JP6308092B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータの監視手段と、マイクロコンピュータに電源を供給する電源回路と、監視手段に電源を供給する電源回路と、を備える電子制御装置に関する。
特許文献1には、2つのマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータの一方に動作のための電源を供給する電源回路と、他方に動作のための電源を供給する電源回路と、を備える電子制御装置が開示されている。
特開2013−25471号公報
特許文献1のように2つのマイクロコンピュータを備える構成として、一方のマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンと示す)が正常に動作しているか、他方のマイクロコンピュータ(以下、監視手段と示す)により監視する構成が知られている。また、電源回路として、トランジスタを有し、クロックを用いて外部電源の電圧を降圧するスイッチング電源と、トランジスタを有し、スイッチング電源の出力電圧を降圧するシリーズ電源と、を備えるものが知られている。さらに、マイコンに電源を供給する電源回路(以下、マイコン電源回路と示す)と、監視手段に電源を供給する電源回路(以下、監視電源回路と示す)に対し、共通の発振回路からクロックが供給される構成が知られている。
このような構成では、発振回路からのクロックの出力が停止、すなわち発振停止となると、所定デューティのPWM信号を生成できなくなり、両電源回路においてスイッチング電源を構成するトランジスタのスイッチング動作ができなくなる。たとえばトランジスタがオフの時点で発振停止となると、オフの状態が継続されるため、マイコン電源回路の出力電圧、及び、監視電源回路の出力電圧は低下していく。マイコンや監視手段の駆動状態、電源を安定化させるためのコンデンサの電荷蓄積状態などによっては、マイコン側の電源よりも先に監視側の電源が低下し、マイコンの監視されない期間が生じる虞がある。この場合、たとえばマイコンの演算異常により、意図しない制御(間違ったトルク指令の出力など)が実行される虞がある。
本発明は上記問題点に鑑み、発振回路によるクロック出力が停止した場合に、マイコンの監視されない期間が生じるのを抑制することのできる電子制御装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、マイクロコンピュータ(11)と、
マイクロコンピュータが正常に動作しているか監視する監視手段(12)と、
クロックを生成する発振回路(13)と、
クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第1トランジスタ(31)を有し、外部電源(4)から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(30)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第2トランジスタ(41)を有し、出力電圧を前記マイクロコンピュータに供給するシリーズ電源(40)と、により構成されたマイコン電源回路(15)と、
クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第3トランジスタ(51)を有し、外部電源から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(50)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第4トランジスタ(61)を有し、出力電圧を監視手段に供給するシリーズ電源(60)と、により構成された監視電源回路(16)と、
各トランジスタの駆動を制御する制御回路(17)と、
を備える電子制御装置であって、
さらに、発振回路によるクロックの出力停止を検出する発振停止検出回路(14)を備え、
クロックの出力停止が検出されると、制御回路は、第2トランジスタがオフ、第4トランジスタがオンとなるように制御することを特徴とする。
これによれば、発振停止検出回路により、発振回路によるクロックの出力停止を検出することができる。クロックの出力停止が検出されると、制御回路により、第2トランジスタがオフ、第4トランジスタがオンとされる。すなわち、マイコン電源回路のシリーズ電源が、マイコンに対して電源供給不可のオフ状態、監視電源回路のシリーズ電源が、監視手段に対して電源供給可能なオン状態とされる。このため、クロックの出力が停止した場合に、監視手段よりも先にマイコンを停止させ、マイコンの監視されない期間が生じるのを抑制することができる。
開示された他の発明のひとつは、クロックの出力停止が検出されると、制御回路が、スイッチング停止状態で、第1トランジスタがオフ、第3トランジスタがオンとなるように制御することを特徴とする。
クロックの出力が停止すると、両電源回路とも、スイッチング電源のトランジスタがスイッチング動作しなくなる。本発明では、このスイッチング停止状態で、マイコン電源回路の第1トランジスタがオフ、監視電源回路の第3トランジスタがオンとされる。このように、第3トランジスタをオンに固定するため、監視電源回路において、スイッチング電源の出力電圧がシリーズ電源に供給される。したがって、監視手段に供給される電源の低下を抑制し、これにより、マイコンの監視されない期間が生じるのをより効果的に抑制することができる。
開示された他の発明のひとつは、マイクロコンピュータ(11)と、
マイクロコンピュータが正常に動作しているか監視する監視手段(12)と、
クロックを生成する発振回路(13)と、
クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第1トランジスタ(31)を有し、外部電源(4)から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(30)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第2トランジスタ(41)を有し、出力電圧を前記マイクロコンピュータに供給するシリーズ電源(40)と、により構成されたマイコン電源回路(15)と、
クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第3トランジスタ(51)を有し、外部電源から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(50)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第4トランジスタ(61)を有し、出力電圧を監視手段に供給するシリーズ電源(60)と、により構成された監視電源回路(16)と、
