JP6665795B2 - 電圧変換装置 - Google Patents

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本発明は、DC−DCコンバータなどの電圧変換装置に関し、特に、電流型プッシュプル回路を用いた電圧変換装置におけるスイッチング素子の破壊を防止する技術に関する。
たとえば、入力側と出力側が絶縁された絶縁型DC−DCコンバータでは、入力側に、直流電源の直流電圧をスイッチングして交流電圧に変換する第1変換回路が設けられ、出力側に、第1変換回路で変換された交流電圧を整流して直流電圧に変換する第2変換回路が設けられる。そして、第1変換回路と第2変換回路とは、トランスによって絶縁されている。
このような絶縁型DC−DCコンバータには、第1変換回路および第2変換回路が、電流型プッシュプル回路で構成されているものがある。電流型プッシュプル回路は、トランスの一次側にインダクタと2つのスイッチング素子を備え、二次側に整流素子を備えている。スイッチング素子が共にオンの区間において、インダクタに電気エネルギーが蓄積され、一方のスイッチング素子がオフになると、インダクタが電流源として作用し、インダクタの電気エネルギーの放出により、他方のスイッチング素子とトランスの一次巻線に電流が流れ、二次側に電力が伝達される。このような電流型プッシュプル回路を用いた絶縁型DC−DCコンバータは、たとえば特許文献1〜3に記載されている。
ところで、電流型プッシュプル方式の電圧変換装置では、動作を停止するために2つのスイッチング素子を共にオフさせた時に、インダクタの電流が急変することに起因して、スイッチング素子の両端に過大な電圧(サージ電圧)が印加され、スイッチング素子が破壊することがある。この対策として、特許文献1、2では、ダイオードやコンデンサからなるスナバ回路を設け、スイッチング素子がオフした時のインダクタの電流を、スナバ回路で吸収するようにしている。また、特許文献3では、スイッチング素子に流れている電流に対して逆方向の電流を発生させることで、スイッチング素子の電流を減少させ、スイッチング素子のオフ時のサージ電圧を抑制するようにしている。
特許文献1、2の場合は、トランスの一次側に、インダクタの電流を吸収するためのスナバ回路を設ける必要があり、回路構成が複雑になる。特許文献3の場合は、スイッチング素子の電流に対して逆方向の電流を発生させるスイッチング素子を、トランスの二次側に設ける必要があり、同様に回路構成が複雑になる。
スイッチング素子を過電圧から保護する技術は、特許文献4、5にも記載されている。特許文献4では、昇圧回路の出力電圧が過電圧になると、スイッチング素子の駆動信号のデューティを一定値以下に制限している。特許文献5では、スイッチング素子の電流を検出する抵抗の両端電圧が閾値を超えると、駆動信号のデューティを低下させている。ただし、これらの文献に記載されている電圧変換装置は、電流型プッシュプル方式ではなく、同方式におけるスイッチング素子のオフ時の問題点と対策を示したものではない。
特開2013−31307号公報 特開2012−5265号公報 特開2015−77046号公報 特開2007−274852号公報 特開2008−54475号公報
本発明は、電流型プッシュプル方式の電圧変換装置において、回路構成を複雑にすることなく、スイッチング素子をオフ時の過電圧から保護することを課題とする。
本発明に係る電圧変換装置は、直流電源の直流電圧を交流電圧に変換する第1変換回路と、この第1変換回路で変換された交流電圧を直流電圧に変換する第2変換回路とを備えており、第1変換回路と第2変換回路とはトランスによって絶縁されている。第1変換回路は、トランスの一次巻線と、直流電源の正極が接続される第1入力端子と、直流電源の負極が接続される第2入力端子と、一次巻線の一端と第2入力端子との間に接続された第1スイッチング素子と、一次巻線の他端と第2入力端子との間に接続された第2スイッチング素子と、一次巻線の中間端子と第1入力端子との間に接続されたインダクタとを有している。第2変換回路は、トランスの二次巻線と、この二次巻線に接続された整流素子と、この整流素子で直流に変換された電圧が出力される出力端子とを有している。また、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御部が設けられている。制御部は、第1変換回路の動作中は、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子を、50%を超える所定のデューティ値の駆動信号によりオン・オフさせる。また、制御部は、第1変換回路の動作を停止させる際に、駆動信号のデューティ値を、前記の所定のデューティ値より小さくかつ50%を超えるデューティ値まで低下させ、その後、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子をオフさせる。
