JPH036718A - 携帯可能媒体 - Google Patents

携帯可能媒体

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JPH036718A
JPH036718A JP1142768A JP14276889A JPH036718A JP H036718 A JPH036718 A JP H036718A JP 1142768 A JP1142768 A JP 1142768A JP 14276889 A JP14276889 A JP 14276889A JP H036718 A JPH036718 A JP H036718A
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JP
Japan
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clock
circuit
cpu
output
supplied
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JP1142768A
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Inventor
Kiyoyoshi Nara
精悦 奈良
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえばCPU、データメモリ、内部バッ
テリなどを内蔵し、電卓、時刻表示などのカード単体で
用いたり、端末機に挿入することにより用いる多機能の
ICカードなどの携帯可能媒体に関する。
(従来の技術) 従来、CPU (制御素子)、データメモリなどを内蔵
し、キーボード、表示部などを有し、電卓、時刻表示な
どでカード単体で用いたり、端末機に挿入することに用
いられる多機能のICカードが開発されている。
このようなICカードにおいて、高速な演算処理用のC
PUクロック(高速クロック)と時計用クロック(低速
クロック)を2つ用いている。これらのクロックを、そ
れぞれ別々の発振回路で常に発振されていると、消費電
流が多くなり、電池の寿命が短くなってしまうという欠
点がある。
そこで、CPUクロックを使用の都度スタートさせるよ
うにしている。この使用の都度、CPUクロックをスタ
ートさせる場合、発振のウオーミングアツプ時間を十分
とっている。
この場合、CPUクロックに切り替わるまでの時間が長
く、高速な演算処理が行えなかったり、ウオーミングア
ツプ時間を計測するカウンタ回路として大きなものが必
要となるという欠点があった。
また、カウンタ回路がノイズ等で誤動作した場合にCP
Uのロックとなってしまうと言う欠点があった。
すなわち、CPUクロックの発振出力がカウンタ回路が
カウントするスライスレベル付近でばたばたしている場
合、実際には安定していないのに、カウント数が所定数
に達してしまい、この結果に応じてクロックの切り替え
を行うと、CPUへ供給されるクロックがなく、誤動作
となり、CPUがロックしてしまうと言う欠点があった
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、制御素子用クロックに切り替わるまでの
時間が長く、高速な演算処理が行えなかったり、ウオー
ミングアツプ時間を計測するカウンタ回路として大きな
ものが必要となったり、カウンタ回路がノイズ等で誤動
作した場合に制御素子のロックとなってしまうという欠
点を除去するもので、カウンタ回路として大きなものが
不要で、制御素子のロックを防止することができる携帯
可能媒体を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明の携帯可能媒体は、制御素子を有し、内部に設
けられた電池により動作を行うものにおいて、低速クロ
ックを発生する第1のクロック発生手段、高速クロック
を発生する第2のクロック発生手段、この第2のクロッ
ク発生手段によるクロックを計数する計数手段、上記制
御素子の起動を指示する指示手段、この指示手段による
上記制御素子の起動時、上記第2のクロック発生手段に
よるクロックの発生を開始する開始手段、この開始手段
により、上記第2のクロック発生手段によるクロックが
発生された後、所定時間内の上記計数手段による計数値
が所定値以上か否かのチェックを複数回行い、この複数
回の計数値が所定値以上の場合に、上記第2のクロック
発生手段によるクロックが安定したことを判定する判定
