JP2009118657A - 電源装置及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、過電流が生じた際に素子を確実に保護することができるとともに、小型化及び信頼性の向上を図った電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電源装置1は、出力側の過電流の発生を検出して判定信号を出力する過電流検出部13と、過電流検出部13の判定信号が入力されるとともに、その判定信号の結果をラッチし継続して出力するラッチ部15と、を備える。そして、ラッチ部15から継続して異常状態を示す信号を出力することによって、出力電圧及び出力電流を低減する制御を行う。したがって、確実に過電流を抑制することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、DC/DCコンバータに代表される電源装置、及び、これを備える電子機器に関する。
従来から、熱損失が少なく、かつ、入力較差が大きい場合に比較的効率が良い安定化電源手段の一つとして、出力トランジスタのスイッチング制御(デューティ制御)によってエネルギ貯蔵素子(コンデンサやコイルなど)を駆動することで、入力電圧から所望の出力電圧を得るスイッチングレギュレータが広く用いられる。
このようなスイッチングレギュレータには、ソフトスタート回路が設けられるものがある(特許文献1参照)。そして、ソフトスタート回路を設けることによって、電源装置の立ち上げ時において出力電圧が急激に上昇することを防ぎ、トランジスタなどの装置内外に設けられる素子の破損を抑制することが可能となる。また、電源装置が異常などにより一時停止した後に復帰する場合においても、同様に素子の破損を抑制することが可能となる。また、このような電源装置において、出力側の過電流の発生を検出して、電源装置から出力される電圧及び電流を抑制する装置を備えるものがある。
特開2002−272098号公報
しかしながら、このような電源装置において出力側に過電流が発生したとしても、過電流が検出された後、安全な状態に移行するまでの間に電源装置が再度出力電圧を上昇させようとして、出力電流が十分に抑制されない問題が生じることがある。
この問題を具体的に説明する。出力側においてショートなどに起因する過電流が検出されると、まず、ソフトスタート回路に接続される立ち上げ遅延用のコンデンサを放電させて、電源装置を停止状態にさせようと試みる。しかしながら、このコンデンサの放電に伴い、電源装置が出力電圧を下降させて過電流を低減させるため、過電流が検出されなくなってしまう。その結果、このコンデンサの放電が停止されるとともに充電が開始され、電源装置が出力電圧を上昇させる動作を行い、出力電流が十分に抑制されなくなってしまう。
この状態について、一例を図7に示す。図7は、従来の電源装置における異常時の出力電圧と出力電流の値を示すグラフである。図7に示すように、時間t1においてショートが発生した後、出力電流は急激に増大する。しかし、上述したように出力電流が十分に抑制されないため、過電流か否かを判定する際の閾値となる電流値I1付近の値で安定化してしまう。そして、この電流によって素子が破壊されたり、発熱及び発火したりする。なお、破壊や発熱を防ぐためには素子の耐性を向上させたり、閾値電流I1を低減したりする必要があるが、装置が大型化したり動作の信頼性が低下したりする。
そこで、本発明は、過電流が生じた際に素子を確実に保護することができるとともに、小型化及び信頼性の向上を図った電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、入力電圧から所望の出力電圧を生成する変換部を備えた電源装置において、過電流の発生を検出して、過電流検出信号を出力する過電流検出部と、当該過電流検出部から出力される信号が入力されるとともに、前記過電流検出信号が入力される場合に、その後の前記過電流検出信号の入力の有無に関わらず変換動作抑制信号を継続して出力するラッチ部と、当該ラッチ部の出力に基づいて前記変換部を制御する制御部と、を備え、前記制御部に前記変換動作抑制信号が入力される場合に、前記制御部が、前記変換部において生成される出力電圧を低減させる制御を行うことを特徴とする。
このような構成とする場合、前記過電流検出部がHとLの信号を出力するものとして、前記過電流検出信号がHの信号であるとしても構わない。また、前記ラッチ部がHとLの信号を出力するものとして、前記変換動作抑制信号がHの信号であることとしても構わない。
また、上記構成の電源装置において、前記制御部の制御動作を確認して、確認結果を前記ラッチ部に出力する復帰部をさらに備え、前記制御部に前記変換動作抑制信号が入力され、前記制御部が前記変換部の動作を十分抑制したことを前記復帰部が検出した場合に、前記復帰部が、前記変換動作抑制信号を停止させる信号を、前記ラッチ部に入力することとしても構わない。