このような本発明の電圧変換装置にあっては、第1変換回路の動作を停止させる場合、まず、駆動信号のデューティ値をそれまでのデューティ値よりも低下させることで、インダクタに流れる電流が減少し、その後、インダクタの電流が十分減少した時点で、第1および第2スイッチング素子をオフさせることができる。このため、各スイッチング素子を共にオフにしても、インダクタの電流が小さいので、各素子に耐圧を超えるサージ電圧が印加されるのが回避され、スイッチング素子の破壊を防止することができる。また、デューティ値の制御だけで対応できるので、回路構成が複雑化することもない。
本発明では、インダクタに流れる電流を検出する電流検出回路や、インダクタと直列に接続された開閉器が設けられていてもよい。
本発明において、制御部は、駆動信号のデューティ値を低下させた後、所定時間が経過した時点で、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子をオフさせてもよい。
この場合、制御部は、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子をオフさせた後、電流検出回路で検出された電流の値が所定値未満にならない場合は、開閉器をオフにしてもよい。
本発明において、制御部は、駆動信号のデューティ値を低下させた後、電流検出回路で検出された電流の値が所定値未満となった時点で、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子をオフさせてもよい。
この場合、制御部は、駆動信号のデューティ値を低下させた後、電流検出回路で検出された電流の値が減少しないときは、開閉器をオフさせるとともに、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子をオフさせてもよい。
本発明において、制御部は、駆動信号のデューティ値を低下させた後、電流検出回路で検出された電流の値が一旦減少した後に上昇を始めた時点で、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子をオフさせてもよい。
本発明において、制御部は、第1変換回路の動作を停止させる際に、まず開閉器をオフにし、次に駆動信号のデューティ値を低下させ、その後、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子をオフさせてもよい。
本発明において、制御部は、駆動信号のデューティ値を低下させる場合に、当該デューティ値をリニア関数または指数関数に従って漸減させてもよい。
本発明によれば、電流型プッシュプル方式の電圧変換装置において、回路構成を複雑にすることなく、スイッチング素子をオフ時の過電圧から保護することができる。
本発明に係る電圧変換装置の一例を示す回路図である。 駆動信号(デューティ値>50%)の波形図である。 駆動信号(デューティ値=50%)の波形図である。 2つのスイッチング素子が同時にオフしたときの電流経路を示す図である。 インダクタに流れる電流と、スイッチング素子のドレイン・ソース間のピーク電圧との関係を表したグラフである。 スイッチング素子の動作停止の例を示すタイムチャートである。 動作停止までの時間が長い場合のタイムチャートである。 動作停止の他の例を示すタイムチャートである。 動作停止の他の例を示すタイムチャートである。 動作停止の他の例を示すタイムチャートである。 デューティ値を漸減させる例を示すタイムチャートである。 デューティ値を漸減させる他の例を示すタイムチャートである。 停止制御の詳細手順を示すフローチャートである。 停止制御の他の例を示すフローチャートである。 停止処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明に係る電圧変換装置の他の例を示す回路図である。
本発明に係る電圧変換装置の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一の符号を付してある。
最初に、図1を参照して、電圧変換装置の構成を説明する。図1において、電圧変換装置100は、前述した電流型プッシュプル方式の絶縁型DC−DCコンバータであって、第1変換回路11、第2変換回路12、ゲートドライバ13、および制御部14を備えている。第1変換回路11と第2変換回路12は、トランスTrによって絶縁されている。この電圧変換装置100は、たとえば車両に搭載され、バッテリ電圧を昇圧して車載機器などの負荷に供給するDC−DCコンバータとして利用される。
