JPH01112350A - 携帯可能媒体 - Google Patents

携帯可能媒体

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JPH01112350A
JPH01112350A JP62269713A JP26971387A JPH01112350A JP H01112350 A JPH01112350 A JP H01112350A JP 62269713 A JP62269713 A JP 62269713A JP 26971387 A JP26971387 A JP 26971387A JP H01112350 A JPH01112350 A JP H01112350A
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JP
Japan
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circuit
clock
battery
card
signal
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JP62269713A
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English (en)
Inventor
Kiyoyoshi Nara
精悦 奈良
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえばCPU、データメモリ、内部電池
などを内蔵し、電卓、時刻表示などのカード単体で用い
たり、端末機に挿入することにより用いる多機能ICカ
ードなどの携帯可能媒体に関する。
(従来の技術) 従来、CPU、データメモリ、内部バッテリなどを内蔵
し、キーボード、表示部などを有し、電卓、時刻表示な
どでカード11′L体で用いたり、端末機に挿入するこ
とに用いられる多機能のICカードが開発されている。
このようなICカードにおいて、内部バッテリの低下を
検知する低下検知回路を内部に具備しているが、その低
下検知回路を常時、動かせている。
二のため、その低下検知回路自身で相当な消費電流が使
用され、バッテリの寿命が短くなってしまうという欠点
があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、常時、電池の低下検知を行なっていたた
め、相当な消費電流が使用され、電池の寿命が短くなっ
てしまうという欠点を除去するもので、常時電池の電圧
低下検知を行なわなくて良く、消費電流を少なくするこ
とができ、電池の寿命を延ばすことができる携帯可能媒
体を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の携帯可能媒体は、少なくとも制御素子と、こ
の制御素子によって制御される表示手段とを有するもの
において、上記制御素子、表示手段に電力を供給する電
池、上記制御素子の静止状態を解除する解除手段、およ
びこの解除手段により上記制御素子の静止状態が解除さ
れた際、上記電池の電圧を検知する検知手段から構成さ
れるものである。
(作用) この発明は、常時電池の電圧低下を検知するものではな
く、使用開始時に1回だけ電池の電圧低下検知を行なう
ようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
第3図において、10は携帯可能媒体としてのICカー
ドであり、種々の機能を有する多機能カードである。た
とえば、後述する端末機と連動して使用するオンライン
機能、ICカード10が単体で動作するオフライン機能
、および時計のみをカウントしている待ち状態を有して
いる。
上記オフライン機能としては、電卓として使用できる電
卓モード、利用者により用いられている時計による時刻
を表示する時刻モード、住所、氏名、電話番号等を登録
したり、読比したりする電子ノート(電子帳)モード、
あるいはICカード10を複数のクレジットカードとし
て利用する買物モードなど単独で使用できるものとなっ
ている。
上記買物モードは、ICカード10の中に使用残高、有
効期限、買物記録等を記憶しておき、買物するたびに使
用した金額をICカード10内の残高から差引(ととも
に買物情報を記録するものである。上記ICカード10
内の残高および有効期限が切れた場合は、契約銀行より
秘密コードを発行してもらうことにより、更新されるよ
うになっている。
上記ICカード10の表面に・はカードの規格にあった
位置に配置されたコンタクト部11.20千−からなる
キーボード部12、このキーボード部12の上面に配置
され、液晶表示素子で形成される表示部(表示手段)1
3、および磁気発生部材1.4a、14bが設けられて
いる。
上記コンタクト部11は、たとえば複数の端子11a〜
llfによって構成されており、動作用の電源電圧(V
c c、+5V) 用、E E PROMの書込電源電
圧用、接地用、クロック信号用、リセット信号用、デー
タ入出力用の端子からなっている。
上記キーボード部12はカードの種類つまり種々のクレ
ジットカード、キャッシュカードなどに対応する処理を
選択する選択キー(TI、T2、T3、T4)12 a
、テンキー12b1フアンクシヨンキーとしての4則演
算キーつまり加算(+)キー120、減算(−)キー1
2d、除算(÷)キー12e、乗算(X)キー12f、
少数点(、)キー12g1およびイコール(−)キー1
2hによって構成されている。
上記加算キー12cは、NEXTキーつまりオフライン
における日付、時刻表示中にモードを選択するモード選
