JP7269359B2 - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7269359B2
JP7269359B2 JP2021548426A JP2021548426A JP7269359B2 JP 7269359 B2 JP7269359 B2 JP 7269359B2 JP 2021548426 A JP2021548426 A JP 2021548426A JP 2021548426 A JP2021548426 A JP 2021548426A JP 7269359 B2 JP7269359 B2 JP 7269359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply voltage
unit
microcomputer
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021548426A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021059795A5 (ja
JPWO2021059795A1 (ja
Inventor
昌宏 土肥
友里 茂泉
毅雄 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Publication of JPWO2021059795A1 publication Critical patent/JPWO2021059795A1/ja
Publication of JPWO2021059795A5 publication Critical patent/JPWO2021059795A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7269359B2 publication Critical patent/JP7269359B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/24Resetting means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
    • H02J2105/40
    • H02J7/855
    • H02J7/96

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、電子制御装置に関する。
電子制御装置に使用されるマイクロコンピュータ(以下、マイコン)には、電源電圧が供給され、例えば複数の電源電圧が供給される場合には、それらの電源電圧は電圧レベルや投入シーケンスがマイコン毎に決められている。電源ICなどにより、それらの電源電圧が所望の電圧レベルやシーケンスで生成され、マイコンに供給されることでマイコンは正常動作することが可能となる。
しかし、電源電圧の電圧レベルが所望のレベルと異なったり、複数の電源電圧の起動シーケンスが所望のシーケンスと異なったりする場合は、マイコンが正常起動しないなどの問題となる場合がある。ここで、一般的に電源電圧を出力する出力端子には、電源電圧を安定化させるためのコンデンサがつけられ、パワーダウン時などはこの電源電圧は接続されるコンデンサの値と接続される抵抗によって次第に放電される。しかし、このパワーダウンされている時間が短いと十分に電源電圧の電圧が低下しないうちに、再起動することになり、マイコンが正常なシャットダウン処理を実行できなかったり、所望の電源電圧の起動シーケンスが守られず、マイコンが起動しなかったり正常動作とならない場合がある。
このように、パワーダウン時にマイコンのパワーダウン処理を完了させ、次回再起動時の所望の電源電圧の起動シーケンスを実行し、マイコンへ電源電圧を供給するために、マイコンに使用する電源電圧は、パワーダウン時に早急で確実な放電が必要となる。
ここで、電源電圧を放電する従来技術として、特許文献1のような技術がある。特許文献1には、「電子制御装置の強制初期化回路であって、電源入力端子とDC電源の高電位側端子との間に直列に接続され、電源電流の制限を制御する電源電流制限回路と、電源入力端子をGNDと接続する電源入力端子接地回路とを備え、電源電流制限回路は、外部からの第1の動作信号が当該電源電流制限回路に入力されると電源電流を制限し、電源入力端子接地回路は、電源電流が制限されたのちに、第2の動作信号が入力されると、電圧維持回路が電源入力端子とGNDとの接続状態を所定の時間維持する間に内部の電荷が放電されることにより初期化が行われように、電源入力端子とGNDとを接続し、所定の時間後は、接続が解除される。」という内容が開示されている。
特開2014-127113号公報
上記特許文献1の技術によれば、マイコンにより初期化の必要性が診断され、電源入力端子の電荷を強制的に放電することで初期化が実行される。しかしながら、同文献の技術では、マイコンが正常動作していない場合、初期化の制御ができず、電子制御装置を正常起動させることができないという問題が生じる。
本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電源電圧の制御により、マイコンに正常な終了と正常な再起動を確実に行わせることができる信頼性の高い電子制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の電子制御装置は、マイコンと、該マイコンの電源電圧を制御する電源制御部と、該電源制御部と前記マイコンとの間に設けられたコンデンサと、を有する電子制御装置であって、前記電源制御部は、前記マイコンを起動させる起動信号のONにより前記マイコンに前記電源電圧を供給し、前記起動信号のOFFにより前記電源電圧の供給を停止する電源部と、前記起動信号のOFFによりLowのリセット信号を生成するリセット制御部と、前記Lowのリセット信号を取得することにより、前記コンデンサの電荷を放電する放電制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、電源電圧の制御により、マイコンに正常な終了と正常な再起動を確実に行わせることができる信頼性の高い電子制御装置を提供することができる。本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図。 第2実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図。 第3実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図。 第4実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図。 各種信号の出力タイミングの一例を示したタイミングチャート。 各種信号の出力タイミングの一例を示したタイミングチャート。
以下、本発明の各実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態では、各図面において同一の構成については同一の符号を付し、重複する部分についてはその詳細な説明は省略する。また、図1から図4の各構成図、および図5、図6の各フローチャートは、本発明に係る実施形態の一例であり請求項を限定するものではない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図である。電子制御装置25は、本実施形態の構成を説明するための最小の回路構成を示している。