手段、およびこの判定手段により上記第2のクロック発
生手段によるクロックの安定が判定された際に、上記制
御素子の駆動クロックを、上記第1のクロック発生手段
による低速クロックから上記第2のクロック発生手段に
よる高速クロックに切替える切替手段から構成されるも
のである。
(作 用) この発明は、制御素子を有し、内部に設けられた電池に
より動作を行うものにおいて、第1のクロック発生手段
で低速クロックを発生し、第2のクロック発生手段で高
速クロックを発生し、この第2のクロック発生手段によ
るクロックを計数手段で計数し、上記制御素子の起動を
指示し、この指示による上記制御素子の起動時、上記第
2のクロック発生手段によるクロックの発生を開始し、
この第2のクロック発生手段によるクロックの発生が開
始された後、所定時間内の上記計数手段による計数値が
所定値以上か否かのチェックを複数回行い、この複数回
の計数値が所定値以上の場合に、上記第2のクロック発
生手段によるクロックが安定したことを判定し、この判
定がなされた際に、上記制御素子の駆動クロックを、上
記第1のクロック発生手段による低速クロックから上記
第2のクロック発生手段による高速クロックに切替える
ようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
第2図において、10は携帯可能媒体としてのICカー
ドであり、種々の機能を有する多機能カードである。た
とえば、後述する端末機と連動して使用するオンライン
機能、ICカード10が単体で動作するオフライン機能
、および時計のみをカウントしている待ち状態を有して
いる。
上記オフライン機能としては、電卓として使用できる電
卓モード、利用者により用いられている時計による時刻
を表示する時刻モード、住所、氏名、電話番号等を登録
したり、読出したりする電子ノート(電子幅)モード、
あるいはICカード10を複数のクレジットカードとし
て利用する買物モードなど単独で使用できるものとなっ
ている。
上記買物モードは、ICカード10の中に使用残高、有
効期限、買物記録等を記憶しておき、買物するたびに使
用した金額をICカード10内の残高から差引くととも
に買物情報を記録するものである。上記ICカード10
内の残高および有効期限が切れた場合は、契約銀行より
秘密コードを発行してもらうことにより、更新されるよ
うになっている。
上記ICカード10の表面にはカードの規格にあった位
置に配置されたコンタクト部11.20キーからなるキ
ーボード部12、およびこのキボード部12の上面に配
置され、液晶表示素子で形成される表示部13が設けら
れている。
上記コンタクト部11は、たとえば複数の端子11a〜
llfによって構成されており、動作用の電源電圧(V
cc、+5V)用、EEPROMの書込電源電圧用、接
地用、クロック信号用、リセット信号用、データ入出力
用の端子からなっている。
上記キーボード部12はカードの種類つまり種々のクレ
ジットカード、キャッシュカードなどに対応する処理を
選択する選択キー(TI、T2、T3、T4)12a、
テンキー12b1フアンクシヨンキーとしての4則演算
キーつまり加算(+)キル12C1減算(−)キー12
d1除算(÷)キー12e1乗算(×)キー12f、少
数点(1)キー12g1およびイコール(−)キー12
hによって構成されている。
上記加算キー12Cは、NEXTキーつまりオフライン
における日付、時刻表示中にモードを選択するモード選
択キーとして用いられ、上記減算キー12dはBACK
キーつまり表示部13の表示状態を前に戻すキーとして
用いられ、上記乗算キー12fは開始キーとして用いら
れ、上記小数点キー12gはNoキー、終了キーとして
用いられ、上シ己イコールキー12hはYESキー、パ
ワーオンキーとして用いられるようになっている。
たとえば、パワーオンキーとしてのイコールキー12h
が押されると、後述するCPUはH^LT状態が解除さ
れ、動作開始用メソセージの時刻、日付を表示部13に
表示する。
この状態で、テンキー12bを押すとICカード10は
電卓モードになり、四則演算が行えるようになっている
さらに、モード選択キーとしての加算キー12Cは、上
記日付、時刻表示中の表示部13の表示状態を別のモー
ドへ進めるキーとして用いられ、表示部13にメニュー
として、電子幅、時刻セット、日付セット、買物等の取
引等のモードがそのキーを押すたびに表示される。これ
らのモードを実行する場合に、上記イコールキー12h
としてのYESキーを押すことにより、そのモードへ入
り、実行可能となる。
