JP6617744B2 - 車両システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアプリを配置可能な複数のECU(Electronic Control Unit)を備える車両システムの技術分野に関する。
相互に通信可能とされた複数の電子制御ユニット(ECU)を備える車両が知られている。このような車両では、各ECUにアプリ(ソフトウェア)を配置することで特定の機能が実現される。アプリを配置するECUは、例えば車内ネットワークにおけるデータの流れ等を考慮して選択される(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−178035号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、各アプリの稼働率(言い換えれば、電源が供給される時間と供給されない時間との割合)が考慮されていない。このため、アプリの配置次第で、複数のECUの消費電力が無駄に増加してしまうおそれがある。
具体的には、ECUは、配置されたアプリのうち最も稼働率が高いアプリに合わせて電力を供給し続けることが要求される。このため、稼働率が比較的低いアプリが多く配置されているECUであっても、稼働率が比較的高いアプリが1つでも配置されているだけで消費電力は大きく増加してしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数のECUを備える車両において、消費電力を好適に低減することが可能な車両システムを提供することを課題とする。
本発明の車両システムは上記課題を解決するために、複数のECUを備える車両システムであって、前記複数のECUの少なくとも一つに配置される複数のアプリ各々の稼働率を取得する取得手段と、前記複数のECUに前記複数のアプリを配置し得る複数の配置パターンを算出するパターン算出手段と、前記複数のアプリ各々の稼働率に基づいて、前記複数の配置パターンの各々を実現した場合の前記複数のECUにおける合計消費電力を算出する消費電力算出手段と、前記複数の配置パターンのうち、前記合計消費電力が最も小さくなる配置パターンとなるように、前記複数のアプリを前記複数のECUの少なくとも一つに配置する配置手段とを備える。
本発明の車両システムによれば、複数のECUに複数のアプリを配置する場合に実現し得る複数の配置パターンの各々について、複数のECUにおける合計消費電力(即ち、複数のECUの各々の消費電力の合計値)が算出される。複数のECUの各々の消費電力は、配置されるアプリの稼働率に基づいて算出される値であり、例えばECUの定格消費電力に、配置されるアプリのうち最も稼働率の高いアプリの稼働率を乗じて算出することができる。
合計消費電力が算出されると、複数の配置パターンのうち合計消費電力が最も小さくなる配置パターンとなるように複数のアプリが配置される(すでに配置済みの場合は再配置される)。このように、アプリの稼働率に基づいて算出される合計消費電力を利用すれば、一部の稼働率が高いアプリによってECUの消費電力が無駄に増加してしまうことを抑制でき、システム全体としての消費電力を好適に低減することが可能である。
本発明に係る車両システムの他の態様では、前記パターン算出手段は、当該車両システムに新たなECUが追加された場合に、前記複数の配置パターンを算出する。
新たなECUを追加する場合、ECU数の増加に伴い合計消費電力が増加してしまう可能性がある一方で、追加されたECUにもアプリを配置できるようになる(言い換えれば、アプリの配置パターンが増える)。よって、このような場合に複数の配置パターンを算出するようにすれば、ECUが追加されることによる消費電力の増加を抑制することができ、条件次第ではECUが追加される前よりも消費電力を小さくすることもできる。
本発明に係る車両システムの一態様では、前記パターン算出手段は、当該車両システムに新たなアプリが追加された場合に、前記複数の配置パターンを算出する。
新たなアプリを追加する場合、アプリの稼働率次第では複数のECUにおける消費電力が増加してしまう可能性がある。また、アプリの容量次第では、アプリの配置を変更せざるを得ない場合がある。よって、このような場合に複数の配置パターンを算出するようにすれば、適切な配置パターンを実現して、アプリが追加されることによる消費電力の増加を抑制することができる。
