JP2013159911A - 開口部用防水装置 - Google Patents

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勝 大井
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由利子 松岡
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Abstract

【課題】簡易な操作により防水機能を発揮させることができる開口部用防水装置を提供すること。
【解決手段】本体と、本体の下端から吊り下げられた防水板10とを有し、上下方向に移動することで開口部を開閉する開閉体7と、開口部に配置され、側部溝部52と底部溝部とを有する溝部と、遮水性を有する遮水部材11と、防水板を案内する案内機構20とを有する。側部溝部は、防水板の幅方向の両側にそれぞれ配置され、防水板の幅方向の端部が上下方向に移動自在に挿入される。底部溝部は、開閉体が開口部を閉塞するときに防水板の下端が挿入される。遮水部材は、開閉体が開口部を閉塞するときに溝部の壁面53と防水板との間に位置するように配置されている。案内機構は、下方に移動するに従い防水板を厚さ方向に移動させることにより、遮水部材を間に挟んで防水板を溝部の壁面に向けて押圧する。
【選択図】図2

Description

本発明は、開口部用防水装置に関する。
従来、開閉体に防水板を取り付けた防水装置が公知である。例えば、特許文献1には、スラット扉体の下端にパネル状の防潮板を取り付け、その防潮板にはガイドレールまたは床面に押圧密着させるために設けたガスケットと締付装置が取り付けられている防潮板兼用シャッターの技術が開示されている。
実公平7−8785号公報
防水板による防水機能を発揮させるための操作を簡易なものとできることが望まれている。
本発明の目的は、簡易な操作により防水機能を発揮させることができる開口部用防水装置を提供することである。
本発明の開口部用防水装置は、本体と、前記本体の下端から吊り下げられた防水板とを有し、開閉方向である上下方向に移動することで開口部を開閉する開閉体と、前記開口部に配置され、側部溝部と底部溝部とを有する溝部と、遮水性を有する遮水部材と、前記防水板を案内する案内機構とを有し、前記側部溝部は、前記防水板を挟んで前記防水板の幅方向の両側にそれぞれ配置され、前記防水板の前記幅方向の端部が上下方向に移動自在に挿入され、前記底部溝部は、前記開閉体が前記開口部を閉塞するときに前記防水板の下端が挿入され、前記遮水部材は、前記開閉体が前記開口部を閉塞するときに前記開閉体の厚さ方向における前記側部溝部の壁面と前記防水板との間および前記底部溝部の壁面と前記防水板との間にそれぞれ位置するように、前記防水板あるいは前記溝部の少なくともいずれか一方に配置され、前記案内機構は、前記防水板が下方に移動するに従い前記防水板を前記厚さ方向の所定方向に移動させることにより、前記遮水部材を間に挟んで前記防水板を前記溝部の壁面に向けて押圧することを特徴とする。
上記開口部用防水装置では、開閉体を閉方向である下方に移動させることで、案内機構によって防水板が遮水部材を間に挟んで溝部の壁面に向けて押圧されるため、簡易な操作により防水機能を発揮させることができる。
上記開口部用防水装置において、前記防水板が前記案内機構によって前記溝部の壁面に向けて押圧されて前記防水板の下方への移動が停止したときに、前記防水板の下面と前記底部溝部の底面とが離間していることが好ましい。
上記開口部用防水装置では、防水板の下面と底部溝部の底面とが離間しているため、防水板の厚さ方向の移動が妨げられることが抑制される。
上記開口部用防水装置において、前記案内機構は、前記溝部に配置され、下方に向かうに従い前記所定方向に向かう傾斜面と、前記防水板に配置され、前記傾斜面に当接した場合に前記傾斜面に沿って前記防水板を前記所定方向に案内する当接部材とを有し、前記傾斜面は、前記防水板が前記溝部の前記所定方向と反対方向の壁面と当接した状態で前記当接部材が前記傾斜面の上端よりも下方の位置に接するように構成されていることが好ましい。
上記開口部用防水装置では、防水板が厚さ方向に移動したとしても当接部材が傾斜面に接することができるため、当接部材の引っ掛かり等が抑制される。
上記開口部用防水装置において、前記案内機構は、前記防水板あるいは前記溝部の一方に配置され、下方に向かうに従い前記所定方向に向かう傾斜面と、前記防水板あるいは前記溝部の他方に配置された当接部材とを有し、前記傾斜面と前記当接部材とが当接した場合に前記傾斜面の傾斜に従って前記防水板を前記所定方向に案内するものであって、前記幅方向の一方に配置される複数の前記傾斜面がユニット化されていることが好ましい。
上記開口部用防水装置では、傾斜面がユニット化されているため、傾斜面の取付精度が向上し、案内機構による防水板の姿勢制御の精度が向上する。
上記開口部用防水装置において、更に、前記防水板に設けられて前記側部溝部の壁面に向けて前記厚さ方向に突出し、前記防水板と前記側部溝部の壁面との前記厚さ方向の隙間の大きさが所定値以下となることを規制する厚さ方向移動規制部材を備えることが好ましい。
上記開口部用防水装置では、防水板と側部溝部の壁面との隙間の大きさが所定値以下となることが規制されるため、防水板と壁面との間の指挟み等が抑制される。
上記開口部用防水装置において、更に、前記防水板に設けられて前記側部溝部の壁面に向けて前記幅方向に突出し、前記防水板の前記幅方向の移動を規制する幅方向移動規制部材を備えることが好ましい。
上記開口部用防水装置では、防水板の幅方向の移動が規制されるため、溝部と遮水部材との位置ずれが抑制される。
上記開口部用防水装置において、更に、前記防水板に配置され、前記防水板の下方の物体を検出する検出装置と、前記開口部の上方に配置され、前記開閉体の移動を制御する制御装置とを備え、前記検出装置と前記制御装置とを接続する配線が、前記側部溝部に配置されていることが好ましい。
上記開口部用防水装置では、配線が側部溝部に配置されて外部に露出しないため、配線の保護等の面で有利である。
上記開口部用防水装置において、更に、前記防水板に配置され、前記防水板の下方の物体を検出する検出装置と、前記開口部の上方に配置され、前記開閉体の移動を制御する制御装置とを備え、前記検出装置と前記制御装置とを接続する配線が、前記本体の表面に配置されていることが好ましい。
上記開口部用防水装置では、本体の表面を配線スペースとして有効に活用できる。
