JP6662680B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
また、第2透光部を、少なくとも筐体における前記シャッターカーテンの開閉方向に略沿った側面のうち、シャッターカーテン側の側面である第2側面に設けたので、第2透光部を筐体におけるシャッターカーテン側とは反対側の側面に設けた場合に比べて、シャッターカーテンの閉鎖移動の状態が初期状態である場合であっても受光手段による光信号の受光量を維持でき、受光手段によって受光された光信号に基づいて全開状態近傍から全閉状態に至るまでの範囲において障害物の検知状態を一層正確に把握できる。また、第2透光部を筐体におけるシャッターカーテン側とは反対側の側面に設けた場合に比べて、外乱光による影響を受けにくくすることができるので、受信装置及び送信装置を備える障害物検知システムの誤動作の発生を抑制することが可能となる。
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、建物の開口部を開閉するシャッターカーテンの閉鎖方向側の端部又はその近傍部分に取り付けられた送信装置の送光手段から、シャッターカーテンに対する障害物の検知状態を示す情報を含む光信号を受信する受信装置に関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態に係る受信装置が適用されるシャッター装置の構成について説明する。以下の説明では、図1のX方向をシャッター装置の左右方向又は幅方向(−X方向をシャッター装置の左方向、+X方向をシャッター装置の右方向)、図3のY方向をシャッター装置の前後方向(+Y方向をシャッター装置の前方向(部屋の室外側の方向)、−Y方向をシャッター装置の後方向(部屋の室内側の方向))、図1のZ方向をシャッター装置の上下方向(+Z方向をシャッター装置の上方向、−Z方向をシャッター装置の下方向)と称する。また、図3、図6、図7においては、後述する第1照射領域IR1及び後述する第2照射領域IR2を2点鎖線で示すと共に、図3から図9においては、後述する各種の透光部の境界部分を点線で示す。
シャッター収納部10は、シャッター装置1の各部を収納するための中空体である。図1に示すように、このシャッター収納部10は、部屋の壁における開口部2の上端部よりも上方に設置されており、具体的には、部屋の天井よりも上方に設置されている。また、このシャッター収納部10の内部には、開閉機40、巻取り軸、後述する制御装置150、位置検知部、及びエマーゼン検知部が収容されていると共に、巻取り軸にてシャッターカーテン30が巻上げられた状態では、シャッターカーテン30の少なくとも一部も、シャッター収納部10の内部に収容される。なお、図3に示すように、このシャッター収納部10の下方側に位置する天井において、シャッターカーテン30を中心とする部屋の室外側にはまぐさ11a(図3では、左右方向に直交する方向の断面形状が略逆コ字状を有するまぐさ11a)が固定されていると共に、当該部屋の室内側にはまぐさ11b(図3では、左右方向に直交する方向の断面形状が略コ字状を有するまぐさ11b)が固定されている。これらまぐさ11a、11bの相互間には、開口部2の左右方向全長にわたるまぐさ開口12が形成されており、このまぐさ開口12を介してシャッターカーテン30の出し入れが行われる。
図1に戻り、ガイドレール20は、シャッターカーテン30を開口部2の開閉方向(上下方向)に沿って移動するように案内するものである。このガイドレール20は、横断面形状が略コ字状となるように形成された長尺体であり、具体的には、図2、図3に示すように、部屋の室外側に位置する第1側片21(見付面)と、部屋の室内側に位置する第2側片22(見付面)と、及び第1側片21と第2側片22との相互間に位置する第3側片23(底面)とを有している。また、図1から図3に示すように、このガイドレール20は、シャッター装置1の左右方向の両端部の各々において、上下方向に略沿う方向で配置されており、部屋の壁に対して直接的に固定されており、又は下地材(図示省略)を介して間接的に固定されている。
図1に戻り、シャッターカーテン30は、巻取り軸によって閉鎖移動又は開放移動されることで、シャッターカーテン30の状態を全開状態、全閉状態、あるいは、半開状態とする遮蔽手段である。このシャッターカーテン30は、図3に示すように、複数のスラット30aを備えて構成されており、各スラット30aの上下の両端部に形成された嵌合部30bを介して複数のスラット30aが相互に嵌合接続されている。また、このシャッターカーテン30の左右方向の両端部の各々は、ガイドレール20の第1側片21、第2側片22及び第3側片23によって囲まれることで形成された溝部を介してガイドレール20の内部に挿入されており、上下方向においてはガイドレール20の内部をスライド移動可能であり、かつ、前後方向においてはガイドレール20の外部に脱落しないように規制されている。
