JP4360075B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の光ビームによって感光体上に形成した複数の画像を重ね合わせて単一の画像として出力する電子写真方式の画像形成装置に係り、特に、画像情報に基づき複数の発光部を有するマルチビームレーザの各発光部を点灯させ、各発光部から出力された複数の光ビームによって感光体を走査露光する、例えば、カラーレーザビームプリンタ、カラーデジタル複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のカラーレーザビームプリンタをはじめとする多色画像形成装置は、低コストで高速かつ高画質である要求が高い。
【0003】
画像形成装置を高速化する方法としては、各色ごとに個別に設けられた感光体上に光ビームを走査させて色毎の画像を形成し、転写媒体上で複数の画像を重ね合わせてカラー画像を形成するタンデム方式が知られている。
【0004】
従来、この種の多色画像形成装置としては、例えば、特開昭63−271275号公報(特許文献1)に開示されている装置がある。
【0005】
この方法は、公報の第1図に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の画像形成に対応した4つの感光体を配置し、感光体毎に光ビームを走査する光走査装置を設けて、4色同時に画像形成動作することで高速化する方法であり、4つの光走査装置は同じ構成となっている。
【0006】
この方式では、各光走査装置に設けられたミラーなどの光学部品、あるいは光走査装置そのものを微調整し、合成される4色間での光ビームの位置ずれを補正している。
【0007】
また、特開昭59−123368号公報(特許文献2)に開示されている装置は、公報の第6図に示すように、一つの回転多面鏡の異なる反射面に複数の光ビームを入射させて、部品点数の低減を図った例である。
【0008】
この方法では、複数の光ビームを回転多面鏡の異なる反射面に入射させるため、回転多面鏡により反射偏向される光ビームは、それぞれが回転多面鏡に対して異なる方向へ反射偏向される。
【0009】
回転多面鏡により異なる方向に反射偏向された光ビームは、感光体上での主走査方向の向きが互いに異なる方向となる。
【0010】
この方式では、各光走査装置に設けられたミラーなどの光学部品を微調整することで、感光体上に露光される光ビームの位置を微調整し、合成される4色間での光ビームの位置ずれを補正している。
【0011】
さらに、特開平9−184991号公報(特許文献3)に開示されている装置は、公報の図1、及び図2に示すように、一つの回転多面鏡に複数の光ビームを入射させるとともに、走査光学系に使用する部品の共通化をも図った例である。
【0012】
この方法では、複数の光ビームを回転多面鏡の同じ反射面に入射させるため、回転多面鏡により反射偏向される光ビームは、それぞれが回転多面鏡に対して同じ方向へ反射偏向される。
【0013】
回転多面鏡により同じ方向へ反射偏向された光ビームは、感光体上での主走査方向の向きが全て同じ方向となる。
【0014】
この方式では、各光走査装置に設けられたミラーなどの光学部品を微調整することで、感光体上に露光される光ビームの位置を微調整し、合成される4色間での光ビームの位置ずれを補正している。
【0015】
また、画像形成装置を高画質化する方法として、光源に複数の発光部を2次元的に配置した面発光レーザを使用する方法が知られている。
【0016】
特開2001−215423号公報(特許文献4)に開示されている装置は、公報の図2及び図3に示すように、光源として発光部が2次元的に配置された面発光レーザを使用した例であり、36個の発光部を一つの面発光レーザ上に形成している。
【0017】
面発光レーザから出射された36本の光ビームを同時に感光体上に走査露光することで、2400dpiの高密度光書き込みを可能にしている。
【0018】
特開2001−215423号公報の装置においては、面発光レーザは、主走査方向に複数の発光部がオフセットして配置されているため、画像形成時にはこのオフセット量を補正するように、各発光部の主走査点灯タイミングを制御している。
【0019】
また、画像領域外に同期用の光センサを設けて主走査方向の画像書き出し開始位置を制御しているが、面発光レーザ上で点灯する発光部を36個の発光部のうちの副走査方向に並んだ一列(6個)のみとすることで、2次元的な広がりを持つ露光像により画像書き出し開始位置がずれることを防止している。
【0020】
このように発光部が2次元的に配置された面発光レーザを使用した光学系では、面発光レーザから射出される複数の光ビームは、光軸を法線とすると2方向の軸を持ち、この2軸で定まる平面内に2次元的に複数の光ビームが配置されることになる。
【0021】
主走査方向をX軸、副走査方向をY軸とすると、例えば、図3では、36個の発光部が6個づつ副走査方向に整列して配置されているので、X軸上では36個の発光部は6個の座標を持つが、Y軸上では36個の座標を持つことになる。
【0022】
このような複数の発光部が2次元的に配置されたマルチビームレーザを使用した光学系では、光学系内に光ビームを折り返すためのミラーがあると、折り返す方向によって2つの軸のうち、いずれかの軸の向きが反転する。
【0023】
即ち、図8に示すように、光学系に主走査方向へ折り返すミラー100,102があると、そのミラー100,102を通過(反射)する前後では光ビームのX軸方向の向きが反転する。
【0024】
また、図9に示すように、光学系に副走査方向へ折り返すミラー104,106があると、そのミラー104,106を通過(反射)する前後では、光ビームのY軸方向の向きが反転する。
【0025】
【特許文献1】
特開昭63−271275号公報(第1〜8頁、第1図)
【特許文献2】
特開昭59−123368号公報(第1〜6頁、第6図)
【特許文献3】
特開平9−184991号公報(第1〜15頁、図1、図2)
【特許文献4】
特開2001−215423公報(第1〜9頁、図2、図3)
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
