JP6358286B2 - 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6358286B2
JP6358286B2 JP2016110613A JP2016110613A JP6358286B2 JP 6358286 B2 JP6358286 B2 JP 6358286B2 JP 2016110613 A JP2016110613 A JP 2016110613A JP 2016110613 A JP2016110613 A JP 2016110613A JP 6358286 B2 JP6358286 B2 JP 6358286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
time
vehicle
parking
control program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016110613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017215888A (ja
JP2017215888A5 (ja
Inventor
泉 達也
達也 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2016110613A priority Critical patent/JP6358286B2/ja
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to CN201680083039.1A priority patent/CN108701065B/zh
Priority to PCT/JP2016/080043 priority patent/WO2017149821A1/ja
Priority to DE112016006542.6T priority patent/DE112016006542T5/de
Priority to US16/080,739 priority patent/US20190114162A1/en
Priority to PCT/JP2016/080073 priority patent/WO2017149827A1/ja
Priority to PCT/JP2016/080058 priority patent/WO2017149822A1/ja
Priority to PCT/JP2017/019054 priority patent/WO2017208890A1/ja
Priority to CN201780033965.2A priority patent/CN109219802B/zh
Priority to DE112017002788.8T priority patent/DE112017002788T5/de
Priority to US16/306,209 priority patent/US20190129710A1/en
Priority to PCT/JP2017/019915 priority patent/WO2017209049A1/ja
Publication of JP2017215888A publication Critical patent/JP2017215888A/ja
Publication of JP2017215888A5 publication Critical patent/JP2017215888A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6358286B2 publication Critical patent/JP6358286B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

この発明は制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラムに関し、特に、車載制御装置の制御プログラムの更新を制御する制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラムに関する。
近年、自動車の技術分野においては、車両の高機能化が進行しており、多種多様な車載機器が車両に搭載されている。従って、車両には、各車載機器を制御するための制御装置である、所謂ECU(Electronic Control Unit)が多数搭載されている。
ECUの種類には、例えば、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作に対してエンジンやブレーキ、EPS(Electric Power Steering)等の制御を行う走行系に関わるもの、乗員によるスイッチ操作に応じて車内照明やヘッドライトの点灯/消灯と警報器の吹鳴等の制御を行うボディ系ECU、運転席近傍に配設されるメータ類の動作を制御するメータ系ECUなどがある。
一般的にECUは、マイクロコンピュータ等の演算処理装置によって構成されており、ROM(Read Only Memory)に記憶した制御プログラムを読み出して実行することにより、車載機器の制御が実現される。
ECUの制御プログラムは、車両の仕向け地やグレードなど応じて異なることがあり、制御プログラムのバージョンアップに対応して、旧バージョンの制御プログラムを新バージョンの制御プログラムに書き換える必要がある。
たとえば、特開平5−195859号公報(特許文献1)には、ゲートウェイなどの通信制御装置が無線通信によって書き換えデータ(更新プログラム)を受信し、受信した更新プログラム用いてECUが制御プログラムを書き換えることにより、車両の各ECUに対するプログラム更新を無線通信によって遠隔で実行する技術が開示されている。
特開平5−195859号公報
制御プログラムの更新は、ECUに更新用のプログラムを渡し、ECUにおいて制御プログラムを書き換えることによって行われる。ECUにおいて制御プログラムの更新が開始すると、当該更新が完了するまで当該ECUが通常動作を行えないために、車両を動作させることができない。そのため、ユーザが車両を運転しようとしているタイミングに更新が開始されると運転できない、などの不都合が生じる可能性がある。
このような不都合を解消するために、更新に当たって表示によって更新を通知し、ユーザの承認操作を受け付けてから制御プログラムの更新を実行することが考えられる。これにより、ユーザが意図しないタイミングで更新が開始されてしまうことを防ぐことができる。
しかしながら、更新前に通知されても、車両の状態やユーザの状態によってはユーザが更新を希望しない場合がある。そのような場合には、通知すらわずらわしい可能性もある。なお、これは、通知に限定されず、その他の更新に関する処理も同様である。
本発明のある局面における目的は、プログラムの更新の通知などの更新に関する処理のタイミングを適切に管理することができる制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラムを提供することである。
ある実施の形態に従うと、制御装置は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、対象機器の制御のための制御プログラムの更新を制御する制御装置であって、車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得る予測部と、第1の時間に基づいて制御プログラムの更新に関する処理を制御する更新制御部と、を備える。
他の実施の形態に従うと、プログラム更新方法は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、対象機器の制御のための制御プログラムの更新方法であって、車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得るステップと、第1の時間に基づいて制御プログラムの更新に関する処理を制御するステップと、を備える。
他の実施の形態に従うと、コンピュータプログラムは、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、対象機器の制御のための制御プログラムの更新を制御する制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得る予測部と、第1の時間に基づいて制御プログラムの更新に関する処理を制御する更新制御部と、として機能させる。
この発明によると、プログラムの更新の通知などの更新に関する処理のタイミングが適切に管理される。