図1に戻り、開閉機40は、巻取り軸を回転駆動することによってシャッターカーテン30を閉鎖移動又は開放移動させる開閉移動手段であり、ブレーキ部、通信部、電源部、及び制御部を備えている(いずれも図示省略)。ブレーキ部は、巻取り軸の回転を制動するブレーキ手段である。通信部は、位置検知部、エマーゼン検知部、又は後述する制御装置150との間で通信を行うための通信手段である。電源部は、図示しない商用電源又は電池(例えば、バッテリ等)から供給された電力を、開閉機40の各部に供給すると共に、位置検知部、エマーゼン検知部、及び制御装置150にも供給する電源手段である。制御部は、シャッター装置1の各部を制御する制御手段であると共に、位置検知部、エマーゼン検知部、及び制御装置150からの出力に基づいて、シャッターカーテン30の開閉制御を行う制御手段である。
巻取り軸は、シャッターカーテン30を閉鎖移動又は開放移動させるための回動軸であり、例えば公知の巻取り軸等を用いて構成されている。この巻取り軸は、左右方向に沿って設置されている。また、この巻取り軸にはシャッターカーテン30の上端に連結された連結スラット(図示省略)が接続されており、この巻取り軸を回転させることで、連結スラットを介してシャッターカーテン30を閉鎖移動又は開放移動させることができる。また、この巻取り軸の左端部(又は右端部)がチェーンを介して開閉機40の出力軸(図示省略)に連結されているので、開閉機40の出力軸の回転に伴って巻取り軸を回転させることができる。
操作装置60は、シャッターカーテン30の閉鎖移動又は開放移動に関する操作入力を受け付ける操作手段である。この操作装置60は、シャッターカーテン30を電動で開放移動させる開放ボタン、電動で閉鎖移動させる閉鎖ボタン、及び電動による閉鎖移動又は開放移動を停止させる停止ボタンを備えている(いずれも図示省略)。これら開放ボタン、閉鎖ボタン、又は停止ボタンがユーザによって押圧された場合に、当該押圧されたボタンに応じた操作信号を制御装置150を介して開閉機40に出力することで、開閉機40によってシャッターカーテン30が電動で閉鎖移動又は開放移動させたり、あるいはシャッターカーテン30の閉鎖移動又は開放移動を電動で停止させることができる。なお、実施の形態では、操作装置60は、制御装置150と有線で通信するものとして説明したが、これに限られず、例えば、制御装置150と無線で通信するものであってもよい。また、これら有線式及び無線式の操作装置60両方をシャッター装置1に設けてもよい。
位置検知部は、シャッターカーテン30が所定位置に到達したか否かを検知するための位置検知手段であり、上限リミットスイッチと、下限リミットスイッチとを備えて構成されている(いずれも図示省略)。上限リミットスイッチは、シャッターカーテン30が所定の上限位置に到達したことを検知する上限位置検知手段であり、下限リミットスイッチは、シャッターカーテン30が所定の下限位置に到達したことを検知する下限位置検知手段である。
エマーゼン検知部は、シャッターカーテン30の開閉機能の異常を検知するためのエマーゼン検知手段であり、例えば、シャッター収納部10の内部に配置されたマイクロスイッチとして構成されている。このエマーゼン検知部の検知動作については、例えば、シャッターカーテン30の閉鎖移動中に、半開状態でシャッターカーテン30がガイドレール20等に引っ掛かっている場合において、シャッターカーテン30の巻き出しによりシャッターカーテン30に過大な膨らみ(緩み)が生じている場合には、シャッターカーテン30によって押圧されることで、シャッターカーテン30の巻き出しを停止する旨を示す信号を開閉機40に出力する。また、シャッターカーテン30の開放移動中に、位置検知部の上限リミットスイッチの故障によって、シャッターカーテン30が所定の上限位置に達しているにも関わらず、位置検知部の上限リミットスイッチによってシャッターカーテン30が所定の上限位置に達していると検知されていない場合には、シャッターカーテン30によって押圧されることで、シャッターカーテン30の巻き入れを停止する旨を示す信号を開閉機40に出力する。
次に、障害物検知システム100の構成について説明する。この障害物検知システム100は、開口部2を閉鎖するシャッターカーテン30に対する障害物を検知するシステムであり、図1に示すように、座板スイッチ110、送信装置120、受信装置130、及び制御装置150を備えて構成されている。
