JP2008310030A - 画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置100は、正規現像方式の画像形成装置であって、感光体1A及び1Bと、感光体1A及び1Bを帯電させる帯電装置2A及び2Bと、帯電された感光体1A及び1Bに静電潜像を形成する露光装置3A及び3Bと、静電潜像をトナーで現像する現像装置4A及び4Bを有し、現像装置4Aは、感光体3Aに形成された静電潜像をトナーで現像する現像ユニット4a、4b及び4cを有し、感光体1A及び1Bは、静電潜像が形成される領域が、静電潜像が形成されてから現像されるまでのプロセス時間Tedに対する、感光体1のトランジットタイムtTの比が1.0以上1.3以下である。
【選択図】図3
Description
で示される官能基である。)
で示される化合物を含有する感光層を有することを特徴とする。
−COOR2
(式中、R2は、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基である。)
で示される官能基、一般式
−COY
(式中、Yは、ハロゲン基である。)
で示される官能基又は一般式
−CONR3R4
(式中、R3及びR4は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン基、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基である。)
で示される官能基であり、Ar1及びAr2は、それぞれ独立に、置換又は無置換のアリーレン基であり、Ar3及びAr4は、それぞれ独立に、置換又は無置換のアリール基であり、Xは、単結合、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のシクロアルキレン基、置換若しくは無置換のオキシアルキレン基、オキシ基、チオ基又はビニレン基であり、Z1は、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のオキシアルキレン基又は一般式
−COOR6−
(式中、R6は、アルキレン基である。)
で示される官能基であり、mは、0以上3以下の整数であり、nは、0又は1である。)
で示される化合物を一種以上含有することを特徴とする。
(1)n本(nは、2以上の整数)のレーザビームを用いた場合に、レーザビームの走査速度とプリントスピードを、1本のレーザビームを用いた場合と等しく設定した場合、走査線の密度をn倍にすることができ、高解像度の画像を形成することが可能となる。
(2)n本(nは、2以上の整数)のレーザビームを用いた場合に、レーザビームの走査速度と走査線の密度を、1本のレーザビームを用いた場合と等しく設定した場合、プリントスピードをn倍に高速化することが可能となる。
(3)n本(nは、2以上の整数)のレーザビームを用いた場合に、プリントスピードとレーザビームの走査密度を1本のレーザビームを用いた場合と等しく設定した場合、各レーザビームの走査速度を低くすること、即ち、レーザビームを反射して反射ビームを感光体の表面に照射することにより静電潜像を形成するための回転多面鏡の回転数を1/n倍にすることができるため、回転多面鏡を回転駆動するための機構を簡略化してコストダウンすることが可能となる。
30π×(45°/360°)/270×1000≒44[ミリ秒]
となる。
で示されるカプラー残基である。)
で示されるアゾ系顔料、特に、XとYが相異なるアシンメトリーなアゾ系顔料が好ましい。また、フタロシアニン系顔料、特に、CuKαの特性X線を用いたX線回折スペクトルにおいて、回折角2θ±0.2°が9.4゜、9.6゜及び24.0゜にピークが存在し、27.2°に存在するピークの強度が最大であり、7.3°に最小角度のピークが存在し、7.3°に存在するピーク及び9.4゜に存在するピークの間にピークが存在せず、26.3゜にピークが存在しないチタニルフタロシアニンの結晶が好ましい。
−COOR2
(式中、R2は、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基である。)
で示される官能基、一般式
−COY
(式中、Yは、ハロゲン基である。)
で示される官能基又は一般式
−CONR3R4
(式中、R3及びR4は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン基、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基である。)