本発明に係る車両システムの他の態様では、前記パターン算出手段は、当該車両システムに、前記複数のECUに配置されたアプリが利用する情報を出力する新たな出力手段が追加された場合に、前記複数の配置パターンを算出する。
新たな出力手段(例えば、センサ等)を追加する場合、追加された出力手段から出力される情報を利用するアプリの稼働率が変動し、その結果、合計消費電力が増加してしまう可能性がある。よって、このような場合に複数の配置パターンを算出するようにすれば、出力手段が追加されることによる消費電力の増加を抑制することができる。
本発明に係る車両システムの他の態様では、前記複数のアプリ各々の稼働率を学習して更新する稼働率更新手段を更に備える。
この態様によれば、学習によってアプリの稼働率が最新の値に更新されるため、正確な合計消費電力を算出でき、消費電力をより好適に低減することが可能となる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための形態から明らかにされる。
実施形態に係る車両システムの構成を示すブロック図である。 アプリの稼働条件及び稼働率の一例を示す表である。 ECUにおける合計消費電力の計算方法を示す概念図(その1)である。 ECUにおける合計消費電力の計算方法を示す概念図(その2)である。 実施形態に係る車両システムへの新規ECUの追加を示す概念図である。 実施形態に係る車両システムへの新規アプリの追加を示す概念図である。 実施形態に係る車両システムへの新規センサの追加を示す概念図である。 接続コネクタが全て埋まっている電源分配ユニットを示す構成図である。 拡張コネクタを用いて新規ECUを追加した電源分配ユニットを示す構成図である。 拡張コネクタの構成を示す回路図である。 実施形態に係る車両システムによるアプリ再配置処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る車両システムによる配置パターン算出処理の流れを示すフローチャートである。 配置パターン算出制御で算出される配置パターンの一例を示す表である。 初期状態の配置パターン及び再配置後の配置パターンを示す概念図である。
本発明の車両システムに係る実施形態を図面に基づいて説明する。
<車両システムの構成>
まず、実施形態に係る車両システムの構成について、図1を参照して説明する。ここに図1は、実施形態に係る車両システムの構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態に係る車両システムは、自動車等の車両に搭載されるものであり、バッテリ10と、電源分配ユニット20と、電源制御ECU30と、第1ECU110と、第2ECU120とを備えて構成されている。
バッテリ10は、例えばリチウムイオン電池等の二次電池として構成されており、実施形態に係る車両システムの主な電力源として機能する。バッテリ10は、電源分配ユニット20に接続されており、電源分配ユニット20を介して、車両システムの各部に電源を供給可能に構成されている。電源分配ユニット20は、電源制御ECU30によって動作が制御される。
電源制御ECU30は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路を有する制御ユニットであり、電源分配ユニット20を制御することで、電源分配ユニット20に接続された第1ECU110及び第2ECU120に対して、適切なタイミングで電源を供給可能に構成されている。即ち、電源制御ECU30は、第1ECU110及び第2ECU120の電源タイミング(即ち、電源がオンとなるタイミング及び電源がオフとなるタイミング)をそれぞれ管理している。
また、電源制御ECU30は、第1ECU110及び第2ECU120に配置される複数のアプリを再配置する処理を実行可能に構成されている。電源制御ECU30は、このような処理を実行するための論理的な又は物理的な処理ブロックとして、「取得手段」の一具体例である情報取得部31、「パターン算出手段」の一具体例であるパターン算出部32、「消費電力算出手段」の一具体例である消費電力算出部33、及び「配置手段」の一具体例であるアプリ配置処理部34を備えている。情報取得部31、パターン算出部32、消費電力算出部33及びアプリ配置処理部34の動作については後に詳述する。