本発明に係る開口部用防水装置は、簡易な操作により防水機能を発揮させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るシャッター装置の全体構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係るシャッター装置の水平断面図である。 図3は、実施形態に係るシャッター装置の鉛直断面図である。 図4は、実施形態に係る防水板の正面図である。 図5は、実施形態に係る防水板の側面図である。 図6は、実施形態に係る防水板の斜視図である。 図7は、実施形態に係る案内機構の説明図である。 図8は、実施形態に係る案内部材の説明図である。 図9は、案内用ベアリングの引っ掛かりを説明する図である。 図10は、傾斜面のユニットを示す斜視図である。 図11は、厚さ方向移動規制部材の一例を示す図である。 図12は、防水板の幅方向の端部付近の拡大断面図である。 図13は、奥側溝部の形状を示す側面図である。 図14は、取り外し金具の第1の状態を示す図である。 図15は、取り外し金具の第2の状態を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係る開口部用防水装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図15を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、開口部用防水装置に関する。図1は、本発明の実施形態に係るシャッター装置の全体構成例を示す図、図2は、実施形態に係るシャッター装置の水平断面図、図3は、実施形態に係るシャッター装置の鉛直断面図、図4は、実施形態に係る防水板の正面図、図5は、実施形態に係る防水板の側面図、図6は、実施形態に係る防水板の斜視図、図7は、実施形態に係る案内機構の説明図である。
図1に示すように、シャッター装置1は、シャッターカーテン4および防水板10を有する開閉体7を備える。シャッターカーテン4は、開閉体7の本体である。シャッター装置1は、巻取軸2にシャッターカーテン4を巻き取る、あるいは巻取軸2からシャッターカーテン4を繰り出すことで、シャッター装置1の開放状態と閉鎖状態を実現するものである。シャッター装置1は、天井部材100を挟んで形成される天井裏空間部101と室内空間部102とに跨って設けられている。実施形態に係るシャッター装置1は、巻取軸2と、開閉機3と、シャッターカーテン4と、防水板10と、一対のガイドレール5と、底部溝部60とを含んで構成されている。なお、シャッター装置1は、全てが室内空間部102に配置されてもよい。また、シャッター装置1は、巻取軸2や開閉機3を収納するケースが屋外側に露出して配置されてもよい。すなわち、本実施形態のシャッター装置1の配置は一例であって、これに限定されるものではない。
また、本実施形態に係る開口部用防水装置1−1は、シャッターカーテン4と、防水板10と、ガイドレール5に形成された側部溝部51と、底部溝部60と、後述する遮水部材11と、案内機構20とを含んで構成されている。
巻取軸2は、天井裏空間部101に配置されている。巻取軸2は、天井裏空間部101に存在する建物駆体に取付けられた一対の軸受部材8により回転自在に支持されている。巻取軸2は、天井部材100に対して平行でかつ水平に配置されている。巻取軸2は、チェーンやスプロケットなどを含んで構成される動力伝達機構9を介して開閉機3に連結されている。
開閉機3は、天井裏空間部101に配置されており、巻取軸2の回転を制御することで、シャッターカーテン4の巻き取り、あるいは繰り出しを行うものである。開閉機3は、一対の軸受部材8のうち一方(図1では、右側)に取り付けられている。開閉機3は、駆動源としてのモータと巻取軸2の回転を規制するブレーキ、これらを制御する制御装置50等を含んで構成されている。
開閉体7は、開閉方向に移動することで構造物30の開口部31を開放あるいは閉塞するものである。構造物30は、例えば、工場、倉庫、車庫、店舗、家屋等の建築構造物であり、開口部31を有している。開口部31は、室内空間部102に形成されたものであり、例えば、構造物30の壁部32等に形成されている。開口部31は、構造物30の屋外側と屋内側とを連通している。
ここで、屋外側とは、相対的に構造物30の外部空間に近い側を示し、屋内側とは、相対的に構造物30の外部空間から遠い側を示す。言い換えると、屋外側とは、外部空間から構造物30に水が浸入する場合の上流側、すなわち先に水が到達する側である。開口部31は、例えば、構造物30の外部空間(屋外)と内部空間(屋内)とを連通するものとすることができる。本実施形態の開口部31は、構造物30の外殻をなす壁部32に形成されており、壁部32を貫通して構造物30の屋外と屋内とを連通している。なお、これに限らず、開口部31は、構造物30の内部を仕切る壁部に形成されたものであってもよい。
開閉体7の開閉方向は、本実施形態では、鉛直上下方向であり、開方向が上方向、閉方向が下方向である。シャッターカーテン4の開方向の端部が巻取軸2に連結されている。また、シャッターカーテン4の閉方向の端部には、防水板10が連結されている。防水板10は、シャッターカーテン4の下端から吊り下げるようにしてシャッターカーテン4に取り付けられている。
防水板10は、一定の厚みを有する板状の部材である。防水板10は、遮水性を有する素材、例えば鋼板等の金属材料で構成されている。防水板10は、一方の平面が屋内側を向き、他方の面が屋外側を向く状態でシャッターカーテン4に固定されている。防水板10の幅は、シャッターカーテン4の幅よりも狭い。従って、防水板10の幅方向の端面に対して、シャッターカーテン4の幅方向の端面が幅方向に突出している。
シャッターカーテン4および防水板10の幅方向における端部は、一対のガイドレール5に形成された開口部に開閉方向に移動自在にそれぞれ挿入されている。開閉体7は、開放状態において、シャッターカーテン4が巻取軸2に巻き取られた状態となる。開放状態では、シャッターカーテン4は天井裏空間部101に位置し、防水板10はシャッターカーテン4の下端から吊り下げられて、一部または全てが室内空間部102に位置する状態となる。一方、開閉体7は、閉鎖状態において、防水板10の閉方向の端部が開口部31の下端部に位置して開口部31を閉塞する。閉鎖状態では、シャッターカーテン4は大部分が室内空間部102に位置し、一部が天井裏空間部101に位置する。
シャッターカーテン4は、複数のスラット17を開閉方向に連接して形成されたスラット連接体である。防水板10は、シャッターカーテン4の下端のスラット17に対して取付金具等により連結されている。
一対のガイドレール5は、ガイド部材であり、シャッターカーテン4および防水板10の移動を案内するものである。一対のガイドレール5は、室内空間部102に配置されており、建築駆体、本実施形態では壁部32に設けられている。図2に示すように、一対のガイドレール5は、開閉体7の幅方向において開閉体7を挟んで対向している。ガイドレール5は、防水板10をガイドする溝部である側部溝部51と、シャッターカーテン4をガイドする溝部である奥側溝部52とを有する。
一対のガイドレール5の側部溝部51は、防水板10に対して幅方向の両側にそれぞれ配置されている。言い換えると、一対のガイドレール5の側部溝部51は、防水板10を挟んで幅方向において互いに対向する開口部である。側部溝部51には、防水板10の幅方向の端部が開閉方向に移動自在に挿入されている。