電子制御装置25は、例えば自動車などの車両に搭載されるECUであり、図1に示すように、バッテリ16が接続されバッテリ電圧VBが電源電圧として供給される電源制御部20と、電源制御部20に接続されるマイコン18とを備えている。電源制御部20は、マイコン18に電源電圧を供給する際の制御を行う電源ICである。マイコン18は、電子制御装置25の動作を制御するCPUやLSI(集積回路)を有する。
電源制御部20は、起動制御部10と、第1電源部11と、出力診断部13と、リセット制御部14と、放電制御部12と、レジスタ部15とを備えている。これらの各構成部は、電源制御部20が行う処理を分かり易く説明するために分類したものであって、電子回路あるいは電子部品によって構成される。また、放電制御部12と、出力診断部13と、リセット制御部14とは、各々、電子回路(放電回路、診断回路およびリセット回路)で構成されており、かかる回路の具体的な構成例および動作については、後述の第4実施形態で詳細に説明する。
起動制御部10には、電子制御装置の起動信号であるイグニッション信号IGが入力されるようにイグニッションスイッチ(不図示)に接続されている。起動制御部10は、電子制御装置25の起動信号であるイグニッション信号IGの入力に基づき、マイコン18への電源電圧の供給を制御する。
第1電源部11は、起動制御部10の制御により、マイコン18に供給する第1電源電圧V1を生成する。第1電源部11は、バッテリ16から供給される電源を用いて電源電圧を生成する。第1電源部11は、バッテリ電圧VBを所定の値に調整するレギュレータによって構成されている。第1電源部11とマイコン18との間、具体的にはマイコン18に第1電源電圧V1を出力する電源制御部20の出力端子には、コンデンサ19が設けられている。コンデンサ19は、急峻な電流の負荷変動が生じた場合でも、安定した電圧をマイコン18に供給する作用を有する。
出力診断部13は、第1電源部11の出力側に接続されており、電源部(本実施形態では第1電源部11)で生成された第1電源電圧V1が正常な電圧か否かを診断する。出力診断部13は、マイコン18に供給されている電源電圧が、予め設定された閾値よりも低いか否かを診断する。出力診断部13は、診断結果をリセット制御部14に出力する。リセット制御部14は、出力診断部13の診断結果に応じて、マイコン18の起動を制御するリセット信号を生成する。そして、リセット信号をマイコン18および放電制御部12に出力する。
放電制御部12は、マイコン18に供給される電源電圧を放電させる制御を行う。放電制御部12は、リセット制御部14から出力されるリセット信号によってコンデンサ19の電荷を放電させる制御を行う。レジスタ部15は、マイコン18との間でSPI(Serial Peripheral Interface)通信を行い、放電制御部12の動作を設定する。レジスタ部15は、所定情報を記憶する回路または記憶素子によって構成されている。
次に、電子制御装置25の起動開始時の動作について説明する。
まず、起動制御部10は、電子制御装置25を起動させるイグニッション信号IG(ON信号)を取得すると、第1電源部11をONにする信号を出力する。第1電源部11は、起動制御部10から第1電源部11をONにする信号を入力すると、バッテリ電圧VBを調整してマイコン18に供給するための所定の第1電源電圧V1を生成し、その生成した第1電源電圧V1をマイコン18に供給する。
起動制御部10は、マイコン18に供給する第1電源電圧V1が十分に低下していることを示す信号を出力診断部13から取得している場合は、第1電源部11をONにする信号を出力し、第1電源部11により電源電圧の供給を行わせる。出力診断部13は、第1電源電圧V1が所定の閾値よりも低い(例えば、略0(ゼロ))ときは、第1電源電圧V1が十分に低下していることを示す信号を起動制御部10に出力する。起動制御部10は、マイコン18に供給する電源電圧が十分に低下していることを示す信号を出力診断部13から取得していない場合は、第1電源部11をONにする信号を出力せず、第1電源部11による電源電圧の供給を禁止する。
出力診断部13は、第1電源部11がONにされると、第1電源部11で生成された第1電源電圧V1が正常出力範囲内の電圧か否かを診断する。そして、第1電源電圧V1が正常出力範囲であると判定されると、出力診断部13は、Hiのリセット信号を生成させる指示信号をリセット制御部14に出力する。
リセット制御部14は、かかる指示信号を取得すると、リセット信号をLowからHiに変更し、Hiのリセット信号をマイコン18に出力する。マイコン18は、Hiのリセット信号を取得すると、停止状態を解除し、電源電圧の供給を受けて通常動作を開始する。このような電源制御部20およびマイコン18の一連の動作によって、電子制御装置25が正常起動される。
次に、電子制御装置25の起動終了時であるパワーダウン時の動作を説明する。
まず、起動制御部10は、電子制御装置25の起動を終了させるイグニッション信号IG(OFF)を取得すると、第1電源部11をOFFにする制御を行う。第1電源部11は、起動制御部10からのOFF制御により第1電源電圧V1の生成を停止する。これにより、マイコン18への第1電源電圧V1の供給は停止され、マイコン18は起動を停止する。パワーダウンを開始する信号、つまり、電子制御装置25の起動を終了させる信号は、イグニッション信号IG(OFF)でもよいし、電源制御部20が電源を保持する機能をOFFするための信号をマイコン18が出力制御してもよい。
また、起動制御部10は、パワーダウン開始時に、第1電源部11のOFF動作とともに、Lowのリセット信号を生成させる指示信号をリセット制御部14に出力する。リセット制御部14は、かかる指示信号を取得すると、Lowのリセット信号を生成し、これをマイコン18および放電制御部12に出力する。
放電制御部12は、Lowのリセット信号を取得すると、コンデンサ19に蓄積された電荷を放電する放電制御を開始する。この放電制御により、コンデンサ19に蓄積された電荷が放電され、第1電源電圧V1は急速に低下し、マイコンの電源電圧を迅速かつ確実にゼロにすることができる。
一般的にマイコンは、パワーダウン時のリセット信号によりソフトウエアの制御を停止する。ただし、電源電圧が完全に放電されていない状態では、残った電源電圧により内部のバイアス電圧、バイアス電流、あるいは発振器などのハードウエアは、一部の機能が動作し続けており、これらの様々な機能は電源電圧の低下を検知することにより動作を停止し、マイコンのパワーダウンが完了する。
しかしながら、放電制御部12を有していない従来の電子制御装置のように、第1電源電圧V1を強制的に放電させる放電制御が行われない装置の場合、第1電源電圧V1は、電源電圧の出力側に接続されたコンデンサや、電子回路内の寄生容量および寄生抵抗成分により決定される大きな時定数によって、時間をかけてゆっくりと自然放電されることになる。そのため、マイコンのパワーダウンが完了するまでに長時間を要することになる。
そして、自然放電が完了しないうちに、再度イグニッション信号IG(ON)が入力されると、電源制御装置が再起動し、電源制御部の制御によって、マイコンに第1電源電圧V1が供給される。このとき、マイコンは、パワーダウンのシーケンスを完了することができない場合がある。マイコンのパワーダウンのシーケンスが完了しない場合、次回起動時に正常な起動シーケンスが行えないという問題が発生する場合がある。