座板スイッチ110は、シャッターカーテン30の閉鎖移動中においてシャッターカーテン30の下端部が障害物に接触したことを検知する装置である。図2、図3に示すように、この座板スイッチ110は、座板31(座板バー32)に設けられており、上座板部111、下座板部112、及び座板スイッチ本体113を備えて構成されている。
図1に戻り、送信装置120は、障害物検知状態信号を光信号(シャッターカーテン30に対する障害物の検知状態を示す情報を含む光信号)で送信する装置である。図2、図3に示すように、この送信装置120は、座板31(座板バー32)に設けられており(具体的には、座板31の左端部の近傍部分(又は座板31の右端部の近傍部分)に設けられており)、筐体121及び回路基板を備えて構成されている。なお、この送信装置120は、例えば公知の送信装置等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
図1に戻り、受信装置130は、送信装置120の送光部から光信号を受信するための装置である。図2、図3に示すように、この受信装置130は、シャッター収納部10の近傍部分に設けられており(具体的には、まぐさ11bの左端部の近傍部分に設けられており)、筐体130a及び回路基板を備えて構成されている。
制御装置150は、障害物検知システム100の各部を相互に連動させる装置であり、入力部、出力部、電源部、制御部、及び記憶部を備えている(いずれも図示省略)。
次に、受信装置130の筐体130aの構成の詳細について説明する。ただし、この筐体130aは、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。実施の形態では、図3から図7に示すように、筐体130aの側面には、第1透光部131、第2透光部132a、132b、発光孔133、及び挿通孔(図示省略)が形成されている。なお、これら第2透光部132a、132bを特に区別する必要のないときは、単に「第2透光部132」と総称する。
第1透光部131は、送信装置120の送光部からの光信号を受光部に向けて透光するための透光手段であり、図3から図7に示すように、筐体130aにおけるシャッターカーテン30の開閉方向(上下方向)に略直交する側面のうち、シャッターカーテン30の閉鎖方向側の側面である筐体130aの下面(第1側面)に設けられている。
第2透光部132a、132bは、送信装置120の送光部からの光信号を受光部に向けて透光するための透光手段である。ここで、第2透光部132を形成した理由は、以下の通りである。すなわち、筐体130aに第1透光部131のみが形成されている場合には、図3に示す第1状態において第1透光部131が第1照射領域IR1に含まれるものの、図6、図7に示す第2状態において第1透光部131が第2照射領域IR2に含まれなくなることから、当該第2状態において受光部が光信号を受光できなくなるおそれがある。そこで、このような問題を解消するために、第2透光部132を形成している。
発光孔133は、発光部から発光される光を筐体130aの外部に向けて導くための貫通孔である。この発光孔133は、筐体130aの側面のうち発光部からの光が照射される領域に含まれる部分(実施の形態では、筐体130aの下面の一部)に設置されており、具体的には、図4(b)に示すように、筐体130aの下面のうち、第1透光部131よりも右方側において、発光部の先端部分と対向する部分(すなわち、当該先端部分の真下部分)に設置されている。挿通孔は、受信装置130と制御装置150とを接続する配線3を挿通するための貫通孔であり、筐体130aの上面に配置されている。
また、筐体130aの具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、図3から図7に示すように、第1透光部131又は第2透光部132を介して筐体130aの内部に外乱光が入射することを抑制できるように、筐体130aには、カバー部134及び遮光部140が設けられている。
このように構成された受信装置130の作用について説明する。
