JP6653760B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御装置に関する。
フリップフロップ(以下、F/F又はFFと記載する。)を用いて、システム等に供給する電源をオン/オフする技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1には、「状態検出用F/Fは、電源ON時、又は電源OFF時のスイッチング動作の最初のトリガによって、CPUに対してHレベルのスイッチ検出信号を出力する。電源制御用F/Fは、電源ON時に、上記スイッチング動作の最初のトリガによって、電源制御信号をHレベルし、電源OFF時に、CPUのリセット制御によって(第2のリセット信号)、電源制御信号をLレベルにする。CPUは、チャタリング監視信号の状態を監視して、その信号の状態が安定したことを検出すると、電源ON時には状態検出用F/Fをリセット制御し、電源OFF時には電源制御用F/Fをリセット制御して、状態検出用F/Fと電源制御用F/Fの出力をLレベルにする。」と記載されている。
特許文献2には、「電源起動回路は操作スイッチSW1とDC−DCコンバータの間にリセット機能付きD−フリップフロップを配設して構成している。」と記載されている。
特許文献3には、「押しボタンスイッチの押圧によってラッチ回路は起動信号を送出し、この起動信号によって中央処理装置(CPU)は起動され所定の処理を実行する。押しボタンスイッチを押圧した際及び解放した際にはチャタリングが発生するが、CPUは所定の処理が終了した際予め設定された時間経過した後ラッチ回路をリセットする。」と記載されている。
特開1997-222938号公報 特開平5-205352号公報 特開平6-21785号公報
特許文献1に開示されている様な技術では、リセット付きD-FFのような保持回路が、電源装置の電源起動装置と電源供給維持装置の両機能を持つため、前記保持回路のリセットにより、前記電源装置の電源が連動して停止してしまう。このため、電源装置が電源を供給している間、前記保持回路を継続的に動作させる必要があり、電源装置による電源供給中は常に前記保持回路が電流を消費する。
特許文献2に開示される様な技術においても、前述同様、保持回路が電源装置の電源起動装置と電源供給維持装置の両機能を持つため、電源供給中は常に前記保持回路の電流を消費する。
特許文献3に開示される様な技術においては、保持回路のリセットタイミングがタイマー等で決められているため、外部からの要因で保持回路のリセットを行う事が出来ない。
本発明の目的は、電源装置の駆動を維持しつつ電源起動装置の消費電力を低減することができる電子制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一例の電子制御装置は、演算装置と、前記演算装置へ電力を供給する電源装置と、外部からの入力信号に基づいて前記電源装置を起動させる電源起動信号を前記電源装置へ出力し、前記電源装置を起動する電源起動装置と、前記電源装置の駆動を維持させる電源駆動維持信号を前記演算装置から前記電源装置へ伝達する第1の信号線と、前記電源起動装置をリセットさせるリセット信号を前記演算装置から前記電源起動装置へ伝達する第2の信号線と、を備える電子制御装置であって、前記電源装置は、第1の制御端子を有し、前記第1の制御端子に印加される前記電源起動信号及び前記電源駆動維持信号に応じて、前記電源装置に供給される電力をオン/オフする第1のスイッチを含み、前記電源起動装置は、外部からの前記入力信号を遅延する信号遅延回路と、遅延された前記入力信号に同期して、前記電源起動信号を保持して出力し、前記リセット信号に同期して、保持した前記電源起動信号をリセットする論理回路と、第2の制御端子を有し、外部からの前記入力信号及び前記電源起動信号の少なくとも一方が前記第2の制御端子に印加される場合、前記電源起動装置に供給される電力をオンし、外部からの前記入力信号及び前記電源起動信号の両方が前記第2の制御端子に印加されない場合、前記電源起動装置に供給される電力をオフする第2のスイッチと、を含む

本発明によれば、電源装置の駆動を維持しつつ電源起動装置の消費電力を低減することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態における回路構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態における回路構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるタイミングチャートである。