本発明の実施形態に係るプログラム更新システムの全体構成図である。 ゲートウェイの内部構成を示すブロック図である。 ECUの内部構成を示すブロック図である。 管理サーバの内部構成を示すブロック図である。 ECUの制御プログラムの更新の一例を示すシーケンス図である。 ゲートウェイの機能構成の具体例を示したブロック図である。 図5のステップS5の通知判定の処理の流れの一例を表したフローチャートである。 車両の走行モデルの具体例の表した図である。 車両の走行モデルの具体例の表した図である。
[実施の形態の説明]
本実施の形態には、少なくとも以下のものが含まれる。
すなわち、本実施の形態に含まれる制御装置は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、対象機器の制御のための制御プログラムの更新を制御する制御装置であって、車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得る予測部と、第1の時間に基づいて制御プログラムの更新に関する処理を制御する更新制御部と、を備える。
この構成によれば、車両の駐停車時間予測時間である第1の時間に基づいて車載制御装置の制御プログラムの更新に関する処理が行われ、第1の時間が車載制御装置の制御プログラムの更新に関する処理に適さない時間である場合には行われない。そのため、制御プログラムの更新に関する処理の実行が適切に管理される。
好ましくは、制御装置は、駐停車時間の予測用の情報として車両の状態を表す情報を取得する情報取得部をさらに含み、予測部は、予測用の情報と予め記憶している予測条件とを用いて第1の時間を得る。
これによって、第1の時間の予測精度を高めることができ、制御プログラムの更新に関する処理の実行がより適切に管理される。
好ましくは、予測用の情報は、車両の駐停車位置と駐停車時とのうちの少なくとも1つを含む。
これによって、第1の時間の予測精度を高めることができ、制御プログラムの更新に関する処理の実行がより適切に管理される。
好ましくは、情報取得部は、駐停車直前の車両の状態として予め規定されている停車前状態が検知されたタイミングで、車両の状態を表す情報を予測用の情報として取得する。
これにより、車両が駐停車する可能性の高いタイミングで第1の時間が予測され、それに基づいて制御プログラムの更新に関する処理が制御される。そのため、制御プログラムの更新に関する処理の実行が適切に管理される。
好ましくは、予測部は、車両の走行状態の蓄積に基づいて得られる走行モデルを予測条件として用いて第1の時間を得る。
これによって、第1の時間の予測精度を高めることができ、制御プログラムの更新に関する処理の実行がより適切に管理される。
好ましくは、制御装置は、車両の走行状態の蓄積に基づいて、走行モデルを生成するモデル生成部をさらに備える。
これによって、第1の時間の予測精度を高めることができ、制御プログラムの更新に関する処理の実行がより適切に管理される。
好ましくは、更新制御部は、制御プログラムの更新に関する処理に要する時間である第2の時間と第1の時間との比較結果に基づいて制御プログラムの更新に関する処理を制御する。
これによって、制御プログラムの更新に関する処理の実行がより適切に管理される。
好ましくは、制御装置は、記第2の時間を取得する更新時間取得部と、第1の時間と第2の時間とを比較することで、制御プログラムの更新に関する処理の実行の可否を判定する判定部と、をさらに備える。
これにより、制御プログラムの更新に関する処理の実行の可否を高精度で判定することができ、制御プログラムの更新に関する処理の実行がより適切に管理される。
好ましくは、判定部は、さらに、車両に搭載されている装置の状態に基づいて制御プログラムの更新に関する処理の実行の可否を判定する。
これにより、制御プログラムの更新に関する処理の実行の可否をより高精度で判定することができ、制御プログラムの更新に関する処理の実行がより適切に管理される。
好ましくは、更新制御部は、制御プログラムの更新に関する処理として、制御プログラムの更新を通知する。
これにより、制御プログラムの更新の通知が適切に管理される。
本実施の形態に含まれる更新方法は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、対象機器の制御のための制御プログラムの更新方法であって、車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得るステップと、第1の時間に基づいて制御プログラムの更新に関する処理を制御するステップと、を備える。
この構成によれば、車両の駐停車時間予測時間である第1の時間に基づいて車載制御装置の制御プログラムの更新に関する処理が行われ、第1の時間が車載制御装置の制御プログラムの更新に関する処理に適さない時間である場合には行われない。そのため、制御プログラムの更新に関する処理の実行が適切に管理される。
本実施の形態に含まれるプログラムは、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、対象機器の制御のための制御プログラムの更新を制御する制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得る予測部と、第1の時間に基づいて制御プログラムの更新に関する処理を制御する更新制御部と、として機能させる。
この構成によれば、車両の駐停車時間予測時間である第1の時間に基づいて車載制御装置の制御プログラムの更新に関する処理が行われ、第1の時間が車載制御装置の制御プログラムの更新に関する処理に適さない時間である場合には行われない。そのため、制御プログラムの更新に関する処理の実行が適切に管理される。
[実施の形態の詳細]
以下に、図面を参照しつつ、好ましい実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
〔システムの全体構成〕
図1は、本発明の実施形態にかかるプログラム更新システムの全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプログラム更新システムは、広域通信網2を介して通信可能な車両1、管理サーバ5およびDL(ダウンロード)サーバ6を含む。
管理サーバ5およびDLサーバ6は、たとえば、車両1のカーメーカーにより運営されており、予め会員登録されたユーザが所有する多数の車両1と通信可能である。
車両1には、ゲートウェイ10と、無線通信部15と、複数のECU30と、各ECU30によりそれぞれ制御される各種の車載機器(図示せず)と、表示装置70とが搭載されている。
車両1には、共通の車内通信線にバス接続された複数のECU30による通信グループが存在し、ゲートウェイ10は、通信グループ間の通信を中継している。このため、ゲートウェイ10には、複数の車内通信線が接続されている。
表示装置70は、ゲートウェイ10からの制御信号に従って情報を表示可能な装置である。たとえば、表示装置70は、表示機能のみを有する表示専用の装置であってもよいし、カーナビゲーション装置や車載テレビジョン受像機などの、ゲートウェイ10と通信可能な車載装置に搭載されている表示装置であってもよい。また、表示装置70は、携帯電話機やタブレット型端末などの、ユーザの携帯する携帯端末装置であって、ゲートウェイ10と通信可能な携帯端末装置に搭載された表示装置であってもよい。
無線通信部15は、携帯電話網などの広域通信網2に通信可能に接続され、車内通信線によりゲートウェイ10に接続されている。ゲートウェイ10は、広域通信網2を通じて管理サーバ5およびDLサーバ6などの車外装置から無線通信部15が受信した情報を、ECU30に送信する。
ゲートウェイ10は、ECU30から取得した情報を無線通信部15に送信し、無線通信部15は、その情報を管理サーバ5などの車外装置に送信する。
車両1に搭載される無線通信部15としては、たとえば、ユーザが所有する携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、ノートPC(Personal Computer)等の装置が考えられる。
図1では、ゲートウェイ10が無線通信部15を介して車外装置と通信を行う場合が例示されているが、ゲートウェイ10が無線通信の機能を有する場合には、ゲートウェイ10自身が管理サーバ5などの車外装置と無線通信を行う構成としてもよい。
また、図1のプログラム更新システムでは、管理サーバ5とDLサーバ6とが別個のサーバで構成されているが、これらのサーバ5,6を1つのサーバ装置で構成してもよい。
〔ゲートウェイの内部構成〕