で示される官能基であり、Ar1及びAr2は、それぞれ独立に、置換又は無置換のアリーレン基であり、Ar3及びAr4は、それぞれ独立に、置換又は無置換のアリール基であり、Xは、単結合、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のシクロアルキレン基、置換若しくは無置換のオキシアルキレン基、オキシ基、チオ基又はビニレン基であり、Z1は、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のオキシアルキレン基又は一般式
−COOR6−
(式中、R6は、アルキレン基である。)
で示される官能基であり、mは、0〜3の整数であり、nは、0又は1である。)
で示される化合物を一種以上含有することが好ましい。これにより、感度、残留電位等の電気特性を良好に持続することができる。
(1)ハロゲン基、シアノ基、ニトロ基等。
(2)アルキル基
C1〜C12、好ましくは、C1〜C8、さらに好ましくは、C1〜C4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であり、さらに、フルオロ基、水酸基、シアノ基、C1〜C4のアルコキシル基、フェニル基又はハロゲン基、C1〜C4のアルキル基若しくはC1〜C4のアルコキシ基で置換されたフェニル基を有してもよい。具体的には、メチル基、エチル基、n−ブチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、s−ブチル基、n−プロピル基、トリフルオロメチル基、2−ヒドロキエチル基、2−エトキシエチル基、2−シアノエチル基、2−メトキシエチル基、ベンジル基、4−クロロベンジル基、4−メチルベンジル基、4−フェニルベンジル基が挙げられる。
(3)アルコキシル基(−OR)
(式中、Rは、(2)で定義したアルキル基である。)
具体的には、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ基、n−ブトキシ基、s−ブトキシ基、イソブトキシ基、2−ヒドロキシエトキシ基、ベンジルオキシ基、トリフルオロメトキシ基等が挙げられる。
(4)アリールオキシ基
アリール基としては、フェニル基、ナフチル基が挙げられ、C1〜C4のアルコキシル基、C1〜C4のアルキル基又はハロゲン基を有していてもよい。具体的には、フェノキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、4−メトキシフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基等が挙げられる。
(5)アルキルメルカプト基又はアリールメルカプト基
具体的には、メチルチオ基、エチルチオ基、フェニルチオ基、p−メチルフェニルチオ基が挙げられる。
(6)アミノ基(−NR1R2)
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子、(2)で定義したアルキル基又はアリール基である。アリール基としては、例えば、フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基が挙げられ、C1〜C4のアルコキシ基、C1〜C4のアルキル基又はハロゲン基を有してもよい。また、R1及びR2は、共同で環を形成してもよい。)
具体的には、アミノ基、ジエチルアミノ基、N−メチル−N−フェニルアミノ基、ジフェニルアミノ基、ジトリールアミノ基、ジベンジルアミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、ピロリジノ基が挙げられる。
(7)アルキレンジオキシ基又はアルキレンジチオ基等。
(8)置換又は無置換のスチリル基、置換又は無置換のβ−フェニルスチリル基、ジフェニルアミノフェニル基、ジトリルアミノフェニル基等。
で示される官能基が挙げられる。
−COOR6−
(式中、R6は、アルキレン基である。)
で示される官能基としては、カプロラクトン変性基が挙げられる。
で示される化合物を一種以上含有することがさらに好ましい。なお、s又はtが2又は3である場合は、複数のR8又はR9は、同一であっても異なってもよい。このとき、R8及びR9は、それぞれ独立に、メチル基又はエチル基であることが好ましい。
アルキド樹脂のベッコゾール 1307−60−EL(大日本インキ化学工業社製)3質量部、メラミン樹脂のスーパーベッカミン G−821−60(大日本インキ化学工業社製)2質量部、酸化チタンのタイペークCR−EL、石原産業社製)20質量部及び2−ブタノン100質量部を分散混合し、下引き層塗布液を調製した。
