JP4963564B2 - 書込制御用集積回路、光書込制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、書込制御用集積回路、光書込制御装置及び画像形成装置に関するものであり、特に画像データの書き込み制御を行う技術に関するものである。
従来、画像形成装置において、書込制御を行うIC(Integrated Circuit)は、一色ごとに一つのICという構成となっている。このため、KYCMの4色で作像を行うフルカラー画像形成装置では、1台ごとに同一の書込制御ICを4個搭載している。また、黒と赤の2色で作像を行う画像形成装置では、1台ごとに同一の書込制御ICを2個搭載している。
また、画像形成装置が、作像する場合に作像する色に応じて異なる機能を使用する。その一方では、書込制御を行うICの開発は、高額な開発費を要する。
このため、近年では、全ての色に必要な機能を備えた書込制御用のICを1種類開発して、この開発された同一の書込制御ICを、画像形成装置に対して作像色の数だけ搭載する技術が提案されている。この場合、任意の作像色の書き込み処理を行うものとして備えられた書込制御ICは、当該作像色で書き込み処理を行うために必要な機能のみ利用することとなる。
例えば、特許文献1には、フルカラー画像形成装置が開示されている。このフルカラー画像形成装置は、作像を行うLDユニットを制御する為に、書込制御部を作像色毎に備えている。この書込制御部は、色別の画像データを展開、処理する為の書込画像展開部と、LDを制御するLDドライバ部と、及び主走査方向の書き込み開始位置を検出するための同期信号制御部と、から構成されている。
特開2005−178080号公報
しかしながら、画像形成装置は、モノクロ機、フルカラー機等の作像色数が異なるものや、高速機、低速機等の作像速度が異なるなど多種類が製造販売されている。
これは、画像形成装置に対して、ユーザから多種多様の要望があるために生じる。例えば、使用頻度の高いユーザからは生産性の高い機械が望まれ、他方図面等の高精細な画質を求めるユーザからは、高解像度で高精細な機械が望まれる。他の例としては、使用頻度の低いユーザからはなるべく安価な機械が望まれている。
そこで、書込制御部では生産性や解像度を高くするために、光源である半導体レーザ(LD)の個数を増加させることや偏向器であるポリゴンモータの回転数を増加させる等によりユーザの要望に対応している。他方では、安価な構成にするために、LDの個数を減少させることで対応している。
そして、一色あたりのLDの数を異ならせた場合、書込制御ICが制御するLDの数が異なることになるので、書込制御ICを別々に開発する必要がある。
このように、ユーザの多種多様な要望に対応するために書込制御ICは、画像形成装置の機種毎に最適なICとして開発されている。そのため、多種類の画像形成装置について機種毎に書込制御ICを開発するための開発費や、開発負担が増大するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、機種毎に別途開発していたために生じていた開発費の低減や、開発負担を軽減させる書込制御用集積回路、光書込制御装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像データを記憶する領域を複数有する記憶手段と、入力画像データに対して展開処理を行う複数の画像展開手段と、前記画像展開手段と、前記画像展開手段により展開処理された入力画像データを格納可能な前記記憶手段の前記領域と、の対応関係を保持する格納先対応情報を記憶する対応記憶手段と、前記対応記憶手段が記憶する前記格納先対応情報に基づいて、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの格納先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替える切替制御手段と、前記記憶手段の前記領域毎に記憶された前記画像データを、記録媒体に書き込む書込手段を制御する複数の書込制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記画像展開手段毎に、前記展開処理された入力画像データを格納する前記記憶手段の前記領域が、前記格納先対応情報に保持された対応関係を参照して、格納先として特定された情報を示した特定情報を記憶する特定記憶手段を、さらに備え、前記切替制御手段は、前記特定記憶手段が記憶する前記特定情報に基づいて、前記展開処理された前記入力画像データの格納先となる前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替えること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1又は2にかかる発明において、前記書込制御手段により制御される前記書込手段が書き込む対象の前記画像データの取得先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記書込制御手段毎に切り替える書込切替制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記書込制御手段と、前記書込制御手段により制御される前記書込手段が書き込む対象の前記画像データを取得可能な前記記憶手段の前記領域と、の対応関係を保持する書込対応情報を記憶する書込対応記憶手段と、前記書込対応記憶手段が記憶する前記書込対応情報に基づいて、前記書込制御手段毎に、前記記憶された画像データの取得先となる前記記憶手段の前記領域を特定する書込特定情報を記憶する書込特定記憶手段と、をさらに備え、前記書込切替制御手段は、前記書込特定記憶手段が記憶する前記書込特定情報に基づいて、前記書込手段が書き込む対象の前記画像データの取得先となる前記記憶手段内の前記領域を、前記書込制御手段毎に切り替えること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれか一つにかかる発明において、前記記憶手段は、FIFO(First Input First Out)構成のメモリを有していること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1乃至5のいずれか一つにかかる発明において、前記画像展開手段は、当該書込制御用集積回路の搭載可能な複数の画像形成装置で取り扱われる作像色数のうち最も多い作像色数と同一の数だけ備えられていること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1乃至6のいずれか一つにかかる発明において、前記画像展開手段は色毎に備えられ、該所定の色に対応する前記画像展開手段は、該所定の色の展開処理時に使用される所定の機能を有していること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1乃至7のいずれか1つにかかる発明において、前記複数の書込制御手段は、同一の構成であること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1乃至8のいずれか一つにかかる発明において、前記記憶手段は、前記領域毎に分割されていること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記対応記憶手段は、当該書込制御用集積回路が搭載される画像処理装置で取り扱う作像色数に応じて、前記画像展開手段と対応関係にある前記記憶手段の前記領域の数が予め定められている前記格納先対応情報を備えていること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記対応記憶手段は、所定の色の画像データの展開処理を行う前記画像展開手段が前記記憶手段の全ての前記領域と対応関係を有している前記格納先対応情報を備えていること、を特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記所定の色の画像データの展開処理を行う画像展開手段は、少なくとも作像色が黒色の画像データの展開処理時に使用される機能を備えていること、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記所定の色の画像データの展開処理を行う画像展開手段は、前記書込制御用集積回路が作像する各作像色の画像データの展開処理時に使用される全ての機能を備えていること、を特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項3又は4にかかる発明において、前記書込切替制御手段は、前記書込制御手段毎に、前記記憶手段の一つの前記領域から前記画像データを取得する切り替えを行うこと、を特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項3又は4にかかる発明において、前記書込切替制御手段は、前記書込制御手段毎に、前記記憶手段の複数の前記領域から前記画像データを取得する切り替えを行うこと、を特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項3又は4にかかる発明において、前記切替制御手段は、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの情報量と前記記憶手段内の前記領域の容量から導出された前記画像データを格納するために必要な前記領域の数に従って、前記格納先となる前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替えること、を特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項3又は4にかかる発明において、前記書込切替制御手段は、各前記書込制御手段が、各前記領域に格納された画像データを集合させて一つの画像データとして取得を可能とする切り替えを行うこと、を特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項1乃至17のいずれか一つにかかる発明において、前記複数の画像展開手段は、同一クロックのクロック信号で制御されていること、を特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、請求項1乃至18のいずれか一つにかかる発明において、前記複数の書込制御手段は、書込制御手段毎のクロック信号に制御されて、前記記憶手段に記憶された前記画像データの読み込み処理を行うこと、を特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、画像データを記憶する領域を複数有する記憶手段と、入力画像データに対して展開処理を行う複数の画像展開手段と、前記画像展開手段と前記画像展開手段により展開処理された入力画像データを格納可能な前記記憶手段の前記領域との対応関係を保持する格納先対応情報を記憶する対応記憶手段と、前記対応記憶手段が記憶する前記格納先対応情報に基づいて、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの格納先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替える切替制御手段と、前記記憶手段の前記領域毎に記憶された前記画像データを、記録媒体に書き込む書込手段を制御する複数の書込制御手段と、を有する書込制御用集積回路と、前記書込制御用集積回路の前記書込制御手段の制御により、前記画像データを書き込む書込手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、画像データを記憶する領域を複数有する記憶手段と、入力画像データに対して展開処理を行う複数の画像展開手段と、前記画像展開手段と前記画像展開手