JP4375017B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の光ビームによって感光体上に形成した複数の画像を重ね合わせて単一の画像として出力する電子写真方式の画像形成装置に関し、より詳しくは、画像情報に基づき複数の発光部を有するマルチビームレーザ等の光源の各発光部を点灯し、各発光部から出力された複数の光ビームによって感光体を露光走査する機能を有する、例えば、カラーレーザビームプリンタ、カラーデジタル複写機等の電子写真装置などの画像形成装置に関する。
近年のカラーレーザビームプリンタをはじめとしとするカラー画像形成装置は、低コストで高速かつ高画質である要求が高い。
画像形成装置を高速化する方法としては、各色ごとに個別に設けられた感光体上に光ビームを走査させて色毎の画像を形成し、転写媒体上で複数の画像を重ね合わせてカラー画像を形成するタンデム方式が広く知られている。
従来、この種のカラー画像形成装置としては、たとえば特許文献1(特開昭63―271275号公報)に開示されている方法がある。
この方法は特許文献1の第1図に示すように、イエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)、ブラック(Black)の4色の画像形成に対応した4つの感光体を配置し、感光体毎に光ビームを走査する光走査装置を設けて4色同時に画像形成動作することで高速化する方式であり、4つの光走査装置は同じ構成となっている。
この方式では、各光走査装置に設けられたミラーなどの光学部品、あるいは光走査装置そのものを微調整することで、感光体上に露光される光ビームの位置を微調整し、合成される4色間での光ビームの位置ずれを補正している。
また、特許文献2(特開昭59−123368号公報)に開示されている方法は、特許文献2の第2図に示すように、1つの回転多面鏡の異なる反射面に複数のビームを入射させて、部品点数の低減を図った例である。
この方法では、複数の光ビームを回転多面鏡の異なる反射面に入射させるため、回転多面鏡により反射偏向される光ビームは、それぞれが回転多面鏡に対して異なる方向へ反射偏向される。
回転多面鏡により異なる方向へ反射変更された光ビームは、感光体上での主走査方向の向きが互いに異なる方向となる。
この方式では、各光走査装置に設けられたミラーなどの光学部品を微調整することで、感光体上に露光される光ビームの位置を微調整し、合成される4色間での光ビームの位置ずれを補正している。
さらに、特許文献3(特開平9−184991号公報)に開示されている方法は、特許文献3の図1、及び図2に示すように、1つの回転多面鏡に複数の光ビームを入射させるとともに、走査光学系に使用する部品の共通化をも図った例である。
この方法では、複数の光ビームを回転多面鏡の同じ反射面に入射させるため、回転多面鏡により反射偏向される光ビームは、それぞれが回転多面鏡に対して同じ方向へ反射偏向される。
回転多面鏡により同じ方向へ反射変更された光ビームは、感光体上での主走査方向の向きが全て同じ方向となる。
この方式では、各光走査装置に設けられたミラーなどの光学部品を微調整することで、感光体上に露光される光ビームの位置を微調整し、合成される4色間での光ビームの位置ずれを補正している。
また、画像形成装置を高画質化する方法として、光源に複数の発光部を2次元的に配置した面発光レーザを使用する方法が知られている。
特許文献4(特開2001−215423号公報)に開示されている方法は、特許文献4の図3に示すように、光源として発光部が2次元的に配置された面発光レーザを使用した例であり、36個の発光部を1つの面発光レーザ上に形成している。
面発光レーザから射出された36本の光ビームを同時に感光体上に走査露光することで、2400dpiの高密度光書き込みを可能にしている。
図3に示したように、面発光レーザは、主走査方向に複数の発光部がオフセットして配置されているため、画像形成時にはこのオフセット量を補正するように各発光部の主走査点灯タイミングを制御する。
また、画像領域外に同期用の光センサを設けて、主走査方向の画像書き出し開始位置を制御するが、光センサ上で点灯する発光部を36個の発光部のうちの副走査方向に並んだ1列(6個)のみとすることで、2次元的な広がりを持つ露光像により画像書き出し開始位置がずれることを防止している。
このように発光部が2次元的に配置された面発光レーザを使用した光学系では、面発光レーザから射出される複数の光ビームは、光軸を法線とすると2方向の軸を持ち、この2軸で定まる平面内に2次元的に複数の光ビームが配置されることになる。
主走査方向をX軸、副走査方向をY軸とすると、たとえば図3では36個の発光部が6個ずつ副走査方向に整列して配置されているので、X軸上では36個の発光部は6個の座標を持つが、Y軸上では36個の座標を持つ。
このような複数の発光部が2次元的に配置されたマルチビームレーザを使用した光学系では、光学系内に光ビームを折り返すためのミラーがあると、折り返す方向によって2つの軸のうち、いずれかの軸の向きが反転する。
すなわち、図17に示すように、光学系に主走査方向へ折り返すミラー100,102があると、そのミラー100,102を通過する前後では光ビーム束のX軸方向の向きが反転する。
また、図18に示すように、光学系に副走査方向へ折り返すミラー104,106があると、そのミラー104,106を通過する前後では光ビーム束のY軸方向の向きが反転する。
特開昭63―271275号公報 特開昭59−123368号公報 特開平9−184991号公報 特開2001−215423号公報