多色画像形成装置を高速かつ高画質化するためには、以上述べたように多色画像形成装置をタンデム構成、かつ面発光レーザ等の2次元マルチビームレーザを使用する方法が有効であるが、これらを同時に実装すると以下に示すような問題があった。
【0027】
即ち、発光部に2次元のマルチビームレーザを使用した場合、多色画像形成装置内の複数の色間に対応する光学系が異なると、感光体上での複数の光ビームの配置が各色間で異なってしまう場合がある。
【0028】
感光体上でのビーム配置が異なると、下記のような問題が発生する。
【0029】
先ず、主走査方向のビーム配置が異なる場合に付いて説明する。
【0030】
図3で説明したように、2次元マルチビームレーザでは発光部における主走査方向のオフセットをキャンセルする制御を行い、主走査方向の書き出し開始位置を揃えている。
【0031】
しかし、色間で書き出すビームの位置が異なると、各々の対応するオフセット制御が必要となり、コスト高となる問題がある。
【0032】
また、画像の書き出し開始位置を制御するために、同期センサ上で点灯する同期検出用の光ビームも異なるため、各々に対応する制御手段が必要となり、コスト高となる問題があった。
【0033】
次に、感光体上で副走査方向の向きが異なると、副走査方向の画像の向きを揃えるために、マルチビームレーザに入力する画像データの向きを予め副走査方向に反転する必要があるため、別途画像データ反転手段が必要となり、コスト高となる問題があった。
【0034】
図10は、特開昭59−123368号公報の第6図に示した画像形成装置の光学系に対して2次元マルチビームレーザを適用した例を示しており、説明のため2つの光源108,110とその光源108,110に対応する光学系の折り返しミラー112,114を抜き出して記載した図である。
【0035】
光源108,110から射出された2次元光ビームの2軸の方向は同一である。なお、符号115は回転多面鏡である。
【0036】
夫々の光ビームが露光される感光体116,118上の2次元光ビームの向きは、X軸(主走査方向の軸)が共に光学系の主走査方向(感光体116,118の軸線方向)と一致しているが、副走査方向は感光体116,118の回転方向に対して互いに逆向きになっている。
【0037】
したがって、図10の光学系により感光体116,118に露光される画像の向きを揃えるためには、光源108及び光源110のうち何れか一方の光源に入力する画像信号を、副走査方向に反転して入力する必要がある。
【0038】
画像反転のためには、面発光レーザの制御ボード、あるいは画像制御ボードに対する変更が別途必要となるため、部品を共通化できずコスト高となる。
【0039】
また、画像信号を共通、即ち、画像制御系のボードを共通にしようとすると、光源108,110である面発光レーザを、図10に示した2軸の方向を持つものと、Y軸(副走査方向の軸)のみ反転させたものの2種類の面発光レーザを用意する必要があるため、光源を共通化できずコスト高となる問題があった。
【0040】
図11は、特開平9−184991号公報(図1、及び図2参照)の画像形成装置の光学系に対して、2次元マルチビームレーザを適用し、説明のための光源120,122とその光源120,122から出射される光ビームが通過する光学系の折り返しミラー123,124,126を抜き出して記載した図である。
【0041】
図11では、特開平9−184991号公報の画像形成装置と比較して回転多面鏡以降のミラーを2枚省略しているが、同じ方向へ折り返すミラーが2枚あると画像は反転して元に戻るので、ミラーがないことと等価であるので図示を省略している。なお、符号127は、回転多面鏡である。
【0042】
図11に示したように、光源120,122から射出された2次元光ビームの2軸の方向は同一である。
【0043】
夫々の光ビームが露光される感光体ドラム128,130上での2軸の向きは光ビームの主走査方向(感光体ドラム128,130の軸線方向)に対して互いに逆向きになっている。
【0044】
したがって、図11の光学系により感光体ドラム128,130に露光される画像の向きを揃えるためには、光源120及び光源122のうち何れか一方の光源に入力する画像信号の入力のタイミングを、主走査方向に反転する必要がある。
【0045】
画像信号の入力のタイミングを反転するためには、面発光レーザの制御ボードあるいは画像制御ボードに対する変更が別途必要となるため、部品を共通化できずコスト高となる。
【0046】
また、画像信号を共通、即ち、画像制御ボードを共通にしようとすると、光源120,122である面発光レーザを、図11に示した2軸の方向を持つものと、X軸(副走査方向の軸)のみ反転させたものの2種類の面発光レーザを用意する必要があるため、光源を共通化できずコスト高となる問題があった。
【0047】
特開昭63−271275号公報の第1図に示したような感光体毎に光ビームを走査する光走査装置を設けた方式で、4つの光走査装置が同じ構成であれば、4つの感光体上での2次元光ビームの2軸の向きは同じになり、前述したような問題は発生しない。
【0048】
しかし、画像形成装置内部レイアウトの制約等の理由から一部の光走査装置を変更する場合や、白黒出力の生産性を上げるためにブラックのみを高速出力するような画像形成装置の場合は、ブラックの光学系を他の3色と異なる光学系に変更する場合があり、このような場合には前述した問題と同様な問題があった。
【0049】
本発明は上記事実を考慮し、光源として2次元マルチビームレーザを使用し、画像制御方法や画像書き出し位置制御方法等を複雑にすることのない、低コストな画像形成装置を提供することが目的である。
【0050】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数の発光部を2次元的に配置したマルチビームレーザを複数配置すると共に、各マルチビームレーザに対応した複数の感光体を配置し、前記複数のマルチビームレーザから射出された複数の光ビームを折り返しミラーを含む走査光学系により各感光体上で走査露光させて潜像を形成し、前記潜像を現像して各感光体上に形成した複数の画像を重ね合わせて単一の画像として出力する画像形成装置であって、前記走査光学系は、前記マルチビームレーザ毎に1以上の前記折り返しミラーを有し、マルチビームレーザから射出された複数の光ビームの前記感光体における配置が各感光体上で同一となるように、前記マルチビームレーザの向き、及び各マルチビームレーザに対応する前記折り返しミラーの数を設定した、ことを特徴としている。
