JP4510509B2 - 直流電源装置及び直流電源装置を備えたエアバッグ装置 - Google Patents

直流電源装置及び直流電源装置を備えたエアバッグ装置 Download PDF

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本発明は直流電源装置及び直流電源装置を備えたエアバッグ装置に関し、特に、動作電圧が高い機器を駆動するために直流電源の電圧を昇圧する昇圧電源回路と、この機器の動作を制御する制御回路とが備えられた直流電源装置において、電源オン時の昇圧電源回路の安全性を向上させた直流電源装置及びこの直流電源装置を備えたエアバッグ装置に関する。
従来から、バッテリのような直流定電圧電源によって駆動される電気機器において、この機器の中に直流定電圧電源の出力電圧よりも駆動電圧が高い装置が含まれる場合や、一時的に出力電圧よりも高い電圧が必要になる場合、出力電圧をDC/DCコンバータを用いて昇圧電源回路によって昇圧して使用することが行われている。例を挙げると、バッテリを使用する携帯電話等の携帯用電気機器の電源回路装置や、自動車のエアバッグの電源装置にこの昇圧電源回路が使用されている。
例えば、バッテリを使用する携帯用電気機器の分野では、定電圧回路で構成される電源回路装置が使用されており、ロジック・メモリ回路はこの定電圧回路の一定出力電圧で駆動されている。しかし、ロジック・メモリ回路の動作下限電圧を下回ってバッテリの電圧が低下すると、バッテリにはまだ電流供給能力があるにもかかわらず、ロジック・メモリ回路の動作が停止するという問題がある。そこで、携帯用電気機器では、バッテリの電圧を昇圧回路で昇圧し、この昇圧回路の出力を定電圧回路を介してメモリ・ロジック回路に供給することが行われている(特許文献1を参照)。
また、エアバッグ装置を搭載する自動車では、エアバッグを動作させるインフレータの駆動電圧が25V程度であり、バッテリの出力電圧が12Vであるため、バッテリ電圧をインフレータの駆動電圧まで引き上げる昇圧電源回路がエアバック装置の電源装置に内蔵されている。なお、エアバッグ装置には、自動車の衝突を検出するセンサからの信号の入力を判断して、インフレータを駆動すべきかどうかを判断するための制御装置があり、この制御装置の駆動電圧は5Vであるので、エアバッグ装置の電源装置には一旦25Vまで昇圧した電源を、5Vまで降圧する降圧電源回路が設けられている。
図1(a)は、従来のエアバッグ装置の電源装置10の構成を示すブロック回路図である。エアバッグ装置の電源装置10は、自動車のイグニッションスイッチ2を介してバッテリ1に接続されており、衝突検出センサ3が自動車の衝突を検出すると点火装置4を作動させてインフレータ5に内蔵されたエアバッグ(図示せず)を膨らませる。説明を簡単にするために、この図には点火装置4とインフレータ5を備えたエアバッグは一組しか描かれていないが、実際の自動車には複数個の点火装置とインフレータの組が備えられている。
エアバッグ装置の電源装置10には一般に、昇圧電源回路(DC/DCコンバータ)11、降圧電源回路(DC/DCコンバータ)12、シリーズ電源回路13、クロック回路14、マイクロコンピュータ15、コンデンサ16、及び点火装置4のドライブ回路17が設けられている。昇圧電源回路11はイグニッションスイッチ2に接続されており、イグニッションスイッチ2がオンの時に入力される12Vの直流電圧を25V程度に昇圧する。降圧電源回路12は昇圧電源回路11によって昇圧された電圧を7V程度まで降圧させ、シリーズ電源回路13は降圧電源装置12から入力される7Vの電圧を更に5Vまで降圧する。クロック回路14はイグニッションスイッチ2のオンにより動作する図示しないサブ電源回路によって起動され、昇圧電源回路11と降圧電源回路12にクロックを送ってこれらを動作させる。シリーズ電源13からの出力電圧は、マイクロコンピュータ15に入力される他、他の回路にも供給される。マイクロコンピュータ15はシリーズ電源13からの5Vの電圧の入力によって動作し、衝突検出センサ3からの信号を監視する。なお、コンデンサ16は昇圧電源回路11からの出力を平滑し、このコンデンサ16に接続する電子スイッチ回路で構成されるドライブ回路17は、マイクロコンピュータ15からの指令信号によってオンして25Vの電圧を点火装置4に出力する。