このような構成とする場合、前記復帰部がHとLの信号を出力するものとして、前記ラッチ部から出力される前記変換動作抑制信号を停止させる信号が、Hの信号であることとしても構わない。
また、上記構成の電源装置において、前記制御部が、前記駆動部をPWM制御することとしても構わない。さらに、前記復帰部が前記制御部の制御動作を検出する際に、前記制御部に備えられるとともに、パルス幅を決定するためのコンデンサに充電されている電圧値を確認することとしても構わない。
また、上記構成の電源装置において、前記ラッチ部がフリップフロップ回路であり、セット入力端に前記過電流検出部の出力が入力され、前記リセット入力端に前記復帰部の出力が入力され、出力端が、前記ラッチ部の出力端となることとしても構わない。
また、上記構成の電源装置において、前記ラッチ部が、一方の入力端に前記過電流検出部の出力が入力される第1NOR回路と、一方の入力端に前記復帰部の出力が入力される第2NOR回路と、を備え、前記第1NOR回路の出力端と前記第2NOR回路の他方の入力端が接続されるとともに、前記第2NOR回路の出力端が前記第1NOR回路の他方の入力端に接続され、前記第2NOR回路の出力端が前記ラッチ回路の出力端となることとしても構わない。
また、上記構成の電源装置において、前記変換部が、入力される電圧を平滑化して前記出力電圧を出力する平滑回路と、第1電極に前記入力電圧が入力され、第2電極が前記平滑回路に接続されるトランジスタと、当該トランジスタの制御電極に接続されて前記トランジスタのON/OFFを制御するとともに、前記制御部によって制御される駆動部と、を備えることとしても構わない。
また、上記構成の電源装置において、前記変換部が、入力される電圧を平滑化して前記出力電圧を出力する平滑回路と、一端に前記入力電圧が入力されるとともに他端が前記平滑回路に接続されるコイルと、第1電極が接地され、第2電極が前記平滑回路と前記コイルとの接続ノードに接続されるトランジスタと、当該トランジスタの制御電極に接続されて前記トランジスタのON/OFFを制御するとともに、前記制御部によって制御される駆動部と、を備えることとしても構わない。
また、本発明の電子機器は、上記の電源装置を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、過電流検出部によって過電流が検出される場合において、確実に過電流を抑制し続けることが可能となる。そのため、素子の耐圧を大きくすることによる装置の大型化を防いだり、回路設計の自由度を向上させたりすることが可能となる。さらに、過電流であることを判定するための閾値電流を十分大きな値に設定することが可能となるため、安定した動作をさせることができる。
<電源装置の概略構成>
以下、本発明における電源装置の実施形態について図1〜図6に基づき説明する。まず、本実施形態における電源装置の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態における電源装置の概略構成を示したブロック図である。なお、本実施形態における電源装置1は、入力される直流電圧を変圧して直流電圧を出力する所謂DC/DCコンバータである。
図1に示すように、本実施形態における電源装置1は、複数の端子を備えたパッケージPを備えている。そして、このパッケージPの外部には、それぞれの端子に接続される種々の素子が備えられている。
まず、端子VINには、一端が接地されたコンデンサC1の他端が接続されており、端子VINとコンデンサC1との接続ノードに定電圧源Vin1から直流電圧が供給されている。また、端子BSTにはコンデンサC2の一端が接続されており、コンデンサC2の他端は端子SWに接続されている。
また、端子SWには、アノードが接地されたダイオードD1のカソードが接続されており、この接続ノードに、コイルL1の一端が接続されている。コイルL1の他端には、一端が接地されたコンデンサC3の他端が接続されており、この接続ノードが電源装置1の出力端子Voutと接続されている。
コイルL1の他端に、コンデンサC4の一端と抵抗R1の一端とがそれぞれ接続されている。コンデンサC4の他端と抵抗R1の他端とは接続されており、この接続ノードに、一端が接地された抵抗R2の他端が接続されている。また、この接続ノードが端子FBに接続されている。
端子SSには、一端が接地されたコンデンサC5の他端が接続されている。さらに、端子COMPには、コンデンサC6の一端が接続されている。コンデンサC6の他端には、一端が接地された抵抗R3の他端が接続されている。また、端子ENには素子が接続されておらず、オープンになっている。端子GNDは接地されており、パッケージP内の各部に接地電圧を供給している。
