JP4665846B2 - マイクロコンピュータ及び電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リセット端子を備えたマイクロコンピュータ及びそのマイクロコンピュータを備えた電子制御装置に関する。
従来より、マイクロコンピュータには、初期化のためのリセット信号が入力されるリセット端子が備えられている。そして、マイクロコンピュータは、リセット信号がアクティブレベルとなっている間は動作を停止し、そのリセット信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになると、再起動する。
一方、制御対象を制御する必要がない場合には、消費電流の少ない動作モードである低電流モードで動作するマイクロコンピュータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−146913号公報
ところで、マイクロコンピュータを備えたものとしては、車両用の電子制御装置(以下、ECUと言う)がある。
そして、この種のECUでは、マイクロコンピュータに異常が生じると、そのマイクロコンピュータが初期化されると共に、マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要がない場合には、そのマイクロコンピュータの動作モードが、低電流モードになるように構成されている。
具体的に、ECUでは、マイクロコンピュータに、車両に搭載されるバッテリ電圧を降圧してそのマイクロコンピュータが動作するための動作電圧を供給する電源回路が備えられており、その電源回路は、マイクロコンピュータの異常を検出すると、マイクロコンピュータへ、アクティブレベルのリセット信号を出力する。また、電源回路は、例えば車両のイグニションスイッチのオンオフ状態に基づき、マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要があるか否かを表す制御要否信号をマイクロコンピュータに出力する。
そして、マイクロコンピュータは、リセット信号の出力レベルがアクティブレベルになると動作を停止し、一方、制御要否信号の出力レベルが、マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要がないことを表す出力レベル(例えばローレベル)になると、低電流モードへ移行する。
ところでこの場合、マイクロコンピュータには、リセット信号が入力されるためのリセット端子と、そのリセット端子とは別に、制御要否信号が入力されるための電流低減用端子とを設ける必要がある。
しかし、電子制御装置に搭載されるようなマイクロコンピュータにおいて、端子の数が多くなると、そのマイクロコンピュータのパッケージが大きくなり実装に不利となってしまうため、なるべく端子の数を減らしたいという要望がある。一方、ただ単に電流低減用端子が省かれると、マイクロコンピュータが低電流モードに移行できなくなり、バッテリ上がり等の問題が生じる。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、端子数を抑えつつ、消費電流の低減を図ることのできるマイクロコンピュータ、及びそのマイクロコンピュータを備えた電子制御装置を提供することを目的とする。
かかる問題を解決するためになされた本願発明のマイクロコンピュータは、リセット端子を有するマイクロコンピュータであって、リセット端子にアクティブレベルの信号が入力されると、当該マイクロコンピュータが動作クロックとするメインクロックを生成するメインクロック生成回路の動作を停止させる停止手段を備えている。
ところで、リセット端子にアクティブレベルの信号が入力されている間は、マイクロコンピュータのCPU等は動作を停止し、リセット端子に入力される信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになると、CPU等は動作を開始して、マイクロコンピュータが再起動する。
そして、本願発明のマイクロコンピュータによれば、リセット端子にアクティブレベルの信号が入力されている間、つまり、マイコンのCPU等が動作を停止している間はメインクロック生成回路が動作しないように構成できるため、消費電流を低減することができる。
また、消費電流を低減するために、例えばメインクロック生成回路の動作を停止させるための信号が入力される端子を専用に設けなくてもよいため、端子数を抑えることができ有利である。
ところで、リセット端子に入力される信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになりCPU等が動作を開始するためには、メインクロック生成回路が動作する必要があるが、メインクロック生成回路が動作を開始した直後は、そのメインクロック生成回路の動作が安定せず、例えばメインクロックの周波数や振幅が一定にならないことが考えられる。そうすると、CPUがプログラムを実行することによって起こる事象のタイミングが保証できなくなり、制御に支障をきたすこととなる。
そこで、本願発明のマイクロコンピュータは、メインクロック生成回路が生成するメインクロックよりも低周波のサブクロックを常時生成するサブクロック生成回路を備えており、リセット端子に入力される信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになると、サブクロックを動作クロックとして動作を開始するようになっていると共に、リセット端子に入力される信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになると、停止手段の停止動作を解除させる解除動作をする停止解除手段と、停止解除手段が解除動作をしてメインクロック生成回路が動作を開始すると、当該マイクロコンピュータの動作クロックを、サブクロックからメインクロックに切り換える切換手段とを備えている。
本願発明のマイクロコンピュータによれば、リセット端子に入力される信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになって動作を開始する際は、まず、サブクロックを動作クロックとして動作する。また、停止解除手段がメインクロック生成回路の動作を開始させると共に、そのメインクロック生成回路の動作が安定してから、切換手段が動作クロックをサブクロックからメインクロックに切り換えるように構成することができる。このため、制御に支障をきたすことがない。そしてこの場合、さらに、のように構成するとよい。