図1(b)は(a)の昇圧電源11、降圧電源12、及びシリーズ電源13の出力波形を示す波形図である。時刻t0で(a)に示したイグニッションスイッチ2がオンされると、バッテリ1からの直流電圧12Vが昇圧電源回路11に入力される。昇圧電源回路11は、入力電圧の12Vを25Vまで昇圧する機能を備えているが、出力電圧はすぐには25Vにはならず、12Vから徐々に25Vまで上昇してゆき(実際にはステップ状に出力電圧が上昇する)、出力電圧が25Vに達するのは時刻t3である。
従って、イグニッションスイッチ2がオンした直後は、昇圧電源回路11に接続される降圧電源回路12には12Vの直流電圧が入力される。そして、降圧電源回路12の出力は0Vから次第に上昇して短時間で7Vとなる。従って、降圧電源回路12に接続するシリーズ電源回路13には、イグニッションスイッチ2がオンしてもすぐには動作可能な電圧が入力されず、降圧電源回路12の出力電圧がある程度の電圧値にならないと動作しない。このシリーズ電源回路13の動作開始時刻をt1、シリーズ電源回路13からの出力が5Vに達する時刻をt2とする。時刻t2は昇圧電源回路11の出力が25Vになる時刻t3よりもかなり前の時刻である。
特開平9−191571号公報
しかしながら、以上のように構成された従来の電源回路10では、イグニッションスイッチ2がオンされた後に、昇圧電源回路11が出力電圧25Vを出力して完全に立ち上がる時刻t3の前にシリーズ電源回路13の出力が時刻t2で5Vに達してしまうので、時刻t2から時刻t3までの間にマイクロコンピュータ15が立ち上がって動作を開始してしまう。このため、昇圧電源回路11が完全に立ち上がる前にマイクロコンピュータ15の大きな動作負荷が昇圧電源回路11にかかり、昇圧電源回路11は出力容量を確保するために容量の大きな部品が必要となってコストアップとなる。また、何らかの原因で通常の動作中にシリーズ電源13が短絡した場合は、昇圧電源回路11から過大な電流が出力されて昇圧電源回路が過負荷状態になって故障が発生する虞がある。
そこで、本発明は、昇圧電源回路、降圧電源回路、シリーズ電源回路、及びマイクロコンピュータが直列に接続された直流電源回路及びこの直流電源装置を備えたエアバッグ装置において、昇圧電源回路が完全に立ち上がるまではマイクロコンピュータが動作開始しないようにして、昇圧電源の出力負荷を減らして構成部品の小型化すると共に、立ち上がり時間を短縮することを目的としている。
また、本発明は、マイクロコンピュータが動作するまでは昇圧電源回路と降圧電源回路とを第1のクロックで動作させ、マイクロコンピュータが動作開始した後は昇圧電源回路をマイクロコンピュータが生成した第2のクロックで動作させることにより、昇圧電源回路の動作精度を向上させることも目的としている。
前記目的を達成する本発明は、以下の第1から第の形態が可能である。
第1の形態は、直流電源の電圧を昇圧する昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力電圧によって動作し、昇圧電源回路からの出力電圧を動作電圧とする機器の制御を行う制御回路とを備えた直流電源装置において、第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、昇圧電源回路への電源供給が始められてから所定時間の間、制御回路の動作を停止させる管理回路、及び、制御回路によって第2のクロックの発生が抑制される第2のクロック回路を設け、昇圧電源回路の昇圧制御を、管理回路によって制御回路が停止させられている間は第1のクロックによって動作させ、制御回路が動作を始めた後は第2のクロックによって動作させ、降圧電源回路の降圧制御を、第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行うようにし、降圧電源回路の降圧制御は、昇圧電源回路の昇圧制御を第2のクロックによって動作させるようにした後も、第1のクロックによって動作させるようにしたことを特徴としている。