奥側溝部52は、側部溝部51の奥側に配置された溝部である。言い換えると、奥側溝部52は、側部溝部51に対して防水板10から幅方向に離間する方向に凹んだ凹部である。奥側溝部52には、シャッターカーテン4の幅方向の端部が開閉方向に移動自在に挿入される。本実施形態では、側部溝部51は、天井部材100から床面33まで連続して形成されている。ここで、本実施形態では幅方向が左右方向となり、厚さ方向が前後方向となる。
シャッター装置1は、開放動作の開始指示を制御装置50が受けると、制御装置50によりブレーキが解除される。これにより、巻取軸2の回転の規制が解除される。また、制御装置50は、巻取軸2がシャッターカーテン4を巻き取る方向に回転できるようにモータを回転させる。従って、巻取軸2によるシャッターカーテン4の巻き取りが開始され、シャッターカーテン4および防水板10が一対のガイドレール5に案内されながら開方向に移動する。そして、開閉機3に設けられているリミットスイッチからの信号により巻取軸2によるシャッターカーテン4の巻き取りの完了を制御装置50が検出すると、制御装置50によりモータの回転が停止されてブレーキが作動し、巻取軸2の回転が規制される。これにより、シャッターカーテン4が天井裏空間部101に位置し、シャッター装置1が開放状態となる。このときに、防水板10は、シャッターカーテン4の下端から吊り下げられて、天井部材100、一対のガイドレール5および床面33で形成される開閉空間部に位置する。つまり、開放状態において、防水板10は、開口部31の上部に停止した状態となる。
一方、シャッター装置1は、閉鎖動作の閉鎖指示を制御装置50が受けると、制御装置50によりブレーキが解除される。また、制御装置50は、巻取軸2がシャッターカーテン4を繰り出す方向に回転できるようにモータを回転させる。従って、巻取軸2によるシャッターカーテン4の繰り出しが開始され、シャッターカーテン4および防水板10が一対のガイドレール5に案内されながら閉方向に移動する。そして、開閉機3に設けられているリミットスイッチからの信号により巻取軸2によるシャッターカーテン4の繰り出しの完了を制御装置50が検出すると、制御装置50によりモータの回転が停止されてブレーキが作動し巻取軸2の回転が規制される。
これにより、シャッターカーテン4の大部分が室内空間部102に位置し、開閉空間部をシャッターカーテン4および防水板10が閉塞し、シャッター装置1が閉鎖状態となる。なお、制御装置50に対する開放動作、閉鎖動作の開始指示は、例えば、一対のガイドレール5の近傍に設けられたスイッチ装置や、制御装置50と通信可能な端末装置などからユーザが指示することで行われてもよい。また、閉鎖動作は、ブレーキを解除するのみで、シャッターカーテン4の自重により巻取軸2からシャッターカーテン4を送り出してもよい。また、手動で巻取軸2を回転させることで、シャッターカーテン4の巻き取り、あるいは繰り出しを行ってもよい。
本実施形態に係るシャッター装置1では、開閉体7により開口部31を閉塞するのみで開口部用防水装置1−1による防水機能を発揮させない場合(以下、単に「通常閉鎖時」と称する。)と、開閉体7により開口部31を閉塞し、かつ開口部用防水装置1−1による防水機能を発揮させる場合(以下、単に「防水閉鎖時」と称する。)とで防水板10の停止位置が異なる。防水閉鎖時には、図3に示すように、防水板10の下端が後述する底部溝部60に進入する。開口部用防水装置1−1の案内機構20は、防水板10が底部溝部60に進入すると、防水板10を屋内側に向けて移動させる。これにより、防水板10に配置された遮水部材11が底部溝部60および側部溝部51の壁面に密着した状態で防水板10が停止する。その結果、開口部用防水装置1−1による防水機能が発揮され、開口部31を介した屋内側への浸水が抑制される。
一方、通常閉鎖時には、底部溝部60が蓋64(図13参照)により閉塞された状態でシャッター装置1が閉鎖される。この場合、防水板10は蓋64に接触した状態で停止し、底部溝部60には進入しない。本実施形態に係る開口部用防水装置1−1は、開閉体7を閉方向に移動させて開口部31を閉鎖するときに、蓋64を底部溝部60から外しておくだけで防水機能を発揮させることができ、複雑な操作や機器の設置を要しないという利点がある。
図3に示す底部溝部60は、開口部31を形成する床面33に形成された溝部である。つまり、底部溝部60は、開口部31の下端に配置された溝部である。底部溝部60は、一対の側部溝部51と連通しており、一対の側部溝部51を幅方向に接続している。つまり、一対の側部溝部51と底部溝部60は、開口部31に配置され、開口部31の三方を囲む連続した一つの溝部を構成している。底部溝部60は、着脱可能な蓋64によって閉塞可能である。蓋64によって底部溝部60が閉塞されている場合、閉鎖状態の開閉体7は、防水板10の下端が蓋64に接触した状態(蓋64とほぼ接触する場合も含む)となる。一方、図3に示すように蓋64が外されて底部溝部60が開放されている場合、閉鎖状態の開閉体7は、防水板10の下端が底部溝部60に挿入された状態となる。
底部溝部60は、厚さ方向において互いに対向する一対の壁面61,62と、底面63とを有する。屋内側の壁面61と屋外側の壁面62との隙間は、防水板10が挿入可能な大きさである。底面63は、防水板10の下面12と開閉方向において互いに対向している。
本実施形態の防水板10には、遮水性を有する遮水部材11が配置されている。遮水部材11は、防水板10における屋内側の面13に配置されている。図4および図6に示すように、遮水部材11は、屋内側の面13の三方の縁部に連続的に配置されている。具体的には、遮水部材11は、屋内側の面13における下端の縁部および幅方向の両端の縁部にそれぞれ帯状に配置されている。遮水部材11は、樹脂等の素材を板状に形成したものである。遮水部材11は、接着等の方法により防水板10に対して固定されている。
図2に示すように、遮水部材11のうち幅方向の縁部に配置された部分である側部遮水部材11aは、側部溝部51に対応して配置されている。より具体的には、側部遮水部材11aは、開閉体7が開口部31を閉塞するときに、側部溝部51の屋内側の壁面53と厚さ方向において互いに対向するように配置されている。言い換えると、側部遮水部材11aは、開閉体7が開口部31を閉塞するときに、厚さ方向において防水板10と側部溝部51の屋内側の壁面53との間に位置するように配置されている。ここで、開閉体7が開口部31を閉塞するときとは、例えば、防水板10の下端部が底部溝部60に挿入されたときとすることができる。
図3に示すように、遮水部材11のうち下端の縁部に配置された部分である底部遮水部材11bは、底部溝部60に対応して配置されている。より具体的には、底部遮水部材11bは、開閉体7が開口部31を閉塞するときに、底部溝部60の屋内側の壁面61と厚さ方向において互いに対向するように配置されている。言い換えると、底部遮水部材11bは、開閉体7が開口部31を閉塞するときに、厚さ方向において防水板10と底部溝部60の屋内側の壁面61との間に位置するように配置されている。