ボールミル分散機中に、予め混合したポリビニルブチラール樹脂のXYHL(UCC社製)0.25質量部、シクロヘキサノン200質量部及び2−ブタノン80質量部と、構造式
図9に示すX線回折スペクトルを有するチタニルフタロシアニン8質量部、ポリビニルブチラール樹脂のXYHL(UCC社製)5質量部及び2−ブタノン400質量部を均一に分散させ、電荷発生層塗布液2を調製した。
構造式
トリフェニルアミン系化合物(A)3質量部、ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ型)パンライトTS−2050(帝人化成社製)4質量部、平均一次粒径が0.3μm、屈折率が1.7、比抵抗が1010Ω・cm以上の酸化アルミニウムのスミコランダムAA−03(住友化学工業社製)0.7質量部、テトラヒドロフラン280質量部及びシクロヘキサノン80質量部を分散混合し、保護層塗布液1を調製した。
分子量が296、分子量/官能基数が99のトリメチロールプロパントリアクリレートのKAYARAD TMPTA(日本化薬社製)5質量部、分子量が1947、分子量/官能基数が325のカプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートのKAYARAD DPCA−120(日本化薬社製)5質量部、電荷輸送性構造を有する1官能のラジカル重合性化合物(No.54)10質量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンのIRGACURE 184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)1質量部、反応性シリコーン化合物のBYK−UV3570(ビックケミー・ジャパン社製)0.02質量部及びテトラヒドロフラン120質量部を分散混合し、保護層塗布液2を調製した。
直径30mm、長さ340mmのアルミニウムシリンダーに、下引き層塗布液、電荷発生層塗布液1、電荷輸送層塗布液及び保護層塗布液1を順次スプレー塗布により積層して、感光体1を作製した。なお、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層及び保護層の膜厚をそれぞれ3.5μm、0.2μm、22μm及び5μmとした。また、スプレー塗布条件は、スプレーガンの開度を3/8、塗布液の吐出圧を2.0kgf/cm2、被塗布物の回転数を120rpm、塗布速度を7.14mm/秒、スプレーガンのヘッドと被塗布物の距離を50mm、塗布回数を2回とした。
電荷発生層塗布液1の代わりに、電荷発生層塗布液2を用いたこと以外は、感光体1と同様にして感光体2を作製した。
保護層塗布液1の代わりに、保護層塗布液2を用い、保護層塗布液2の塗布及び硬化条件を以下のように変更したこと以外は、感光体2と同様にして感光体3を作製した。なお、スプレー塗布条件は、スプレーガンの開度を3.7/8、塗布液の吐出圧を3.0kgf/cm2、被塗布物の回転数を168rpm、塗布速度を10.7mm/秒、スプレーガンのヘッドと被塗布物の距離を50mm、塗布回数を1回とした。また、硬化条件は、光源をメタルハライドランプ、光源のパワーを160W/cm 100%、光源と被塗布物の距離を110mm、被塗布物の回転数を25rpm、照射時間を240秒、被塗布物の温度を30℃とした。
電荷発生層塗布液2の代わりに、電荷発生層塗布液1を用いたこと以外は、感光体3と同様にして感光体4を作製した。
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン4.0mol、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン1.0mol、テレフタル酸4.5mol、無水トリメリット酸0.5mol及び酸化ジブチルスズ4gを230℃、8.3kPaの窒素雰囲気下で8時間反応させ、軟化点120℃のポリエステル樹脂を得た。
体積平均粒径が40μmのフェライトにシリコーン樹脂をコートしたキャリア100質量部に、5質量部のトナー1を混合して現像剤1を作製した。
スチレン70.1質量部、アクリル酸n−ブチル19.9質量部及びメタクリル酸10.9質量部を均一に溶解させ、モノマー溶液1を調製した。次に、攪拌装置、窒素導入管、温度センサー、冷却管を備えた5L用のセパラブルフラスコに、イオン交換水3010g及び非イオン界面活性剤のナロアクティーN200(三洋化成工業社製)7.08gを投入し、窒素気流下において、攪拌しながら、80℃に昇温した。さらに、イオン交換水200gに過硫酸カリウム9.2gを溶解させた溶液を加え、75℃に加温した後、モノマー溶液1を1時間かけて滴下した。滴下終了後、75℃で2時間加熱、攪拌することにより、重合(第1段重合)を行い、樹脂粒子分散液1を調製した。
