JP4679306B2 - 開閉装置状態監視装置及び開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は開閉装置状態監視装置及び開閉装置に関し、例えば、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光幕)、ブラインド、オーニング装置などの開閉装置における障害物検知などの物体検知やリミット位置検知に適用し得る。
例えば、シャッターにおいては、障害物監視用のセンサが設けられ、閉鎖動作時に、障害物監視用のセンサが検知したときに、閉鎖動作を直ちに停止させ、シャッターや障害物の破損などを防止するようになされている。
従来、このような障害物監視用のセンサとして、光電管センサなどを利用した光電式センサがある(特許文献1)。例えば、シャッターを案内する一対のガイドレールの一方の近傍に投光器を設け、他方のガイドレールの近傍に受光器を設ける。そして、投光器から受光器への光線が遮断されることにより、シャッターの上下動経路に存在する障害物を検知するようになされている。
また、反射ミラーを利用し、投光器から受光器への光路を複数回折り曲げ、シャッターの開口での検知可能領域を拡大する技術も既に提案されている(特許文献2)
特開昭58−20891号公報 特開平11−173044号公報
投光器から受光器への光路の折り曲げによる検知可能領域の拡大方法は有効なものである反面、投光器、受光器及び反射ミラーに対する位置精度がシビアであって設置作業に多大な時間を要するという課題や、また、反射ミラーを多く用いた場合には、その表面汚れでの光量減衰によって受光器に到達する光線の光量がかなり小さくなり、メインテナンスの周期を短くしなければならないという課題などがある。
そのため、投光器及び受光器の組を、複数組設置して検知可能領域を増大させることもなされている。
しかし、近接して設けられた複数組の投光器が開口部の同じ側に設けられた場合には、対応しない投光器からの光線が、組が異なる受光器に到達するという干渉が起こり得る。すなわち、対応する投光器からの光線が物体によって遮断されているにも拘わらず、他の投光器からの光線が受光器に到達する可能性もある。このような干渉を防止するために、投光器及び受光器を設ける側を交互にする(例えば、右側に設けられた投光器の次の組の投光器を左側に設ける)ことも行われているが、施工上の煩わしさは大きい。
また、投光器及び受光器の組を、複数組設置して検知可能領域を増大させる場合には、アンプなどの電気回路部分も、その組数だけ必要となり、シャッターのコストを押し上げてしまう。
そのため、光電式センサを適用している、検知精度が高い、しかも、コスト低減に寄与し得る開閉装置状態監視装置及び開閉装置を提供しようとしたものである。
かかる課題を解決するために、第1の本発明は、投光器及び受光器でなる光電式センサを少なくとも1個有し、上記光電式センサからの出力に基づき、開閉装置に係る所定事象の生起を監視する開閉装置状態監視装置において、上記光電式センサの状態を間欠的に有効とする有効期間制御手段と、上記受光器の有効期間の受光出力に基づいて、遮光判断を行う遮光判断手段とを有することを特徴とする。
ここで、上記遮光判断手段は、上記光電式センサの間欠的な有効期間での遮光検知が、所定回数の有効期間で連続した場合に、遮光検知を真に有効なものと判断することが好ましい。
また、上記有効期間制御手段は、上記光電式センサが複数ある場合において、ある光電式センサの間欠的な有効期間を、他の光電式センサの間欠的な有効期間と異なるように制御することが好ましい。この場合において、有効期間が重なり合わずに異なる複数の投光器を択一的に駆動する共通な投光器ドライバと、有効期間が重なり合わずに異なる複数の受光器からの受光信号を処理する共通な受光器レシーバとを有することが好ましい。
第2の本発明の開閉装置は、第1の本発明の開閉装置状態監視装置を有することを特徴とする。
本発明の開閉装置状態監視装置及び開閉装置によれば、遮光検知の精度を向上させることができると共に、仮に、複数の光電式センサも用いる場合でも一部構成を共通に使用できコスト低減を図ることができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による開閉装置状態監視装置及び開閉装置を上下方向に開閉するシャッターに適用した第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1が、第1の実施形態のシャッターの概略正面図である。
図1において、第1の実施形態に係るシャッター1は、開口部の両側に上下方向に延びるように設けられた一対のガイドレール2a及び2bと、この一対のガイドレール2a及び2bに案内されて上下動するスラット3と、建物開口部の開放状態でスラット3を収納する収納ボックス4とを有する。