以下、図面を用いて、本発明の第1および第2の実施形態による電子制御装置の構成及び動作を説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態によるコントロールユニット18(電子制御装置)の回路構成を示し、図2は図1を実施する際のタイミングチャートとなる。
コントロールユニット18の外部にあるモーメンタリースイッチ1がONすると(タイミングt=t0、図2)、D-FF3(D型フリップフロップ)のクロック入力部CLKにはモーメンタリースイッチ1がONしている間(t0≦t≦t1)、モーメンタリースイッチ1上流の電位V1が印加される。この時、D-FF3のデータ入力部Dは電源に接続されているため、モーメンタリースイッチ1により発生した電位V1は、D-FF3のクロック入力部CLKでクロックと認識される事でデータがラッチされ、D-FF3の出力Qが一定の電位V2に保持される。
換言すれば、電源起動装置2は、モーメンタリースイッチ1により発生した電位V1(外部からの入力信号)に基づいて、電源装置5を起動させる電源起動信号を電源装置5へ出力する。詳細には、電源起動装置2は、外部からの入力信号に同期して、電源起動信号を保持して出力し、リセット信号に同期して、保持した電源起動信号をリセットするD-FF3(論理回路)を含む。
ここで、モーメンタリースイッチ1がOFFされた後も(t1≦t)、D-FF3がリセットされるか、もしくはD-FF3の電源供給が停止されない限りは出力Qの電位は変化しない。D-FF3の出力Qは第1の電流方向制限ダイオード4を介して電源装置5の構成部分である第1のスイッチ回路6に接続されており、前記D-FF3の出力Qが一定の電位V2となった場合(t=t0)、第1のスイッチ回路6のスイッチはONし、電源IC7に電源が供給される。このようにして、電源起動装置2は、電源装置5を起動する。
第1のスイッチ回路6がONされることにより電源供給を受けた電源IC7は演算装置8へ電源(電力)を供給する。換言すれば、電源装置5は、電源起動信号が入力されている期間に、演算装置8へ電力を供給する。
電源IC7より電源供給を受ける事により起動した演算装置8は、演算装置8と第1のスイッチ回路6を第2の電流方向制限ダイオード10を介して接続する電源供給維持信号線9を、第1のスイッチ回路6をONするための電位V3(一例として、V3=V2でもよい)へと変化させる、すなわち電源供給維持信号を出力する(t=t2)。これにより、演算装置8で電源装置5の電源供給を維持する(t2≦t≦t4)。
換言すれば、電源供給維持信号線9(第1の信号線)は、電源装置5の駆動を維持させる電源供給維持信号(電源駆動維持信号)を演算装置8から電源装置5へ伝達する。電源装置5は、電源供給維持信号(電源駆動維持信号)が入力されている期間に、演算装置8へ電力を供給する。詳細には、電源装置5は、電源起動信号及び電源供給維持信号(電源駆動維持信号)が印加される第1の制御端子6aを有し、第1の制御端子6aの電位に応じて、電源装置5に供給される電力をオン/オフする第1のスイッチ回路6(第1のスイッチ)を含む。
演算装置8とD-FF3のリセットRはリセット信号線11で接続されており、電源装置5の動作を維持した演算装置8は、続けてリセット信号線11を用いてD-FF3にリセット信号を出力する事で(t2≦t≦t3)、電源起動装置2の保持信号(電源起動信号)をリセットする。
換言すれば、リセット信号線11(第2の信号線)は、電源起動装置2をリセットさせるリセット信号を演算装置8から電源起動装置2へ伝達する。電源起動装置2は、リセット信号が入力されたときに、電源起動信号の出力を停止する。演算装置8は、電源装置5から供給される電力で起動した後、電源装置5へ電源供給維持信号(電源駆動維持信号)を出力し、かつ、電源起動装置2へリセット信号を出力する。
なお、前記第1の電流方向制限ダイオード4はD-FF3の出力Qに、前記第2の電流方向制限ダイオード10は演算装置8へそれぞれ電流が逆流しない様にするための素子である。