第1変換回路11は、直流電源Bの直流電圧をスイッチングし、かつ昇圧して交流電圧に変換する回路であり、トランスTrの一次巻線W1と、2つのスイッチング素子Q1、Q2と、インダクタLと、リレーRyと、電流検出回路15と、入力端子T1、T2とを有している。
入力端子T1には、直流電源Bの正極(+側)が接続され、入力端子T2には、直流電源Bの負極(−側)が接続される。直流電源Bの負極は、グランドGに接地されている。スイッチング素子Q1は、一次巻線W1の一端と入力端子T2との間に接続されており、スイッチング素子Q2は、一次巻線W1の他端と入力端子T2との間に接続されている。インダクタLとリレーRyは、一次巻線W1の中間端子mと入力端子T1との間に、直列に接続されている。電流検出回路15は、スイッチング素子Q1、Q2と入力端子T2との間に接続されている。
スイッチング素子Q1、Q2は、それぞれFET(電界効果トランジスタ)からなる。スイッチング素子Q1は、ドレイン・ソース間に寄生ダイオードD1および寄生容量C1を有している。同様に、スイッチング素子Q2は、ドレイン・ソース間に寄生ダイオードD2および寄生容量C2を有している。スイッチング素子Q1のドレインは、一次巻線W1の一端に接続されており、スイッチング素子Q2のドレインは、一次巻線W1の他端に接続されている。スイッチング素子Q1、Q2の各ソースは、電流検出回路15を介して、入力端子T2に接続されている。スイッチング素子Q1、Q2の各ゲートは、ゲートドライバ13に接続されている。
インダクタLの一端は、一次巻線W1の中間端子mに接続されており、インダクタLの他端は、リレーRyの一端に接続されている。リレーRyの他端は、入力端子T1に接続されている。電流検出回路15の一端は、スイッチング素子Q1、Q2の各ソースに接続されており、電流検出回路15の他端は、入力端子T2に接続されている。電流検出回路15は、インダクタLに流れる電流を検出する。電流検出回路15で検出された電流の値は、検出信号として制御部14へ入力される。
スイッチング素子Q1は、本発明における「第1スイッチング素子」の一例であり、スイッチング素子Q2は、本発明における「第2スイッチング素子」の一例である。リレーRyは、本発明における「開閉器」の一例である。入力端子T1は、本発明における「第1入力端子」に相当し、入力端子T2は、本発明における「第2入力端子」に相当する。
第2変換回路12は、第1変換回路11により昇圧された交流電圧を整流して、直流電圧に変換する回路であり、トランスTrの二次巻線W2と、この二次巻線W2に発生した交流電圧を整流するダイオードD3、D4と、整流された電圧を平滑化するコンデンサC3、C4と、平滑化された電圧を充電するコンデンサC5と、直流電圧が出力される出力端子T3、T4とを有している。ダイオードD3、D4は、本発明における「整流素子」の一例である。
ダイオードD3のアノードと、ダイオードD4のカソードは、二次巻線W2の一端に接続されている。ダイオードD3のカソードは、コンデンサC3、C5のそれぞれの一端と共に、出力端子T3に接続されている。コンデンサC3の他端は、コンデンサC4の一端に接続されており、この接続点に二次巻線W2の他端が接続されている。ダイオードD4のアノードは、コンデンサC4、C5のそれぞれの他端と共に、出力端子T4に接続されている。出力端子T3、T4には、負荷16が接続される。この負荷16は、たとえば車載用の機器であるが、これに限らず、DC−ACコンバータや、他のDC−DCコンバータなどであってもよい。
ゲートドライバ13は、制御部14からの制御信号により動作し、スイッチング素子Q1、Q2をオン・オフさせるための駆動信号Sg1、Sg2を生成する。これらの駆動信号Sg1、Sg2は、たとえば図2のような、所定のデューティ値Dを持ったPWM(Pulse Width Modulation)信号であり、スイッチング素子Q1、Q2の各ゲートへ与えられる。駆動信号Sg1、Sg2が「H」(High)の区間では、スイッチング素子Q1、Q2はオンとなり、駆動信号Sg1、Sg2が「L」(Low)の区間では、スイッチング素子Q1、Q2はオフとなる。Tは、PWM信号の周期を表している。
電流型プッシュプル方式の電圧変換装置では、図2に示すように、駆動信号であるPWM信号のデューティ値D(オンデューティ値)が、50%を超える値に設定される。このため、各スイッチング素子Q1、Q2は、同時にオフすることはなく、一方がオフ状態のときは他方が必ずオン状態となるように、スイッチング動作を行う。デューティ値Dをこのように設定するのは、以下の理由による。