このように実施の形態によれば、筐体130aの側面のうち、第1状態において第1照射領域IR1に含まれる部分であり、且つ、第2状態において第2照射領域IR2に含まれない部分に、光信号を受光部に向けて透光するための第1透光部131を形成し、筐体130aの側面のうち、第2照射領域IR2に含まれる部分に、光信号を受光部に向けて透光するための第2透光部132を形成したので、受光部が第1透光部131及び第2透光部132から光信号を受光できるので、第1透光部131のみを形成した場合に比べて、受光部における光信号の受光可能な領域を広げることができ、シャッターカーテン30の閉鎖移動の状態が初期状態である場合であっても光信号を確実に受信することができる。よって、受光部によって受光された光信号に基づいて全開状態近傍から全閉状態に至るまでの範囲において障害物の検知状態を正確に把握でき、シャッターカーテン30の閉鎖移動時の安全性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、本発明に係る受信装置130の受信性能が従来と同程度であっても、従来と異なる構造により従来と同程度の受信性能を確保できている場合には、本願の課題は解決している。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
上記実施の形態では、送信装置120が座板31に設けられていると説明したが、これに限られない。例えば、送信装置120は、座板31の近傍部分に設けられてもよく、一例として、シャッターカーテン30の最下方側のスラット30aに設けられてもよい。
上記実施の形態では、受信装置130の筐体130aが、まぐさ11bに取り付けられていると説明したが、これに限られず、例えば、シャッター収納部10(一例として、シャッター収納部10の下端部等)に取り付けられてもよい。
上記実施の形態では、筐体130aは、カバー部134及び遮光部140が設けられていると説明したが、これに限られない。例えば、受信装置130の製造コストを低減するために、カバー部134を省略してもよい。また、筐体130aの厚みが筐体130aの内部に外乱光が入射することを抑制可能となるように設定されている場合には、遮光部140を省略してもよい。
上記実施の形態では、第2透光部132a、132bが、筐体130aの側面のうち、第1状態において、第1照射領域IR1に含まれる部分であり、且つ、第2状態において、第2照射領域IR2に含まれる部分に設置されていると説明したが、これに限られない。例えば、第2透光部132a、132bのいずれか一方又は両方が、第1状態において、筐体130aの側面のうち、第1照射領域IR1に含まれない部分であり、且つ、第2状態において、第2照射領域IR2に含まれる部分に設置されてもよい。
上記実施の形態では、遮光部140は、第1透光部131、第2透光部132aの一部、及び発光孔133を覆うように設けられていると説明したが、これに限られない。例えば、すべての透光部(第1透光部131、第2透光部132a、第2透光部132b、及び発光孔133)を覆うように設けられてもよい。この場合には、遮光部140における第2透光部132aの他の一部及び第2透光部132bに対応する部分に第2遮光部側透光部142が形成される。あるいは、第1透光部131、第2透光部132a、第2透光部132b、又は発光孔133のいずれか1つのみを覆うように設けてもよい。この場合には、遮光部140における上記設けられた透光部に対応する部分に遮光部側透光部が形成される。
付記1の受信装置は、建物の開口部を開閉するシャッターカーテンの閉鎖方向側の端部又はその近傍部分に取り付けられた送信装置の送光手段から、前記シャッターカーテンに対する障害物の検知状態を示す情報を含む光信号を受信する受信装置であって、当該受信装置は、前記シャッターカーテンを収納するシャッター収納部又はその近傍部分に取り付けられた筐体と、前記筐体の内部に収容された受光手段と、を備え、前記筐体の側面のうち、前記シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部が前記シャッターカーテンの全閉位置から当該受信装置に対する近傍位置よりも前記全閉位置側の手前位置までの範囲にある状態において、前記送光手段からの前記光信号が照射される第1照射領域に含まれる部分であり、且つ、前記シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部が前記手前位置と前記シャッターカーテンの全開位置との間の範囲にある状態において、前記送光手段からの前記光信号が照射される第2照射領域に含まれない部分に、前記光信号を前記受光手段に向けて透光するための第1透光部を形成し、前記筐体の側面のうち、前記第2照射領域に含まれる部分に、前記光信号を前記受光手段に向けて透光するための第2透光部を形成した。