択キーとして用いられ、上記減算キー12dはBACK
キーつまり表示部13の表示状態を前に戻すキーとして
用いられ、上記乗算キー12fは開始キーとして用いら
れ、上記小数点キー12gはNoキー、終了キーとして
用いられ、上3己イコールキー12hはYESキー、パ
ワーオンキーとして用いられるようになっている。
たとえば、パワーオンキーとしてのイコールキー12h
が押されると、後述するCPUはHALT状態が解除さ
れ、動作開始用メツセージの時刻、日付を表示部13に
表示する。
この状態で、テンキー12bを押すとICカード10は
電卓モードになり、四則演算が行なえるようになってい
る。
さらに、モード選択キーとしての加算キー12cは、上
記日付、時刻表示中の表示部13の表示状態を別のモー
ドへ進めるキーとして用いられ、表示部13にメニュー
として、電子幅、時刻セット、日付セット、買物等の取
引等のモードがそのキーを押すたびに表示される。これ
らのモードを実行する場合に、上記イコールキー12h
としてのYESキーを押すことにより、そのモードへ入
り、実行可能となる。
上記表示部13は、1桁が5×7のドツトマトリクスで
、16桁表示となっている。
上記磁気発生部材14a、14bは、図示しない読取側
の磁気カードリーダ(磁気ヘッド)のトラック位置に合
せて、ICカード10の内部に埋設されている。
第4図はICカード10を扱う端末機たとえばパーソナ
ルコンピュータ等に用いられるICカード読取書込部1
6の外観を示すものである。すなわち、カード挿入口1
7から挿入されたICカード10におけるコンタクト部
11と接続することにより、ICカード10におけるメ
モリのデータを読取ったり、あるいはメモリ内にデータ
を書込むものである。
上記ICカード読取書込部16は、パーソナルコンピュ
ータの本体(図示しない)とケーブルによって接続され
るようになっている。
また、上記ICカード10の電気回路は、第2図に示す
ように構成されている。すなわち、上記コンタクト部1
1、通信制御回路21、リセット制御回路22、電源制
御回路23、たとえば3ボルトの内部バッテリ(内蔵型
R)25、この内部バッテリ25の電圧値が規定以上で
あるか否かをオフラインによるICカード10の使用開
始時に、1回のみチエツクするバッテリチエツク回路2
4(第10図で詳述する)、クロック制御回路26、演
算クロック発振用の水晶発振子であり、IMH2の発振
周波数(高速クロック)の信号を出力する発振器27、
制御用のCPU (セントラル・プロセッシング・ユニ
ット)28、制御プログラムが記録されているプログラ
ムROM29、プログラムワーキング用メモリ30、暗
証番号、およびデータなどが記録され、FROMで構成
されるデータメモリ31、処理動作中の計時用に用いる
タイマ32、カレンダ回路33、基本クロック発振用の
水晶発振子であり、常時、32.768KH2の発振周
波数(低速クロック)の信号を出力している発振器34
、表示部制御回路35、上記表示部13を駆動する表示
部ドライバ36、上記キーボード部12のキー入力回路
としてのキーボードインターフェース38、および上記
磁気発生部材14a、14bを制御する磁気発生部材制
御回路40によって構成されている。
上記通信制御回路21、CPU28、ROM29、プロ
グラムワーキング用メモリ30、データメモリ31、タ
イマ32、カレンダ回路33、表示部制御回路35、キ
ーボードインターフェース38、および上記磁気発生部
材14a、14bを制御する磁気発生部材制御回路40
は、データバス20によって接続されるようになってい
る。
上記通信制御回路21は、受信時つまり上記端末機16
からコンタクト部11を介してIJt給されたシリアル
の人出力信号を、パラレルのデータに変換してデータバ
ス20に出力し、送信時つまりデータバス20から供給
されたパラレルのデータを、シリアルの入出力信号に変
換してコンタクト部11を介して端末機16に出力する
ようになっている。この場合、その変換のフォーマット
内容は、上記端末機16と、ICカード10とで定めら
れている。
リセット制御回路22は、オンラインになった際、リセ
ット信号を発生し、CPU28の起動を行うようになっ
ている。
上記電源制御回路23は、オンラインとなった際、所定
時間経過後に、内部バッテリ25による駆動から外部7
r5源駆動に切替え、オフラインとなった際、つまり外
部電圧が低下した際、外部電源による駆動から内部バッ
テリ25による駆動に切替えるものである。
上記バッテリチエツク回路24は、内部バッテリ25の
電圧からツェナーダイオードを用いて基学となる基準電
圧Vrefを作成し、比較器により内部バッテリ25の
電圧値を分圧したチエツク電圧VC,,,で比較してチ
エツクするものであり、内部バッテリ25の電圧値が2
.5ボルト以下となった際に、バッテリアラーム信号を
CPU28へ出力するものである。上記バッテリチエツ
ク回路24は、基準電圧Vrefおよびチエツク電圧V
CHを作成する回路に、検知時、つまりオフラインモー
ドにおいてパワー・オン・キーを入力して、時刻、日付
表示を行なう前に1回だけ電流が流れるようになってい
る。この検知により、バラチリアラームとなった場合、
時刻日付表示でなく、CALL−BANK等の表示をし
、電池の寿命がないことを操作者に報知し、バラチリア
ラームとなっていない場合は、時刻、日付表示を行い、
次のメニュー選択へ進むようになっている。
上記クロック制御回路26は、内部バッテリ25でカー
ド動作を行うオフラインモードにおいて、低速クロック
と高速クロックとをタイミングよく切替えるものであり
、またHALT命令実行後、パワーダウンのため後述す