上記表示部13は、1桁が5×7のドツトマトリクスで
、16桁表示となっている。
第3図はICカード10を扱う端末機たとえばパーソナ
ルコンピュータ等に用いられるICカード読取書込部1
6の外観を示すものである。すなわち、カード挿入口1
7から挿入されたICカード10におけるコンタクト部
11−と接続することにより、ICカード10における
メモリのデータを読取ったり、あるいはメモリ内にデー
タを書込むものである。
上記ICカード読取書込部16は、パーソナルコンピュ
ータの本体(図示しない)とケーブルによって接続され
るようになっている。
また、上記ICカード10の電気回路は、第4図に示す
ように構成されている。すなわち、上記コンタクト部1
1、通信制御回路21、リセ・ソト制御回路22、電源
制御回路23、たとえば3ボルトの内部バッテリ(内蔵
電源)25、この内部バッテリ25の電圧値が規定以上
であるか否かをチェックするバッ゛テリチェック回路2
4、クロック制御回路26、演算クロック発振用の水晶
発振子であり、200KH2の発振周波数(高速クロッ
ク)の信号を出力する発振器27、制御用のCPU (
セントラル・プロセッシング・ユニット)28、制御プ
ログラムが記録されているプログラムROM29、プロ
グラムワーキング用メモリ30、暗証番号、およびデー
タなどが記録され、FROMで構成されるデータメモリ
31、処理動作中の計時用に用いるタイマ32、カレン
ダ回路33、基本クロック発振用の水晶発振子であり、
常時、32.768KH2の発振周波数(低速クロック
)の信号を出力している発振器(第1のクロック発生手
段)34、表示部制御回路35、上記表示部13を駆動
する表示部ドライバ36、および上記キーボード部12
のキー入力回路としてのキーボードインターフェース3
8によって構成されている。
上記通信制御回路21、CPU28、ROM29、プロ
グラムワーキング用メモリ30、データメモリ31、タ
イマ32、カレンダ回路33、表示部制御回路35、お
よびキーボードインターフェース38は、データバス2
0によって接続されるようになっている。
上記通信制御回路21は、受信時つまり上記端末機16
からコンタクト部11を介して供給されたシリアルの入
出力信号を、パラレルのデータに変換してデータバス2
0に出力し、送信時つまりデータバス20から供給され
たパラレルのデータを、シリアルの人出力信号に変換し
てコンタクト部11を介して端末機16に出力するよう
になっている。この場合、その変換のフォーマット内容
は、上記端末機16と、ICカード10とで定められて
いる。
リセット制御回路22は、オンラインになった際、リセ
ット信号を発生し、CPU28の起動を行うようになっ
ている。
上記電源制御回路23は、オンラインとなった際、所定
時間経過後に、内部バッテリ25による駆動から外部電
源駆動に切換え、オフラインとなった際、つまり外部電
圧が低下した際、外部電源による駆動から内部バッテリ
25による駆動に切換えるものである。
上記クロック制御回路26は、内部バッテリ25でカー
ド動作を行うオフラインモードにおいて、低速クロック
と高速クロックとをタイミングよく切換えるものであり
、またHALT命令実行後、パワーダウンのため後述す
る200KH2の発振周波数(高速クロック)の信号を
出力する発振回路(第2のクロック発生手段)67を停
止し、またCPU28へのクロックの供給も停止し、完
全なる停止状態で待機するものである。上記クロック制
御回路26は、リセット、HALT命令が実行されると
、基本的には時計用が選択される構成である。
上記カレンダ回路33は、カードの保持者が自由に設定
変更可能な表示用の時計と、たとえば世界の標準時間を
カードの発行時にセットし、その後、変更不可能な取引
用の時計とを有している。
上記表示部制御回路35は、上記CPU28から供給さ
れる表示データを内部のROMで構成されるキャラクタ
ジェネレータ(図示しない)を用いて文字パターンに変
換し、表示部ドライバ36を用いて表示部13で表示す
るものである。
上記キーボードインターフェース38は、キーボード部
12で入力されたキーに対応するキー人力信号に変換し
てCPU28に出力するものである。
上記クロック制御回路26について、第1図を用いて詳
細に説明する。すなわち、上記CPU28からの停止信
号HALTはFF回路62のクロック入力端ckに供給
される。このFF回路62のセット出力は、FF回路6
3のデータ入力端りに供給され、このFF回路63のク
ロック入力端ckには上記CPO28からのマシンサイ