これに対し、本実施形態に係る電源制御部20は、パワーダウン時にLowのリセット信号が出力されている間、第1電源電圧V1を放電する放電制御を行う。また、起動制御部10は、出力診断部13から第1電源電圧V1が充分に低下していることを示す信号(放電完了を示す信号)が出力されていない場合、つまり、出力診断部13において第1電源電圧V1の放電完了と診断されるまでは、イグニッション信号IGの有無に関わらず、電源制御部20が起動されないように制御している。
放電制御部12は、マイコン18との間でSPI通信を行っているレジスタ部15からの制御信号に基づいて放電を行うことも可能である。すなわち、電子制御装置25は、Lowのリセット信号が出力されている場合のみならず、マイコン18とのSPI通信を介して、レジスタ部15経由で放電制御を実行することも可能である。このような放電の効果については、後述の第3実施形態で詳細に説明する。
上記した一連の制御により、電源制御部20は、マイコン18のパワーダウン時にコンデンサ19を完全に放電させてシーケンスを確実に完了させ、再起動時にマイコン18が正常に起動されるようにしている。
本実施形態に係る電子制御装置25では、第1電源部11の出力に放電制御部12を接続して、リセット制御部14がLowのリセット信号を出力しているときに、放電制御部12によるコンデンサ19の放電制御を行う。そして、出力診断部13が第1電源電圧V1の十分な低下を診断して、起動制御部10の次回の起動を許可する。したがって、マイコン18の確実なパワーダウンのシーケンスを完了し、次回のマイコン18の再起動を確実にすることができる。
本実施形態に係る電子制御装置25によれば、マイコン18に供給される電源電圧を、パワーダウン時に迅速かつ確実に放電させることにより、マイコン18を正常に終了させることができ、再起動時に、マイコン18を正常に起動させることができる。
また、放電制御部12を駆動する電源電圧を、第1電源電圧V1とは異なるバッテリ電圧VBとすることにより、第1電源電圧V1の低下による影響を受けず、コンデンサ19に残留する電源電圧を完全に0(ゼロ)にするまで放電させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る電子制御装置について図2、図5および図6を参照して説明する。図2は、第2実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図である。
本実施形態に係る電子制御装置25は、図1に示した回路構成に、更に第2電源部17を追加した回路構成となっている。なお、以下では、第一実施形態と同様の構成、作用およびその効果については省略し、第一実施形態と異なる構成およびそれに関連する作用および効果について詳細に説明する。
第2電源部17は、第1電源部11とは別に、マイコン18に供給する電源電圧を生成する。第2電源部17は、第1電源部11と同様に、起動制御部10による制御に基づき、バッテリ電圧VBを用いてマイコン18に供給する第2電源電圧V2を生成する。第2電源部17は、バッテリ電圧VBを所定の値に調整するレギュレータによって構成されている。
また、第2電源部17とマイコン18との間、具体的にはマイコン18に第2電源電圧V2を出力する電源制御部20の出力端子には、コンデンサ21が設けられている。コンデンサ21は、急峻な電流の負荷変動が生じた場合でも安定した電圧をマイコン18に供給する作用を有する。そして、第1電源部11および第2電源部17の各々に、放電制御部12および出力診断部13が接続された構成となっている。
マイコン18は、複数の異なる電源電圧の供給を受けて稼働する。また、マイコン18は、起動時に複数の電源電圧の供給を受ける順番である電源シーケンスが予め決められている。そのため、電源制御部20は、これらの複数の電源電圧を要求される順番で生成してマイコン18に供給する必要がある。予め決められた電源シーケンスが守られない場合、マイコン18が正常起動できないなどの問題が発生する可能性がある。
本実施形態の電源制御部20では、起動制御部10により、まず第1電源部11が第1電源電圧V1を出力し、その後に第2電源部17が第2電源電圧V2を出力するように制御される。起動制御部10は、電源シーケンスに従って、はじめに第1電源部11が第1電源電圧V1を生成して出力し、次に第2電源部17が第2電源電圧V2を生成して出力するよう制御する。
放電制御部12は、第1実施形態と同様に、Lowのリセット信号をリセット制御部14から取得した場合、または、レジスタ部15からの制御により、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2の両方を放電する放電制御を行う。また、出力診断部13は、第1実施形態と同様に、パワーダウン時において、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2がそれぞれ十分に低下したか否かを診断する。出力診断部13は、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2がそれぞれ予め設定された第1閾値および第2閾値よりも低いときに、十分に低下したと診断する。
起動制御部10は、出力診断部13により電源電圧が十分に低下したと診断されるまで、イグニッション信号IGの有無にかかわらず、次回の電源起動制御を停止する。つまり、起動制御部10は、出力診断部13から第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が充分に低下していることを示す信号(放電完了を示す信号)が出力されていない場合、第1電源部11と第2電源部17の起動を禁止する。起動制御部10は、出力診断部13により電源電圧が十分に低下したと診断されると、第1電源部11と第2電源部17の起動の禁止を解除し、イグニッション信号IG(ON)の入力を受けることにより第1電源部11と第2電源部17を起動させる。
つまり、起動制御部10は、出力診断部13により第1電源電圧V1が第1閾値以上もしくは第2電源電圧V2が第2閾値以上の少なくとも一方であると診断されたときは第1電源部11による第1電源電圧V1の供給と第2電源部17による第2電源電圧V2の供給を禁止し、出力診断部13により第1電源電圧V1が予め設定された第1閾値よりも低くかつ第2電源電圧V2が予め設定された第2閾値よりも低いと診断されたときは第1電源部11による第1電源電圧V1の供給と第2電源部17による第2電源電圧V2の供給を許可する。
ここで、イグニッション信号IG、第1電源電圧V1、第2電源電圧V2、リセット信号および放電制御部12による放電制御の各々のタイミングについて説明する。
図5および図6は、第2実施形態の電子制御装置における各種信号の出力タイミングの一例を示したタイミングチャートである。これらのタイミングチャートは、イグニッション信号IG(OFF)の入力から電子制御装置25のパワーダウンを経て、再度イグニッション信号IG(ON)の入力から電子制御装置25が再起動するまでの各種信号のタイミングを示す。
図5は、電子制御装置25がパワーダウンして放電制御動作により電圧が十分に低下した後でイグニッション信号IG(ON)が入力された場合のタイミングチャートであり、図6は、電子制御装置25のパワーダウン後、直ぐにイグニッション信号IG(ON)が入力された場合のタイミングチャートである。