第2の形態は、直流電源の電圧を昇圧するクロック動作の昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する第1の降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力を更に降圧する第2の降圧電源回路と、この第2の降圧電源回路の出力電圧によって動作し、昇圧電源回路からの電圧が動作電圧として入力される機器の制御を行う制御回路とを備えた直流電源装置において、電源スイッチのオン時に第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、電源スイッチのオンの後に第2の降圧電源回路から供給される出力電圧で動作し、動作後の所定時間だけ制御回路の動作を停止させる管理回路と、制御回路の動作時に水晶発振子の振動に基づく第2のクロックを発生する第2のクロック回路、及び第1と第2の入力端子がそれぞれ第1と第2のクロック回路に接続されると共に、出力端子が昇圧電源回路に接続され、電源スイッチのオンにより第1の入力端子を前記出力端子に接続し、管理回路からの切換信号により第2の入力端子を出力端子に接続する切換スイッチを設け、降圧電源回路の降圧制御を、第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行い、降圧電源回路の降圧制御は、昇圧電源回路の昇圧制御を第2のクロックによって動作させるようにした後も、第1のクロックによって動作させることを特徴としている。
の形態は、点火装置に電力を供給する直流電源装置を備えたエアバッグ装置において、直流電源装置は、直流電源の電圧を昇圧する昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力電圧によって動作し、昇圧電源回路からの出力電圧を動作電圧とする点火装置の制御を行う制御回路とを備え、更に、第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、昇圧電源回路への電源供給が始められてから所定時間の間、制御回路の動作を停止させる管理回路、及び、制御回路によって第2のクロックの発生が抑制される第2のクロック回路を備え、昇圧電源回路の昇圧制御を、管理回路によって制御回路が停止させられている間は第1のクロックによって動作させ、制御回路が動作を始めた後は第2のクロックによって動作させる直流電源装置をエアバッグ装置が備え、降圧電源回路の降圧制御を、第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行い、降圧電源回路の降圧制御は、昇圧電源回路の昇圧制御を第2のクロックによって動作させるようにした後も、第1のクロックによって動作させることを特徴としている。
の形態は、点火装置に電力を供給する直流電源装置を備えたエアバッグ装置において、直流電源装置は、直流電源の電圧を昇圧するクロック動作の昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する第1の降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力を更に降圧する第2の降圧電源回路と、この第2の降圧電源回路の出力電圧によって動作し、昇圧電源回路からの電圧が動作電圧として入力される点火装置の制御を行う制御回路とを備え、更に、電源スイッチのオン時に第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、電源スイッチのオンの後に第2の降圧電源回路から供給される出力電圧で動作し、動作後の所定時間だけ制御回路の動作を停止させる管理回路と、制御回路の動作時に水晶発振子の振動に基づく第2のクロックを発生する第2のクロック回路、及び第1と第2の入力端子がそれぞれ第1と第2のクロック回路に接続されると共に、出力端子が昇圧電源回路に接続され、電源スイッチのオンにより第1の入力端子を出力端子に接続し、管理回路からの切換信号により第2の入力端子を出力端子に接続する切換スイッチを設けた直流電源装置をエアバッグ装置が備え、降圧電源回路の降圧制御を、第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行い、降圧電源回路の降圧制御は、昇圧電源回路の昇圧制御を第2のクロックによって動作させるようにした後も、第1のクロックによって動作させることを特徴としている。