次に、パッケージP内の構成について説明する。まず、端子ENに、入力される直流電圧を変圧して直流電圧を生成する参照電圧生成部2が接続されている。参照電圧生成部2には定電圧源Vin2から直流電圧が入力されている。参照電圧生成部2が出力する電圧は発振器3に供給され、発信器3はこれに基づいて発振信号を出力する。また、参照電圧生成部2が出力する電圧は電流源4にも供給され、電流源4によって電源装置1の各部で用いられる定電流が生成される。
参照電圧生成部2が出力する電圧は低電圧ロックアウト部5にも入力され、さらに過熱保護部6にも入力される。また、抵抗R4の一端に参照電圧生成部2が接続されており、直流電圧が供給される。抵抗R4の他端には一端が接地された抵抗R5の他端が接続されている。そして、抵抗R4と抵抗R5との接続ノードが、エラーアンプERRの非反転入力端(+)に接続されている。このエラーアンプERRの反転入力端(−)には、端子FBが接続されている。また、エラーアンプERRの出力端は、端子COMPに接続されている。
発振器3から出力される発振信号は、入力される信号の波形を調整することでスロープ信号(例えば、三角波やランプ波)を生成して出力するスロープ信号生成部7に入力される。スロープ信号生成部7から出力されるスロープ信号は、PWM(Pulse Width Modulation)制御を行うためのPWM信号を出力するPWM用コンパレータPWMの非反転入力端(+)に入力される。このPWM用コンパレータPWMの反転入力端(−)は、端子COMPとエラーアンプERRとの接続ノードに接続されている。
また、ソフトスタート制御部8が、PWM用コンパレータPWMの非反転入力端(−)に接続されるとともに、端子SSにも接続されている。
発振器3から出力される発振信号と、PWM用コンパレータPWMの出力端から出力されるPWM信号と、はそれぞれ駆動制御部9に入力される。駆動制御部9は、例えばフリップフロップなどによって構成され、本例ではセット入力端(S)に発振信号、リセット入力端(R)にPWM信号が入力されるものとする。
駆動制御部9の二つの出力端(Q,QB)にはそれぞれレベルシフタ10a,10bが接続されており、それぞれのレベルシフタ10a,10bにはそれぞれドライバ11a,11bが接続されている。また、それぞれのドライバ11a,11bには、それぞれnチャネルの電界効果型トランジスタTr1a,Tr1bのゲートが接続されており、それぞれのドライバ11a,11bの出力によって、それぞれのトランジスタTr1a,Tr1bのON/OFFが制御される。
トランジスタTr1aのドレインは端子VINに接続されており、ソースはトランジスタTr1bのドレインに接続されている。トランジスタTr1bのソースは接地されており、トランジスタTr1aとトランジスタTr1bとの接続ノードは端子SWと接続されている。
また、定電圧源Vin2から入力される直流電圧を変圧して所定の大きさの直流電圧を出力するレギュレータ12が備えられる。レギュレータ12にはダイオードD2のアノードが接続されており、ダイオードD2のカソードは端子BSTに接続されている。ダイオードD2と端子BSTとの接続ノードには、レベルシフタ10aとドライバ11aとが接続されている。また、トランジスタTr1aとトランジスタTr1bとの接続ノードには、レベルシフタ10aとドライバ11aとがそれぞれ接続されている。
トランジスタTr1aとトランジスタTr1bとの接続ノードには、ドライバ11bも接続されている。なお、図示していないが、レベルシフタ11bに所定の大きさの電圧が加えられることとしても構わない。さらに、レベルシフタ10bとドライバ11bとに接地電圧が供給されることとしても構わない。
また、出力電圧の大きさに基づいて過電流を検出する過電流検出部13が備えられている。過電流検出部13には、端子VIN及び端子SWのそれぞれの電圧が印加され、これらに基づいて判定信号を出力する。この判定信号は、駆動制御部9と過電流保護部14とに供給される。過電流保護部14は、この判定信号に基づいてソフトスタート制御部8を制御する。また、駆動制御部9は判定信号に基づいて出力端(Q,QB)から出力される信号の調整を行う。
<電源装置の概略動作>
次に、上述した電源装置1の動作について図1を用いて説明する。
本実施形態における電源装置1は、直流電圧(例えば、定電圧源Vin1,Vin2から供給される直流電圧)が入力されることによって始動する。このとき、参照電圧生成部2から十分な電圧が供給されるまで、低電圧ロックアウト部5が例えばレギュレータ12などの動作を停止させつづける。そして、所定の大きさ以上の電圧が供給されるようになると、停止状態が解除されて始動する。