段により展開処理された入力画像データを格納可能な前記記憶手段の前記領域との対応関係を保持する格納先対応情報を記憶する対応記憶手段と、前記対応記憶手段が記憶する前記格納先対応情報に基づいて、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの格納先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替える切替制御手段と、前記記憶手段の前記領域毎に記憶された前記画像データを、記録媒体に書き込む書込手段を制御する複数の書込制御手段と、を有する書込制御用集積回路と、前記書込制御用集積回路の前記書込制御手段の制御により、前記画像データを書き込む書込手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、複数の画像展開手段と複数の書込制御手段とを一つの書込制御用集積回路に備えて、画像展開手段で展開処理された入力画像データを書き込む制御を行う書込制御手段の切り替えを可能としたことで、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、格納先対応情報と特定情報により、展開処理された入力画像データの格納先となる記憶手段の領域を、画像展開手段毎に切り替え可能なため、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、書込制御手段毎に画像データの取得先となる記憶手段内の領域を切り替えることで、切替制御手段毎に画像データを格納する容量が変更可能となるため、この書込制御用集積回路を書き込む時の画質によらず複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、書込対応情報と書込特定情報により、書き込む対象となる画像データの取得先となる記憶手段の領域を、書込制御手段毎に切り替え可能なため、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、FIFO(First Input First Out)構成のメモリを有しているので、順にデータを取り出すことでメモリ容量を低減させることができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、書込制御用集積回路の搭載可能な複数の画像形成装置で取り扱われる作像色数のうち最も多い最大の作像色数と同一の数だけ備えられているので、一つの書込制御用集積回路でカラー画像の書き込みが可能となり、画像形成装置の設計が容易になり、開発負担を低減できるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、所定の色に対応する画像展開手段に、所定の色の画像展開処理時に使用される所定の機能を有することで、冗長性が排除されるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、複数の書込制御手段は同一の構成とすることで、開発効率を向上させるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、前記領域毎に複数備えていることで、切り替えが容易になるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、書込制御用集積回路が搭載される画像処理装置で取り扱う作像色に応じて画像展開手段と対応関係にある記憶手段の領域の数が予め定められているので、所定の作蔵色の場合の高速印刷を可能にすると共に、回路構成を簡略化することができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、所定の色の画像データの展開処理を行う画像展開手段が記憶手段の全ての領域と対応関係を有しているので、所定の色の場合に全ての領域を使用可能なため、この書込制御用集積回路を書き込み時の画質や速度が異なる複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、作像色が黒色の画像データの展開処理時に使用される機能を備えていることで、モノクロの高速印刷が可能になるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、所定の画像展開手段が、書込制御用集積回路が作像する各作像色の画像データの展開処理時に使用される全ての機能を備えていることで、書込制御用集積回路を複数搭載した装置において各作像色に対応した機能を使用できるので、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、書込制御手段毎に、記憶手段の一つの領域から画像データを取得する切り替えが可能なため、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、書込制御手段毎に、記憶手段の複数の領域から画像データを取得する切り替えが可能なため、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、画像データの情報量に応じて格納先となる領域が切り替えることで、様々な情報量の画像データの展開処理が可能なため、この書込制御用集積回路を画質によらず複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項17にかかる発明によれば、記憶手段の複数の領域にまたがった画像データの書き込み処理を行うことで、様々な情報量の画像データの書き込み処理が可能なため、この書込制御用集積回路を画質によらず複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項18にかかる発明によれば、複数の画像展開手段が同一クロックのクロック信号で制御されているので、記憶手段に対する書き込み動作を同期させることができるという効果を奏する。
また、請求項19にかかる発明によれば、書込制御手段毎のクロック信号に制御されて、記憶手段に記憶された前記画像データの読み込み処理を行うので、書き込むタイミングに合わせて読み込み処理を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項20にかかる発明によれば、複数の画像展開手段と複数の書込制御手段とを一つの書込制御用集積回路に備えて、画像展開手段で展開処理された入力画像データを書き込む制御を行う書込制御手段の切り替えを可能としたことで、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
また、請求項21にかかる発明によれば、複数の画像展開手段と複数の書込制御手段とを一つの書込制御用集積回路に備えて、画像展開手段で展開処理された入力画像データを書き込む制御を行う書込制御手段の切り替えを可能としたことで、この書込制御用集積回路を複数種類の装置に搭載できるので、機種毎に別途開発していたために生じていた開発負担を軽減させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる書込制御用集積回路、光書込制御装置及び画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の一実施の形態として、書込制御用集積回路及び書込制御装置を画像形成装置に適用した例を示す。さらに、画像形成装置の一種である複合機に適用した場合について説明するが、本発明はこれに限らず、書き込み処理を行う様々な装置に対して適用することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る複合機100の概略構成を示す断面図である。本図に示すように複合機100は、書込光学ユニット1と、中間転写ベルト3と、中間転写ローラ4と、中間転写ベルトクリーニング装置6と、転写装置7と、給紙レジストセンサ8と、定着装置9と、排紙装置10と、各々異なる色(イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:C、ブラック:K)の画像を形成するために用いられる感光体ドラム2K、2Y、2C、2Mと現像装置5K、5Y、5C、5Mと、を備えている。また、感光体ドラム2K、2Y、2C、2Mは、転写紙sを搬送する搬送ベルト3に沿って一列に配置されている。
そして、利用者により複合機100の図示しないコピー等を開始するスタートスイッチが押下された場合、またはプリンタホストからの印刷要求を受け付けた場合、印刷ジョブスタート信号が有効になり、書込光学ユニット1から、タイミング制御されたレーザビームが射出される。そして、射出されたレーザビームにより、感光体ドラム2K、2Y、2C、2M面上にそれぞれ露光する。そして、現像装置5K、5Y、5C、5Mが、色毎に対応付けられた各感光体ドラム2K、2Y、2C、2Mを回転させて、各感光体ドラム2K、2Y、2C、2M上にブラック(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の単色画像を形成する。
また、感光体ドラム2K、2Y、2C、2Mを回転させる動作しているときに並行して、中間転写ローラ4が、中間転写ベルト3をB方向に回転駆動させる。また、他の2つの中間転写ローラは、従動ローラとして中間転写ベルト3のB方向への搬送に応じて回転する。
そして、感光体ドラム2K、2Y、2C、2M上に形成された単色画像を、順次中間転写ベルト3に転写する。これにより、中間転写ベルト3上に合成カラー画像が形成される。
一方、ジョブスタート信号を有効にすると給紙装置(図示せず)から転写紙を1枚ずつ分離し給紙搬送させ、給紙レジストローラ8に突き当て一旦停止させる。そして中間転写ベルト3上の合成カラー画像にタイミングを合わせて給紙レジストローラ8を回転させ、中間転写ベルト3と転写装置7の間に転写紙sが送り込まれる。そして、転写装置7により転写紙sに合成カラー画像が転写される。転写後の転写紙sはそのまま定着装置9に搬送される。そして、定着装置9が転写紙sに熱と圧力とを加えることで転写画像を定着させる。
そして、排紙装置10に取り付けられた排紙ローラにより転写紙sが排出され、図示しない排紙トレイ上にスタックする。
また、書込光学ユニット1は、1つの図示しないポリゴンモータによって2枚のポリゴンミラーを駆動し、レーザダイオードを光源として書き込みレーザ光を照射する。この書込光学ユニット1が、感光体ドラム2K、2Y、2C、2Mにそれぞれ光書き込みを行い、潜像を形成する。なお、これらの各部又は装置は電子写真方式の画像形成要素であり、公知の構成なのでここでの説明は割愛する。また、書込光学ユニット1は、図示しない光書込制御装置の構成とする。そこで、次に書込光学ユニット1が照射するレーザ光を制御する光書込制御装置について説明する。
図2は、第1の実施形態にかかる複合機100に備えられた光書込制御装置200の構成を示すブロック図である。本図に示す光書込制御装置200が、レーザ光を制御することで、光書き込みを行うことができる。この光書込制御装置200は、画像処理IC201と、エンジン制御IC202と、書込制御IC203と、LDドライバIC204a〜hと、書込光学ユニット1とを備え、スキャナ251やプリンタドライバ252から入力された画像データ信号に基づいて、光書き込みを制御する。
また、光書込制御装置200は、ジョブスタートが有効となった場合、スキャナ251又はプリンタドライバ252から画像データ信号が出力されるので、当該画像データ信号に基づいて光書き込みの制御を開始する。
エンジン制御IC202は、複合機100の制御を行うとともに、各種制御のパラメータを設定する。また、エンジン制御IC202は、後述する切替制御レジスタ212の更新するために必要な情報を書込制御IC203に出力する。出力する情報については後述する。