本発明によれば、昇圧電源回路、降圧電源回路、シリーズ電源回路、及びマイクロコンピュータが直列に接続された直流電源回路及びこの直流電源装置を備えたエアバッグ装置において、昇圧電源回路が完全に立ち上がるまではマイクロコンピュータが動作開始しないので、電源のオンの直後に昇圧電源回路に過大な負荷がかかることがなくなり、昇圧電源回路として容量の小さなものを用いることができる。また、マイクロコンピュータが動作するまでは昇圧電源回路と降圧電源回路とを第1のクロックで動作させ、マイクロコンピュータが動作開始した後は昇圧電源回路をマイクロコンピュータが生成した第2のクロックで動作させるようにしたので、昇圧電源回路の立ち上がり後は、昇圧電源回路の動作精度を向上させることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を、具体的な実施例を用いて詳細に説明する。
図2は本発明の直流電源装置の一実施形態を示す、エアバッグ装置の電源装置20の原理構成を示すものである。
図2は、本発明のエアバッグ装置の電源装置20の基本的な構成を示すブロック回路図であり、図1で説明した従来のエアバッグ装置の電源装置10と同じ構成部材には同じ符号を付してある。また、この図には、図1に示した衝突検出センサ3、点火装置4とインフレータ5、及びコンデンサ16とドライブ回路17の図示は省略してある。
本発明のエアバッグ装置の電源装置20には、図1で説明した従来のエアバッグ装置の電源装置10と同様に、イグニッションスイッチ2を介してバッテリ1に接続する昇圧電源回路(DC/DCコンバータで構成され、12Vを25Vに昇圧する)11があり、これに降圧電源回路(DC/DCコンバータで構成され、25Vを7Vに降圧する)12とシリーズ電源回路(7Vを5Vに降圧する)13が直列に接続されている。昇圧電源回路11と降圧電源回路12とは、入力されるクロック信号(以後単にクロックという)によって動作を行うものである。
また、イグニッションスイッチ2の後段側の電源ラインはこの昇圧電源回路11の前で分岐され、サブ電源回路21に接続されている。サブ電源回路21は、イグニッションスイッチ2がオンされた時に動作し、バッテリ1からの電圧を降圧してクロック回路14に供給し、クロック回路14にクロックCLK1を生成させる。サブ電源回路21からクロック回路14に供給される電圧は5Vである。クロック回路14で生成されたクロックCLK1は、降圧電源回路12に供給されると共に、切換スイッチ22を通じて昇圧電源回路11に供給される。この切換スイッチ22は、イグニッションスイッチ2がオンされた時には、第1の入力端子22Aを出力端子22Cに接続するようになっており、第1の入力端子22Aに接続されたクロック回路14からのクロックCLK1を出力端子22Cを通じて昇圧電源回路11に入力するようになっている。
そして、本発明では、シリーズ電源回路13の出力電圧ラインがマイクロコンピュータ15や他の回路に接続されると共に、新たに設けられた管理回路であるリセット回路23に接続されている。マイクロコンピュータ15には水晶発振子を用いた精度の高いクロックCLK2を発生するクロック回路が内蔵されており、このクロック回路の出力は切換スイッチ22の第2の入力端子22Bに接続されている。
一方、リセット回路23は5Vの電圧が入力されると動作して、マイクロコンピュータ15の動作を停止させる信号を発生し、これをマイクロコンピュータ15に入力する。従って、本発明では、イグニッションスイッチ2がオンされてシリーズ電源13から5Vの電圧がマイクロコンピュータ15に印加されても、マイクロコンピュータ15は動作しないようになっている。
更に、リセット回路23は、5Vの電圧が入力されて動作を開始すると、動作開始時点からの時間を計測し、所定時間が経過するとマイクロコンピュータ15にパワーオンリセット信号を入力してマイクロコンピュータ15を動作させる。この所定時間は、イグニッションスイッチ2がオンしてから、昇圧電源回路11から安定して25Vの出力電圧が出力される迄の時間である。