図2は、ゲートウェイ10の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ゲートウェイ10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、および車内通信部14などを備える。ゲートウェイ10は、無線通信部15と車内通信線とを介して接続されているが、これらは一つの装置で構成してもよい。
CPU11は、記憶部13に記憶された一または複数のプログラムをRAM12に読み出して実行することにより、ゲートウェイ10を各種情報の中継装置として機能させる。
CPU11は、たとえば時分割で複数のプログラムを切り替えて実行することにより、複数のプログラムを並列的に実行可能である。RAM12は、SRAM(Static RAM)またはDRAM(Dynamic RAM)等のメモリ素子で構成され、CPU11が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部13は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性のメモリ素子などにより構成されている。
記憶部13は、CPU11が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等を記憶する記憶領域を有する。記憶部13は、DLサーバ6から受信した各ECU30の更新プログラムなども記憶する。
車内通信部14には、車両1に配設された車内通信線を介して複数のECU30と表示装置70とが接続されている。車内通信部14は、たとえばCAN(Controller Area Network)、CANFD(CAN with Flexible Data Rate)、LIN(Local Interconnect Network)、Ethernet(登録商標)、またはMOST(Media Oriented Systems Transport:MOSTは登録商標)等の規格に応じて、ECU30および表示装置70との通信を行う。
車内通信部14は、CPU11から与えられた情報を対象のECU30や表示装置70へ送信するとともに、ECU30から受信した情報をCPU11に与える。表示装置70がユーザの入力操作を受け付ける機能も有する場合には、車内通信部14は、表示装置70から受信した情報をCPU11に与える。車内通信部14は、上記の通信規格だけでなく、車載ネットワークに用いる他の通信規格によって通信してもよい。
無線通信部15は、アンテナと、アンテナからの無線信号の送受信を実行する通信回路とを含む無線通信機よりなる。無線通信部15は、携帯電話網等の広域通信網2に接続されることにより車外装置との通信が可能である。
無線通信部15は、図示しない基地局により形成される広域通信網2を介して、CPU11から与えられた情報を管理サーバ5等の車外装置に送信するとともに、車外装置から受信した情報をCPU11に与える。
図2に示す無線通信部15に代えて、車両1内の中継装置として機能する有線通信部を採用してもよい。この有線通信部は、USB(Universal Serial Bus)またはRS232C等の規格に応じた通信ケーブルが接続されるコネクタを有し、通信ケーブルを介して接続された別の通信装置と有線通信を行う。
別の通信装置と管理サーバ5等の車外装置とが広域通信網2を通じた無線通信が可能である場合には、車外装置→別の通信装置→有線通信部→ゲートウェイ10の通信経路により、車外装置とゲートウェイ10とが通信可能になる。
〔ECUの内部構成〕
図3は、ECU30の内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ECU30は、CPU31、RAM32、記憶部33、および通信部34などを備える。ECU30は、車両1に搭載された対象機器を個別に制御する車載制御装置である。ECU30の種類には、たとえば、エンジン制御ECU、ステアリング制御ECU、およびドアロック制御ECUなどがある。
CPU31は、記憶部33に予め記憶された一または複数のプログラムをRAM32に読み出して実行することにより、自身が担当する対象機器の動作を制御する。
RAM32は、SRAMまたはDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU31が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部33は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM等の不揮発性のメモリ素子、或いは、ハードディスクなどの磁気記憶装置等により構成されている。
記憶部33が記憶する情報には、たとえば、車内の制御対象である対象機器を制御するための情報処理をCPU31に実行させるためのコンピュータプログラム(以下、「制御プログラム」という。)が含まれる。
通信部34には、車両1に配設された車内通信線を介してゲートウェイ10が接続されている。第1通信部34は、たとえばCAN、Ethernet、またはMOST等の規格に応じて、ゲートウェイ10との通信を行う。
通信部34は、CPU31から与えられた情報をゲートウェイ10へ送信するとともに、ゲートウェイ10から受信した情報をCPU31に与える。第1通信部34は、上記の通信規格だけなく、車載ネットワークに用いる他の通信規格によって通信してもよい。
ECU30のCPU31には、当該CPU31による制御モードを、「通常モード」または「リプログラミングモード」(以下、「リプロモード」ともいう。)のいずれかに切り替える起動部35が含まれる。
ここで、通常モードとは、ECU30のCPU31が、対象機器に対する本来的な制御(たとえば、燃料エンジンに対するエンジン制御や、ドアロックモータに対するドアロック制御など)を実行する制御モードのことである。
リプログラミングモードとは、対象機器の制御に用いる制御プログラムを更新する制御モードである。
すなわち、リプログラミングモードは、CPU31が、記憶部33のROM領域に対して、制御プログラムの消去や書き換えを行う制御モードのことである。CPU31は、この制御モードのときにのみ、記憶部33のROM領域に格納された制御プログラムを新バージョンに更新することが可能となる。
リプロモードにおいてCPU31が新バージョンの制御プログラムを記憶部33に書き込むと、起動部35は、ECU30をいったん再起動(リセット)させ、新バージョンの制御プログラムが書き込まれた記憶領域についてベリファイ処理を実行する。
起動部35は、上記のベリファイ処理の完了後に、CPU31を更新後の制御プログラムによって動作させる。
〔管理サーバの内部構成〕
図4は、管理サーバ5の内部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、管理サーバ5は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶部54、および通信部55などを備える。
CPU51は、ROM52に予め記憶された一または複数のプログラムをRAM53に読み出して実行することにより、各ハードウェアの動作を制御し、管理サーバ5をゲートウェイ10と通信可能な車外装置として機能させる。
RAM53は、SRAMまたはDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU51が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部54は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM等の不揮発性のメモリ素子、または、ハードディスクなどの磁気記憶装置等により構成されている。
通信部55は、所定の通信規格に則って通信処理を実行する通信装置よりなり、携帯電話網等の広域通信網2に接続されて当該通信処理を実行する。通信部55は、CPU51から与えられた情報を、広域通信網2を介して外部装置に送信するとともに、広域通信網2を介して受信した情報をCPU51に与える。
〔制御プログラムの更新シーケンス〕
図5は、本実施形態のプログラム更新システムにおいて実行される、ECUに対する制御プログラムの更新の一例を示すシーケンス図である。一例として、管理サーバ5が、予め会員登録されたユーザが所有する車両1について、当該車両1のECUの制御プログラムを更新するタイミングを決定する。更新のタイミングは、たとえば、車両1のカーメーカーなどによって設定されてもよい。
ECUの制御プログラムを更新するタイミングに達すると、管理サーバ5は、該当する車両1のゲートウェイ10宛てに、ECU30の更新プログラムの保存先URLとダウンロード要求とを送信する(ステップS1)。