画像処理IC201は、スキャナ251又はプリンタドライバ252からの画像データ信号が入力された場合、入力された画像データ信号に対して、RGBからCMYKへの色変換処理や、回転、編集などの各種画像処理を行う。そして、各種画像処理を行った後に、書込制御IC203に出力する。
書込制御IC203は、切替制御マトリクス211と、切替制御レジスタ212と、画像展開部213a〜dと、切替制御部214と、記憶部215と、LD制御部216a〜hとを、備え、画像処理IC201から入力された画像データ信号から画像データを展開して、作像を行うために後述するLDドライバIC204a〜hを制御する。なお、書込制御IC203は、図示しない画像展開クロック制御部や、LDクロック制御部も保持し、これらについては後述する。
記憶部215は、メモリ215a〜215hを備え、後述する画像展開部213a〜dにより展開された画像データを格納し、後述するLD制御部216a〜hに転送するまで保持する。
また、本実施の形態にかかるメモリ215a〜215hは、LD制御部216a〜hと予め対応付けられている。そして、メモリ215a〜215hが、画像展開部213a〜dで展開された画像データを一時蓄積する。これにより、LD制御部216a〜hは、光書き込み制御に適した所定のタイミングで蓄積された画像データを取得できる。
また、メモリ215a〜215hは、FIFO(First Input First Out)メモリで構成されている。つまり、LD制御部216a〜hは、画像展開部213a〜dが格納した画像データを先頭から順に、最終データが格納される前に取得することができる。
FIFO構成ではないメモリでは、一般に先頭データから格納し最終データが格納されるまで先頭データを排出できない。このため、一定単位のメモリ容量が必要になる。つまり、書込制御IC203で扱う画像データの特徴から、各メモリは、主走査方向1ライン分の画像データを格納できるメモリ容量を有する必要がある。
それに対し、本実施の形態にかかるメモリ215a〜215hは、FIFO構成のため格納した順にデータを取り出すことができる。このため、主走査方向1ライン分のメモリ容量を必要としないので、メモリ215a〜215hのメモリ容量を低減させることができる。これにより、書込制御IC203の製造コストを安価にすることができる。
ところで、従来、LDAなどの多光源の各発光素子の主走査方向のビームピッチ調整を1デバイスで実現していた。そして、メモリ215a〜215hは、すでに実現されていた1デバイスに搭載されていたメモリで代替することができる。つまり、書込制御IC203を製造するために、メモリを新規搭載する必要が無いので、機能達成の為のコストアップは発生せずに実現可能となる。
切替制御マトリクス211は、画像展開部213a〜dと、画像展開部213a〜dが展開した画像データの格納先となるメモリ215a〜215hの対応関係を保持する。また、切替制御マトリクス211は、書込制御IC203が備える図示しない書き換え不能なメモリ、換言すれば対応記憶手段に格納されているものとする。
図3は、切替制御マトリクス211のテーブル構造を示した図である。本図に示すように、切替制御マトリクス211が、画像展開部213a〜dと、メモリ215a〜hとの対応関係を保持している。切替制御マトリクス211では、画像展開部213a〜dが画像データを格納可能な組み合わせに限り、1〜4の値が設定されている。
図2に戻り、切替制御レジスタ212は、切替制御マトリクス211のテーブル内に設定されている1〜4の値を保持する。
図4は、切替制御レジスタ212のテーブル構造を示した図である。本図に示すように、切替制御レジスタ212は、メモリ215a〜h毎に、1〜4の値が格納されている。この1〜4の値は、図3で示した切替制御マトリクス211に格納されている1〜4の値とする。つまり、切替制御レジスタ212に設定された値に基づいて、切替制御マトリクス211を参照することで、画像展開部213a〜dが展開した画像データの格納先となるメモリ215a〜hを特定できる。また、切替制御レジスタ212は、書込制御IC203が備える図示しない書き換え可能なメモリ、換言すれば特定記憶手段に格納されているものとする。
図4で示した例では、メモリ215aとメモリ215bには、‘1’が設定されているので、画像展開部213aの格納先となる。また、メモリ215cとメモリ215dには、‘2’が設定されているので、画像展開部213bの格納先となる。なお、メモリ215e〜hも同様の手法で格納先として特定できる。
また、切替制御マトリクス211の値の更新は、エンジン制御IC202から送信された情報により、書込制御IC203が、切替制御マトリクス211を参照して行う。送信された情報とは、画像展開部213a〜dで展開された画像データの格納先を特定するために必要な情報とし、例えば当該書込制御IC203が処理する作像数の数や、一色あたりのLD数とする。
図2に戻り、画像展開部213a〜dは、画像処理IC201から入力された色毎の画像データ信号から、画像データの展開処理を行う。また、画像展開部213a〜dは、各構成において担当する色に応じて特別な機能を備えている場合がある。なお、機能については後述する。
切替制御部214は、画像展開部213a〜dで展開された画像データを所定の格納先メモリ215a〜hに格納するために、切り替え制御を行う。また、切替制御部214は、画像展開部213a〜dで展開された画像データの格納先となるメモリを、切替制御レジスタ212及び切替制御マトリクス211を参照することで特定できる。そして、切替制御部214は、これに従って切り替え制御を行う。
LD制御部216a〜hは、メモリ215a〜hに格納された画像データを取得し、取得した画像データに基づいてLDドライバIC204a〜hを制御する。これにより、LDが、画像データを書き込むことができる。また、LD制御部216a〜hは、LDドライバIC204a〜hを制御するために、画像データに対してLDドライバIC204a〜hの仕様に合わせたフォーマット変換を行い、適切な出力時に当該画像データを出力する。
これらLD制御部216a〜hは、作像する色にかかわらず、共通の仕様で構成されている。即ち、作像色により異なる機能が画像展開部213a〜dに備えられているためにLD制御部216a〜hは共通化できるのである。なお、画像展開部213a〜dが備えた機能については、後述する。また、LD制御部216a〜hが、共通仕様のため、開発期間の短縮及び開発効率を向上させることができる。
ところで、従来の書込制御ICは、前述の通り画像形成装置において各色独立して構成されていた。例えば、CMYKの4色で作像を行うカラー画像形成装置では、同一の書込制御ICを4個搭載していた。そして、書込制御ICは、内部において画像展開部とLD制御部とを備えおり、書込制御ICから入力された各色の画像データ信号に従って、LDドライバICを制御していた。このように各色の書込制御ICが独立した構成の場合、色ずれなどを防止するために、書込制御ICは、書込光学ユニットからの同期検知信号と呼ばれる主走査タイミング信号を基準に、入力された画像データ信号から画像データを展開し、展開された画像データをLDドライバICに出力していた。
このような従来の書込制御ICでは、各色に同構成の書込制御ICを使用している。このため、従来の書込制御ICは、特定色のみ使用する機能も全て網羅されていた。これは、書込制御ICが所定の作像色に応じたLD制御を行う場合、当該作像色によっては使用しない機能も搭載されていることを意味する。このため、書込制御ICは、このような機能群により冗長化を招いていた。さらに、冗長化した結果、ICのトランジスタ数も増加していた。
例えば、従来の書込制御ICが従来備えている機能で、色毎に備える必要のない機能としては、全色の書き込みタイミングを管理する機能がある。この機能は、画像形成装置全体のタイミング制御を行うエンジン制御部からシステム動作開始信号が、所定の書込制御ICに入力された場合、当該書込制御ICは、書き込み制御のタイミングと同期した書き込み制御部動作開始信号を生成することで、それぞれの書込制御ICがLDを制御するタイミングの生成、管理を行う機能である。
この機能は、エンジン制御部からのシステム動作開始信号と、書き込み制御のタイミングが非同期信号であるので必要となる。この書き込みを制御するタイミングを管理しない場合、全色の書き込み制御タイミングを同期化できず、副走査方向への色ずれが発生する。しかしながら、この機能は、書込制御IC一つがタイミングを管理すればよい。しかしながら従来の画像形成装置では、同一の書込制御ICを作像色数分搭載していたので、複数の書込制御ICで上記機能を有し、冗長な構成になっていた。
これに対し、本実施の形態にかかる書込制御IC203は、従来、色毎に独立していた書込制御部を1チップに統合したものである。この書込制御IC203は、色毎に画像展開部213a〜dを備えたので、画像展開部213a〜dを共通の構成とする必要がなくなり、画像展開部213a〜d毎に特定色特有の機能を効率良く搭載することができる。これによりICが備える機能の冗長化を防止すると共に、生産コストを低下させることができる。
また、書込制御IC203では、8個のLD制御部216a〜hと、これらに対応したメモリ215a〜hを備えている。また、書込制御IC203は、4個の画像展開部213a〜dを備えている。したがって、この書込制御IC203を1つ搭載した複合機100は、最大4色の作像色を、最大8個のLDで書き込むことができる。つまり、複合機100においては作像色が4色なので、1色あたり駆動可能なLDが2個となる。
また、書込制御IC203は、作像する色数や、1色ごとに使用するLD数に応じて、制御するLDの数を変更できる。作像を行う色数をm色、1色あたり使用するLDの数をn個とすると、書込制御IC203が制御を行うLDの数はm×n個となる。そして、本実施の形態の書込制御IC203は、LD制御部が8個しかないので、m×nが8個以下になるように設計する必要がある。
LDドライバIC204a〜hは、書込制御IC203から入力された画像データに応じて、書込光学ユニット1に接続したレーザダイオード(LD)を駆動させ、感光体ドラム2K、2Y、2C、2Mにレーザビームを露光させ、静電潜像を形成する。
図5は、光書込制御装置200のブロック構成、及び画像展開部213a〜dに含まれた機能及び画像データの経路を示す図である。本図で示した光書込制御装置200では、作像色1毎に2個のLDを使用する場合とし、画像展開部213a〜dで展開された画像データの格納先を視覚で容易に識別できるように、切替制御部214を省略した。なお、図8以降の図においても同様に、切替制御部214を省略する。また、画像データは、画像処理IC201から書込光学ユニット1まで続く矢印で示した経路に従って送受信されることとし、以降に示す図についても同様とする。
図5に示すように、画像展開部213aは、ジャギー補正機能501と、不正使用防止機能502とを備え、画像展開部213cは、不正使用防止機能503を備えている。
ところで、複合機100は、複数色で作像されたカラー画像のみならず、黒色のみで作像されたモノクロ画像の出力もサポートする。このモノクロ画像では、黒色で作像する場合のみに要求される特有の機能が必要となる。例えば、FAX受信時の低解像度の画像データ(100dpi、200dpi、300dpiなど)を、高解像度の画像データ(600dpi、1200dpiなど)に変換する際、単純に変倍数分の画素を増加した場合、斜め線などの画像のエッジ部がギザギザな段差を形成する。そこで、斜め線などの特定の対象パターン部を検出し、エッジ部分を滑らかに処理する機能が必要となる。この処理を行う機能が、ジャギー補正機能501である。
そして、黒色で作像する画像展開部を画像展開部213aのみとし、画像展開部213aがジャギー補正機能501を備えることとした。これにより、画像展開部213aのみジャギー補正機能501が搭載され、他の画像展開部213b〜dには当該機能が搭載されず、機能配分の最適化が図られる。