図5に示すように、イグニッション信号IG(ON)が入力されると、第1電源電圧V1、第2電源電圧V2の順番で、所定の電圧値である各々の第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が正常に生成される。また、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が正常な出力範囲の電圧値となったことが出力診断部13により診断されると、リセット制御部14は、出力するリセット信号をLowからHiに変更する。これにより、マイコン18の通常動作が開始される。
第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が正常な出力範囲の電圧値となったタイミングと、リセット制御部14が出力するリセット信号をLowからHiに変更するタイミングとの間には、リセット解除遅延時間が設けられている。リセット解除遅延時間は、マイコン18に第1電源電圧V1が供給されてからマイコンの動作が安定するまでの時間として予め設定されており、リセット制御部14は、リセット解除遅延時間(例えば10ms)が経過した後にHiのリセット信号をマイコン18に出力する。
また、放電制御部12は、Lowのリセット信号が出力されていた時に第1電源電圧V1と第2電源電圧V2の放電を行っていたが、リセット信号がHiになったことにより、放電を停止する(OFFにする)。このようにリセット信号がHiのときは、放電を停止することにより、無駄に電力が消費されるのを防ぐことができる。
また、イグニッション信号IG(OFF)が入力されたことによる電子制御装置25のパワーダウン時には、第1電源部11および第2電源部17による第1電源電圧V1と第2電源電圧V2の生成が停止され、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2の出力が停止されるため、これらの電圧値の低下が開始される。
リセット制御部14は、イグニッション信号IG(OFF)が入力されたタイミングで、出力するリセット信号をHiからLowに変更する。放電制御部12は、マイコン18からの放電制御の設定がない場合、つまり、マイコン18からレジスタ部15に放電制御の指令信号がない場合、電源起動時とパワーダウン時のLowのリセット信号が出力されたことにより、放電を開始する(ONにする)。
放電制御部と出力診断部を有していない従来の電子制御装置の場合の、パワーダウン時の第2電源電圧V2の波形を図5において破線で示す。第2電源部17とマイコン18との間に接続されたコンデンサ21は、イグニッション信号IGがONからOFFに切り替わると、コンデンサ21に蓄えられた電荷が徐々に放電されて、第2電源電圧V2は低下する。そして、完全にゼロまで低下する前に、つまり自然放電が完了しないうちに、再起動のイグニッション信号IG(ON)が入力されると、第1電源電圧V1に続いて第2電源電圧V2がマイコン18に供給される。
しかし、コンデンサ21の第2電源電圧V2の放電が完全に完了していないため、マイコン18のパワーダウンのシーケンスが完了しないことに加えて、電源が供給される順番が第2電源電圧V2から第1電源電圧V1の順番の電源シーケンスとなり、規定の電源シーケンスとならずマイコンの正常な起動について問題となる場合がある。
図6で示すタイミングチャートのように、パワーダウン後すぐにイグニッション信号IGが入力された場合でも、本実施形態の構成により、パワーダウン時の急速な放電制御と出力診断部13による電源電圧の十分な低下の診断による再起動制御が行われる。したがって、マイコン18のパワーダウン処理の確実な実施と、再起動時のマイコン18への正常な電源シーケンスを実施することができる。これにより、マイコン18の起動、パワーダウン時の正常動作を確実にし、信頼性の高い電子制御装置が提供できる。
なお、本実施形態では、第1電源部11と第2電源部17の2つの電源電圧V1、V2をマイコン18にそれぞれ供給する構成の場合を例に説明したが、3つ以上の電源部をもつ構成でも、同様に、本発明を実施することで、同様の効果を実現できる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る電子制御装置について図3を参照して説明する。図3は、第3実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図である。
本実施形態の電子制御装置25において特徴的なことは、第1実施形態の第1電源部11の代わりに、第1電源部24として降圧スイッチングレギュレータを用いたことである。降圧スイッチングレギュレータは、降圧DCDCコンバータによって構成されており、スイッチング動作により入力から出力への電力変換を行う。降圧スイッチングレギュレータのスイッチ出力には、インダクタ22が接続されている。
電源制御部20は、第1電源部24と第2電源部17と放電制御部12とが集積される集積回路を備えている。
第2電源部17は、第1および第2実施形態のようにバッテリ16から供給される電源を用いて電源電圧を生成するのではなく、第1電源部24の第1電源電圧V1から第2電源電圧V2を生成する構成を有する。同様に第3電源部27も、第1電源部24の第1電源電圧V1から第3電源電圧V3を生成する構成を有する。
放電制御部12は、第1および第2実施形態と同様に、電源部の出力電圧とは異なる電圧、具体的には、バッテリ16のバッテリ電圧VBを駆動電源として用いている。
電源制御部20は、バッテリ電圧VBから降圧スイッチングレギュレータの降圧動作によって第1電源電圧V1を生成し、その電圧をマイコン18に出力する構成とすることで、電源制御部20の電力効率が向上し、電子制御装置25の消費電力を下げることができる。
一般的に降圧スイッチングレギュレータは、電力変換により高効率で電源電圧を生成することができるため、大電流駆動の用途に用いられる。一方で、電流負荷が少ない場合には、スイッチング動作により安定した出力電圧を生成することが比較的に難しく、大電流負荷の場合と低電流負荷の場合とで制御方式を切り替えたりすることで、低電流から大電流までの負荷に対応した電源制御が行われている。
本実施形態の場合、リセット制御部14からのリセット信号がLowのときか、マイコン18からレジスタ部15が放電制御の指令を受けたときに、放電制御部12により電源電圧V1~V3を放電する放電制御が行われる。パワーダウン時の放電動作中は、各電源部24、17、27は、OFF(動作を停止)している。
一方で、電源起動時にリセット信号がLowの期間は、放電制御部12のONによって放電制御が行われることにより、各電源部24、17、27の負荷電流が増加することとなる。ここで、リセット信号がLowの期間は、マイコン18は基本的に動作を停止しており、消費電流が通常動作時と比べて極端に少ない。降圧スイッチングレギュレータである第1電源部24は、このリセット信号がLowの期間でも安定した電圧を出力する必要があるが、電流負荷が極端に少ないと、安定した電圧を出力する制御が困難となる場合がある。
そこで、本実施形態では、起動時のリセット信号がLowの期間中に放電制御することで電流負荷を増加させ、降圧スイッチングレギュレータである第1電源部24の安定動作に寄与させる。降圧スイッチングレギュレータは、電流負荷の増加によって動作が安定化する。また、起動時だけでなく、リセット信号がLowに切り替わり、マイコン18の負荷電流が低減する際には同様の効果がある。さらに、マイコン18のレジスタ部15から放電設定がされた場合も、負荷電流を増加させて降圧スイッチングレギュレータを安定動作させることに寄与する。