るIMH2の発振周波数(高速クロック)の信号を出力
する発振回路(第2のクロック発生手段)67を停止し
、まt: CP U 28へのクロックの供給も停止し
、完全なる停止状態で待機するものである。上記クロッ
ク制御回路26は、リセット、HALT命令が実行され
ると、基本的には時計用が選択される構成である。
上記データメモリ31には、契約している複数のクレジ
ットカード(会社)に対応する情報、キャッシュカード
に対応する情報が記録されており、上記T1キー〜T4
キー12a1・・・により選択されたカードの種類に対
応して読出されるようになっている。上記情報は、各カ
ードごとの従来の磁気ストライプに記録されている情報
と同し内容となっている。〜たとえば、カードの第1ト
ラツクに対応する第1!−ラック用データと、第2トラ
ックに対応する第2トラツク用データとを記憶している
上記カレンダ回路33は、カードの保持者が自由に設定
変更可能な表示用の時計と、たとえば世界の標準時間を
カードの発行時にセットし、その後、変更不可能な取引
用の時計とを有している。
上記表示部制御回路35は、上記CPU28から供給さ
れる表示データを内部のROMで構成されるキャラクタ
ジェネレータ(図示しない)を用いて文字パターンに変
換し、表示部ドライバ36を用いて表示部1Bで表示す
るものである。
上を己キーボードインターフェース38は、キーボード
部12で入力されたキーに対応するキー人力信号に変換
してCPU28に出力するものである。
上記磁気発生部材制御回路40は、買物モードおよびカ
ードの種類が指定されている際に、そのカードの種類に
対応して上記データメモリ31がらデータバス20を介
して供給されるデータおよび読取装置が手動式読取りか
自動搬送式読取りかに対応した駆動レートに応じて、上
記磁気発生部材14a、14bを駆動制御して磁気情報
としての第1トラツク用データ、第2トラツク用データ
を出力することにより、従来の磁気ストライプが存在し
ているのと同じ状態にしているものである。
たとえば、手動式読取りの場合、読取速度の速い駆動レ
ートを選択し、自動搬送式読取りの場合、読取速度の遅
い駆動レートを選択するようになっている。
上記磁気発生部材制御回路4oは、買物モードが指定さ
れている際に、そのカードの種類に対応して磁気発生部
材14a、14bがら順に磁気情報(第1トラツク用デ
ータ、第2トラツク用データ)を発生するようになって
いる。
上記電源制御回路23について、第5図を用いて詳細に
説明する。すなわち、インバータ回路51.54.55
、カウンタ52、D形フリップフロップ回路(FF回路
)53、MOSFETで構成される半導体スイッチ56
.58、ダイオード57、および内部バッテリ25によ
って構成されている。
上記カウンタ52の計数値は、外部電源のチャタリング
の影響を受けない値となっている。上記ダイオード57
は、電源電圧Voutの保護用であり、外部からの電源
電圧Vccの低下時、半導体スイッチ56がオンする前
に、電源電圧Vccがメモリの駆動電圧より低下した場
合でも、電源電圧Voutが低下しないように、内部バ
ッテリ25で保護しているものである。
このような構成おいて、第6図に示すタイミングチャー
トを参照しつつ動作を説明する。すなわち、ICカード
10が上記端末機16とコンタクト部11で接続されて
いない場合、半導体スイッチ56がオンしているので、
内部バッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介
して電源制御回路22の出力Voutとして各部に印加
される。
また、ICカード10が上記端末機16とコンタクト部
1]で接続された場合、外部からの電源電圧Vccが半
導体スイッチ58のゲートに供給されるとともに、クロ
ック信号CL Kが・rンバータ回路51を介してカウ
ンタ52のクロック端子c k l: 0!給される。
これにより、カウンタ52は計数を開始し、二〇カウン
タ52の値が所定値となった時、出力端Qnの出力によ
り、FF回路53をセットする。このFF回路53のセ
ット出力Qにより、半導体スイッチ58のゲートに“0
“信号が供給され、半導体スイッチ56のケートに“1
 “信号が供給され、半導体スイッチ58がオンし、半
導体スイッチ56かオフする。
したがって、外部からの電源電圧Vccが半導体スイッ
チ58を介して電源制御回路22の出力Voutとして
各部に印加される。
なお、オンライン状態からオフライン状態に戻る時、外
部からの電源電圧Vccが低下したとき、リセット制御
回路22からリセット信号が出力される。これにより、
そのリセット信号により、カウンタ52、Fl”回路5
3がリセットされる。すると、半導体スイッチ58のゲ
ートに“1“信号が供給され、半導体スイッチ56のゲ
ートに“0“信号が供給され、半導体スイッチ58がオ
フし、半導体スイッチ56がオンする。したがって、内
部バッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介し
て電源制御回路22の出力Voutとして各部に印加さ
れる。
上記バッテリチエツク回路24について、第10図を用
いて詳細に説明する。すなわち、半導体スイッチ141
.142、インバータ回路143.144、比較器とし
ての差動増幅器145、抵抗146.147、可変抵抗
器148、およびツェナーダイオード149によって構
成されている。上記可変抵抗器148の抵抗値は、製造
時に、内部バッテリ25の電圧値VDDか2.5ボルト
以下となった場合に、差動増幅器]45の反転入力端に
供給されるチエツク電圧VCHが非反転入力端に供給さ
