JP5732923B2 - 光走査装置、画像形成装置、および光走査方法 - Google Patents

光走査装置、画像形成装置、および光走査方法 Download PDF

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Description

本発明は、光走査装置、画像形成装置、および光走査方法に関する。
従来から、レーザプリンタ、ファックス装置、デジタル複合機等で用いられる電子写真方式の画像形成装置では、カラー化や高速化により、感光体ドラムを複数備えるタンデム方式の装置が普及している。タンデム方式の装置では、複数の感光体ドラム各々に対し光を照射する必要がある。そのため、感光体ドラムの数が増加するに伴い、タンデム方式の画像形成装置に用いる光走査装置に光を照射する光源数を感光体ドラムの数だけ増加させた技術が既に知られている。
また、部品を共通化しつつ、画像出力を高速化する目的で、同一光源で複数色を画像形成する方法が開発されている(例えば、特許文献1)。具体的には、タンデム方式の画像形成装置では、光を偏向するポリゴンモータなどの偏向手段を中心として左右に複数色の光を走査する光路を有する対向走査光学系が使用されている。そして、このような複数色を発光可能な光源を複数用いることで高速化を図ることが考えられる。
しかし、複数の光源を用いるマルチビームの対向走査光学系では、光学系の構成や光学部品の構成により、転写紙に対する各ビーム(光束)の副走査方向の配列に不整合が発生し、適切な画像形成を実現できないという事態が生じる。
そこで、副走査方向のライン配列を一定に保つ手段として、制御部から光源へ画像データを接続するハーネスなどの結線を入れ子にしたり、光源を実装する制御基板のレイアウトを個別に開発したりする方法が採用されている。
しかしながら、転写紙に対する各ビームの副走査方向の配列が異なる事態が生じた場合は、特許文献1の方法であっても結局部品を共通化することができないという問題が生じることとなる。また、副走査方向の配列に生じる不整合を回避する手段として、制御部から光源へ画像データの接続を切り替える手段も考えられるが、ハードウェア構成上困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、同一光源で複数色を画像形成する光学系において、異種の部品点数を増加することなく、転写紙に対する各光束の副走査方向の配列に合わせて画像データを形成することができる光走査装置、画像形成装置、および光走査方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、が対応付けられた複数の第1の光束それぞれを発光する複数の光源部と、発光された複数の前記第1の光束をそれぞれ第2の光束に分割する光束分割部と、複数の前記第2の光束それぞれに対応する複数の反射部を有し、前記反射部のそれぞれが、前記第1の光束から分割された対応する前記第2の光束を偏向走査する偏向部と、偏向走査された複数の前記第2の光束を、異なる色が割り当てられた複数の被走査面のうち、前記第2の光束に対応する前記第1の光束に対応付けられた色が割り当てられた被走査面上にそれぞれ結像させる光学系と、偏向走査された前記第2の光束を検出する受光部と、前記受光部による検出結果に基づいて、検出された前記第2の光束がいずれの前記反射部に対応するかを検知する検知部と、カラー画像データを取得し、取得された前記カラー画像データのうち、前記受光部により前記第2の光束が検知された偏向走査の次々回の偏向走査で用いられる複数の色に対応する複数のラインのデータを選択する選択部と、選択された前記ラインのデータを前記検知部による検知結果に基づいて入れ替える入替部と、入れ替えられた前記ラインのデータに対応する前記第1の光束を発光するように前記光源部を制御する光源制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、色が対応付けられた複数の第1の光束それぞれを発光する複数の光源部と、発光された複数の前記第1の光束をそれぞれ第2の光束に分割する光束分割部と、複数の前記第2の光束それぞれに対応する複数の反射部を有し、前記反射部のそれぞれが、前記第1の光束から分割された対応する前記第2の光束を偏向走査する偏向部と、偏向走査された複数の前記第2の光束を、異なる色が割り当てられた複数の被走査面のうち、前記第2の光束に対応する前記第1の光束に対応付けられた色が割り当てられた被走査面上にそれぞれ結像させる光学系と、偏向走査された前記第2の光束を検出する受光部と、を備える光走査装置で実行される光走査方法であって、前記受光部による検出結果に基づいて、検出された前記第2の光束がいずれの前記反射部に対応するかを検知する検知ステップと、カラー画像データを取得し、取得された前記カラー画像データのうち、前記受光部により前記第2の光束が検知された偏向走査の次々回の偏向走査で用いられる複数の色に対応する複数のラインのデータを選択する選択ステップと、選択された前記ラインのデータを前記検知ステップによる検知結果に基づいて入れ替える入替ステップと、入れ替えられた前記ラインのデータに対応する前記第1の光束を発光するように前記光源部を制御する光源制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、同一光源で複数色を画像形成する光学系において、異種の部品点数を増加することなく、転写紙に対する各光束の副走査方向の配列に合わせて画像データを形成することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、感光体への画像データの書き込みを高速化することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる画像形成装置100の構成を示す図である。 図2は、光走査装置20のハードウェア構成を示す図である。 図3は、ハーフミラープリズム33の副走査断面図である。 図4−1は、偏向部36の上部断面図である。 図4−2は、偏向部36の側面図である。 図4−3は、偏向部36の下部断面図である。 図5−1は、ポリゴンミラー36a、36bにより走査されたビームと遮光部材45の位置の一例を示す図である。 図5−2は、ポリゴンミラー36a、36bにより走査されたビームと遮光部材45の位置の一例を示す図である。 図6は、実施の形態1の光走査装置20と感光体ドラム10との動作を示す説明図である。 図7は、従来のカラー対向走査タンデム光学系の構成を示す図である。 図8は、光書込制御部130の機能ブロック図である。 図9は、比較判定部141による判定処理のタイミングを示すタイミングチャートである。 図10は、データ入替部132による入替動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 図11は、図10においてデータ入替部132により入れ替えられた画像パスの一例を示す説明図である。 図12は、実施の形態2の光走査装置220と感光体ドラム10の動作を示す説明図である。 図13は、光書込制御部230の機能ブロック図である。 図14は、データ入替部232による入替動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 図15は、図14においてデータ入替部232により入れ替えられた画像パスの一例を示す説明図である。 図16は、光書込制御部330の機能ブロック図である。 図17は、データ入替部332により入れ替えられた画像パスの一例を示す説明図である。 図18は、画像形成装置100のハードウェア構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光走査装置、画像形成装置、および光走査方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態においては、本発明における画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機(MFP:Multi Function