【0051】
次に、請求項1に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0052】
請求項1に記載の画像形成装置では、発光部が2次元的に配置された複数のマルチビームレーザから射出された複数の光ビームの前記感光体における配置が各感光体上で同一となるように、例えば、マルチビームレーザの取り付けの向き(角度)や、折り返しミラーの枚数が設定される。
【0053】
即ち、感光体上での主走査方向と副走査方向に対して、各々の光ビームの主走査軸(例えば、X軸)と副走査軸(例えば、Y軸)の向く方向が一致するようにする。
【0054】
例えば、X軸のみ一致しており、Y軸が一致しない場合には、副走査方向の折り返しミラーを1枚増やすことで、Y軸の向きが反転するので、感光体間で2軸の方向を合わせることができる。
【0055】
また、Y軸の向く方向が一致しており、X軸の向く方向のみ一致しない場合は、光ビームの偏向手段から発光源に至る光路に主走査方向の折り返しミラーを1枚増やすことで、X軸のみ反転させることができ、感光体上での2軸の方向を感光体間で一致させることができる。
【0056】
さらに、X軸とY軸の方向が共に反転している場合には、光源であるマルチビームレーザを、光軸まわりに180°回転させて取り付けることで、感光体上での2軸の向きを一致させることができる。
【0057】
このように、画像形成装置を請求項1に記載の構成とすることで、感光体上での2軸の向きを一致させることができ、複数のマルチビームレーザで同じ構成の画像信号制御が可能となるため、個別に制御回路を変更する必要がなく、画像形成装置を高速、高画質、かつ低コストで提供することができるようになる。
【0058】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記走査光学系は、前記光ビームを偏向走査する回転多面鏡を有し、前記回転多面鏡の回転軸を通る直径方向の仮想線を境にして一方側へ偏向される光ビームを出射する前記マルチビームレーザを複数有し、前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が偶数枚に設定されている、ことを特徴としている。
【0059】
次に、請求項2に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0060】
請求項2に記載の画像形成装置では、複数のマルチビームレーザから出射された複数の光ビームは、回転多面鏡の回転軸を通る直径方向の仮想線を境にして一方側へ偏向される。
【0061】
ここで、折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が偶数枚に設定されているので、同一構成のマルチビームレーザを用い、その向きを設定するのみで、各感光体上での複数の光ビームの配置が全て同じになる。したがって、マルチビームレーザの共通化を図ることができる。
【0062】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記走査光学系は、前記光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーと副走査方向へ折り返す折り返しミラーとを有し、前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差と、前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差とが共に偶数枚のときは、各々の前記マルチビームレーザを光軸回りで同じ方向を向くように配置し、前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差と、前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差とが共に奇数枚のときは、一方の前記マルチビームレーザを他方の前記マルチビームレーザに対して光軸回りに略180°回転させて配置する、ことを特徴としている。
【0063】
次に、請求項3に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0064】
マルチビームレーザから出射された複数の光ビームは、主走査方向へ折り返す折り返しミラーによって主走査方向へ折り返され、副走査方向へ折り返す折り返しミラーによって副走査方向へ折り返される。
【0065】
ここで、光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差と、光ビームを副走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差とが共に偶数枚のときは、各々のマルチビームレーザを光軸回りで同じ方向を向くように配置することで、各感光体上での複数の光ビームの配置が全て同じになる。
【0066】
一方、光ビームを副走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差と、光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差とが共に奇数枚のときは、各々のマルチビームレーザを光軸回りで同じ方向を向くように配置すると、感光体上での複数の光ビームの配置がマルチビームレーザ同士で反対向きとなる。
【0067】
このため、一方のマルチビームレーザを他方のマルチビームレーザに対して光軸回りに略180°回転させて配置すると、各感光体上での複数の光ビームの配置が全て同じになる。
【0068】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記走査光学系は、前記光ビームを偏向走査する回転多面鏡を有し、前記回転多面鏡の回転軸を通る直径方向の仮想線を境にして一方側へ偏向される光ビームを出射するマルチビームレーザと、前記仮想線を境にして他方側へ偏向される光ビームを出射するマルチビームレーザとを有し、前記光ビームを前記仮想線を境にして一方側へ折り返す前記折り返しミラーの数と、前記光ビームを前記仮想線を境にして他方側へ折り返す前記折り返しミラーの数との差が奇数枚に設定されている、ことを特徴としている。