開口部用防水装置1−1によって開口部31を介した屋内側への水の浸入を抑制する場合、遮水部材11を側部溝部51の屋内側の壁面53および底部溝部60の屋内側の壁面61に押し付けて密着させることにより、防水板10と各溝部51,60との間を水密にシールすることができる。開口部用防水装置1−1は、防水板10を案内する案内機構20を備えている。案内機構20は、閉方向に移動する防水板10を下方に移動するに従い厚さ方向の所定方向に移動させることにより、遮水部材11を間に挟んで防水板10を溝部51,60の屋内側の壁面53,61に向けて押圧するものである。本実施形態の所定方向は、屋外側から屋内側へ向かう方向である。
案内機構20は、図4乃至図6に示す案内用ベアリング21,22および図7に示す傾斜面23,24を有する。案内用ベアリング21,22は、防水板10に設けられており、傾斜面23,24は、ガイドレール5の側部溝部51に設けられている。案内用ベアリング21,22は、防水板10の幅方向の側面に配置されている。案内用ベアリング21,22は、幅方向に延在する軸を回転軸とするベアリングである。
各傾斜面23,24は、上方を向いた面であり、下方に向かうに従い屋外側から屋内側へ向かう傾斜を有している。上部傾斜面23は、ガイドレール5に固定された上部案内部材25に形成された傾斜面である。下部傾斜面24は、ガイドレール5に固定された下部案内部材26に形成された傾斜面である。各傾斜面23,24は、平面であり、水平方向に対する傾斜角は、例えば、45°とされる。案内用ベアリング21,22は、防水板10の幅方向の両端にそれぞれ配置されている。傾斜面23,24は、一対のガイドレール5のそれぞれに配置されている。
上部傾斜面23は、上部案内用ベアリング21を案内するものであり、下部傾斜面24は、下部案内用ベアリング22を案内するものである。上部傾斜面23および上部案内用ベアリング21と、下部傾斜面24および下部案内用ベアリング22とは、互いに干渉しないように厚さ方向にオフセットして配置されている。
上部案内用ベアリング21は、下部案内用ベアリング22よりも上部(開方向側の位置)に配置されている。上部傾斜面23は、下部傾斜面24よりも上部に配置されている。上部案内用ベアリング21は、下部案内用ベアリング22よりも屋外側に配置されている。上部案内用ベアリング21は、下部案内用ベアリング22よりも屋外側の位置で、かつ防水板10の幅方向の側面における屋外側の端部近傍に配置することが好ましい。下部案内用ベアリング22は、上部案内用ベアリング21よりも屋内側の位置で、かつ防水板10の幅方向の側面における屋内側の端部近傍に配置することが好ましい。
防水板10が閉方向に移動するときに、上部案内用ベアリング21が上部傾斜面23に当接すると、図7に矢印Y1で示すように上部傾斜面23に案内されて上部案内用ベアリング21が屋内側へ向けて移動する。つまり、上部案内用ベアリング21は、上部傾斜面23に当接した場合に、上部傾斜面23に沿って防水板10を所定方向に案内する当接部材である。同様に、下部案内用ベアリング22が下部傾斜面24に当接すると、下部傾斜面24に案内されて下部案内用ベアリング22が屋内側へ向けて移動する。つまり、下部案内用ベアリング22は、下部傾斜面24に当接した場合に下部傾斜面24に沿って防水板10を所定方向に案内する当接部材である。
上部案内用ベアリング21と下部案内用ベアリング22は、上部傾斜面23と下部傾斜面24にそれぞれ同時に当接することが望ましい。言い換えると、案内機構20は、上部案内用ベアリング21が上部傾斜面23に当接するタイミングと、下部案内用ベアリング22が下部傾斜面24に接するタイミングとが同時となるように構成されることが望ましい。なお、当接部材は、ベアリングには限定されない。当接部材は、傾斜面23,24と接触した場合に傾斜面23,24に沿って防水板10を所定方向に案内することができるものであればよく、例えば先端部が球状とされた部材など、防水板10の降下を妨げにくいものであることが望ましい。
案内機構20により、防水板10は、下方へ移動するに従い屋内側へ向けて移動することとなり、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61と接触し、更に屋内側の壁面53,61に向けて押し付けられる。このように、遮水部材11を間に挟んで防水板10が屋内側の壁面53,61に向けて厚さ方向に押圧されることで、防水板10と各溝部51,60の屋内側の壁面53,61との間がシールされ、水密な状態とされる。
ここで、防水板10が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に向けて移動するときに、防水板10が傾斜せず垂直な状態であれば、遮水部材11が均一に屋内側の壁面53,61に密着することが可能である。各傾斜面23,24は、防水板10を垂直な姿勢(遮水部材11と屋内側の壁面53,61とが平行となる姿勢)で厚さ方向に案内することができるように構成されていることが好ましい。
本実施形態では、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に向けて押圧されて密着して防水板10の下方への移動が停止したときに、図3に示すように、防水板10の下面12と底部溝部60の底面63とが離間している。これにより、遮水部材11によるシール性能の低下が抑制される。なお、防水板10の下面12と底面63とが離間していることは、下面12に他の構成要素が設けられている場合にはその構成要素が底面63から離間していることを示す。本実施形態では、下面12に下面遮水部材16が設けられている。従って、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に密着して防水板10の下方への移動が停止したときに、下面遮水部材16と底部溝部60の底面63とが離間していることになる。
防水板10が案内機構20によって屋内側へ向けて案内されている途中で、防水板10の下面12(下面遮水部材16)が底部溝部60の底面63に接触してしまうと、防水板10の厚さ方向の移動が規制されてしまう虞がある。防水板10の厚さ方向の移動が規制されてしまうと、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に十分に密着せず、シール性能が低下してしまうこととなる。これに対して、本実施形態の開口部用防水装置1−1では、防水板10の底面12と底部溝部60の底面63との間に隙間がある状態で、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に密着し、防水板10の下方への移動が停止するように、案内機構20が構成されている。よって、適切に遮水部材11を各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に対して密着させることが可能となっている。
上述したように、防水板10の下面12には、下面遮水部材16が配置されている。下面遮水部材16は、遮水部材11と同様に遮水性を有するものである。下面遮水部材16は、板状をなしており、下面12の全面を覆っている。下面遮水部材16は底面63や蓋64等の接地面に接地した場合、接地面と下面12との間を水密にシールすることができる。