すると、抵抗R4,R5に電圧が印加されるとともに、抵抗R4と抵抗R5の接続ノードにかかる電圧がエラーアンプERRの非反転入力端(+)に入力される。このとき、始動状態であると出力側からFB端子に帰還されてエラーアンプERRの反転入力端(−)に入力される電圧値は十分低いものとなる。そのため、始動時にはエラーアンプERRからHとなる所定の電圧が出力される。
エラーアンプERRから出力される電圧によって、コンデンサC6が充電される。これにより、PWM用コンパレータPWMの反転入力端(−)の電圧値が上昇し、PWM信号のパルスの幅が狭くなる。このとき、ソフトスタート制御部8は、コンデンサC6の充電時間を遅くするような動作を行う。なお、ソフトスタート制御部8の構成及び動作の詳細については後述する。
駆動制御部9は、入力される発振信号と、PWM信号とに基づいて信号を出力する。この出力される信号によって、トランジスタTr1a,Tr1bのON/OFFが制御されるが、トランジスタTr1a,Tr1bが同時にONにならないように制御される。例えば、駆動制御部9からレベルシフタ10aにHの信号が出力される場合には、駆動制御部9からレベルシフタ10bにLの信号が入力されるものとなる。そして、トランジスタTr1a,Tr1bを交互に動作させることによって、端子SWに直流電圧や接地電圧が供給される。
また、コイルL1とコンデンサC3とで端子SWから出力される電圧を平滑化することによって、所望かつ一定の値となる出力電圧が得られる。ダイオードD1は、トランジスタTr1a,Tr1bがどちらもOFFになる場合に、接地電圧を供給する。なお、トランジスタTr1a,Tr1bのON/OFFを切り替える際に、瞬間的に両方ONになり突入電流が生じることを防止するため、切替時に両方OFFになる期間が設けられていても構わない。
また、レベルシフタ10a及びドライバ11aは、トランジスタTr1aをONさせるために十分大きい電圧をゲートに印加するために設けられている。このレベルシフタ10a及びドライバ11aに供給される高電圧側の電圧は、ブートストラップ用のコンデンサであるコンデンサC2によって生成される。
即ち、コンデンサC2には、ダイオードD2を介してレギュレータ12の電圧が一端側から供給されて充電され、端子SWの電圧が他端側から供給される。このとき、コンデンサC2の一端側の電位は、端子SWの電位にレギュレータ12から供給される電圧分上乗せされたものとなる。そのため、この電圧を駆動制御部9から出力される信号に基づいてトランジスタTr1aのゲートに印加することによって、トランジスタTr1aをONすることができる。
一方、トランジスタTr1bについてはソースが接地されているため、ゲートにある程度の大きさの電圧値を印加することによってONすることができる。そのため、レベルシフタ10bやドライバ11bには、最低限数V程度の電圧が印加されていればよい。そして、この電圧を駆動制御部9から出力される信号に基づいてトランジスタTr1bのゲートに印加することによって、トランジスタTr1bをONする。
ところで、電源装置1の始動開始直後では、コンデンサC2は十分充電されていない。しかしながら、始動開始直後においてトランジスタTr1bがONとなる時間を比較的長いものとすると、レギュレータ12から供給される電圧によってコンデンサC2を効率よく充電することができる。
さらに、電源装置1では出力電圧を一定に保つ制御が行われる。特に、端子FBに入力される電圧値によって、出力電圧の調整が行われる。例えば、出力電圧が大きい場合では、抵抗R1と抵抗R2との接続ノードの電圧値(即ち、エラーアンプの反転入力端(−)に印加される電圧値)が、非反転入力端(+)に供給されるよりも大きなものとなり、エラーアンプからLとなる電圧が出力される。これにより、コンデンサC6の放電が行われ、PWM用コンパレータPWMの非反転入力端(−)に入力される電圧値が低くなる。すると、PWM信号のパルスの幅が広くなるように調整される。したがって、トランジスタTr1aがOFFになる状態が長くなり、出力電圧が下げられる。反対に、出力電圧が小さい場合にはこれと逆の動作が行われる。
以上のように動作させることによって、電源装置1から所望かつ一定の大きさとなる直流電圧を得ることができる。また、動作中にショートなどの異常が生じる場合には、過電流検出部13及び過電流保護部14が動作して、過電流を低減させることで電源装置1に備えられる素子の保護を行う。
なお、端子ENを接地するか否かを決定するスイッチを設け、このスイッチによって電源装置1の動作の可否を決定することとしても構わない。また、電源装置1がパッケージPを備えた構成としているが、パッケージPを備えない構成としたり、パッケージPの外側に設けられる素子を内側に設けたりしても構わない。
<過電流検出部の構成及び動作>