カラー画像形成装置を高速かつ高画質化するためには、以上述べたようにカラー画像形成装置をタンデム構成かつ面発光レーザ等の2次元マルチビームレーザを使用する方法が有効であるが、これらを同時に実装すると以下に示すような問題点が生ずる。
すなわち、発光部に2次元のマルチビームレーザを使用した場合、カラー画像形成装置内の複数の色間に対応する光学系が異なると、感光体上での複数の光ビームの配置が各色間で異なってしまう場合がある。
特許文献1の第1図に示したような感光体毎に光ビームを走査する光走査装置を設けた方式で、4つの光走査装置が同じ構成であれば、4つの感光体上での2次元光ビームの2軸の向きは同じになり、前記したような問題は発生しない。
しかし画像形成装置内部レイアウトの制約等の理由から一部の光走査装置を変更する場合や、白黒出力の生産性を上げるためにブラックのみ高速出力するような画像形成装置の場合は、ブラックの光学系を他の3色と異なる光学系に変更する場合があり、このような場合には画像形成装置内の全色を必ずしも全く同じ光学系で構成することは困難となり、無理に同じ光学系を使用すると、ミラー枚数の増加等コストアップの原因となってしまう。
本発明は、複数の発光部を2次元的に配置した光源を使用したカラー画像の形成が可能な画像形成装置において、各色の光学系の構成が異なり、感光体上のビーム配置を揃えることができない場合であっても、各画像を正確に重ね合わせることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、光ビームを出射する複数の発光部を2次元的に配置した複数の光源と、前記光源毎に設けられ前記光源の各発光部を駆動する光源駆動回路と、前記光源駆動回路へ前記発光部毎の画像信号を出力する画像信号出力装置と、各光源毎に対応して配置された複数の感光体と、同一の前記光源から射出された複数の光ビームを走査光学系により前記光源に対応した前記感光体上で走査露光させて潜像を形成し、前記潜像を現像して各感光体上に形成した画像を複数重ね合わせて単一の画像として出力する画像形成装置であって、前記発光部の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部、主走査方向に並ぶ発光部の点灯タイミング、及び、発光部の副走査方向の点灯順を選択する走査選択手段と、前記走査選択手段に接続され、前記走査選択手段に対して発光部の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部、主走査方向に並ぶ発光部の点灯タイミング、及び、発光部の副走査方向の点灯順を指示する選択信号を出力する外部指示手段と、を有することを特徴としている。
次に、請求項1に記載の画像形成装置の作用を説明する。
画像信号出力装置から出力された画像信号は、光源駆動回路を介して光源の発光部へ出力され、発光部は画像信号に基づいて光ビームを出射する。
光ビームは、走査光学系により感光体上を主走査される。なお、感光体表面が主走査方向と直交する方向へ移動することで副走査が行なわれる。
このようにして、各感光体上に潜像が形成され、潜像を現像して形成した画像が複数重ねられて単一の画像が得られる。
ここで、複数の発光部が2次元的に配置された光源を用いた場合、感光体間で光学系が異なると、感光体上での複数の光ビームの配置が感光体間で異なってしまう場合があるが、外部指示手段を用いて、走査選択手段に対して発光部の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部、主走査方向に並ぶ発光部の点灯タイミング、及び、発光部の副走査方向の点灯順を指示することで、同一の光源から出射して感光体上に照射される複数の光ビームの副走査方向の画像データ順が、各感光体間で同じにすることができ、これによって、各感光体で形成された画像を正確に重ね合わせることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記走査選択手段は、前記画像信号出力装置と前記光源駆動回路との間で、前記画像信号出力装置から前記光源駆動回路への各発光部に対する画像信号の入力を設定する、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載の画像形成装置の作用を説明する。
請求項2に記載の画像形成装置では、画像信号出力装置と光源駆動回路との間で、画像信号出力装置から光源駆動回路への各発光部に対する画像信号の入力が設定される。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記走査選択手段は、前記光源駆動回路と前記光源との間で、前記画像信号出力装置から前記光源駆動回路への各発光部に対する画像信号の入力を設定する、ことを特徴としている。
次に、請求項3に記載の画像形成装置の作用を説明する。
請求項3に記載の画像形成装置では、走査選択手段が、光源駆動回路と光源との間で、画像信号出力装置から光源駆動回路への各発光部に対する画像信号の入力を設定する。
以上説明したように本発明によれば、複数の発光部が2次元的に配置された光源を用いた場合で、感光体上での複数の光ビームの配置が感光体間で異なってしまう場合であっても、外部指示手段を用いて、走査選択手段に対して発光部の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部、主走査方向に並ぶ発光部の点灯タイミング、及び、発光部の副走査方向の点灯順を指示することができるので、同一の光源から出射して感光体上に照射される複数の光ビームの副走査方向の画像データ順を各感光体間で同じにし、各感光体で形成された画像を正確に重ね合わせることができる。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10を説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置10は、ブラックの画像を形成する電子写真ユニット10K、シアンの画像を形成する電子写真ユニット10C、マゼンタの画像を形成する電子写真ユニット10M、及びイエローの画像を形成する電子写真ユニット10Yを備えている。