図3に示すように、PWM信号のデューティ値Dが50%に設定されていると、信号の立上りと立下がりのタイミングで、スイッチング素子Q1、Q2が同時にオフ状態となる場合がある(50%未満でも同様)。前述したように、スイッチング素子Q1、Q2のオン区間において、インダクタLに電気エネルギーが蓄積されるが、スイッチング素子Q1、Q2が同時にオフ状態になると、図4の矢印に示したように、インダクタLの電気エネルギーの放出による大電流が、スイッチング素子Q1、Q2の浮遊容量C1、C2を充電する。このため、スイッチング素子Q1、Q2のドレイン・ソース間の電圧が過大になり、この電圧が耐圧を超えると、スイッチング素子Q1、Q2が破壊する。そこで、図2のように、デューティDをD>50%とすることで、スイッチング素子Q1、Q2が同時にオフ状態とならないようにしている。
図1に戻って、制御部14は、CPUやメモリなどから構成されている。制御部14は、スイッチング素子Q1、Q2のオン・オフを制御するための制御信号をゲートドライバ13に与え、リレーRyのオン・オフを制御するための制御信号をリレーRyに与える。制御部14には、電流検出回路15から検出信号(電流値)が入力される。また、制御部14には、出力端子T3、T4の両端の出力電圧を検出する図示しない電圧検出回路から、フィードバック信号(出力電圧値)が入力される。制御部14は、このフィードバック信号と所定の目標値とに基づいて、駆動信号Sg1、Sg2のデューティ値を演算する。さらに、制御部14には、図示しない車載ECU(電子制御ユニット)などから、動作停止指令信号が入力される。制御部14は、この動作停止指令信号に基づいてゲートドライバ13を制御し、スイッチング素子Q1、Q2のオン・オフ動作を停止させる。そのほかにも、制御部14は、外部から入力される各種の信号に基づいて、所定の制御動作を行う。
上述した電圧変換装置100の通常時の動作は、概略以下のとおりである。電圧変換装置100は、リレーRyがオンとなり、スイッチング素子Q1、Q2の各ゲートに、ゲートドライバ13から駆動信号Sg1、Sg2が印加されることによって、動作を開始する。スイッチング素子Q1、Q2が共にオンのときは、直流電源BからリレーRy、インダクタL、一次巻線W1、およびスイッチング素子Q1、Q2を通って電流が流れ、インダクタLに電気エネルギーが蓄積される。このとき、一次巻線W1は短絡状態となり、二次巻線W2に電圧は発生しない。スイッチング素子Q1、Q2の一方がオフになると、一次巻線W1の短絡状態が解放され、電流源であるインダクタLから一次巻線W1を通ってオン側のスイッチング素子に流れる電流により、二次巻線W2に電圧が発生する。この電圧は、二次側のダイオードD3、D4、およびコンデンサC3、C4により整流・平滑されて、コンデンサC5に充電され、出力端子T3、T4から負荷16へ供給される。
次に、スイッチング素子Q1、Q2をオフにして、第1変換回路11の動作を停止させる場合の手順につき、図5および図6を参照しながら説明する。
図5は、インダクタLの電流値と、スイッチング素子Q1、Q2のドレイン・ソース間電圧Vdsのピーク値との関係の一例を示したグラフである。実線は、スイッチング素子Q1、Q2が動作(オン・オフ)している定常時のピーク電圧、破線は、スイッチング素子Q1、Q2が停止(オフ)した時のピーク電圧を表している。
第1変換回路11の動作中は、スイッチング素子Q1、Q2が50%を超えるデューティ値(たとえば70%)の駆動信号によりオン・オフしているので、インダクタLには大きな電流が流れている。図5において、たとえば、インダクタLに9アンペアの電流が流れている状態で、スイッチング素子Q1、Q2をオフにした場合、ドレイン・ソース間電圧Vdsのピーク値は、矢印aのように約50ボルトから180ボルトに急上昇する。このピーク値は、ドレイン・ソース間の耐圧(一点鎖線)を100ボルトとした場合、当該耐圧をはるかに超えるため、スイッチング素子Q1、Q2が破壊されることになる。一方、たとえば、インダクタLに2.5アンペアの電流が流れている状態で、スイッチング素子Q1、Q2をオフにしても、ドレイン・ソース間電圧Vdsのピーク値は、矢印bのように約80ボルトまで上昇するにとどまり、ドレイン・ソース間の耐圧を超えない。
そこで、本発明では、インダクタLに大きな電流が流れている状態で、第1変換回路11の動作を停止させる際に、スイッチング素子Q1、Q2を急にオフにするのではなく、まず、駆動信号のデューティ値をそれまでのデューティ値よりも低下させることで、インダクタLの電流を減少させ、その後に、スイッチング素子Q1、Q2をオフさせるようにしている。
これにつき、図6を参照しながら、さらに詳細に説明する。図6(a)は駆動信号のデューティ値の時間的変化、図6(b)はインダクタLの電流値の時間的変化をそれぞれ表している。デューティ値は制御部14により可変され、インダクタLの電流値は電流検出回路15により検出される。