れる基準電圧Vrefより小さくなり、差動増幅器14
5からバッテリアラーム信号か出力される値に調節され
ている。
たとえば今、上記CPU28からエンベロープ信号がイ
ンパーク回路144を介して半導体スイッチ141.1
42のベースに供給される。すると、半導体スイッチ1
41.142がオンし、ツェナーダイオード149によ
って生成される基僧電圧Vrefが差動増幅器145の
非反転入力端に印加される。また、内部バッテリ25の
電圧値vrynを1−IJ変低抵抗器148抵抗147
とで分圧したチエツク電圧VCHか差動増幅器145の
反転入力端に印加される。これにより、差動増幅器14
5はチエツク電圧V。11が基僧電圧Vrefよりも小
さくなった場合、インバータ回路143を介してCPU
28に対してバッテリアラーム信号を出力する。
このように、バッテリ電圧のチエツク時にのみツェナー
ダイオード149、および抵抗147に電流を流すよう
にしているので、常時電流を流しているのに比して、消
費電流を減少できるものである。
上記クロック制御回路26について、第7図を用いて詳
細に説明する。すなわち、上記CPU28からの停止F
信号HA L T ハF’ F回v662のクロック入
力端ckに供給される。このFF回路62のセット出力
は、FF回路63のデータ入力端りに供給され、このF
F回路63のクロック入力端ckには上記CP U 2
8からのマシンサイクル信号M1が供給される。上記F
F回路62.63は停止モードタイミング用となってい
る。上記FF回路63のセット出力は、FF回路64の
データ入力端りに供給され、このFF回路64のクロッ
ク入力端ckには上記カレンダ回路33からの32.7
63KHzの時計用のクロックが供給される。上記FF
回路64のリセット出力は、FF回路65のデータ入力
端りに供給され、このFF回路65のクロック入力端c
kには上記カレンダ回路33からの32.763KH2
の時計用のクロックが供給される。上記FF回路65は
クロック発振停止用となっている。上記FF回路65の
セット出力は、アンド回路66の一端に供給され、この
アンド回路132の他端には上記CPU28から強制ス
トップ信号が供給されるようになっている。上記アンド
回路132の出力は、ナンド回路66の一端に供給され
、このナンド回路66の出力端と他端との間には発振回
路67が接続されている。
また、上記CPO28からのキー人力割込み信号、およ
び上記リセット制御回路22からのリセット信号は、オ
ア回路61を介して上記FF回路62.63.64のリ
セット入力端Rに供給されるとともに、上記FF回路6
5のセット入力端Sに供給される。
上記発振回路67は、上記IMH2の発振周波数を有す
る発振器27、抵抗68、コンデンサ70.71によっ
て構成されている。
上記ナンド回路66の出力は、インバータ回路72を介
してFF回路74のタロツク入力端ckおよびバイナリ
カウンタ130のクロック入力端ckに供給され、また
インバータ回路72.73を介してナンド回路75の一
端に供給される。
上記バイナリカウンタ130は、上記発振回路67によ
る発振クロックをa1数し、その計数値が所定値となっ
た際、出力端Qnから信号を出力するしのである。上記
バイナリカウンタ130の出力端Qnからの信号は、F
F回路131のクロック入力端ckに供給され、このF
F回路131のセット出力としてのレディ信号はCPU
28へ出力されるようになっている。
上記FF回路131は、上記バイナリカウンタ130の
出力によりセットされること・により、上記発振回路6
7がレディ状態となった際にセントするようになってい
る。
また、上記リセット制御回路22からのリセット信号は
FF回路77のセット入力端Sに供給され、このFF回
路77のデータ入力端りには、上記CPU28からのク
ロック選択信号が供給され、タロツク入力端ckには上
記カレンダ回路33からの32.763KH2の時計用
のクロックが供給される。上記FF回路77のセット出
力はナンド回路79の一端に供給され、このナンド回路
79の他端には上記カレンダ回路33からの32.76
3KH2の時:1用のクロックがインバータ回路78を
介して供給される。上記ナンド回路79の出力はナンド
回路80の一端に1共給される。
また、上記FFl路77のリセット出力は上記FF回路
74のデータ入力端りに供給され、このFF回路74の
セット出力はナンド回路75の他端に供給される。上記
FF回路74はクロック切替用となっている。
上記ナンド回路75.79の出力がナンド回路80に供
給され、このナンド回路80の出力はFF回路81.8
3のクロック入力端ckに供給され、上記FF回路81
のデータ入力端には上記FF回路63のセット出力が・
rンバータ回路82を介して供給される。
また、上記FF回路83のセット出力はナンド回路86
の一端に供給され、このナンド回路86の他端には上記
アンド回路80の出力がインバータ回路85を介して供
給される。上記ナンド回路86の出力は、クロック信号
として上記CPU28へ出力されるようになっている。
このような構成において、動作を説明する。まず、停止
状態について説明する。すなわち、上記Cr’028か
らクロック選択信号として1′かは給されている。これ
により、FF回路77がセットしている。これにより、
時計用クロック(32,768KH2)はインバータ回
路78、ナンド回路79.80を介して、FF回路81
.82、およびインバータ回路85に導かれている。
次に、停止状態からの再起動について説明する。
ずな4つち、上a己パワーオンキーとしてのYESキー
(イコールキー)12hの投入により、上記CPU28