つまり、本願発明のマイクロコンピュータは、メインクロックの一定周期毎にカウント動作するメインクロックカウント手段を備えている。そして、切換手段は、停止解除手段が解除動作をしてから、メインクロックカウント手段のカウント値が所定値以上になると、当該マイクロコンピュータの動作クロックを、サブクロックからメインクロックに切り換えるようになっている。
具体的に、このような本願発明のマイクロコンピュータでは、例えば、予め、メインクロック生成回路が動作を開始してからその動作が安定するまで(メインクロックの周波数や振幅が一定となるまで)に、メインクロックの振動が何回生じるかというデータを実験等により算出し、その算出値を所定値として、マイクロコンピュータのROM等に記憶しておくようにすればよい。そして、メインクロック生成回路が動作を開始してから、メインクロックカウンタ手段によりカウントされるメインクロックの振動の発生回数が、ROMに記憶した所定値以上になると、メインクロック生成回路の動作が安定したとみなして、切換手段により、動作クロックがサブクロックからメインクロックに切り換えられるようにすればよい。
これにより、メインクロック生成回路の動作が安定してから、CPUの動作クロックを、サブクロックからメインクロックに切り換えるようにすることができる。
一方、メインクロック生成回路の動作状態について、メインクロックの周波数が正常な周波数よりも大きいという不安定な状態も考えられる。そしてこの場合、メインクロックの振動の発生回数は多くなるため、メインクロック生成回路の動作が不安定な状態であるにもかかわらず、メインクロックカウント手段のカウント値が所定値に達して、動作クロックがサブクロックからメインクロックに切り換えられるおそれがある。そこで、この場合、請求項4のように構成するとよい。
つまり、本願発明のマイクロコンピュータは、サブクロックの一定周期毎にカウント動作するサブクロックカウント手段を備えており、メインクロックカウント手段及びサブクロックカウント手段は、停止解除手段が解除動作をすると、カウント動作を開始する。そして、切換手段は、停止解除手段が解除動作をしてから一定時間経過した際に、メインクロックカウント手段のカウント値とサブクロックカウント手段のカウント値との比が、予め定められた許容範囲内にあると判定すると、当該マイクロコンピュータの動作クロックを、サブクロックからメインクロックに切り換えるようになっている。
ここで、メインクロック及びサブクロックの周波数はそれぞれ、予め設定される。つまり、メインクロック生成回路は周波数f1(Hz)のメインクロックを出力し、サブクロック生成回路は、周波数f2(Hz)のサブクロックを出力するように構成される(f1>f2)。そして、サブクロック生成回路は常時動作しており、動作が停止されたり再開されたりすることがないため、その動作は安定している。そこで、このような本願発明のマイクロコンピュータでは、サブクロックの周波数f2を基準にして、メインクロック生成回路の動作が安定しているか否か(メインクロックが周波数f1で出力されているか否か)を判断するようにしている。つまり、メインクロック生成回路の動作が安定していれば、ある期間において、f1とf2との比は一定となるはずである。言い換えると、メインクロックカウント手段のカウント値とサブクロックカウント手段のカウント値との比(以下、カウント比とも記載する)は一定となるはずであり、そのカウント比が、予め定められた許容範囲内にあれば、メインクロック生成回路の動作が安定しているとみなすようにしている。
これにより、メインクロック生成回路の動作が安定してから、CPUの動作クロックを、サブクロックからメインクロックに切り換えるようにすることができる。
次に、本願発明に係る電子制御装置は、上記の本願発明のマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータが異常であるか否かと、マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要があるか否かとを判定すると共に、マイクロコンピュータが異常であると判定するか、或いはマイクロコンピュータが制御対象を制御する必要がないと判定すると、マイクロコンピュータへアクティブレベルの信号を出力する信号出力手段と、を備えていることを特徴とする電子制御装置である。
この電子制御装置によれば、マイクロコンピュータに異常が生じた場合、或いはマイクロコンピュータが制御対象を制御しなくてもよい場合に、マイクロコンピュータのリセット端子へアクティブレベルの信号を入力してメインクロックの動作を停止させ、消費電流を低減することができるようになる。また、マイクロコンピュータについて上述したような効果を得ることができる。
次に、本願発明のマイクロコンピュータは、当該マイクロコンピュータがメインクロックを動作クロックとして動作している際に、当該マイクロコンピュータが消費電流を抑えるための動作モードである低電流モードで動作する必要があるか否かを判定する動作モード判定手段と、この動作モード判定手段により低電流モードで動作する必要があると判定されると、当該マイクロコンピュータを低電流モードへ移行させる移行手段とを備えている。
このような本願発明のマイクロコンピュータによれば、外部から、リセット端子にアクティブレベルの信号が入力されなくても、動作モード判定手段が低電流モードで動作する必要があると判定すれば、移行手段により、低電流モードへ移行することとなる。この場合、具体的に、移行手段がメインクロック生成回路の動作を停止させるようにすればよい。これによれば、例えば、アクティブレベルの信号がリセット端子に入力されるべきところ、その信号を出力する側の異常等により入力されない場合でも、メインクロック生成回路の動作を停止させ、より確実に、消費電流を低減することができるようになる。