第1ECU110及び第2ECU120(以下では、これらをまとめて「ECU100」と称することがある)は、配置されるアプリ(即ち、図中のアプリA〜D)を実行することで車両における各種機能を実現可能に構成されている。第1ECU110及び第2ECU120は、電源分配ユニット20を介して電力の授受を実行可能なだけではなく、相互に通信可能に構成さている。なお、ここでの図示は省略しているが、第1ECU110及び第2ECU120は、各種アクチュエータ(例えば、アクセルアクチュエータや操舵アクチュエータ等)に接続されており、配置されたアプリを実行することで、それらの動作を制御することが可能に構成されている。ただし、第1ECU110及び第2ECU120の少なくとも一方は、アクチュエータの動作を制御することに加えて又は代えて、アクチュエータの動作を制御することなく車両の走行に関する任意の動作を実行可能であってもよい。任意の動作として、例えば、車両の駆動装置の一例であるモータジェネレータの制御に関する動作や、車両が備えるナビゲーション装置に関する動作や、車両が走行するためにECUが行うべき動作であって且つ車両が備えるアクチュエータの制御を必要としない動作が挙げられる。
<ECUの消費電力>
次に、ECU100(即ち、図1における第1ECU110及び第2ECU120等)における消費電力について、図2から図4を参照して具体的に説明する。図2は、アプリの稼働条件及び稼働率の一例を示す表である。図3は、ECUにおける合計消費電力の計算方法を示す概念図(その1)である。図4は、ECUにおける合計消費電力の計算方法を示す概念図(その2)である。
ECU100の消費電力は稼働時間によって変動する。即ち、稼働時間が長いほど消費電力は大きくなり、稼働時間が短いほど消費電力は小さくなる。ここで特に、ECU100の稼働時間は、配置されるアプリの稼働率(即ち、電源が供給される時間と供給されない時間との割合)によって決まる。具体的には、ECU100は、配置された複数のアプリのうち最も稼働率の高いアプリの稼働率に応じて稼働する。
図2に示すように、アプリの稼働条件は予め決まっており、稼働条件に応じて稼働率を推定することができる。例えば、稼働条件が「常時作動」となっているアプリの稼働率は100%、稼働条件が「アクセサリ電源時」となっているアプリの稼働率は30%、「IG(イグニッション)ON時」となっているアプリの稼働率は25%、稼働条件が「ヘッドランプON時」となっているアプリの稼働率は7.5%、稼働条件が「助手席乗車時」となっているアプリの稼働率は2.5%、稼働条件が「ABS(Antilock Brake System)作動時」となっているアプリの稼働率は0.475×10−7%に設定しておけばよい。
なお、上記稼働率の値は初期値として暫定的に設定されるものであり、その後の学習等によって変更されてもよい。具体的には、各アプリの実際の稼働率をモニタリングして、適宜稼働率を更新するようにすればよい。このようにすれば、正確な稼働率を用いて消費電力を算出することができるようになるため、後述する処理の正確性を高めることができる。この学習は、例えば、電源制御ECU30によって行われる。
図3に示すように、例えば第1ECU110にアプリA及びアプリBが配置されており、第2ECU120にアプリC及びアプリDが配置されている場合の消費電力について考える。第1ECU110には、稼働条件が「常時作動」(即ち、稼働率が100%)のアプリA、及び稼働条件が「アクセサリ電源時」(即ち、稼働率が30%)のアプリBが配置されているため、その稼働率は、アプリA及びアプリBのうち最も稼働率が高いアプリAの稼働率に応じた100%となる。一方、第2ECU120には、稼働条件が「ヘッドランプON時」(即ち、稼働率が7.5%)のアプリC、及び稼働条件が「IG ON時」(即ち、稼働率が25%)のアプリDが配置されているため、その稼働率は、アプリC及びアプリDのうち最も稼働率が高いアプリDの稼働率に応じた25%となる。
ここで、第1ECU110及び第2ECU120における合計消費電力(即ち、所定の単位時間あたりに第1ECU110及び第2ECU120で消費される電力の合計値)は、第1ECU110及び第2ECU120の定格消費電力に稼働率を乗じて算出されるECU100毎の消費電力の和として計算することができる。具体的には、第1ECU110の消費電力は、定格消費電力30Wに稼働率100%を乗じた30Wとなり、第2ECU110の消費電力は、定格消費電力20Wに稼働率25%を乗じた5Wとなる。よって、第1ECU110及び第2ECU120における合計消費電力は、30+5=35Wとなる。