からキー人力割込み信号が供給される。
すると、FF回路62.63.64がリセットし、FF
回路65がセットする。このFF回路65のセット出力
により発振回路67をイネーブル状態とする。これによ
り、発振回路67は発振を開始する。
また、上記FF回路63のリセットにより、FF回路8
1のデータ入力端りには“1“が供給されている。これ
により、上記ナンド回路80の出力により、FF回路8
1.83がセットし、ナンド回路86のゲートを開く。
したがって、インバータ回路85からの時計用クロック
がナンド回路86を介してCPU28に出力される。し
たがって、CPU28はF’F回路86からの低速クロ
ックにより動作し、種々の処理を行なう。
また上記発振回路67によるクロック (IMH2)がインバータ回路72を介してFF回路7
4のクロック入力端およびバイナリカウンタ130のク
ロック入力端に供給される。
また、上記バイナリカウンタ130により発振回路67
のクロックが:1数され、所定の計数値となった際、そ
の出力によりFF回路131がセントする。
そして、上記キー人力信号が8方されてから所定時間経
過した際、CPU28はFF回路131がセットしてい
るか否かをセンスすることにより、発振回路67が正常
に動作(発振)しているか否かを判断する。すなわち、
FF回路131がセットしている場合、発振回路67が
正常と判断し、FF回路131がセットしていない場合
、発振回路67が異常と判断する。
コノ判断ノ結果、CP U ’2 g ハ、発振回rj
867が正常の場合、高速クロックでの動作を判断し、
発振回路67が異常の場合、低速クロックのままでの動
作を判断する。
上記のように発振回路67の正常を判断した場合、CP
U28は、クロック選択信号として“O“をFF回路7
7のデータ入力端りに供給する。
これにより、FF回路77がリセットし、FF回路77
のリセット出力つまり“1“信号がFF回路74のデー
タ入力端りに供給される。
すると、FF回路74がセットし、このセット出力によ
りナンド回路75のゲートが開く。この結果、発振回路
67によるクロック(IMH2)は、インバータ向路7
2.73、ナンド回路75.80、インバータ回路85
、およびナンド回路86を順次介してCPU28に出力
される。
これにより、クロック選択信号を“O“とすることによ
り、FF回路74て同期がとられ、時シ1用クロック(
低速クロック)から高速クロックに切替わり、CPU2
8は高速クロックで起動を行なうようになっている。
そのCPU28の起動後、CPU28はクロック選択信
号を“1 “とすることにより、FF回路77がセット
し、FF回路77のセット出力つまり“1“信号がナン
ド回路79に供給され、ナンド回路7つのゲートが開い
ている。したがって、時計用クロックが、インバータ回
路78、ナンド回路79.80、インバータ回路85、
およびナンド回路86を順次介してCPU28に出力さ
れる。この結果、時計用クロックがCPU28に出力さ
れる。したがって、CPU28はFF回路86からの低
速クロックにより動作し、種々の処理を行なう。
またこのとき、CPU28からの強制ストップ信号(“
O“信号)がアンド回路132に供給されることにより
、アンド回路132のケートが閉じられる。これにより
、発振回路67がディセーブル状態となり、発振回路6
7は発振を停止上する。
また、発振回路67の異常を判断した場合、CPU28
はタロツク選択信号として“1“をFF回路77のデー
タ入力端りに供給したまま、強制ストップ信号(“0“
信号)をアンド回路]32に供給する。これにより、F
F回路86から低速クロックが出力された状態で、発振
回路67かディセーブル状態となり、発振回路67は発
振を停止する。
この結果、時計用クロックがCPU28に出力される。
したがって、CPO28はFF0n路86からの低速ク
ロックにより動作し、種々の処理を行なう。
次に、上記処理として特定の処理たとえば取引モードが
選択された場合の動作について説明する。
すなわち、まず、取引モードが選択されると、CPU2
8はアンド回路132への強制ストップ信号の供給を停
止する。
すると、再びFF回路65のセット出力がアンド回路1
32を介して発振回路6″7に供給され、発振回路67
がイネーブル状態となる。これにより、発振回路67は
発振を開始する。
これにより、上記発振回路67によるクロック(IMH
z)がインバータ回路72を介してFF回路74のクロ
ック入力端およびバ・「ナリカウンタ130のクロック
入力端に供給される。
また、上記バイナリカウンタ130により発振回路67
のクロックが計数され、所定の計数値となった際、その
出力によりFF回路131がセットする。
そして、買物モードにおける取引成立コードを算出する
際、CPU28はFF回路131がセットしているか否
かをセンスすることにより、発振回路67が正常に動作
(発振)しているか否かを判断する。すなわち、FF回
路131がセットしている場合、発振回路67が正常と
判断し、FF回路131がセットしていない場合、発振
回路67が異常と判断する。
この判断の結果、発振回路67が正常の場合、CPU2
8はクロック選択信号として“0“をFF回路77のデ
ータ入力端りに供給する。これにより、FF回路77が
リセットし、FF回路77のリセット出力つまり“1 
“信号がFF回路74のデータ入力端りに供給される。
すると、FF回路74がセットし、このセット出力によ
りナンド回路75のゲートが開く。この結果、発振回路
67によるクロック(I MHZ)は、インバータ回路
72.73、ナンド回路75.80、インバータ回路8
5、およびナンド回路86を順次介してCPU28に出