本実施形態は、コントロールユニット18の電源装置5と演算装置8が停止している状態で、外部(モーメンタリースイッチ1)からのトリガによって電源装置5と演算装置8を起動する必要がある装置において、電源起動装置2の駆動のみで外部トリガを監視しながら待機し、電源装置5と演算装置8が起動した時点で不要となる電源起動装置2の保持信号(電源起動信号)をリセットする事で、電源起動装置2の消費電流を低減する事が出来る。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源装置5の駆動を維持しつつ電源起動装置2の消費電力を低減することができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態の回路構成、図4は図3を実施する際のタイミングチャートとなる。回路構成としては、前記図1の回路構成に、信号遅延回路12、蓄電回路13、第2のスイッチ回路14、第3の電流方向制限ダイオード15、第4の電流方向制限ダイオード16、遅延後のモーメンタリースイッチ信号伝達線17を備えた構成となる。
信号遅延回路12はモーメンタリースイッチ1のONおよびOFFの電位差によって生じるパルスの立上りタイミングを遅延させる、たとえば抵抗とコンデンサによって形成されるRC回路のような回路である。換言すれば、信号遅延回路12は、外部からの入力信号を遅延する。
蓄電回路13は第2のスイッチ回路14がOFFされた際、一時的にD-FF3へ電源供給を行うための、例えばコンデンサ素子のような回路である。
第2のスイッチ回路14はD-FF3への電源供給制御を行うスイッチ回路である。換言すれば、第2のスイッチ回路14(第2のスイッチ)は、第2の制御端子14aを有し、第2の制御端子14aの電位に応じて電源起動装置2に供給される電力をオン/オフする。外部入力伝達用信号線19(第3の信号線)は、外部からの入力信号を第2の制御端子14aへ伝達する。
第3の電流方向制限ダイオード15は第2のスイッチ回路14と信号遅延回路12ならびに外部のモーメンタリースイッチ1との間に置かれ、第2のスイッチ回路14に流れる電流が、信号遅延回路12ならびに外部のモーメンタリースイッチ1への逆流防止を目的とした素子である。
第4の電流方向制限ダイオード16は第2のスイッチ回路14とD-FF3の出力Q並びに第1の電流方向制限ダイオード4の間に置かれ、第2のスイッチ回路14に流れる電流がD-FF3の出力Q並びに第1の電流方向制限ダイオード4への逆流防止を目的とした素子である。
遅延後のモーメンタリースイッチ信号伝達線17は信号遅延回路12で遅延されたモーメンタリースイッチ1のパルス信号をD-FF3のクロック入力部CLKに伝達する信号線である。
コントロールユニット18の外部にあるモーメンタリースイッチ1がONされると(タイミングt=t0、図4)、信号遅延回路12及び第2のスイッチ回路14にはモーメンタリースイッチ1がONしている間(t0≦t≦t1)、モーメンタリースイッチ1上流の電位V1が印加される。この時、第2のスイッチ回路14のスイッチがモーメンタリースイッチ1からの電位によりONする事で、蓄電回路13およびD-FF3のVccならびにデータ入力部Dに電源が供給される。
また、D-FF3のクロック入力部CLKには信号遅延回路12により、第2のスイッチ回路14のスイッチONのタイミングよりも遅延されたタイミング(t=t10)でモーメンタリースイッチ1上流の電位V1が印加される。前述したように、既にD-FF3のVccならびにデータ入力部Dに電源が供給されている事から、前述第1の実施形態同様に、モーメンタリースイッチ1により発生した電位はD-FF3のクロック入力部CLKでクロックと認識される事でデータがラッチされ、D-FF3の出力Qが一定の電位V2となる。
換言すれば、D-FF3(論理回路)は、遅延された入力信号に同期して、電源起動信号を保持して出力し、リセット信号に同期して、保持した電源起動信号をリセットする。
D-FF3の出力Qの電位V2は第1のスイッチ回路6と第2のスイッチ回路14それぞれONする事で、電源IC7と演算装置8には前述第1の実施形態同様に電源の供給が行われる。また、D-FF3の出力Qが第2のスイッチ回路14をONしているため、モーメンタリースイッチ1が開放された後でもD-FF3の電源が供給され続ける。
換言すれば、電源起動装置出力フィードバック用信号線20(第4の信号線)は、D-FF3(論理回路)から出力される電源起動信号を第2の制御端子14aへ伝達する。
前述第1の実施形態同様に、電源IC7より電源供給を受ける事により起動した演算装置8は、電源供給維持信号を出力する事で電源装置5の電源供給を維持する。演算装置8が起動後、D-FF3にリセット信号を出力する事で(t2≦t≦t3)、D-FF3の出力Qがリセットされ、第2のスイッチ回路14をOFFする事で、電源起動装置2の出力保持(電源起動信号)をリセットし、併せて電源起動装置2の内部回路への電源供給も停止する。
