JP5364969B2 - 光走査装置 - Google Patents

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本発明は、光走査装置、特に、画像データに基づいて変調された複数の光束を単一の偏向器を用いて複数の被走査面上を走査する光走査装置に関する。
近年、フルカラーの複写機やプリンタなどの画像形成装置にあっては、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に対応して四つの感光体を並置し、各感光体上に形成された各色の画像を中間転写ベルトに転写して合成するタンデム方式が主流となっている。そして、この種のタンデム方式の画像形成装置には、例えば、各感光体上に単一の偏向器(ポリゴンミラー)を用いて4本の光束を同時に走査して画像を描画する光走査装置が搭載されている。
この種の光走査装置では、特許文献1,2,3に示されているように、偏向器の左右両側に走査レンズを配置して4本の光束を2本ずつ左右両側で偏光、走査する左右両側偏向方式が知られている。そして、4本の各光束ごとの走査開始のタイミング(以下、SOSと称する)及び走査終了のタイミング(以下、EOSと称する)を検出するために2種類のセンサが設置されている。
特許文献1では、4本の光束に対してSOSセンサ又はEOSセンサを配置している。しかし、左右両側偏向方式では、偏向器に対して左右で走査方向が逆になるため、SOS又はEOSのみを検出すると、環境温度の変化時に走査レンズの熱膨張による変形が像高のプラス、マイナス方向で異なる場合に色ずれが生じてしまう。
特許文献2では、一方側の上側光路にSOSセンサを配置するとともに下側光路にEOSセンサを配置し、他方側でも上側光路にSOSセンサを配置するとともに下側光路にEOSセンサを配置している。しかし、センサの配置が偏向器に対して左右非対称になってしまい、環境温度変化時においてハウジングの変形の影響を受けやすくなってしまう。
特許文献3では、4本の光束に対してそれぞれSOSセンサ及びEOSセンサを配置している。しかし、これではセンサが8個必要になり、コストが上昇してしまう。
特開平11−55472号公報 特開2002−107645号公報 特開2002−137450号公報
そこで、本発明の目的は、偏向器の左右両側で光束を走査方向が互いに逆向きとなるように偏向する方式において、走査レンズが像高のプラス側とマイナス側とで非対称な変形を生じたとしても、色ずれの発生などの性能劣化を防止できる光走査装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明は、複数の光源と、該光源からの光束を主走査方向に偏向する偏向器と、該偏向器にて偏向された光束を被走査面上に結像する走査レンズと、該走査レンズを透過した光束を被走査面に導くための光路折返しミラーとを備えた光走査装置において、
前記偏向器は各光源に対して共通に設置されており、
前記複数の光源からの光束は、それぞれ、副走査方向に所定の角度を持って前記偏向器に入射され、
前記走査レンズは前記偏向器の左右両側に配置され、かつ、前記走査レンズのうち少なくとも一つは自由曲面係数を用いた主走査方向に非対称な形状のレンズであり、
前記偏向器の左右いずれか一方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側を通過する光束のみを受光して走査開始(又は走査終了)のタイミングを検出するための一のセンサ(SOSセンサ又はEOSセンサ)のみを配置するとともに、下側を通過する光束のみを受光して走査終了(又は走査開始)のタイミングを検出するための一のセンサ(EOSセンサ又はSOSセンサ)のみを配置し、
前記偏向器の左右いずれか他方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側又は下側のいずれかを通過する光束のみを受光して走査開始のタイミング又は走査終了のタイミングを検出するための一のセンサ(SOSセンサ又はEOSセンサ)のみを配置したこと、
を特徴とする。
本発明において、偏向器の左右両側とは、偏向器の回転軸を中心とする左右対称な両側をいう。