次に、本願発明に係る電子制御装置は、上述したマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータが異常であるか否かと、マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要があるか否かとを判定すると共に、マイクロコンピュータが異常であると判定するか、或いはマイクロコンピュータが制御対象を制御する必要がないと判定すると、マイクロコンピュータへアクティブレベルの信号を出力する信号出力手段と、を備えた電子制御装置である。そして、マイクロコンピュータは、さらに、信号出力手段の異常を検出する異常検出手段を備え、動作モード判定手段は、異常検出手段により信号出力手段の異常が検出されると、低電流モードで動作する必要があると判定するようになっている。
この電子制御装置によれば、前述したように、マイクロコンピュータに異常が生じた場合、或いはマイクロコンピュータが制御対象を制御しなくてもよい場合に、マイクロコンピュータへアクティブレベルの信号を入力してメインクロックの動作を停止させ、消費電流を低減することができるようになる。またさらに、マイクロコンピュータへアクティブレベルの信号を出力する信号出力手段に異常が生じた場合には、マイクロコンピュータが低電流モードへ移行するため、より確実に、消費電流を低減することができるようになる。
ところで、本願発明の電子制御装置においては、さらに、のように構成することが好ましい。
つまり、本願発明の電子制御装置は、異常検出手段により異常が検出されると、当該電子制御装置の外部へ異常を通知する異常通知手段を備えている。これによれば、信号出力手段に異常が生じた場合に、例えばメンテナンス者等は異常が生じたことがすぐ分かるようになる。よって、修理等の措置をすぐにとれるようになるため、異常等で消費電流が増加してバッテリが上がってしまう、というような問題が生じることを未然に防止することができる。
また、本願発明の電子制御装置は、異常検出手段により異常が検出されると、異常が生じたことを表す異常情報を記憶する異常記憶手段を備えている。これにより、例えばバッテリ上がり等の問題が生じた際、原因を容易に特定できるようになる。なぜなら、異常情報が記憶されていれば、その異常情報を読み出すことで、信号出力手段に異常が生じたことが容易に分かるようになるためである。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明が適用された車両用の電子制御装置(以下、ECUと言う)を表す構成図である。図1のECU1は、例えば車両のエンジンや電子スロットルを制御するためのものであり、マイコン2と電源回路3とを備えている。
まず、マイコン2は、動作クロックとしてのメインクロックを出力するための発振部20と、メインクロックよりも低周波のサブクロックを出力するオンチップオシレータ30と、各種プログラムに従い動作するCPU40と、このCPU40に各種処理を実行させるためのプログラム等が予め格納されるROM42と、CPU40による演算結果等を一時記憶するためのRAM44と、外部の機器と信号の入出力を行うための入出力インタフェース(以下、I/Oと言う)46と、CPU40,ROM42,RAM44及びI/O46を相互に接続するバス60と、CPU40からの指令に従い、周知のウオッチドッククリア信号(以下、WDCと言う)を定期的に出力するWDC出力部48とを備えている。
また、メインクロックの1周期毎に1づつカウント動作するカウンタ50と、サブクロックの1周期毎に1づつカウント動作するカウンタ52とを備えている。さらに、後述する電源回路3からのリセット信号が入力されるリセット端子10を備えている。また、符号14で表す部分は、マイコン2が通常備える入出力ポートである。
ここで、発振部20は、インバータ22と抵抗24とを備えており、マイコン2の外部に設けられた振動子(水晶振動子やセラミック振動子等がある)26と、スイッチSW1を介して接続される。具体的に、振動子26の一端が、インバータ22の出力端子側とスイッチSW1を介して接続される。一方、振動子26のスイッチSW1と接続される一端と反対側の他端は、インバータ22の入力端子側と常時接続されている。また、振動子26の両端とグランドラインとの間には、コンデンサC1,C2が接続されている。尚、インバータ22,抵抗24,振動子26,コンデンサC1,C2からなる回路(発振回路28)は周知の発振回路である。そして、発振部20と振動子26とがスイッチSW1を介して接続された状態(以下、この状態をスイッチSW1のオン状態とする)では、発振部20から、前述のメインクロックが出力される。また、スイッチSW1のオン状態に対し、スイッチSW1のオフ状態では、スイッチSW1の振動子26側の一端は、動作電圧Voが供給される電源ラインに接続され、この場合、クロックは出力されない。
一方、オンチップオシレータ30は、コンデンサと抵抗とからなる周知のCR回路(図示せず)を有しており、前述のサブクロックを出力する。
そして、メインクロックとサブクロックとの何れか一方が、スイッチSW2を介して、CPU40の動作クロックとしてそのCPU40に供給される。尚、以下、メインクロックがCPU40に供給されるようなスイッチSW2の状態を、スイッチSW2のオン状態とし、サブクロックがCPU40に供給されるようなスイッチSW2の状態を、スイッチSW2のオフ状態とする。
次に、電源回路3は、電源供給部80と、監視部82と、リセット信号出力部84と、を備えている。
電源供給部80は、外部電源としてのバッテリ4から常時供給されるバッテリ電圧(例えば12V)VBを降圧して、マイコン2が動作するための動作電圧(例えば5V)Voをマイコン2に供給する。
監視部82は、マイコン2のWDC出力部48から出力されるWDC信号を監視し、そのWDC信号が定期的に出力されなければ、その旨を表す信号(例えばハイレベルの異常信号)をリセット信号出力部84に出力する。