電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yは、各々感光体ドラム12、帯電装置14、現像装置16、転写装置18、クリーニング装置20を備えている。
ここで、ブラックの画像を形成する電子写真ユニット10Kの感光体ドラム12は、他の電子写真ユニット10C、10M、10Yの感光体ドラム12よりも径が大きくなっており、白黒画像を出力することによって電子写真ユニット10Kの感光体ドラム12のみが早く寿命に達してしまうことを防止している。
電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yは、水平に配置されており、電子写真ユニット10K、10Cの上方にはブラック、及びシアン用の光走査装置22CK、電子写真ユニット10M、10Yの上方にはマゼンタ、及びイエロー用の光走査装置22MYが配置されている。
また、電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yの下方には、ロール24A〜Gで支持されたベルト状の中間転写体26が配置されている。
なお、中間転写体26は、ロール24A〜Gによって図1の矢印A方向に駆動される。
中間転写体26は、感光体ドラム12と転写装置18のロールとで挟持されており、感光体ドラム12のトナー像が中間転写体26に転写されるようになっている。
中間転写体26の下方には、複数枚の用紙28を積み重ねる用紙トレイ30が配置されている。
用紙トレイ30の上方には、用紙28を搬送するロール32A〜Fが配置されている。
用紙28は、ロール32A〜Fにより1枚づつ搬送されるようになっており、用紙28は、ロール32Fとロール24Eとの間で、中間転写体26に接触し、中間転写体26上の画像が転写されるようになっている。
なお、画像の転写された用紙28は、定着器34を介して装置外へと搬送される。
(光走査装置の詳細)
次に、光走査装置22YM、及び光走査装置22CKを詳細に説明する。
図2には、光走査装置22YMと光走査装置22CKとが重なって示されている。図2において実線が光走査装置22YMのY色とM色及び光走査装置CKのC色の光路であり、点線が光走査装置22CKのK色の光路である。
光走査装置22YM、及び光走査装置22CKは、各々筐体36を備えている。
筐体36の内部には、回転多面鏡38、2枚組みのFθレンズ40A,B、折り返しミラー42、折り返しミラー44、副走査方向に屈折率を有するシリンドリカルミラー46、折り返しミラー48、折り返しミラー50、折り返しミラー52、シリンドリカルミラー54が設けられている。
2つの感光体ドラム12に対する2つの光源(図2では図示せず。詳細は後述する。)からの光束は、一つの回転多面鏡38によって偏向反射され、2枚組みのFθレンズ40A,Bで光束が感光体ドラム12上を等速で走査するように主走査方向において結像される。
マゼンタ(M)とブラック(K)の光路で説明すると、Fθレンズ40A,Bを通過した光束は、折り返しミラー42、44で折り返され、シリンドリカルミラー46、折り返しミラー48を介すことで副走査方向において感光体ドラム12上に結像される。
なお、シリンドリカルミラー46は、回転多面鏡38の面倒れ補正光学系としても機能している。
一方、イエロー、及びシアンでは、折り返しミラー50、52、及びシリンドリカルミラー54を介して感光体ドラム12に至る。
一つの筐体36内に収められる2つの光学系は、同じFθレンズ40A,Bを共用しているので、回転多面鏡38から感光体ドラム12までの光路長は、2つの光学系で同一となっている。
また、光走査装置22CKと光走査装置22YMは同一構成のFθレンズ40A,Bを共用しているので、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック全ての光路長は筐体36間で同一となっている。
しかしながら、ブラックはマゼンタよりも筐体36から感光体ドラム12までの距離が短いため、筐体36の内部ではブラックの光路長をマゼンタの光路長よりも長くしなければならない。
そのため、図2に示すように、折り返しミラー44、48とシリンドリカルミラー46の位置を、ブラックとマゼンタとで少しずつ変えて光路長の差を吸収している。
図3は、光学走査装置22YMの光学系を上から見た平面図である。
なお、図3では、Fθレンズ40A,Bから光源側の光学系のみを記載しており、その他は省略している。
光学走査装置22YMは、イエロー用の光源56Yとマゼンタ用の光源56Mを備えている。光源56Y、及び光源56Mは、各々複数の光ビームを射出する、いわゆる面発光レーザアレイである。
本実施形態の光源56Y、光源56M、光源56C、及び光源56Kは、全て同一構造の面発光レーザアレイであり、それぞれ図4に示すように、36本の光ビームを射出するために36個の発光部37を有するものである。
図4(A)〜(D)は、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラック用の各光ビームに対し、それぞれ回転多面鏡38側から光源を見た図であり、図4での上下方向は、回転多面鏡38の回転軸の上下方向と一致させて示している。