付記1に記載の受信装置によれば、筐体の側面のうち、シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部がシャッターカーテンの全閉位置から当該受信装置に対する近傍位置よりも全閉位置側の手前位置までの範囲にある状態において、第1照射領域に含まれる部分であり、且つ、シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部が手前位置とシャッターカーテンの全開位置との間の範囲にある状態において、第2照射領域に含まれない部分に、光信号を受光手段に向けて透光するための第1透光部を形成し、筐体の側面のうち、第2照射領域に含まれる部分に、光信号を受光手段に向けて透光するための第2透光部を形成したので、受光手段が第1透光部及び第2透光部から光信号を受光できるので、第1透光部のみを形成した場合に比べて、受光手段における光信号の受光可能な領域を広げることができ、シャッターカーテンの閉鎖移動の状態が初期状態である場合であっても光信号を確実に受信することができる。よって、受光手段によって受光された光信号に基づいて全開状態近傍から全閉状態に至るまでの範囲において障害物の検知状態を正確に把握でき、シャッターカーテンの閉鎖移動時の安全性を向上させることが可能となる。
2 開口部
3 配線
10 シャッター収納部
11a まぐさ
11b まぐさ
12 まぐさ開口
20 ガイドレール
21 第1側片
22 第2側片
23 第3側片
30 シャッターカーテン
30a スラット
30b 嵌合部
31 座板
32 座板バー
33 嵌合部
35 揺止部材
40 開閉機
60 操作装置
100 障害物検知システム
110 座板スイッチ
111 上座板部
111a 挿通孔
112 下座板部
113 座板スイッチ本体
120 送信装置
121 筐体
122 透光部
130 受信装置
130a 筐体
130b 前端部
131 第1透光部
131a 前端部
132a、132b、132 第2透光部
133 発光孔
134 カバー部
140 遮光部
141 第1遮光部側透光部
142 第2遮光部側透光部
143 遮光部側発光孔
150 制御装置
IR1 第1照射領域
IR2 第2照射領域
Claims (3)
- 建物の開口部を開閉するシャッターカーテンの閉鎖方向側の端部又はその近傍部分に取り付けられた送信装置の送光手段から、前記シャッターカーテンに対する障害物の検知状態を示す情報を含む光信号を受信する受信装置であって、
当該受信装置は、
前記シャッターカーテンを収納するシャッター収納部又はその近傍部分に取り付けられた筐体と、
前記筐体の内部に収容された受光手段と、を備え、
前記筐体の側面のうち、前記シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部が前記シャッターカーテンの全閉位置から当該受信装置に対する近傍位置よりも前記全閉位置側の手前位置までの範囲にある状態において、前記送光手段からの前記光信号が照射される第1照射領域に含まれる部分であり、且つ、前記シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部が前記手前位置と前記シャッターカーテンの全開位置との間の範囲にある状態において、前記送光手段からの前記光信号が照射される第2照射領域に含まれない部分に、前記光信号を前記受光手段に向けて透光するための第1透光部を形成し、
前記筐体の側面のうち、前記第2照射領域に含まれる部分に、前記光信号を前記受光手段に向けて透光するための第2透光部を形成し、
前記第1透光部を、前記筐体における前記シャッターカーテンの開閉方向に略直交する側面のうち、前記シャッターカーテンの閉鎖方向側の側面である第1側面に設け、
前記第2透光部を、少なくとも前記筐体における前記シャッターカーテンの開閉方向に略沿った側面のうち、前記シャッターカーテン側の側面である第2側面に設けた、
受信装置。 - 前記第2透光部を、前記第1側面のうち前記第1透光部よりも前記シャッターカーテン側の部分と、前記第2側面とに設けた、
請求項1に記載の受信装置。 - 前記筐体には、当該筐体の内部に外乱光が入射することを抑制するための遮光部であって、少なくとも前記第1透光部及び前記第2透光部を覆う遮光部を設け、
前記遮光部における前記第1透光部に対応する部分に、前記光信号を前記受光手段に向けて透光するための第1遮光部側透光部を形成し、
前記遮光部における前記第2透光部に対応する部分に、前記光信号を前記受光手段に向けて透光するための第2遮光部側透光部を形成した、
請求項1又は2に記載の受信装置。
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