本発明に係る光走査装置においては、走査レンズのうち少なくとも一つは自由曲面係数を用いた主走査方向に非対称な形状のレンズであるため、偏向器の偏向点移動に伴う主走査方向の性能劣化を抑えることが可能となる。そして、偏向器の左右両側で、走査レンズに対して同じ側、即ち、像高のプラス又はマイナスに対してSOSセンサ及びEOSセンサが配置されているため、環境温度の変化時に、走査レンズの熱膨張による変形が像高のプラス/マイナス方向で異なる場合であっても、走査レンズに対して同じ側で走査開始タイミング及び走査終了タイミングを検出することができ、カラー画像の色ずれを小さくすることができる。また、偏向器の一方側にはSOSセンサとEOSセンサとが配置されているので、環境温度変化による主走査方向の倍率誤差をも検出することができる。
本発明に係る光走査装置においては、偏向器の前記他方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側を通過する光束のみを受光して走査終了(又は走査開始)のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置するとともに、下側を通過する光束のみを受光して走査開始(又は走査終了)のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置すると、偏向器の左右両側において環境温度変化による主走査方向の倍率誤差を検出することが可能になる。また、SOSセンサ及びEOSセンサの配置が偏向器に対して左右対称になるため、ハウジングを左右対称形状にすることができる。これにて、環境温度変化時の画像に与える影響を極力小さくすることが可能になる。
また、複数の光源は走査レンズの光軸に対して同じ側に配置されていることが好ましい。複数の光源の基板を共通化でき、コストダウンが可能となる。
また、偏向器の左右両側において、副走査方向の上側及び下側を通過する光束は、それぞれ、共通の走査レンズを透過することが好ましい。走査レンズの熱変形による影響を上側通過光束と下側通過光束とが同等に受けることになり、両光束の走査開始位置及び走査終了位置の変化量も同等になる。
また、偏向器の左右両側において、副走査方向の上側及び下側を通過する光束が、それぞれ、少なくとも一つの非共通のレンズを透過するように構成してもよい。走査系での副走査方向の倍率を低くする(光路を分離する位置での光束幅を小さくする)ことが可能になり、光路の分離が容易になる。その反面、光束ごとにレンズを配置することは光束ごとにレンズの変形による差が生じやすくなる。この点に関しては、非共通のレンズの主走査方向の屈折力をほぼ0とすることにより、影響を緩和することができる。
以下、本発明に係る光走査装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(第1実施例、図1〜図3参照)
本発明に係る光走査装置の第1実施例について、図1に立体配置関係を示し、図2に光源部から偏向器までの光路構成を示し、図3に副走査方向断面の光路を示す。
この光走査装置は、タンデム方式の電子写真法による画像形成装置の露光ユニットとして構成され、図1に示すように、四つの感光体ドラム50(50y,50m,50c,50k)上にそれぞれの色の画像を形成するように構成されている。なお、感光体ドラム50上に形成された4色の画像(静電潜像)はトナーにて現像された後、図示しない中間転写ベルト上に1次転写/合成され、記録材上に2次転写される。この種の画像形成プロセスは周知であり、その説明は省略する。
この光走査装置において、図2に示すように、光源部は四つのレーザダイオード1(1y,1m,1c,1k)、コリメータレンズ2、シリンダレンズ3、ハーフミラー4から構成され、単一のポリゴンミラー5に入射する。即ち、各レーザダイオード1から放射された光束(拡散光)はコリメータレンズ2により平行光とされ、シリンダレンズ3により副走査方向Zにポリゴンミラー5の反射面上で線状になるように変換される。その後、光束はハーフミラー4により主走査方向Yでは合成され、ポリゴンミラー5に導かれる。
それぞれの光源部は、図2(B)に示すように、副走査方向Zにおいてポリゴンミラー5の主走査方向軸Y'に対して所定の傾斜角度θ/2で配置されている。即ち、各光束はポリゴンミラー5の反射面に副走査方向Zの面内で傾斜角度θ/2をもって斜入射している。
光源部からの光束をポリゴンミラー5に対して斜入射させると、ポリゴンミラー5の厚みを増すことなく以下に説明する上側光路By,Bk及び下側光路Bm,Bcへの光束の分離が可能となる。
また、各レーザダイオード1は第1走査レンズ11の光軸に対して同じ側に配置されている。これにて、複数のレーザダイオード1の基板(図示せず)を共通化でき、コストダウンが可能となる。