クル信号〜11が供給される。上記FF回路62.63
は停止モードタイミング用となっている。上記FF回路
63のセット出力は、FFfnFF回路62タ入力端り
に供給され、このFF回路64のクロック入力端ckに
は上記カレンダ回路33からの32.763KH2の時
計用のクロックが供給される。上記FF回路64のリセ
ット出力は、FF回路65のデータ入力端りに供給され
、このFF回路65のクロック入力端ckには上記カレ
ンダ回路33からの32.763KH2の時計用のクロ
ックが供給される。上記FF回路65はクロック発振停
止用となっている。上記FF回路65のセット出力は、
アンド回路66の一端に供給され、このアンド回路13
2の他端には上記CPU28から強制ストップ信号が供
給されるようになっている。上記アンド回路132の出
力は、ナンド回路66の一端に供給され、このナンド回
路66の出力端と他端との間には発振回路67が接続さ
れている。
また、上記CPU28からのキー人力割込み信号、およ
び上記リセット制御回路22からのリセット信号は、オ
ア回路61を介して上記FF回路62.63.64のリ
セット入力端Rに供給されるとともに、上記FF回路6
5のセット入力端Sに供給される。
上記発振回路67は、上記200KH2の発振周波数を
有する発振器27、抵抗68、コンデンサ70.71に
よって構成されている。
上記ナンド回路66の出力は、インバータ回路72を介
してFF回路74のクロック入力端ckおよびバイナリ
カウンタ(計数手段)130のクロック入力端ckに供
給され、またインバータ回路72.73を介してナンド
回路75の一端に供給される。また、バイナリカウンタ
130のリセット入力端R1およびFF回路131のリ
セット入力端Rには、CPO28からのリセット信号が
供給される。
上g己バイナリカウンタ130は、上fc! CP U
28からリセット信号が供給された際、上記発振回路6
7による発振クロックの計数を開始し、その計数値が所
定値となった場合、出力端Qnから信号を出力するもの
である。上記バイナリカウンタ130の出力端Qnから
の信号は、FF回路131のクロック入力端ckに供給
され、このFF回路131のセット出力としてのレディ
信号はCPO28へ出力されるようになっている。
上記FF回路131は、上記CPU28からのリセット
信号によりリセットされ、上記バイナリカウンタ130
の出力によりセットされることにより、所定時間内のク
ロック数が所定数以上となった際、つまり上記発振回路
67がレディ状態となった際にセットされるようになっ
ている。
また、上記リセット制御回路22からのリセット信号は
FF回路77のセット入力端Sに供給され、このFF回
路77のデータ入力端りには、上記CPU28からのク
ロック選択信号が供給され、クロック入力端ckには上
記カレンダ回路33からの32.763KH2の時計用
のクロックが供給される。上記FF回路77のセット出
力はナンド回路79の一端に供給され、このナンド回路
79の他端には上記カレンダ回路33からの32.76
3KH2の時計用のクロックがインバータ回路78を介
して供給される。上記ナンド回路79の出力はナンド回
路80の一端に供給される。
また、上記FF回路77のリセット出力は上記FF回路
74のデータ入力端りに供給され、このFF回路74の
セット出力はナンド回路75の他端に供給される。上記
FF回路74はクロック切換用となっている。
上記ナンド回路75.79の出力がナンド回路80に供
給され、このナンド回路80の出力はFF回路81.8
3のクロック入力端c Icに供給され、上記FF回路
81のデータ入力端には上記FF回路63のセット出力
がインバータ回路82を介して供給される。
また、上記FF回路83のセット出力はナンド回路86
の一端に供給され、このナンド回路86の他端には上記
アンド回路80の出力がインバータ回路85を介して供
給される。上記ナンド回路86の出力は、クロック信号
として上記CPU28へ出力されるようになっている。
このような構成において、動作を説明する。まず、停止
状態について説明する。すなわち、上記CPU28から
クロック選択信号として“1“が供給されているbこれ
により、FF回路77がセットしている。これにより、
時計用クロック(32,768KH2)はインバータ回
路78、ナンド回路79.80を介して、FF回路81
.82、およびインバータ回路85に導かれている。
次に、停止状態からの再起動について説明する。
すなわち、上記パワーオンキーとしてのYESキ(イコ