リセット信号出力部84は、マイコン2のリセット端子10に、ローアクティブのリセット信号を出力する。そして、リセット信号出力部84は、監視部82から異常信号が出力されると、リセット信号を一定時間アクティブレベル(ローレベル)にして、マイコン2に対してリセットを指示する。また、本実施形態では、リセット信号出力部84は、車両のイグニションスイッチ(以下、IGSWと言う)5のオンオフ状態に基づき、マイコン2が制御対象を制御する必要があるか否かを判定して、その判定結果に基づき、リセット信号の出力レベルを変更する。例えば、IGSW5がオンされたなら、マイコン2が制御対象を制御する必要があると判定して、リセット信号の出力レベルを非アクティブレベルにし、一方、IGSW5がオフされたなら、マイコン2が制御対象を制御する必要がないと判定して、リセット信号の出力レベルをアクティブレベルにする。尚、リセット信号出力部84は、IGSW5からの信号(以下、IGSW信号と言う)に基づき、IGSW5のオンオフ状態を判断する。具体的に、IGSW信号がハイレベルならIGSW5はオン状態であると判断し、IGSW信号がローレベルならIGSW5はオフ状態であると判断する。そして、リセット信号がアクティブレベルとなっている間は、マイコン2のCPU40は、その動作を停止する。
また、リセット端子10からは、スイッチSW1,SW2に、そのスイッチSW1,SW2のオフを指令するローアクティブの信号(以下、オフ指令信号と言う)が出力されるようになっており、リセット信号の出力レベルがアクティブレベルになると、オフ指令信号の出力レベルがアクティブレベル(ローレベル)になる。つまり、この場合、スイッチSW1,SW2はオフ状態となる。
一方、本実施形態のECU1においては、CPU40は、スイッチSW1,SW2に、そのスイッチSW1,SW2のオンを指令するハイアクティブの信号(以下、オン指令信号と言う)を出力するようになっている。このオン指令信号は、CPU40が所定のプログラムに従い動作することで出力される。
次に、このような本実施形態のECU1の作用について、図2を用いて説明する。
図2において、1段目はIGSW信号を表し、2段目は監視部82から出力される異常信号を表し、3段目はリセット信号出力部84から出力されるリセット信号を表している。また、4段目はメインクロックを表し、5段目はサブクロックを表し、6段目はオフ指令信号を表し、7段目はオン指令信号を表している。さらに、8段目はスイッチSW1のオンオフ状態を表し、9段目はスイッチSW2のオンオフ状態を表し、10段目はマイコン2の動作状態を表している。
まず、時刻t0において、車両のIGSW5はオン状態であるとする。また、マイコン2に異常も生じていないとする。この場合には、スイッチSW1がオン状態で発振回路28が動作し、メインクロックが出力されると共に、スイッチSW2がオン状態でメインクロックがCPU40に供給され、マイコン2はメインクロックを動作クロックとして動作する。そして、マイコン2は、制御対象を制御するための通常の動作をする。
一方、時刻t1において、マイコン2に異常が生じたとする。すると、マイコン2のWDC出力部48からWDC信号が定期的に出力されなくなる。この場合、電源回路3の監視部82から、異常を表す異常信号が出力され、さらに、リセット信号出力部84は、異常信号が出力されると、リセット信号を一定時間アクティブレベルにする。
そして、リセット信号がアクティブレベルになると、CPU40が動作を停止する。また、リセット端子10からアクティブレベルのオフ指令信号がスイッチSW1,SW2に出力され、スイッチSW1が切り換えられてオフ状態となり、発振回路28が動作を停止すると共に、スイッチSW2が切り換えられてオフ状態となり、オンチップオシレータ30とCPU40とが接続された状態となる。
その後、時刻t2において、リセット信号が非アクティブレベル(ハイレベル)になると、CPU40が動作を開始することとなるが、この際、CPU40は、サブクロックを動作クロックとして動作を開始する。そして、CPU40は、時刻t2にて動作を開始すると、その後、時刻t3にて、発振回路28の動作を開始させる。具体的には、アクティブレベルのオン指令信号をスイッチSW1に出力してスイッチSW1をオン状態にし、発振回路28の動作を開始させる。尚、発振回路28を動作させるタイミング、言い換えると、CPU40が時刻t2で動作を開始してから発振回路28を動作させるまでの時間taは、発振回路28を動作させるまでに実施する初期設定にかかる時間であり、CPU40は、所定のプログラムに従い動作することで、時刻t3で発振回路28を動作させるようになっている。尚、CPU40が時刻t2で動作を開始すると、発振回路28も動作を開始するように構成してもよい。
そしてその後、後述するように発振回路28の動作が安定すると、時刻t4において、CPU40は、動作クロックを、サブクロックからメインクロックに切り換える。具体的には、CPU40は、スイッチSW2へ、アクティブレベルのオン指令信号を出力しスイッチSW2をオン状態にして、CPU40とオンチップオシレータ30とが接続された状態から、CPU40と発振回路28とが接続された状態に切り換える。
また、その後、時刻t5において、IGSW5がオフされると、リセット信号出力部84からのリセット信号がアクティブレベルになり、前述したように、CPU40が動作を停止すると共に、スイッチSW1,SW2がオフされる。
次に、図2で表す作用がどのように実現されるかについて説明する。
図3は、電源回路3のリセット信号出力部84の構成を表す構成図である。
図3に示すように、リセット信号出力部84は、監視部82からアクティブレベルの異常信号が出力されると、ローレベルの信号を一定時間出力するワンショットパルス回路84aと、入力部にIGSW信号とワンショットパルス回路84aからの信号が入力されるように構成されたAND回路84bとを備えている。
そして、AND回路84bは、IGSW信号がハイレベル(IGSW5がオン状態)であり、かつ、ワンショットパルス回路84aからの信号がハイレベル(マイコン2が正常)であれば、ハイレベルの信号(つまり、非アクティブレベルのリセット信号)を出力する。
一方、AND回路84bは、IGSW信号がローレベル(IGSW5がオフ状態)であるか、或いはワンショットパルス回路84aからローレベルの信号が出力されると(マイコン2に異常が生じた場合)、ローレベルの信号(アクティブレベルのリセット信号)を出力する。つまり、IGSW信号がローレベルの間、ローレベルの信号を出力する。また、IGSW信号がハイレベルであっても、ワンショットパルス回路84aからローレベルの信号が出力されると、そのローレベルの信号が出力される一定時間の間、ローレベルの信号を出力する。