図1及び図3に示すように、ポリゴンミラー5で主走査方向Yに偏向された各光束を各感光体ドラム50上に結像するための第1走査レンズ11と、該走査レンズ11を透過した光束を各感光体ドラム50に導くための複数枚の光路折返しミラー21〜28と、各光路に個別に配置された第2走査レンズ12及び防塵用のウインドウガラス29が配置されている。
第1走査レンズ11は、単一のポリゴンミラー5の回転軸5aを中心とする左右両側に光路折返しミラー21〜28の前段に配置され、かつ、面形状は主走査方向Yに非対称であり、一つのレンズとして形成されている。第2走査レンズ12は、主走査方向Yの屈折力がほぼ0である。なお、レンズ11,12の面形状のデータに関しては後に説明する(表2〜4参照)。
前記光源部からの光束は、それぞれ、ポリゴンミラー5の同一反射面で同時に左右両側に偏向され、左右両側において、斜入射角度に応じて上側光路By,Bkと下側光路Bm,Bcに分離され、第1走査レンズ11を透過し、かつ、折返しミラー21〜28で折り返され、各第2走査レンズ12及び各ウインドウガラス29を透過し、各感光体ドラム50上で結像し、主走査方向Yに走査される。
そして、左側の上側光路Byにおいては光束を受光して走査開始のタイミングを検出するためにSOSセンサ31Aが配置されるとともに、左側の下側光路Bmにおいては光束を受光して走査終了のタイミングを検出するためのEOS32Bセンサが配置されている。また、右側の上側光路Bkにおいては光束を受光して走査開始のタイミングを検出するためのSOSセンサ34Aが配置されている。
本第1実施例においては、光束の走査終了タイミングを検出するためのEOSセンサ32Bと、光束の走査開始タイミングを検出するためのSOSセンサ34Aとが同じ像高側に配置されているため、環境温度の変化時にレンズ11,12の熱膨張による変形が、像高のプラス方向及びマイナス方向で異なる場合であっても、各タイミングのずれを検出することができる。これにより、カラー画像の色ずれを低減することが可能となる。
また、ポリゴンミラー5に対して同一側に走査開始タイミングを検出するためのSOSセンサ31Aと走査終了タイミングを検出するためのEOSセンサ32Bが配置されているため、環境温度の変化時での主走査方向Yの倍率誤差をも検出可能である。
(第1実施例の変形例)
前記第1実施例においては、上側光路Byの光束に対してはSOSセンサ31Aにて走査開始タイミングを検出し、下側光路Bmの光束に対してはEOSセンサ32Bにて走査終了タイミングを検出するように構成した。逆に、上側光路Byの光束に対してEOSセンサにて走査終了タイミングを検出し、下側光路Bmの光束に対してSOSセンサにて走査開始タイミングを検出するようにしてもよい。
また、前記第1実施例において、他方側の上側光路Bkの光束に対して走査開始タイミングを検出するためのSOSセンサ34Aに代えて走査終了タイミングを検出するためのEOSセンサを配置してもよい。さらに、SOSセンサ34Aに代えて、下側光路Bcの光束に対して走査開始タイミングを検出するためのSOSセンサ又は走査終了タイミングを検出するためのEOSセンサを配置してもよい。
(第2実施例、図4及び図5参照)
本発明に係る光走査装置の第2実施例について、図4に立体配置関係を示し、図5に副走査方向断面の光路を示す。
第2実施例の光走査装置は、前記第1実施例の光走査装置と基本的には同じ構成を備え、図4及び図5において図1及び図3と同じ部材には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
第2実施例において、第1実施例と異なるのは、第2走査レンズ12の配置及びSOSセンサ、EOSセンサの配置、光路の上下関係である。即ち、第2走査レンズ12は各光束に共通のレンズとして第1走査レンズ11と光路折返しミラー21〜28の間に配置されている。なお、レンズ11,12の面形状のデータに関しては後に説明する(表6〜8参照)。
また、左側の上側光路Bmにおいては光束を受光して走査開始のタイミングを検出するためにSOSセンサ32Aが配置されるとともに、左側の下側光路Byにおいては光束を受光して走査終了のタイミングを検出するためのEOSセンサ31Bが配置されている。また、右側の上側光路Bcにおいては光束を受光して走査終了のタイミングを検出するためのEOSセンサ33Bが配置されるとともに、右側の下側光路Bkにおいては光束を受光して走査開始のタイミングを検出するためのSOSセンサ34Aが配置されている。