次に、過電流検出部13の具体的な構成例及び動作例について図2を用いて説明する。図2は、本実施形態における電源装置の過電流検出部の構成を示す回路図である。なお、図2では、過電流検出部13の構成及び動作に関係する部分のみを示しており、その他の部分については図示を省略している。
図2に示すように、過電流検出部13には、過電流検出用コンパレータOCPと、過電流検出用コンパレータOCPの非反転入力端(+)に一端が接続される抵抗R6と、抵抗R6と過電流検出用コンパレータOCPとの接続ノードに接続される定電流源I1と、抵抗R6の他端に一端が接続される抵抗R7と、抵抗R7の他端にソースが接続されるnチャネルの電界効果型トランジスタTr2と、が備えられる。抵抗R7の他端とトランジスタTr2との接続ノードは、過電流検出用コンパレータOCPの反転入力端(−)に接続されている。また、端子VINの電圧が抵抗R6と抵抗R7との接続ノードに入力され、端子SWの電圧がトランジスタTr2のドレインに入力されている。
トランジスタTr1aとトランジスタTr2とは、ほぼ同時にON/OFF制御される。ただし、トランジスタTr2のみがONになることを防ぐために、トランジスタTr2をトランジスタTr1aより遅延させてONにする。また、トランジスタTr1aがOFFになるより早くOFFにする。これによって、トランジスタTr2のみがONになることにより、端子SW及び過電流検出用コンパレータOCPの反転入力端(−)の電圧が低くなり、結果として過電流が発生している状態であると誤って判定することを防ぐことができる。
また、過電流検出部13の動作について図2を用いて説明する。トランジスタTr1a及びトランジスタTr2がOFFであるとき、過電流検出用コンパレータOCPの反転入力端(−)には、端子VINの電圧が抵抗R7によって降下されて入力される。一方、非反転入力端(+)には、端子VINの電圧が抵抗R6によって降下されて入力される。
このとき、抵抗R6及び抵抗R7の抵抗値と、定電流源I1が流す電流値は、反転入力端(−)に入力される電圧値が非反転入力端(+)に入力される電圧値よりも大きくなるように設定される。即ち、過電流検出用コンパレータOCPからLとなる信号が出力されるように設定される。
一方、トランジスタTr1a及びトランジスタTr2がONであるとき、過電流検出用コンパレータOCPの反転入力端(−)には、端子SWの電圧がトランジスタTr2を介して入力される。一方、非反転入力端(+)には、端子VINの電圧が抵抗R6によって降下されて入力される。
このとき、異常がない状態であれば、端子SWの電圧はおよそトランジスタTr1aのON抵抗によって降下するだけであるため、反転入力端(−)に入力される電圧値が非反転入力端(+)に入力される電圧値よりも大きくなる。そのため、異常がない状態では、過電流検出用コンパレータOCPからLとなる信号が出力される。
これに対して、回路にショートなどの異常が発生したような場合では、トランジスタTr1aに大きな電流が流れ、トランジスタTr1aでの電圧降下が大きくなる。そのため、過電流検出用コンパレータOCPの反転入力端(−)に入力される電圧値が非反転入力端(+)に入力される電圧値よりも小さくなる。そのため、過電流検出用コンパレータOCPからHとなる信号が出力される。
このように構成するとともに動作させることで、過電流が検出されたときのみ過電流検出部からHとなる判定信号が出力されることとなる。なお、これ以外の構成であっても、大きな電圧降下を検出して信号を出力するものであれば本実施形態における電源装置1に直接利用することができる。また、電流値から過電流の発生を検出するものであっても構わない。
<過電流保護部及びソフトスタート制御部の構成及び動作>
次に、過電流保護部14及びソフトスタート制御部8の具体的な構成例及び動作例について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態における電源装置の過電流保護部及びソフトスタート制御部の構成を示す回路図である。なお、図3も図2と同様に、過電流保護部14及びソフトスタート制御部8の構成及び動作に関係する部分のみを示しており、その他の部分については図示を省略している。
図3に示すように、過電流保護部14は、過電流検出部13の判定信号がセット入力端(S)に入力されるラッチ部15と、ラッチ部15のリセット入力端(R)に比較結果となる信号を入力する復帰用コンパレータRESと、ラッチ部15の出力端(Q)がゲートに接続されるnチャネルの電界効果型トランジスタTr3と、を備える。トランジスタTr3のソースは接地されており、復帰用コンパレータRESの反転入力端(−)には直流電圧源V1から直流電圧が入力されている。