力される。
これにより、クロック選択信号を“0“とすることによ
り、FF回路74で同期がとられ、時計用クロック(低
速クロック)から高速クロックに切替わり、CPU28
は高速クロックにより動作し、上記取引成立コードの算
出を行なうようになっている。
そのCPU28による取引成立コードの算出の後、CP
O28はクロック選択信号を′1“とすることにより、
FF回路77がセットし、FF回路77のセット出力つ
まり′1“信号がナンド回路79に供給され、ナンド回
路79のゲートが開いている。したがって、時計用クロ
ックが、インバータ回路78、ナンド回路79.80、
インバータ回路85、およびナンド回路86を順次介し
てCPU28に出力される。この結果、時計用クロック
がCPO28に出力される。したかって、CPU28は
FF回路86からの低速クロックにより動作を行なう。
またこのとき、CPU28からの強制ストップ信号がア
ンド回路132に供給されることにより、アンド回路1
32のゲートが閉じられる。これにより、発振回路67
がディセーブル状態となり、発振回路67は発振を停止
する。
なお、上記判断の結果、発振回路67が異常の場合、C
PO28はクロック選択信号“1 “をFF回路77の
データ入力端りに供給したまま、強制ストップ信号をア
ンド回路132に供給する。
これにより、FFFF回路86ら低速クロックが出力さ
れた状態で、発振回路67がディセーブル状態となり、
発振凹路67は発振を停止する。
この結果、再び時計用クロックがCPU28に出力され
る。したがって、CPU2gはFF回路86からの低速
クロックにより動作し、上記取引成立コードの算出を行
なう。
次に、処理を終了し、停止状態(スタンバイ状態)とす
る場合について説明する。すなわち、CPU28は、停
止信号HA L TをFF回路62のクロック入力端c
kに供給する。すると、FF回路62がセットし、この
セット出力がFF回路63のデータ入力端りに供給され
る。そして、CPU28からのマシンサイクル信号M1
により、FF回路63がセットし、FF回路81のデー
タ入力端pに“0“信号が供給される。これにより、F
F回路63のセット出力をFF回路81.83で2パル
ス分送らせた後、ナンド回路86のゲートを閉じること
により、CPU2gへのクロックの出力を停止する。こ
れにより、CPU28を停止状態としている。
上記カレンダ回路331こついて、第8図を用いて詳細
に説明する。すなわち、32.768KH2の発振器′
34の発振出力を分周する1=とにより、1秒ごとの信
号を出力端a、bから出力する分周回路91、この分周
回路91の出力端aからの信号を計数することにより、
10秒ごとに信号を出力するカウンタ92、このカウン
タ92からの信号を計数することにより、60秒つまり
1分ごとに信号を出力するカウンタ93、このカウンタ
93からの信号をπ1数することにより、10分ごとに
信号を出力するカウンタ94、このカウンタ94からの
信号を計数することにより、60分つまり1時間ごとに
信号を出力するカウンタ95、このカウンタ95からの
信号を計数することにより、24時間つまり1日ごとに
信号を出力するカウンタ96、上記分周回路91の出力
端すからの信号を計数することにより、10秒ごとに信
号を出力するカウンタ97、このカウンタ97からの信
号を計数することにより、60秒つまり1分ごとに信号
を出力するカウンタ98、このカウンタ98からの信号
を計数することにより、10分ごとに信号を出力するカ
ウンタ99、このカウンタ99からの信号を計数するこ
とにより、60分つまり1時間ごとに信号を出力するカ
ウンタ100、このカウンタ100からの信号を計数す
ることにより、24時間つまり1日ごとに信号を出力す
るカウンタ101から構成されている。
ここに、上記カウンタ92〜96により秒、分、時を計
数する取引用の時計が構成され、上記カウンタ97〜1
01により秒、分、時を計数する表示用の時計が構成さ
れている。上記カウンタ97〜101の内容つまり計数
値は上記キーボード部12により変更できるようになっ
ており、上記カウンタ92〜96の内容つまり計数値は
上記キーボード部12により変更できないようになって
いる。
また、年月日および曜日は、24時間ごとのカウンタ9
6.101からの信号により、上記CPU2gへH付史
新の割込み要求を出力する。
これにより、CPtJ28はデータメモリ31を用いて
対応するエリアの年月日および曜日を更新する。また、
2つの時計は、第9図に示すように、姑阜となる1秒の
クロックの位相をずらしているため、同時に割込みが発
生しないようになっている。
次に、このような構成において動作@説明する。
まず、カード中休で用いるオフライン機能について説明
する。すなわち、本ICカード]0は、通常、時計のみ
が動作し、CPO28は上述したように、停++1(H
ALT)状態となっている。
この状態では、ICカード10はパワーオンキーとして
のYESキー12hの投入とオンラーrンモードてしか
外部から制御できないようになっている。
これにより、パワーオンキーとしてのYESキー12h
を投入する。すると、キーボードインターフェース38
はキー人力割込み信号をクロック制御回路26に出力す
る。すると、クロック制御回路26から時Ji用ツクロ
ックCPU28に供給され、CPU28の停止(HAL
T)状態が解除される。この後、前述したような起動処
理が行なわれる。
このCPU28の起動後、CPU28は上記カレンダ回
路33内のカウンタ97〜101から表示用時計に対す
る秒、分、時を読出し、またデータメモリ31から表示
用時計に対する年月日および曜日を読出し、指定された