これにより、ゲートウェイ10は、ECU30のための更新プログラムをDLサーバ6からダウンロードする(ステップS2)。ゲートウェイ10は、受信した更新プログラムを自装置の記憶部13に一時的に格納して保存する。
更新プログラムの保存が完了すると、ゲートウェイ10は、DLが正常に完了したことを管理サーバ5に送信する(ステップS3)。引き続き自動で更新を行う場合、DL完了通知を受信した管理サーバ5は、制御プログラムの更新要求をゲートウェイ10に送信する。管理サーバ5は、DL完了後、一時中断し外部から更新要求を受けてから、制御プログラムの更新要求をゲートウェイ10に送信してもよい(ステップS4)。
更新要求を受信したゲートウェイ10は、記憶部13に保存した更新プログラムを用いて制御プログラムを更新させるべく、制御プログラムの更新に関する処理の一例としての該当するECU30において制御プログラムの更新を通知する処理を行うタイミングであるか否かを判定(通知判定)する(ステップS5)。そして、ゲートウェイ10は、通知判定の結果に基づいて、制御プログラムの更新に関する処理の一例としての該当するECU30において制御プログラムの更新を通知する処理を制御する。すなわち、通知する処理を行うタイミングであると判定された場合、ゲートウェイ10は、表示装置70に表示用の情報を渡して、該当するECU30の制御プログラムの更新を通知する表示を要求する(ステップS6)。
表示装置70での表示は、たとえば「XX機能を更新しますか?」であったり、「XX機能を更新可能です。今すぐ?後で?」であったり、更新のタイミングをたずねる通知であってもよい。この場合、表示装置70または図示しない入力装置によってユーザの承認操作や選択操作を受け付けて、当該装置からゲートウェイ10に更新の許可が与えられる(ステップS7)。
表示装置70での表示によって更新が通知された後、または、ユーザ操作に基づいた更新の許可が与えられると、ゲートウェイ10は、該当するECU30に制御プログラムの更新要求を送信する(ステップS8)。
制御プログラムの更新要求を受信すると、該当するECU30は、自身の制御モードを通常モードからリプロモードに切り替える。これにより、当該ECUは制御プログラムの更新処理が可能な状態となる。
ECU30は、受信した更新プログラムを展開して旧バージョンの制御プログラムに適用することにより、制御プログラムを旧バージョンから新バージョンに書き換える(ステップS9)。制御プログラムの更新が完了すると、ECU30は、更新の完了通知をゲートウェイ10に送信する(ステップS10)。ゲートウェイ10は、更新の完了通知を該当するECU30から受信すると、更新完了通知を管理サーバ5に送信する(ステップS11)。
[ゲートウェイの機能構成]
図6は、上記ステップS5に表された通知判定を行うための、ゲートウェイ10の機能構成の具体例を示したブロック図である。図6の各機能は、ゲートウェイ10のCPU11が記憶部13に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することによって、主にCPU11によって実現される。
詳しくは、図6を参照して、ゲートウェイ10のCPU11は、車両1の駐停車時間Tp(第1の時間)の予測に必要な情報である予測用情報を取得する情報取得部111と、予測用情報を用いて駐停車時間Tpを予測する予測部112と、制御プログラムの更新に要する時間である更新時間Ti(第2の時間)を算出する算出部113と、駐停車時間Tpと更新時間Tiとを用いて通知の可否を判定する判定部114と、判定結果に基づいて通知を制御する通知制御部115とを含む。
予測用情報は、車両1の駐停車位置を示す情報と駐停車時を示す情報とのうちの少なくとも1つを含む。駐停車位置を示す情報は、たとえば、駐停車位置そのものを表す情報(緯度経度、住所等)や駐停車範囲を示す情報などを含む。一例として情報取得部111は、無線通信部15によって図示しないGPS(Global Positioning System)やスマートフォンなどのユーザ携帯端末装置と通信することによって車両1の現在位置、または現在位置の属する範囲を予測用情報として取得可能である。情報取得部111は、たとえば自宅位置などの予め登録されている走行開始位置と、車内通信部14で通信することによって走行系のECU30から得られる走行情報とに基づいて車両1の現在位置、または現在位置の属する範囲を予測用情報として取得してもよい。
駐停車時を示す情報は、たとえば、駐車開始日時や、駐車開始時刻や、駐車開始時刻の属する時間帯などを含む。一例として情報取得部111は、無線通信部15によって受信された標準電波に基づいて、またはスマートフォンなどのユーザ携帯端末装置から情報を読み出すことによって駐停車時を示す情報を予測用情報として取得可能である。情報取得部111は、図示しないカレンダー機能や時計機能を含んで、当該機能によって駐停車時を示す情報を予測用情報として取得してもよい。
好ましくは、予測用情報は、さらに、ナビゲーション装置に目的地が設定されているか否か、エンジン状態がアイドリング中であるか否か、電気自動車である場合には充電中であるか否かや満充電となるまでの充電完了時間などの、車載装置の状態に関する情報を含む。情報取得部111は、一例として、車内通信部14によって該当するECU30と通信することによって、エンジン状態などの情報を予測用情報として取得可能である。または、情報取得部111は、無線通信部15によってナビゲーション装置やナビゲーション機能を有するスマートフォンなどのユーザ携帯端末装置と通信することによって目的地が設定されているか否かを示す情報を予測用情報として取得してもよい。
予測部112は、予測条件Cを予め記憶している。予測部112は、取得された予測用情報に対して予測条件Cを適用することによって駐停車時間Tpを予測する。
予測条件Cは、少なくとも駐停車位置に関する情報と駐停車時に関する情報との一方、好ましくは、少なくとも駐停車位置に関する情報および駐停車時に関する情報の組み合わせと、車両1の駐停車時間Tpとの対応を規定する条件である。具体的には、予測条件Cは、駐停車位置と駐停車時間Tpとの関連付け、駐停車位置および駐停車時と駐停車時間Tpとの関連付け、駐停車時と駐停車時間Tpとの関連付け、などである。同一のユーザまたはユーザ群が車両1を用いる場合、車両1の用いられ方、つまり、いつ、どこに駐停車されるか、は一定の傾向(パターン)を有すると考えられる。そのため、その傾向に基づいた駐停車時間の予測値を予め設定しておくことで、駐停車時間が容易に、また高精度で予測される。
より好ましくは、予測条件Cは、さらに上記の条件と車載装置の状態に関する情報との組み合わせと、車両1の駐停車時間Tpとの対応を規定する。具体的には、予測条件Cは、駐停車位置および車載装置の状態と駐停車時間Tpとの関連付け、駐停車時および車載装置の状態と駐停車時間Tpとの関連付け、などである。たとえば、ナビゲーション装置に目的地が設定されている場合であって駐停車位置が当該目的地とは異なる地点である場合には駐停車時間Tpは長くない、駐停車時が夜間の時間帯であって、かつ、充電中である場合には駐停車時間Tpは充電完了時間よりも長い、などが想定される。そのため、これら想定に基づいた駐停車時間の予測値を予め設定しておくことで、駐停車時間が容易に、また高精度で予測される。
予測条件Cは、上記対応を規定したテーブル等の情報であってもよい。予測条件Cとして、一例として、下の条件1〜5が挙げられる。または、予測条件Cは、下の条件1〜5に基づいて車両1の駐停車時間Tpが算出可能な演算式であってもよい。
条件1)駐停車位置:地点A(たとえば自宅)→駐停車時間Tp=8(時間)
条件2)駐停車位置:地点A+駐停車時:時間帯B(たとえば夜間)→駐停車時間Tp=3(時間)
条件3)駐停車位置:地点A外→駐停車時間Tp=1(時間)
条件4)ナビゲーション装置:目的地設定あり+駐停車位置:目的地外→駐停車時間Tp=10(分)
条件5)駐停車時:時間帯B+充電中→駐停車時間Tp=充電完了時間
第1の実施の形態にかかるプログラム更新システムにおいて、予測条件Cは、一例として、ユーザの登録操作によってゲートウェイ10に登録される。登録は、たとえば、管理サーバ5に対する会員登録の際に行われ、登録された予測条件Cの情報が管理サーバ5から該当するゲートウェイ10に渡されてもよい。または、登録は、たとえばユーザのスマートフォンなどの携帯端末装置に対するユーザ操作に従って、当該携帯端末装置からゲートウェイ10に予測条件Cの情報が渡されることで行われてもよい。このようにすることで、ユーザは制御プログラムの更新の通知のタイミングをカスタマイズすることができる。また、予測条件Cは、予めゲートウェイ10に登録されていてもよい。このようにすることで、面倒なユーザ操作を不要とすることができる。