【0069】
次に、請求項4に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0070】
請求項4に記載の画像形成装置では、回転多面鏡の回転軸を通る直径方向の仮想線を境にして一方側へ偏向される光ビームを出射するマルチビームレーザと、仮想線を境にして他方側へ偏向される光ビームを出射するマルチビームレーザとを有しているので、仮想線を境にして一方側へ偏向される複数の光ビームと他方側へ偏向される複数の光ビームとがある。
【0071】
ここで、光ビームを仮想線を境にして一方側へ折り返す折り返しミラーの数と、光ビームを仮想線を境にして他方側へ折り返す折り返しミラーの数との差が奇数枚に設定されているので、同一構成のマルチビームレーザを用い、その向きを設定するのみで、各感光体上での複数の光ビームの配置が全て同じになる。したがって、マルチビームレーザの共通化を図ることができる。
【0072】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記走査光学系は、前記光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーと副走査方向へ折り返す折り返しミラーとを有し、前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚、かつ前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が零または偶数枚のときは、各々の前記マルチビームレーザを光軸回りで同じ方向を向くように配置し、前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚、かつ前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚のときは、前記マルチビームレーザの一方を他方に対して光軸回りに略180°回転させて配置する、ことを特徴としている。
【0073】
次に、請求項5に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0074】
マルチビームレーザから出射された複数の光ビームは、主走査方向へ折り返す折り返しミラーによって主走査方向へ折り返され、副走査方向へ折り返す折り返しミラーによって副走査方向へ折り返される。
【0075】
ここで、光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚、かつ光ビームを副走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が零または偶数枚のときは、各々のマルチビームレーザを光軸回りで同じ方向を向くように配置することで、各感光体上での複数の光ビームの配置が全て同じになる。
【0076】
一方、光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚、かつ光ビームを副走査方向へ折り返す折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚のときは、マルチビームレーザの一方を他方に対して光軸回りに略180°回転させて配置すると、各感光体上での複数の光ビームの配置が全て同じになる。
【0077】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10を説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置10は、ブラックの画像を形成する電子写真ユニット10K、シアンの画像を形成する電子写真ユニット10C、マゼンタの画像を形成する電子写真ユニット10M、及びイエローの画像を形成する電子写真ユニット10Yを備えている。
【0078】
電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yは、各々感光体ドラム12、帯電装置14、現像装置16、転写装置18、クリーニング装置20を備えている。
【0079】
ここで、ブラックの画像を形成する電子写真ユニット10Kの感光体ドラム12は、他の電子写真ユニット10C、10M、10Yの感光体ドラム12よりも径が大きくなっており、白黒画像を出力することによって電子写真ユニット10Kの感光体ドラム12のみが早く寿命に達してしまうことを防止している。
【0080】
電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yは、水平に配置されており、電子写真ユニット10K、10Cの上方にはブラック、及びシアン用の光走査装置22CK、電子写真ユニット10M、10Yの上方にはマゼンタ、及びイエロー用の光走査装置22MYが配置されている。
【0081】
また、電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yの下方には、ロール24A〜Gで支持されたベルト状の中間転写体26が配置されている。
【0082】
なお、中間転写体26は、ロール24A〜Gによって図1の矢印A方向に駆動される。
【0083】
中間転写体26は、感光体ドラム12と転写装置18のロールとで挟持されており、感光体ドラム12のトナー像が中間転写体26に転写されるようになっている。
【0084】
中間転写体26の下方には、複数枚の用紙28を積み重ねる用紙トレイ30が配置されている。
【0085】
用紙トレイ30の上方には、用紙28を搬送するロール32A〜Fが配置されている。
【0086】
用紙28は、ロール32A〜Fにより1枚づつ搬送されるようになっており、用紙28は、ロール32Fとロール24Eとの間で、中間転写体26に接触し、中間転写体26上の画像が転写されるようになっている。
【0087】
なお、画像の転写された用紙28は、定着器34を介して装置外へと搬送される。
(光走査装置の詳細)
次に、光走査装置22YM、及び光走査装置22CKを詳細に説明する。
【0088】
図2には、光走査装置22YMと光走査装置22CKとが重なって示されている。図2において実線が光走査装置22YMであり、点線が光走査装置22CKである。
【0089】