マイクロコンピュータ15の動作開始により、マイクロコンピュータ15に内蔵されたクロック回路からクロックCLK2が出力される。この時点でリセット回路23は切換スイッチ22に切換信号を出力し、出力端子22Cを第2の入力端子22Bに接続させる。この結果、昇圧電源回路11にはマイクロコンピュータ15からの精度の高いクロックCLK2が入力され、昇圧電源回路11は動作を継続する。
以上のような動作により、本発明の直流電源装置20では、イグニッションスイッチ2がオンされた後に、昇圧電源回路11はクロック回路14からのクロックCLK1で昇圧動作を開始するが、昇圧電源回路11が完全に立ち上がって出力電圧25Vが得られるまでは、マイクロコンピュータ15はリセット回路23の機能によって動作しない。よって、イグニッションスイッチ2がオンされた直後に直流電源装置20にはマイクロコンピュータ15の動作による動作負荷がかからないので、昇圧電源回路11が過負荷状態になることはない。
また、昇圧電源回路11が完全に立ち上がって出力電圧25Vが得られた後は、マイクロコンピュータ15に内蔵されたクロック回路からの精度の高いクロックCLK2によって昇圧電源回路11が動作するので、昇圧電源回路11の動作が正確になる。
図3は、図2に示したエアバッグ装置の電源装置20の、昇圧電源回路11、降圧電源回路12、及び切換スイッチ22の具体的な回路構成の一実施例を示す回路図である。シリーズ電源回路13、クロック回路14、マイクロコンピュータ15、及びリセット回路23については、具体的な回路構成を示さず、図2と同様にブロックでその構成を示してある。
図3において、符号B1とB2は基準電源、符号C1〜C3は平滑用のコンデンサ、符号D1とD2はダイオード、符号L1とL2はコイル、符号R1〜R4は抵抗器、符号T1とT2はトランジスタ(MOSFET)を示している。また、符号25は水晶発振器、31,32,38,45,46はAND回路、33はOR回路、34,37,43,44はインバータ、35と41は分周回路、39と47はフリップフロップ、36と42は比較器を示している。
図3に示す回路において、イグニッションスイッチ2がオンされると、前述のようにバッテリ1の12Vの直流電圧が昇圧電源回路11と図示しないサブ電源に入力され、クロック回路14がクロックCLK1を発生し始める。このクロックCLK1は分岐され、分周回路41に入力されて分周され、分周されたクロックCLK1がAND回路45とインバータ43を通じてAND回路46に入力される。一方、降圧電源回路12の出力に接続され、抵抗R3,R4と基準電源B2、及び比較器42とから構成される電圧監視回路H2の出力は、出力電圧が7Vを越えない限りはローレベルであるので、電圧監視回路H2の出力がそのまま入力されるAND回路46の出力はローレベル、インバータ44を介して入力されるAND回路45の出力は分周回路41の出力レベルに従う。この結果、フリップフロップ47の出力からは分周回路の出力と同じ出力が出て、トランジスタT2をオンオフ駆動する。このトランジスタT2のオンオフ動作で降圧電源回路12の出力が7Vになる。
一方、降圧電源回路12の出力が7Vを越えて上昇した場合は、電圧監視回路H2の出力がハイレベルとなり、この出力がそのまま入力されるAND回路46の出力は分周回路41の出力レベルを反転したレベルとなり、インバータ44を介して入力されるAND回路45の出力はローレベルになる。この結果、フリップフロップ47の出力はローレベルとなり、トランジスタT2がオフとなり、降圧電源回路12の降圧動作が停止する。
次に、イグニッションスイッチ2がオンされた時の昇圧電源回路11側の動作を説明する。イグニッションスイッチ2がオンされた後に、リセット回路23の出力がローレベルの時は、この出力がそのまま入力されるAND回路32の出力はローレベルとなり、インバータ34を介して入力されるAND回路31の出力はクロック回路14の出力に従う。よって、OR回路33の出力もクロック回路14の出力と同じになり、これが分周回路35に入力されてクロックCLK1が分周される。分周されたクロックCLK1はAND回路38とフリップフロップ39のリセット端子に入力される。
一方、昇圧電源回路11の出力に接続され、抵抗R1,R2と基準電源B1、及び比較器36とから構成される電圧監視回路H1の出力は、出力電圧が25Vを越えない限りはローレベルであるので、電圧監視回路H1の出力がインバータ37を介して入力されるAND回路38の出力は分周回路35の出力レベルに従う。この結果、フリップフロップ39の出力からは分周回路の出力と同じ出力が出て、トランジスタT1をオンオフ駆動する。このトランジスタT1のオンオフ動作で昇圧電源回路11の出力が25Vになる。