算出部113は、更新時間Tiを取得する更新時間取得部の一例である。算出部113は、DLサーバ6から取得した更新プログラムと、予め記憶している複数のECU30による通信グループの構成(ネットワークトポロジー)やECU30での更新能力などとに基づいて更新時間Tiを算出する。更新時間取得部は他の例として、管理サーバ5やDLサーバ6から更新時間Tiを取得するものであってもよい。
判定部114は、通知の可否の判定結果を得る判定結果取得部の一例である。判定部114は、駐停車時間Tpと更新時間Tiとを比較して、通知の可否を判定する。判定部114は、一例として、更新時間Tiが駐停車時間Tpよりも短い場合(Ti<Tp)に通知可能と判定する。これは、駐停車時間Tp内に制御プログラムの更新が完了すると予測され、更新中に車両1の運転ができなくてもユーザに不都合が生じる可能性が低い、との思想に基づく。
判定部114は、他の例として、更新時間Tiが駐停車時間Tpの所定割合(α)の時間よりも短い場合(Ti<(Tp×α))に通知可能と判定する。これは、駐停車時間Tp内に制御プログラムの更新が完了すると予測され、更新中に車両1の運転ができなくてもユーザに不都合が生じる可能性が低い、との思想に基づく。
予測部112が用いる予測条件Cのうちの車載装置の状態に関する情報は、判定部114が判定条件として用いてもよい。判定部114は、たとえば、更新時間Tiが上記条件1)〜3)によって予測された駐停車時間Tpがより短い場合(Ti<Tp)であっても、ナビゲーション装置に目的地が設定されている場合には通知可能と判定しない。このようにすることで、通知の可否をより高精度に判定できる。
判定結果取得部は他の例として、管理サーバ5やECU30において上記のようにして通知の可否が判定される場合に、管理サーバ5やECU30から判定結果を取得するものであってもよい。
通知制御部115は、制御プログラムの更新に関する処理を制御する更新制御部の一例である。通知制御部115は、判定部114において通知可能と判定された場合に制御プログラムの更新の通知を表示装置70に要求するための制御を行う。そうでない場合、通知制御部115は、上記要求を行なわない。更新制御部は他の例として、判定部114での判定結果に応じて、制御プログラムの更新処理自体を制御するものであってもよい。なお、更新制御部の一例である通知制御部115は、通知の可否の判定結果と、さらに、制御プログラムの更新を承認するユーザ操作の有無とに基づいて通知を制御するものであってもよい。
[通知判定]
図7は、上記ステップS5の通知判定の処理の流れの一例を表したフローチャートである。図7のフローチャートに表された処理は、一例として、ゲートウェイ10のCPU11が記憶部13に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図6の各機能を発揮することによって実現される。
図7の通知判定の処理は、通知判定の開始タイミングに達すると開始される。通知判定の開始タイミングの一例として、駐停車直前の当該車両1の状態として予め規定されている停車前状態が検知されたタイミングで、図7の通知判定の処理が開始される。この場合、通知判定は、車両1の停車前状態が検知されたタイミングにて取得された予測用情報を用いて行われる。制御プログラムの更新中は、上記のようにECU30がリプロモードを維持するために車両1の運転ができない。そのため、少なくとも更新の完了までは車両1を駐停車しておく必要がある。言い換えると、制御プログラムの更新に要する時間程度車両1が駐停車する前に制御プログラムの更新を通知すると、更新が実行される(ユーザが更新の許可を与える)可能性が高いと言える。従って、制御プログラムの更新に要する時間程度車両1が駐停車する前に通知し、制御プログラムの更新に要する時間ほどは駐停車しない場合には通知しないように通知のタイミングが判定されることが望ましい。そのため、車両1の停車前状態が検知されたタイミングで図7の通知判定が行われることで、車両1が駐停車する可能性の高い場合に更新が通知されることになる。
車両1の停車前状態は、たとえば、ユーザが停車意思を示したタイミング(エンジン操作やシフト操作など)、車両内1の消灯操作を受け付けたタイミング、車両1のドアアンロックのタイミング、およびこれらの組み合わせが検知されたタイミングなどである。これらタイミングは、ゲートウェイ10のCPU11に予め設定されていてもよい。予め設定されていることによって、設定操作などの面倒なユーザ操作を不要にすることができる。または、これらタイミングは、ユーザ操作によって設定されてもよい。ユーザによる設定を可能とすることによって、ユーザが自身の運転パターンや制御プログラムの更新についての嗜好などに応じて更新のタイミングを制御することができる。
通知判定の開始タイミングの一例として、車両1の状態に関わらずにゲートウェイ10側で規定したタイミングのみによって図7の通知判定の処理が開始されてもよい。たとえば、通知判定は、図5に表されたようにゲートウェイ10がDLサーバ6から更新プログラムを取得し、その後に管理サーバ5から制御プログラムの更新要求(ステップS4)を受けたタイミングに開始されてもよい。または、通知判定は、ゲートウェイ10がDLサーバ6から更新プログラムを取得し、記憶部13に記憶したタイミングに開始されてもよい。このようにすることによって、ECU30の制御プログラムが更新される可能性があるタイミング、つまり適切なタイミングを高確率で検知することができ、更新の通知を行うことができる。
通知判定の開始タイミングに達したことの検知は、CPU11において行われる。通知判定の開始タイミングが停車前状態が検知されたタイミングである場合、ゲートウェイ10は接続された各ECU30から随時、または予め規定されたタイミングで情報を取得し、これら情報を用いて停車前状態を検知する。停車前状態の検知に用いられる情報は、たとえば、エンジンの稼動状態や、走行速度や、各操作部のON/OFFまたは設定値情報などである。CPU11は、停車前状態を検知するために各ECU30から取得するこれら情報を、続く通知判定において駐停車時間Tpの予測(ステップS105)の際に予測用情報として用いてもよい。すなわち、CPU11は、これら情報を一時的に記憶部13に記憶しておいて通知判定において用いてもよいし、記憶させずに通知判定時に該当するECU30と通信するなどして予測用情報を取得してもよい。
CPU11は、通知判定の開始タイミングに達すると図7の処理を開始する。図7を参照して、通知判定の開始タイミングに達すると、CPU11は記憶部13に未処理の更新プログラムが蓄積されていないか確認する(ステップS101)。該当する更新プログラムが記憶部13に蓄積されている場合(ステップS101でYES)、CPU11は、当該更新プログラムの更新時間Tiを算出、または取得する(ステップS103)。
次に、CPU11は、駐停車時間Tpを予測する処理を実行する(ステップS105)。上記のように、ECU30から取得した情報を一時的に記憶している場合には、CPU11は当該情報を予測用情報として用いて上記の予測条件Cを適用して駐停車時間Tpを予測する。ECU30からの情報を記憶していない場合、または、さらなる情報が必要な場合、CPU11は必要な予測用情報を取得し、上記の予測条件Cを適用して駐停車時間Tpを予測する。
CPU11は、ステップS103で得られた更新プログラムの更新時間Tiと、ステップS105で予測された駐停車時間Tpとを比較し、通知の可否を判定する(ステップS107)。一例として、更新時間Tiが駐停車時間Tpよりも短い場合(Ti<Tp)(ステップS107でYES)、CPU11は通知可能と判定する。そうでない場合には(ステップS107でNO)、CPU11は通知可能とは判定しない。そして、CPU11は、その判定結果に従って表示装置70での通知を制御する(ステップS111)。すなわち、ステップS111でCPU11は、通知可能な場合には表示装置70に通知画面を表示するための情報を渡すとともに、表示を指示する。通知不可の場合にはこの処理を行わない。
好ましくは、CPU11は、さらに、上記の予測条件Cのうちの車載装置の状態に関する情報を判定条件として用いて通知の可否を判定する。
[第1の実施の形態の効果]
第1の実施の形態にかかるプログラム更新システムによれば、ECUの制御プログラムを更新可能なタイミングのうちの適したタイミングに、更新がユーザに通知される。通知に適したタイミングは制御プログラムを更新する可能性の高いタイミングであり、そうでないタイミングには(更新が可能な状態であっても)更新が通知されない。制御プログラムを更新しないタイミングに更新が通知された場合、ユーザがわずらわしく感じることがある。制御プログラムを更新する可能性の高いタイミングに更新が通知され、制御プログラムを更新しないタイミングに更新を通知しないようにすることによって、ユーザがわずらわしく感じる機会を減らすことができる。