ールキー)12hの投入により、上記CPO28からキ
ー人力割込み信号が供給される。
すると、FF回路62.63.64がリセットし、FF
回路65がセットする。このFF回路65のセット出力
により発振回路67をイネーブル状態とする。これによ
り、発振回路67は発振を開始する。
また、上記FF回路63のリセットにより、FF回路8
1のデータ入力端りには“1 “が供給されている。こ
れにより、上記ナンド回路80の出力により、FF回路
81.83がセットし、ナンド回路86のゲートを開く
。したがって、インバータ回路85からの時計用クロッ
クがナンド回路86を介してCPU28に出力される。
したがって、CPU28はFF回路86からの低速クロ
ックにより動作し、種々の処理を行う。
また上記発振回路67によるクロック(200KH2)
がインバータ回路72を介してFF回路74のクロック
入力端およびバイナリカウンタ130のクロック入力端
に供給される。
また、上記バイナリカウンタ130により発振回路67
のクロックが計数され、所定の計数値となった際、その
出力によりFF回路131がセットする。
そして、上記キー人力信号が出力されてから所定時間経
過した際、CPU28はFF回路131がセットしてい
るか否かをセンスする。FF回路131がセットしてい
る場合、CPU2gはバイナリカウンタ130、FF回
路131をリセットし、所定時間経過した後、FF回路
131がセットしているか否かをセンスすることにより
、発振回路67が正常に動作(発振)しているか否かを
判定する。すなわち、FF回路131がセットしている
場合、発振回路67が正常と判定し、FF回路131が
セットしていない場合、発振回路67が異常と判定する
この際、発振回路67のカードごとの発振時間のばらつ
き、あるいはノイズ等でバイナリカウンタ130のカウ
ント動作が誤動作することを考慮して、CPU28はバ
イナリカウンタ130、FF回路131をリセットし、
バイナリカウンタ130により再カウントした後、FF
回路131がセットしている場合に、発振回路67が正
常と判定している。
この判定の結果、CPU28は、発振回路67が正常の
場合、高速クロックでの動作を判定し、発振回路67が
異常の場合、低速クロックのままでの動作を判定する。
上記のように発振回路67の正常を判定した場合、CP
U28は、クロック選択信号として“0“をFF回路7
7のデータ入力端りに供給する。これにより、FF回路
77がリセットし、FF回路77のリセット出力つまり
“1“信号がFF回路74のデータ入力端りに供給され
る。
すると、FF回路74がセットし、このセット出力によ
りナンド回路75のゲートが開く。
この結果、発振回路67によるクロック(200KH2
)は、インバータ回路72.73、ナンド回路75.8
0、インバータ回路85、およびナンド回路86を順次
介してCPO28に出力される。
これにより、クロック選択信号を“0“とすることによ
り、FF回路74で同期がとられ、時計用クロック(低
速クロック)から高速クロックに切換わり、CPU28
は高速クロックで起動を行うようになっている。
そのCPO28の起動後、CPU28はクロック選択信
号を“1 “とすることにより、FF回路77かセット
し、FF回路77のセット出力つまり1“信号がナンド
回路79に供給され、ナンド回路79のゲートが開いて
いる。したがって、時計用クロックが、インバータ回路
78、ナンド回路79.80、インバータ回路85、お
よびナンド回路86を順次介してCPU2gに出力され
る。この結果、時計用クロックがCPU28に出力され
る。したかって、CPU28はFF回路86からの低速
クロックにより動作し、種々の処理を行う。
またこのとき、CPU28からの強制ストップ1J号(
“0“信号)がアンド回路132に供給されることによ
り、アンド回路132のゲートが閉しられる。これによ
り、発振回路67がディセーブル状態となり、発振回路
67は発振を停止する。
また、発振回路67の異常を判定した場合、CPO28
はクロック選択信号として“1 ″をFF回路77のデ
ータ入力端りに供給したまま、強制ストップ信号(“0
“信号)をアンド回路132に供給する。これにより、
FF回路86から低速クロックが出力された状態で、発
振回路67がディセーブル状態となり、発振回路67は
発振を停止する。
この結果、時計用クロックがCPU28に出力される。
したがって、CPU28はFF回路86からの低速クロ
ックにより動作し、種々の処理を行う。
次に、上記処理として特定の処理たとえば取弓モードが