Peripherals)に適用した例を示すが、これに限定されない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる画像形成装置100の構成を示す図である。図1に示すように、画像形成装置100は、4つの感光体ドラム10y〜10kと、4つの帯電ユニット13a〜13dと、現像ユニットとしての4つのトナーカートリッジ12a〜12dと、4つの転写ローラ11a〜11dと、3つの中間転写ローラ25a〜25cと、中間転写ベルト14と、中間転写ベルトクリーニング装置15と、搬送ベルト16と、レジストローラ17と、給紙レジストセンサ17aと、定着装置18と、排紙装置19と、光走査装置20とを主に備える。
光走査装置20は、画像形成装置100の開始ボタンが押下されると、あるいはプリンタホストからの印刷開始信号が有効にされると、タイミング制御したビームを感光体ドラム10上に露光する。光走査装置20は、ポリゴンモータ(不図示)により偏向部36により光源(不図示)からのビームを走査させ、感光体ドラム10の被走査面にそれぞれビームを書き込み、静電潜像を形成する。
形成された静電潜像は、トナーカートリッジ12a〜12dから供給されるトナーにより現像され、各感光体ドラム10上では単色画像が形成される。図1に示すように、まず、最初の感光体ドラム10yではイエロー(Ye)のトナーが付着され、イエロー画像が形成され、転写ローラにより中間転写ベルト14上に転写される。次の感光体ドラム10cではシアン(Cy)のトナーが付着され、シアン画像が形成され、転写ローラにより中間転写ベルト14上に転写される。なお、この中間転写ベルト14上には既にイエロー画像が転写されているため、その上にシアン画像が転写される。
さらに、次の感光体ドラム10mではマゼンタ(Ma)のトナーが付着され、マゼンタ画像が形成されて、転写ローラにより中間転写ベルト14上に転写される。この中間転写ベルト14上には既にイエロー画像およびシアン画像が転写されているため、イエロー画像とシアン画像の上にマゼンタ画像が転写される。最後の感光体ドラム10kではブラック(Bk)のトナーが付着され、転写ローラにより中間転写ベルト14上に転写される。中間転写ベルト14上には既に転写されたイエロー画像、シアン画像、マゼンタ画像の上にブラック画像が転写される。なお、中間転写ベルト14は、中間転写ローラ25a〜25cを駆動ローラとして回転駆動することにより転写された各色のトナー像を所定方向へ搬送する。このように中間転写ベルト14上に各色のトナー像が重ね合わせられることにより、合成カラー像が形成される。ここでは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順に作像しているが、作像する色順はこれに限定されない。
一方、画像形成装置100は、ジョブ開始信号が有効にされると、給紙装置から転写紙40を1枚ずつ分離して給紙搬送させ、給紙レジストセンサ17aで転写紙40が検知されると給紙を一旦停止させる。そして、中間転写ベルト14上の合成カラー画像の搬送にタイミングを合わせ、レジストローラ17を回転させ、中間転写ローラ25cおよび搬送ベルト16が中間転写ベルト14を介して接触する転写部と、中間転写ベルト14と、の間に転写紙40を送り込む。転写部は、転写紙40へ合成カラー画像を転写する。定着装置18は、搬送される合成カラー画像が転写された転写紙40に熱と圧力を加えて定着させる。定着後、転写紙40は、排紙装置19に取り付けられた排紙ローラにより排出され、排紙トレイ上にスタックされる。
次に、光走査装置20の詳細について説明する。図2は、光走査装置20のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、光源30と、カップリングレンズ31と、アパーチャー32と、ハーフミラープリズム33と、シリンドリカルレンズ34a、34bと、偏向部36と、防音ガラス35と、第1走査レンズ37a、37bと、ミラー38と、第2走査レンズ39a、39bとを主に備える。なお、図2では、説明の便宜上、光源30を1つだけ図示するが、本実施形態では、光走査装置20は2つの光源30を備える。
光源30は、複数の発光部を有する。本実施形態では、2つの発光部から2本のビームが出射される場合を例に説明する。光源30は、例えば半導体レーザアレイ素子であってもよいし、面発光型半導体レーザアレイ素子であってもよい。なお光源30はレーザアレイに限られるものではなく、複数の発光部を有するものであればどのようなものであってもよい。例えば、それぞれ1つの発光部を有する複数の光源素子により光源30を構成してもよい。光源30から出射された発散光束である第1ビームは、カップリングレンズ31により、弱い収束光束もしくは平行光束または弱い発散光束に変換される。また、カップリングレンズ31を出射した第1ビームは、アパーチャー32により被走査面上のビーム径を安定される。
アパーチャー32を通過した第1ビームは、ハーフミラープリズム33により2本に分割され第2ビームとなる。ここで、ハーフミラープリズムの詳細について説明する。図3は、ハーフミラープリズム33の副走査断面図である。図3に示すように、ハーフミラープリズム33は、入射された第1ビームを、透過光と反射光1:1の割合で分割するハーフミラー33aを備える。また、ハーフミラープリズム33は、ビームの進む方向を変換する機能を有する全反射面33bを備える。アパーチャー32を出た第1ビームは、ハーフミラープリズム33に入射されるが、ハーフミラー33aで上下段の2つに分離され、全反射面33bで方向が変換された後、後述する上下段に配置されたポリゴンミラー36a、36bへと出射される。
なお、ここではハーフミラープリズムを用いたが、単体のハーフミラーと一般に使用されるミラーとを用いて同様の機能を有する光学系デバイスを構成することもできる。また、ハーフミラーによる光の分離割合は、上記の1:1に限定されるものではなく、他の光学系デバイスの条件に合わせて適宜設定することができる。
図2に戻り、ハーフミラープリズム33から出た2本の第2ビームは、上下段のそれぞれに合せて配置されるシリンドリカルレンズ34a、34bにより、偏向反射面の近傍にて主走査方向に長い潜像に変換される。
偏向部36は、回転軸を中心に上下2段の多面反射鏡であるポリゴンミラー36a、36bを備え、これらを回転させてビームを走査する。ポリゴンミラー36aは偏向部36の上段に、ポリゴンミラー36bは偏向部36の下段に備えられており、ポリゴンミラー36aに対しポリゴンミラー36bは、偏向部36の回転軸を中心に重ね合わせた状態から回転方向に角度φずれて周設されている。なお、ポリゴンミラー36a、36bは一体的に形成されていてもよく、別体として組みつけられてもよい。偏向部36は、上記のように構成されたポリゴンミラー36a、36bにより第2ビームを偏向走査し、それぞれ感光体ドラム10a、10bに入射させる。