ここで、第1の実施形態の場合、一対のガイドレール2a及び2bのそれぞれの近傍には、開口領域の監視構成の要素である複数組(図1は6組の場合を示している)の光電式センサ、すなわち、投光器5T(5T1〜5T6)及び受光器5R(5R1〜5R6)が上下方向に配置されて設けられている。
なお、第1の実施形態の場合は、投光器5T(5T1〜5T6)及び受光器5R(5R1〜5R6)間の光路が、シャッター1の(座板の)軌跡面上に存在する場合の例を表している。
収納ボックス4には、シャッター制御盤6や図示しない開閉機(モータ)なども収納されている。投光器5T及び受光器5Rはそれぞれ、例えば、有線によってシャッター制御盤6に接続されており、投光器5Tは、シャッター制御盤6からの駆動信号によって光線を対応する受光器5R側に向けて射出し、受光器5Rは受光信号をシャッター制御盤6に与えるようになされている。なお、投光器5T及び受光器5Rは、赤外光を授受するものであっても良く、他の波長域の光線を授受するものであっても良い。
図2は、シャッター制御盤6における、光電式センサに関係する構成を取り出して示すブロック図である。
図2において、6個の投光器5T1〜5T6はそれぞれ、対応するオンオフスイッチ(例えばフォトカプラをオンオフスイッチとして利用する)10−1〜10−6を介して、共通の投光器ドライバ11に接続されている。投光器ドライバ11は、電源電圧から投光器5Tの駆動電圧又は駆動電流を形成して投光器5Tに供給するものである。
また、6個の受光器5R1〜5R6はそれぞれ、対応するオンオフスイッチ(例えばフォトカプラをオンオフスイッチとして利用する)12−1〜12−6を介して、共通の受光器レシーバ13に接続されている。受光器レシーバ13は、受光器5Rの受光出力を増幅して(例えば受光電流を電圧に変換することも行う)後述する遮光判断部16に出力するものであり、受光時の出力信号レベルを「H」にも「L」にも可変設定できるものである。
投光器ドライバ11及び受光器レシーバ13は、例えば、1個のアンプユニットとして構築され、市販される。
投光器用オンオフスイッチ群10−1〜10−6や、受光器用オンオフスイッチ群12−1〜12−6を制御するため、カウンタ14及びスイッチ用デコード回路15が設けられている。
カウンタ14は、例えば、カウント値CNTが「0」〜「23」を巡回する24進カウンタでなり、所定周期Tを有するクロックCLKが与えられる毎にカウント値CNTを更新するものである。スイッチ用デコード回路15は、カウント値CNTが「0」〜「3」のときにはオンオフスイッチ10−1及びオンオフスイッチ12−1だけをオンさせる組デコード信号(オンオフ制御信号)を出力し、カウント値CNTが「4」〜「7」のときにはオンオフスイッチ10−4及びオンオフスイッチ12−4だけをオンさせる組デコード信号を出力し、カウント値CNTが「8」〜「11」のときにはオンオフスイッチ10−2及びオンオフスイッチ12−2だけをオンさせる組デコード信号を出力し、カウント値CNTが「12」〜「15」のときにはオンオフスイッチ10−5及びオンオフスイッチ12−5だけをオンさせるデコード信号を出力し、カウント値CNTが「16」〜「19」のときにはオンオフスイッチ10−3及びオンオフスイッチ12−3だけをオンさせる組デコード信号を出力し、カウント値CNTが「20」〜「23」のときにはオンオフスイッチ10−6及びオンオフスイッチ12−6だけをオンさせる組デコード信号を出力する。
すなわち、カウンタ14のカウント値が「0」〜「23」を一巡する期間が6分割され、第1の期間では、投光器5T1及び受光器5R1の組が有効に動作し、第2の期間では、投光器5T4及び受光器5R4の組が有効に動作し、第3の期間では、投光器5T2及び受光器5R2の組が有効に動作し、第4の期間では、投光器5T5及び受光器5R5の組が有効に動作し、第5の期間では、投光器5T3及び受光器5R3の組が有効に動作し、第6の期間では、投光器5T6及び受光器5R6の組が有効に動作するようになされている。
遮光判断(物体の存在判断)のために、遮光判断部16及び判断用デコード回路17が設けられている。
遮光判断部16は、スイッチ用デコード回路15の組デコード出力が表す、その時点で有効な組の投光器5T及び受光器5R間の光路上で遮光されたか否かを、受光器レシーバ13からの受光信号に基づき、判断用デコード回路17からの判断期間デコード信号が与えられている期間で判断するものである。例えば、シャッター動作を制御するための制御部(例えばマイコンでなる)が、遮光判断部16としても動作する。