図4の図中、例えば、(1−1)は複数の発光部37の内の1列目の1番目を意味し、(6−6)は6列目の6番を意味する。
なお、各マルチレーザビームの向きを分かりやすくするために、図4に示す複数の発光部37のうちの特定のもの(6−6)を黒丸で図示している。
図4に示すように、本実施形態では、光源56Y、光源56M、光源56C、及び光源56Kは、全て同じ向きに取り付けているため、光源側では、主走査方向の軸の向きと副走査方向の軸の向きが全て同じになっている。
(駆動制御部の詳細)
図5(A)には、光源56Yに接続される電気系のブロック図が示されている。なお、光源56M、光源56C、及び光源56Kに接続される電気系も同様の構成であるので説明は省略する。
図5(A)に示すように、光源56Yには、光源駆動回路90、走査選択手段92、及び画像信号出力装置94が順に接続されて構成された駆動制御部96が接続されており、光源56Yはこの駆動制御部96によって駆動される。
画像信号出力装置98には、後述する同期用光センサ74が接続されており、同期用光センサ74からの同期信号(SOS信号)が入力されると共に、図示しない画像入力装置や画像処理装置、或いはネットワークを介して接続されたPC等の他の装置から送信された画像データが入力される。
画像信号出力装置98は、同期用光センサ74から出力された同期信号に基づいて、光ビームの各回の主走査における画像形成期間(光ビームが感光体上の画像形成領域を走査している期間)に、光源56Yに設けられている個々の発光部37の点消灯を各々独立に制御することで感光体上に画像を形成させるための画像信号を生成し、光源駆動回路90側へ出力する。
画像信号出力装置94から出力された画像信号は、光源駆動回路90に入力され、光源56Yの各発光部37の点消灯が各々独立に制御される。これにより、感光体上の画像形成領域に画像が形成されることになる。
走査選択手段92には、発光部37の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部37、主走査方向に並ぶ発光部37の点灯タイミング、及び、発光部37の副走査方向の点灯順を指示する選択信号を出力する外部指示手段99が接続されている。
オペレータは、外部指示手段99により、発光部37の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部37、主走査方向に並ぶ発光部37の点灯タイミング、及び、発光部37の副走査方向の点灯順を設定することができる。
なお、図5(A)において符号0〜35は、画像データ(VDATA)の番号を示している。
図3に示すように、光源56Yの光ビーム射出側には、コリメートレンズ58Y、光源56Mから出射された光ビームを反射する反射ミラー60、シリンドリカルレンズ62Y、シリンドリカルレンズ62M、光ビームの一部分を反射するハーフミラー64、回転多面鏡38が順に配置されている。
ここで、図1、2から分かるように、イエロー用の光ビームとマゼンタ用の光ビームとは、回転多面鏡38入射時の高さがずれており、イエロー用の光ビームがマゼンタ用の光ビームよりも上側に位置している。
したがって、光源56Mから出射された光ビームを反射する反射ミラー60は、イエロー用の光源56Mから出射された光ビームの光路よりも下側に配置されており、マゼンタ用の光ビームだけを反射してマゼンタ用の光ビームの光路と、イエロー用の光ビームの光路とが上から見て重なるようにしている。
また、反射ミラー60から見て光源56Yの方向とは90°の方向に、コリメートレンズ66M、及び光源56Mが配置されている。
光源56Yから射出された複数の光ビームはコリメートレンズ58Yで略平行光とされ、光源56Mから射出された複数の光ビームはコリメートレンズ66Mで略平行光とされる。
前述したように、イエロー用の光ビームの光路とマゼンタ用の光ビームの光路とは高さが異なっており、少なくともFθレンズ40A,Bまでは、イエロー用の光ビームの光路がマゼンタ用の光ビームの光路よりも上側に位置している。
なお、シリンドリカルレンズ62Yの下側にシリンドリカルレンズ62Mが配置されており、図3に示すように、上から見るとシリンドリカルレンズ62Yとシリンドリカルレンズ62Mとが重なっている。
シリンドリカルレンズ62Yはコリメートされたイエロー用の光ビームを副走査方向にのみ集光させ、シリンドリカルレンズ62Mはコリメートされたマゼンタ用の光ビームを副走査方向にのみ集光させる。
ハーフミラー64は、光ビームの一部を分離し、光量検出用センサ68へ光ビームを反射する。面発光レーザは、端面発光レーザのように光量検出用のバックビームが無いため、フロントビームから光量検出する必要がある。
なお、ハーフミラー64を透過したイエロー用の光ビームYBは、回転多面鏡38で偏向反射され、図2に示すように、Fθレンズ40A,B、折り返しミラー50、折り返しミラー52、及びシリンドリカルミラー54を介して感光体ドラム12に至る。
一方、ハーフミラー64を透過したマゼンタ用の光ビームMBは、回転多面鏡38で偏向反射され、図2に示すように、Fθレンズ40A,B、折り返しミラー42、折り返しミラー44、及びシリンドリカルミラー46、折り返しミラー48を介して感光体ドラム12に至る。
図3に示すように、光走査装置22YMには、回転多面鏡38の各反射面で感光体ドラム12を露光するときのタイミングを合わせるために、感光体走査開始前のビーム通過タイミングを検出するビーム通過タイミング検出手段70が設けられている。