次に、図4は、マイコン2のCPU40が実行する処理の流れを表すフローチャートである。この図4の処理は、スイッチSW1,SW2をオンするための処理であり、リセット信号が非アクティブレベルになると開始される。尚、前述のように、リセット信号がアクティブレベルになってCPU40が動作を停止する際は、SW2の接続状態は、CPU40とオンチップオシレータ30とが接続される状態に切り換えられる。そして、リセット信号が非アクティブレベルになると、CPU40は、オンチップオシレータ30からのサブクロックを動作クロックとして動作する。
まず、S210では、発振回路28の動作を所定のタイミングで開始させる(図2の時刻t3)。具体的に、スイッチSW1へアクティブレベルのオン指令信号を出力して、スイッチSW1をオン状態にする。つまり、発振部20と振動子26とが接続された状態とする。
次に、S220へ進み、発振回路28が動作を開始してから、予め定められた安定時間が経過したか否かを判定する。この安定時間は、発振回路28が動作を開始してからその動作が安定するまでの時間についての予測時間であり、マイコン2のROM42に予め記憶される。尚、安定時間は、振動子26の特性等を考慮して決定する。そして、S220では、安定時間が経過するまでこの判定処理を繰り返し、安定時間が経過したと判定すると(S220:YES)、次に、S230へ進む。
S230では、さらに、発振回路28の動作が安定しているか否かを、S220とは異なる方法で判定する。具体的には、発振回路28が動作を開始してから、その発振回路28が出力するメインクロックの振動の発生回数がカウンタ50により計測されており(図1参照)、CPU40は、カウンタ50のカウンタ値を読み出して、そのカウンタ値が所定値以上であるか否かを判定する。尚、前述のように、カウンタ50は、メインクロックの1周期毎にカウント動作するようになっているが、例えば2周期毎や3周期毎にカウント動作するようにしてもよく、その態様はどのようにしてもよい。また、カウンタ50のカウント動作としては、カウントアップでもよいし、カウントダウンでもよい。後述するサブクロックのカウントについても同様である。
また、所定値は、次のように定めることが考えられる。まず、発振回路28が動作を開始してからその動作が安定するまで(周波数や振幅が一定となるまで)のメインクロックの振動の発生回数を、前述の安定時間の場合のように、予め、振動子26の特性に基づき算出する。或いは、実際の実験等により算出するようにしてもよい。そして、その算出した算出値を、所定値として、マイコン2のROM42に記憶させる。
そして、S230では、ROM42に記憶された所定値を読み出すと共に、カウンタ50のカウンタ値を読み出し、読み出したカウンタ値が所定値に達すれば(S230:YES)、発振回路28の動作が安定したものと判断し、S240へ進む。
S240では、このCPU40の動作クロックを、サブクロックからメインクロックに切り換える。具体的に、スイッチSW2へアクティブレベルのオン指令信号を出力してスイッチSW2をオン状態にし、接続状態を、オンチップオシレータ30とCPU40とが接続された状態から、発振回路28とCPU40とが接続された状態に切り換える。そしてその後、当該処理を終了する。
尚、本実施形態において、発振回路28がメインクロック生成回路に相当し、スイッチSW1が停止手段に相当し、スイッチSW1及びS210の処理が停止解除手段に相当し、オンチップオシレータ30がサブクロック生成回路に相当し、スイッチSW1,SW2及び図4のS240の処理が切換手段に相当し、カウンタ50がメインクロックカウント手段に相当し、カウンタ52がサブクロックカウント手段に相当し、リセット信号出力部84が信号出力手段に相当している。
このように、本実施形態においては、リセット端子10にアクティブレベルのリセット信号が入力されている間、つまり、マイコン2のCPU40等が動作を停止している間は発振回路28が動作しないようになっているため、消費電流を低減することができる。
また、発振回路28の動作を停止させるための信号が入力される端子を専用に設けることなく、消費電流を低減することを実現している。つまり、マイコン2の端子数を抑えることができるという点でも有利である。
また、本実施形態においては、リセット端子10に入力されるリセット信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになってCPU40等が動作を開始する際は、まず、CPU40は、出力の安定しているサブクロックを動作クロックとして動作し、その後、動作クロックをサブクロックからメインクロックに切り換えるようになっている。しかも、CPU40は、図4の処理を実行することにより、発振回路28の動作が安定してから、動作クロックをサブクロックからメインクロックに切り換えるようにしている。よって、CPU40がプログラムを実行することによって起こる事象のタイミングが保証されることとなり、制御に支障をきたすことがない。
〈変形例〉
次に、本実施形態の変形例について説明する。この例では、図4の処理に代えて、図5の処理を行うようになっている。
そして、図5の処理は、前述のS230の処理に代えて、S330の処理を行う点が図4の処理と異なっている。以下、その内容について、具体的に説明する。
まず、発振回路28から出力されるメインクロックの振動の発生回数がカウンタ50により計測され(図1参照)、オンチップオシレータ30からのサブクロックの振動の発生回数がカウンタ52により計測されることは(図1参照)、前述の通りである。
また、メインクロックの周波数及びサブクロックの周波数はそれぞれ、予め設定される。尚、メインクロックの周波数の設定値をf1(Hz)、サブクロックの周波数の設定値をf2(Hz)とする。そして、オンチップオシレータ30は、発振回路28が動作を停止している間も常時動作しており、動作が停止されたり再開されたりすることがないため、動作は安定している(サブクロックの周波数はf2で一定である)。
そこで、S330では、サブクロックの周波数f2を基準にして、発振回路28の動作が安定しているか否か(メインクロックが周波数f1で出力されているか否か)を判断するようにしている。つまり、発振回路28の動作が安定していれば、ある期間において、f1とf2との比は一定となるはずである。言い換えると、カウンタ50のカウント値とカウンタ52のカウント値との比(以下、カウント比とも記載する)は一定となるはずであり、そのカウント比が、予め定められた許容範囲内にあれば、発振回路28の動作が安定しているとみなすようにしている。