各トランジスタの駆動を制御する制御回路(17)と、
を備える電子制御装置であって、
さらに、発振回路によるクロックの出力停止を検出する発振停止検出回路(14)を備え、
クロックの出力停止が検出されると、制御回路は、スイッチング停止状態で、第1トランジスタがオフ、第2トランジスタがオン、第3トランジスタがオン、第4トランジスタがオン、となるように制御することを特徴とする。
これによれば、発振停止検出回路により、発振回路によるクロックの出力停止を検出することができる。クロックの出力が停止すると、両電源回路とも、スイッチング電源のトランジスタがスイッチング動作しなくなる。本発明では、このスイッチング停止状態で、マイコン電源回路の第1トランジスタがオフ、監視電源回路の第3トランジスタがオンとされる。このように、第3トランジスタをオンに固定するため、監視電源回路において、スイッチング電源の出力電圧がシリーズ電源に供給される。したがって、監視手段に供給される電源の低下を抑制し、これにより、マイコンの監視されない期間が生じるのを抑制することができる。
第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を示す図である。 図1のうち、電源回路周辺を示す図である。 メインマイコンの動作状態など示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係る電子制御装置のうち、電源回路周辺を示す図である。 メインマイコンの動作状態など示すタイミングチャートである。 第1変形例において、メインマイコンの動作状態など示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係る電子制御装置のうち、電源回路周辺を示す図である。 第4実施形態に係る電子制御装置のうち、電源回路周辺を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。なお、各実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。
(第1実施形態)
先ず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係る電子制御装置の概略構成を説明する。
図1に示す電子制御装置10は、走行用駆動源として、内燃機関としてのエンジンと、モータと、を備えるハイブリッド自動車に搭載される。電子制御装置10は、エンジンを制御するECU1(所謂エンジンECU)や、上記したモータを含むモータジェネレータを制御するECU2(所謂MGECU)などを相互に管理して、ハイブリッド自動車が最も効率よく運行できるように、駆動システム全体を統合的に制御するHVECUとして構成されている。
この電子制御装置10は、メインマイコン11と、監視マイコン12と、発振回路13と、発振停止検出回路14と、第1電源回路15と、第2電源回路16と、電源制御回路17と、を備えている。メインマイコン11が、特許請求の範囲に記載のマイクロコンピュータに相当し、監視マイコン12が監視手段に相当する。また、第1電源回路15がマイコン電源回路に相当し、第2電源回路16が監視電源回路に相当し、電源制御回路17が制御回路に相当する。
さらに、電子制御装置10は、電圧検知回路18,19と、第1駆動回路20と、通信回路21と、第2駆動回路22と、AND回路23と、コンデンサ24と、を備えている。第1駆動回路20及び通信回路21が、特許請求の範囲に記載のクロックを用いる回路に相当し、第2駆動回路22が駆動回路に相当する。本実施形態では、発振回路13、発振停止検出回路14、電源制御回路17、電圧検知回路18,19、第1駆動回路20、及び通信回路21が1つのチップに集積されて、電源IC25を構成している。
メインマイコン11及び監視マイコン12は、いずれも、CPU、ROM、RAM、レジスタ、及びI/Oなどを備えて構成されたマイクロコンピュータである。メインマイコン11及び監視マイコン12において、CPUが、RAMやレジスタの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された制御プログラム、バスを介して取得した各種データなどに応じて信号処理を行う。また、この信号処理で得られた信号を、マイコン間通信で出力したり、バスに出力したりする。このようにして、メインマイコン11及び監視マイコン12は、各種機能を実行する。
メインマイコン11は、駆動システム全体を統合的に制御する上で主要な役割を果たす。たとえば、メインマイコン11は、車両の走行時に、ハイブリッド自動車に搭載された降圧(たとえば200V)の駆動用バッテリ3の充放電制御を実行する。この駆動用バッテリ3の充放電制御では、駆動用バッテリ3の充放電状態(State of Charge)を図示しない電池ECUから取得し、駆動用バッテリ3の充放電可能量を算出する。そして、ハイブリッド自動車に駆動トルクを発生させる場合に、駆動用バッテリ3から放電可能であれば、その放電可能量に応じて、モータとエンジンとに発生すべき駆動トルクを割り振る。一方、メインマイコン11は、ハイブリッド自動車が制動トルクを発生させる場合に、駆動用バッテリ3に充電可能であれば、回生ブレーキを作動させ、駆動用バッテリ3の充電制御を実行する。この際、メインマイコン11は、回生ブレーキによる制動トルクと、図示しないブレーキ装置による制動トルクとが要求制動トルクに一致するように制御する。
監視マイコン12は、メインマイコン11が正常に動作しているかを監視する。たとえば、メインマイコン11にウォッチドック異常、通信異常、演算機能の異常がないか監視する。さらに監視マイコン12は、駆動システム全体を統合的に制御する上で補助的な役割を果たしても良いし、駆動システム全体の制御とは別の制御を実行してもよい。本実施形態において、監視マイコン12は、電源がオフされたときにシフトレンジを自動的にパーキングレンジにするシフト系の制御などを実行する。
本実施形態では、監視手段が監視マイコン12として構成されているため、メインマイコン11及び監視マイコン12は、それぞれが正常に動作しているか相互に監視する。また、監視マイコン12は、メインマイコン11に供給される電源電圧(後述する出力電圧V4)を監視し、該電源電圧が所定値を下回るとメインマイコン11をリセットする。
