、レーザ光LKがミラー38fの反射面上の反射有効域や、反射面上から外れるおそれがある。
これを防止するためにミラー38fを副走査方向に大きくして、レーザ光LKが確実に反射有効域に当たるようにする構成も考えられるが、ミラー38fが大型化するため、装置の大型化やコストアップにつながる。
そこで本実施形態では、図7に示す様に、ミラー38fの副走査方向の中心線Fを、ミラー上のレーザ光LKの走査線の湾曲に合わせて、感光体ドラム1Kの軸線方向Hに対して傾けて配置する。すなわち本実施形態では、回転中心Ccを基準線S近傍とし、ミラー38fの副走査方向の中心線Fを感光体ドラム1Kの軸線方向Hに沿う位置から矢印R方向に傾けた位置に配置する。またこのとき、上記基準線Sに対して主走査方向の半導体レーザ30K側の走査線の端部の位置をミラー38fの反射面上の有効反射域の内側に位置させるように、ミラー38fの副走査方向の中心線Fを傾けて配置する。
これにより、ミラー38fの反射面上に照射されるレーザ光LKの走査線をより確実に有効反射域の内側に位置させることができる。従って、上述した構成により装置の小型化を維持すると共に、レーザ光LKをミラー38f上に安定して照射させ、レーザ光LKを感光体ドラム1Kに安定して導くことができる。
以下、ミラー38fを傾けて配置するための構成について説明する。図8は、ミラー38fの側面図である。図7、図8に示す様に、ミラー38fは、光学箱40に設けられた支持部材としてのミラー支持部材41(41a、41b、41c、41d)によって支持されている。ミラー支持部材41は、主走査方向において基準線Sを跨ぐように両側に2ヶ所に配置されている。またミラー38fは、ミラー支持部材41に対して不図示の板バネ等の弾性部材により加圧されて固定されている。
またミラー38fを走査線の湾曲に合わせて傾けて配置するため、基準線Sに対して半導体レーザ30K側(一方側)のミラー支持部材41cと他方側のミラー支持部材41dの相対高さが異なっている。この相対高さについては、例えばミラー支持部材41cとミラー支持部材41dとの間の距離が130mmの場合、これらの相対高さを約1mm変えて、図7のR方向に傾ける角度を0.5°程度にする構成が好ましい。
なお、本実施形態ではミラー38fを例示して説明したものの、他のミラー38(38a〜38e)も同様の構成となっており、これにより上記同様の効果を奏することができる。
1…感光体ドラム(感光体)
3…光学走査装置
30…半導体レーザ(光源)
33…回転多面鏡(偏向走査手段)
33a…反射面
38…ミラー
A…画像形成装置
L…レーザ光
H…感光体ドラムの軸線方向(感光体の軸線方向)
F…ミラーの副走査方向の中心線
S…基準線(第2の基準線)
W…基準線(第1の基準線)

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源から出射されたレーザ光を反射面で反射させて偏向走査する偏向走査手段と、
    前記偏向走査手段により偏向されたレーザ光を、回転可能に支持された感光体に導くミラーと、
    を備え、
    前記偏向走査手段の前記反射面に直交する線を第1の基準線とするとき、前記光源から出射されたレーザ光の主光線は前記第1の基準線に対して副走査方向に所定の角度をもって入射され、
    前記光源から出射されたレーザ光が前記感光体の表面に直交して入射するときの主光線を第2の基準線とするとき、前記偏向走査手段の主走査方向に関する前記ミラーの長さが前記第2の基準線に対して非対称の光学走査装置において、
    前記ミラーの前記副走査方向の中心線は、前記ミラー上に走査されるレーザ光の走査線の湾曲に合わせて、前記感光体の軸線方向に対して傾けて配置されることを特徴とする光学走査装置。
  2. 前記ミラーは、前記第2の基準線に対して前記主走査方向の前記ミラーの長さが長い側の前記走査線の端部の位置が有効反射域の内側に位置するように、前記副走査方向の中心線が前記感光体の軸線方向に対して傾けて配置されることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  3. 前記光源は、前記副走査方向の異なる位置に配置された複数の光源であり、
    前記感光体は、複数の感光体であり、
    前記偏向走査手段は、前記複数の光源から出射されたレーザ光を同一の反射面で反射させて異なる感光体に偏向走査することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学走査装置。
  4. 前記ミラーの前記主走査方向の長さは、前記第2の基準線に対して、前記光源に近い側の長さが前記光源から遠い側の長さよりも長いことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光学走査装置。
  5. 前記ミラーは、前記感光体の前記軸線方向に沿った方向に前記副走査方向の中心線がある位置を基準として、前記第2の基準線の近傍を回転中心として回転した位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光学走査装置。
  6. 前記ミラーを支持する支持部材を備え、
    前記支持部材は、前記第2の基準線に対して前記主走査方向の両側に設けられ、一方側の高さと他方側の高さとが異なることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の光学走査装置。
  7. 感光体にレーザ光を走査して静電潜像を形成し、前記静電潜像を現像して画像を形成する画像形成装置において、
    前記感光体にレーザ光を走査する装置として、前記請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の光学走査装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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