判断用デコード回路17は、カウンタ14のカウント値CNTに基づき、判断期間を特定する判断期間デコード信号を形成するものである。判断用デコード回路17は、カウント値CNTが「1」、「2」、「5」、「6」、「9」、「10」、「13」、「14」、「17」、「18」、「21」、「22」のときに判断期間デコード信号を形成出力するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、開口部に物体が存在するか否かの第1の実施形態による監視動作について図3のタイミングチャートを参照しながら説明する。
カウンタ14に、図示しないクロック発生器からの所定周期Tを有するクロックCLKが与えられるごとに、そのカウント値CNTは、図3(A)に示すように、「0」〜「23」を巡回する。
カウント値CNTが「0」〜「3」の期間では、スイッチ用デコード回路15からの組デコード信号によって、オンオフスイッチ10−1及びオンオフスイッチ12−1がオンし、これにより、図3(B1)に示すように、投光器5T1及び受光器5R1が有効に動作し、光線を授受する。ここで、仮に、投光器5T1からの光線が、対応しない他の組の受光器5R2〜5R6に到達していたとしても(干渉が生じていたとしても)、これらの受光器5R2〜5R6に係るオンオフスイッチ12−2〜12−6がオフしているため、これらの受光器5R2〜5R6からの信号が、この期間において、受光器レシーバ13に入力されることはない。
遮光判断部16にも、組デコード信号が与えられており、カウント値CNTが「0」〜「3」の期間において、遮光判断部16は、投光器5T1及び受光器5R1の組が有効に動作していることを認識する。
一方、判断用デコード回路17からの判断期間デコード信号は、図3(C)に示すように、カウント値CNTが「0」〜「3」の期間の中でも、その前後の期間を除外したカウント値CNTが「1」及び「2」の期間で有意なものとなる。
その結果、遮光判断部16は、カウント値CNTが「1」及び「2」の期間において、受光器レシーバ13からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっているか否かを判断する。受光器レシーバ13からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっている場合には、遮光判断部16は、投光器5T1から受光器5R1への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力する。
同様にして、カウント値CNTが「4」〜「7」の期間では、組デコード信号によって、オンオフスイッチ10−4及びオンオフスイッチ12−4をオンさせて、図3(B4)に示すように、投光器5T4及び受光器5R4を有効に動作させると共に、判断期間デコード信号によって、図3(C)に示すように、カウント値CNTが「5」及び「6」の期間で判断を有意なものとさせ、遮光判断部16は、カウント値CNTが「5」及び「6」の期間において、受光器レシーバ13からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっているか否かを判断し、遮断を表す論理レベルをとっている場合には、遮光判断部16は、投光器5T4から受光器5R4への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力する。
以下、同様にして、時分割で、有効動作させる投光器5T及び受光器5Rの組をジグザグ状に変更させると共に(組の変化は1−4−2−5−3−6−1)、組の切換時の悪影響が生じない、有効動作期間の中央期間において、遮光判断を行い、遮光という結果を得たときには、その組を特定した検知信号を図示しない後段回路に出力する。
(A−3)第1の実施形態の効果
上記第1の実施形態によれば、複数組の光電式センサを時分割で動作させて開口部の監視を行うようにしたので、光電式センサ間の干渉を防止でき、検知精度を高くすることができる。また、光電式センサの組の切換順序も、ジグザグ状であるので、この面でも、干渉を抑えて検知精度を高くすることができる。
また、有効動作させる光電式センサを切り換える前後の、射出光量や受光光量が安定しない恐れがある期間を、遮光判断の期間から除外するようにしたので、この面からも、検知精度を高くすることができる。
以上のように、光電式センサ間の干渉を防止できるので、全ての投光器を図1に例示するように同じ側に設置することができ、施工時の作業が容易となる。なお、一部の投光器を異なる側に設置する場合も、本発明の実施形態となっている。
さらにまた、複数組の光電式センサを適用しても、投光器ドライバ11及び受光器レシーバ13を共通なものとしたので、光電式センサと同数の投光器ドライバ及び受光器レシーバを設ける場合に比べ、コストを低減することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による開閉装置状態監視装置及び開閉装置を上下方向に開閉するシャッターに適用した第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