光走査装置22YM、及び光走査装置22CKは、各々筐体36を備えている。
【0090】
筐体36の内部には、回転多面鏡38、2枚組みのFθレンズ40A,B、折り返しミラー42、折り返しミラー44、副走査方向に屈折率を有するシリンドリカルミラー46、折り返しミラー48、折り返しミラー50、折り返しミラー52、シリンドリカルミラー54が設けられている。
【0091】
2つの感光体ドラム12に対する2つの光源(図2では図示せず。詳細は後述する。)からの光束は、一つの回転多面鏡38によって偏向反射され、2枚組みのFθレンズ40A,Bで光束が感光体ドラム12上を等速で走査するように主走査方向において結像される。
【0092】
マゼンタ(M)とブラック(K)の光路で説明すると、Fθレンズ40A,Bを通過した光束は、折り返しミラー42、44で折り返され、シリンドリカルミラー46、折り返しミラー48を介すことで副走査方向において感光体ドラム12上に結像される。
【0093】
なお、シリンドリカルミラー46は、回転多面鏡38の面倒れ補正光学系としても機能している。
【0094】
一方、イエロー、及びシアンでは、折り返しミラー50、52、及びシリンドリカルミラー54を介して感光体ドラム12に至る。
【0095】
一つの筐体36内に収められる2つの光学系は、同じFθレンズ40A,Bを共用しているので、回転多面鏡38から感光体ドラム12までの光路長は、2つの光学系で同一となっている。
【0096】
また、光走査装置22CKと光走査装置22YMは同一構成のFθレンズ40A,Bを共用しているので、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック全ての光路長は筐体36間で同一となっている。
【0097】
しかしながら、ブラックはマゼンタよりも筐体36から感光体ドラム12までの距離が短いため、筐体36の内部ではブラックの光路長をマゼンタの光路長よりも長くしなければならない。
【0098】
そのため、図2に示すように、折り返しミラー44、48とシリンドリカルミラー46の位置を、ブラックとマゼンタとで少しずつ変えて光路長の差を吸収している。
【0099】
図3は、光学走査装置22YMの光学系を上から見た平面図である。
【0100】
なお、図3では、Fθレンズ40A,Bから光源側の光学系のみを記載しており、その他は省略している。
【0101】
光学走査装置22YMは、イエロー用の光源56Yとマゼンタ用の光源56Mを備えている。光源56Y、及び光源56Mは、各々複数の光ビームを射出する、いわゆる面発光レーザアレイである。
【0102】
本実施形態の光源56Y、光源56M、及び光学走査装置22CKの光源56C、光源56Kは、全て同一構造の面発光レーザアレイであり、図4に示すように、36本の光ビームを射出するために36個の発光部37を有するものである。
【0103】
光源56Yの光ビーム射出側には、コリメートレンズ58Y、光源56Mから出射された光ビームを反射する反射ミラー60、シリンドリカルレンズ62Y、シリンドリカルレンズ62M、光ビームの一部分を反射するハーフミラー64、回転多面鏡38が順に配置されている。
【0104】
ここで、図1、2から分かるように、イエロー用の光ビームとマゼンタ用の光ビームとは、回転多面鏡38入射時の高さがずれており、イエロー用の光ビームがマゼンタ用の光ビームよりも上側に位置している。
【0105】
したがって、光源56Mから出射された光ビームを反射する反射ミラー60は、イエロー用の光源56Mから出射された光ビームの光路よりも下側に配置されており、マゼンタ用の光ビームだけを反射してマゼンタ用の光ビームの光路と、イエロー用の光ビームの光路とが上から見て重なるようにしている。
【0106】
また、反射ミラー60から見て光源56Yの方向とは90°の方向に、コリメートレンズ66M、及び光源56Mが配置されている。
【0107】
光源56Yから射出された複数の光ビームはコリメートレンズ58Yで略平行光とされ、光源56Mから射出された複数の光ビームはコリメートレンズ66Mで略平行光とされる。
【0108】
前述したように、イエロー用の光ビームの光路とマゼンタ用の光ビームの光路とは高さが異なっており、少なくともFθレンズ40A,Bまでは、イエロー用の光ビームの光路がマゼンタ用の光ビームの光路よりも上側に位置している。
【0109】
なお、シリンドリカルレンズ62Yの下側にシリンドリカルレンズ62Mが配置されており、図3に示すように、上から見るとシリンドリカルレンズ62Yとシリンドリカルレンズ62Mとが重なっている。
【0110】
シリンドリカルレンズ62Yはコリメートされたイエロー用の光ビームを副走査方向にのみ集光させ、シリンドリカルレンズ62Mはコリメートされたマゼンタ用の光ビームを副走査方向にのみ集光させる。
【0111】
ハーフミラー64は、光ビームの一部を分離し、光量検出用センサ68へ光ビームを反射する。面発光レーザは、端面発光レーザのように光量検出用のバックビームが無いため、フロントビームから光量検出する必要がある。
【0112】
なお、ハーフミラー64を透過したイエロー用の光ビームYBは、回転多面鏡38で偏向反射され、図2に示すように、Fθレンズ40A,B、折り返しミラー50、折り返しミラー52、及びシリンドリカルミラー54を介して感光体ドラム12に至る。
【0113】
一方、ハーフミラー64を透過したマゼンタ用の光ビームMBは、回転多面鏡38で偏向反射され、図2に示すように、Fθレンズ40A,B、折り返しミラー42、折り返しミラー44、及びシリンドリカルミラー46、折り返しミラー48を介して感光体ドラム12に至る。
【0114】
図3に示すように、光走査装置22YMには、回転多面鏡38の各反射面で感光体ドラム12を露光するときのタイミングを合わせるために、感光体走査開始前のビーム通過タイミングを検出するビーム通過タイミング検出手段70が設けられている。
【0115】
ビーム通過タイミング検出手段70は、ピックアップミラー72、及び同期用光センサ74を備えている。
【0116】
ピックアップミラー72は、感光体走査前の同期用の光ビーム(図4参照。1列分6本)を反射し、ピックアップミラー72で反射された同期用の光ビームが同期用光センサ74に入射する。
【0117】
なお、光走査装置22CKも光学走査装置22YMと同様の構成であるので、説明は省略する。