フォーマットに変換し、表示部制御回路35に出力する
。これにより、表示部制御回路35は、内部のキャラク
タジェネレータ(図示しない)を用いて文字パターンに
変換し、表示部ドライバ36を用いて日付、時刻とを交
互に表示部13で表示する。
これにより、動作開始用メツセージとしての日イ・1、
時刻を表示部13で表示する。
そして、CPU28はキーボード部12の全キーを受付
可能として待機する。
また、上記CPU28の起動時に、パンテリチエツク回
路24をアクセスし、バッテリ25の電圧値をチエツク
する。このチエツクの結果、バッテリ25の電圧値が低
下していた場合、CPU28は表示部13でrCALL
  BANKJなどのメツセージを表示し、これ以後の
オフラインでのICカード10の使用を禁止する。
すなわち、上記CP02gの起動時に、CPU28から
エンベロープ信号が供給され、インバータ回路144を
介して半導体スイッチ141.142のベースに供給さ
れる。すると、半導体スイッチ141.142がオンし
、ツェナーダイオード149によって生成される基準電
圧Vrefが差動増幅器145の非反転入力端に印加さ
れる。
また、内部バッテリ25の電圧値VDDを可変抵抗器1
48と抵抗147とで分圧したチエツク電圧VCHが差
動増幅器145の反転入力端に印加される。
これにより、差動増幅器145はチエツク電圧VCHが
基準電圧Vrefよりも小さくなった場合、インバータ
囲路143を介してCPU28に対してバッテリアラー
ム信号を出力する。このバッテリアラーム信号により、
CP02gは表示部13でrCALL  BANKJな
どのメツセージを表示し、操作者に電池が寿命とな7た
ことを知らせ、これ以後のオフラインでのICカード1
0の使用を草止する。
また、差動増幅器145はチエツク電圧Vc11が基準
電圧Vrefよりも大きい場合、バッテリアラーム信号
を出力しない。この場合、次の時刻、H付表示に進む。
なお、上記バッテリチエツク回路24による低下検知動
作は、第1図に示すフローチャートのようになっている
上記日付、時刻の表示状態で、モード選択キーとしての
加算キー12cを投入することにより、順次別のモード
の表示を行なう。これにより、取引モートを表示してい
る際に、YESキー12hが投入されると、そのモード
が選択され、CPU28は表示部13で受付メツセージ
と暗証番号の入力要求を表示する。
また、前述したように、上記取引モードの選択に応じて
、CPU28はクロック制御回路26内の発振回路67
による高速クロックの発振を開始する。
上記暗証番号の入力要求の表示により、カード使用者は
、テンキー12bにより暗証番号を投入する。すると、
CPO28はカードに登録されている正しい暗証番号の
人力か否かをチエツクし、正しい暗証が投入された場合
、次の動作へ移行する。
また、誤った暗証番号の入力を判断した場合、3回まで
のうちに1Fシい番号が人力されれば、ICカード10
内のPINエラーのカウンタはリセットされ、次の動作
へ与る。しかし、3回とも誤って入力された場合、表示
部13にrP[NERRORJが表示され、これ以後、
このモードでの使用は、契約銀行から秘密コードを発行
してもらい、カードのPIN  ERRORを解除する
まで、ICカード10での買物ができなくなる。
このような方法は、カードの安全性を向上させるための
手段である。
上記暗証番号が正しく入力されると、CPU28は取引
モードでの最切のメニューである「買物をしますか?」
が表示部13で表示される。このとき、YB6牛−12
11を投入すると、買物モードとなる。ここで、モード
選択キー12c@投入するごとに取引モード内のメニュ
ーが順次表示部13に表示される。
買物モードに入ると、現在、選択されている通貨単位で
の買物金額の入力要求が表示部13に表示される。この
l、CPU2δは前述したように、クロック制御回路2
6内の高速クロックが正常か否か判断し、高速クロック
が正常の場合、クロック選択信号として“0“信号を出
力する。これにより、クロック制御回路26からCPU
28への駆動クロックを低速クロック(時計用クロック
)から高速クロックへ変更しておく。
また、上記高速クロックが異常の場合、CPU28の駆
動クロックは低速クロックのままとしておく。
上記表示に応じて買物金額をテンキー12 b 1.:
より入力する。すると、CPU28は乱数により取引成
立コードを発生し、その結果と買物額とを表示部13で
交互に表示する。上記取引成立コードの発生が行なわれ
た後、CPU28はクロック制御回路26にクロック選
択信号として“1′信号を出力する。これにより、クロ
ック制御回路26からCPU28への駆動クロックを高
速クロックから低速クロック(時計用クロック)へ戻し
ておく。
この時点でICカード10を店員に渡す。店員は、IC
カード10を受取ると磁気テープリーダ付の端末機(図
示しない)にICカード10をセットする。そして、I
Cカード10のYESキー12hを投入する。すると、
CPU28は従来の磁気テープカードと同様のデータを
磁気発生部材制御回路40を制御することにより、磁気
発生部材14a、14bから、端末機の磁気ヘッドに対
して送出する。端末機がこのデータを正しく受取ると買
物は成立し、このモードは終了する。
また、端末機の無い店では、ICカード10で発生した
取引成立コードを控えたり、ICカード表面のエンボス
文字を指定された伝票にインプリントすることにより、
記録される。
次に、ICカード10を端末機16に挿入することによ
り用いるオンライン機能について説明する。すなわち、
ICカード10を端末機16の挿入口17に挿入する。
