JP2019034652A - 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019034652A
JP2019034652A JP2017157194A JP2017157194A JP2019034652A JP 2019034652 A JP2019034652 A JP 2019034652A JP 2017157194 A JP2017157194 A JP 2017157194A JP 2017157194 A JP2017157194 A JP 2017157194A JP 2019034652 A JP2019034652 A JP 2019034652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
state
pattern
control device
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017157194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6907803B2 (ja
Inventor
明紘 小川
Akihiro Ogawa
明紘 小川
泉 達也
Tatsuya Izumi
達也 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2017157194A priority Critical patent/JP6907803B2/ja
Priority to DE112018004199.9T priority patent/DE112018004199T5/de
Priority to US16/628,176 priority patent/US11416237B2/en
Priority to CN201880052182.3A priority patent/CN111051139B/zh
Priority to PCT/JP2018/020274 priority patent/WO2019035260A1/ja
Publication of JP2019034652A publication Critical patent/JP2019034652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6907803B2 publication Critical patent/JP6907803B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/0239Electronic boxes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/24Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of energy storage means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/188Controlling power parameters of the driveline, e.g. determining the required power
    • B60W30/1886Controlling power supply to auxiliary devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/34Network arrangements or protocols for supporting network services or applications involving the movement of software or configuration parameters 
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4418Suspend and resume; Hibernate and awake

Abstract

【課題】電源状態の切替後に各装置を適切な動作状態とすることができる制御装置を提供する。
【解決手段】車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置であって、車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替える切替部と、前記車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得する取得部と、前記第1の電源および前記第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、前記第1パターンにおける前記動作情報に基づいて、前記第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、前記第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行する制御部と、を備える、制御装置。第1パターン:第1の電源が電力供給状態であり、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン、第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
【選択図】図2

Description

この発明は制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラムに関し、特に、サーバからダウンロードされる車載制御装置の制御プログラムの更新用プログラムを用いた当該車載制御装置の更新を制御する制御装置、その制御方法、およびコンピュータプログラムに関する。
近年、自動車の技術分野においては、車両の高機能化が進行しており、多種多様な車載機器が車両に搭載されている。従って、車両には、各車載機器を制御するための制御装置である、所謂ECU(Electronic Control Unit)が多数搭載されている。
ECUの種類には、例えば、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作に対してエンジンやブレーキ、EPS(Electric Power Steering)等の制御を行う走行系に関わるもの、乗員によるスイッチ操作に応じて車内照明やヘッドライトの点灯/消灯と警報器の吹鳴等の制御を行うボディ系ECU、運転席近傍に配設されるメータ類の動作を制御するメータ系ECUなどがある。
一般的にECUは、マイクロコンピュータ等の演算処理装置によって構成されており、ROM(Read Only Memory)に記憶した制御プログラムを読み出して実行することにより、車載機器の制御が実現される。
ECUの制御プログラムは、車両の仕向け地やグレードなど応じて異なることがあり、制御プログラムのバージョンアップに対応して、旧バージョンの制御プログラムを新バージョンの制御プログラムに書き換える必要がある。また、たとえば地図情報や制御用のパラメータなど、制御プログラムの実行に必要なデータも書き換える必要がある。
たとえば、特許文献1には、ネットワークを介して更新用のプログラムをダウンロードし、プログラムの更新を行う技術(オンライン更新機能)が開示されている。
特開2015−37938号公報
特許文献1に開示されているオンライン更新は、たとえば、エンジン停止時(駐車中)など、更新処理に必要な装置に電源が供給されていないタイミングで実行される場合もある。この場合、必要な装置に電力供給を開始してから更新処理が実行される。つまり、電源状態がユーザの意図しないタイミングで切り替わる。そのため、電源状態が切り替わると、ユーザの意図しない装置が動作状態となる場合がある。
本発明のある局面における目的は、電源状態の切替後に各装置を適切な動作状態とすることができる制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラムを提供することである。