例えば、f1(Hz)が1M(Hz)と設定され、f2(Hz)が10K(Hz)と設定されているような場合、つまり、f1=100×f2である場合、次のようにする。カウンタ50のカウンタ値をAとし、カウンタ52のカウンタ値をBとすると、Aの許容範囲として、例えば90×B<A<110×Bと設定し、S330では、この条件を満たすか否かを判定する。尚、許容範囲を定める際に、Bに乗算する数値(90や110といった数値)は、予め定めてROM42に記憶させておく。
そして、条件を満たすと判定すれば(S330:YES)、発振回路28の動作が安定していると判断して、S240へ移行する。
そして、このような本変形例によっても、発振回路28の動作が安定してから、CPU40の動作クロックをサブクロックからメインクロックに切り換えるようにすることができるため、制御に支障をきたすことがない。また、本変形例によれば、以下の点で有利である。
例えば、発振回路28の動作状態が、その発振回路28の出力するメインクロックの周波数が設定された周波数f1よりも大きくなってしまうというような不安定な状態になることも考えられる。万が一、そのような状態になると、メインクロックの振動の発生回数が多くなってしまい、図4の処理の場合には、発振回路28の動作が安定する前に、カウンタ50のカウント値が所定値に達して、発振回路28の動作が安定したと誤判定されるおそれがある。
この点、本変形例によれば、出力が安定しているサブクロックの周波数f2を基準にして、本当に発振回路28の動作が安定しているか否かが判定されるようになっており、前述のように誤判定されることがない。
尚、他の変形例として、図5の処理に代えて、図4のS230とS240との間にS330が実行されるような処理が実施されてもよいし、S220とS230との間にS330が実行されるような処理が実施されてもよい。
また、さらに、上記図4又は図5の処理を実施する本実施形態によれば、以下に述べるような有利な点がある。
既に説明したように、本実施形態においては、ハード構成により発振回路28の動作を停止させる一方、発振回路28の動作開始はソフトウエアにより制御する。この点について、発振回路28の動作開始をハード構成により制御すること、例えば、リセット信号が非アクティブレベルになると、スイッチSW1,SW2がオンされるようにすることも考えられるが、発振回路28の動作開始をソフトウエアで実現すると、以下に説明するように、より消費電流を低減することができる。
ここで、図6は、発振回路28の動作開始をハード構成で実現した場合、ソフトウエアで実現した場合のそれぞれにおけるECU1の消費電流を表す図である。ハード構成で実現した場合とは、前述のように、リセット信号が非アクティブレベルになると、例えばリセット端子10からアクティブレベルのオン指令信号が出力されてスイッチSW1,SW2がオン状態となり、発振回路28が動作を開始する、というように構成した場合である。また、ソフトウエアで実現した場合とは、本実施形態のECU1のように構成した場合である。
図6において、まず時刻t10で、マイコン2に異常が生じたとする。そして、ここでは、マイコン2を初期化しても正常状態に復帰させることができない場合について説明する。
マイコン2に異常が生じると、リセット信号がアクティブレベルになり、マイコン2が初期化される(時刻t10)。
そして、時刻t11で、リセット信号が非アクティブレベルになると、ハード構成の例では、発振回路28が動作を開始して、マイコン2がメインクロックを動作クロックとして動作するようになるため、消費電流も増加する。一方、マイコン2の異常は解消されず、再び時刻t12にてマイコン2の異常が検出され、マイコン2の初期化動作が繰り返される(時刻t12,13)。
一方、ソフトウエアの例では、t11でリセット信号が非アクティブレベルになり、マイコン2がサブクロックを動作クロックとして動作を開始するが、そもそもマイコン2に異常が生じているため、そのマイコン2からスイッチSW1へアクティブレベルのオン指令信号が出力されないことが考えられる。言い換えると、マイコン2からスイッチSW1へアクティブレベルのオン指令信号が必ず出力される、ということは考えにくい。尚、マイコン2から出力されるオン指令信号の初期値(初期レベル)は、非アクティブレベルである。
そして、マイコン2からアクティブレベルのオン指令信号が出力されなければ、スイッチSW1がオンされないため、発振回路28の動作が開始されることがない。このため、消費電流を低減させることができる可能性が高くなる。よって、スイッチSW1がオンされることとなるハード構成の例と比較して、消費電流が低減する可能性が高くなる。
以上のように、本実施形態によれば、より消費電流を低減することができるようになる。
[実施形態2]
次に、本発明が適用された第2実施形態のECUについて、図7〜図9を用いて説明する。
まず、図7は、本第2実施形態のECU1を表す構成図であり、第1実施形態のECU1と比較して、以下の点が異なっている。
まず、IGSW信号が、マイコン2が備える入出力ポート14にも入力されるようになっている点が異なっている。
また、情報を記憶するためのEEPROM(不揮発性のメモリ)が設けられている点が異なっている。
また、ECU1の外部に設けられる異常を通知するための警告ランプと接続されている点が異なっている。
一方、電源回路3のリセット信号出力部84において図3で説明した作用が実現され、CPU40が図4の処理を実行する点は同じである。尚、図4の処理に代えて、図5の処理が実行されてもよい。そしてさらに、本第2実施形態では、例えばリセット信号出力部84に異常が生じ、図3の作用が実現されない場合でも、消費電流を低減することができるようになっている。
以下、本第2実施形態のECU1の作用について、図8を用いて説明する。
図8において、1段目から10段目が表す内容は、図2と同じである。
まず、時刻T0において、車両のIGSW5がオン状態であるとする。また、マイコン2に異常も生じていないとする。この場合には、スイッチSW1がオン状態で発振回路28からメインクロックが出力されると共に、スイッチSW2がオン状態でメインクロックがCPU40に供給され、マイコン2はメインクロックを動作クロックとして動作する。そして、マイコン2は、制御対象を制御するための通常の動作をする。