合計消費電力は、例えば下記の数式(1)を用いて算出することもできる。
なお、Pは合計消費電力、NeはECU100の個数、Pe(n)はn番目のECUの定格消費電力、RateMax(n)はn番目のECUに配置されているアプリの中で最も稼働率が高いアプリの稼働率である。
他方、図4に示すように、第1ECU110にアプリA及びアプリCが配置されており、第2ECU120にアプリB及びアプリDが配置されている場合の消費電力について考える。第1ECU110には、稼働条件が「常時作動」(即ち、稼働率が100%)のアプリA、及び稼働条件が「ヘッドランプON時」(即ち、稼働率が7.5%)のアプリCが配置されているため、その稼働率は、アプリA及びアプリCのうち最も稼働率が高いアプリAの稼働率に応じた100%となる。一方、第2ECU120には、稼働条件が「アクセサリ電源時」(即ち、稼働率が30%)のアプリB、及び稼働条件が「IG ON時」(即ち、稼働率が25%)のアプリDが配置されているため、その稼働率は、アプリB及びアプリDのうち最も稼働率が高いアプリBの稼働率に応じた30%となる。
上述した条件で合計消費電力を同様に計算すると、第1ECU110の消費電力は、定格消費電力30Wに稼働率100%を乗じた30Wとなり、第2ECU110の消費電力は、定格消費電力20Wに稼働率30%を乗じた6Wとなる。よって、第1ECU110及び第2ECU120における合計消費電力は、30+6=36Wとなる。
図3及び図4の計算結果を比較すると分かるように、第1ECU110及び第2ECU120における合計消費電力は、全く同じアプリを配置する場合であっても、どのアプリをどのECU100に配置するかによって変動する。このため、アプリの配置を適切なものとすれば合計消費電力を低減することも可能である(言い換えれば、アプリの配置が適切でなければ、合計消費電力が増加してしまうおそれがある)。
なお、システム構成が変化しない前提であれば、最初にアプリを適切に配置しておけば、合計消費電力を最小化することもできる。しかしながら、システム構成が途中で変更されるような場合には、合計消費電力を最小にするためのアプリの配置も変化する。よって、状況に応じてアプリの配置を変更しなければ、合計消費電力を最小化することはできない。
<システム構成の変更例>
以下では、アプリの配置を変更すべきシステム構成の変更例について、図5から図7を参照して具体的に説明する。図5は、実施形態に係る車両システムへの新規ECUの追加を示す概念図である。図6は、実施形態に係る車両システムへの新規アプリの追加を示す概念図である。図7は、実施形態に係る車両システムへの新規センサの追加を示す概念図である。
(1)新規ECUが追加される場合
図5に示す例では、電源分配ユニット20に接続される新たなECU100として、第3ECU130が追加される。この場合、車両システムにおけるECU100の数が増加するため、合計消費電力は増加すると考えられる。しかし、ECU100が増加したことにより、複数のアプリの配置先も増えることになる(図5に示す例では、第3ECU130にもアプリを配置可能となる)。よって、合計消費電力を最小化するためのアプリの配置パターンが変化する可能性がある。
(2)新規アプリが追加される場合
図6に示す例では、複数のECU100に配置すべき新たなアプリとして、アプリEが追加される。新規アプリは、例えば車外のセンター等から車両の通信装置を利用して取得される。この場合、アプリEの稼働率次第では、アプリEが配置されるECU100の稼働率が上昇し、結果として合計消費電力も増加してしまう可能性がある。よって、合計消費電力を最小化するためには、アプリの配置パターンを最適なものに変更することが求められる。
(3)新規センサが追加される場合
図7に示す例では、新たな部材であるセンサ200が電源分配ユニット20に接続される。このセンサ200は特に、複数のECU100に配置される複数のアプリの動作に利用される情報を検出し、提供する(言い換えれば、出力する)ものとして構成されている。このため、センサ200の追加によって、アプリの稼働条件(言い換えれば、稼働率)の変更が要求される場合がある。この場合、合計消費電力を最小化するためのアプリの配置パターンが変化する可能性がある。