発振回路13は、たとえば水晶振動子を備えており、所定周波数のクロックを生成する。本実施形態では、周波数1MHzのクロックを生成する。発振回路13より出力されるクロックは、電源制御回路17、第1駆動回路20、及び通信回路21に入力される。
発振停止検出回路14は、発振回路13からのクロックの出力が停止したか否かを判定し、クロックの出力停止、すなわち発振停止と判定した場合に、発振停止信号を、クロック出力先である電源制御回路17、第1駆動回路20、及び通信回路21に出力する。発振停止検出回路14は、発振回路13から出力されるクロック周波数がたとえば700kHzを下回ると、発振停止と判定し、発振停止信号を出力する。
第1電源回路15は、ハイブリッド自動車に搭載された補機用バッテリ3から供給される直流電圧(以下、単にバッテリ電圧と示す)を降圧し、メインマイコン12に動作するための電源として供給する。第1電源回路15は、第1スイッチング電源30と、第1シリーズ電源40と、を有している。第1スイッチング電源30及び第1シリーズ電源40としては、後述する第1トランジスタ31、第2トランジスタ41を備えた周知のものを採用することができる。第1スイッチング電源30、第1シリーズ電源40が、特許請求の範囲に記載のマイコン電源回路が有するスイッチング電源、シリーズ電源に相当する。
図2に示すように、第1スイッチング電源30は、第1トランジスタ31と、ダイオード32と、コイル33と、第1コンデンサ34と、を有している。本実施形態では、第1スイッチング電源30により、12Vのバッテリ電圧を6Vまで降圧する。バッテリ電圧は、コンデンサ24にて安定化される。図2では、第1トランジスタ31として、pチャネル型のMOSFETを採用しており、ソースがコンデンサ24側(補機用バッテリ3側)に接続され、ドレインがコイル33に接続されている。また、第1トランジスタ31のゲートは、電源制御回路17に接続されている。
第1トランジスタ31とコイル33との接続点には、グランド側をアノードとしてダイオード32が接続されている。また、コイル33の下流側には、第1スイッチング電源30の出力電圧V1を安定化させるために、第1コンデンサ34が接続されている。第1コンデンサ34は、第1スイッチング電源30の出力電圧V1に対応する電荷を蓄積する。
第1シリーズ電源40は、第2トランジスタ41と、第2コンデンサ42と、を有している。本実施形態では、第1シリーズ電源40により、第1スイッチング電源30の出力電圧V1(6V)を、5Vまで降圧する。図2では、第2トランジスタ41として、pnp型のバイポーラトランジスタを採用しており、エミッタが第1スイッチング電源30の第1コンデンサ34に接続され、コレクタがメインマイコン11に接続されている。第2トランジスタ41のベースは、電源制御回路17に接続されている。第2トランジスタ41の下流側には、第1シリーズ電源40の出力電圧V2を安定化させるために、第2コンデンサ34が接続されている。第2コンデンサ52は、第1シリーズ電源40の出力電圧V2に対応する電荷を蓄積する。
第2電源回路16は、バッテリ電圧を降圧し、監視マイコン12に動作するための電源として供給する。第2電源回路16は、第1電源回路15同様、第2スイッチング電源50と、第2シリーズ電源60と、を有している。第2スイッチング電源50及び第2シリーズ電源50としては、後述する第3トランジスタ51、第4トランジスタ61を備えた周知のものを採用することができる。第2スイッチング電源50、第2シリーズ電源60が、特許請求の範囲に記載の監視電源回路が有するスイッチング電源、シリーズ電源に相当する。
図2に示すように、第2スイッチング電源50は、第3トランジスタ51と、ダイオード52と、コイル53と、第3コンデンサ54と、を有している。第2スイッチング電源50も、第1スイッチング電源30同様、12Vのバッテリ電圧を6Vまで降圧する。また、第3トランジスタ31として、pチャネル型のMOSFETを採用しており、ソースがコンデンサ24側(補機用バッテリ3側)に接続され、ドレインがコイル53に接続されている。また、第3トランジスタ51のゲートは、電源制御回路17に接続されている。
第3トランジスタ51とコイル53との接続点には、グランド側をアノードとしてダイオード52が接続されている。また、コイル53の下流側には、第3スイッチング電源30の出力電圧V3を安定化させるために、第3コンデンサ54が接続されている。第3コンデンサ54は、第2スイッチング電源50の出力電圧V3に対応する電荷を蓄積する。
第4シリーズ電源60は、第4トランジスタ61と、第4コンデンサ62と、を有している。本実施形態では、4つのコンデンサ34,42,54,62が、すべて同じ容量のものとなっている。第2シリーズ電源60も、第1シリーズ電源40同様、第3スイッチング電源50の出力電圧V3(6V)を、5Vまで降圧する。また、第4トランジスタ61として、pnp型のバイポーラトランジスタを採用しており、エミッタが第2スイッチング電源50の第3コンデンサ54に接続され、コレクタが監視マイコン12に接続されている。第4トランジスタ61のベースは、電源制御回路17に接続されている。第4トランジスタ61の下流側には、第2シリーズ電源60の出力電圧V4を安定化させるために、第4コンデンサ64が接続されている。第4コンデンサ62は、第2シリーズ電源60の出力電圧V4に対応する電荷を蓄積する。
電源制御回路17は、第1トランジスタ31、第2トランジスタ41、第3トランジスタ51、第4トランジスタ61の駆動を制御する。
通常時(クロック出力されている期間)において、電源制御回路17は、第1スイッチング電源30の出力電圧V1が6Vになるように、発振回路13から入力されるクロックを用いて所定デューティのPWM信号を生成し、第1トランジスタ31のスイッチング動作を制御する。同じく、第3スイッチング電源50の出力電圧V3が6Vになるように、発振回路13から入力されるクロックを用いて所定デューティのPWM信号を生成し、第3トランジスタ51のスイッチング動作を制御する。
PWM信号により、第1トランジスタ31及び第3トランジスタ51は、周期的にオン、オフ制御される。たとえば、第1トランジスタ30がオンされると、バッテリ電圧に基づく電流が第1トランジスタ31を介して流れる。この電流は、コイル33にエネルギーを蓄積しながら、第1コンデンサ34を充電する。そして、第1トランジスタ31がオフされると、バッテリ電圧に基づく電流の流れが遮断される。この場合、コイル33に蓄積されたエネルギーにより、ダイオード32及びコイル33を介して、第1コンデンサ34へと電流が流れる。第1トランジスタ31が所定デューティでオン、オフされるため、第1コンデンサ34が発生する出力電圧、すなわち出力電圧V1は、バッテリ電圧よりも低い6Vとなる。なお、第3トランジスタ51を有する第2スイッチング電源50についても同様である。