通知に適したタイミングである制御プログラムを更新する可能性の高いタイミングは、当該制御プログラムの更新時間Tiと駐停車時間Tpとに基づいて判定される。一例として、更新時間Tiが駐停車時間Tpよりも短い場合に制御プログラムを更新する可能性の高いタイミング、つまり、通知に適したタイミングと判定される。すなわち、制御プログラムの更新によって車両1の運転ができない時間(更新時間Ti)が駐停車時間Tpよりも長い場合には制御プログラムが更新される可能性が低いと判断され、そのタイミングには通知されない。これにより、制御プログラムを更新しないタイミングに更新が通知される可能性が抑えられる。そのため、ユーザがわずらわしく感じる可能性のある機会を減らすことができる。
また、第1の実施の形態にかかるプログラム更新システムによれば、駐停車時間Tpが駐停車位置と駐停車時との少なくとも1つを含む予測用情報を用いて予測されるため、駐停車時間Tpが高精度で予測される。そのため、制御プログラムを更新しないタイミングに更新が通知される可能性をより抑えることができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態にかかるプログラム更新システムでは、駐停車時間Tpの予測に、当該車両1の走行モデルが用いられる。走行モデルは、車両1の走行状態の蓄積に基づいて生成される、車両1の走行パターンのモデルである。走行モデルは、たとえば、曜日、時間ごとの走行パターンを含む。
第2の実施の形態にかかるゲートウェイ10のCPU11は、駐停車時間Tpを上記のように予測するために、図6に表された学習部116をさらに含む。また、学習部116によって生成された走行モデルを記憶するモデルマップ記憶部131が記憶部13には用意される。学習部116およびモデルマップ記憶部131は、走行モデルを取得する走行モデル取得部の一例である。
学習部116は、所定期間の車両1の走行状態の蓄積に基づいて走行モデルを生成するモデル生成部である。一例として、学習部116は、車内通信部14で該当するECU30と通信することによって、車両1の走行状態を示す情報を所定期間、収集する。車両1の走行状態を示す情報は、たとえばエンジンのON/OFF状態、稼働状況や、電源のON/OFF状態などである。また、学習部116は無線通信部15でスマートフォンなどのユーザの携帯端末装置やカーナビゲーション装置などと通信することによって、走行状態を示す情報として車両の位置や日時などを収集する。学習部116は所定期間のこれら情報を統計処理することによって、時間帯ごとや曜日ごとや季節ごとなどの当該車両1の走行パターンを生成し、走行モデルとしてモデル化する。走行パターンを生成するために用いられる統計処理の方法は特定方法に限定されず、あらゆる方法が採用され得る。
図8および図9は、それぞれ、車両1の走行モデルの具体例の表した図である。図8は、車両1が通勤に用いられる場合の走行モデルの具体例を表している。図9は、車両1が主に休日(土曜日および日曜日)に用いられる場合の走行モデルの具体例を表している。
この場合、学習部116は、所定期間にわたって、一定の時間間隔など所定のタイミングで走行状態(走行中か、停車中か、等)や日時情報を取得する。そして、一例として、学習部116は、曜日ごと、時間帯ごとに走行状態を集計してその傾向を把握することによって走行パターンを生成し、モデル化する。
一例として、走行モデルは図8および図9に示されたようなマップ形式の情報であるモデルマップMMとして生成される。学習部116は、生成したモデルマップMMをモデルマップ記憶部131に格納する。
予測部112は、駐停車時間Tpを予測する際に走行モデルを参照する。たとえば、車両1についてのモデルマップMMが図8の走行モデルを表すものであったとする。この車両1が夜間の時間帯に属する時刻に自宅に駐車したとすると、予測部112は、図8の走行モデルに基づいて、駐停車時間Tpを翌朝7時までの時間と予測する。
予測部112は、上記の予測条件Cに走行モデルを組み合わせて駐停車時間Tpを予測してもよい。たとえば、モデルマップMMが図8の走行モデルを表す車両1が、朝7時〜8時の時間帯に属する時刻に自宅外の位置に駐車したとする。この場合、予測部112は、自宅(地点A)外の駐車には条件3)を適用する。さらに、予測部112は図8の走行モデルを参照して、自宅(地点A)外の駐車であって、駐車していない可能性が高い時間帯の駐車であるとして、駐停車時間Tpを、予めその条件に対して規定されている短い時間(たとえば10分)と予測する。
予測部112が走行モデルを用いて駐停車時間Tpを予測することで、駐停車時間Tpの予測精度をより向上させることができる。その結果、通知判定の精度をより向上させることができる。
なお、判定部114が通知の可否を判定する際に走行モデルが用いられてもよい。たとえば、車両1が自宅(地点A)に駐車した場合、予測部112では上記条件1)より駐停車時間Tp=8(時間)と予測される。しかしながら、車両1のモデルマップMMが図9の走行モデルを表すものであった場合であって、駐車日時が土曜日の14時であった場合には、判定部114は、図9の走行モデルに示された走行状態に基づいて通知可能と判定しない。これは、当該車両1の走行モデルにおいては駐車していない可能性が高い時間帯での駐停車であるため、たとえ上記のような駐停車時間Tpが予測されたとしても駐停車しない(したとしても短時間である)可能性が高い、と判断されるためである。
このように、判定部114が走行モデルを用いて通知の可否を判定することで、通知判定の精度をより向上させることができる。
走行モデル取得部は他の例として、管理サーバ5などの他の装置によって生成され記憶されている走行モデルを、当該他の装置から取得するものであってもよい。この場合、管理サーバ5などの他の装置は、ECU30から走行情報を取得することによって走行モデルを生成する。
<第3の実施の形態>
第1のおよび第2の実施の形態にかかるプログラム更新システムでは、制御プログラムを更新するECU30における制御プログラムの更新に関する処理を制御する装置であるゲートウェイ10において通知判定が行われる。通知判定は、ECU30における制御プログラムの更新に関する処理を制御可能ないずれの装置(制御装置)で行われてもよい。制御装置は、たとえば、制御プログラムを更新するECU30であってもよい。
この場合、当該ECU30のCPU31が記憶部33に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行することによって図6の各機能が実現される。ECU30は、ゲートウェイ10から更新プログラムが渡されたタイミングや、更新が要求されたタイミングや、記憶部33に更新プログラムが記憶されているときに、上記の通知判定を行う。そして、通知可能と判定された場合に、表示装置70に、またはゲートウェイ10を介して表示装置70に通知を行わせるための制御信号を出力する。または、通知制御部115はゲートウェイ10のCPU11に含まれて、ECU30は、通知判定の結果をゲートウェイ10に送信してもよい。
<第4の実施の形態>
通知判定を行う制御装置は、車外の制御装置であってもよい。図5に示されたように、管理サーバ5はECU30での制御プログラムの更新をゲートウェイ10に要求するため(ステップS4)、管理サーバ5もECU30での制御プログラムの更新に関する処理を制御する制御装置であると言える。従って、管理サーバ5において通知判定が行なわれてもよい。
管理サーバ5が通知判定を行なう場合、管理サーバ5のCPU51がROM52に記憶されているプログラムをRAM53上に読み出して実行することによって図6の各機能が実現される。この場合、情報取得部111は、ECU30またはその他の装置と通信することで予測用情報を取得する。通知制御部115は、判定結果に基づいて、ゲートウェイ10に対して表示部70での通知を要求するようにしてもよい。
管理サーバ5は、制御プログラムの更新をゲートウェイ10に要求する(ステップS4)前に通知判定を行って、通知可能な場合には制御プログラムの更新と共に通知を要求してもよい。この場合、管理サーバ5は、通知可能と判定されなかった場合には制御プログラムの更新をゲートウェイ10に要求せず、通知可能と判定された場合に制御プログラムの更新を要求してもよい。同様に、管理サーバ5は、ゲートウェイ10に更新プログラムのダウンロードを要求する(ステップS1)前に通知判定を行ってもよい。また、管理サーバ5とDLサーバ6とが同一のサーバ装置で構成される場合には、これらサーバがゲートウェイ10に更新プログラムを送信する(ステップS2)前に通知判定を行ってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両