ある実施の形態に従うと、制御装置は車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置であって、車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替える切替部と、車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得する取得部と、第1の電源および第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、第1パターンにおける動作情報に基づいて、第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行する制御部と、を備える。
第1パターン:第1の電源が電力供給状態であり、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン
第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
他の実施の形態に従うと、制御方法は車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置による、前記車載制御装置の制御方法であって、車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替えるステップと、車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得するステップと、第1の電源および第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、第1パターンにおける動作情報に基づいて、第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行するステップと、を備える。
第1パターン:第1の電源が電力供給状態である、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン
第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
他の実施の形態に従うと、コンピュータプログラムは車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替える切替部と、車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得する取得部と、第1の電源および第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、第1パターンにおける動作情報に基づいて、第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行する制御部、として機能させる。
第1パターン:第1の電源が電力供給状態であり、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン
第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
この発明によると、電源状態の切替後に各装置を適切な動作状態とすることができる。
プログラム更新システムの全体構成図である。 ゲートウェイの内部構成を示すブロック図である。 ECUの内部構成を示すブロック図である。 管理サーバの内部構成を示すブロック図である。 プログラム更新システムにおいて実行される、制御プログラムのオンライン更新の流れの一例を示すシーケンス図である。 車両の構成の一例を表わした概略図である。 電源管理テーブルの一例を示した図である。 図5のステップS4の更新制御処理の具体例を表したフローチャートである。
[実施の形態の説明]
本実施の形態には、少なくとも以下のものが含まれる。すなわち、
(1)本実施の形態に含まれる制御装置は車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置であって、車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替える切替部と、車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得する取得部と、第1の電源および第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、第1パターンにおける動作情報に基づいて、第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行する制御部と、を備える。
第1パターン:第1の電源が電力供給状態であり、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン
第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
制御部が、第1パターンでの動作情報に基づいて第2パターンに変化した際に車載制御装置の動作状態を決定することによって、電源状態の切替後に各装置を適切な動作状態とすることができる。
(2)好ましくは、起動制御は、第1パターンにおいて非動作状態である車載制御装置を第2パターンにおいて非動作状態とする制御を含む。
これにより、車載制御装置が第1パターンで非動作状態であった場合に、第2パターンに変化した際に起動することなく、状態が維持される。そのため、電源状態の切替後に各装置を適切な動作状態とすることができる。
(3)好ましくは、車載制御装置を非動作状態とする制御は、第1の電源から車載制御装置への電力供給を遮断する制御を含む。
電力供給を遮断することで、車載制御装置を確実に非動作状態とすることができる。
(4)好ましくは、車載制御装置を非動作状態とする制御は、車載制御装置に動作停止状態への移行を指示する制御を含む。
上記指示によって車載制御装置は動作停止状態に移行する。これにより、簡易な制御によって車載制御装置を非動作状態とすることができる。
(5)好ましくは、車載制御装置は、個別に動作停止状態に移行可能な複数の機能を有し、制御部は、車載制御装置の機能ごとに起動制御を実行する。
これにより、機能ごとに動作停止状態に移行可能な車載制御装置の場合には、機能ごとに電源状態の切替後に適切な動作状態とすることができる。
(6)好ましくは、制御部は、動作停止状態への移行の指示の送信を、車載制御装置を制御する他の車載制御装置に指示する。
これにより、対象の車載制御装置を直接制御していない場合であっても、当該車載制御装置を非動作状態とすることができる。
(7)好ましくは、切替部は、第2の電源が電力供給可能な車載制御装置において制御プログラムを更新する際に電源の状態の組合せが第1パターンであった場合に、第2の電源を電源供給状態に切り替えて、第1パターンを第2パターンに変化させる。
制御プログラムの更新を実行する際には、処理対象の車載制御装置に電力供給が必要となり、電源状態が切り替わる。その際に起動制御が実行されることによって、制御プログラムの更新の際の電源状態の切替後に、当該処理対象の車載制御装置以外の車載制御各装置を適切な動作状態とすることができる。
(8)本実施の形態に含まれる制御方法は、(1)〜(7)のいずれか1つに記載の制御装置において車載制御装置を制御する方法である。
かかる制御方法は、上記(1)〜(7)の制御装置と同様の効果を奏する。
(9)本実施の形態に含まれるコンピュータプログラムは、コンピュータを、(1)〜(7)のいずれか1つに記載の制御装置として機能させる。
かかるコンピュータプログラムは、上記(1)〜(7)の制御装置と同様の効果を奏する。
[実施の形態の詳細]
以下に、図面を参照しつつ、好ましい実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
〔システムの全体構成〕
図1は、本発明の実施形態にかかるプログラム更新システムの全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプログラム更新システムは、広域通信網2を介して通信可能な車両1、管理サーバ5およびDL(ダウンロード)サーバ6を含む。
管理サーバ5は、車両1の更新情報を管理する。DLサーバ6は、更新用プログラムを保存する。管理サーバ5およびDLサーバ6は、たとえば、車両1のカーメーカーにより運営されており、予め会員登録されたユーザが所有する多数の車両1と通信可能である。
車両1には、車内通信線16で接続された複数のECU30とゲートウェイ10とを含む車内ネットワーク(通信ネットワーク)4と、無線通信部15と、各ECU30によりそれぞれ制御される各種の車載機器(図示せず)と、が搭載されている。