一方、時刻T1において、IGSW5がオフされたとする。この場合において、例えばリセット信号出力部84に異常が生じていると、3段目に示すように、アクティブレベルのリセット信号が出力されないことが考えられる。
このような場合、本第2実施形態のECU1では、時刻T2に示すように、CPU40がアクティブレベルのオフ指令信号をスイッチSW1,SW2へ出力するようになっている。より詳しくは、入出力ポート14に入力されるIGSW信号に基づき、IGSW5がオフされたと判断すると共に、スイッチSW2へアクティブレベルのオフ指令信号を出力して、スイッチSW2の接続状態を、CPU40と発振回路28とが接続された状態から、CPU40とオンチップオシレータ30とが接続された状態に切り換える。その後、スイッチSW1へアクティブレベルのオフ指令信号を出力し、スイッチSW1をオフ状態にして、発振回路28の動作を停止させる。これにより、ECU1の消費電流が低減される。つまり、マイコン2は、その動作モードが、消費電流の少ない動作モード(以下、低電流モードと言う)に移行する。
その後、例えば時刻T3でIGSW5がオンされると、CPU40がその旨を検出すると共に、図4或いは図5の処理を実行する。そして、図4或いは図5の処理により、例えば時刻T4で、スイッチSW1へアクティブレベルのオン指令信号が出力されて発振回路28の動作が開始され、また、例えば時刻T5で、スイッチSW2へアクティブレベルのオン指令信号が出力されてCPU40の動作クロックがサブクロックからメインクロックに切り換えられる。
次に、本第2実施形態のCPU40が実行する処理について、図9を用いて説明する。
図9の異常検出処理は、アクティブレベルのリセット信号が出力されないというような異常を検出すると共に、低電流モードへ移行するための処理であり、IGSW5がオン状態で、CPU40がメインクロックを動作クロックとして動作している際に定期的に実行される。
この処理では、まず、S410にて、IGSW5がオン状態であるか否かを判定する。そして、オン状態であると判定すれば(S410:YES)、そのまま当該処理を終了する。一方、IGSW5がオフ状態であると判定すると(S410:NO)、S420へ移行する。
S420では、リセット信号出力部84の異常の有無を判定する。具体的には、アクティブレベルのリセット信号が入力されない場合には、リセット信号出力部84に異常が生じていると判定する。そしてこの場合、低電流モードへ移行する必要があると判断する。尚、S420で、アクティブレベルのリセット信号が入力されると、このCPU40は初期化されることとなる。
そして、S420で異常が生じたと判定すると(S420:YES)、S430へ移行し、リセット信号出力部84に異常が生じたことを外部に通知するための異常通知処理を実行する。具体的には、図7の警告ランプ72を点灯させる。
次に、S440へ進み、リセット信号出力部84に異常が生じたことを表す異常情報を、図7のEEPROM70に記憶させる。
また、続くS450では、スイッチSW2へアクティブレベルのオフ指令信号を出力し、スイッチSW2をオフ状態にすると共に、その後、S460へ進み、スイッチSW1へアクティブレベルのオフ指令信号を出力して、発振回路28の動作を停止させる。即ち、低電流モードへ移行する。そしてその後、当該処理を終了する。
次に、図10は、CPU40が、低電流モードで動作中に定期的に実行するIGSW監視処理の流れを表すフローチャートである。
この処理では、まず、S510にて、IGSW5がオンされたか否かを判定し、オンされていないと判定すると(S510:NO)、そのまま当該処理を終了する。
一方、IGSW5がオンされたと判定すると(S510:YES)、次に、S520へ移行する。S520では、前述した図4の処理或いは図5の処理を実行する。尚、図4の処理を実行するようにしてもよいし、図5の処理を実行するようにしてもよい。さらに、図4のS230とS240との間に図5のS330が実行されるような処理を実行するようにしてもよいし、図4のS220とS230との間に図5のS330が実行されるような処理を実行するようにしてもよいことは前述の通りである。
尚、本実施形態においては、S410及びS420の処理が動作モード判定手段及び異常検出手段に相当し、S450及びS460の処理が移行手段に相当し、警告ランプ72及びS430の処理が異常通知手段に相当し、EEPROM70及びS440の処理が異常記憶手段に相当している。
以上説明したように、本第2実施形態のECU1によれば、リセット信号出力部84からアクティブレベルのリセット信号が出力されないような異常が生じても、CPU40が、その異常を検出し、その場合には低電流モードで動作する必要があると判断し、低電流モードへ移行する。このため、より確実に、消費電流を低減することができるようになる。
また、本第2実施形態のECU1によれば、アクティブレベルのリセット信号が出力されないような異常が生じると、警告ランプ72を点灯させて周囲に通知するようになっているため、例えばメンテナンス者等は異常を容易に知ることができるようになる。よって、メンテナンス者等は、すぐに修理等の措置をとることができるようになり、バッテリ上がり等の問題が生じることを未然に防止することができる。また、異常が生じたことを表す異常情報がEEPROM70に記憶されるようになっているため、バッテリ上がり等の問題が生じた際に、その異常情報を読み出すようにすることで、容易に原因を特定できるようになる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
例えば、上記実施形態では、ECUに備えられるマイコンが1個の場合について説明したが、ECUに備えられるマイコンが複数の場合でも、本発明を適用することができる。
本実施形態のECU1の構成図である。 本実施形態のECU1の作用を表すタイムチャートである。 リセット信号出力部84の構成を表す構成図である。 CPU40が実行する処理の流れを表すフローチャートである(その1)。 CPU40が実行する処理の流れを表すフローチャートである(その2)。 ECU1の消費電流を表す説明図である。 第2実施形態のECU1の構成図である。 第2実施形態のECU1の作用を表すタイムチャートである。 第2実施形態のCPU40が実行する異常検出処理の流れを表すフローチャートである。 第2実施形態のCPU40が実行するIGSW監視処理の流れを表すフローチャートである。