或いは、新たなセンサ200に限らず、複数のECU100に配置される複数のアプリのうちの少なくとも一つに利用される情報を提供する任意の情報提供装置が車両システムに新たに接続された場合も、同様のことが言える。なお、情報出力装置の一例として、車両又は車両システムと通信可能な外部のサーバ又は路側機から情報を受信し、当該情報をECU100に提供可能な受信装置が挙げられる。
上記例のように、システム構成が変更される場合には、合計消費電力を最小にするためのアプリの配置も変化する。本実施形態に係る車両システムでは、このような状況に対応するために、システム構成が変更される場合に、アプリの新たな配置パターン(即ち、システム構成変更後の合計消費電力を最小にするための配置パターン)を算出する処理を実行する。
<新規ハードウェアの追加方法>
ここで、実施形態に係る車両システムにハードウェア(即ち、上述したECU100やセンサ200等)を追加する場合の方法について、図8から図10を参照して具体的に説明する。
図8に示すように、電源分配ユニット20の接続コネクタ(n個)に対して、すでにn個のECU100が接続されている場合、全ての接続コネクタが埋まっているため、新たなECU100やセンサ200を簡単に追加することはできない。この場合の解決策としては、電源分配ユニット20の追加や、接続コネクタ数の多い電源分配ユニット20への交換が考えられるが、そのコストは比較的大きくなってしまう。
しかし、図9に示すように、拡張コネクタ300を利用すれば、比較的簡単に新たなハードウェアを追加することができる。図に示す例では、第nECU180が接続されていたn番目の接続コネクタに2つの拡張コネクタ300が接続されている。この場合、n番目の接続コネクタに、第nECU180だけでなく、第n+1ECU190も接続することが可能である。また、更にハードウェアを追加したい場合でも、拡張コネクタ300の数を増やしていくだけで済む。
図10に示すように、拡張コネクタ300は、本体部301と、本体部301に接続されたECU接続コネクタ350とを備えて構成されている。
本体部301には、第1通信線オス端子311及び第1電源線オス端子312からなる拡張用オスコネクタ310と、第1通信線オス端子311と接続された第1通信線メス端子321及び第1電源線オス端子312と接続された第1電源線メス端子322からなる拡張用メスコネクタ320とが配置されている。拡張用オスコネクタ310は、電源分配ユニット20、又は電源分配ユニット20に接続された他の拡張コネクタ300の拡張用メスコネクタ320に接続される。拡張用メスコネクタ320は、更に追加される拡張コネクタ300の拡張用オスコネクタ310に接続される。
本体部301には更に、第1通信線オス端子311及び第1通信線メス端子312を接続する通信線用バスバー並びに第1電源線オス端子312及び第1電源線メス端子322を接続する電源線用バスバーに夫々接続された制御マイコン330と、制御マイコン330に接続された第2通信線メス端子341及び第2電源線メス端子342とが配置されている。制御マイコン330は、拡張用オスコネクタ310を介して入力される電源及び通信情報を、第2通信線メス端子341及び第2電源線メス端子342を介して、適切なタイミングでECU接続コネクタ350(言い換えれば、ECU接続コネクタ350に接続されるECU100)に出力するための制御を実行可能に構成されている。
ECU接続コネクタ350には、第3通信線メス端子351及び第3電源線メス端子352が配置されている。ECU接続コネクタ350は、第3通信線メス端子351を介して、接続されたECU100と通信情報を授受可能に構成されている。また、ECU接続コネクタ350は、第3電源線メス端子352を介して、接続されたECU100に対して電源を供給することが可能に構成されている。
<アプリ再配置処理>
次に、実施形態に係る車両システムによって実行される複数のアプリを再配置するための制御について、図11を参照して詳細に説明する。図11は、実施形態に係る車両システムによるアプリ再配置処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下で説明する処理は、電源制御ECU30の各部(図1参照)によって実行されるものであるが、その一部又は全部を各ECU100やその他の部位で実行可能に構成してもよい。