次に、偏向部36の詳細について説明する。図4−1は、偏向部36の上部断面図である。また、図4−2は、偏向部36の側面図である。また、図4−3は、偏向部36の下部断面図である。図4−1に示すように、ポリゴンミラー36aと36bの回転方向へのずれ角φ1とφ1´が均等である場合は、ずれ角φはポリゴンミラー36a、36bのミラー面の面数(M)に対し、π/Mで表すことができる。その面数が4である場合、ずれ角φ1、φ1´はπ/4、すなわち45°となる。ずれ角が45°である場合、上段のポリゴンミラー36aにより走査を開始し、その後に下段のポリゴンミラー36bにより走査を開始するまでの間隔と、下段のポリゴンミラー36bにより走査を開始し、その後に上段のポリゴンミラー36aにより走査を開始するまでの間隔は同じ間隔となる。この場合、どのタイミングのビームが上段で反射され、どのタイミングのビームが下段で反射されて走査を行っているのかを判別することができない。
そこで、角度φの値を180°÷ポリゴンミラー36a、36bが有する角の数+所定の角度ずれ量、または180°÷ポリゴンミラー36a、36bが有する角の数−所定の角度ずれ量の値とする。具体的には、ミラー面のずれ角φ1とφ1´を不均等にする。例えば、図4−1に示すように、上段のポリゴンミラー36aから下段のポリゴンミラー36bを見た場合のミラー面のずれ角をφ1とする。また、図4−3に示すように、下段のポリゴンミラー36bから上段のポリゴンミラー36aを見た場合のミラー面のずれ角をφ2とする。そして、φ1=π/M+α、φ2=π/M−αとなるように、±αの角度差を設けてミラー面を配置する。
例えば、ミラー面が4面で、角度ずれ量αが1°あると、φ1=46°、φ2=44°となる。この場合、上段のポリゴンミラー36aにより走査を開始し、その後に下段のポリゴンミラー36bにより走査を開始するまでの間隔は、下段のポリゴンミラー36bにより走査を開始し、その後に上段のポリゴンミラー36aにより走査を開始するまでの間隔より長くなり、間隔が長いほうが上段のポリゴンミラー36aにより走査したと判断でき、間隔が短いほうが下段のポリゴンミラー36bにより走査したと判断することができる。したがって、角度ずれ量αを設けることにより、その間隔からいずれの段により走査を行っているかを検出することができる。
角度ずれ量αの範囲は、ポリゴンミラー36a、36bを組み立てるにあたって部品公差が大きなパラメータとなる。この公差とは、規定値と実物の値との差であって、法令で許容される範囲である。また、機械加工において許し代とされている値である。例えば、部品公差を±0.25°とすると、α=0.25にしてもφ1=φ2となり、ポリゴンミラーの上段と下段を検出することができない。また、αが0.25未満になると、φ1とφ2の大小関係が逆転してしまい、ポリゴンミラーの上段と下段を検出することはできるが、その結果が上下段で逆の結果となる。このため、αが0.25を超える値でなければならない。
また、部品公差を±0.5°とすると、α=0.5にしてもφ1=φ2となり、ポリゴンミラーの上段と下段を検出することができない。このため、α=0.5を超える値でなければならない。例えば、α=0.5005とすることができるが、この0.5005は、0.5に対し、わずか0.0005程大きくしただけであるが、高速クロックによりカウントを行うため、検知信号の間隔をカウントする値の差分が数百以上の差分があるので上下段の検出は十分に可能である。
従って、角度ずれ量αの最小値は、部品公差が±0.25°である場合には、αはその公差の絶対値0.25°を超える値、例えば0.2505°とすることができる。また、部品公差が±0.5°である場合には、αはその公差の絶対値0.5°を超える値、例えば0.5005°とすることができる。一方、角度ずれ量αの最大値は、αが大きくなると検知信号の間隔が短い段のミラー面で感光体ドラムを走査できる有効書き込み幅に相当する偏向角が小さくなり、主走査幅を走査するための制御クロックを大幅に高速化する必要があることから、45°に対して約2〜3%の約0.9〜1.35°が好ましい。なお、光走査装置20では、角度ずれ量αを設けた偏向手段36を備えることで、いずれの段により走査を行っているかを検出することができる。
次に、ポリゴンミラー36a、36bにより走査されるビームの位置について説明する。図5−1および図5−2は、ポリゴンミラー36a、36bにより走査されたビームの位置の一例を示す図である。図5−1および図5−2に示すように、ポリゴンミラー36a、36bにより第2ビームが同時に反射される2方向のうちの1方に遮光部材45が配設されている。ここで、ポリゴンミラー36aにより反射される第2ビームをビームB1、ポリゴンミラー36bにより反射される第2ビームをビームB2とする。図5−1に示すように、ビームB1が感光体ドラム10(被走査面)を走査している際、遮光部材45は、被走査面上にビームB2が到達しないようにビームB2を遮光する。また、ビームB2が被走査面を走査している際は、遮光部材45は、図5−2に示すように、ビームB1が被走査面上に到達しないようにビームB1を遮光する。
次に、実施の形態1の光走査装置20と感光体ドラムとの動作について説明する。図6は、実施の形態1の光走査装置20と感光体ドラム10の動作を示す説明図である。図6
に示すように、光走査装置20は、光源30を実装した制御基板であるLDB50a、50bと、LDB50a、50bそれぞれから出射された第1ビームを分割した第2ビーム(LD1、LD2)を反射するポリゴンミラー36a、36bと、ポリゴンミラー36a、36bにより反射された第2ビーム(LD1、LD2)をさらに偏向させる反射ミラー21a〜21lとを備える。また、反射ミラー21a〜21lは、感光体ドラム10それぞれに対して3個ずつ備えられている。なお、光走査装置20には、カラー対向走査タンデム光学系が用いられる。
光走査装置20が備えるLDB50の個数を2つとした点は、図7に示す従来のカラー対向走査タンデム光学系と異なる点である。図7は、従来のカラー対向走査タンデム光学系の構成を示す図である。図7に示すように、従来のカラー対向走査タンデム光学系はLDB50を感光体ドラムの数と同じ数の4つ(LDB50y、LDB50c、LDB50m、LDB50k)を備えている。本実施の形態では、1つの光源30を備えたLDB50で複数色を画像形成するため、光源30の数を感光体ドラム10の数より少なくすることができる。
図6に示すように、転写紙40に複数色のトナー像を重ねる順序については従来と同様である。すなわち、転写紙40には、矢印で示す順序、イエロー(Ye)、シアン(Cy)、マゼンタ(Ma)、ブラック(Bk)で4色のトナー像が重ねられてカラー画像が形成される。また、図6に示すように、感光体ドラム10は、偏向部36を中心に左右に2本ずつ配置されている。また、ポリゴンミラー36aにより反射された第2ビームは、反射ミラー21a〜21lにより偏向され、感光体ドラム10に走査される。図6では、ポリゴンミラー36aにより走査された第2ビームは、感光体ドラム10yに走査されるLD1y、LD2yと、感光体ドラム10kに走査されるLD1k、LD2kとがある。また、ポリゴンミラー36bにより反射された第2ビームは、感光体ドラム10cに走査されるLD1c、LD2cと、感光体ドラム10mに走査されるLD1m、LD2mとがある。以下、第2ビームをそれぞれLD1、LD2で表し、特定が必要な場合はさらに感光体ドラム10の色(y、c、m、k)を加えて示す。