図6(a)において、第1変換回路11の動作中は、スイッチング素子Q1、Q2が、50%を超えるデューティ値(ここでは70%)の駆動信号によりオン・オフしている。この状態から、第1変換回路11の動作を停止するには、時刻t1でデューティ値を70%から51%まで低下させる。この51%のデューティ値は、それまでのデューティ値(70%)より小さく、かつ50%を超えるデューティ値である。なお、51%は一例であって、52%や53%などでもよく、要は50%をわずかに上回る値であればよい。このようにデューティ値を小さくすることで、インダクタLの電流は、図6(b)に示すように減少する。そして、デューティ値を低下させた時点(時刻t1)から、所定時間τが経過した時点(時刻t2)で、ゲートドライバ13からの駆動信号Sg1、Sg2を停止させて、スイッチング素子Q1、Q2をオフにする。
このようにすると、インダクタLの電流が十分小さくなった状態(図6(b)でIx未満)で、スイッチング素子Q1、Q2がオフするので、図5で説明したように、オフ時のドレイン・ソース間のピーク電圧が耐圧を超えることはない。このため、スイッチング素子Q1、Q2を共にオフさせても、サージ電圧によってスイッチング素子Q1、Q2が破壊されるのを防止することができる。
ここで、図6(b)の所定時間τは、できるだけ短時間(たとえば1ms)であることが好ましい。理由は以下のとおりである。図7に示すように、デューティ値を低下させた時点(時刻t1)から、スイッチング素子Q1、Q2をオフにする時点(時刻t4)までの時間τ’が長いと、その間に、デューティ値の低下により減少したインダクタLの電流が増加に転じる(時刻t3)。これは、デューティ値を51%に下げた直後は、二次側(第2変換回路12)の出力電圧はまだ高い値を保っているが、その後、出力電圧は低下してゆき、51%のデューティ値に対応する電圧で安定しようとするため、これに応じて一次側のインダクタLの電流が増加してゆくからである。そして、スイッチング素子Q1、Q2をオフにする時点(時刻t4)では、インダクタLの電流がかなり増大しているため、オフ時のドレイン・ソース間のピーク電圧が、耐圧を超えてしまうことが起こりうる。したがって、インダクタLの電流が増加に転じるまでに、スイッチング素子Q1、Q2をオフさせる必要がある。
以上のように、上述した実施形態によれば、第1変換回路11の動作を停止するに先立って、まず駆動信号Sg1、Sg2のデューティ値Dを下げることにより、インダクタLに流れる電流を減少させ、その後、所定時間τが経過してインダクタLの電流が十分小さくなった時点で、スイッチング素子Q1、Q2をオフさせている。このため、スイッチング素子Q1、Q2を共にオフにしても、各素子のドレイン・ソース間に耐圧を超えるサージ電圧が印加されないので、スイッチング素子Q1、Q2の破壊を防止することができる。また、特許文献1、2のようにインダクタ電流を吸収するスナバ回路を設けたり、特許文献3のように逆方向電流を発生させるスイッチング素子を設けたりする必要がなく、デューティ値の制御だけで対応できるので、回路構成が複雑化することもない。
以上の実施形態では、駆動信号のデューティ値を下げた後、所定時間τが経過した時点で、スイッチング素子Q1、Q2をオフにしたが(図6)、スイッチング素子Q1、Q2をオフさせるタイミングには、これ以外にも種々のものが考えられる。たとえば、図8に示すように、時刻t1で駆動信号のデューティ値を下げた後、インダクタLに流れる電流の値、すなわち電流検出回路15で検出された電流値を監視し、当該電流値が所定値Iy未満となった時刻t2’で、スイッチング素子Q1、Q2をオフさせてもよい。
また、図9に示すように、駆動信号のデューティ値を下げても、インダクタLに流れる電流の値が減少しない場合は、ただちにスイッチング素子Q1、Q2をオフにしてもよい。この場合は、スイッチング素子Q1、Q2の一方または両方に、ドレイン・ソース間が常時導通状態となる短絡故障が発生していると考えられるので、回路保護の点から、スイッチング素子Q1、Q2をオフにすると同時に、リレーRyもオフにする。
また、図10に示すように、駆動信号のデューティ値を下げてから、インダクタLに流れる電流の値が一旦減少した後に上昇を始めた時点(時刻t3’)で、スイッチング素子Q1、Q2をオフさせてもよい。
以上の実施形態では、駆動信号のデューティ値を、たとえば70%から51%に急に下げた例を示したが(図6〜図10)、デューティ値を漸減させてもよい。図11は、デューティ値をリニア関数に従って漸減させる例であり、図12は、デューティ値を指数関数に従って漸減させる例である。
次に、制御部14による停止制御の手順を、フローチャートに基づいてさらに詳しく説明する。