また、通常時において、電源制御回路17は、第1シリーズ電源40の出力電圧V2が5Vになるように、第2トランジスタ41のベース電流を調節する。同じく、第2シリーズ電源60の出力電圧V4が5Vになるように、第4トランジスタ61のベース電流を調節する。たとえば電源制御回路17は、第1シリーズ電源40の出力電圧V2が5Vになるように、第2トランジスタ41(pnp型のバイポーラトランジスタ)のベース電流を調節する。第2トランジスタ41には、ベース電流に応じた電流が流れるため、この電流は、第2コンデンサ42を充電する。これにより、第2コンデンサ42が発生する出力電圧、すなわち出力電圧V2は、出力電圧V1よりも低い5Vとなる。なお、第4トランジスタ61を有する第2シリーズ電源60についても同様である。
一方、発振停止検出回路14から発振停止信号が入力される、すなわちクロックの出力停止が検出されると、電源制御回路17は、クロックを用いて所定デューティのPWM信号を生成することができなくなる。この発振停止期間において、本実施形態の電源制御回路17は、第1トランジスタ31、第2トランジスタ41、及び第3トランジスタ51がオフとなり、第4トランジスタ61のみがオンとなるように制御する。なお、第4トランジスタ61は、出力電圧V4が一低電圧(5V)となるように、そのオン状態がフィードバック制御(ハーフオン制御)される。
第1トランジスタ31及び第3トランジスタ51については、発振停止によりスイッチングできない状態(スイッチング停止状態)で、オフとされる。第4トランジスタ61はオンとされるため、第3コンデンサ54に蓄積されたエネルギーにより、第4トランジスタ61が動作することができる。発振停止期間において、制御上、第4トランジスタ61はオンとされるが、第3トランジスタ51がオフとされており、時間経過とともに第3コンデンサ54に蓄積されたエネルギーが消費されるため、出力電圧V3がたとえば1.5Vを下回ると動作できなくなり停止する。
次に、電圧検知回路18は、第1電源回路15からメインマイコン11に供給される電源の電圧、すなわち出力電圧V2を検出し、出力電圧V2がたとえば4Vを下回ると、メインマイコン11をリセットさせるための信号RST1を、メインマイコン11に出力する。一方、電圧検知回路19は、第2電源回路16から監視マイコン12に供給される電源の電圧、すなわち出力電圧V4を検出し、出力電圧V4がたとえば4Vを下回ると、監視マイコン12をリセットさせるための信号RST2を、監視マイコン12に出力する。
第1駆動回路20及び通信回路21は、ともに、発振回路13により生成されたクロックを用い、メインマイコン11の指示により駆動する。そして、電子制御装置10の外部に信号を出力する。第1駆動回路20は、負荷5を駆動させるための回路である。本実施形態では、負荷5としてのメインリレーを開閉させる。メインリレーは、上記したECU1,2などに補機用バッテリ4から電源(12V)を供給するためのリレーである。第1駆動回路20は、クロックが入力された状態で、メインマイコン11からの指示に従い、負荷5(メインリレー)を開閉させる。通信回路21は、電子制御装置10と、ECU1,2などの他のECUとの間の通信を行なうための回路である。通信回路21では、LIN(Local Interconnect Network)通信、CAN(Controller Area Network)通信などの通信方式を用いて通信を行なうことができる。なお、CANは登録商標である。
第2駆動回路22は、メインマイコン11の指示により、負荷を駆動する回路である。本実施形態では、負荷としてのシステムメインリレー6を開閉させる。システムメインリレーは、駆動用バッテリ3とインバータなどの各種装置(高電圧回路)とを電気的に接続又は遮断するリレーである。この第2駆動回路22には、AND回路23の出力が入力される。AND回路23は、メインマイコン11及び監視マイコン12の指示信号が入力される。入力信号がともに第2駆動回路22の駆動を禁止する、すなわちシステムメインリレー6を開状態(オフ)とさせる信号の場合に、AND回路23は、第2駆動回路22の駆動を禁止する信号を出力する。
次に、図3に示すタイミングチャートに基づき、上記した電子制御装置10の動作について説明する。
図3に示すように、発振回路13が発振、すなわちクロックを生成していると、発振停止検出回路14は、発振回路13が正常に発振していると判定し、発振停止信号を出力しない。一方、発振回路13の発振停止を検出すると、発振停止検出回路14は発振停止信号を出力する。
先ず、発振回路13が発振している期間、すなわち通常時の動作について説明する。通常時には、電子制御回路17にクロックが供給される。このため、電源制御回路17によりPWM信号が生成され、出力電圧V1,V3が6Vになるように、第1トランジスタ31及び第3トランジスタ51が制御される。また、出力電圧V2,V4が5Vになるように、第2トランジスタ41及び第4トランジスタ61のベース電流が制御される。このように、第1スイッチング電源30、第1シリーズ電源40、第2スイッチング電源50。第2シリーズ電源60は動作状態を示す。これにより、出力電圧V1,V3は6V、出力電圧V2,V4は5Vとなる。
メインマイコン11及び監視マイコン12に供給される電源、すなわち出力電圧V2,V4が5Vであるため、電圧検知回路18,19から出力されるリセット信号RST1,RST2はいずれもハイレベルを示し、メインマイコン11及び監視マイコン12はリセットされない。このため、メインマイコン11及び監視マイコン12はいずれも動作状態を示す。したがって、監視マイコン12は、メインマイコン11を監視する。
通常時には、第1駆動回路20及び通信回路21にもクロックが供給される。また、メインマイコン11は動作状態にある。したがって、第1駆動回路20はオン状態となり、負荷5であるメインリレーを閉状態にさせる。通信回路21は、他のECU1,2などと通信を行う。