このように、図6では、LDB50aは、偏向部36を中心に左側に配置された感光体ドラム10y、10cに対応するLD1、LD2を走査し、LDB50bは、偏向部36を中心に右側に配置された感光体ドラム10m、10kに対応するLD1、LD2を走査する。
また、他の例として、1つのLDB50が偏向部36を中心とした場合の内側の感光体ドラムに対応するLD1、LD2を走査し、もう1つのLDB50が偏向部36を中心とした場合の外側の感光体ドラムに対応するLD1、LD2を走査する構成としてもよい。例えば、図6では、1つのLDB50が内側の感光体ドラム10c、10mに対応するLD1、LD2を走査し、もう1つのLDB50が外側の感光体ドラム10y、10kに対応する第2ビームを走査する構成としてもよい。
偏向部36の左側に配置するYeとCyは転写紙40に対して副走査方向にLD2が先行し、LD1が後行するラインである。また、偏向部36の右側に配置するMaとBkは転写紙40に対して副走査方向にLD1が先行、LD2が後行するラインである。
次に、光走査装置20の機能の詳細について説明する。光走査装置20は、光書込制御部130を備える。図8は、光書込制御部130の機能ブロック図である。図8に示すように、光書込制御部130は、データ選択部131と、データ入替部132と、光源制御部133と、偏向走査段検出部140と、LDB50aと、LDB50bと、受光素子150aと、150bとを主に備える。
光源制御部133は、LDB50a、50bに変調信号を出力し、LDB50a、50bからポリゴンミラー36a、36bに出射する各ビームを制御する。光源制御部133は、LDB50a、50bから出射されたビームをポリゴンミラー36a、36bの方向へ走査させ、第1走査レンズ37a、37bとミラー38とを介して感光体ドラム10y〜10kを走査させる。
受光素子150aは、イエローの感光体ドラム10yとシアンの感光体ドラム10cの走査先端位置に配置され、偏向部36により反射されたビームを、感光体ドラム10yおよび感光体ドラム10cへの主走査の書き出し位置を示す同期検知信号として検出する。また、受光素子150bは、マゼンタの感光体ドラム10mとブラックの感光体ドラム10kの走査先端位置に配置され、偏向部36により反射されたビームを、感光体ドラム10mおよび感光体ドラム10kへの主走査の書き出し位置を示す同期検知信号として検出する。
同期検知計測部142は、受光素子150により検出された同期検知信号の間隔を計測する制御クロックを備えたカウンタ(不図示)を有し、カウンタは制御クロックを用いて同期検知信号の検出間隔を計測し、計測した検出間隔を比較判定部141に出力する。カウンタの制御クロックは光源30を1画素単位で制御するクロックであるため、ローエンド装置では約10MHzの周波数で動作し、ハイエンド装置では約200MHzの周波数で動作する高速クロックである。
比較判定部141は、同期検知計測部142により計測された検出間隔を所定の値と比較し、検出された同期検知信号がポリゴンミラー36aにより反射されたビームであるかポリゴンミラー36bにより反射されたビームであるかを判定する。比較判定部141は、判定した結果をポリゴンミラー36aにより反射されたビームか、ポリゴンミラー36bにより反射されたビームであるかを判別する偏向走査段信号として、データ選択部131、データ入替部132に出力する。
所定の値は、ポリゴンミラー36a、36bの上下段を判定するための限界値、固定値、または同期検知計測部142で計測された直前の値等とする。例えば、ポリゴンミラー36aにより反射されたビームを受光素子150aで検出した同期検知信号から、その後にポリゴンミラー36bにより反射されたビームを受光素子150aで検出した同期検知信号までの間隔Taと、ポリゴンミラー36bにより反射されたビームを受光素子150aで検出した同期検知信号から、その後にポリゴンミラー36aにより反射されたビームを受光素子150aで検出した同期検知信号までの間隔Tbとの平均値(Ta+Tb)/2を固定値とすることができる。
また、例えば、比較判定部141は、所定の値を同期検知計測部142で計測された直前の値として判定することもできる。比較判定部141は、同期検知計測部142による直前の計測結果と現在の計測結果とを比較し、現在の計測結果の方が大きい場合はポリゴンミラー36bを、小さい場合はポリゴンミラー36aを走査したと判断する。間隔Taに比較して間隔Tbが長い光学系デバイスでは、同期検知計測部142による計測結果が交互に間隔が長いものと短いものを繰り返すため、比較判定部141は、上記のような判断が可能となる。
データ選択部131は、比較判定部141からの偏向走査段信号に基づき、画像処理部110から取得した画像データのうち光源制御部133により次回走査される画像データを選択する。データ選択部131は、光走査装置20と感光体ドラム10の配置により、選択した画像データに対してLDB50a、LDB50bそれぞれの走査により作像するトナー色を決定する。
例えば、データ選択部131は、比較判定部141からの偏向走査段信号に基づき、1つのLDB50により走査される画像データに2色の画像データを含める合成を行う。こ
こでは、1つのLDB50でブラックとマゼンタを、もう1つのLDB50でイエローとシアンを作像すると仮定する。例えば、データ選択部131は、ブラックとマゼンタをLDB50aにより走査される画像データに含め、イエローとシアンをLDB50bにより走査される画像データに含め、画像データを合成し、合成した画像データをデータ入替部132に出力する。
また、他の例として、データ選択部131は、比較判定部141からの偏向走査段信号に基づき、画像処理部110から取得した画像データのうち光源制御部133により次々回走査される画像データを選択する。これにより、データ入替部132によるデータ入替処理の時間を十分に確保することができるので、データ入替部132から光源制御部133により迅速にデータを出力することが可能となる。
データ入替部132は、比較判定部141により出力された偏向走査段信号に基づいて、データ選択部131から合成された画像データを処理する。データ入替部132は、データ選択部131により合成された画像データが、所定の色である場合にLDB50a、50bで作像する画像データの配列を入れ替え、入れ替えた画像データを光源制御部133に出力する。
ここで、合成された画像データの配列を入れ替える例について説明する。光走査装置20のレイアウト構成により、転写紙40に対する副走査方向のビーム配列順序が異なる場合がある。例えば、図6に示すような光学系レイアウトでは、マゼンタおよびブラックの感光体ドラム10m、10kに対しては、2つの第2ビームLD1、LD2のうち、LD1が転写紙40に対して副走査方向に先行する。他方、イエローおよびシアンの感光体ドラム10y、10cに対しては、2つの第2ビームLD1、LD2のうち、LD2が転写紙40に対して副走査方向に先行する。このような光学系では、イエローとシアンの画像データの配列を切り替えなければ転写紙40に対するカラー画像出力が不適切になる。
そこで、データ入替部132は、比較判定部141からの偏向走査段信号に基づいて、マゼンタおよびブラックの画像データはデータ選択部131からのライン配列通りに出力し、イエローおよびシアンの画像データはデータ選択部131により決定されたライン配列から、1ライン目のデータがLD2に、2ライン目のデータがLD1となるように画像データの配列を入れ替え、入れ替えた画像データを光源制御部133に出力する。