ビーム通過タイミング検出手段70は、光ビームの走査範囲のうち走査開始側の端部(SOS:Start Of Scan)に相当する位置に配置されるピックアップミラー72、及び予め決められた同期用の光ビームを検出するための同期用光センサ74を備えている。
ピックアップミラー72は、感光体走査前の同期用の光ビーム(図4参照。1列分6本)を反射し、ピックアップミラー72で反射された同期用の光ビームが同期用光センサ74に入射する。
なお、光走査装置22CKも光学走査装置22YMと同様の構成であるので、説明は省略する。
本実施形態では、各光学系における折り返しミラーの枚数が以下の表1のように設定されている。なお、回転多面鏡38の反射面は、光ビームを主走査方向へ折り返すので、折り返しミラーとしてカウントしている。
Figure 0004375017
即ち、本実施形態では、イエローとシアンの光学系において、折り返しミラーは各々4枚であり、主走査方向への折り返しミラーは1枚(回転多面鏡38の反射面)、副走査方向への折り返しミラーは3枚(折り返しミラー50、52、シリンドリカルミラー54)である。
また、マゼンタとブラックの光学系において、折り返しミラーは6枚であり、主走査方向への折り返しミラーは2枚(回転多面鏡38の反射面、反射ミラー60)、副走査方向への折り返しミラーは4枚(折り返しミラー42、44、48、シリンドリカルミラー46)である。
本実施形態では、イエローの光学系とマゼンタの光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)であり、副走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)となる。また、ブラックとの光学系とシアンの光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)であり、副走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)となる。
(作用)
次に、本実施形態の画像形成装置10の作用を説明する。
本実施形態では、図4に示すように、イエロー用の光源56Y、シアン用の光源56C、マゼンタ用の光源56M及びブラック用の光源56Kを全て同じ向きに取り付けており、イエロー用の光学系とマゼンタ用の光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)、副走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)とし、ブラック用の光学系とシアン用の光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)、副走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)としているので、図6(A)〜(D)に示すように、感光体上では、マゼンタとブラックの像は、イエローとシアンの像に対して光軸回りに180°回転している。
図6(A)〜(D)は、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラック用の各発光部37から出射した光ビームYB,MB,CB,KBに対し、それぞれ回転多面鏡38側から感光体ドラム12を見た図であり、図6での上下方向は、回転多面鏡38の回転軸の上下方向と一致させて示している。
なお、像(各光ビーム)の向きを分かりやすくするために、図6に示す複数の光ビームのうちの特定のものを黒丸で図示している(なお、図4における黒丸と、図6における黒丸とが対応している。)
図7は、本実施形態の折り返しミラーによる複数の光ビーム(2次元ビーム)の軸方向の変化を示している。
図7に示すように、感光体上に形成する画像の主走査方向、及び副走査方向がイエロー、シアンとマゼンタ、ブラックでそれぞれ180°回転している。
ここで、1つの光源の36個の発光部37に対応する36個のデータ(VDATA.0〜VDATA.35)を用意し、例えば、(1−1)の発光部37にデータ(VDATA.0)を、(6−6)の発光部37にデータ(VDATA.35)が入力するようにデータを順に入力することを考えると、図8(A)、及び図8(B)に示すように、イエロー、シアンに対して、マゼンタ、ブラックでは、感光体ドラム上でのデータの順番が副走査方向で逆になってしまう。
したがって、上述した光学系の構成の場合、外部指示手段99より指示を行い、例えば、図8(C)に示すように、マゼンタ、及びブラックのデータ(VDATA)の順番を入れ換え、イエロー、及びシアンのデータの順とは逆に設定する。
これにより、感光体上の光ビームの2次元像が反転していても、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの全ての色の画像を正確に感光体上に形成することが出来る。
なお、画像形成装置10のレイアウトが許されれば、イエロー用の光源56Y、及びシアン用の光源56Cに対し、マゼンタ用の光源56M、及びブラック用の光源56Kを180°回転させて取り付けても良い。
これにより、光源の位置では、イエロー、シアンに対して、マゼンタ、ブラックは主走査方向と副走査方向の軸の向きが、互いに逆方向になり、主走査方向への折り返しミラーによりビームが反射されると主走査方向の軸が反転し、図8及び図9から明らかなように、各感光体上での各々の光ビームの配置(2次元ビーム向き)を同じにすることができる。