車両1には、共通の車内通信線にバス接続された複数のECU30による通信グループが存在し、ゲートウェイ10は、通信グループ間の通信を中継している。
ゲートウェイ10は、第1のゲートウェイ(GW−1)10Aおよび第2のゲートウェイ(GW−2)10Bの、複数のゲートウェイを含んでもよい。これら複数のゲートウェイ10を総称してゲートウェイ10としてもよい。
無線通信部15は、携帯電話網などの広域通信網2に通信可能に接続され、車内通信線によりゲートウェイ10に接続されている。ゲートウェイ10は、広域通信網2を通じて管理サーバ5およびDLサーバ6などの車外装置から無線通信部15が受信した情報を、車内通信線16を介してECU30に送信する。
ゲートウェイ10は、ECU30から取得した情報を無線通信部15に送信し、無線通信部15は、その情報を管理サーバ5などの車外装置に送信する。
また、ECU30同士は、車内通信線を介して情報を送受信する。
車両1に搭載される無線通信部15としては、車載の専用通信端末の他に、たとえば、ユーザが所有する携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、ノートPC(Personal Computer)等の装置が考えられる。
図1では、ゲートウェイ10が無線通信部15を介して車外装置と通信を行う場合が例示されているが、ゲートウェイ10が無線通信の機能を有する場合には、ゲートウェイ10自身が管理サーバ5などの車外装置と無線通信を行う構成としてもよい。
また、図1のプログラム更新システムでは、管理サーバ5とDLサーバ6とが別個のサーバで構成されているが、これらのサーバ5,6を1つのサーバ装置で構成してもよい。また、管理サーバ5およびDLサーバ6は、いずれも、複数の装置からなるものであってもよい。
〔ゲートウェイの内部構成〕
図2は、ゲートウェイ10の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ゲートウェイ10は、CPU11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、および車内通信部14などを備える。ゲートウェイ10は、無線通信部15と車内通信線を介して接続されているが、これらは一つの装置で構成してもよい。
CPU11は、記憶部13に記憶された一または複数のプログラムをRAM12に読み出して実行することにより、ゲートウェイ10を各種情報の中継装置として機能させる。
CPU11は、たとえば時分割で複数のプログラムを切り替えて実行することにより、複数のプログラムを並列的に実行可能である。なお、CPU11は複数のCPU群を代表するものであってもよい。この場合、CPU11の実現する機能は、複数のCPU群が協働して実現するものである。RAM12は、SRAM(Static RAM)またはDRAM(Dynamic RAM)等のメモリ素子で構成され、CPU11が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
CPU11が実現するコンピュータプログラムは、CD−ROMやDVD−ROMなどの周知の記録媒体に記録した状態で譲渡することもできるし、サーバコンピュータなどのコンピュータ装置からの情報伝送によって譲渡することもできる。
この点は、後述のECU30のCPU31(図3参照)が実行するコンピュータプログラム、および、後述の管理サーバ5のCPU51(図4参照)が実行するコンピュータプログラムについても同様である。
なお、以降の説明において、上位装置が下位装置にデータを転送(送信)することを「ダウンロードする」ともいう。
記憶部13は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM等の不揮発性のメモリ素子などにより構成されている。記憶部13は、CPU11が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等を記憶するとともに、DLサーバ6から受信した、ダウンロード対象の各ECU30の更新用プログラムなどを記憶する。
車内通信部14には、車両1に配設された車内通信線を介して複数のECU30が接続されている。車内通信部14は、たとえばCAN(Controller Area Network)の規格に応じて、ECU30との通信(CAN通信とも称する)を行う。車内通信部14の採用する通信規格はCANに限定されず、CANFD(CAN with Flexible Data Rate)、LIN(Local Interconnect Network)、Ethernet(登録商標)、またはMOST(Media Oriented Systems Transport:MOSTは登録商標)等の規格であってもよい。複数の車内通信線の中には、通信規格の異なるものが含まれていてもよい。
車内通信部14は、CPU11から与えられた情報を対象のECU30へ送信するとともに、ECU30から受信した情報をCPU11に与える。車内通信部14は、上記の通信規格だけでなく、車内ネットワーク4に用いる他の通信規格によって通信してもよい。
無線通信部15は、アンテナと、アンテナからの無線信号の送受信を実行する通信回路とを含む無線通信機よりなる。無線通信部15は、携帯電話網等の広域通信網2に接続されることにより車外装置との通信が可能である。
無線通信部15は、図示しない基地局により形成される広域通信網2を介して、CPU11から与えられた情報を管理サーバ5等の車外装置に送信するとともに、車外装置から受信した情報をCPU11に与える。
図2に示す無線通信部15に代えて、車両1内の中継装置として機能する有線通信部を採用してもよい。この有線通信部は、USB(Universal Serial Bus)またはRS232C等の規格に応じた通信ケーブルが接続されるコネクタを有し、通信ケーブルを介して接続された別の通信装置と有線通信を行う。
別の通信装置と管理サーバ5等の車外装置とが広域通信網2を通じた無線通信が可能である場合には、車外装置→別の通信装置→有線通信部→ゲートウェイ10の通信経路により、車外装置とゲートウェイ10とが通信可能になる。
〔ECUの内部構成〕
図3は、ECU30の内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ECU30は、CPU31、RAM32、記憶部33、および通信部34などを備える。ECU30は、車両1に搭載された対象機器を個別に制御する車載制御装置である。ECU30の種類には、たとえば、電源制御ECU、エンジン制御ECU、ステアリング制御ECU、およびドアロック制御ECUなどがある。
CPU31は、記憶部33に予め記憶された一または複数のプログラムをRAM32に読み出して実行することにより、自身が担当する対象機器の動作を制御する。CPU31もまた複数のCPU群を代表するものであってもよく、CPU31による制御は、複数のCPU群が協働することによる制御であってもよい。
RAM32は、SRAMまたはDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU31が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部33は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM等の不揮発性のメモリ素子、或いは、ハードディスクなどの磁気記憶装置等により構成されている。
記憶部33は、CPU31が読み出して実行するプログラムを格納する。記憶部33が記憶する情報には、たとえば、車内の制御対象である対象機器を制御するための情報処理をCPU31に実行させるためのコンピュータプログラムや、パラメータや地図情報などの、当該プログラムを実行する際に用いるデータである制御プログラムが含まれる。
通信部34には、車両1に配設された車内通信線を介してゲートウェイ10が接続されている。通信部34は、たとえばCAN、Ethernet、またはMOST等の規格に応じて、ゲートウェイ10との通信を行う。
通信部34は、CPU31から与えられた情報をゲートウェイ10へ送信するとともに、ゲートウェイ10から受信した情報をCPU31に与える。通信部34は、上記の通信規格だけなく、車載ネットワークに用いる他の通信規格によって通信してもよい。