また、ソフトスタート制御部8は、一端が過電流保護部14のトランジスタTr3のドレインに接続される抵抗R8と、抵抗R8の他端に接続されて直流電圧を供給する定電圧源Vin3と、抵抗R8とトランジスタTr3との接続ノードにベースが接続されるPNP型のバイポーラトランジスタTR1と、を備える。抵抗R8とトランジスタTr3との接続ノードには端子SSが接続されており、さらにこの接続ノードにおける電圧は、過電流保護部14の復帰用コンパレータRESの反転入力端(−)に入力される。また、トランジスタTR1のコレクタは接地されており、エミッタは端子COMPとPWM用コンパレータPWMとの接続ノードに接続されている。
過電流保護部14の動作について説明する前に、ソフトスタート動作について説明する。上述したように、電源装置1が始動すると、まずエラーアンプERRの出力によってコンデンサC6が充電される。すると、ソフトスタート制御部8のトランジスタTR1のエミッタ電圧が上昇する。また、定電圧源Vin3からも直流電圧が供給されるため、コンデンサC5も充電される。そのため、トランジスタTR1のベース電圧は、コンデンサC5が充電されることによって序々に上昇する。
このとき、コンデンサC5が急速に充電されると、トランジスタTR1のエミッターベース間電圧が閾値を超えてトランジスタTR1がONとなる。すると、コンデンサC5はトランジスタTR1を介して放電される。したがって、コンデンサC6に充電される電圧は、コンデンサC5の電圧よりトランジスタTR1の閾値電圧分高い電圧に留められ、PWM用コンパレータPWMの反転入力端(−)に入力される電圧値の急速な上昇が抑制される。このようにしてソフトスタート動作が行われ、電源装置1の出力電圧の急激な上昇が抑制される。
過電流保護部14は、このトランジスタTR1を継続的にONにすることによって、コンデンサC2及びコンデンサC5を放電して過電流を低減させる。具体的な過電流保護部14の動作について、以下に説明する。
過電流検出部13が過電流の発生を検出してHとなる判定信号を出力すると、ラッチ部15のセット入力端(S)に入力されて、出力端(Q)から継続してトランジスタTr3をONさせる電圧であるHの信号が出力される。すると、コンデンサC5が放電されるとともに、ベース電圧が低下してトランジスタTR1がONとなり、コンデンサC6も放電される。これにより、駆動制御部9が、トランジスタTr1aのOFFとなる時間が長くなるように制御を行う。
したがって、出力側において過電流が抑制されるため、トランジスタTr1aでの電圧降下が抑えられる。このとき、従来の電源装置と同様に、過電流検出部13が過電流の発生がないものと判定して、判定信号をHからLにする。
しかしながら、過電流保護部14では、ラッチ部15が継続してHとなる信号を出力し続けるために、トランジスタTr3がONし続ける。そのため、コンデンサC5及びコンデンサC6の放電が継続される。
そして、コンデンサC5に充電されている電圧値が、復帰用コンパレータRESの非反転入力端(+)に入力される直流電圧よりも小さくなると、ラッチ部15のリセット入力端(R)にHとなる信号が入力される。これによって、出力端(Q)からの出力がリセットされてLとなり、トランジスタTr3がOFFになる。
すると、コンデンサC5及びコンデンサC6の放電が終了し、上述したソフトスタート動作が開始される。即ち、ソフトスタート動作によってコンデンサC5及びコンデンサC6の充電が行われて出力電圧が上昇する。そして、異常の原因が回復していない場合は再度過電流が検出されて、上述したようなコンデンサC5及びコンデンサC6の放電が行われるとともに、出力電圧が抑制される。
このときの状態について図4に示す。図4は、本実施形態の電源装置における異常時の出力電圧と出力電流の値を示すグラフであり、従来例について示した図7に相当するものである。図4に示すように、時間t1においてショートが発生した後、出力電流は低減されつづける。そして、時間t1以降に再度出力電圧を上昇させるような動作が行われて過電流が発生したとしても、即座に電流値が抑制され続けるために電流値の上昇が間欠的なものにとどまり、単位時間あたりの電流量が抑制される。
したがって、素子に長時間過電流が流れることが防止され、素子の破壊や発熱及び発火が抑制される。また、耐性の良い素子を使用する必要や別途安全装置を設ける必要もないため、電源装置1を小型化することができるとともに、回路設計の自由度が向上する。また、素子を保護するために、過電流の発生を検出する際の閾値を下げる必要がなくなるため、電源装置1の動作の信頼性を向上させることができる。
なお、上述した例においては、電界効果型トランジスタを全てnチャネルのものとしたが、少なくとも一つをpチャネルとしても構わない。また、少なくとも一つをバイポーラトランジスタとしても構わない。