なお、本実施形態では、走査選択手段92が光源駆動回路90と画像信号出力装置94との間に配置されていたが、本発明はこれに限らず、図5(B)に示すように、発光部の主走査方向の点灯順を選択する走査選択手段92Aを光源駆動回路90と画像信号出力装置94との間に配置し、発光部の副走査方向の点灯順を選択する走査選択手段92Bを光源駆動回路90と光源56Yとの間に配置し、走査選択手段92Aに主走査方向選択信号を出力する外部指示手段99Aを接続し、走査選択手段92Bに副走査方向選択信号を出力する外部指示手段99Bを接続するようにしても良い。
[第2の実施形態]
次に、図10、及び図11にしたがって本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置80を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
第1の実施形態では、ブラック、及びシアン用の光走査装置22CKと、マゼンタ、及びイエロー用の光走査装置22MYとの2つの光学走査装置が設けられていたが、本実施形態の画像形成装置80では、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの各色用の走査ビームを出射する1台の光走査装置22CKMYを備えている。
本実施形態では、各色に対応した感光体ドラム12は、全て同一径に設定されている。
なお、図10(A)においては、電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yは、感光体ドラム12のみを図示しており、帯電装置14、現像装置16、転写装置18、クリーニング装置20等は記載を省略している。
本実施形態の光走査装置22CKMYは、第1の実施形態とほぼ同様の光学部品を備えているが、光学部品の配置、及び個数が異なっている。
本実施形態では、筐体36の中央に一つの回転多面鏡38が配置されており、回転多面鏡38の左側(矢印L方向側)にブラック、及びシアン用の光学系が、回転多面鏡38の右側(矢印R方向)にイエロー、及びマゼンタ用の光学系が配置されている。
本実施形態では、イエロー用の光ビームYBの光路とマゼンタ用の光ビームMBの光路とは高さが異なっており、少なくともFθレンズ40A,Bまでは、イエロー用の光ビームYBの光路がマゼンタ用の光ビームMBの光路よりも下側に位置している。
また、ブラック用の光ビームKBの光路とシアン用の光ビームCBの光路とは高さが異なっており、少なくともFθレンズ40A,Bまでは、ブラック用の光ビームKBの光路がシアン用の光ビームCBの光路よりも下側に位置している。
なお、図10(B)に示すように、光源からFθレンズ40A,Bまでの光学系においては、ブラック及びシアン用の光学系と、イエロー及びマゼンタ用の光学系とは左右対称である。
本実施形態では、各光学系における折り返しミラーの枚数を下記の表2のように設定している。
Figure 0004375017
即ち、本実施形態では、イエロー用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが2枚(回転多面鏡38の反射面、反射ミラー60)、副走査方向への折り返しミラーが3枚(折り返しミラー50、52、シリンドリカルミラー54)、折り返しミラーとしては合計5枚である。
マゼンタ用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが1枚(回転多面鏡38の反射面)、副走査方向への折り返しミラーが2枚(折り返しミラー42、シリンドリカルミラー46)、折り返しミラーとしては合計3枚である。
なお、図示は省略するが、本実施形態ではマゼンタ用の光源56を、イエロー用の光源56Yに対して光軸回りに180度回転させて取り付けている。
シアン用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが1枚(回転多面鏡38の反射面)、副走査方向への折り返しミラーが3枚(折り返しミラー50、折り返しミラー52、シリンドリカルミラー54)、折り返しミラーとしては合計4枚である。
また、ブラック用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが2枚(回転多面鏡38の反射面、反射ミラー60)、副走査方向への折り返しミラーが4枚(折り返しミラー42、折り返しミラー44、シリンドリカルミラー46、折り返しミラー48)、折り返しミラーとしては合計6枚である。
即ち、本実施形態のシアン用とブラック用の光学系においては、第1の実施形態のシアン用とブラック用の光学系と同じ構成となっている。
図11は、本実施形態の折り返しミラーによる複数の光ビーム(2次元ビーム)の軸方向の変化を示している。
イエロー用の光源56Y、シアン用の光源56C、マゼンタ用の光源56M、及びブラック用の光源56Kを同じ方向に取り付けると、イエローとマゼンタ、シアンとブラックの感光体上の像は、主走査方向への折り返しミラーの枚数と、副走査方向への折り返しミラーの枚数から、それぞれ180°光軸回りに回転してしまう。
本実施形態では、イエローとマゼンタでは感光体上の像が180°反転しているため、この場合、例えばマゼンタのデータの順番を入れ換えることで、感光体上の光ビームの2次元像が180°回転していてもイエローの画像とマゼンタの画像を正確に重ね合わせることが出来る。
同様に、シアン、及びブラックも、イエロー、及びマゼンタと同様にシアンに対してブラックのデータの順番を入れ換えることにより、シアンの画像とブラックの画像を正確に感光体上に重ね合わせることが出来る。
したがって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの全ての色の画像を正確に重ね合わせることが出来る。
なお、図12に示すように、マゼンタ用の光源56M、シアン用の光源56Cに対しイエロー用の光源56Y、及びブラック用の光源56Kを180°回転させて取り付けても良い。