一方、昇圧電源回路11の出力が25Vを越えて上昇した場合は、電圧監視回路H1の出力がハイレベルとなり、この出力がインバータ37を介して入力されるAND回路38の出力はローレベルとなる。この結果、フリップフロップ39の出力はローレベルとなり、トランジスタT1がオフとなり、昇圧電源回路11の昇圧動作が停止する。
図4は、図3のイグニッション(IG)スイッチ2、昇圧電源回路11、降圧電源回路12、シリーズ電源回路13、リセット回路23の出力波形、及び第1と第2のクロックCLK1,CLK2とマイクロコンピュータ15の動作開始時期を示す波形図である。
時刻T0でイグニッションスイッチ2がオンされると、バッテリ1からの直流電圧12Vが昇圧電源回路12に入力されると共に、クロック回路14がオンするので、クロックCLK1がクロック回路14から出力される。昇圧電源回路11は、入力電圧の12Vを25Vまで昇圧する機能を備えているが、出力電圧がすぐには25Vにはならず、しばらくは12Vを出力している。これに対して、昇圧電源回路11に接続される降圧電源回路12には、イグニッションスイッチ2がオンした直後に12Vの直流電圧が入力されて降圧動作が開始され、降圧電源回路は12の出力は0Vから次第に上昇して7Vとなる。
一方、降圧電源回路12が動作を開始してから暫く後の時刻T1においてシリーズ電源回路13が動作を開始し、シリーズ電源回路13の出力が次第に5Vに近づく。シリーズ電源13の出力電圧が約4.5Vになった時刻T2で昇圧電源回路11の出力電圧が上がり始める。このとき、リセット回路23の出力はローレベルのままであるので、マイクロコンピュータ(マイコン)は動作していない。
イグニッションスイッチ2がオンした時刻T0から所定時間が経過した時刻T3において、リセット回路23はその出力をハイレベルにする。この結果、時刻T3においてマイクロコンピュータ25がオンとなり、クロックCLK2が発生する。
このように、イグニッションスイッチ2がオンした直後は、マイクロコンピュータ15は動作しておらず、昇圧電源回路11の出力電圧が完全に立ち上がって25Vになった後に、マイクロコンピュータ15がオンされ、クロックCLK2が発生する。従って、本発明では、イグニッションスイッチ2がオンされた直後に直流電源装置20にはマイクロコンピュータ15の動作による動作負荷がかからないので、昇圧電源回路11が過負荷状態になることはない。
また、マイクロコンピュータ15が動作を開始した後は、マイクロコンピュータ15に内蔵されたクロック回路からの精度の高いクロックCLK2によって昇圧電源回路11が動作するので、昇圧電源回路11の動作が正確になる。
図5は、図3のイグニッション(IG)スイッチ2、昇圧電源回路11、降圧電源回路12、シリーズ電源回路13、リセット回路23の出力波形、及び第1と第2のクロックCLK1,CLK2とマイクロコンピュータ15が動作を開始して通常の動作を行っている時に、シリーズ電源13に短絡が発生した場合の動作を示す波形図である。
時刻T0でイグニッションスイッチ2がオンされた後の時刻T3までの動作は、図4で説明した通りであるので、ここではその説明を省略する。この実施例では、イグニッションスイッチ2がオンした時刻T0から所定時間が経過した時刻T3において、リセット回路23の出力がハイレベルになると共にマイクロコンピュータ25がオンとなり、クロックCLK2が発生している通常状態の時刻TSにおいて、シリーズ電源13に短絡が発生した場合を考える。
時刻TSでシリーズ電源13に短絡が発生すると、マイクロコンピュータ15とリセット回路23への電源の供給がなくなるので、マイクロコンピュータ15は動作を停止し、リセット回路23の出力がなくなる。また、マイクロコンピュータ15に内蔵されたクロック回路も動作を停止してクロックCLK2の発生が止むので、昇圧電源回路11が動作を停止し、その出力が12Vになる。この結果、シリーズ電源13に短絡が発生しても、昇圧電源回路11が過負荷になって故障が発生することがなくなる。