また、メインマイコン11は、第2駆動回路22に対して、負荷であるシステムメインリレー6を閉状態にさせるための信号を出力する。上記のように、監視マイコン12はメインマイコン11を監視しており、メインマイコン11が動作状態であるため、監視マイコン12も第2駆動回路22に対して、駆動を許可する信号を出力する。このため、AND回路23は、システムメインリレー6を閉状態にさせるための信号を、第2駆動回路22に対して出力し、第2駆動回路22がシステムメインリレー6を閉状態にさせる。これにより、駆動用バッテリ3からインバータなどの各種装置に電源が供給される。
次に、発振停止検出回路14による発振停止検出以後の動作について説明する。発振停止検出回路14は、発振回路13の発振停止を検出すると、発振停止信号をクロック供給先である電源制御回路17に出力する。上記したように、電源制御回路17は、第1トランジスタ31、第2トランジスタ41、及び第3トランジスタ51がオフとなり、第4トランジスタ61のみがオンとなるように制御する。ここでも、第4トランジスタ61は、上記したようにハーフオン制御される。したがって、第1スイッチング電源30、第1シリーズ電源40、及び第2スイッチング電源50が停止状態(降圧できない状態)となる。一方、第2シリーズ電源60は、発振停止検出後も動作状態(降圧可能状態)が継続される。
第1スイッチング電源30の出力電圧V1は、第1コンデンサ34に蓄積されたエネルギーの放出によって徐々に低下し、最終的に0Vとなる。第1シリーズ電源40の出力電圧V2は、第2コンデンサ42に蓄積されたエネルギーを使ってメインマイコン11が動作するため、出力電圧V1よりも急峻に低下する。メインマイコン11の動作保障電圧は、たとえば3.5Vである。出力電圧V2が4Vを下回ると、メインマイコン11をリセットさせるために電圧検知回路18がリセット信号RST1としてローレベルの信号を出力する。したがって、出力電圧V2が4Vを下回った時点で、メインマイコン11は停止状態(リセット状態)となる。このように、発振停止検出から所定時間経過したタイミングで、メインマイコン11は停止する。
第2スイッチング電源50の出力電圧V3は、第3コンデンサ54に蓄積されたエネルギーを使って第2シリーズ電源60が動作するため、出力電圧V1よりも早く低下する。第2シリーズ電源60は、出力電圧V3が1.5Vを下回るまで、降圧動作を行うため、出力電圧V4は、発振停止検出時における第4コンデンサ62の蓄積分に、降圧動作分(すなわち、第3コンデンサ54に蓄積されたエネルギーの一部)が重畳され、出力電圧V2よりも緩やかに低下する。監視マイコン12の動作保障電圧も3.5Vであり、出力電圧V4が4Vを下回ると、監視マイコン12をリセットさせるために電圧検知回路19がリセット信号RST2としてローレベルの信号を出力する。このため、出力電圧V4が4Vを下回った時点で、監視マイコン12が停止状態(リセット状態)となるが、上記したように、出力電圧V4は出力電圧V2よりも緩やかに低下する。また、出力電圧V4は、出力電圧V3が低下する過程で、出力電圧V4と同じ5Vに到達すると、出力電圧V4も低下を開始する。すなわち、電圧低下の開始タイミングが、出力電圧V2よりも遅い。以上により、監視マイコン12は、メインマイコン11が停止した後に、停止する。
また、発振停止を検出すると、発振停止検出回路14は、発振停止信号を第1駆動回路20及び通信回路21にも出力する。発振停止信号の入力をトリガとして、第1駆動回路20は、負荷5を駆動させることのできないオフ状態となる。本実施形態では、第1駆動回路20により、負荷5としてのメインリレーが開状態となる。また、通信回路21は、発振停止信号の入力をトリガとして、通信を行うことのできないオフ状態(レセッシブ状態)となる。このように、発振停止検出回路14は、発振停止信号を第1駆動回路20及び通信回路21に出力することで、第1駆動回路20及び通信回路21をオフ状態にする。
また、メインマイコン11が停止すると、メインマイコン11から第2駆動回路22に対して出力される指示信号は、負荷であるシステムメインリレー6をオフさせる信号となる。上記のように、監視マイコン12はメインマイコン11を監視しており、メインマイコン11が停止(リセット状態)になると、監視マイコン12は駆動禁止信号を出力する。このように、メインマイコン11からオフを指示する信号が入力され、監視マイコン12から駆動禁止信号が入力されると、AND回路23は、システムメインリレー6をオフさせるための信号を、第2駆動回路22に対して出力する。これにより、第2駆動回路22は、システムメインリレー6を開状態にさせる。そして、駆動用バッテリ3と各種装置が遮断される。
次に、本実施形態に係る電子制御装置10の効果について説明する。
本実施形態によれば、発振停止検出回路14により、発振回路13によるクロックの出力停止を検出することができる。クロックの出力停止が検出されると、電源制御回路17により、第2トランジスタ41がオフ、第4トランジスタ61がオンとされる。詳しくは、第4トランジスタ61が、一低電圧(5V)を出力するようにオンされる。このため、第1電源回路15の第1シリーズ電源40が、メインマイコン12に対して電源供給不可のオフ状態となり、第2電源回路16の第2シリーズ電源60が、監視マイコン12に対して電源供給可能なオン状態となる。したがって、クロックの出力が停止した場合に、監視マイコン12よりも先にメインマイコン11を停止させ、メインマイコン11の監視されない期間が生じるのを抑制することができる。
クロックの供給が停止すると、第1駆動回路20及び通信回路21が、クロック停止前の論理で固着する。このとき、オン固着(非安全側の論理で固着)する虞がある。本実施形態では、発振停止検出回路14からの発振停止信号により、第1駆動回路20及び通信回路21がオフ状態となる。これにより、第1駆動回路20が、負荷5であるメインリレーを開状態(オフ)とする。したがって、オン固着により、負荷5であるメインリレーをオフできなくなるのを防ぐことができる。また、通信回路21は、レセッシブ状態となる。したがって、ドミナント固着し、ECU1,2などの他のECU間での通信ができなくなるのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、メインマイコン11の異常を検出すると、監視マイコン12から、第2駆動回路22の駆動を停止させるための駆動禁止信号が、第2駆動回路22に対して出力される。このように、メインマイコン11のリセットだけでなく、監視マイコン12の駆動禁止信号が入力されることをもって第2駆動回路22をオフさせ、システムメインリレー6を開状態にする。したがって、システムメインリレー6を安全に開状態(オフ)にする信頼性を向上することができる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子制御装置10と共通する部分についての説明は割愛する。