なお、図3に示す構成では、第2電源部17と第3電源部27の電源電圧を、第1電源電圧V1から供給する構成の場合を例に説明したが、バッテリ電圧VBから直接供給する構成としても良く、その場合でも同様の効果が得られる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る電子制御装置について図4を参照して説明する。図4は、第4実施形態に係る電子制御装置の概略構成の一例を示した図である。
本実施形態に係る電子制御装置25は、図3に示す第3実施形態の構成から第3電源部27の構成を除いたものである。そして、図3には、放電制御部12と、出力診断部13と、リセット制御部14の詳細な構成を示している。これらの詳細構成は、実施形態の構成の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するものではない。
まず、放電制御部12は、Nch-MOSFET12A、12B、12C、12Dと、抵抗12E、12F、12G、12Hと、ツェナーダイオード12Iとを有する放電回路によって構成されている。この放電回路は、バッテリ電圧VBを駆動電源とする。通常動作時は、リセット信号、またはレジスタ部15からの制御信号がHiであり、Nch-MOSFET12A、12Bのどちらか、または両方がONする。これにより、放電動作を制御するNch-MOSFET12Cと12Dのゲート電圧がゼロとなり、放電動作はOFFする。
逆に、リセット信号がLowで、且つレジスタ部15からの制御信号もLowの場合、Nch-MOSFET12A、12BはどちらもOFFし、Nch-MOSFET12Cと12Dのゲート電圧には、バッテリ電圧VBから抵抗12H、12Eで分圧された電圧が印加されてONし、放電動作を行う。放電動作時は、抵抗12Gと12Fの抵抗値で電流制限し、放電動作する構成としているが、Nch-MOSFET12Cと12DのON抵抗で代替することも可能である。
また、放電制御する信号であるリセット信号とレジスタ部15からの信号の信号入力部は、Nch-MOSFET12A、12Bを直列に接続する構成に変更することで、リセット信号とレジスタ部15からの信号がともにHiのときに、放電制御が停止する構成とすることも可能である。ツェナーダイオード12Iは、バッテリ電圧が高電圧となっときに、Nch-MOSFET12C、12Dなどの耐圧を超えないようにする保護目的に接続されているが、必要なければ削除することができる。
出力診断部13は、コンパレータ13A、13Bと、ANDゲート13Cと、ORゲート13Dとを備えている。コンパレータ13A、13Bの基準電圧13E、13Fは、通常動作時とパワーダウン時とで値が切り替わるものとする。
イグニッション信号IGがONのときの通常動作時は、出力診断部13は、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が正常電圧であるか否かを診断する。このとき、基準電圧13E、13Fは、それぞれ第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が正常電圧かの基準電圧である。例えば、基準電圧13E、13Fのどちらかの電圧が低電圧と診断されると、ORゲート13Dの出力がHiとなり、リセット制御部14のNch-MOSFET14BがONし、リセット信号はLowとなり、マイコン18の制御を停止させる。
一方で、イグニッション信号IGがOFFのときのパワーダウン時は、出力診断部13は、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が十分に低下したかどうかを診断する。そして、十分に低下していると診断した場合に、ANDゲート13CからHi信号を出力する。
ANDゲート13Cの出力がHiとなるまでは、起動制御部10は、起動を禁止する。このとき、基準電圧13E、13Fは、通常動作時の電圧設定よりも低い電圧設定となっており、第1電源電圧V1と第2電源電圧V2が十分に低下するまで放電される。
リセット制御部14は、複数のリセット制御信号が入力されるORゲート14A、出力のNch-MOSFET14B、およびORゲート14Aの出力がHiからLowになるときに信号を遅延する遅延回路14Dを有している。ORゲート14Aには、上述の各実施形態で説明した、出力診断部13からの信号と起動制御部10からの信号に加えて、様々な異常診断に応じた制御信号があり、それらの信号からリセット制御信号14Cが入力される。さらに、マイコンへ入力されるリセット信号は、リセット制御部14からオープンドレインで出力される構成としており、電源制御部20の外部で抵抗28により第2電源電圧V2にプルアップされる構成とした。出力形式としては、プッシュプルの構成としてもよい。
本実施形態の構成は、本発明の具体例の一例を示したが、第1実施形態から第3実施形態も同様の構成とすることで、本発明による同様の効果が得られる。
本発明(1)の電子制御装置は、
マイコン18と、マイコン18の第1電源電圧V1を制御する電源制御部20と、電源制御部20とマイコン18との間に設けられたコンデンサ19と、を有する電子制御装置25であって、
電源制御部20は、
マイコン18を起動させるイグニッション信号IGのONによりマイコン18に第1電源電圧V1を供給し、イグニッション信号IGのOFFにより第1電源電圧V1の供給を停止する第1電源部11と、
イグニッション信号IGのOFFによりLowのリセット信号を生成するリセット制御部14と、
Lowのリセット信号を取得することにより、コンデンサ19の電荷を放電する放電制御部12と、を有することを特徴とする。
本発明(1)の電子制御装置によれば、イグニッション信号IGのOFFによるパワーダウン時に第1電源部11から第1電源電圧V1の供給が停止され、リセット制御部14によりLowのリセット信号が生成される。そして、放電制御部12は、Lowのリセット信号を取得することによりコンデンサ19の電荷を放電する放電制御を行う。したがって、マイコン18に供給される電源電圧をパワーダウン時に迅速かつ確実に放電させることができ、マイコン18を正常に終了させて、再起動時にマイコンを正常に起動させることができる。
本発明(2)の電子制御装置は、
イグニッション信号IGに基づいてマイコン18の起動を制御する起動制御部10と、
イグニッション信号IGがOFFからONに切り替わったときに、マイコン18に供給されている第1電源電圧V1が予め設定された閾値よりも低いか否かを診断する出力診断部13と、を備え、
起動制御部10は、出力診断部13により第1電源電圧V1が閾値以上であると診断されたときは第1電源部11による第1電源電圧V1の供給を禁止し、第1電源電圧V1が閾値よりも低いと診断されたときは第1電源部11による第1電源電圧V1の供給を許可することを特徴とする。
本発明(2)の電子制御装置によれば、イグニッション信号IGがOFFからONに切り替わったときに、マイコン18に供給されている第1電源電圧V1が予め設定された閾値よりも低いか否かが出力診断部13により診断される。そして、第1電源電圧V1が閾値以上であると診断されたときは、第1電源部11による第1電源電圧V1の供給が禁止され、第1電源電圧V1が閾値よりも低いと診断されたときは第1電源部11による第1電源電圧V1の供給が許可される制御が起動制御部10により行われる。