(a)は従来のエアバッグ装置における電源装置の構成を示すブロック図であり、(b)は(a)の昇圧電源回路、降圧電源回路、及びシリーズ電源回路の出力波形を示す波形図である。 本発明の直流電源装置の一実施例を示す、エアバッグ装置の電源装置の原理構成を示すブロック図である。 図2に示したエアバッグ装置の電源装置部分の具体的な回路構成の一実施例を示す回路図である。 図3のイグニッションスイッチ、昇圧電源回路、降圧電源回路、シリーズ電源回路、リセット回路の出力波形、及び第1と第2のクロックとマイクロコンピュータの動作開始時期を示す波形図である。 図3のイグニッションスイッチ、昇圧電源回路、降圧電源回路、シリーズ電源回路、リセット回路の出力波形、及び第1と第2のクロックとマイクロコンピュータの動作開始後に、シリーズ電源に短絡が生じた時の動作を示す波形図である。
符号の説明
1…バッテリ
2…イグニッションスイッチ
11…昇圧電源回路
12…降圧電源回路
13…シリーズ電源
14…クロック回路
15…マイクロコンピュータ
21…サブ電源
22…切換スイッチ
23…リセット回路

Claims (8)

  1. 直流電源の電圧を昇圧する昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力電圧によって動作し、前記昇圧電源回路からの出力電圧を動作電圧とする機器の制御を行う制御回路とを備えた直流電源装置であって、
    第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、
    前記昇圧電源回路への電源供給が始められてから所定時間の間、前記制御回路の動作を停止させる管理回路、及び、
    前記制御回路によって第2のクロックの発生が抑制される第2のクロック回路を備え、
    前記昇圧電源回路の昇圧制御を、前記管理回路によって前記制御回路が停止させられている間は前記第1のクロックによって動作させ、前記制御回路が動作を始めた後は前記第2のクロックによって動作させ、
    前記降圧電源回路の降圧制御を、前記第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、前記降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行い、
    前記降圧電源回路の降圧制御は、前記昇圧電源回路の昇圧制御を前記第2のクロックによって動作させるようにした後も、前記第1のクロックによって動作させることを特徴とする直流電源装置。
  2. 直流電源の電圧を昇圧するクロック動作の昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する第1の降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力を更に降圧する第2の降圧電源回路と、この第2の降圧電源回路の出力電圧によって動作し、前記昇圧電源回路からの電圧が動作電圧として入力される機器の制御を行う制御回路とを備えた直流電源装置において、
    電源スイッチのオン時に第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、
    前記電源スイッチのオンの後に前記第2の降圧電源回路から供給される出力電圧で動作し、動作後の所定時間だけ前記制御回路の動作を停止させる管理回路と、
    前記制御回路の動作時に水晶発振子の振動に基づく第2のクロックを発生する第2のクロック回路、及び
    第1と第2の入力端子がそれぞれ前記第1と第2のクロック回路に接続されると共に、出力端子が前記昇圧電源回路に接続され、前記電源スイッチのオンにより前記第1の入力端子を前記出力端子に接続し、前記管理回路からの切換信号により前記第2の入力端子を前記出力端子に接続する切換スイッチを設け、
    前記降圧電源回路の降圧制御を、前記第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、前記降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行い、