2 広域通信網
5 管理サーバ(制御装置)
6 DLサーバ(制御装置)
10 ゲートウェイ(制御装置)
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 車内通信部
15 無線通信部
30 ECU(車載制御装置)
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 通信部
35 起動部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 記憶部
55 通信部
111 情報取得部
112 予測部
113 算出部
114 判定部
115 通知制御部(更新制御部)
116 学習部(モデル生成部)
131 モデルマップ記憶部
Tp 駐停車時間(第1の時間)
Ti 更新時間(第2の時間)

Claims (10)

  1. 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、前記対象機器の制御のための制御プログラムの更新を制御する制御装置であって、
    前記車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得る予測部と、
    前記第1の時間に基づいて前記制御プログラムの更新に関する処理を制御する更新制御部と、
    前記駐停車時間の予測用の情報として前記車両の状態を表す情報を取得する情報取得部と、を備え、
    前記予測部は、前記予測用の情報と予め記憶している予測条件として前記車両の走行状態の蓄積に基づいて得られる走行モデルとを用いて前記第1の時間を得る、制御装置。
  2. 前記予測用の情報は、前記車両の駐停車位置と駐停車時とのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記情報取得部は、駐停車直前の前記車両の状態として予め規定されている停車前状態が検知されたタイミングで、前記車両の状態を表す情報を前記予測用の情報として取得する、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記車両の走行状態の蓄積に基づいて、前記走行モデルを生成するモデル生成部をさらに備える、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記更新制御部は、前記制御プログラムの更新に関する処理に要する時間である第2の時間と前記第1の時間との比較結果に基づいて前記制御プログラムの更新に関する処理を制御する、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記第2の時間を取得する更新時間取得部と、
    前記第1の時間と前記第2の時間とを比較することで、前記制御プログラムの更新に関する処理の実行の可否を判定する判定部と、をさらに備える、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記判定部は、さらに、前記車両に搭載されている装置の状態に基づいて前記制御プログラムの更新に関する処理の実行の可否を判定する、請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記更新制御部は、前記制御プログラムの更新に関する処理として、前記制御プログラムの更新を通知する、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、前記対象機器の制御のための制御プログラムの更新方法であって、
    前記車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得るステップと、
    前記第1の時間に基づいて前記制御プログラムの更新に関する処理を制御するステップと、
    前記駐停車時間の予測用の情報として前記車両の状態を表す情報を取得するステップと、を備え、
    前記第1の時間を得るステップは、前記予測用の情報と予め記憶している予測条件として前記車両の走行状態の蓄積に基づいて得られる走行モデルとを用いて前記第1の時間を得ることを含む、プログラム更新方法。
  10. 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の、前記対象機器の制御のための制御プログラムの更新を制御する制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記車両の駐停車時間を予測し、予測時間である第1の時間を得る予測部と、
    前記第1の時間に基づいて前記制御プログラムの更新に関する処理を制御する更新制御部と、
    前記駐停車時間の予測用の情報として前記車両の状態を表す情報を取得する情報取得部、として機能させ、
    前記予測部は、前記予測用の情報と予め記憶している予測条件として前記車両の走行状態の蓄積に基づいて得られる走行モデルとを用いて前記第1の時間を得る、コンピュータプログラム。
JP2016110613A 2016-03-02 2016-06-02 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム Active JP6358286B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016110613A JP6358286B2 (ja) 2016-06-02 2016-06-02 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
PCT/JP2016/080043 WO2017149821A1 (ja) 2016-03-02 2016-10-11 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
DE112016006542.6T DE112016006542T5 (de) 2016-03-02 2016-10-11 Steuervorrichtung, Programmaktualisierungsverfahren und Computerprogramm
US16/080,739 US20190114162A1 (en) 2016-03-02 2016-10-11 Control apparatus, program updating method, and computer program
PCT/JP2016/080073 WO2017149827A1 (ja) 2016-03-02 2016-10-11 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
PCT/JP2016/080058 WO2017149822A1 (ja) 2016-03-02 2016-10-11 プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
CN201680083039.1A CN108701065B (zh) 2016-03-02 2016-10-11 控制设备、程序更新方法和计算机程序
CN201780033965.2A CN109219802B (zh) 2016-06-02 2017-05-22 控制设备、控制方法和记录介质
DE112017002788.8T DE112017002788T5 (de) 2016-06-02 2017-05-22 Steuervorrichtung, Steuerverfahren und Computerprogramm
PCT/JP2017/019054 WO2017208890A1 (ja) 2016-06-02 2017-05-22 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
US16/306,209 US20190129710A1 (en) 2016-06-02 2017-05-22 Control apparatus, method for determining whether or not a control program is updatable, and computer program