ところで、従来からカラー画像形成装置では、紙幣や証券などの偽造防止や、セキュリティなどの不正使用防止のために、透かし画像を潜像させる機能がある。そして、画像形成装置は、この透かし画像が潜像された記録紙を用いて複写等を行う場合に、光走査を行うことで出力元である個々の画像形成装置を判別することができる。この判別機能専用のパターンは特定の色のみで生成することとし、他色では不要な機能である。このため、本実施の形態にかかる書込制御IC203では、黄色で作像を行う可能性のある画像展開部213a、213cのみ不正使用防止機能を搭載し、他の画像展開部213b、213dには搭載しないこととした。このように本実施の形態にかかる書込制御IC203は、機能配分の最適化が図られる。
また、本実施の形態においては、特殊な機能を使用するのは、作像色が黒及び黄色のみとする。つまり、画像展開部213aは、ジャギー補正機能501と、不正使用防止機能502とを備えているので、どの作像色にかかわらず画像データを展開することができる。また、画像展開部213cは、不正使用防止機能503を備えているので、作像色が黄色、シアン及びマゼンタの場合に限り画像データを展開することができる。また、画像展開部213b及び画像展開部213dは、特に機能を備えていないので、作像色がシアン及びマゼンタの場合に限り画像データを展開することができる。
また、書込制御IC203は、画像展開部213aが黒に対応した機能を含んでいるので、カラー画像形成装置のみならず、モノクロ画像形成装置に対しても適用できる。
このように、書込制御IC203に備えられた画像展開部213a〜dが、複数色に対応した機能を備えている。これにより、一種類の書込制御IC203で、書込制御が異なる様々な画像形成装置に適用することができる。例えば、画像形成装置において、書込制御IC203を複数搭載することで、さらに多くのLDの制御が可能とし、高速化することができる。なお、書込制御IC203の、異なる画像形成装置に対する様々な適用例については後述する。
このように、書込制御IC203は、作像色により異なる機能が画像展開部213a〜dに対して配置される。これにより、機能の細分化を図ることができる。また、画像展開部213a〜dは、それぞれが同じ機能を備えているわけではなく、作像する色に応じて機能が配分される。これにより、書込制御IC203の冗長化を防止することができる。また、低コストで書込制御IC203を生産可能となる。
なお、画像展開部213a〜dが備える機能を図5で示した場合に制限するものではない。そこで、画像展開部213a〜dが本実施の形態とは異なる機能を備えている変形例について説明する。
図6は、本実施の形態の変形例1にかかる光書込制御装置600のブロック構成、及び画像展開部611a〜dに含まれた機能及び画像データの経路を示す図である。図6に示すように、画像展開部611aが、ジャギー補正機能621のみ備えている。このため、モノクロ画像データの展開時にジャギーを補正することができる。また、当然ながら光書込制御装置600は、カラー画像データを用いてLDを制御することもできる。しかしながら、また、他の画像展開部611b〜dは、特別な機能を備えていない。つまり、不正使用防止機能を備えていないので、不正使用を防止するために背景に透かし画像を潜像させることはできない。
図7は、本実施の形態の変形例2にかかる光書込制御装置700のブロック構成、及び画像展開部711a〜dに含まれた機能及び画像データの経路を示す図である。図7に示すように、画像展開部711cが、不正使用防止機能721のみ備えている。つまり、画像展開部711cが不正使用防止機能を備えているので、不正使用を防止するために背景に透かし画像を潜像させることができる。但し、不正使用防止機能721は作像色が黄色の場合に限り使用できるので、透かし画像を潜像させることができるのは、画像展開部711cが黄色の画像データを展開する場合に限られる。つまり、画像展開部711a、b、dが黄色の画像データを展開する場合は、透かし画像を潜像させることはできない。
また、画像展開部711a〜dは、ジャギー補正機能を備えていないので、モノクロ画像データを展開する際に、ジャギーを補正することができない。
図5に戻り、本実施の形態に係る光書込制御装置200の画像データの処理経路について説明する。この光書込制御装置200は、複合機100が4色で作像する場合であり、作像色毎に2個のLDを用いる。
そして、光書込制御装置200においては黒色(K)に画像展開部213aが対応し、シアン(C)に画像展開部213bが対応し、黄色(Y)に画像展開部213cが対応し、マゼンタに(M)に画像展開部213dが対応している。そして、画像展開部213a〜dは、切替制御部214により、それぞれメモリ215a〜hのうち2個のメモリと接続されている。そして、メモリ215a〜h毎に対応付けて接続されているLD制御部216a〜hに対して画像データを出力する。つまり、黒色(K)の画像データがメモリ215a、bに、シアン(C)の画像データがメモリ215c、dに、黄色(Y)の画像データがメモリ215e、fに、マゼンタ(M)の画像データがメモリ215g、hに格納され、作像色毎に2個のLDが制御される。このように使用することで、作像色毎に2個のLDを制御する中速機クラスのカラー画像形成装置が、1つの書込制御IC203で実現することができる。
また、書込制御IC203は、図2で示したように切替制御部214により、4個の画像展開部213a〜dと、8個のLD制御部216a〜hの接続を切り替えることができる。つまり、書込制御IC203は、作像色の数や制御するLDの数が異なる複数機種の画像形成装置に対して汎用的に搭載することができる。さらに、同じ画像形成装置においても、作像する色の数に応じて、作像色毎に制御するLDの数を変更することもできる。そこで、書込制御IC203を、本実施の形態にかかる複合機100以外に搭載した場合について説明する。
図8は、本実施の形態の変形例3として、2色で作像を行う画像形成装置に書込制御IC203を適用した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。本実施の形態の変形例3の画像形成装置は、黒/赤の2色で作像を行うものとする。つまり、画像処理IC201から黒色の画像データが矢印801で画像展開部213aに入力され、赤色の画像データが矢印802で画像展開部231cに入力される。このため、本変形例の画像形成装置には、画像展開部を2個のみ有した書込制御ICを搭載しても構わないが、他の画像形成装置との共通化を考慮し、4個の画像展開部213a〜dを備える書込制御IC203を搭載する。
そして、画像展開部213aが黒色の画像データの展開処理を行い、画像展開部213cが赤色の画像データの展開処理を行う。なお、図示しない切替制御部214は、予め画像展開部213aをメモリ215a〜dに、画像展開部213cをメモリ215e〜hに接続させている。これにより、本変形例に係る画像形成装置は、1色あたり4個のLDで書込処理を行う。つまり、本変形例に係る画像形成装置においては、書込制御IC203を搭載することで、部品を他の画像形成装置との共通化するとともに、高速に印刷処理を行うことを可能とする。
図9は、本実施の形態の変形例4として、黒一色で作像を行うモノクロ画像形成装置に書込制御IC203を適用した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。また、画像処理IC201から黒色の画像データが矢印901で画像展開部213aに入力される。そして、本変形例の画像形成装置も同様に、他の画像形成装置との共通化を考慮し、4個の画像展開部213a〜dを備える書込制御IC203を搭載する。
また、モノクロ画像形成装置は、通常高い生産性を要求され、解像度が高密度の画像データを出力している。そこで、本変形例では、切替制御部214は、予め画像展開部213aを8個のメモリ215a〜hに接続させている。つまり、本変形例に係るモノクロ画像形成装置は、1色あたり全8個のLDで書込処理を行う。このように、本変形例に係るモノクロ画像形成装置においては、書込制御IC203を搭載することで、部品を他の画像形成装置との共通化するとともに、より高速な印刷処理を行うことを可能とする。
上述したように、書込制御IC203は、画像展開部213a〜dとLD制御部216a〜hの接続とを、切替制御部214により切替可能にすることで、多種多様な画像形成装置に適用することが可能となる。
また、切替制御部214は、全ての画像展開部213a〜dと、全てのLD制御部216a〜hと、を任意に接続可能な構成にすると、切替制御部214の切替え用のセレクタが膨大な回路構成を生成することになる。そこで、実際に切替制御部214が搭載される画像形成装置の接続のみに対応することで、切替制御部214の回路構成を最適化することができる。次に、切替制御部214が備える切り替え用セレクタについて説明する。
まず、画像展開部213aは、図9で示した本実施の形態の変形例4に係る高速モノクロ画像形成装置に搭載されるために、書込制御IC203が備える全メモリ215a〜hと接続可能にする必要がある。そこで、切替制御部214は、画像展開部213aが全メモリ215a〜hと接続可能とする回路構成を備えている。また、他の画像展開部213b〜dは、全てのメモリ215a〜hに接続する必要はない。これは、全てのメモリを使用する場合、画像展開部213aで画像展開を行えば良く、他の画像展開部213b〜dで画像展開を行う必然性がなく、単に回路構成が複雑になるからである。
また、図8で示した本実施の形態の変形例3のように、8個のLD制御部216a〜hを、2個の画像展開部で使用する場合がある。この場合、画像展開部213cを、4個のLD制御部216e〜hと接続可能とする必要がある。そこで、切替制御部214は、画像展開部213cがメモリ215e〜hと接続可能とする回路構成を備えている。なお、画像展開部213aは、上述したように全てのメモリ215a〜hと接続可能であるので、当然に4個のメモリ215a〜dと接続可能となる。
また、図5で示した本実施の形態のように、8個のLD制御部216a〜hを、4個の画像展開部213a〜dで使用する場合がある。そこで、切替制御部214は、画像展開部213bがメモリ215c、dと、画像展開部213dがメモリ215g、hと接続可能とする回路構成を備えている。これら回路構成により接続が一意に定められている。そして、切替制御部214は、接続の切り替えのみ行うことで、画像展開部213a〜dで展開された画像データの格納先を変更することができる。
これにより、書込制御IC203を1個搭載することで、高速なモノクロ画像形成装置、2色作像の画像形成装置、及び中速機クラスのカラー画像形成装置を実現することができる。
図10は、本実施の形態にかかる光書込制御装置200において、書込制御IC203の内部におけるクロックを制御する構成を示した説明図である。本図に示すように、画像展開クロック制御部1001が、画像展開部213a〜dの動作クロックを制御する。そして、LDクロック制御部1002が、LD制御部216a〜hの動作クロックを制御する。
LDクロック制御部1002は、LD制御部216a〜hに対して、各LDの同期検知信号に同期したクロック信号:clk_ld1〜8で制御している。つまり、LD制御部216a〜hは、それぞれ異なる個別のクロック信号で制御されている。
また、画像展開部213a〜dはLDと別クロックで制御できる。そこで、画像展開クロック制御部1001は、画像展開部213a〜dに対して、同一クロック信号:clk_eで制御している。
つまり、クロック信号:clk_eにより、画像展開部213a〜dは、画像データの展開を行った後、メモリ215a〜hに書き込む処理を行う。この場合、画像展開部213a〜dは、メモリ215a〜hに対して、クロック信号:clk_eにて書き込み動作を行うので、全ての画像展開部213a〜dのメモリ215a〜hに対する書き込み動作を同期させることができる。