ECU30のCPU31には、当該CPU31による制御モードを、「通常モード」または「リプログラミングモード」(以下、「リプロモード」ともいう。)のいずれかに切り替える起動部35が含まれる。
ここで、通常モードとは、ECU30のCPU31が、対象機器に対する本来的な制御(たとえば、燃料エンジンに対するエンジン制御や、ドアロックモータに対するドアロック制御など)を実行する制御モードのことである。
リプログラミングモードとは、対象機器の制御に用いる制御プログラムを更新する制御モードである。
すなわち、リプログラミングモードは、CPU31が、記憶部33のROM領域に対して、制御プログラムのデータの消去や書き換えを行う制御モードのことである。CPU31は、この制御モードのときにのみ、記憶部33のROM領域に格納された制御プログラムを新バージョンに更新することが可能となる。
リプロモードにおいてCPU31が新バージョンの制御プログラムを記憶部33に書き込むと、起動部35は、ECU30をいったん再起動(リセット)させ、新バージョンの制御プログラムが書き込まれた記憶領域についてベリファイ処理を実行する。
起動部35は、上記のベリファイ処理の完了後に、CPU31を更新後の制御プログラムによって動作させる。
DLサーバ6からゲートウェイ10を介してECU30に更新用プログラムがダウンロードされ、当該更新用プログラムを用いて制御プログラムを更新することを、オンライン更新とも称する。
〔管理サーバの内部構成〕
図4は、管理サーバ5の内部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、管理サーバ5は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶部54、および通信部55などを備える。
CPU51は、ROM52に予め記憶された一または複数のプログラムをRAM53に読み出して実行することにより、各ハードウェアの動作を制御し、管理サーバ5をゲートウェイ10と通信可能な車外装置として機能させる。CPU51もまた複数のCPU群を代表するものであってもよく、CPU51の実現する機能は、複数のCPU群が協働して実現するものであってもよい。
RAM53は、SRAMまたはDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU51が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部54は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM等の不揮発性のメモリ素子、または、ハードディスクなどの磁気記憶装置等により構成されている。
通信部55は、所定の通信規格に則って通信処理を実行する通信装置よりなり、携帯電話網等の広域通信網2に接続されて当該通信処理を実行する。通信部55は、CPU51から与えられた情報を、広域通信網2を介して外部装置に送信するとともに、広域通信網2を介して受信した情報をCPU51に与える。
〔制御プログラムの更新シーケンス〕
図5は、本実施形態のプログラム更新システムにおいて実行される、制御プログラムのオンライン更新の流れの一例を示すシーケンス図である。DLサーバ6に1または複数の更新用プログラムが格納され、一例として、管理サーバ5が、予め登録された車両1について、当該車両1のECUの制御プログラムを更新するタイミングを決定する。更新のタイミングは、たとえば、車両1のカーメーカーなどによって設定されてもよい。
なお、制御プログラムは、プログラムそのもののみならず、パラメータや地図情報などの、当該プログラムを実行する際に用いるデータも含む。それらを代表させて「制御プログラム」と表現している。そのため、更新用プログラムは、プログラムの更新用のプログラムのみならず、当該プログラムを実行する際に用いるデータの更新用のデータを含む。
制御プログラムを更新するタイミングに達すると、管理サーバ5は、該当する車両1のゲートウェイ10宛てに、更新を通知する(ステップS1)。ステップ1では、管理サーバ5からゲートウェイ10に、ダウンロード要求とともに更新用プログラムの保存先URLや更新用プログラムのサイズなどの更新用の情報が送られる。
管理サーバ5から更新の通知を受信したゲートウェイ10は、DLサーバ6からダウンロードされる更新用プログラムを、制御プログラムを更新するECU30(以下、対象ECU)に中継する。すなわち、ゲートウェイ10は、更新用の情報に基づいてDLサーバ6に対して更新用プログラムのダウンロードを要求する(ステップS2)。
ゲートウェイ10からダウンロードが要求されたDLサーバ6は、ダウンロード対象の更新用プログラムをゲートウェイ10に送信するとともに、制御プログラムの更新を要求する(ステップS3)。
ゲートウェイ10は、更新用プログラムをダウンロードすると、更新制御処理を実行する(ステップS4)。更新制御処理は、以下の切替処理、取得処理、判定処理、起動制御処理、および更新要求処理を含む。
切替処理:更新処理に必要な装置に電力供給がされるように、各電源の状態を電力供給可能状態/非電力供給状態に切り替える処理
取得処理:電力供給状態である電源が電力供給可能なECUが、動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得する処理
判定処理:電源の状態が切り替えられた際に、動作情報に基づいて、非動作状態とするECUを判定する処理
起動制御処理:判定されたECUを非動作状態とする処理
更新要求処理:更新用プログラムを対象ECUに渡すとともに、対象ECUに制御プログラムの更新を要求する処理
なお、動作情報は、ECUが、以下の、動作状態であるか非動作状態であるかを示す情報である。
動作状態:電力供給され、かつ動作している状態
非動作状態:電力供給されていない状態、電力供給されていても起動していない状態、および、電力供給され、かつ起動していても、動作停止している状態、のいずれかの状態
更新用プログラムとともに更新制御処理に従った制御信号をゲートウェイ10から受けた対象ECUは、当該制御信号に従って更新用プログラムを展開し、制御プログラムを更新する(ステップS5)。
制御プログラムの更新が完了すると、対象ECU30はゲートウェイ10に更新完了を通知する(ステップS6)。この通知を受けたゲートウェイ10は、DLサーバ6に更新完了を通知する(ステップS7)。
[車両の構成]
図6は、車両1の、電源構成も含めた構成の一例を表わした概略図である。図6において、点線は電力線を示している。
図6を参照して、車両1の車載電源は、常時電源(+B電源)18Aと、アクセサリ電源(ACC電源)18Bと、イグニッション電源(IG電源)18Cと、を含む。常時電源18Aは常に電力供給可能状態(以下、ON状態と称する)である。ACC電源18BおよびIG電源18Cは、電源リレー18のON/OFFによって、電力供給状態/非電力供給状態(以下、OFFと称する)に切り替わる。複数のECU30のうちのリレー制御ECU30Bは、電源リレー18の動作を制御することによってACC電源18BおよびIG電源18CのON状態/OFF状態を制御する。
これら電源は段階的に電力供給可能状態に切り替えられる構造である。すなわち、IG電源18Cは、ACC電源18BがON状態のときに、OFF状態からON状態に切替可能である。ACC電源18BがOFF状態からON状態に切り替えられる際にIG電源18CがON状態である場合には、IG電源18CもOFF状態に切り替わる。
その結果、実施の形態においては、電源18A〜18CそれぞれのON状態/OFF状態の組合せは下の組合せX,Y,Zの3つの組合せがあり、これら組合せは、各電源のON状態/OFF状態が切り替えられることによって、組合せX→組合せY→組合せZの順に遷移する。なお、以降の説明において、電源18A〜18CそれぞれのON状態/OFF状態の組合せを電源状態とも称する。
組合せX:常時電源18AがON状態、かつ、ACC電源18BおよびIG電源18CがOFF状態の組合せ
組合せY:常時電源18AおよびACC電源18BがON状態、かつ、IG電源18CがOFF状態の組合せ
組合せZ:常時電源18A、ACC電源18BおよびIG電源18CがON状態の組合せ
常時電源18Aは、ゲートウェイ10、リレー制御ECU30B、およびボディ制御ECU30Aと電力線17で接続され、これらに常時、電力を供給している。
ACC電源18Bは、図示しないナビゲーション装置を制御するナビ制御ECU30Cと、図示しないエアコンを制御するエアコン制御ECU30Dとに電力線17で接続され、ON状態ではこれら装置に電力を供給可能である。