図11に示すように、本実施形態に係る車両システムでは、システム構成の変更の有無が監視されている(ステップS101)。即ち、図5から図7で説明したような新たなECU、アプリ、センサ等があったか否かが監視されている。そして、システム構成に変更があった場合(ステップS101:YES)、ステップS102以降のアプリ再配置処理が開始される。なお、システム構成に変更がなかった場合(ステップS101:NO)、以降の処理は省略される。
アプリ再配置処理が開始されると、情報取得部31は、車両システムが備えている複数のECU100(新たなECU100が追加された場合は、追加されたECU100も含む)に関する情報を取得する(ステップS102)。ECU100に関する情報は、少なくともECU100の個数を示す情報、及び各ECU100の容量を示す情報を含んでいる。
続いて、情報取得部31は、複数のECU100に配置されているアプリ(新たながアプリ追加された場合は、追加されたアプリも含む)に関する情報を取得する(ステップS103)。アプリに関する情報は、少なくともアプリの個数を示す情報、及び各アプリの容量を示す情報を含んでいる。
続いて、パターン算出部32は、情報取得部31が取得した複数のECU100に関する情報及び複数のアプリに関する情報に基づいて、複数のECU100に複数のアプリを配置可能な配置パターンを算出する。具体的には、ECU100の容量及びアプリの容量に関する情報を用いて、容量オーバーしない配置パターンを算出する。そして、消費電力算出部33は、パターン算出部33で算出された複数の配置パターンの各々の合計消費電力を算出し、合計消費電力が最小となるアプリの配置パターンを算出(決定)する(ステップS104)。なお、パターン算出部32及び消費電力算出部33によって実行される処理については後に詳細に説明する。
続いて、アプリ配置処理部34は、算出された合計消費電力が最小となるアプリの配置パターンが実現されるように複数のアプリを再配置する(ステップS105)。なお、算出された配置パターンが現在の配置パターンと全く同じ場合には、アプリを再配置する処理は省略されてよい。また、アプリの再配置によって低減される消費電力が所定値よりも小さい場合(例えば、現在の配置パターンの合計消費電力と、再配置後の配置パターンの合計消費電力との差が極めて小さく、アプリを再配置することによって合計消費電力を低減する効果が十分に得られない場合)にも、アプリを再配置する処理が省略されてもよい。
続いて、電源制御ECU30は、再配置後の各ECU100の電源条件を取得する(ステップS106)。即ち、再配置後のアプリに応じた各ECU100に電源を供給すべきタイミングを示す情報を取得する。そして、電源制御ECU30は、取得した電源条件に応じて、各ECU100に電源の供給を開始するように電源分配ユニット20を制御する(ステップS107)。
<配置パターン算出処理>
次に、上述したアプリ再配置処理における合計消費電力が最小となる配置パターンを算出する処理(即ち、図11のステップS104に係る処理)について、図12を参照して詳細に説明する。図12は、実施形態に係る車両システムによる配置パターン算出処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下では、2つのECU100に対して3つのアプリ(A〜C)が配置される場合の算出フローを説明する。
図12に示すように、合計消費電力が最小となる配置パターンを算出する場合には、まず実現し得る合計消費電力の最小値を示すパラメータMinを初期化する(ステップS201)。初期化によって設定されるMinの初期値は、以降の処理でより小さい値に更新されることが前提となっているため、想定される合計消費電力に対して十分に大きな値(例えば、1000W)として設定するとよい。
続くステップS202aから202bの間、ステップS203aからS203bの間、ステップS204aからS204bの間、ステップS205aからS205bの間の各処理は所定の条件に従いループされる。なお、ステップS202の“i”はアプリAが配置されるECU100を示すパラメータであり、ステップS203の“j”はアプリBが配置されるECU100を示すパラメータであり、ステップS204の“k”はアプリCが配置されるECU100を示すパラメータであり、ステップS205の“n”は計算対象となっているECU100を示すパラメータである。上記各ステップの数値は、それぞれ(初期値、終わり値、増加分)を示している。なお、各ステップの終わり値はECU100の個数に対応している。