つまり、マゼンタ用の光源56M、シアン用の光源56Cに対しイエロー用の光源56Y、及びブラック用の光源56Kを180°回転させて取り付けることにより、光源の位置では主走査方向と副走査方向の軸の向きが、互いに逆方向になる。
主走査方向への折り返しミラーによりビームが反射されると主走査方向の軸の向きが反転し、副走査方向への折り返しミラーによりビームが反射されると副走査方向の軸の向きが反転する。
本実施形態では、イエロー用のビーム、ゼンタ用のビームと、シアン用のビーム、ブラック用のビームが回転多面鏡38に対して逆方向へ偏向走査されているため、感光体上での座標は主走査方向、副走査方向ともに逆向きになった場合に、4色の画像を重ね合わせたときの向きが一致する。
図12から明らかなように、本実施形態の構成とすることで、イエロー、マゼンタとシアン、ブラックの各感光体上での各々の光ビームの配置(2次元ビーム向き)を同じにすることができる。
なお、前述した実施形態と同様に、各光源の各発行部37に対するデータの入力順は、各色の画像が正確に重なるように設定する。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置を説明する。
図13に示すように、本実施形態の画像形成装置は、2つの光源108,110とその光源108,110に対応する光学系の折り返しミラー112,114を備えている。
光源108,110から射出された2次元光ビームの2軸の方向は同一である。なお、符号115は回転多面鏡である。
夫々の光ビームが露光される感光体116,118上の2次元光ビームの向きは、X軸(主走査方向の軸)が共に光学系の主走査方向(感光体116,118の軸線方向)と一致しているが、副走査方向は感光体116,118の回転方向に対して互いに逆向きになっている。
したがって、図13の光学系により感光体116,118に露光される画像の向きを揃えるためには、光源108及び光源110のうち何れか一方の光源に入力する画像信号を、副走査方向に反転して入力する必要がある。
この場合は、感光体上での2次元光スポット配列を示す図14(A),(B),(C)に示すように、画像信号の入力を入れ換えることにより((6−6)に対してVDATA.35、(1−1)に対してVDATA.0となっていたものを(6−6)に対してVDATA.0、(1−1)に対してVDATA.35とする。)、感光体上での像は2色間で主走査方向には反転しているが、重ねあわされる画像は2色揃ったものとなる。
なお、この画像形成装置では、2つの光源108,110の一方を180°回転させて使用しても良い。
この場合には、図14(A),(B),(D)に示すように、画像信号の入れ換えは必要なく、主走査方向同期信号検知用ビーム列を変更し、主走査方向の各ビームの点灯タイミングを変更することにより感光体上での像は2色間で主走査方向には反転しているが、重ね合わされる画像は2色揃ったものとなる。
なお、別の方法として、2つの光源108,110の一方を180°回転させて使用する場合、主走査方向同期信号検知ビーム列を変更せずに光源を180°回転させた側の画像形成タイミング(主走査同期信号出力から画像形成までの時間)を変更することにより2色間の主走査ずれを補正するようにしても良い。
なお、前述した実施形態と同様に、各光源の各発行部37に対するデータの入力順は、各色の画像が正確に重なるように設定する。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置を説明する。
図15に示すように、本実施形態の画像形成装置は、光源120,122とその光源120,122から出射される光ビームが通過する光学系の折り返しミラー123,124,126を備えている。
なお、符号127は、回転多面鏡である。
図15に示したように、光源120,122から射出された2次元光ビームの2軸の方向は同一である。
夫々の光ビームが露光される感光体ドラム128,130上での2軸の向きは、感光体上での2次元光スポット配列を示す図16にも示すように、光ビームの主走査方向(感光体ドラム128,130の軸線方向)に対して互いに逆向きになっている。
したがって、図15の光学系により感光体ドラム128,130に露光される画像の向きを揃えるためには、光源120及び光源122のうち何れか一方の光源に入力する画像信号の入力のタイミングを、主走査方向に反転する必要がある。
この場合は、図16(C)に示すように、主走査同期信号(SOS)検知用ビーム列を変更し、主走査方向の各ビームの点灯タイミングを変更することにより感光体上での像は2色間で反転しているが、重ね合わされる画像は2色揃ったものとなる。
別の方法としては、主走査同期検知用ビーム列を変更せずに画像形成タイミング(主走査同期信号出力から画像形成までの時間)を変更することにより2色間の主走査ずれを補正するようにしても良い。
また、光源120,122の一方を180°回転させて使用しても良い。
この場合には、図16(D)に示すように、画像信号の入力を入れ換えることにより、感光体上での像は2色間で反転しているが、印字される画像は2色揃ったものになる。
なお、前述した実施形態と同様に、各光源の各発行部37に対するデータの入力順は、各色の画像が正確に重なるように設定する。
[その他の実施形態]
なお、本実施形態では、複数のマルチビームレーザから出射された複数のビームが回転多面鏡に入射する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許文献1の明細書の第1図に示したような、1つのマルチビームレーザから出射された複数の光ビームが回転多面鏡に入射するような光学系を持つ光走査装置が複数配置されるような場合でも、その中の一部の光走査装置がレイアウトの制約や増速などの要求に対応するために、光学系が他の光走査装置と比べて異なるような場合にも適用されるものである。