第2の実施形態に係るシャッター1も、開口部周りの構成は、第1の実施形態の説明で用いた図1で表すことができる。図4は、第2の実施形態のシャッター制御盤6における、光電式センサに関係する構成を取り出して示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図2との同一、対応部分には、同一、対応符号を付して示している。
図4に示すように、第2の実施形態の場合、6組の投光器5T1〜5T6及び受光器5R1〜5R6を、投光器5T1〜5T3及び受光器5R1〜5R3の第1のグループと投光器5T4〜5T6及び受光器5R4〜5R6の第2のグループの2つのグループに分け、各グループ内では時分割によって有効動作する投光器5T及び受光器5Rの組を切り換えると共に、グループ間では、有効動作している投光器5T及び受光器5Rの組を同時に生じさせようとしたものである。
ここでのグループ分けは、床面からの高さの相違によって行ったものを示したが、他の観点によるグループ分けであっても良い。例えば、図1とは異なるが、右側のガイドレールに投光器が設けられたものを第1のグループ、左側のガイドレールに投光器が設けられたものを第2のグループとするようにしても良い。
第2の実施形態の場合、投光器ドライバ、受光器レシーバ及び遮光判断部として、第1のグループ用の投光器ドライバ11−1、受光器レシーバ13−1及び遮光判断部16−1と、第2のグループ用の投光器ドライバ11−2、受光器レシーバ13−2及び遮光判断部16−2とが設けられている。
第2の実施形態のカウンタ14は、例えば、カウント値CNTが「0」〜「11」を巡回する12進カウンタでなり、所定周期T(第1の実施形態と同じでも異なっていても良い)を有するクロックCLKが与えられる毎にカウント値CNTを更新するものである。スイッチ用デコード回路15は、カウント値CNTが「0」〜「3」のときにはオンオフスイッチ10−1、10−4、12−1及び12−4をオンさせる組デコード信号(オンオフ制御信号)を出力し、カウント値CNTが「4」〜「7」のときにはオンオフスイッチ10−2、10−5、12−2及び12−5をオンさせる組デコード信号を出力し、カウント値CNTが「8」〜「11」のときにはオンオフスイッチ10−3、10−6、12−3及び12−6をオンさせる組デコード信号を出力する。
すなわち、カウンタ14のカウント値が「0」〜「11」を一巡する期間が3分割され、第1の期間では、投光器5T1及び受光器5R1の組と投光器5T4及び受光器5R4の組とが有効に動作し、第2の期間では、投光器5T2及び受光器5R2の組と投光器5T5及び受光器5R5の組とが有効に動作し、第3の期間では、投光器5T3及び受光器5R3の組と投光器5T6及び受光器5R6の組とが有効に動作するようになされている。
各遮光判断部16−1、16−2はそれぞれ、スイッチ用デコード回路15の組デコード出力が表す、その時点で有効な組の投光器5T及び受光器5R間の光路上で遮光されたか否かを、対応する受光器レシーバ13−1、13−2からの受光信号に基づき、判断用デコード回路17からの判断期間デコード信号が与えられている期間で判断するものである。
第2の実施形態の判断用デコード回路17は、カウンタ14のカウント値CNTが「1」、「2」、「5」、「6」、「9」、「10」のときに判断期間デコード信号を形成出力するものである。
次に、開口部に物体が存在するか否かの第2の実施形態による監視動作について図5のタイミングチャートを参照しながら説明する。
カウンタ14に、図示しないクロック発生器からの所定周期Tを有するクロックCLKが与えられるごとに、そのカウント値CNTは、図5(A)に示すように、「0」〜「11」を巡回する。
カウント値CNTが「0」〜「3」の期間では、スイッチ用デコード回路15からの組デコード信号によって、オンオフスイッチ10−1及びオンオフスイッチ12−1、並びに、オンオフスイッチ10−4及びオンオフスイッチ12−4がオンし、これにより、図5(B1)及び(B4)に示すように、投光器5T1及び受光器5R1の組と、投光器5T4及び受光器5R4の組とが、それぞれ対応する、投光器ドライバ11−1及び受光器レシーバ13−1、若しくは、投光器ドライバ11−4及び受光器レシーバ13−4に接続されて有効に動作し、光線を授受する。