防水板10の屋内側の面13には、グレモンハンドル18が配置されている。グレモンハンドル18は、防水板10の下端部および幅方向の端部にそれぞれ配置されている。グレモンハンドル18は、床面33等に形成された係合凹部34と係合することにより、防水板10に対して屋内側へ向かう力を発生させることができる。グレモンハンドル18によって、底部遮水部材11bと屋内側の壁面61との密着性や、側部遮水部材11aと屋内側の壁面53との密着性をより確実な物とすることができる。
また、本実施形態では、防水板10が降下するときに、案内用ベアリング21,22が案内部材25,26に引っ掛かることを抑制できるように、各案内部材25,26が構成されている。具体的には、防水板10が厚さ方向に振れて案内用ベアリング21,22の位置がずれたとしても、案内用ベアリング21,22が傾斜面23,24に当接することができるように、傾斜面23,24が形成されている。
図8は、本実施形態に係る案内部材25,26の説明図、図9は、案内用ベアリングの引っ掛かりを説明する図である。図9に示す下部傾斜面124は、防水板10が静止状態における厚さ方向の位置を維持したままで降下する場合の下部案内用ベアリング22の位置に対応して設けられている。このため、防水板10が屋外側に振れたときに、下部案内用ベアリング22が下部案内部材126の水平面127に乗り上げるなど、防水板10の下方への移動が阻害される可能性がある。
本実施形態では、図8に示すように、防水板10が最も屋外側に振れて側部溝部51の屋外側の壁面54と当接した状態であっても下部案内用ベアリング22が下部傾斜面24の上端24aよりも下方の位置に接するように、下部傾斜面24が構成されている。上部傾斜面23についても同様に構成されている。これにより、案内用ベアリング21,22が案内部材25,26に引っ掛かることが未然に抑制される。よって、本実施形態の開口部用防水装置1−1によれば、案内機構20による防水板10に対する屋内側への案内動作をより確実なものとすることができる。なお、案内部材25,26の水平面をなくすようにしてもよい。例えば、下部案内部材26の水平面27をなくして、符号24bに示すように傾斜面24を側部溝部51の屋外側の面54まで設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、幅方向の同じ側に配置された上部傾斜面23と下部傾斜面24とがユニット化されている。これにより、傾斜面23,24の位置精度が高くなり、防水板10の姿勢を精度よく制御可能となる。図10は、傾斜面のユニットの一例を示す斜視図である。図10に示すように、案内部材25,26は、ベース部材28に予め固定されている。ベース部材28は、ビス等によってガイドレール5に固定される。このように、傾斜面23,24およびベース部材28がユニット化されて、ユニット29がガイドレール5に対して固定されることで、各案内部材25,26がそれぞれ別個にガイドレール5に対して固定される場合よりも取り付け精度が向上する。その結果、案内機構20による防水板10の姿勢制御の精度が向上し、遮水部材11を各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に対して均一に密着させることができる。
また、本実施形態の開口部用防水装置1−1は、防水板10と側部溝部51の壁面との厚さ方向の隙間の大きさが所定値以下となることを規制する厚さ方向移動規制部材40を備えている。防水板10は、降下するときに厚さ方向に振動してガイドレール5と接する可能性がある。防水板10の屋外側の面14には、遮水部材11のような突起物がないため、ガイドレール5と防水板10との間に指などが挟まれる虞がある。本実施形態では、厚さ方向移動規制部材40によって、指等が挟まれることが抑制される。
図2に示すように、厚さ方向移動規制部材40は、防水板10における屋外側の面14に配置され、側部溝部51の屋外側の壁面54に向けて厚さ方向に突出している。つまり、厚さ方向移動規制部材40は、防水板10における遮水部材11が設けられた側と反対側の面に配置されている。屋内側の面13では、遮水部材11が厚さ方向移動規制部材40を兼ねることができる。
厚さ方向移動規制部材40は、屋外側の面14における側部溝部51の屋外側の壁面54と厚さ方向において対向する位置に配置されている。厚さ方向移動規制部材40は、防水板10に対して幅方向の両端部にそれぞれ配置されている。厚さ方向移動規制部材40は、防水板10の上部および下部にそれぞれ設けられることが好ましい。厚さ方向移動規制部材40は、一定の厚みを有しており、防水板10の屋外側の面14と側部溝部51の屋外側の壁面54との厚さ方向の隙間を所定値以上に維持することが可能である。この所定値は、指挟み等を防止する観点から定められた一般的な安全基準に基づいて定めることが好ましい。所定値は、例えば、13mm以上とすることができる。
図11は、厚さ方向移動規制部材40の一例を示す図である。図11に示す厚さ方向移動規制部材40は、板状部41と湾曲部42とを有する。板状部41は、湾曲部42に対して開閉方向の両端に配置されており、板状をなしている。湾曲部42は、開閉方向の端部から中央部へ向かうに従い厚さ方向に突出する凸形状である。湾曲部42は、例えば、曲面状に湾曲した形状とすることができる。
厚さ方向移動規制部材40の素材は、例えば樹脂製とすることができる。厚さ方向移動規制部材40は、ガイドレール5と接触したときに適度に衝撃を吸収できることが好ましい。また、厚さ方向移動規制部材40は、側部溝部51に対して滑りやすい素材および形状であることが好ましい。厚さ方向移動規制部材40は、例えば、ビスや接着剤等によって防水板10に取り付けられる。厚さ方向移動規制部材40によって防水板10と側部溝部51の屋外側の壁面54との厚さ方向の隙間が確保されることで、指挟み等が抑制される。また、防水板10の厚さ方向の振れ幅が規制されることで、案内機構20による防水板10の案内精度が向上する。
なお、指挟み防止等の観点から、厚さ方向移動規制部材40と側部溝部51の屋外側の壁面54との隙間の最大値が定められてもよい。ここで、厚さ方向移動規制部材40と側部溝部51の屋外側の壁面54との隙間の大きさとは、例えば、厚さ方向移動規制部材40の最も厚さ方向に突出した部分と側部溝部51の屋外側の壁面54との隙間の大きさである。この隙間の大きさを十分に小さくすることで、厚さ方向移動規制部材40と側部溝部51の屋外側の壁面54との間に指が挟まれることを抑制することができる。上記隙間の大きさは、例えば、防水板10が静止した状態での大きさとされても、防水板10を許容範囲内で最も屋内側に移動させた状態での大きさとされてもよい。上記隙間の大きさの最大値は、例えば、4mmとすることができる。
なお、案内用ベアリング21,22が厚さ方向移動規制部材を兼ねるようにしてもよい。例えば、上部案内用ベアリング21が屋外側の面14よりも屋外側に突出するように上部案内用ベアリング21の径の大きさを定めることで、上部案内用ベアリング21を厚さ方向移動規制部材として機能させることができる。