そして、メモリ215a〜hに対して書き込まれた画像データを、LD制御部216a〜hが、それぞれのクロック信号:clk_ld1〜8に従って読み込み処理及びLDの制御を行う。具体的には、LD制御部216aはclk_ld1で、LD制御部216bはclk_ld2で、……LD制御部216hはclk_ld8で読み込み処理等を行う。
なお、画像展開部213a〜dの書き込み動作のクロックと、LD制御部216a〜hの読み込み動作のクロックは同期していないが、その間にメモリ215a〜hを備えることで、画像データの授受が可能となる。
また、LD制御部216a〜hがメモリ215a〜hから読み込み処理を行う際のクロック信号はclk_ld1〜8と多クロック信号となる。これは、リード動作側では、書き込むタイミング等が異なる数種類の画像形成装置に対応するためである。しかしながら、LD制御部216a〜hとメモリ215a〜hの接続が一意に決定している為、個々のメモリに対して固定のクロック信号で読み込み処理を行うことができる。
なお、本実施の形態において、LD制御部のそれぞれのクロックは、同一周波数のクロックで、LDドライバIC204a〜hが書き込むタイミングに合わせて、位相のみ異なるものとする。なお、本実施の形態は、このようにLD制御部のそれぞれのクロックを位相のみ異ならせるものに制限するものではなく、実際のハードウェア構成に応じて様々な形態が考えられ、LD制御部のそれぞれのクロックを別周波数にしてもよい。
このように固定クロック信号で個々のLD制御部216a〜hをすることで、異種クロック信号が存在する煩雑な非同期回路を構成することなく、容易な回路構成にて実現することができる。
また、本実施の形態にかかるLDクロック制御部1002は、LD制御部216a〜hに対して別々のクロックを生成するものとするが、全体のクロックを生成するものでもよい。全体のクロックを生成する場合、生成されたクロックから、それぞれのLD制御部216a〜hに対して、それぞれに適したタイミングでクロック信号clk_ld1〜8を出力する。なお、LDクロック制御部1002が、LD制御部216a〜h全てのクロックを生成するので、任意のLD制御部のみクロック信号が遅れることを防止する。
また、書込制御IC203は、上述した実施の形態及びその変形例においては、複合機又は画像形成装置に1個搭載していたが、装置毎に1個搭載することに制限するものではなく、画像形成装置に複数個搭載することもできる。そこで、画像形成装置に書込制御IC203を複数個搭載した場合の変形例について説明する。
図11は、本実施の形態にかかる変形例5として、カラー画像形成装置に書込制御IC203を2個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。本図に示すように、カラー画像形成装置に、書込制御IC203Aと書込制御IC203Bが搭載されたことで、作像色が4色の場合でも、1色あたりの駆動制御可能なLDの数が4個となる。また、画像処理IC1101は、書込制御IC203A、203Bのそれぞれに対して、異なる2色の画像データ信号を出力する。また、エンジン制御IC1102は、切替制御レジスタ212の更新するために必要な情報を、書込制御IC203A、203Bのそれぞれに出力する。
この書込制御IC203が1個ではLDを8個まで制御することはできる。しかしながら、高速に印刷処理を行うために、LDを8個以上駆動制御させたい場合もある。そこで、画像形成装置に書込制御IC203を複数個搭載することで実現できる。本変形例では、作像色が4色で、1色あたり4個のLDを駆動させたい場合とする。この場合、4色×4個=16個のLD制御部が必要となる。そこで、2個の書込制御IC203を用いて、1台の画像形成装置を実現する。
そして、本変形例では、書込制御IC203Aの画像展開部213aが、黒色の画像データの展開を行い、書込制御IC203Aの画像展開部213cが、シアンの画像データの展開を行い、書込制御IC203Bの画像展開部213aが、イエローの画像データの展開を行い、書込制御IC203Bの画像展開部213cが、マゼンタの画像データの展開を行う。
このように、画像展開部213a及びcは、画像形成装置に書込制御IC203が一個搭載された場合と異なる作像色の画像データを展開することになる。このため、画像展開部213a及びcは、書込制御IC203が2個搭載された場合に展開処理する作像色に応じた機能が備えられている必要がある。そこで、画像展開部213aは、図5で説明したようにジャギー補正機能501及び不正使用防止機能502が予め備えられている。これにより、図11で示した書込制御IC203Bの画像展開部213aが、黄色の画像データを展開する場合に、透かし画像を潜像させることができる。また、書込制御IC203Aの画像展開部213aは、黒色の画像データを展開する場合にジャギーを補正することができる。
この画像展開部213aは、作像色が黒色のみならず、他の作像色でのみ使用する機能を搭載している。つまり、画像展開部213aは、全ての作像色の画像データを展開することができる。また、画像展開部213cは、作像色が黄色のみならずシアン、マゼンタで使用する機能を搭載する。これらにより、書込制御IC203を2個搭載したカラー画像形成装置は、作像色1色毎に4個のLDを使用して高速化を実現すると共に、作像色毎に特有の機能を用いて印刷処理を行うことができる。
図12は、本実施の形態にかかる変形例5として、カラー画像形成装置に書込制御IC203を4個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。本図に示すように、カラー画像形成装置に、書込制御IC203A、203B、203C及び203Dが搭載されたことで、作像色が4色の場合、1色あたりの駆動制御可能なLDの数が8個となる。また、画像処理IC1201は、書込制御IC203A、203B、203C及び203Dのそれぞれに対して、異なる1色の画像データ信号を出力する。また、エンジン制御IC1202は、切替制御レジスタ212の更新するために必要な情報を、書込制御IC203A、203B、203C及び203Dのそれぞれに出力する。
本図に示すように、作像色1色ごとに書込制御IC203が一つ搭載されているので、一色ごとに駆動するLDの数が8個となる。これにより、本変形例にかかる画像形成装置は、さらなる高速化を実現している。
また、図12に示す画像展開部213b〜dは、使用されない冗長な構成に見える。しかしながら、このような構成を備えることで、書込制御IC203を異なる複数機種に搭載を可能とした。これにより、部品の共通化により開発効率の向上を図ると共に、コストダウンを図ることができる。
図12で示した変形例では、1色あたり1個の書込制御IC203を搭載したことで、従来技術の構成に類似している。しかしながら、画像展開部213a〜dと、LD制御部216a〜hの接続を変更するために、切替制御部214と、メモリ215a〜hとを備えた構成とした。これにより、当該書込制御IC203を、他の多種多様な画像形成装置に搭載することができる。
また、本実施の形態とは異なるが、特定色でのみ使用する機能を、複数の画像展開部に配置することで冗長になるのを防止するために、各色の画像展開部とは別に共通機能部を設けてもよい。これにより、特定色の画像展開を行う画像展開部が、共通機能部を使用して特定色に対応した機能を実行することができる。これにより冗長性が抑止されることになる。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる書込制御IC203の切替制御レジスタ212の値を決定する処理について説明する。図13は、本実施の形態にかかる書込制御IC203における上述した処理の手順を示すフローチャートである。なお、この設定は、エンジン制御IC202から書込制御IC203に対して作像色の数や使用するLDの数が入力された場合に行われる。
まず、書込制御IC203は、当該書込制御IC203が処理する作像色の数が4色か否か判断する(ステップS1301)。
そして、書込制御IC203は、作像色の数が4色と判断した場合(ステップS1301:Yes)、1色あたりのLDの数が1個であるか否か判断する(ステップS1302)。1色あたりのLDの数が1個であると判断した場合(ステップS1302:Yes)、切替制御レジスタのメモリ215aに‘1’を、メモリ215cに‘2’を、メモリ215eに‘3’を、メモリ215gに‘4’を設定する(ステップS1303)。
また、書込制御IC203は、1色あたりのLDの数が1個ではないと判断した場合(ステップS1302:No)、1色あたりのLDの数を2個と判断して、切替制御レジスタのメモリ215aに‘1’を、メモリ215bに‘1’を、メモリ215cに‘2’を、メモリ215dに‘2’、切替制御レジスタのメモリ215eに‘3’を、メモリ215fに‘3’を、メモリ215gに‘4’を、メモリ215hに‘4’を設定する(ステップS1304)。
そして、書込制御IC203は、作像色の数が4色ではないと判断した場合(ステップS1301:No)、さらに作像色の数が2色か否か判断する(ステップS1305)。
次に、書込制御IC203は、作像色の数が2色であると判断した場合(ステップS1305:Yes)、切替制御レジスタのメモリ215aに‘1’を、メモリ215bに‘1’を、メモリ215cに‘1’を、メモリ215dに‘1’、切替制御レジスタのメモリ215eに‘3’を、メモリ215fに‘3’を、メモリ215gに‘3’を、メモリ215hに‘3’を設定する(ステップS1306)。このように設定されることで、書込制御IC203は、作像色が2色で、1色ごとに4個のLDを制御することとなる。
そして、書込制御IC203は、作像色の数が2色ではないと判断した場合(ステップS1305:No)、作像色の数が1色と判断して、切替制御レジスタのメモリ215aに‘1’を、メモリ215bに‘1’を、メモリ215cに‘1’を、メモリ215dに‘1’、切替制御レジスタのメモリ215eに‘1’を、メモリ215fに‘1’を、メモリ215gに‘1’を、メモリ215hに‘1’を設定する(ステップS1307)。このように設定されることで、書込制御IC203は、作像色が1色で、8個のLDを制御することとなる。
上述した処理手順により、書込制御IC203の切替制御レジスタ212の更新を行うことができる。これにより、画像展開部213a〜dから出力される画像データの格納先を変更することが可能となる。なお、上述した処理手順は、本実施の形態による書込制御IC203の切替制御レジスタ212の更新を行うまでの処理手順の例を示したものであり、本発明をこの処理手順に制限するものではない。
なお、本実施の形態において、メモリ215a〜hをハードウェア的に別構成とし、複数のメモリを備えることとした。しかしながら、書込制御ICの記憶部の構成を、ハードウェア的に別メモリで備えることに制限するものではなく、一つのメモリ内に、格納先としてLDと対応付けられた所定のアドレスを複数保持し、当該アドレスに画像データを送信する構成としても良い。
また、上述した実施の形態及びその変形例は、切替制御部214が、画像形成装置に応じて画像データの格納先を切り替えることに制限するものではなく、例えば、同一機種の画像形成装置において、作像色が4色、2色、1色と変更された場合に格納先となるメモリを切り替えても良い。
また、書込制御IC203において、画像展開部213a〜dから出力された画像データの格納先となるメモリ215a〜hを切り替え可能としたことで、モノクロ専用機、カラー複写機等を問わず様々な機種の画像形成装置の書込制御を1種類の書込制御IC203で実現できる。例えば、印刷速度が低、中速の画像形成装置においては書込制御IC203を1つ搭載し、印刷速度が高速の画像形成装置においては書込制御IC203を複数搭載することもできる。これにより、書込制御IC203が共通化されたことで、ICの開発効率の向上、開発に係る負担の軽減や、IC開発費用の削減及び生産時におけるコストダウンを図ることができる。