【0118】
本実施形態では、各光学系における折り返しミラーの枚数が以下の表1のように設定されている。なお、回転多面鏡38の反射面は、光ビームを主走査方向へ折り返すので、折り返しミラーとしてカウントしている。
【0119】
【表1】
Figure 0004360075
即ち、本実施形態では、イエローとシアンの光学系において、折り返しミラーは各々4枚であり、主走査方向への折り返しミラーは1枚(回転多面鏡38の反射面)、副走査方向への折り返しミラーは3枚(折り返しミラー50、52、シリンドリカルミラー54)である。
【0120】
また、マゼンタとブラックの光学系において、折り返しミラーは6枚であり、主走査方向への折り返しミラーは2枚(回転多面鏡38の反射面、反射ミラー60)、副走査方向への折り返しミラーは4枚(折り返しミラー42、44、48、シリンドリカルミラー46)である。
【0121】
図4(A)〜(D)は、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラック用の各光ビームに対し、それぞれ回転多面鏡38側から光源を見た図であり、図4での上下方向は、回転多面鏡38の回転軸の上下方向と一致させて示している。なお、各マルチビームレーザの向きを分かりやすくするために、図4に示す複数の発光部37のうちの特定のものを黒丸で図示している。
【0122】
本実施形態では、イエローの光学系とマゼンタの光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)であり、副走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)となる。また、ブラックとの光学系とシアンの光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)であり、副走査方向の折り返しミラーの枚数差が1枚(奇数)となる。
【0123】
したがって、本実施形態では、図4(A)〜(D)に示すように、マゼンタ用の光源56M、及びブラック用の光源56Kを、イエロー用の光源56Y、及びシアン用の光源56Cに対して180°回転させた状態で取り付けている。
【0124】
図5は、本実施形態の折り返しミラーによる複数の光ビーム(2次元ビーム)の軸方向の変化を示している。
【0125】
マゼンタ用の光源56M、及びブラック用の光源56Kを、イエロー用の光源56Y、及びシアン用の光源56Cに対して180°回転させた状態で取り付けているため、光源の位置では、主走査方向の軸の向きと副走査方向の軸の向きが、それぞれマゼンタ及びブラックに対してイエロー及びシアンは互いに逆向きになっている。
(作用)
次に、本実施形態の画像形成装置10の作用を説明する。
【0126】
主走査方向への折り返しミラーにより光ビームが反射されると、主走査方向の軸が反転し、副走査方向への折り返しミラーにより光ビームが反射されると、副走査方向の軸が反転する。
【0127】
本実施形態では、図4に示すように、イエロー用の光源56Y及びシアン用の光源56Cに対し、マゼンタ用の光源56M及びブラック用の光源56Kを180°回転した状態で取り付けており、さらに、イエロー用の光学系とマゼンタ用の光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)、副走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)とし、ブラック用の光学系とシアン用の光学系とでは、主走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)、副走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)としたので、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラック用の各感光体ドラム12上での、各々の光ビームの配置(2次元ビームの向き)は全て同じになる。
【0128】
したがって、光源56Y、光源56C、光源56M及び光源56Kにおいて、同じ構成の画像信号制御が可能となり、個別(色別)に制御回路を変更する必要がなく、画像形成装置10を高速、高画質、かつ低コストで提供することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、図6、及び図7にしたがって本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置80を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0129】
第1の実施形態では、ブラック、及びシアン用の光走査装置22CKと、マゼンタ、及びイエロー用の光走査装置22MYとの2つの光学走査装置が設けられていたが、本実施形態の画像形成装置80では、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの各色用の走査ビームを出射する1台の光走査装置22CKMYを備えている。
【0130】
本実施形態では、各色に対応した感光体ドラム12は、全て同一径に設定されている。
【0131】
なお、図6(A)においては、電子写真ユニット10K、10C、10M、10Yは、感光体ドラム12のみを図示しており、帯電装置14、現像装置16、転写装置18、クリーニング装置20等は記載を省略している。
【0132】
本実施形態の光走査装置22CKMYは、第1の実施形態とほぼ同様の光学部品を備えているが、光学部品の配置、及び個数が異なっている。
【0133】
本実施形態では、筐体36の中央に一つの回転多面鏡38が配置されており、回転多面鏡38の左側(矢印L方向側)にブラック、及びシアン用の光学系が、回転多面鏡38の右側(矢印R方向)にイエロー、及びマゼンタ用の光学系が配置されている。
【0134】
本実施形態では、イエロー用の光ビームYBの光路とマゼンタ用の光ビームMBの光路とは高さが異なっており、少なくともFθレンズ40A,Bまでは、イエロー用の光ビームYBの光路がマゼンタ用の光ビームMBの光路よりも下側に位置している。
【0135】