第1の実施形態に係る画像形成装置の要部の側面図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の側面図である。 光走査装置の要部の平面図である。 (A)〜(D)は光源の正面である。 (A),(B)は電気系のブロック図である。 (A)〜(D)は感光体上の光ビーム像を示す説明図である。 (A)はイエロー及びシアン用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(B)はブラック及びマゼンタ用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図である。 (A)〜(D)は第1の実施形態に係る画像形成装置の感光体上の光ビーム像を示す説明図である。 (A)はイエロー及びシアン用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(B)はブラック及びマゼンタ用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図である。 (A)は第2の実施形態に係る画像形成装置の要部の側面図であり、(B)は光走査装置の要部の平面図である。 (A)はイエロー用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(B)はマゼンタ用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(C)はシアン用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(D)はブラック用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図である。 (A)はイエロー用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(B)はマゼンタ用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(C)はシアン用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(D)はブラック用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図である。 第3の実施形態に係る画像形成装置の要部の斜視図である。 (A)〜(D)は第3の実施形態に係る画像形成装置の感光体上の光ビーム像を示す説明図である。 第4の実施形態に係る画像形成装置の要部の斜視図である。 (A)〜(D)は第4の実施形態に係る画像形成装置の感光体上の光ビーム像を示す説明図である。 従来例に係る画像形成装置の要部の斜視図である。 従来例に係る画像形成装置の要部の斜視図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 感光体ドラム(感光体)
37 発光部
38 回転多面鏡(走査光学系)
42 折り返しミラー(走査光学系)
44 折り返しミラー(走査光学系)
46 シリンドリカルミラー(走査光学系)
48 折り返しミラー(走査光学系)
50 折り返しミラー(走査光学系)
52 折り返しミラー(走査光学系)
54 シリンドリカルミラー(走査光学系)
56Y 光源
56M 光源
56C 光源
56K 光源
60 反射ミラー(走査光学系)
80 画像形成装置

Claims (3)

  1. 光ビームを出射する複数の発光部を2次元的に配置した複数の光源と、前記光源毎に設けられ前記光源の各発光部を駆動する光源駆動回路と、前記光源駆動回路へ前記発光部毎の画像信号を出力する画像信号出力装置と、各光源毎に対応して配置された複数の感光体と、同一の前記光源から射出された複数の光ビームを走査光学系により前記光源に対応した前記感光体上で走査露光させて潜像を形成し、前記潜像を現像して各感光体上に形成した画像を複数重ね合わせて単一の画像として出力する画像形成装置であって、
    前記発光部の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部、主走査方向に並ぶ発光部の点灯タイミング、及び、発光部の副走査方向の点灯順を選択する走査選択手段と、
    前記走査選択手段に接続され、前記走査選択手段に対して発光部の主走査方向の点灯順、同期用光ビームを出射する発光部、主走査方向に並ぶ発光部の点灯タイミング、及び、発光部の副走査方向の点灯順を指示する選択信号を出力する外部指示手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記走査選択手段は、前記画像信号出力装置と前記光源駆動回路との間で、前記画像信号出力装置から前記光源駆動回路への各発光部に対する画像信号の入力を設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記走査選択手段は、前記光源駆動回路と前記光源との間で、前記画像信号出力装置から前記光源駆動回路への各発光部に対する画像信号の入力を設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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