次に、比較判定部141による動作の詳細について説明する。図9は、比較判定部141による判定処理のタイミングを示すタイミングチャートである。
図9に示すDETP_Nは、図8に示した受光素子150により出力された同期検知信号である。従来のように、1つの光源から出射されたビーム(第1ビーム)を分割せず、ミラー面が1段である1つのポリゴンミラーで走査する場合には、ポリゴンミラーの1面分の走査ごとに1つの同期検知信号(以下、DETP_N信号ともいう。)が検出される。これに対し、本実施の形態では、1つの光源30から出射された第1ビームを2本の第2ビームに分割し、2本の第2ビームをそれぞれポリゴンミラー36a、36bで走査するため、2つのポリゴンミラー36a、36bそれぞれの1面分の走査により、2つのDETP_N信号が検出される。
比較判定部141は、所定の値を固定値とする場合、DETP_Nの入力タイミングのカウンタの計測値を固定値(MRLIMIT_R)と比較し、固定値以上であれば偏向走査段信号(以下、mirrorsideという。)をlowに、固定値未満であればmirrorsideをhighにする。具体的には、比較判定部141は、DETP_N信号の入力タイミングのカウンタの計測値が、固定値以上であればlowを表す0に、固定値未満であればhighを表す1に設定する。図9では、(I)と(II)のDETP_N信号の間隔が固定値(MRLIMIT_R)未満となっているため、(II)のDETP_N信
号を受信後、mirrorsideがhighに設定されている。
また、他の例として、比較判定部141が、所定の値を同期検知計測部142が計測した直前の結果とする場合、(III)のDETP_N信号を受信後、比較判定部141は直前値であるa1と現在値であるb1を比較し、現在値が大きい場合にはmirrorsideをlowに設定する。また、(IV)のDETP_N信号を受信後、直前値がb1で現在値がa2であり、現在値a2が直前値b1より小さい場合には、比較判定部141は、mirrorsideをhighに設定する。
図9には図示していないが、比較判定部141が、所定値を固定値(MRLIMIT_R)とする場合、その固定値は、光書込制御部130が有する記憶部(不図示)に保存された値である。例えば、記憶部は、固定値として、同期検知信号の間隔からポリゴンミラーの上下段(36a、36b)を判定可能な値を予め記憶する。また、記憶部は、感光体ドラム10の回転速度が変更された場合等、同期検知信号の間隔の変化幅に合わせて固定値を変更することができるように任意の値を記憶することとしてもよい。
図9では、比較判定部141は、DETP_N信号の入力ごとにmirrorsideをhighとlowに切り替えている。データ選択部131は、mirrorsideに基づいて2色の画像データを合成する。例えば、データ選択部131はブラックとマゼンタの画像を合成する場合、ブラックがポリゴンミラー36aにより走査し、マゼンタがポリゴンミラー36bで走査すると仮定する。この場合、データ選択部131は、mirrorsideがlowである場合、ブラックのデータ(Bk)を選択し、mirrorsideがhighである場合、マゼンタのデータ(Ma)を選択し、LDB50bを駆動する変調信号として合成する。データ選択部131は、残りのイエロー(Ye)、シアン(Cy)についても同様にして変調信号を合成する。
次に、データ入替部132によるデータ入替動作の詳細について説明する。図10は、データ入替部132による入替動作のタイミングを示すタイミングチャートである。図10において、mirrorsideは比較判定部141により出力された偏向走査段信号である。mirrorside=0のときはポリゴンミラー36a側の感光体ドラム10に照射されるタイミングを示している。また、mirrorside=1のときはポリゴンミラー36b側の感光体ドラム10に画像データが照射するタイミングを示している。データ選択部131は、mirrorside信号の0、1に基づいてLDB50aの点灯データにYeとCyを、LDB50bの点灯データにBkとMaを合成している。
図6のように配置された感光体ドラム10と光走査装置20の位置関係においては、BkとMaはLD1が副走査方向に先行し、YeとCyはLD2が副走査方向に先行する。この配置においては、図10のタイミングチャートに示すように、データ入替部132はデータ選択部131から入力された画像データのうち、BkとMaについては走査される順番を入れ替えず、YeとCyについては走査される順番を入れ替えて出力する。データ入替部132は、YeとCyの画像データについてはLD1とLD2の接続を切り替える。具体的には、データ入替部132は、LD1に対しては副走査方向に後行するデータ、すなわち2ライン目、4ライン目、6ライン目を接続し、LD2に対しては副走査方向に先行するデータ、すなわち1ライン目、3ライン目、5ライン目を接続して、光源制御部133に出力する。
次に、データ入替部132により入れ替えられた画像パスの詳細について説明する。図11は、図10においてデータ入替部132により入れ替えられた画像パスの一例を示す説明図である。まず、データ選択部131は、Data1−1とData1−2にBkとMaを合成した画像データを、Data2−1とData2−2にYeとCyを合成した画像データをデータ入替部132に出力する。
図11では、データ入替部132は、YeとCyの画像データを先行ラインと後行ラインで入れ替えている。データ入替部132は、LDB50a_LD1とLDB50a_LD2に当てはめる画像データを反転させる。この結果、LDB50aから出力されるライン毎の画像データが入れ替わり、LDB50aとLDB50bから発光される複数のビームの感光体ドラム10上への照射位置が適切になり、形成されるカラー画像の副走査ライン配列を画像処理部110がスキャナから取得した画像データと同一にすることができる。
このように、本実施の形態によれば、データ入替部132は、データ選択部131から取得した画像データに含まれるデータの配列を、偏向走査段信号に基づいて、LDB50により走査される色に適合する適正なデータ配列に入れ替える。このため、従来のように色ごとに光源(制御基板)を設けるのではなく、1つの光源(制御基板)で複数色の画像形成を行う場合であっても、転写紙に対する副走査方向のデータ配列に不整合が発生せず、適切に画像を形成できる。すなわち、同一光源で複数色を画像形成する光学系において、異種の部品点数を増加することなく、転写紙40に対する各ビームの副走査方向の配列に合わせて画像データを形成することができる。
また、このように、本実施の形態によれば、LDB50は、2本の第1ビームを発光する光源30、および2本の第1ビームをさらにそれぞれ2本に分割し4本の第2ビームとし、4本の第2ビームにより感光体に画像データを書き込むので、書込速度を高速化することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1の光走査装置20は、ポリゴンミラー36a、36bにより反射された第2ビームを偏向する反射ミラー21を、感光体ドラム10それぞれに対して3枚ずつ備えた。これに対し、実施の形態2の光走査装置220は、ポリゴンミラー36a、36bを中心に外側に配置された感光体ドラム10と、内側に配置された感光体ドラム10それぞれに対して異なる個数の反射ミラー21を備える。なお、実施の形態2の画像形成装置100の構成については、実施の形態1と同様である。