また、ブラック用の光ビームKBの光路とシアン用の光ビームCBの光路とは高さが異なっており、少なくともFθレンズ40A,Bまでは、ブラック用の光ビームKBの光路がシアン用の光ビームCBの光路よりも下側に位置している。
【0136】
なお、図6(B)に示すように、光源からFθレンズ40A,Bまでの光学系においては、ブラック及びシアン用の光学系と、イエロー及びマゼンタ用の光学系とは左右対称である。
【0137】
本実施形態では、各光学系における折り返しミラーの枚数を下記の表2のように設定している。
【0138】
【表2】
Figure 0004360075
即ち、本実施形態では、イエロー用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが2枚(回転多面鏡38の反射面、反射ミラー60)、副走査方向への折り返しミラーが3枚(折り返しミラー50、52、シリンドリカルミラー54)、折り返しミラーとしては合計5枚である。
【0139】
マゼンタ用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが1枚(回転多面鏡38の反射面)、副走査方向への折り返しミラーが2枚(折り返しミラー42、シリンドリカルミラー46)、折り返しミラーとしては合計3枚である。
【0140】
なお、図示は省略するが、本実施形態ではマゼンタ用の光源56Mを、イエロー用の光源56Yに対して光軸回りに180度回転させて取り付けている。
【0141】
シアン用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが1枚(回転多面鏡38の反射面)、副走査方向への折り返しミラーが3枚(折り返しミラー50、折り返しミラー52、シリンドリカルミラー54)、折り返しミラーとしては合計4枚である。
【0142】
また、ブラック用の光学系において、主走査方向への折り返しミラーが2枚(回転多面鏡38の反射面、反射ミラー60)、副走査方向への折り返しミラーが4枚(折り返しミラー42、折り返しミラー44、シリンドリカルミラー46、折り返しミラー48)、折り返しミラーとしては合計6枚である。
【0143】
即ち、本実施形態のシアン用とブラック用の光学系においては、第1の実施形態のシアン用とブラック用の光学系と同じ構成(図2参照)となっている。
【0144】
図7は、本実施形態の折り返しミラーによる複数の光ビーム(2次元ビーム)の軸方向の変化を示している。
【0145】
イエロー用の光源56Y、及びシアン用の光源56Cをマゼンタ用の光源56M、及びブラック用の光源56Kに対して180°回転させた状態で取り付けているため、光源の位置では、主走査方向の軸の向きと副走査方向の軸の向きが、それぞれイエロー及びシアン用の光学系に対してマゼンタ及びブラック用の光学系は互いに逆向きになっている。
(作用)
次に、本実施形態の画像形成装置80の作用を説明する。
【0146】
本実施形態のシアン用とブラック用の光学系においては、前述したように第1の実施形態のシアン用とブラック用の光学系と同じ構成となっているので、シアン、及びブラックの各感光体ドラム12上での、各々の光ビームの配置(2次元ビームの向き)は同じになる。
【0147】
次に、本実施形態のイエロー用、及びマゼンタ用の光学系においては、合計の折り返しミラーの枚数を偶数差(5−3=2)とし、マゼンタ用の光源56をイエロー用の光源56Yに対して光軸回りに180度回転させて取り付けており、さらに、主走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)、副走査方向の折り返しミラーの枚数差を1枚(奇数)としたので、イエロー、及びマゼンタの各感光体ドラム12上での、各々の光ビームの配置は全て同じになる。
【0148】
ここで、イエロー用の光ビーム及びマゼンタ用の光ビームと、シアン用の光ビームとブラック用の光ビームとが回転多面鏡38に対して互いに逆方向へ偏向走査されているため、感光体ドラム12上での座標は、主走査方向、副走査方向共に逆向きになった場合、4色を重ね合わせたときの向きが一致することになる。
【0149】
図7から明らかなように、本実施形態の構成とすることで、イエロー用、マゼンタ用、シアン用、及びブラック用の各感光体ドラム12上での各々の光ビームの配置(2次元ビームの向き)を同じにすることができる。
【0150】
したがって、本実施形態の画像形成装置80においても、第1の実施形態と同様に、高速、高画質、かつ低コストで提供することが可能となる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、複数の光源から出射された複数の光ビームが一つの回転多面鏡38に入射する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、特開昭63−271275号公報の第1図に示したような、一つのマルチビームレーザから出射された複数のビームが回転多面鏡に入射するような光学系を持つ光走査装置が複数配列されるような場合でも、その中の一部の光走査装置がレイアウトの制約等や増速などの要求に対応するために、光学系が他の光走査装置の光学系と比べて異なるような場合にも適用することができる。
【0151】
また、折り返しミラー(主走査方向、及び副走査方向)の数は、上記実施形態に記載のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜増減可能であるのは言うまでもない。
【0152】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の画像形成装置によれば、光源として2次元マルチビームレーザを使用した場合であっても、画像制御方法や画像書き出し位置制御方法等を複雑にすることがなく、装置を低コストで提供することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態に係る画像形成装置の要部の側面図である。
【図2】 第1の実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の側面図である。
【図3】 光走査装置の要部の平面図である。
【図4】 (A)〜(D)は光源の正面である。