ここで、投光器5T1及び受光器5R1の組と、投光器5T4及び受光器5R4の組とは、図1に示すように、十分な距離だけ離間しているので、投光器5T1からの光線が受光器5R4に到達することや、逆に、投光器5T4からの光線が受光器5R1に到達することはなく、また、投光器5T1や5T4からの光線が、対応しない他の組の受光器5R2、5R3、5R5、5R6に到達していたとしても(干渉が生じていたとしても)、これらの受光器5R2、5R3、5R5、5R6に係るオンオフスイッチ12−2、12−3、12−5、12−6がオフしているため、これらの受光器5R2〜5R6からの信号が、この期間において、受光器レシーバ13−1、13−2に入力されることはない。
遮光判断部16−1、16−2にも、組デコード信号が与えられており、カウント値CNTが「0」〜「3」の期間において、一方の遮光判断部16−1は、投光器5T1及び受光器5R1の組が有効に動作していることを認識し、一方の遮光判断部16−2は、投光器5T4及び受光器5R4の組が有効に動作していることを認識する。
一方、判断用デコード回路17からの判断期間デコード信号は、図5(C)に示すように、カウント値CNTが「0」〜「3」の期間の中でも、その前後の期間を除外したカウント値CNTが「1」及び「2」の期間で有意なものとなる。
その結果、各遮光判断部16−1、16−2は、カウント値CNTが「1」及び「2」の期間において、対応する受光器レシーバ13−1、13−2からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっているか否かを判断する。
一方の遮光判断部16−1は、受光器レシーバ13−1からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっている場合には、投光器5T1から受光器5R1への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力し、他方の遮光判断部16−2は、受光器レシーバ13−2からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっている場合には、投光器5T4から受光器5R4への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力する。
同様にして、カウント値CNTが「4」〜「7」の期間では、組デコード信号によって、オンオフスイッチ10−2、10−5、12−2及びオンオフスイッチ12−5をオンさせて、図5(B2)及び(B5)に示すように、投光器5T2及び受光器5R2の組と、投光器5T5及び受光器5R5の組とを有効に動作させると共に、判断期間デコード信号によって、図5(C)に示すように、カウント値CNTが「5」及び「6」の期間で判断を有意なものとさせ、各遮光判断部16−1、16−2は、カウント値CNTが「5」及び「6」の期間において、対応する受光器レシーバ13−1、13−2からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっているか否かを判断し、一方の遮光判断部16−1は、遮断を表す論理レベルをとっている場合には、投光器5T2から受光器5R2への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力し、他方の遮光判断部16−2は、遮断を表す論理レベルをとっている場合には、投光器5T5から受光器5R5への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力する。
さらに、カウント値CNTが「8」〜「11」の期間では、組デコード信号によって、オンオフスイッチ10−3、10−6、12−3及びオンオフスイッチ12−6をオンさせて、図5(B3)及び(B6)に示すように、投光器5T3及び受光器5R3の組と、投光器5T6及び受光器5R6の組とを有効に動作させると共に、判断期間デコード信号によって、図5(C)に示すように、カウント値CNTが「9」及び「10」の期間で判断を有意なものとさせ、各遮光判断部16−1、16−2は、カウント値CNTが「9」及び「10」の期間において、対応する受光器レシーバ13−1、13−2からの受光信号が遮断を表す論理レベルをとっているか否かを判断し、一方の遮光判断部16−1は、遮断を表す論理レベルをとっている場合には、投光器5T3から受光器5R3への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力し、他方の遮光判断部16−2は、遮断を表す論理レベルをとっている場合には、投光器5T6から受光器5R6への光路上に遮光事象が発生していることを表す検知信号を図示しない後段回路に出力する。
この第2の実施形態によっても、光電式センサ間の干渉を防止でき、検知精度を高くすることができるという効果や、投光器ドライバ及び受光器レシーバの個数を、光電式センサの数に比べて少なくでき、コストを抑えられるという効果や、施工作業の容易性という効果を奏することができる。