また、本実施形態に係る開口部用防水装置1−1は、防水板10の幅方向の移動を規制する幅方向移動規制部材を備えている。開閉体7の開閉の繰り返しによる振動で防水板10が幅方向に振れる(横流れする)可能性がある。横流れが生じると、遮水部材11と各溝部51,60との相対位置が幅方向にずれてしまい、遮水部材11が適切に溝部51,60の屋内側の壁面53,61と密着できないことで止水効果が低下する虞がある。
本実施形態では、図2、図4および図6に示すように、幅方向移動規制部材として、横流れ防止ベアリング44,45が設けられている。横流れ防止ベアリング44,45は、防水板10の幅方向の両端面にそれぞれ配置されている。本実施形態では、横流れ防止ベアリング44,45は、防水板10の重心位置よりも開方向側の位置、例えば防水板10の上部に配置されている。横流れ防止ベアリング44,45は、防水板10から側部溝部51の壁面55に向けて幅方向に突出している。横流れ防止ベアリング44,45の先端は、案内用ベアリング21,22の先端よりも幅方向に突出している。従って、防水板10が幅方向に移動した場合、横流れ防止ベアリング44,45が最初に側部溝部51の壁面55と接触する。
横流れ防止ベアリング44,45は、防水板10が横流れした場合に側部溝部51の壁面55と当接してそれ以上の防水板10の幅方向の移動を規制することで、防水板10と壁面55との直接の接触を規制する。防水板10の幅方向の移動が規制されることで、遮水部材11と各溝部51,60との位置ずれが抑制され、遮水部材11による止水効果の低下が抑制される。横流れ防止ベアリング44,45は、厚さ方向に延在する軸を回転軸とするベアリングである。従って、横流れ防止ベアリング44,45は、側部溝部51の壁面55に接触したとしても防水板10の降下を妨げることが抑制される。なお、幅方向移動規制部材は、ベアリングには限定されず、例えば、先端が球状とされた部材など、壁面55と接触した場合に防水板10の降下を妨げにくいものであればよい。
横流れ防止ベアリング44,45は、奥側溝部52とは接触しないように配置されている。具体的には、横流れ防止ベアリング44は、奥側溝部52よりも屋内側に、横流れ防止ベアリング45は、奥側溝部52よりも屋外側にそれぞれ配置されている。横流れ防止ベアリング44,45は、例えば、それぞれ案内用ベアリング21,22と同じ厚さ方向の位置に配置されてもよい。なお、案内用ベアリング21,22が幅方向移動規制部材を兼ねるようにしてもよい。
また、横流れ防止ベアリング44,45は、案内部材25,26との干渉が生じないように配置されている。本実施形態では、横流れ防止ベアリング44,45は、上部案内用ベアリング21よりも開方向側に配置されている。上部案内用ベアリング21が配置される位置は、防水板10の幅方向の側面であって防水板10の重心位置よりも開方向側、かつ横流れ防止ベアリング44,45よりも閉方向側の位置であることが好ましい。
本実施形態に係る開口部用防水装置1−1は、図4および図5に示すように、防水板10の下方の物体を検出する一対の検出装置70を備えている。検出装置70は、非接触式の障害物感知装置である。開閉体7の下部に防水板10を設ける場合、止水性能を担保するためには、座板感知式の安全装置(障害物感知装置)を設けることができない。そこで、座板感知式の安全装置に代えて、ガイドレール5に光電管センサを取り付けることが考えられる。しかしながら、ガイドレール5に光電管センサを取り付ける方法では、防水板10の位置にかかわらず予め定められた箇所の障害物を検出することしかできない。また、開閉方向の広い範囲で障害物を検出するためには、複数の光電管センサを配置する必要がある。
本実施形態に係る開口部用防水装置1−1では、防水板10に検出装置70が配置されている。これにより、防水板10の可動域で一対の検出装置70により障害物を感知することが可能となり、ガイドレール5に取り付けるタイプよりも感知エリアが広がり、安全性が向上する。
本実施形態に係る一対の検出装置70の一方は、防水板10の幅方向の一方の端部に配置され、一対の検出装置70の他方は、防水板10の幅方向の他方の端部に配置されている。一対の検出装置70の一方は光を照射し、他方は照射された光を検出する。一対の検出装置70の間に障害物等の物体が存在する場合、光路が遮られることで当該物体の存在を検出することができる。
検出装置70は、本体71と、スライドレール72と、配線73とを含んで構成されている。防水板10の幅方向の両端には、開閉方向に延在する中空の管部15がそれぞれ設けられている。本体71は、スライドレール72を介して管部15の内壁によって支持されており、防水板10に対して開閉方向に移動自在である。スライドレール72は、閉方向に向けて伸張することが可能である。本体71は、スライドレール72が最も縮んだ状態では管部15の内部に収納され、スライドレール72が伸張することにより管部15から閉方向に突出することができる。
従って、検出装置70の下方の空間が開放されている場合、自重によってスライドレール72が伸張し、一対の検出装置70の本体71はそれぞれ防水板10の下端よりも下方に位置することができる。これにより、一対の検出装置70は、防水板10の閉方向延長線上の物体を検出することができる。
防水板10が降下して、スライドレール72が下方の接地面(蓋64や底部溝部60の底面63)に接触すると、スライドレール72が収縮し、本体71が管部15に収納される。つまり、本実施形態では、幅方向の両端の検出装置70がぶれることなく同時に可動して管部15に収納され、あるいは管部15から突出することができる。スライドレール72の下方に障害物等が存在した場合には、接地面に接触した場合と同様にして障害物に接触したスライドレール72が収縮し、本体71が管部15に収納される。
なお、本体71を開閉方向に移動自在とする機構は、スライドレール72には限定されない。他の公知の機構により、本体71が開閉方向に移動可能とされてもよい。また、障害物等の物体を検知する原理は、光による物には限定されない。ミリ波レーダー等の他の公知の検知手段が用いられてもよい。
配線73は、検出装置70の本体71と、開口部31の上方に配置された制御装置50とを接続するものであり、電源用の線や信号用の線を含んで構成されている。配線73は、管部15内に配置される内部配線部73aと、シャッターカーテン4の表面に配置される露出配線部73bとを有する。図4に示すように、内部配線部73aは、本体71から管部15内を通り、防水板10の上端までの部分である。露出部配線部73bは、防水板10の上端から、再下端のスラット17に固定された支持部材74を経由してシャッターカーテン4の表面を開方向に向けて延在している。図1に示すように、露出部配線部73bは、開口部31の上部に配置されたコードリール75を介して制御装置50に接続されている。コードリール75は、たとえば、まぐさ部やシャッターボックス内に配置されており、開閉体7の開閉方向の移動に応じて露出部配線部73bを巻き取り、あるいは繰り出すことができる。