図13は、停止制御の第1実施形態を示すフローチャートであって、時間経過に基づいてスイッチング素子をオフさせる場合(図6)の詳細手順を示している。図13の各ステップは、制御部14によって実行される。
ステップS1では、制御部14からリレーRyに与えられる制御信号に基づいて、リレーRyがオンする。これにより、第1変換回路11が直流電源Bに接続される。そして、ステップS2において、ゲートドライバ13からスイッチング素子Q1、Q2に駆動信号Sg1、Sg2が与えられ、スイッチング素子Q1、Q2がスイッチング動作を行う。次のステップS3では、制御部14が動作停止指令信号(図1)を受信したか否かが判定される。動作停止指令信号を受信した場合は(ステップS3;YES)、ステップS4へ進んで、以下に述べる停止処理が行われる。
図15は、ステップS4の停止処理の詳細な手順を示している。停止処理が開始されると、まずステップS41において、制御部14からリレーRyに制御信号が与えられ、リレーRyがオフになる。次に、ステップS42において、制御部14は、駆動信号のデューティ値を51%まで低下させる。そして、ステップS43において、所定時間(図6のτ)が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していなければ(ステップS43;NO)、ステップS43を繰り返し実行し、所定時間が経過すると(ステップS43;YES)、ステップS44へ進む。ステップS44では、制御部14からゲートドライバ13へ与えられる制御信号に基づいて、ゲートドライバ13が駆動信号の出力を停止する結果、スイッチング素子Q1、Q2がオフとなり、スイッチング動作が停止する。なお、図15の停止処理は、動作停止指令信号に基づいて行われるもので、スイッチング動作を再開する必要がないことから、最初にリレーRyをオフにしている。
図13に戻って、ステップS3で動作停止指令信号を受信しない場合は(ステップS3;NO)、ステップS5へ進む。ステップS5では、電流検出回路15により過電流が検出されたか否か、すなわち、インダクタLに一定以上の電流が流れたか否かが判定される。過電流が検出されなければ(ステップS5;NO)、ステップS2へ戻ってスイッチング動作を継続する。過電流が検出された場合は(ステップS5;YES)、インダクタLの電流を減少させるために、ステップS6において、駆動信号のデューティ値を51%まで低下させる。
ステップS7では、デューティ値を低下させた後、所定時間(図6(b)のτ)が経過したか否かが判定される。所定時間が経過していなければ(ステップS7;NO)、ステップS7を繰り返し実行し、所定時間が経過すると(ステップS7;YES)、ステップS8へ進む。ステップS8では、制御部14からゲートドライバ13へ与えられる制御信号に基づいて、ゲートドライバ13が駆動信号の出力を停止する結果、スイッチング素子Q1、Q2がオフとなる。こうしてスイッチング動作が停止した後、ステップS9へ進む。
ステップS9では、電流検出回路15により検出されたインダクタLの電流値が、所定値(図6(b)のIx)未満であるか否かが判定される。インダクタLの電流値が、所定値未満である場合は(ステップS9;YES)、スイッチング素子Q1、Q2に異常がないと判断して、処理を終了する。一方、インダクタLの電流値が、所定値未満でない場合は(ステップS9;NO)、スイッチング素子Q1、Q2に短絡故障が発生している可能性があるため、ステップS10へ進んでリレーRyをオフにする。なお、ステップS9、S10をステップS8の前に実行してもよい。
図14は、停止制御の第2実施形態を示すフローチャートであって、インダクタ電流の検出結果に基づいてスイッチング素子をオフさせる場合(図8)の詳細手順を示している。図14の各ステップは、制御部14によって実行される。
ステップS21では、制御部14からリレーRyに与えられる制御信号に基づいて、リレーRyがオンする。これにより、第1変換回路11が直流電源Bに接続される。そして、ステップS22において、ゲートドライバ13からスイッチング素子Q1、Q2に駆動信号Sg1、Sg2が与えられ、スイッチング素子Q1、Q2がスイッチング動作を行う。次のステップS23では、制御部14が動作停止指令信号(図1)を受信したか否かが判定される。動作停止指令信号を受信した場合は(ステップS23;YES)、ステップS24へ進んで、前述した停止処理(図15)が行われる。
ステップS23で動作停止指令信号を受信しない場合は(ステップS23;NO)、ステップS25へ進む。ステップS25では、電流検出回路15により過電流が検出されたか否か、すなわち、インダクタLに一定以上の電流が流れたか否かが判定される。過電流が検出されなければ(ステップS25;NO)、ステップS22へ戻ってスイッチング動作を継続する。過電流が検出された場合は(ステップS25;YES)、インダクタLの電流を減少させるために、ステップS26において、駆動信号のデューティ値を51%まで低下させる。