また、書込制御IC203において、例えば画像形成装置に書込制御IC203を1個搭載した場合においては、従来の書込制御ICと比べて冗長性が排除されているので、書込制御IC203の生産が容易になると共に、生産費用が軽減される。
(第2の実施の形態)
図14は、第2の実施の形態にかかる複合機に備えられた光書込制御装置1400の構成を示すブロック図である。上述した第1の実施の形態にかかる光書込制御装置200とは、エンジン制御IC202とは処理が異なるエンジン制御IC1401に変更され、書込制御IC203とは処理が異なる書込制御IC1402に変更された構成を有している点で異なる。以下の説明では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略している。
エンジン制御IC1401が、エンジン制御IC202と異なる点として、後述する切替制御レジスタ1411及び書込切替制御レジスタ1413を更新するために必要な情報を書込制御IC1402に出力する点とする。なお、エンジン制御IC1401は、他に異なる点はないので、説明を省略する。
書込制御IC1402は、上述した第1の実施の形態にかかる書込制御IC203とは、書込切替制御部1415が追加されていること、書込切替制御レジスタ1413及び書込切替制御マトリクス1414が追加されていること、そしてLD制御部216a〜hとは処理が異なるLD制御部1416a〜hに変更され、切替制御レジスタ212及び切替制御マトリクス211と構成が異なる切替制御レジスタ1411及び切替制御マトリクス1412に変更された構成を有している点で異なる。
切替制御マトリクス1412は、画像展開部213a〜d及び書込を行うLDと、画像展開部213a〜dが展開した画像データの格納先となるメモリ215a〜215hの対応関係を保持する。また、切替制御マトリクス1412は、書込制御IC1402が備える図示しない書き換え不能なメモリ、換言すれば対応記憶手段に格納されているものとする。
図15は、切替制御マトリクス1412のテーブル構造を示した図である。本図に示すように、切替制御マトリクス1412は、画像展開部213a〜d及び書き込むLDと、メモリ215a〜hとの対応関係を保持している。これにより、切替制御マトリクス1412に格納された情報から、画像展開部213a〜dにより展開された画像データを書き込むLDに応じた格納先となるメモリ215a〜hを特定できる。なお、LD1〜8は、それぞれLD制御部1416a〜hに対応付けられているものとする。
図14に戻り、切替制御レジスタ1411は、切替制御マトリクス1412のテーブル内に設定されている値を保持する。
図16は、切替制御レジスタ1411のテーブル構造を示した図である。本図に示すように、切替制御レジスタ1411は、メモリ215a〜h毎に、2桁の数値が格納されている。この数値は、図15で示した切替制御マトリクス1412に格納されている数値とする。つまり、切替制御レジスタ1411に設定された値に基づいて、切替制御マトリクス1412を参照することで、画像展開部213a〜dが展開した画像データの出力するLDに応じた格納先を示すメモリ215a〜hを特定できる。また、切替制御レジスタ1411は、書込制御IC1402が備える図示しない書き換え可能なメモリ、換言すれば特定記憶手段に格納されているものとする。
本実施の形態の切替制御レジスタ1411及び切替制御マトリクス1412により、画像展開部213a〜dで展開された画像データの格納先となるメモリ215a〜hを、書き込むLDに応じて特定されることとなった。これは、本実施の形態においてはメモリとLDとが予め対応付けられていないので、画像展開部213a〜dが、展開した画像データを出力したいLDに応じて格納先を特定できるようにする必要があるためである。
図16で示した切替制御レジスタ1411に格納された数値の場合、メモリ215a及びメモリ215cには、‘11’が設定されているので、画像展開部213aからLD1に出力する画像データの格納先となる。また、メモリ215b及びメモリ215dには、‘12’が設定されているので、画像展開部213aからLD2に出力する画像データの格納先となる。また、メモリ215e及びメモリ215gには、‘31’が設定されているので、画像展開部213cからLD3に出力する画像データの格納先となる。また、メモリ215f及びメモリ215hには、‘32’が設定されているので、画像展開部213cからLD4に出力する画像データの格納先となる。
なお、エンジン制御IC1402から入力された情報により更新された切替制御レジスタ1411に対して更新を行うが、これは具体的には画像データのデータ量と、各メモリが保持する容量により更新を行うものである。書込制御IC1402は、入力された情報に含まれる画像データのデータ量より、格納するために必要なメモリの数を決定できるので、これに従って切替制御レジスタ1411が更新される。そして、切替制御レジスタ214は、この更新された更新制御レジスタ1411に基づいて、切り替え処理を行うことになる。
図14に戻り、書込切替制御マトリクス1414は、メモリ215a〜hと、LD制御部1416a〜hとの対応関係を保持する。また、書込切替制御マトリクス1414は、書込制御IC1402が備える図示しない書き換え不能なメモリ、換言すれば書込対応記憶手段に格納されているものとする。
図17は、書込切替制御マトリクス1414のテーブル構造を示した図である。本図に示すように、書込切替制御マトリクス1414は、メモリ215a〜hと、LD制御部1416a〜hとの対応関係を保持している。また、本図に示した書込切替制御マトリクス1414では、LD制御部1416a、b、e及びfに対して設定可能な数値が‘1’と‘2’となる。そして、数値が‘1’の場合には一個のメモリが取得先となり、数値が‘2’の場合には2個のメモリが取得先となる。例えば、LD制御部1416aの数値が‘1’の場合にはメモリ215aが取得先となり、数値が‘2’の場合にはメモリ215a及びメモリ215cが取得先となる。
また、図17に示すように、LD制御部1416c、d、g及びhに対して設定可能な数値は‘1’となる。つまり、本実施の形態におけるLD制御部1416c、d、g及びhは、取得先が1個である。また、LD制御部1416c、d、g及びhは、LD制御部1416a、b、e及びfが複数箇所から取得する場合、取得先がなくなる。
図14に戻り、書込切替制御レジスタ1413は、書込切替制御マトリクス1414のテーブル内に設定されている値を保持する。
図18は、書込切替制御レジスタ1413のテーブル構造を示した図である。本図に示すように、書込切替制御レジスタ1413は、各メモリ215a、b、e及びfに、1桁の数値が格納されている。この数値は、図17で示した書込切替制御マトリクス1414に格納されている数値とする。つまり、書込切替制御レジスタ1413に設定された値に基づいて、書込切替制御マトリクス1414を参照することで、LD制御部216a〜hの画像データの取得先となるメモリ215a〜hを特定できる。また、書込切替制御レジスタ1413は、書込制御IC1402が備える図示しない書き換え可能なメモリ、換言すれば書込特定記憶手段に格納されているものとする。
なお、書込切替制御レジスタ1413では、メモリ215c、d、g及びhに対して値を設定できない。これは、LD制御部1416c、d、g及びhの画像データの取得先は、メモリ215a、b、e及びfに応じて定まるので、設定不要だからである。
また、図18で示した例では、LD制御部1416aに‘2’が設定されているのでメモリ215a及びメモリ215cが取得先となり、LD制御部1416bに‘2’が設定されているのでメモリ215b及びメモリ215dが取得先となる。また、LD制御部1416eに‘2’が設定されているのでメモリ215e及びメモリ215gが取得先となり、LD制御部1416fに‘2’が設定されているのでメモリ215f及びメモリ215hが取得先となる。
そして、本実施の形態の書込切替制御レジスタ1413及び書込切替制御マトリクス1414により、LD制御部216a〜hの画像データの取得先となるメモリ215a〜hを特定される。
書込切替制御部1415は、メモリ215a〜hに格納された画像データを、LD制御部216a〜hが取得するために、取得先の切り替え制御を行う。また、書込切替制御部1415は、LD制御部1416a〜hの画像データの取得先となるメモリ215a〜hを、書込切替制御レジスタ1413及び書込切替制御マトリクス1414を参照することで特定できる。
LD制御部1416a〜hは、書込切替制御部1415により切り替えられた取得先であるメモリ215a〜hから、画像データを取得する。なお、LD制御部1416c、d、g及びhは、上述したように画像データを取得しない場合もある。また、LD制御部1416a〜hは、他の処理についてはLD制御部216a〜hと同様なので説明を省略する。また、LD制御部1416a〜hは、複数のメモリから画像データを取得した場合、当該画像データを集合させて一つの画像データを生成し、生成した画像データを書き込むように制御を行う。
図19は、光書込制御装置1400のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。本図で示した光書込制御装置1400では、作像色1色毎に2個のLDを使用するとともに、4個のメモリを使用する場合とする。また、画像展開部213a〜dで展開された画像データの経路を容易に識別できるように、切替制御部214及び書込切替制御部1415を省略した。なお、図19以降の図においても同様に、切替制御部214及び書込切替制御部1415を省略する。
図19では、画像展開部213aからの画像データがメモリ215a〜dに格納される。また、メモリ215a、cの画像データを、LD制御部1416aが取得する。また、メモリ215b、dの画像データを、LD制御部1416bが取得する。
つまり、第1の実施の形態においては、1つのLD制御部は1つのメモリからしか画像データを取得できなかったのに対し、本実施の形態においては、LD制御部は、複数のメモリから画像データを取得することが可能となる。
ところで、複合機が取り扱う画像データの解像度により画像データの情報量が異なることとなる。つまり、高画質の画像データを出力しようとした場合、高密度の画像データを作像することになるため、LD1個あたりの情報量が増加する。つまり、画質により必要なメモリ容量が異なることになる。そこで、メモリ容量の違いに応じて異なる書込制御ICを生産した場合、開発効率の低減し、生産コストが増加することになる。であれば、書込制御IC1402の記憶部215に備えられた一定のメモリ容量で、高画質又は低画質にかかわらず格納できるようにすることが好ましい。
そこで、第1の実施の形態のようにメモリとLD制御部が予め対応付けられている場合について考える。この場合LD毎に使用できるメモリ容量が固定されていることになる。そして、高画質の画像データを出力できるように記憶部215のメモリ容量を設計した場合、安価で低解像度で出力する画像形成装置では必要以上のメモリ容量を備えることになり、生産コストが向上することになる。他方で、書込制御IC1402を、安価で低解像度の画像形成装置に搭載できるように記憶部215のメモリ容量を設計すると、高解像度で出力する画像形成装置では十分なメモリ容量を確保できないことになる。
そこで、本実施の形態においては、書込切替制御部1415により、LD制御部1416a〜hと、メモリ215a〜hの対応関係を設定可能にし、LD制御部が画像データを取得できるメモリの数を変更できることにした。これにより、出力する画像データの画質に応じて、使用するメモリ容量が変更可能となる。