制御装置50は、一対の検出装置70から送られる信号に基づいて、防水板10の下方の物体を検出することができる。物体が検出された場合、制御装置50は開閉機3のモータの回転を停止させ、ブレーキを作動させて巻取軸2の回転を規制する。なお、シャッター装置1が閉鎖状態となる直前は、検出装置70のスライドレール72が収縮して本体71が管部15に収納されるため、光路が遮断されてしまう。このときに物体が存在するものと誤検知してシャッター装置1が停止しないように、防水板10が閉鎖状態の位置の近傍にある場合は検出装置70の検出結果を無効とすることが好ましい。防水板10の位置は、近接センサ等のセンサによる方法など、公知の手段で検出することができる。また、防水板10の位置は、スライドレール72の伸縮状態に基づいて検出されてもよい。
なお、検出装置70の配線73は、シャッターカーテン4の表面に露出させることに代えて、側部溝部51に配置されてもよい。このようにすれば、外部に露出させずに配線73を配置することが可能となる。図12は、防水板10の幅方向の端部付近の拡大断面図である。配線73は、例えば、図12に示す領域R1、すなわち側部溝部51に配置される。防水板10の厚みは、シャッターカーテン4の厚みよりも大きいため、ガイドレール5と防水板10との厚さ方向の隙間は、ガイドレール5とシャッターカーテン4との厚さ方向の隙間よりも大きくする必要がある。ガイドレール5とシャッターカーテン4との隙間には、配線73を配置するほどの余裕がないが、ガイドレール5と防水板10との隙間であれば、配線73を配置することが可能である。
ガイドレール5の上端部にコードリール75を配置して、防水板10の開閉方向の位置にかかわらず側部溝部51内に配線73が直線状に延在するようにしてもよく、コードリール75を設けることなく、側部溝部51内にガイドレール5の下端まで届く長さの配線73を垂らしておくことも可能である。なお、側部溝部51に配線73を配置する場合、内部配線部73aを設けなくてもよい。すなわち、本体71から防水板10の上端までの間の配線73は、防水板10とガイドレール5との隙間に配置されてもよい。
側部溝部51に配線73が配置されることで、外部に配線73を露出させることなく本体71と制御装置50とを接続することができる。よって、配線73に対するいたずら等の抑止に有効であり、シャッターカーテン4がグリルシャッターである場合にも使用できる。
また、本実施形態に係る開口部用防水装置1−1のガイドレール5は、案内機構20によって防水板10が厚さ方向に移動するときのシャッターカーテン4とガイドレール5との干渉を抑制できるように構成されている。図13は、奥側溝部52の形状を示す側面図である。奥側溝部52の下部には、奥側溝部52の上部52aよりも幅が大きい拡幅部52bが設けられている。拡幅部52bは、防水閉鎖時の停止位置にある防水板10の上端よりも上側の位置から下方に向けて設けられている。
奥側溝部52の上部52aと拡幅部52bとは、閉方向に向かうに従い厚さ方向の幅が広がるテーパ部52cによって接続されている。テーパ部52cでは、閉方向に向かうに従い奥側溝部52が厚さ方向の屋内側に向けて拡幅されている。防水板10が案内機構20によって案内されて屋内側に向けて移動するときに、シャッターカーテン4の下端部も追随して屋内側に向けて移動する。本実施形態では、テーパ部52cおよび拡幅部52bが設けられていることにより、シャッターカーテン4と奥側溝部52との干渉が抑制される。
このように、奥側溝部52には、案内機構20によって案内されて防水板10が屋内側に移動するときのシャッターカーテン4と奥側溝部52の壁面との干渉を抑制する拡幅部52bが設けられている。よって、案内機構20が防水板10を案内する際に、シャッターカーテン4が奥側溝部52の壁面と接触して防水板10の厚さ方向の移動を抑制してしまうなどの問題が抑制される。
また、本実施形態に係る開口部用防水装置1−1では、蓋64に取り外し金具が設けられている。これにより、容易にかつ速やかに蓋64を外すことができる。本実施形態の防水板10を備えた開閉体7では、効果的に止水できるように掘り込みタイプの床とされている。通常閉鎖時には、物や人の通行のために底部溝部60は蓋64で覆われている。一方、止水時には、蓋64を外して防水板10を掘り込み部である底部溝部60に下ろして設置する。このときに、容易かつ速やかに蓋64を外すことができることが望ましい。
ここで、従来の溝部を閉塞する蓋には、取り外し用の穴が設けられていることがある。こうした穴に指や引っかけ金具を挿入して蓋64を持上げる方法では、手間が掛かり、また持上げが容易でない場合がある。また、穴から砂や埃、雨水が入りやすい構造となっていて清掃等のメンテナンスの頻度が高くなるという問題がある。また、底部溝部60に入った不要物が防水板10の設置を妨げる虞がある。
本実施形態に係る蓋64には、取り外し金具が設けられている。図14および図15は、取り外し金具65を示す図である。図14は、取り外し金具65の第1の状態を示す図、図15は、取り外し金具65の第2の状態を示す図である。
取り外し金具65は、例えば、公知の回転取手とすることができる。取り外し金具65は、本体65aと、半円形状の取手65cとを有している。本体65aには、開口部65bが形成されている。取手65cは、開口部65bに配置されており、本体65aによって回転自在に支持されている。取手65cは、回転することによって、開口部65bを閉塞した第1の状態と、円弧形状の部分を開口部65bから突出させた第2の状態とに切り替え可能である。
取り外し金具65は、蓋64に固定されている。蓋64を取り外すときには、取手65cが第2の状態とされる。第2の状態では、取手65cが蓋64の上面から上方に突出した状態となる。このため、指や工具等を取手65cに挿入して容易かつ速やかに蓋64を取り外すことができる。また、蓋64を取り外すとき以外には、取手65cを第1の状態としておけば、開口部65bが閉塞され、底部溝部60への異物の侵入が抑制される。
[実施形態の第1変形例]
上記実施形態では、傾斜面23,24に接触して傾斜面23,24に沿って移動することで防水板10を案内する当接部材が、案内用ベアリング21,22であったが、当接部材は、ベアリングには限定されない。例えば、当接部材は、傾斜面23,24に接触する部分が円形あるいは球状である部材であってもよい。
また、上記実施形態に係る案内機構20では、防水板10の幅方向の両端にそれぞれ2組の案内用ベアリング21,22と傾斜面23,24の組が配置されているが、案内用ベアリング(当接部材)と傾斜面の組の個数はこれには限定されない。案内用ベアリングと傾斜面の組は、防水板10に対して幅方向の両端にそれぞれ少なくとも1組設けられていればよい。
上記実施形態では、案内用ベアリング21,22が防水板10に配置され、傾斜面23,24が側部溝部51に配置されていたが、これとは逆に、案内用ベアリング21,22が側部溝部51に配置され、傾斜面23,24が防水板10に配置されてもよい。