IG電源18Cは、図示しないライトの自動点灯/消灯を制御するオートライト(Autoライト)制御ECU30Eと、図示しないワイパーの動作を制御するワイパー制御ECU30Fとに電力線17で接続され、ON状態ではこれら装置に電力を供給可能である。
IG電源18Cとオートライト制御ECU30Eおよびワイパー制御ECU30Fとの間の電力線17には給電リレー19が設けられている。給電リレー19は、オートライト制御ECU30Eとワイパー制御ECU30Fとを個別に、IG電源18Cから通電状態/遮断状態に切替可能である。ボディ制御ECU30Aは、給電リレー19の動作を制御することによって、オートライト制御ECU30Eとワイパー制御ECU30Fとを個別に、動作状態/非動作状態とすることができる。
[ゲートウェイの機能構成]
図2を参照して、ゲートウェイ10のCPU11は、更新制御処理を実行するための機能として、更新制御部111を含む。更新制御部111は、切替処理を実行する切替部112と、起動制御処理を実行する起動制御部113と、取得処理を実行する取得部114と、判定処理を実行する判定部115と、を含む。
取得部114が取得処理を実行するために、記憶部13は、電源ごとに、当該電源が電力を供給することによって起動可能なECU、および当該ECUへの電力供給を管理する管理装置を、たとえば電源管理テーブルTAで記憶している。電源管理テーブルTAは、記憶部13に予め記憶されていてもよいし、管理サーバ5などから取得されて記憶部13に記憶されてもよい。
図7は、電源管理テーブルTAの一例を示した図であって、図6に例示する車両1においての電源管理テーブルTAの一例を示している。図7を参照して、常時電源18AのみがON状態である場合(組合せX)、ゲートウェイ10A,10B、リレー制御ECU30B、およびボディ制御ECU30Aに電力が供給されている。ゲートウェイ10Aの管理装置はゲートウェイ10Bであり、ゲートウェイ10B、リレー制御ECU30B、およびボディ制御ECU30Aの管理装置はゲートウェイ10Aである。
常時電源18Aの他にACC電源18BがON状態となると(組合せY)、さらに、ナビ制御ECU30Cおよびエアコン制御ECU30Dに電力が供給可能になる。ナビ制御ECU30Cの管理装置はゲートウェイ10Bであり、エアコン制御ECU30Dの管理装置はゲートウェイ10Aである。
常時電源18Aの他にACC電源18BおよびIG電源18CがON状態となると(組合せZ)、さらに、オートライト制御ECU30Eとワイパー制御ECU30Fとに電力が供給可能になり、電力供給されるとこれらECUが起動する。これらECUの管理装置はいずれもボディ制御ECU30Aである。
取得部114は、各ECUの動作情報を、各ECUから送信されるフレームを監視することによって取得する。一例として、取得部114は、各ECUの動作情報を電源管理テーブルTAに書き込む。図7の例では、ECUの動作状態が「動作中」、非動作状態が「非動作」で示されている。
判定部115は、電源のON状態/OFF状態が切り替えられる際に、切り替え前後の両方でON状態の電源が電力供給可能な各ECUについて、切り替え前の動作情報に基づいて、切り替え後に非動作状態とするECUを判定する。以降の説明において、電源の切り替え前の電源状態を第1の電源状態、切り替え後の電源状態を第2の電源状態とも称する。
ここで、電源状態が組合せY(第1パターン)から組合せZ(第2パターン)に変化する場合を具体例として、各部の動作を具体的に説明する。取得部114は、少なくとも、第1、第2両パターンにおいて電力供給可能な電源(常時電源18AおよびACC電源18B)が電力供給可能な各ECU(以降、共通ECUとも称する)の動作情報を取得する。取得部114は、第1パターンで電力供給可能なすべてのECUの動作情報を取得してもよい。共通ECUは、ゲートウェイ10A,10B、リレー制御ECU30B、ボディ制御ECU30A、ナビ制御ECU30C、およびエアコン制御ECU30Dである。
電源状態が第1パターンであるときに、エアコン制御ECU30Dが非動作状態であり、ゲートウェイ10A,10B、リレー制御ECU30B、およびボディ制御ECU30Aが動作状態であったとする。この場合、図7の電源管理テーブルTAには、各共通ECUの動作情報として、ゲートウェイ10A,10B、リレー制御ECU30B、およびボディ制御ECU30Aが「動作中」、エアコン制御ECU30Dが「非動作」と書き込まれる。
IG電源18CがON状態に切り替わって電源状態が第2パターンに変化すると、判定部115は、共通ECUについて、図7の電源管理テーブルTAに書き込まれた動作情報に基づいて、非動作状態とするECUを判定する。すなわち、判定部115は、上記各共通ECUのうちの、第1パターンにおいて非動作状態であったECUについては、第2パターンに変化した後も非動作状態とし、その他のECUは動作状態とすると判定する。この例では、エアコン制御ECU30Dを非動作状態とすると判定する。
好ましくは、判定部115は、上記ECUに加えて、第2パターンで新たにON状態となるIG電源18Cが電力供給可能なECUのうちの更新対象ECU以外の各ECUについて、第2パターンに変化した後に非動作状態とすると判定する。この例では、オートライト制御ECU30Eおよびワイパー制御ECU30Fを非動作状態とすると判定する。
起動制御部113は、判定部115において非動作状態とすると判定されたECUを非動作状態とするための起動制御を実行する。すなわち、起動制御部113は、判定部115において非動作状態とすると判定されたECUの管理装置に対して、該当するECUを非動作状態とすることを指示する。具体的には、起動制御部113は、電力供給の遮断を指示するデータを含むフレームを生成し、車内通信部14に当該管理装置に送信させる。
上の例の場合、起動制御部113は、ボディ制御ECU30Aに対してオートライト制御ECU30Eおよびワイパー制御ECU30Fへの電力供給の遮断を指示する。ゲートウェイ10Aから上記指示を含むフレームを受信したボディ制御ECU30Aは、当該指示に従って給電リレー19を制御し、IG電源18Cとオートライト制御ECU30Eおよびワイパー制御ECU30Fとの間の電力線17に設けられたスイッチをOFFさせる。これにより、IG電源18CからこれらECUに対する電力供給が遮断される。その結果、オートライト制御ECU30Eおよびワイパー制御ECU30Fは非動作状態となる。
切替部112は、各電源のON状態/OFF状態を切り替える。ON状態/OFF状態を切り替えるために、切替部112は、リレー制御ECU30Bに対して、各電源をON状態またはOFF状態とすることを指示する。具体的には、切替部112は、各電源をON状態またはOFF状態とすることを指示するデータを含むフレームを生成し、車内通信部14にリレー制御ECU30Bに送信させる。上の例の場合、切替部112は、リレー制御ECU30BにIG電源18CをON状態とすることを指示する。
なお、切替部112での切替処理と、起動制御部113での起動制御処理との処理順は特定の順に限定されない。好ましくは、起動制御処理が実行された後に、切替処理が実行される。これにより、非動作状態と判定されたECUが電源状態が変化した後に起動することを回避できる。
更新制御部111は、起動制御処理および切替処理の後に、対象ECUに対して更新用プログラムを送信し、制御プログラムの更新を要求する。具体的に、更新制御部111は、車内通信部14に対象ECUに更新用プログラムを送信させるとともに、制御プログラムの更新を指示するデータを含むフレームを生成し、車内通信部14に対象ECUに送信させる。
[動作フロー]
図8は、図5のステップS4の更新制御処理の具体例を表したフローチャートである。図8のフローチャートに表された処理は、ゲートウェイ10のCPU11が、記憶部13に記憶された1つまたは複数のプログラムをRAM12上に読み出して実行することによって図2に示された各機能を実現することで実行される。図8の処理は、ゲートウェイ10の記憶部13にDLサーバ6からダウンロードした未処理の更新用プログラムが格納されているときに実行される。