選択された場合の動作について説明する。
すなイつち、まず、取引モードが選択されると、CPU
28はアンド回路132への強制ストップ信号の供給を
停止する。
すると、再びFF回路65のセット出力がアンド回路1
32を介して発振回路67に供給され、発振回路67が
イネーブル状態となる。これにより、発振回路67は発
振を開始する。
これにより、上記発振回路67によるクロック(200
KH2)がインバータ回路72を介してFF回路74の
クロック入力端およびバイナリカウンタ130のクロッ
ク入力端に供給される。
また、上記バイナリカウンタ130により発振回路67
のクロックが計数され、所定の計数値となった際、その
出力によりFF回路131がセットする。
そして、買物モードにおける取引成立コードを算出する
際、CPU28はFF回路131がセットしているか否
かをセンスする。FF回路131がセットしている場合
、CPU28はバイナリカウンタ130.FF回路13
1をリセットし、所定時間経過した後、FF回路131
がセットしているか否かをセンスすることにより、発振
回路67が正常に動作(発振)しているか否かを判定す
る。すなわち、FF回路131がセットしている場合、
発振回路67が正常と判定し、FF回路131がセント
していない場合、発振回路67か異常と判定する。
この際、発振回路67のカードごとの発振時間のばらつ
き、あるいはノイズ等でバイナリカウンタ130のカウ
ント動作が誤動作することを考慮して、CPU28はバ
イナリカウンタ130、FF回路131をリセットし、
バイナリカウンタ130により再カウントした後、FF
回路131がセントしている場合に、発振回路67が正
常と判定している。
この判定の結果、発振回路67が正常の場合、CPU2
8はクロック選択信号として“0“をFF回路77のデ
ータ入力端りに供給する。これにより、FF回路77が
リセットし、FF回路77のリセット出力つまり“1“
信号がFF回路74のデータ入力FJ Dに供給される
すると、FF回路74がセットし、このセット出力によ
りナンド回路75のゲートが開く。この結果、発振回路
67によるクロック(200KIIZ)は、インバータ
回路72.73、ナンド回路75.80、インバータ回
路85、およびナンド回路86を順次介してCPU28
に出力される。
これにより、クロック選択信号を“0“とすることによ
り、FF回路74で同期がとられ、時計用クロック(低
速クロック)から高速クロックに切換わり、CPU28
は高速クロックにより動作し、上記取引成立コードの算
出を行うようになっている。
そのCPU28による取引成立コードの算出の後、CP
U28はクロック選択信号を“1“とすることにより、
FF回路77がセットし、FF回路77のセット出力つ
まり“1 “信号がナンド回路79に供給され、ナンド
回路79のゲートが開いている。したがって、時計用ク
ロックが、インバータ回路78、ナンド回路79.80
、インバータ回路85、およびナンド回路86を順次介
してCPU28に出力される。この結果、時計用クロッ
クがCPU28に出力される。したがって、CPU28
はFF回路86からの低速クロックにより動作を行う。
またこのとき、CPO28からの強制ストップ信号がア
ンド回路132に供給されることにより、アンド回路1
32のゲートが閉じられる。これにより、発振回路67
がディセーブル状態となり、発振回路67は発振を停止
する。
なお、上記判定の結果、発振回路67が異常の場合、C
PU28はクロック選択信号“1“をFF回路77のデ
ータ入力端りに供給したまま、強制ストップ信号をアン
ド回路132に供給する。
これにより、FF回路86から低速クロックが出力され
た状態で、発振回路67がディセーブル状態となり、発
振回路67は発振を停止する。
この結果、再び時計用クロックがCPO28に出力され
る。したがって、CPU28はFF回路86からの低速
クロックにより動作し、上記取引成立コードの算出を行
う。
次に、処理を終了し、停止状態(スタンバイ状態)とす
る場合について説明する。すなわち、CPU28は、停
止信号HALTをFF回路62のクロック入力端ckに
供給する。すると、FF回路62がセットし、このセッ
ト出力がFF回路63のデータ入力端りに供給される。
そして、CPU28からのマシンサイクル信号M1によ
り、FF回路63がセットし、FF回路81のデータ入
力端りに“0“信号が供給される。これにより、FF回
路63のセット出力をFF回路81.83で2パルス分
送らせた後、ナンド回路86のゲートを閉じることによ