本第2実施例においては、走査開始タイミングを検出するためのSOSセンサ32Aと走査終了タイミングを検出するためのEOSセンサ33Bが、及び、走査終了タイミングを検出するためのEOSセンサ31Bと走査開始タイミングを検出するためのSOSセンサ34Aが、それぞれ、同じ像高側に配置されているため、環境温度の変化時にレンズ11,12の熱膨張による変形が、像高のプラス方向及びマイナス方向で異なる場合であっても、各タイミングのずれを検出することができる。これにより、カラー画像の色ずれを低減することが可能となる。
また、各センサの配置がポリゴンミラー5に対して左右対称であるので、光走査装置の図示しないハウジングを左右対称の形状にすることができる。これにて、環境温度の変化時において画像に与える影響を極力小さくすることが可能になる。
さらに、ポリゴンミラー5に対して左右両側にそれぞれ走査開始タイミングの検出センサSOSセンサと走査終了タイミングの検出センサEOSセンサが配置されているため、左右の両側にて環境温度の変化時での主走査方向Yの倍率誤差をも検出可能である。
(第2実施例の変形例)
前記第2実施例においては、上側光路Bmに対してはSOSセンサ32Aを配置するとともに下側光路Byに対してはEOSセンサ31Bを配置し、上側光路Bcに対してはEOSセンサ33Bを配置するとともに下側光路Bkに対してはSOSセンサ34Aを配置している。逆に、上側光路Bmに対してEOSセンサを配置するとともに下側光路Byに対してSOSセンサを配置し、上側光路Bcに対してSOSセンサを配置するとともに下側光路Bkに対してEOSセンサを配置するようにしてもよい。
(光学素子の配置、構成データ)
第1実施例に関して、以下に示す表1に光学素子の配置を示し、表2〜4に第1及び第2走査レンズ11,12の自由曲面係数データを示す。これらの自由曲面は式(1)に示す自由曲面式にて算出される。
さらに、前記第2実施例に関して、以下に示す表5に光学素子の配置を示し、表6〜8に第1及び第走査2レンズ11,12の自由曲面係数データを示す。これらの自由曲面は式(1)に示す自由曲面式にて算出される。
Figure 0005364969
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ところで、本発明においてレンズ11,12のうち少なくとも一つは主走査方向Yに非対称な形状のレンズである。これにて、ポリゴンミラー5の偏向点移動に伴う主走査方向Yの性能劣化を抑えることが可能となる。
また、ポリゴンミラー5の左右両側において、副走査方向Zの上側及び下側を通過する光束は、それぞれ、共通の走査レンズ11(第1実施例)及び走査レンズ12(第2実施例)を透過している。走査レンズ11,12の熱変形による影響を上側通過光束と下側通過光束とが同等に受けることになり、両光束の走査開始位置及び走査終了位置の変化量も同等になる。
また、第1実施例では、ポリゴンミラー5の左右両側において、副走査方向Zの上側及び下側を通過する光束が、それぞれ、一つの非共通のレンズ12を透過するように構成している。走査系での副走査方向Zの倍率を低くする(光路を分離する位置での光束幅を小さくする)ことが可能になり、光路の分離が容易になる。その反面、光束ごとにレンズ12を配置することは光束ごとにレンズ12の変形による差が生じやすくなる。この点に関しては、非共通のレンズ12の主走査方向Yの屈折力をほぼ0とすることにより、影響を緩和することができる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る光走査装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できることは勿論である。
本発明に係る光走査装置の第1実施例を示す立体配置図である。 前記第1実施例の光源部から偏向器までの光路構成を示し、(A)はX−Y平面図、(B)はX−Z側面図である。 前記第1実施例の偏向器から被走査面までの光路構成を示すX−Z側面図である。 本発明に係る光走査装置の第2実施例を示す立体配置図である。 前記第2実施例の偏向器から被走査面までの光路構成を示すX−Z側面図である。
符号の説明
1…レーザダイオード
5…ポリゴンミラー(偏向器)
11,12…走査レンズ
21〜28…折返しミラー
31A,32A,34A…SOSセンサ
31B,32B,33B…EOSセンサ
50…感光体ドラム(被走査面)

Claims (6)