図8を参照して、記憶部13に未処理の更新用プログラムが格納されている場合に(ステップS101でYES)、CPU11は以降の動作を実行する。現在の各電源のON状態/OFF状態を更新処理のために切り替える必要がある場合(ステップS103でYES)、つまり、更新処理に必要なECUに現在のON状態である電源から電力供給されていない場合、CPU11は、ステップS105〜S111の処理を実行する。各電源のON状態/OFF状態を切り替える必要がない場合(ステップS103でNO)、ステップS105〜S111の処理をスキップして、ステップS113の更新制御処理を実行する。
詳しくは、各電源のON状態/OFF状態を切り替える必要がある場合、CPU11は、共通ECUからのフレームを監視して、動作情報を取得する(ステップS105)。そして、CPU11は、動作情報に基づいて共通ECUのうちの非動作状態とするECUを判定する(ステップS107)。ステップS107で、CPU11は、共通ECUのうち切り替え前に非動作状態であったECUを非動作状態とすると判定すると共に、新たにON状態となる電源から電力供給可能なECUのうちの対象ECU以外のECUも非動作状態とすると判定する。そして、CPU11は、非動作状態とすると判定されたECUそれぞれの管理装置に対して、当該ECUを非動作状態とすることを指示する(ステップS109)。第1の実施の形態では、ステップS109でCPU11は、これらECUに対する電力供給の遮断を指示する。
起動制御処理の後、CPU11は、ステップS111の切替処理およびステップS113の更新制御処理を実行する。すなわち、CPU11は、車内通信部14にリレー制御ECU30Bに対してON状態/OFF状態の切替の指示を送信させ(ステップS111)、対象ECUに対して更新用プログラムを送信させるとともに制御プログラムの更新要求を送信させる(ステップS113)。
[第1の実施の形態の効果]
第1の実施の形態にかかるプログラム更新システムでは、制御プログラムの更新のために各電源のON状態/OFF状態が切り替えられた結果、電源状態の組合せのパターンが変化した場合に、パターン変化前後の両方でON状態である電源から電力供給可能な各ECUの動作状態/非動作状態が、パターン変化前の状態に維持される。すなわち、制御プログラムの更新の開始によって、ユーザの意図しないECUが動作を開始することがない。そのため、たとえば、更新のタイミングで、ワイパーなどユーザの意図しない機能が動作し始めることを防止できる。つまり、各ECUの動作状態を適切な状態とすることができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、ECUごとに個別に電源に対して通電状態/遮断状態に切替可能な給電リレー19が設けられているECUについて、当該給電リレー19によって電力供給を遮断することによって非動作状態としている。これにより、当該ECUを確実に非動作状態とすることができる。
非動作状態とすると判定されたECUを非動作状態とするための制御は、当該ECUに対する電力供給を遮断する制御のみに限定されない。第2の実施の形態にかかるプログラム更新システムにおける起動制御は、当該ECUを動作停止状態に移行させる制御を含む。なお、動作停止状態は、フル稼働状態以外の状態を指し、たとえば、プロセッサには電力供給されている低消費電力状態、プロセッサおよびメモリへの電力供給が遮断されている低消費電力状態、スタンバイ状態、などを含む。
この場合、起動制御部113は、非動作状態とするECUの管理装置に対して、当該ECUを動作停止状態とすることを指示する。具体的には、起動制御部113は、動作停止状態とすることを指示するデータを含むフレームを生成し、車内通信部14に当該管理装置に送信させる。すなわち、第2の実施の形態にかかるプログラム更新システムでは、図8のステップS109でCPU11は、管理装置に対して、ECUを動作停止状態とすることを指示する。
上の例の場合、当該ゲートウェイ10Aが管理装置であるエアコン制御ECU30Dは非動作状態とすると判定されているため、起動制御部113は、エアコン制御ECU30Dに対して動作停止状態とすることを指示するデータを含むフレームを送信する。これにより、エアコン制御ECU30Dに対してはACC電源18Bから電力供給されるものの、動作停止状態である、非動作状態となる。
これによって、給電リレー19を用いるよりも容易に、ECUを非動作状態とすることができる。
<変形例1>
なお、第1の実施の形態での起動制御と第2の実施の形態での起動制御とを組み合わせてもよい。すなわち、起動制御部113は、給電リレー19が設けられているECUについては、当該ECUへの電力供給を遮断することで非動作状態とし、給電リレー19の設けられていないECUについては、動作停止状態を指示することで非動作状態としてもよい。
これにより、車内ネットワーク4に給電リレー19が設けられているECUと設けられていないECUとが混在する場合であっても、非動作状態とすると判定されたECUを確実に非動作状態とすることができる。
<変形例2>
起動制御が、非動作状態とするECUに対して動作停止状態を指示することである場合であって、ECUが個別に動作停止状態に移行可能な複数の機能を有する場合には、当該ECUの機能ごとに非動作状態/動作状態が制御されてもよい。たとえば、図7に表されたように、ナビ制御ECU30Cは、オーディオ出力(音声出力)機能の動作停止と、マップ表示(画像表示)機能に関する機構の動作停止とが個別に管理されてもよい。
この場合、起動制御部113は、非動作状態とするECUの動作停止状態とする機能を指定した上で、当該機能を動作停止状態とすることを指示するフレームを生成し、車内通信部14に当該ECUの管理装置に対して送信させる。上の例の場合、起動制御部113は、ナビ制御ECU30Cの管理装置であるゲートウェイ10Bに対して、マップ表示(画像表示)機能についての動作停止を指示する。
ゲートウェイ10Aから上記指示を含むフレームを受信したゲートウェイ10Bは、ナビ制御ECU30Cに対してマップ表示(画像表示)機能の動作停止状態への移行を指示するフレームを送信する。これにより、ナビ制御ECU30Cに対してはACC電源18Bから電力供給されるものの、マップ表示(画像表示)機能は動作停止状態となって非動作状態となる。一方で、オーディオ出力(音声出力)機能は動作状態となる。
これにより、より柔軟にECUを非動作状態とすることができる。
<変形例3>
なお、以上の説明では、対象ECUにおいて制御プログラムの更新処理を実行する際の電源状態の変化に応じて起動制御が行われるものとしている。しかしながら、対象ECUで実行される処理は更新処理に限定されない。その他の処理であっても、同様に、当該処理のために電源状態が変化した場合に起動制御が行われてもよい。
開示された特徴は、1つ以上のモジュールによって実現される。たとえば、当該特徴は、回路素子その他のハードウェアモジュールによって、当該特徴を実現する処理を規定したソフトウェアモジュールによって、または、ハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組み合わせによって実現され得る。
上述の動作をコンピュータに実行させるための、1つ以上のソフトウェアモジュールの組み合わせであるプログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本開示にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本開示にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両
2 広域通信網
4 車内ネットワーク
5 管理サーバ
6 DLサーバ
10,10A,10B ゲートウェイ
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 車内通信部(通信部)
15 無線通信部
16 車内通信線
17 電力線
18 電源リレー
18A 常時電源
18B ACC電源
18C IG電源
19 給電リレー
30 ECU
30A ボディ制御ECU
30B リレー制御ECU
30C ナビ制御ECU
30D エアコン制御ECU
30E オートライト制御ECU
30F ワイパー制御ECU
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 通信部
35 起動部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 記憶部
55 通信部
111 更新制御部
112 切替部
113 起動制御部(制御部)
114 取得部