本実施形態では、クロックの出力停止が検出されると、電源制御回路17により、第1トランジスタ31がオフ、第2トランジスタ41がオフ、第3トランジスタ51がオン、第4トランジスタ61がオンとされる。
また、電子制御装置10が、図4に示すように、第2スイッチング電源50の出力電圧V3を検出する電圧検出回路70を備えている。そして、電圧検出回路70により検出される出力電圧が所定の閾値以上になると、電源制御回路17は、第3トランジスタ51がオフとなるように制御する。
電圧検出回路70は、第3コンデンサ54と第4トランジスタ61との接続点と、グランドとの間において、直列に配置された抵抗71,72と、閾値電圧を生成する基準電源73と、抵抗71,72による分圧値と閾値電圧とを比較するコンパレータ74と、を有している。コンパレータ74は、分圧値が閾値電圧を超えると、電源制御回路17に対して過電圧信号を出力する。電源制御回路17は、過電圧信号が入力されると、第3トランジスタ51がオフとなるように制御する。
次に、図5に示すタイミングチャートに基づき、上記した電子制御装置10の動作について説明する。第1駆動回路20と、通信回路21と、第2駆動回路22へのメインマイコン出力と、第2駆動回路22への監視マイコン出力については、図3と同じであるため、その記載を省略している。また、通常動作については、第1実施形態と同じであるため、その説明は省略する。
発振停止検出回路14は、図5に示すように発振回路13の発振停止を検出すると、発振停止信号をクロック供給先である電源制御回路17に出力する。上記したように、電源制御回路17は、第1トランジスタ31、及び、第2トランジスタ41がオフとなるように制御する。したがって、第1スイッチング電源30及び第1シリーズ電源40が停止状態(降圧できない状態)となる。
第1実施形態同様、第1スイッチング電源30の出力電圧V1は、第1コンデンサ34に蓄積されたエネルギーの放出によって徐々に低下し、最終的に0Vとなる。第1シリーズ電源40の出力電圧V2は、第2コンデンサ42に蓄積されたエネルギーを使ってメインマイコン11が動作するため、出力電圧V1よりも急峻に低下する。出力電圧V2が4Vを下回ると、電圧検知回路18がリセット信号RST1としてローレベルの信号を出力する。したがって、出力電圧V2が4Vを下回った時点で、メインマイコン11は停止状態(リセット状態)となる。このように、発振停止検出から所定時間経過したタイミングで、メインマイコン11は停止する。
一方、電源制御回路17は、第3トランジスタ51及び第4トランジスタ61がオンとなるように制御する。第1実施形態同様、第4トランジスタ61は、出力電圧V4として一低電圧(5V)を出力するようにオンされる。発振回路13からのクロック供給が停止しているため、第3トランジスタ51は、所定デューティでスイッチング動作することはできないが、オンとなるように制御される。これにより、第3トランジスタ51は、デューティ100%の状態で駆動、すなわちオン固定される。したがって、第2スイッチング電源50は、発振停止検出後においてオン固定され、第2シリーズ電源60は、発振停止検出後も動作状態が継続される。
オン固定により、第2スイッチング電源50の出力電圧V3は、発振停止前の6Vから、バッテリ電圧(12V)に向けて上昇する。本実施形態では、出力電圧V3が7Vを上回ると、上記した電圧検出回路70から過電圧信号が出力される。過電圧信号が入力されると、電源制御回路17は、第3トランジスタ51がオフとなるように制御する。第3トランジスタ51をオフとした後も、第3コンデンサ54に蓄積されたエネルギーを使って第2シリーズ電源60が動作する。これにより、出力電圧V3は低下していくが、出力電圧V3が低下する過程で、出力電圧V4と同じ5Vに到達すると、出力電圧V4も低下を開始する。そして、出力電圧V4が4Vを下回ると、電圧検知回路19がリセット信号RST2としてローレベルの信号を出力する。このため、出力電圧V4が4Vを下回った時点で、監視マイコン12が停止状態(リセット状態)となる。
次に、本実施形態に係る電子制御装置10の効果について説明する。
本実施形態では、発振停止信号が入力されると、電源制御回路17が、第1トランジスタ31がオフ、第3トランジスタ51がオンとなるように制御する。すなわち、発振停止信号が入力されても、第2スイッチング電源50を降圧動作させる。また、高圧動作停止後においても、第3コンデンサ54に蓄積されたエネルギーにより、第2シリーズ電源60はしばらくの間、降圧動作する。したがって、発振停止となってから、監視マイコン12がリセットされるまでの時間を、第1実施形態よりも長くとることができる。これにより、メインマイコン11の監視されない期間が生じるのをより効果的に抑制することができる。
特に本実施形態では、発振停止信号が入力されると、電源制御回路17が第3トランジスタ51をオン状態でずっと固定するのではなく、電圧検出回路70から過電圧信号が入力されると、第3トランジスタ51をオフさせる。したがって、出力電圧V3が上昇しすぎるのを抑制することができる。これにより、第2シリーズ電源60での電圧降下を小さくし、第2シリーズ電源60の温度が許容温度上限を超えるのを抑制することができる。
しかしながら、発振停止信号が入力されると、第3トランジスタ51をオン状態でずっと固定してもよい。この場合、出力電圧V3は、バッテリ電圧の12Vまで上昇し、その状態を維持することとなる。
本実施形態では、電圧検出回路70を、電源制御回路17とは別に設ける例を示したが、電源制御回路17の一部として構成してもよい。
本実施形態では、クロックの出力停止が検出されると、電源制御回路17により、第1トランジスタ31がオフ、第2トランジスタ41がオフ、第3トランジスタ51がオン、第4トランジスタ61がオン(ハーフオン)とされる例を示した。しかしながら、第1トランジスタ31がオフ、第2トランジスタ41がオン(ハーフオン)、第3トランジスタ51がオン、第4トランジスタ61がオン(ハーフオン)とされる構成を採用することもできる。
この場合、図6に示すように、メインマイコン11の停止(リセット)タイミングが、第1実施形態(図3)に示した監視マイコン12の停止タイミングと同じとなる。一方、監視マイコン12の停止タイミングは、上記した図5と同じとなる。したがって、監視マイコン12が停止する前に、メインマイコン11を停止させることができる。さらに、図6においては、過電圧信号が入力されると、第3トランジスタ51をオフとなるように制御されるため、上記したように、第2シリーズ電源60での電圧降下を小さくし、第2シリーズ電源60の温度が許容温度上限を超えるのを抑制することもできる。