PCT/JP2017/019915 WO2017209049A1 (ja) 2016-06-02 2017-05-29 プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016110613A JP6358286B2 (ja) 2016-06-02 2016-06-02 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017215888A JP2017215888A (ja) 2017-12-07
JP2017215888A5 JP2017215888A5 (ja) 2018-05-31
JP6358286B2 true JP6358286B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=60577085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016110613A Active JP6358286B2 (ja) 2016-03-02 2016-06-02 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6358286B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7467186B2 (ja) 2020-03-19 2024-04-15 本田技研工業株式会社 ソフトウェア書換装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018007680T5 (de) 2018-06-29 2021-04-22 Mitsubishi Electric Corporation Aktualisierungssteuervorrichtung, Aktualisierungssteuersystem und Aktualisierungssteuerverfahren
JP7484096B2 (ja) 2018-08-10 2024-05-16 株式会社デンソー 電子制御装置、書換えの実行制御方法及び書換えの実行制御プログラム
WO2020032122A1 (ja) 2018-08-10 2020-02-13 株式会社デンソー 電子制御装置、車両用電子制御システム、書換えの実行制御方法、書換えの実行制御プログラム及び諸元データのデータ構造
JP6773099B2 (ja) * 2018-10-30 2020-10-21 トヨタ自動車株式会社 制御装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4804059B2 (ja) * 2005-07-28 2011-10-26 株式会社トヨタIt開発センター 車載端末
JP4489101B2 (ja) * 2007-06-20 2010-06-23 富士通テン株式会社 電力供給制御装置及び電力供給制御方法
EP2416243B1 (en) * 2009-03-31 2017-05-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for updating software mounted on vehicle
JP5267390B2 (ja) * 2009-09-02 2013-08-21 トヨタ自動車株式会社 ソフトウェア更新装置
JP2013181908A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 中継地案内システム
JP5975964B2 (ja) * 2013-10-18 2016-08-23 富士通株式会社 情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システム
JP6090115B2 (ja) * 2013-11-01 2017-03-08 株式会社デンソー 冷凍車冷却制御装置
JP6413380B2 (ja) * 2014-06-19 2018-10-31 日本精機株式会社 車両用表示装置
JP6281440B2 (ja) * 2014-08-05 2018-02-21 株式会社デンソー 情報処理端末、及び更新制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7467186B2 (ja) 2020-03-19 2024-04-15 本田技研工業株式会社 ソフトウェア書換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017215888A (ja) 2017-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017149821A1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6519708B2 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6332580B1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6358286B2 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6376312B1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6525105B2 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
WO2018079004A1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
CN111034132B (zh) 控制设备、控制方法和计算机程序
JP6465258B1 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
WO2018230314A1 (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2018005894A (ja) プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
US20190129710A1 (en) Control apparatus, method for determining whether or not a control program is updatable, and computer program
JP2019036140A (ja) 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
JP6394678B2 (ja) 制御装置、制御プログラムの更新可否の決定方法、及びコンピュータプログラム
JP6372521B2 (ja) 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
US10800413B2 (en) System for determining a charging profile for an electric vehicle and method thereof
WO2018142749A1 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP2017228103A (ja) 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
WO2017209049A1 (ja) プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
WO2017149827A1 (ja) 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
WO2018189951A1 (ja) 中継装置、中継方法、およびコンピュータプログラム
WO2017149822A1 (ja) プログラム配信システム、サーバ、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180409

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180409

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180409

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6358286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250