また、上述したラッチ部15として、図5に示すような構成としても構わない。図5は、本実施形態の電源装置におけるラッチ部の一例を示す回路図である。図5に示すラッチ部15は、NOR回路を二つ組み合わせたものとなっている。本例では、NOR回路NOR1の一方の入力端がセット入力端(S)として、NOR回路NOR2の一方の入力端をリセット入力端(R)とする。
NOR回路NOR1の他方の入力端には、NOR回路NOR2の出力端が接続されており、NOR回路NOR2の他方の入力端には、NOR回路NOR1の出力端が接続されている。そして、NOR回路NOR1の出力端から出力される信号が、ラッチ部15の出力端(Q)となる。
このように構成することによって、セット入力端(S)に過電流検出部13からHとなる信号が入力され、リセット入力端(R)に復帰用コンパレータRESの出力端からLとなる信号が入力されると、NOR回路NOR1の出力端からLとなる信号が出力され、NOR回路NOR2の出力端からHとなる信号が出力される。
そのため、ラッチ部15の出力端(Q)からHとなる信号が出力されることとなる。また、セット入力端(S)に入力される信号がLに変わったとしても、NOR回路NOR1の出力はLのまま変わらず、NOR回路NOR2の出力もHのまま維持される。したがって、ラッチ部15の出力端(Q)からはHとなる信号が出力される。
一方、リセット入力端(R)にHとなる信号が入力される場合は、NOR回路NOR1の出力がLとなり、NOR回路NOR2の出力がLとなる。したがって、リセット入力端(R)にHとなる信号が入力されることによって、ラッチ部15の出力端(Q)からLとなる信号が出力されるようになる。
なお、このラッチ部15の構成は一例であり、他のどのような構成であっても構わない。ただし、セット入力端(S)に入力された信号がラッチされ、継続して出力される構成であることとする。さらに、リセット入力端(R)に入力される信号に基づいて、ラッチされていた出力信号が変化する構成であるとすると好ましい。
<変形例>
以上に、電源装置1の一例について説明したが、本発明はこの例に限るものではない。ここで、他の実施例について図6を用いて説明する。図6は、本実施形態の電源装置における変形例を示す回路図である。また、図6では変圧動作に関係する部分のみを示しており、それ以外の部分については図示を省略している。
図6(A)には、上述した電源装置1において、レベルシフタ10b、ドライバ11b及びトランジスタTr1bを備えない構成としたものを示している。このように構成したとしても、定電圧源Vin1から出力される電圧を降圧して出力することができる。本例においては、トランジスタTr1aがOFFであるときに、ダイオードD1を介して端子SWに接地電圧が供給される。
図6(B)には、電源装置を昇圧型とした場合について示している。本例では、駆動制御部9cの出力端(Q)にレベルシフタ10cが接続されるとともに、レベルシフタ10cに接続されるドライバ11cがnチャネルの電界効果型トランジスタTr1cのゲートに電圧を加えてON/OFF制御を行う。トランジスタTr1cのソースは接地されており、ドレインは端子SWに接続されている。また、図示していないが、レベルシフタ10c及びドライバ11cにはトランジスタTr1cをONするための電圧が供給されており、この電圧が駆動制御部9cから入力される信号に基づいてトランジスタTr1cのゲートに印加される。
また、パッケージP外部には、端子SWに一端が接続されるとともに他端から定電圧源Vin4より直流電圧が供給されるコイルL2と、コイルL2と端子SWとの接続ノードにアノードが接続されるダイオードD3と、ダイオードD3のカソードに一端が接続されるとともに他端が接地されるコンデンサC7と、が備えられる。そして、ダイオードD3とコンデンサC7との接続ノードに、電源装置の出力端子Voutが接続される。
そして、トランジスタTr1cをスイッチングすることによって、コイルL2の逆起電力を発生させるとともに、ダイオードD3及びコンデンサC7で整流及び平滑を行って出力する。このように構成及び動作させることによって、定電圧源Vin4から出力される電圧を昇圧して出力することができる。
なお、図6(A)(B)において、図示を省略した部分の構成については図1〜図3に示した電源装置1と同様のものとしても構わない。また、トランジスタTr1a及びトランジスタTr1cのスイッチングを行うタイミングを、上述した電源装置1におけるトランジスタTr1a及びトランジスタTr1bのスイッチングのタイミングと、異なるものとしても構わない。
以上、本発明における電源装置の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実行することができる。
本発明は、DC/DCコンバータに代表される電源装置に利用可能である。また、この電源装置を備えた種々の電子機器、例えば、液晶表示装置や光源装置などに利用可能である。