【図5】 (A)はイエロー及びシアン用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(B)はブラック及びマゼンタ用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図である。
【図6】 (A)は第2の実施形態に係る画像形成装置の要部の側面図であり、(B)は光走査装置の要部の平面図である。
【図7】 (A)はイエロー用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(B)はマゼンタ用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(C)はシアン用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図であり、(D)はブラック用の光学系における折り返しミラーによる光ビームの軸方向の変化を示す説明図である。
【図8】 光学系に主走査方向(X方向)へ折り返すミラーがあった場合の、光ビームの向きを説明する説明図である。
【図9】 光学系に副走査方向(Y方向)へ折り返すミラーがあった場合の、光ビームの向きを説明する説明図である。
【図10】 特開昭59−123368号公報の第6図に示した画像形成装置の光学系に対して2次元マルチビームレーザを適用した例を示す説明図である。
【図11】 特開平9−184991号公報の図1及び図2に示した画像形成装置の光学系に対して2次元マルチビームレーザを適用した例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
12 感光体ドラム(感光体)
37 発光部
38 回転多面鏡(折り返しミラー)
42 折り返しミラー
44 折り返しミラー
46 シリンドリカルミラー(折り返しミラー)
48 折り返しミラー
50 折り返しミラー
52 折り返しミラー
54 シリンドリカルミラー
56Y 光源(マルチビームレーザ)
56M 光源(マルチビームレーザ)
56C 光源(マルチビームレーザ)
56K 光源(マルチビームレーザ)
60 反射ミラー(折り返しミラー)
80 画像形成装置

Claims (5)

  1. 複数の発光部を2次元的に配置したマルチビームレーザを複数配置すると共に、各マルチビームレーザに対応した複数の感光体を配置し、前記複数のマルチビームレーザから射出された複数の光ビームを折り返しミラーを含む走査光学系により各感光体上で走査露光させて潜像を形成し、前記潜像を現像して各感光体上に形成した複数の画像を重ね合わせて単一の画像として出力する画像形成装置であって、
    前記走査光学系は、前記マルチビームレーザ毎に1以上の前記折り返しミラーを有し、
    マルチビームレーザから射出された複数の光ビームの前記感光体における配置が各感光体上で同一となるように、前記マルチビームレーザの向き、及び各マルチビームレーザに対応する前記折り返しミラーの数を設定した、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記走査光学系は、前記光ビームを偏向走査する回転多面鏡を有し、
    前記回転多面鏡の回転軸を通る直径方向の仮想線を境にして一方側へ偏向される光ビームを出射する前記マルチビームレーザを複数有し、
    前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が偶数枚に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記走査光学系は、前記光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーと副走査方向へ折り返す折り返しミラーとを有し、
    前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差と、前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差とが共に偶数枚のときは、各々の前記マルチビームレーザを光軸回りで同じ方向を向くように配置し、
    前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差と、前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差とが共に奇数枚のときは、一方の前記マルチビームレーザを他方の前記マルチビームレーザに対して光軸回りに略180°回転させて配置する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記走査光学系は、前記光ビームを偏向走査する回転多面鏡を有し、
    前記回転多面鏡の回転軸を通る直径方向の仮想線を境にして一方側へ偏向される光ビームを出射するマルチビームレーザと、前記仮想線を境にして他方側へ偏向される光ビームを出射するマルチビームレーザとを有し、
    前記光ビームを前記仮想線を境にして一方側へ折り返す前記折り返しミラーの数と、前記光ビームを前記仮想線を境にして他方側へ折り返す前記折り返しミラーの数との差が奇数枚に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記走査光学系は、前記光ビームを主走査方向へ折り返す折り返しミラーと副走査方向へ折り返す折り返しミラーとを有し、
    前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚、かつ前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が零または偶数枚のときは、各々の前記マルチビームレーザを光軸回りで同じ方向を向くように配置し、
    前記光ビームを主走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚、かつ前記光ビームを副走査方向へ折り返す前記折り返しミラーのマルチビームレーザ同士の枚数差が奇数枚のときは、前記マルチビームレーザの一方を他方に対して光軸回りに略180°回転させて配置する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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