り、CPU28へのクロックの出力を停止する。これに
より、CPU28を停止状態としている。
上記したように、カードをオフラインで用いる場合、高
速クロックで処理する必要のある処理、たとえば買物モ
ードにおける取引成立コードの発生時に、CPUの駆動
クロックを低速クロックから高速クロックへ切替え、そ
の処理の終了とともに、CPUの駆動クロックを高速ク
ロックから低速クロックへ切替えるようにしたものであ
る。
すなわち、2種類あるクロックを時計用、CPU用とに
区別せずに、両方ともCPU駆動に使用し、CPU動作
の立上がり時、または計算等の高速を必要とする場合だ
け、CPU専用の高速クロックで駆動するようにしたも
のである。
これにより、CPU動作の立上がり時、または計算等の
高速を必要とする場合だけ、CPU専用の高速クロック
で駆動する、つまりを速くすることができ、しかも消費
電流が少なく、電池の寿命を伸ばすことができる。
また、時計用クロックを用いて、操作案内等の表示また
はキー人力を受付けている間に、高速クロックの立上が
り時間をカバーするようにしたので、CPU用の高速ク
ロックを必要なときだけ発振させることができる。
また、高速クロックから低速クロックへ切替える際、高
速クロックの発振回路による発振が開始された後に、所
定時間内の高速クロックをカウントするバイナリカウン
タのカウント値が所定値以上か否かのチェックを2回行
い、この2回のカウント値が所定値以上の場合に、上記
高速クロックの発振回路によるクロックが安定したこと
を判定し、この判定がなされた際に、上記CPUの駆動
クロックを、低速クロックから高速クロックに切替える
ようにしたものである。
これにより、カウンタ回路として大きなものが不要で、
CPUのロックを防止することかできる。
なお、前記実施例では、ICカートを用いたが、これに
限らず、データメモリと制御素子とを有し、選択的に外
部から入出力を行うものであれば良く、形状もカード状
でなく、棒状など他の形状であっても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、カウンタ回路と
して大きなものが不要で、制御素子のロックを防止する
ことができる携帯可能媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図はクロック制御回路の構成を示す図、第2図はIC
カードの構成を示す平面図、第3図はICカードを取扱
う端末機を示す図、第4図はICカードの電気回路の概
略構成を示す図である。 10・・・ICカート(携帯可能媒体)11・・コンタ
クト部、12・・・キーボード部、12b・・・テンキ
ー 12C・加算キー12h・・・イコールキー 13
・・表示部、14a114b・・・磁気発生部材、16
・・・端末機、23・・・電源制御回路、25・・・内
部バッテリ(7IS池)27・・・発振器(第2のクロ
ック発生手段)28・・・CPU (制御素子)、31
・・・データメモリ、34・・・発振器(第1のクロッ
ク発生手段)130・・・バイナリカウンタ(計数手段
)131・・・FF回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 制御素子を有し、内部に設けられた電池により動作を行
    う携帯可能媒体において、 低速クロックを発生する第1のクロック発生手段と、 高速クロックを発生する第2のクロック発生手段と、 この第2のクロック発生手段によるクロックを計数する
    計数手段と、 上記制御素子の起動を指示する指示手段と、この指示手
    段による上記制御素子の起動時、上記第2のクロック発
    生手段によるクロックの発生を開始する開始手段と、 この開始手段により、上記第2のクロック発生手段によ
    るクロックが発生された後、所定時間内の上記計数手段
    による計数値が所定値以上か否かのチェックを複数回行
    い、この複数回の計数値が所定値以上の場合に、上記第
    2のクロック発生手段によるクロックが安定したことを
    判定する判定手段と、 この判定手段により上記第2のクロック発生手段による
    クロックの安定が判定された際に、上記制御素子の駆動
    クロックを、上記第1のクロック発生手段による低速ク
    ロックから上記第2のクロック発生手段による高速クロ
    ックに切替える切替手段と、 を具備したことを特徴とする携帯可能媒体。
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