また、上記実施形態に係る案内機構20では、傾斜面23,24が平面であったが、傾斜面23,24は湾曲していてもよい。例えば、傾斜面23,24は、凸状に湾曲していても、凹状に湾曲していてもよい。
上記実施形態では、管部15の内部にスライドレール72が配置され、検出装置70の本体71が管部15の内部に収納可能であったが、検出装置70の本体71は、防水板10の外部に露出していてもよい。例えば、防水板10の幅方向の端面にスライドレール72が配置されてもよい。
上記実施形態では、遮水部材11は、防水板10に配置されていたが、これには限定されず、防水板10あるいは溝部51,60の少なくともいずれか一方に配置されていればよい。
上記実施形態の開閉体7の本体は、スラット式のシャッターカーテン4であったが、これには限定されない。開閉体7の本体は、例えば、グリル式のシャッターであってもよい。また、開閉体7の本体の態様としては、パネルやシート状物、ネット状物を開閉方向へ単数もしくは複数連接してなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様のものが挙げられる。
[実施形態の第2変形例]
上記実施形態では、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に密着して防水板10の下方への移動が停止したときに、防水板10の下面12と底部溝部60の底面63とが離間していた。すなわち、防水閉鎖時に防水板10の下面12が接地することが規制されていた。これに代えて、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に接触してシールが開始された後であれば、下面12が底面63に接触することが許容されてもよい。言い換えると、少なくとも遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に接触するまでは、防水板10の下面12と底部溝部60の底面63とが離間しているようにしてもよい。本変形例では、下面遮水部材16と底部溝部60の底面63とが離間している状態で遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に接触するように案内機構20が構成されている。この場合、遮水部材11が各溝部51,60の屋内側の壁面53,61に接触した後に下面遮水部材16が底面63と接触することが許容される。このようにすれば、遮水部材11および下面遮水部材16のそれぞれが防水機能を発揮することができる。
なお、下面遮水部材16が底面63に接触する前に、少なくとも底部遮水部材11bが底部溝部60の屋内側の壁面61に接触することが好ましいと考えられる。このため、例えば、少なくとも底部遮水部材11bが底部溝部60の屋内側の壁面61に接触するまでは、防水板10の下面12と底部溝部60の底面63とが離間しているようにされてもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1−1 開口部用防水装置
1 シャッター装置
4 シャッターカーテン
5 ガイドレール
7 開閉体
10 防水板
11 遮水部材
20 案内機構
21 上部案内用ベアリング
22 下部案内用ベアリング
23 上部傾斜面
24 下部傾斜面
31 開口部
51 側部溝部
60 底部溝部

Claims (8)

  1. 本体と、前記本体の下端から吊り下げられた防水板とを有し、開閉方向である上下方向に移動することで開口部を開閉する開閉体と、
    前記開口部に配置され、側部溝部と底部溝部とを有する溝部と、
    遮水性を有する遮水部材と、
    前記防水板を案内する案内機構とを有し、
    前記側部溝部は、前記防水板を挟んで前記防水板の幅方向の両側にそれぞれ配置され、前記防水板の前記幅方向の端部が上下方向に移動自在に挿入され、
    前記底部溝部は、前記開閉体が前記開口部を閉塞するときに前記防水板の下端が挿入され、
    前記遮水部材は、前記開閉体が前記開口部を閉塞するときに前記開閉体の厚さ方向における前記側部溝部の壁面と前記防水板との間および前記底部溝部の壁面と前記防水板との間にそれぞれ位置するように、前記防水板あるいは前記溝部の少なくともいずれか一方に配置され、
    前記案内機構は、前記防水板が下方に移動するに従い前記防水板を前記厚さ方向の所定方向に移動させることにより、前記遮水部材を間に挟んで前記防水板を前記溝部の壁面に向けて押圧する
    ことを特徴とする開口部用防水装置。
  2. 前記防水板が前記案内機構によって前記溝部の壁面に向けて押圧されて前記防水板の下方への移動が停止したときに、前記防水板の下面と前記底部溝部の底面とが離間している
    請求項1に記載の開口部用防水装置。
  3. 前記案内機構は、前記溝部に配置され、下方に向かうに従い前記所定方向に向かう傾斜面と、前記防水板に配置され、前記傾斜面に当接した場合に前記傾斜面に沿って前記防水板を前記所定方向に案内する当接部材とを有し、
    前記傾斜面は、前記防水板が前記溝部の前記所定方向と反対方向の壁面と当接した状態で前記当接部材が前記傾斜面の上端よりも下方の位置に接するように構成されている
    請求項1または2に記載の開口部用防水装置。
  4. 前記案内機構は、前記防水板あるいは前記溝部の一方に配置され、下方に向かうに従い前記所定方向に向かう傾斜面と、前記防水板あるいは前記溝部の他方に配置された当接部材とを有し、前記傾斜面と前記当接部材とが当接した場合に前記傾斜面の傾斜に従って前記防水板を前記所定方向に案内するものであって、
    前記幅方向の一方に配置される複数の前記傾斜面がユニット化されている
    請求項1または2に記載の開口部用防水装置。
  5. 更に、前記防水板に設けられて前記側部溝部の壁面に向けて前記厚さ方向に突出し、前記防水板と前記側部溝部の壁面との前記厚さ方向の隙間の大きさが所定値以下となることを規制する厚さ方向移動規制部材を備える
    請求項1または2に記載の開口部用防水装置。
  6. 更に、前記防水板に設けられて前記側部溝部の壁面に向けて前記幅方向に突出し、前記防水板の前記幅方向の移動を規制する幅方向移動規制部材を備える
    請求項1または2に記載の開口部用防水装置。
  7. 更に、前記防水板に配置され、前記防水板の下方の物体を検出する検出装置と、前記開口部の上方に配置され、前記開閉体の移動を制御する制御装置とを備え、
    前記検出装置と前記制御装置とを接続する配線が、前記側部溝部に配置されている
    請求項1または2に記載の開口部用防水装置。
  8. 更に、前記防水板に配置され、前記防水板の下方の物体を検出する検出装置と、前記開口部の上方に配置され、前記開閉体の移動を制御する制御装置とを備え、
    前記検出装置と前記制御装置とを接続する配線が、前記本体の表面に配置されている
    請求項1または2に記載の開口部用防水装置。
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