つまり、本実施の形態にかかる書込制御IC1402は、低解像度で出力する画像形成装置に適したメモリ容量でメモリ215a〜hを設計して、高解像度で出力する画像形成装置に搭載する場合には、LD制御部毎に取得先となるメモリの数を変更することで高解像度に適したメモリ容量を確保できる。これにより、書込制御IC1402は、生産コストを下げると共に、出力する解像度に係わらず複数種類の画像形成装置に搭載することを可能とする。
また、変形例として、モノクロの画像データを出力するため、画像展開部213aから、メモリ215a〜hに対して画像データを出力する場合について説明する。
図20は、本実施の形態の変形例1の切替制御レジスタ1411のテーブルの例を示した図である。図20で示した切替制御レジスタ1411に格納された数値の場合、メモリ215a及びメモリ215cには、‘11’が設定されているので、画像展開部213aからLD1に出力する画像データの格納先となる。また、メモリ215b及びメモリ215dには、‘12’が設定されているので、画像展開部213aからLD2に出力する画像データの格納先となる。また、メモリ215e及びメモリ215gには、‘13’が設定されているので、画像展開部213aからLD3に出力する画像データの格納先となる。また、メモリ215f及びメモリ215hには、‘14’が設定されているので、画像展開部213aからLD4に出力する画像データの格納先となる。つまり、画像展開部213aから8個のメモリ215a〜hに画像データが出力されることになる。なお、書込切替制御レジスタ1413が格納された値は、図18で示した例と同じとする。次にこの変形例における画像データの経路について説明する。
図21は、本変形例にかかる光書込制御装置2100のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。本図で示した光書込制御装置2100では、作像色1色で4個のLDを使用するとともに、8個のメモリを使用する場合とする。
図21では、画像展開部213aからの画像データがメモリ215a〜hに格納される。そして、メモリ215a、cの画像データを、LD制御部1416aが取得する。また、メモリ215b、dの画像データを、LD制御部1416bが取得する。そして、メモリ215e、gの画像データを、LD制御部1416eが取得する。また、メモリ215f、hの画像データを、LD制御部1416fが取得する。
本変形例においては、モノクロで印刷する場合に、LD制御部1個について2個のメモリを使用することで高画質化を図ると共に、1色について4個のLDで印刷処理を行うので高速化を図ることができる。
図22は、本実施の形態にかかる光書込制御装置1400において、書込制御IC1402の内部におけるクロックを制御する構成を示した説明図である。本図に示すように、画像展開クロック制御部2201が、画像展開部213a〜dの動作クロックを制御する。そして、LDクロック制御部2202が、LD制御部1416a〜hの動作クロックを制御する。
画像展開クロック制御部2201は、画像展開部213a〜dに対して、同一クロック信号:clk_eで制御している。
LDクロック制御部2202は、LD制御部216a〜hに対して、各LDの同期検知信号に同期したクロック信号:clk_ld1〜8で制御している。また、LD制御部216a、b、e、fが画像データを取得し、LD制御部216c、d、g、hは画像データを取得しない。
つまり、LD制御部216aは、メモリ215a、215cに対してクロック信号clk_ld1に従って、画像データを取得する。また、LD制御部216bは、メモリ215b、215dに対してクロック信号clk_ld2に従って、画像データを取得する。また、LD制御部216eは、メモリ215e、215gに対してクロック信号clk_ld5に従って、画像データを取得する。また、LD制御部216fは、メモリ215f、215hに対してクロック信号clk_ld6に従って、画像データを取得する。
このように、LD制御部216a、b、e、fが画像データを取得するのは、各LDの同期検知信号に同期して、画像データを取得する必要があるためである。つまり、LDとLD制御部が対応しているので、メモリ215a〜hは、画像データを取得するLD制御部に応じて画像データを読み込むリード制御クロックを切り替えることとする。
また、図22においては、LD制御部1416aの画像データの取得先がメモリ215a、215b及びLD制御部1416bの画像データの取得先がメモリ215c、215dと昇順になるのではなく、LD制御部1416aの画像データの取得先がメモリ215a、215c及びLD制御部1416bの画像データの取得先がメモリ215b、215dとした。
これは、制御クロックによるタイミングの管理に起因するものである。つまり、1つのメモリに対し複数クロックを持たせる場合、クロック信号の配線遅延などを考慮して管理する必要がある。そして、LD制御部とメモリの接続を昇順で接続した場合、メモリ215aはclk_ld1のみ、メモリ215bはclk_ld2とclk_ld1と、メモリ215cはclk_ld3とclk_ld2と、メモリ215dはclk_ld4とclk_ld2とを切替え可能にする必要がある。これに対し、本実施の形態の場合、メモリ215aはclk_ld1のみ、メモリ215bもclk_ld2のみ、メモリ215cはclk_ld3とclk_ld1と、メモリ215dはclk_ld4とclk_ld2とを切替え可能にする必要がある。つまり、本実施の形態の書込制御IC1402は、メモリ215bのクロック信号がclk_ld2のみとなるため、昇順の場合と比べて、クロック信号のタイミング管理条件が低減し、管理が容易となる。
図23は、本実施の形態にかかる変形例2として、カラー画像形成装置に書込制御IC1402を2個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。本図に示すように、カラー画像形成装置に、書込制御IC1402Aと書込制御IC1402Bが搭載されたことで、作像色が4色の場合に、1色あたりの駆動制御可能なLDの数が2個にすると共に、1個のLD制御部で2個のメモリから画像データを取得することができる。
また、画像処理IC2301は、書込制御IC1402A、1402Bのそれぞれに対して、異なる2色の画像データ信号を出力する。また、エンジン制御IC2302は、切替制御レジスタ1411及び書込切替制御レジスタ1413を更新するために必要な情報を、書込制御IC1402A、1402Bのそれぞれに出力する。
図23に示すように、1色あたりのLDの数が2個の場合で、高画質で印刷したいため1個のLD制御部に対して2個分のメモリ容量を必要とする場合がある。そこで、本変形例では、画像形成装置に書込制御IC1402を2個搭載する。
これにより、1毎にLDの数を2個としつつ、1個のLD制御部に対して2個分のメモリ容量を確保することで高画質印刷を可能とする。
図24は、本実施の形態にかかる変形例3として、カラー画像形成装置に書込制御IC1402を4個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。本図に示すように、カラー画像形成装置に、書込制御IC1402A、1402B、1403C及び1403Dが搭載され、作像色の数を4色とし、1色あたりの駆動制御可能なLDの数を4個とする。また、画像処理IC2401は、書込制御IC1402A、1402B、1403C及び1402Dのそれぞれに対して、異なる1色の画像データ信号を出力する。また、エンジン制御IC2402は、切替制御レジスタ1411及び書込切替制御レジスタ1413の更新するために必要な情報を、書込制御IC1402A、1402B、1402C及び1402Dのそれぞれに出力する。
本図に示すように、1色あたり駆動するLDの数を4個となる。これにより、本変形例にかかる画像形成装置は、さらなる高速化を実現している。また、1個のLD制御部に対して2個のメモリ容量が確保されているので、高画質印刷が可能となる。
また、図24で示した変形例では、1色あたり1個の書込制御IC1402を搭載したことで、従来技術の構成に類似している。また、画像展開部213aのみ使用し、画像展開部213b〜dは使用されないため冗長な構成にみえる。しかしながら、複数機種で共通の書込制御IC1402を搭載することができるので、共通化によるコストダウンを図ることができる。
なお、本実施の形態においては、2つのメモリから1個のLD制御部が画像データを取得する場合について説明したが、LD制御部は画像データの情報量に合わせてさらに多くのメモリから画像データを取得することにしてもよい。これにより、さらに高画質化対応が可能となる。
(変形例)
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態において、書込制御IC毎に8個のLD制御部を備えていた。しかしながら、上述した実施の形態は、書込制御ICに備えるLD制御部の数を制限するものではない。そこで本変形例では、LD制御部の数が少ない場合の例として、書込制御ICに4個のLD制御部を備えた場合とする。
図25は、本変形例にかかる光書込制御装置2500の構成を示すブロック図である。本図に示すように書込制御IC2502は、4個のメモリを有する記憶部2511と、4個のLD制御部216a〜dとを備えている。なお、図示しないが、書込制御IC2502は、切替制御部214も備えている。本図で示す書込制御IC2502は、最大で4個のLDを制御可能とするとともに、作像色が4色まで画像データを展開することができる。
つまり本変形例の書込制御ICは1個搭載した場合においては、作像色1色について1個のLDで書き込むことになり、低速印刷機が想定されている。また、書込制御ICが備える画像展開部の数を8個以上にしても良い。このように、書込制御ICが備えるLD制御部の数はどのような数でも良い。
以上のように、本発明にかかる書込制御用集積回路、光書込制御装置及び画像形成装置は、画像データの書き込み制御に有用であり、特に、様々な装置に共通の書込制御用集積回路を搭載して書込制御を行う技術に適している。
第1の実施の形態に係る複合機の概略構成を示す断面図である。 第1の実施形態にかかる複合機に備えられた光書込制御装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかる書込制御ICが有する切替制御マトリクスのテーブル構造を示した図である。 第1の実施形態にかかる書込制御ICが有する切替制御レジスタのテーブル構造を示した図である。 第1の実施形態にかかる光書込制御装置のブロック構成、及び画像展開部213a〜dに含まれた機能及び画像データの経路を示す図である。 第1の実施の形態の変形例1にかかる光書込制御装置のブロック構成、及び画像展開部に含まれた機能及び画像データの経路を示す図である。 第1の実施の形態の変形例2にかかる光書込制御装置の構成、及び画像展開に含まれた機能及び画像データの経路を示すブロック図である。 第1の実施の形態の変形例3として、2色で作像を行う画像形成装置に書込制御ICを適用した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 第1の実施の形態の変形例4として、黒一色で作像を行うモノクロ画像形成装置に書込制御ICを適用した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 第1の実施の形態にかかる光書込制御装置において、書込制御ICの内部におけるクロックを制御する構成を示した説明図である。 第1の実施の形態にかかる変形例5として、カラー画像形成装置に書込制御ICを2個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 第1の実施の形態にかかる変形例5として、カラー画像形成装置に書込制御ICを4個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 第1の実施の形態にかかる書込制御ICにおける切替制御レジスタの値を決定する処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる複合機に備えられた光書込制御装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態にかかる書込制御ICが有する切替制御マトリクスのテーブル構造を示した図である。 