換言すれば、第2のスイッチ回路14(第2のスイッチ)は、外部からの入力信号及び電源起動信号の少なくとも一方が第2の制御端子14aに印加される場合、電源起動装置2に供給される電力をオンする。また、第2のスイッチ回路14は、外部からの入力信号及び電源起動信号の両方が第2の制御端子14aに印加されない場合、電源起動装置2に供給される電力をオフする。
本実施形態は、前述第1の実施形態の効果に加えて、電源装置5と演算装置8が起動した時点で不要となる電源起動装置2の電源供給も停止させることで、外部トリガを監視、待機中における消費電流も低減する事が出来る。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源装置5の駆動を維持しつつ電源起動装置2の消費電力を低減することができる。
(第1の適用例)
例えば、燃料補給要求スイッチ(モーメンタリースイッチ)が押された場合、次のような制御を行う電子制御装置に本発明を適用してもよい。
電子制御装置は、燃料タンクとキャニスター(燃料蒸発ガス排出防止装置)との間に配置された制御弁を開弁し、蒸発ガスをキャニスターに逃がし、燃料タンク圧がほぼ0kPaになったら(所定の閾値以下になったら)、燃料キャップを開けるようにアクチュエータ等を制御する。これにより、蒸発した燃料が大気中に放出することを抑制することができる。
この適用例においても、電子制御装置は、電源装置の駆動を維持しつつ電源起動装置の消費電力を低減することができる。また、給油時のようにエンジンが停止(イグニッションスイッチがオフ)し、電子制御装置の電源がオフの場合であっても、電子制御装置を起動することができる。
(第2の適用例)
例えば、給油蓋が開いたことを検出する検出スイッチの信号が入力された場合、次のような制御を行う電子制御装置に本発明を適用してもよい。
電子制御装置は、燃料タンクとキャニスターとの間に配置された制御弁を開弁し、蒸発ガスをキャニスターに吸着させる。なお、給油ノズルガイドに蒸発逆流防止弁を設けるようにしてもよい。これにより、蒸発した燃料が大気中に放出することを抑制することができる。
この適用例においても、電子制御装置は、電源装置の駆動を維持しつつ電源起動装置の消費電力を低減することができる。特に、電子制御装置がディジタルコンピュータである場合、その消費電流は大きくなるが、本適用例によれば、上記の制御を行うため電子制御装置(ディジタルコンピュータ)を待機させる必要がない。そのため、消費電流を低減することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上記実施形態では、D-FFを用いたが、その他の論理回路を用いてもよい。
また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサ(演算装置)がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
なお、本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。
(1)演算装置と、前記演算装置に電源を供給する電源装置と、前記電源装置を起動する電源起動装置と、前記演算装置からの電源駆動維持信号を前記電源装置に伝達する電源駆動維持用信号線と、前記演算装置からのリセット信号を前記電源起動装置に伝達するリセット用信号線と、を備える、電子制御装置。
(2)演算装置と、前記演算装置に電源を供給する電源装置と、前記電源装置を起動する電源起動装置と、を備え、前記電源起動装置は、外部からの入力に基づいて前記電源装置に起動信号を出力し、前記電源装置は、起動信号が入力されると、前記演算装置に電源を供給し、前記演算装置は、前記電源装置から電源を供給されると、前記電源装置に電源駆動維持信号を出力し、前記演算装置は、立ち上がり後に前記電源起動装置にリセット信号を出力する、電子制御装置。
(3)(2)に記載の電子制御装置において、前記電源起動装置にリセット付きD−FFまたは、FFを用いた電子制御装置。
(4)(2)に記載の電子制御装置において、外部からの入力信号を遅延する信号遅延回路と、前記電源起動装置へ電源供給、停止を切り替える事が可能なスイッチ回路と、外部からの入力を前記スイッチ回路に伝達する外部入力伝達用信号線と、電源起動装置の出力を前記スイッチ回路に伝達する電源起動装置出力フィードバック用信号線をと、を備え、前記スイッチ回路は外部からの入力に基づいて前記電源起動装置に電源を供給し、また、前記遅延回路は外部からの入力信号を遅延させ前記電源起動装置に入力し、遅延回路を介した外部からの入力をに基づいて前記電源装置に起動信号と前記電源起動装置出力フィードバック用信号線を用いて前記スイッチ回路にスイッチON信号を出力し、前記スイッチ回路は外部入力が無くなった場合においても、前記スイッチON信号により、前記電源起動回路への電源供給を継続し、前記リセット信号により前記スイッチ回路をOFFする事で、前記電源起動回路への電源供給を停止する事を特徴とした電子制御装置。