まず、実施の形態2の光走査装置220と感光体ドラム10の動作について説明する。図12は、実施の形態2の光走査装置220と感光体ドラム10の動作を示す説明図である。図12に示すように、光走査装置220は、LDB50a、50bと、LDB50a、50bから出射されたLD1、LD2を反射するポリゴンミラー36a、36bと、ポリゴンミラー36a、36bにより反射されたLD1、LD2をさらに偏向させる反射ミラー21a〜21jとを備える。なお、光走査装置220には、実施の形態1と同様カラー対向走査タンデム光学系が用いられる。
図12において、反射ミラー21に着目すると、光走査装置220は、ポリゴンミラー36a、36bを中心に外側に配置されている感光体ドラム10y、10kに対しては3個ずつ(ミラー21a〜c、21h〜j)備えられているが、内側に配置されている感光体ドラム10c、10mに対しては2個ずつ(ミラー21dと21e、ミラー21fと21g)備えられている。このように、外側に配置されている感光体ドラム10y、10kに対して備えられたミラー21の数と、内側に配置されている感光体ドラム10c、10mに対して備えられたミラーの数の差は1である。
このようにミラーの数の差が1となるように構成された光走査装置220では、CyとBkが転写紙40に対して副走査方向にLD1が先行し、LD2が後行する。また、YeとMaが転写紙40に対して副走査方向にLD2が先行し、LD1が後行する。
このように複数光源で画像形成するマルチビームの対向走査光学系では、光学系の構成や光学部品の構成により、転写紙40に対する各ビームの副走査方向の配列が異なることがある。そこで、データ入替部は、各々の光源ラインの順序に対応させてデータを入れ替える必要がある。
次に、光走査装置220の機能の詳細について説明する。光走査装置220は、光書込制御部230を備える。図13は、光書込制御部230の機能ブロック図である。図13に示すように、光書込制御部230は、データ選択部131と、データ入替部232と、光源制御部233と、偏向走査段検出部140と、LDB50aと、LDB50bと、受光素子150aと、150bとを主に備える。
光源制御部233は、BkとCyについてはLD1を副走査方向に先行させ、YeとMaについてはLD2を副走査方向に先行させる。従って、データ入替部232は、データ選択部131から取得した画像データに対してBkとCyについては副走査方向へのライン配列を入れ替えず、YeとMaについては順序を入れ替える。
次に、データ入替部232によるデータ入替動作の詳細について説明する。図14は、データ入替部232による入替動作のタイミングを示すタイミングチャートである。
図14に示すように、データ入替部232は、YeとMaの画像データについてはLD1とLD2の接続を切り替える。具体的には、データ入替部232は、LD1に対しては副走査方向に後行するデータ、すなわち2ライン目、4ライン目、6ライン目を接続し、LD2に対しては副走査方向に先行するデータ、すなわち1ライン目、3ライン目、5ライン目を接続し、光源制御部233に出力する。
次に、データ入替部232により入れ替えられた画像パスの詳細について説明する。図15は、図14においてデータ入替部232により入れ替えられた画像パスの一例を示す説明図である。まず、データ選択部131は、Data1−1とData1−2にBkとMaを合成した画像データを、Data2−1とData2−2にYeとCyを合成した画像データをデータ入替部232に出力する。
図15では、データ入替部232は、YeとMaの画像データを先行ラインと後行ラインで入替処理している。すなわち、データ入替部232は、MaのLDB50b_LD1とLDB50b_LD2に当てはめる画像データを反転させる。この結果、LDB50bから出力されるMaの画像データがライン毎に入れ替わり、Bkの画像データは入れ替わらない。他方、データ入替部232は、YeのLDB50a_LD1とLDB50a_LD2に当てはめる画像データを反転させる。この結果、LDB50aから出力されるYeの画像データがラインごとに入れ替わり、Cyの画像データは入れ替わらない。このようにデータ配列を入れ替えることで、LDB50aとLDB50bから発光される複数のビームの感光体ドラム10上への照射位置が適切になり、形成されるカラー画像の副走査ライン配列を画像処理部110がスキャナから取得した画像データと同一にすることができる。
このように、本実施の形態によれば、データ入替部232は、データ選択部131から取得した画像データに含まれるデータの配列を、偏向走査段信号に基づいて、LDB50により走査される色に適合する適正なデータ配列に入れ替える。このため、従来のように色ごとに光源(制御基板)を設けるのではなく、1つの光源(制御基板)で複数色の画像形成を行う場合であっても、転写紙に対する副走査方向のデータ配列に不整合が発生せず、適切に画像を形成できる。すなわち、同一光源で複数色を画像形成する光学系において、異種の部品点数を増加することなく、転写紙40に対する各ビームの副走査方向の配列に合わせて画像データを形成することができる。
また、このように、本実施の形態によれば、LDB50は、2本の第1ビームを発光する光源30、および2本の第1ビームをさらにそれぞれ2本に分割し4本の第2ビームとし、4本の第2ビームにより感光体に画像データを書き込むので、書込速度を高速化することができる。
(変形例)
実施の形態1では、2つの発光部を有する光源から発光された2本のビーム(第1ビーム)それぞれを2本に分割して、分割された合計4本のビーム(第2ビーム)を走査して作像した。これに対し、変形例では、4つの発光部を有する光源から発光された4本の第1ビームそれぞれを2本に分割して、分割された合計8本のビームを走査して作像する。なお、変形例にかかる画像形成装置100の構成は実施の形態1と同様である。
まず、変形例の光走査装置320の機能の詳細について説明する。光走査装置320は、光書込制御部330を備える。図16は、光書込制御部330の機能ブロック図である。図16に示すように、光書込制御部330は、データ選択部131と、データ入替部332と、光源制御部333と、偏向走査段検出部140と、LDB50aと、LDB50bと、受光素子150aと、150bとを主に備える。
データ入替部332は、比較判定部141により出力された偏向走査段信号に基づいて、データ選択部131から合成された画像データを処理する。データ入替部332は、データ選択部131により合成された画像データが、所定の色である場合にLDB50a、50bで作像する画像データの配列を入れ替え、入れ替えた画像データを光源制御部333に出力する。
光源制御部333は、データ入替部332により出力された入れ替えられた画像データに基づいてLDB50a、50bに変調信号を出力し、LDB50a、50bからポリゴンミラー36a、36bに出射する各ビームを制御する。光源制御部333は、LDB50a、50bから出射された第1ビームをハーフミラープリズム33によりそれぞれ4本の第2ビームに分割し、ポリゴンミラー36a、36bの方向へ走査させ、第1走査レンズ37a、37bとミラー38とを介して感光体ドラム10y〜10kを走査させる。
データ入替部332は、4つに分割された第2ビームにより作像する場合においても、比較判定部141により出力された値を所定の値と比較し、所定の値であった場合に、データ選択部131から取得した画像データに含まれる色を、任意の順序に入れ替える。