第2の実施形態にかかる書込制御ICが有する切替制御レジスタのテーブル構造を示した図である。 第2の実施形態にかかる書込制御ICが有する書込切替制御マトリクスのテーブル構造を示した図である。 第2の実施形態にかかる書込制御ICが有する書込切替制御レジスタのテーブル構造を示した図である。 第2の実施形態にかかる光書込制御装置のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 第2の実施の形態の変形例1の切替制御レジスタのテーブルの例を示した図である。 第2の実施の形態の変形例1の光書込制御装置のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 第2の実施の形態にかかる光書込制御装置において、書込制御ICの内部におけるクロックを制御する構成を示した説明図である。 第2の実施の形態にかかる変形例2として、カラー画像形成装置に書込制御ICを2個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 第2の実施の形態にかかる変形例3として、カラー画像形成装置に書込制御ICを4個搭載した場合のブロック構成及び画像データの経路を示す図である。 変形例にかかる光書込制御装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 書込光学ユニット
2K、2Y、2C、2M 各感光体ドラム
2K 現像装置
3 中間転写ベルト
4 中間転写ローラ
5K、5Y、5C、5M 現像装置
6 中間転写ベルトクリーニング装置
7 転写装置
8 給紙レジストセンサ
9 定着装置
10 排紙装置
100 複合機
200、600、700、1400、2100、2500 光書込制御装置
201、1101、1201、2301、2401 画像処理IC
202、1102、1202、1401、2302、2402 エンジン制御IC
203、1402、2502 書込制御IC
204a〜204h LDドライバIC
211、1412 切替制御マトリクス
212、1411 切替制御レジスタ
213a〜d、611a〜d、711a〜d 画像展開部
214 切替制御部
215、2511 記憶部
215a〜h メモリ
216a〜h、1416a〜h LD制御部
251 スキャナ
252 プリンタドライバ
501、621 ジャギー補正機能
502、503、721 不正使用防止機能
1001、2201 画像展開クロック制御部
1002、2202 LDクロック制御部
1413 書込切替制御レジスタ
1414 書込切替制御マトリクス
1415 書込切替制御部

Claims (21)

  1. 画像データを記憶する領域を複数有する記憶手段と
    力画像データに対して展開処理を行う複数の画像展開手段と、
    前記画像展開手段と、前記画像展開手段により展開処理された入力画像データを格納可能な前記記憶手段の前記領域と、の対応関係を保持する格納先対応情報を記憶する対応記憶手段と、
    前記対応記憶手段が記憶する前記格納先対応情報に基づいて、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの格納先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替える切替制御手段と、
    前記記憶手段の前記領域毎に記憶された前記画像データを、記録媒体に書き込む書込手段を制御する複数の書込制御手段と、
    を備えたことを特徴とする書込制御用集積回路。
  2. 前記画像展開手段毎に、前記展開処理された入力画像データを格納する前記記憶手段の前記領域が、前記格納先対応情報に保持された対応関係を参照して、格納先として特定された情報を示した特定情報を記憶する特定記憶手段を、さらに備え、
    前記切替制御手段は、前記特定記憶手段が記憶する前記特定情報に基づいて、前記展開処理された前記入力画像データの格納先となる前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替えること、
    を特徴とする請求項1に記載の書込制御用集積回路。
  3. 前記書込制御手段により制御される前記書込手段が書き込む対象の前記画像データの取得先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記書込制御手段毎に切り替える書込切替制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の書込制御用集積回路。
  4. 前記書込制御手段と、前記書込制御手段により制御される前記書込手段が書き込む対象の前記画像データを取得可能な前記記憶手段の前記領域と、の対応関係を保持する書込対応情報を記憶する書込対応記憶手段と、
    前記書込対応記憶手段が記憶する前記書込対応情報に基づいて、前記書込制御手段毎に、前記記憶された画像データの取得先となる前記記憶手段の前記領域を特定する書込特定情報を記憶する書込特定記憶手段と、をさらに備え、
    前記書込切替制御手段は、前記書込特定記憶手段が記憶する前記書込特定情報に基づいて、前記書込手段が書き込む対象の前記画像データの取得先となる前記記憶手段内の前記領域を、前記書込制御手段毎に切り替えること、
    を特徴とする請求項3に記載の書込制御用集積回路。
  5. 前記記憶手段は、FIFO(First Input First Out)構成のメモリを有していること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の書込制御用集積回路。
  6. 前記画像展開手段は、当該書込制御用集積回路の搭載可能な複数の画像形成装置で取り扱われる作像色数のうち最も多い作像色数と同一の数だけ備えられていること、を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の書込制御用集積回路。
  7. 前記画像展開手段は色毎に備えられ、
    該所定の色に対応する前記画像展開手段は、該所定の色の展開処理時に使用される所定の機能を有していること、
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の書込制御用集積回路。
  8. 前記複数の書込制御手段は、同一の構成であること、を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の書込制御用集積回路。
  9. 前記記憶手段は、前記領域毎に分割されていること、を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載の書込制御用集積回路。
  10. 前記対応記憶手段は、当該書込制御用集積回路が搭載される画像処理装置で取り扱う作像色数に応じて、前記画像展開手段と対応関係にある前記記憶手段の前記領域の数が予め定められている前記格納先対応情報を備えていること、
    を特徴とする請求項2に記載の書込制御用集積回路。
  11. 前記対応記憶手段は、所定の色の画像データの展開処理を行う前記画像展開手段が前記記憶手段の全ての前記領域と対応関係を有している前記格納先対応情報を備えていること、
    を特徴とする請求項2に記載の書込制御用集積回路。
  12. 前記所定の色の画像データの展開処理を行う画像展開手段は、少なくとも作像色が黒色の画像データの展開処理時に使用される機能を備えていること、
    を特徴とする請求項11に記載の書込制御用集積回路。
  13. 前記所定の色の画像データの展開処理を行う画像展開手段は、前記書込制御用集積回路が作像する各作像色の画像データの展開処理時に使用される全ての機能を備えていること、
    を特徴とする請求項11に記載の書込制御用集積回路。
  14. 前記書込切替制御手段は、前記書込制御手段毎に、前記記憶手段の一つの前記領域から前記画像データを取得する切り替えを行うこと、
    を特徴とする請求項3又は4に記載の書込制御用集積回路。
  15. 前記書込切替制御手段は、前記書込制御手段毎に、前記記憶手段の複数の前記領域から前記画像データを取得する切り替えを行うこと、
    を特徴とする請求項3又は4に記載の書込制御用集積回路。
  16. 前記切替制御手段は、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの情報量と前記記憶手段内の前記領域の容量から導出された前記画像データを格納するために必要な前記領域の数に従って、前記格納先となる前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替えること、
    を特徴とする請求項3又は4に記載の書込制御用集積回路。
  17. 前記書込切替制御手段は、各前記書込制御手段が、各前記領域に格納された画像データを集合させて一つの画像データとして取得を可能とする切り替えを行うこと、
    を特徴とする請求項3又は4に記載の書込制御用集積回路。
  18. 前記複数の画像展開手段は、同一クロックのクロック信号で制御されていること、を特徴とする請求項1乃至17のいずれか一つに記載の書込制御用集積回路。
  19. 前記複数の書込制御手段は、書込制御手段毎のクロック信号に制御されて、前記記憶手段に記憶された前記画像データの読み込み処理を行うこと、を特徴とする請求項1乃至18のいずれか一つに記載の書込制御用集積回路。
  20. 画像データを記憶する領域を複数有する記憶手段と、入力画像データに対して展開処理を行う複数の画像展開手段と、前記画像展開手段と前記画像展開手段により展開処理された入力画像データを格納可能な前記記憶手段の前記領域との対応関係を保持する格納先対応情報を記憶する対応記憶手段と、前記対応記憶手段が記憶する前記格納先対応情報に基づいて、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの格納先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替える切替制御手段と、前記記憶手段の前記領域毎に記憶された前記画像データを、記録媒体に書き込む書込手段を制御する複数の書込制御手段と、を有する書込制御用集積回路と、
    前記書込制御用集積回路の前記書込制御手段の制御により、前記画像データを書き込む書込手段と、
    を備えたことを特徴とする光書込制御装置。
  21. 画像データを記憶する領域を複数有する記憶手段と、入力画像データに対して展開処理を行う複数の画像展開手段と、前記画像展開手段と前記画像展開手段により展開処理された入力画像データを格納可能な前記記憶手段の前記領域との対応関係を保持する格納先対応情報を記憶する対応記憶手段と、前記対応記憶手段が記憶する前記格納先対応情報に基づいて、前記画像展開手段により展開処理された前記入力画像データの格納先となる、前記記憶手段内の前記領域を、前記画像展開手段毎に切り替える切替制御手段と、前記記憶手段の前記領域毎に記憶された前記画像データを、記録媒体に書き込む書込手段を制御する複数の書込制御手段と、を有する書込制御用集積回路と、
    前記書込制御用集積回路の前記書込制御手段の制御により、前記画像データを書き込む書込手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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