体積平均粒径が40μmのフェライトにシリコーン樹脂をコートしたキャリア100質量部に、6質量部のトナー2を混合して現像剤2を作製した。
図2に示す評価装置を用いて、プロセス時間Tedの多点計測により、光減衰曲線を得た。次に、得られた光減衰曲線において、感光体の表面電位の急峻な光減衰が生じなくなるような露光量を決定した。さらに、この露光量について、露光部の電位をプロセス時間Tedに対してプロットし、プロセス時間Tedの短時間側で露光部の電位が立ち上がり始める時間(トランジットタイムtT)を求めた。表1に、感光体1〜4のトランジットタイムtTを示す。
Ted=L×(θ/360)/v
[実施例1]
図3に示す画像形成装置として、1200dpiレーザービームプリンタを用意し、プロセス時間Tedを65ミリ秒に改造した。このとき、露光装置は、発光点が3×3の二次元に配置され、レーザビーム数が9本の面発光レーザアレイを備え、その走査線数を1200dpiとした。また、帯電方式を、ゴムローラを当接する接触帯電とした。なお、本実施例では、現像剤1及び感光体1を用いた。
一辺が5mmの正方形のベタ黒画像を形成し、画像濃度測定機RD918(Macbeth社製)を用いて、画像濃度を測定し、評価した。なお、画像濃度が非常に良好(1.3以上)であるものをA、良好(1.2以上1.3未満)であるものをB、普通(1.1以上1.2未満)であるものをC、悪い(1.1未満)であるものをDとして、判定した。
静電潜像の電界によって電界が閉じやすく、再現しにくい1200dpiの21μm小径孤立ドットの再現性によって、解像度を評価した。なお、100個中の欠損が5個以下であるものをA、6〜10個であるものをB、11〜20個であるものをC、21個以上であるものをDとして、判定した。
ベタ黒画像を形成した時の感光体上に残留したトナーを、マイラーテープによりテーピングしてはぎ取り、はぎ取ったマイラーテープを紙上に貼ったものの画像濃度から、マイラーテープのみを紙上に貼ったものの画像濃度を差し引いた数値から転写性を評価した。このとき、画像濃度は、(1)と同様に測定した。なお、転写性が非常に良好(0.05未満)であるものをA、良好(0.05以上0.07未満)であるものをB、普通(0.07以上0.1未満)であるものをC、悪い(0.1以上)ものをDとして、判定した。
ベタ白画像を形成した時の感光体上に残留したトナーを、マイラーテープによりテーピングしてはぎ取り、はぎ取ったマイラーテープを紙上に貼ったものの画像濃度から、マイラーテープのみを紙上に貼ったものの画像濃度を差し引いた数値からカブリを評価した。このとき、画像濃度は、(1)と同様に測定した。なお、カブリが非常に良好(0.05未満)であるものをA、良好(0.05以上0.07未満)であるものをB、普通(0.07以上0.1未満)であるものをC、悪い(0.1以上)ものをDとして、判定した。
定着後の画像を目視で観察して画像汚れを評価した。なお、画像汚れが未発生であるものをA、かすかに発生しているものをB、ある程度発生しているものをC、著しく発生しているものをDとして、判定した。
また、転写性、カブリ、解像度及び帯電ローラ汚れについて評価を行った。
帯電ローラ上の単位面積当たりのトナー重量(mg/cm2)を測定し、帯電ローラ汚れを評価した。なお、帯電ローラ汚れが未発生(0.1mg/cm2未満)であるものをA、かすかに発生(0.1mg/cm2以上0.3mg/cm2未満)しているものをB、ある程度発生(0.3mg/cm2以上0.5mg/cm2未満)しているものをC、著しく発生(0.5mg/cm2以上)しているものをDとして、判定した。
耐久試験が終了した後、現像ローラの表面に残留したトナーの固着の発生状況とプリントアウトした画像への影響を目視で観察し、現像ローラとのマッチングを評価した。なお、現像ローラとのマッチングが非常に良好(トナーの固着が発生しない)であるものをA、良好(トナーの固着がほとんど発生しない)であるものをB、普通(トナーの固着があるが、画像への影響が少ない)であるものをC、悪い(トナーの固着が多く、画像ムラを生じる)ものをDとして、判定した。
耐久試験が終了した後、感光体の表面の傷やトナーの固着の発生状況とプリントアウトした画像への影響を目視で観察し、感光体とのマッチングを評価した。なお、感光体とのマッチングが非常に良好(感光体の表面の傷やトナーの固着が発生しない)であるものをA、良好(わずかに感光体の表面の傷の発生が見られるが、画像への影響はない)であるものをB、普通(トナーの固着や感光体の表面の傷があるが、画像への影響が少ない)であるものをC、悪い(トナーの固着が多く、縦スジ状の画像欠陥を生じる)ものをDとして、判定した。