この第2の実施形態によれば、干渉が問題とならない距離だけ離間している複数の光電式センサは同時に動作させるようにしたので、各光電式センサからみた検出周期を、第1の実施形態より短くすることも可能となる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態の説明でも、変形実施形態について言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記各実施形態では、間欠駆動のためのオンオフ制御信号(組デコード信号)をカウンタ及びデコード回路の組合せで形成するものを示したが、他の構成によって、オンオフ制御信号を形成するようにしても良い。例えば、リングカウンタを利用してオンオフ制御信号を形成するようにしても良い。また例えば、カウントアップ及びデコードをソフトウェア処理によって行うものであっても良い。さらに例えば、光電式センサの総数が2組の場合であれば、所定周期でQ出力の論理レベルを切り換えるフリップフロップ回路を利用するようにしても良い。
また、上記各実施形態では、光電式センサ間の切換えにマージン時間がないものを示したが、マージン時間を設けるようにしても良い。すなわち、切換元の光電式センサを無効にした後、マージン時間後に、切換先の光電式センサを有効とするようにしても良い。このような場合であれば、判断期間デコード信号を不要とすることもできる。
逆に、オンオフ制御信号は、異なる組で一部重複するようにしても良い。この場合でも、判断期間デコード信号に基づき、干渉や切換の悪影響がない期間で判断する。
上記各実施形態の説明では、判断期間デコード信号が、判断を実行する期間に有意レベルをとるものを示したが、判断期間デコード信号が、判断を実行させない期間に有意レベルをとるものであっても良い。
上記第1の実施形態では、光電式センサを1組ずつ有効とするものを示し、上記第2の実施形態では、光電式センサを2組ずつ有効とするものを示したが、時分割の単位期間によって、光電式センサの有効組数が変化するものであっても良い。
上記各実施形態の説明においては、光電式センサの用途に言及しなかったが、開閉体(上記各実施形態ではスラット及び座板)の移動経路上やその周辺に存在する障害物検知用であっても良く、リミットスイッチとして利用される光電式センサであっても良く、開閉体(上記各実施形態ではスラット及び座板)の開動作又は閉動作を開始させたりする用途などの接近物検出スイッチとして利用される光電式センサであっても良い。また、用途が異なる光電式センサが混在されている場合であっても、上記各実施形態の時分割駆動を適用することができる。すなわち、遮光判断部(16)として、用途別のものを設けるようにしても良い。
ここで、複数の光電式センサの床面からの高さは全て異なっていなくても良い。例えば、同一高さに、屋内側と屋外側とで別個に設けられた物体通過方向検知用の光電式センサを、複数の光電式センサの中に含めるようにしても良い。
上記各実施形態では、1周期を所定数に分割した時分割の単位時間の割当数を各光電式センサで同じにしたものを示したが、光電式センサによって、単位時間の割当数を異なるようにしても良い。例えば、障害物検知用の光電式センサの単位時間の割当数を、リミットスイッチ用の光電式センサの単位時間の割当数の2倍にするようにしても良い。
また、上記各実施形態では、光路が水平光路になる光電式センサを示したが、光路が垂直光路になる光電式センサを対象としても良く、これらが混在しても良い。さらには、斜め光路や、反射を利用して途中で折れ曲がっている光路に係る光電式センサを対象としても良い。また、光電式センサの投光器及び受光器の少なくとも一方が可動するものであっても良い。例えば、開閉体の閉鎖側端部(上記各実施形態では座板やその近傍)に、投光器及び受光器の少なくとも一方が設けられている光電式センサであっても良い。
さらに、上記各実施形態においては、遮光検知時に直ちに検知信号を出力するものを示したが、少なくとも1つの光電式センサについての間欠的な判断期間において、所定回数(例えば2回)だけ遮光検知が連続した場合に、検知信号を出力するようにしても良い。このようにすると、例えば、1周期を所定数に分割した時分割の単位時間をかなり短くした場合でも、空中での浮遊物による誤検出を防止することができる。