具体的には、ステップS202aから202bの間の各処理は、アプリAに対応するiが、初期値である1から終わり値である2になるまで1ずつ増加しながらループされる。ステップS203aから203bの間の各処理は、アプリBに対応するパラメータjが、初期値である1から終わり値である2になるまで1ずつ増加しながらループされる。ステップS204aから204bの間の各処理は、アプリCに対応するパラメータkが、初期値である1から終わり値である2になるまで1ずつ増加しながらループされる。ステップS205aから205bの間の各処理は、各ECU100に対応するパラメータnが、初期値である1から終わり値である2になるまで1ずつ増加しながらループされる。
ループ処理では、まずECU100に配置されるアプリの合計容量を算出する(ステップS206)。アプリの合計容量は、「(i==n)*アプリA容量+(j==n)*アプリB容量+(k==n)*アプリB容量」として算出できる。なお、(i==n)、(j==n)及び(k==n)は、i、j及びkとnとが同じ場合は“1”、違う場合は“0”となる。
続いて、算出されたアプリの合計容量がECU100の容量以下となっているか否かを判定する(ステップS207)。算出されたアプリの合計容量がECUの容量以下である場合には(ステップS207:YES)、ステップS205のループを抜けるまでステップS206及びステップS207の処理が繰り返される。これにより、全てのECU100に対して容量をオーバーしない配置パターンが算出される。なお、算出されたアプリの合計容量がECUの容量を超えているである場合には(ステップS207:NO)、ステップS205のループを抜けると共に、後述する合計消費電力を計算する処理が省略される。アプリの合計容量がECU100の容量を超えている場合には、実際にその配置パターンを実現することはできず、合計消費電力を計算しても無意味だからである。
アプリの配置パターンが決まると、その場合の合計消費電力を計算する(ステップS208)。即ち、図2から図4を用いて説明したように、ECU100に配置される複数のアプリのうち稼働率が最も高いアプリの稼働率に基づいて各ECU100の稼働率を決定し、稼働率から導出される各ECU100の消費電力の和を合計消費電力として算出する。
続いて、算出された合計消費電力が、最小値Minより小さいか否かを判定する(ステップS207)。算出された合計消費電力が最小値Minより小さい場合(ステップS207:YES)、計算対象となっている配置パターンが現時点で最も合計消費電力が小さくなるものであると判断できる。よって、最小値Minが算出された合計消費電力に更新されると共に、計算対象となっている配置パターンを示すパラメータi、j、kの各々が、Imin、Jmin、Kminとして夫々記憶される(ステップS208)。なお、算出された合計消費電力が最小値Minより小さくない場合(ステップS207:NO)、計算対象となっている配置パターンは現時点で最も合計消費電力が小さくなるものではないと判断できる。よって、ステップS208の処理は省略される。
以上のような処理が、考えられる全ての組合わせに対して実行されることで、実現し得るアプリの配置パターンのうち、最も合計消費電力が小さくなる配置パターンを算出(決定)することができる。
<具体的な動作例>
次に、上述したアプリ再配置処理を実行した場合の具体的な動作例について、図13及び図14を参照して説明する。図13は、配置パターン算出制御で算出される配置パターンの一例を示す表である。図14は、初期状態の配置パターン及び再配置後の配置パターンを示す概念図である。
図13に示す配置パターンは、第1ECU110(定格消費電力30W、容量1MB)、第2ECU120(定格消費電力20W、容量900kB)、及び第3ECU130(定格消費電力22W、容量800kB)に、アプリA(稼働率100%、容量500kB)、アプリB(稼働率30%、容量400kB)、アプリC(稼働率7.5%、容量600kB)、アプリD(稼働率25%、容量200kB)を配置する場合の配置パターンである。なお、初期状態では、アプリA及びアプリBが第1ECU110に配置されており、アプリC及びアプリDが第2ECU120に配置されているものとする。また、容量的に実現できない配置パターンについては省略されている。