    前記降圧電源回路の降圧制御は、前記昇圧電源回路の昇圧制御を前記第2のクロックによって動作させるようにした後も、前記第1のクロックによって動作させることを特徴とする直流電源装置。
  3. 請求項2に記載の直流電源装置であって、前記第2の降圧電源回路異常が発生した場合には、前記制御回路の動作停止することによって、前記昇圧電源回路の動作が停止することを特徴とする直流電源回路。
  4. 請求項2又は3に記載の直流電源装置であって、前記第2の降圧電源回路はシリーズ電源回路で構成されることを特徴とする直流電源装置。
  5. 点火装置に電力を供給する直流電源装置を備えたエアバッグ装置において、
    前記直流電源装置は、直流電源の電圧を昇圧する昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力電圧によって動作し、前記昇圧電源回路からの出力電圧を動作電圧とする前記点火装置の制御を行う制御回路とを備え、更に、
    第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、
    前記昇圧電源回路への電源供給が始められてから所定時間の間、前記制御回路の動作を停止させる管理回路、及び、
    前記制御回路によって第2のクロックの発生が抑制される第2のクロック回路を備え、
    前記昇圧電源回路の昇圧制御を、前記管理回路によって前記制御回路が停止させられている間は前記第1のクロックによって動作させ、前記制御回路が動作を始めた後は前記第2のクロックによって動作させる直流電源装置を備え、
    前記降圧電源回路の降圧制御を、前記第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、前記降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行い、
    前記降圧電源回路の降圧制御は、前記昇圧電源回路の昇圧制御を前記第2のクロックによって動作させるようにした後も、前記第1のクロックによって動作させることを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 点火装置に電力を供給する直流電源装置を備えたエアバッグ装置において、
    前記直流電源装置は、直流電源の電圧を昇圧するクロック動作の昇圧電源回路と、この昇圧電源回路によって昇圧された電圧を降圧する第1の降圧電源回路と、この降圧電源回路の出力を更に降圧する第2の降圧電源回路と、この第2の降圧電源回路の出力電圧によって動作し、前記昇圧電源回路からの電圧が動作電圧として入力される前記点火装置の制御を行う制御回路とを備え、更に、
    電源スイッチのオン時に第1のクロックを発生する第1のクロック回路と、
    前記電源スイッチのオンの後に前記第2の降圧電源回路から供給される出力電圧で動作し、動作後の所定時間だけ前記制御回路の動作を停止させる管理回路と、
    前記制御回路の動作時に水晶発振子の振動に基づく第2のクロックを発生する第2のクロック回路、及び
    第1と第2の入力端子がそれぞれ前記第1と第2のクロック回路に接続されると共に、出力端子が前記昇圧電源回路に接続され、前記電源スイッチのオンにより前記第1の入力端子を前記出力端子に接続し、前記管理回路からの切換信号により前記第2の入力端子を前記出力端子に接続する切換スイッチを設けた直流電源装置を備え、
    前記降圧電源回路の降圧制御を、前記第1のクロックを分周回路によって分周したクロックにより、前記降圧電源回路のトランジスタをオンオフ駆動することで行い、
    前記降圧電源回路の降圧制御は、前記昇圧電源回路の昇圧制御を前記第2のクロックによって動作させるようにした後も、前記第1のクロックによって動作させることを特徴とするエアバッグ装置。
  7. 請求項6に記載のエアバッグ装置であって、前記第2の降圧電源回路に異常が発生した場合には、前記制御回路の動作が停止することによって、前記昇圧電源回路の動作が停止することを特徴とするエアバッグ装置。
  8. 請求項6又は7に記載のエアバッグ装置であって、前記第2の降圧電源回路はシリーズ電源回路で構成されることを特徴とするエアバッグ装置
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