は、本実施形態における電源装置の概略構成を示したブロック図である。 は、本実施形態における電源装置の過電流検出部の構成を示す回路図である。 は、本実施形態における電源装置の過電流保護部及びソフトスタート制御部の構成を示す回路図である。 は、本実施形態の電源装置における異常時の出力電圧と出力電流の値を示すグラフである。 は、本実施形態の電源装置におけるラッチ部の一例を示す回路図である。 は、本実施形態の電源装置における変形例を示す回路図である。 は、従来の電源装置における異常時の出力電圧と出力電流の値を示すグラフである。
符号の説明
1 電源装置
2 参照電圧生成部
3 発振器
4 電流源
5 低電圧ロックアウト部
6 過熱保護部
7 スロープ信号生成部
8 ソフトスタート制御部
9、9c 駆動制御部
10a,10b レベルシフタ
11a,11b ドライバ
12 レギュレータ
13 過電流検出部
14 過電流保護部
15 ラッチ部
P パッケージ
Tr1a〜Tr1c、Tr2、Tr3 トランジスタ
TR1 トランジスタ
R1〜R8 抵抗
C1〜C7 コンデンサ
L1、L2 コイル
Vin1〜Vin4 定電圧源
V1 直流電源
I1 定電流源
D1〜D3 ダイオード
NOR1、NOR2 NOR回路
ERR エラーアンプ
PWM PWM用コンパレータ
OCP 過電流検出用コンパレータ
RES 復帰用コンパレータ
Vout 出力端子
EN、FB、COMP、SS、GND、SW、VIN、BST 端子

Claims (6)

  1. 入力電圧から所望の出力電圧を生成する変換部を備えた電源装置において、
    過電流の発生を検出して、過電流検出信号を出力する過電流検出部と、
    当該過電流検出部から出力される信号が入力されるとともに、前記過電流検出信号が入力される場合に、その後の前記過電流検出信号の入力の有無に関わらず変換動作抑制信号を継続して出力するラッチ部と、
    当該ラッチ部の出力に基づいて前記変換部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部に前記変換動作抑制信号が入力される場合に、前記制御部が、前記変換部において生成される前記出力電圧を低減させる制御を行うことを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御部の制御動作を確認して、確認結果を前記ラッチ部に出力する復帰部をさらに備え、
    前記制御部に前記変換動作抑制信号が入力され、前記制御部が前記変換部の動作を十分抑制したことを前記復帰部が検出した場合に、
    前記復帰部が、前記変換動作抑制信号を停止させる信号を、前記ラッチ部に入力することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記ラッチ部が、
    一方の入力端に前記過電流検出部の出力が入力される第1NOR回路と、
    一方の入力端に前記復帰部の出力が入力される第2NOR回路と、を備え、
    前記第1NOR回路の出力端と前記第2NOR回路の他方の入力端が接続されるとともに、前記第2NOR回路の出力端が前記第1NOR回路の他方の入力端に接続され、前記第2NOR回路の出力端が前記ラッチ回路の出力端となることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記変換部が、
    入力される電圧を平滑化して前記出力電圧を出力する平滑回路と、
    第1電極に前記入力電圧が入力され、第2電極が前記平滑回路に接続されるトランジスタと、
    当該トランジスタの制御電極に接続されて前記トランジスタのON/OFFを制御するとともに、前記制御部によって制御される駆動部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記変換部が、
    入力される電圧を平滑化して前記出力電圧を出力する平滑回路と、
    一端に前記入力電圧が入力されるとともに他端が前記平滑回路に接続されるコイルと、
    第1電極が接地され、第2電極が前記平滑回路と前記コイルとの接続ノードに接続されるトランジスタと、
    当該トランジスタの制御電極に接続されて前記トランジスタのON/OFFを制御するとともに、前記制御部によって制御される駆動部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電源装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電源装置を備える電子機器。
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