115 判定部(制御部)

Claims (9)

  1. 車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置であって、
    車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替える切替部と、
    前記車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得する取得部と、
    前記第1の電源および前記第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、前記第1パターンにおける前記動作情報に基づいて、前記第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、前記第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行する制御部と、を備える、制御装置。
    第1パターン:第1の電源が電力供給状態であり、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン
    第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
  2. 前記起動制御は、
    前記第1パターンにおいて非動作状態である前記車載制御装置を第2パターンにおいて非動作状態とする制御を含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記車載制御装置を非動作状態とする制御は、前記第1の電源から前記車載制御装置への電力供給を遮断する制御を含む、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記車載制御装置を非動作状態とする制御は、前記車載制御装置に動作停止状態への移行を指示する制御を含む、請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記車載制御装置は、個別に動作停止状態に移行可能な複数の機能を有し、
    前記制御部は、
    前記車載制御装置の機能ごとに前記起動制御を実行する、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、
    前記動作停止状態への移行の前記指示の送信を、前記車載制御装置を制御する他の車載制御装置に指示する、請求項4または請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記切替部は、
    前記第2の電源が電力供給可能な車載制御装置において制御プログラムを更新する際に前記電源の状態の組合せが前記第1パターンであった場合に、前記第2の電源を前記電源供給状態に切り替えて、前記第1パターンを前記第2パターンに変化させる、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置による、前記車載制御装置の制御方法であって、
    車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替えるステップと、
    前記車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得するステップと、
    前記第1の電源および前記第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、前記第1パターンにおける前記動作情報に基づいて、前記第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、前記第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行するステップと、を備える、制御方法。
    第1パターン:第1の電源が電力供給状態である、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン
    第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
  9. 車載制御装置と車内通信線を介して通信する制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    車載の第1の電源および第2の電源を、電力供給状態または非電力供給状態のいずれかの状態に切り替える切替部と、
    前記車載制御装置が動作状態であるか非動作状態であるかを示す動作情報を取得する取得部と、
    前記第1の電源および前記第2の電源の状態の組合せが下記の第1パターンから第2パターンに変化する場合に、前記第1パターンにおける前記動作情報に基づいて、前記第1の電源が電力供給可能な車載制御装置の、前記第2パターンにおける状態を決定する起動制御を実行する制御部、として機能させる、コンピュータプログラム。
    第1パターン:第1の電源が電力供給状態であり、かつ、第2の電源が非電力供給状態であるパターン
    第2パターン:第1の電源および第2の電源が電力供給状態であるパターン
JP2017157194A 2017-08-16 2017-08-16 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム Active JP6907803B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017157194A JP6907803B2 (ja) 2017-08-16 2017-08-16 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
DE112018004199.9T DE112018004199T5 (de) 2017-08-16 2018-05-28 Steuervorrichtung, Steuerverfahren und Computerprogramm
US16/628,176 US11416237B2 (en) 2017-08-16 2018-05-28 Control apparatus, control method, and computer program
CN201880052182.3A CN111051139B (zh) 2017-08-16 2018-05-28 控制设备、控制方法和计算机程序
PCT/JP2018/020274 WO2019035260A1 (ja) 2017-08-16 2018-05-28 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017157194A JP6907803B2 (ja) 2017-08-16 2017-08-16 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019034652A true JP2019034652A (ja) 2019-03-07
JP6907803B2 JP6907803B2 (ja) 2021-07-21

Family

ID=65362797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017157194A Active JP6907803B2 (ja) 2017-08-16 2017-08-16 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11416237B2 (ja)
JP (1) JP6907803B2 (ja)
CN (1) CN111051139B (ja)
DE (1) DE112018004199T5 (ja)
WO (1) WO2019035260A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019104948A1 (de) * 2019-02-27 2020-08-27 Zf Active Safety Gmbh Kommunikationssystem und Verfahren zur Kommunikation für ein Kraftfahrzeug
CN112918409B (zh) * 2019-12-06 2023-09-29 厦门雅迅网络股份有限公司 一种电源管理系统