したがって、出力診断部13が第1電源電圧V1の十分な低下を診断して、起動制御部10の次回の起動を許可する。したがって、マイコン18の確実なパワーダウンのシーケンスを完了し、次回のマイコン18の再起動を確実にすることができる。
本発明(3)の電子制御装置は、
電源部は、マイコン18に第1電源電圧V1を供給する第1電源部11と、マイコン18に第2電源電圧V2を供給する第2電源部17とを有し、
コンデンサは、第1電源部11とマイコン18との間に設けられる第1コンデンサ19と、第2電源部17とマイコン18との間に設けられる第2コンデンサ21とを有し、
放電制御部12は、リセット制御部14からLowのリセット信号を取得することにより、第1コンデンサ19の電荷と第2コンデンサ21の電荷をそれぞれ放電することを特徴とする。
本発明(3)の電子制御装置によれば、電源部が第1電源部11と第2電源部17を有し、コンデンサが第1コンデンサ19と第2コンデンサ21を有しており、リセット制御部14からLowのリセット信号を取得することにより、第1コンデンサ19の電荷と第2コンデンサ21の電荷がそれぞれ放電される。したがって、パワーダウン時に第1コンデンサ19と第2コンデンサ21の両方を迅速かつ確実に放電させることができる。したがって、マイコン18のパワーダウン時のシーケンスを確実に完了させ、再起動時のマイコンへの正常な電源シーケンスを実施することができる。
本発明(4)の電子制御装置は、
出力診断部13は、
イグニッション信号IGがOFFからONに切り替わったときに、第1電源電圧V1が予め設定された第1閾値よりも低くかつ第2電源電圧V2が予め設定された第2閾値よりも低いか否かを診断し、
起動制御部10は、
出力診断部13により第1電源電圧V1が第1閾値以上もしくは第2電源電圧V2が第2閾値以上の少なくとも一方であると診断されたときは第1電源部11による第1電源電圧V1の供給と第2電源部17による第2電源電圧V2の供給を禁止し、
出力診断部13により第1電源電圧V1が予め設定された第1閾値よりも低くかつ第2電源電圧V2が予め設定された第2閾値よりも低いと診断されたときは第1電源部11による第1電源電圧V1の供給と第2電源部17による第2電源電圧V2の供給を許可することを特徴とする。
本発明(4)の電子制御装置によれば、イグニッション信号IGがOFFからONに切り替わったときに、マイコン18に供給されている第1電源電圧V1と第2電源電圧V2がそれぞれ予め設定された第1閾値および第2閾値よりも低いか否かが出力診断部13により診断される。そして、第1電源電圧V1が第1閾値以上もしくは第2電源電圧が第2閾値以上の少なくとも一方であると診断されたときは、第1電源部11による第1電源電圧V1の供給と第2電源部17による第2電源電圧V2の供給が禁止される。そして、第1電源電圧V1が第1閾値よりも低くかつ第2電源電圧V2が第2閾値よりも低いと診断されたときは、第1電源部11による第1電源電圧V1の供給と第2電源部17による第2電源電圧V2の供給が許可される制御が起動制御部10により行われる。したがって、出力診断部13が第1電源電圧V1と第2電源電圧V2の十分な低下を診断して、起動制御部10の次回の起動を許可する。したがって、マイコン18のパワーダウン時のシーケンスを確実に完了させ、再起動時のマイコンへの正常な電源シーケンスを実施することができる。
本発明(5)の電子制御装置は、
第1電源部24は、第1電源電圧V1をONまたはOFFにするスイッチを有するスイッチングレギュレータであり、
放電制御部12の放電動作によりスイッチングレギュレータの出力側の負荷電流が増加するように構成されていることを特徴とする。
本発明(5)の電子制御装置によれば、第1電源部24をスイッチングレギュレータにより構成し、放電制御部12によるコンデンサ19の放電によりスイッチングレギュレータの出力側の負荷電流を増加させる。したがって、第1電源部24を構成するスイッチングレギュレータの動作を安定化させることができる。また、電源制御部20の電力効率が向上し、電子制御装置25の消費電力を下げることができる。
本発明(6)の電子制御装置は、
第2電源部17は、第1電源部24の第1電源電圧V1を用いて第2電源電圧V2を生成することを特徴とする。
本発明(7)の電子制御装置は、
放電制御部12は、バッテリ電圧VBを駆動電源とすることを特徴とする。
本発明(8)の電子制御装置は、
マイコン18からの放電指令に基づいてコンデンサ19の電荷を放電する放電制御の制御信号を出力するレジスタ部15を備え、
放電制御部12は、リセット制御部14からLowのリセット信号を取得すること、または、レジスタ部15から放電制御の制御信号を取得することにより、コンデンサ19の電荷を放電する制御を行うことを特徴とする。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10…起動制御部
11…第1電源部
12…放電制御部
12A、12B、12C、12D…Nch-MOSFET
12E、12F、12G、12H…抵抗
12I…ツェナーダイオード
13…出力診断部
13A、13B…コンパレータ
13C…ANDゲート、13D…ORゲート
13E、13F…基準電圧
14…リセット制御部
14A…ORゲート、14B…Nch-MOSFET
14C…リセット制御信号、14D…遅延回路
15…レジスタ部
16…バッテリ
17…第2電源部
18…マイコン
19…コンデンサ
20…電源制御部
21…コンデンサ
22…インダクタ
23…コンデンサ
24…降圧スイッチングレギュレータである第1電源部
25…電子制御装置
26…コンデンサ
27…第3電源部
28…抵抗

Claims (8)

  1. マイコンと、該マイコンの電源電圧を制御する電源制御部と、該電源制御部と前記マイコンとの間に設けられたコンデンサと、を有する電子制御装置であって、
    前記電源制御部は、
    前記マイコンを起動させる起動信号のONにより前記マイコンに前記電源電圧を供給し、前記起動信号のOFFにより前記電源電圧の供給を停止する電源部と、
    前記起動信号のOFFにより前記マイコンの起動が終了したことを示すLowのリセット信号を生成するリセット制御部と、
    前記Lowのリセット信号を取得することにより、前記コンデンサの電荷を放電する放電制御部と、を有することを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記起動信号に基づいて前記マイコンの起動を制御する起動制御部と、
    前記起動信号がOFFからONに切り替わったときに、前記マイコンに供給されている電源電圧が予め設定された閾値よりも低いか否かを診断する出力診断部と、を備え、
    前記起動制御部は、前記出力診断部により前記電源電圧が前記閾値以上であると診断されたときは前記電源部による前記電源電圧の供給を禁止し、前記電源電圧が前記閾値よりも低いと診断されたときは前記電源部による前記電源電圧の供給を許可することを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記電源部は、前記マイコンに第1電源電圧を供給する第1電源部と、前記マイコンに第2電源電圧を供給する第2電源部とを有し、