さらにまた、複数の光電式センサを開閉体の開閉方向に並べて例えばガイドレール近傍など不動位置に設けた場合には、開閉体が開閉する開口部の内、開閉体の開閉に伴って閉鎖している部分が検知エリアとなる光電式センサについては、各光電式センサの判断期間にかかわらずに開閉体の位置変化に連動する無効化する処理を施すようにしても良い。このようにすることによって、仮に、光電式センサの検知エリアが開閉体の開閉経路に重なっていたとしても、開閉体を不必要に関知しないようにできる。例えば、開閉体の位置情報をスイッチ用デコード回路に入力し、開閉体の位置を加味してオンオフ動作させるオンオフスイッチを判断するようにすることにより、上述した無効化処理を施すことができる。
上記各実施形態では、光電式センサが複数存在する場合を示したが、光電式センサが1個の場合にも、本発明を適用することができる。すなわち、この1個の光電式センサを間欠的に駆動し、その間欠的な駆動時間において遮光判断を行うようにする。上述したような所定回数の連続検知要件などと組み合わせることにより、検出精度を向上させることができる。
上記実施形態においては、上下方向に開閉するシャッターについて本発明を適用したものを示したが、本発明は、シャッター用としてだけでなく、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光幕)、ブラインド、オーニング装置などの他の開閉装置にも適用することが可能である。なお、開閉体の移動は、電動式に限定されるものではなく、重力やばね力などの付勢力による自動式であっても良く、手動式であっても良い。また、開と閉の内、少なくとも一方にのみ動作すれば良く、開閉方向は、上下逆であっても、横方向や斜め方向であっても良く、回転や方向の変化などがあっても良いものである。
第1の実施形態のシャッターの概略正面図である。 第1の実施形態のシャッター制御盤の要部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の光電式センサの動作説明用のタイミングチャートである。
第1の実施形態のシャッター制御盤の要部構成を示すブロック図である。
第2の実施形態の光電式センサの動作説明用のタイミングチャートである。 第2の実施形態の障害物検知用データ取得処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…シャッター、2a、2b…ガイドレール、3…スラット、5T1〜5T6…投光器、6…シャッター制御盤、10−1〜10−6、12−1〜12−6…オンオフスイッチ、11、11−1、11−2…投光器ドライバ、13、13−1、13−2…受光器レシーバ、14…カウンタ、15…スイッチ用デコード回路、16、16−1、16−2…遮光判断部、17…判断用デコード回路。

Claims (8)

  1. 投光器及び受光器でなる光電式センサを少なくとも1個有し、上記光電式センサからの出力に基づき、開閉装置に係る所定事象の生起を監視する開閉装置状態監視装置において、
    上記光電式センサの状態を間欠的に有効とする有効期間制御手段と、
    上記受光器の有効期間の受光出力に基づいて、遮光判断を行う遮光判断手段と
    を有することを特徴とする開閉装置状態監視装置。
  2. 上記遮光判断手段は、上記光電式センサの間欠的な有効期間での遮光検知が、所定回数の有効期間で連続した場合に、遮光検知を真に有効なものと判断することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置状態監視装置。
  3. 上記遮光判断手段は、上記有効期間におけるその前後期間を除外した上記有効期間より短い期間で、その有効期間での遮光検知を行うこと特徴とする請求項1又は2に記載の開閉装置状態監視装置。
  4. 上記有効期間制御手段は、上記光電式センサが複数ある場合において、ある光電式センサの間欠的な有効期間を、他の光電式センサの間欠的な有効期間と異なるように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の開閉装置状態監視装置。
  5. 有効期間が重なり合わずに異なる複数の投光器を択一的に駆動する共通な投光器ドライバと、有効期間が重なり合わずに異なる複数の受光器からの受光信号を処理する共通な受光器レシーバとを有することを特徴とする請求項4に記載の開閉装置状態監視装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の開閉装置状態監視装置を有することを特徴とする開閉装置。
  7. 上記開閉装置状態監視装置における全て又は一部の光電式センサが、上記開閉体の移動経路上に存在する障害物の検知用のものであることを特徴とする請求項6に記載の開閉装置。
  8. 上記開閉装置状態監視装置における全て又は一部の光電式センサが、上記開閉体の移動時における所定位置の通過を検出するためのものであることを特徴とする請求項6又は7に記載の開閉装置。
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