ステップS27では、デューティ値を低下させた後、インダクタLの電流が減少したか否かが判定される。インダクタLの電流が減少していない場合は(ステップS27;NO)、スイッチング素子Q1、Q2に短絡故障が発生している可能性があり、デューティ値の変更では対応できないため、ステップS30、S31へ進み、リレーRyをオフにするとともに、スイッチング動作を停止させる。一方、インダクタLの電流が減少した場合は(ステップS27;YES)、ステップS28へ進む。
ステップS28では、電流検出回路15により検出されたインダクタLの電流値が、所定値(図8(b)のIy)未満であるか否かが判定される。インダクタLの電流値が所定値未満でない場合は(ステップS28;NO)、ステップS27へ戻り、ステップS27、S28を反復する。そして、インダクタLの電流値が所定値未満になると(ステップS28;YES)、ステップS29へ進む。ステップS29では、制御部14からゲートドライバ13へ与えられる制御信号に基づいて、ゲートドライバ13が駆動信号の出力を停止する結果、スイッチング素子Q1、Q2がオフとなり、スイッチング動作が停止する。なお、ステップS29でスイッチング動作が停止した場合は、リレーRyがオフではないので、スイッチング素子Q1、Q2へ駆動信号を与えて、スイッチング動作を再開することができる。
図16は、電圧変換装置の他の例を示している。この電圧変換装置200では、第1変換回路11の構成は、図1の第1変換回路11の構成と同じであり、第2変換回路22の構成が、図1の第2変換回路12の構成と異なっている。第2変換回路22においては、二次巻線W2の一端にダイオードD5のアノードが接続され、二次巻線W2の他端にダイオードD6のアノードが接続されている。ダイオードD5、D6のカソードは、コンデンサC6の一端と共に、出力端子T3に接続されている。コンデンサC6の他端は、出力端子T4および二次巻線W2の中間端子nに接続されているとともに、グランドGに接地されている。ダイオードD5、D6は、本発明における「整流素子」の一例である。図16の電圧変換装置200においても、図1の電圧変換装置100と同様の効果を得ることができる。
本発明では、以上述べた実施形態以外にも、以下のような種々の実施形態を採用することができる。
前記の各実施形態においては、電圧変換装置100、200がDC−DCコンバータであったが、本発明の電圧変換装置は、たとえばDC−ACコンバータであってもよい。この場合は、第2変換回路12、22で得られた直流電圧をスイッチングして交流電圧に変換する第3変換回路が、第2変換回路12、22の後段に設けられる。
前記の各実施形態においては、第2変換回路12、22の整流素子としてダイオードD3〜D6を用いたが、ダイオードの替わりにFETを用いてもよい。
前記の各実施形態においては、スイッチング素子Q1、Q2にFETを用いたが、FETの替わりにトランジスタやIGBTなどを用いてもよい。
前記の各実施形態においては、第1変換回路11に設けられる開閉器として、リレーRyを例に挙げたが、リレーの替わりにスイッチ、FET、トランジスタなどを用いてもよい。
前記の各実施形態においては、車両に搭載される電圧変換装置を例に挙げたが、本発明は、車両用以外の電圧変換装置にも適用することができる。
11 第1変換回路
12、22 第2変換回路
13 ゲートドライバ
14 制御部
15 電流検出回路
100、200 電圧変換装置
B 直流電源
D3、D4、D5、D6 ダイオード(整流素子)
L インダクタ
m 中間端子
Q1 スイッチング素子(第1スイッチング素子)
Q2 スイッチング素子(第2スイッチング素子)
Ry リレー(開閉器)
T1 入力端子(第1入力端子)
T2 入力端子(第2入力端子)
T3、T4 出力端子
Tr トランス
W1 一次巻線
W2 二次巻線

Claims (8)

  1. 直流電源の直流電圧を交流電圧に変換する第1変換回路と、
    前記第1変換回路で変換された交流電圧を直流電圧に変換する第2変換回路と、を備え、
    前記第1変換回路と前記第2変換回路とはトランスによって絶縁されており、
    前記第1変換回路は、
    前記トランスの一次巻線と、
    前記直流電源の正極が接続される第1入力端子と、
    前記直流電源の負極が接続される第2入力端子と、
    前記一次巻線の一端と前記第2入力端子との間に接続された第1スイッチング素子と、
    前記一次巻線の他端と前記第2入力端子との間に接続された第2スイッチング素子と、