    前記コンデンサは、前記第1電源部と前記マイコンとの間に設けられる第1コンデンサと、前記第2電源部と前記マイコンとの間に設けられる第2コンデンサとを有し、
    前記放電制御部は、前記リセット制御部から前記Lowのリセット信号を取得することにより、前記第1コンデンサの電荷と前記第2コンデンサの電荷をそれぞれ放電することを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記出力診断部は、
    前記起動信号がOFFからONに切り替わったときに、前記第1電源電圧が予め設定された第1閾値よりも低くかつ前記第2電源電圧が予め設定された第2閾値よりも低いか否かを診断し、
    前記起動制御部は、
    前記出力診断部により前記第1電源電圧が前記第1閾値以上もしくは前記第2電源電圧が前記第2閾値以上の少なくとも一方であると診断されたときは前記第1電源部による前記第1電源電圧の供給と前記第2電源部による前記第2電源電圧の供給を禁止し、
    前記出力診断部により前記第1電源電圧が予め設定された前記第1閾値よりも低くかつ前記第2電源電圧が予め設定された前記第2閾値よりも低いと診断されたときは前記第1電源部による前記第1電源電圧の供給と前記第2電源部による前記第2電源電圧の供給を許可することを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
  5. 前記電源部は、電源電圧の供給をONまたはOFFにするスイッチを有するスイッチングレギュレータであり、
    前記放電制御部の放電動作により前記スイッチングレギュレータの出力側の負荷電流が増加するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  6. 前記第2電源部は、前記第1電源部の第1電源電圧を用いて前記第2電源電圧を生成することを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
  7. 前記放電制御部は、バッテリ電圧を駆動電源とすることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  8. 前記マイコンからの放電指令に基づいて前記コンデンサの電荷を放電する放電制御の制御信号を出力するレジスタ部を備え、
    前記放電制御部は、前記リセット制御部から前記Lowのリセット信号を取得すること、または、前記レジスタ部から前記放電制御の制御信号を取得することにより、前記コンデンサの電荷を放電する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
JP2021548426A 2019-09-26 2020-08-14 電子制御装置 Active JP7269359B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019176250 2019-09-26
JP2019176250 2019-09-26
PCT/JP2020/030856 WO2021059795A1 (ja) 2019-09-26 2020-08-14 電子制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021059795A1 JPWO2021059795A1 (ja) 2021-04-01
JPWO2021059795A5 JPWO2021059795A5 (ja) 2022-05-19
JP7269359B2 true JP7269359B2 (ja) 2023-05-08

Family

ID=75166064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021548426A Active JP7269359B2 (ja) 2019-09-26 2020-08-14 電子制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11726794B2 (ja)
JP (1) JP7269359B2 (ja)
CN (1) CN114365064B (ja)
WO (1) WO2021059795A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7226303B2 (ja) * 2019-12-26 2023-02-21 株式会社デンソー 制御装置
WO2022064753A1 (ja) * 2020-09-25 2022-03-31 日立Astemo株式会社 電子制御装置および電子制御装置の診断方法
CN114268915B (zh) * 2021-12-10 2023-06-20 中国联合网络通信集团有限公司 计费业务处理方法、设备、系统及存储介质
US11662788B1 (en) * 2022-11-11 2023-05-30 Liveview Technologies Power reset, and associated circuitry, devices, systems, mobile units, and methods
US12237712B1 (en) 2024-07-08 2025-02-25 LiveView Technologies, LLC Controllers, and associated circuitry, devices, systems, mobile units, and methods
US12512692B1 (en) * 2024-11-25 2025-12-30 Shenzhen Leagend Optoelectronics Co., Ltd. Supercapacitor control circuit and method for intelligently identifying starting mode of vehicle

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014127113A (ja) 2012-12-27 2014-07-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置の強制初期化回路
JP2017070045A (ja) 2015-09-29 2017-04-06 トヨタ自動車株式会社 電動車両の電源システム

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324408A (ja) * 1986-07-17 1988-02-01 Fujitsu Ltd パワ−オンリセツト回路
JPH02189613A (ja) * 1989-01-18 1990-07-25 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ・パワーオンリセット回路
US7466038B2 (en) * 2004-02-18 2008-12-16 Diversified Technologies, Inc. More compact and higher reliability power supply module
US7487391B2 (en) * 2005-08-04 2009-02-03 Dot Hill Systems Corporation Storage controller super capacitor adaptive life monitor