CN111552491A (zh) * 2020-04-22 2020-08-18 北京小马智行科技有限公司 移动载体的中转设备的固件升级的方法、装置与存储介质
CN113043970B (zh) * 2021-03-30 2023-03-14 重庆长安汽车股份有限公司 一种整车负载管理系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012017719A1 (ja) * 2010-08-03 2012-02-09 本田技研工業株式会社 車両用プログラム書換えシステム
JP2012035663A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 車両用プログラム書換えシステム
JP2012035662A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 車両用プログラム書換えシステム
JP2014234000A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 三菱自動車工業株式会社 車両電源装置
JP2015179285A (ja) * 2015-06-05 2015-10-08 クラリオン株式会社 カーナビゲーションシステム
JP2016060388A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 プログラム送信システム及びプログラム送信装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4279854B2 (ja) * 2006-06-28 2009-06-17 トヨタ自動車株式会社 車両用電源制御装置
JP6002880B2 (ja) * 2011-01-20 2016-10-05 株式会社ユピテル 電源制御装置
JP5741496B2 (ja) * 2012-03-14 2015-07-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載通信システム
JP5984790B2 (ja) * 2013-12-18 2016-09-06 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体およびプログラム
JP5997740B2 (ja) 2014-09-17 2016-09-28 クラリオン株式会社 車載機のオンライン更新方法
US10282194B2 (en) * 2014-10-07 2019-05-07 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems to update a vehicle computing system
JP6428652B2 (ja) * 2016-01-06 2018-11-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載更新装置、更新システム及び更新処理プログラム
JP6316919B2 (ja) 2016-02-29 2018-04-25 ファナック株式会社 工作機械の数値制御装置
JP2018173721A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車載通信システム、車両制御装置、通信管理装置
US20180310173A1 (en) * 2017-04-25 2018-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus, information processing system, and information processing method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012017719A1 (ja) * 2010-08-03 2012-02-09 本田技研工業株式会社 車両用プログラム書換えシステム
JP2012035663A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 車両用プログラム書換えシステム
JP2012035662A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 車両用プログラム書換えシステム
JP2014234000A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 三菱自動車工業株式会社 車両電源装置
JP2016060388A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 プログラム送信システム及びプログラム送信装置
JP2015179285A (ja) * 2015-06-05 2015-10-08 クラリオン株式会社 カーナビゲーションシステム

Also Published As

Publication number Publication date
CN111051139B (zh) 2023-05-09
WO2019035260A1 (ja) 2019-02-21
JP6907803B2 (ja) 2021-07-21
US20200301695A1 (en) 2020-09-24
US11416237B2 (en) 2022-08-16
CN111051139A (zh) 2020-04-21
DE112018004199T5 (de) 2020-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6376312B1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6451899B2 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
WO2018079006A1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
WO2018142751A1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6332580B1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6465258B1 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
US11288156B2 (en) Control apparatus, control method, and computer program
JP6897417B2 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
JP6907803B2 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
JP6620891B2 (ja) 中継装置、中継方法、およびコンピュータプログラム
JP7207301B2 (ja) 更新制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
WO2018230314A1 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
JP6358286B2 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP2018069870A (ja) 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
WO2018142749A1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP2022041194A (ja) 車載機器、情報生成方法、情報生成プログラム、および、車両
JP2018074306A (ja) 車内通信システム、車内通信方法、マネージャ装置、及び車載制御装置
JP6573052B1 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6907803

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150