次に、データ入替部332により入れ替えられた画像パスの詳細について説明する。図17は、データ入替部332により入れ替えられた画像パスの一例を示す説明図である。まず、データ選択部131は、Data1−1からData1−4にBkとMaを合成した画像データを、Data2−1からData2−4にYeとCyを合成した画像データをデータ入替部332に出力する。
図17では、データ入替部332は、MaとYeとCyの画像データを4本のラインのなかで入替処理しており、LDB50a_LD1〜LDB50b_LD4に当てはめる画像データを入れ替える。この結果、LDB50から出力されるMaとYeとCyの画像データがライン毎に入れ替わり、LDB50aとLDB50bから発光される複数のビームの感光体ドラム10上への照射位置が適切になり、形成されるカラー画像の副走査ライン配列を画像処理部110がスキャナから取得した画像データと同一にすることができる。
このように、本実施の形態によれば、データ入替部332は、データ選択部131から取得した画像データに含まれるデータの配列を所定の値と比較し、LDB50により走査される色に適合する適正なデータに入れ替える。このため、従来のように色ごとに光源(制御基板)を設けるのではなく、1つの光源(制御基板)で複数色の画像形成を行う場合であっても、転写紙40に対する副走査方向のデータ配列に不整合が発生せず、適切に画像を形成できる。すなわち、同一光源で複数色を画像形成する光学系において、異種の部品点数を増加することなく、転写紙40に対する各ビームの副走査方向の配列に合わせて画像データを形成することができる。
また、このように、本変形例によれば、LDB50は、4本の第1ビームをそれぞれ2本に分割し8本の第2ビームとし、8本の第2ビームにより感光体に画像データを書き込むので、書込速度をさらに高速化することができる。
図18は、実施の形態1、2および変形例にかかる画像形成装置100(以下、複合機100という。)のハードウェア構成を示す図である。本図に示すように、この複合機100は、コントローラ500とエンジン部(Engine)560とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ500は、複合機100全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部560は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部560には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ500は、CPU511と、ノースブリッジ(NB)513と、システムメモリ(MEM−P)512と、サウスブリッジ(SB)514と、ローカルメモリ(MEM−C)517と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)516と、ハードディスクドライブ(HDD)518とを有し、ノースブリッジ(NB)513とASIC516との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス515で接続した構成となる。また、MEM−P512は、ROM(Read Only Memory)512aと、RAM(Random Access Memory)512bと、をさらに有する。
CPU511は、複合機100の全体制御をおこなうものであり、NB513、MEM−P512およびSB514からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB513は、CPU511とMEM−P512、SB514、AGP515とを接続するためのブリッジであり、MEM−P512に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P512は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM512aとRAM512bとからなる。ROM512aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM512bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB514は、NB513とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB514は、PCIバスを介してNB513と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC516は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP515、PCIバス、HDD518およびMEM−C517をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC516は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC516の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C517を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部560との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC516には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)530、USB(Universal Serial Bus)540、IEEE1394(th
e Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース550が接続される。操作表示部520はASIC516に直接接続されている。
MEM−C517は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD518は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP515は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P512に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
10y、10c、10m、10k、10a、10b 感光体ドラム
11a〜11d 転写ローラ
12a〜12d トナーカートリッジ
13a〜13d 帯電ユニット
14 中間転写ベルト
15 中間転写ベルトクリーニング装置
16 搬送ベルト
17 レジストローラ
17a 給紙レジストセンサ
18 定着装置
19 排紙装置
20、220、320 光走査装置
21a〜21l 反射ミラー
25a〜25c 中間転写ローラ
30 光源
31 カップリングレンズ
32 アパーチャー
33 ハーフミラープリズム
34a、34b シリンドリカルレンズ
35 防音ガラス
36a、36b ポリゴンミラー
37a、37b 第1走査レンズ
38 ミラー
39a、39b 第2走査レンズ
40 転写紙
45 遮光部材
50a、50b LDB
100 画像形成装置
110 画像処理部
130 光書込制御部
131 データ選択部
132、232、332 データ入替部
133、233、333 光源制御部
140 偏向走査段検出部
141 比較判定部
142 同期検知計測部
150a、150b 受光素子
特開2006−284822号公報