耐久試験が終了した後、定着ローラの表面の傷やトナーの固着の発生状況とプリントアウトした画像への影響を目視で観察し、定着装置とのマッチングを評価した。なお、定着装置とのマッチングが非常に良好(定着ローラの表面の傷やトナーの固着が発生しない)であるものをA、良好(わずかにトナーの固着が見られるものの、画像への影響はない)であるものをB、普通(トナーの固着や定着ローラの表面の傷があるが、画像への影響が少ない)であるものをC、悪い(トナーの固着が多く、画像欠陥を生じる)ものをDとして、判定した。
プロセス時間Tedを、それぞれ70ミリ秒及び80ミリ秒に改造した以外は、実施例1と同様にして評価を行った。
プロセス時間Tedを、それぞれ50ミリ秒、60ミリ秒、90ミリ秒及び110ミリ秒に改造した以外は、実施例1と同様にして評価を行った。
感光体1の代わりに、感光体2を用い、現像剤1の代わりに、現像剤2を用い、図3に示す画像形成装置の代わりに、図4に示す画像形成装置を用い、プロセス時間Tedを、それぞれ65ミリ秒、75ミリ秒及び80ミリ秒に改造した以外は、実施例1と同様にして評価を行った。
プロセス時間Tedを、それぞれ55ミリ秒、60ミリ秒、90ミリ秒及び100ミリ秒に改造した以外は、実施例4と同様にして評価を行った。
感光体2の代わりに、感光体3を用い、図4に示す画像形成装置の代わりに、図5に示す画像形成装置を用い、プロセス時間Tedを、それぞれ65ミリ秒、70ミリ秒及び80ミリ秒に改造した以外は、実施例4と同様にして評価を行った。
プロセス時間Tedを、50ミリ秒、60ミリ秒、90ミリ秒及び110ミリ秒に改造した以外は、実施例7と同様にして評価を行った。
感光体1の代わりに、感光体4を用い、図3に示す画像形成装置の代わりに、図6に示す画像形成装置を用い、プロセス時間Tedを、65ミリ秒、75ミリ秒及び80ミリ秒に改造し対外は、実施例1と同様にして評価を行った。
プロセス時間Tedを、55ミリ秒、60ミリ秒、90ミリ秒及び100ミリ秒に改造した以外は、実施例10と同様にして評価を行った。
2、2A、2B 帯電装置
3、3A、3B 露光装置
3L (露光)光
4A、4B 現像装置
4a、4b、4c、4d 現像ユニット
5 中間転写体
6 転写装置
7 定着装置
8A、8B 除電装置
9 電位計
P 被転写媒体
100、200 画像形成装置
300、400 プロセスカートリッジ
301、302、401、402 開口部
500 導電性支持体
501 下引き層
502 電荷発生層
503 電荷輸送層
504 感光層
505 保護層
Claims (20)
- 正規現像方式の画像形成装置であって、
複数の像担持体と、該像担持体を帯電させる帯電手段と、該帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、該静電潜像をトナーで現像する現像手段を有し、
該現像手段は、該複数の像担持体の一つに形成された静電潜像をトナーで現像する現像ユニットを複数有する現像手段を少なくとも一つ含み、
該複数の像担持体は、該静電潜像が形成される領域が、該静電潜像が形成されてから該現像されるまでの時間に対する、該像担持体のトランジットタイムの比が1.0以上1.3以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記静電潜像形成手段は、前記像担持体上に複数のレーザ光束を走査する走査光学手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記走査光学手段は、3個以上の面発光レーザを有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記走査光学手段は、前記3個以上の面発光レーザからなる2次元アレイを有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体は、一般式
で示される官能基である。)