(第3実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子制御装置10と共通する部分についての説明は割愛する。
第1実施形態では、第1コンデンサ34、第2コンデンサ42、第3コンデンサ54、第4コンデンサ62が、すべて同一の容量を有する例を示した。本実施形態では、図7に示すように、第1スイッチング電源30が、第1コンデンサ134を有し、第1シリーズ電源40が、第2コンデンサ142を有している。また、第2スイッチング電源50が、第3コンデンサ154を有し、第2シリーズ電源60が、第4コンデンサ162を有している。そして、第4コンデンサ162として、第2コンデンサ142よりも容量の大きいものを採用している。さらには、第3コンデンサ154として、第1コンデンサ134よりも容量の大きいものを採用している。
これによれば、発振停止が検出されたときに、第3コンデンサ154及び第4コンデンサ162に蓄積されているエネルギーを、第1実施形態よりも大きくすることができる。これにより、発振停止となってから、監視マイコン12がリセットされるまでの時間を、第1実施形態よりも長くとることができる。したがって、メインマイコン11の監視されない期間が生じるのをより効果的に抑制することができる。
なお、少なくとも第4コンデンサ162として、第2コンデンサ142よりも容量の大きいものを採用すると、第4コンデンサ162と第2コンデンサ142の容量が同じ構成に較べて、監視マイコン12がリセットされるまでの時間を長くとることができる。また、少なくとも第3コンデンサ154として、第1コンデンサ134よりも容量の大きいものを採用すると、第3コンデンサ154と第1コンデンサ134の容量が同じ構成に較べて、監視マイコン12がリセットされるまでの時間を長くとることができる。
また、本実施形態に示した構成を、第2実施形態に示した構成と組み合わせることもできる。
(第4実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子制御装置10と共通する部分についての説明は割愛する。
本実施形態の電子制御装置10は、図8に示すように、発振停止が検出されると、第2コンデンサ42に蓄積されている電荷をグランドに引き抜くトランジスタ75を備えている。このトランジスタ75が特許請求の範囲に記載の引き抜き手段に相当する。
図8では、トランジスタ75として、npn型のバイポーラトランジスタを採用している。そして、トランジスタ75のコレクタが、第2トランジスタ41と第2コンデンサ42との接続点に接続され、エミッタがグランドに接続されている。また、ベースは、電源制御回路17に接続されており、電源制御回路17に発振停止信号が入力されると、電源制御回路17は、トランジスタ75がオンして第2コンデンサ42に蓄積された電荷をグランドに引き抜くように、ベース電流を制御する。
これによれば、発振停止が検出されると、第2コンデンサ42の電荷を引き抜くため、メインマイコン11がリセットされるまでの時間を短くすることができる。したがって、メインマイコン11の監視されない期間が生じるのをより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に示した構成を、第2実施形態に示した構成や第3実施形態に示した構成(第2コンデンサ142)と組み合わせることもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
監視手段は、監視マイコン12に限定されない。たとえば、電源IC25内にハードロジックで構成された監視回路を採用することもできる。
電子制御装置10としては、HVECUに限定されない。クロックを用い、メインマイコン11の指示により駆動する回路としては、負荷5としてのメインリレーを駆動する第1駆動回路20と、通信回路21との組み合わせに限定されない。メインマイコン12の指示により負荷を駆動する回路としては、システムメインリレー6を駆動する第2駆動回路22に限定されない。
1,2…ECU、3…駆動用バッテリ、4…補機用バッテリ、5…負荷、6…システムメインリレー、10…電子制御装置、11…メインマイコン、12…監視マイコン、13…発振回路、14…第1電源回路、15…第2電源回路、16…電源制御回路、17…発振停止検出回路、18,19…電圧検知回路、20…第1駆動回路、21…通信回路、22…第2駆動回路、23…AND回路、24…コンデンサ、25…電源IC、30…第1スイッチング電源、31…第1トランジスタ、32…ダイオード、33…コイル、34,134…第1コンデンサ、40…第1シリーズ電源、41…第2トランジスタ、42,142…第2コンデンサ、50…第2スイッチング電源、51…第3トランジスタ、52…ダイオード、53…コイル、54,154…第3コンデンサ、60…第2シリーズ電源、61…第4トランジスタ、62,162…第4コンデンサ、70…電圧検知回路、71,72…抵抗、73…基準電源、74…コンパレータ、75…トランジスタ

Claims (9)

  1. マイクロコンピュータ(11)と、
    前記マイクロコンピュータが正常に動作しているか監視する監視手段(12)と、
    クロックを生成する発振回路(13)と、
    前記クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第1トランジスタ(31)を有し、外部電源(4)から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(30)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第2トランジスタ(41)を有し、出力電圧を前記マイクロコンピュータに供給するシリーズ電源(40)と、により構成されたマイコン電源回路(15)と、
    前記クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第3トランジスタ(51)を有し、前記外部電源から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(50)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第4トランジスタ(61)を有し、出力電圧を前記監視手段に供給するシリーズ電源(60)と、により構成された監視電源回路(16)と、