Claims (12)

  1. が対応付けられた複数の第1の光束それぞれを発光する複数の光源部と、
    発光された複数の前記第1の光束をそれぞれ第2の光束に分割する光束分割部と、
    複数の前記第2の光束それぞれに対応する複数の反射部を有し、前記反射部のそれぞれが、前記第1の光束から分割された対応する前記第2の光束を偏向走査する偏向部と、
    偏向走査された複数の前記第2の光束を、異なる色が割り当てられた複数の被走査面のうち、前記第2の光束に対応する前記第1の光束に対応付けられた色が割り当てられた被走査面上にそれぞれ結像させる光学系と、
    偏向走査された前記第2の光束を検出する受光部と、
    前記受光部による検出結果に基づいて、検出された前記第2の光束がいずれの前記反射部に対応するかを検知する検知部と、
    カラー画像データを取得し、取得された前記カラー画像データのうち、前記受光部により前記第2の光束が検知された偏向走査の次々回の偏向走査で用いられる複数の色に対応する複数のラインのデータを選択する選択部と、
    選択された前記ラインのデータを前記検知部による検知結果に基づいて入れ替える入替部と、
    入れ替えられた前記ラインのデータに対応する前記第1の光束を発光するように前記光源部を制御する光源制御部と、
    を備えたことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記反射部はポリゴンミラーであり、
    複数の前記ポリゴンミラーは、同一の回転軸を中心に重ね合わされ、前記回転軸まわりに所定の角度ずらして配置され、
    前記検知部は、複数の前記ポリゴンミラーのうち、1の前記ポリゴンミラーにより反射された前記第2の光束を検出してから他の前記ポリゴンミラーにより反射された前記第2の光束を検出するまでの検出間隔により、検出された前記第2の光束がいずれの前記反射部に対応するかを検知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記入替部は、検出された前記第2の光束が、複数の前記反射部のうち所定の前記反射部に対応することが検知された場合に、選択された前記ラインのデータのうち、前記所定の反射部に応じて予め定められた色に対応する前記ラインのデータを入れ替えること、
    を特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記入替部は、検出された前記第2の光束が、複数の前記反射部のうち所定の前記反射部に対応することが検知された場合に、選択された前記ラインのデータを入れ替えること、
    を特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  5. 前記所定の角度は、180°÷前記ポリゴンミラーが有する角の数+所定の角度ずれ量、または180°÷前記ポリゴンミラーが有する角の数−前記角度ずれ量の値であること、
    を特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  6. 前記光源部は前記第1の光束を2本発光すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  7. 前記光束分割部は、発光された複数の前記第1の光束をそれぞれ2本の前記第2の光束に分割すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  8. 前記光学系は、偏向走査された複数の前記第2の光束を反射する複数の反射板を有し、
    前記反射板は、前記第2の光束を、異なる色が割り当てられた複数の被走査面のうち、前記第2の光束に対応する前記第1の光束に対応付けられた色が割り当てられた被走査面上にそれぞれ結像させること、
    を特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  9. 前記光学系は、全ての前記被走査面にそれぞれ同じ数の前記反射板を対応させて有すること、
    を特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
  10. 前記光学系は、複数の前記被走査面のうち、一部の被走査面に対応させる前記反射板の数と他の被走査面に対応させる前記反射板の数の差を1として、前記被走査面に前記反射板を対応させて有すること、
    を特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
  11. が対応付けられた複数の第1の光束それぞれを発光する複数の光源部と、
    発光された複数の前記第1の光束をそれぞれ第2の光束に分割する光束分割部と、
    複数の前記第2の光束それぞれに対応する複数の反射部を有し、前記反射部のそれぞれが、前記第1の光束から分割された対応する前記第2の光束を偏向走査する偏向部と、
    偏向走査された複数の前記第2の光束を、異なる色が割り当てられた複数の被走査面のうち、前記第2の光束に対応する前記第1の光束に対応付けられた色が割り当てられた被走査面上にそれぞれ結像させる光学系と、
    偏向走査された前記第2の光束を検出する受光部と、
    前記受光部による検出結果に基づいて、検出された前記第2の光束がいずれの前記反射部に対応するかを検知する検知部と、
    カラー画像データを取得し、取得された前記カラー画像データのうち、前記受光部により前記第2の光束が検知された偏向走査の次々回の偏向走査で用いられる複数の色に対応する複数のラインのデータを選択する選択部と、
    選択された前記ラインのデータを前記検知部による検知結果に基づいて入れ替える入替部と、
    入れ替えられた前記ラインのデータに対応する前記第1の光束を発光するように前記光源部を制御する光源制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 色が対応付けられた複数の第1の光束それぞれを発光する複数の光源部と、
    発光された複数の前記第1の光束をそれぞれ第2の光束に分割する光束分割部と、
    複数の前記第2の光束それぞれに対応する複数の反射部を有し、前記反射部のそれぞれが、前記第1の光束から分割された対応する前記第2の光束を偏向走査する偏向部と、
    偏向走査された複数の前記第2の光束を、異なる色が割り当てられた複数の被走査面のうち、前記第2の光束に対応する前記第1の光束に対応付けられた色が割り当てられた被走査面上にそれぞれ結像させる光学系と、
    偏向走査された前記第2の光束を検出する受光部と、を備える光走査装置で実行される光走査方法であって、
    記受光部による検出結果に基づいて、検出された前記第2の光束がいずれの前記反射部に対応するかを検知する検知ステップと、
    カラー画像データを取得し、取得された前記カラー画像データのうち、前記受光部により前記第2の光束が検知された偏向走査の次々回の偏向走査で用いられる複数の色に対応する複数のラインのデータを選択する選択ステップと、
    選択された前記ラインのデータを前記検知ステップによる検知結果に基づいて入れ替える入替ステップと、
    入れ替えられた前記ラインのデータに対応する前記第1の光束を発光するように前記光源部を制御する光源制御ステップと、
    を含むことを特徴とする光走査方法。
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