すると、ICカード10が受入れられ、端末機16内部
の接続部とICカード10のコンタクト部11が接続さ
れる。これにより、コンタクト部11を介して外部から
の電源電圧クロック、リセットが供給されると、電源制
御回路23は上述したように、電源電圧のレベルをチエ
ツクし、内部バッテリ25による駆動から外部からの電
源電圧の駆動に切替える。また、上記リセットによりリ
セット制御回路22はリセット信号を発生し、CPU2
gを起動する。この際、CPU28は端末機16からの
まクロックを駆動クロックとして用いる。
リセットが解除されると、CPU28は外部クロックで
プログラムROM29の0番地から実行する。ICカー
ド10は0番地からスタートした場合、外部電圧の状態
をチエツクし、外部電圧がオン中で外部電圧の低下を検
出するパワーダウンがセットしていなければ、オンライ
ンモートのプログラムを実j1する。
オンラインモードは、最初にICカード10内で準備し
ているデータ通信の取決め事項を端末機16へ送り、そ
のあと端末機16からの指令を待つ。
端末機16は通信モードを+E ’1lii;に受取る
と、以後、端末機16のアプリケーションにしたがって
、ICカード10に対してデータの要求を行なったり、
データの書換えをおよび新規登録をしたりする。
オンラインモードの終了は、端末機16からの電源電圧
が供給ストップし、ICカード10が排出された時であ
る。
上記したように、常時、内部バッテリの低下を検知する
ものではなく、カードをオフラインで用いる使用開始時
、つまりCPUを起動して時刻、日付表示を行なう前に
1回だけ内部バッテリの低下検知を行なうようにしたも
のである。
これにより、常時、内部バッテリの低下検知を行なうも
のに比して、消費電流を少なくすることがてき、内部バ
ッテリの寿命を延ばすことができる。
また、常時、内部バッテリの低下検知を行なう必要がな
いため、バッテリチエツク回路に十分型δしを流すこと
ができ、内部バッテリの低下検知点をより正確に設定で
きる。
なお、前記実施例では、ICカードを用いたが、これに
限らず、データメモリと制御素子とを有し、選択的に外
部から入出力を行うものであれば良く、形状もカード状
でなく、棒状など他の形状であっCも良い。
[発明の効果〕 以上詳述したようにこの発明によれば、常時、電池の電
圧低下検知を行なわないので、消費電流を少なくするこ
とができ、電池の寿命を延ばすことができる携帯可能媒
体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図はバッテリ低下検知時の動作を説明するためのフロ
ーチャート、第2図はICカードのt2回路の概略構成
を示す図、第3図はICカードの構成を示す平面図、第
4図はICカードを取扱う端末機を示す図、第5図は電
源制御回路の構成例を示す図、第6図は第5図における
要部の動作を説明するためのタイミングチャート、第7
図はクロック制御回路の構成を示す図、第8図はカレン
ダ回路の概略構成ブロック図、第9図は分周回路からの
信号の出力タイミングを示す図、第10図はバッテリチ
エツク回路の構成を示す図である。 10・・・ICカード(携帯可能媒体)、11・・・コ
ンタクト部、12・・・キーボード部、12b・・・テ
ンキー、12c・・・加算キー(モード選択キー)、1
2h・・・イコールキー(パワーオンキー、YESキー
)、13・・・表示部、24・・・バッテリチエツク回
路、25・・・内部バッテリ(電池)、28・・・CP
U (制御素子)。 出願人代理人  弁理士 鈴江武診 ’J:q   l  ニー” 第  3 図 第4図 第5図 第6図 山)−^ :き 1ト ?

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも制御素子と、この制御素子によって制
    御される表示手段とを有する携帯可能媒体において、上
    記制御素子、表示手段に電力を供給する電池と、上記制
    御素子の静止状態を解除する解除手段と、この解除手段
    により上記制御素子の静止状態が解除された際にのみ、
    上記電池の電圧を検知する検知手段と、を具備したこと
    を特徴とする携帯可能媒体。
  2. (2)制御素子が、CPUであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の携帯可能媒体。
  3. (3)静止状態の解除が、使用開始の指示時に行なわれ
    るものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の携帯可能媒体。
  4. (4)上記制御素子は時計回路を有しており、上記静止
    状態の解除が上記表示手段による時刻の表示時に行なわ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の携帯
    可能媒体。
JP62269713A 1987-10-26 1987-10-26 携帯可能媒体 Pending JPH01112350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03182921A (ja) * 1989-12-11 1991-08-08 Sharp Corp 電子装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03182921A (ja) * 1989-12-11 1991-08-08 Sharp Corp 電子装置

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