符号の説明
1…ECU、2…マイコン、3…電源回路、4…バッテリ、10…リセット端子、14…入出力ポート、20…発振部、22…インバータ、24…抵抗、26…振動子、28…発振回路、30…オンチップオシレータ、40…CPU、42…ROM、44…RAM、46…I/O、48…WDC出力部、50,52…カウンタ、60…バス、70…EEPROM、72…警告ランプ、80…電源供給部、82…監視部、84…リセット信号出力部、C1,C2…コンデンサ。

Claims (8)

  1. リセット端子を有するマイクロコンピュータであって、
    前記リセット端子にアクティブレベルの信号が入力されると、当該マイクロコンピュータが動作クロックとするメインクロックを生成するメインクロック生成回路の動作を停止させる停止手段と、
    前記メインクロック生成回路が生成するメインクロックよりも低周波のサブクロックを常時生成するサブクロック生成回路とを備え、
    前記リセット端子に入力される信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになると、前記サブクロックを動作クロックとして動作を開始すると共に、さらに、
    前記リセット端子に入力される信号がアクティブレベルから非アクティブレベルになると、前記停止手段の停止動作を解除させる解除動作をする停止解除手段と、
    前記停止解除手段が前記解除動作をして前記メインクロック生成回路が動作を開始すると、当該マイクロコンピュータの動作クロックを、前記サブクロックから前記メインクロックに切り換える切換手段と、
    を備えていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 請求項1に記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記メインクロックの一定周期毎にカウント動作するメインクロックカウント手段を備え、
    前記切換手段は、前記停止解除手段が前記解除動作をしてから、前記メインクロックカウント手段のカウント値が所定値以上になると、当該マイクロコンピュータの動作クロックを、前記サブクロックから前記メインクロックに切り換えるようになっていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 請求項2に記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記サブクロックの一定周期毎にカウント動作するサブクロックカウント手段を備え、
    前記メインクロックカウント手段及び前記サブクロックカウント手段は、前記停止解除手段が前記解除動作をするとカウント動作を開始するようになっており、
    前記切換手段は、前記停止解除手段が前記解除動作をしてから一定時間経過した際に、前記メインクロックカウント手段のカウント値と前記サブクロックカウント手段のカウント値との比が、予め定められた許容範囲内にあると判定すると、当該マイクロコンピュータの動作クロックを、前記サブクロックから前記メインクロックに切り換えるようになっていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のマイクロコンピュータと、
    前記マイクロコンピュータが異常であるか否かと、前記マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要があるか否かとを判定すると共に、前記マイクロコンピュータが異常であると判定するか、或いは前記マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要がないと判定すると、前記マイクロコンピュータへアクティブレベルの信号を出力する信号出力手段と、
    を備えていることを特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載のマイクロコンピュータにおいて、
    当該マイクロコンピュータが前記メインクロックを動作クロックとして動作している際に、当該マイクロコンピュータが消費電流を抑えるための動作モードである低電流モードで動作する必要があるか否かを判定する動作モード判定手段と、
    前記動作モード判定手段により低電流モードで動作する必要があると判定されると、当該マイクロコンピュータを前記低電流モードへ移行させる移行手段と、
    を備えていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  6. 請求項5に記載のマイクロコンピュータと、
    前記マイクロコンピュータが異常であるか否かと、前記マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要があるか否かとを判定すると共に、前記マイクロコンピュータが異常であると判定するか、或いは前記マイクロコンピュータが制御対象を制御する必要がないと判定すると、前記マイクロコンピュータへアクティブレベルの信号を出力する信号出力手段と、を備え、
    前記マイクロコンピュータは、さらに、前記信号出力手段の異常を検出する異常検出手段を備え、
    前記動作モード判定手段は、前記異常検出手段により前記信号出力手段の異常が検出されると、低電流モードで動作する必要があると判定するようになっていることを特徴とする電子制御装置。
  7. 請求項6に記載の電子制御装置において、
    前記異常検出手段により異常が検出されると、当該電子制御装置の外部へ異常を通知する異常通知手段を備えていることを特徴とする電子制御装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の電子制御装置において、
    前記異常検出手段により異常が検出されると、異常が生じたことを表す異常情報を記憶する異常記憶手段を備えていることを特徴とする電子制御装置。
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