で示される化合物を含有する感光層を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記X及びYが異なることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体は、CuKαの特性X線を用いたX線回折スペクトルにおいて、回折角2θ±0.2°が9.4゜、9.6゜及び24.0゜にピークが存在し、27.2°に存在するピークの強度が最大であり、7.3°に最小角度のピークが存在し、該7.3°に存在するピーク及び該9.4゜に存在するピークの間にピークが存在せず、26.3゜にピークが存在しないチタニルフタロシアニンの結晶を含有する感光層を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体は、最外層に保護層を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記保護層は、比抵抗が1010Ω・cm以上であるフィラーを含有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記保護層は、少なくとも電荷輸送性構造を有さない3官能以上のラジカル重合性化合物と、電荷輸送性構造を有する1官能のラジカル重合性化合物を硬化することにより形成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
- 前記電荷輸送性構造を有する1官能のラジカル重合性化合物は、一般式
−COOR2
(式中、R2は、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基である。)
で示される官能基、一般式
−COY
(式中、Yは、ハロゲン基である。)
で示される官能基又は一般式
−CONR3R4
(式中、R3及びR4は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン基、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基である。)
で示される官能基であり、Ar1及びAr2は、それぞれ独立に、置換又は無置換のアリーレン基であり、Ar3及びAr4は、それぞれ独立に、置換又は無置換のアリール基であり、Xは、単結合、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のシクロアルキレン基、置換若しくは無置換のオキシアルキレン基、オキシ基、チオ基又はビニレン基であり、Z1は、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のオキシアルキレン基又は一般式
−COOR6−
(式中、R6は、アルキレン基である。)
で示される官能基であり、mは、0以上3以下の整数であり、nは、0又は1である。)
で示される化合物を一種以上含有することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記硬化する際に、加熱又は光照射を行うことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体をクリーニングするクリーニング手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 請求項1乃至14のいずれか一項に記載の画像形成装置の本体に着脱自在であるプロセスカートリッジであって、
前記像担持体を少なくとも有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 正規現像方式の画像形成方法であって、
複数の像担持体を帯電させる帯電工程と、
該帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、
該静電潜像をトナーで現像する現像工程を有し、
該現像工程は、該複数の像担持体の一つに形成された静電潜像をトナーで現像する工程を複数有する現像工程を少なくとも一つ含み、
該複数の像担持体は、該静電潜像が形成される領域が、該静電潜像が形成されてから該現像されるまでの時間に対する、該像担持体のトランジットタイムの比が1.0以上1.3以下であることを特徴とする画像形成方法。 - 前記帯電された像担持体に1200dpi以上の解像度で静電潜像を形成することを特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
- 前記静電潜像を形成する際に、前記像担持体上に複数のレーザ光束を走査することを特徴とする請求項16又は17に記載の画像形成方法。
- 3個以上の面発光レーザアレイを用いて、前記像担持体上に複数のレーザ光束を走査することを特徴とする請求項18に記載の画像形成方法。
- 3個以上の面発光レーザアレイからなる2次元アレイを用いて、前記像担持体上に複数のレーザ光束を走査することを特徴とする請求項19に記載の画像形成方法。
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