初期状態の合計消費電力と、他の18パターンの消費電力とを比較すると、パターン18の合計消費電力(25.5W)が最も小さいことが分かる。このため、アプリ再配置処理では、パターン18の配置パターンとなるように各アプリが再配置される。
図14に示すように、アプリ再配置処理前には、第1ECU110にアプリA及びアプリBが配置され、第2ECU120にアプリC及びアプリDが配置され、第3ECU130にはいずれのアプリも配置されていない。一方、アプリ再配置処理後には、第1ECU110にはいずれのアプリも配置されず、第2ECU120にアプリA及びアプリBが配置され、第3ECU130にアプリC及びアプリDが配置される。このようにアプリを再配置すれば、ECU100の合計消費電力が初期状態の35Wから25.5Wまで低減される。即ち、アプリの再配置前と再配置後とでは9.5Wも消費電力が低減される。
以上説明したように、本実施形態に係る車両システムによれば、システム構成に変化があった場合に、ECU100の合計消費電力が最も小さくなるようなアプリの配置パターンが実現される。これにより、システム全体での消費電力を好適に低減することが可能である。
なお、上述した説明では、複数のECU100に複数のアプリを配置可能な配置パターンを算出する際に、複数のアプリに関する情報(特に、容量に関する情報)が用いられている。しかしながら、複数のアプリの容量に関する情報を用いることなく、複数のECU100に複数のアプリを配置可能な配置パターンが算出されてもよい。要は、複数のECU100に複数のアプリを配置可能な配置パターンが算出される限りは、その算出方法はどのようなものであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車両システムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10 バッテリ
20 電源分配ユニット
30 電源制御ECU
31 情報取得部
32 パターン算出部
33 消費電力算出部
34 アプリ配置処理部
100 ECU
200 センサ
300 拡張コネクタ

Claims (5)

  1. 複数のECUを備える車両システムであって、
    前記複数のECUの少なくとも一つに配置される複数のアプリ各々の稼働率を取得する取得手段と、
    前記複数のECUに前記複数のアプリを配置し得る複数の配置パターンを算出するパターン算出手段と、
    前記複数のECUの各々における最も稼働率の高いアプリの稼働率に基づいて、前記複数の配置パターンの各々を実現した場合の前記複数のECUにおける合計消費電力を算出する消費電力算出手段と、
    前記複数の配置パターンのうち、前記合計消費電力が最も小さくなる配置パターンとなるように、前記複数のアプリを前記複数のECUの少なくとも一つに配置する配置手段と
    を備えることを特徴とする車両システム。
  2. 前記パターン算出手段は、当該車両システムに新たなECUが追加された場合に、前記複数の配置パターンを算出することを特徴とする請求項1に記載の車両システム。
  3. 前記パターン算出手段は、当該車両システムに新たなアプリが追加された場合に、前記複数の配置パターンを算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両システム。
  4. 前記パターン算出手段は、当該車両システムに、前記複数のECUに配置されたアプリが利用する情報を出力する新たな出力手段が追加された場合に、前記複数の配置パターンを算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両システム。
  5. 前記複数のアプリ各々の稼働率を学習して更新する稼働率更新手段を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両システム。
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