  1. 複数の光源と、該光源からの光束を主走査方向に偏向する偏向器と、該偏向器にて偏向された光束を被走査面上に結像する走査レンズと、該走査レンズを透過した光束を被走査面に導くための光路折返しミラーとを備えた光走査装置において、
    前記偏向器は各光源に対して共通に設置されており、
    前記複数の光源からの光束は、それぞれ、副走査方向に所定の角度を持って前記偏向器に入射され、
    前記走査レンズは前記偏向器の左右両側に配置され、かつ、前記走査レンズのうち少なくとも一つは自由曲面係数を用いた主走査方向に非対称な形状のレンズであり、
    前記偏向器の左右いずれか一方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側を通過する光束のみを受光して走査開始のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置するとともに、下側を通過する光束のみを受光して走査終了のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置し、
    前記偏向器の左右いずれか他方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側又は下側のいずれかを通過する光束のみを受光して走査開始のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置したこと、
    を特徴とする光走査装置。
  2. 複数の光源と、該光源からの光束を主走査方向に偏向する偏向器と、該偏向器にて偏向された光束を被走査面上に結像する走査レンズと、該走査レンズを透過した光束を被走査面に導くための光路折返しミラーとを備えた光走査装置において、
    前記偏向器は各光源に対して共通に設置されており、
    前記複数の光源からの光束は、それぞれ、副走査方向に所定の角度を持って前記偏向器に入射され、
    前記走査レンズは前記偏向器の左右両側に配置され、かつ、前記走査レンズのうち少なくとも一つは自由曲面係数を用いた主走査方向に非対称な形状のレンズであり、
    前記偏向器の左右いずれか一方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側を通過する光束のみを受光して走査終了のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置するとともに、下側を通過する光束のみを受光して走査開始のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置し、
    前記偏向器の左右いずれか他方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側又は下側を通過する光束のみを受光して走査開始のタイミング又は走査終了のタイミングを検出するためのそれぞれ一のセンサのみを配置したこと、
    を特徴とする光走査装置。
  3. 前記偏向器の前記他方側に配置された走査レンズを含む光路において、副走査方向の上側を通過する光束のみを受光して走査開始のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置するとともに、下側を通過する光束のみを受光して走査終了のタイミングを検出するための一のセンサのみを配置したことを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  4. 前記複数の光源は前記走査レンズの光軸に対して同じ側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の光走査装置。
  5. 前記偏向器の左右両側において、副走査方向の上側及び下側を通過する光束は、それぞれ、共通の走査レンズを透過することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の光走査装置。
  6. 前記偏向器の左右両側において、副走査方向の上側及び下側を通過する光束は、それぞれ、少なくとも一つの非共通のレンズを透過し、該非共通のレンズは主走査方向の屈折力がほぼ0であることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の光走査装置。
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