上記実施形態(1)〜(4)によれば、電源装置および演算装置の起動後に、不要となった電源起動装置の動作を止める事が出来るため、不要な消費電流を低減する事が出来る。換言すれば、電源起動装置と電源供給維持装置の機能を分離する事で、前記電源起動装置を単独でリセットする事を可能とし、システムへの電源供給を維持しながら前記電源起動装置をリセットする事で、前記電源起動装置によって発生する電流消費を低減することができる。
1…モーメンタリースイッチ
2…電源起動装置
3…D-FF
4…第1の電流方向制限ダイオード
5…電源装置
6…第1のスイッチ回路
7…電源IC
8…演算装置
9…電源供給維持信号線
10…第2の電流方向制限ダイオード
11…リセット信号線
12…信号遅延回路
13…蓄電回路
14…第2のスイッチ回路
15…第3の電流方向制限ダイオード
16…第4の電流方向制限ダイオード
17…遅延後のモーメンタリースイッチ信号伝達線
18…コントロールユニット
19…外部入力伝達用信号線
20…電源起動装置出力フィードバック用信号線

Claims (5)

  1. 演算装置と、
    前記演算装置へ電力を供給する電源装置と、
    外部からの入力信号に基づいて前記電源装置を起動させる電源起動信号を前記電源装置へ出力し、前記電源装置を起動する電源起動装置と、
    前記電源装置の駆動を維持させる電源駆動維持信号を前記演算装置から前記電源装置へ伝達する第1の信号線と、
    前記電源起動装置をリセットさせるリセット信号を前記演算装置から前記電源起動装置へ伝達する第2の信号線と、を備える電子制御装置であって、
    前記電源装置は、
    第1の制御端子を有し、前記第1の制御端子に印加される前記電源起動信号及び前記電源駆動維持信号に応じて、前記電源装置に供給される電力をオン/オフする第1のスイッチを含み、
    前記電源起動装置は、
    外部からの前記入力信号を遅延する信号遅延回路と、
    遅延された前記入力信号に同期して、前記電源起動信号を保持して出力し、前記リセット信号に同期して、保持した前記電源起動信号をリセットする論理回路と、
    第2の制御端子を有し、外部からの前記入力信号及び前記電源起動信号の少なくとも一方が前記第2の制御端子に印加される場合、前記電源起動装置に供給される電力をオンし、外部からの前記入力信号及び前記電源起動信号の両方が前記第2の制御端子に印加されない場合、前記電源起動装置に供給される電力をオフする第2のスイッチと、を含む
    ことを特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項に記載の電子制御装置であって、
    前記電源装置は、
    前記電源起動信号が入力されている期間に、前記演算装置へ電力を供給し、
    前記演算装置は、
    前記電源装置から供給される電力で起動した後、前記電源装置へ前記電源駆動維持信号を出力し、かつ、前記電源起動装置へリセット信号を出力する
    ことを特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項に記載の電子制御装置であって、
    前記電源装置は、
    前記電源駆動維持信号が入力されている期間に、前記演算装置へ電力を供給する
    ことを特徴とする電子制御装置。
  4. 請求項に記載の電子制御装置であって、
    前記電源起動装置は、
    前記リセット信号が入力されたときに、前記電源起動信号の出力を停止する
    ことを特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項に記載の電子制御装置であって、
    前記電源起動装置は、
    外部からの前記入力信号を前記第2の制御端子へ伝達する第3の信号線と、
    前記論理回路から出力される前記電源起動信号を前記第2の制御端子へ伝達する第4の信号線と、を含む
    ことを特徴とする電子制御装置。
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