JP4245624B2 (ja) * 2006-09-20 2009-03-25 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の電源制御装置および電源制御方法
JP2008134778A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源起動装置
JP2010218406A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Murata Machinery Ltd 電子機器
JP5374295B2 (ja) * 2009-09-18 2013-12-25 株式会社ケーヒン 車両用電子制御装置
US9071065B2 (en) * 2010-01-15 2015-06-30 Lite-On Electronics (Guangzhou) Limited Electrical power supply apparatus and controlling method thereof
US8327165B2 (en) * 2010-01-21 2012-12-04 Dell Products L.P. Soft start with active reset
US8713343B2 (en) * 2010-08-31 2014-04-29 Denso Corporation Electronic control apparatus
JP5843433B2 (ja) * 2010-09-30 2016-01-13 キヤノン株式会社 電源装置及び画像形成装置
CN102555950B (zh) * 2010-10-28 2015-04-01 株式会社电装 车载电子控制设备
JP5631161B2 (ja) * 2010-11-12 2014-11-26 新電元工業株式会社 制御回路
US8310098B2 (en) * 2011-05-16 2012-11-13 Unigen Corporation Switchable capacitor arrays for preventing power interruptions and extending backup power life
JP5396446B2 (ja) * 2011-08-30 2014-01-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載用電源装置
JP5951429B2 (ja) * 2012-02-01 2016-07-13 ルネサスエレクトロニクス株式会社 ウォッチドッグ回路、電源ic、及びウォッチドッグ監視システム
JP5820779B2 (ja) * 2012-07-06 2015-11-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載用電源装置
JP5851980B2 (ja) * 2012-12-27 2016-02-03 富士通フロンテック株式会社 電源起動・停止制御回路
CN103885563A (zh) * 2014-03-31 2014-06-25 浙江知祺电力自动化有限公司 自供电微机保护装置微处理器管理电路
JP2015201761A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社デンソー 電子制御装置
JP6597456B2 (ja) * 2016-03-30 2019-10-30 株式会社デンソー 電子制御装置
WO2017212876A1 (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 ローム株式会社 システム電源回路および電子機器、電子機器の保護方法
DE112017003178T5 (de) * 2016-08-31 2019-04-04 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Elektronische Steuervorrichtung
JP7144677B2 (ja) * 2018-06-26 2022-09-30 ミツミ電機株式会社 電源システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014127113A (ja) 2012-12-27 2014-07-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置の強制初期化回路
JP2017070045A (ja) 2015-09-29 2017-04-06 トヨタ自動車株式会社 電動車両の電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN114365064B (zh) 2024-06-25
US20220334846A1 (en) 2022-10-20
JPWO2021059795A1 (ja) 2021-04-01
US11726794B2 (en) 2023-08-15
CN114365064A (zh) 2022-04-15
WO2021059795A1 (ja) 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7269359B2 (ja) 電子制御装置
JP4111109B2 (ja) スイッチングレギュレータ及び電源装置
JP3818231B2 (ja) 電源回路
JP3696588B2 (ja) 電源装置
JP2014107989A (ja) Dc−dcコンバータ
JPWO2021059795A5 (ja)
CN113395060B (zh) 用于驱动开关装置的设备及其使用方法
US20200409442A1 (en) Power supply circuit and power supply voltage supply method
JP2010148234A (ja) 残留電荷放電回路および電源用半導体装置
WO2020195257A1 (ja) 車載電源装置
JP2016077077A (ja) 電子制御装置
JP2010022077A (ja) 電源装置
CN102668351B (zh) 隔离式开关电源
JP4793226B2 (ja) スイッチング昇圧電源回路
JP6652035B2 (ja) 電子制御装置
JP2009142089A (ja) 車両用電源装置
JP5561610B2 (ja) 昇圧装置
JP5272317B2 (ja) 電源制御装置、画像処理装置及び電源制御装置の制御方法
JP2007159316A (ja) スイッチングレギュレータ及びスイッチングレギュレータの制御回路
JP2010136522A (ja) スイッチング電源回路
JP4569541B2 (ja) 電源回路、フラッシュメモリシステム及び電源供給方法
US20180019670A1 (en) Power supply control circuit
JP4510509B2 (ja) 直流電源装置及び直流電源装置を備えたエアバッグ装置
JP7106044B2 (ja) 半導体光源点灯装置
CN116545245A (zh) 一种软启动电路及反激变换器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7269359

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150