    前記一次巻線の中間端子と前記第1入力端子との間に接続されたインダクタと、を有し、
    前記第2変換回路は、
    前記トランスの二次巻線と、
    前記二次巻線に接続された整流素子と、
    前記整流素子で直流に変換された電圧が出力される出力端子と、を有し、
    前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御部が設けられている、電流型プッシュプル方式の電圧変換装置において、
    前記制御部は、
    前記第1変換回路の動作中は、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子を、50%を超える所定のデューティ値の駆動信号によりオン・オフさせ、
    前記第1変換回路の動作を停止させる際に、前記駆動信号のデューティ値を、前記所定のデューティ値より小さくかつ50%を超えるデューティ値まで低下させ、その後、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフさせる、ことを特徴とする電圧変換装置。
  2. 請求項1に記載の電圧変換装置において、
    前記制御部は、
    前記駆動信号のデューティ値を低下させた後、所定時間が経過した時点で、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフさせる、ことを特徴とする電圧変換装置。
  3. 請求項2に記載の電圧変換装置において、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記インダクタと直列に接続された開閉器と、をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフさせた後、前記電流検出回路で検出された電流の値が所定値未満にならない場合は、前記開閉器をオフにする、ことを特徴とする電圧変換装置。
  4. 請求項1に記載の電圧変換装置において、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出回路をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記駆動信号のデューティ値を低下させた後、前記電流検出回路で検出された電流の値が所定値未満となった時点で、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフさせる、ことを特徴とする電圧変換装置。
  5. 請求項4に記載の電圧変換装置において、
    前記インダクタと直列に接続された開閉器をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記駆動信号のデューティ値を低下させた後、前記電流検出回路で検出された電流の値が減少しない場合は、前記開閉器をオフさせるとともに、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフさせる、ことを特徴とする電圧変換装置。
  6. 請求項1に記載の電圧変換装置において、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出回路をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記駆動信号のデューティ値を低下させた後、前記電流検出回路で検出された電流の値が一旦減少した後に上昇を始めた時点で、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフさせる、ことを特徴とする電圧変換装置。
  7. 請求項1に記載の電圧変換装置において、
    前記インダクタと直列に接続された開閉器をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第1変換回路の動作を停止させる際に、まず前記開閉器をオフにし、次に前記駆動信号のデューティ値を低下させ、その後、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフさせる、ことを特徴とする電圧変換装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の電圧変換装置において、
    前記制御部は、
    前記駆動信号のデューティ値を低下させる場合に、当該デューティ値をリニア関数または指数関数に従って漸減させる、ことを特徴とする電圧変換装置。
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