    各トランジスタの駆動を制御する制御回路(17)と、
    を備える電子制御装置であって、
    さらに、前記発振回路による前記クロックの出力停止を検出する発振停止検出回路(14)を備え、
    前記クロックの出力停止が検出されると、前記制御回路は、前記第2トランジスタがオフ、前記第4トランジスタがオンとなるように制御することを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記制御回路は、前記クロックの出力停止が検出されると、スイッチング停止状態で、前記第1トランジスタがオフ、前記第3トランジスタがオンとなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. マイクロコンピュータ(11)と、
    前記マイクロコンピュータが正常に動作しているか監視する監視手段(12)と、
    クロックを生成する発振回路(13)と、
    前記クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第1トランジスタ(31)を有し、外部電源(4)から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(30)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第2トランジスタ(41)を有し、出力電圧を前記マイクロコンピュータに供給するシリーズ電源(40)と、により構成されたマイコン電源回路(15)と、
    前記クロックを用いて形成される信号によりスイッチング動作する第3トランジスタ(51)を有し、前記外部電源から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(50)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第4トランジスタ(61)を有し、出力電圧を前記監視手段に供給するシリーズ電源(60)と、により構成された監視電源回路(16)と、
    各トランジスタの駆動を制御する制御回路(17)と、
    を備える電子制御装置であって、
    さらに、前記発振回路による前記クロックの出力停止を検出する発振停止検出回路(14)を備え、
    前記クロックの出力停止が検出されると、前記制御回路は、スイッチング停止状態で、前記第1トランジスタがオフ、前記第2トランジスタをオン、前記第3トランジスタがオン、前記第4トランジスタがオンとなるように制御することを特徴とする電子制御装置。
  4. さらに、前記監視電源回路における前記スイッチング電源の出力電圧を検出する電圧検出回路(70)を備え、
    前記電圧検出回路により検出される前記出力電圧が所定の閾値以上になると、前記制御回路は、前記第3トランジスタがオフとなるように制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電子制御装置。
  5. さらに、前記クロックを用い、前記マイクロコンピュータの指示により駆動する回路(20,21)を備え、
    前記クロックの出力停止が検出されると、前記回路は駆動を停止することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子制御装置。
  6. さらに、前記マイクロコンピュータの指示により負荷を駆動する駆動回路(22)を備え、
    前記監視手段は、前記マイクロコンピュータの異常を検出すると、前記駆動回路の駆動を停止させるための信号を出力することを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の電子制御装置。
  7. 前記マイコン電源回路における前記スイッチング電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第1コンデンサ(134)と、
    前記マイコン電源回路における前記シリーズ電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第2コンデンサ(142)と、
    前記監視電源回路における前記スイッチング電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第3コンデンサ(154)と、
    前記監視電源回路における前記シリーズ電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第4コンデンサ(162)と、を備え、
    前記第4コンデンサの容量が前記第2コンデンサの容量よりも大きいことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の電子制御装置。
  8. 前記マイコン電源回路における前記スイッチング電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第1コンデンサ(134)と、
    前記マイコン電源回路における前記シリーズ電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第2コンデンサ(142)と、
    前記監視電源回路における前記スイッチング電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第3コンデンサ(154)と、
    前記監視電源回路における前記シリーズ電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積する第4コンデンサ(162)と、を備え、
    前記第3コンデンサの容量が前記第1コンデンサの容量よりも大きいことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の電子制御装置。
  9. 前記マイコン電源回路における前記シリーズ電源の出力電圧に対応する電荷を蓄積するコンデンサ(42,142)と、
    前記クロックの出力停止が検出されると、前記コンデンサに蓄積された電荷を引き抜く引き抜き手段(75)と、を備えることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載の電子制御装置。
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